JP5258537B2 - 録画システム及び受信装置 - Google Patents

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Description

本発明は録画システム及び受信装置に関し、特に、ハードディスクなどの記憶媒体に映像を記録する場合に適用して有用なものである。
ケーブルテレビ網で配信される映像は、ケーブルテレビ事業者により、その内容や放送日時が定められている。このため、視聴者は、リアルタイムで映像を見るほかに、ハードディスクレコーダなどの録画機器に映像を録画し、後日視聴したりしている。このようなハードディスクレコーダの録画容量は、搭載されるハードディスクの大容量化に伴い増大しているものの、映像もハイビジョン化・高画質化により大容量化しているため、録画容量がすぐに不足してしまうという問題がある。
このような問題を解決すべく、ハードディスクレコーダにハードディスクを増設することが考えられる。また、ハードディスクの容量が不足したときに、所定の基準で録画済みの映像を削除する映像記録再生装置(例えば、特許文献1参照)や、視聴者以外の第三者が提供する番組録画サーバに、視聴者の録画予約に基づいて映像の録画をする放送番組録画代行システム(例えば、特許文献2参照)のような技術が提案されている。
しかしながら、ハードディスクの増設では、購入費用や増設に伴う設定に手間を要してしまう。また、特許文献1のような技術では、所定の基準の設定に注意を要し、設定ミスなどにより保存しておきたい映像まで削除されてしまう虞がある。また、特許文献2のような技術では、視聴者のハードディスクレコーダの録画容量を圧迫することはないものの、番組録画サーバに記録された映像は、DVD等の記録媒体に格納されて、視聴者に手渡しや配達により提供されることから、視聴者が希望するときに視聴できないという問題がある。
特開2008−172471号公報 特開2001−359030号公報
本発明は、かかる事情に鑑み、視聴者側の録画機器に映像を記録できない場合であっても、その映像を記録し、視聴者の所望するときに視聴することができる録画システム及び受信装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するための本発明の第1の態様は、映像を符号化して表わす映像信号を放送波で受信し、該映像信号を変調変換して番組配信網に再送信する映像提供装置と、前記映像提供装置が再送信する映像信号を記録可能な第1の記憶媒体を有し、該第1の記憶媒体に記録された映像信号を前記番組配信網に再送信する映像記録装置と、前記映像提供装置及び前記映像記録装置から映像信号を受信して映像を再生すると共に該映像信号を記録可能な第2の記憶媒体を有する複数の受信装置とを備え、前記受信装置は、前記映像信号の記録に要する記憶媒体の必要量が、前記第2の記憶媒体の空き容量を超える場合には前記第1の記憶媒体を選択し、当該必要量が、前記空き容量以下の場合には、前記第2の記憶媒体を選択する記憶媒体選択手段と、前記記憶媒体選択手段により前記第2の記憶媒体が選択されたとき、前記映像提供装置から再送信される映像信号を前記第2の記憶媒体に記録する記録手段と、前記記憶媒体選択手段により前記第1の記憶媒体が選択されたとき、特定の日時で特定のチャネルで再送信される映像信号を前記第1の記憶媒体に記録させる指示を前記映像記録装置に送信する指示手段とを備え、前記映像記録装置は、前記指示手段の指示により、特定の日時で特定のチャネルで前記映像提供装置から再送信される映像信号を前記第1の記憶媒体に記録する代替記録手段と、前記各受信装置からの要求に応じて、前記第1の記憶媒体に記憶された映像信号を前記番組配信網を介して前記受信装置に再送信する再送信手段とを備えていることを特徴とする録画システムにある。
かかる第1の態様では、第2の記憶媒体の空き容量が不足していても、第1の記憶媒体に映像信号が記録されるので、第2の記憶媒体に既に記録されている映像信号を削除することなく、新たな映像信号を記録することができる。また、第1の記憶媒体に映像信号を記録できるため、受信装置に記憶媒体を増設することによる費用や手間が不要となる。また、視聴者は、設定ミスなどにより保存しておきたい映像を削除してしまうということはない。
さらに、第1の記憶媒体に記録された映像信号は、視聴者の要求に応じて映像記録装置から番組配信網を介して受信装置に再送信されるようになっているので、視聴者が希望するときに当該映像信号を視聴することができる。
本発明の第2の態様は、第1の態様に記載する録画システムにおいて、前記受信装置は、前記記憶媒体選択手段による選択の前に、前記受信装置の利用者による入力操作により前記第1の記憶媒体又は前記第2の記録媒体のいずれか一方を選択できるように構成されていることを特徴とする録画システムにある。
かかる第2の態様では、第2の記憶媒体の空き容量にかかわらず、第1の記憶媒体に映像信号を記録する選択をすることができる。これにより、第2の記憶媒体の空き容量を減らさずに第1の記憶媒体に映像信号を記録することができる。
本発明の第3の態様は、第1又は第2の態様に記載する録画システムにおいて、前記受信装置は、所定の日時で所定のチャネルで再送信される前記映像提供装置からの映像信号を記録することを、当該映像信号の再送信前に設定する予約手段を備えている
ことを特徴とする録画システムにある。
かかる第3の態様では、いわゆる録画予約が実現される。
本発明の第4の態様は、第3の態様に記載する録画システムにおいて、前記受信装置は、放送波による映像信号の送信日時、及びチャネルを含む番組情報を受信して表示する番組情報表示手段を備えることを特徴とする録画システムにある。
かかる第4の態様では、番組情報に基づいて録画しようとする番組を容易に選択することができる。
また、上記目的を達成するための本発明の第の態様は、映像を符号化したものである映像信号を放送波で受信し、該映像信号を変調変換して番組配信網に再送信する映像提供装置と、特定の日時で特定のチャネルで前記映像提供装置が再送信する映像信号を記録可能な第1の記憶媒体を有し、前記各受信装置からの要求に応じて該第1の記憶媒体に記録された映像信号を前記番組配信網に再送信する映像記録装置とから構成される映像配信系からの映像信号を受信し再生する受信装置であって、前記映像信号を記録可能な第2の記憶媒体と、前記映像信号の記録に要する記憶媒体の必要量が、前記第2の記憶媒体の空き容量を超える場合には前記第1の記憶媒体を選択し、当該必要量が、前記空き容量以下の場合には、前記第2の記憶媒体を選択する記憶媒体選択手段と、前記記憶媒体選択手段により前記第2の記憶媒体が選択されたとき、前記映像提供装置から再送信される映像信号を前記第2の記憶媒体に記録する記録手段と、前記記憶媒体選択手段により前記第1の記憶媒体が選択されたとき、特定の日時で特定のチャネルで再送信される映像信号を前記第1の記憶媒体に記録させる指示を前記映像記録装置に送信する指示手段とを備えることを特徴とする受信装置にある。
かかる第の態様では、第2の記憶媒体の空き容量が不足していても、第1の記憶媒体に映像信号が記録されるので、第2の記憶媒体に既に記録されている映像信号を削除することなく、新たな映像信号を記録することができる。
本発明によれば、視聴者側の録画機器に映像を記録できない場合であっても、その映像を記録し、視聴者の所望するときに視聴することができる録画システム及び受信装置が提供される。
以下、本発明を実施するための最良の形態について説明する。なお、本実施形態の説明は例示であり、本発明は以下の説明に限定されない。
〈実施形態1〉
本実施形態では、地上波放送、BS放送、及びCS放送からの映像を受信して、この映像を視聴者に提供するケーブルテレビ局(CATV局)において実施される録画システムについて説明する。
図1は、本発明の実施形態1に係る録画システムの概略構成図である。図示するように、CATV局の施設には、映像配信系、すなわち映像提供装置の一例である地上波送出装置10、BS送出装置11、CS送出装置12及びヘッドエンド13と、映像記録装置14とが設置されている。同施設には、他にも視聴者に関する登録情報を有する加入者情報サーバ15、電子番組ガイド(番組情報)の情報を提供するEPGサーバ16も設置されている。また、視聴者A、視聴者B、及び視聴者Cの宅内には、ケーブルテレビ網(番組配信網)を介して接続された受信装置の一例であるSTB(セットトップボックス)30と、STB30からの映像を映し出すテレビ31がそれぞれ設置されている。さらに各宅内には、インターネットに接続されたパソコン33が設置されている。
地上波送出装置10、BS送出装置11、及びCS送出装置12は、映像を符号化したものである映像信号を、それぞれ地上波放送、BS放送、CS放送により受信し、ヘッドエンド13に送信する装置である。なお、ここでいう映像とは、静止画、動画、音声、若しくは文字情報、又はこれらの組合せである。
映像記録装置14は、地上波送出装置10、BS送出装置11、及びCS送出装置12から映像信号を受信し、当該映像信号を記録可能な第1の記憶媒体の一例であるハードディスク(以降、事業者側ディスク)17を有している。
また、映像記録装置14は、STB30からの指示により、地上波送出装置10、BS送出装置11、及びCS送出装置12から放送される映像に係る映像信号を事業者側ディスク17に記録する代替記録手段を備えている。この代替記録手段は、映像記録装置14で実行されるソフトウェアや電子回路として構成されている。STB30からの指示とは、特定の日時に特定のチャネルで放送される映像信号を事業者側ディスク17に記録する旨の情報である。映像記録装置14は、このような指示を受信し、その指示の特定の日時がきたら当該映像信号を事業者側ディスク17に記録するようになっている。
また、映像記録装置14は、事業者側ディスク17に記録された映像信号を、ヘッドエンド13及びケーブルテレビ網を介してSTB30に再送信する再送信手段を備えている。かかる映像信号の再送信は、映像記録装置14がSTB30から映像信号の送信を要求する旨の情報を受信したときに行われる。これにより、視聴者A〜CはSTB30に当該情報を送信するように操作することで、映像記録装置14に記録された映像信号を受信し、その映像を視聴できるようになっている。
加入者情報サーバ15は、ケーブルテレビ事業者の映像配信サービスを受ける契約を締結した視聴者A〜Cの契約情報を管理する装置である。当該情報は、その契約者である特定の視聴者A〜CのSTB30に対してのみ映像の視聴を可能とするために用いられたり、映像記録装置14で映像信号を記録するための設定が視聴者A〜CのSTB30により行われたものであるかを確認するために用いられる。
EPGサーバ16は、番組情報の一例である電子番組ガイド(EPG)を管理する情報処理装置である。EPGは、番組の送信日時やチャネルの他、番組タイトルやジャンル、番組内容の表示などの種々の番組に関する情報からなる。EPGは、EPGサーバ16からヘッドエンド13を介してSTB30に送られる。
ヘッドエンド13は、地上波送出装置10、BS送出装置11、CS送出装置12、及び映像記録装置14からの映像信号を、ケーブルテレビ網の仕様に合わせて変調変換し、ケーブルテレビ網を介してSTB30に送信する。また、ヘッドエンド13は、複数の映像信号を多重化してSTB30に送信する機能も有している。
STB30は、地上波送出装置10、BS送出装置11、CS送出装置12、及び映像記録装置14からの映像信号がヘッドエンド13により多重化されたものから、視聴者A〜Cの操作に応じて所望のチャネルの映像信号を抽出する機能を有しており、抽出した映像信号を、例えばNTSC信号などに変調変換してテレビ31に送信する。
STB30には、映像信号を記録可能な第1の記憶装置の一例であるハードディスク(以降、STBディスクと称する)32が内蔵されている。STBディスク32に記録された映像信号は、視聴者が後に映像を視聴する際に再生される。映像信号をSTBディスク32に記録することについての詳細は後述する。
また、STB30は、映像の受信機能のほかに、スクランブルされた番組の解除機能を有している。具体的には、STB30は、加入者情報サーバ15に登録された視聴者、すなわちケーブルテレビ事業者と契約した特定の視聴者に対してのみ番組の視聴を可能とする視聴制御信号を受信して当該番組のスクランブルを解除するようになっている。例えば、B−CASのような限定受信方式を用いて視聴制御が行われている。
さらに、STB30は、EPGサーバ16からEPG(番組情報)を取得し、EPGの内容をテレビ31に表示することが可能となっている(番組情報表示手段)。また、STB30は、視聴者A〜Cのリモコン等の操作により入力された種々の情報を映像記録装置14に送信可能になっており、先に述べたようなSTB30への録画の指示も、このような視聴者A〜Cの操作により行われる。
ここで、STB30の映像信号の記録について説明する。STB30は、特に図示しないが、予約手段、記憶媒体選択手段、録画手段、及び指示手段を備えている。なお、これらの各手段はSTB30で実行されるプログラム又は電子回路として実装されている。
予約手段は、所定の日時で所定のチャネルで再送信される地上波送出装置10、BS送出装置11、及びCS送出装置12からの映像信号を記録するように、当該映像信号の再送信前に設定する。かかる設定は、視聴者A〜CがSTB30を操作することにより入力された情報に基づいて行われる。例えば、視聴者A〜Cがテレビ31に表示されたEPGのなかから、記録しようとする番組をリモコン操作で選択すると、その番組を記録するように設定される。
記憶媒体選択手段は、映像信号を記録する記憶媒体として、STBディスク32又は事業者側ディスク17のいずれか一方を決定する。詳言すると、映像信号の記録に要する記憶媒体の必要量が、STBディスク32の空き容量を超える場合には事業者側ディスク17を選択し、当該必要量が、前記空き容量以下の場合には、STBディスク32を選択する。
映像信号の記録に要する記憶媒体の必要量は、当該映像の時間や映像信号を記録する際のフォーマット(圧縮形式や圧縮率など)から概算できる。したがって、例えば、STBディスク32全体の容量が100GBであって、空き容量が10GBであるとき、映像信号の記録に要する記憶媒体の必要量がこの10GBを超える場合は事業者側ディスク17が選択され、10GB以下の場合はSTBディスク32が選択される。
記録手段は、記憶媒体選択手段によりSTBディスク32が選択されたとき、映像信号をSTBディスク32に記録する。記録のタイミングは、予約手段により予め設定された所定の日時であり、記録する対象の映像信号は、予約手段により予め設定された所定のチャネルの映像に係る映像信号である。
指示手段は、記憶媒体選択手段によりSTBディスク32が選択されたとき、事業者側ディスク17に映像信号を記録させる指示を映像記録装置14に送信する。この指示は、前述したように、特定の日時に特定のチャネルで放送される映像信号を事業者側ディスク17に記録する旨の情報であるが、この特定の日時及び特定のチャネルは、前述した予約手段により設定されたものと同じである。指示手段は、このような情報を映像記録装置14に送信し、この情報に基づいて映像記録装置14が当該映像信号を事業者側ディスク17に記録する。
これにより、STBディスク32に映像信号を記録するだけの容量がない場合であっても、当該映像は、代わりに映像記録装置14の事業者側ディスク17に記録される。これにより、本発明に係る録画システムは、STBディスク32に既に記録された映像信号を削除することなく、当該映像信号を記録することができる。
また、映像記録装置14は、STB30からの要求に応じて事業者側ディスク17に記憶された映像信号をケーブルテレビ網を介してSTB30に再送信する再送信手段を備えており、これにより、STB30は、視聴者A〜Cの所望するタイミングで記録した映像信号を直ちに視聴させることができる。
なお、記憶媒体選択手段による選択の前に、視聴者A〜CにSTBディスク32または事業者側ディスク17のどちらに映像を記録するかを決定させてもよい。この場合において事業者側ディスク17が選択されたときは、記憶媒体選択手段による選択は行われず、予約手段による設定に基づいて映像信号が事業者側ディスク17に記録される。また、STBディスク32が選択されたときは、記憶媒体選択手段が上述の選択を行うようになっているため、STBディスク32の容量が不足していても、事業者側ディスク17に映像信号が記録されるようになっている。
また、STB30は、予約による記録に限らず、STB30の録画ボタンが押されたら、直ちに、記憶媒体選択手段、記録手段、指示手段、代替記録手段を実行するようにしてもよい。
視聴者A〜Cの宅内に設置されたパソコン33は、インターネットを介して映像記録装置14及び加入者情報サーバ15と通信が可能になっている。パソコン33は、インターネットを介して、事業者側ディスク17に記録した映像信号を閲覧したり、削除したりすることが可能になっている。また、パソコン33が映像記録装置14に接続する際には、ケーブルテレビ事業者と契約した視聴者による接続であるか否かの認証が行われるようになっており、この際に、加入者情報サーバ15に登録された視聴者の情報が用いられる。
図2は、本発明の実施形態1に係る録画システムの処理のフローである。図示するように、録画システムでは以下のように処理が実行される。
まず、STB30は、EPGサーバ16から電子番組表(EPG)を受信し、テレビ31に表示する(ステップS1)。次に、視聴者A〜CはEPGを参考に、記録する番組を選択し、その番組の録画予約をする(ステップS2)。具体的には、STB30が、選択した番組のチャネルと放送される日時で、その番組に係る映像信号を記録するように設定する。
次に、STB30は、ステップS2で選択された番組の映像信号を記録する記憶媒体を選択させるための画面をテレビ31に表示する。視聴者A〜Cは、リモコン操作によりSTBディスク32又は事業者側ディスク17の何れか一方を選択する。この操作により選択された記憶媒体がSTBディスク32であるならば(ステップS3:Yes)、記憶媒体選択手段が主体となって、実際に使用する記憶媒体の決定を行う。すなわち、まず映像信号の記録に要する記憶媒体の必要量がSTBディスク32の空き容量を超えるか否かを確認する(ステップS4)。当該必要量がSTBディスク32の空き容量以下である場合(ステップS4:Yes)、STB30の記録手段がステップS2で設定した日時になったとき当該映像信号をSTBディスク32に記録する(ステップS5)。一方、当該必要量がSTBディスク32の空き容量を超える場合(ステップS4:No)、STB30は、映像記録装置14の事業者側ディスク17に映像信号を記録する旨のメッセージをテレビ31に表示し、視聴者に確認させる。事業者側ディスク17に映像信号を記録することを視聴者がリモコン操作等で選択した場合(ステップS6:Yes)、事業者側ディスク17に記録すべくステップS7に進む。一方、事業者側ディスク17への記録が選択されなかった場合(ステップS6:No)、STB30は映像信号を記録することを中止する。
視聴者が最初に事業者側ディスク17に映像信号を記録することを選択した場合(ステップS3:No)、及び記憶媒体選択手段が記録先として事業者側ディスク17を選択し且つ視聴者がこれを確認した場合(ステップS4:No→ステップS6:Yes)、次の処理が行われる。
まず、映像記録装置14は、ケーブルテレビ事業者と契約した視聴者A〜CのSTB30からの接続であるか否かを、加入者情報サーバ15の契約情報に基づいて確認する(ステップS7)。
次に、指示手段は、映像信号を事業者側ディスク17に記録する旨の指示を映像記録装置14に送信する(ステップS8)。この指示は、映像信号のチャネル及び送信日時が含まれている。そして、映像記録装置14の代替記録手段は、当該指示に基づいて映像信号を事業者側ディスク17に記録する(ステップS9)。
以降、特に図示しないが、STB30は、視聴者A〜Cの操作に基づいてSTBディスク32に記録された映像信号を再生したり、映像記録装置14に事業者側ディスク17に記録された映像信号を再送信させ、その映像信号を再生したりする。
上記構成の録画システムでは、視聴者A〜CのSTB30に対してリアルタイムで映像信号が提供される一方、その映像信号の記録に際しては、映像信号の記録に要する記憶媒体の必要量がSTBディスク32の空き容量以下である場合にはSTBディスク32に記録し、当該必要量が空き容量を超える場合には、事業者側ディスク17に記録されるようになっている。
このように、STBディスク32の空き容量が不足していても、事業者側ディスク17に映像信号が記録されるので、STBディスク32に既に記録されている映像信号を削除することなく、新たな映像信号を記録することができる。また、事業者側ディスク17に映像信号を記録できるため、STB30にハードディスクを増設することによる費用や手間が不要となる。また、視聴者A〜Cは、従来のような録画予約設定に加えて、記録する記憶媒体を事業者側ディスク17又はSTBディスク32の何れか一方を選択するだけであるので、設定ミスにより保存しておきたい映像を削除してしまうということはない。
さらに、事業者側ディスク17に記録された映像信号は、視聴者A〜Cの要求に応じて映像記録装置14からケーブルテレビ網を介してSTB30に再送信されるようになっているので、視聴者A〜Cが希望するときに当該映像信号に係る映像を視聴することができる。
なお、本発明の録画システムは、いわゆるケーブルテレビのみに適用されるものではなく、視聴者に番組を提供する種々の媒体で適用可能である。例えば、インターネットを通じた番組の提供にも適用し得る。
〈実施形態2〉
実施形態1に係る録画システムは、1つの番組を録画する場合について説明したが、本発明に係る録画システムは、このような場合に限定されず、複数の番組をまとめて録画予約する場合についても適用しうる。
図3は、本発明の実施形態2に係る録画システムの処理のフローである。図示するように、録画システムでは以下のように処理が実行される。なお、実施形態1と同一のものは同一の符号を付し重複する説明は省略する。
まず、STB30は、EPGサーバ16から電子番組表(EPG)を受信し、テレビ31に表示する(ステップS11)。次に、視聴者A〜CはEPGを参考に、複数の番組を選択し、それらの番組のそれぞれについて録画予約をする(ステップS12)。具体的には、STB30が、選択した複数の番組に係るチャネルと放送される日時で、それぞれの番組に係る映像信号を記録するように設定する。
次に、STB30は、ステップS12で選択された番組の映像信号を記録する記憶媒体を選択させるための画面をテレビ31に表示し、視聴者A〜Cは、リモコン操作によりSTBディスク32を選択したとする(ステップS13)。
次に、記憶媒体選択手段が主体となって、実際に使用する記憶媒体の決定を行う。すなわち、まず直近の放送日時に放送される映像信号について、その記録に要する記憶媒体の必要量がSTBディスク32の空き容量を超えるか否かを確認する(ステップS14)。当該必要量がSTBディスク32の空き容量以下である場合(ステップS14:Yes)、STB30の記録手段がステップS12で設定した日時になったとき当該映像信号をSTBディスク32に記録する(ステップS15)。
次に、まだ録画する番組が残っているならば(ステップS16:Yes)、次に放送される番組に係る映像信号についてステップS14の処理を行い、もう録画する番組が残っていなければ(ステップS16:No)、処理を終了する。
一方、映像信号の記録に要する記憶媒体の必要量がSTBディスク32の空き容量を超える場合(ステップS14:No)、STB30は、映像記録装置14の事業者側ディスク17に映像信号を記録する旨のメッセージをテレビ31に表示し、視聴者に確認させる。事業者側ディスク17に映像信号を記録することを視聴者がリモコン操作等で選択した場合(ステップS17:Yes)、事業者側ディスク17に記録すべくステップS18に進む。一方、事業者側ディスク17への記録が選択されなかった場合(ステップS17:No)、STB30は映像信号を記録することを中止する。
記憶媒体選択手段が記録先として事業者側ディスク17を選択し且つ視聴者がこれを確認した場合(ステップS14:No→ステップS17:Yes)、次の処理が行われる。
まず、映像記録装置14は、ケーブルテレビ事業者と契約した視聴者A〜CのSTB30からの接続であるか否かを、加入者情報サーバ15の契約情報に基づいて確認する(ステップS18)。
次に、指示手段は、映像信号を事業者側ディスク17に記録する旨の指示を映像記録装置14に送信する(ステップS19)。この指示は、録画する番組の残りのすべてに係る映像信号のチャネル及び送信日時が含まれている。そして、映像記録装置14の代替記録手段は、当該指示に基づいて映像信号を事業者側ディスク17に記録する(ステップS20)。
以降、特に図示しないが、STB30は、視聴者A〜Cの操作に基づいてSTBディスク32に記録された映像信号を再生したり、映像記録装置14に事業者側ディスク17に記録された映像信号を再送信させ、その映像信号を再生したりする。
以上に説明したように、本実施形態に係る録画システムは、複数の番組の録画予約があったとき、STBディスク32の空き容量が無くなるまでに映像信号を記録し(ステップS14:Yes〜ステップS16)、STBディスク32の空き容量が無くなり、且つまだ録画予約が残っているならば(ステップS14:No〜S20)、事業者側ディスク17に記録する。
これにより、複数の番組を録画予約する場合にはSTBディスク32が不足がちになるが、このような場合でも事業者側ディスク17に映像信号を記録することができるので、視聴者A〜Cが予約した映像に係る映像信号を確実に記録することができる。
本発明は、ケーブルテレビ網等の映像配信網を用いて映像を提供する産業分野で利用することができる。
本発明の実施形態1に係る録画システムの概略構成図である。 本発明の実施形態1に係る録画システムの処理のフローである。 本発明の実施形態2に係る録画システムの処理のフローである。
符号の説明
10 地上波送出装置
11 BS送出装置
12 CS送出装置
13 ヘッドエンド
14 映像記録装置
15 加入者情報サーバ
16 EPGサーバ
17 事業者側ディスク
31 テレビ
32 STBディスク
33 パソコン

Claims (5)

  1. 映像を符号化して表わす映像信号を放送波で受信し、該映像信号を変調変換して番組配信網に再送信する映像提供装置と、
    前記映像提供装置が再送信する映像信号を記録可能な第1の記憶媒体を有し、該第1の記憶媒体に記録された映像信号を前記番組配信網に再送信する映像記録装置と、
    前記映像提供装置及び前記映像記録装置から映像信号を受信して映像を再生すると共に該映像信号を記録可能な第2の記憶媒体を有する複数の受信装置とを備え、
    前記受信装置は、
    前記映像信号の記録に要する記憶媒体の必要量が、前記第2の記憶媒体の空き容量を超える場合には前記第1の記憶媒体を選択し、当該必要量が、前記空き容量以下の場合には、前記第2の記憶媒体を選択する記憶媒体選択手段と、
    前記記憶媒体選択手段により前記第2の記憶媒体が選択されたとき、前記映像提供装置から再送信される映像信号を前記第2の記憶媒体に記録する記録手段と、
    前記記憶媒体選択手段により前記第1の記憶媒体が選択されたとき、特定の日時で特定のチャネルで再送信される映像信号を前記第1の記憶媒体に記録させる指示を前記映像記録装置に送信する指示手段とを備え、
    前記映像記録装置は、
    前記指示手段の指示により、特定の日時で特定のチャネルで前記映像提供装置から再送信される映像信号を前記第1の記憶媒体に記録する代替記録手段と、
    前記各受信装置からの要求に応じて、前記第1の記憶媒体に記憶された映像信号を前記番組配信網を介して前記受信装置に再送信する再送信手段とを備えている
    ことを特徴とする録画システム。
  2. 請求項1に記載する録画システムにおいて、
    前記受信装置は、前記記憶媒体選択手段による選択の前に、前記受信装置の利用者による入力操作により前記第1の記憶媒体又は前記第2の記録媒体のいずれか一方を選択できるように構成されている
    ことを特徴とする録画システム。
  3. 請求項1又は請求項2に記載する録画システムにおいて、
    前記受信装置は、所定の日時で所定のチャネルで再送信される前記映像提供装置からの映像信号を記録することを、当該映像信号の再送信前に設定する予約手段を備えている
    ことを特徴とする録画システム。
  4. 請求項3に記載する録画システムにおいて、
    前記受信装置は、放送波による映像信号の送信日時、及びチャネルを含む番組情報を受信して表示する番組情報表示手段を備えている
    ことを特徴とする録画システム。
  5. 映像を符号化したものである映像信号を放送波で受信し、該映像信号を変調変換して番組配信網に再送信する映像提供装置と、特定の日時で特定のチャネルで前記映像提供装置が再送信する映像信号を記録可能な第1の記憶媒体を有し、前記各受信装置からの要求に応じて該第1の記憶媒体に記録された映像信号を前記番組配信網に再送信する映像記録装置とから構成される映像配信系からの映像信号を受信し再生する受信装置であって、
    前記映像信号を記録可能な第2の記憶媒体と、
    前記映像信号の記録に要する記憶媒体の必要量が、前記第2の記憶媒体の空き容量を超える場合には前記第1の記憶媒体を選択し、当該必要量が、前記空き容量以下の場合には、前記第2の記憶媒体を選択する記憶媒体選択手段と、
    前記記憶媒体選択手段により前記第2の記憶媒体が選択されたとき、前記映像提供装置から再送信される映像信号を前記第2の記憶媒体に記録する記録手段と、
    前記記憶媒体選択手段により前記第1の記憶媒体が選択されたとき、特定の日時で特定のチャネルで再送信される映像信号を前記第1の記憶媒体に記録させる指示を前記映像記録装置に送信する指示手段とを備える
    ことを特徴とする受信装置。
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