JP4868902B2 - 増設機器を併設した火災警報器 - Google Patents
増設機器を併設した火災警報器 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4868902B2 JP4868902B2 JP2006078093A JP2006078093A JP4868902B2 JP 4868902 B2 JP4868902 B2 JP 4868902B2 JP 2006078093 A JP2006078093 A JP 2006078093A JP 2006078093 A JP2006078093 A JP 2006078093A JP 4868902 B2 JP4868902 B2 JP 4868902B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fire alarm
- base
- convex portion
- fire
- main body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Fire Alarms (AREA)
Description
また、従来の当該設備としての多くは、火災警報器に移報回路が設けられ、移報端子に別途の警報ブザーなどの増設機器を接続し、火災を検出した際(又は内部機器の異常を検出した際)に移報信号を出力して増設機器を作動できるような方式のものである。
すなわち、この方式は、火災警報器と増設機器とは配線接続されるため、両機器を遠隔に配置したい場合は有効である。
しかしながら、従来の増設機器を火災警報器の近傍に別途に配置することは、美観を損なう嫌いがあり、特に既築建築物の場合にあっては、配線の処理も極めて困難であった。 また、増設機器の配置場所によっては、火災警報器の煙または熱の流入特性に影響を与えてしまう恐れもある。
なお、凸状部はベースと一体でも別体でもよく、別体の場合、標準品はそのままで、さまざまな拡張性をもたせることが可能となる。
図1aは本発明の実施の形態1に係わる本火災警報器の正面説明図、図1bは該本火災警報器の平面説明図、図1cは前記正面説明図におけるA−A矢視のA−A断面図、図1dは該本火災警報器の背面説明図である。なお、図1dの背面説明図は、火災警報器本体1の背面構造が理解できるように、図1cにおけるベース3のB(図1c参照)の範囲における部分を省略して記載されている。
環状凸状部30は、ベース3と一体化されて設けられた背面を開口する略ドーナツ状の筐体31、レンズカバーを備えた表示窓20、裏カバー32で構成されており、該環状凸状部30においては、図面視で上下左右方向に、増設機器してのフラッシュライトとして機能する白色LED18が内部に収納されている。
また、フラッシュライト用電源である電池21(図1ではリチウム電池21)が、環状凸状部30の下側部に位置するように収納されている。
なお、火災警報器本体1は、天井や壁面に螺子等により取り付けられたベース3に、同一円周上数カ所に設けられた刃部3aにより取り付け取り外し自在に係合される。
前記導入部は保護カバー2に設けられた煙導入口7などにより構成されており、導入部より流入された煙はその流路において検知部としての煙センサ5により検知される。
火災警報器本体1の導入部に連なる保護カバー2内に設けられ、リチウム電池9により作動する演算子としてのPC板15により演算部が構成されている。
演算部より発信された警報信号は、保護カバー2内に設けられたブザー8へ移送され、また、前記環状凸状部30における増設機器としての白色LED18へ移送用コネクタ11を介して移送され、各警報を発する。
また、さらに煙が壁面を伝わる性質を利用して、環状凸状部の外表面形状を気体の流線に沿った形状とし、滑らかに前記保護カバー2に連接するように構成することにより、より円滑に煙を検知部に導くこともできる。
すなわち、前述のごとく、本火災警報器は従来の火災警報器本体1に、従来別途配置されていた増設機器を該火災警報器本体1に一体化して構成したところに特徴があり、従来の別途配置の場合に較べ美観的に向上するばかりでなく、煙または熱の流入特性を損なうこともなく、火災発生の認知を従来に増して速やかに行え、しかも災害弱者、特に難聴者に即応的に火災認知せしめ得るところに特徴がある。
図2aは本実施の形態2に係る本火災警報器の正面説明図、図2bは該本火災警報器の平面説明図、図2cは前記正面説明図におけるA−A矢視のA−A断面図、図2dは該本火災警報器の背面説明図である。なお、図2dの背面説明図は、火災警報器本体1の背面構造が理解できるように、図1dと同様にA―A断面図におけるベース3のBの範囲における部分を省略して記載されている。
図2a〜dに示す本火災警報器は、基本的に保護カバー2と本体4からなる火災警報器本体1とベース3、および該ベース3とは別体として設けられた環状凸状部(別体)40を有する環状増設ベース43とから構成されている。
なお本実施の形態2に係る本火災警報器における火災警報器本体1部分は基本的に実施の形態1と同様のものであり、同一部材には同一符号を付し、構成、作用についての説明はこれを省略する。
環状増設ベース43は、その内周がベース3の外周を覆い、且つ天井や壁面などの取付面と火災警報器本体との間に挟まれることにより設置状態を維持しているが、火災警報器本体1またはベース3に何かしらの手段によって取付固定できればより好ましい。
本実施の形態2に係る本火災警報器を壁面に設置する場合、火災警報器下側に配置された環状凸状部内の下部には増設機器用電源用電池(リチウム電池)21が設けられているため、本火災警報器を取付ねじなどにより壁面取付したときに、環状凸状部40内下側に配置された増設機器用電源用電池(リチウム電池)21が一種の重りの役目となって作用し、良好な安定した取付状態を維持することができる。
図3aは本実施の形態3に係る本火災警報器の正面説明図、図3bは該本火災警報器の平面説明図、図3cは前記正面説明図におけるA−A矢視のA−A断面図、図3dは該本火災警報器の背面説明図である。なお、図3dにおいては、火災警報器本体1の背面構造が理解できるように、図1と同様にA―A断面図におけるベース3のBの範囲における部分を省略して記載されている。
本実施の形態3に係る本火災警報器は、基本的に保護カバー2と本体4からなる火災警報器本体1とベース3、および下側凸状部50とから構成されている。下側凸状部50は、ベース3外周側において、下側のみに亘る様に配置され、ベース3と一体化されて構成された下側増設ベース53に設けられている。
下側増設ベース53(下側凸状部50)は、表示窓20を備えて背面を開口する略箱状の筐体51と裏カバー52で構成されている。
なお、本実施の形態3における火災警報器本体1の部分は、基本的に実施の形態1と同様のものであり、同一部材には同一符号を付し、構成、作用についての説明はこれを省略する。
下側凸状部50には、増設機器してのフラッシュライトとして機能する白色LED18及びフラッシュライト用電源である電池21が収納されている。
壁面設置したときに火災警報器下側に下側凸状部50を配置しているので、本火災警報器を取付ねじなどにより壁面取付する場合に、下側凸状部50が一種の重りの役目となって作用し、良好な安定した取付状態を維持することができる。
図4aは本実施の形態4の本火災警報器の正面説明図、図4bは該本火災警報器の平面説明図、図4cは前記正面説明図におけるA−A矢視のA−A断面図、図4dは該本火災警報器の背面説明図である。なお、図4dにおいては、火災警報器本体1の背面構造が理解できるように、図1dと同様にA―A断面図におけるベース3のBの範囲における部分を省略して記載されている。
実施の形態4に係る本火災警報器は、基本的に保護カバー2と本体4からなる火災警報器本体1とベース3、および下側凸状部60とから構成されている。該下側凸状部60は、ベース3外周側において、下側のみに亘る様に配置され、ベース3と別体として構成された下側増設ベース(別体)63に設けられている。
下側増設ベース63(下側凸状部60)は、表示窓20を備えて背面を開口する略箱状の筐体61と裏カバー62とリング状部64で構成されている。
なお、本実施の形態3における火災警報器本体1の部分は、基本的に実施の形態1と同様のものであり、同一部材には同一符号を付し、構成、作用についての説明はこれを省略する。
また火災警報器本体1側の電源用電池9以外に、凸状部側にも増設機器用電池21を設けたので、別々に電源を確保して、容易に電池交換をすることができる。
しかしながら、ブザー及びスピーカは火災警報器に内蔵されている場合が多く、災害弱者、特に難聴者に閃光点滅によりいち早く火災を認知させることができるフラッシュライトを用いる方式が好ましい。
また、無線ユニットとしては、送信部、受信部、または送受信部のいずれであってもよく、火災信号を送受信して、受信した機器による火災報知により、火災を認知させることができる。なお、検知部は煙センサ以外でもよく、例えば、サーミスタなどの熱センサでもよい。
2 保護カバー
3 ベース
4 本体
5 煙センサ
7 煙導入口
8 ブザー
9 電源用電池(リチウム電池)
10 電池用コネクタ
11 移報用コネクタ
12 機器銘板
13 鑑定シール
14 注意書きシール
15 検知、移報用IC基板
16 フラッシュライト用IC基板
17 裏カバー固定ネジ
18 白色LED
19 裏カバー
20 表示窓
21 フラッシュライト用電池(リチウム電池)
30 環状凸状部
31 環状凸状部筐体
32 環状凸状部裏カバー
40 環状凸状部(別体)
41 環状凸状部筐体
42 環状凸状部裏カバー
43 環状増設ベース
50 下側凸状部
51 下側凸状部筐体
52 下側凸状部裏カバー
53 下側増設ベース
60 下側凸状部(別体)
61 下側凸状部筐体
62 下側凸状部裏カバー
63 下側増設ベース
64 リング状部
Claims (1)
- 取り付け面に設置されるベースと、該ベースに着脱可能に取り付けられ、煙または熱を感知して火災を検出するセンサを設けた警報器本体とを備えた火災警報器において、
増設機器を収納する凸状部を前記警報器本体の外周部に、該凸状部の高さが警報器本体の側面の高さ以下となるように配設したものであって、
前記増設機器を収納する前記凸状部は、前記ベースと一体化された環状凸状部であり、前記警報器本体の外周部全周に亘って設けられた
ことを特徴とする増設機器を併設した火災警報器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006078093A JP4868902B2 (ja) | 2006-03-22 | 2006-03-22 | 増設機器を併設した火災警報器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006078093A JP4868902B2 (ja) | 2006-03-22 | 2006-03-22 | 増設機器を併設した火災警報器 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011229816A Division JP5204883B2 (ja) | 2011-10-19 | 2011-10-19 | 増設機器を併設した火災警報器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007257107A JP2007257107A (ja) | 2007-10-04 |
JP4868902B2 true JP4868902B2 (ja) | 2012-02-01 |
Family
ID=38631326
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006078093A Active JP4868902B2 (ja) | 2006-03-22 | 2006-03-22 | 増設機器を併設した火災警報器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4868902B2 (ja) |
Families Citing this family (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009199227A (ja) * | 2008-02-20 | 2009-09-03 | U-Tec Corp | 複合型火災警報器、並びにこれに備えられる火災警報器本体及びガス検出ユニット |
JP2011008444A (ja) * | 2009-06-24 | 2011-01-13 | Panasonic Electric Works Co Ltd | 火災警報器 |
JP5491086B2 (ja) * | 2009-07-02 | 2014-05-14 | ホーチキ株式会社 | 警報器 |
JP5396175B2 (ja) * | 2009-07-02 | 2014-01-22 | ホーチキ株式会社 | 警報器 |
JP2011014062A (ja) * | 2009-07-06 | 2011-01-20 | Hochiki Corp | 警報器 |
ES2451915R1 (es) | 2012-09-27 | 2014-06-02 | Utc Fire & Security Americas Corporation, Inc. | Sistema modular de detección de humo y procedimiento para montar un sistema de detección de humo |
JP6247036B2 (ja) * | 2013-07-11 | 2017-12-13 | ホーチキ株式会社 | 発信機 |
KR101497539B1 (ko) * | 2013-12-30 | 2015-03-02 | 김상륜 | 이중 구조의 암실을 갖는 연기 감지기 |
JP6396750B2 (ja) * | 2014-10-07 | 2018-09-26 | 能美防災株式会社 | 火災感知器又は火災警報器 |
JP6752642B2 (ja) * | 2015-11-30 | 2020-09-09 | ニッタン株式会社 | 火災感知器 |
JP6698460B2 (ja) * | 2016-07-26 | 2020-05-27 | ニッタン株式会社 | 情報発信アダプタ |
JP2017027610A (ja) * | 2016-09-20 | 2017-02-02 | ホーチキ株式会社 | 避難誘導システム |
JP6829570B2 (ja) * | 2016-09-28 | 2021-02-10 | ニッタン株式会社 | 情報発信アダプタ |
JP6861089B2 (ja) * | 2017-05-18 | 2021-04-21 | ニッタン株式会社 | 情報発信アダプタ |
JP6861136B2 (ja) * | 2017-09-26 | 2021-04-21 | ニッタン株式会社 | 情報発信アダプタ |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CH633122A5 (en) * | 1978-06-27 | 1982-11-15 | Cerberus Ag | Connecting device on an alarm consisting of a base part and an alarm part with sensor |
-
2006
- 2006-03-22 JP JP2006078093A patent/JP4868902B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2007257107A (ja) | 2007-10-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4868902B2 (ja) | 増設機器を併設した火災警報器 | |
JP5204883B2 (ja) | 増設機器を併設した火災警報器 | |
US9460595B2 (en) | Multiple detection function modularized lighting device | |
US9472070B2 (en) | Multiple detection function modularized lighting device | |
KR101634207B1 (ko) | 블루투스 비콘을 이용한 비상 탈출 시스템 | |
US8451132B1 (en) | Portable heat and smoke detection system | |
RU2015115588A (ru) | Пожарное устройство обнаружения, сигнализации и передачи информации о дыме и других газах | |
JP2005276656A (ja) | タンパースイッチ構造及びそのタンパースイッチ構造を備えた防犯用センサ | |
KR101814658B1 (ko) | 휴대형 화재 감지기 | |
ATE441910T1 (de) | Alarmeinheit | |
KR102301794B1 (ko) | 건물의 화재감지 자동신고시스템 | |
KR200470830Y1 (ko) | 센서통합보드가 내장된 천장형 센서케이스 | |
EP3273140B1 (en) | Modular lighting device with multi-region detection function | |
KR100671045B1 (ko) | 금속화재와 일반화재를 감지할 수 있는 불꽃감지기. | |
KR102052825B1 (ko) | 건물의 화재감지 시스템 | |
JP2003281642A (ja) | 煙感知器 | |
JP6399572B1 (ja) | 火災用無線通信装置及び火災報知システム | |
JP2018063548A (ja) | 作業現場監視装置 | |
TWI566212B (zh) | 公共急救設備 | |
JP4456907B2 (ja) | 火災警報機 | |
JP3212277U (ja) | 二次電池付多機能型セキュリティ機器 | |
JP4532597B2 (ja) | 火災警報機 | |
US12100919B2 (en) | Rechargeable USB electrical outlet with integrated lighting with connectivity | |
KR102563104B1 (ko) | 고정형 멀티 센서 디바이스 | |
JP3079223U (ja) | 消火器ホルダー付きコードレス火災警報器 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20090220 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20110817 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110823 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20111019 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20111108 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20111115 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4868902 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141125 Year of fee payment: 3 |