JP4860598B2 - 樹脂製凝縮器および生ゴミ処理機 - Google Patents

樹脂製凝縮器および生ゴミ処理機 Download PDF

Info

Publication number
JP4860598B2
JP4860598B2 JP2007335788A JP2007335788A JP4860598B2 JP 4860598 B2 JP4860598 B2 JP 4860598B2 JP 2007335788 A JP2007335788 A JP 2007335788A JP 2007335788 A JP2007335788 A JP 2007335788A JP 4860598 B2 JP4860598 B2 JP 4860598B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
condenser
gas cooling
resin
gas
trap
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2007335788A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009050838A (ja
Inventor
和弘 百瀬
正彦 田中
彰 吉沢
Original Assignee
株式会社 ちくま精機
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社 ちくま精機 filed Critical 株式会社 ちくま精機
Priority to JP2007335788A priority Critical patent/JP4860598B2/ja
Priority to CN2008101349230A priority patent/CN101357270B/zh
Priority to TW97129056A priority patent/TWI386258B/zh
Publication of JP2009050838A publication Critical patent/JP2009050838A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4860598B2 publication Critical patent/JP4860598B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Processing Of Solid Wastes (AREA)
  • Vaporization, Distillation, Condensation, Sublimation, And Cold Traps (AREA)
  • Disinfection, Sterilisation Or Deodorisation Of Air (AREA)

Description

この発明は、水蒸気などを含む気体を気体冷却通路を通して冷却し凝縮液を溜めて排出するようにした凝縮器と、これを用いた生ゴミ処理機とに関するものである。
従来より、調理屑、残飯などの生ゴミを截断し微細化してその容量を減らしながら処理し、特に一般家庭用に用いる生ゴミ処理機が知られている。このようなものには種々の方式があるが、その1つとして乾燥式のものがある。特許文献1,2はこの乾燥式のものを開示している。
特開昭59−162954号公報 特開2004−298773号公報
この乾燥式のものは、生ゴミを截断し、加熱しながら攪拌する一方、処理槽内に外気を導入して生ゴミに含まれる水分を蒸発させ、水蒸気を含む空気を排気ファンで外部に排出する方式である。このため排出される空気には水蒸気だけでなく生ゴミの悪臭が含まれることになる。この悪臭を防ぐために触媒を通して排気することも従来より行われている。
このように乾燥式のもので触媒を用いないものでは悪臭が周囲に排出されることが避けられず、触媒を用いたものでも長期間脱臭効果を得ることは困難である。脱臭効果が長期間持続する触媒として白金触媒も知られているが、これは極めて高価であり加熱して使用する必要があるため熱エネルギーの浪費となり経済的でない。
また生ゴミ処理槽の排出空気はそのまま脱臭せずに外へ排気すると悪臭公害の原因ともなるのでそのまま外へ排気することは望ましくない。そこで従来より家庭用ゴミ処理機では排気口を排水管につないでいる。すなわち結露した水滴と悪臭を含む排気を雨水や汚水などの排水管に導くものである。しかしこの排水管には通常悪臭の逆流を防ぐトラップが設けられ、また高層集合住宅では排水管は長く複雑に配管されているため圧損が大きくなる。これらの影響で生ゴミ処理機の排気を満足に排出できないという問題がある。
この発明はこのような事情に鑑みなされたものであり、生ゴミ処理機などに用いる凝縮器であって、凝縮器を流れる気体が外に漏れて悪臭が周囲に広がるおそれがなく、凝縮液だけを円滑に排出することができ、構造が簡単で部品点数が少なく小型化にも適する凝縮器を提供することを第1の目的とする。またこの凝縮器を用いた生ゴミ処理機を提供することを第2の目的とする。
この発明によれば第1の目的は、蒸気を含む気体を通す気体冷却通路と、前記気体冷却通路で液化された凝縮液を集める液溜め室とを備えた凝縮器において、前記液溜め室に凝縮液の排出を許容しつつ気体の排出を規制するトラップを設ける一方、前記気体冷却通路、液溜め室および前記トラップの取付孔をブロー成形により樹脂で一体成形し、前記トラップの取付孔は、液溜め室の底面から内部に突出するように一体にブロー成形され下方に向かって開く略逆有底筒状の凹部で形成され、前記トラップはこの凹部の側壁の高さ方向の途中に形成された開口と、凹部に下方から嵌入され上端が前記開口よりも高い位置に開口する排液管とを備えることを特徴とする樹脂製の凝縮器、により達成される。
同じ目的は、蒸気を含む気体を通す気体冷却通路と、前記気体冷却通路で液化された凝縮液を集める液溜め室とを備えた凝縮器において、前記液溜め室に凝縮液の排出を許容しつつ気体の排出を規制するトラップを設ける一方、前記気体冷却通路、液溜め室および前記トラップの取付孔をブロー成形により樹脂で一体成形し、前記トラップは、液溜め室の底面に設けた前記トラップの取付孔と、このトラップ取付孔に下方から嵌入される栓材と、この栓材を貫通して前記液溜め室内に延出しこの延出部が略逆U字状に下向きに折曲された排液管とを備えることを特徴とする樹脂製の凝縮器、によって達成される。
同じ目的は、蒸気を含む気体を通す気体冷却通路と、前記気体冷却通路で液化された凝縮液を集める液溜め室とを備えた凝縮器において、前記液溜め室に凝縮液の排出を許容しつつ気体の排出を規制するトラップを設ける一方、前記気体冷却通路、液溜め室および前記トラップの取付孔をブロー成形により樹脂で一体成形し、前記トラップの取付孔は、凝縮器の側面、前面、背面のいずれかに略水平にブロー成形された凹部で形成され、前記トラップはこの凹部の所定高さに形成された開口と、凹部に嵌入される栓材と、この栓材を貫通して前記凹部内に延出しこの延出部が前記開口より高い位置に開口する排液管とを備えることを特徴とする樹脂製の凝縮器、によっても達成される。
また第2の目的は、請求項1〜3のいずれかの樹脂製の凝縮器を用いた生ゴミ処理機であって、
生ゴミを収容する生ゴミ処理槽と、この生ゴミ処理槽で生ゴミを截断し攪拌する回転刃と、この回転刃を駆動する電動モータと、
前記生ゴミ処理槽を加熱するヒータと、
前記生ゴミ処理槽と共に気体循環経路を形成する請求項1の樹脂製凝縮器と、
を備え、前記生ゴミ処理槽で発生した水蒸気を前記凝縮器で凝縮させトラップを通して排出することを特徴とする生ゴミ処理機、により達成される。
この請求項1または2または3に係る発明による樹脂製の凝縮器によれば、液溜め室に凝縮液の排出を許容し気体の排出を規制するトラップを設けたから、凝縮器内を流動する気体は周囲に漏れ出ることがなく、これを生ゴミ処理機に用いる場合には生ゴミ処理に伴って発生する悪臭が外に漏れ出ることがない。また液溜め室に集まる凝縮液はトラップから円滑に外へ排出できる。
この場合に、トラップの取付孔は凝縮器全体と共にブロー成形により一体成形されまた成形後は全体が一体化されるから構造が簡単であり、部品点数が少なく、小型化にも適する。
本発明による生ゴミ処理機によれば、悪臭が外に漏れず生ゴミから発生する水蒸気を能率良く液化して排出し、生ゴミ処理を能率良く行うことができる。
本発明による凝縮器は生ゴミ処理機に限らず種々の用途に用いることができる。例えば乾燥機や除湿機に用いることもできる。この場合空気を加熱して乾燥室に導き吸湿させた後に本発明に係る凝縮器に循環させ、この凝縮器で冷却して水蒸気を凝縮させて液化し排出する一方、水分を除去した後の空気を乾燥室に戻せばよい。
凝縮器は、気体冷却通路の上端が連通する上連通室と前記気体冷却通路の下端が連通しかつ液溜め室を兼ねる下連通室とを備え、上連通室に気体を導入し、下連通室から気体を排出するように構成することができる(請求項)。この場合、気体冷却通路の途中を上下に分割して中間連通室に開口させ、この中間連通室に気体と凝縮液とを導くガイドを形成してもよい(請求項)。
気体冷却通路は液溜め室へ気体を導く流入側と、液溜め室から気体を排出する排気側の2組に分けることができる(請求項)。
凝縮器は、下部に凝縮液を溜める1つの液溜め室を形成する一方上部を第1および第2の連通室に分割し、一方の連通室に入った気体を一部の流入側の気体冷却通路を通して液溜め室に下降させ、ここでUターンさせて他の残りの排気側の気体冷却通路を上昇させて他の連通室に導き、気体を排出するように構成することができる(請求項)。この場合は一方の連通室に気体を導入し他方の連通室から気体を排出する。
凝縮器には複数の気体冷却通路が並設され、外表面にはこれらの気体冷却通路の間に沿って陥没する多数の凹溝を形成し、表面積を増やすことにより放熱性を増大させることができる(請求項)。この凹溝には凝縮器の厚さ方向に貫通する通気孔を打抜き加工しておいてもよいが、通気孔を設けずに外気を凹溝に沿って流動させてもよい。外気は自然対流により流動させてもよいし、送風ファンで送風してもよい。
隣接する気体冷却通路は、凝縮器の表裏の両側からこれらの間に沿って陥没する凹溝同士の底を密着させて、各気体冷却通路を互いに分割させることができる(請求項)。この場合には各気体冷却通路にそれぞれ気体が別々に流動する一方、気体冷却通路の冷却面積が増えるので、気体の冷却性が向上する。
なおこのような互いに独立した気体冷却通路をブロー成形により一体成形するためには、気体冷却通路の内面にブロー成形圧力が十分に加わると共に、樹脂が金型の内面に沿って円滑に膨張することが必要である。しかし隣接する気体冷却通路を独立させるためには凹溝を形成するための金型の凸部で凹溝の底となる部分の樹脂を挟むことが必要になる。このため樹脂を円滑に膨張させて金型内面に密着させることが困難であり、肉厚が均一で薄い気体冷却通路を形成することが困難である。
このような不都合を避けるためには、流入側および排気側の少なくとも一方の気体冷却通路間に形成する凹溝は、凝縮器の両面に形成する凹溝同士を密着させず、両者の間に長さ方向に沿って間隙を形成するのがよい(請求項10)。すなわち両面の凹溝の底を間隙をもって対向させるものである。この場合は凹溝を形成するための金型の凸部で樹脂を挟む必要が無いので、樹脂の膨張が円滑に行われる。また気体冷却通路の中にブロー成形圧力が十分に加わる。このため薄肉で均一な厚さの気体冷却通路を形成できる。
気体冷却通路に沿う凹溝の深さは一定にしてもよいが、一定とせずに一部の凹溝の深さを深く、一部の凹溝を浅くしてもよい。例えば深く形成した対向する凹溝の底を互いに密着させ、対向する他の凹溝の底に間隙を設けることができる(請求項11)。また対向する全ての凹溝の底に間隙を設け、この間隙を一部の隣接する気体冷却通路間で広くし、他の一部の気体冷却通路間で狭くすることもできる(請求項12)。
排液管はトラップの取付孔に着脱可能とすれば、トラップの掃除がし易くなり、また組立性が良くなる(請求項13)。液溜まり室には電気ヒータなどの加熱手段を着脱可能に設けておくのがよい(請求項14、15)。凝縮器は室外に設置されることが多く、寒冷地や冬期にはこの液溜め室にたまる凝縮液(例えば水)が凍結することがあり得る。このような場合に加熱手段により凍結を防止することができる。なお加熱手段は、着脱可能としておけば、使用地域などの仕様変更に対応し易い。
また内部には光触媒を入れておくのがよい(請求項16)。この場合凝縮器は透光性の樹脂、例えばPP(ポリプロピレン)で成形し、光が液溜め室内や内部に届くようにする。光触媒は酸化チタン(Ti2)を用いたものであり、凝縮液に含まれる臭いや有機物を分解して凝縮液を清浄化する作用を持たせることができる。
この凝縮器を生ゴミ処理機に適用する場合には、生ゴミ処理槽との間に間隔を空けて遮熱板を設け、この間隔に凝縮器を縦に収容してここに冷却用外気が縦方向に流れるようにするのがよい(請求項18)。この場合生ゴミ処理機に直射日光が当たっても遮熱板が凝縮器に太陽光が当たるのを防ぐことによって凝縮器が高温になるのを防ぐことができる。また外気が凝縮器の周りを上昇し自然対流するので凝縮器の冷却性がよい。
図1は本発明の実施例である生ゴミ処理機の分解斜視図、図2は側断面図、図3は凝縮器の正面斜視図、図4は同じく背面斜視図、図5は同じく正面図、図6はその平面図、図7はその底面図、図8は図5におけるIIX−IIX線断面図、図9は同じくIX−IX線断面図、図10は同じくX−X線断面図、図11は同じくXI−XI線断面図、図12はトラップの分解断面斜視図、図13は同じく組立状態の断面斜視図である。
図1、2において符号10は生ゴミ処理機であり生ゴミ処理機本体12と凝縮器14とを組合せたものである。処理機本体12は図2に示すように、有底円筒状の生ゴミ処理槽16を持ち、その下方がモータ収容室18となっている。生ゴミ処理槽16の上端は蓋板20によって開閉可能である。生ゴミ処理槽16の中央には回転刃22が収容され、この回転刃22はモータ収容室18に収容された電動モータ24によって回転駆動される。
回転刃22は、生ゴミ処理槽16の底板26を垂直に貫通する回転軸28と共に回転する回転刃と生ゴミ処理槽16に固定された固定刃とを組合せたものであり、その詳細な構造は同一出願人による出願である特開2003−95474に詳しいからここでは説明を省く。
蓋板20を開いて生ゴミ処理槽16内に投入された生ゴミは、この回転刃22により攪拌されながら細かく截断される。30は電気ヒータであり、生ゴミ処理槽16の周壁に取付けられ、截断され攪拌される生ゴミを加熱する。このため生ゴミから大量の水蒸気が発生する。なおこの水蒸気は生ゴミ処理槽16内の空気と共に凝縮器14に導かれて凝縮される。この結果生ゴミの乾燥が促進される。電気ヒータは底面などに追加してもよい。
乾燥し微細化した処理済みの生ゴミは、底板26に設けた生ゴミ排出口32からガイド34を通して外へ排出される。ここに生ゴミ排出口32は、生ゴミ処理槽16の前面に引き出し可能な開閉板36で開閉可能であり、この開閉板36を引き出すことにより生ゴミ排出口32を開き、処理済みの生ゴミを外へ排出することができる。生ゴミの排出後は開閉板36を押し込んで生ゴミ排出口32を閉じておけばよい。
生ゴミ処理機10の背面板38には四隅付近から支持部40が起立し、これらの支持部40で囲まれる位置に凝縮器14が縦に取付けられている。凝縮器14を背面板38に固定した後、支持部40の先端に遮熱板42が固定される。すなわち背面板38と遮熱板42との間には支持部40の高さに対応する間隔が空けられ、この間隔内に凝縮器14が取付けられる。この時凝縮器14と背面板38および遮熱板42との間に外気が少なくとも上下方向に通る冷却空気の通路44(図2)が形成される。
次に凝縮器14を説明する。凝縮器14は略薄い箱状であり、後記する排液管72を除いて全体が樹脂のブロー成形により一体成形されている。すなわち原料となる樹脂製の袋(バリソンと言う。)を割り金型内に入れ、ガス注入口46からガスを圧入することによって樹脂袋を膨張させて金型内面に密着させることによって成形する。ここに用いる樹脂の原料には予め抗菌剤を配合しておき、凝縮器14の内部に雑菌が繁殖するのを防止している。
この結果、下部に液溜め室48、上部に互いに独立した第1および第2の連通室50、52、液溜め室48と第1の連通室50とを連通する一部の(流入側の)気体冷却通路54、液溜め室48と第2の(排気側の)連通室52とを連通する残りの気体冷却通路56とが形成される。第1の連通室50には気体を前記生ゴミ処理槽16から導入する気体導入口58が形成されている。第2の連通室52には気体を生ゴミ処理槽16に導く気体排出口60が形成されている。
第1の連通室50と液溜め室48とを連通する一部の気体冷却通路54は、図8〜11に示すように、凝縮器14の厚さ方向に長い長円形の断面形状であり、その長手方向(上下方向)の途中は連通路62により連通している。第2の連通室52と液溜まり室48とを連通する残りの気体冷却通路56も断面形状は気体冷却通路54と同じであり、その途中は連通路64により連通している。
この結果凝縮器14の外表面すなわち表面と裏面には、多数の気体冷却通路54、56の間に沿って陥没する多数の縦向きの凹溝65が形成される。すなわち気体冷却通路54、56は薄肉の樹脂で形成されることになり、ここを通る気体の冷却性が向上し、気体に含まれる蒸気の凝縮が促進される。
液溜め室48の底は中央が低くなるように傾斜し、その中央付近にはトラップ66が設けられている。トラップ66は図12、13に示すように液溜め室48の中央底面に一体成形した略逆有底円筒状の凹部からなるトラップ取付孔68と、このトラップ取付孔68の高さ方向の途中に形成された開口70と、このトラップ取付孔68に下方から嵌入されその上端が前記開口70より高い位置に開口する排液管72とを備える。
トラップ取付孔68となる凹部は、凝縮器14と一体にブロー成形され、この凹部となる逆有底円筒部分の内側に下方から挿入した工具(図示せず)によって開口70を加工する。トラップ取付孔68は別体の部品をインサートしておいてもよい。排液管72はその長さ方向の途中の外周に0リング74を保持するフランジ部76を持つ。排液管72をトラップ取付孔68に下方から挿入した時には、この0リング74がトラップ取付孔68の下部内周面に密着し、液漏れを防ぐ。
液溜め室48の底部には、図1、3、4に示すように、外側から電気ヒータ78が着脱可能である。すなわち液溜め室48の底には、排液管72が通る開口を設け液溜め室48の底および前後面を挟むように略コ字状に折曲された金属製の取付板80が着脱可能であり、この取付板80に電気ヒータ78が固定されている。取付板80は、例えば液溜め室48の外面に突設した突起を取付板80に設けた係合孔に係脱させることにより着脱可能にする。
次にこの実施例の動作を説明する。水分を多く含む生ゴミが生ゴミ処理槽16に投入され、電源スイッチ(図示せず)をオンにすると、電動モータ24が起動して回転刃22が生ゴミを細かく截断する。またヒータ30が作動して生ゴミを加熱する。このため生ゴミから水分が気化し水蒸気が大量に発生する。生ゴミ処理槽16で加熱され発生した水蒸気を含む空気(気体)は、電動ファン84によって凝縮器14の第1の連通室50に送られる。この気体には生ゴミから発生する悪臭が含まれている。
気体は一部の気体冷却通路54で冷却されながら下降し、一部の水蒸気は凝縮して液化する。気体と液化した水は液溜め室48に入り、液(水)はこの液溜め室48に溜まる一方、液化していない水蒸気は空気と共に残りの気体冷却通路56を上昇して第2の連通室52に入る。この時気体冷却通路56で水蒸気の液化が行われ、気体に含まれる水分の除去が促進される。このようにして水分が除去されて乾いた空気は気体排出口60から生ゴミ処理槽16に戻る。以上の循環を繰り返すことにより、生ゴミ処理槽16内の水分を液溜め室48に移送するものである。
液溜め室48に溜まった液(水)の液面(水面)が上昇し、液がトラップ取付孔68内に開口70を通して入り、液面が排液管72の上端より上方に達すると、液は排液管72から排出される。この液溜め室48には、ここに入る気体と共に生ゴミの悪臭が入ることになるが、液面は常に排液管72の上端の高さに維持されるから、液溜め室48内の気体は排液管72から外へ流出することがない。このため悪臭が周囲に出ることがない。またトラップ66は液溜め室48内に入っているからトラップ66が凝縮器14の底から突出せず、小型化に適する。
図14はトラップの他の実施例を示す断面図である。このトラップ100は、ブロー成形されたトラップ取付孔102に栓材104を下から着脱可能とする一方、この栓材104を貫通する排液管106の上部を略逆U字状に下向きに折曲したものである。
図15〜18は他の実施例を示す図である。図15は前記実施例1の図5におけるIIX−IIX線相当位置の断面図、図16は同じくIX−IX線相当位置の断面図、図17は同じくX−X線相当位置の断面図、図18は同じくXI−XI線相当位置の断面図である。
前記実施例1の凝縮器14は、流入側の気体冷却通路54の間および排気側の気体冷却通路56の間で凝縮器14の表裏の両面から陥没する凹溝65は、凹溝65同士の底が密着している。しかしこのようにすると凹溝65を形成する金型の凸部間に樹脂が狭まれ樹脂の膨張に制限が生じることは前記した通りである。そこで図15〜18に示す凝縮器14Aは対向する凹溝65Aを浅くしてそれらの底が密着しないようにしたものである。
すなわち気体冷却通路54A、56Aの間で陥没する凹溝65Aの対向する底の間に間隙Aを設けたものである。この結果ブロー成形圧力が各気体冷却通路54A、56A内に円滑に伝わり、樹脂が円滑に延びて膨張し、円滑にブロー成形することができる。このため薄肉で均一な肉厚に形成できる。なおこれらの図15〜18では前記実施例1と同一部分に同一符号を付したのでその説明は繰り返さない。
図19は他の実施例を示す図であって、前記図5におけるXI−XI線相当位置の断面図である。この実施例4の凝縮器14Bは、気体冷却通路54B、56Bの間に形成する凹溝65,65Aのうち、一部の凹溝65を前記実施例1と同様に対向する底を密着させ、他の凹溝65Aを前記実施例3(図15〜18)と同様に密着させずに間隙Aを設けたものである。
図20は他の実施例を示す図であって、前記図5におけるXI−XI線相当位置の断面図である。この実施例5の凝縮器14Cは気体冷却通路54C、56Cの間に形成する凹溝の底の間隙Aの大きさを狭くした凹溝65Aと、広くした凹溝65Bとを混在させたものである。この実施例5によれば間隙Aをブロー成形の場所ごとに最適な寸法に設定できる。
図21は他の実施例を示す正面図である。この図において14Dは凝縮器であり、上下方向に形成された多数の凹溝65Dの間に上下方向の気体冷却通路54Dが縦に形成される。これら気体冷却通路54Dの上端が上連通室50Dに開口し、下端が下連通室52Dに開口している。下連通室52Dは液溜め室48Dを兼ねている。なお図中で58Dは気体導入口、60Dは気体排出口、66Dはトラップである。
図22は他の実施例14Eを示す正面図である。この実施例は前記図21に示した実施例において、気体冷却通路54Eの途中が上下に分割されて中間連通室110に開口している。この中間連通室110には気体と凝縮液を導くガイド112が形成されている。なおこの図で65Eは凹溝、58Eは気体導入口、60Eは気体排出口、66Eはトラップである。
図23は他の実施例14Fを一部断面して示す正面図である。この実施例のトラップ66Fは前記図21の凝縮器14Dのトラップ66Dの位置を変更したものである。すなわち凝縮器14Fの側面に開くトラップの取付孔68Fをブロー成形によって一体成形し、ここに栓材104Fを側方から着脱可能に嵌合する。またトラップの取付孔68Fには所定の高さ位置に開口70Fを設ける一方、栓材104Fには液溜め室52F内に延出する排液管72Fを貫通させる。そしてこの排液管72Fの延出端を上向きに折曲させたり傾斜させることにより前記開口70Fより高い位置に開口させたものである。なおこの図において図21と同一部分に同一符号を付したので、その説明は繰り返さない。
本発明の実施例である生ゴミ処理機の分解斜視図 側断面図 凝縮器の正面斜視図 同じく背面斜視図 同じく正面図 その平面図 その底面図 図5におけるIIX−IIX線断面図 同じくIX−IX線断面図 同じくX−X線断面図 同じくXI−XI線断面図 トラップの分解断面斜視図 同じく組立状態の断面斜視図 トラップの他の実施例を示す側断面図 他の実施例3を示す図5のIIX−IIX線相当位置の断面図 同じくIX−IX線相当位置の断面図 同じくX−X線相当位置の断面図 同じくXI−XI線相当位置の断面図 他の実施例4を示すXI−XI線相当位置の断面図 他の実施例5を示すXI−XI線相当位置の断面図 他の実施例6を示す正面図 他の実施例7を示す正面図 他の実施例8を一部断面して示す正面図
10 生ゴミ処理機
12 生ゴミ処理機本体
14、14A、14B、14C、14D、14E 凝縮器
16 生ゴミ処理槽
22 回転刃
24 電動モータ
48、48D 液溜め室
50、52 連通室
50D 上連通室
52D 下連通室
54、56、54A、56A、54B、56B、54C、56C、54D 気体冷却通路
58、58D、58E 気体導入口
60、60D、60E 気体排出口
65、65A、65B、65D、65E 凹溝
66、100、66D、66E、66F トラップ
68、102、68F トラップの取付孔
72、106、72F 排液管
104、104F 栓材
110 中間連通室
112 ガイド
A 間隙

Claims (18)

  1. 蒸気を含む気体を通す気体冷却通路と、前記気体冷却通路で液化された凝縮液を集める液溜め室とを備えた凝縮器において、
    前記液溜め室に凝縮液の排出を許容しつつ気体の排出を規制するトラップを設ける一方、前記気体冷却通路、液溜め室および前記トラップの取付孔をブロー成形により樹脂で一体成形し、前記トラップの取付孔は、液溜め室の底面から内部に突出するように一体にブロー成形され下方に向かって開く略逆有底筒状の凹部で形成され、前記トラップはこの凹部の側壁の高さ方向の途中に形成された開口と、凹部に下方から嵌入され上端が前記開口よりも高い位置に開口する排液管とを備えることを特徴とする樹脂製の凝縮器。
  2. 蒸気を含む気体を通す気体冷却通路と、前記気体冷却通路で液化された凝縮液を集める液溜め室とを備えた凝縮器において、
    前記液溜め室に凝縮液の排出を許容しつつ気体の排出を規制するトラップを設ける一方、前記気体冷却通路、液溜め室および前記トラップの取付孔をブロー成形により樹脂で一体成形し、前記トラップは、液溜め室の底面に設けた前記トラップの取付孔と、このトラップ取付孔に下方から嵌入される栓材と、この栓材を貫通して前記液溜め室内に延出しこの延出部が略逆U字状に下向きに折曲された排液管とを備えることを特徴とする樹脂製の凝縮器。
  3. 蒸気を含む気体を通す気体冷却通路と、前記気体冷却通路で液化された凝縮液を集める液溜め室とを備えた凝縮器において、
    前記液溜め室に凝縮液の排出を許容しつつ気体の排出を規制するトラップを設ける一方、前記気体冷却通路、液溜め室および前記トラップの取付孔をブロー成形により樹脂で一体成形し、前記トラップの取付孔は、凝縮器の側面、前面、背面のいずれかに略水平にブロー成形された凹部で形成され、前記トラップはこの凹部の所定高さに形成された開口と、凹部に嵌入される栓材と、この栓材を貫通して前記凹部内に延出しこの延出部が前記開口より高い位置に開口する排液管とを備えることを特徴とする樹脂製の凝縮器。
  4. 気体冷却通路の上端が連通する上連通室と前記気体冷却通路の下端が連通しかつ液溜め室を兼ねる下連通室とを備え、前記上連通室に気体を導入すると共に、前記下連通室から気体を排出する請求項1〜3のいずれかの樹脂製の凝縮器。
  5. 気体冷却通路の途中が凝縮器内を上下に分割する中間連通室に開口し、この中間連通室には気体と凝縮液を導くガイドが形成されている請求項の樹脂製の凝縮器。
  6. 液溜め室へ蒸気を含む気体を導く流入側の気体冷却通路と、前記液溜め室から気体を排出する排気側の気体冷却通路とを備える請求項1〜3のいずれかの樹脂製の凝縮器。
  7. 流入側の気体冷却通路の上端が連通する第1の連通室と、排気側の気体冷却通路の上端が連通する第2の連通室とを備え、第1の連通室に気体を導入すると共に、第2の連通室から気体を排出する請求項の樹脂製の凝縮器。
  8. 複数の気体冷却通路が並設され、外表面にはこれら気体冷却通路の間に沿って陥没する凹溝が形成されている請求項1〜いずれかの樹脂製の凝縮器。
  9. 凹溝は凝縮器の両面から隣接する気体冷却通路の間に沿って陥没し、これら両面の凹溝同士の底が密着することによって各気体冷却通路が互いに分割されている請求項の樹脂製の凝縮器。
  10. 流入側および排気側の少なくとも一方の気体冷却通路間に形成する凹溝は、凝縮器の両面から隣接する気体冷却通路の間に沿って陥没し、これら両面の凹溝の底が間隙をもって対向することにより隣接する気体冷却通路が長さ方向に沿って連通している請求項の樹脂製の凝縮器。
  11. 流入側および排気側の少なくとも一方の気体冷却通路間に形成する凹溝は、凝縮器の両面から隣接する気体冷却流路の間に沿って陥没し、一部の凹溝同士の底が互いに密着し、一部の凹溝の底が間隙をもって対向している請求項の樹脂製の凝縮器。
  12. 互いに対向する凹溝の底の間隙が、一部の隣接する複数の気体冷却通路間で広く、他の一部の気体冷却通路間で狭い請求項の樹脂製の凝縮器。
  13. 排液管は液溜め室に着脱可能である請求項またはまたはの樹脂製の凝縮器。
  14. 液溜め室に加熱手段を設けた請求項1または2または3の樹脂製の凝縮器。
  15. 加熱手段は着脱可能である請求項14の樹脂製の凝縮器。
  16. 凝縮器は透光性樹脂製であり、内部には光触媒が収容されている請求項1または2または3の樹脂製の凝縮器。
  17. 請求項1または2または3の樹脂製の凝縮器を用いた生ゴミ処理機であって、
    生ゴミを収容する生ゴミ処理槽と、この生ゴミ処理槽で生ゴミを裁断し攪拌する回転刃と、
    この回転刃を駆動する電動モータと、
    前記生ゴミ処理槽を加熱するヒータと、
    前記生ゴミ処理槽と共に気体循環経路を形成する請求項1の樹脂製凝縮器と、
    を備え、前記生ゴミ処理槽で発生した水蒸気を前記凝縮器で凝縮させトラップを通して排出することを特徴とする生ゴミ処理機。
  18. 凝縮器は生ゴミ処理槽の一側に間隔を空けて配設された遮熱板と生ゴミ処理槽との間に縦に収容され、凝縮器の両面に沿った縦方向の冷却用外気通路が形成されている請求項17の生ゴミ処理機。
JP2007335788A 2007-08-02 2007-12-27 樹脂製凝縮器および生ゴミ処理機 Active JP4860598B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007335788A JP4860598B2 (ja) 2007-08-02 2007-12-27 樹脂製凝縮器および生ゴミ処理機
CN2008101349230A CN101357270B (zh) 2007-08-02 2008-07-31 树脂制冷凝器以及生活垃圾处理器
TW97129056A TWI386258B (zh) 2007-08-02 2008-07-31 樹脂製冷凝器以及垃圾處理機

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007201816 2007-08-02
JP2007201816 2007-08-02
JP2007335788A JP4860598B2 (ja) 2007-08-02 2007-12-27 樹脂製凝縮器および生ゴミ処理機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009050838A JP2009050838A (ja) 2009-03-12
JP4860598B2 true JP4860598B2 (ja) 2012-01-25

Family

ID=40329954

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007335788A Active JP4860598B2 (ja) 2007-08-02 2007-12-27 樹脂製凝縮器および生ゴミ処理機

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JP4860598B2 (ja)
CN (1) CN101357270B (ja)
TW (1) TWI386258B (ja)

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011041508A1 (en) 2009-09-30 2011-04-07 Xcellerex, Inc. Disposable bioreactor condenser bag and filter heater
US8455242B2 (en) * 2010-02-22 2013-06-04 Hyclone Laboratories, Inc. Mixing system with condenser
CN102235020A (zh) * 2010-04-27 2011-11-09 原子力工程股份有限公司 淡水制造装置
BR112016021710B1 (pt) 2014-03-21 2022-04-19 Life Technologies Corporation Saco condensador, sistema de condensador, sistema para misturar uma solução líquida ou suspensão, método para processar um fluido
EP3782721B1 (en) 2014-03-21 2023-08-23 Life Technologies Corporation Gas filter systems for fluid processing systems
US9457306B2 (en) 2014-10-07 2016-10-04 Life Technologies Corporation Regulated vacuum off-gassing of gas filter for fluid processing system and related methods
CN104668061B (zh) * 2015-03-16 2017-07-14 姜红成 家庭用厨余垃圾处理器
EP3397389B1 (en) 2015-12-29 2024-05-15 Life Technologies Corporation Method and system for separating magnetic particles from a fluid
TWI639379B (zh) * 2017-12-26 2018-10-21 訊凱國際股份有限公司 散熱結構
CN112619822A (zh) * 2020-12-09 2021-04-09 湖北富奕达电子科技有限公司 一种箔工艺废渣滤饼的批量低温除湿和细化粉碎同步装置

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
IT1209790B (it) * 1980-01-03 1989-08-30 Zambelli Alessio Depuratore a condensazione a circuito chiuso di scarichi gassosi di solventi clorurati impiegati nei laboratori di lavatura a secco ed in genere di solventi impiegati in piccoli impianti.
IT1143049B (it) * 1980-10-15 1986-10-22 Renzacci Spa Apparecchio per il trattamento in fase di deodorizzazione dei vapori del liquido solvente impiegato nelle macchine pr il lavaggio a secco degli indumenti
US5980823A (en) * 1996-05-27 1999-11-09 Jidosha Buhin Kogyo Co., Ltd. Garbage processing apparatus having deodorizing unit
JPH11333239A (ja) * 1998-05-25 1999-12-07 Sharp Corp 樹脂製熱交換器
JPH11348097A (ja) * 1998-06-05 1999-12-21 Sharp Corp 樹脂製熱交換器及びその製造方法
JP2000176405A (ja) * 1998-12-17 2000-06-27 Jidosha Buhin Kogyo Co Ltd 生ゴミ処理装置のコンデンサ
CN1313481A (zh) * 2000-03-13 2001-09-19 株式会社三进 食物渣滓烘干除臭装置
JP2001259579A (ja) * 2000-03-14 2001-09-25 Sanyo Electric Co Ltd 生ゴミ処理装置
US6488745B2 (en) * 2001-03-23 2002-12-03 Mks Instruments, Inc. Trap apparatus and method for condensable by-products of deposition reactions
JP3874631B2 (ja) * 2001-06-29 2007-01-31 高木産業株式会社 生ごみ処理方法及びその装置
JP2003275712A (ja) * 2002-03-22 2003-09-30 Unie Kiki:Kk 生ゴミ処理装置
JP2004271031A (ja) * 2003-03-07 2004-09-30 Zojirushi Corp 熱交換器の製造方法および該熱交換器を用いた除湿機
CN2637491Y (zh) * 2003-08-18 2004-09-01 河南省焦作市秸秆燃气有限公司 沼气稳压净化器

Also Published As

Publication number Publication date
JP2009050838A (ja) 2009-03-12
CN101357270B (zh) 2012-09-05
TW200906503A (en) 2009-02-16
TWI386258B (zh) 2013-02-21
CN101357270A (zh) 2009-02-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4860598B2 (ja) 樹脂製凝縮器および生ゴミ処理機
KR100993347B1 (ko) 음식물쓰레기처리기에 구비되는 제습 및 탈취장치
KR102118243B1 (ko) 음식물 쓰레기 처리기
KR20090065789A (ko) 음식물쓰레기 처리장치
KR100364004B1 (ko) 음식물쓰레기 처리장치
KR100880786B1 (ko) 음식물쓰레기 처리장치
JP2004160434A (ja) 生ごみ処理装置
KR100433929B1 (ko) 위생신발장
KR20110108585A (ko) 슬러지 건조 장치 및 이를 구비한 슬러지 건조 시스템
KR101318008B1 (ko) 음식물 쓰레기 처리장치
KR100882750B1 (ko) 탈취 기능을 갖는 음식물 쓰레기 건조장치
JP2009142795A (ja) 生ごみ乾燥処理装置
JP2010089057A (ja) 生ゴミ処理装置
KR100862234B1 (ko) 탈취장치가 부착된 음식물 쓰레기 건조기
KR100947179B1 (ko) 음식물 처리기의 필터유니트
KR102551334B1 (ko) 음식물쓰레기 건조탄화장치 및 건조탄화장치를 이용한 음식물쓰레기 건조탄화방법
JP3363380B2 (ja) 生ごみ処理装置
CN212069021U (zh) 厨余垃圾处理器
KR20100004272A (ko) 음식물 쓰레기 처리장치
KR20010025207A (ko) 음식물 쓰레기 처리장치
KR100960872B1 (ko) 냄새제거기 및 이를 이용한 음식쓰레기 처리장치
JPH11239780A (ja) 生ゴミの分解処理装置
KR101626586B1 (ko) 응축기능을 갖는 음식물 쓰레기 처리장치
KR20230101616A (ko) 음식물 쓰레기 처리장치
KR20170111645A (ko) 음식물 쓰레기 건조장치의 증기응축유닛

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20101012

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20101126

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110810

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110819

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111014

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20111101

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20111102

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4860598

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141111

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250