JP4861485B2 - 多元入力多元出力(mimo)システムに対するデータレートの不均一な配信をともなったデータ送信 - Google Patents

多元入力多元出力(mimo)システムに対するデータレートの不均一な配信をともなったデータ送信 Download PDF

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Description

本発明は、一般にデータ通信に係り、特に、多元チャネル通信システム、例えば、多元入力多元出力(MIMO)システム、の複数の送信チャネルを介して送信されるべき複数のデータストリームに対して使用されるべきデータレートの不均一な配信を決定するための技術に関する。
ワイアレス通信システムにおいて、送信機からのRF変調された信号は、複数の伝達経路を介して受信機に届く可能性がある。伝達経路の特性は、一般にフェーディング及びマルチパスのような複数の因子のために時間とともに変化する。有害な経路効果に対するダイバーシティを与えるため及び性能を向上するために、複数の送信及び受信アンテナが使用されることができる。送信及び受信アンテナの間の伝達経路が、線形で独立しているのであれば(すなわち、1つの経路における送信が他の経路における送信の線形結合として形成されない)、これは少なくともある程度までは真実である、データ送信を正しく受信することの可能性は、アンテナの数が増加するとともに増加する。一般に、送信及び受信アンテナの数が増加するにつれ、ダイバーシティが増加し、そして性能が向上する。
多元入力多元出力(MIMO)通信システムは、データ送信に対して複数の(N)の送信アンテナ及び複数の(N)の受信アンテナを採用する。Nの送信及びNの受信アンテナにより形成されたMIMOチャネルは、N≦min{N,N}である、Nの独立したチャネルに分解されることができる。Nの独立したチャネルのそれぞれも、MIMOチャネルの空間的サブチャネル(若しくは送信チャネル)として呼ばれることができ、そして大きさに対応することがある。複数の送信及び受信アンテナによって作り出され付加された大きさが利用されるのであれば、MIMOシステムは、向上した性能(例えば、送信とができる。
フル−ランクMIMOチ能力の増加)を与えるこャネルに対して、ここで、N=N≦N、独立したデータストリームは、Nの送信アンテナのそれぞれから送信されることができる。送信されたデータストリームは、異なったチャネル状態(例えば、異なったフェーディング及びマルチパス効果)を経験する可能性があり、そして所定の量の送信出力に対して異なった信号−対−ノイズ−及び−干渉比(SNRs)を達成することができる。さらに、連続的な干渉削除プロセシングが送信されたデータストリームを再生するために受信機において使用されるならば(以下に述べる)、そこでデータストリームが再生される具体的な順番に依存して、異なったSNRsが、データストリームに対して達成されることができる。したがって、異なったデータレートは、それらの達成されたSNRsに依存して、異なったデータストリームによってサポートされることができる。チャネル状態が一般的に時間とともに変化するので、各データストリームによってサポートされたデータレートも、時間とともに変化する。
MIMOチャネルの特性(例えば、データストリームに対して達成されたSNRs)が送信機において知られるのであれば、送信機は、固有のデータレート及び各データストリームに関するコーディング及び変調スキームを決定できることができ、その結果、性能の許容できるレベル(例えば、1パーセントのパケットエラーレート)は、データストリームに対して達成されることができる。しかしながら、あるMIMOシステムに対して、この情報は、送信機において利用できない。その代わりに、利用できる可能性があるものは、以下のものに関する非常に限られた量の情報である。例えば、受信機において全てのデータストリームに対して期待されたSNRとして規定されることができる、MIMOチャネルに対するオペレーティングSNRである。この場合には、送信機は、この限られた情報に基づいて適正なデータレート及び各データストリームに関するコーディング及び変調スキームを決定する必要があるはずである。
それゆえ、限られた情報がMIMOチャネルのための送信機において利用できる場合、高い性能を達成するために複数のデータストリームに対するデータレートのセットを決定するための技術に対してこの分野における必要性がある。
現在のチャネル状態の指標であるチャネル状態情報が送信機において利用できない場合に、MIMOシステムに対する向上した性能を与えるために技術が、ここに提供される。ある態様では、データレートの不均一な配信が、送信されたデータストリームに対して使用される。データレートは、(1)最低限の“受信された”SNR(以下に述べる)を有する指定された全体のスペクトル効率、若しくは(2)指定された受信されたSNRに対するより高い全体のスペクトル効率、を達成するために選択されることができる。上記の目的のそれぞれを達成するための具体的なスキームが、ここに与えられる。
上記された第1の目的を達成するために使用されることがある具体的な実施形態では、方法は、多元チャネル通信システムにおいて複数の送信チャネルを介して送信されるべき複数のデータストリームに対して使用されるべきデータレートを決定するために与えられる(例えば、1のデータストリームが、MIMOシステム中の各送信アンテナを経由して送信されることができる)。この方法にしたがって、データストリームに対して使用されるべき複数のデータレートのそれぞれに対して所要SNRが、初めに決定される。少なくとも2のデータレートが、等しくない。各データストリームに関する“実効”SNR(以下に述べる)も、データストリームを再生するために、受信されたSNRおよび受信機における連続的な干渉削除プロセシング(これも以下に述べる)に基づいて決定される。各データストリームに対して所要SNRは、データストリームに関する実効SNRに対してその後比較される。各データストリームに対して所要SNRが、データストリームに関する実効SNRより小さい若しくは等しければ、データレートは、サポートされると判断される。データレートの複数のセットが、評価されることができ、そして最小の受信されたSNRに関連付けられたレートセットは、データストリームに対する使用のために選択されることができる。
上記された第2の目的を達成するために使用されることがある具体的な実施形態では、方法は、多元チャネル(例えば、MIMO)通信システムにおいて複数の送信チャネル(例えば、送信アンテナ)を介して送信されるべき複数のデータストリームに対してデータレートを決定するために与えられる。この方法にしたがって、受信されたSNRは、初めに決定される。この受信されたSNRは、システムに対して指定されることができる、若しくは受信機における観測に基づいて推定され、そして送信機に定期的に与えられることができる。各データストリームに関する実効SNRも、受信されたSNR及び受信機における連続的な干渉削除プロセシングに基づいて決定される。各データストリームに対するデータレートは、その後、少なくとも2のデータレートが等しくならないようにデータストリームに関する実効SNRに基づいて決定される。
本発明の種々の態様及び実施形態が、以下にさらに詳細に説明される。発明は、以下に詳細に説明されるように、さらに、方法、プロセッサ、送信機ユニット、受信機ユニット、基地局、ターミナル、システム、及び本発明の種々の態様、実施形態、及び特徴を実行する他の装置及び素子を与える。
図1は、MIMOシステムにおける送信機システム及び受信機システムの実施形態のブロック図である。 図2は、Nの送信されたシンボルストリームを再生するためにNの受信されたシンボルストリームを処理する連続的な干渉削除受信機プロセシング技術を示すフロー図である。 図3は、データレートの所定にセットをサポートするために所要の最小の受信されたSNRを決定するためのプロセスの実施形態のフロー図である。 図4は、パケットエラーレート(PER)対スペクトル効率が1,4/3,5/3及び2bps/Hzに関する{1,4}MIMOシステムに対するSNRのプロットを示す。 図5は、送信機ユニットの実施形態のブロック図である。 図6は、連続的な干渉削除受信機プロセシング技術を実行する能力がある受信機ユニットの実施形態のブロック図である。
詳細な説明
本発明の特徴、性質、及び利点は、図面を使用して以下に述べる詳細な説明から、さらに明確になるであろう。図面では、一貫して対応するものは同じ参照符号で識別する。
限定されたチャネル状態情報に基づいて複数のデータストリームに対するデータレートのセットを決定するためのここに説明された技術は、種々の多元チャネル通信システムにおいて実行されることができる。そのような多元チャネル通信システムは、多元入力多元出力(MIMO)通信システム、直交周波数分割マルチプレキシング(OFDM)通信システム、OFDMを採用するMIMOシステム(すなわち、MIMO−OFDMシステム)、及びその他を含む。明確にするために、種々の態様及び実施形態が、MIMOシステムに対して具体的に説明される。
MIMOシステムは、データ送信のために複数(N)の送信アンテナ及び複数(N)の受信アンテナを採用する。Nの送信アンテナ及びNの受信アンテナによって形成されたMIMOチャネルは、N≦min{N,N}であり、Nの独立したチャネルに分解されることができる。Nの独立したチャネルのそれぞれも、MIMOチャネルの空間的サブチャネル(若しくは送信チャネル)としてみなされることがある。空間的サブチャネルの数は、MIMOチャネルに対する固有モードの数によって決められる。これは順に、Nの送信アンテナとNの受信アンテナとの間の応答を説明するチャネル応答マトリックス、、に依存する。チャネル応答マトリックス、、の要素は、i=1,2,...N及びj=1,2,...Nに対する、独立したガウシアンランダム変数{hi,j}から構成される。ここで、hi,jは、j番目の送信アンテナとi番目の受信アンテナとの間のカップリング(すなわち、複合利得)である。単純にするために、チャネル応答マトリックス、、は、フル−ランクであると仮定され(すなわち、N=N≦N)、そして、1つの独立したデータストリームが、Nの送信アンテナのそれぞれから送信されることができる。
図1は、MIMOシステム100中の送信機システム110及び受信機システム150の実施形態のブロック図である。
送信機システム110において、複数のデータストリームに対するトラフィックデータは、データソース112から送信(TX)データプロセッサ114へ与えられる。ある実施形態では、各データストリームは、それぞれの送信アンテナを経由して送信される。TXデータプロセッサ114は、そのデータストリームに対して選択された特定のコーディングスキームに基づいて、各データストリームに対するトラフィックデータをフォーマットし、コード化し、そしてインターリーブして、コード化されたデータを与える。
各データストリームに対してコード化されたデータは、パイロットデータを使用してマルチプレックスされることができる、例えば、時間分割マルチプレキシング(TDM)若しくはコード分割マルチプレキシング(CDM)である。パイロットデータは、一般に(ともかく)知られた方式で処理される既知のデータパターンであり、そしてチャネル応答を推定するために受信機システムにおいて使用されることができる。各データストリームに対してマルチプレックスされたパイロット及びコード化されたデータは、その後、そのデータストリームに対して選択された特定の変調スキーム(例えば、BPSK,QSPK,M−PSK,若しくはM−QAM)に基づいて変調されて(すなわち、シンボルマップされて)、変調されたシンボルを与える。データレート、コーディング、及び各データストリームに対する変調は、コントローラ130によって与えられる管理によって決定されることができる。
全てのデータストリームに対する変調シンボルは、その後、TX MIMOプロセッサ120に与えられる。TX MIMOプロセッサ120は、(例えば、OFDMに対する)変調シンボルをさらに処理することができる。TX MIMOプロセッサ120は、その後、Nの変調シンボルストリームをNの送信機(TMTR)122aから122tに与える。各送信機122は、それぞれのシンボルストリームを受信し、処理して、1若しくはそれ以上のアナログ信号を与える、そしてアナルグ信号をさらに調整して(例えば、増幅し、フィルタし、そしてアップコンバートして)、MIMOチャネルを経由した送信に適した変調された信号を与える。送信機122aから122tからのNの変調された信号は、その後、それぞれNのアンテナ124aから124tから送信される。
受信機システム150において、送信された変調された信号は、Nのアンテナ152aから152rによって受信される、そして各アンテナ152から受信された信号は、それぞれの受信機(RCVR)154に与えられる。各受信機154は、それぞれの受信された信号を調整し(例えば、フィルタし、増幅し、そしてダウンコンバートし)、サンプルを与えるために調整された信号をディジタル化し、そして対応する“受信された”シンボルストリームを与えるためにサンプルをさらに処理する。
RX MIMO/データプロセッサ160は、その後、特定の受信機プロセシング技術に基づいてNの受信機154からのNの受信されたシンボルストリームを受信し、処理して、Nの“検出された”シンボルストリームを与える。RX MIMO/データプロセッサ160によるプロセシングは、以下にさらに詳細に述べられる。各検出されたシンボルストリームは、対応するデータストリームに対して送信された変調シンボルの推定値であるシンボルを含む。RX MIMO/データプロセッサ160は、その後、各検出されたシンボルストリームをデモジュレートし、デインターリーブし、そしてデコードして、データストリームに対するトラフィックデータを再生する。RX MIMO/データプロセッサ160によるプロセシングは、送信機システム110においてTX MIMOプロセッサ120及びTXデータプロセッサ114によって実施されたものに対して補完的である。
RX MIMO/データプロセッサ160は、例えば、トラフィックデータを使用してマルチプレックスされたパイロットに基づいて、Nの送信及びNの受信アンテナの間のチャネル応答の推定値を導出することができる。チャネル応答推定値は、受信機において空間若しくは空間/時間プロセシングを実施するために使用されることができる。RX MIMO/データプロセッサ160は、検出されたシンボルストリームの信号−対−ノイズ−及び−干渉比(SNRs)、及びおそらく他のチャネル特性をさらに推定することができ、そしてこれらの値をコントローラ170に与えることができる。RX MIMO/データプロセッサ160若しくはコントローラ170は、システムに対する“オペレーティング”SNRの推定値をさらに導出することができる。これは、通信リンクの状態の指標である。コントローラ170は、その後、チャネル状態情報(CSI)を与える。これは、通信リンク及び/若しくは受信されたデータストリームに関する種々のタイプの情報を具備することができる。例えば、CSIは、オペレーティングSNRだけを具備することがある。CSIは、その後、TXデータプロセッサ178によって処理され、モジュレータ180によって変調され、受信機154aから154rによって調整され、そして、送信機システム110へ逆に送信される。
送信機システム110において、受信機システム150からの変調された信号は、アンテナ124によって受信され、受信機122によって調整され、デモジュレータ140によってデモジュレートされ、そしてRXデータプロセッサ142によって処理されて、受信機システムに報告されたCSIを再生する。報告されたCSIは、その後、コントローラ130に与えられ、そして(1)データレート及びデータストリームに対して使用されるべきコーディング及び変調スキームを決定するため、そして(2)TXデータプロセッサ114及びTX MIMOプロセッサ120に対する種々の制御を生成するために使用される。
コントローラ130及び170は、それぞれ送信機及び受信機システムにおけるオペレーションを管理する。メモリ132及び172は、それぞれコントローラ130及び170により使用されたプログラムコード及びデータに対する格納を与える。
MIMOシステムに対するモデルは、以下のように表されることができる:
Hx 式(1)
ここで、は、受信されたベクトル、すなわち、=[y...yNR、ここで{y}は、i番目の受信アンテナにおいて受信されたエントリーであり、そしてi∈{1,...,N}であり、
は、受信されたベクトル、すなわち、=[x...xNT、ここで{x}は、j番目の受信アンテナにおいて受信されたエントリーであり、j∈{1,...,N}であり、
は、MIMOチャネルに対するチャネル応答マトリックスであり、
は、の平均ベクトル及びΛ =σ の共分散マトリックスを有する付加的なホワイトガウシアンノイズ(AWGN)である、ここで、はゼロのベクトルであり、は対角線に沿って1でありそれ以外はゼロであるアイデンティティマトリックスであり、そしてσはノイズの分散である、そして
[.]は、[.]の転置を示す。
伝播環境においてスキャタリングに起因して、Nの送信アンテナから送信されたNのシンボルストリームは、受信機において互いに干渉する。特に、1つの送信アンテナから送信された所定のシンボルストリームは、異なる振幅及び位相で全てのNの受信アンテナによって受信されることができる。各受信された信号は、そのようにして、Nの送信されたシンボルストリームのそれぞれの成分を含むことができる。Nの受信された信号は、全てのNの送信されたシンボルストリームを広範に含むはずである。しかしながら、これらのNのシンボルストリームは、Nの受信された信号の間に分散される。
受信機において、種々のプロセシング技術が、Nの受信された信号を処理するために使用されることができ、Nの送信されたシンボルストリームを検出することができる。これらの受信機プロセシング技術は、2つの主なカテゴリーにグループ化することができる:
・ 空間的及び空間−時間受信機プロセシング技術(これは、イコライゼーション技術としても呼ばれる)、及び
・ “連続的なヌリング/イコライゼーション及び干渉削除”受信機プロセシング技術(これは、“連続的な干渉削除”若しくは“連続的な削除”受信機プロセシング技術としても呼ばれる)。
一般に、空間的及び空間−時間受信機プロセシング技術は、受信機において送信されたシンボルストリームを区別しようと試みる。各送信されたシンボルストリームは、(1)チャネル応答の推定値に基づいてNの受信された信号中に含まれた送信されたシンボルストリームの種々の成分を統合すること、及び(2)他のシンボルストリームに起因する干渉を除去すること(すなわち、削除すること)によって“検出される”ことができる。これらの受信機プロセシング技術は、(1)他のシンボルストリームからの干渉を無くすために個々の送信されたシンボルストリームをデコリレートする、若しくは(2)他のシンボルストリームからのノイズ及び干渉の存在の中で各検出されたシンボルストリームのSNRを最大化すること、のいずれかを試みる。各検出されたシンボルストリームは、その後、さらに処理されて(例えば、復調され、デインターリーブされ、そしてデコードされて)、シンボルストリームに対するトラフィックデータを再生する。
連続的な削除受信機プロセシング技術は、空間的若しくは空間−時間受信機プロセシングを使用して、一度に1つ、送信されたシンボルストリームを再生して、そして各“再生されたシンボルストリーム”に起因する干渉を削除することを試みる、その結果、後から再生されたシンボルストリームは、少しの干渉しか受けずに、より高いSNRsを達成できることができる。各再生されたシンボルストリームに起因する干渉が、正確に推定でき、そして削除されるのであれば、連続的な削除受信機プロセシング技術は、使用されることができる。これは、シンボルストリームのエラーが無い若しくは低エラー再生を必要とする。連続的な削除受信機プロセシング技術(これは、以下にさらに詳細に説明される)は、一般に空間的な/空間−時間受信機プロセシング技術よりも優れている。
連続的な削除受信機プロセシング技術に関して、Nの受信されたシンボルストリームは、Nのステージによって処理されて、各ステージにおいて1つの送信されたシンボルストリームを連続的に再生する。各送信されたシンボルストリームが再生されるとともに、残っている未だ再生されていないシンボルストリームに生じる干渉は、受信されたシンボルストリームから推定され、そして削除される、そして、“変調された”シンボルストリームは、次のステージによってさらに処理されて、次の送信されたシンボルストリームを再生する。送信されたシンボルストリームがエラーなしで(若しくは最小のエラーで)再生されることができるならば、そしてチャネル応答推定値が妥当に正確であるならば、再生されたシンボルストリームに起因する干渉の削除は、効果的であり、そして各連続的に再生されたシンボルストリームのSNRは、改善される。このようにして、より高い性能が、全ての送信されたシンボルストリームに対して(おそらく再生されるべき最初の送信されたシンボルストリームを除いて)達成されることができる。
以下の術語が、ここでは使用される:
・ “送信された”シンボルストリーム−送信アンテナから送信されたシンボルストリーム;
・ “受信された”シンボルストリーム−連続的な干渉削除(SIC)受信機の第1のステージにおける空間的若しくは空間−時間プロセッサへの入力(図6参照);
・ “変調された”シンボルストリーム−SIC受信機の各引き続くステージにおける空間的若しくは空間−時間プロセッサへの入力;
・ “検出された”シンボルストリーム−空間的プロセッサからの出力(最大N−k+1シンボルストリームまでがステージkにおいて検出されることができる);
及び
・ “再生された”シンボルストリーム−受信機においてデコードされているシンボルストリーム(1つの検出されたシンボルストリームだけが、各ステージにおいて再生される)。
図2は、Nの送信されたシンボルストリームを再生するためにNの受信されたシンボルストリームを処理するための連続的な削除受信機プロセシング技術を示すフロー図である。単純にするために、図2に関する以下の説明は、(1)空間的サブチャネルの数は、送信アンテナの数に等しい(すなわち、N=N≦N)、及び(2)1つの独立したデータストリームが、各送信アンテナから送信されることを仮定する。
第1のステージに対して(k=1)、受信機は、Nの受信されたシンボルストリームに空間的若しくは空間−時間プロセシングを初めに実施して、Nの送信されたシンボルストリームを区別することを試みる(ステップ212)。第1のステージに対して、空間的若しくは空間−時間プロセシングは、Nの(未だ再生されていない)送信されたシンボルストリームの推定値であるNの検出されたシンボルストリームを与えられる。検出されたシンボルストリームの1つは、その後、(例えば、特定の選択スキームに基づいて)選択され、そしてさらに処理される。ステージにおいて再生されるべき送信されたシンボルストリームのアイデンティティが、アプリオリ(a priori)知られるのであれば、空間的若しくは空間−時間プロセシングは、この送信されたシンボルストリームに対して1つだけの検出されたシンボルストリームを与えるために実施されることができる。いずれの場合においても、選択された検出されたシンボルストリームは、さらに処理されて(例えば、デモジュレートされ、デインターリーブされ、そしてデコードされて)、デコードされたデータストリームを得る。デコードされたデータストリームは、このステージにおいて再生されている送信されたシンボルストリームに対するデータストリームの推定値である(ステップ214)。
その後、全ての送信されたシンボルストリームが再生されたか否かの決定が、なされる(ステップ216)。答えがイエスならば、受信機プロセシングは終了する。それ以外であれば、Nの受信されたシンボルストリームのそれぞれについてたった今−再生されたシンボルストリームに起因する干渉が、推定される(ステップ218)。干渉は、(このデータストリームに対して送信機ユニットにおいて使用された同一のコーディング、インターリービング、そして変調スキームを使用して)初めにデコードされたデータストリームを再エンコーディングし、再エンコードされたデータをインターリービングし、そしてインターリービングされたデータをシンボルマッピングすることによって、推定されることができ、“再変調された”シンボルストリームを得る。再変調されたシンボルストリームは、たった今再生された送信されたシンボルストリームの推定値である。再変調されたシンボルストリームは、その後、チャネル応答ベクトル 中のNの要素のそれぞれによってコンボルブ(convolve)されて、たった今−再生されたシンボルストリームに起因するNの干渉成分を導出する。ベクトル は、たった今−再生されたシンボルストリームに対して使用されたj番目の送信アンテナに対応する(N×N)チャネル応答マトリックス、、の行である。ベクトル は、j番目の送信アンテナとNの受信アンテナとの間のチャネル応答を規定するNの要素を含む。
の干渉成分は、その後、Nの受信されたシンボルストリームから差し引かれて、Nの変調されたシンボルストリームを導出する(ステップ220)。これらの変調されたシンボルストリームは、たった今−再生されたシンボルストリームが送信されていない(すなわち、干渉削除が効果的に実施されたと仮定する)のであれば、受信されたはずであるストリームを表す。
ステップ212及び214において実施されたプロセシングは、その後、(Nの受信されたシンボルストリームの代わりに)Nの変調されたシンボルストリームに繰り返されて、他の送信されたシンボルストリームを再生する。ステップ212及び214は、再生されるべき各送信されたシンボルストリームに対してこのようにして繰り返され、そして、再生されるべき他の送信されたシンボルストリームがあれば、ステップ218及び220が実施される。
第1ステージに対して、入力シンボルストリームは、Nの受信アンテナからのNの受信されたシンボルストリームである。そして各引き続くステージに対して、入力シンボルストリームは、先立つステージからのNの変調されたシンボルストリームである。各ステージに対するプロセシングは、同様の方法で続く。第1ステージに続く各ステージにおいて、前のステージにおいて再生されたシンボルストリームは、削除されたと仮定され、その結果チャネル応答マトリックスの大きさは、各後続のステージに対して1行だけ連続的に減少する。
連続的な削除受信機プロセシングは、このようにして、再生されるべき各送信されたシンボルストリームに対して1つのステージの、複数のステージを含む。各ステージは、送信されたシンボルストリームの1つを再生し、そして(最後のステージ以外は)この再生されたシンボルストリームに起因する干渉を削除して、次のステージに対する変調されたシンボルストリームを導出する。各連続的に再生されたシンボルストリームは、このようにしてより少ない干渉を受け、そして干渉削除なしよりもより高いSNRを達成できる。再生されたシンボルストリームのSNRsは、そこでシンボルストリームが再生される特定の順番に依存する。
連続的な削除受信機プロセシングに対して、k番目のステージに対する入力シンボルストリームは、(前のk−1ステージにおいて再生されたシンボルストリームからの干渉が、効果的に削除されていると仮定して)以下のように表されることができる:
式(2)
ここで、 は、k番目のステージに対するN×1の入力ベクトル、すなわち、 =[y ...y NRであり、ここで{y }は、k番目のステージにおけるi番目の受信アンテナに対するエントリーであり;
は、k番目のステージに対する(N−k+1)×1の送信されたベクトル、すなわち、 =[xk+1...xNTであり、ここでxは、j番目の送信アンテナから送信されたエントリーであり;
は、MIMOチャネルに対するN×(N−k+1)チャネル応答マトリックスであり、以前に再生されたシンボルストリームに対するk−1列が削除されている、すなわち、 =[ k+1... NT];及び
は、付加的なホワイトガウシアンノイズである。
単純にするために、式(2)は、送信されたシンボルストリームは、送信アンテナの順番に再生される(すなわち、送信アンテナ1から送信されたシンボルストリームが、第1に再生され、そして送信アンテナ2から送信されたシンボルストリームが、2番目に再生され、等々、そして、送信アンテナNから送信されたシンボルストリームが、最後に再生される)と仮定する。式(2)は、以下のように書き直されることができる:
Figure 0004861485
ステージkにおいて再生されるべき送信されたシンボルストリームは、干渉サブ−空間(若しくは平面) から特定の角度で投影されるものとして見られることができる。送信されたシンボルストリームは、チャネル応答ベクトル に依存する(そして規定される)。送信されたシンボルストリームの干渉のない成分は、干渉のないサブ−空間におけるチャネル応答ベクトル、 、を投影することによって得られることができる。干渉のないサブ−空間は、干渉サブ−空間に直交する。この投影は、 の応答を有するフィルタで掛け算することによって達成されることができる。投影の後で最大のエネルギーを達成するフィルタは、 及び干渉サブ−空間 によって構成されたサブ−空間中に位置するものである。ここで、n=1,2,...N−kに対して、 =span( 2 ... NT-k), n=δm,n、及び{ n}は、干渉サブ−空間 に広がっている直交正規基準である。投影の後で平均エネルギーは、次式で与えられる:
Figure 0004861485
ここで、 は、干渉のないサブ−空間上の投影 (すなわち、所望の成分)を表す、そして
IH は、干渉サブ−空間上の投影 (すなわち、干渉成分)を表す。
式(4)は、等しい送信出力が送信アンテナに対して使用されると仮定する。
k番目のステージにおいて再生されたシンボルストリームに関する実効SNR、SNReff(k)、は、以下のように表されることができる:
Figure 0004861485
ここで、Ptotは、データ送信に対して利用可能な総送信出力であり、これは、Nの送信アンテナにわたって均一に配信され、その結果Ptot/Nが、各送信アンテナに対して使用される、そして
σは、ノイズ変動である。
全てのNの受信されたシンボルストリームに対する受信されたSNR、SNRrx、は、以下のように規定されることができる:
Figure 0004861485
式(5)及び(6)を統合して、k番目のステージにおいて再生されたシンボルストリームに関する実効SNRは、以下のように表されることができる:
Figure 0004861485
式(7)に示された実効SNRの式は、複数の仮定に基づく。第1に、各再生されたデータストリームに起因する干渉が、効果的に削除され、後続の再生されたシンボルストームにより観測されたノイズ及び干渉に寄与しないと仮定する。第2に、エラーが1つのステージから他へ伝播しない(若しくは、少ししか伝播しない)と仮定する。第3に、SNRを最大にする最適なフィルタが、各検出されたシンボルストリームを得るために使用される。式(7)は、線形の単位で(すなわち、log若しくはdB単位でなく)実効SNRも与える。
上記されたように、送信されたシンボルストリームは、異なったチャネル状態を経験する可能性があり、そして送信出力の所定の量に対して異なったSNRsを達成することができる。各シンボルストリームの達成されたSNRが送信機において知られるのであれば、データレート及び対応するデータストリームに関するコーディング及び変調スキームは、目的のパケットエラーレート(PER)を達成しながら、スペクトル効率を最大にするために選択される。しかしながら、いくつかのMIMOシステムに対して、現在のチャネル状態を示すチャネル状態情報が、送信機において利用できない。この場合には、データストリームに対して順応性のあるレート制御を実施することが不可能である。
従来は、いくつかのMIMOシステムでは、チャネル状態情報が送信機において利用できない場合に、データは、同一のデータレート(すなわち、データレートの一様な配信)でNの送信アンテナを経由して送信される。受信機において、Nの受信されたシンボルストリームは、連続的な削除受信機プロセシング技術を使用して処理されることができる。ある従来のスキームでは、各ステージkにおける(N−k+1)の検出されたシンボルストリームのSNRsが決定され、そして最大のSNRを有する検出されたシンボルストリームは、そのステージにおいて再生される。データレートの一様な配信を有するこの送信スキームは、最適に準じた性能を与える。
技術は、現在のチャネル状態の指標であるチャネル状態情報が送信機において利用できない場合に、MIMOシステムに対して改善された性能を与えるためにここに与えられる。1態様では、データレートの不均一な配信が、送信されたデータストリームに対して使用される。データレートは、(1)より低い最小の受信されたSNRを有する所定の若しくは指定された全スペクトル効率、若しくは(2)所定の若しくは指定された受信されたSNRに対するより高い全スペクトル効率、を達成するために選択されることができる。上記の目的のそれぞれを達成するための具体的なスキームが、以下に与えられる。データレートの不均一な配信が、一般に多くの場合において従来のデータレートの一様な配信より優れていることが示される。
式(7)に示されたように、各再生されたシンボルストリームの実効SNRは、式(7)の分子中の因子“k”によって示されたように、それが再生された特定のステージに依存する。最も低い実効SNRは、最初に再生されたシンボルストリームに対して達成され、そして最も大きい実効SNRは、最後に再生されたシンボルストリームに対して達成される。
改善された性能を達成するために、データレートの不均一な配信は、それらの実効SNRsに依存して、異なるアンテナにおいて送信されたデータストリームに対して使用されることができる(すなわち、異なるスペクトル効率が、異なる送信アンテナに割り当てられることができる)。受信機において、送信されたデータストリームは、データレートの昇り順に再生されることができる。すなわち、最も低いデータレートを有するデータストリームが、最初に再生され、次に大きなデータレートを有するデータストリームは、2番目に再生され、そして等々、そして最も大きいデータレートを有するデータストリームが、最後に再生される。
データストリームに対して使用されるべきデータレートは、種々の考えを考慮にいれて決定することができる。最初に、式(7)に示されたように、早期に再生されたシンボルストリームは、より低い実効SNRsを達成し、そしてより低いダイバーシティ順をさらに受ける。事実、ステージkにおけるダイバーシティ順は、(N−N+k)として与えられることができる。さらに、早期に再生されたシンボルストリームからのデコーディングエラーは、後で再生されたシンボルストリームに伝播し、そしてこれらの後続の再生されたシンボルストリームの実効SNRsに影響を与えることが可能である。早期に再生されたシンボルストリームに対するデータレートは、このようにしてこれらのシンボルストリームの再生に高い確信を達成するために、そして後で再生されたシンボルストリームにおけるエラー伝播(EP)効果を削減する若しくは制限するために選択されることができる。第2に、後で再生されたシンボルストリームが、より高い実効SNRsを達成できる可能性があっても、より大きなスペクトル効率をサポートするために指定されるのであれば、後で再生されたシンボルストリームは、エラーに対してより無防備になることがある。
種々のスキームは、(1)所定のデータレートの配信(若しくはスペクトル効率)をサポートするために所要の最小の受信されたSNRを決定するため、若しくは(2)所定の受信されたSNRに対するベスト性能を達成するスペクトル効率の配信を決定するために実行されることができる。これらの目的のそれぞれに対する1つの具体的なスキームが、以下に説明される。
図3は、所定のデータレートのセットをサポートするために所要の最小の受信されたSNRを決定するためのプロセス300の実施形態のフロー図である。このデータレートのセットは、k=1,2,...Nに対して、{r}として表され、そしてr≦r...≦rNTになるように順番に並べらる。セット{r}中のデータレートは、Nの送信アンテナから送信されるべきNのデータストリームに対して使用されるべきである。
はじめに、セット{r}中の各データレート(若しくはスペクトル効率)をサポートする受信機において所要SNRが、決定される(ステップ312)。これは、所要SNR対スペクトル効率のルックアップテーブルを使用することによって達成されることができる。所定のスペクトル効率に対して所要SNRは、以下の仮定に基づいて(例えば、コンピュータシミュレーションを使用して)決定されることができる。仮定は、単一のデータストリームが、{1,N}単一入力多元出力(SIMO)チャネルを経由して送信され、そして特定の目的のPER(例えば、1%PER)に対してさらに決定される。データレートrを有するデータストリームに対して所要SNRは、SNRreq(r)として表される。Nの所要SNRsのセットは、Nのデータストリームに対してステップ312において得られる。
セット{r}中のNのデータレートは、目的のPERを達成するために(例えば、ルックアップテーブルから決められるように)受信機において要求されたNのSNRsと関連付けられる。これらのNのデータレートは、式(7)に示されたように、受信機において連続的な干渉削除プロセシングを使用して特定の受信されたSNRに基づいて受信機において達成されることができるN実効SNRsにも関連付けられる。Nの所要SNRsが対応する実効SNRにある若しくは以下であるのであれば、セット{r}中のデータレートは、サポートされると判断される。視覚的に、Nの所要SNRsは、データレートに対してプロットされることができ、第1の線によって一緒に結ばれる。そして、Nの実効SNRsも、データレートに対してプロットされることができ、そして第2の線によって一緒に結ばれる。第1の線のどの部分も第2の線の上方にないのであれば、セット{r}中のデータレートは、その後、サポートされると判断される。
所定のデータレートに対するマージンは、データレートに関する実効SNRと所要SNRとの間の差として規定されることができる、すなわち、margin(k)=SNReff(r)−SNRreq(r)である。各データレートに対するマージンがゼロ以上であれば、セット{r}中のデータレートも、サポートされると判断される。
データストリームに関する実効SNRは、受信されたSNRに依存し、そして式(7)に示されたように、受信されたSNRから導出されることができる。セット{r}中のNのデータレートをサポートするために所要の最小の受信されたSNRは、少なくとも1のデータレートが所要SNRに等しくなる(すなわち、ゼロマージンである)実効SNRに結果としてなる受信されたSNRである。セット{r}中に含まれた具体的なデータレートに依存して、(ゼロの)最小のマージンは、セット中の任意のNのデータレートに対して達成されることができる。
第1の繰り返しに対して、最小のマージンは、最後に再生されたデータストリームによって達成されると仮定する。そして、インデックス変数λは、Nに設定される(すなわち、λ=N)(ステップ314)。λ番目の再生されたデータストリームに関する実効SNRは、その後、その所要SNRに等しく設定される(すなわち、SNReff(λ)=SNRreq(λ))(ステップ316)。受信されたSNRは、次に、式(7)を使用して、λ番目の再生されたデータストリームに対するSNReff(λ)の実効SNRに基づいて決定される(ステップ318)。λ=Nの場合に第1の繰り返しに対して、受信されたSNRは、k=Nとして式(7)を使用して決定されることができる。これは、そして以下のように表されることができる:
SNRrx=N・SNReff(N) 式(8)
各残りのデータストリームの実効SNRは、その後、ステップ318において計算された受信されたSNR及びk=1,2,...N−1に対して、式(7)を使用することに基づいて決定される(ステップ320)。Nの実効SNRのセットは、Nのデータストリームに対してステップ320によって得られる。
セット{r}中の各データレートに対して所要SNRは、その後、データレートに関する実効SNRに対して比較される(ステップ322)。セット{r}中のデータレートが、ステップ318において決定された受信されたSNRによってサポートされるか否かの決定が、次になされる(ステップ324)。特に、Nのデータレートのそれぞれに対して所要SNRが、そのデータレートに関する実効SNRより小さい若しくは等しいのであれば、セット{r}中のデータレートは、受信されたSNRによってサポートされると判断され、そして結果が表示される(ステップ326)。それ以外は、Nのデータレートのいずれか1つでも、データレートに関する実効SNRを超えるのであれば、セット{r}中のデータレートは、受信されたSNRによってサポートされないと判断される。この場合には、変数λは、減少する(すなわち、λ=λ−1、その結果、第2の繰り返しに対してλ=N−1)(ステップ328)。プロセスは、その後ステップ316に戻って、最小のマージンが2番目から最後に再生されたデータストリームに対して達成されたとする仮定の下で、セット{r}中のデータレートに関する実効SNRsのセットを決定する。必要に応じてできるだけ多くの繰り返しが、ステップ326において成功が表示されるまで実施されることができる。成功の表示に結果としてなる反復に対してステップ318において決定された受信されたSNRは、その後、セット{r}中のデータレートをサポートするために所要の最小の受信されたSNRである。
図3に示されたプロセスは、所定のデータレートのセットが所定の受信されたSNRによってサポートされるか否かを決定するためにも使用されることができる。この受信されたSNRは、オペレーティングSNR、SNRop、に対応することがある。SNRopは、受信機における平均若しくは予期された(しかし瞬間的である必要はない)受信されたSNRであり得る。オペレーティングSNRは、受信機における観測に基づいて決定されることができ、送信機に周期的に与えられることができる。あるいは、オペレーティングSNRは、送信機が運営すると予定されるMIMOチャネルの推定値であり得る。いずれの場合でも、受信されたSNRは、MIMOシステムに対して与えられる若しくは指定される。
図3を参照して、所定のデータレートのセットが所定の受信されたSNRによってサポートされるか否かを決定するために、各データレートに対して所要SNRが、初めに決定されることができる(ステップ312)。Nの所要SNRのセットは、Nのデータストリームに対してステップ312において得られる。受信されたSNRがすでに与えられているので、ステップ314,316,及び318は、スキップされることがある。各データストリームの実効SNRは、所定の受信されたSNRに基づいて及びk=1,2,...Nに対して式(7)を使用して決定される(ステップ320)。Nの実効SNRのセットは、Nのデータストリームに対してステップ320において得られる。
セット{r}中の各データレートに対して所要SNRは、その後、そのデータレートに関する実効SNRに対して比較される(ステップ322)。セット{r}中のデータレートが受信されたSNRによってサポートされるか否かの決定が、次になされる。Nのデータレートのそれぞれに対して所要SNRが、そのデータレートに関する実効SNRより小さい若しくは等しいのであれば、セット{r}中のデータレートは、受信されたSNRによってサポートされると判断され、そして成功が表示される(ステップ326)。それ以外は、Nのデータレートのいずれか1つに対して所要SNRが、データレートに関する実効SNRを超えるのであれば、セット{r}中のデータレートは、受信されたSNRによってサポートされないと判断され、失敗が表示される。
明確にするために、2つの送信アンテナ(すなわち、N=2)及び4つの受信アンテナ(すなわち、N=4)を有する{2,4}MIMOシステムに対する一例が、以下に説明され、1ヘルツ当り毎秒3ビット(bps/Hz)の全体スペクトル効率をサポートするために明示される。この例に対して、データレートの2セットが、評価される。第1のセットは、1bsp/Hz及び2bps/Hzに対応するデータレートを含み、そして第2のセットは、4/3bps/Hz及び5/3bps/Hzに対応するデータレートを含む。各レートセットの性能は、(例えば、図3に示されたプロセスに基づいて)決定され、そして互いに比較される。
図4は、1bps/Hz,4/3bps/Hz,5/3bps/Hz,及び2bps/Hzのスペクトル効率に対する{1,4}MIMOシステムに関するPER対SNRのプロットを示す。これらのプロットは、この分野で知られているように、コンピュータシミュレーション若しくはある種の他の手段によって生成されることができる。MIMOシステムは、一般に特定の目的のPERにおいて動作するように示される。この場合に、各スペクトル効率に対して目的のPERを達成するために所要SNRが決定され、そしてルックアップテーブルに記憶されることができる。例えば、目的のPERが1%であるならば、−2.0dB,0.4dB,3.1dB,及び3.2dBの値が、それぞれ1,4/3,5/3,及び2bps/Hzのスペクトル効率に対してルックアップテーブルに記憶されることができる。
第1のレートセットに対して、それぞれ、1および2bps/Hzのスペクトル効率を有するデータストリーム1及び2に対して所要SNRsは、図4のプロット412及び418を使用して決定されることができ(図3のステップ312)、以下の通りである:
SNRreq(1)=−2.0dB、 1bps/Hzのスペクトル効率を有するデータストリーム1に対して、及び
SNRreq(2)=3.2dB、 2bps/Hzのスペクトル効率を有するデータストリーム2に対して。
データストリーム2の実効SNR(これは最後に、そしてデータストリーム1からの干渉が効果的に削除されたという仮定の下で再生される)は、その後、その所要SNRに設定され(ステップ316)、以下の通りである:
SNReff(2)=SNRreq(2)=3.2dB。
受信されたSNRは、その後、式(8)に基づいて決定され、以下の通りである:
SNRrx=2・SNRreq(2)、 直線単位に対して、若しくは
SNRrx=SNRreq(2)+3.0dB=6.2dB,
ログ単位に対して。
各残りのデータストリーム(すなわち、データストリーム1)の実効SNRは、式(7)に基づいて次に決定され(ステップ320)、以下の通りである:
SNReff(1)=3/8・SNRrx、直線単位に対して、若しくは
SNReff(1)=SNRrx−4.3dB=1.9dB,
ログ単位に対して。
第1のレートセット中の各データレートに関する実効SNR及び所要SNRは、表1の列2及び3に与えられる。各データレートに対するマージンも、決定され、表1の最後の行に与えられる。
Figure 0004861485
データストリーム1及び2に対して所要SNRは、その後、これらのデータストリームに関する実効SNRsに対して比較される(ステップ322)。SNRreq(2)=SNReff(2)及びSNRreq<SNReff(1)であるので、データレートのこのセットは、6.2dBの最小の受信されたSNRによってサポートされる。
第1のレートセットが、図3に示されたプロセスを通して最初の反復によってサポートされると判断されるので、追加の反復は実施される必要がない。しかしながら、この第1のレートセットが6.2dBの受信されたSNRによってサポートされていないのであれば(例えば、データストリーム1に対して所要SNRが、1.9dBより大きくなるように変化するのであれば)、もう1つの反復が実施されるはずであり、それによって受信されたSNRは、SNRreq(1)に基づいて決定され、そして6.2dBより大きくなるはずである。
第2のレートセットに対して、それぞれ、4/3及び5/3bps/Hzのスペクトル効率を有するデータストリーム1及び2に対して所要SNRは、図4のプロット414及び416を使用して決定されることができ、以下の通りである:
SNRreq(1)=0.4dB、 4/3bps/Hzのスペクトル効率を有するデータストリーム1に対して、及び
SNRreq(2)=3.1dB、 5/3bps/Hzのスペクトル効率を有するデータストリーム2に対して。
データストリーム2の実効SNRは、その後、その所要SNRに設定される。受信されたSNRは、その後、式(8)に基づいて決定され、以下の通りである:
SNRrx=SNRreq(2)+3.0dB=6.1dB、ログ単位に対して。
各残りのデータレート(すなわち、データレート1)の実効SNRは、式(7)に基づいて次に決定され、以下の通りである:
SNReff(1)=SNRrx−4.3dB=1.8dB、ログ単位に対して。
第2のレートセット中の各データレートに関する実効SNR及び所要SNRsは、表1の列4及び5に与えられる。
データストリーム1及び2の実効SNRsは、その後、それらの所要SNRに対して比較される。再び、SNRreq(2)=SNReff(2)及びSNRreq(1)<SNReff(1)であるので、このデータレートのセットは、6.1dBの最小の受信されたSNRによってサポートされる。
上記の説明は、“縦の”連続的な干渉削除スキームに対してであり、これによって1つのデータストリームが、各送信アンテナから送信され、そして、受信機において、1つのデータストリームが、1つの送信アンテナからのストリームをプロセシングすることによって、連続的な干渉削除受信機の各ステージにおいて再生される。図4のプロット及びルックアップテーブルは、この垂直スキームに対して導出される。
ここに説明された技術は、“対角線の”連続的な干渉削除スキームに対しても使用されることができ、これによって各データストリームは、複数の(例えば、全てのNの)送信アンテナ(及びおそらく、複数の周波数ビンにわたって)から送信される。受信機において、1つの送信アンテナからのシンボルは、連続的な干渉削除受信機の各ステージにおいて検出されることができ、そして各データストリームは、複数のステージから検出されたシンボルから再生されることができる。対角線スキームに対して、他の1つのプロットのセット及び他の1つのルックアップテーブルが導出されそして使用されることができる。ここに説明した技術は、他の順番をつけるスキームに対しても使用されることができ、そしてこれは、本発明の範囲内である。
上記の例に関して、次のことが示される。対角線の連続的な干渉削除スキームに対して、データレートの一様な配信をサポートするために所要の最小の受信されたSNR(すなわち、2つのデータストリームのそれぞれについて1.5bps/Hzのスペクトル効率)は、第2のレートセットに対して所要のもの(すなわち、4/3及び5/3のスペクトル効率)より約0.6dB高い。この利得は、システム設計をひどく複雑にすることなく達成される。
所定の全体のスペクトル効率に対する目的のPERを達成するために所要の最小の受信されたSNRを削減するために、最後に再生されたデータストリームは、以前に再生されたデータストリームのいずれに対してもエラーが伝播しない条件に違反しない、最も小さい可能性のあるスペクトル効率で割り当てられることができる。最後に再生されたデータストリームのスペクトル効率が減少するのであれば、1若しくはそれ以上の以前に再生されたデータストリームのスペクトル効率は、所定の全体のスペクトル効率を達成するためにそれに応じて増加させる必要がある。早期に再生されたデータストリームに対する増加したスペクトル効率は、より高い所要SNRsに結果としてなるはずである。早期に再生されたデータストリームのいずれか1のスペクトル効率が高くなりすぎるのであれば、最小の受信されたSNRは、このデータストリームに対して所要SNRによって決定され、そして最後に再生されたデータストリームによってではない(これは、データレートの一様な配信に対する場合である)。
上記の例では、第2のレートセットは、より小さな受信されたSNRを必要とする。その理由は、後で再生されたデータストリーム2が、最初に再生されたデータストリーム1に対するエラーが伝播しない条件に違反しない、より小さなスペクトル効率を割り当てられるからである。第1のレートセットに対して、データストリーム1に割り当てられたスペクトル効率は、余りに控え目であり、その結果、エラーが伝播しないと仮定する一方で、データストリーム2に割り当てられるべき、より高いスペクトル効率を強制することによって全体の性能を害する。比較として、第2のレートセットは、(第1のレートセッ
トに比較して信頼性が低いが)エラーが伝播しないことをまだ保障するデータストリーム1へより現実的なスペクトル効率を割り当てる。表1に示されたように、第1のレートセットに対するデータストリーム1のマージンは、3.9dBであり、一方、第2のレートセットに対するデータストリーム1のマージンは、1.4dBである。
ここに説明された技術は、所定の受信されたSNR(これはMIMOシステムに対するオペレーティングSNRであり得る)に対する全体のスペクトル効率を最大にするデータレートのセットを決定するためにも使用されることができる。この場合には、実効SNRsのセットは、所定の受信されたSNRに基づいてそして式(7)を使用してNのデータストリームに対して始めに決定されることができる。セット中の各実効SNRに対して、目的のPERに対するこの実効SNRによってサポートされることができる最も高いスペクトル効率は、その後、決定される。これは、スペクトル効率に関する実効SNRの値を記憶する他の1つのルックアップテーブルを使用することによって達成されることができる。Nのスペクトル効率のセットは、Nの実効SNRsのセットに対して得られる。Nのスペクトル効率のこのセットに対応するデータレートのセットは、その後決定され、そしてNのデータストリームに対して使用されることができる。このレートセットは、所定の受信されたSNRに対する全体のスペクトル効率を最大にする。
上記の説明では、データストリームの実効SNRsは、受信されたSNRに基づいてそして式(7)を使用して決定される。この式は、典型的なMIMOシステムに対して一般的に(大部分は)真実である、上記したような、種々の仮定を含む。さらに、式(7)も、受信機において連続的な干渉削除プロセシングの使用に基づいて導出される。異なった式若しくはルックアップテーブルは、異なったオペレーティング条件及び/若しくは異なった受信機プロセシング技術に対するデータストリームの実効SNRsを決定するためにも使用されることができる。これは、本発明の範囲内である。
単純にするために、データレートの決定は、MIMOシステムに対して具体的に説明される。これらの技術は、他の多元チャネル通信システムに対しても使用されることができる。
ワイドバンドMIMOシステムは、周波数選択的フェーディングを経験することがある。これは、システムバンド幅にわたり異なる量の減衰によって特徴付けられる。周波数選択的フェーディングは、インターシンボル干渉(ISI)を引き起こす。これは、それによって受信された信号中の各シンボルが、受信された信号中の後続のシンボルへの歪として作用する現象である。この歪は、受信されたシンボルを正しく検出する能力に影響を与えることによって性能を劣化させる。
OFDMは、ISIを克服するために及び/若しくは他の理由のために使用されることができる。あるOFDMシステムは、全体のシステムバンド幅を複数(N)の周波数サブチャネルに効率的に区分する。周波数サブチャネルは、サブバンド若しくは周波数ビンとしても呼ばれることがある。各周波数サブチャネルは、そこでデータが変調されることができるそれぞれのサブキャリアに関連付けられる。OFDMシステムの周波数サブチャネルは、送信及び受信アンテナの間の伝播経路の特性(例えば、マルチパスプロファイル)に依存して、周波数選択的フェーディングも経験することがある。OFDMを使用して、周波数選択的フェーディングに起因するISIは、この分野で知られるように、各OFDMシンボルの部分を繰り返すこと(すなわち、各OFDMシンボルに周期的なプリフィックスを付けること)によって、克服することができる。
OFDMを利用するMIMOシステム(すなわち、MIMO−OFDMシステム)に対して、Nの周波数サブチャネルは、データ送信に対するNの空間的サブチャネルのそれぞれにおいて利用可能である。各空間的サブチャネルの各周波数サブチャネルは、送信チャネルとしてみなされることができ、そしてN・Nの送信チャネルは、Nの送信アンテナとNの受信アンテナとの間のデータ送信に対して利用可能である。上述されたデータレート決定は、MIMOシステムに対して上述したものと同様に、Nの送信アンテナのセットに対して実施されることができる。あるいは、データレートの決定は、Nの周波数サブチャネルのそれぞれに対するNの送信アンテナのセットに対して独立して実施されることができる。
送信機システム
図5は、送信機ユニット500のブロック図である。これは、図1の送信機システム110の送信機部分の実施形態である。この実施形態では、別々のデータレート及びコーディング及び変調スキームが、Nの送信アンテナにおいて送信されるべきNのデータストリームのそれぞれに対して使用されることができる(すなわち、アンテナ当りの基準で別々のコーディング及び変調)。具体的なデータレート及び各送信アンテナに対して使用されるべきコーディング及び変調スキームは、コントローラ130によって与えられた制御に基づいて決定されることができ、そしてデータレートは、上述したように決定されることができる。
送信機ユニット500は、(1)変調シンボルを供給するために別々のコーディング及び変調スキームにしたがって各データストリームを受信し、コード化し、そして変調するTXデータプロセッサ114a、及び(2)OFDMが採用されるのであれば、送信シンボルを供給するために変調シンボルをさらに処理することができるTX MIMOプロセッサ120aを含む。TXデータプロセッサ114a及びTX MIMOプロセッサ120aは、図1のそれぞれのTXデータプロセッサ114及びTX MIMOプロセッサ120の1実施形態である。
図5に示された具体的な実施形態では、TXデータプロセッサ114aは、デマルチプレクサ510、Nのエンコーダ512aから512t、Nのチャネルインターリーバ514aから514t、及びNのシンボルマッピングエレメント516aから516t(すなわち、各送信アンテナに対して、エンコーダ、チャネルインターリーバ、及びシンボルマッピングエレメントの1セット)を含む。デマルチプレクサ510は、データ送信に対して使用されるべきNの送信アンテナに対するNのデータストリームにトラフィックデータ(すなわち、情報ビット)をデマルチプレックスする。Nのデータストリームは、レート制御によって決定されたように、異なるデータレートで関連付けられることができる。各データストリームは、それぞれのエンコーダ512に与えられる。
各エンコーダ512は、そのデータストリームに対して選択された具体的なコーディングスキームに基づいてそれぞれのデータストリームを受信し、そしてコード化して、コード化されたビットを供給する。コーディングは、データ送信の信頼性を増加する。コーディングスキームは、周期的な冗長性チェック(CRC)コーディング、コンボルーショナルコーディング、ターボコーディング、ブロックコーディング、及びその他の任意の組み合わせを含むことができる。各エンコーダ512からのコード化されたビットは、その後、それぞれのチャネルインターリーバ514に供給される。チャネルインターリーバ514は、固有のインターリービングスキームに基づいてコード化されたビットをインターリーブする。インターリービングは、コード化されたビットに対して時間ダイバーシティを与え、データストリームに対して使用された送信チャネルに対する平均SNRに基づいて送信されるべきデータを認め、フェーディングを克服し、そして各変調シンボルを形成するために使用されたコード化されたビット間の相関をさらに削除する。
各チャネルインターリーバ514からのコード化されたそしてインターリーブされたビットは、それぞれのシンボルマッピングエレメント516に与えられる。シンボルマッピングエレメント516は、変調シンボルを形成するためにこれらのビットをマップする。各シンボルマッピングエレメント516によって実行されるべき固有の変調スキームは、コントローラ130によって与えられた変調制御により決定される。各シンボルマッピングエレメント516は、ノン−バイナリシンボルを形成するためにqのコード化され、そしてインターリーブされたビットのセットをグループ化し、そして選択された変調スキーム(例えば、QPSK、M−PSK、M−QAM、若しくはある他の変調スキーム)に対応する信号配列中の特定の点に各ノン−バイナリシンボルをさらにマップする。各マップされた信号の点は、M−アレイの変調シンボルに対応する。ここで、Mはj番目の送信アンテナに対する選択された固有の変調スキームに対応し、M=2qjである。Nのシンボルマッピングエレメント516aから516tは、その後、変調シンボルのNのストリームを与える。
図5に示された具体的な実施形態では、TX MIMOプロセッサ120aは、NのOFDMモジュレータを含む。各モジュレータは、逆フーリエ変換(IFFT)ユニット522及び周期的なプリフィックス生成器524を含む。各IFFT522は、対応するシンボルマッピングエレメント516からそれぞれの変調シンボルストリームを受信する。各IFFT522は、Nの変調シンボルをグループ化して、対応する変調シンボルベクトルを形成し、そして逆高速フーリエ変換を使用して各変調シンボルベクトルを時間−ドメイン表記(これは、OFDMシンボルとして呼ばれる)に変換する。IFFT522は、任意の数の周波数サブチャネル(例えば、8,16,32,...,N,...)について逆変換を実施するために設計されることができる。各OFDMシンボルに対して、周期的なプリフィックス生成器524は、OFDMシンボルの部分を繰り返して、対応する送信シンボルを形成する。周期的なプリフィックスは、送信シンボルがマルチパス遅延拡散の存在においてもその直交特性を維持し、それによって、周波数選択的フェーディングによって生じたチャネル分散のような有害な経路効果に対して性能を改善することを確かにする。周期的なプリフィックス生成器524は、その後、関連する送信機122へ送信シンボルのストリームを与える。OFDMが採用されなければ、TX MIMOプロ
セッサ120aは、各シンボルマッピングエレメント516から関連した送信機122へ変調シンボルストリームを単に与える。
各送信機122は、(OFDMを使用しないMIMOに対して)それぞれの変調シンボルストリームを若しくは(OFDMを使用するMIMOに対して)送信シンボルストリームを受信して処理して、変調された信号を生成する。これは、その後、関連したアンテナ124から送信される。
送信機ユニットに関する他の設計も、実行される可能性があり、本発明の範囲内である。
OFDMを使用した及び使用しないMIMOシステムに対するコーディング及び変調は、以下の米国特許出願にさらに詳細に説明される。
・ 米国特許出願番号第09/993,087号、名称“多元アクセス多元入力多元出力(MIMO)通信システム”、2001年11月6日提出;
・ 米国特許出願番号第09/854,235号、名称“チャネル状態情報を利用する多元入力多元出力(MIMO)通信システムにおいてデータを処理するための方法及び装置”、2001年5月11日提出;
・ 米国特許出願番号第09/826,481号及び第09/956,449号、両者ともに名称“ワイアレス通信システムにおいてチャネル状態情報を利用するための方法及び装置”、それぞれ2001年3月23日、及び2001年9月18日に提出;
・ 米国特許出願番号第09/776,075号、名称“ワイアレス通信システムのためのコーディングスキーム”、2001年2月1日提出;及び
・ 米国特許番号第09/532,492号、名称“マルチ−キャリア変調を採用する高効率高性能通信システム”、2000年3月30日提出。
これらの出願は、全て本発明の譲受人に譲渡されており、引用文献としてここに組み込まれている。出願番号第09/776,075号は、コーディングスキームを説明しており、それによって異なるレートが、同一のベースコード(例えば、コンボルーショナル若しくはターボコード)を使用してデータをコーディングすることによって、そして所望のレートを達成するためにパンクチャリングを調整することによって達成されることができる。他のコーディング及び変調スキームも、使用されることができ、これは、本発明の範囲内である。
受信機システム
図6は、連続的な削除受信機プロセシング技術を実行する能力があるRX MIMO/データプロセッサ160aのブロック図である。RX MIMO/データプロセッサ160aは、図1のRX MIMO/データプロセッサ160の1実施形態である。Nの送信アンテナから送信された信号は、Nのアンテナ152aから152rのそれぞれによって受信され、そしてそれぞれの受信機154に転送される。各受信機154は、それぞれの受信された信号を調整し(例えば、フィルタし、増幅し、そしてダウンコンバートし)、そして調整された信号をディジタル化して、対応するデータサンプルのストリームを与える。
OFDMを使用しないMIMOに関して、データサンプルは、受信されたシンボルの代表値である。各受信機154は、それぞれの受信されたシンボルストリーム、これは、各シンボル期間に対する受信されたシンボルを含む、をRX MIMO/データプロセッサ160aに与えるはずである。
OFDMを使用するMIMOに関して、各受信機154は、周期的なプリフィックス削除エレメント及びFFTプロセッサをさらに含む(両者とも、単純化のために図6には示されていない)。周期的なプリフィックス削除エレメントは、周期的なプリフィックスを削除する。周期的なプリフィックスは、各送信シンボルに対して送信機システムにおいて挿入され、対応する受信されたOFDMシンボルを与える。FFTプロセッサは、その後、各受信されたOFDMシンボルを変換して、そのシンボル期間の間、Nの周波数サブチャネルに対するNの受信されたシンボルのベクトルを与える。Nの受信されたシンボルベクトルストリームは、その後、RX MIMO/データプロセッサ160aへNの受信機154によって与えられる。
OFDMを使用するMIMOに関して、RX MIMO/データプロセッサ160aは、Nの受信されたシンボルベクトルストリームをNの受信されたシンボルストリームのNのグループにデマルチプレックスすることができる。Nのグループは、各周波数サブチャネルに対して1グループであり、各グループは、1つの周波数サブチャネルに対して受信されたシンボルのNのストリームを含んでいる。RX MIMO/データプロセッサ160aは、その後、OFDMを使用しないMIMOに関するNの受信されたシンボルストリームに対してのような、同様の方法でNの受信されたシンボルストリームの各グループを処理することができる。RX MIMO/データプロセッサ160aは、
この分野で知られたように、いくつかの他のオーダリングスキームに基づいてOFDMを使用するMIMOに対して受信されたシンボルも処理することができる。いずれの場合でも、RX MIMO/データプロセッサ160aは、(OFDMを使用しないMIMOに対して)Nの受信されたシンボルストリームを若しくは(OFDMを使用するMIMOに対して)Nの受信されたシンボルストリームの各グループを処理する。
図6に示された実施形態では、RX MIMO/データプロセッサ160aは、再生されるべき送信されたデータストリームのそれぞれに対して1ステージの、複数の連続した(すなわち、カスケード接続された)受信機プロセシングステージ610aから610nを含む。(最後のステージ610nを除く)各受信機プロセシングステージ610は、空間的プロセッサ620、RXデータプロセッサ630、及び干渉キャンセラ640を含む。最後の610nは、空間的プロセッサ620n及びRXデータプロセッサ630nだけを含む。
第1のステージ610aに関して、空間的プロセッサ620aは、特定の空間的な若しくは空間−時間受信機プロセシング技術に基づいて受信機154aから154rからのNの受信されたシンボルストリーム(ベクトル として表される)を受信し、処理して、(最大)Nの検出されたシンボルストリーム(ベクトルとして表される)を与える。OFDMを使用するMIMOに関して、Nの受信されたシンボルストリームは、1つの周波数サブチャネルに対する受信されたシンボルを具備する。最も低いデータレートに対応する検出されたシンボルストリーム、x^、は、選択され、そしてRXデータプロセッサ630aに与えられる。プロセッサ630aは、第1のステージに対して選択された検出されたシンボルストリーム、x^、をさらに処理して(例えば、デモジュレートし、デインターリーブし、そしてデコードして)、デコードされたデータストリームを与える。空間的プロセッサ620aは、チャネル応答マトリックス、、の推定値を与える。チャネル応答マトリックス、、は、全てのステージに対して空間的な若しくは空間−時間プロセシングを実施するために使用される。
第1のステージ610aに関して、干渉キャンセラ640aは、受信機154からNの受信されたシンボルストリーム(すなわち、ベクトル )も受信する。干渉キャンセラ640aは、RXデータプロセッサ630aからデコードされたデータストリームをさらに受信し、そしてプロセシング(例えば、エンコーディング、インターリービング、変調、チャネル応答、及びその他)を実施して、Nの再変調されたシンボルストリーム(ベクトル として表される)を導出する。これは、たった今再生されたデータストリームに起因する干渉成分の推定値である。再変調されたシンボルストリームは、その後、第1のステージの入力シンボルストリームから引き算されて、Nの変形されたシンボルストリーム(ベクトル として表される)を導出する。これは、全てのしかし引き算された(すなわち、削除された)干渉成分を含む。Nの変形されたシンボルストリームは、その後、次のステージに与えられる。
第2から最後のステージ610bから610nのそれぞれに関して、そのステージに対する空間的プロセッサは、前のステージの干渉キャンセラからNの変形されたシンボルストリームを受信し、処理して、そのステージに対する検出されたシンボルストリームを導出する。そのステージにおける最も低いデータレートに対応する検出されたシンボルストリームが、選択され、そしてRXデータプロセッサによって処理されて、そのステージに対するデコードされたデータストリームを与える。第2から第2−から−最後のステージのそれぞれに関して、そのステージの干渉キャンセラは、前のステージの干渉キャンセラからNの変形されたシンボルストリーム及び同じステージ中のRXデータプロセッサからのデコードされたデータストリームを受信して、Nの再変調されたシンボルストリームを導出し、そして次のステージに対してNの変形されたシンボルストリームを与える。
連続的な削除受信機プロセシング技術は、前述の米国特許出願番号第09/993,087号及び第09/854,235号にさらに詳細に説明されている。
各ステージにおける空間的プロセッサ620は、固有の空間的若しくは空間−時間受信機プロセシング技術を実行する。使用されるべき具体的な受信機プロセシング技術は、一般にMIMOチャネルの特性に依存する。これは、非分散型若しくは分散型のいずれかとして特徴付けられることができる。非分散型MIMOチャネルは、フラットフェーディング(すなわち、システムバンド幅にわたってほぼ等しい減衰の量)を経験する、そして分散型MIMOチャネルは、周波数選択的フェーディング(すなわち、システムバンド幅にわたって異なる減衰の量)を経験する。
非分散型MIMOチャネルに関して、空間的な受信機プロセシング技術は、受信された信号を処理するために使用されることができ、検出されたシンボルストリームを与える。これらの空間的な受信機プロセシング技術は、チャネル相関マトリックス反転(CCMI)技術(これは、ゼロ−フォーシング(zero-forcing)技術としても呼ばれる)及び最小平均自乗エラー(minimum mean square error)(MMSE)技術を含む。他の空間的な受信機プロセシング技術も、使用されることができ、本発明の範囲内である。
分散型MIMOチャネルに関して、チャネルにおける時間分散は、シンボル間干渉(ISI)を誘起する。性能を向上させるために、特定の送信されたデータストリームを再生しようと試みている受信機は、他の送信されたデータストリームからの干渉(すなわち、“クロストーク”)、同様に全てのデータストリームからのISIの両者を改善する必要がある。クロストーク及びISIの両者を克服するために、空間−時間受信機プロセシング技術は、受信された信号を処理するために使用されることができ、検出されたシンボルストリームを与える。これらの空間−時間受信機プロセシング技術は、MMSEリニアイコラーザ(MMSE−LE)、判断フィードバックイコラーザ(DFE)、最大の可能性があるシーケンス推定器(maximum-likelihood sequence estimator)(MLSE)、及びその他を含む。
CCMI,MMSE,MMSE−LE,及びDFE技術は、上記の米国特許出願番号第09/993,087、09/854,235、09/826,481、及び09/956,44に詳細に説明されている。
ここで説明されたデータレート決定及びデータ送信技術は、種々の手段によって実行されることができる。例えば、これらの技術は、ハードウェア、ソフトウェア、若しくはこれらの組み合わせで実行されることができる。ハードウェア実行に関して、送信機におけるデータレート決定するために使用された素子及び送信機/受信機におけるデータ送信は、1若しくはそれ以上のアプリケーションスペシフィック集積回路(ASICs)、ディジタルシグナルプロセッサ(DSPs)、ディジタルシグナルプロセシングデバイス(DSPDs)、プログラマブルロジックデバイス(PLDs)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGAs)、プロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサ、ここに説明した機能を実行するために設計された他の電子ユニット、若しくはこれらの組み合わせの中で、実行されることができる。
ソフトウェア実行に関して、送信機/受信機におけるデータレート決定及びプロセシングのある態様は、ここで説明された機能を実施するモジュール(例えば、手順、機能、及びその他)を使用して実行されることができる。ソフトウェアコードは、メモリユニット(例えば、図1のメモリ132)中に記憶されることができ、そしてプロセッサ(例えば、コントローラ130)によって実行されることができる。メモリユニットは、プロセッサの中で、若しくはプロセッサの外部で実行されることができる。この場合には、この分野で知られた種々の手段を介してプロセッサに通信的に接続されることができる。
見出しは、参考としてここに含まれ、そしてあるセクションが置かれている位置を見つけることを目的とする。これらの見出しは、そこで説明された概念の範囲を制限することを目的とするものではない、そして、これらの概念は、明細書全体を通して他のセクションに適用性を有することができる。
開示された実施形態のこれまでの説明は、本技術分野に知識のあるいかなる者でも、本発明を作成する若しくは使用することを可能にするために提供される。これらの実施形態に対する種々の変形は、本技術分野に知識のある者に、容易に実現されるであろう。そして、ここで規定された一般的な原理は、発明の精神及び範囲から逸脱しないで、他の実施形態にも適用されることができる。それゆえ、本発明は、ここに示された実施形態に制限することを意図したものではなく、ここに開示された原理及び卓越した特性と整合する広い範囲に適用されるものである。

Claims (25)

  1. 多元チャネル通信システムにおいて複数の送信チャネルを介して送信される複数のデータストリームに対するデータレートを決定するための方法、前記方法は:
    前記複数のデータストリームに対して使用される複数のデータレートのそれぞれに対する所要信号−対−ノイズ−及び−干渉比(以後、SNRと呼ぶ)を決定すること、ここで、少なくとも2の前記データレートは等しくない;
    前記複数のデータストリームを再生するために、前記受信したデータストリームに対して決定される受信信号−対−ノイズ−及び−干渉比及び各ストリームが受信機で受信される連続的な干渉削除プロセシングのステージを表す整数の関数として、前記複数のデータストリームのそれぞれに対する実効SNRを決定すること;
    前記データストリームに対する前記実効SNRに対して、各データストリームに対する前記所要SNRを比較すること;及び
    前記複数のデータレートが前記比較することの結果に基づいてサポートされるか否かを決定すること
    を具備する方法。
  2. 前記複数のデータストリームは、多元入力多元出力(以後、MIMOと呼ぶ)通信システムにおいて複数の送信アンテナを経由して送信される、請求項1の方法。
  3. 各データストリームは、それぞれの送信アンテナを経由して送信される、そしてここで、各データストリームに対する前記実効SNRは、前記データストリームに対して使用される全送信出力に基づいて決定される、請求項2の方法。
  4. 各データストリームに対する前記実効SNRは、前記複数の送信チャネルの動作状態の指標である受信SNRに基づいてさらに決定される、請求項1の方法。
  5. 前記受信されたSNRは、前記複数のデータストリームのいずれか1に対する所要SINRに基づいてさらに決定される、請求項4の方法。
  6. 前記受信SINRは、前記通信システムに対して指定される、請求項4の方法。
  7. 前記受信SNRは、前記受信機において推定される、請求項4の方法。
  8. 前記連続的な干渉削除プロセシングは、各ステージにおいて1のデータストリームを再生する、そしてここで、各再生されたデータストリームに対する前記実効SNRは、次式のように推定される
    SNR eff (k)=((N −N +k)/N )SNR RX
    ここで、SNR eff (k)は、ステージkにおいて再生された前記データストリームに対する前記実効SNRであり、
    SNR RX は、前記受信SNRであり、
    は、データ送信のために使用した送信アンテナの数であり、及び
    は、受信アンテナの数である
    請求項4の方法。
  9. データレートの複数のセットを評価すること;及び
    前記複数のデータストリームに対して使用するために最小の受信SINRに関連付けられたレートセットを選択すること
    をさらに具備する、請求項4の方法。
  10. 各レートセット中の前記データレートは、指定された全体スペクトル効率を達成するように選択される、請求項9の方法。
  11. 各データレートに対する前記所要SNRは、ルックアップテーブルに基づいて決定される、請求項1の方法。
  12. 各データレートに対する前記所要SNRが、前記データレートに対する前記実効SNRより小さい又はそれに等しいのであれば、前記複数のデータレートは、サポートされると判断される、請求項1の方法。
  13. 前記通信システムにおいて直交周波数分割マルチプレキシング(以後、OFDMと呼ぶ)を実行すること、をさらに具備する、請求項1の方法。
  14. 請求項1にしたがって複数のデータストリームに対するデータレートを決定するための方法、ここで、前記複数のデータストリームは、多元入力多元出力(以後、MIMOと呼ぶ)通信システムにおいて複数の送信アンテナを経由して送信される、前記方法は:
    MIMOシステムの動作状態の指標であるオペレーティング信号−対−ノイズ−及び−干渉比を決定すること、
    を具備する、
    ここで、前記複数のデータレートは、指定された全体スペクトル効率を達成するように選択される、そしてここで、前記複数のデータストリームのそれぞれに対して使用される複数のデータレートのそれぞれに対する実効SNRを前記決定する前記ステップは、前記オペレーティングSNRにも基づく、
    方法。
  15. 実行可能なコードを搬送するメモリ、前記コードは、
    多元チャネル通信システムにおいて複数の送信チャネルを介して送信される複数のデータストリームに対して使用される複数のデータレートのそれぞれに対する所要信号−対−ノイズ−及び−干渉比(以後、SNRと呼ぶ)を決定し、ここで、少なくとも2の前記データレートは等しくない;
    前記複数のデータストリームを再生するために、受信したデータストリームに対して決定される受信信号−対−ノイズ−及び−干渉比及び各ストリームが受信機で受信される連続的な干渉削除プロセシングのステージを表す整数の関数として、前記複数のデータストリームのそれぞれに対する実効SNRを決定し;
    前記データストリームに対する前記実効SNRに対して、各データストリームに対する前記所要SNRを比較し;そして
    前記比較の結果に基づいて前記複数のデータレートがサポートされるか否かを決定するためのコードである、メモリ。
  16. 多元チャネル通信システムのための装置、前記装置は、
    複数の送信チャネルを介して送信される複数のデータストリームに対して使用される複数のデータレートのそれぞれに対する所要信号−対−ノイズ−及び−干渉比(以後、SNRと呼ぶ)を決定する手段、ここで、少なくとも2の前記データレートは等しくない;
    前記複数のデータストリームを再生するために、受信したデータストリームに対して決定される受信信号−対−ノイズ−及び−干渉比及び各ストリームが受信機で受信される連続的な干渉削除プロセシングのステージを表す整数の関数として、前記複数のデータストリームのそれぞれに対する実効SINRを決定する手段;
    前記データストリームに対する前記実効SNRに対して、各データストリームに対する所要SNRを比較する手段;及び
    前記複数のデータレートが前記比較することの結果に基づいてサポートされるか否かを決定する手段
    を具備する装置。
  17. 前記データレートの複数のセットを評価する手段;及び
    前記複数のデータストリームに対して使用するために最小の受信SNRに関連付けられたレートセットを選択する手段
    をさらに具備する、請求項16の装置。
  18. 前記多元チャネル通信システムは、多元入力多元出力(以後、MIMOと呼ぶ)通信システムである、請求項16の装置を具備するシステム。
  19. 前記MIMOシステムは、直交周波数分割マルチプレキシング(以後、OFDMと呼ぶ)を実行する、請求項18のシステム。
  20. 前記装置は、送信機、及び複数の送信アンテナを備えた複数の送信チャネルを具備する、
    前記送信機は、
    別個のシンボルストリームを与えるために各データストリームを処理する手段;及び
    前記複数の送信アンテナを経由した送信に適した複数の変調された信号を与えるために、前記複数のデータストリームに対する複数のシンボルストリームを処理する手段をさらに具備する送信機である、請求項16の装置。
  21. 複数の送信アンテナを経由して送信される複数のデータストリームに対して複数のデータレートを動作上で決定するコントローラは、
    前記複数のデータレートのそれぞれに対して所要信号−対−ノイズ−及び−干渉比(以後、SNRと呼ぶ)を決定する前記手段、ここで、少なくとも2の前記データレートは等しくない;
    前記複数のデータストリームを再生するために、前記受信したデータストリームに対して決定される前記受信信号−対−ノイズ−及び−干渉比及び受信機において以前に再生されたデータストリームに基づいて前記複数のデータストリームのそれぞれに対する実効SNRを決定する手段;
    前記データストリームに対する前記実効SINRに対して、各データストリームに対する前記所要SNRを比較する前記手段;及び
    前記比較することの結果に基づいて、前記複数のデータレートがサポートされるか否かを決定する前記手段;
    を具備し、
    そしてここで、送信(以後、TXと呼ぶ)データプロセッサは、別個のシンボルストリームを与えるために決定されたデータレートにより各データストリームを処理する前記手段を具備する
    ;及び
    ここで、1又はそれより多くの送信機は、前記複数の送信アンテナを経由した送信に適した複数の変調された信号を与え、前記複数のデータストリームに対する複数のシンボルストリームを処理する前記手段を具備する、請求項20にしたがった装置。
  22. 前記コントローラは、複数のデータレートのセットを評価すること及び最小の受信SNRに関連付けられたレートセットを選択することにより前記複数のデータストリームに対する前記データレートをさらに動作上で決定する、請求項21の装置。
  23. 請求項16又は請求項21の装置を具備する基地局。
  24. 請求項16又は請求項21の装置を具備するワイアレス端末。
  25. 受信機ユニットをさらに具備し、前記受信機ユニットは、
    動作上で、複数のシンボルストリームを受信し、連続的な干渉削除プロセシングを使用して前記複数の受信したシンボルストリームを処理して、複数の送信されたデータストリームに対して複数の検出されたシンボルストリームを与える受信(以後、RXと呼ぶ)MIMOプロセッサ、ここで、前記検出されたデータストリームは前記連続的な干渉削除プロセシングの各ステージに対して1である;及び
    動作上で、各検出されたシンボルストリームを処理して、対応するデコードされたデータストリームを与えるRXデータプロセッサ、
    を具備し、そして
    ここで、前記複数の送信されたデータストリームに対するデータレートは、前記通信システムの動作状態の指標である受信信号−対−ノイズ−及び−干渉比(以後、SNRと呼ぶ)を決定し、受信したデータストリームに対して決定された受信SNR及び以前に再生したデータストリームに基づいて前記複数のデータストリームのそれぞれに対する実効SNRを決定し、そして前記実効SNRに基づいて各データストリームに対する前記データレートを決定する、ことにより決定される、そしてここで、少なくとも2のデータレートは等しくない、受信機ユニットである、請求項16の装置。
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