JP4861857B2 - 電子棚札と表示カードの共用ホルダー - Google Patents

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Description

本発明は、同一のホルダー部に電子棚札と表示カードの両方を着脱可能に保持させる電子棚札と表示カードの共用ホルダーに関する。
従来、商品陳列棚に電子棚札を保持させる手段として、電子棚札を着脱可能に収容するカバーケースに、該カバーケースを商品陳列棚へ着脱する取付手段と、電子棚札を水滴から保護する防滴手段とを備えさせたものは知られている(例えば、特許文献1参照)。また、商品陳列棚へ表示カードを保持させる手段として、表示カードを収納または保持するホルダー本体を、棚板に保持される保持手段へ、柔軟性を有するヒンジ部で連結することにより、ホルダー本体を開閉自在としたものも知られている(例えば、特許文献2参照)。
特開2001−312221号公報 特開平9−265256号公報
しかしながら、上記保持手段は、商品陳列棚へ電子棚札又は表示カードを単独で保持させるには好適なものであるが、電子棚札と表示カードの両方を見易くて、体裁がよく、かつ、他物との接触で離脱や損傷を生じないように保持させることは不可能であった。
本発明は前記問題点を解消し、電子棚札と表示カードの両方を、見易くて、体裁がよく、他物との接触で離脱や損傷を生じないように陳列棚に保持させる電子棚札と表示カードの共用ホルダーを提供することをその課題とする。
前記課題を解決するため本発明に係る電子棚札と表示カードの共用ホルダーは、下記の構成を採用することを特徴とする。
請求項1に係る発明は、陳列棚への取付部とヒンジにより連結した透明のホルダー部を備え、上記ホルダー部は、裏面側に設けられて電子棚札を挟持して着脱自在に保持させる溝形をなす棚札の保持部と、表面側に設けられて表示カードを着脱自在に保持させるカードの保持部と、を有しており、上記棚札の保持部は上記ホルダー部の後側に隠れるように配置されており、上記ホルダー部を上方に回転させることで、上記ホルダー部が裏返って上記棚札の保持部が露出し、上記棚札の保持部が保持する電子棚札の裏面のスキャン及び着脱が可能となること。
請求項2に係る発明は、上記ヒンジで連結される透明のホルダー部と、陳列棚への取付部とに制止片と受体を対設して、制止片に設けた鉤部を受体に設けた複数の受部へ掛け変えることで、透明のホルダー部の傾き角を調整するようにしたこと。
請求項1に係る発明の効果 透明のホルダー部に電子棚札と表示カードの両方を並べて保持させると、商品の価格並びに産地、賞味期限、用法、特売、その他の売手側PR情報等が同一表面へ見易くて、体裁よく表示されて、しかも、電子棚札と表示カードは透明のホルダー部にガードされるため、運搬車、その他の接触による離脱や損傷を起さないし、また、透明のホルダー部を上方へ展開すれば、電子棚札を外さずにその裏面をスキャンすることができるとともに、保持する部分よりの電子棚札の取り外しや取り付けも容易にできる。
また、透明のホルダー部の表側に表示カードを保持するカードの保持部を設け、裏側に電子棚札を保持する棚札の保持部を設ければ、電子棚札と表示カードを横へ並ぶように保持させることで、電子棚札の商品価格と表示カードの各種情報とが同一平面の左右に並んで見易くて、体裁がよく表示されるとともに、電子棚札がホルダー部によって他物と接触しないようにガードされる。更に、ホルダー部を上方へ展開すれば、電子棚札を外さずにその裏面をスキャンできるし、また、保持する部分からの電子棚札の着脱も容易に行える。
請求項2に係る発明の効果 透明のホルダー部に設けた制止片の鉤部を、陳列棚への取付部に設けた複数の受部へ掛け変えれば、これに応じて透明のホルダー部は下側が前後の方向へ移動して傾き角を変化させるため、陳列棚の高さに応じてこの傾き角の調整を適当に行えば、どの陳列棚でも電子棚札や表示カードの表示を見易くすることができる。
以下に本発明に係る電子棚札と表示カードの共用ホルダーの実施形態を図面に基づいて説明する。
図1〜図4に示す電子棚札と表示カードの共用ホルダーAの実施形態は、陳列棚1への取付部2と、透明のホルダー部3とがヒンジ4により連結されて、透明のホルダー部3には電子棚札5を保持する棚札の保持部6と、表示カード7を保持するカードの保持部8とを設けられるように透明の合成樹脂によって形成される。そして、棚札の保持部6には電子棚札5を、カードの保持部8には表示カード7を保持させると、電子棚札5と表示カード7の両方が着脱可能に透明のホルダー部3に保持されて、電子棚札5による価格表示と、表示カード7による商品の産地、賞味期限、用法、特売、その他の売り手側のPR情報等表示とを同一面へ並べて見易く、体裁もよいように表示させることができて、しかも、電子棚札5はホルダー部3にガードされるため、運搬車、その他が接触して離脱や損傷を生じさせることもない。
上記共用ホルダーAにおける陳列棚1への取付部2は、適当な高さの立上部2aの下部に、陳列棚1の前側に形成された挟持溝9へ挿入する挿入部2bを有し、この挿入部2bの上部の裏側に陳列棚1の上面へ当る当片2cを有するように透明又は不透明の合成樹脂で形成される。
上記透明のホルダー部3は、表示カード7の背面を支持する垂下片3aと、その下端から上方へ折り返して、上記垂下片3aとの間にカードの保持部8を構成する折返片3bと、垂下片3aの下部裏側にL形材10を連設して、このL形材10の横片10aと縦片10b及び上記垂下片3aとで溝型をなす棚札の保持部6を構成させ、垂下片3aの上部に取付部2へ向かう斜片3dが連設されるように透明の合成樹脂によって形成される。
尚、溝形をなす棚札の保持部6は、L形材10における縦片10bを基部は電子棚札5から離隔して、先端側は電子棚札5と線接触する形状に形成することで、バネ作用を果して、電子棚札5が着脱し易くて位置ずれを起さない状態に保持されるようにしてある。
上記ヒンジ4は、柔軟で弾性を有する合成樹脂で両端に取付部2とホルダー部3への接合部4aと4bを有するように形成して、これら接合部4a、4bで成形の際に陳列棚1への取付部2及び透明のホルダー部3と接合一体化されるようにしてある。
また、透明のホルダー部3は、取付部2によって取り付ける陳列棚1に、上段と下段では大きな高低差があるので、高さに応じて傾き角を変えないと低い位置のものは、保持させた電子棚札5や表示カード7の表示が見にくくなる。このため、透明のホルダー部3と陳列棚1への取付部2に対応して制止片11と受体12を付設し、制止片11の先端には鉤部13を設け、受体12には複数の受部14、15を設けて、これら受部14、15に鉤部13を掛け外しすることで、透明のホルダー部3の下側を前後方向へ移動させて、透明のホルダー部3の傾き角を変化させ、電子棚札5や表示カード7が下段の陳列棚でも見易くなるようにする。尚、上記制止片11と受体とは、上記とは反対に制止片11を陳列棚への取付部2へ付設し、受体12を透明のホルダー部3に付設するように変更しても、傾きの調整機能は上記と同様に果たされる。
更に、この電子棚札と表示カードの共用ホルダーAは、上記の通り陳列棚1への取付部2と、透明のホルダー部3と、ヒンジ4とが押出成形に適した形状を有して、材料には合成樹脂を用いるため、三者を押出成形機による同時押出しで一体に形成することで、長さ切断以外の2次加工を不必要となって製品コストの低減が図れる。
この実施形態に示す電子棚札と表示ホルダーの共用ホルダーAは、透明のホルダー部3を図2に示す通り上方へ展開すると、棚札の保持部6が同図に示す通り上側へ露出するので、保持部6へ鎖線で示すように電子棚札5を斜めに差し入れてから、実線で示す通り引き下げて、下部を溝形の保持部6に挟持させれば、電子棚札5が動かないように保持される。そこで、ホルダー部3を下方に展開して閉じると、棚札の保持部6はホルダー部3の後側に隠れて、カードの保持部8が表側に表れるので、保持部8に電子棚札5の横へ並ぶように表示カード7を差し入れれば、ホルダー部3に電子棚札5と表示カード7の両方が横並びに保持されて、電子棚札5で製品の価格を、表示カード7で商品の品質、産地、賞味期限、用法、特売、その他の売り手側のPR情報等を同一の面上へ見易くて、体裁もよく表示し、しかも、透明のホルダー部3は運搬車、その他が電子棚札5へ接触しないようにガードして、電子棚札5が離脱や損傷を生じないようにする。更に、この共用ホルダーAは、柔軟弾性材のヒンジ4で陳列棚への取付部2と透明のホルダー部3とを連結した防水構造とすれば、例え、水がかかることがあっても、電子棚札5へは水が達しないため、防滴仕様でない電子棚札5を使用することができる。
また、透明のホルダー部3を図2に示す通り上方へ展開すると、透明のホルダー部3が裏返しになって、電子棚札5を保持する部分6が露出するので、電子棚札5を外さずにその裏面をスキャンすることができて、しかも、保持する部分6からの電子棚札5の取り出し及び取り付けも容易にできる。
更に、透明のホルダー部3に付設した制止片11が先端に有する鉤部13を、図4(a)に示す通り、陳列棚への取付部2に付設される受体12に設けた後側の受部14より後側に位置させれば、ホルダー部3は図4(a)の通り垂直に近い状態に保持されている。しかし、鉤部13を、図4(b)に示す通り受部14の前側に位置させれば、透明のホルダー部3の下部が前側へ移動するため、透明のホルダー部3の傾きは図4(b)の通りに増し、鉤部13を図4(c)に示す通り前側の受部15の前側に掛け変えれば、透明のホルダー部3の下部が更に前側へ移動するため、ホルダー部3の傾きは図4(c)の通りに一層増して、三様の傾き角の調整が可能となる。
図5〜図7は、電子棚札と表示カードの共用ホルダーAの他の実施形態を示すものであって、この実施形態は、陳列棚への取付部2の構造は前記実施形態と同一であるが、透明のホルダー部3の構造が、カードの保持部8と、棚札の保持部6の両方を表側の上下に設けられて、更に、透明のホルダー部3の表側には透明のカバー材を覆設される点において相違するので、同一構造の部分については同一符号を付して説明を省略し、異なる構造についてのみ以後に説明する。
この実施形態のホルダー部3は、表示カード7の背面を支持する垂下片3aが短いものであって、その下端から上方へ折り返して垂下片3aとで表示カード7を挟む折返片3bも短く形成されている。そして、垂下片3aの裏側の中間部よりも下側にコ字形をなす枠体16を付設し、この枠体16の下片16aから垂下片3aの下部に向かって立上片16bを立ち上がらせ、開口17が前側へ向く電子棚札5を保持する部分6を形成してある。
尚、コ字形をなす枠体16で形成される棚札の保持部6は、枠体16の立上片16bを基部が電子棚札5から離隔して、先端側は電子棚札5と線接触する形状に形成することによって、この部分がバネ作用を果たして電子棚札5を着脱し易くて安定した状態の保持できるようにしてある。
上記の通り、棚札の保持部6を開口17が前側へ向くように設けると、この開口17から電子棚札5が露出して、共用ホルダーAへ水がかかるようなことがあると、電子棚札5が濡れて故障や損傷を生じることがある。このため、ホルダー部3の前側にその表示カード7を保持する部分8から電子棚札5を保持する部分6までを覆う透明のカバー材18を、ヒンジ4で陳列棚への取付部2と連結して配置し、このカバー材18で防水が行われるようにする。
また、この実施形態では、ホルダー部3に設けたコ字形の枠体16の上片を、制止片11に兼用して先端に鉤部13を設け、陳列棚への取付部2に前記実施例と同様受体12を設けて、この受体12に複数の受部14、15を形成して、制止片11の鉤部13を受体12の受部14、15へ掛け替えることで、前記実施形態と同様にホルダー部3の傾き角を調整することができるようにしてある。
この実施形態に示す電子棚札と表示ホルダーの共用ホルダーAは、カバー材18を図6に示す通り上方へ展開させると、これに覆われていた棚札の保持部6と表示カードの保持部8が表れるので、棚札の保持部6へ垂下片3aの下側を同図の通り変形させて、電子棚札5を斜めに差し入れ、電子棚札5の下端が立上片16の上端から外れた後に、電子棚札5を鎖線で示す通り引き下げて棚札の保持部6へ格納保持させる。そして、カードの保持部8へ表示カード7を保持させて、透明のカバー材18を透明のホルダー部3に被せ付ければ、電子棚札5と表示カード7の両方が上下に並んで、電子棚札5で製品の価格を、表示カード7で商品の品質、産地、賞味期限、用法、特売、その他の売手側PR情報等を、同一面上に見易くて、体裁もよく表示するとともに、透明のカバー材18が電子棚札5への運搬車、その他の接触をガードして、電子棚札5が離脱や損傷を生じないようにする。更に、この共用ホルダーAは柔軟弾性材のヒンジ4で透明のカバー材18と陳列棚への取付部2を連結すれば、例え、水がかかることがあっても電子棚札5へは水が達しないため、防滴仕様でない電子棚札5を使用することができる。
また、透明のカバー材18を図6に示す通り上方へ展開すると、透明のホルダー部3に設けた棚札の保持部6と、カードの保持部8の両方が同図に示す通り表れるので、電子棚札5及び表示カード7の取り付けと取り外しが容易に行えるし、透明のカバー材18と透明のホルダー部3とを図7に示す通り一緒に上方へ展開して、透明のホルダー部3を裏返しにすると電子棚札5の裏面が表側に表れて、電子棚札5を外さなくても裏面のスキャンができるようになる。
更に、透明のホルダー部3は、制止片11に設けた鉤部13を陳列棚への取付部2に付設した受体12の複数の受部14,15へ掛け替えると、透明のホルダー部3の下部が前後方向へ移動して、透明のホルダー部3の傾き角を変化させ、透明のホルダー部3に保持される電子棚札5や表示カード7の表示を上下方向の位置差に関係なく見易くするができる。
図8〜図11、図13は、電子棚札と表示カードの共用ホルダーAの更に他の実施形態を示すものであって、この実施形態は、陳列棚への取付部2の構造は上記実施形態と同一であるが、透明のホルダー部3の構造が、カードの保持部8と、棚札の保持部6の両方を表側の上下に並べて設けられて、棚札の保持部6の上側と下側には電子棚札5を挟持する柔軟弾性材の挟持片を設けられる点において相違するので、同一構造の部分については同一符号を付して説明を省略し、異なる構造についてのみ以後に説明する。
この実施形態の透明のホルダー部3は、表示カード7の背面を支持する垂下片3aが短いものであって、この垂下片3aの下端から上方へ折り返して上記垂下片3aとで表示カード7を挟む折返片3bが、垂下片3aとほぼ同じ長さであって、上端の表側には折り返しによって表示カード7の端部を差し込む溝19を形成することでカードの保持部8を形成させ、垂下片3aの裏側の下部にはコ字形をなす枠体16を付設して、この枠体16の下片16aの前端上側には短い立上片16bを立ち上がらせ、上記垂下片3aの下端には立上片16bに対応させて柔軟弾性材により形成される止縁20を付設して、開口17が前方へ向く棚札の保持部6を形成させてある。
上記の通り開口17が前方へ向く棚札の保持部6は、開口17より電子棚札5を挿入して確実に保持させる操作を簡単に行うため、柔軟弾性材で形成した上側の挟持片21と下側の挟持片22とで電子棚札5を挟持させる構造を採用したものであり、上側の挟持片21は、コ字形をなす枠体16の上片16cから下側へ突出させた凸条23と一体成形し、下側の挟持片22は、コ字形をなす枠体16の下片16の上側に設けた凸部24と一体成形されている。
更に、この実施形態は、透明のホルダー部3の傾き角の調整を部材の交換によって行う点も前記実施形態と相違するものであって、この調整に用いる調整部材25は、図8の円内に示す通り異なる長さに形成した必要数の調整部材25の一端に掛鉤26を設け、この掛鉤26を取付部2に設けた受鉤27に係合させて取付部2へ取り付ける構成としてあり、調整部材25を付け替えると、その長さに応じて透明のホルダー部3の下部が前後へ移動して、透明のホルダー部3の傾き角を変化させるようにしてある。
この実施形態に示す電子棚札と表示ホルダーの共用ホルダーAは、透明のホルダー部3に設けられる棚札の保持部6が開口17を前方に開放しているため、この開口17から電子棚札5を図9(a)に示す通り傾けて上部から保持部6内へ差し入れる。そして、電子棚札5の下部を矢印の方向へ押すと、上下の挟持片21と22が図9(b)に示す通り変形して、電子棚札5を保持部6の中へ受け入れ、電子棚札5が図9(c)に示す通り、保持部6の中へ収まったとき電子棚札5を止めれば、上下の挟持片21と22は電子棚札5を挟み付けて保持部6内に確実に保持する。しかし、棚札の保持部6から電子棚札5を取り外すときは、電子棚札5の下端と枠体16の立上片16bとの間へ図10(a)に示す通り、着脱用のへら28の先端を差し入れて、へら28の上端を図10(b)に示す通り押し下げれば、電子棚札5は上側の挟持片21を変形させて上昇し、その下端が立上片16bを乗り越えて開口17より外側へ出るので、このとき電子棚札5を摘んで図10(c)に示す通り引き出せば、保持部6から電子棚札5を容易に取り外すことができる。しかし、へら28を使わず電子棚札5を摘んで押し上げ、下端が立上片16bより外れたとき手前に引き出すようにしても取り外しができるものである。
また、透明のホルダー部3における棚札の保持部6の下端が図11(a)に示す通り取付部2の下端へ接するとき、透明のホルダー部3の傾き角が10度となるように形成されていると、これよりも傾き角を増したいときは、短い調整部材25を図11(b)に示す通り掛鉤26を取付部2に設けた受鉤27へ係合させて、取付部2と透明のホルダー部3との間に挟み込む。すると、透明のホルダー部3の下部が前側へ押し出されて傾き角を図11(b)に示す通りに増し、更に長い調整部材25を図11(c)に示す通り掛鉤26を取付部2に設けた受鉤27へ係合させて、取付部2と透明のホルダー部3との間に挟み込めば、透明のホルダー部3の傾き角は図11(c)に示す角度に増すものである。
更に、透明のホルダー部3の傾き角を、例えば、0度(垂直)或いは負角になるように調整したい場合は、透明のホルダー部3と陳列棚への取付部2との連結にヒンジ4を用いず、ホルダー部3及び取付部2と同一の材料で形成した連結片2dを用いるようにして、この連結片2dの長さを図11(b)(c)に示す通り長く形成すれば、透明のホルダー部3の傾き角を0度或いは負角とした共用ホルダーAが得られるので、透明ホルダー部3の傾き角が異なる幾つかを図12(a)(b)(c)(d)(e)に示すように高さが異なる陳列棚1へ取り付ければ、総ての透明のホルダー部3に保持される表示カード7及び電子棚札5の表示を見易くすることができる。
なお、この実施形態の共用ホルダーAによる表示カード7の保持は、垂下片3aとその下端から上方へ折り返した折返片3bとで形成される隙間へ図14(a)に示す形状の表示カード7を挟み込んで行うか、図14(b)に示す通り隙間へ挟み込む表示カード7の一側端に前方へ折り曲がる表示片7aを付設した表示カード7を図13(b)で示す通りに隙間へ挟みこんで行うか、或いは、上記折返片3bの上端を折り返して形成した差込溝19と、棚札保持部6の開口17の下側に位置する立上片16bと保持部6に収まらせた電子棚札5の下部との隙間29へ、図14(c)に示す通り電子棚札5に対応する窓穴30を設けた表示カード7の上下の端部を図13(c)に示す通り差し込むことで行うか、図13(d)に示す通り、棚札の取付部6の電子棚札5が取り付けられていない部分では、図14(d)に示す通りの表示カード7を、図13(d)に示す通り上側の端部を差込溝19に差し込み、下側の端部を棚札の保持部6の下側に設けた立上片16bの内側に係合させることで行うようにする。
本発明に係る電子棚札と表示カードの共用ホルダーは、商品の価格を表示する電子棚札と、商品の品質、産地、賞味期限、用法、特売、その他の売手側PR情報等を表示する表示カードの両方を見易くて、体裁がよく、離脱や損傷を生じないように保持させるのに利用できる。
電子棚札と表示カードの共用ホルダーの実施形態を示す側面図。 同上実施形態の透明のホルダー部を上方へ展開させて裏返しにした状態を示す側面図。 同上実施形態の透明のホルダー部が電子棚札と表示ホルダーの両方を保持して、表示を同一面へ見易くて、体裁がよく、離脱や損傷を生じないように行った状態を示す斜視図。 (a)(b)(c)は、同上実施形態の透明のホルダー部の傾きを3様に調整した状態を示す側面図。 電子棚札と表示カードの共用ホルダーの他の実施形態を示す側面図。 同上実施形態の透明のカバー材を展開して、ホルダー部に設けた棚札の保持部へ電子棚札を保持させた状態の側面図。 同上実施形態の透明のカバー材と透明のホルダー部とを裏返して電子棚札の裏面がスキャンできる状態にした側面図。 電子棚札と表示カードの共用ホルダーの更に他の実施形態を示す側面図。 (a)(b)(c)は、同上実施形態の棚札の保持部へ電子棚札を取り付ける状態の説明図。 (a)(b)(c)は、同上実施形態の棚札の保持部から電子棚札を取り外す状態の説明図。 (a)(b)(c)は、同上実施形態の透明のホルダー部の傾き角の調整状態を示す説明図。 透明ホルダー部の傾き角を取り付ける陳列棚の高さに応じて変化させた状態を示す説明図。 (a)(b)(c)(d)は、同上実施形態の透明のホルダー部による表示カードの保持状態の説明図。 (a)(b)(c)(d)は、透明のホルダー部に保持させる表示カードの各例を示す斜視図。
A 電子棚札と表示カードの共用ホルダー
1 陳列棚
2 陳列棚への取付部
3 透明のホルダー部
4 ヒンジ
5 電子棚札
6 棚札の保持部
7 表示カード
8 カードの保持部

Claims (2)

  1. 陳列棚への取付部とヒンジにより連結した透明のホルダー部を備え、
    上記ホルダー部は、裏面側に設けられて電子棚札を挟持して着脱自在に保持させる溝形をなす棚札の保持部と、表面側に設けられて表示カードを着脱自在に保持させるカードの保持部と、を有しており、
    上記棚札の保持部は上記ホルダー部の後側に隠れるように配置されており、
    上記ホルダー部を上方に回転させることで、上記ホルダー部が裏返って上記棚札の保持部が露出し、上記棚札の保持部が保持する電子棚札の裏面のスキャン及び着脱が可能となることを特徴とする電子棚札と表示カードの共用ホルダー。
  2. 上記ヒンジで連結される透明のホルダー部と、陳列棚への取付部とに制止片と受体を対設して、制止片に設けた鉤部を受体に設けた複数の受部へ掛け変えることで、透明のホルダー部の傾き角を調整するようにしたことを特徴とする請求項1記載の電子棚札と表示カードの共用ホルダー。
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