JP4862679B2 - 放送受信機器 - Google Patents

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本発明は、放送番組のコンテンツの録画機能を有する放送受信機器に関し、特に、番組表で時間的に重なる複数の放送番組のコンテンツを録画可能な放送受信機器に関するものである。
従来、1つの録画手段しか持たない放送受信機器においては、番組表で時間的に重なる複数の放送番組を録画予約する場合、後から予約しようとする番組の予約作業の途中で、時間が重なるため予約が不能であるメッセージをモニタに表示して、予約作業の中止を促すようにしたものが実用化されている。また、従来の番組放送は電波を使用したオンエアのものや専用ケーブルを使用した有線放送(ケーブルテレビ)しか提供されていないが、近い将来、インターネットなどの通信回線を使用したいわゆるサーバ型の番組放送が実現する可能性がある。
特開2005−286762号公報 特開2005−244577号公報 特開2005−039559号公報 特開2003−234986号公報
従来、1つの録画手段しか持たない放送受信機器においては、番組表で時間的に重なる複数の放送番組を録画することができなかった。時間的に重なる複数の放送番組を録画するための発明や、サーバ型の放送番組の録画装置に関する発明としては、例えば特許文献1〜4に開示されているものがある。
特許文献1に記載されている発明は、モバイル端末が放送番組の録画を要求する録画要求情報を生成して、通信回線を介してサービス専用サーバに送信する。サービス専用サーバは、要求された放送番組の録画を指示する録画指示情報を生成して、インターネットを介して録画装置に送信し録画装置が受信した録画指示情報に従って放送番組を録画するようにしたものである。この発明は、外出先から簡単な操作で自宅にある録画装置で所望の放送番組を録画することはできる。また、スケジューラを備え、放送予定情報と行動予定情報とが時間的に重なった場合に自動的に録画要求情報を生成して送信することで録画装置により所望の放送番組を録画したり、時間的に遡って録画したり、複数の録画装置がある場合の録画手法に関する技術を開示している。
特許文献2に記載されている発明は、録画機能を備えた複数のAV機器がホームネットワークに接続されている場合に、同一の放送番組の重複した録画を回避しつつ時間的に重なる複数の番組を録画できるようにしたものである。また、この発明は、複数のAV機器を連携させて既に記録されている複数のコンテンツを同時・同期的に再生するための技術を開示している。
特許文献3に記載されている発明は、複数の録画機器がネットワークを介して接続されているシステムにおいて、時間的に重なる複数の放送番組の録画予約がなされた場合に、予約を受け付けた録画機器で録画できない番組を、録画可能な他の録画機器に録画依頼することで時間的に重なる複数の放送番組を録画できるようにしたものである。この発明は、ユーザが1台の録画機器を用意するだけでよく、またサーバに負担をかけることなく時間的に重なる複数の放送番組を録画することができる。また、録画している番組の放送時間が延長された結果、予約されている他の番組の録画ができなくなった場合に録画を可能にするための技術を開示している。
特許文献4に記載されている発明は、予約された放送番組よりも時間的に前の放送番組が放送時間の延長可能性がある番組である場合に、これをEPG(電子番組表)に基づいて判別し、インターネットを介して所定のWebサイトに接続して放送状況をリアルタイムで判断して自動的に開始時間を変更して録画できるようにしたものである。
しかしながら、上記特許文献1〜4のいずれにも、1つの録画手段しか持たない放送受信機器により時間的に重なる複数の放送番組を録画するための技術は開示されていない。
本発明の目的は、録画手段を1つしか持たない放送受信機器において、時間的に重なる複数の放送番組を録画できるようにすることにある。
本発明の他の目的は、予約された放送番組よりも時間的に前の放送番組の放送時間が延長された場合にも録画予約をキャンセルしたり途中から録画開始したりすることなく、所望の放送番組を開始時刻当初から録画することができる放送受信機器を提供することにある。
本発明は、上記目的を達成するため、放送信号を受信し映像データおよび音声データを再生する機能と、再生された映像データおよび音声データを記録する機能と、通信回線(インターネット)に接続可能な機能と、入力された視聴予約や録画予約を受け付けて対応する処理をする機能と、を備えた放送受信機器において、時間的に重なる複数の放送番組の視聴予約と録画予約もしくは時間的に重なる複数の放送番組の録画予約が設定されていると判別すると、一つの予約に係る放送番組のコンテンツは前記受信した放送信号から再生されたものを選択し、残りの予約のうち前記予約と時間的に重なる予約に係る放送番組のコンテンツは前記通信回線を介して受信したものを選択し、録画予約に係る放送番組のコンテンツは記録するように構成したものである。
より具体的には、受信した複数のチャンネルの信号から所望のチャンネルの信号を抽出し番組コンテンツを復調するチューナ部と、復調された映像データおよび音声データを復号し、映像信号および音声信号を生成するデコーダ部と、復調された映像データおよび音声データを不揮発的に記憶するデータ記録部と、通信回線に接続可能なインタフェース部と、視聴予約と録画予約のための入力を受け付ける入力処理部と、前記データ記録部や前記インタフェース部を制御する制御部と、を備えた放送受信機器において、前記制御部は、時間的に重なる複数の放送番組の視聴予約と録画予約もしくは時間的に重なる複数の放送番組の録画予約が設定されていると判別すると、一つの予約に係る放送番組のコンテンツは前記チューナ部で復調されたものを選択し、残りの予約のうち前記一つの予約と時間的に重なる予約に係る放送番組のコンテンツは前記インタフェース部により前記通信回線を介して受信したものを選択し、録画予約に係る放送番組のコンテンツは前記データ記録部に記憶するように構成した。
上記した手段によれば、録画手段を1つしか持たない放送受信機器において時間的に重なる複数の放送番組を録画することができ、予約段階で予約が拒否されるのを回避できる。また、予約された放送番組よりも前の放送番組が放送時間の延長された場合にも録画予約をキャンセルしたり途中から録画開始したりすることなく、所望の放送番組を開始時刻当初から録画することができるようになる。
さらに、タイマ管理部を設け、所定の時刻になると前記タイマ管理部から前記制御部へタイマ割込みが発生し、前記制御部は前記インタフェース部を介して所定のサーバに対して前記通信回線を介して前記録画予約に係る放送番組のコンテンツを送信するよう要求を行ない、該要求に応じて送信されて来たコンテンツデータを前記インタフェース部により受信して前記データ記録部に記憶するように構成することができる。
ここで、望ましくは、通信回線を介して受信する放送番組のコンテンツは、圧縮されたデータとする。これによって、データ伝送に要する時間を短縮することができ、省エネルギー化に寄与することができる。さらに、望ましくは、受信した放送信号から再生される一つの予約に係る放送番組は、開始時刻が時間的に最も早い番組とする。これにより、通信回線を介して受信する放送番組のコンテンツが有料である場合に、ユーザの負担を少なくすることができる。
本発明に従うと、1つの録画手段しか持たない放送受信機器において時間的に重なる複数の放送番組を録画することができる。また、予約された放送番組よりも時間的に前の放送番組の放送時間が延長された場合にも録画予約をキャンセルしたり途中から録画開始したりすることなく、所望の放送番組を開始時刻当初から録画することができる放送受信機器を実現することができるという効果がある。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明に係る放送受信機器の録画機能を有効に発揮させるのに好適なネットワークシステムの一例であり、番組放送を提供する放送局100A,100B……、複数の家庭内に設置されたSTB(セットトップボックス)や録画装置などの放送受信機器210〜240、これらを接続するインターネットのような通信回線(光回線を含む)300などからなるデジタル放送受信システムの構成を示したものである。
複数のユーザ宅200A、200B、200Cには、それぞれ本発明を適用したSTB(セットトップボックス)210、DVD(光ディスク記憶装置)やHDD(ハードディスク記憶装置)のような録画装置220、デジタルTV(テレビジョン装置)230A,230B,230C、デジタルVTR(磁気テープ記憶装置)240などが設置されている。これらの機器が複数設置されている家庭では、これらの機器は、IEEE1394やLANなどの有線/無線ネットワークを介して互いに接続することが可能である。図1においては、ユーザ宅200AではIEEE1394バス250を用いてSTB210とDVD220とDTV230とが接続され、ユーザ宅200BではDTV230とDVTR240とが接続されているものとする。ユーザ宅200Cでは、録画機能を有するDTV230が単独で設置されている。
各ユーザ宅では、STB210やDTV230が放送局100A,100B……から提供されるデジタル放送番組を通信衛星、地上波、専用ケーブルを利用して受信する。また、放送局100A,100B……のサーバと、各ユーザ宅のSTB210やDTV230と、特定のサービス事業者のサーバ300は、インターネット300に接続されることにより双方向通信(光通信を含む)が可能にされている。
この実施形態では、放送局100A,100B……は、電波や専用ケーブルによるコンテンツの提供の他、サーバによるインターネット(通信回線)300を介した個別的なコンテンツの提供も可能にされている。電波や専用ケーブルによるコンテンツの提供は無料で行い、インターネット300を介したコンテンツの提供は有料で行うことが考えられる。
また、インターネット300を介したコンテンツの提供は、番組放送中および番組放送が終了した後においても可能とされる。番組放送中のコンテンツの提供は、オンエアによる放送内容を追い越さないようにするのが望ましい。さらに、インターネット300を介したコンテンツの提供は、データを圧縮して行うことができるようにするのが望ましい。データを圧縮して送信することで、データの伝送に要する時間を短縮することができる。
さらに、圧縮して送信する場合、ユーザが要求する圧縮方式で圧縮したデータを提供できるようにすると良い。ユーザが所有する録画装置がデータを圧縮(符号化)して記録し再生の際に伸長(復号)する機能を備える場合、それと同じ圧縮方式で圧縮されたデータを受け取って伸長(復号)し記録するようにすれば、データを伸長(復号)するためのハードウェアを新たに追加する必要がないという利点がある。録画装置は、例えば記録された内容が一度再生され所定期間再生されない場合に圧縮して再記録したり、ユーザからの指令で最初から圧縮されたデータとして記録する機能を持つようにすることで、記憶容量の有効利用が可能となる。つまり、より多くのコンテンツを記録することができるようになる。また、録画装置が複数のデータ圧縮方式に対応可能に構成されている場合、ユーザに与えられる選択自由度が高くなる。
図2には、録画機能を有する放送受信機器としてのSTB210の一構成例が示されている。本発明は、チューナが同時選局可能なチャンネルが1つの機器、またはチューナが同時選局可能なチャンネルが2つあっても録画手段が1つしかない機器に適用すると有効である。
図2のSTB210は、チューナ処理部201、デスクランブラ202、デマルチプレクサ203、デコーダ204、1394I/F205、入力処理部206、記録処理部207、番組記録メモリ208、タイマ管理部209、受信サービス管理部210、受信サービス情報メモリ211、インデックス情報管理部212、インデックス情報メモリ213、IPネットワークI/F214、制御部215などから構成されている。
チューナ処理部201は、放送局100A,100B……から受信した複数のチャンネルの信号から所望のチャンネルの信号を選局し、デジタル変調された番組コンテンツを復調する機能を有する。デスクランブラ202は、有料の放送番組を受信可能とするためにかけられている放送番組のスクランブルを解除する機能を有する。デマルチプレクサ203は、放送番組から音声データ、映像データを抽出する機能を有する。デコーダ204は、圧縮された音声データや映像データを復号し、元の音声信号、映像信号に伸長する機能を有する。
1394I/F205は、IEEE1394バスで接続した他のAV機器(例えば、DTV230やDVD220)との間でAVストリームや制御コマンドを送受信する機能を有し、送信するAVストリームの暗号化や暗号化されたAVストリームの復号化も行う。入力処理部206は、リモコンやタッチパネルなどをユーザが操作してSTB210に指令を入力する機能を有する。記録処理部207は、放送局から受信した放送番組コンテンツまたはインターネット300を介して受信した番組コンテンツを、番組記録メモリ208に記録するための記録制御を行う機能を有する。
番組記録メモリ208は、放送番組のコンテンツを記録するメモリで、例えば磁気ディスクや光ディスク、ハードディスク、メモリカード、あるいはこれらを組み合わせたハイブリッド形態などが考えられる。タイマ管理部209は、現在の時間情報や放送番組のタイマ予約を管理し制御部215に対してタイマ割込みを発生する機能を有する。受信サービス管理部210は、受信サービス情報メモリ211に格納した情報を管理する機能を有する。受信サービス情報メモリ211は、放送局のサーバから受信したサービス情報等を格納する。
インデックス情報管理部212は、インデックス情報メモリ213に格納した番組記録メモリ208に記録した放送番組に関するインデックス情報を管理する機能を有する。インデックス情報メモリ213は、前記インデックス情報を格納する。IPネットワークI/F214は、インターネット300を経由して放送局のサーバや放送局以外のサービス事業者のサーバとデータを送受信する機能を有する。制御部215は、STB210における各部の動作を統括的に制御する機能を有する。
さらに、本実施形態のSTB210,DTV230B,230C等は、各放送局から提供される放送番組に関する情報に基づいて図3に示すようなEPG(電子番組表)を作成し、表示出力する機能や放送番組を視聴予約したり録画予約したりする機能を有する。EPGは、放送局以外のサービス事業者のサーバが作成し、配信するものであっても良い。また、EPGを作成する機能は、DVD220,DTV230AまたはDVTR240が備えていても良い。
次に、本実施形態のシステムにおいて、ユーザ宅に放送番組を録画できる装置が1つしかなく時間的に重なる番組を録画する場合の具体的な方法について説明する。なお、以下の処理は、図2の機器においては、主として制御部215によって実行される。
ユーザが所望の放送番組を録画予約する場合、リモコンを操作してTVの画面やモニタ上に図3に示すような番組表を表示させ、カーソルを所望の番組に移動させる。図3の例では、C1放送局の番組"映画 BBB"が既に録画予約されており、x2放送局の番組"映画008 パート5"にカーソルが位置しているものとする。ここで、ユーザがリモコンの決定ボタン等を押すと、番組表に代わってあるいは番組表の一部にウィンドゥが形成されて、図4に示すような視聴予約ボタンB1,録画予約ボタンB2,リターンボタンB3および番組内容の詳細情報を表示するウィンドゥWなどからなる視聴・録画予約画面が表示される。
ここで、ユーザがウィンドゥWの番組内容を確認して録画予約ボタンB2にカーソルを合わせリモコンの決定ボタンを押すと、機器内部で予約処理が開始される。図3の例では、x2放送局の番組"映画008 パート5"はC1放送局の番組"映画 BBB"と放送時間が一部重なっている。従来の機器では、このような場合、"予約不能"のメッセージが表示されて、予約処理が拒否されるように構成されていた。これに対し、本実施形態の放送受信機器では、いずれか一方の番組のコンテンツはインターネットを介して取得するように内部切替えを行ない、録画予約を受け付ける。
そして、予約された先の番組"映画008 パート5"の放送開始時間が来るとx2放送局のチャンネルが選択されて録画が開始される。また、後の番組"映画 BBB"の放送時間になると、例えばタイマ管理部209からのタイマ割込みで制御部215がネットワークインタフェース214を介してC1放送局のサーバに接続して、インターネットを介して番組"映画 BBB"のコンテンツを圧縮して送信するように要求を行ない、送信されてきたコンテンツを伸長(復号)して録画する。圧縮データのまま記録するようにすることも可能である。
インターネットを介したコンテンツの送信は、要求時に前の番組"映画008 パート5"の放送終了時間をコンテンツ送信開始時間に指定して行なうようにすることができる。圧縮データを受信することで、オンエアの正規の番組の終了時間に合わせて録画を完了することが可能になり、それによって例えばその後に続くC1放送局の番組"映画 CCC"が録画予約されているような場合、その番組はオンエアの放送信号を受信して録画することが可能となる。また、記録装置を1つしか持たずバッファメモリ(揮発性メモリ)の容量が小さな放送受信機器においても時間的に重なる番組のコンテンツを確実に記録することができる。
なお、時間的に重なる後から開始する予約番組のコンテンツの送信要求を、録画予約番組の放送開始時でなく前の番組の録画終了(放送終了)時に行うようにしても良い。また、放送受信機器が比較的記憶容量の大きなバッファメモリを有する場合には、録画中の番組が終了する前にインターネットを介して後の番組のコンテンツの受信を開始し、先の番組の終了後にバッファメモリから番組記録メモリへデータを転送して録画を行うようにすることも可能である。
また、コンテンツを圧縮して送信するようにした場合、画質が低下することが多い。重複予約があった場合にインターネットを介して取得する番組をいずれにするかの決定は、一般には予約時間の比較すなわち時間的に後から開始される番組が選択されるが、番組内容によっては画質があまり問題とされないものがあるので、番組内容に応じて選択したり、メッセージを表示してユーザに選択させるようにしてもよい。
以上、時間的に重なる2つの番組の録画予約について説明したが、本実施形態は、チューナが同時選局可能なチャンネルが1つの機器において、2つの番組の視聴予約と録画予約とが時間的に重なる場合や、ある番組を視聴しながら裏番組を録画する場合にも有効に機能する。
例えば、図3のx2放送局の番組"映画008 パート5"が視聴予約されかつこれと重なるC1放送局の番組"映画 BBB"が録画予約されている場合やx2放送局の番組"映画008 パート5"の視聴中に裏番組であるC1放送局の番組"映画 BBB"を録画したい場合、C1放送局の番組"映画 BBB"のコンテンツをインターネットを介して送信してもらうことで、視聴しながら他チャンネルの放送番組を録画することができる。しかも、この場合、録画装置は未使用であり直接記録を開始できるので、放送受信機器の有するバッファメモリの容量が小さくても視聴と並行した録画が可能である。一方、バッファメモリがあれば視聴中の番組終了後に、直ちにC1放送局の番組"映画 BBB"を先頭から視聴開始(いわゆる追っかけ再生)することができる。
さらに、2つの番組の録画予約が時間的に重なる場合のみならず、3以上の番組の視聴予約や録画予約が時間的に重なる場合にも、例えば1つの番組はチューナからのものを選択し、それ以外の番組のうち重なるものはインターネットを介して受信するように構成することで対応することが可能である。また、機器が大きなバッファメモリを有していなくても、録画中の番組と時間的に重なり後から始まる番組の予約が視聴予約である場合には、録画を継続しながら予約時間になるとその番組のコンテンツの送信要求を放送局のサーバに行ない、速やかにインターネット介して受信して視聴する(録画中の番組は視聴不能)ように構成することができる。
以上本発明者によってなされた発明を実施形態に基づいて具体的に説明したが、本発明はそれに限定されるものではない。例えば、前記実施形態においては、放送局がインターネットを介したコンテンツの提供を行う場合を想定したシステムについて説明したが、放送局とは別にインターネットを介したコンテンツの提供を行うサービス事業者が存在しそのようなサービス事業者が放送局に代わって番組コンテンツの提供を行うシステムにも適用することができる。
また、前記実施形態においては、STBが録画機能とインターネット接続機能を有するとしたが、ユーザ宅のSTBが録画機能を持たず、STBに接続されたDVDなどの録画装置を備えSTBがDVDに録画委託するようにシステムが構成されている場合やDTV(デジタルテレビジョン)が録画機能とインターネット接続機能を有する場合にも適用することができる。また、放送受信機能(チューナ)とインターネット接続機能を有するDVDなどの録画装置にも適用することができる。その場合、録画装置も本発明の対象である放送受信機器に含まれる。
さらに、前記実施形態では、録画予約番組の放送開始前に放送時間が重なった場合の録画について説明したが、先に録画スタートした番組の放送時間が延長されることで放送時間が重なった場合の録画に対しても、放送時間の延長情報を放送局あるいは他のサービス事業者から取得して後から録画を開始する番組のコンテンツをインターネット経由で受信するように切り替えることで対応することができる。
以上の説明では主として本発明者によってなされた発明をその背景となった利用分野である放送受信機能および録画機能を有する放送受信機器に適用した場合について説明したが、本発明はそれに限定されるものでなく、放送受信機能および録画機能を有するパーソナルコンピュータなどにも適用することができる。
本発明に係る放送受信機器の録画機能を有効に発揮させるのに好適なネットワークシステムの一例を示すブロック図である。 放送受信機器としてのSTB(セットトップボックス)の一構成例を示すブロック図である。 放送受信機器で作成される電子番組表の一例を示す画面構成説明図である。 電子番組表を使用した予約操作の際に表示される画面の一例を示す画面構成説明図である。
符号の説明
100A,100B 放送局
210 放送受信機器(STB:セットトップボックス)
220 録画装置(DVD:光ディスク記憶装置)
230 放送受信機器(DTV:デジタルテレビジョン)
240 録画装置(DVTR:デジタル磁気テープ記憶装置)
300 通信回線(インターネット)
201 チューナ処理部(チューナ部)
202 デスクランブラ(デコーダ部)
203 デマルチプレクサ(デコーダ部)
204 デコーダ(デコーダ部)
206 入力処理部
208 番組記録メモリ(データ記録部)
209 タイマ管理部
214 IPネットワークI/F(インタフェース部)
215 制御部

Claims (6)

  1. 受信した複数のチャンネルの信号から所望のチャンネルの信号を抽出し番組コンテンツを復調するチューナ部と、復調された映像データおよび音声データを復号し、映像信号および音声信号を生成するデコーダ部と、復調された映像データおよび音声データを不揮発的に記憶するデータ記録部と、通信回線に接続可能なインタフェース部と、録画予約のための入力を受け付ける入力処理部と、前記データ記録部および前記インタフェース部を制御する制御部と、を備えた放送受信機器であって、
    前記制御部は、時間的に重なる2つの放送番組の録画予約が設定されていると判別すると、開始時刻が時間的に前の録画予約に係る放送番組のコンテンツは前記チューナ部で復調されたものを選択して前記データ記録部に記憶し、
    所定の時刻になると前記制御部は前記インタフェース部を介して放送局あるいはサービス事業者のサーバに対して前記通信回線を介して開始時刻が時間的に後の録画予約に係る放送番組のコンテンツを送信するよう要求を行ない、該要求に応じて圧縮されて送信されて来たコンテンツデータを前記インタフェース部により受信して前記データ記録部に記憶するように構成されていることを特徴とする放送受信機器。
  2. 放送信号を受信し映像データおよび音声データを再生する機能と、再生された映像データおよび音声データを記録する機能と、通信回線に接続する機能と、入力された視聴予約や録画予約を受け付けて対応する処理をする機能と、を備えた放送受信機器であって、
    時間的に重なる複数の放送番組の視聴予約と録画予約もしくは時間的に重なる複数の放送番組の録画予約が設定されていると判別すると、一つの予約に係る放送番組のコンテンツは前記受信した放送信号から再生されたものを選択し、残りの予約のうち前記一つの予約と時間的に重なる予約に係る放送番組のコンテンツは前記通信回線を介して受信したものを選択し、録画予約に係る放送番組のコンテンツは記録するように構成されていることを特徴とする放送受信機器。
  3. 受信した複数のチャンネルの信号から所望のチャンネルの信号を抽出し番組コンテンツを復調するチューナ部と、復調された映像データおよび音声データを復号し映像信号および音声信号を生成するデコーダ部と、復調された映像データおよび音声データを不揮発的に記憶するデータ記録部と、通信回線に接続可能なインタフェース部と、視聴予約と録画予約のための入力を受け付ける入力処理部と、前記データ記録部や前記インタフェース部を制御する制御部と、を備えた放送受信機器であって、
    前記制御部は、時間的に重なる複数の放送番組の視聴予約と録画予約もしくは時間的に重なる複数の放送番組の録画予約が設定されていると判別すると、一つの予約に係る放送番組のコンテンツは前記チューナ部で復調されたものを選択し、残りの予約のうち前記予約と時間的に重なる予約に係る放送番組のコンテンツは前記インタフェース部により前記通信回線を介して受信したものを選択し、録画予約に係る放送番組のコンテンツは前記データ記録部に記憶するように構成されていることを特徴とする放送受信機器。
  4. タイマ管理部を備え、所定の時刻になると前記タイマ管理部から前記制御部へタイマ割込みが発生し、前記制御部は前記インタフェース部を介して所定のサーバに対して前記通信回線を介して前記録画予約に係る放送番組のコンテンツを送信するよう要求を行ない、該要求に応じて送信されて来たコンテンツデータを前記インタフェース部により受信して前記データ記録部に記憶するように構成されていることを特徴とする請求項3に記載の放送受信機器。
  5. 前記通信回線を介して受信する放送番組のコンテンツは、圧縮されたデータであることを特徴とする請求項2〜4のいずれかに記載の放送受信機器。
  6. 前記一つの予約に係る放送番組は、開始時刻が時間的に最も早い番組であることを特徴とする請求項2〜5のいずれかに記載の放送受信機器。
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