JP2003288375A - 施設データベースシステム - Google Patents

施設データベースシステム

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JP2003288375A
JP2003288375A JP2002090637A JP2002090637A JP2003288375A JP 2003288375 A JP2003288375 A JP 2003288375A JP 2002090637 A JP2002090637 A JP 2002090637A JP 2002090637 A JP2002090637 A JP 2002090637A JP 2003288375 A JP2003288375 A JP 2003288375A
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JP2002090637A
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Inventor
Makio Oguchi
真紀雄 小口
Kazuya Shide
一哉 志手
Takashi Hosokawa
隆 細川
Akihiro Kura
明宏 倉
Shoji Matsunaga
荘司 松永
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Takenaka Komuten Co Ltd
Original Assignee
Takenaka Komuten Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 施設の図面情報やオブジェクト情報の表示の
みならず、設計・施工・施設管理の立場に立った施設品
質の妥当性検証を効率よくサポートできるようにする。 【解決手段】 施設のCADデータ6aと、そのCAD
データ6aの内の部屋名に対応するオブジェクトデータ
6bとを含む図面情報6を備えた図面情報記録部B1を
設けてある施設データベースシステムにおいて、図面情
報6の内の部屋名毎に対応した設計上のチェック情報7
を備えたチェック情報記録部B2を設け、各部屋名毎
に、図面情報記録部B1に備えた図面情報6と、チェッ
ク情報記録部B2に備えたチェック情報7とを照合する
データ照合手段A2を設けてある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、Webサ
ーバに備えた施設管理データベースにクライアントコン
ピュータからアクセスして、施設のCADデータを画面
に表示させたり、また、その表示図面の中から、オブジ
ェクトとして作成してある特定の部屋を指定してその部
屋に対応するオブジェクトデータを画面に表示させたり
して、対象とする施設の管理を実施できるようにしてあ
る施設データベースシステムに関し、更に詳しくは、施
設のCADデータと、そのCADデータの内の部屋名に
対応するオブジェクトデータとを含む図面情報を備えた
図面情報記録部を設けてある施設データベースシステム
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の施設データベースシステ
ムとしては、図5に示すように、Webサーバ4上に、
対象施設Fの構造図や意匠図や設備図等のCADデータ
6aや、CADデータ6aでの各部屋名に対応する部屋
領域や床面積、及び、コンセントや照明器具の数や仕
様、開口部の面積や、出入り口の数等のオブジェクトデ
ータ6b等のデータからなる図面情報6を備えた図面情
報記録部B1を設け、クライアントコンピュータ5から
前記Webサーバ4にアクセスすることで、前記CAD
データ6aやオブジェクトデータ6bを取り込んで表示
したり、それらの情報を使用して演算したり、その結果
をもとの図面情報記録部B1に書き戻したりすることが
できるように構成したものがあり、例えば、図面情報記
録部B1に記録された建設材料を集計して、工事費の積
算に利用することが行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の施設デ
ータベースシステムによれば、施設の設計・施工、又
は、施設管理に利用する際に、前記図面情報が適宜作成
(又は更新)され、データベースに蓄積されるわけであ
るが、それらの一連の作業は、設計者なり施工者の知識
に基づいて実施されるものであり、担当する者の経験の
差が、結果(施設の品質)の違いに大きく反映されるも
のである。従って、施設の品質差を改善するには、作成
した図面情報をもとに、手間暇をかけてその内容の妥当
性を検証することが必要で、そのような作業は、日常的
に行われている。例えば、建築法規的な観点における妥
当性の検証としては、一例として、「建築基準法や消防
法等の法規を満たした仕様になっているか?」と言うこ
とが挙げられる。また、設備的な観点における妥当性の
検証においては、一例として、「部屋面積に対する照明
器具の仕様が、所定の明るさや数を満たしているか?」
と言うことが挙げられる。これらの他にも、妥当性の検
証項目は、多数あるわけであるが、上述の通り、それら
各妥当性の検証は、人が実施するしかなく、多大な労力
が費やされているのが現状である。
【0004】従って、本発明の目的は、上記問題点を解
消し、施設のCADデータやオブジェクトデータの表示
のみならず、設計・施工・施設管理の立場に立った施設
品質の妥当性検証を効率よくサポートできる施設データ
ベースシステムを提供するところにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明の特徴構
成は、図2に例示するごとく、施設FのCADデータ6
aと、そのCADデータ6aの内の部屋名に対応するオ
ブジェクトデータ6bとを含む図面情報6を備えた図面
情報記録部B1を設けてある施設データベースシステム
において、前記図面情報6の内の部屋名毎に対応した設
計上のチェック情報7を備えたチェック情報記録部B2
を設け、前記各部屋名毎に、前記図面情報記録部B1に
備えた図面情報6と、前記チェック情報記録部B2に備
えたチェック情報7とを照合するデータ照合手段A2を
設けてあるところにある。
【0006】請求項1の発明の特徴構成によれば、デー
タ照合手段によって、各部屋名毎に、前記図面情報記録
部に備えた図面情報と前記チェック情報記録部に備えた
チェック情報とを照合することが可能となり、その照合
結果を利用することによって、従来であれば、経験に任
して行われていた手間のかかる施設品質の妥当性検証
も、所定のチェック情報に則ってバラツキの無い状態で
迅速に実施できるようになる。そして、データ照合手段
による照合結果は、例えば、ディスプレイ等の画面に表
示したり、プリントアウトすることで、より解り易くオ
ペレータが認識することが可能となる。その結果、必要
最小限の手間で、施設の妥当性検証を行い、施設の品質
維持を図ることが可能となる。また、データ照合手段に
よる照合結果は、単なる開示のみならず、整合部と不整
合部とに自動分類したり、不整合部のみを自動的に通知
する等の手段と連携することも可能である。
【0007】請求項2の発明の特徴構成は、図2に例示
するごとく、前記データ照合手段A2による照合結果が
不整合の場合に、その部屋名に該当する前記図面情報6
を、他の図面情報6と判別可能な状態で表示する不整合
通知手段A3を設けてあるところにある。
【0008】請求項2の発明の特徴構成によれば、請求
項1の発明による作用効果を叶えることができるのに加
えて、前記データ照合手段による照合結果が不整合の場
合に、該当する図面情報を他の図面情報と判別可能な状
態に表示することが可能となり、不整合個所を一目瞭然
に表すことができる。従って、オペレータの経験の度合
いとは別に、不整合であるという客観的な判断を、短時
間で得ることができるようになり、不整合個所に対する
対応を、正確且つ迅速に開始実行することが可能とな
り、施設設計や、施工、又は、管理等の作業品質を向上
させることが可能となる。尚、ここで言う「他の図面情
報と判別可能な状態」とは、例えば、CAD図面上での
表示色を、不整合個所と他の個所とで異ならせるとか、
表示線種(太さによる区別や、実線破線等の区別)を異
ならせるとか、不整合個所と他の個所との何れか一方を
点滅表示させるとか、両方の個所を異なった点滅速度で
表示させる等、不整合個所と他の個所とを判別できるよ
うに表示仕様を異ならせてあることを意味する。
【0009】請求項3の発明の特徴構成は、図2に例示
するごとく、前記データ照合手段A2による照合結果が
不整合の場合に、その不整合事項をリスト表示する不整
合リスト通知手段A4を設けてあるところにある。
【0010】請求項3の発明の特徴構成によれば、請求
項1又は2の発明による作用効果を叶えることができる
のに加えて、前記不整合リスト通知手段によって、より
解りやすい状態に前記不整合結果を認識することが可能
となる。
【0011】請求項4の発明の特徴構成は、図2に例示
するごとく、前記部屋名毎にかかえた問題点を解決した
問題点解決策情報8が蓄積された問題点情報記録部B3
を設けてあり、前記図面情報6から部屋名を選択するこ
とでその部屋名に該当する問題点解決策情報8を表示自
在な解決策表示手段A5を設けてあるところにある。
【0012】請求項4の発明の特徴構成によれば、請求
項1〜3の何れかの発明による作用効果を叶えることが
できるのに加えて、部屋名を指定することでその種の部
屋における問題点解決策情報を解決策表示手段によって
表示することができるようになる。従って、施設の設計
や施工や管理に伴う図面の作成や編集の作業(以後、単
に「施設作業」と言う)経過の中で、その作業で扱う図
面情報から、対応部屋個別の過去における問題点とその
解決策を表示して知ることが可能となり、一連の作業の
中で、過去事例の経験を取り入れて品質の高い前記「施
設作業」を能率よく実施することが可能となる。
【0013】尚、上述のように、図面との対照を便利に
するために符号を記したが、該記入により本発明は添付
図面の構成に限定されるものではない。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。尚、図面において従来例と同一の
符号で表示した部分は、同一又は相当の部分を示してい
る。
【0015】図1は、本発明の施設データベースシステ
ムの一例である施設情報管理システムSを示す概念図で
ある。情報の管理は、建物1そのものや、その中に設置
された設備2や備品3や消耗品(不図示)や敷地(不図
示)等の施設F、及び、スケジュールやコスト等を対象
として実施され、施設、及び、環境を経営的視点から総
合的に企画・管理・活用する経営管理活動(所謂、ファ
シリティマネジメント)に利用されるものである。
【0016】前記施設情報管理システムSは、施設Fに
関する各種情報が納められたWebサーバ4と、そのW
ebサーバ4とデータ送受信自在に形成された複数のク
ライアントコンピュータ5とを備えて構成してある。
【0017】前記Webサーバ4は、図2に示すよう
に、前記複数のクライアントコンピュータ5からのデー
タ要求によって各種情報を提供すべく構成されたアプリ
ケーション群Aと、施設Fの各種情報を格納してあるデ
ータ群Bとを備えて構成してある。また、前記クライア
ントコンピュータ5には、前記Webサーバ4とのデー
タ送受信によって各種データをディスプレイ上に表示す
るためのWebブラウザ5A、及び、CADビューア5
B(CADデータの編集を実施する必要のあるクライア
ントコンピュータ5には、更に編集用のCAD)等のア
プリケーションがインストールされている。
【0018】前記Webサーバ4について、更に詳しく
説明する。前記データ群Bは、前記施設Fに関する図面
情報6が納められた図面情報データベース部(図面情報
記録部に相当)B1と、前記図面情報6の内の各「部屋
名」毎に対応した設計上のチェック情報7が納められた
チェック情報データベース部(チェック情報記録部に相
当)B2と、前記「部屋名」毎の過去における問題点や
その解決策等の問題点解決策情報8が蓄積された問題点
情報データベース部(問題点情報記録部に相当)B3と
を設けて構成してある。
【0019】前記図面情報6は、具体的には、CADデ
ータ6aと、そのCADデータ6aの内の部屋名に対応
するオブジェクトデータ6bとを備えて構成してある。
そして、CADデータ6aは、構造図や、設備図や、意
匠図等、様々なものが用意されている。また、オブジェ
クトデータ6bは、図面上でのパーツ図面情報や領域指
定情報、パーツ図面情報や領域指定情報にリンクしたテ
キスト情報等を備えて構成されている。
【0020】前記チェック情報7は、その一例を示す
と、以下の通りである。 (1)各部屋の機能と面積に対して最低限必要な設備機
器が配置されているか? (2)各部屋の機能と面積に対して最低限必要な設備機
器の数量が妥当であるか? (3)各部屋の機能と面積に対して最低限必要な設備機
器の能力が確保されているか? (4)配置されている設備機器に対してコンセント類の
不足はないか? (5)意匠図と設備設計図の設備機器の種類・数量が合
致しているか? (6)縦系統の配管が構造体と干渉していないか? (7)メータボックス(又は、パイプスペースやダクト
スペース)の有効面積が、施設の用途に対して妥当であ
るか? (8)機械室における機械と基礎の大きさ・搬入口の大
きさの関係が妥当であるか? (9)機械室における機械周辺に必要な寸法と部屋の面
積の関係が妥当であるか? (10)該当する部屋の開口部の寸法が、その部屋に設
置されるべき物の搬入出を可能とする最低寸法を満たし
ているか? (11)該当する部屋の各諸元が、建築基準法に言う数
値基準を満たしているか? (12)該当する部屋の各諸元が、消防法に言う数値基
準を満たしているか? ここに説明した項目は、一部であり、施設の設計、施
工、管理等の各観点から、各部屋毎に多数のチェック情
報が用意されている。
【0021】また、これらのチェック情報7は、前記チ
ェック情報データベース部B2から抽出されるが、チェ
ック情報データベース部B2は、図には示さないが、例
えば、部屋名と機能のデータベースや、法規制データベ
ース等と連携を取りながら、情報が更新維持されるよう
に構成してある。
【0022】前記問題点解決策情報8は、過去における
施設の設計、施工、管理を通してそれぞれその都度、蓄
積された各問題点とその解決策によって構成してあり、
予め設定された入力項目にそって、テキストデータを基
本として作成してある。そして、問題点情報データベー
スB3は、過去の情報を各部屋名の機能と面積に応じて
ダウンロードできることに加えて、新たな問題点が生じ
てその問題点を解決した場合には、その内容を、適宜ア
ップロードして追加することができるものである。
【0023】前記アプリケーション群Aは、Webサー
バとしての機能(クライアントコンピュータからのデー
タ要求に応じて、必要なデータを検索して送信する等の
機能)を発揮するためのメインアプリケーションA1を
設けて構成してある。また、クライアントコンピュータ
5から指定された「部屋名」によって、前記図面情報デ
ータベース部B1に備えた該当図面情報6と、前記チェ
ック情報データベースB2に備えた該当チェック情報7
とを照合するデータ照合アプリケーション(データ照合
手段に相当)A2を設けてある。更には、前記データ照
合アプリケーションA2による照合結果が不整合の場合
に、その「部屋名」に該当するパーツ図面情報を、他の
図面情報と表示色を異ならせて表示するように前記メイ
ンアプリケーションA1を通じてクライアントコンピュ
ータ5へデータ送信する不整合通知アプリケーション
(不整合通知手段に相当)A3を設けると共に、前記デ
ータ照合アプリケーションA2による照合結果が不整合
の場合に、その不整合事項を、リスト表示するように前
記メインアプリケーションA1を通じてクライアントコ
ンピュータ5へデータ送信する不整合リスト通知アプリ
ケーション(不整合リスト通知手段に相当)A4を設け
てある。そして、クライアントコンピュータ5から指定
された「部屋名」によって、前記問題点情報データベー
ス部B3に備えた該当問題点解決策情報8を抽出して表
示するように前記メインアプリケーションA1を通じて
クライアントコンピュータ5へデータ送信する解決策表
示アプリケーション(解決策表示手段に相当)A5を設
けてある。
【0024】前記クライアントコンピュータ5につい
て、更に詳しく説明する。前記Webブラウザ5Aは、
図面情報データベース部B1の内容表示を、前記メイン
アプリケーションA1に要求したり、要求によって供給
された内容を画面上に表示したり、クライアントコンピ
ュータに付属のプリンタで印刷したり、記憶領域に保存
することができる機能を有する。
【0025】前記CADビューア5Bは、メインアプリ
ケーションA1から送られた図面情報6を画面に表示し
たり、送られた図面情報6の中の個別図形(CAD図面
やオブジェクト図面)を選択してリンクデータを表示す
ることができる機能を有する。また、画面に表示された
「部屋名」を指示して、前記データ照合アプリケーショ
ンA2、不整合通知アプリケーションA3、不整合リス
ト通知アプリケーションA4、解決策表示アプリケーシ
ョンA5を稼働させることができる。
【0026】次に、当該施設情報管理システムSの使用
法について、その一例を説明する。ここでは、特定の部
屋を対象とした設備計画を実施する際の手順を例に挙げ
て説明する。 [1] クライアントコンピュータ5から、Webサー
バ4にアクセスし、Webブラウザ5Aの入力画面を使
用して、該当する部屋の平面図を表示する。 [2] 平面図上の該当する部屋の部屋名を選択してW
ebサーバ4にオブジェクトデータ6b(例えば、コン
セントや、照明器具や、洗面台等のパーツ図面情報)の
要求を行う。これに伴って、Webサーバ4では、該当
する部屋に関連付けられた複数のオブジェクトデータ6
bを候補として用意して表示する。 [3] Webサーバ4では、用意された候補のオブジ
ェクトデータ6bの中から設備計画に使用する任意のも
のを選択して平面図上にそれぞれ配置する。その時点
で、各オブジェクトデータ6bの設置計画が妥当である
かをWebサーバ4に問い合わせる。これに伴って、W
ebサーバ4では、前記データ照合アプリケーションA
2が、クライアントコンピュータ5側で行われた設置計
画と、設置計画チェック情報データベース部B2に納め
られた該当チェック情報7とを照合する。 [4] 照合結果が整合である場合は、整合しているメ
ッセージがクライアントコンピュータ5に送信される。
また、照合結果が、不整合である場合は、その結果が、
前記不整合通知アプリケーションA3、及び、不整合リ
スト通知アプリケーションA4によって、クライアント
コンピュータ5に通知される。具体的には、不整合の対
象となっているオブジェクトデータ6bの表示色を、他
のオブジェクトデータのものと変更すると共に、そのオ
ブジェクトデータ6bの具体的な不整合理由がリスト化
されて通知される。 [5] クライアントコンピュータ5では、Webサー
バ4からの照合結果が整合している場合には、それらの
設計データをWebサーバ4上にアップロードして作業
を終えることができる。また、照合結果が不整合である
場合には、不整合リスト通知に従って不整合の対象とな
ったオブジェクトデータ6bの設置計画を変更し、再
度、Webサーバ4に設置計画の妥当性を問い合わせ
る。以上の繰り返しによって、妥当性の高い設備計画
が、手間を掛けずに迅速に実施することが可能となる。
【0027】〔別実施形態〕以下に他の実施の形態を説
明する。
【0028】〈1〉 施設データベースシステムとして
は、先の実施形態では、Webサーバ4と、そのWeb
サーバ4とデータ送受信自在に形成された複数のクライ
アントコンピュータ5とを備えて構成した施設情報管理
システムSを説明したが、Webサーバ4とクライアン
トコンピュータ5とを一台づつ備えた構成であったり、
また、図3に示すように、Webサーバ4とクライアン
トコンピュータ5とからなるシステムを複数備えて、夫
々をデータ送受信自在にリンクさせて構成するものであ
ってもよい。勿論、一台のコンピュータ内にシステム全
体を備えた形態を採用することも可能である。また、当
該施設データベースシステムにおいては、単独の施設に
係わるデータを保有するものに限らず、複数の施設に対
するデータを総合的に操作できるように構成することも
可能である。サーバ4とクライアントコンピュータ5と
の通信は、専用の通信路を構成したり、インターネット
を利用したり、周知の通信手段を採用することができ
る。また、施設Fとサーバ4とクライアントコンピュー
タ5との位置関係に関しては、先の実施形態で説明した
ように、施設Fとサーバ4とが同じ位置に設けてあるも
のに限らず、例えば、施設Fとサーバ4とクライアント
コンピュータ5とが別々の位置に設けてあったり、図4
に示すように、施設Fとクライアントコンピュータ5と
が同じ位置に設けてあるものであってもよい。尚、当該
施設データベースシステムは、既設の施設のデータを扱
うものに限らず、これから建設計画を行う場合にも適用
させることができる。 〈2〉 前記不整合通知手段A3は、不整合対象の図面
情報6を、他の表示部分と異なった表示色で表示すべく
処理することに限らず、例えば、不整合対象を、点滅さ
せる手法をとったりするものであってもよく、要する
に、データ照合手段A2による照合結果が不整合の場合
に、その部屋名に該当する図面情報6を、他の図面情報
と判別可能な状態で表示するように構成してあればよ
く、それらを含めて、不整合通知手段という。 〈3〉 各情報を表示する手段は、先の実施形態で説明
したWebブラウザ5Aを専ら用いるもの以外に、CA
Dソフトや、専用に形成された施設管理ソフトウェア
や、表示ソフトに対するPlug−inとして形成され
たソフトウェア等を用いて表示することも可能で、更に
は、具体的媒体としては、ディスプレイに限るものでは
なく、例えば、プロジェクタによる映写や、紙や電子ペ
ーパーへのプリントアウト、又は、脳神経に視覚情報と
して認識できる状態の映像信号を送ってイメージングで
きる手段等、あらゆる形態を採用することができる。ま
た、情報を要求するための入力手段は、キーボードや音
声入力等、様々な手段を採用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】施設データベースの構成を示す模式図
【図2】施設データベースの構成を示すブロック図
【図3】別実施形態の施設データベースの構成を示す模
式図
【図4】別実施形態の施設データベースの構成を示す模
式図
【図5】従来の施設データベースの構成を示す模式図
【符号の説明】
6 図面情報 6a CADデータ 6b オブジェクトデータ 7 チェック情報 8 問題点解決策情報 A2 データ照合手段 A3 不整合通知手段 A4 不整合リスト通知手段 A5 解決策表示手段 B1 図面情報記録部 B2 チェック情報記録部 B3 問題点情報記録部 F 施設
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 細川 隆 愛知県名古屋市中区錦一丁目18番22号 株 式会社竹中工務店名古屋支店内 (72)発明者 倉 明宏 愛知県名古屋市中区錦一丁目18番22号 株 式会社竹中工務店名古屋支店内 (72)発明者 松永 荘司 愛知県名古屋市中区錦一丁目18番22号 株 式会社竹中工務店名古屋支店内 Fターム(参考) 5B046 AA03 CA06 DA09 GA01 HA09 JA01 KA05 5B075 ND06 ND20 UU21 UU22 UU40

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 施設のCADデータと、そのCADデー
    タの内の部屋名に対応するオブジェクトデータとを含む
    図面情報を備えた図面情報記録部を設けてある施設デー
    タベースシステムであって、 前記図面情報の内の部屋名毎に対応した設計上のチェッ
    ク情報を備えたチェック情報記録部を設け、前記各部屋
    名毎に、前記図面情報記録部に備えた図面情報と、前記
    チェック情報記録部に備えたチェック情報とを照合する
    データ照合手段を設けてある施設データベースシステ
    ム。
  2. 【請求項2】 前記データ照合手段による照合結果が不
    整合の場合に、その部屋名に該当する前記図面情報を、
    他の図面情報と判別可能な状態で表示する不整合通知手
    段を設けてある請求項1に記載の施設データベースシス
    テム。
  3. 【請求項3】 前記データ照合手段による照合結果が不
    整合の場合に、その不整合事項をリスト表示する不整合
    リスト通知手段を設けてある請求項1又は2に記載の施
    設データベースシステム。
  4. 【請求項4】 前記部屋名毎にかかえた問題点を解決し
    た問題点解決策情報が蓄積された問題点情報記録部を設
    けてあり、前記図面情報から部屋名を選択することでそ
    の部屋名に該当する問題点解決策情報を表示自在な解決
    策表示手段を設けてある請求項1〜3の何れか一項に記
    載の施設データベースシステム。
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