JP4861040B2 - 単方向dc−dcコンバータ - Google Patents

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Description

本発明は、入力された電力の電圧を、異なる電圧へ変換する単方向DC−DCコンバータに関するものである。
入力された電力の電圧を所望の電圧に変換して出力する単方向DC−DCコンバータは、ソフトスイッチング技術によりスイッチング損失を低減することで高効率化が可能である。これに伴い、スイッチング素子の駆動周波数を高周波化することで、インダクタやコンデンサなどの受動素子を小型化できる。
特許文献1には、ソフトスイッチング可能な単方向DC−DCコンバータが開示されている。主回路構成の概略は、直流電源に直接に主スイッチング素子を通した後、インダクタと負荷を直列接続し、前記直流電源と主スイッチング素子の直列回路に対して、補助スイッチング素子を含む補助共振回路を接続したものである。
また、非特許文献1には、インダクタにより、主スイッチング素子の電流変化率を抑制するゼロ電流スイッチング(ZCS)方式の単方向DC−DCコンバータが開示されている。
なお、双方向DC−DCコンバータにおけるソフトスイッチング可能な回路構成については、例えば、特許文献2等が知られている。
特開2005−318766号公報 弦田他「電気自動車用98.5%高効率チョッパ回路QRASの提案と実験」電学論D,125巻11号,2005年 特開2004−129393号公報
しかしながら、特許文献1の示した回路では、主スイッチング素子と補助主スイッチング素子の基準電位が異なるので、制御回路用として、2組の絶縁した電源が必要となり、複雑・高価となる。また、共振用インダクタに流れる電流が大きく、主インダクタの1/2以上に相当する大きさが必要で、寸法/重量が大きくなる。さらに、直流電源に、主スイッチング素子を直接直列接続しているため、電源電流は断続せざるを得ず、大容量化には向いていない。
本発明の目的は、制御回路用として、複数の絶縁電源を必要とせず、制御回路が簡単な単方向DC−DCコンバータを提供することである。
また、本発明の他の目的は、補助インダクタとして、比較的小容量のインダクタを採用でき、寸法/重量を軽減できる単方向DC−DCコンバータを提供することである。
さらに、本発明の他の目的は、電源電流を断続させることなく、大容量化が可能な単方向DC−DCコンバータを提供することである。
本発明はその一面において、直流電源から第1のインダクタに流れる電流を断続させる第1のスイッチング素子と、この第1のスイッチング素子に逆並列接続されたダイオードと、前記第1のスイッチング素子に並列接続されたスナバコンデンサと、前記第1のスイッチング素子をオン/オフさせ、そのデューティを制御する制御装置と、前記第1のスイッチング素子をオンする時点を含む短期間に、逆並列接続された前記ダイオードに電流を流す回路手段と、前記インダクタに蓄えたエネルギーを出力側へ放出するダイオードを備えた単方向DC−DCコンバータにおいて、前記回路手段は、前記第1のインダクタと磁気的に結合した第2のインダクタと、この第2のインダクタに蓄えたエネルギーを利用して、逆並列接続された前記ダイオードに電流を流す第2のスイッチング素子を備えたことを特徴とする。
本発明の望ましい実施態様においては、直流電源に接続した第1のインダクタと第1のスイッチング素子の直列接続体と、前記第1のスイッチング素子の両端間に接続された第2のインダクタと第2のスイッチング素子の直列接続体と、前記第1のスイッチング素子の両端間電圧を平滑して出力電圧を取り出す平滑回路と、前記第1のスイッチング素子をオンさせる直前に、前記第2のスイッチング素子をオンさせる手段を備える。
また、本発明の望ましい他の実施態様においては、直流電源に接続した第1のインダクタと第1のスイッチング素子の直列接続体と、前記第1のスイッチング素子の両端間に接続された第2のインダクタと第2のスイッチング素子の直列接続体と、前記第1のインダクタの両端間電圧を平滑して出力電圧を取り出す平滑回路と、前記第1のスイッチング素子をオンさせる直前に、前記第2のスイッチング素子をオンさせる手段を備える。
本発明は他の一面において、直流電源から第1のインダクタに流れる電流を断続させる第1のスイッチング素子と、この第1のスイッチング素子に逆並列接続されたダイオードと、前記第1のスイッチング素子に並列接続されたスナバコンデンサと、前記第1のスイッチング素子をオン/オフさせ、そのデューティを制御する制御装置と、前記第1のスイッチング素子をオンする時点を含む短期間に、逆並列接続された前記ダイオードに電流を流す回路手段と、前記インダクタに蓄えたエネルギーを出力側へ放出するダイオードを備えたDC−DCコンバータにおいて、前記回路手段は、直流電源から前記第1のインダクタおよび前記第1のスイッチング素子に流れる電流路内に挿入された第2のインダクタと、この第2のインダクタに蓄えたエネルギーを利用して、逆並列接続された前記ダイオードに電流を流す第2のスイッチング素子を備えたことを特徴とする。
本発明の望ましい実施態様においては、直流電源に接続した第1,第2のインダクタと第1のスイッチング素子の直列接続体と、前記第2のインダクタの両端間に接続されたコンデンサと第2のスイッチング素子の直列接続体と、前記第2のスイッチング素子に逆並列接続されたダイオードと、前記第2のスイッチング素子の両端間に接続されたスナバコンデンサと、前記第2のインダクタと前記第1のスイッチング素子の直列回路の両端間電圧を平滑して出力電圧を取り出す平滑回路と、前記第1のスイッチング素子をオンさせる直前に、前記第2のスイッチング素子をオフさせる手段を備える。
本発明の望ましい実施態様によれば、制御回路用として、複数の絶縁電源を必要とせず、制御回路が簡単な単方向DC−DCコンバータを提供することができる。
また、本発明の望ましい実施態様によれば、補助インダクタとして、比較的小容量のインダクタを採用でき、寸法/重量を軽減できる単方向DC−DCコンバータを提供することができる。
さらに、本発明の望ましい実施態様によれば、電源電流を断続させることなく、大容量化が可能な単方向DC−DCコンバータを提供することができる。
本発明によるその他の目的と特徴は、以下に述べる実施形態の中で明らかにする。
(第1の実施形態)
まず、図1,図2を用いて本発明の第1の実施形態について説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態による単方向DC−DCコンバータの主回路構成図である。本実施形態は、入力電圧より高い電圧を出力する昇圧動作と、入力電圧より低い電圧を出力する降圧動作の両方の動作を可能にした昇降圧形の単方向DC−DCコンバータである。
図1の主回路構成を説明すると、直流電源は、商用交流電源1と、インダクタ3及びコンデンサ4で構成されたフィルタ回路、整流回路2、並びに高周波フィルタ5から構成されている。すなわち、商用交流電源1の交流電圧は、インダクタ3及びコンデンサ4で構成されたフィルタ回路を介し、整流回路2で全波整流され、インダクタとコンデンサで構成される高周波フィルタ5によって滑らかな直流電圧に変換される。
高周波フィルタ5のコンデンサの両端a―b点間の直流電源には、主(第1の)インダクタ108aと主(第1の)スイッチング素子であるIGBT101の直列回路が接続されている。この主IGBT101には逆並列にダイオード102が接続され、更に並列に、スナバコンデンサ103が接続されている。出力電圧を取り出すために、主IGBT101の両端c−b間には、コンデンサ106とインダクタ109の直列回路が接続され、このインダクタ109の両端d−b間には、ダイオード107とコンデンサ110の直列回路が接続されている。このコンデンサ110の両端が、単方向DC−DCコンバータの出力端子であり、負荷112が接続されている。
以上は、一般的な単方向DC−DCコンバータの一構成であり、これに、本発明によるゼロ電圧ゼロ電流スイッチング(ZVZCS)回路を付加している。
すなわち、主(第1の)スイッチング素子であるIGBT101の両端c−b間に、
補助(第2の)インダクタ108b、ダイオード111、並びに補助(第2の)スイッチング素子であるIGBT104の直列回路が接続されている。この補助IGBT104にも逆並列にダイオード105が接続されている。さらに、補助(第2の)インダクタ108bは、主(第1の)インダクタ108aと磁気的に結合している。
図2は、本発明の第1の実施形態の動作を説明する各部の電圧電流波形図である。この図を参照しながら、第1の実施形態の動作を説明する。まず、時刻t0以前においては、主IGBT101および補助IGBT104のゲートに駆動信号が印加されておらず、両IGBTはオフ状態である。時刻t0において、補助IGBT104の駆動信号をオンすると、スナバコンデンサ103に充電されていた電荷は、スナバコンデンサ103→補助インダクタ108b→ダイオード111→補助IGBT104→スナバコンデンサ103のループで放電され、電荷が引き抜かれる。このとき流れる電流は、補助インダクタ108bの漏れインダクタンスにより、di/dtが緩やかなZCSとなり、補助IGBT104のターンオン損失を低減できる。一方、補助IGBT104のターンオンにより、補助インダクタ108bに蓄えられたエネルギーが、インダクタ108b→ダイオード111→補助IGBT104→ダイオード102→インダクタ108bのループで電流Is(すなわち−Im)を流す。このため、その直後の時刻t1で、主IGBT101に駆動信号を印加すれば、ダイオード102が通電している期間に主IGBT101をオンすることとなる。すなわち、主IGBT101は、ゼロ電圧スイッチング(以下、ZVSと呼ぶ)、ゼロ電流スイッチング(以下、ZCSと呼ぶ)が可能となる。したがって、主IGBT101のオンに伴うスイッチング損失が発生しなくなる。
次に、時刻t2で、主IGBT101に電流が流れ初め、時刻t3では、インダクタ108b→ダイオード111→補助IGBT104→ダイオード102→インダクタ108bのループの電流は流れなくなる。一方、直流電源の正極a→インダクタ108a→主IGBT101→直流電源の負極bに電流が流れるとともに、コンデンサ106→インダクタ109に電流が流れる。
時刻t4で、主IGBT101および補助IGBT104のゲート駆動信号をオフする。まず、主IGBT101の電流が遮断されると、時刻t4からt5にかけて、直流電源からインダクタ108a、スナバコンデンサ103に電流が流れ、主IGBT101のコレクタ−エミッタ間電圧は、スナバコンデンサ103の容量と遮断電流値で決まるdv/dtにより上昇する。つまり、スナバコンデンサ103により、主IGBT101のコレクタ−エミッタ間電圧のdv/dtを緩やかにすることで、ZVSを可能にし、ターンオフ損失を低減することができる。一方、補助IGBT104には、時点t3以降、電流が流れていないため、時点t4でのターンオフに際してターンオフ損失は発生しない。主インダクタ108aに蓄えられたエネルギーは、コンデンサ106、ダイオード107を介してコンデンサ110に充電され、インダクタ109に蓄えられたエネルギーも、ダイオード107を介してコンデンサ110に充電される。
その後、時刻t6で補助IGBT104をオンすると、スナバコンデンサ103に充電された電荷は、スナバコンデンサ103→補助インダクタ108b→ダイオード111→補助IGBT104→スナバコンデンサ103のループで電流が流れ、電荷が引き抜かれる。このとき流れる電流は、補助インダクタ108bの漏れインダクタンスにより、di/dtが緩やかなZCSとなり、ターンオン損失を低減できる。ここで、時点t6からt1までの時間差をΔtとすると、補助IGBT104を、主IGBT101よりΔtだけ早めにオンさせることで、スナバコンデンサ103の電荷を引き抜き、主IGBT101に流れる突入電流を抑制している。この時間差Δtの最適値は、主IGBT101のコレクタ−エミッタ間電圧がゼロVとなった瞬間に、主IGBT101をオンするタイミングが最も効率が良くなる。
図3は、主IGBT101の導通比に対する昇降圧比の関係を示すグラフである。ここで、入力電圧と出力電圧の比を昇降圧比と呼ぶこととする。昇降圧比が1.0未満である場合は降圧動作、1.0を超える場合は昇圧動作である。図3のように、主IGBT101の導通比0.5において、昇降圧比は1.0となり、導通比0.5未満とすることで降圧動作が、導通比0.5超とすることで昇圧動作が可能となる。
また、ダイオード111は、補助IGBT104が逆耐圧阻止型であれば省略することも可能である。
このように、本実施形態は、次のように構成されている。まず、直流電源(1〜5)から第1のインダクタ108aに流れる電流を断続させる第1のスイッチング素子101と、この第1のスイッチング素子101に逆並列にダイオード102、並列にスナバコンデンサ103を接続している。この第1のスイッチング素子101をオン/オフさせ、そのデューティを制御する制御装置(図示せず)を備えている。次に、第1のスイッチング素子101をオンする時点を含む短期間(t0〜t2)に、逆並列接続された前記ダイオード102に電流を流す回路手段(104,108b,111)を備えている。さらに、前記インダクタ108aに蓄えたエネルギーを出力側へ放出するダイオード107を備えた単方向DC−DCコンバータを前提としている。ここで、第1のインダクタ108aと磁気結合した第2のインダクタ108bと、このインダクタ108bに蓄えたエネルギーを利用して、逆並列ダイオード102に電流を流す第2のスイッチング素子104を備えた単方向DC−DCコンバータである。
本実施形態によれば、補助インダクタ、補助IGBT104、ダイオード111、およびスナバコンデンサ103で構成される補助共振回路を備えることで、ZVS,ZCSターンオン,ZVSターンオフが可能となり、損失を大幅に低減できる。また、スイッチング損失が大幅に低減できることから高周波化が可能となり、インダクタおよびコンデンサの小型化およびコスト低減が可能となる。さらに、主IGBT101の導通比のコントロールにより、降圧から昇圧まで出力が可能となる。
(第2の実施形態)
図4は、本発明の第2の実施形態による単方向DC−DCコンバータの主回路構成図である。本実施形態も、昇降圧形ソフトスイッチング単方向DC−DCコンバータである。図4において、図1と同一の構成要素には同一符号を付し、重複説明は避ける。
本実施形態が第1の実施形態と異なる点は、主スイッチング素子であるIGBT101の両端c−bからの出力電圧の取り出し方であり、図1のダイオード107と第3のインダクタ109の接続位置を入れ替えた構成である。主IGBT101の両端c−b間に、コンデンサ106とダイオード401の直列回路を接続し、このダイオード401の両端d−b間に、第3のインダクタ402とコンデンサ110の直列回路を接続している。このコンデンサ110の両端が、単方向DC−DCコンバータの出力端子であり、負荷112を接続している。
次に、動作について説明するが、電圧電流波形図は図2と全く同一である。すなわち、ダイオード102に電流が流れている期間に主IGBT101をオンすることで、ゼロ電圧スイッチング(以下、ZVSと呼ぶ)、ゼロ電流スイッチング(以下、ZCSと呼ぶ)が可能となり、ターンオンスイッチング損失が発生しなくなる。また、主IGBT101のオフ時には、スナバコンデンサ103により、主IGBT101のコレクタ,エミッタ間電圧のdv/dtを緩やかにすることでZVSを可能にし、ターンオフ損失を低減することができる。一方、補助IGBT104のオフに際しては、補助IGBT104に電流が流れていないため、ターンオフ損失は発生しない。
図1と異なる点は、インダクタ108aに蓄えられたエネルギーが、コンデンサ106に充電するようにダイオード401を介して電流が流れることである。第3のインダクタ402に蓄えられたエネルギーは、ダイオード401を介してコンデンサ110に充電される。このときの充電されるエネルギーは、入力電圧とは正負逆転した電圧を発生する。つまりb点が高電位側となる。
主IGBT101の導通比と昇降圧比の関係は、第1の実施形態と同様、図3のようなる。
(第3の実施形態)
図5は、本発明の第3の実施形態による単方向DC−DCコンバータの主回路構成図であり、本実施形態も昇降圧形のソフトスイッチング単方向DC−DCコンバータである。図5において、図1および図4と同一の構成要素には同一符号を付し、重複説明は避ける。
図5の主回路構成を説明すると、直流電源a−b端子間に、主IGBT501と主インダクタ507aの直列回路が接続され、主IGBT501と逆並列にダイオード502、並列にスナバコンデンサ503が接続されている。主インダクタ507aの両端e−b間にはコンデンサ106とダイオード508の直列回路が接続され、このダイオード508の両端d−b間には、第3のインダクタ509とコンデンサ110の直列回路が接続されている。このコンデンサ110の両端が、単方向DC−DCコンバータの出力端子であり、負荷112が接続されている。
主IGBT501の両端a−e間には、ダイオード506、補助IGBT504、および補助(第2の)インダクタ507bの直列回路が接続されている。また、補助IGBT504と逆並列にダイオード505が接続されている。
次に、動作について説明するが、電圧電流波形図は図2と全く同一となるので、図2を参照しながら説明する。まず初めに、主IGBT501および補助IGBT504がオフ状態の時を説明する。主IGBT501および補助IGBT504のゲートに駆動信号が印加されていないため主IGBT501および補助IGBT504がオフ状態となり電流は流れない。次に時刻t1からt6までの動作を説明する。時刻t1で主IGBT501に駆動信号が印加されるが、インダクタ507bの蓄えられたエネルギーにより、インダクタ507b,ダイオード502,ダイオード506,補助IGBT504のループに電流Is(−Im)が流れている。このため、主IGBT501には電流は流れていない。つまり、ダイオード502に電流が流れている期間に主IGBT501をオンすることで、ZVS、ZCSが可能となりスイッチング損失が発生しなくなる。次に、時刻t2で主IGBT501に電流が流れ初め、時刻t3では、インダクタ507b,ダイオード502、ダイオード111,補助IGBT504に電流は流れなくなる。一方、インダクタ507a、主IGBT501に電流が流れるとともに、コンデンサ106、インダクタ509に電流が流れる。時刻t4で、主IGBT501および補助IGBT504をオフすると、主IGBT501の電流が遮断され、時刻t4からt5に掛けて、電源からインダクタ507a、スナバコンデンサ503に電流が流れる。ここで、主IGBT501のコレクタ,エミッタ間電圧は、スナバコンデンサ503の容量と遮断電流値で決まるdv/dtにより上昇する。つまり、スナバコンデンサ503により、主IGBT501のコレクタ,エミッタ間電圧のdv/dtを緩やかにすることでZVSを可能にし、ターンオフ損失を低減することができる。一方、補助IGBT504には電流が流れていないためターンオフ損失が発生しない。インダクタ507aに蓄えられたエネルギーは、コンデンサ106に充電するようにダイオード508を介して電流が流れる。インダクタ509に蓄えられたエネルギーはコンデンサ110、ダイオード508に電流が流れ充電される。時刻t6で補助IGBT504をオンすると、スナバコンデンサ503に充電されている電荷は、インダクタ508b、スナバコンデンサ503、ダイオード506,補助IGBT504,インダクタ507bのループに電流を流し、電荷が引き抜かれる。このとき流れる電流は、インダクタ507bの漏れインダクタンスによりdi/dtが緩やかになりZCSとなりターンオン損失を低減できる。ここで、t6からt1までの時間差をΔtとすると、補助IGBT504を主IGBT501よりΔtだけ早めにオンさせることでスナバコンデンサ503の電荷を引き抜き、主IGBT501に流れる突入電流を抑制している。このΔtの最適値は、主IGBT501のコレクタ,エミッタ間電圧がゼロVとなった瞬間に主IGBT501をオンするタイミングとすれば、最も効率が良くなる。
主IGBT501の導通比と昇降圧比の関係は、第1の実施形態と同じく図3となる。
以上説明したように、本実施形態によれば、IGBT,ダイオード,スナバコンデンサ、およびインダクタで構成される補助共振回路を備えることで、ZVS,ZCSターンオン,ZVSターンオフが可能となり、損失を大幅に低減できる。さらに、スイッチング損失を大幅に低減できることから高周波化が可能となり、インダクタおよびコンデンサの小型化およびコスト低減が可能となる。また、主IGBT501の導通比をコントロールすることにより、高精度な昇降圧動作が可能である。
(第4の実施形態)
図6は、本発明の第4の実施形態による単方向DC−DCコンバータの主回路構成図であり、本実施形態も、昇降圧形ソフトスイッチング単方向DC−DCコンバータである。図6において、図1、図4および図5と同一の構成要素には同じ符号を付し、重複説明は避ける。
図6の構成を説明する。図6において図1と異なっている点はインダクタ601を3巻線の結合型インダクタとした点である。
図7は、本発明の第4の実施形態の動作を説明する各部の電圧電流波形図である。
動作は、第1の実施形態と同様であり、異なる点は、インダクタ601cがインダクタ601aと結合しているため、コンデンサ106に充電されている電圧とは逆向きの電圧をインダクタ601cに発生している。このため、インダクタ601cに印加される電圧が減少し、図7に示すように、流れる電流Icoilの電流変化(di/dt)が小さくなる。これより、インダクタ601a〜601cのコア内部の磁束変化が小さくなり、コアでの損失が低減される。
以上のように本実施形態によれば、インダクタを1つのコアに巻いて構成したことで、コア内部の磁束変化を抑制でき、コア損失を大幅に低減できる。また、電流変化も少なくなることから、インダクタの巻線自体の損失も低減できる。さらに、巻線をリッツ線等の効果な線材を使わず単線を使えることから、コスト低減にも効果がある。
(第5の実施形態)
図8は、本発明の第5の実施形態による単方向DC−DCコンバータの主回路構成図であり、本実施形態も、昇降圧形のソフトスイッチングDC−DCコンバータである。図8において、図1〜図7と同一の構成要素には同一符号を付し、重複説明は避ける。
図8の主回路構成を説明する。この実施形態では、第1の実施形態と同様に、直流電源端子a−b間に、第1のインダクタ808に流れる電流を断続させる第1のスイッチング素子101を備えている。また、この第1のスイッチング素子101に逆並列接続されたダイオード102と、前記第1のスイッチング素子101に並列接続されたスナバコンデンサ103を備えている点も同じである。さらに、前記第1のスイッチング素子をオン/オフさせ、そのデューティを制御する制御装置と、前記インダクタ808に蓄えたエネルギーを出力側へ放出するダイオード107を備えた点も同じである。
ここで、前記第1のスイッチング素子101をオンする時点を含む短期間に、逆並列接続された前記ダイオード102に電流を流す回路手段の構成が異なる。すなわち、前記回路手段は、直流電源から第1のインダクタ808および第1のスイッチング素子101に流れる電流路内に挿入された第2のインダクタ809を備えている。また、この第2のインダクタ809に蓄えたエネルギーを利用して、逆並列接続された前記ダイオード102に電流を流す第2のスイッチング素子804を備えている。具体的には、第2のインダクタ809の両端間に、コンデンサ810と補助(第2の)スイッチング素子804の直列回路を接続している。この補助スイッチング素子804には、逆並列にダイオード805、並列にスナバコンデンサ806が接続されている。
図9は、本発明の第5の実施形態の動作を説明する各部の電圧電流波形図であり、この図を参照しながら、動作を説明する。主IGBT101,補助IGBT804がオフ状態での動作は前述の第1の実施形態と同様である。時刻t1で主IGBT101に駆動信号が印加されるが、主インダクタ809に蓄えられたエネルギーにより、主インダクタ809,コンデンサ106,ダイオード807、コンデンサ110、ダイオード102のループに電流−Imが流れているため、主IGBT101には電流は流れていない。これにより、ZVS、ZCSターンオンが実現できる。次に、時刻t2でインダクタ809のエネルギーがなくなると、主IGBT101が導通し、直流電源から、主インダクタ808、補助インダクタ809、および主IGBT101の直列回路に電流が流れる。同時に、インダクタ109→コンデンサ106→補助インダクタ809→主IGBT101→インダクタ109のループに電流が流れる。時刻t3で主IGBT101を遮断すると、直流電源からの電流は、主インダクタ808、補助インダクタ809、スナバコンデンサ103の経路で流れる。また、コンデンサ106、補助インダクタ809、スナバコンデンサ103、インダクタ109の経路に電流が流れ、主IGBT101のコレクタ,エミッタ間電圧はスナバコンデンサ103の容量と遮断電流値で決まるdv/dtにより上昇する。つまり、スナバコンデンサ103により、主IGBT101のコレクタ,エミッタ間電圧のdv/dtを緩やかにすることでZVSを可能にし、ターンオフ損失を低減することができる。また、補助インダクタ809に蓄えられたエネルギーが、ダイオード805、コンデンサ810の経路に流れる。さらに、主インダクタ808に蓄えられたエネルギーは、コンデンサ106、ダイオード107、コンデンサ110の経路と、インダクタ109、ダイオード107の経路に電流が流れ、負荷112にエネルギーを供給する。次に、時刻t4で補助IGBT804にオン信号を印加するが、ダイオード805の導通期間であるため、補助IGBT804には電流が流れない。つまり、ZVS、ZCSターンオンが実現できることとなる。時刻t5で、補助インダクタ809のエネルギーがなくなり、コンデンサ810、補助IGBT804、補助インダクタ809に電流が流れる。次に、時刻t6で補助IGBT804を遮断すると、コンデンサ810、コンデンサ806、補助インダクタ809の経路に電流が流れ、補助IGBT804の両端電圧はスナバコンデンサ806の容量と遮断電流値で決まるdv/dtにより上昇する。つまり、スナバコンデンサ806により補助IGBT804のコレクタ,エミッタ間電圧のdv/dtを緩やかにすることで、ZVSを可能にしターンオフ損失を低減することができる。
以上説明したように本実施形態によれば、IGBT,コンデンサ、インダクタで構成される補助共振回路を備えることで、ZVS,ZCSターンオン,ZVSターンオフが可能となり損失を大幅に低減できる。さらに、スイッチング損失を大幅に低減できることから高周波化が可能となり、インダクタおよびコンデンサの小型化およびコスト低減が可能となる。また、主IGBT101の導通比をコントロールすることにより、高精度な昇降圧動作が可能である。
(第6の実施形態)
図10は、本発明の第6の実施形態による単方向DC−DCコンバータの主回路構成図であり、本実施形態も昇降圧形のソフトスイッチング単方向DC−DCコンバータである。図10において、図8までと同一の構成要素には同一符号を付し、重複説明は避ける。
図10の主回路構成を説明すると、第1の実施形態と異なる点は、主インダクタ108a、補助インダクタ108bを、フライバックトランス(インダクタ)1001a〜1001cとしたことである。また、フライバックトランスの2次巻線1001bには、平滑回路としてのダイオード107とコンデンサ110を介して、負荷112を接続している。
ソフトスイッチング動作については、第1の実施形態と同様である。動作の異なっている点としては、フライバックトランス(インダクタ)によるエネルギーの伝達である。エネルギーの伝達方法について説明する。主IGBT101がオンすると、電流はフライバックトランス1001の1次巻線1001a、主IGBT101の経路と、インダクタ109、コンデンサ106、主IGBT101の経路に電流が流れる。この主IGBT101がオンしている期間にフライバックトランス1001aに流れる電流によりコアが磁化され、エネルギーが蓄えられる。次に、主IGBT101がオフすると、フライバックトランス1001に蓄えられたエネルギーが2次巻線1001bへと放出され、平滑用のダイオード107、コンデンサ110へと充電される。
以上のように本実施形態によれば、主、補助インダクタとしてフライバックトランスを用いることで、その1次、2次巻数比を変えることにより大幅な昇降圧比を実現できる。
(第7の実施形態)
図11は、本発明の第7の実施形態による単方向DC−DCコンバータの主回路構成図であり、本実施形態も昇降圧形のソフトスイッチング単方向DC−DCコンバータである。図11において、図10までと同一の構成要素には同一符号を付し、重複説明は避ける。
図11の主回路構成を説明すると、第1の実施形態と異なる点は、主インダクタ109をフライバックトランス(インダクタ)1102とし、フライバックトランス1102の2次巻線側には、平滑回路としてのダイオード107とコンデンサ110を介して、負荷112を接続した点である。
動作について説明する。ソフトスイッチング動作については第1の実施形態と同様である。動作の異なっている点としては、フライバックトランス1102によるエネルギーの伝達である。エネルギーの伝達方法について説明する。主IGBT101がオンすると、電流は、主インダクタ1101a、主IGBT101の経路と、フライバックトランス1102の1次巻線、コンデンサ106、主IGBT101の経路に電流が流れる。この主IGBT101がオンしている期間に、フライバックトランス1102の1次巻線に流れる電流によりコアが磁化され、エネルギーが蓄えられる。次に、主IGBT101がオフすると、フライバックトランス1102に蓄えられたエネルギーが2次巻線へと放出され、平滑用のダイオード107、コンデンサ110へと充電される。
以上のように本実施形態によれば、フライバックトランスを用いることで、1次、2次巻数比を変えることによって大幅な昇降圧比を実現できる。
(第8の実施形態)
図12は、本発明の第8の実施形態による単方向DC−DCコンバータの主回路構成図であり、本実施形態も昇降圧形のソフトスイッチング単方向DC−DCコンバータである。図12において、図11までと同一の構成要素には同一符号を付し、重複説明は避ける。
図12の主回路構成を説明すると、第1の実施形態と異なる点は、主インダクタ108と補助インダクタ109を夫々フライバックトランス1001および1102とした点である。各フライバックトランスの2次側の整流回路は、第6〜7の実施形態と同様である。
ソフトスイッチング動作については第1の実施形態と同様であり、フライバックトランスの動作としては、第6〜7の実施形態と同様である。
以上のように本実施形態によれば、1つの主スイッチング素子で2つのフライバックトランスを駆動することができ、夫々異なった電圧を供給することが可能になる。また、補助スイッチング素子、ダイオード、コンデンサで構成される補助共振回路によりソフトスイッチングが可能となり低損失、低ノイズに効果がある。
(第9の実施形態)
図13は、本発明の第9の実施形態による単方向DC−DCコンバータの主回路構成図であり、本実施形態も昇降圧形のソフトスイッチング単方向DC−DCコンバータである。図13において、図12までと同一の構成要素には同一符号を付し、重複説明は避ける。
図12の実施形態と異なる点は、フライバックトランス1102をフォワードトランス1301に置き換えた点である。動作については、図12の実施形態と同様である。異なる点としては、フォワードトランス1301のエネルギー伝達方法である。フォワードトランスのエネルギー伝達方法について説明する。主IGBT101がオンすると電源からフライバックトランス1001の一次巻線1001a、主IGBT101の経路と、フォワードトランス1301の一次巻線、コンデンサ106、主IGBT101の経路に電流が流れる。このときフォワードトランス1301は2次巻線に巻数比で決まる電圧が発生する。この発生電圧がダイオード1302、インダクタ1304、コンデンサ1305に流れ、充電される。次に主IGBT101をオフするとフォワードトランス1301の一次巻線に電流が流れていないため、二次巻線には電圧が発生しない。これによりダイオード1302はオフとなる。インダクタ1304の蓄積エネルギーによりインダクタ1304、コンデンサ1305、ダイオード1303に電流が流れ、インダクタ1304のエネルギーがコンデンサ1305に放出される。
(第10の実施形態)
図14は、本発明の第10の実施形態による単方向DC−DCコンバータの主回路構成図であり、フォワードトランスとフライバックトランスを使ったソフトスイッチング単方向DC−DCコンバータを示している。図14において、図13と同一の構成要素には同じ符号を付し、重複説明は避ける。
図13の実施形態と異なる点は、フライバックトランス1001をフォワードトランス1401とし、フォワードトランス1301をフライバックトランス1102とした点である。動作については第8〜第9の実施形態と同様である。
(第11の実施形態)
図15は、本発明の第11の実施形態による単方向DC−DCコンバータの主回路構成図であり、フォワードトランスを使ったソフトスイッチング単方向DC−DCコンバータを示している。図15において、図14と同一の構成要素には同じ符号が付してある。
第10の実施形態と異なる点は、フライバックトランス1102をフォワードトランス1301とした点である。動作については第10の実施形態と同様である。
(第12の実施形態)
図16は、本発明の第12の実施形態による単方向DC−DCコンバータの主回路構成図であり、フライバックトランスを使ったソフトスイッチングDC−DCコンバータを示している。図16において、図8と同一の構成要素には同じ符号が付してある。
図8の実施形態と異なる点は、主インダクタ808をフライバックトランス1601とした点である。動作については、図8の実施形態のソフトスイッチング動作および図10の実施形態のフライバックトランスの動作と同様である。
(第13の実施形態)
図17は、本発明の第13の実施形態による単方向DC−DCコンバータの主回路構成図であり、フライバックトランスを使ったソフトスイッチングDC−DCコンバータを示している。図17において、図8および図16と同一の構成要素には同じ符号が付してある。
図8の実施形態と異なる点は、インダクタ109をフライバックトランス1102とした点である。動作については、図8の実施形態のソフトスイッチング動作および図11の実施形態のフライバックトランス1102の動作と同様である。
(第14の実施形態)
図18は、本発明の第14の実施形態による単方向DC−DCコンバータの主回路構成図であり、フライバックトランス1102を使ったソフトスイッチングDC−DCコンバータを示している。図18において、図16及び図17と同一の構成要素には同じ符号が付してある。
図17の実施形態と異なる点は、主インダクタ808をフライバックトランス1601とした点である。動作については、図8の実施形態のソフトスイッチング動作および図12の実施形態のフライバックトランスの動作と同様である。
(第15の実施形態)
図19は、本発明の第15の実施形態による単方向DC−DCコンバータの主回路構成図であり、フライバックトランス1102とフォワードトランス1301を使ったソフトスイッチングDC−DCコンバータを示している。図19において、図18と同一の構成要素には同じ符号が付してある。
図18の実施形態と異なる点は、フライバックトランス1102をフォワードトランス1301とした点である。動作については、図8の実施形態のソフトスイッチング動作および図13の実施形態のフライバックトランス1001およびフォワードトランス1301の動作と同様である。
(第16の実施形態)
図20は、本発明の第16の実施形態による単方向DC−DCコンバータの主回路構成図であり、フライバックトランス1001とフォワードトランス1301を使い、夫々のトランスの出力が同一の負荷1203に接続されているソフトスイッチング単方向DC−DCコンバータを示している。図20において、図13と同一の構成要素には同じ符号を付してある。
第9の実施形態(図13)と異なる点は、フォワードトランス1301の二次側のダイオード1302、インダクタ1304、ダイオード1303で構成される平滑回路の出力をコンデンサ110に接続した点である。動作については第9の実施形態の動作と同様である。
(第17の実施形態)
図21は、本発明の第17の実施形態による単方向DC−DCコンバータの主回路構成図であり、フライバックトランス1601とフォワードトランス1301を使い、夫々のトランスの出力が同一の負荷112に接続されているソフトスイッチング単方向DC−DCコンバータを示している。図21において、図19と同一の構成要素には同じ符号を付してある。
第15の実施形態(図19)と異なる点は、フォワードトランス1301の二次側の出力をコンデンサ110に接続した点である。動作については第15の実施形態の動作と同様である。
図22は、本発明の実施形態に採用できるインダクタ構造例図である。このインダクタは、第1〜4の実施形態におけるインダクタ108として好適な構造である。
インダクタの巻構造としては、インダクタコア2200に一次巻線2201が巻回され、その1次巻線上に3次巻線2203が巻回され、さらに3次巻線上に2次巻線2202が巻回されt構造となっている。一次巻線2201は、インダクタ108aに、二次巻線2202はインダクタ108bに、三次巻線はインダクタ108cに対応している。
このような構造とすることで、同一コアに巻線を巻くことが可能で、小型化できる。
図23、図24は、図22の変形例を示している。図23は、一次巻線2201と三次巻線2203を交互になるように巻回し、その一次巻線2201と三次巻線2203上に二次巻線2202を巻回した構造となっている。
一方、図24は、一次巻線2201と二次巻線2202、三次巻線2203を並べて巻回した構造となっている。
このように、巻線同士を近くに配置することで巻線同士の磁気結合が増大し、漏れインダクタンスが減少する。これにより、漏洩磁界が低減され、コア損失、回路のスイッチング損失、放射ノイズ等を大幅に低減することができる。
ここでは、インダクタ108について巻構造を説明したが、フライバックトランス1001や1102、フォワードトランス1301、1401などにも同様の巻構造を適用可能である。
図25は、本発明の実施形態に採用できるトランス構造例図である。このトランスは、第8〜11の実施形態、第14〜17の実施形態におけるトランス1001、1102、1301、1401、1601として採用できる構造である。
トランスの巻構造としては、トロイダルコア2500に、第1のフライバックトランスの一次巻線2511、二次巻線2512、三次巻線2513と、第2のフライバックトランスの一次巻線2521、二次巻線2522が同一コアに巻きまわしてある構造である。第1のフライバックトランスの一次巻線2511は、インダクタ1101aに、二次巻線2512はインダクタ1101bに、第2のフライバックトランスの一次巻線2521はトランス1102の一次巻線に、二次巻線2522はトランス1102の二次巻線に対応している。
このような巻構造の採用により同一コアに巻線を巻くことができ、小型化できる。
ここでは、トランス1101について巻構造を説明したが、フライバックトランス1001や1102、フォワードトランス1301、1401などにも同様の巻構造を適用可能である。
図26は、本発明の実施形態に採用できる他のトランス構造例図である。このトランスは、第8〜11の実施形態、第14〜17の実施形態におけるトランス1001、1102,1301、1401、並びに1601として採用できる構造である。
トランスの巻構造としては、EI(イーアイ)コア2600に、第1のフライバックトランスの一次巻線2611、二次巻線2612、三次巻線2613と、第2のフライバックトランスの一次巻線2621、二次巻線2622が同一コアに巻きまわしてある。第1のフライバックトランスの一次巻線2611はトランス1101aに、二次巻線2612はトランス1101bに、第2のフライバックトランスの一次巻線2621はトランス1102の一次巻線に、二次巻線2622はトランス1102の二次巻線に対応している。
このような巻構造の採用により同一コアに巻線を巻くことができ、小型化できる。
ここではトランス1101について巻構造を説明したが、フライバックトランス1001や1102、フォワードトランス1301、1401などにも同様の巻構造を適用可能である。
図27は、本発明による単方向DC−DCコンバータから給電できる負荷の実施形態を示す回路図である。本実施形態では、誘導加熱装置のインバータ回路を示している。
コンバータの出力端子2701、2702間に、主IGBT2703と補助IGBT2704の直列回路が接続されている。それぞれのIGBTには、逆並列にダイオード2705,2706が接続され、さらに、並列にスナバコンデンサ2707,2708がそれぞれ、接続されている。そして、補助IGBT2704と並列に、加熱コイル2709と共振コンデンサ2710の直列回路が接続されている。
図28は、本発明による単方向DC−DCコンバータを採用できる誘導加熱装置の構成例図である。
誘導熱装置の筐体2800上にトッププレート2801があり、筐体2800内に、インバータおよびコンバータ基板2802、共振コンデンサ基板2803、さらにその上に、インバータおよびコンバータ基板2804が搭載された構成である。
(第18の実施形態)
図29は、本発明の第18の実施形態による単方向DC−DCコンバータの主回路構成図であり、これも昇降圧形のソフトスイッチング単方向DC−DCコンバータである。図29において、図1と同一の構成要素には同じ符号を付している。
第1の実施形態と異なる点は、補助インダクタ108bから、追加したインダクタ2901を介して、ダイオード111と補助IGBT104の直列回路に接続される点である。
動作は、第1の実施形態と同様に説明できる。本実施形態の特徴としては、補助インダクタ108bのインダクタンス値によらず、追加インダクタ2901のインダクタンス値を個別に設定できることである。第1の実施形態では、補助インダクタ108bのインダクタンス値を大きくするには、インダクタ108の巻数比を増大する必要がある。しかし、巻数比を増大すると、補助IGBT104の耐圧を高くする必要がある。そこで、インダクタ108の巻数比によらず、任意の値の追加インダクタ2901によって、補助IGBT104の耐圧を高くせずに、電流Isの変化率di/dtを任意にコントロールすることができ、ノイズが少ない安定した動作が可能になる。
(第19の実施形態)
図30は、本発明の第19の実施形態による単方向DC−DCコンバータの主回路構成図である。図30において、図1と同一の構成要素には同一符号を付している。
この実施形態が、第1の実施形態と異なる点は、主インダクタ108とは独立に、結合インダクタ3001を設け、補助インダクタ3001bと、第3のインダクタ3001cとした点である。
動作および効果については、第1の実施形態と全く同様に説明できる。
(第20の実施形態)
図31は、本発明の第20の実施形態による単方向DC−DCコンバータの主回路構成図である。図31において図1と同一の構成要素には同一の符号が付してある。
本実施形態が第1の実施形態と異なる点は、スナバコンデンサ103がインダクタ108aの両端に接続され、補助スイッチング素子のIGBT104のエミッタ端子がa点に接続されている点である。
動作および効果については、第1の実施形態と同様に説明できる。本実施形態では、補助IGBT104のコレクタ、エミッタ間電圧Vsを低下できる。補助IGBT104のコレクタ−エミッタ間に印加される電圧Vsは、コンバータの出力電圧と主インダクタと補助インダクタの巻数比によって発生する電圧の和となる。このため、補助IGBT104の素子耐圧を低下することができ、より低損失のコンバータが実現可能になる。
図32は、本発明による単方向DC−DCコンバータにおける結合インダクタの結合度とDC−DCコンバータの変換効率の関係を示すグラフである。実験結果によれば、図32に示すように、インダクタの結合度は0.2〜0.9の間に設定することで、変換効率90%以上を達成することが可能である。そのメカニズムは、インダクタの結合度が疎結合になることで、2次側に形成される漏れインダクタンスが大きくなる。漏れインダクタンスL1は(1)式により決定される。
L1=L×(1−k)…………………………………………………………………(1)
ここで、Lは2次側インダクタンス値、kは結合度である。また、この結合度kは、(2)式で決定される。
k=√(L−L’)/L………………………………………………………………(2)
ここで、L’は、1次側短絡時の2次側インダクタンス値である。
上記計算式より、結合度kを小さくすることで、漏れインダクタンスが大きくなり、2次側に流れる電流Isの傾きdIi/dTiが小さくなる。したがって、電流Isと電圧Vsの重なりが少なくなり、損失を低減できる。
図33は、本発明による単方向DC−DCコンバータにおける結合インダクタの結合度kと動作電流・電圧波形の関係図であり、同図(A)は結合度kが0.2〜0.9、同図(B)は、結合度kが0.2未満の場合を示している。
結合度kを0.2〜0.9とした場合、図33(A)に示すように、2次側に流れる電流Isの傾きdIi/dTiが小さくなり、電流Isと電圧Vsの重なりが少なくなり、損失を低減できる。
一方、結合度kが0.2未満になると、図33(B)に示すような動作波形となり、漏れインダクタンス値が大きくなりすぎるため、電流Isの減少傾きdId/dTdが小さくなり過ぎ、ハードスイッチングとなってしまう。
このように、結合インダクタの結合度kを0.2〜0.9とすることで、変換効率90%以上を確保できる。
以上の実施形態では、スイッチング素子としてIGBTを採用した例を中心に説明してきた。しかし、本発明による単方向DC−DCコンバータは、IGBTに限らず、パワーMOSFETやその他の絶縁ゲート半導体装置,バイポーラトランジスタなどを採用でき、同様の効果が得られることは当業者にとって明らかである。
本発明の第1の実施形態による単方向DC−DCコンバータ主回路構成図。 本発明の第1の実施形態の動作を説明する各部の電圧電流波形図。 本発明の実施形態における主IGBTの導通比に対する昇降圧比の関係を示すグラフ。 本発明の第2の実施形態による単方向DC−DCコンバータ主回路構成図。 本発明の第3の実施形態による単方向DC−DCコンバータ主回路構成図。 本発明の第4の実施形態による単方向DC−DCコンバータ主回路構成図。 本発明の第4の実施形態の動作を説明する各部の電圧電流波形図。 本発明の第5の実施形態による単方向DC−DCコンバータ主回路構成図。 本発明の第5の実施形態の動作を説明する各部の電圧電流波形図。 本発明の第6実施形態による単方向DC−DCコンバータ主回路構成図。 本発明の第7実施形態による単方向DC−DCコンバータ主回路構成図。 本発明の第8実施形態による単方向DC−DCコンバータ主回路構成図。 本発明の第9実施形態による単方向DC−DCコンバータ主回路構成図。 本発明の第10の実施形態による単方向DC−DCコンバータの主回路構成図。 本発明の第11の実施形態による単方向DC−DCコンバータの主回路構成図。 本発明の第12の実施形態による単方向DC−DCコンバータの主回路構成図。 本発明の第13の実施形態による単方向DC−DCコンバータの主回路構成図。 本発明の第14の実施形態による単方向DC−DCコンバータの主回路構成図。 本発明の第15の実施形態による単方向DC−DCコンバータの主回路構成図。 本発明の第16の実施形態による単方向DC−DCコンバータの主回路構成図。 本発明の第17の実施形態による単方向DC−DCコンバータの主回路構成図。 本発明の実施形態に採用できるインダクタ構造例図。 図22の変形例図(その1)。 図22の変形例図(その2)。 本発明の実施形態に採用できるトランス構造例図。 本発明の実施形態に採用できる他のトランス構造例図。 本発明による単方向DC−DCコンバータの負荷の実施形態回路図。 本発明による単方向DC−DCコンバータを採用できる誘導加熱装置の実装構成例図。 本発明の第18の実施形態による単方向DC−DCコンバータの主回路構成図。 本発明の第19の実施形態による単方向DC−DCコンバータの主回路構成図。 本発明の第20の実施形態による単方向DC−DCコンバータの主回路構成図。 本発明による単方向DC−DCコンバータにおける結合インダクタの結合度とDC−DCコンバータの変換効率の関係を示すグラフ。 本発明による単方向DC−DCコンバータにおける結合インダクタの結合度と動作電流・電圧波形の関係図。
符号の説明
1…商用交流電源、2…整流回路、3,4…フィルタ回路、5…高周波フィルタ、101,501…第1のスイッチング素子(主IGBT)、102,502…主IGBTの逆並列ダイオード、103,503…主IGBTのスナバコンデンサ、104,504,804…第2のスイッチング素子(補助IGBT)、105,505,805…補助IGBTの逆並列ダイオード、108,507,601…インダクタ、108a,507a,601a,808…第1のインダクタ(主インダクタ)、108b,507b,601b,809…第2のインダクタ(補助インダクタ)、601c…第3のインダクタ、1001,1102,1601…フライバックトランス(インダクタ)、112,1203…負荷、1301,1401…フォワードトランス、2709…加熱コイル、2800…誘導加熱装置筐体、2801…トッププレート、2802,2804…コンバータ/インバータ基板、2803…共振コンデンサ基板。

Claims (3)

  1. 直流電源から第1のインダクタに流れる電流を断続させる第1のスイッチング素子と、
    この第1のスイッチング素子に逆並列接続された第1のダイオードと、
    前記第1のスイッチング素子に並列接続されたスナバコンデンサと、
    前記第1のスイッチング素子をオン/オフさせ、そのデューティを制御する制御装置と、
    前記第1のスイッチング素子をオンする時点を含む短期間に、逆並列接続された前記第1のダイオードに電流を流す回路手段と、
    前記第1のインダクタに蓄えたエネルギーを出力側へ放出する第2のダイオードを備えた単方向DC−DCコンバータにおいて、
    前記回路手段は、
    直流電源に接続した前記第1のインダクタと前記第1のスイッチング素子の直列接続体と、
    前記第1のインダクタと磁気的に結合した第2のインダクタと、この第2のインダクタに蓄えたエネルギーを利用して、逆並列接続された前記第1のダイオードに電流を流す第2のスイッチング素子と第3のダイオードの直列接続体と、
    前記第1のスイッチング素子をオンさせる直前に、前記第2のスイッチング素子をオンさせる手段と、
    前記第1のスイッチング素子の両端間電圧を平滑して出力電圧を取り出す平滑回路と、
    を備え、
    前記平滑回路は、前記第1のスイッチング素子の両端間に接続された第1のコンデンサと第3のインダクタの直列回路、および、前記第3のインダクタの両端間に接続された前記第2のダイオードと第2のコンデンサの直列回路とで構成され、
    前記第2のコンデンサの両端間に負荷を接続したことを特徴とする単方向DC−DCコンバータ。
  2. 請求項において、前記第3のインダクタは、前記第1,第2のインダクタと磁気的に結合していることを特徴とする単方向DC−DCコンバータ。
  3. 直流電源から第1のインダクタに流れる電流を断続させる第1のスイッチング素子と、
    この第1のスイッチング素子に逆並列接続された第1のダイオードと、
    前記第1のスイッチング素子に並列接続された第1のスナバコンデンサと、
    前記第1のスイッチング素子をオン/オフさせ、そのデューティを制御する制御装置と、
    前記第1のスイッチング素子をオンする時点を含む短期間に、逆並列接続された第1のダイオードに電流を流す回路手段と、
    前記第1のインダクタに蓄えたエネルギーを出力側へ放出するダイオードを備えたDC−DCコンバータにおいて、
    前記回路手段は、
    直流電源から前記第1のインダクタおよび前記第1のスイッチング素子に流れる電流路内に挿入され、前記第1のインダクタと磁気的に結合した第2のインダクタと、
    前記第2のインダクタの両端間に接続された第2のコンデンサと第2のスイッチング素子の直列接続体と、
    前記第2のスイッチング素子に逆並列接続された第2のダイオードと、
    前記第2のスイッチング素子の両端間に接続された第2のスナバコンデンサと、
    前記第1のスイッチング素子をオンさせる直前に、前記第2のスイッチング素子をオフさせる手段と、
    前記第2のインダクタと前記第1のスイッチング素子の直列回路の両端間電圧を平滑して出力電圧を取り出す平滑回路と、
    を備え
    前記平滑回路は、前記第1のスイッチング素子と前記第1のインダクタの直列回路の両端間に接続された第1のコンデンサと第3のインダクタの直列回路、および、前記第3のインダクタの両端間に接続された第2のダイオードと第2のコンデンサの直列回路とで構成され、
    前記第2のコンデンサの両端間に負荷を接続したことを特徴とする単方向DC−DCコンバータ。
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