JP4863956B2 - テープフィーダ - Google Patents

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Description

本発明は、部品が所定ピッチで収納された部品包装テープを部品吸着位置へピッチ送りするテープフィーダに関する発明である。
一般に、部品包装テープは、部品が所定ピッチで収納されたキャリアテープの上面側にトップテープを接着して構成され、テープリールに巻回されて、テープフィーダにセットされる場合が多い。テープフィーダは、テープリールから部品包装テープを引き出し、部品吸着位置の直前に設けられたトップテープ引き剥がし部で部品包装テープからトップテープを引き剥がしてキャリアテープ内の部品を露出させて部品吸着位置へピッチ送りすると共に、部品包装テープから引き剥がされたトップテープを部品包装テープのピッチ送り方向とは反対方向に引き出してトップテープ送出し機構部で送り出すようにしたものが多い。
上述したように、部品包装テープは、テープリールに巻回された状態で使用される場合が多いが、少量生産時や試作品生産時には、必要な部品数が少ないため、予め部品包装テープが短く切断されている場合がある。一般的なテープフィーダは、テープリールの使用を前提とした構成となっているため、短く切断された部品包装テープ(以下「ストリップテープ」という)には対応しておらず、ストリップテープ専用のテープフィーダを使用する必要があった。
そこで、近年、特許文献1(特開2002−158490号公報)に記載されているように、1台のテープフィーダで、テープリールとストリップテープの両方を使用可能にすることを目的として、部品吸着位置よりも手前側に所定距離離れた位置に剥離ローラを設けて、テープリールを使用する場合は、テープリールから引き出した部品包装テープのトップテープを剥離ローラで剥離すると共に、トップテープが剥離されたキャリアテープのうちの剥離ローラから部品吸着位置までの範囲を上方から開閉回動可能なテープカバーで覆って該キャリアテープからの部品の飛び出しを防止し、一方、ストリップテープを使用する場合は、ストリップテープをテープガイドにセットして、該ストリップテープからトップテープ全体を剥離してキャリアテープ内の部品を全て露出させた後に、開閉回動可能なテープカバーを閉じて該キャリアテープからの部品の飛び出しを防止するようにしたものがある。
特開2002−158490号公報
上記特許文献1のテープフィーダは、ストリップテープのトップテープを自動的に引き剥がすことができない構成となっているため、作業者がストリップテープをテープガイドにセットした状態で、該ストリップテープからトップテープ全体を剥離した後に、開閉回動可能なテープカバーを閉じて該キャリアテープからの部品の飛び出しを防止するようにしている。
しかし、この構成では、ストリップテープの長さがテープカバーの長さよりも長い場合でも、ストリップテープからトップテープ全体を剥離することになるため、トップテープが剥離されたキャリアテープの部品露出部分がテープカバーからはみ出して、そこから部品が飛び出すのを防止できないという問題があった。
本発明はこのような事情を考慮してなされたものであり、従ってその目的は、テープカバーよりも長いストリップテープを使用する場合でも、トップテープを引き剥がしたキャリアテープからの部品の飛び出しを防止することができるテープフィーダを提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1に係る発明は、部品が所定ピッチで収納されたキャリアテープの上面側にトップテープを接着してなる部品包装テープを部品吸着位置へピッチ送りするピッチ送り機構部と、前記部品吸着位置から前記部品包装テープのピッチ送り方向とは反対方向に所定距離離れた位置に設けられた第1のトップテープ引き剥がし部で前記部品包装テープから前記トップテープを引き剥がして該部品包装テープのピッチ送り方向とは反対方向に送り出す一対のトップテープ送り出しローラと、前記トップテープが引き剥がされた前記キャリアテープのうちの前記第1のトップテープ引き剥がし部から前記部品吸着位置までの範囲を上方から覆って該キャリアテープからの部品の飛び出しを防止するテープカバーとを備え、前記第1のトップテープ引き剥がし部から前記部品吸着位置までのテープ通路長さが該第1のトップテープ引き剥がし部から前記一対のトップテープ送り出しローラまでのテープ通路長さよりも長くなるように構成したものである。
本発明では、第1のトップテープ引き剥がし部から部品吸着位置までのテープ通路長さが該第1のトップテープ引き剥がし部から一対のトップテープ送り出しローラまでのテープ通路長さよりも長くなるように構成されているため、テープカバーよりも長いストリップテープ(切断した部品包装テープ)を使用する場合は、ストリップテープの先端部を部品吸着位置にセットして該ストリップテープの先端側からトップテープを第1のトップテープ引き剥がし部まで引き剥がしたときに、当該トップテープの引き剥がし長さが第1のトップテープ引き剥がし部から一対のトップテープ送り出しローラまでのテープ通路長さよりも長くなり、引き剥がしたトップテープの先端部を一対のトップテープ送り出しローラにセットすることができる。このため、テープカバーよりも長いストリップテープを使用する場合は、第1のトップテープ引き剥がし部でストリップテープからトップテープを引き剥がしながらキャリアテープを部品吸着位置へピッチ送りすると共に、ストリップテープから引き剥がしたトップテープを一対のトップテープ送り出しローラで送り出すことができる。これにより、テープカバーよりも長いストリップテープを使用する場合でも、トップテープを先端側から第1のトップテープ引き剥がし部まで引き剥がすだけで良く、キャリアテープの部品露出部分をテープカバーで上方から覆って該キャリアテープからの部品の飛び出しを防止することができる。
この場合、請求項2のように、一対のトップテープ送り出しローラは、部品包装テープが巻回されたテープリールをセットする位置よりも部品吸着位置に近い位置に設けるようにすると良い。このようにすれば、第1のトップテープ引き剥がし部から一対のトップテープ送り出しローラまでのテープ通路長さを容易に短くすることができる。その結果、テープカバーの長さも短くできることから、トップテープの引き剥がしにより露出する部品の数を減らすことができて、ストリップテープにまだ部品が残っている状態で取り替える際に、無駄になる部品数(露出部品数)を減らすことができる。
また、請求項3のように、部品吸着位置の直前に第2のトップテープ引き剥がし部を設け、部品包装テープのセット時に該部品包装テープから引き剥がしたトップテープの長さが第2のトップテープ引き剥がし部から一対のトップテープ送り出しローラまでのテープ通路長さよりも長い場合(例えばテープリールに巻回された部品包装テープをセットする場合又はかなり長いストリップテープをセットする場合)には、部品吸着位置直前の第2のトップテープ引き剥がし部で部品包装テープ(又はストリップテープ)からトップテープを引き剥がすようにセットして該トップテープの先端側を一対のトップテープ送り出しローラにセットするようにすれば良い。このようにすれば、トップテープの引き剥がしにより露出する部品の数を必要最小限にすることができるため、部品包装テープ(又はストリップテープ)にまだ部品が残っている状態で取り替える際に、無駄になる部品数(露出部品数)を最小限にすることができる。
ところで、前述した特許文献1のテープフィーダでは、作業者が部品包装テープの先端側からトップテープを引き剥がす作業を、テープカバーを開放した状態で行うように構成されているため、トップテープの引き剥がし作業時の振動によりキャリアテープから部品が飛び出してしまう可能性がある。
この対策として、請求項4のように、テープカバーには、該テープカバーを部品包装テープに被せた状態で該部品包装テープの先端側からトップテープを引き剥がすためのスリット又は開口部をテープ通路に沿って第1のトップテープ引き剥がし部まで延びるように形成すると良い。このようにすれば、トップテープの引き剥がし作業を、テープカバーを部品包装テープに被せた状態で行うことができるため、トップテープの引き剥がし作業時の振動によりキャリアテープから部品が飛び出すことをテープカバーにより防止することができる。
更に、請求項5のように、テープカバーをテープ通路に上下動可能又は開閉回動可能に取り付け、付勢手段によって下方に付勢するようにすると良い。このようにすれば、付勢手段の付勢力によってテープカバーをキャリアテープ(又は部品包装テープ)に密着させることができるので、微小な部品であってもテープカバーとキャリアテープとの隙間から部品が飛び出すのを確実に防止できると共に、テープカバーによってキャリアテープ(又は部品包装テープ)をピッチ送り機構部に押さえ付けることができて、安定したピッチ送り動作を行わせることができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を具体化した一実施例を説明する。
まず、図1乃至図3に基づいてテープフィーダの構成を説明する。
テープフィーダのフィーダ本体11の前端側(図1において右側)には、部品包装テープ12が巻回されたテープリール13が脱着可能にセットできるようになっている。ストリップテープ14(切断した部品包装テープ)を使用する場合は、テープリール13をフィーダ本体11から取り外した状態で使用する。
フィーダ本体11の上面部には、テープリール13から引き出した部品包装テープ12やストリップテープ14を部品吸着位置へ案内するためのテープ通路を形成するテープガイド部材15が取り付けられている。フィーダ本体11の奥側(図1において左側)には、テープガイド部材15にセットされた部品包装テープ12又はストリップテープ14を部品吸着位置へピッチ送りするスプロケット16(ピッチ送り機構部)と、これを回転駆動するモータ(図示せず)とが取り付けられ、スプロケット16の回転中心の真上の位置が部品吸着位置となっている。
図2に示すように、部品包装テープ12やストリップテープ14の片方の側縁部には、一定ピッチでスプロケット孔17が形成され、このスプロケット孔17にスプロケット16の歯が順番に嵌まり込みながらスプロケット16が回転することで、部品包装テープ12やストリップテープ14がピッチ送りされるようになっている。
図1に示すように、フィーダ本体11の奥端面には、部品実装機側のコネクタ(図示せず)と接続される通信コネクタ18と、部品実装機に対する取付位置を決める位置決めピン19,20が設けられている。また、フィーダ本体11には、テープリール13から引き出した部品包装テープ12やストリップテープ14から引き剥がしたトップテープ21を送り出すための一対のトップテープ送り出しローラ22,23(トップテープ送出し機構部)がテープリール13のセット位置よりも部品吸着位置に近い位置に設けられている。
図2及び図3に示すように、テープガイド部材15には、トップテープ21が引き剥がされたキャリアテープ24の部品露出部分を上方から覆って該キャリアテープ24からの部品の飛び出しを防止するテープカバー25が組み付けられている。このテープカバー25には、部品吸着位置から手前側(部品包装テープ12のピッチ送り方向とは反対方向)に所定距離離れた位置にスリット26が形成され、このスリット26が第1のトップテープ引き剥がし部として用いられる。この第1のトップテープ引き剥がし部26(スリット)から部品吸着位置の直前まではキャリアテープ24(部品包装テープ12)がテープカバー25によって覆われ、該テープカバー25の部品吸着位置直前の開口縁部が第2のトップテープ引き剥がし部27として使用されるようになっている。
この場合、第1のトップテープ引き剥がし部26から第2のトップテープ引き剥がし部27(部品吸着位置)までのテープ通路長さが該第1のトップテープ引き剥がし部26からトップテープ送り出しローラ22,23(図1参照)までのテープ通路長さよりも長くなるように構成されている。
フィーダ本体11には、第1のトップテープ引き剥がし部26(又は第2のトップテープ引き剥がし部27)から引き出されたトップテープ21をトップテープ送り出しローラ22,23へ案内するための案内ローラ28が、テープガイド部材15へ送られる部品包装テープ12よりも上方に位置するように設けられている。この案内ローラ28は、テーパ状に形成され、トップテープ21を部品包装テープ12の横側にずらしてトップテープ送り出しローラ22,23へ案内するようになっている。
図3に示すように、テープカバー25には、該テープカバー25をストリップテープ14に被せた状態で該ストリップテープ14の先端側からトップテープ21を引き剥がすための開口部31がテープガイド部材15の側縁部に沿って第1のトップテープ引き剥がし部26(スリット)まで延びるように形成されている。尚、図4に示すように、テープカバー25の上面部に、上記開口部31の代わりに、スリット32を第1のトップテープ引き剥がし部26(スリット)まで延ばすように形成し、このスリット32を通してトップテープ21を引き剥がすようにしても良い。
テープカバー25は、テープガイド部材15に対して上下動可能に取り付けられている。具体的には、図3、図4に示すように、テープカバー25の側面部に上下方向に長い長孔33を形成し、この長孔33に挿通したねじ34をテープガイド部材15の側面部に締め込むことで、テープカバー25をねじ34を介して長孔33の上下開口幅内でテープガイド部材15に対して上下動可能に取り付けている。更に、テープガイド部材15の下面部とテープカバー25の下面部との間には、該テープカバー25を下方に付勢するばね35(付勢手段)が組み付けられている。尚、ばね35の代わりに、ゴム等の弾性体を付勢手段として組み付けるようにしても良い。
以上のように構成されたテープフィーダに対して、部品包装テープ12が巻回されたテープリール13をセットして使用する場合(又はストリップテープ14のセット時に該ストリップテープ14から引き剥がしたトップテープ21の長さが第2のトップテープ引き剥がし部27からトップテープ送出しローラ22,23までのテープ通路長さよりも長い場合)には、テープリール13から引き出した部品包装テープ12(又はストリップテープ14)をテープガイド部材15とテープカバー25との間の隙間に挿入して、該部品包装テープ12(又はストリップテープ14)の先端部をテープカバー25から引き出すと共に、該部品包装テープ12(又はストリップテープ14)の先端側からトップテープ21を引き剥がして、図2(a)に示すように、引き剥がしたトップテープ21を、部品吸着位置直前の第2のトップテープ引き剥がし部27でピッチ送り方向とは反対方向に折り返して案内ローラ28に掛け渡してトップテープ送り出しローラ22,23にセットする。
この際、未使用の部品包装テープ12は、先端側から所定寸法までの部分が部品の入っていないリード部となり、このリード部のトップテープ21を引き剥がしてトップテープ送り出しローラ22,23にセットできるようになっている。
一方、ストリップテープ14の長さが上記図2(a)の方法でセット可能な長さよりも短い場合は、その長さに応じて図2(b)又は(c)の方法で次のようにしてセットする。
例えば、テープカバー25よりも長いストリップテープ14(詳しくは2つのトップテープ引き剥がし部26,27の間隔よりも長いストリップテープ14)をセットする場合は、図2(b)に示すように、ストリップテープ14をテープガイド部材15とテープカバー25との間の隙間に挿入して、該ストリップテープ14の先端部をテープカバー25から引き出して部品吸着位置に位置させると共に、該ストリップテープ14の先端側からトップテープ21を引き剥がしてテープカバー25の開口部31(スリット32)から引き出す。そして、ストリップテープ14をテープカバー25で覆った状態で該ストリップテープ14の先端側から引き剥がしたトップテープ21を開口部31(スリット32)に沿ってピッチ送り方向とは反対方向に引っ張っていくことで、テープカバー25で覆われた部分からトップテープ21を引き剥がして第1のトップテープ引き剥がし部26に引っ掛け、該トップテープ21を案内ローラ28に掛け渡してトップテープ送り出しローラ22,23にセットする。これにより、テープフィーダへのストリップテープ14のセット作業が完了し、その後は、ストリップテープ14を部品吸着位置へピッチ送りしながら、第1のトップテープ引き剥がし部26でストリップテープ14からトップテープ21を引き剥がしてトップテープ送り出しローラ22,23で送り出すことができる。
一方、テープカバー25よりも短いストリップテープ14(詳しくは2つのトップテープ引き剥がし部26,27の間隔よりも短いストリップテープ14)を使用する場合は、図2(c)に示すように、ストリップテープ14をテープガイド部材15とテープカバー25との間の隙間に挿入して、該ストリップテープ14の先端部をテープカバー25から引き出して部品吸着位置に位置させると共に、該ストリップテープ14の先端側からトップテープ21を引き剥がしてテープカバー25の開口部31(スリット32)から引き出す。この場合は、ストリップテープ14全体がテープカバー25で覆われた状態となっているため、テープカバー25の開口部31(スリット32)からストリップテープ14全体のトップテープ21を引き剥がして取り除く。これにより、テープフィーダへのストリップテープ14のセット作業が完了する。
以上説明した本実施例によれば、第1のトップテープ引き剥がし部26から第2のトップテープ引き剥がし部27(部品吸着位置)までのテープ通路長さが該第1のトップテープ引き剥がし部26からトップテープ送り出しローラ22,23までのテープ通路長さよりも長くなるように構成されているため、テープカバー25よりも長いストリップテープ14を使用する場合は、ストリップテープ14の先端部を部品吸着位置にセットして該ストリップテープ14の先端側からトップテープ21を第1のトップテープ引き剥がし部ま26で引き剥がしたときに、当該トップテープ21の引き剥がし長さが第1のトップテープ引き剥がし部26からトップテープ送り出しローラ22,23までのテープ通路長さよりも長くなり、引き剥がしたトップテープ21の先端部をトップテープ送り出しローラ22,23にセットすることができる。このため、テープカバー25よりも長いストリップテープ14を使用する場合は、第1のトップテープ引き剥がし部26でストリップテープ14からトップテープ21を引き剥がしながらキャリアテープ24を部品吸着位置へピッチ送りすると共に、ストリップテープ14から引き剥がしたトップテープ21をトップテープ送り出しローラ22,23で送り出すことができる。これにより、テープカバー25よりも長いストリップテープ14を使用する場合でも、トップテープ21を先端側から第1のトップテープ引き剥がし部26まで引き剥がすだけで良く、キャリアテープ24の部品露出部分をテープカバー25で上方から覆って該キャリアテープ24からの部品の飛び出しを防止することができる。
この場合、本実施例のように、トップテープ送り出しローラ22,23をテープリール13のセット位置よりも部品吸着位置に近い位置に設けるようにすれば、第1のトップテープ引き剥がし部26からトップテープ送り出しローラ22,23までのテープ通路長さを容易に短くすることができる。
また、本実施例では、部品吸着位置の直前に第2のトップテープ引き剥がし部27を設け、テープリール13に巻回された部品包装テープ12をセットする場合(又はストリップテープ14のセット時に該ストリップテープ14から引き剥がしたトップテープ21の長さが第2のトップテープ引き剥がし部27からトップテープ送出しローラ22,23までのテープ通路長さよりも長い場合)には、部品吸着位置直前の第2のトップテープ引き剥がし部27で部品包装テープ12(又はストリップテープ14)からトップテープ21を引き剥がすようにセットして該部品包装テープ12(又はストリップテープ14)の先端側をトップテープ送り出しローラ22,23にセットするようにしたので、トップテープ21の引き剥がしにより露出する部品の数を必要最小限にすることができる。これにより、部品包装テープ12にまだ部品が残っている状態で、テープフィーダを取り替える際に、トップテープ21が引き剥がされた部分から部品がこぼれ落ちるのを防止できる。
更に、本実施例では、テープカバー25には、該テープカバー25をストリップテープ14に被せた状態で該ストリップテープ14の先端側からトップテープ21を引き剥がすための開口部31(スリット32)をテープガイド部材15に沿って第1のトップテープ引き剥がし部26まで延ばすように形成したので、トップテープ21の引き剥がし作業をテープカバー25をストリップテープ14に被せた状態で行うことができる。これにより、トップテープ21の引き剥がし作業時の振動によりキャリアテープ24から部品が飛び出すことをテープカバー25により防止することができる。
また、本実施例では、テープカバー25をテープガイド部材15に上下動可能に取り付け、ばね35によって下方に付勢するように構成したので、ばね35の付勢力によってテープカバー25をキャリアテープ24(又は部品包装テープ12)に密着させることができる。このため、微小な部品であってもテープカバー25とキャリアテープ24との隙間から部品が飛び出すのを確実に防止できると共に、テープカバー25によってキャリアテープ24(又は部品包装テープ12)をスプロケット16に押さえ付けることができて、安定したピッチ送り動作を行わせることができる。
尚、本発明は、テープカバーをテープガイド部材15に開閉回動可能に取り付けて、該テープカバーを付勢手段によって下方(閉じ方向)に付勢する構成としたり、或は、テープガイド部材15に対してテープカバーを係合手段等により脱着可能且つ上下動可能に取り付けて、該テープカバーを付勢手段によって下方に付勢するように構成しても良い。勿論、テープカバーをテープガイド部材15に固定した構成としても良い。
また、本実施例では、テープカバー25に第1のトップテープ引き剥がし部26(スリット)と第2のトップテープ引き剥がし部27を形成したが、2つのトップテープ引き剥がし部26,27の両方又はいずれか一方を、テープカバー25とは別の部材(剥離ローラ等)で形成するようにしても良い。或は、部品吸着位置直前の第2のトップテープ引き剥がし部27を設けない構成としても良く、テープリール13から引き出した部品包装テープ12のトップテープ21についても、ストリップテープ14と同様に、第1のトップテープ引き剥がし部26で引き剥がすようにしても良い。
その他、本発明は、トップテープを送り出すトップテープ送り出しローラ22,23の構成を変更しても良い等、要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施できる。
本発明の一実施例を示すテープフィーダの側面図である。 (a)はテープフィーダにテープリールをセットして使用する場合(又はストリップテープのセット時に該ストリップテープから引き剥がしたトップテープの長さが第2のトップテープ引き剥がし部からトップテープ送出しローラまでのテープ通路長さよりも長い場合)のトップテープの処理方法を説明する平面図、(b)はテープカバーよりも長いストリップテープを使用する場合のトップテープの処理方法を説明する平面図、(c)はテープカバーよりも短いストリップテープを使用する場合のトップテープの処理方法を説明する平面図である。 本発明の一実施例のテープカバーの取付構造を説明するための拡大縦断面図である。 他の実施例のテープカバーの取付構造を説明するための拡大縦断面図である。
符号の説明
11…フィーダ本体、12…部品包装テープ、13…テープリール、14…ストリップテープ(切断した部品包装テープ)、15…テープガイド部材、16…スプロケット(ピッチ送り機構部)、21…トップテープ、22,23…トップテープ送り出しローラ(トップテープ送出し機構部)、24…キャリアテープ、25…テープカバー、26…第1のトップテープ引き剥がし部(スリット)、27…第2のトップテープ引き剥がし部、28…案内ローラ、31…開口部、32…スリット、33…長孔、34…ねじ、35…ばね(付勢手段)

Claims (5)

  1. 部品が所定ピッチで収納されたキャリアテープの上面側にトップテープを接着してなる部品包装テープを部品吸着位置へピッチ送りするピッチ送り機構部と、
    前記部品吸着位置から前記部品包装テープのピッチ送り方向とは反対方向に所定距離離れた位置に設けられた第1のトップテープ引き剥がし部で前記部品包装テープから前記トップテープを引き剥がして該部品包装テープのピッチ送り方向とは反対方向に送り出す一対のトップテープ送り出しローラと、
    前記トップテープが引き剥がされた前記キャリアテープのうちの前記第1のトップテープ引き剥がし部から前記部品吸着位置までの範囲を上方から覆って該キャリアテープからの部品の飛び出しを防止するテープカバーとを備え、
    前記第1のトップテープ引き剥がし部から前記部品吸着位置までのテープ通路長さが該第1のトップテープ引き剥がし部から前記一対のトップテープ送り出しローラまでのテープ通路長さよりも長くなるように構成されていることを特徴とするテープフィーダ。
  2. 前記一対のトップテープ送り出しローラは、部品包装テープが巻回されたテープリールをセットする位置よりも前記部品吸着位置に近い位置に設けられていることを特徴とする請求項1に記載のテープフィーダ。
  3. 前記部品吸着位置の直前に第2のトップテープ引き剥がし部が設けられ、前記部品包装テープのセット時に該部品包装テープから引き剥がしたトップテープの長さが前記第2のトップテープ引き剥がし部から前記一対のトップテープ送り出しローラまでのテープ通路長さよりも長い場合には、前記第2のトップテープ引き剥がし部で前記部品包装テープから前記トップテープを引き剥がすようにセットして該トップテープの先端側を前記一対のトップテープ送り出しローラにセットすることを特徴とする請求項1又は2に記載のテープフィーダ。
  4. 前記テープカバーには、該テープカバーを部品包装テープに被せた状態で該部品包装テープの先端側からトップテープを引き剥がすためのスリット又は開口部がテープ通路に沿って前記第1のトップテープ引き剥がし部まで延びるように形成されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のテープフィーダ。
  5. 前記テープカバーは、テープ通路に上下動可能又は開閉回動可能に取り付けられ、付勢手段によって下方に付勢されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のテープフィーダ。
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