JP4868669B2 - 幼児用靴 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、幼児が歩行等のために使用する幼児用靴に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
例えば、歩行をし始めた幼児等が履く幼児用靴は、大人用の靴を単純に小さくしただけのものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、このように大人の靴を単純に小さくしただけの幼児用靴は、まだ足の力等が不十分の幼児等にとっては、靴が硬く、変形しづらいため、履きにくく歩行し難いものとなり問題があった。特に、幼児の歩行に際し、足指の動きは重要な要素となるが、このような足指の動きに対応した幼児用靴は存在せず幼児の歩行又は歩行練習を阻害してしまうという問題があった。
【0004】
本発明は、以上の点に鑑み、歩行又は歩行練習等をさせ易い幼児用靴を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記目的は、請求項1の発明によれば、幼児の足指を配置する靴の爪先部と、幼児の足指の付け根を配置する靴の足指付け根部と、を有する幼児用靴であって、幼児の足指を前記爪先部内に配置したときに、幼児の足指と前記爪先部の上下方向における内面との間に隙間部が形成され、前記幼児の足指のうち親指と前記爪先部の上下方向における内面との間の隙間部が、他の足指と前記爪先部の上下方向における内面との間の隙間部に比べ大きく形成されると共に、前記爪先部の隙間部が、前記足指付け根部の外側より足幅方向に向かって幅広に突出して形成され、前記足指付け根部のうち小指付け根部の外側から前記爪先部の小指側への足幅方向へ向かっての突出量が、親指側の足幅方向への突出量より大に形成されていることを特徴とする幼児用靴により達成される。
【0006】
請求項1の構成によれば、前記幼児の足指のうち親指と前記靴の爪先部の上下方向における内面との間の隙間部が、他の足指と爪先部の上下方向における内面との間の隙間部に比べ大きく形成されているので、幼児用靴を履く幼児が靴の爪先部内で、親指を背屈し易い構成となっている。したがって、幼児が歩行又は歩行練習をし易い幼児用靴となる。
すなわち、幼児、特に歩行練習をしている幼児は、立っているときや歩行時の特に着地時にバランスを崩して、ふらつくことが多い。このようなとき、幼児はバランスを保ち、ふらつかないように足指のうち親指を上方に反るように背屈る。この背屈により幼児はバランスを保つことができる。
従来の幼児用靴では、爪先部が硬く、且つ親指と爪先部内面との隙間部が大きく形成されていないため、幼児は親指を靴内で背屈することができず、バランスを保つ動作を行い難かった。
これに対し、本発明では、幼児の親指と前記靴の爪先部の上下方向における内面との間の隙間部が大きく形成されているので、靴を履いた状態で背屈動作を妨げることがないため、バランスをとりやすく、歩行又は歩行練習をし易い幼児用靴となる。
また、幼児用靴の爪先部の親指以外の他の足指と爪先部の上下方向における内面との間の隙間部は、親指の場合と異なり背屈動作をしないため、大きな隙間部が存在すると足指のあそびが大きくなって却って歩行練習等を妨げてしまう。そこで、本発明では親指以外の足指と爪先部の上下方向における内面との隙間部は親指の場合より小さくし、歩行又は歩行練習をし易くする構成となっている。
また、前記構成によれば、靴の爪先部が、靴の足指付け根部の外側より足幅方向に向かって幅広に突出して形成されているので、幼児が足指を靴の内部で広げることができる。したがって、幼児が幼児用靴を履いて歩行又は歩行練習をする際に、バランスを崩し、ふらついても足指を広げてバランスを保つことが容易となり、歩行又は歩行練習等を行い易い幼児用靴となる。
また、前記構成によれば、靴の足指付け根部のうち小指付け根部の外側から靴の爪先部の小指側への足幅方向への突出量が、親指側の足幅方向への突出量より大に形成されているので、幼児は幼児用靴を履いた際、小指を外側に広げやすくなり、これにより、歩行又は歩行練習においてバランスを保ちやすくなる。
すなわち、歩行練習等を行う幼児は、特に小指を外側に大きく開いてバランスを保つ傾向があり、このような幼児に歩行練習等の時期における特有の動作を行い易い幼児用靴となる。
【0007】
好ましくは、請求項2の発明によれば、請求項1の構成において、前記靴の爪先部が他の部分より硬い材料で形成されていることを特徴とする幼児用靴である。
請求項2の構成によれば、足指の爪先を保護し、更に靴内で足がずれないよう保持するために、前記靴の爪先部が他の部分より硬い材料で形成されている幼児用靴においても、幼児の親指と前記爪先部の内面との間に他の足指の部分より大きな前記隙間部が形成されているので、幼児は硬い材料から成る爪先部によって前記親指の背屈動作を妨げられることはない。したがって、歩行又は歩行練習をし易い幼児用靴である。
【0010】
前記目的は、請求項の発明によれば、請求項1又は請求項2の構成において、記爪先部のうち小指の外側が当接する部分が柔軟な材質で変形可能に形成されていることを特徴とする幼児用靴である。
請求項の構成によれば、靴の爪先部のうち小指の外側が当接する部分が柔軟な材質で変形可能に形成されている。すなわち、幼児用靴を履いて、歩行練習等をしている幼児が小指を外側に広げてバランスを保とうとして、小指が前記爪先部の内面に当接しても、その部分は柔軟な材質により成るので、幼児に違和感を与えることなく更に、小指を大きく開くことを妨げずに歩行練習等を行える幼児用靴である。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の好適な実施の形態を添付図面等を参照しながら、詳細に説明する。
尚、以下に述べる実施の形態は、本発明の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの態様に限られるものではない。
【0012】
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る伝い歩き期の幼児用靴100を示す概略斜視図である。図1に示すように伝い歩き期の幼児用靴100には、幼児が自己の足を挿入する履き口部110が形成されている。
この履き口部110は、幼児が足を幼児用靴100内に挿入し易いように伸縮性のある繊維を編んで形成したニットにより形成されている。
また、この履き口部110から挿入された幼児の足の甲の部分に相当するアッパー部140には、図1に示すように柔軟部であるニット部141と剛性部である上面皮革部142とが、幼児の足の長手方向において、交互に配置されている。
【0013】
この皮革部142は、動物の皮等や合成皮革によって形成されているため、編物であるニットにより形成されているニット部141に比べ比較的硬く構成されている。
このように前記アッパー部140には、ニット部141と上面皮革部142とが交互に配置されているので、アッパー部140は幼児の足の動きに追随して変形可能となっている。
また、この上面皮革部142を構成する動物の皮等や合成皮革は、図1に示すように、幼児の足の爪先部130を覆うように配置されていると共に、幼児の踵部120を覆うようにも配置されている。
【0014】
ところで、幼児用靴100の爪先部130には、幼児の足の爪先を保護すると共にしっかり保持するため、図2に示すように、ボックストウ131が配置されている。図2は、図1の幼児用靴100の概略中央縦断面図である。
このボックストウ131は例えば化学繊維や厚紙、不織布等にポリエステルやエポキシ樹脂等の合成樹脂を染み込ませる等により、一体としたシート材や、ポリエステルやエポキシ樹脂等の合成樹脂によるシート材で形成されており、図2に示すように爪先部130を覆う皮革の内側に配置されている。
【0015】
一方、幼児用靴100の踵部120にも、幼児の足の踵をしっかり保持するため、図2に示すように踵部カウンター121が配置されている。
踵部カウンター121も、例えば化学繊維や厚紙、不織布等にポリエステルやエポキシ樹脂等の合成樹脂を染み込ませる等により、一体としたシート材や、ポリエステルやエポキシ樹脂等の合成樹脂によるシート材で形成されており、図2に示すように踵部120を覆う皮革の内側に配置されている。
【0016】
また、上述の上面皮革部142と交わるように、側面皮革部143が図1に示すように配置されている。したがって、幼児の足を側面よりしっかり保持するようになっている。
このような幼児用靴100の内部には、図2に示すように、インソール200が靴に対して着脱可能に配置されている。
【0017】
このインソール200は、図3に示すように幼児の足型に合わせて形成されている。図3はインソール200の概略底面図を示した図であり、図4は図3のD−D’線概略断面図である。
このインソール200は、柔らかい材質である例えば発泡EVA樹脂や発泡ポリエチレン等により形成されている。また、このインソール200の底面には、例えば、幼児の足指の付け根部分を含む部分に屈曲用溝部210が複数配置されている。
この屈曲用溝部210は、図3に示すように凹部である溝を複数形成することで、溝が形成されていない他の部分より剛性が劣るようになっている。
【0018】
また、この屈曲用溝部210は、例えば幼児の足の親指の付け根である関節と小指の付け根である関節とを結ぶ部分である線、並びに幼児の足の親指側の中足骨点と小指側の中足骨点とを結ぶ部分である線に沿って形成されている。そして、幼児毎の足の大きさの相違や、これによる前記親指や小指の付け根である関節及び前記中足骨点の位置の相違にも対応できるように、複数の屈曲用溝部210が略放射線状に配置されている。
したがって、足の大きさや親指や小指の付け根である関節及び中足骨点の位置が異なる幼児がインソール200上に足を置いても、必ず、幼児の足の親指や小指の付け根である関節及び中足骨点を結ぶ線に屈曲用溝部210が配置されるようになっている。
【0019】
図5は、複数の幼児の足の親指の付け根である関節と小指の付け根である関節とを結ぶ部分である線、並びに幼児の足の親指側の中足骨点と小指側の中足骨点とを結ぶ部分である線の分布状況を示す図である。すなわち、図5は月齢が9ヶ月乃至12ヶ月の伝え歩き期の幼児を無作為に複数人抽出し、その右足の左側及び右側の中足骨点等の位置の統計を取ったものである。
具体的には、図3のインソール200に、上述の複数人の幼児の足を置いた場合、どの位置に幼児の右足の左右の中足骨点が配置されるかを調べた。すなわち、図において左側の土踏まず側の中足骨点等については、最大でインソール200の踵部からの図のa点となる81.5%の位置になり、最小で踵部から図のe点となる64.7%の位置であった。なお、平均では踵部から図のC点である75%の位置であることが確認された。
【0020】
一方、図において右側の外足側の中足骨点については、最大で、踵部から図b点の位置である80%、最小で踵部から図のf点の位置である56%であり、平均では踵部から図のd点の位置である64.9%の位置であることが確認された。
左足も、右足と略対称の位置に、それぞれ、点a乃至点fが配置された。
ところで、このような土踏まず側及び外足側の足指の付け根となる関節は、図6に示すように足指の付け根部分の関節を指し、この幼児等が爪先立ちをしようとして踵を持ち上げた際に、最も屈曲する部分となり、更に図6に示す親指側と小指側の両側縁となる中足骨点を結んだ線は、前方に歩く際に最も屈曲する部分となる。
【0021】
このように幼児等の足が最も屈曲する部分に対応して、上述のインソール200の屈曲用溝部210が土踏まず側から外足側に広がる放射線状に形成されているので、幼児等が踵を上げて爪先立ちをする場合は、幼児等の足の屈曲に合わせてインソール200も屈曲するので、個人差にも係わらず幼児等が爪先立ち等を行い易いインソール200となる。
【0022】
また、このようなインソール200のインソール爪先部230は、図4に示すように、上方に曲げて立たせる(幼児の足側に突起させる)ようになっている。これにより、幼児の足の長さが短い場合でも、幼児用靴100の長さに調整され、成長に伴い、靴がきつくなった場合には、爪先部210が真っ直ぐに形成されたものと取り替えることができる。
具体的には、このインソール爪先部230を立たせたものと取り替えることで、約0.5mm程度の微調整が可能となっており、幼児に適したサイズとすることができ、歩行又は歩行練習を阻害しない。
【0023】
一方、インソール200の踵部220には、図4に示すようにインソール200が、上方に曲げられて配置されている。これにより、幼児の足は踵及びその近傍部が、インソールの踵部220によって、しっかりと保持されるようになっている。
【0024】
ところで、このようなインソール200は、図2に示すように、幼児用靴100の中底150上に配置されている。この中底150の図の下には靴底皮革160が配置されている。
この靴底皮革160は、例えばポリウレタン等の合成皮革や鹿や牛等の皮革等の柔らかい素材で、図7に示すように形成されている。図7は図1の幼児用靴100の概略底面図である。
【0025】
図7に示すように靴底皮革160には、幼児の足指の位置に5つの足指用滑り止め161が形成されている。この足指用滑り止め161は、例えば、軟質ポリウレタンや軟質塩ビ等の軟質な素材により形成されており、図2に示すように靴底皮革160の表面から僅かに突出するようになっている。
また、この足指の根元部分から踵方向に、所定の間隔を空けて横長の略楕円形状に中央部滑り止め162が、例えば5つ形成されている。
この5つの足指用滑り止め161が形成されている部分、すなわち幼児の5本の足指が配置される部分は、図においてその下方、すなわち、足指の付け根部の外側から踵方向にかけての部分に比べ足幅方向に向かって幅広に広がるように形成されている。
【0026】
図8は幼児が幼児用靴100を履いたときの内部の状態を示す概略図である。図示するように、幼児の足指は、常に広がるように若干開いた状態となっていることに対応し、靴の内部では、幼児の足指は、幅方向に十分広げることができるように構成されている。
それに対し、更に幅広とすることで、幼児が伝え歩き期の幼児用靴100を履いて歩行練習等をする際に、バランスを崩し、ふらついたときも足指を靴内で十分に広げることができる。このため幼児はバランスを崩すことなく、歩行練習等を円滑に行うことができる。
【0027】
また、特に図8に示すように伝え歩き期の幼児用靴100の爪先部130の図において左側、すなわち、幼児の小指側の爪先部130は、幼児の親指側の爪先部130に比べより幅方向に突出して形成されている。
このように形成されていることで、幼児は小指をより外側(図において左側方向)に広げることができ、より歩行練習等の際におけるバランスを保ち、ふらつくことを防ぐことができることになる。
【0028】
図9は、幼児の歩行等における足の小指の広がり状態を示す概略図である。図9に示すように、幼児は立っていてふらついたときや、歩行時の、特に着地時にふらついたときに、足指を広げてバランスを保とうとする。
そして、特に小指を大きく広げることでバランスをより保ちやすくしている。本実施の形態の伝え歩き期の幼児用靴100の爪先部130は、このような、特有の動作を行う幼児の足指にとって最も履きやすい靴となる。
【0029】
また、図1に示すように伝え歩き期の幼児用靴100の爪先部130の小指が配置される部分には、ニット部141が配置されている。また、この小指が配置される部分の近傍には側面皮革部143に、図1に示すように切り欠き部143aが形成されている。
したがって、上述のように小指を外側に向かって大きく広げても、ニット部141という柔軟な材質で出来ている部分に当接するので、幼児が違和感を感じず、この小指を広げる動作を妨げることがない構成となっている。
また、小指を広げた際に、当接する可能性のある側面皮革部143aには、小指の動作を干渉しないための切り欠き部143aが形成されているので、より円滑に幼児は小指を広げることが出来る構成となっている。
【0030】
図10は、幼児が歩行練習等の際に行う他の特有の動作を示す概略説明図である。図10に示すように、幼児は親指を反るように背屈することが分かる。この親指の背屈も上述と同様のバランスを保つための動作である。すなわち、幼児は歩行練習中にバランスを崩すと親指を背屈したり、小指を大きく広げたりしてふらつきを抑え、バランスを保つようにしている。
【0031】
図11は、図1の伝え歩き期の幼児用靴100を幼児が履いた状態で爪先部130の断面を示した概略断面図である。
図11に示すように爪先部130は親指に対応する爪先部130の内面部分が最も厚く、小指側に向かって薄く成るように形成されている。すなわち、爪先部130の内面と親指との上下方向における隙間部が、他の足指と爪先部130の内面との隙間部にくらべ大きくなるように形成されている。
このとき、他の足指の上部にも、若干の隙間が形成されており、親指の背屈に合わせ、他の足指が動くことも阻害しないよう形成されている。
したがって、図10に示すように親指を背屈させても親指が爪先部130の内面に当接する程度であり、背屈を妨げない構成となっている。
このため、幼児は上述のようにバランスを保つために、靴の内部で親指を背屈させることができ、円滑に歩行練習等ができる構成となっている。
【0032】
また、本実施の形態では、上述のように爪先部130には、例えば化学繊維や厚紙、不織布等にポリエステルやエポキシ樹脂等の合成樹脂を染み込ませる等により、一体としたシート材や、ポリエステルやエポキシ樹脂等の合成樹脂によるシート材で形成されているボックストウ131が配置されている。このため爪先部130は他の部分より硬い材料で形成されていることになる。しかし、上述のように親指を背屈できる隙間部が親指と爪先部130との間に形成されているので、硬い材料の部分によって妨げられることなく、自由に背屈動作を行える構成となっている。
【0033】
ところで、図8に示すように、幼児の足が幼児用靴100に比べ小さい場合は、図8に示すようにインソール200のインソール爪先部230を上方に反ったものを使用することで、長さ調整をすることができ、図8のように幼児の足の長さにぴったりした幼児用靴100となるように構成されている。
このときのインソール爪先部230の曲がった状態を示したのが、図2のインソール爪先部230である。
【0034】
また、図7に示すように、上述の足指の根元部分から踵方向に、所定の間隔を空けて横長の略楕円形状に中央部滑り止め162が、例えば5つ形成されている。
さらに、幼児の踵の位置の近傍には、踵用滑り止め163が、円及びリング状に形成されている。
これら中央部滑り止め162と踵用滑り止め163は、共に足指用滑り止め161と同様の素材でなっており、図2に示すように靴底皮革160の表面から僅かに突出するように形成されている。
したがって、これら足指用滑り止め161、中央部用滑り止め162及び踵用滑り止め163の部分は、これら各滑り止めが形成されていない部分より剛性が強く、幼児が歩き易い構成となっている。
【0035】
また、この足指用滑り止め161と中央部滑り止め162の間、並びに5つの中央部滑り止め161の間には、滑り止めが形成されていない部分である靴底屈曲部164が図7に示すように配置されている。
この靴底屈曲部164は、図2に示すように中底150を介してインソール200の屈曲用溝部210と対応するように配置されている。したがって、幼児が爪先立ちを行って足が屈曲すると、それに対応してインソール200の屈曲用溝部210形成部も屈曲し、さらに、この屈曲に合わせて靴底皮革160の靴底屈曲部164も屈曲する構成となっている。
これにより、幼児の足の動きに追従する履き易い伝え歩き期の幼児用靴100が構成されるようになっている。
【0036】
ところで、幼児用靴100の幼児の足の足首部に相当する部分には、幼児用靴100が幼児の足から容易に脱げないように中央が爪先側に突出するように湾曲した弓状の止具170が形成されている。また、踵部120には、ツマミ180も配置されている。
【0037】
本実施の形態に係る伝え歩き期の幼児用靴100は、以上のように構成され、以下、その使用方法等を説明する。
先ず、図1に示す幼児用靴100の止具170を外して、幼児、例えば伝え歩き期の幼児の足を履口部110から挿入する。幼児が足を幼児用靴100内に挿入する際には、履口部110が伸縮性のあるニットから形成されているので、容易に履口部110が広がる。そのため、幼児が履き易い幼児用靴100となる。幼児が足を挿入すると、保護者等が止具170を図1に示すように止めることにより、今度は容易に脱げにくい幼児用靴100となる。
【0038】
このとき、幼児の足が幼児用靴100に比べ小さい場合は、図8に示すようにインソール200のインソール爪先部230を反らせたものを使用することで、長さ調整をすることができ、図8のように幼児の足の長さにぴったりした幼児用靴100となる。
図12(a)は、このように幼児用靴100を幼児が履いた状態を示す概略説明図である。
【0039】
ところで、本実施の形態に係る幼児用靴100を履く、伝え歩き期の幼児は、例えば9ヶ月乃至12ヶ月の月齢の幼児であり、その歩行形態は、机等につかまり、手の力を使い、「つかまり立ち」をしながら横に移動する状態である。そして、この「つかまり立ち」の際に、爪先立ちをしたり、爪先立ちした状態で歩こうとするなど、よく、爪先立ちを行うのが特徴である。
また、この後、手を離して前に数歩、歩き始めた際にも、同様に爪先立ちを行う。
したがって、この爪先立ちを行い易くすることが歩行練習として重要な要素となってくる。
本実施の形態の幼児用靴100を履いた幼児が爪先立ちをすると、図12(b)に示すように、爪先立ちにより最も屈曲する親指と小指の付け根の関節部や中足骨点を結んだ線(図5参照)を中心に足が屈曲することになる。
【0040】
そして、この足が最も屈曲する部分に対応して、インソール200に屈曲用溝部210が形成されているので、インソール200も同様に屈曲することになる。
このとき、特に屈曲用溝部210の爪先側が爪先立ちした際に屈曲し、前に数歩、歩きだした際は、屈曲用溝部210全体が屈曲する。
また、幼児用靴100の靴底皮革160にも、同様に足の屈曲部分に対応して靴底屈曲部164が形成されているので、靴底皮革160も幼児の足の屈曲に併せて屈曲することになる。
したがって、幼児の爪先立ちの動作に伴う足の動きに合わせてインソール200や幼児用靴100が屈曲する幼児にとって履きやすい幼児用靴100となる。特に伝え歩き期の幼児は未だ足の力が弱いため、爪先立ちをしようとして、足を曲げようとしても弱い力しか働かないが、本実施の形態に係る幼児用靴100であれば、弱い力でも、その力によって容易に屈曲するインソール200及び幼児用靴100となる。
【0041】
また、図12(b)に示すように、幼児が爪先立ちをした場合、最も滑りやすい部分に足指用滑り止め161や中央部滑り止め162が形成されているので、幼児はより安心して爪先立ちの動作を行うことができる。
一方、図1のアッパー部140には、ニット部141と上面皮革部142が、足の長手方向に沿って交互に配置されているので、幼児が図12(b)のような爪先立ちを行った場合、容易にその屈曲状態に追従できるアッパー部140となっている。
【0042】
すなわち、幼児の弱い足の力でもニット部141が容易に変形することで、アッパー部140全体が屈曲状態となると共に、上面皮革142によって幼児の足の甲の部分がしっかり保持されることとなる。
このようなアッパー部140の動作により、より安定した爪先立ちが可能となっている。
したがって、本実施の形態の伝え歩き期の幼児用靴100は、伝え歩き期の幼児にとって、最も爪先立ちをし易い幼児用靴となる。
【0043】
さらに、この伝え歩き期の幼児用靴100で歩行練習等をする際、幼児が立っていて、ふらついた場合や、歩行時、特に着地時にふらついた場合は、幼児はバランスを保とうとして、図9や図10に示すように小指を外側に広げたり、親指を背屈しようとする。そのとき、伝え歩き期の幼児用靴100の爪先部130は、図8及び図1に示すように爪先部130が最大幅となり、特に小指側が広い形状とされていることに伴い、小指が外側に広げやすい構成となっているので幼児は小指を円滑に広げることができ、バランスを保ちやすい幼児用靴となっている。
更に、小指の外側が当接部分において、剛性を有する側面皮革部143を切り欠いた切り欠き143aを有することで、小指を開いた際に当接する部分が柔軟な素材により変形可能とされ、更に大きく小指を開いた際に違和感を与えず、また、切り欠き143aに伴う柔軟部が伸びるため、小指の開きを妨げず、バランスをとることができる。
また、図11に示すように前記爪先部130の内面と幼児の親指との間は十分な隙間部が形成されているため、幼児がバランスを保つために親指を円滑に背屈できるようになっていると共に、ボックストウ131により、足指を保護すると共にカウンター121と合わせ靴内で足がずれないようしっかりと保持することができる。
したがって、本実施の形態の伝え歩き期の幼児用靴100は、幼児の爪先の動きを阻害せず、幼児が歩行練習等をし易い幼児用靴である。
【0044】
(第2の実施の形態)
図13は、本発明の第2の実施の形態に係る1人で前に向かって歩くことができるようになり始め、足の裏全体を地面につけて足の指でバランスをとりながら歩く歩行練習期の幼児用靴300を示す概略斜視図である。
本実施の形態に係る幼児用靴300の内部には、上述の第1の実施の形態と同様のインソール200が設けられるようになっている。したがって、本実施の形態に係る幼児用靴300の説明においては、内部に配置されるインソール200は第1の実施の形態と同一符号とし、その説明を省略する。
図13の幼児用靴300は、例えば月齢が12ヶ月程度の幼児から使用を始めることを目的とした靴である。すなわち、この月齢の幼児は、第1の実施の形態の幼児用靴100が対象とする幼児と異なり、手を離して、前によちよち歩きを始める月齢となる。
【0045】
したがって、本実施の形態に係る幼児用靴300は、上述の第1の実施の形態に係る幼児用靴100と顕著に異なる構成を有する。以下、第1の実施の形態に係る幼児用靴100との相違点を中心に説明し、その後、共通点についても説明する。
図14は、図13に示す幼児用靴300の側面を示した図であるが、図14に示すように爪先部330が全体的に上方へ傾いている、所謂「トウースプリング」の状態になっている。
これは、幼児が幼児用靴300を履いて前に、よちよち歩きをする場合、靴の爪先部330が十分に持ち上がらず、靴底を擦るような動きをすることから設けられているものである。すなわち、このように幼児が靴底を擦って歩いても、靴の爪先部330が地面等に引っかかって、幼児がつまずいてしまうのを有効の防ぐことができる。
【0046】
また、幼児用靴300の履口部310は、第1の実施の形態と異なり、ニット等の柔らかい材質で形成されているのではなく、踵部320と同様の材質で形成されている。
すなわち、このように形成することで、幼児の足をしっかり保持することができ、幼児が歩き易いように構成されている。
さらに、この幼児用靴300の靴底には、歩く際の衝撃を吸収し、滑り止め効果を有する弾性部材340が設けられているが、この弾性部材340は、熱可塑性エラストマーや合成ゴム、天然ゴム等で形成され、図14に示すように踵部320の上部にまで配置されている。
したがって、踵部320内に配置される幼児の足の踵がより正確に保持されることになる。また、図14の場合に限らず、幼児用靴300の靴底に、図示しないEVA樹脂等による衝撃吸収材を介して弾性部材340を配置してもよい。
【0047】
そして、本実施の形態の幼児用靴300の止具370は、第1の実施形態の止具170より大きく形成されている。
図15は、この止具370を開状態にした状態を示す図であるが、止具370を図15に示すように開状態にすることで、幼児は靴を履き易く、且つ脱ぎ易い構成となっている。
また、幼児が幼児用靴300を履いた状態で図13に示すように止具370を閉状態とすると、止具370が履き口部310の両側から広さを調整し、固定するため、より確実に幼児の足の上面から足首を靴内で動かないように保持させる働きをし、歩き易い幼児用靴300となる。
ところで、幼児用靴300の図13に示すアッパー部390には、第1の実施の形態の幼児用靴100のアッパー部140と同様に足の長手方向において交互に柔軟部であるメッシュ部391と上面皮革部392が配置されている。
【0048】
このように構成することで、幼児が、この幼児用靴300を履いて歩く際、足を屈曲させると、幼児用靴300のアッパー部390も同様に屈曲することとなる。
また、このアッパー部390には、剛性部である上面皮革部392も配置されているため、アッパー部390は、幼児の足の屈曲に追従すると共に、足をしっかりと保持する働きもすることになる。
さらに、図14に示すように、靴の底面に形成されている弾性部材340には、靴底屈曲部の脆弱部である屈曲用溝部341が設けられているので、幼児がよちよち歩きを行う際、インソールの屈曲に合わせて靴底も屈曲することができる。更に、この屈曲用溝部341により、滑り止め効果も得られるため、靴が滑ることを未然に防止することができる。
【0049】
また、本実施の形態の幼児用靴300の爪先部330は、第1の実施の形態の幼児用靴100のと同様に、幼児の足指の爪先部を配置する部分が幅方向に広がって形成されている。そして、本実施の形態においても図13に示すように側面皮革部393に切り欠き部393aが形成されている。この切り欠き部393aは、第1の実施の形態の切り欠き部143a(図1参照)と同様であり、幼児が靴を履きバランスを保つ為に小指を広げたときに小指の動作を妨げないための構成である。
また、図13のメッシュ部391は柔軟性があるため、第1の実施の形態のニット部141と同様の作用効果を奏する。
更に、親指の上方となる部分が最も高くなるよう形成されることで、靴内における隙間が大きくされており、背屈を阻害することがない。
したがって、本実施の形態の幼児用靴300も、第1の実施の形態と同様に幼児が歩行練習等でバランスを保ちやすい幼児用靴となる
【0050】
さらに、この幼児用靴300には、ツマミ380も備わっているので、幼児が靴を履く際や脱ぐ際の手がかりとなり、幼児がより靴を履き易くなっている。
このように構成される幼児用靴300内に配置されるインソール200は、第1の実施の形態のインソール200と同様の作用、効果等を奏することとなる。
したがって、このインソール200は第1の実施の形態の幼児用靴100のみならず第2の実施の形態に係る幼児用靴300にも適用可能な幼児用靴中敷となっている。
このため、第2の実施の形態での幼児用靴300は、靴下に近い構成の幼児用靴100と比べ、通常の靴に近い構成でありながら、歩行練習や歩行しやすい靴となっている。
【0051】
本発明は、上述の各実施の形態に限定されない。たとえば親指側の爪先側の上部を柔軟な素材にて形成し、上部の隙間が小さくても親指を背屈させた際に伸びるように形成し、背屈を阻害しないよう構成してもよい。さらに、上述の各実施の形態は、相互に組み合わせて構成するようにしてもよい。
【0052】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明によれば、歩行又は歩行練習等をさせ易い幼児用靴を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の伝い歩き期の幼児用靴を示す概略斜視図である。
【図2】図1の概略中央縦断面を示す図である。
【図3】図2のインソールを示す概略底面図である。
【図4】図3のD−D’線概略断面図である。
【図5】複数の幼児の足の左右の中足骨点を結ぶ線の分布状況を示す図である。
【図6】足指の付け根の関節及び中足骨点の位置を示す概略説明図である。
【図7】図1の幼児用靴の概略底面図である。
【図8】幼児が図1の幼児用靴を履いたときの内部の状態を示す概略図である。
【図9】幼児の歩行等における足の小指の広がり状態を示す概略図である。
【図10】幼児が歩行練習等の際に行う他の特有の動作を示す概略説明図である。
【図11】図1の伝え歩き期の幼児用靴を幼児が履いた状態で爪先部の断面を示した概略断面図である。
【図12】(a)図1の幼児用靴を履いた幼児の足が通常の状態にあるときを示す概略説明図である。(b)図1の幼児用靴を履いた幼児の足が、爪先立ちの状態にあるときを示す概略説明図である。
【図13】本発明の第2の実施の形態に係るよちよち歩き期の幼児用靴を示す概略斜視図である。
【図14】図13の幼児用靴の概略側面図である。
【図15】図13の幼児用靴の止具を開状態としたときを表わす概略斜視図である。
【符号の説明】
100・・・伝い歩き期の幼児用靴、110、310・・・履口部、120、320・・・踵部、121・・・踵部カウンター、130、330・・・爪先部、140,390・・・アッパー部、141・・・ニット部、142、392・・・上面皮革部、143・・・側面皮革部、143a、393a・・・切り欠き部、150・・・中底、160・・・靴底皮革、161・・・足指用滑り止め、162・・・中央部滑り止め、163・・・踵用滑り止め、164・・・靴底屈曲部、170、370・・・止具、180、380・・・ツマミ、200・・・インソール、230・・・インソール爪先部、220・・・インソール踵部、210、341・・・屈曲用溝部、300・・・よちよち歩き期の幼児用靴、340・・・弾性部材、391・・・メッシュ部

Claims (3)

  1. 幼児の足指を配置する靴の爪先部と、
    幼児の足指の付け根を配置する靴の足指付け根部と、を有する幼児用靴であって、
    幼児の足指を前記爪先部内に配置したときに、幼児の足指と前記爪先部の上下方向における内面との間に隙間部が形成され、前記幼児の足指のうち親指と前記爪先部の上下方向における内面との間の隙間部が、他の足指と前記爪先部の上下方向における内面との間の隙間部に比べ大きく形成されると共に、前記爪先部の隙間部が、前記足指付け根部の外側より足幅方向に向かって幅広に突出して形成され、
    前記足指付け根部のうち小指付け根部の外側から前記爪先部の小指側への足幅方向へ向かっての突出量が、親指側の足幅方向への突出量より大に形成されていることを特徴とする幼児用靴。
  2. 前記靴の爪先部が他の部分より硬い材料で形成されていることを特徴とする請求項1に記載の幼児用靴。
  3. 記爪先部のうち小指の外側が当接する部分が柔軟な材質で変形可能に形成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の幼児用靴。
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