JP4869280B2 - 図面管理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、CADにより作成された図面データを管理する図面管理装置、特に系統図が複数存在し、系統図間の呼び合いの情報を有する図面データを管理する図面管理装置に関するものである。
CADにより図面データを作成する際、系統図が複数存在し、系統図間の論理的な接続を表すために呼び合いの情報を構成する場合がある。従来は、呼び合いの情報を有する系統図間の整合性を検証する際、複数の系統図を参照しながら手作業で呼び合いの情報を探す必要があり、手間および時間がかかっていた。
そこで、系統図間の論理的な接続を表す呼び合いの情報をデータベース化して、系統図間の接続関係を検索できる図面管理装置が下記特許文献1に開示されている。この図面管理装置は、図面データから呼び合いの情報を抽出する呼び合い抽出手段と、呼び合いの情報を呼び合い情報データベースに登録する呼び合い登録手段と、呼び合い情報データベースから呼び合いを検索する呼び合い検索手段と、を備える。この図面管理装置により、複数の系統図にまたがる隔離設定を容易に行うことを可能にする。
特開2001−175664号公報
設計段階では図面はたびたび改訂され、図面間の接続関係が変化することがある。これにより、図面間の論理的な接続を表す呼び合いの情報も削除・追加・変更されることがある。このように図面間の接続関係が変化した際に、設計者の入力漏れや入力間違いなどにより、呼び合いが不整合になることがあり、呼び合いの情報を有する系統図間の整合性を検証する必要がある。
しかしながら、上記特許文献1に開示されている図面管理装置は、図面の改訂に際して行われる呼び合いの整合性の検証が支援されておらず、手作業により整合性の検証を行わなければならないという問題があった。
そこで本発明はかかる問題を解決するためになされたものであり、図面が改訂した場合であっても、呼び合いの情報を有する図面間の整合性の検証を支援する図面管理装置を得ることを目的とする。
本発明における図面管理装置は、図面データと、前記図面データと他の図面データとの間の論理的な接続を表す呼び合いの情報と、の関係を表す情報をデータベース化して前記図面データを管理する図面管理装置であって、入力した前記図面データが有する前記呼び合いの情報を抽出する呼び合い抽出手段と、抽出された前記呼び合いの情報を前記データベースに登録する呼び合い登録手段と、前記呼び合い抽出手段が抽出した前記呼び合いの情報と、前記データベースに登録されている前記呼び合いの情報と、の一致・不一致を照合することにより整合性の検証が必要な呼び合いの情報を検出する要検証呼び合い検出手段と、前記要検証呼び合い検出手段が検出した呼び合いの情報を有する前記図面データを表示する図面表示手段と、を備える。
本発明の図面管理装置によれば、図面データの改訂などで整合性の検証が必要な呼び合いの情報を検出することで、その検証が必要な呼び合いの情報を有する図面データを表示し、呼び合いの整合性の検証を支援することを可能にする。
<実施の形態1>
図1は、本発明における図面管理装置1が実装されるコンピュータ10の構成を示した図である。コンピュータ10は、CPU11、メモリ12、キーボード13、マウス14、モニタ15を備え、それらがバス16を介して接続されている。本発明における図面管理装置1は、メモリ12上に実装される。図面管理装置1は、入力した図面データと、この図面データと他の図面データとの間の論理的な接続を表す呼び合いの情報と、の関係を表す情報をデータベース化して図面データを管理する装置である。
図2は、本実施の形態における図面管理装置1の構成を示した図である。図面管理装置1は、入力した図面データ2から図面間の論理的な接続を表す呼び合いの情報を抽出する呼び合い抽出手段3、呼び合い抽出手段3が抽出した呼び合いの情報を呼び合いデータベース5に登録する呼び合い登録手段4、呼び合い抽出手段3が抽出した呼び合いの情報と呼び合いデータベース5に登録されている呼び合いの情報と、の一致・不一致を照合することにより、整合性の検証が必要な呼び合いの情報を検出する要検証呼び合い検出手段6、要検証呼び合い検出手段6が検出した呼び合いの情報を有する図面データ2をモニタ15に表示する図面表示手段7、を備える。ここで、呼び合いデータベース5の呼び合いの情報は、呼び合い抽出手段3により抽出され、呼び合い登録手段4によって登録されると説明したが、手作業により登録するなど別手段で行っても良い。したがって、図面管理装置1は、呼び合い登録手段4が無くても構成することができる。
また、要検証呼び合い検出手段6は、呼び合い抽出手段3が抽出した呼び合い情報のうち、呼び合いデータベース5に登録されている呼び合い情報を検出する第1の検出手段6aと、入力した図面データ2に対応する、呼び合いデータベース5に登録されている同じ図面番号の呼び合いの情報のうち、入力した図面データ2が有していない呼び合いの情報で、かつ呼び合いデータベース5に登録されている呼び合いの情報を検出する第2の検出手段6bと、を備える。
また、要検証呼び合い検出手段6は、第1の検出手段6aおよび第2の検出手段6bが検出した呼び合いの情報を記憶する要検証呼び合いリスト(記憶手段)6cを備える。
図3は、本実施の形態の図面管理装置1の動作を示したフローチャートである。以下に、図面データ2を入力したときの図面管理装置1の動作について説明する。要呼び合い検出手段6は、上述したように第1の検出手段6aと第2の検出手段6bを有しており、始めに第1の検出手段6aの処理を行う。まず、入力した図面データ2から呼び合い抽出手段3により呼び合いの情報を抽出する(S−1)。その結果、図面データ2からm個の呼び合いの情報が抽出される。この呼び合いの情報のそれぞれを呼び合いAとする。
次に、要検証呼び合い検出手段6は、呼び合いAが有する呼び合い番号が呼び合いデータベース5に登録済みかどうかを検査する(S−2)。登録済みの場合、要検証呼び合い検出手段6は、その呼び合い番号をキーに呼び合いデータベース5を検索し、登録済みの呼び合いの情報を検出し(S−3)、検出した呼び合いの情報を要検証呼び合いリスト6cに追加する(S−4)。また、S−2で未登録と判断した場合、S−3,S−4は実行しない。
次に、呼び合い登録手段4は、入力した図面データ2と、図面データから抽出した呼び合いの情報との関係を呼び合いデータベース5に追加する(S−5)。図面管理装置1は、S−1からS−5の処理を呼び合いAが有する呼び合いの情報分、すなわちm回繰り返す。以上の処理により、入力した図面データ2の有する呼び合いの情報(呼び合いA)のうち、追加された呼び合いと同じ呼び合い番号の呼び合いの情報を要検証呼び合いリスト6cに登録することが出来る。
次に、要呼び合い検出手段6は、第2の検出手段6bの処理を行う。まず、要検証呼び合い検出手段6は、入力した図面データ2に対応する、呼び合いデータベース5に登録されている同じ図面番号の呼び合いの情報を検出する(S−6)。その結果、n個の呼び合いの情報が検出される。この呼び合い情報のそれぞれを呼び合いBとする。
要検証呼び合い検出手段6は、呼び合いBが有する呼び合い番号を入力した図面データ2が有するか、すなわちS−1で抽出されたm個の呼び合いの情報(呼び合いA)に含まれているかどうかを検査する(S−7)。入力した図面データ2がこの呼び合いの情報を有していない場合、要検証呼び合い検出手段6は、その呼び合い番号をキーに呼び合いデータベース5を検索し、登録済みの呼び合いの情報を検出し(S−8)、検出した呼び合いの情報を要検証呼び合いリスト6cに追加する(S−9)。
呼び合い登録手段4は、S−7で検査した呼び合いの情報のうち、入力した図面データ2が有していない呼び合いの情報を呼び合いデータベース5から削除する(S−10)。また、S−7にて、S−6で抽出した呼び合いの情報が図面データ2にある場合、S−8からS−10は実行しない。また、S−8にて、呼び合いデータベース5から登録済みの呼び合いの情報を検出しないときは、S−9は実行しない。図面管理装置1はS−7からS−10の処理を呼び合いBが有する呼び合いの情報分、すなわちn回繰り返す。以上の処理により、入力した図面データ2の有する呼び合いの情報のうち、削除された呼び合いと同じ呼び合い番号の呼び合いの情報を要検証呼び合いリスト6cに登録することができる。
次に、図面表示手段7は、S−4、S−9により要検証呼び合いリスト6cに含まれる呼び合いの情報を有する図面データをモニタ15に表示し、設計者に整合性の検証を促す(S−11)。S−11にて、整合性を検証する必要がある図面データが複数ある場合は、キーボード13やマウス14の押下によりモニタ15に表示する図面データを順次切り替えて表示しても良いし、図面データの表示サイズを縮小して一度に表示しても良い。
次に、図4から図7を参照して、図面データ2と呼び合いの情報との関係を呼び合いデータベース5に新規に登録する際、および呼び合いの情報が削除,追加,変更された図面データを入力する際の図面管理装置1の詳細な動作について以下に説明する。
図4は、図面データ2と呼び合いの情報との関係を呼び合いデータベース5に新規に登録する際の図面管理装置1の動作を模式的に示した図である。図に示すように、入力した図面データZ1と図面データZ2はそれぞれ呼び合いの情報Y1を有しており、図面データZ1と図面データZ2は論理的に接続している。呼び合い抽出手段3は、入力した図面データZ1から呼び合いの情報Y1を抽出し、また図面Z2から呼び合いの情報Y1を抽出する。呼び合い登録手段4は、抽出した図面データZ1と呼び合いの情報Y1、図面データZ2と呼び合いの情報Y1を図面番号と呼び合い番号の組として呼び合いデータベース5に登録する。以上の処理により、呼び合いデータベース5には、図4に示すような図面データと呼び合いの情報との関係を表す情報が登録される。
図5は、呼び合いの情報が削除された図面データ2を入力する際の図面管理装置1の動作を模式的に示した図である。ここで、呼び合いデータベース5には、図に示すような図面番号Z1と呼び合いの情報Y1、図面番号Z2と呼び合いの情報Y1が登録されているものとする。以下に、図面データZ1の改訂を行い呼び合いの情報Y1が削除され、その図面データZ1を入力したときの図面管理装置1の動作について図3を参照して説明する。
まず、入力した図面データZ1は呼び合いの情報を有していないので、第1の検出手段6aは実行しない。次に、要検証呼び合い検出手段6は、呼び合いデータベース5に登録されている同じ図面番号Z1の呼び合いの情報Y1を抽出する(S−6)。要検証呼び合い検出手段は、呼び合いの情報Y1を、入力した図面データZ1が有しているかを検査する(S−7)。入力した図面データZ1がこの呼び合いの情報Y1を有していないので、要検証呼び合い検出手段6は、呼び合いの情報Y1をキーに呼び合いデータベース5を検索し、登録済みの図面番号Z2の呼び合いの情報Y1を検出する(S−8)。要検証呼び合い検出手段6は、検出した図面番号Z2の呼び合いの情報Y1を要検証呼び合いリスト6cに追加する(S−9)。呼び合い登録手段4は、入力した図面データZ1が有していない呼び合いの情報Y1を呼び合いデータベース5の図面データZ1から削除する(S−10)。
図面表示手段7は、要検証呼び合いリスト6cに登録されている図面番号Z2の呼び合いの情報Y1を有する図面データZ2をモニタ15に表示して設計者に整合性の検証を促す。以上の処理により、改訂された図面データZ1が有していた呼び合いの情報Y1、すなわち削除された呼び合いの情報の整合性の検証を支援することができる。また、呼び合いデータベース5には、図5に示すような図面データと呼び合いの情報との関係を表す情報が登録される。
図6は、呼び合いの情報が追加された図面データ2を入力する際の図面管理装置1の動作を模式的に示した図である。ここで、呼び合いデータベース5には、図に示すような図面番号Z1と呼び合いの情報Y1、図面番号Z2と呼び合いの情報Y1が登録されているものとする。以下に、呼び合いの情報Y1を有する図面データZ3を入力したときの図面管理装置1の動作について図3を参照して説明する。
呼び合い抽出手段3は、入力した図面データZ3から呼び合いの情報Y1を抽出する(S−1)。要検証呼び合い検出手段6は、呼び合いの情報Y1をキーに呼び合いデータベース5を検索し、登録済みの図面番号Z1およびZ2の呼び合いの情報Y1を検出する(S−2、S−3)。要検証呼び合い検出手段6は、図面番号Z1およびZ2の呼び合いの情報Y1を要検証呼び合いリスト6cに追加する(S−4)。呼び合い登録手段4は、抽出した図面データZ3と呼び合いの情報Y1を図面番号と呼び合い番号の組として呼び合いデータベース5に登録する(S−5)。
図面表示手段7は、要検証呼び合いリスト6cに登録されている図面番号Z1およびZ2の呼び合いの情報Y1を有する図面データZ1,Z2をモニタ15に表示して設計者に整合性の検証を促す。以上の処理により、追加された図面データZ3が有している呼び合いの情報Y1の整合性の検証を支援することができる。また、呼び合いデータベース5には、図6に示すような図面データと呼び合いの情報との関係を表す情報が登録される。
図7は、呼び合いの情報が変更された図面データ2を入力する際の図面管理装置1の動作を模式的に示した図である。ここで、呼び合いデータベース5には、図面番号Z1と呼び合いの情報Y1、図面番号Z2と呼び合いの情報Y1、図面番号Z3と呼び合いの情報Y2が登録されているものとする。以下に、図面データZ1の呼び合いの情報がY1からY2に変更され、その図面データZ1を入力したときの図面管理装置1の動作について図3を参照して説明する。
呼び合い抽出手段3は、入力した図面データZ1から呼び合いの情報Y2を抽出する(S−1)。要検証呼び合い検出手段6は、呼び合いの情報Y2をキーに呼び合いデータベースを検索し、登録済みの図面番号Z3の呼び合いの情報Y2を検出する(S−2、S−3)。要検証呼び合い検出手段6は、図面番号Z3の呼び合いの情報Y2を要検証呼び合いリスト6cに追加する(S−4)。呼び合い登録手段4は、抽出した図面データZ1と呼び合いの情報Y2を図面番号と呼び合い番号の組として呼び合いデータベース5に登録する(S−6)。
次に、要検証呼び合い検出手段6は、呼び合いデータベース5に登録されている同じ図面番号Z1から呼び合いの情報Y1を抽出する(S−6)。要検証呼び合い検出手段は、呼び合いの情報Y1を、入力した図面データZ1が有しているかを検査する(S−7)。入力した図面データZ1がこの呼び合いの情報Y1を有していないので、要検証呼び合い検出手段6は、呼び合いの情報Y1をキーに呼び合いデータベース5を検索し、登録済みの図面番号Z2の呼び合いの情報Y1を検出する(S−8)。要検証呼び合い検出手段6は、検出した図面番号Z2の呼び合いの情報Y1を要検証呼び合いリスト6cに追加する(S−9)。呼び合い登録手段4は、入力した図面データZ1が有していない呼び合いの情報Y1を呼び合いデータベース5の図面番号Z1から削除する(S−10)。
図面表示手段7は、要検証呼び合いリスト6cに登録されている図面番号Z2の呼び合いの情報Y1を有する図面データZ2、または図面番号Z3の呼び合いの情報Y2を有する図面データZ3をモニタ15に表示して設計者に整合性の検証を促す。以上の処理により、改訂された図面データZ1が有している呼び合いの情報Y2、および以前に有していた呼び合いの情報Y1、すなわち変更された呼び合いの情報の整合性の検証を支援することができる。また、呼び合いデータベース5には、図7に示すような、図面データと呼び合いの情報との関係を表す情報が登録される。
以上より、本発明の実施の形態1における図面管理装置1によれば、図面データの改訂などで整合性の検証が必要な呼び合いの情報を検出することで、その検証が必要な呼び合いの情報を有する図面データを表示し、呼び合いの整合性の検証を支援することを可能にする。
<実施の形態2>
図8は、本発明の実施の形態2における図面管理装置20の構成を示した図である。本実施の形態における図面管理装置20は、実施の形態1における図面管理装置1の要検証呼び合い検出手段6の後段に図形選択手段8を追加した構成である。図形選択手段8は、要検証呼び合い検出手段6が検出した呼び合いの情報を有する図面データから、図面表示手段7がモニタ15に表示する図形を選択する。本実施の形態における図形選択手段8は、要件検証呼び合い検出手段6が検出した呼び合いの情報を有する図面データから、呼び合いの情報、および呼び合いの情報からの論理回路上の段数が所望のしきい値以下の図形を選択し、その他の図形は破棄する。図面表示手段7は、図形選択手段8が選択した図形のみをモニタ15に表示する。
図9は、図形選択手段8の動作を模式的に示した図である。図9(a)は、入力した図面データ2を示した図であり、図面データZ1は呼び合いの情報Y1および図形D1〜D4を有する。図形Dn(D1〜D4)の添字nは呼び合いの情報Y1からの段数を表す。図9(b)は図形選択手段8の出力後の図面データZ1を示した図である。本実施の形態では、図形選択手段8は、呼び合いの情報Y1から段数2までの図形、すなわちD1とD2を選択し、その他の図形は破棄する。また、選択する図形の段数のしきい値は他の値であってもよい。
図10は、図面表示手段7の動作を模式的に示した図である。本実施の形態では、要検証呼び合い検出手段6が検出した呼び合いの情報をY1とし、図形選択手段8は呼び合いの情報から段数2までの図形を選択するものとする。図10は、呼び合いの情報Y1を有する図面データZ1〜Z3から、図形選択手段8が選択した呼び合いの情報Y1と、呼び合いの情報Y1からの段数2の図形のみを選択し、図面表示手段7がモニタ15に拡大して一度に表示した図である。
本実施の形態の図面管理装置20を用いることにより、整合性の検証が必要な呼び合いの近傍の図形のみを簡易表示することができるため、効果的に呼び合いの整合性の検証を支援することができる。
以上より、従来は、複数の図面データを一度に表示する際、モニタ15の解像度の制約上縮小して表示する必要があり、図形の識別が困難であったが、本実施の形態の構成によれば、整合性の検証が必要な呼び合いの近傍の図形の構成の識別が容易な形で簡易表示でき、より効果的に呼び合いの整合性の検証を支援することができる。また、この構成によれば、整合性の検証が必要な呼び合いの近傍の図形だけが表示されるため、必要な図面解像度が少なく、モニタ15の解像度、画面の大きさを小さくすることができる。
<実施の形態3>
本実施の形態における図面管理装置30は、図8に示す実施の形態2の図面管理装置20の構成と同様である。本実施の形態における図面選択手段8は、要検証呼び合い検出手段6が検出した呼び合いの情報を有する図面データから、呼び合いの情報、および論理回路上の入出力の図形を選択し、その他の図形は破棄する。図面表示手段7は図形選択手段8が選択した図形のみをモニタ15に表示する。
図11は、図形選択手段8の動作を模式的に示した図である。図11(a)は、入力した図面データ2を示した図であり、図面データZ1は呼び合いY1および入力I,出力Oを有する。図11(b)は、図形選択手段8の出力後の図面データZ1を示した図である。図形選択手段8は、呼び合いY1と入力Iと出力Oを選択し、その他の図形は破棄する。また、図形選択手段8は、図形の破棄によって切断された接続線を結線する。また、切断された接続線を破線などで表示することで、その間の図形が省略されたことが認識できるようにしてもよい。
図12は、図面表示手段7の動作を模式的に示した図である。本実施の形態では、要検証呼び合い検出手段6が検出した呼び合いの情報をY1とする。図12は、呼び合いの情報Y1を有する図面データZ1〜Z3から、図形選択手段8が選択した呼び合いの情報Y1と、入出力の図形のみを選択し、図面表示手段7がモニタ15に拡大して一度に表示した図である。
以上より、従来は、複数の図面データを一度に表示する際、モニタ15の解像度の制約上縮小して表示する必要があり、図形の識別が困難であったが、本実施の形態の構成によれば、整合性の検証が必要な呼び合いが描かれた図面の入出力の構成、すなわち前記図面の外部仕様の識別が容易な形で簡易表示でき、より効果的に呼び合いの整合性の検証を支援することができる。
本発明の図面管理装置が実装されるコンピュータの構成を示した図である。 本発明の実施の形態1における図面管理装置の構成を示した図である。 本発明の実施の形態1における図面管理装置の動作を示したフローチャートである。 本発明の実施の形態1における図面管理装置の動作を模式的に示した図である。 本発明の実施の形態1における図面管理装置の動作を模式的に示した図である。 本発明の実施の形態1における図面管理装置の動作を模式的に示した図である。 本発明の実施の形態1における図面管理装置の動作を模式的に示した図である。 本発明の実施の形態2および3における図面管理装置の構成を示した図である。 本発明の実施の形態2における図形選択手段の動作を模式的に示した図である。 本発明の実施の形態2における図面表示手段の動作を模式的に示した図である。 本発明の実施の形態3における図形選択手段の動作を模式的に示した図である。 本発明の実施の形態3における図面表示手段の動作を模式的に示した図である。
符号の説明
1,20,30 図面管理装置、2 図面データ、3 呼び合い抽出手段、4 呼び合い登録手段、5 呼び合いデータベース、6 要検証呼び合い検出手段、6a 第1の検出手段、6b 第2の検出手段、6c 要検証呼び合いリスト、7 図面表示手段、8 図形選択手段、10 コンピュータ、11 CPU、12 メモリ、13 キーボード、14 マウス、15 モニタ、16 バス。

Claims (7)

  1. 図面データと、前記図面データと他の図面データとの間の論理的な接続を表す呼び合いの情報と、の関係を表す情報をデータベース化して前記図面データを管理する図面管理装置であって、
    入力した前記図面データが有する前記呼び合いの情報を抽出する呼び合い抽出手段と、
    抽出された前記呼び合いの情報を前記データベースに登録する呼び合い登録手段と、
    前記呼び合い抽出手段が抽出した前記呼び合いの情報と、前記データベースに登録されている前記呼び合いの情報と、の一致・不一致を照合することにより整合性の検証が必要な呼び合いの情報を検出する要検証呼び合い検出手段と、
    前記要検証呼び合い検出手段が検出した呼び合いの情報を有する前記図面データを表示する図面表示手段と、を備える図面管理装置。
  2. 前記要検証呼び合い検出手段は、
    前記呼び合い抽出手段が抽出した前記呼び合いの情報のうち、前記データベースに登録されている前記呼び合いの情報を検出する第1の検出手段と、
    前記入力した図面データに対応する前記データベースに登録されている前記呼び合いの情報のうち、前記入力した図面データが有していない前記呼び合いの情報で、かつ前記データベースに登録されている前記呼び合いの情報を検出する第2の検出手段と、を備える請求項1に記載の図面管理装置。
  3. 前記要検証呼び合い検出手段は、前記第1の検出手段および前記第2の検出手段が検出した呼び合いの情報を記憶する記憶手段をさらに備える請求項2に記載の図面管理装置。
  4. 前記呼び合い登録手段は、
    前記呼び合い抽出手段が抽出した前記呼び合いの情報を前記データベースに追加し、
    前記入力した図面データに対応する前記データベースに登録されている前記呼び合いの情報のうち、前記入力した図面データが有していない前記呼び合いの情報を前記データベースから削除する請求項2または3に記載の図面管理装置。
  5. 前記要検証呼び合い検出手段の後段に配置し、前記要検証呼び合い検出手段が検出した前記呼び合いの情報を有する前記図面データから、前記図面表示手段で表示する図形を選択する図形選択手段をさらに備える請求項1から4のいずれかに記載の図面管理装置。
  6. 前記図形選択手段は、前記要検証呼び合い検出手段が検出した前記呼び合いの情報を有する前記図面データから、前記呼び合いの情報からの論理回路上の段数が所望のしきい値以下の図形を選択する請求項5に記載の図面管理装置。
  7. 前記図形選択手段は、前記要検証呼び合い検出手段が検出した前記呼び合いの情報を有する前記図面データから、論理回路上の入出力の図形を選択する請求項5に記載の図面管理装置。
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