JP4862678B2 - 放送受信機器 - Google Patents

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本発明は、放送番組のコンテンツの録画機能を有する放送受信機器に関し、特に、内蔵チューナが1つのチャンネルしか選局することができないシングルチャンネルの放送受信機器に関するものである。
従来、内蔵チューナが1つのチャンネルしか選局することができないシングルチャンネルの放送受信機器においては、録画中はチャンネルがロックされたり、ユーザが視聴している番組と異なる他のチャンネルの放送番組を録画もしくは録画予約しようとするとモニタの表示番組が変わったり、視聴予約した番組と異なる他のチャンネルの放送番組を録画予約しようとすると、視聴予約がキャンセルされるという内容のメッセージをモニタに表示して、ユーザの注意を喚起するように構成されているものが一般的であった。
また、従来の番組放送は電波を使用したオンエアのものや専用ケーブルを使用した有線放送(ケーブルテレビ)しか提供されていないが、近い将来、インターネットなどの通信回線を使用したいわゆるサーバ型の番組放送が実現する可能性がある。
特開2005−244577号公報 特開2005−109671号公報 特開2005−039559号公報
従来、内蔵チューナが1つのチャンネルしか選局することができないシングルチャンネルの放送受信機器においては、視聴中に選局している番組と異なるチャンネルの番組を録画したり、視聴予約した番組と時間的に重なる他チャンネルの放送番組(裏番組)の録画予約をすることができなかった。また、録画動作中は録画をキャンセルしないと他チャネンルの番組を選局することができないという不具合があった。なお、視聴予約した番組と異なるチャンネルの放送番組の録画が可能な録画装置の発明や、サーバ型の放送番組の録画装置に関する発明としては、例えば特許文献1〜3に開示されているものがある。
特許文献1に記載されている発明は、録画機能を備えた複数のAV機器がホームネットワークに接続されている場合に、同一の放送番組の重複した録画を回避しつつ時間的に重なる異なるチャンネルの放送番組(裏番組)を録画できるようにしたものである。また、この発明は、複数のAV機器を連携させて既に記録されている複数のコンテンツを同時・同期的に再生するための技術を開示している。
特許文献2に記載されている発明は、電子番組表から終了時間の延長の可能性のある放送番組を検出し、該放送番組の延長に関する情報をインターネットを介して複数の端末から収集し、この情報をインターネットを介して公開して、電子番組表により予約した番組の録画時間を自動的に変更して録画できるようにしたものである。
特許文献3に記載されている発明は、録画機能を備えた複数の録画機器がネットワークを介して接続されているシステムにおいて、時間的に重なる複数チャンネルの放送番組の録画予約がなされた場合に、予約を受け付けた録画機器で録画できない番組を、録画可能な他の録画機器に録画依頼することで時間的に重なる複数チャンネルの放送番組を録画できるようにしたものである。この先願発明は、ユーザが1台の録画機器を用意するだけでよく、またサーバに負担をかけることなく時間的に重なる複数チャンネルの放送番組の録画することができる。また、録画している番組の放送時間が延長された結果、予約されている他の番組の録画ができなくなった場合に録画を可能にするための技術を開示している。
しかしながら、上記特許文献1〜3のいずれにも、内蔵チューナが1つのチャンネルしか選局することができないシングルチャンネルの放送受信機器において、視聴している番組または視聴予約した番組と異なるチャンネルの放送番組を録画可能にするための技術は開示されていない。
本発明の目的は、内蔵チューナが1つのチャンネルしか選局することができないシングルチャンネルの放送受信機器において、視聴している番組または視聴予約した番組と異なるチャンネルの放送番組を録画できるようにすることにある。
本発明の他の目的は、録画動作をキャンセルすることなく、視聴番組を変更することができる放送受信機器を提供することにある。
本発明は、上記目的を達成するため、放送信号を選局して受信し映像データおよび音声データを復調するチューナ機能と、映像データおよび音声データを記録する機能と、通信回線を接続する機能と、入力された視聴予約および録画予約を受け付けて対応する処理をする機能と、を備えた放送受信機器において、視聴要求もしくは視聴予約に係る放送番組は前記チューナ機能により復調された映像データおよび音声データに基づく信号を表示出力し、録画予約に係る放送番組のコンテンツは前記通信回線(インターネット)を介して受信して記録するように構成したものである。
より具体的には、受信した複数のチャンネルの信号から所望のチャンネルの信号を抽出し番組コンテンツを復調するチューナ部と、復調された映像データおよび音声データを復号し、音声信号および映像信号を生成するデコーダ部と、音声データおよび映像データを不揮発的に記憶するデータ記録部と、通信回線に接続可能なインタフェース部と、視聴予約と録画予約のための入力を受け付ける入力処理部と、前記データ記録部および前記インタフェース部を制御する制御部と、を備えた放送受信機器において、前記制御部は、録画予約が設定されていると判別すると、当該録画予約に係る放送番組のコンテンツを前記インタフェース部により前記通信回線を介して受信し、前記データ記録部に記憶させるように構成し、前記制御部は放送番組のコンテンツを録画しているときにチャンネルの切替え入力を受けると前記チューナ部により復調された映像データおよび音声データに基づく信号を表示出力させるようにする。
上記した手段によれば、チューナ部が同時選局可能なチャンネルを1つしか持たない放送受信機器において、視聴要求もしくは視聴予約に係る放送番組と異なるチャンネルの放送番組を録画することができ、予約段階で予約が拒否されるのを回避できる。また、チューナ部が同時選局可能なチャンネルを1つしか持たない放送受信機器において、録画中に録画している放送番組と異なるチャンネルの放送番組を視聴することができるようになる。
さらに、望ましくは、前記制御部は前記チューナ部により復調された映像データおよび音声データに基づく信号を表示出力しているときに録画予約の入力を受けると、該録画予約に係る番組のコンテンツを前記通信回線を介して受信するように内部設定を行なうようにする。これにより、視聴中に視聴している放送番組と異なるチャンネルの放送番組を録画することができるようになる。
また、前記通信回線が接続されているか否かを判別する機能を備え、前記通信回線が接続されていない状態で録画予約の入力を受けると、前記制御部は前記チューナ部により復調された映像データおよび音声データを前記データ記録部に記憶させるようにする。これにより、チャンネル選局の自由度が制限されるものの通信回線に接続されていない放送受信機器においても、選局中のチャンネルの放送番組を録画することができるようになる。
さらに、通信回線を介して受信する放送番組のコンテンツは、圧縮されたデータとする。これによって、データ伝送に要する時間を短縮することができ、省エネルギー化に寄与することができる。
さらに、放送信号を選局して受信し映像データおよび音声データを復調するチューナ機能と、映像データおよび音声データを記録する機能と、通信回線に接続する機能と、入力された視聴予約および録画予約を受け付けて対応する処理をする機能と、を備えた放送受信機器において、録画予約に係る放送番組のコンテンツを前記通信回線を介して受信して記録する第1のモードと、録画予約に係る放送番組のコンテンツとして前記チューナ機能により復調された映像データおよび音声データを記録する第2のモードとを備え、前記第1のモードと前記第2のモードを選択可能に構成するようにしてもよい。これにより、ユーザの選択の自由度を高くすることができるようになる。
本発明に従うと、内蔵チューナが1つのチャンネルしか選局することができないシングルチャンネルの放送受信機器において、視聴している番組または視聴予約した番組と異なるチャンネルの放送番組を録画できる。また、録画動作をキャンセルすることなく、視聴番組を変更することができる放送受信機器を実現することができるという効果がある。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明に係る放送受信機器の録画機能を有効に発揮させるのに好適なネットワークシステムの一例であり、番組放送を提供する放送局100A,100B……、複数の家庭内に設置されたSTB(セットトップボックス)や録画装置などの放送受信機器210〜240、これらを接続するインターネットのような通信回線(光回線を含む)300などからなるデジタル放送受信システムの構成を示したものである。
複数のユーザ宅200A、200B、200Cには、それぞれ本発明を適用したSTB(セットトップボックス)210、DVD(光ディスク記憶装置)やHDD(ハードディスク記憶装置)のような録画装置220、デジタルTV(テレビジョン装置)230A,230B,230C、デジタルVTR(磁気テープ記憶装置)240などが設置されている。これらの機器が複数設置されている家庭では、これらの機器は、IEEE1394やLANなどの有線/無線ネットワークを介して互いに接続することが可能である。図1においては、ユーザ宅200AではIEEE1394バス250を用いてSTB210とDVD220とDTV230とが接続され、ユーザ宅200BではDTV230とDVTR240とが接続されているものとする。ユーザ宅200Cでは、録画機能を有するDTV230が単独で設置されている。
各ユーザ宅では、STB210やDTV230が放送局100A,100B……から提供されるデジタル放送番組を通信衛星、地上波、ケーブルを利用して受信する。また、放送局100A,100B……のサーバと、各ユーザ宅のSTB210やDTV230と、特定のサービス事業者のサーバ300は、インターネット300に接続されることにより双方向通信(光通信を含む)が可能にされている。
この実施形態では、放送局100A,100B……は、電波や専用ケーブルによるコンテンツの提供の他、サーバによるインターネット(通信回線)300を介した個別的なコンテンツの提供も可能にされている。電波や専用ケーブルによるコンテンツの提供は無料で行い、インターネット300を介したコンテンツの提供は有料で行うことが考えられる。
また、インターネット300を介したコンテンツの提供は、番組放送中および番組放送が終了した後においても可能とされる。番組放送中のコンテンツの提供は、オンエアによる放送内容を追い越さないようにするのが望ましい。さらに、インターネット300を介したコンテンツの提供は、データを圧縮して行うことができるようにするのが望ましい。データを圧縮して送信することで、データの伝送に要する時間を短縮することができる。
さらに、圧縮して送信する場合、ユーザが要求する圧縮方式で圧縮したデータを提供できるようにすると良い。ユーザが所有する録画装置がデータを圧縮(符号化)して記録し再生の際に伸長(復号)する機能を備える場合、それと同じ圧縮方式で圧縮されたデータを受け取って伸長(復号)し記録するようにすれば、データを伸長(復号)するためのハードウェアを新たに追加する必要がないという利点がある。録画装置は、例えば記録された内容が一度再生され所定期間再生されない場合に圧縮して再記録したり、ユーザからの指令で最初から圧縮されたデータとして記録する機能を持つようにすることで、記憶容量の有効利用が可能となる。つまり、より多くのコンテンツを記録することができるようになる。また、録画装置が複数のデータ圧縮方式に対応可能に構成されている場合、ユーザに与えられる選択自由度が高くなる。
図2には、録画機能を有する放送受信機器としてのSTB210の一構成例が示されている。本発明が適用されるSTB210は、内蔵チューナが同時選局可能なチャンネルが1つしかないシングルチャンネルの機器である。
図2のSTB210は、チューナ処理部201、デスクランブラ202、デマルチプレクサ203、デコーダ204、1394I/F205、入力処理部206、記録処理部207、番組記録メモリ208、タイマ管理部209、受信サービス管理部210、受信サービス情報メモリ211、インデックス情報管理部212、インデックス情報メモリ213、IPネットワークI/F214、制御部215などから構成されている。
チューナ処理部201は、放送局100A,100B……から受信した複数のチャンネルの信号から所望のチャンネルの信号を選局し、デジタル変調された番組コンテンツを復調する機能を有する。デスクランブラ202は、有料の放送番組を受信可能とするためにかけられている放送番組のスクランブルを解除する機能を有する。デマルチプレクサ203は、放送番組から音声データ、映像データを抽出する機能を有する。デコーダ204は、圧縮された音声データや映像データを復号し、元の音声信号、映像信号に伸長する機能を有する。
1394I/F205は、IEEE1394バスで接続した他のAV機器(例えば、DTV230やDVD220)との間でAVストリームや制御コマンドを送受信する機能を有し、送信するAVストリームの暗号化や暗号化されたAVストリームの複号化も行う。入力処理部206は、リモコンやタッチパネルなどをユーザが操作してSTB210に指令を入力する機能を有する。記録処理部207は、インターネット300を介して受信した番組コンテンツまたはネットに接続されていない場合に放送局から受信した放送番組コンテンツを、番組記録メモリ208に記録するための記録制御を行う機能を有する。
番組記録メモリ208は、放送番組のコンテンツを記録するメモリで、例えば磁気ディスクや光ディスク、ハードディスク、メモリカード、あるいはこれらを組み合わせたハイブリッド形態などが考えられる。タイマ管理部209は、現在の時間情報や放送番組のタイマ予約を管理し制御部215に対してタイマ割込みを発生する機能を有する。受信サービス管理部210は、受信サービス情報メモリ211に格納した情報を管理する機能を有する。受信サービス情報メモリ211は、放送局のサーバから受信したサービス情報等を格納する。
インデックス情報管理部212は、インデックス情報メモリ213に格納した番組記録メモリ208に記録した放送番組に関するインデックス情報を管理する機能を有する。インデックス情報メモリ213は、前記インデックス情報を格納する。IPネットワークI/F214は、インターネット300を経由して放送局のサーバや放送局以外のサービス事業者のサーバとデータを送受信する機能を有する。制御部215は、STB210における各部の動作を統括的に制御する機能を有する。
さらに、本実施形態のSTB210,DTV230B,230C等は、各放送局から提供される放送番組に関する情報に基づいて図3に示すようなEPG(電子番組表)を作成し、表示出力する機能や放送番組を視聴予約したり録画予約したりする機能を有する。EPGは、放送局以外のサービス事業者のサーバが作成し、配信するものであっても良い。また、EPGを作成する機能は、DVD220,DTV230AまたはDVTR240が備えていても良い。
次に、本実施形態のシステムにおいて、ユーザ宅で内蔵チューナが同時選局可能なチャンネルが1つしかないシングルチャンネルの放送受信機器を用いて、選局(視聴)しているチャンネルもしくは視聴予約している番組と異なるチャンネルの時間的に重なる番組を録画する場合の具体的な方法について説明する。なお、以下の処理は、図2の機器においては、主として制御部215によって実行される。
ユーザが所望の放送番組を録画予約する場合、リモコンを操作してTVの画面やモニタ上に図3に示すような番組表を表示させ、カーソルを所望の番組に移動させる。図3の例では、C1放送局の番組"映画 BBB"が既に視聴予約されており、x2放送局の番組"映画008 パート5"にカーソルが位置しているものとする。ここで、ユーザがリモコンの決定ボタン等を押すと、番組表に代わってあるいは番組表の一部にウィンドゥが形成されて、図4に示すような視聴予約ボタンB1,録画予約ボタンB2,リターンボタンB3および番組内容の詳細情報を表示するウィンドゥWなどからなる視聴・録画予約画面が表示される。
ここで、ユーザがウィンドゥWの番組内容を確認して録画予約ボタンB2にカーソルを合わせリモコンの決定ボタンを押すと、機器内部で録画予約処理が開始される。図3の例では、x2放送局の番組"映画008 パート5"はC1放送局の番組"映画 BBB"と放送時間が一部重なっている。従来の機器では、このような場合、"予約不能"のメッセージが表示されて、録画予約処理が拒否されるように構成されていた。これに対し、本実施形態の放送受信機器では、録画予約する番組のコンテンツはインターネットを介して取得するように内部設定を行ない、録画予約を受け付ける。
そして、録画予約された番組"映画008 パート5"の放送開始時間が来るとx2放送局のサーバに接続して、インターネットを介して"映画008 パート5"のコンテンツを圧縮して送信するように要求を行ない、送信されてきたコンテンツの録画が開始される。インターネットを介したコンテンツの送信は、データを圧縮して行なうが、再生はオンエアの番組の内容を追い越さないように制御される。次に、C1放送局の番組"映画 BBB"の放送開始時間になると、例えばタイマ管理部209からのタイマ割込みで制御部215がチューナ部を制御してC1放送局のチャンネルを選択し、チューナ部によって復調された番組"映画 BBB"の画像信号および音声信号をモニタへ出力して表示を開始する。
x2放送局の番組"映画008 パート5"を視聴予約し、C1放送局の番組"映画 BBB"を録画予約する場合も、上記とほぼ同様であり、両方の予約が可能であり、予約が終了した後、先ず視聴予約した番組の時間になると自動的に主電源が入り番組の内容がモニタに表示される。そして、録画予約した番組の時間になると自動的にインターネットを介して録画予約した番組のコンテンツを受信し、録画する。かかる処理により、シングルチャンネルの放送受信機器においても、複数のチャンネルの時間的に重なる放送番組の視聴予約と録画予約が可能になる。
以上、時間的に重なる2つの番組の視聴予約と録画予約について説明したが、本実施形態は、ユーザがある番組を視聴しているときに裏番組を録画することや録画動作中に他のチャンネルの放送番組を視聴するためにチャンネルを切り替える操作も可能になる。
例えば、図3のx2放送局の番組"映画008 パート5"を視聴しているときにこれと重なるC1放送局の番組"映画 BBB"を録画予約する場合、チャンネルを切り替えずに、リモコンを操作して図4の画面もしくはウィンドゥを表示させ、その画面でカーソルを移動させて録画予約ボタンB2にカーソルを合わせリモコンの決定ボタンを押すことで予約が完了する。
また、図3のx2放送局の番組"映画008 パート5"を録画しているときにこれと重なるC1放送局の番組"映画 BBB"を視聴したい場合、従来の機器ではチャンネルをリモコンで切り替える操作をしてもチャンネルがロックされていて切替えが拒否されていたものが、この実施形態を適用した機器では、録画中の番組はインターネットを介して受信しているためチャンネルの切替えが許可され、チューナからの信号を用いてC1放送局の番組"映画 BBB"がモニタに表示されるようになる。
さらに、録画する番組のコンテンツデータを圧縮して送信するようにしているため、伝送所要時間が短縮されるので、2つの番組の視聴予約と録画予約が時間的に重なる場合のみならず、2以上の番組の録画予約が時間的に重なる場合にも、正規の番組の時間に合わせて録画を完了させることができるようになる。
さらに、特に限定されるわけではないが、本実施形態のSTBには、インターネットが有効に接続されているか否かを判別する機能が設けられており、インターネットが有効に接続されていない状態でユーザによる予約操作が開始されると、例えば図4の画面で録画予約ボタンB2を緑色表示から赤色表示に変更してボタン操作が無効であることを報知し、代わりに破線で示すような予備の録画予約ボタンB4を表示させる。
そして、この録画予約ボタンB4にカーソルを合わせた状態でリモコンの決定ボタンが押されたときは、従来の機器における録画予約と同様に、チューナ等によって復調された画像データおよび音声データを番組記録メモリ208に記録するように内部の切替えを行なうとともに、録画動作中にチャンネルの切替え操作が行なわれたとしてもチャンネルをロック状態にして切替えを拒否する制御を行なうように構成されている。
なお、コンテンツを圧縮して送信するようにした場合、画質が低下することが多いので、インターネットに接続されているか否かにかかわらず図4の画面で録画予約ボタンB2とB4を同時に有効表示させ、ユーザに選択させるようにしてもよい。つまり、このようにした場合、ユーザは、高画質で番組を録画したい場合には録画予約ボタンB4を選択し、画質は低くてもチャンネル切替え優先で録画したい場合には録画予約ボタンB2を選択すればよい。予約ボタンB4が選択されるとチューナ部で復調されたコンテンツが記録され、予約ボタンB2が選択されるとインターネット経由で受信したコンテンツが記録されることとなる。
以上本発明者によってなされた発明を実施形態に基づいて具体的に説明したが、本発明はそれに限定されるものではない。例えば、前記実施形態においては、放送局がインターネットを介したコンテンツの提供を行う場合を想定したシステムについて説明したが、放送局とは別にインターネットを介したコンテンツの提供を行うサービス事業者が存在しそのようなサービス事業者が放送局に代わって番組コンテンツの提供を行うシステムにも適用することができる。
また、前記実施形態においては、STBが録画機能とインターネット接続機能を有するとしたが、ユーザ宅のSTBが録画機能を持たず、STBに接続されたDVDなどの録画装置を備えSTBがDVDに録画委託するようにシステムが構成されている場合やDTV(デジタルテレビジョン)が録画機能とインターネット接続機能を有する場合にも適用することができる。また、放送受信機能(チューナ)とインターネット接続機能を有するDVDなどの録画装置にも適用することができる。その場合、録画装置も本発明の対象である放送受信機器に含まれる。
さらに、前記実施形態では、予約番組の放送開始前に放送時間が重なった場合の録画について説明したが、先にスタートした番組の放送時間が延長されることで放送時間が重なった場合にも、放送時間の延長情報を放送局あるいは他のサービス事業者から取得して録画時間を変更することで対応することができる。
以上の説明では主として本発明者によってなされた発明をその背景となった利用分野である放送受信機能および録画機能を有する放送受信機器に適用した場合について説明したが、本発明はそれに限定されるものでなく、放送受信機能および録画機能を有するパーソナルコンピュータなどにも適用することができる。
本発明に係る放送受信機器の録画機能を有効に発揮させるのに好適なネットワークシステムの一例を示すブロック図である。 放送受信機器としてのSTB(セットトップボックス)の一構成例を示すブロック図である。 放送受信機器で作成される電子番組表の一例を示す画面構成説明図である。 電子番組表を使用した予約操作の際に表示される画面の一例を示す画面構成説明図である。
符号の説明
100A,100B 放送局
210 放送受信機器(STB:セットトップボックス)
220 録画装置(DVD:光ディスク記憶装置)
230 放送受信機器(DTV:デジタルテレビジョン)
240 録画装置(DVTR:デジタル磁気テープ記憶装置)
300 通信回線(インターネット)
201 チューナ処理部(チューナ部)
202 デスクランブラ(デコーダ部)
203 デマルチプレクサ(デコーダ部)
204 デコーダ(デコーダ部)
206 入力処理部
208 番組記録メモリ(データ記録部)
209 タイマ管理部
214 IPネットワークI/F(インタフェース部)
215 制御部

Claims (6)

  1. 受信した複数のチャンネルの信号から所望のチャンネルの信号を抽出し番組コンテンツを復調するチューナ部と、復調された音声データおよび映像データを復号し、映像信号および音声信号を生成するデコーダ部と、復調された音声データおよび映像データを不揮発的に記憶するデータ記録部と、通信回線に接続可能なインタフェース部と、視聴予約と録画予約のための入力を受け付ける入力処理部と、前記データ記録部および前記インタフェース部を制御する制御部と、を備えた放送受信機器であって、
    前記チューナ部は同時に選局可能なチャンネルが1つであり、前記チューナ部により復調された映像データおよび音声データに基づく信号がモニタへ出力され、
    前記制御部は、前記チューナ部により復調された映像データおよび音声データに基づく信号をモニタへ出力しているときに録画予約の入力を受けると前記モニタへ出力しているチャンネルの番組および該チャンネル以外の番組を記載した番組表をモニタへ出力させ、該番組表で選択された番組の録画予約処理を行ない、録画予約に係る番組のコンテンツは前記通信回線を介して受信するように内部設定を行ない、
    所定の時刻になるとタイマ管理部から前記制御部へタイマ割込みが発生し、前記制御部は前記インタフェース部を介して放送局あるいはサービス事業者のサーバに対して前記通信回線を介して前記録画予約に係る放送番組のコンテンツを送信するよう要求を行ない、該要求に応じて圧縮されて送信されて来たコンテンツデータを前記インタフェース部により受信して前記データ記録部に記憶するように構成されていることを特徴とする放送受信機器。
  2. 放送信号を選局して受信し映像データおよび音声データを復調するチューナ機能と、映像データおよび音声データを記録する機能と、通信回線に接続する機能と、入力された視聴予約や録画予約を受け付けて対応する処理をする機能と、を備えた放送受信機器であって、
    視聴要求もしくは視聴予約に係る放送番組は前記チューナ機能により復調された映像データおよび音声データに基づく信号を表示出力し、録画予約に係る放送番組のコンテンツは前記通信回線を介して受信して記録するように構成されていることを特徴とする放送受信機器。
  3. 受信した複数のチャンネルの信号から所望のチャンネルの信号を抽出し番組コンテンツを復調するチューナ部と、復調された映像データおよび音声データを復号し、映像信号および音声信号を生成するデコーダ部と、映像データおよび音声データを不揮発的に記憶するデータ記録部と、通信回線に接続可能なインタフェース部と、視聴予約と録画予約のための入力を受け付ける入力処理部と、前記データ記録部や前記インタフェース部を制御する制御部と、を備えた放送受信機器であって、
    前記制御部は、録画予約が設定されていると判別すると、当該録画予約に係る放送番組のコンテンツを前記インタフェース部により前記通信回線を介して受信し、前記データ記録部に記憶させるように構成され
    前記チューナ部は同時に選局可能なチャンネルが1つであり、前記制御部は放送番組のコンテンツを録画しているときにチャンネルの切替え入力を受けると前記チューナ部により復調された映像データおよび音声データに基づく信号を表示出力させることを特徴とする放送受信機器。
  4. 前記チューナ部は同時に選局可能なチャンネルが1つであり、前記制御部は、前記チューナ部により復調された映像データおよび音声データに基づく信号を表示出力しているときに録画予約の入力を受けると、該録画予約に係る番組のコンテンツを前記通信回線を介して受信するように内部設定を行なうことを特徴とする請求項3に記載の放送受信機器。
  5. 前記通信回線が接続されているか否かを判別する機能を備え、前記通信回線が接続されていない状態で録画予約の入力を受けると、前記制御部は前記チューナ部により復調された映像データおよび音声データを前記データ記録部に記憶させることを特徴とする請求項3又は4に記載の放送受信機器。
  6. 前記通信回線を介して受信する放送番組のコンテンツは、圧縮されたデータであることを特徴とする請求項2〜のいずれかに記載の放送受信機器。
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