JP4869745B2 - 俯角算出装置、俯角算出方法、俯角算出プログラムおよび画像処理装置 - Google Patents
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Description
まず最初に、図1を用いて、実施例1に係る車両制御装置の概要および特徴を説明する。図1は、実施例1に係る車両制御装置の概要および特徴を説明するための図である。
次に、図3を用いて、実施例1に係る車両制御装置を適用した車両の構成を説明する。図3は、実施例1に係る車両制御装置を適用した車両の構成を示すブロック図である。同図に示すように、この車両は次のような構成を有している。すなわち、この車両は、撮像装置(単眼カメラ)10と、ナビ部11、前処理部12と、車内通知部13と、画像処理装置20とから構成される。
続いて、図4を用いて、実施例1に係る車両制御装置の処理の流れを説明する。図4は、実施例1に係る車両制御装置の処理の流れを示すフローチャートである。なお、以下に説明する処理は、車両制御装置の動作中に繰り返し実行される。
上述してきたように、実施例1によれば、この車両制御装置は、車載のカメラ(例えば、単眼カメラやステレオカメラ)で撮像された複数の画像のうち、現画像とその現画像の直前に入力された直前画像とに基づいて、現画像内および直前画像内に映し出されている対象物(例えば、画像内の電柱や道路標識などの構造物や歩行者など)のシフト量を算出し、取得したシフト量に基づいて単眼カメラの俯角を算出するので、車載のカメラで撮像された画像内に道路白線等の平行線が映し出されていない場合であっても、車載のカメラの俯角を算出することが可能となる。
上記の実施例1おいて、画像シフト位置検出部は、車両の水平方向の移動量の情報(例えば、操舵角やヨーレート)を取得して、画像のシフト位置を水平方向に補正して検出するようにしてもよい。例えば、直前画像において物体認識を行ってターゲットとなる対象物(例えば、木など)を記憶しておき、図5に例示するように、車両の水平方向の移動量だけ対象物を元に戻す補正をしてからシフト位置を検出する。
また、上記の実施例1において、画像シフト位置検出部は、画像位置検出部現画像および直前画像の外側の重みを高く、中央の重みを低くして画像のシフト位置を検出するようにしてもよい。例えば、図6に例示するように、木などの静止物体が画像内に映し出される可能性の高い画像の外側の重みを高く、人などの移動物体が画像内に映し出される可能性の高い画像の中央の重みを低くして、画像のシフト位置を検出する。
上記の実施例1では、画像から画像消失点が取得できなかった場合には、現画像および直前画像のシフト量に基づいて、車載のカメラの俯角を算出する場合を説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、常に現画像および直前画像のシフト量に基づいて、車載のカメラの俯角を算出するようにしてもよい。例えば、車両に単眼カメラを取り付ける際の取り付け角に基づく単眼カメラの最初の俯角を俯角記憶部に記憶させておき、現画像および直前画像のシフト量に基づいて算出された俯角の変化量を、この俯角記憶部に記憶されている単眼カメラの最初の俯角に加算することによって、単眼カメラの俯角を算出する。
また、上記の実施例において説明した各処理のうち、自動的におこなわれるものとして説明した処理の全部または一部を手動的におこなうこともでき、あるいは、手動的におこなわれるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的におこなうこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
11 ナビ部
12 前処理部
13 車内通知部
20 画像処理装置
21 記憶部
21a 画像記憶部
21b 俯角記憶部
22 制御部
22a 画像取得部
22b 画像消失点取得部
22c 画像シフト位置検出部
22d シフト量算出部
22e 俯角算出部
22f 距離算出部
23 報知制御部
24 車両制御部
Claims (8)
- 車載のカメラで撮像された複数の画像から当該カメラの俯角を算出する俯角算出装置において、
前記複数の画像のうち、現に入力されている現画像と当該現画像の前に入力された前画像とに基づいて、当該現画像内および当該前画像内に映し出されている特定の対象物の垂直方向のシフト量を算出するシフト量算出手段と、
前記シフト量算出手段により算出された前記対象物のシフト量を前記画像における消失点の俯角変動量とみなして前記カメラの俯角を算出する俯角算出手段と、
を備えたことを特徴とする俯角算出装置。 - 前記現画像および前記前画像を重ね合わせて、両画像を垂直方向および水平方向にシフトさせ、当該両画像の間で最も相関が高くなるシフト位置を検出するシフト位置検出手段をさらに備え、
前記シフト量算出手段は、前記シフト位置検出手段により検出されたシフト位置に基づいて、前記対象物のシフト量を算出することを特徴とする請求項1に記載の俯角算出装置。 - 車両の水平方向の移動量の情報を取得する情報取得手段をさらに備え、
前記シフト位置検出手段は、前記情報取得手段により取得された前記車両の水平方向の移動量の情報に基づいて、前記シフト位置を水平方向に補正して検出することを特徴とする請求項2に記載の俯角算出装置。 - 前記シフト位置検出手段は、前記現画像および前記前画像の中央を低く、外側を高く重み付けした上で、前記両画像の間で最も相関が高くなる前記シフト位置を検出することを特徴とする請求項2または3に記載の俯角算出装置。
- 前記カメラで撮像された画像内の平行線から画像消失点を取得する画像消失点取得手段をさらに備え、
前記俯角算出手段は、前記画像消失点取得手段により画像消失点が取得された場合には、前記シフト量算出手段により算出された前記対象物のシフト量ではなく、当該画像消失点に基づいて前記カメラの俯角を算出することを特徴とする請求項1に記載の俯角算出装置。 - 車載のカメラで撮像された複数の画像から当該カメラの俯角を算出する俯角算出方法において、
前記複数の画像のうち、現に入力されている現画像と当該現画像の前に入力された前画像とに基づいて、当該現画像内および当該前画像内に映し出されている特定の対象物の垂直方向のシフト量を算出するシフト量算出工程と、
前記シフト量算出工程により算出された前記対象物のシフト量を前記画像における消失点の俯角変動量とみなして前記カメラの俯角を算出する俯角算出工程と、
を含んだことを特徴とする俯角算出方法。 - 車載のカメラで撮像された複数の画像から当該カメラの俯角を算出する方法をコンピュータに実行させる俯角算出プログラムにおいて、
前記複数の画像のうち、現に入力されている現画像と当該現画像の前に入力された前画像とに基づいて、当該現画像内および当該前画像内に映し出されている特定の対象物の垂直方向のシフト量を算出するシフト量算出手順と、
前記シフト量算出手順により算出された前記対象物のシフト量を前記画像における消失点の俯角変動量とみなして前記カメラの俯角を算出する俯角算出手順と、
をコンピュータに実行させることを特徴とする俯角算出プログラム。 - 車載のカメラで撮像された複数の画像から当該カメラの俯角を算出し、当該俯角を用いて画像処理を行う画像処理装置において、
前記複数の画像のうち、現に入力されている現画像と当該現画像の前に入力された前画像とに基づいて、当該現画像内および当該前画像内に映し出されている特定の対象物の垂直方向のシフト量を算出するシフト量算出手段と、
前記シフト量算出手段により算出された前記対象物のシフト量を前記画像における消失点の俯角変動量とみなして前記カメラの俯角を算出する俯角算出手段と、
前記俯角算出手段により算出された前記カメラの俯角を用いて、前記カメラで撮像された候補物体までの距離を補正する距離補正手段と、
を備えたことを特徴とする画像処理装置。
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