JP2007030834A - フェンダカバー構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】 フロントフェンダ及びフロントピラーに対して、車体上下方向、左右方向に対して強干渉構造として、車体組立て上のバラツキを完全に対応でき、且つフロントフェンダの端末が露出しないようにして見栄え向上を図った。
【解決手段】 自動車1のフロントフェンダ5に沿って設けて、ウインドシールドガラス3の下端隅角部3aを覆うために、フェンダカバー10の内周端部側に下端隅角部3aを覆う内周縁リップ部10Aを形成すると共に、フェンダカバー10の外周端部にフロントフェンダ5の端末部5aを挟着する挟着凹部10Bを設け、フェンダカバー10の裏面側にフロントピラー2に当接する弾性変形可能な弾接舌片部10Dを形成し、更に、挟着凹部10Bより先端側にフロントフェンダ5の裏面側に弾接する第1の当接片部10Cを形成した。
【選択図】 図3

Description

本発明は、自動車の車体のフロントフェンダに沿って設けられ、ウインドシールドガラスの下端隅角部を覆うフェンダカバー構造に関する。
従来におけるこの種のフェンダカバー構造には、図10及び図11或いは図12及び図13に示すものが知られている(特許文献1及び特許文献2参照)。
特開2003−252045号公報(段落0010乃至0027) 特開2003−267263号公報(段落0013乃至0023)。
図10及び図11に示すウインドサイドモール(フェンダカバー)51は、自動車のフロントピラー52に沿ってウインドシールドガラス53の下端隅角部を覆うように構成するために、ウインドシールドガラス53の下端隅角に沿ってガラス下縁側へ屈曲する下端コーナー部54を備え、下端コーナー部54により、フロントピラー52の下端に連なるフェンダパネル55の上端コーナー部の端縁と、ウインドシールドガラス53の下端隅角縁との隙間を覆うために、下端コーナー部54の外周縁に、フェンダパネル55の端縁56の外面に当接させるリップ57を設けると共に、外周縁リップ57に対向してフェンダパネル55の端縁56の裏面側へ突出する係合突起58を設け、外周縁リップ57と係合突起58でフェンダパネル55の端縁56を挟んで、外周縁リップ57をフェンダパネル55の端縁56に密着させており、内周縁リップ67をウインドシールドガラス53の周縁外面に当接させてこれを覆っている。
そして、下端コーナー部59の端末には基材部60の下面に下方へほぼ垂直に突出する突起61が突設され、その下方には、車体から突出してフェンダパネル55の端縁56を支持する断面ほぼ逆L字形のステー62が設けてあり、ステー62も先端には突起61に対応する挿通穴63が形成してある。ステー62はその上面に、フェンダパネル55の端縁56をボルト締めしてこれを支持している。下端コーナー部59の端末においては、外周縁リップ57がフェンダパネル55の端縁56に当接し、突起61をステー62の挿通穴63に嵌入してある。
更に、カウルルーバ64の側端と対向する下端コーナー部54の端末縁には、基材部60の端末縁からカウルルーバ64の裏面側へ突出する舌片状の連結片65が突設してあり、連結片65には前向きに開口する嵌合溝66が形成してある。連結片65上にカウルルーバ64の側端を重ねて、連結片65の嵌合溝66にカウルルーバ64の側縁と下端コーナー部54の端末とが連結してある。ウインドシールドガラス53はその下端隅角部が接着剤69によりカウル68にマウントされている。
図12および図13に示すカウルルーバの端末ピース(フェンダカバー)81においては、その基部82から斜め後上方に延びる延長部に、横幅方向内縁に沿って内向きフランジ84を形成し、横幅方向外縁に沿って基部に近づくにつれて高さが次第に増大する外向きフランジ85が形成され、外向きフランジ85は基部82の上面前縁部全長を越える位置まで延びている。延長部83の内向きフランジ84の内側となる延長部83の下側には、C字形断面形状の係合保持部86が形成されている。
係合保持部86は延長部83の上端部付近の一部に設けられ、外向きフランジ85が設けられる外縁側が開口されており、その両端部には内向きフランジ84との間に補強リブ86aが形成されている。
一方、ウインドサイドモール87は内縁に沿って、その先端部の裏側には引っ掛け突部87aが形成されている。
端末ピース81の延長部83の上端部は、係合保持部86の開口部にウインドサイドモール87内縁の引っ掛け突起87aを当接してフロントピラー側に強く押すことにより係合保持部86が弾性変形して、引っ掛け突部87aが図12に示すように係合保持部86に差し込み係止され、ウインドサイドモール87に取付けられている。
端末ピース81の延長部83には、外縁に形成された外向きフランジ85の先端縁から内向きフランジ84側と反対となる外方に延びる短い当接片85aと係合舌と突出片90が、上端側から基部82側に向けて順に形成されている。当接片85a、係合舌89及び突出片90は、端末ピース81とその下部を隙間をおいて覆うフェンダ91の間に差し込まれ、係合舌89は先端部89aが二点鎖線で示すように(図12参照)、前側に折り曲げられて、その先端はフェンダ91の内縁の折曲げ部91aに係止され、当接片85aはフロントピラー88に当接され、突出片90はその先端が車体(不図示)に当接されている。
しかしながら、図10及び図11に示すウインドサイドモール51においては、フロントピラー52に対して、外周リップ57及び係合突起58によるフェンダパネル55の端縁56の挟着による係合で支持されているために、係合力が弱く、また、車体の左右方向(図10における左右方向)における車体組立て上のばらつきは、外周リップ57の弾性変形により対応できるが、車体組立て上のばらつきが、車体上下方向の動き(図10の上下方向)に生じた場合、フェンダパネル55の端縁56が係合突起58から外れてしまい、対応できないおそれがある。
また、図12及び図13に示す端末ピース81は、弾性のある係合舌89がフェンダ91の裏面側において折り曲げられてフェンダ91の内縁の折曲げ部91aに係止されていることから、車体の上下方向(図12における上下方向)における車体組立て上のばらつきは、係合舌89の弾性変形により対応できるが、車体組立て上のばらつきが、車体左右方向の動き(図12の左右方向)に生じた場合、フェンダ91の折曲げ部91aが係合舌89の先端部89aから外れてしまい、対応できないおそれがあり、また、端末ピース81はフェンダ91の折曲げ部91aを覆っておらず露出させていることから、見栄えを悪くしている。更には、ウインドシールドガラス92には内向きフランジ84が弾性的に当接していることから、強干渉設定になっておらず、このために、ウインドシールドガラス92との間にスキが発生する可能性があるといえる。
本発明は、かかる従来の問題を解決するためになされたもので、第1に、フロントフェンダ及びフロントピラーに対して、車体上下方向及び左右方向に対して強干渉構造とすることにより、車体組立て上のバラツキを完全に対応できるようにし、しかも、フロントフェンダの端末が露出しないようにして、見栄え向上を図ったフェンダカバー構造を提供することを目的とするものである。
また、本発明は、第2に、ウインドシールドガラスの下端隅角部を覆う内周縁リップ部が、ウインドシールドガラスとの間においてスキが発生しないようにしたフェンダカバー構造を提供することを目的としている。
本発明に係る請求項1に記載の車両のフェンダカバー構造は、自動車のフロントフェンダに沿って設けられて、ウインドシールドガラスの下端隅角部を覆うフェンダカバー構造であって、フェンダカバーの内周端部側に前記ウインドシールドガラスの下端隅角部を覆う内周縁リップ部を形成すると共に、前記フェンダカバーの外周端部に前記フロントフェンダの端末部を挟着する挟着凹部を設け、且つ、前記フェンダカバーの裏面側に前記車体のフロントピラーに当接する弾性変形可能な弾接舌片部を形成しており、更に、前記フェンダカバーにおける前記挟着凹部より先端側に前記フロントフェンダの裏面側に弾接する第1の当接片部を形成したことを特徴とするものである。
前記構成により、フェンダカバーの外周縁部に設けた挟着凹部により、フロントフェンダの端末部を挟着する構成とすると共に、フェンダカバーの裏面側に形成した弾接舌片部を車体のフロントピラーに当接することにより、先ず、フェンダカバーの車体左右方向に対しては、挟着凹部の両対向側壁により強干渉構造となり、また、フェンダカバーの車体上下方向に対しては、挟着凹部の底部がフロントフェンダに対向すると共に弾接舌片部が弾性変形しながら車体側に当接することにより強干渉構造となって、車体組立て上のバラツキを完全に対応できることになり、更に、第1の当接片部が、フロントフェンダに当接していることから、弾接舌片部と協働して、フェンダカバーをフロントフェンダ側に押し付けて、安定的に取付けることになって、フェンダカバーの車体上下方向に対して強干渉構造とすることになり、しかも、フロントフェンダの端末を挟着凹部が挟着した上で、この挟着凹部に連続する内周縁リップ部がウインドシールドガラスの下端隅角部覆うことになって、フロントフェンダの端末を完全に覆って露出させることがなく、見栄え向上に寄与している。
本発明に係る請求項2記載のフェンダカバー構造は、前記挟着凹部を構成する一対の縦壁の少なくとも一方に、リブ片を形成して、該リブ片により前記フロントフェンダの端末部を挟着力が高められた状態で前記挟着凹部により挟着されていることを特徴とするものである。
前記構成により、挟着凹部に挟着されるフロントフェンダの端末部が更にリブ片により大きな挟着力により挟着されることになり、しかも、リブ部を弾性変形可能に構成すれば、車体組み立て上のバラツキを確実に吸収することができる。
本発明にかかる請求項3に記載のフェンダカバー構造は、前記フェンダカバーの裏面側に、前記ウインドシールドガラスに弾性的に当接する第2の当接片部を形成したことを特徴とするものである。
前記構成により、第2の当接片部がウインドシールドガラスに弾性的に当接する場合にある程度の剛性を有するように構成することにより、フロントシールドガラスとの組立寸法誤差を吸収することができると共に、内周縁リップ部とウインドシールドガラスの下端隅角部との間に隙間を生じさせないように機能することができる。
本発明のフェンダカバー構造によれば、フェンダカバーの外周縁部に設けた挟着凹部により、フロントフェンダの端末部を挟着する構成とすると共に、フェンダカバーの裏面側に形成した弾接舌片部を車体のフロントピラーに当接することにより、先ず、フェンダカバーの車体左右方向に対しては、挟着凹部の両対向側壁により強干渉構造となり、また、フェンダカバーの車体上下方向に対しては、挟着凹部の底部がフロントフェンダに対向すると共に弾接舌片部が弾性変形しながら車体側に当接することにより強干渉構造となって、車体組立て上のバラツキを完全に対応できることになり、更に、第1の当接片部が、フロントフェンダに当接していることから、弾接舌片部と協働して、フェンダカバーをフロントフェンダ側に押し付けて、安定的に取付けることになって、フェンダカバーの車体上下方向に対して強干渉構造とすることになり、しかも、フロントフェンダの端末を挟着凹部が挟着した上で、この挟着凹部に連続する内周縁リップ部がウインドシールドガラスの下端隅角部覆うことになって、フロントフェンダの端末を完全に覆って露出させることがなく、見栄え向上に寄与している。
先ず、本発明の実施の形態1について、図1乃至図7を参照して説明する。
図1は自動車のフロント部を描画した斜視図、図2は本発明に係る実施の形態1における図1のウインドシールドガラスの下端隅角部周辺を拡大して描画した平面図、図3は図2のA−A断面図、図4は図2のB−B断面図、図5は図2のC−C断面図、図6は本発明に係る実施の形態1によるフェンダカバーを斜め表面から描画した斜視図、図7は同じく斜め裏面から描画した斜視図である。
図1に示すように、自動車1の左右のフロントピラー2の間において、ウインドシールドガラス3は、その周部をフロントピラー4或いはフロントカウル及びフロントアッパーレール(不図示)等の車体構成メンバーに接着などにより取り付けられており、また、ウインドシールドガラス3の下端隅角部3aが、フロントピラー4に装着した合成樹脂製のフロントフェンダ5によってカバーされている。
ウインドシールドガラス3の下端部前側には、エンジンフード7との間に沿って、カウルトップカバー8が設けられている。
そして、カウルトップカバー8の端末とフロントフェンダ5の下端端末との間におけるウインドシールドガラス3の下端隅角部3aは、フェンダカバー10によって覆われている。
フェンダカバー10は、図2或いは図6及び図7に示すように、その内周端部側には、ウインドシールドガラス3の下端隅角部3aを覆う内周縁リップ部10Aが形成されており、内周縁リップ部10Aより外周端部側には、後述の図3に示すように、フロントフェンダ5の端末部5aを挟着する略コ字状の挟着凹部10Bが設けられている。
挟着凹部10Bを構成する一対の縦壁10B−1、10B−2のうち、外周端部側の縦壁10B−1には、複数枚のリブ片10B−3が互いに離間した状態で形成されている。
フロントフェンダカバー本体10の外周端部側には、フロントピラー2に当接する弾性変形可能な弾接舌片部10Dが互いに離れた状態で複数個形成されており、更に、フェンダカバー10における挟着凹部10Bを含む裏面側にフロントフェンダ5の裏面側に弾接する第1の当接片部10Cが連続帯状に形成されている。
フェンダカバー体10における挟着凹部10Bと内周縁リップ部10Aとの間における裏面側には、ウインドシールドガラス3の側面に弾性的に当接する第2の当接片部10Eが形成されている。
このように構成されたフェンダカバー10は、図5に示すように、フェンダカバー10の裏面側におけるカウルトップカバー8に対向する位置に、複数のクリップ部10Fが立設されて、クリップ部10Fをカウルトップカバー8に設けたクリップ孔8aに係着することによって、フェンダカバー10の端末部10G(図6参照)がカウルトップカバー8の下側に潜り込んだ状態で、ウインドシールドガラス3の下端隅角部3aを覆うようになっている。
この時、図3に示すように、フェンダカバー10においては、挟着凹部10Bにフロントフェンダ5の折曲された端末部5aが嵌入しており、端末部5aはリブ片10B−3によって挟着力が高められて、挟着凹部10B内において挟着されており、弾接舌片部10Dはフロントピラー2にある程度の剛性を持って弾接し、更に、第1の車体当接片部10Cはフロントフェンダ5の裏面に当接している。
そして、弾接舌片部10Dは弾性変形可能に形成されていることから、図3及び図4に示すように、先端部が僅か屈曲する状態でフロントピラー2に当接することによって、フロントピラー2とフロントフェンダ5との間の組立て誤差間隙を吸収している。
また、フェンダカバー10においては、内周縁リップ部10Aがフロントシールドガラス3の下端隅角部3aの表面側を弾接して覆うと共に、第2の当接片部10Eがある程度の剛性を持って弾性変形可能にウインドシールドガラス3の側面に当接している。
かかる構成において、フェンダカバー10の外周縁部に設けた挟着凹部10Bにより、フロントフェンダ5の端末部が挟着され、挟着凹部10Bの両対向側壁である縦壁10B−1,10B−2により、フェンダカバー10の車体左右方向に対して、強干渉構造となる。
また、フェンダカバー10の車体上下方向に対しては、挟着凹部10Bの底部10B−4がフロントフェンダ5に対向すると共に弾接舌片部10Dが弾性変形しながらフロントピラー2側にある程度の剛性を持って当接することにより強干渉構造となって、車体組立て上のバラツキを完全に対応できることになる。ここで、強干渉構造と称していることは、各部位が弾性変形あるいは塑性変形をしてもいくらか弾性力により復元することであり、各部位が全く復元しない塑性変形を除く意味で使用している。
更に、第1の当接片部10Cが、フロントフェンダ5の裏面に当接していることから、弾接舌片部10Dと協働して、フェンダカバー10をフロントフェンダ5側に押し付けて、安定的に取付けることになって、フェンダカバー10の車体上下方向に対して強干渉構造とすることになる。
しかも、フロントフェンダ5の端末を挟着凹部10Bが挟着した上で、挟着凹部10Bに連続する内周縁リップ部10Aがウインドシールドガラス3の下端隅角部3aを覆うことになって、フロントフェンダ5の端末を完全に覆って露出させることがなく、見栄え向上に寄与している。
第2の当接片部10Eがウインドシールドガラス3に弾性的に当接する場合にある程度の剛性を有するように構成することにより、ウインドシールドガラス3との組立寸法誤差を吸収することができると共に、内周縁リップ部10Aとウインドシールドガラス3の下端隅角部3aとの間に隙間を生じさせないように機能することができる。
挟着凹部10Bに挟着されるフロントフェンダ5の端末部5aが更にリブ片10B−3により大きな挟着力により挟着されることになり、しかも、第2の当接片部10Eを弾性変形可能に構成すれば、車体組み立て上のバラツキを確実に吸収することができる。
次に、図8及び図9を用いて、本発明に係る実施の形態2について説明する。
実施の形態2においては、図8及び図9に示すように、上記実施の形態1においては、第1の当接片部10Cを、フェンダカバー10に連続帯状に形成しているのに対し、互いに離れた状態で複数枚の間欠的なリブ状片として形成した点で異なるが、その他については、同一の構成を採っている。
そして、第1の当接片部10Cは、フロントフェンダ5の裏面側に当接して、弾接舌片部10Dと協働して、フェンダカバー10の上下方向に対する強干渉構造とすることに寄与している点同様である。
本発明のフェンダカバー構造は、フェンダカバーの外周縁部に設けた挟着凹部により、フロントフェンダの端末部を挟着する構成とすると共に、フェンダカバーの裏面側に形成した弾接舌片部を車体のフロントピラーに当接することにより、先ず、フェンダカバーの車体左右方向に対しては、挟着凹部の両対向側壁により強干渉構造となり、また、フェンダカバーの車体上下方向に対しては、挟着凹部の底部がフロントフェンダに対向すると共に弾接舌片部が弾性変形しながら車体側に当接することにより強干渉構造となって、車体組立て上のバラツキを完全に対応できることになり、更に、第1の当接片部が、フロントフェンダに当接していることから、弾接舌片部と協働して、フェンダカバーをフロントフェンダ側に押し付けて、安定的に取付けることになって、フェンダカバーの車体上下方向に対して強干渉構造とすることになり、しかも、フロントフェンダの端末を挟着凹部が挟着した上で、この挟着凹部に連続する内周縁リップ部がウインドシールドガラスの下端隅角部覆うことになって、フロントフェンダの端末を完全に覆って露出させることがなく、見栄え向上に寄与しているため、自動車の車体のフロントフェンダに沿って設けられ、ウインドシールドガラスの側縁部から下端隅角部に至るコーナー部を覆うフェンダカバー構造に特に好適である。
自動車のフロント部を描画した斜視図である。 本発明に係る実施の形態1における図1のウインドシールドガラスの下端隅角部周辺を拡大して描画した平面図である。 図2のA−A断面図である。 図2のB−B断面図である。 図2のC−C断面図である。 本発明に係る実施の形態1によるフェンダカバー単体を斜め表面から描画した斜視図である。 同じく斜め裏面から描画した斜視図である。 本発明に係る実施の形態2における図3と同じ断面図である。 同じく、図4と同じ断面図である。 従来の技術におけるウインドサイド下端コーナー部を描画した平面図である。 図10のD−D断面図である。 他の従来の技術における図11と同じ断面図である。 同じく、端末ピース(フェンダカバー)単体を描画した平面図である。
符号の説明
1 自動車
2 フロントピラー
3 ウインドシールドガラス
3a 下端隅角部
5 フロントフェンダ
5a 端末部
8 カウルトップカバー
10 フェンダカバー
10A 内周縁リップ部
10B 挟着凹部
10B−3 リブ片
10C 第1の当接片部
10D 弾接舌片部
10E 第2の当接片部

Claims (3)

  1. 自動車のフロントフェンダに沿って設けられて、ウインドシールドガラスの下端隅角部を覆うフェンダカバー構造であって、フェンダカバーの内周端部側に前記ウインドシールドガラスの下端隅角部を覆う内周縁リップ部を形成すると共に、前記フェンダカバーの外周端部に前記フロントフェンダの端末部を挟着する挟着凹部を設け、且つ、前記フェンダカバーの裏面側に前記車体のフロントピラーに当接する弾性変形可能な弾接舌片部を形成しており、更に、前記フェンダカバーにおける前記挟着凹部より先端側に前記フロントフェンダの裏面側に弾接する第1の当接片部を形成したことを特徴とする車両のフェンダカバー構造。
  2. 前記挟着凹部を構成する一対の縦壁の少なくとも一方に、リブ片を形成して、該リブ片により前記フロントフェンダの端末部を挟着力が高められた状態で前記挟着凹部により挟着されていることを特徴とする請求項1記載の車両のフェンダカバー構造。
  3. 前記フェンダカバーの裏面側に、前記車体におけるウインドシールドガラスに弾性的に当接する第2の当接片部を形成したことを特徴とする請求項1又は2記載の車両のフェンダカバー構造。
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