JP4872409B2 - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、マイクロ波やミリ波等の高周波信号を取り扱う半導体装置の製造方法に関する。
従来、マイクロ波やミリ波等の高周波信号用の受信装置としては、基板上に、アンテナ素子や、増幅回路・検波回路等を構成する各半導体素子を実装したものが知られている。
また、アンテナ素子を増幅回路に接続する方法としては、ワイヤーボンディングによる接続方法が知られている。その他、各半導体素子の実装方法としては、ワイヤーボンディングにより、基板上に、トランジスタやダイオード等の半導体素子を実装する方法や、基板上にバンプを形成し、半導体素子のパッドにバンプを接続して、各半導体素子を基板上に実装する方法が知られている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、マイクロ波やミリ波の高周波信号を取り扱う装置では、ワイヤーやパッド等による寄生インダクタンスや寄生容量の影響が大きく、取り扱う高周波信号の周波数が高くなる程、実装公差が小さくなって、接続部分における高周波信号の反射やロスが大きくなるといった問題があった。
また、実装公差が小さくなると、製品の歩留りが悪化し、製品のコストアップに繋がるといった問題があった。
特開平8−316368号公報
本発明は、こうした問題に鑑みなされたものであり、各素子の接続部分における実装公差の問題を解消し、高い周波数の高周波信号についても、これを高精度に検波可能な装置を製造可能な技術を提供することを目的とする。
かかる目的を達成するため、本発明では、プリント基板上に、各素子をバンプやワイヤーボンディングの手法で実装するのではなく、基板(ウェハー)上に、平面アンテナと、平面アンテナの受信信号を増幅する増幅回路と、検波回路とを一体に形成して、集積化することにより、寄生容量や寄生インダクタンスの問題を解消し、高い周波数の高周波信号についても、これを高精度に検波可能な半導体装置を構成する。
但し、増幅回路を構成するトランジスタと、検波回路を構成するダイオードとは、その構成が異なるため、基板の同一面上に、増幅回路及び検波回路を構成するための半導体層を積層することは基本的にできず、また、仮に同一面上に増幅回路及び検波回路を構成するための半導体層を形成すると、双方の電極間を接続する線路で、従来技術と同じ問題が発生する。
従って、本発明では、基板の第一面に増幅回路を形成し、第一面と対向する基板の第二面(裏面)に検波回路を形成し、これらをキャパシタで接続することにより、寄生容量や寄生インダクタンスの問題を解消する。
即ち、本発明では、基本部材形成工程と、アンテナ増幅回路形成工程と、検波回路形成工程と、を次のように実行することによって、基板の第一面に平面アンテナ及び増幅回路を形成し、基板の第二面に検波回路を形成し、増幅回路と検波回路とを、キャパシタにより電気的に接続してなる高周波信号検波用の半導体装置を製造する。
まず、基本部材形成工程では、基板の第一面に、増幅回路形成用の半導体層を積層し、基板の第一面とは反対側の第二面に、検波回路形成用の半導体層を積層してなる基本部材を形成する。
また、アンテナ増幅回路形成工程では、上記基本部材における基板の第一面に積層された半導体層を加工して、基板の第一面に増幅回路を形成すると共に、増幅回路の出力を検波回路に入力するためのキャパシタ構成部と、高周波信号を受信して受信信号を増幅回路に入力するための平面アンテナと、を基板の第一面に形成する。
その他、検波回路形成工程では、上記基本部材における基板の第二面に積層された半導体層を加工して、基板の第二面に検波回路を形成すると共に、第一面に形成されるキャパシタ構成部と対向してキャパシタを構成するキャパシタ構成部を、基板の第二面に形成する。
このように半導体装置を製造すれば、平面アンテナ、増幅回路、及び、検波回路を、一体に形成して集積化することができ、寄生容量や寄生インダクタンスの問題を解消して、高い周波数の高周波信号についても、これを高精度に検波可能な半導体装置を構成することができる。また、高精度に各素子を実装しなくても済むので、この製造方法によれば、安価に、製品を量産化することができる。
尚、基板の各面に、増幅回路及び検波回路を構成して、これをキャパシタで接続する場合には、基板を薄膜で構成しなければならず、基本部材も薄膜となって、加工がし辛い。従って、基本部材の形成時には、形状維持用の支持基板を最下層に配置し、この支持基板上に、半導体層を積層するとよい。
即ち、基本部材形成工程では、上記基板としての主基板とは別の基板である支持基板を、最下層に配置し、この支持基板上に、増幅回路形成用の半導体層及び検波回路形成用の半導体層を、主基板を挟んで積層し、支持基板と主基板との間に形成された半導体層の加工時には、この支持基板を取り除くと共に、基本部材の支持基板とは反対側に位置する最上層の半導体層の上面に、別の支持基板を構築して、半導体装置を製造するとよい。
この製造方法(請求項2)によれば、主基板の第一面に増幅回路を形成し、第二面に検波回路を形成する工程を、簡単に行うことができる。
また、高周波用の増幅回路に適したトランジスタとしては、InGaAsのチャネル層を有するメサ型の高電子移動度トランジスタ(HEMT:High Electron Mobility Transistor)を挙げることができる。
アンテナ増幅回路形成工程において、増幅回路を構成するトランジスタとして、InGaAsのチャネル層を有するメサ型の高電子移動度トランジスタ(HEMT)を形成すれば、高周波用に適した半導体装置を製造することができる(請求項3)。
また、高周波用の検波回路に適したダイオードとしては、ショットキーバリアダイオードを挙げることができる。
即ち、検波回路形成工程では、基板の第二面に積層された半導体層としてのシリコンドープされたn+型のInGaAs層及びシリコンドープされたn型のInGaAs層を加工し、検波回路を構成するダイオードとして、ショットキーバリアダイオードを形成すると、高周波用に適した半導体装置を製造することができる(請求項4)。
また、基本部材形成工程では、検波回路形成用の半導体層として、InGaAs層を形成し、検波回路形成工程で、イオン注入装置を用いて、この基板の第二面に形成されたInGaAs層に、Si+イオンを注入し、n+型のInGaAs層及びn型のInGaAs層を形成することで、検波回路を構成するダイオードとして、ショットキーバリアダイオードを形成するようにしてもよい(請求項5)。このように検波回路を形成しても、高周波用に適した半導体装置を製造することができる。
以下、本発明の実施例について、図面と共に説明する。
図1は、以下に説明する本実施例の製造方法により製造される半導体装置1の構成を表すブロック図である。以下に説明する製造方法により製造される半導体装置1は、高周波信号受信用の平面アンテナ3の後段に、平面アンテナ3の受信信号を増幅する増幅回路5が形成され、更に、この増幅回路5の後段に、検波回路7が形成されてなる半導体装置である。
この半導体装置1は、例えば、物体が放射する微弱な電波(ミリ波)を検知し、物体を画像化するミリ波イメージング装置の構成部材として用いられる。図1には平面アンテナ3を一つだけ設けた半導体装置を示すが、例えば、この半導体装置を、同一基板上に複数配列するように形成することで、受信回路を備えた上記イメージング装置用のアレーアンテナ装置を構成することができる。
従来では、この受信回路を構成するに際して、平面アンテナ3や、増幅回路5を構成するトランジスタ、検波回路7を構成するダイオードを、バンプやワイヤーボンディングの手法で接続・実装していたが、本実施例では、バンプやワイヤーボンディングの手法で接続・実装するのではなく、同一の基板(ウェハー)上に、これらを一体に形成して、集積化することにより、寄生容量や寄生インダクタンスの問題を解消し、高い周波数の高周波信号についても、これを高精度に検波可能にする。
まず、本実施例の半導体装置1を製造するに当たっては、増幅回路5を構成するメサ型の高電子移動度トランジスタ(HEMT)を形成するための半導体層11と、検波回路を構成するショットキーバリアダイオードを形成するための半導体層13と、を薄膜のInP層15を挟んで積層して、基本部材10を生成する。図2は、基本部材10の生成方法を表す説明図であり、特に下図に、基本部材10の構成を示したものである。
本実施例では、具体的に、図示しないMBE(分子線ビーム結晶成長)装置を用いて、エピタキシャル成長により各半導体層11,13を形成する。
まず、基本部材10の最下層に配置する形状維持用の支持基板17として、InP基板を用意する。そして、MBE装置により、この支持基板17に、シリコンを一様ドープしたInGaAs層11aを20nm、キャリア供給層として機能するシリコンをδドープしたInAlAs層11bを25nm、チャネル層として機能するInGaAs層11cを20nm、バッファ層として機能するInAlAs層11dを100nm、順に形成して、HEMT形成用の半導体層11を形成する。
また、InAlAs層11dの表面に、InP層15を10nm形成する。このInP層15は、本実施例において、HEMT形成用の半導体層11と、ショットキーバリアダイオード形成用の半導体層13とを、エッチング処理時に影響が及ばないように分離するための主基板として機能する。尚、In,Al,Ga,As,P,Si,Au等の記号は、本願明細書において元素記号を表すものとする。
また、このInP層15の形成が完了すると、InP層15の表面に、シリコンを一様ドープしたn+型のInGaAs層13aを1μm、シリコンを一様ドープしたn型のInGaAs層13bを100nm、順に形成することで、ショットキーバリアダイオード形成用の半導体層13を形成する。
本実施例では、このようにして、支持基板17を、最下層に配置し、この支持基板17上に、HEMT形成用の半導体層11及びショットキーバリアダイオード形成用の半導体層13を、InP層15を挟んで積層して、基本部材10を生成する(基本部材形成工程)。
また、この工程を終えると、検波回路形成工程に移行し、ショットキーバリアダイオード20を構成要素に含む検波回路7を形成する。図3は、InP層15の上面(以下、「X面」とする。)に形成される検波回路7の配線パターンを示した図であり、検波回路形成工程終了後におけるX面の配線パターンの態様を示した図である。
検波回路形成工程では、X面に、ショットキーバリアダイオード20を構成するアノード電極21及びカソード電極23と、ショットキーバリアダイオード20の出力信号を取り出すための出力パッド25と、信号線27a及び接地導体27bからなるコプレーナ線路27と、を形成する。また、この工程では、コプレーナ線路27にスタブ27cを設けて、入出力整合回路30を形成する。
図4〜図10は、検波回路形成工程における各手順(第1ステップ〜第19ステップ)を説明した図であり、特に、図4及び図5は、第1ステップ〜第8ステップにおける基本部材の概略A−A’断面を示した図である。
まず、検波回路形成工程の第1ステップでは、ショットキーバリアダイオード20のn型InGaAs層を成形するために、フォトリソグラフィーの手法により、対応領域に、レジストRSを形成する。
また、第1ステップの終了後には、第2ステップに移行し、リン酸と過酸化水素水と水との混合液(50:1:1)を用いてエッチング処理を行い、ショットキーバリアダイオード20のn型InGaAs層を成形する。
また、この後には、レジストRSを剥離し、新たにフォトレジストを塗布して、ショットキーバリアダイオード20のn+型InGaAs層を成形するために、対応領域に、レジストRSを形成する(第3ステップ)。そして、リン酸と過酸化水素水と水との混合液(5:1:1)を用いてエッチング処理を行い、ショットキーバリアダイオード20のn+型InGaAs層を成形する(第4ステップ)。尚、第4ステップで用いられる混合液に対するInPのエッチングレートは、InGaAsに対して十分に遅いため、n+型InGaAs層の下層に位置するInP層15がエッチングストップ層となる。
このようにして、ショットキーバリアダイオード20の原型を形成した後には、レジストRSを剥離し、カソード電極23形成のため、新たに、フォトレジストを塗布して、アルカリ処理を施す(第5ステップ)。そして、カソード電極23を形成する領域のレジストRSを取り除き、リフトオフ加工用のレジストパターンを形成する(第6ステップ)。
また、この処理を終えると、カソード電極23を形成するため、Ni/AuGe等の金属を用いて、金属蒸着を行い、レジストを取り除いたn+型InGaAs層の表面に、蒸着金属によるパターンを形成する(第7ステップ)。この後、レジストRSを剥離して、レジストRS表面に形成された蒸着金属を取り除き、n+型InGaAs層の表面の蒸着金属にアロイ処理を行って、カソード電極23を形成する(第8ステップ)。
また、第8ステップを終了すると、アノード電極21及びコプレーナ線路27を形成するため、基本部材10表面に、新たに、フォトレジストを塗布して、アルカリ処理を施し、更に、アノード電極21及びコプレーナ線路27の接地導体27bを形成する各領域のレジストRSを取り除いて、リフトオフ加工用のレジストパターンを形成する(第9ステップ)。尚、図6〜図8には、第9ステップ〜第15ステップに関する図を示すが、各ステップの左図は、基本部材10の概略A−A’断面図であり、右図は、基本部材10の概略B−B’断面図である。
このようにして、第9ステップを実行した後には、Ti/Pt/Au等の金属を用いて、金属蒸着を行い、レジストRSを取り除いたn型InGaAs層の表面に、アノード電極21を形成し、InP層15の表面に、コプレーナ線路27の接地導体27bを構成する電極部27b’を形成する(第10ステップ)。
また、第10ステップの終了後には、加工した半導体層13の表面保護のため、基本部材10の表面に、パッシベーション膜(SiN膜)FMを形成し(第11ステップ)、この後、ドライエッチング処理によって、アノード電極21及びカソード電極23表面、並びに、コプレーナ線路27の接地導体27bを構成する電極部27b’の表面に被覆されたパッシベーション膜FMを除去し、コンタクトホールCHを形成する(第12ステップ)。
そして、この処理を終えると、Ti/Pt等の金属を用いて、金属蒸着を行い、コンタクトホールCHを通じて、各電極21,23,27b’に接続されたバイアス電極BSを形成する(第13ステップ)。
また、この処理を終えると、図3に示した配線パターンを形成するため、図3に示すパターンとは逆パターンのレジストパターンを形成し、更に、このレジストパターンを形成した基本部材10表面に、メッキ処理を施して、レジストRSが形成されていない領域に、Auによるメッキ層MTを形成する(第14ステップ)。
そして、この処理の終了後には、レジストRSを剥離し、エッチング処理により、レジストRSを剥離した部位に形成されているバイアス電極BSを取り除く処理を行う(第15ステップ)。このようにして、本実施例では、図3に示す検波回路7の配線パターンを形成する。
また、第15ステップを終えると、サイクロテン(BCB)樹脂層RNを、基本部材10の表面に形成する(第16ステップ)。そして、この上層に、出力パッド25に繋がるホールHLを形成するためのレジストパターンを形成し、このレジストパターンの形成後には、ドライエッチング処理を行って、出力パッド25に繋がるホールHLを形成する(第17ステップ)。本実施例では、この処理により、カソード電極23に繋がるメッキ層MTにおいて、カソード電極23とは反対側の端部にショットキーバリアダイオード20の出力信号を取り出すための出力パッド25を形成する。また、第17ステップの終了後には、レジストRSを剥離する処理を行う(第18ステップ)。
このようにして、第18ステップまでの処理を終えると、次には、予め作成しておいた図11に示す支持基板40を、基本部材10のサイクロテン(BCB)樹脂層RNの表面に載置し、この支持基板40を検波回路7側の基本部材10表面に貼り合わせる。この後、基本部材10の上下を反転させる(第19ステップ)。
尚、図9及び図10には、第16ステップ〜第19ステップに関する図を示すが、各ステップの図は、基本部材10の概略A−A’断面図である。また、図11は、上記支持基板40の作成方法を表す説明図である。第19ステップにて基本部材10表面に貼り合わされる支持基板40は、次のように作成される。
即ち、支持基板40の作成に際しては、まずSi基板40aの両面に、ウェットエッチングの障壁とするウェットエッチングマスク膜(SiN膜)40b,40cを形成する。そして、出力パッド25に至るホールHLを形成するため、表面に、レジストRSを形成し、ホールHLに対応する領域のレジストRSを取り除いて、レジストパターンを形成する。また、この処理を終えると、ドライエッチング処理によりホールHLに対応する領域のウェットエッチングマスク膜40bを除去し、更に、レジストRSを剥離して、水酸化カリウム溶液によるウェットエッチング処理を行うことで、Si基板40aにホールHLを形成する。また、この処理後には、ドライエッチング処理により、Si基板40aの裏面に存在するウェットエッチングマスク膜40cを除去し、ウェットエッチングマスク膜40cを除去した面とは反対側の面に、サイクロテン(BCB)樹脂層RNを形成する。
本実施例では、このようにして支持基板40を形成し、この支持基板40のサイクロテン樹脂層RNと、基本部材10のサイクロテン樹脂層RNとを、第19ステップで貼り合わせて、検波回路7を挟んでInP層15と対向する支持基板40を新たに基本部材10に構築する。この第19ステップまでの処理により、InP層15のX面には、アノード電極21及びカソード電極23を備えるショットキーバリアダイオード20、入出力整合回路30を構成するコプレーナ線路27、カソード電極23に繋がる出力パッド25が構築される。
また、このようにして、検波回路形成工程を終えると、次には、アンテナ増幅回路形成工程に移行する。図12は、InP層15の上記X面とは反対側の面であるY面に形成される平面アンテナ3及び増幅回路5の配線パターンを表す図であり、アンテナ増幅回路形成工程終了後におけるY面の配線パターンの態様を示した図である。
アンテナ増幅回路形成工程では、Y面に、平面アンテナ(マイクロストリップアンテナ)3を構成するストリップ導体3a及び接地導体3bをポリイミド誘電体層3cを挟んで形成すると共に、HEMT50を構成するゲート電極51及びソース電極53並びにドレイン電極55と、平面アンテナ3のストリップ導体3aからゲート電極51に繋がる線路であってスタブ57aにより入出力整合回路59を構成する線路57と、検波回路7を構成するコプレーナ線路27の信号線27a端部と対向してキャパシタ60を構成する線路であってドレイン電極55に接続されスタブ61aにより入出力整合回路63を構成する線路61と、を形成する。
図13〜図21は、アンテナ増幅回路形成工程における各手順(第1ステップ〜第13ステップ)を説明した図である。特に、図13〜図16は、アンテナ増幅回路形成工程の第1ステップ〜第8ステップに関する説明図であり、各ステップにおける基本部材10の概略C−C’断面図を示したものである。
まず、アンテナ増幅回路形成工程における第1ステップでは、基本部材形成工程にて最下層に配置した支持基板17を、研磨と塩酸によるウェットエッチングによって除去することで、シリコンドープされたInGaAs層11aを露出させ、この露出させたInGaAs層11aの上面におけるHEMT50の形成領域にレジストRSを形成する。そして、リン酸と過酸化水素水と水の混合液(50:1:1)によりメサエッチング処理を行い、HEMT50の原型を形成する(第2ステップ)。
尚、アンテナ増幅回路形成工程における第2ステップにおいては、混合液に対するInPのエッチングレートが、上層のInAlAsに対して十分に遅いため、バッファ層として機能するInAlAs層13dの下層に位置するInP層15がエッチングストップ層となり、HEMT50を構成するシリコンドープされたInGaAs層11a、キャリア供給層としてのシリコンδドープされたInAlAs層11b、チャネル層としてのInGaAs層11c、及び、バッファ層としてのInAlAs層11dが成形される。
また、第2ステップを終了すると、レジストRSを剥離し、ソース電極53及びドレイン電極55並びに平面アンテナ3の接地導体3bを形成するため、対応領域のレジストRSを取り除いたリフトオフ加工用のレジストパターンを形成し、このレジストパターン上に金属蒸着を行うことで、対応領域に、ソース電極53及びドレイン電極55並びに平面アンテナ3の接地導体3bを形成する。そしてレジストRSを剥離する(第3ステップ)。
また、第3ステップを終了すると、ゲート電極51を形成するために、新たに、基本部材10表面に、フォトレジストを塗布して、アルカリ処理を行い、ゲート電極51を形成する領域のレジストRSを取り除いて、レジストパターンを形成する(第4ステップ)。そして、クエン酸と過酸化水素水とアンモニア水の混合液により、リセスエッチング処理を行い、ソース電極53及びドレイン電極55に挟まれたInGaAs層11aを除去して、リセス構造を形成する(第5ステップ)。
このようにして、第5ステップを実行した後には、Ti/Pt/Au等の金属を用いて、金属蒸着を行い、レジストRSを取り除いたリセス構造の部位からInP層15の表面に繋がるゲート電極51を形成する(第6ステップ)。尚、図15では、ゲート電極51がリセス構造部位と、InP層15の表面部位とで分離して表されているが、図12に示すように、これらの部位は、断面図では図示しない領域を通じて一体に形成されている。
また、この第6ステップの終了後には、基本部材10表面のレジストRSを剥離して(第7ステップ)、新たに、半導体の表面保護のために、パッシベーション膜(SiN膜)FMを形成する(第8ステップ)。
そして、ドライエッチング処理によって、ソース電極53及びドレイン電極55表面を被覆するパッシベーション膜FMと、ゲート電極51の内、InP層15表面に形成された部位の表面を被覆するパッシベーション膜FMと、を除去し、コンタクトホールCHを形成すると共に、平面アンテナ3の接地導体3bの一部領域のパッシベーション膜FMを除去して、この部位にもコンタクトホールCHを形成する。
また、これらのコンタクトホールCHの形成時には、検波回路7を構成するコプレーナ線路27の接地導体27bと、平面アンテナ3の接地導体3bとを接続するためのビアホールVHを形成するため、ビアホールVHの形成部位に対応するパッシベーション膜FMを、ドライエッチング処理によって除去する(第9ステップ)。尚、図17〜図21は、アンテナ増幅回路形成工程における第9ステップから第13ステップに関する説明図であるが、各図には、対応ステップにおけるC−C’断面図を上図に示し、同ステップにおけるD−D’断面図を下図に示す。
また、この処理の後には、パッシベーション膜FMを、ウェットエッチングマスク膜として機能させ、塩酸を用いたウェットエッチング処理により、InP層15をエッチング処理して、コプレーナ線路27の接地導体27bに繋がるビアホールVH形成用のホールHLを形成する。また、平面アンテナ3のストリップ導体3aと接地導体3bとの間に配置する誘導体として、ポリイミド誘電体層3cを、図12に点線で囲む部位に形成する(第10ステップ)。
そして、第10ステップの終了後には、Ti/Pt等の金属を用いて、金属蒸着を行い、コンタクトホールCHを通じて、ソース電極53、ドレイン電極55、ゲート電極51、及び、平面アンテナ3の接地導体3bに接続されるバイアス電極BSを形成すると共に、検波回路7を構成するコプレーナ線路27の接地導体27bに繋がるビアホールVHを形成する(第11ステップ)。
このようにして、第11ステップまでを終了すると、次には、平面アンテナ3のストリップ導体3a及び線路57,61等をAuメッキにて形成するために、図12に示す配線パターンに対応するレジストパターンを形成する。尚、図12に示すリセス構造部位のゲート電極51、及び、ポリイミド誘電体層3cに被覆された領域の接地導体3bは、表面に露出されない配線パターンであるため、ここで形成するレジストパターンは、平面アンテナ3のストリップ導体3a、このストリップ導体3aからInP層15表面のゲート電極51までの線路57、ソース電極53、ドレイン電極55、ドレイン電極55から検波回路7のコプレーナ線路信号線27a端部に対向する領域までの線路61、及び、接地導体3bに接続されたバイアス電極BSを、メッキ処理するためのものとなる。
また、レジストパターンを形成した後には、基本部材10表面に、メッキ処理を施して、レジストRSが形成されていない領域に、Auによるメッキ層MTを形成する(第12ステップ)。
そして、この処理後には、レジストRSを剥離し、エッチング処理により、レジストRSを剥離した部位に形成されているバイアス電極BSを取り除く処理を行う(第13ステップ)。このようにして、本実施例では、図12に示す配線パターンを形成する。
即ち、以上の処理により、図21に示す構成の半導体装置1、換言すれば、InP層15のY面側に、平面アンテナ3と、HEMT50で構成される増幅回路5と、を有し、InP層15のX面側に、ショットキーバリアダイオード20で構成される検波回路7を有し、増幅回路5と検波回路7とがキャパシタ60により電気的に接続されてなる半導体装置1を完成させる。
この半導体装置1では、平面アンテナ3により高周波信号が受信されると、この受信信号が入出力整合回路57を介して、HEMT50に伝達される。また、HEMT50により増幅された受信信号は、キャパシタ60を通じて、ショットキーバリアダイオード20のアノード電極21に入力される。そして、ショットキーバリアダイオード20のカソード電極23から出力される信号は、出力パッド25を通じて外部装置に伝達される。
以上、半導体装置1の構成及び製造方法について説明したが、本実施例のように、平面アンテナ3、増幅回路5、及び、検波回路7を集積化して半導体装置1を製造すれば、平面アンテナ3、増幅回路5、及び、検波回路7を夫々、ワイヤーボンディングの手法や、バンプにより基板等に接続する必要がなく、接続部分に発生する寄生容量や寄生インダクタンスの問題を解消することができる。従って、本実施例によれば、高い周波数の高周波信号についても、これを高精度に検波可能な半導体装置1を構成することができる。また、高精度に各素子を実装しなくても済むので、安価に、製品(受信装置や上述したイメージング装置等)を量産化することができる。
特に、本実施例では、HEMT50及びショットキーバリアダイオード20を構成する半導体層11,13の構成の相違によって発生する問題を解消するために、基板(InP層15)の片面にHEMT形成用の半導体層11を形成し、その反対側の面に、ショットキーバリアダイオード形成用の半導体層13を形成した。そして、この半導体層11,13をエピタキシャル成長させるに際して、支持基板17を最下層に配置し、HEMT50の各半導体層11を、通常の積層順とは反対の順序で形成し、その後にInP層15を形成して、InP層15を挟んで、HEMT50及びショットキーバリアダイオード20の各半導体層11,13を形成するようにした。本実施例では、このように基本部材10を形成しているので、薄層のInP層15の両面に、HEMT50及びショットキーバリアダイオード20を簡単に加工して作成することができる。
尚、本実施例の増幅回路5は、「特許請求の範囲」に記載の増幅回路及びキャパシタ構成部に対応し、本実施例の検波回路7は、「特許請求の範囲」に記載の検波回路及びキャパシタ構成部に対応する。
また、本発明は、上記実施例に限定されるものではなく、種々の態様を採ることができる。
例えば、上記実施例では、基本部材作成工程にて、予めショットキーバリアダイオード形成用の半導体層13として、n+型のInGaAs層13aと、n型のInGaAs層13bを形成するようにしたが、InP層15の上面に、n+型のInGaAs層13aと、n型のInGaAs層13bを積層するのではなく、シリコンドープされていないInGaAs層を形成し、後に、イオン注入装置にて、Si+イオンを、そのInGaAs層に注入することで、ショットキーバリアダイオードを形成してもよい。
図22は、イオン注入装置にて、Si+イオンをInGaAs層に注入することで、ショットキーバリアダイオードを形成した場合における基本部材10の断面構造の一例を示した図である。
イオン注入装置を用いて、ショットキーバリアダイオード20’を形成する場合には、例えば、次のように検波回路形成工程を行えば良い。
まず、n+型のInGaAs層と、n型のInGaAs層を適切な位置に形成するために、基本部材10’の表面に、金属膜の蒸着によって、アライメントマークを形成し、その後、このアライメントマークを参考に、イオン注入装置によって、質量数28のSi+イオンを、基本部材10’最上層のInGaAs層13’に注入し、このInGaAs層13’の一部領域に、n型のInGaAs層13b’を形成する。また、アライメントマークを参考にして、このn型のInGaAs層13b’の隣接位置に、質量数28のSi+イオンを注入し、n+型のInGaAs層13a’を形成する。また、イオン注入したSi+イオンを活性化させるために、活性化アニール処理を行う。
また、この処理後には、InGaAs層13’を成形するため、リン酸と過酸化水素水と水との混合液(50:1:1)によって、メサエッチング処理を行い、メサ型のInGaAs層13’を形成した後には、基本部材10’表面にパッシベーション膜(SiN膜)FMを形成する。
そして、アノード電極21’及びカソード電極23’の形成部位のパッシベーション膜FMをドライエッチング処理によって除去し、この部位に、リフトオフ加工によって、アノード電極21’及びカソード電極23’を形成する。
また、この処理後には、二層目のパッシベーション膜FMを形成し、先に形成したアノード電極21’及びカソード電極23’の端部領域のパッシベーション膜FMをドライエッチング処理によって除去し、この領域にコンタクトホールCHを形成する。
そして、出力パッド25’の形成部位からコンタクトホールCHを通じてカソード電極23’に延びる線路を形成する共に、増幅回路5のキャパシタ構成部と対向する部位からコンタクトホールCHを通じて、アノード電極21’に延びる線路を形成し、その後、Auメッキ処理によって、出力パッド25’を形成する。
また、この後には、サイクロテン樹脂層RNを、基本部材10’表面に形成して、上述した検波回路形成工程の第16ステップから第19ステップまでの処理と同様の処理を行い、検波回路形成工程を終了する。
このように検波回路形成工程を実行しても、ショットキーバリアダイオード20’にて構成される検波回路を形成することができ、高周波用に適した検波回路7を、平面アンテナ3及び増幅回路5と一体に形成することができる。
本実施例の半導体装置1の概略構成を表すブロック図である。 基本部材10の生成方法を表す説明図である。 検波回路7の配線パターンを表す図である。 検波回路形成工程第1〜第4ステップでの基本部材概略A−A’断面図である。 検波回路形成工程第5〜第8ステップでの基本部材概略A−A’断面図である。 検波回路形成工程第9〜第11ステップでの基本部材概略A−A’断面図(左図)及び概略B−B’断面図(右図)である。 検波回路形成工程第12〜第13ステップでの基本部材概略A−A’断面図(左図)及び概略B−B’断面図(右図)である。 検波回路形成工程第14〜第15ステップでの基本部材概略A−A’断面図(左図)及び概略B−B’断面図(右図)である。 検波回路形成工程第16〜第18ステップでの基本部材概略A−A’断面図である。 検波回路形成工程第19ステップでの基本部材概略A−A’断面図である。 検波回路7側の基本部材10表面に貼り合わされる支持基板40の作成方法を表す説明図である。 平面アンテナ3及び増幅回路5の配線パターンを表す図である。 アンテナ増幅回路形成工程第1〜第2ステップでの基本部材概略C−C’断面図である。 アンテナ増幅回路形成工程第3〜第4ステップでの基本部材概略C−C’断面図である。 アンテナ増幅回路形成工程第5〜第6ステップでの基本部材概略C−C’断面図である。 アンテナ増幅回路形成工程第7〜第8ステップでの基本部材概略C−C’断面図である。 アンテナ増幅回路形成工程第9ステップでの基本部材概略C−C’断面図(上図)及び概略D−D’断面図(下図)である。 アンテナ増幅回路形成工程第10ステップでの基本部材概略C−C’断面図(上図)及び概略D−D’断面図(下図)である。 アンテナ増幅回路形成工程第11ステップでの基本部材概略C−C’断面図(上図)及び概略D−D’断面図(下図)である。 アンテナ増幅回路形成工程第12ステップでの基本部材概略C−C’断面図(上図)及び概略D−D’断面図(下図)である。 アンテナ増幅回路形成工程第13ステップでの基本部材概略C−C’断面図(上図)及び概略D−D’断面図(下図)である。 変形例の検波回路形成工程に関する説明図である。
符号の説明
1…半導体装置、3…平面アンテナ、3a…ストリップ導体、3b…接地導体、3c…ポリイミド誘電体層、5…増幅回路、7…検波回路、10…基本部材、11,13…半導体層、15…InP層、17,40…支持基板、20…ショットキーバリアダイオード、21…アノード電極、23…カソード電極、25…出力パッド、27…コプレーナ線路、30,59,63…入出力整合回路、51…ゲート電極、53…ソース電極、55…ドレイン電極、57,61…線路、60…キャパシタ、BS…バイアス電極、CH…コンタクトホール、FM…パッシベーション膜、HL…ホール、MT…メッキ層、RN…サイクロテン樹脂層、RS…レジスト、VH…ビアホール

Claims (5)

  1. 高周波信号検波用の半導体装置の製造方法であって、
    基板の第一面に、増幅回路形成用の半導体層を積層し、前記基板の第一面とは反対側の第二面に、検波回路形成用の半導体層を積層してなる基本部材を形成する基本部材形成工程と、
    前記基本部材における基板の第一面に積層された半導体層を加工して、前記基板の第一面に増幅回路を形成すると共に、前記増幅回路の出力を検波回路に入力するためのキャパシタ構成部と、高周波信号を受信して受信信号を前記増幅回路に入力するための平面アンテナと、を前記第一面に形成するアンテナ増幅回路形成工程と、
    前記基板の第二面に積層された半導体層を加工して、前記基板の第二面に検波回路を形成すると共に、前記第一面に形成されるキャパシタ構成部と対向してキャパシタを構成するキャパシタ構成部を、前記第二面に形成する検波回路形成工程と、
    を有し、前記各工程により、基板の第一面に平面アンテナ及び増幅回路を形成し、基板の第二面に検波回路を形成し、増幅回路と検波回路とを、キャパシタにより電気的に接続してなる半導体装置を製造することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 前記基本部材形成工程では、前記基板としての主基板とは別の基板である支持基板を、最下層に配置し、この支持基板上に、前記増幅回路形成用の半導体層及び検波回路形成用の半導体層を、前記主基板を挟んで積層し、
    前記支持基板と前記主基板との間に形成された半導体層の加工時には、前記支持基板を取り除くと共に、前記基本部材の支持基板とは反対側に位置する最上層の半導体層の上面に、別の支持基板を構築して、前記半導体装置を製造することを特徴とする請求項1記載の半導体装置の製造方法。
  3. 前記アンテナ増幅回路形成工程では、前記増幅回路を構成するトランジスタとして、InGaAsのチャネル層を有するメサ型の高電子移動度トランジスタ(HEMT:High Electron Mobility Transistor)を形成することを特徴とする請求項1又は請求項2記載の半導体装置の製造方法。
  4. 前記検波回路形成工程では、前記基板の第二面に積層された半導体層としてのシリコンドープされたn+型のInGaAs層及びシリコンドープされたn型のInGaAs層を加工し、前記検波回路を構成するダイオードとして、ショットキーバリアダイオードを形成することを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の半導体装置の製造方法。
  5. 前記検波回路形成工程では、イオン注入装置を用いて、前記基板の第二面に形成された半導体層としてのInGaAs層に、Si+イオンを注入することで、n+型のInGaAs層及びn型のInGaAs層を形成し、前記検波回路を構成するダイオードとして、ショットキーバリアダイオードを形成することを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の半導体装置の製造方法。
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