JP4860302B2 - パチンコ機における球供給装置 - Google Patents

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Description

本発明は、球供給通路上に設けられるとともに、通電することにより磁力で発射球を磁力吸引して保持する球保持手段を備えたパチンコ機における球供給装置に関するものである。
従来のパチンコ機における球供給装置は、図8に示されるようにパチンコ機前面の供給皿に貯留されている球を発射レールの発射位置に1個ずつ供給するパチンコ機における球供給装置Sにおいて、発射球に対する次の発射球を磁気吸引装置Mによって磁気的に吸引することにより、発射球Pと次の発射球Nとの接触を回避するものであった。
特開平8−266712号公報
しかしながら、このような上記従来のパチンコ機における球供給装置は、発射球に対する次の発射球を磁気吸引装置Mによって磁気的に吸引することにより、発射球Pと次の発射球Nとの接触を回避するものであるので、槌の位置に基づいて、磁気吸引装置Mを構成する電磁石によって球を磁力吸引し、1つずつ発射位置に供給するものであり、電磁石に吸引されている次の発射球Nには複数の球が連接されているため、電磁石に吸引されている次の発射球Nは、球群の終端に位置するので、それより前に待機している複数の球の重みが加わることとなり、球Nを磁力保持するために、電磁石に強い磁力を発生することが求められ、従って、電磁石が大型化するとともにコストアップを招くという問題があった。
又、前記電磁石の磁力を強くすると、次第に連接されている複数の球自体が着磁されてしまうため、図9に示されるように、前記電磁石をOFFして球を発射位置に供給する際、その供給される発射球Pと一緒に、次回に供給される球Nまでもが球自体の着磁力によって共連れされ、発射位置に移動した発射球Pの上に、次回に発射される球Nが載置され、この結果、発射位置にある発射球Pに次の発射球Nおよびそれに続く球N1、N2の重みが加わるため、槌によって発射球Pが叩かれても、充分な飛距離を得ることができないとともに、発射球Pに回転が生じて飛びムラの原因になるという問題があった。
更に、発射位置に供給される球Pと一緒に、次回に供給される球Nが共連れされると、図9に示されるように球Nと電磁石Mとの間には距離(L)が生じてしまうとともに、このとき、次回の球Nは、電磁石によって磁力吸引されるべきであるが、この球Nには複数の球群N1、N2・・・が連接されているため、それらの重みで磁力吸引することができないという問題があった。
本発明者は、発射球を磁力吸引可能な球保持手段を構成する電磁石を備え、この電磁石の磁力吸引を解除することにより発射装置に球を供給する装置において、電磁石によって磁力吸引される発射球と、磁力吸引されるのを待機している次の発射球との間に間隔を設けるという着眼点に着目した。
本発明者は、球供給通路上に設けられるとともに、通電することにより磁力で発射球を磁力吸引して保持する球保持手段を備えたパチンコ機における球供給装置において、前記球供給通路上に、前記球保持手段による磁力吸引によって保持された発射球に対して一定間隔離れた位置に次回に磁力吸引される次の発射球を待機させるという技術的思想に着眼し、更に研究開発を重ねた結果、電磁石の小型化およびコストダウンを可能にするとともに、発射球の充分な飛距離を実現し、発射球の回転による飛びムラを抑制し、発射球の確実な磁力吸引を実現するという目的を達成する本発明に到達した。
本発明(請求項1に記載の第1発明)のパチンコ機における球供給装置は、
球供給通路上に設けられるとともに、通電することにより磁力で発射球を磁力吸引して保持する球保持手段を備えたパチンコ機における球供給装置において、
前記球供給通路上に、前記球保持手段による磁力吸引によって保持された発射球に対して一定間隔離れた位置に次回に磁力吸引される次の発射球を待機させる待機手段を設け
前記球供給通路に振動を付与して前記待機手段によって待機されている次の発射球を前記球保持手段に滑らかに供給することを可能にする振動付与手段を備え
球を発射する発射装置の駆動態様を検出する発射状況検出手段と、
前記発射状況検出手段からの検出結果に基づいて、前記球保持手段および前記振動付与手段の駆動制御を行う通電制御手段とを備えている
ものである。
本発明(請求項2に記載の第2発明)のパチンコ機における球供給装置は、
前記第1発明において、
前記待機手段が、次回に磁力吸引される次の発射球を係止して待機させるストッパ手段によって構成されている
ものである。
本発明(請求項3に記載の第3発明)のパチンコ機における球供給装置は、
前記第2発明において、
前記ストッパ手段が、前記球供給通路面から突設されるとともに、先端が球の中心よりも低い高さの突起によって構成されている
ものである。
本発明(請求項4に記載の第4発明)のパチンコ機における球供給装置は、
前記第1ないし第3発明のいずれかにおいて、
前記球供給通路上に、縦列されている球を前記球保持手段に移動させる球送出手段を備えている
ものである。
本発明(請求項5に記載の第5発明)のパチンコ機における球供給装置は、
前記第1ないし第4発明のいずれかにおいて、
前記球供給通路の途中に網目状に形成されたメッシュ部が設けられている
ものである。
上記構成より成る第1発明のパチンコ機における球供給装置は、球供給通路上に設けられるとともに、通電することにより磁力で発射球を磁力吸引して保持する球保持手段を備えたパチンコ機における球供給装置において、前記球供給通路上に設けられた前記待機手段によって、前記球保持手段による磁力吸引によって保持された発射球に対して一定間隔離れた位置に次回に磁力吸引される次の発射球を待機させるので、次の発射球の影響を受けること無く球保持手段によって磁力吸引され保持されている発射球のみを発射装置に供給するため、発射球の確実な磁力吸引を実現して、電磁石の小型化およびコストダウンを可能にするとともに、発射球の充分な飛距離を実現し、発射球の回転による飛びムラを抑制するという効果を奏する。
上記構成より成る第2発明のパチンコ機における球供給装置は、前記第1発明において、前記待機手段を構成する前記ストッパ手段によって、次回に磁力吸引される次の発射球を係止して待機させるので、次の発射球およびそれに続く球を確実に係止して待機させるという効果を奏する。
上記構成より成る第3発明のパチンコ機における球供給装置は、前記第2発明において、前記ストッパ手段を構成する、前記球供給通路面から突設されるとともに、先端が球の中心よりも低い高さの突起によって、次回に磁力吸引される次の発射球を係止して待機させるので、簡単な構成によって次の発射球およびそれに続く球を確実に係止して待機させるという効果を奏する。
上記構成より成る第4発明のパチンコ機における球供給装置は、前記第1発明ないし第3発明のいずれかにおいて、前記球供給通路上に備えられた前記球送出手段によって、前記球供給通路上に縦列されている球を前記球保持手段に向かって確実に移動させるとともに、前記振動付与手段によって、前記球供給通路に振動を付与して球の滑らかな供給を可能にするという効果を奏する。
上記構成より成る第5発明のパチンコ機における球供給装置は、前記第1発明ないし第4発明のいずれかにおいて、前記球供給通路の途中に設けられた網目状に形成された前記メッシュ部によって、前記球供給通路を供給される球の付着物を除去して、球の磁力吸引を向上させるという効果を奏する。
上記構成より成る第発明のパチンコ機における球供給装置は、球を発射する発射装置の駆動態様を検出する前記発射状況検出手段からの検出結果に基づいて、前記通電制御手段によって前記球保持手段および前記振動付与手段の駆動制御を行うので、前記振動付与手段によって、前記球供給通路に振動を付与して球の滑らかな供給を可能にするとともに、発射球の磁力吸引および磁力解除を確実に実現するという効果を奏する。
以下本発明の最良の実施の形態につき実施例に基づき、図面を用いて説明する。
本第1実施例のパチンコ機における球供給装置は、図1ないし図4に示されるように球供給通路1上に設けられるとともに、通電することにより磁力で発射球を磁力吸引して保持する球保持手段2を備えたパチンコ機における球供給装置3において、前記球供給通路1上に、前記球保持手段2による磁力吸引によって保持された発射球Pに対して一定間隔離れた位置に次回に磁力吸引される次の発射球Nを待機させる待機手段4として、次回に磁力吸引される発射球を係止して待機させるストッパ手段40を備えているものである。
球を発射する発射装置5は、発射レール55上の発射位置の発射球Pを叩き発射する槌51と、該槌51をバネ部材(図示せず)に抗して揺動駆動する発射用ロータリーソレノイド50とから成る。
発射用ロータリーソレノイド50により揺動駆動される前記槌51によって発射される発射球Pの前記発射レール55上の発射位置における存在は、球検出センサー63によって検出される。
発射状況検出手段6は、発射装置5を構成する槌51の揺動範囲の両端に配設されその位置を検出する2個の位置確認スイッチ61、62と、前記発射レール55上の発射位置における発射球Pの存在を検出する球検出センサー63によって構成され、球を発射する前記発射装置5の駆動態様を検出するように構成されている。
前記球供給通路1は、その終端11に向かう程下方に傾斜して配設されている。本実施例では、該通路1が、縦列されている球を前記球保持手段2に移動させる球送出手段として構成されている。
前記ストッパ手段40が、前記球供給通路1の終端11において、球供給通路1の底面から突設されるとともに、先端が球の中心よりも低い高さのアール形状の突起41によって構成されている。
振動付与手段7が、前記球供給通路1の途中に形成された段差部に外周面が接するバイブ用モータによって構成され、前記球供給通路1に振動を付与して球の滑らかな供給を可能にするように構成されている。
前記球供給通路1における前記振動付与手段7の近傍に網目状に形成されたメッシュ部15が設けられている。
前記球保持手段2は、電磁石20と、該電磁石20から水平に突出して且つ先端部が下方に突出した略L字状のステー21とから成る。
発射球Pを磁力吸引して係止する前記ステー21の先端に形成された吸引部211は、図1に示されるように前記球供給通路1の終端11に形成されたアール形状の突起41の斜め上方に位置するとともに、突起41から横方向に一定距離離れている。ステー21の吸着端211に磁力吸引して係止された発射球Pと前記突起41によって係止された次の発射球Nとの間には球の半径より短い間隔(図3に示すS)が形成されるように構成されている。
通電制御手段8は、前記発射状況検出手段6からの検出結果に基づいて、発射用ロータリーソレノイド50および前記球保持手段2を構成する電磁石20の駆動制御を行うものである。
図3に示されるように前記発射装置5によって前記発射レール55上の発射位置にある発射球Pが揺動した槌51によって発射されると、図4に示されるように前記球保持手段2の電磁石20の駆動が解除されオフになり、ステー21の吸着端211に磁力吸引されていた発射球Pが落下して、前記発射レール55上の発射位置に移動する。
本第1実施例のパチンコ機における球供給装置の作用について、図5のチャート図を用いてさらに詳細に説明する。
すなわち槌51が反時計方向に揺動して発射球Pが発射されると、発射状況検出手段6の位置確認スイッチ61がオン(図5(A)図示)になり、球検出センサー63がオフ(図5(C)図示)になったことが検知されると、通電制御手段8が、球保持手段2の電磁石20の駆動信号を一定時間オフ(図5(D)図示)にするので、球保持手段2の電磁石20の駆動が解除され、ステー21の吸着端211に磁力吸引されていた発射球Pが落下移動して、発射レール55上の発射位置に到達すると、球検出センサー63がオン(図5(C)図示)になる。
通電制御手段8は、球保持手段2の電磁石20の駆動信号を一定時間オフ(図5(D)図示)にした後、オンにすると同時に振動付与手段7を構成する前記バイブ用モータの駆動信号をオン(図5(E)図示)にして、球供給通路1に振動を付与して、発射球Pに対して一定間隔離れた位置に待機されていた次の発射球Nを、オン状態になっている球保持手段2の電磁石20に供給して、前記電磁石20によって磁力吸引され発射球Pとして保持される。
次の球を発射するために槌51が時計方向に揺動して発射状況検出手段6の位置確認スイッチ62がオン(図5(B)図示)になったことが検知されると、通電制御手段8は、振動付与手段7を構成する前記バイブ用モータの駆動信号をオフ(図5(E)図示)にして、球供給通路1に対する振動付与が停止される。
本第1実施例のパチンコ機における球供給装置は、発射球Pに対して一定間隔離れた位置に次回に磁力吸引される発射球Nを待機させるので、次の発射球の影響を受けること無く球保持手段2によって磁力吸引され保持されている発射球Pのみを発射装置5に供給することができるという効果を奏する。
本第1実施例のパチンコ機における球供給装置は、待機手段4によって、球保持手段2による磁力吸引によって保持された発射球に対して一定間隔離れた位置に次回に磁力吸引される次の発射球Nを待機させるので、発射球Pの確実な磁力吸引を実現して、球保持手段2を構成する電磁石20の小型化およびコストダウンを可能にするとともに、発射球の充分な飛距離を実現し、発射球の回転による飛びムラを抑制するという効果を奏する。
さらに本第1実施例のパチンコ機における球供給装置は、前記球供給通路面から突設されるとともに、先端が球の中心よりも低い高さの前記ストッパ手段40を構成するアール形状の突起41によって、次回に磁力吸引される発射球を係止して待機させるので、簡単な構成によって次の発射球およびそれに続く発射球を確実に係止して待機させるという効果を奏する。
すなわち前記ストッパ手段40は、前記球供給通路1の内面から突設されるとともに、先端が球の中心よりも低くかつアール形状をなす突起41であるため、かかる構成により、保持位置に球を的確に送ることが可能になる。
また第1実施例のパチンコ機における球供給装置は、振動付与手段7によって、球供給通路1に振動を付与して球の滑らかな供給を可能にするという効果を奏する。
球供給通路1上に振動を付与することにより、磁力吸引位置に球を移動させるこの構成により、複数の球を同時かつ適度な速さで移動させることができる。
また前記球送出手段(振動付与手段7)による振動開始タイミングを、電磁石20を駆動するすなわちONにするタイミングと同時にすれば、電磁石20による磁力吸引が開始されるのと同時に、次の球が突起41を乗り越え送り出されるため、球を1つずつ一層確実に磁力吸引することができる。
さらに本第1実施例のパチンコ機における球供給装置は、球供給通路1の途中に設けられた網目状に形成されたメッシュ部14によって、球供給通路1を供給される球の付着物を除去して、球の磁力吸引を向上させるという効果を奏する。
すなわち前記球送出手段の近傍における前記球供給通路1の途中に網目状に形成されたメッシュ部14が設けられているので、この構成により球送出手段としての前記振動付与手段7によって球に加えられる振動によって、メッシュ部14から球の表面に付着した塵埃、錆、剥がれたメッキ等の鉄粉が排出される。これにより、球の磁力吸引性能が向上する。
また第1実施例のパチンコ機における球供給装置は、球を発射する発射装置5の駆動態様を検出する発射状況検出手段6からの検出結果に基づいて、通電制御手段8によって球保持手段2の電磁石20の駆動制御を行うので、発射球の磁力吸引および磁力解除を確実に実現するという効果を奏する。
さらに本第1実施例のパチンコ機における球供給装置は、球供給通路1上に備えられた球送出手段を構成する振動付与手段7によって、球供給通路上に縦列されている球を球保持手段2に向かって確実に移動させるという効果を奏する。
本第2実施例のパチンコ機における球供給装置は、図6に示されるように上述の第1実施例における前記球供給通路1の終端11に形成された突起41を支点周りに揺動する揺動部材42に変更した点が主な相違点であり、以下相違点を中心に説明する。第2実施例では、待機手段が揺動部材42から構成されている。
前記揺動部材42は、一端に偏心した支点420周りに揺動し、略V字形状の短片421の先端は傾斜した前記球供給通路1の終端上方にバネ部材425の付勢力により常時突出して次の発射球Nを係止しており、長片422は下方に延在する略L字形状をしており、下端水平部423が発射球の落下通路内に突出している。
前記球保持手段2の前記電磁石20の駆動が解除されステー21の吸着端211から発射球Pが落下すると、前記揺動部材42の長片422の下端の水平部423が落下した発射球Pによってバネ部材425の付勢力に抗して図中左方に押され、前記揺動部材42が支点420周りに時計方向に揺動するため、前記球供給通路1の終端上方に突出して次の発射球Nを係止していた短片421が前記球供給通路1の下部に埋没し、前記球供給通路1の傾斜によって係止されていた発射球Nが図中右方向に移動して、駆動が開始された前記球保持手段2の前記電磁石20によって発射球Pとして磁力吸引して保持されるものである。
本第2実施例のパチンコ機における球供給装置は、前記球供給通路1の傾斜および発射球Pの落下を利用したシンプルな機構である前記揺動部材42の揺動を制御するものであり、上述の第1実施例のように振動付与手段の振動制御を不要にして、コストダウンを可能にするとともに、構成特に制御をシンプルにすることが出来るという効果を奏する。
本第3実施例のパチンコ機における球供給装置は、図7に示されるように上述の第1実施例における前記球供給通路1の終端11に形成された突起41をソレノイド430の駆動により上下動が制御されるピストン43に変更した点が主な相違点であり、以下相違点を中心に説明する。第3実施例では、待機手段がソレノイド430とピストン43とから構成されている。
前記ピストン43は、下端433に係止されたバネ部材431の付勢力により前記球供給通路1の終端上方に常時突出しており球を係止し得る面積を有する上端432が次の発射球Nを係止しており、前記球保持手段2の前記電磁石20の駆動が解除されステー21の吸着端211から発射球Pが落下した後、前記ソレノイド430が駆動されると、前記ソレノイド430の磁気的吸引力によりバネ部材431の付勢力に抗して前記ソレノイド430内を下方に移動してピストン43の上端432が前記球供給通路1の下部に埋没し、前記球供給通路1の傾斜によって係止されていた発射球Nが図中右方向に移動して、駆動が開始された前記球保持手段2の前記電磁石20によって発射球Pとして磁力吸引して保持されるものである。
本第3実施例のパチンコ機における球供給装置は、ピストン43の下方への移動を任意に制御して、前記球供給通路1の傾斜を利用して球を移動させるものであるため、比較的シンプルな構成により最適なタイミングで次の発射球Nを前記球保持手段2に供給することが出来るという効果を奏する。
上述の実施例は、説明のために例示したもので、本発明としてはそれらに限定されるものでは無く、特許請求の範囲、発明の詳細な説明および図面の記載から当業者が認識することができる本発明の技術的思想に反しない限り、変更および付加が可能である。
上述の第1実施例において、振動付与手段7を球供給通路1の段差部に配置したが、ストッパ手段40の近傍に配置することも出来る。
上述の第1実施例においては、一例として前記球送出手段を前記球供給通路1と振動付与手段7によって構成する例について説明したが、本発明としてはそれらに限定されるものではなく、前記振動付与手段7を用いないで前記球供給通路1に傾斜を形成することにより、前記球送出手段を構成する実施形態を採用することが出来る。
本発明の第1実施例のパチンコ機における球供給装置を示す正面図である。 本第1実施例のパチンコ機における球供給装置を示す側面図である。 本第1実施例のパチンコ機における球供給装置における発射球の発射状態を説明するための説明図である。 本第1実施例のパチンコ機における球供給装置の発射球発射後の次の発射球を発射位置に供給する状態を説明するための説明図である。 本第1実施例のパチンコ機における球供給装置の動作を説明するためのチャート図である。 本発明の第2実施例のパチンコ機における球供給装置の要部を示す要部正面図である。 本発明の第2実施例のパチンコ機における球供給装置を示す要部正面図である。 従来のパチンコ機における球供給装置の要部を示す要部正面図である。 従来のパチンコ機における球供給装置における球の状態を説明するための説明図である。
符号の説明
1 球供給通路(球送出手段)
2 球保持手段
3 球供給装置
P 発射球
N 次の発射球
4 待機手段
40 ストッパ手段
41 突起
6 発射状況検出手段
7 振動付与手段(球送出手段)
8 通電制御手段

Claims (5)

  1. 球供給通路上に設けられるとともに、通電することにより磁力で発射球を磁力吸引して保持する球保持手段を備えたパチンコ機における球供給装置において、
    前記球供給通路上に、前記球保持手段による磁力吸引によって保持された発射球に対して一定間隔離れた位置に次回に磁力吸引される次の発射球を待機させる待機手段を設け
    前記球供給通路に振動を付与して前記待機手段によって待機されている次の発射球を前記球保持手段に滑らかに供給することを可能にする振動付与手段を備え
    球を発射する発射装置の駆動態様を検出する発射状況検出手段と、
    前記発射状況検出手段からの検出結果に基づいて、前記球保持手段および前記振動付与手段の駆動制御を行う通電制御手段とを備えている
    ことを特徴とするパチンコ機における球供給装置。
  2. 請求項1において、
    前記待機手段が、次回に磁力吸引される次の発射球を係止して待機させるストッパ手段によって構成されている
    ことを特徴とするパチンコ機における球供給装置。
  3. 請求項2において、
    前記ストッパ手段が、前記球供給通路面から突設されるとともに、先端が球の中心よりも低い高さの突起によって構成されている
    ことを特徴とするパチンコ機における球供給装置。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれか一項において、
    前記球供給通路上に、縦列されている球を前記球保持手段に移動させる球送出手段を備えている
    ことを特徴とするパチンコ機における球供給装置。
  5. 請求項1ないし請求項4のいずれか一項において、
    前記球供給通路の途中に網目状に形成されたメッシュ部が設けられている
    ことを特徴とするパチンコ機における球供給装置。
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