JP4868564B2 - 液封防振装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、自動車用エンジンマウント等に使用される液封防振装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
このような液封エンジンマウントとして、主液室と副液室間にアイドルオリフィス通路を設け、副液室を構成するダイヤフラムの一部を着座部として、ここでアイドルオリフィス通路を開閉するとともに、通常時は押圧部材の押当てにより着座部でアイドルオリフィス通路の開口を閉じさせ、アイドル時に押圧部材が着座部を開放することにより、着座部がアイドルオリフィス通路の開口を開放してアイドルオリフィス通路を開くように構成したものが公知である(一例として特開平10−281214号参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
アイドルオリフィスバルブをエンジンの負圧で駆動する場合、エンジンの振動発生前に負圧が発生すると、アイドルオリフィスバルブが若干開き気味になる。この状態でエンジンが大きく振動すると、エンジンマウントへ入力して、主液室内を正圧又は負圧にする方向へ力が加わる。これによりアイドルオリフィスバルブが仕切部材へ密着すると、主液室は急激に内圧が変化し、液室内の液中に多数の気泡が発生するキャビテーション現象が生じる。このキャビテーション現象が発生すると、内圧変動が大きくなるため、アイドルオリフィスバルブが仕切部材へ衝突して異音を発生することがある。この異音は可及的に抑制することが望まれる。そこで本願発明はこの異音の抑制を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため本願の液封防振装置に係る発明は、振動源へ取付けられる第1の取付部材と、車体側へ取付けられる第2の取付部材と、これらの間に設けられる弾性本体部と、この弾性本体部を壁の一部とし、開口部をダイアフラムで覆う液室とを備え、この液室内を仕切部材で主液室と副液室に区画するとともに、これら主液室と副液室を仕切部材に形成したオリフィス通路で連通し、このオリフィス通路の開口部を開閉部材で開閉自在にした液封防振装置において、
車両用エンジンマウントとして構成され、
前記オリフィス通路の開閉部材を、前記開口部へ接離する着座部と、これを接離方向へ駆動するアクチュエータで構成し、
エンジンの始動時又は停止時にアクチュエータを作動させて着座部を開口部から離してオリフィス通路を開放するとともに、
前記オリフィス通路がアイドル時に液柱共振するアイドルオリフィスであり、イグニッションスイッチのオンによりアイドルオリフィスを開放し、アイドルオリフィスを介する液体移動によりキャビテーション現象の発生を阻止することを特徴とする。
【0006】
また、前記着座部が前記副液室を構成する前記ダイアフラムの一部であり、前記アクチュエータがソレノイドであるとともに、このソレノイドを前記ダイアフラムの一部をなす着座部へ連結一体化させてもよい。
【0007】
【発明の効果】
請求項1によれば、着座部を直接アクチュエータで作動させるので、エンジンの始動時又は停止時のキャビテーション現象の生じやすい状況下では予め着座部を開口部から離して開放させておき、キャビテーション現象の発生を防ぎ、これにより急激な内圧変動に伴う異音の発生を可及的に阻止できる。
【0008】
さらに、オリフィス通路をアイドルオリフィスとしたので、エンジンの始動に先立つイグニッションスイッチオンと同時にアクチュエータ及び着座部を介してアイドルオリフィスを開口させることにより、エンジン始動直後の振動によるキャビテーション現象の発生を阻止できる。
【0009】
請求項2によれば、着座部をダイアフラムの一部で構成し、これをソレノイドで直接駆動するので、制御機構を簡単化できるとともに、着座部が負圧駆動される押圧部材の動作により、開放時に主液室側から加わる液圧で開く受動的な動作と異なり、ソレノイドにより確実に開くので、仕切部材側への密着を阻止する。また、開口部周囲への着座部が接離することを確実に制御できる。
【00010】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づいて自動車のエンジンマウントとして構成された一実施例を説明する。図1はこのエンジンマウントの全断面図であり、図2は制御のフローチャートである。図1において、このエンジンマウントは、振動源であるエンジン側へ取付けられる第1の取付部材1と、車体側へ取付けられる第2の取付部材2と、これらの間に設けられる略円錐形断面の弾性本体部材3とを備える。
【00011】
弾性本体部材3は、ゴム等の適宜弾性材料からなる公知のものであり、その内側にはドーム状の空間4が形成され、この空間4は図下方へ開口し、この開口部を仕切部材5で覆うことにより空間4内を主液室6としている。
【0012】
主液室6は仕切部材5に形成されたダンピングオリフィス7及びアイドルオリフィス8で仕切部材5の下方に形成された副液室10と連通している。この副液室10は下方をダイアフラム11で閉じられている。
【0013】
ダイアフラム11の中央部はアイドルオリフィス8の開口部9の周囲及び囲んで仕切部材5へ密接する環状壁からなる着座部12をなし、この断面は内方が外開き状の斜面13をなし、外周部14は直立した壁面になっており、密着時に当接部が外方へ若干変形して衝撃を吸収するようになっている。
【0014】
着座部12の内側で開口部9との接触部より低い位置に周囲を着座部12へ埋設一体化された取付プレート15が設けられ、この取付プレート15は金属製であって、カシメ部16より筒状部材17の上部と連結されている。筒状部材17の下部は、カシメ又は溶接による接合部18で伸縮ロッド19のフランジ部へ連結されている。
【0015】
伸縮ロッド19はソレノイド20から延出して図の上下方向へ伸縮自在に進退動する部材である。ソレノイド20は公知のものであり、制御部21により駆動制御され、エンジンの始動時、アイドル時に着座部12を取付プレート15から離して開口部9を開放するように作動させる。制御部21の制御部はイグニッションスイッチのオン・オフ、エンジンの回転数、エンジン振動を検知する加速度計等の検知信号に基づいて行われる。
【0016】
なお、仕切部材5は、中央に主液室6内へ突出する筒状部22をなす円板状の上部材23と、この上部材23の下側へ重なり中央に筒状部22と連通する開口部9を形成し、外周部にリング状溝24を形成した略円板状の下部材25とからなり、筒状部22と開口部9によりアイドルオリフィス8を構成し、上部材23とリング状溝24によりダンピングオリフィス7を構成している。
【0017】
ダンピングオリフィス7は一般走行時における低周波域振動に液柱共振し、アイドルオリフィス8はダンピングオリフィス7より若干高周波数のアイドル振動域にて液柱共振を発生するようチューニングされ、アイドルオリフィス8はダンピングオリフィス7に比べて通路断面積が大きく、かつオリフィス長が短くなっており、流通抵抗は小さくなっている。
【0018】
これら上部材23及び下部材25からなる仕切部材5の外周部は、主液室6の周囲を囲む上部円筒26と副液室10側の周囲を囲む下部円筒27とのカシメ締結部にて、ダイアフラム11の取付リング28と一緒に挟まれて固定される。
【0019】
取付リング28はダイアフラム11の外周部へ一体化された部材であり、その上端部に形成された外フランジ29が上部円筒26と下部円筒27に挟持されるとともに、外フランジ29を除く取付リング28の内側には、ダイアフラム11の一部であるクッション壁30が連続一体に形成され、このクッション壁30を介して上部材23と下部材25が上部円筒26の段部31と取付リング28下端の内フランジ32の間にフローティング支持されている。
【0020】
次に、本実施例の作用を説明する。図2に示すように、イグニッションスイッチがオンになると(S.1)、同時にソレノイド20を作動させて、着座部12を引き下げアイドルオリフィス8の開口部9を開放する(S.2)。その後エンジンが始動して振動が発生しても、着座部12はソレノイド20により強制的に開口部9の周囲から引き離されているので、衝撃的に密接することはあり得ず、異音の発生を阻止できる。
【0021】
このアイドルオリフィス8を開放する状態は、始動後アイドル状態の間維持され(S.3,S.4)、発進後は再びソレノイド20が作動して着座部12を押し上げて開口部9の周囲へ密着させることによりアイドルオリフィス8を閉じる(S.5)。走行中はアイドルオリフィス8を閉じた状態に維持する。アイドル状態及び走行状態は速度センサにて検知でき、速度0のときアイドル状態、速度が0より大きければ走行状態となる。
【0022】
走行後、停止してアイドル状態になると、再びアイドルオリフィス8を開き、エンジンの停止後はイグニッションスイッチオフまでアイドルオリフィス8の開放状態を維持する(S.6,S.7)。このため、エンジン停止後における大きなエンジン振動が生じてもキャビテーション現象が発生せず、異音の発生を阻止できる。またイグニッションスイッチオフと同時にソレノイド20もオフになる(S.8,S.9)。
【0023】
このように、エンジン振動発生前に着座部12を引き下げてアイドルオリフィス開放状態を強制的に維持するので、その後エンジン振動がエンジンマウントへ入力しても着座部12が仕切部材5へ接触させないようにできる。また、このときにおける主液室6内の内圧変化はアイドルオリフィス8を介する液体移動及び弾性本体部材3の弾性変形により吸収され、キャビテーション現象の発生を阻止する。
【0024】
また、エンジンの始動、アイドル、停止時に流通抵抗の小さなアイドルオリフィス8を開放しておくことにより、急激な主液室6内の内圧変動が生じない。そのうえ、ソレノイド20による着座部12の開放状態強制維持により、ダイアフラム11を利用する着座部であっても確実に仕切部材5側から引き離しておくことができ、仕切部材5側との干渉のおそれをなくすことができる。
【0025】
さらに、ソレノイド20を設けたことにより、ダイアフラム11に沿ってコーン状に異音のスピーカー効果をなす押圧部材を廃止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に係るエンジンマウントの全断面図
【図2】制御部のフローチャート
【符号の説明】
3:弾性本体部材、5:仕切部材、6:主液室、7:ダンピングオリフィス、8:アイドルオリフィス、9:開口部、10:副液室、11:ダイアフラム、12:着座部、20:ソレノイド、21:制御部
Claims (2)
- 振動源へ取付けられる第1の取付部材と、車体側へ取付けられる第2の取付部材と、これらの間に設けられる弾性本体部と、この弾性本体部を壁の一部とし、開口部をダイアフラムで覆う液室とを備え、この液室内を仕切部材で主液室と副液室に区画するとともに、これら主液室と副液室を仕切部材に形成したオリフィス通路で連通し、このオリフィス通路の開口部を開閉部材で開閉自在にした液封防振装置において、
車両用エンジンマウントとして構成され、
前記オリフィス通路の開閉部材を、前記開口部へ接離する着座部と、これを接離方向へ駆動するアクチュエータで構成し、
エンジンの始動時又は停止時にアクチュエータを作動させて着座部を開口部から離してオリフィス通路を開放するとともに、
前記オリフィス通路がアイドル時に液柱共振するアイドルオリフィスであり、イグニッションスイッチのオンによりアイドルオリフィスを開放し、アイドルオリフィスを介する液体移動によりキャビテーション現象の発生を阻止することを特徴とする液封防振装置。 - 前記着座部が前記副液室を構成する前記ダイアフラムの一部であり、前記アクチュエータがソレノイドであるとともに、このソレノイドを前記ダイアフラムの一部をなす着座部へ連結一体化したことを特徴とする請求項1の液封防振装置。
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