JP4868410B2 - 車両用灯具および自動二輪車用灯具 - Google Patents

車両用灯具および自動二輪車用灯具 Download PDF

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Description

本発明は、概略コ字状の係合溝を有するハウジングと、ハウジングの係合溝と係合する脚部を有するカバーレンズとを具備し、ハウジングとカバーレンズとによって灯室を画定し、灯室内の水を流出させるための水抜き穴を係合溝の底壁に形成し、ハウジングとカバーレンズとの間をシールするためのシール材を、水抜き穴が形成されていない領域の係合溝と脚部との間に配置した車両用灯具および自動二輪車用灯具に関する。
特には、本発明は、シール材が配置されていない領域で車両用灯具の外側の水がハウジングの係合溝の外側の側壁の先端部分とカバーレンズとの間を介して灯室内に浸入するおそれを低減することができる車両用灯具および自動二輪車用灯具に関する。詳細には、本発明は、カバーレンズの脚部がハウジングの係合溝から外れるおそれを低減しつつ、車両用灯具の外側の水が灯室内に浸入するおそれを低減することができる車両用灯具および自動二輪車用灯具に関する。
従来から、概略コ字状の係合溝を有するハウジングと、ハウジングの係合溝と係合する脚部を有するカバーレンズとを具備し、ハウジングとカバーレンズとによって灯室を画定し、灯室内の水を流出させるための水抜き穴を係合溝の底壁に形成し、ハウジングとカバーレンズとの間をシールするためのシール材を、水抜き穴が形成されていない領域の係合溝と脚部との間に配置した車両用灯具が知られている。この種の車両用灯具の例としては、例えば特開平8−96610号公報に記載されたものがある。
特開平8−96610号公報に記載された車両用灯具では、水抜き穴が形成されていない領域のハウジングの係合溝とカバーレンズの脚部との間が、例えばホットメルトタイプのシール材によってシールされている。そのため、特開平8−96610号公報に記載された車両用灯具では、ハウジングの係合溝とカバーレンズの脚部との間のシール材によって車両用灯具の外側の水が灯室内に浸入するおそれを低減することができる。
ところが、特開平8−96610号公報に記載された車両用灯具では、水抜き穴が形成されている領域のハウジングの係合溝とカバーレンズの脚部との間がシール材によってシールされていない。詳細には、特開平8−96610号公報の図1(B)および図3(B)に記載された車両用灯具では、シール材が配置されていない領域では、ハウジングの係合溝の外側の側壁の先端部分とカバーレンズとの間に隙間が存在しており、ハウジングの係合溝の外側の側壁の内側面とカバーレンズの脚部の外側面との間に隙間が存在しており、ハウジングの係合溝の底壁とカバーレンズの脚部の先端部分との間に隙間が存在しており、ハウジングの係合溝の内側の側壁の外側面とカバーレンズの脚部の内側面との間に隙間が存在しており、ハウジングの係合溝の内側の側壁の先端部分とカバーレンズとの間に隙間が存在している。
そのため、特開平8−96610号公報に記載された車両用灯具では、車両用灯具の外側の水が、シール材が配置されていない領域において、ハウジングの係合溝の外側の側壁の先端部分とカバーレンズとの間の隙間を通過し、次いで、ハウジングの係合溝の外側の側壁の内側面とカバーレンズの脚部の外側面との間の隙間を通過し、次いで、ハウジングの係合溝の底壁とカバーレンズの脚部の先端部分との間の隙間を通過し、次いで、ハウジングの係合溝の内側の側壁の外側面とカバーレンズの脚部の内側面との間の隙間を通過し、次いで、ハウジングの係合溝の内側の側壁の先端部分とカバーレンズとの間の隙間を通過し、灯室内に浸入してしまうおそれがある。
特開平8−96610号公報
前記問題点に鑑み、本発明は、シール材が配置されていない領域で車両用灯具の外側の水がハウジングの係合溝の外側の側壁の先端部分とカバーレンズとの間を介して灯室内に浸入するおそれを低減することができる車両用灯具および自動二輪車用灯具を提供することを目的とする。
詳細には、本発明は、カバーレンズの脚部がハウジングの係合溝から外れるおそれを低減しつつ、車両用灯具の外側の水が灯室内に浸入するおそれを低減することができる車両用灯具および自動二輪車用灯具を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明によれば、概略コ字状の係合溝を有するハウジングと、ハウジングの係合溝と係合する脚部を有するカバーレンズとを具備し、
ハウジングとカバーレンズとによって灯室を画定し、
灯室内の水を流出させるための水抜き穴を係合溝の底壁に形成し、
ハウジングとカバーレンズとの間をシールするためのシール材を、水抜き穴が形成されていない領域の係合溝と脚部との間に配置した車両用灯具において、
脚部よりも外側に突出するフランジ部をカバーレンズに形成し、
シール材が配置されていない領域の係合溝の外側の側壁の先端部分を、弾性変形可能に形成すると共に、フランジ部に当接させ、
シール材が配置されていない領域の係合溝の外側の側壁の根元部分を弾性変形できないように形成したことを特徴とする車両用灯具が提供される。
請求項2に記載の発明によれば、シール材が配置されていない領域の係合溝の外側の側壁の先端部分の断面積(本明細書において、「断面積」とは、「ハウジングの係合溝に対するカバーレンズの脚部の挿入方向に概略垂直な断面積」のことを意味する。)を、シール材が配置されていない領域の係合溝の外側の側壁の根元部分の断面積よりも小さくすることにより、シール材が配置されていない領域の係合溝の外側の側壁の先端部分を弾性変形可能に形成したことを特徴とする請求項1に記載の車両用灯具が提供される。
請求項3に記載の発明によれば、シール材が配置されていない領域の係合溝の外側の側壁の先端部分と根元部分との間に切り欠きを形成することにより、シール材が配置されていない領域の係合溝の外側の側壁の先端部分を弾性変形可能に形成したことを特徴とする請求項1又は2に記載の車両用灯具が提供される。
請求項4に記載の発明によれば、シール材が配置されていない領域のみならず、その領域に隣接するシール材が配置されている領域でも、係合溝の外側の側壁の先端部分を、弾性変形可能に形成すると共に、フランジ部に当接させることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の車両用灯具が提供される。
請求項5に記載の発明によれば、PP、PET、ABSまたはAAS系樹脂によってハウジングを形成したことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の車両用灯具が提供される。
請求項6に記載の発明によれば、請求項1〜5のいずれか一項に記載の車両用灯具を適用した自動二輪車用灯具が提供される。
請求項1〜3に記載の車両用灯具では、カバーレンズの脚部をハウジングの概略コ字状の係合溝に係合させることにより、カバーレンズがハウジングに取り付けられている。更に、ハウジングとカバーレンズとによって灯室が画定されている。
また、請求項1〜3に記載の車両用灯具では、灯室内の水を流出させるための水抜き穴が、ハウジングの係合溝の底壁に形成されている。更に、ハウジングとカバーレンズとの間をシールするためのシール材が、水抜き穴が形成されていない領域のハウジングの係合溝とカバーレンズの脚部との間に配置されている。つまり、水抜き穴が形成されていない領域のハウジングの係合溝とカバーレンズの脚部との間がシール材によってシールされている。
そのため、請求項1〜3に記載の車両用灯具によれば、ハウジングの係合溝とカバーレンズの脚部との間のシール材によって車両用灯具の外側の水が灯室内に浸入するおそれを低減することができる。
また、請求項1〜3に記載の車両用灯具では、カバーレンズの脚部よりも外側に突出するフランジ部が、カバーレンズに形成されている。また、シール材が配置されていない領域のハウジングの係合溝の外側の側壁の先端部分が、カバーレンズのフランジ部に当接せしめられている。つまり、請求項1〜3に記載の車両用灯具では、シール材が配置されていない領域のハウジングの係合溝の外側の側壁の先端部分とカバーレンズとの間に隙間が存在しない。
そのため、請求項1〜3に記載の車両用灯具によれば、シール材が配置されていない領域のハウジングの係合溝の外側の側壁の先端部分とカバーレンズとの間に隙間が存在する場合よりも、車両用灯具の外側の水が灯室内に浸入するおそれを低減することができる。つまり、請求項1〜3に記載の車両用灯具によれば、シール材が配置されていない領域で車両用灯具の外側の水がハウジングの係合溝の外側の側壁の先端部分とカバーレンズとの間を介して灯室内に浸入するおそれを低減することができる。
更に、請求項1〜3に記載の車両用灯具では、シール材が配置されていない領域のハウジングの係合溝の外側の側壁の先端部分が、弾性変形可能に形成されている。
そのため、請求項1〜3に記載の車両用灯具によれば、弾性変形できないように形成されたハウジングの係合溝の外側の側壁の先端部分がカバーレンズのフランジ部に当接せしめられる場合よりも、ハウジングの係合溝の外側の側壁の先端部分とカバーレンズとの間のシール性を向上させることができる。
一方、仮にハウジングの係合溝の側壁の根元部分が弾性変形可能に形成されていると、ハウジングの係合溝に係合せしめられたカバーレンズの脚部が、ハウジングの係合溝から外れやすくなってしまう。
この点に鑑み、請求項1〜3に記載の車両用灯具では、シール材が配置されていない領域のハウジングの係合溝の外側の側壁の根元部分が、弾性変形できないように形成されている。そのため、請求項1〜3に記載の車両用灯具によれば、ハウジングの係合溝の側壁の根元部分が弾性変形可能に形成されている場合よりも、カバーレンズの脚部がハウジングの係合溝から外れてしまうおそれを低減することができる。
好ましくは、請求項1〜3に記載の車両用灯具では、シール材が配置されていない領域の係合溝の外側の側壁の先端部分の断面積を、シール材が配置されていない領域の係合溝の外側の側壁の根元部分の断面積よりも小さくすることにより、シール材が配置されていない領域の係合溝の外側の側壁の先端部分が弾性変形可能に形成され、シール材が配置されていない領域の係合溝の外側の側壁の根元部分が弾性変形できないように形成されている。
あるいは、請求項1〜3に記載の車両用灯具では、シール材が配置されていない領域の係合溝の外側の側壁の先端部分と根元部分との間に切り欠きを形成することにより、シール材が配置されていない領域の係合溝の外側の側壁の先端部分が弾性変形可能に形成され、シール材が配置されていない領域の係合溝の外側の側壁の根元部分が弾性変形できないように形成されている。
換言すれば、請求項1〜3に記載の車両用灯具によれば、カバーレンズの脚部がハウジングの係合溝から外れるおそれを低減しつつ、車両用灯具の外側の水が灯室内に浸入するおそれを低減することができる。
請求項4に記載の車両用灯具では、シール材が配置されていない領域のみならず、その領域に隣接するシール材が配置されている領域でも、係合溝の外側の側壁の先端部分が、弾性変形可能に形成されると共に、フランジ部に当接せしめられている。
そのため、請求項4に記載の車両用灯具によれば、シール材が配置されていない領域に隣接するシール材が配置されている領域で係合溝の外側の側壁の先端部分が、弾性変形可能に形成されていない場合や、フランジ部に当接せしめられていない場合よりも、車両用灯具の外側の水が灯室内に浸入するおそれを低減することができる。
好ましくは、請求項4に記載の車両用灯具では、カバーレンズの脚部がハウジングの係合溝に挿入される時にハウジングの係合溝の内側の側壁の外側面に当接せしめられる位置決め突起がカバーレンズの脚部の内側面に形成され、カバーレンズの脚部がハウジングの係合溝に挿入される時にハウジングの係合溝の外側の側壁の内側面に当接せしめられる位置決め突起がカバーレンズの脚部の外側面に形成されている。
つまり、請求項4に記載の車両用灯具では、カバーレンズの脚部がハウジングの係合溝に挿入される時に、カバーレンズの脚部の内側面の位置決め突起がハウジングの係合溝の内側の側壁の外側面に当接せしめられ、カバーレンズの脚部の外側面の位置決め突起がハウジングの係合溝の外側の側壁の内側面に当接せしめられる。
そのため、請求項4に記載の車両用灯具によれば、ハウジングに対してカバーレンズを内側−外側方向に正確に位置決めすることができる。
更に好ましくは、請求項4に記載の車両用灯具では、カバーレンズの脚部がハウジングの係合溝に挿入される時にカバーレンズのフランジ部に当接せしめられる位置決め突起が、弾性変形可能に形成されたハウジングの係合溝の外側の側壁の先端部分上ではなく、弾性変形できないように形成されたハウジングの係合溝の外側の側壁の根元部分上に形成されている。
つまり、請求項4に記載の車両用灯具では、カバーレンズの脚部がハウジングの係合溝に挿入される時に、弾性変形できないように形成されたハウジングの係合溝の外側の側壁の根元部分上に形成された位置決め突起が、カバーレンズのフランジ部に当接せしめられる。
そのため、請求項4に記載の車両用灯具によれば、ハウジングに対してカバーレンズを挿入方向に正確に位置決めすることができる。
請求項5に記載の車両用灯具では、PP、PET、ABSまたはAAS系樹脂によってハウジングが形成されている。そのため、請求項5に記載の車両用灯具によれば、シール材が配置されていない領域のハウジングの係合溝の外側の側壁の先端部分を弾性変形可能にし、シール材が配置されていない領域のハウジングの係合溝の外側の側壁の根元部分を弾性変形できないようにすることができる。
請求項6に記載の自動二輪車用灯具によれば、カバーレンズの脚部がハウジングの係合溝から外れるおそれを低減しつつ、自動二輪車用灯具の外側の水が灯室内に浸入するおそれを低減することができる。
以下、本発明の車両用灯具が適用された自動二輪車用灯具の第1の実施形態について説明する。図1は第1の実施形態の自動二輪車用灯具の正面図である。図2は第1の実施形態の自動二輪車用灯具の一部を構成するカバーレンズ2の正面図である。図3は図1に示した第1の実施形態の自動二輪車用灯具から図2に示したカバーレンズを取り外した状態を示した図である。図4はハウジング1とカバーレンズ2との間をシールするためのシール材4が配置されていない領域1A1とシール材4が配置されている領域1A2とを示した図である。
図5は図1のA−A線に沿った断面図である。図6は図1のB−B線に沿った断面図である。図7は図1のC−C線に沿った断面図である。図8は図1のD−D線に沿った断面図である。図9は図1のE−E線に沿った断面図である。
図1〜図9において、1aはハウジング1の概略コ字状の係合溝を示しており、2aはハウジング1の係合溝1aと係合するカバーレンズ2の脚部2aを示しており、3はハウジング1とカバーレンズ2とによって画定される灯室を示している。5は灯室3内に配置されたリフレクタを示している。
第1の実施形態の自動二輪車用灯具では、図5に示すように、ハウジング1とリフレクタ5とが別個に設けられているが、第2の実施形態の自動二輪車用灯具では、代わりに、ハウジングとリフレクタとを一体的に形成し、ハウジングの内側面をリフレクタの反射面として用いることも可能である。
第1の実施形態の自動二輪車用灯具の説明に戻り、図1〜図9において、6は灯室3内に配置された光源を示している。1a1は環状に延びている係合溝1aの一部を構成する外側(図1および図3の光源6の反対側)の側壁を示している。1a1aは外側の側壁1a1の先端部分を示しており、1a1bは外側の側壁1a1の根元部分を示している。1a2は環状に延びている係合溝1aの一部を構成する内側(図1および図3の光源6の側)の側壁を示しており、1a3は係合溝1aの一部を構成する底壁を示している。1a3aは灯室3内の水を流出させるために底壁1a3に形成された水抜き穴を示している。
第1の実施形態の自動二輪車用灯具では、水抜き穴1a3aが形成されている領域1A1(図4参照)にシール材4が配置されておらず、水抜き穴1a3aが形成されていない領域1A2(図4参照)のすべてにシール材4が配置されているが、第3の実施形態の自動二輪車用灯具では、代わりに、硬化前のシール材4が水抜き穴1a3aに流入してしまうのを抑制するために、水抜き穴1a3aが形成されていない領域1A2(図4参照)のうち、水抜き穴1a3aが形成されている領域1A1(図4参照)に隣接する部分(水平方向の幅が例えば2.5〜5mm)に、シール材4を配置しないことも可能である。
また、第1の実施形態の自動二輪車用灯具では、ホットメルトタイプのシール材4が用いられているが、第4の実施形態の自動二輪車用灯具では、代わりに、ホットメルトタイプ以外のシール材4を用いることも可能である。
更に、第1の実施形態の自動二輪車用灯具では、例えばPC、PMMA、ガラスなどの透明材料によってカバーレンズ2が形成されているが、第5の実施形態の自動二輪車用灯具では、代わりに、それらの材料以外の透明材料によってカバーレンズ2を形成することも可能である。
第1の実施形態の自動二輪車用灯具の説明に戻り、図1〜図9において、1a4は環状に延びている係合溝1aの一部を構成する内側(図1および図3の光源6の側)の側壁を示している。1a5は環状に延びている係合溝1aの一部を構成する外側(図1および図3の光源6の反対側)の側壁を示している。
また、図1〜図9において、2bはカバーレンズ2の脚部2aから外側(図1の光源6の反対側)に突出せしめられたフランジ部を示している。第1の実施形態の自動二輪車用灯具では、図5に示すように、カバーレンズ2の下側部分の脚部2aからフランジ部2bが下側に突出せしめられ、カバーレンズ2の上側部分の脚部2aからフランジ部2bが上側に突出せしめられている。また、図2に示すように、カバーレンズ2の左側部分の脚部2aからフランジ部2bが左側に突出せしめられ、カバーレンズ2の右側部分の脚部2aからフランジ部2bが右側に突出せしめられている。
第1の実施形態の自動二輪車用灯具では、図5に示すように、カバーレンズ2の脚部2aをハウジング1の概略コ字状の係合溝1aに係合させることにより、カバーレンズ2がハウジング1に取り付けられている。更に、ハウジング1とカバーレンズ2とによって灯室3が画定され、灯室3内の水を流出させるための水抜き穴1a3aが、ハウジング1の係合溝1aの底壁1a3に形成されている。
更に、第1の実施形態の自動二輪車用灯具では、図1、図4、図5〜図9に示すように、ハウジング1とカバーレンズ2との間をシールするためのシール材4が、水抜き穴1a3aが形成されていない領域1A2のハウジング1の係合溝1aとカバーレンズ2の脚部2aとの間に配置されている。つまり、水抜き穴1a3aが形成されていない領域1A2のハウジング1の係合溝1aとカバーレンズ2の脚部2aとの間がシール材4によってシールされている。そのため、第1の実施形態の自動二輪車用灯具によれば、ハウジング1の係合溝1aとカバーレンズ2の脚部2aとの間のシール材4によって自動二輪車用灯具の外側の水が灯室3内に浸入するおそれを低減することができる。
また、第1の実施形態の自動二輪車用灯具では、図5〜図9に示すように、カバーレンズ2の脚部2aよりも外側に突出するフランジ部2bが、カバーレンズ2に形成されている。また、シール材4が配置されていない領域1A1(図4参照)のハウジング1の係合溝1aの外側の側壁1a1の先端部分1a1aが、カバーレンズ2のフランジ部2bに当接せしめられている。つまり、第1の実施形態の自動二輪車用灯具では、図4〜図9に示すように、シール材4が配置されていない領域1A1のハウジング1の係合溝1aの外側の側壁1a1の先端部分1a1aとカバーレンズ2との間に隙間が存在しない。
そのため、第1の実施形態の自動二輪車用灯具によれば、シール材4が配置されていない領域1A1のハウジング1の係合溝1aの外側の側壁1a1の先端部分1a1aとカバーレンズ2との間に隙間が存在する場合よりも、自動二輪車用灯具の外側の水が灯室3内に浸入するおそれを低減することができる。つまり、第1の実施形態の自動二輪車用灯具によれば、自動二輪車用灯具の外側の水が、シール材4が配置されていない領域1A1のハウジング1の係合溝1aの外側の側壁1a1の先端部分1a1aとカバーレンズ2との間を介して灯室3内に浸入するおそれを低減することができる。
更に、第1の実施形態の自動二輪車用灯具では、図4に示すように、シール材4が配置されていない領域1A1のハウジング1の係合溝1aの外側の側壁1a1の先端部分1a1aが、弾性変形可能に形成されている。図10および図11はハウジング1の係合溝1aの外側の側壁1a1の先端部分1a1aが弾性変形せしめられる様子を示した図である。詳細には、図10は図5に示した断面の一部の拡大図等であり、図11は図9に示した断面の一部の拡大図等である。更に詳細には、図10(A)および図11(A)はカバーレンズ2の脚部2aがハウジング1の係合溝1aに挿入される前の状態を示しており、図10(B)および図11(B)はカバーレンズ2の脚部2aがハウジング1の係合溝1aに挿入された後の状態を示している。
第1の実施形態の自動二輪車用灯具では、図4、図10(B)および図11(B)に示すように、ハウジング1の係合溝1aの外側の側壁1a1の先端部分1a1aが、弾性変形せしめられた状態(つぶれた状態)でカバーレンズ2のフランジ部2bに当接せしめられている。そのため、第1の実施形態の自動二輪車用灯具によれば、弾性変形できないように形成されたハウジング1の係合溝1aの外側の側壁1a1の先端部分1a1aがカバーレンズ2のフランジ部2bに当接せしめられる場合よりも、ハウジング1の係合溝1aの外側の側壁1a1の先端部分1a1aとカバーレンズ2との間のシール性を向上させることができる。
一方、仮にハウジング1の係合溝1aの外側の側壁1a1の根元部分1a1bが弾性変形可能に形成されていると、ハウジング1の係合溝1aに係合せしめられたカバーレンズ2の脚部2aが、ハウジング1の係合溝1aから外れやすくなってしまう。この点に鑑み、第1の実施形態の自動二輪車用灯具では、図3〜図11に示すように、ハウジング1の係合溝1aの外側の側壁1a1の根元部分1a1bが、弾性変形できないように形成されている。そのため、第1の実施形態の自動二輪車用灯具によれば、ハウジング1の係合溝1aの外側の側壁1a1の根元部分1a1bが弾性変形可能に形成されている場合よりも、カバーレンズ2の脚部2aがハウジング1の係合溝1aから外れてしまうおそれを低減することができる。
詳細には、第1の実施形態の自動二輪車用灯具では、図10および図11に示すように、ハウジング1の係合溝1aの外側の側壁1a1の先端部分1a1aの断面積を、ハウジング1の係合溝1aの外側の側壁1a1の根元部分1a1bの断面積よりも小さくすることにより、ハウジング1の係合溝1aの外側の側壁1a1の先端部分1a1aが弾性変形可能に形成され、ハウジング1の係合溝1aの外側の側壁1a1の根元部分1a1bが弾性変形できないように形成されている。
更に詳細には、第1の実施形態の自動二輪車用灯具では、例えばPP、PET、ABS、AAS系樹脂などによってハウジング1が形成されている。そのため、第1の実施形態の自動二輪車用灯具によれば、ハウジング1の係合溝1aの外側の側壁1a1の先端部分1a1aを弾性変形可能にし、ハウジング1の係合溝1aの外側の側壁1a1の根元部分1a1bを弾性変形できないようにすることができる。
換言すれば、第1の実施形態の自動二輪車用灯具によれば、カバーレンズ2の脚部2aがハウジング1の係合溝1aから外れるおそれを低減しつつ、自動二輪車用灯具の外側の水が灯室3内に浸入するおそれを低減することができる。
また、第1の実施形態の自動二輪車用灯具では、図4、図5および図10に示すように、シール材4が配置されていない領域1A1のハウジング1の係合溝1aの外側の側壁1a1の先端部分1a1aが、弾性変形可能に形成されると共に、カバーレンズ2のフランジ部2bに当接せしめられているのみならず、図4、図6〜図9および図11に示すように、その領域1A1に隣接するシール材4が配置されている領域1A2でも、ハウジング1の係合溝1aの外側の側壁1a1の先端部分1a1aが、弾性変形可能に形成されると共に、カバーレンズ2のフランジ部2bに当接せしめられている。
そのため、第1の実施形態の自動二輪車用灯具によれば、シール材4が配置されていない領域1A1に隣接するシール材4が配置されている領域1A2でハウジング1の係合溝1aの外側の側壁1a1の先端部分1a1aが、弾性変形可能に形成されていない場合や、カバーレンズ2のフランジ部2bに当接せしめられていない場合よりも、自動二輪車用灯具の外側の水が灯室3内に浸入するおそれを低減することができる。
更に、第1の実施形態の自動二輪車用灯具では、図1、図3、図4、図9および図11に示すように、カバーレンズ2の脚部2aがハウジング1の係合溝1aに挿入される時にカバーレンズ2のフランジ部2bに当接せしめられる位置決め突起1a1d,1a5dが形成されている。詳細には、図1、図3および図4に示すように、ハウジング1の係合溝1aの外側(図1、図3および図4の下側)の側壁1a1に位置決め突起1a1dが形成され、ハウジング1の係合溝1aの外側(図1、図3および図4の上側)の側壁1a1に位置決め突起1a1dが形成されている。また、ハウジング1の係合溝1aの外側(図1、図3および図4の左側)の側壁1a5に位置決め突起1a5dが形成され、ハウジング1の係合溝1aの外側(図1、図3および図4の右側)の側壁1a5に位置決め突起1a5dが形成されている。
図12はハウジング1の下側部分の係合溝1aの外側の側壁1a1に形成された位置決め突起1a1dを斜め下側から見た概略的な斜視図である。第1の実施形態の自動二輪車用灯具では、図11および図12に示すように、カバーレンズ2の脚部2aがハウジング11の係合溝1aに挿入される時にカバーレンズ2のフランジ部2bに当接せしめられる位置決め突起1a1dが、弾性変形可能に形成されたハウジング1の係合溝1aの外側の側壁1a1の先端部分1a1a上ではなく、弾性変形できないように形成された根元部分1a1b上に形成されている。
つまり、第1の実施形態の自動二輪車用灯具では、カバーレンズ2の脚部2aがハウジング1の係合溝1aに挿入される時に、弾性変形できないように形成されたハウジング1の係合溝1aの外側の側壁1a1の根元部分1a1b上に形成された位置決め突起1a1dが、カバーレンズ2のフランジ部2bに当接せしめられる。そのため、第1の実施形態の自動二輪車用灯具によれば、ハウジング1に対してカバーレンズ2を挿入方向(図11の左右方向)に正確に位置決めすることができる。
また、第1の実施形態の自動二輪車用灯具では、図1、図2および図7に示すように、カバーレンズ2の脚部2aがハウジング1の係合溝1aに挿入される時にハウジング1の係合溝1aの内側の側壁1a2の外側面に当接せしめられる位置決め突起2a1がカバーレンズ2の脚部2aの内側面に形成されている。更に、第1の実施形態の自動二輪車用灯具では、図1、図2および図8に示すように、カバーレンズ2の脚部2aがハウジング1の係合溝1aに挿入される時にハウジング1の係合溝1aの外側の側壁1a1の内側面に当接せしめられる位置決め突起2a2がカバーレンズ2の脚部2aの外側面に形成されている。
図13はカバーレンズ2の一部を拡大して示した後側面図である。第1の実施形態の自動二輪車用灯具では、図1、図2、図7および図13に示すように、カバーレンズ2の脚部2aがハウジング1の係合溝1aに挿入される時に、カバーレンズ2の脚部2aの内側面の位置決め突起2a1がハウジング1の係合溝1aの内側の側壁1a2の内側面に当接せしめられ、カバーレンズ2の脚部2aの外側面の位置決め突起2a2がハウジング1の係合溝1aの外側の側壁1a1の内側面に当接せしめられる。
更に、第1の実施形態の自動二輪車用灯具では、図1および図2に示すように、カバーレンズ2の脚部2aがハウジング1の係合溝1aに挿入される時に、カバーレンズ2の脚部2aの外側面の位置決め突起2a3がハウジング1の係合溝1aの外側の側壁1a5の内側面に当接せしめられ、カバーレンズ2の脚部2aの内側面の位置決め突起2a4がハウジング1の係合溝1aの内側の側壁1a4の外側面に当接せしめられる。
そのため、第1の実施形態の自動二輪車用灯具によれば、ハウジング1に対してカバーレンズ2を内側−外側方向に正確に位置決めすることができる。
更に、第1の実施形態の自動二輪車用灯具では、図1〜図3に示すように、カバーレンズ2の脚部2aがハウジング1の係合溝1aに挿入されると、カバーレンズ2の下側(図1および図2の下側)部分の突起2cがハウジング1の下側(図1および図3の下側)部分の係合穴1bと嵌合せしめられ、カバーレンズ2の上側(図1および図2の上側)部分の突起2cがハウジング1の上側(図1および図3の上側)部分の係合穴1bと嵌合せしめられる。
また、第1の実施形態の自動二輪車用灯具では、図1〜図3に示すように、カバーレンズ2の脚部2aがハウジング1の係合溝1aに挿入されると、カバーレンズ2の左側(図1および図2の左側)部分の突起2cがハウジング1の左側(図1および図3の左側)部分の係合穴1bと嵌合せしめられ、カバーレンズ2の右側(図1および図2の右側)部分の突起2cがハウジング1の右側(図1および図3の右側)部分の係合穴1bと嵌合せしめられる。
そのため、第1の実施形態の自動二輪車用灯具によれば、カバーレンズ2をハウジング1に対して固定することができる。
第1の実施形態の自動二輪車用灯具では、図1〜図3に示すように、ハウジング1の係合穴1bおよびカバーレンズ2の突起2cのみによって、カバーレンズ2がハウジング1に対して固定されているが、第6の実施形態の自動二輪車用灯具では、ハウジング1の係合穴1bおよびカバーレンズ2の突起2cによってカバーレンズ2をハウジング1に対して固定することに加え、水抜き穴1a3aの近傍で例えばネジ止めによってカバーレンズ2をハウジング1に対して固定することも可能である。
あるいは、第7の実施形態の自動二輪車用灯具では、ハウジング1の係合穴1bおよびカバーレンズ2の突起2cによってカバーレンズ2をハウジング1に対して固定することに加え、水抜き穴1a3aの近傍で例えば実開昭64−35603号公報の図2に記載されたクリップによってカバーレンズ2をハウジング1に対して固定することも可能である。
図14は第8の実施形態の自動二輪車用灯具のハウジング1の下側部分の係合溝1aの外側の側壁1a1の先端部分1a1aが弾性変形せしめられる様子を示した図である。詳細には、図14(A)はカバーレンズ2の脚部2aがハウジング1の係合溝1aに挿入される前の状態を示しており、図14(B)はカバーレンズ2の脚部2aがハウジング1の係合溝1aに挿入された後の状態を示している。
第8の実施形態の自動二輪車用灯具では、図14に示すように、ハウジング1の係合溝1aの外側の側壁1a1の先端部分1a1aの断面積を、ハウジング1の係合溝1aの外側の側壁1a1の根元部分1a1bの断面積よりも小さくすることにより、ハウジング1の係合溝1aの外側の側壁1a1の先端部分1a1aが弾性変形可能に形成され、ハウジング1の係合溝1aの外側の側壁1a1の根元部分1a1bが弾性変形できないように形成されている。
図15は第9の実施形態の自動二輪車用灯具のハウジング1の下側部分の係合溝1aの外側の側壁1a1の先端部分1a1aが弾性変形せしめられる様子を示した図である。詳細には、図15(A)はカバーレンズ2の脚部2aがハウジング1の係合溝1aに挿入される前の状態を示しており、図15(B)はカバーレンズ2の脚部2aがハウジング1の係合溝1aに挿入された後の状態を示している。
第9の実施形態の自動二輪車用灯具では、図15に示すように、ハウジング1の係合溝1aの外側の側壁1a1の先端部分1a1aの断面積を、ハウジング1の係合溝1aの外側の側壁1a1の根元部分1a1bの断面積よりも小さくすることにより、ハウジング1の係合溝1aの外側の側壁1a1の先端部分1a1aが弾性変形可能に形成され、ハウジング1の係合溝1aの外側の側壁1a1の根元部分1a1bが弾性変形できないように形成されている。
第1の実施形態の自動二輪車用灯具では、図10に示すように、ハウジング1の係合溝1aの外側の側壁1a1の先端部分1a1aと根元部分1a1bとの間に切り欠きが形成されていないが、第9の実施形態の自動二輪車用灯具では、図15に示すように、ハウジング1の係合溝1aの外側の側壁1a1の先端部分1a1aと根元部分1a1bとの間に切り欠き1a1cが形成され、それにより、ハウジング1の係合溝1aの外側の側壁1a1の先端部分1a1aが弾性変形しやすくなっている。
第10の実施形態では、上述した第1から第9の実施形態を適宜組み合わせることも可能である。
第1から第10の実施形態では、本発明の車両用灯具が自動二輪車用灯具に適用されているが、第11の実施形態では、本発明の車両用灯具を自動二輪車用灯具以外の任意の車両用灯具に適用可能である。
第1の実施形態の自動二輪車用灯具の正面図である。 第1の実施形態の自動二輪車用灯具の一部を構成するカバーレンズ2の正面図である。 図1に示した第1の実施形態の自動二輪車用灯具から図2に示したカバーレンズを取り外した状態を示した図である。 ハウジング1とカバーレンズ2との間をシールするためのシール材4が配置されていない領域1A1とシール材4が配置されている領域1A2とを示した図である。 図1のA−A線に沿った断面図である。 図1のB−B線に沿った断面図である。 図1のC−C線に沿った断面図である。 図1のD−D線に沿った断面図である。 図1のE−E線に沿った断面図である。 ハウジング1の係合溝1aの外側の側壁1a1の先端部分1a1aが弾性変形せしめられる様子を示した図である。 ハウジング1の係合溝1aの外側の側壁1a1の先端部分1a1aが弾性変形せしめられる様子を示した図である。 ハウジング1の下側部分の係合溝1aの外側の側壁1a1に形成された位置決め突起1a1dを斜め下側から見た概略的な斜視図である。 カバーレンズ2の一部を拡大して示した後側面図である。 第8の実施形態の自動二輪車用灯具のハウジング1の下側部分の係合溝1aの外側の側壁1a1の先端部分1a1aが弾性変形せしめられる様子を示した図である。 第9の実施形態の自動二輪車用灯具のハウジング1の下側部分の係合溝1aの外側の側壁1a1の先端部分1a1aが弾性変形せしめられる様子を示した図である。
符号の説明
1 ハウジング
1a 係合溝
1a1 側壁
1a1a 先端部分
1a1b 根元部分
1a1c 切り欠き
1a1d 位置決め突起
1a2 側壁
1a3 底壁
1a3a 水抜き穴
1a4 側壁
1a5 側壁
1a5d 位置決め突起
1b 係合穴
2 カバーレンズ
2a 脚部
2b フランジ部
2c 突起
3 灯室
4 シール材
5 リフレクタ
6 光源

Claims (6)

  1. 概略コ字状の係合溝を有するハウジングと、ハウジングの係合溝と係合する脚部を有するカバーレンズとを具備し、
    ハウジングとカバーレンズとによって灯室を画定し、
    灯室内の水を流出させるための水抜き穴を係合溝の底壁に形成し、
    ハウジングとカバーレンズとの間をシールするためのシール材を、水抜き穴が形成されていない領域の係合溝と脚部との間に配置した車両用灯具において、
    脚部よりも外側に突出するフランジ部をカバーレンズに形成し、
    シール材が配置されていない領域の係合溝の外側の側壁の先端部分を、弾性変形可能に形成すると共に、フランジ部に当接させ、
    シール材が配置されていない領域の係合溝の外側の側壁の根元部分を弾性変形できないように形成したことを特徴とする車両用灯具。
  2. シール材が配置されていない領域の係合溝の外側の側壁の先端部分の断面積を、シール材が配置されていない領域の係合溝の外側の側壁の根元部分の断面積よりも小さくすることにより、シール材が配置されていない領域の係合溝の外側の側壁の先端部分を弾性変形可能に形成したことを特徴とする請求項1に記載の車両用灯具。
  3. シール材が配置されていない領域の係合溝の外側の側壁の先端部分と根元部分との間に切り欠きを形成することにより、シール材が配置されていない領域の係合溝の外側の側壁の先端部分を弾性変形可能に形成したことを特徴とする請求項1又は2に記載の車両用灯具。
  4. シール材が配置されていない領域のみならず、その領域に隣接するシール材が配置されている領域でも、係合溝の外側の側壁の先端部分を、弾性変形可能に形成すると共に、フランジ部に当接させることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の車両用灯具。
  5. PP、PET、ABSまたはAAS系樹脂によってハウジングを形成したことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の車両用灯具。
  6. 請求項1〜5のいずれか一項に記載の車両用灯具を適用した自動二輪車用灯具。
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