JP4859676B2 - Hivインテグラーゼ阻害剤 - Google Patents

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Description

ヒト免疫不全ウイルス(HIV)は、日和見感染に対する感受性を伴う免疫系、特にCD4T細胞の破壊により特徴づけられる疾患である後天性免疫不全症候群(AIDS)及び持続性全身性リンパ節炎、発熱や体重減少のような症状により特徴づけられる症候群であるその前駆AIDS関連複合症候群(ARC)の病原因子である。HIVはレトロウイルスである。そのRNAのDNAへの変換は逆転写酵素の作用により行われる。逆転写酵素の機能を阻害する化合物は感染細胞におけるHIVの複製を抑制する。こうした化合物はヒトにおけるHIV感染の予防または治療において有用である。
ヒトT細胞中のHIV複製において必要なステップはウイルスコード化インテグラーゼによるプロウイルスDNAの宿主細胞ゲノムへの挿入である。組込みは、ウイルスDNA配列を有する安定な核タンパク質複合体の構築、線状プロウイルスDNAの3’末端からの2個のヌクレオチドの切断及び宿主標的部位で生じた段違い切断(staggered cut)でのプロウイルスDNAの陥凹3’OH末端の共有結合を含むプロセスにおいてインテグラーゼにより媒介されると考えられている。生じたギャップの修復合成は細胞酵素によりなされ得る。
ヒト疾患を治療するために新しい治療薬を見つけ続けなければならない。HIVインテグラーゼはウイルス感染、特にHIV感染において重要な役割を有しているので新しい治療薬の発見のための魅力的標的である。インテグラーゼ阻害剤は国際特許出願公開第03/062204号に開示されている。本発明の化合物は、既に開示されているインテグラーゼ阻害剤に比して複数の利点、例えば高い効力、代謝安定性、高い治療指数または他の医薬特性を示す。
本発明は、HIVインテグラーゼ阻害剤であり、よってHIV複製の抑制、HIVによる感染の予防及び/または治療、並びにAIDS及び/またはARCの治療において有用である化合物に関する。本発明は、式(I):
Figure 0004859676
[式中、
は水素、ヒドロキシ、CN、N(R)、C1-8アルキル、C3-7シクロアルキル、ハロゲン及びC1-8アルコキシから独立して選択される1個以上の置換基であり;
は水素、C1-8アルキル、C1-8ハロアルキル、C3-7シクロアルキル、C6-14アラルキル、C2-6アルケニル、C3-7シクロアルケニル、C3-6アルキニル、C6-14アリール、ヘテロ環であって、その各々は場合によりC1-8アルキル、C1-8ハロアルキル、C3-7シクロアルキル、C2-6アルケニル、C3-7シクロアルケニル、C3-6アルキニル、ハロゲン、CN、NO、OR、N(R)、S(O)、SR、OS(O)、S(O)OR、OS(O)OR、N(R)S(O)、S(O)N(R)、N(R)S(O)N(R)、OS(O)N(R)、N(R)S(O)OR、C(O)R、OC(O)R、C(O)OR、OC(O)OR、N(R)C(O)R、C(O)N(R)、N(R)C(O)N(R)、OC(O)N(R)、N(R)C(O)OR、C(NR)=N(R)、N(R)C(NR)=N(R)、C(SR)=N(R)、C(OR)=N(R)、N(R)C(SR)=N(R)、及び場合によりオキソまたはRで置換されていてもよいヘテロ環からなる群から独立して選択される1個以上の置換基で置換されていてもよく;
または場合によりRがC5-7シクロアルキル、C6-14アラルキル、C5-7シクロアルケニル、C6-14アリールまたはヘテロ環のとき、Rは5〜7員炭素環式またはヘテロ環式環に縮合していてもよく;
及びRは独立して水素、NO、OR、CN、N(R)、C(O)R、C(O)C(O)R、C(O)N(R)、C(O)C(O)N(R)、S(O)、SR、S(O)N(R)、C1-8アルキル、C1-8ハロアルキル、C3-7シクロアルキル、C6-14アラルキル、C2-6アルケニル、C3-7シクロアルケニル、C3-6アルキニル、C6-14アリールまたはヘテロ環であって、その各々は場合によりC1-8アルキル、C1-8ハロアルキル、C3-7シクロアルキル、C6-14アラルキル、C2-6アルケニル、C3-7シクロアルケニル、C3-6アルキニル、C6-14アリール、CN、NO、OR、N(R)、S(O)、SR、OS(O)、S(O)OR、OS(O)OR、N(R)S(O)、S(O)N(R)、N(R)S(O)N(R)、OS(O)N(R)、N(R)S(O)OR、C(O)R、OC(O)R、C(O)OR、OC(O)OR、N(R)C(O)R、C(O)N(R)、N(R)C(O)N(R)、OC(O)N(R)、N(R)C(O)OR、C(NR)=N(R)、C(SR)=N(R)、C(OR)=N(R)及びヘテロ環からなる群から独立して選択される1個以上の置換基で置換されていてもよく;
場合によりR及びRは1個以上の環炭素原子及び/またはN、O、C(R)、C(O)、S(O)またはSを含めた環ヘテロ原子を介して連結して飽和または不飽和の3〜8員炭素環式またはヘテロ環式環を形成していてもよく;
及びRは独立して水素、C1-8アルキル、C1-8ハロアルキル、C3-7シクロアルキル、C6-14アラルキル、C2-6アルケニル、C3-7シクロアルケニル、C3-6アルキニル、C6-14アリールまたはヘテロ環であり;
場合によりR及びRは1個以上の環炭素原子及び/またはN、O、C(O)、S(O)またはSを含めた環ヘテロ原子を介して連結して飽和または不飽和の3〜8員炭素環式またはヘテロ環式環を形成していてもよく;
は水素、ヒドロキシ、C1-8アルキル、C1-8ハロアルキル、C3-7シクロアルキル、C2-6アルケニル、C3-7シクロアルケニル、C3-6アルキニル、N(R)またはヘテロ環であって、その各々は場合によりC1-8アルキル、C1-8ハロアルキル、C3-7シクロアルキル、C2-6アルケニル、C3-7シクロアルケニル、C3-6アルキニル、ハロゲン、オキソ、CN、NO、OR、N(R)、S(O)、SR、OS(O)、S(O)OR、OS(O)OR、N(R)S(O)、S(O)N(R)、N(R)S(O)N(R)、OS(O)N(R)、N(R)S(O)OR、C(O)R、OC(O)R、C(O)OR、OC(O)OR、N(R)C(O)R、C(O)N(R)、N(R)C(O)N(R)、OC(O)N(R)、N(R)C(O)OR、C(NR)=N(R)、C(SR)=N(R)、C(OR)=N(R)、N(R)C(NR)=N(R)、N(R)C(SR)=N(R)、N(R)C(OR)=N(R)、及び場合によりオキソまたはRで置換されていてもよいヘテロ環からなる群から独立して選択される1個以上の置換基で置換されていてもよく;
mは1または2であり;
ただし
(a)R及びRが共に水素のとき、RはN(R)(ここで、R及びRは共にC1-8アルキルである)で置換されたC1-8アルキルであり得ない;
(b)Rがハロゲンであり、RがC1-8アルキル、C(O)R(ここで、RはC1-8アルキルである)で置換されたC1-8アルキル、またはS(O)(ここで、RはC1-8アルキルであり、mは2である)で置換されたC1-8アルキルのとき、RはC1-8アルキルでもOR(ここで、RはC1-8アルキルである)で置換されたC1-8アルキルでもあり得ない]
を有する化合物またはその製薬上許容される誘導体に関する。
本発明は、ウイルス感染、特にHIV感染の治療または予防に有用な式(I)を有する化合物、式(I)を有する化合物を含む医薬組成物及び前記化合物の製造方法を包含する。
本発明は、式(I):
Figure 0004859676
[式中、
は水素、ヒドロキシ、CN、N(R)、C1-8アルキル、C3-7シクロアルキル、ハロゲン及びC1-8アルコキシから独立して選択される1個以上の置換基であり;
は水素、C1-8アルキル、C1-8ハロアルキル、C3-7シクロアルキル、C6-14アラルキル、C2-6アルケニル、C3-7シクロアルケニル、C3-6アルキニル、C6-14アリール、ヘテロ環であって、その各々は場合によりC1-8アルキル、C1-8ハロアルキル、C3-7シクロアルキル、C2-6アルケニル、C3-7シクロアルケニル、C3-6アルキニル、ハロゲン、CN、NO、OR、N(R)、S(O)、SR、OS(O)、S(O)OR、OS(O)OR、N(R)S(O)、S(O)N(R)、N(R)S(O)N(R)、OS(O)N(R)、N(R)S(O)OR、C(O)R、OC(O)R、C(O)OR、OC(O)OR、N(R)C(O)R、C(O)N(R)、N(R)C(O)N(R)、OC(O)N(R)、N(R)C(O)OR、C(NR)=N(R)、N(R)C(NR)=N(R)、C(SR)=N(R)、C(OR)=N(R)、N(R)C(SR)=N(R)、及び場合によりオキソまたはRで置換されていてもよいヘテロ環からなる群から独立して選択される1個以上の置換基で置換されていてもよく;
または場合によりRがC5-7シクロアルキル、C6-14アラルキル、C5-7シクロアルケニル、C6-14アリールまたはヘテロ環のとき、Rは5〜7員炭素環式またはヘテロ環式環に縮合していてもよく;
及びRは独立して水素、NO、OR、CN、N(R)、C(O)R、C(O)C(O)R、C(O)N(R)、C(O)C(O)N(R)、S(O)、SR、S(O)N(R)、C1-8アルキル、C1-8ハロアルキル、C3-7シクロアルキル、C6-14アラルキル、C2-6アルケニル、C3-7シクロアルケニル、C3-6アルキニル、C6-14アリールまたはヘテロ環であって、その各々は場合によりC1-8アルキル、C1-8ハロアルキル、C3-7シクロアルキル、C6-14アラルキル、C2-6アルケニル、C3-7シクロアルケニル、C3-6アルキニル、C6-14アリール、CN、NO、OR、N(R)、S(O)、SR、OS(O)、S(O)OR、OS(O)OR、N(R)S(O)、S(O)N(R)、N(R)S(O)N(R)、OS(O)N(R)、N(R)S(O)OR、C(O)R、OC(O)R、C(O)OR、OC(O)OR、N(R)C(O)R、C(O)N(R)、N(R)C(O)N(R)、OC(O)N(R)、N(R)C(O)OR、C(NR)=N(R)、C(SR)=N(R)、C(OR)=N(R)及びヘテロ環からなる群から独立して選択される1個以上の置換基で置換されていてもよく;
場合によりR及びRは1個以上の環炭素原子及び/またはN、O、C(R)、C(O)、S(O)またはSを含めた環ヘテロ原子を介して連結して飽和または不飽和の3〜8員炭素環式またはヘテロ環式環を形成していてもよく;
及びRは独立して水素、C1-8アルキル、C1-8ハロアルキル、C3-7シクロアルキル、C6-14アラルキル、C2-6アルケニル、C3-7シクロアルケニル、C3-6アルキニル、C6-14アリールまたはヘテロ環であり;
場合によりR及びRは1個以上の環炭素原子及び/またはN、O、C(O)、S(O)またはSを含めた環ヘテロ原子を介して連結して飽和または不飽和の3〜8員炭素環式またはヘテロ環式環を形成していてもよく;
は水素、ヒドロキシ、C1-8アルキル、C1-8ハロアルキル、C3-7シクロアルキル、C2-6アルケニル、C3-7シクロアルケニル、C3-6アルキニル、N(R)またはヘテロ環であって、その各々は場合によりC1-8アルキル、C1-8ハロアルキル、C3-7シクロアルキル、C2-6アルケニル、C3-7シクロアルケニル、C3-6アルキニル、ハロゲン、オキソ、CN、NO、OR、N(R)、S(O)、SR、OS(O)、S(O)OR、OS(O)OR、N(R)S(O)、S(O)N(R)、N(R)S(O)N(R)、OS(O)N(R)、N(R)S(O)OR、C(O)R、OC(O)R、C(O)OR、OC(O)OR、N(R)C(O)R、C(O)N(R)、N(R)C(O)N(R)、OC(O)N(R)、N(R)C(O)OR、C(NR)=N(R)、C(SR)=N(R)、C(OR)=N(R)、N(R)C(NR)=N(R)、N(R)C(SR)=N(R)、N(R)C(OR)=N(R)、及び場合によりオキソまたはRで置換されていてもよいヘテロ環からなる群から独立して選択される1個以上の置換基で置換されていてもよく;
mは1または2であり;
ただし
(a)R及びRが共に水素のとき、RはN(R)(ここで、R及びRは共にC1-8アルキルである)で置換されたC1-8アルキルであり得ない;
(b)Rがハロゲンであり、RがC1-8アルキル、C(O)R(ここで、RはC1-8アルキルである)で置換されたC1-8アルキル、またはS(O)(ここで、RはC1-8アルキルであり、mは2である)で置換されたC1-8アルキルのとき、RはC1-8アルキルでもOR(ここで、RはC1-8アルキルである)で置換されたC1-8アルキルでもあり得ない]
を有する化合物またはその製薬上許容される誘導体に関する。
用語「アルキル」は、単独でも他の用語との組合せでも特定数の炭素原子を含有する直鎖または分枝鎖の飽和脂肪族炭化水素基を指す。アルキル基の例にはメチル、エチル、n-プロピル、イソプロピル、n-ブチル、イソブチル、sec-ブチル、tert-ブチル、ペンチル、イソアミル、n-ヘキシル等が含まれるが、これらに限定されない。
用語「シクロアルキル」は、化学的に安定な構造で3〜6個の炭素から構成される飽和または部分飽和の炭素環式環を指す。適当な炭素環式基の例にはシクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル及びシクロヘキセニルが含まれる。
用語「アルケニル」は、単独でも他の用語との組合せでも少なくとも1個の炭素-炭素二重結合を有する直鎖または分枝鎖アルキル基を指す。アルケニル基の例にはエテニル、プロペニル、イソプロペニル、ブテニル、イソブテニル、ペンテニル、ヘキセニル、ヘキサジエニル等が含まれるが、これらに限定されない。
用語「アルキニル」は、鎖に沿った安定な点に存在し得る1個以上の炭素-炭素三重結合を有する直鎖または分枝鎖構造の炭化水素基、例えばエチニル、プロピニル、ブチニル、ペンチニル等を指す。
用語「アルコキシ」は、用語「アルキル」が上に定義した通りであるアルキルエーテル基を指す。適当なアルキルエーテル基の例にはメトキシ、エトキシ、n-プロポキシ、イソプロポキシ、n-ブトキシ、イソブトキシ、sec-ブトキシ、tert-ブトキシ等が含まれるが、これらに限定されない。
用語「アリール」は、単独でも他の用語との組合せでも特定数の炭素原子、好ましくは6〜14個の炭素原子、より好ましくは6〜10個の炭素原子を含有する炭素環式芳香族部分(例えば、フェニルまたはナフチル)を指す。アリール基の例にはフェニル、ナフチル、インデニル、アズレニル、フルオレニル、アントラセニル、フェナントレニル、テトラヒドロナフチル、インダニル、フェナントリジニル等が含まれるが、これらに限定されない。別段の記載がない限り、用語「アリール」には芳香族炭化水素基の考えられる位置異性体、例えば1-ナフチル、2-ナフチル、5-テトラヒドロナフチル、6-テトラヒドロナフチル、1-フェナントリジニル、2-フェナントリジニル、3-フェナントリジニル、4-フェナントリジニル、7-フェナントリジニル、8-フェナントリジニル、9-フェナントリジニル及び10-フェナントリジニルも包含される。アリール基の例にはフェニル、ナフチル、インデニル、アズレニル、フルオレニル、アントラセニル、フェナントレニル、テトラヒドロナフチル、インダニル、フェナントリジニル等が含まれるが、これらに限定されない。
用語「アラルキル」は、アリール基で置換されたアルキル基を指す。アラルキル基の例にはベンジル、フェネチル等が含まれるが、これらに限定されない。
本明細書中で使用される用語「ヘテロ環」、「ヘテロ環式」及び「ヘテロシクリル」は、3〜7員単環式ヘテロ環式環または8〜11員二環式ヘテロ環式環系を指し、これらの環はいずれも飽和、部分飽和または不飽和であり、単環ならば場合によりベンゾ縮合していてもよい。各ヘテロ環は1個以上の炭素原子とN、O及びSからなる群から選択される1〜4個のヘテロ原子から構成され、窒素及び硫黄ヘテロ原子は場合により酸化されていてもよく、窒素原子は場合により4級化されていてもよく、上記したヘテロ環式環がベンゼン環に縮合している二環式基も含まれる。ヘテロ環式環は、安定な構造を形成するならば炭素またはヘテロ原子に結合してもよい。好ましいヘテロ環には5〜7員単環式ヘテロ環及び8〜10員二環式ヘテロ環が含まれる。ヘテロ環式環が置換基を有している場合、置換基は安定な化学構造が生ずるならばヘテロ原子または炭素原子でも環中の任意の原子に結合され得ると理解されたい。「ヘテロ芳香族」または「ヘテロアリール」は上記したヘテロ環に包含され、通常環系が5〜12個、好ましくは5〜10個の炭素原子を含有する芳香族単環式または多環式環基であり、1個以上、好ましくは1〜4個の環炭素の各々がヘテロ原子、例えばN、O、S及びPで置換されているヘテロ環を指す。好ましいヘテロアリール基には5〜6員単環式ヘテロアリール及び8〜10員二環式ヘテロアリールが含まれる。非芳香族ヘテロ原子含有環が1個以上の芳香族環に縮合しており、結合基または点が非芳香族ヘテロ原子含有環上にある基、例えばインドリニル、クロマニル、フェナントリジニルまたはテトラヒドロキノリニルも用語「ヘテロ環」、「ヘテロ環式」及び「ヘテロシクリル」の範囲に含まれる。別段の記載がない限り、ヘテロ環式基の考えられる位置異性体、例えば1-インドリニル、2-インドリニル、3-インドリニルも用語「ヘテロ環」、「ヘテロ環式」及び「ヘテロシクリル」の範囲に含まれる。ヘテロ環の例にはイミダゾリル、イミダゾリノニル、イミダゾリジニル、キノリル、イソキノリル、インドリル、インダゾリル、インダゾリノリル、ペルヒドロピリダジル、ピリダジル、ピリジル、ピロリル、ピロリニル、ピロリジニル、ピラゾリル、ピラジニル、キノキソリル、ピペリジニル、ピラニル、ピラゾリニル、ピペラジニル、ピリミジニル、ピリダジニル、モルホリニル、チアモルホリニル、フリル、チエニル、トリアゾリル、チアゾリル、カルボリニル、テトラゾリル、チアゾリジニル、ベンゾフラノニル、チアモルホリニルスルホン、オキサゾリル、オキサジアゾリル、ベンゾキサゾリル、オキソピペリジニル、オキソピロリジニル、オキソアゼピニル、アゼピニル、イソオキソゾリル、イソチアゾリル、フラザニル、テトラヒドロピラニル、テトラヒドロフラニル、チアゾリル、チアジアゾリル、ジオキソリル、ジオキシニル、オキサチオリル、ベンゾジオキソリル、ジチオリル、チオフェニル、テトラヒドロチオフェニル、スルホラニル、ジオキサニル、ジオキソラニル、テトラヒドロフロジヒドロフラニル、テトラヒドロピラノジヒドロフラニル、ジヒドロピラニル、テトラヒドロフロフラニル及びテトラヒドロピラノフラニルが含まれる。
用語「ヘテロ原子」は窒素、酸素または硫黄を意味し、窒素の酸化形態(例えば、N(O){N-O-})、硫黄の酸化形態(例えば、S(O)及びS(O))及び塩基性窒素の4級化形態が包まれる。
置換基または変数の組合せは、該組合せが安定なまたは化学的に可能性ある化合物を生ずるならば可能である。安定な化合物または化学的に可能性ある化合物は、水分または他の化学的反応性の条件の非存在下で40℃以下の温度で少なくとも1週間維持したときに化学構造が実質的に変化しないものである。
別段の記載がない限り、本明細書に記載されている構造は構造のすべての立体化学形態、すなわち各不斉中心に関してR及びS立体配置が包含されると意味する。従って、本発明の化合物のラセミ体及びラセミ混合物、単一エナンチオマー、ジアステレオマー混合物及び個々のジアステレオマーが明らかに本発明の範囲に包含される。本明細書中に例示されている特定化合物は特定の立体化学構造で描写されているが、任意のキラル中心で反対の立体化学を有する化合物またはその混合物も意図される。
別段の記載がない限り、本明細書中に記載されている構造は1個以上の同位体を多く含む原子の存在の点でのみ異なる化合物も包含されると意味する。例えば、水素がジュウテリウムまたはトリチウムで置換されている構造または炭素が13C-または14Cを多く含む炭素で置換されている構造を有する化合物も本発明の範囲内である。
本発明の特定化合物が別の互変形態で存在し得ることは当業者に自明である。本発明の化合物のすべての互変形態が本発明の範囲内である。別段の記載がない限り、各互変異性体の表記は他のものが含まれると意味する。
用語「医薬有効量」は、患者におけるウイルス感染、例えばHIV感染を単独治療としてまたは他の物質との併用で治療するのに有効な量を指す。本明細書中で使用される用語「治療する」は患者における特定疾患の症状の緩解または特定疾患に関連する確認可能な測定値の改善を指し、ウイルス感染が潜在するようになる患者のような無症状患者における症状再発の抑制が含まれ得る。用語「予防有効量」は患者におけるウイルス感染、例えばHIV感染を予防するのに有効な量または前記感染の症状の発現を予防するのに有効な量を指す。本明細書中で使用される用語「患者」はヒトを含めた哺乳動物を指す。
用語「製薬上許容される担体またはアジュバント」は、本発明の化合物と一緒に患者に対して投与され得、その治療量の抗ウイルス剤をデリバリーするのに十分な量で投与したとき医薬活性を破壊することもなく有毒でもない担体またはアジュバントを指す。
本明細書中で使用される用語「治療」は、患者における特定疾患の症状の緩解または特定疾患に関連する確認可能な測定値の改善を指し、ウイルス感染が潜在するようになる患者のような無症状患者における症状再発の抑制が含まれ得る。治療には患者における疾患または状態の予防或いは前記疾患または状態の症状の発現の予防が含まれる。本明細書中で使用される用語「患者」はヒトを含めた哺乳動物を指す。
本明細書中で使用される用語「被験体」は、患者、動物または生物学的サンプルを指す。本明細書中で使用される用語「生物学的サンプル」には、非限定的に細胞培養物またはその抽出物、インビトロアッセイに適した酵素の調製物、哺乳動物から得られる生検材料またはその抽出物、並びに血液、唾液、尿、大便、精液、涙または他の体液またはその抽出物が含まれる。
本明細書中、用語「含む(comprise)」またはその変形語、例えば「含む(comprises)」、「含んでいる(comprising)」は明示された完全体または完全大群が包含され、他の完全体または完全体群を排除しないと理解される。
本明細書中で使用する場合、本発明の化合物はその製薬上許容される誘導体を包含するように規定されている。「製薬上許容される誘導体」は、レシピエントに投与したとき直接または間接的に本発明の化合物またはその抑制的に活性な代謝物または残余物を与えることができる本発明の化合物の製薬上許容される塩、エステル、エステルの塩、エーテルまたは他の誘導体を意味する。特に好ましい誘導体及びプロドラッグは、例えば経口投与した化合物が血液中により容易に吸収されるようにすることにより哺乳動物に対して本発明の化合物を投与したときに該化合物のバイオアベイラビリティーを向上させるものまたは親化合物の生物学的区画(例えば、脳またはリンパ系)へのデリバリーを親化合物に比して高めるものである。
本発明の化合物の製薬上許容される塩には製薬上許容される無機及び有機酸並びに有機及び無機塩基から誘導されるものが含まれる。適当な酸の例には塩酸、臭化水素酸、硫酸、硝酸、過塩素酸、フマル酸、マレイン酸、リン酸、グリコール酸、乳酸、サリチル酸、コハク酸、トルエン-p-スルホン酸、酒石酸、酢酸、クエン酸、メタンスルホン酸、エタンスルホン酸、ギ酸、安息香酸、マロン酸、ナフタレン-2-スルホン酸及びベンゼンスルホン酸が含まれる。それ自体製薬上許容されないシュウ酸のような他の酸は本発明の化合物及びその製薬上許容される酸付加塩を得る際の中間体として有用な塩の製造において使用され得る。
適当な塩基から誘導される塩にはアルカリ金属(例えば、ナトリウム)塩、アルカリ土類金属(例えば、マグネシウム)塩、アンモニウム塩、NW (ここで、WはC1-4アルキルである)塩及び他のアミン塩が含まれる。水素原子またはアミノ基の生理学的に許容される塩には有機カルボン酸、例えば酢酸、乳酸、酒石酸、リンゴ酸、イセチオン酸、ラクトビオン酸及びコハク酸;有機スルホン酸、例えばメタンスルホン酸、エタンスルホン酸、ベンゼンスルホン酸及びp-トルエンスルホン酸;及び無機酸、例えば塩酸、硫酸、リン酸及びスルファミン酸の塩が含まれる。ヒドロキシ基を有する化合物の生理学的に許容される塩には前記化合物のアニオンと適当なカチオン、例えばNa、NH 及びNW (ここで、WはC1-4アルキル基である)の組合せが含まれる。好ましい塩にはナトリウム、カルシウム、カリウム、マグネシウム、コリン、メグルミン、塩酸塩及び第4級アンモニウムが含まれる。
本発明の他の化合物は、容易に合成されるかまたは市販されている試薬を用いて当業界での知識と合わせた本明細書の教示に従って当業者により製造され得る。
上記化合物に対する言及はその製薬上許容される塩に対する言及も含まれる。
本発明の化合物の塩は当業界で公知の方法により作成され得る。例えば、本発明の化合物を適当な溶媒中で適当な塩基で処理すると対応の塩が生ずる。
本発明の化合物のエステルは、(1)エステル基のカルボン酸部分の非カルボニル部分が直鎖または分枝鎖アルキル(例えば、アセチル、n-プロピル、t-ブチルまたはn-ブチル)、アルコキシアルキル(例えば、メトキシメチル)、アラルキル(例えば、ベンジル)、アリールオキシアルキル(例えば、フェノキシメチル)、アリール(例えば、場合により例えばハロゲン、C1-4アルキル、C1-4アルコキシまたはアミノで置換されていてもよいフェニル)から選択されるヒドロキシ基をエステル化することにより得られるカルボン酸エステル;(2)スルホネートエステル、例えばアルキル-またはアラルキルスルホニル(例えば、メタンスルホニル);(3)アミノ酸エステル(例えば、L-バリルまたはL-イソロイシル);(4)ホスホネートエステル;及び(5)モノ-、ジ-またはトリホスフェートエステル;からなる群から独立して選択される。ホスフェートエステルは、例えばC1-20アルコールまたはその反応性誘導体により、または2,3-ジ(C6-24)アシルグリセロールにより更にエステル化され得る。
別段の記載がない限り、前記エステル中に存在するアルキル部分は有利には1〜18個の炭素原子、好ましくは1〜6個の炭素原子、更に好ましくは1〜4個の炭素原子を含有する。前記エステル中に存在するシクロアルキル部分は有利には3〜6個の炭素原子を含有する。前記エステル中に存在するアリール部分は有利にはフェニル基からなる。
本発明の化合物のエーテルにはメチル、エチル、ブチル等が含まれるが、これらに限定されない。
本発明は、式(I)
[式中、
は水素またはハロゲンであり;

(a)水素、
(b)場合によりC3-7シクロアルキル、OR、N(R)、C(O)R、C(O)N(R)、または場合によりオキソまたはRで置換されていてもよいヘテロ環で置換されていてもよいC1-8アルキル、または
(c)場合によりS(O)(ここで、mは2である)またはRで置換されていてもよいC6-14アラルキル
であり;

(a)場合によりC1-8アルキル、C3-7シクロアルキル、OR、SR、C(O)N(R)、NRC(O)R、または場合によりオキソまたはRで置換されていてもよいヘテロ環で置換されていてもよいC1-8アルキル、
(b)C3-7シクロアルキル、
(c)C1-8ハロアルキル、
(d)場合によりオキソで置換されていてもよいヘテロ環、または
(e)N(R
{ここで、R及びRは独立して水素、OR、SR、C1-8アルキル、C6-14アリールまたはヘテロ環であって、その各々は場合によりC1-8アルキル、C1-8ハロアルキル、C3-7シクロアルキル、C6-14アラルキル、C2-6アルケニル、C3-7シクロアルケニル、C3-6アルキニル、C6-14アリール、CN、NO、OR、N(R)、S(O)、SR、OS(O)、S(O)OR、OS(O)OR、N(R)S(O)、S(O)N(R)、N(R)S(O)N(R)、OS(O)N(R)、N(R)S(O)OR、C(O)R、OC(O)R、C(O)OR、OC(O)OR、N(R)C(O)R、C(O)N(R)、N(R)C(O)N(R)、OC(O)N(R)、N(R)C(O)OR、C(NR)=N(R)、C(SR)=N(R)、C(OR)=N(R)及びヘテロ環からなる群から独立して選択される1個以上の置換基で置換されていてもよい(ここで、Rは水素、C1-8アルキル、C1-8ハロアルキル、C3-7シクロアルキル、C6-14アラルキル、C2-6アルケニル、C3-7シクロアルケニル、C3-6アルキニル、C6-14アリールまたはヘテロ環であり、R及びRは独立して水素、C1-8アルキル、C1-8ハロアルキル、C3-7シクロアルキル、C6-14アラルキル、C2-6アルケニル、C3-7シクロアルケニル、C3-6アルキニル、C6-14アリールまたはヘテロ環である)}
であり;
ただし
(a)R及びRが共に水素のとき、RはN(R)(ここで、R及びRは共にC1-8アルキルである)で置換されたC1-8アルキルであり得ない;
(b)Rがハロゲンであり、RがC1-8アルキル、C(O)R(ここで、RはC1-8アルキルである)で置換されたC1-8アルキルのとき、RはC1-8アルキルでもOR(ここで、RはC1-8アルキルである)で置換されたC1-8アルキルでもあり得ない]
を有する化合物またはその製薬上許容される誘導体に関する。
本発明は更に、式(I)
[式中、
は水素またはハロゲンであり;

(a)水素、
(b)場合によりC3-7シクロアルキル、OR、N(R)、C(O)R、C(O)N(R)、または場合によりオキソまたはRで置換されていてもよいヘテロ環で置換されていてもよいC1-8アルキル、または
(c)場合によりS(O)(ここで、mは2である)またはRで置換されていてもよいC6-14アラルキル
であり;

(a)場合によりC1-8アルキル、C3-7シクロアルキル、OR、SR、C(O)N(R)、NRC(O)R、または場合によりオキソまたはRで置換されていてもよいヘテロ環で置換されていてもよいC1-8アルキル、
(b)C3-7シクロアルキル、
(c)C1-8ハロアルキル、
(d)場合によりオキソで置換されていてもよいヘテロ環、または
(e)N(R
{ここで、R及びRは独立して水素、NO、OR、C(O)R、場合によりORで置換されていてもよいC1-8アルキル、C6-14アリールまたはヘテロ環である(ここで、Rは水素、C1-8アルキルまたはC6-14アリールである)}
であり;
ただし
(a)R及びRが共に水素のとき、RはN(R)(ここで、R及びRは共にC1-8アルキルである)で置換されたC1-8アルキルであり得ない;
(b)Rがハロゲンであり、RがC1-8アルキル、C(O)R(ここで、RはC1-8アルキルである)で置換されたC1-8アルキルのとき、RはC1-8アルキルでもOR(ここで、RはC1-8アルキルである)で置換されたC1-8アルキルでもあり得ない]
を有する化合物またはその製薬上許容される誘導体に関する。
本発明は更に、式(I)
[式中、
は水素またはハロゲンであり;

(a)水素、
(b)場合によりC3-7シクロアルキル、C(O)R(ここで、Rはヘテロ環または場合によりオキソで置換されていてもよいヘテロ環である)で置換されていてもよいC1-8アルキル、または
(c)場合によりS(O)(ここで、RはC1-8アルキルであり、mは2である)で置換されていてもよいC6-14アラルキル
であり;

(a)場合によりC1-8アルキル、C3-7シクロアルキル、OR、SR、C(O)N(R)、NRC(O)R、または場合によりオキソまたはRで置換されていてもよいヘテロ環で置換されていてもよいC1-8アルキル(ここで、R及びRは独立して水素、NO、OR、C(O)R、場合によりORで置換されていてもよいC1-8アルキル、C6-14アリールまたはヘテロ環である)、
(b)C3-7シクロアルキル、
(c)C1-8ハロアルキル、
(d)場合によりオキソで置換されていてもよいヘテロ環、または
(e)N(R
{ここで、R及びRは独立して水素、NO、OR、C(O)R、場合によりORで置換されていてもよいC1-8アルキル、C6-14アリールまたはヘテロ環である(ここで、Rは水素、C1-8アルキルまたはC6-14アリールである)}
である]
を有する化合物またはその製薬上許容される誘導体に関する。
本発明は、式(Ia)
Figure 0004859676
[式中、
は水素、C1-8アルキル、C1-8ハロアルキル、C3-7シクロアルキル、C6-14アラルキル、C2-6アルケニル、C3-7シクロアルケニル、C3-6アルキニル、C6-14アリール、ヘテロ環から選択され、その各々は場合によりC1-8アルキル、C1-8ハロアルキル、C3-7シクロアルキル、C2-6アルケニル、C3-7シクロアルケニル、C3-6アルキニル、ハロゲン、CN、NO、OR、N(R)、S(O)、SR、OS(O)、S(O)OR、OS(O)OR、N(R)S(O)、S(O)N(R)、N(R)S(O)N(R)、OS(O)N(R)、N(R)S(O)OR、C(O)R、OC(O)R、C(O)OR、OC(O)OR、N(R)C(O)R、C(O)N(R)、N(R)C(O)N(R)、OC(O)N(R)、N(R)C(O)OR、C(NR)=N(R)、N(R)C(NR)=N(R)、C(SR)=N(R)、C(OR)=N(R)、N(R)C(SR)=N(R)、及び場合によりオキソまたはRで置換されていてもよいヘテロ環からなる群から独立して選択される1個以上の置換基で置換されていてもよく;
または場合によりRがC5-7シクロアルキル、C6-14アラルキル、C5-7シクロアルケニル、C6-14アリールまたはヘテロ環のとき、Rは5〜7員炭素環式またはヘテロ環式環に縮合されていてもよく;
及びRは独立して水素、NO、OR、CN、N(R)、C(O)R、C(O)C(O)R、C(O)N(R)、C(O)C(O)N(R)、S(O)、SR、S(O)N(R)、C1-8アルキル、C1-8ハロアルキル、C3-7シクロアルキル、C6-14アラルキル、C2-6アルケニル、C3-7シクロアルケニル、C3-6アルキニル、C6-14アリールまたはヘテロ環であって、その各々は場合によりC1-8アルキル、C1-8ハロアルキル、C3-7シクロアルキル、C6-14アラルキル、C2-6アルケニル、C3-7シクロアルケニル、C3-6アルキニル、C6-14アリール、CN、NO、OR、N(R)、S(O)、SR、OS(O)、S(O)OR、OS(O)OR、N(R)S(O)、S(O)N(R)、N(R)S(O)N(R)、OS(O)N(R)、N(R)S(O)OR、C(O)R、OC(O)R、C(O)OR、OC(O)OR、N(R)C(O)R、C(O)N(R)、N(R)C(O)N(R)、OC(O)N(R)、N(R)C(O)OR、C(NR)=N(R)、C(SR)=N(R)、C(OR)=N(R)及びヘテロ環からなる群から独立して選択される1個以上の置換基で置換されていてもよく;
場合によりR及びRは一緒になって1個以上の環炭素原子及び/またはN、O、C(R)、C(O)、S(O)またはSを含めた環ヘテロ原子を介して連結して飽和または不飽和の3〜8員炭素環式またはヘテロ環式環を形成していてもよく;
及びRは独立して水素、C1-8アルキル、C1-8ハロアルキル、C3-7シクロアルキル、C6-14アラルキル、C2-6アルケニル、C3-7シクロアルケニル、C3-6アルキニル、C6-14アリールまたはヘテロ環であり;
場合によりR及びRは一緒になって1個以上の環炭素原子及び/またはN、O、C(O)、S(O)またはSを含めた環ヘテロ原子を介して連結して飽和または不飽和の3〜8員炭素環式またはヘテロ環式環を形成していてもよく;
は水素、ヒドロキシ、C1-8アルキル、C1-8ハロアルキル、C3-7シクロアルキル、C2-6アルケニル、C3-7シクロアルケニル、C3-6アルキニル、N(R)またはヘテロ環であって、その各々は場合によりC1-8アルキル、C1-8ハロアルキル、C3-7シクロアルキル、C2-6アルケニル、C3-7シクロアルケニル、C3-6アルキニル、ハロゲン、オキソ、CN、NO、OR、N(R)、S(O)、SR、OS(O)、S(O)OR、OS(O)OR、N(R)S(O)、S(O)N(R)、N(R)S(O)N(R)、OS(O)N(R)、N(R)S(O)OR、C(O)R、OC(O)R、C(O)OR、OC(O)OR、N(R)C(O)R、C(O)N(R)、N(R)C(O)N(R)、OC(O)N(R)、N(R)C(O)OR、C(NR)=N(R)、C(SR)=N(R)、C(OR)=N(R)、N(R)C(NR)=N(R)、N(R)C(SR)=N(R)、N(R)C(OR)=N(R)、及び場合によりオキソまたはRで置換されていてもよいヘテロ環からなる群から独立して選択される1個以上の置換基で置換されていてもよく;
mは1または2であり;
ただし、Rがハロゲンであり、RがC1-8アルキル、C(O)R(ここで、RはC1-8アルキルである)で置換されたC1-8アルキル、またはS(O)(ここで、RはC1-8アルキルであり、mは2である)で置換されたC1-8アルキルのとき、RはC1-8アルキルでもOR(ここで、RはC1-8アルキルである)で置換されたC1-8アルキルでもあり得ない]
を有する化合物またはその製薬上許容される誘導体に関する。
本発明は、式(Ia)
[式中、

(a)水素、
(b)場合によりC3-7シクロアルキル、OR、N(R)、C(O)R、C(O)N(R)、または場合によりオキソまたはRで置換されていてもよいヘテロ環で置換されていてもよいC1-8アルキル、または
(c)場合によりS(O)(ここで、mは2である)またはRで置換されていてもよいC6-14アラルキル
であり;

(a)場合によりC1-8アルキル、C3-7シクロアルキル、OR、SR、C(O)N(R)、NRC(O)R、または場合によりオキソまたはRで置換されていてもよいヘテロ環で置換されていてもよいC1-8アルキル、
(b)C3-7シクロアルキル、
(c)C1-8ハロアルキル、
(d)場合によりオキソで置換されていてもよいヘテロ環、または
(e)N(R
{ここで、R及びRは独立して水素、OR、SR、C1-8アルキル、C6-14アリールまたはヘテロ環であって、その各々は場合によりC1-8アルキル、C1-8ハロアルキル、C3-7シクロアルキル、C6-14アラルキル、C2-6アルケニル、C3-7シクロアルケニル、C3-6アルキニル、C6-14アリール、CN、NO、OR、N(R)、S(O)、SR、OS(O)、S(O)OR、OS(O)OR、N(R)S(O)、S(O)N(R)、N(R)S(O)N(R)、OS(O)N(R)、N(R)S(O)OR、C(O)R、OC(O)R、C(O)OR、OC(O)OR、N(R)C(O)R、C(O)N(R)、N(R)C(O)N(R)、OC(O)N(R)、N(R)C(O)OR、C(NR)=N(R)、C(SR)=N(R)、C(OR)=N(R)及びヘテロ環からなる群から独立して選択される1個以上の置換基で置換されていてもよい(ここで、Rは水素、C1-8アルキル、C1-8ハロアルキル、C3-7シクロアルキル、C6-14アラルキル、C2-6アルケニル、C3-7シクロアルケニル、C3-6アルキニル、C6-14アリールまたはヘテロ環であり、R及びRは独立して水素、C1-8アルキル、C1-8ハロアルキル、C3-7シクロアルキル、C6-14アラルキル、C2-6アルケニル、C3-7シクロアルケニル、C3-6アルキニル、C6-14アリールまたはヘテロ環である)}
であり;
ただしRがハロゲンであり、RがC1-8アルキル、C(O)R(ここで、RはC1-8アルキルである)で置換されたC1-8アルキルのとき、RはC1-8アルキルでもOR(ここで、RはC1-8アルキルである)で置換されたC1-8アルキルでもあり得ない]
を有する化合物またはその製薬上許容される誘導体に関する。
本発明は、式(Ia)
[式中、

(a)水素、
(b)場合によりC3-7シクロアルキル、OR、N(R)、C(O)R、C(O)N(R)、または場合によりオキソまたはRで置換されていてもよいヘテロ環で置換されていてもよいC1-8アルキル、または
(c)場合によりS(O)(ここで、mは2である)、またはRで置換されていてもよいC6-14アラルキル
であり;

(a)場合によりC1-8アルキル、C3-7シクロアルキル、OR、SR、C(O)N(R)、NRC(O)R、または場合によりオキソまたはRで置換されていてもよいヘテロ環で置換されていてもよいC1-8アルキル、
(b)C3-7シクロアルキル、
(c)C1-8ハロアルキル、
(d)場合によりオキソで置換されていてもよいヘテロ環、または
(e)N(R
{ここで、R及びRは独立して水素、NO、OR、C(O)R、場合によりORで置換されていてもよいC1-8アルキル、C6-14アリールまたはヘテロ環である(ここで、Rは水素、C1-8アルキルまたはC6-14アリールである)};
であり;
ただし、Rがハロゲンであり、RがC1-8アルキル、C(O)R(ここで、RはC1-8アルキルである)で置換されたC1-8アルキルのとき、RはC1-8アルキルでもOR(ここで、RはC1-8アルキルである)で置換されたC1-8アルキルでもあり得ない]
を有する化合物またはその製薬上許容される誘導体に関する。
本発明は、式(Ia)
[式中、

(a)水素、
(b)C3-7シクロアルキル、C(O)R(ここで、Rはヘテロ環である)または場合によりオキソで置換されていてもよいヘテロ環で置換されているC1-8アルキル、または
(c)場合によりS(O)(ここで、RはC1-8アルキルであり、mは2である)で置換されていてもよいC6-14アラルキル
であり;

(a)場合によりC1-8アルキル、C3-7シクロアルキル、OR、SR、C(O)N(R)、NRC(O)R、または場合によりオキソまたはRで置換されていてもよいヘテロ環(ここで、R及びRは独立して水素、NO、OR、C(O)R、場合によりORで置換されていてもよいC1-8アルキル、C6-14アリールまたはヘテロ環である)で置換されていてもよいC1-8アルキル、
(b)C3-7シクロアルキル、
(c)C1-8ハロアルキル、
(d)場合によりオキソで置換されていてもよいヘテロ環、または
(e)N(R
{ここで、R及びRは独立して水素、NO、OR、C(O)R、場合によりORで置換されていてもよいC1-8アルキル、C6-14アリールまたはヘテロ環である(ここで、Rは水素、C1-8アルキルまたはC6-14アリールである)}
である]
を有する化合物またはその製薬上許容される誘導体に関する。
本発明はまた、Rがヒドロキシ、CN、N(R)、C1-8アルキル、C3-7シクロアルキル、ハロゲン及びC1-8アルコキシから独立して選択される1個以上の置換基である上記式(I)を有する化合物及びその製薬上許容される塩に関する。本発明はまた、Rがハロゲンである上記式(I)を有する化合物またはその製薬上許容される塩に関する。
本発明はまた、Rが場合によりC(O)N(R)(ここで、R及びRは水素またはC1-8アルキルである)で置換されていてもよいC1-8アルキルであり、Rが場合によりOR(ここで、ORは水素またはC1-8アルキルである)で置換されていてもよいC1-8アルキルである上記式(Ia)を有する化合物またはその製薬上許容される塩に関する。
本発明は、
7-(4-フルオロベンジル)-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル、
7-(4-フルオロベンジル)-4-ヒドロキシ-N-(2-メトキシエチル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
7-ベンジル-N-(シクロプロピルメチル)-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
7-ベンジル-4-ヒドロキシ-1-[4-(メチルスルホニル)ベンジル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル、
7-ベンジル-4-ヒドロキシ-1-[4-(メチルスルホニル)ベンジル]-2-オキソ-N-(ピリジン-4-イルメチル)-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
7-ベンジル-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸メチル、
7-ベンジル-N,4-ジヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
7-(4-フルオロベンジル)-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1-[2-(2-オキソピロリジン-1-イル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル、
N-シクロプロピル-7-(4-フルオロベンジル)-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1-[2-(2-オキソピロリジン-1-イル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
7-(4-フルオロベンジル)-4-ヒドロキシ-N-(2-モルホリン-4-イルエチル)-2-オキソ-1-[2-(2-オキソピロリジン-1-イル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
7-ベンジル-4-ヒドロキシ-1-(2-モルホリン-4-イル-2-オキソエチル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル、
7-ベンジル-4-ヒドロキシ-N-(2-メトキシエチル)-1-(2-モルホリン-4-イル-2-オキソエチル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
4-ヒドロキシ-N-(2-メチルプロピル)-2-オキソ-7-(フェニルメチル)-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
N-シクロヘプチル-4-ヒドロキシ-2-オキソ-7-(フェニルメチル)-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
N-シクロペンチル-4-ヒドロキシ-2-オキソ-7-(フェニルメチル)-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
N-シクロブチル-4-ヒドロキシ-2-オキソ-7-(フェニルメチル)-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
4-ヒドロキシ-N-[2-(メチルオキシ)エチル]-2-オキソ-7-(フェニルメチル)-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
4-ヒドロキシ-2-オキソ-N-(2-フェニルエチル)-7-(フェニルメチル)-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
4-ヒドロキシ-2-オキソ-N-(1-フェニルエチル)-7-(フェニルメチル)-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
N-(シクロヘキシルメチル)-4-ヒドロキシ-2-オキソ-7-(フェニルメチル)-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
N-(2-フラニルメチル)-4-ヒドロキシ-2-オキソ-7-(フェニルメチル)-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
N-シクロヘキシル-4-ヒドロキシ-2-オキソ-7-(フェニルメチル)-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
4-ヒドロキシ-2-オキソ-7-(フェニルメチル)-N-(2-チエニルメチル)-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
N-シクロプロピル-4-ヒドロキシ-2-オキソ-7-(フェニルメチル)-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
N-シクロブチル-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
N-シクロプロピル-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-N-(2-フラニルメチル)-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-N-[3-(2-オキソ-1-ピロリジニル)プロピル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-N-[2-(1-ピロリジニル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
(±)-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-N-(テトラヒドロ-2-フラニルメチル)-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-N-[2-(1-ピペリジニル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-N-(4-ピリジニルメチル)-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-N-(2-ピリジニルメチル)-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-N-(3-ピリジニルメチル)-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-N-(ヘキサヒドロ-1H-アゼピン-1-イル)-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[2-(4-モルホリニル)エチル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
7-[(-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[3-(4-モルホリニル)プロピル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-N-[2-(2-ピリジニル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[2-(1H-イミダゾール-4-イル)エチル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
7-ベンジル-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1-[2-(2-オキソピロリジン-1-イル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル、
ベンジル-N-シクロブチル-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1-[2-(2-オキソピロリジン-1-イル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
7-ベンジル-N-シクロプロピル-4-ヒドロキシ-1-[4-(メチルスルホニル)ベンジル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
7-ベンジル-N-シクロブチル-4-ヒドロキシ-1-[4-(メチルスルホニル)ベンジル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
7-ベンジル-4-ヒドロキシ-N-(2-メトキシエチル)-1-[4-(メチルスルホニル)ベンジル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
7-ベンジル-N-(2-フリルメチル)-4-ヒドロキシ-1-[4-(メチルスルホニル)ベンジル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
7-ベンジル-4-ヒドロキシ-1-[(1-メチル-1H-イミダゾール-2-イル)メチル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル、
7-ベンジル-N-シクロプロピル-4-ヒドロキシ-1-[(1-メチル-1H-イミダゾール-2-イル)メチル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
7-(4-フルオロベンジル)-4-ヒドロキシ-N-(2-メトキシエチル)-2-オキソ-1-[2-(2-オキソピロリジン-1-イル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
7-ベンジル-4-ヒドロキシ-N-(2-メトキシエチル)-1-[(1-メチル-1H-イミダゾール-2-イル)メチル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
7-ベンジル-4-ヒドロキシ-1-(2-モルホリン-4-イル-2-オキソエチル)-2-オキソ-N-(ピリジン-4-イルメチル)-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
7-(4-フルオロベンジル)-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1-[2-(2-オキソピロリジン-1-イル)エチル]-N-(ピリジン-4-イルメチル)-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
7-ベンジル-1-(シクロプロピルメチル)-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル、
7-ベンジル-1-(シクロプロピルメチル)-4-ヒドロキシ-N-(2-メトキシエチル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
7-ベンジル-N-シクロブチル-1-(シクロプロピルメチル)-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
7-ベンジル-4-ヒドロキシ-1-(2-モルホリン-4-イルエチル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル、
7-ベンジル-N-シクロブチル-4-ヒドロキシ-1-(2-モルホリン-4-イルエチル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
7-ベンジル-4-ヒドロキシ-1-[4-(メチルスルホニル)ベンジル]-N-(3-モルホリン-4-イルプロピル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
7-ベンジル-4-ヒドロキシ-1-[4-(メチルスルホニル)ベンジル]-2-オキソ-N-(2-ピロリジン-1-イルエチル)-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
7-ベンジル-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1-(1,3-チアゾール-2-イルメチル)-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル、
7-ベンジル-N-シクロブチル-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1-(1,3-チアゾール-2-イルメチル)-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
7-ベンジル-4-ヒドロキシ-N-(2-メトキシエチル)-2-オキソ-1-(1,3-チアゾール-2-イルメチル)-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
7-(4-フルオロベンジル)-4-ヒドロキシ-1-[(4-メチルスルホニル)ベンジル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル、
7-(4-フルオロベンジル)-4-ヒドロキシ-N-(2-メトキシエチル)-1-[4-(メチルスルホニル)ベンジル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
7-(4-フルオロベンジル)-4-ヒドロキシ-1-[4-(メチルスルホニル)ベンジル]-2-オキソ-N-(ピリジン-4-イルメチル)-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
7-(4-フルオロベンジル)-4-ヒドロキシ-1-[4-(メチルスルホニル)ベンジル]-2-オキソ-N-(ピリジン-3-イルメチル)-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
7-(4-フルオロベンジル)-4-ヒドロキシ-1-[4-(メチルスルホニル)ベンジル]-N-(2-モルホリン-4-イルエチル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
4-ヒドロキシ-1-[(4-ニトロフェニル)メチル]-2-オキソ-7-(フェニルメチル)-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル、
N-(2-フラニルメチル)-4-ヒドロキシ-1-[(4-ニトロフェニル)メチル]-2-オキソ-7-(フェニルメチル)-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
4-ヒドロキシ-N-[2-(メチルオキシ)エチル]-1-[(4-ニトロフェニル)メチル]-2-オキソ-7-(フェニルメチル)-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
N-シクロブチル-4-ヒドロキシ-1-[(4-ニトロフェニル)メチル]-2-オキソ-7-(フェニルメチル)-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
1-[(4-アミノフェニル)メチル]-N-シクロブチル-4-ヒドロキシ-2-オキソ-7-(フェニルメチル)-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
からなる群から選択される化合物及びその製薬上許容される塩に関する。
本発明はまた、
7-(4-フルオロベンジル)-4-ヒドロキシ-N-(2-メトキシエチル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
N-シクロプロピル-7-(4-フルオロベンジル)-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1-[2-(2-オキソピロリジン-1-イル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
7-(4-フルオロベンジル)-4-ヒドロキシ-N-(2-モルホリン-4-イルエチル)-2-オキソ-1-[2-(2-オキソピロリジン-1-イル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
7-ベンジル-4-ヒドロキシ-N-(2-メトキシエチル)-1-(2-モルホリン-4-イル-2-オキソエチル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
4-ヒドロキシ-N-[2-(メチルオキシ)エチル]-2-オキソ-7-(フェニルメチル)-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-N-[3-(2-オキソ-1-ピロリジニル)プロピル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[2-(4-モルホリニル)エチル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
7-[(-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[3-(4-モルホリニル)プロピル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
7-ベンジル-4-ヒドロキシ-N-(2-メトキシエチル)-1-[4-(メチルスルホニル)ベンジル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
7-(4-フルオロベンジル)-4-ヒドロキシ-N-(2-メトキシエチル)-2-オキソ-1-[2-(2-オキソピロリジン-1-イル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
7-ベンジル-4-ヒドロキシ-N-(2-メトキシエチル)-1-[(1-メチル-1H-イミダゾール-2-イル)メチル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
7-ベンジル-1-(シクロプロピルメチル)-4-ヒドロキシ-N-(2-メトキシエチル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
7-ベンジル-4-ヒドロキシ-N-(2-メトキシエチル)-2-オキソ-1-(1,3-チアゾール-2-イルメチル)-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
7-(4-フルオロベンジル)-4-ヒドロキシ-N-(2-メトキシエチル)-1-[4-(メチルスルホニル)ベンジル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
からなる群から選択される化合物及びその製薬上許容される塩に関する。
本発明はまた、
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシエチル)-1-メチル-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシエチル)-1-メチル-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミドナトリウム塩、
1-[2-(ジメチルアミノ)-2-オキソエチル]-7-(4-フルオロベンジル)-4-ヒドロキシ-N-メチル-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
1-[2-(ジメチルアミノ)-2-オキソエチル]-7-(4-フルオロベンジル)-3-[(メチルアミノ)カルボニル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-4-オールナトリウム
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-[2-(メチルアミノ)-2-オキソエチル]-N-[2-(メチルオキシ)エチル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
1-[2-(ジメチルアミノ)-2-オキソエチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[2-(メチルオキシ)エチル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
1-[2-(ジメチルアミノ)-2-オキソエチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-3-({[2-(メチルオキシ)エチル]アミノ}カルボニル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-4-オールナトリウム
7-(4-フルオロベンジル)-4-ヒドロキシ-N-[(2R)-2-ヒドロキシプロピル]-2-オキソ-1-[2-(2-オキソピロリジン-1-イル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-3-({[(2R)-2-ヒドロキシプロピル]アミノ}カルボニル)-2-オキソ-1-[2-(2-オキソ-1-ピロリジニル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-4-オールナトリウム
7-(4-フルオロベンジル)-4-ヒドロキシ-N-[(2S)-2-ヒドロキシプロピル]-2-オキソ-1-[2-(2-オキソピロリジン-1-イル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
1-(2-アミノ-2-オキソエチル)-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[2-(メチルオキシ)エチル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
1-(4-フルオロフェニル)-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシエチル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
1-(4-フルオロフェニル)-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-3-{[(2-ヒドロキシエチル)アミノ]カルボニル}-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-4-オールナトリウム
N-[(2R)-2,3-ジヒドロキシプロピル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-メチル-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
7-(4-フルオロベンジル)-4-ヒドロキシ-N-(2-メトキシエチル)-2-オキソ-1-[2-(2-オキソピロリジン-1-イル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-[(1-メチル-1H-イミダゾール-2-イル)メチル]-N-[2-(メチルオキシ)エチル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-1-[(1-メチル-1H-イミダゾール-2-イル)メチル]-3-({[2-(メチルオキシ)エチル]アミノ}カルボニル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-4-オールナトリウム
1-エチル-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[(1S)-2-ヒドロキシ-1-メチルエチル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
1-エチル-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-3-({[(1S)-2-ヒドロキシ-1-メチルエチル]アミノ}カルボニル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-4-オールナトリウム
からなる群から選択される化合物及びその製薬上許容される塩に関する。
本発明はまた、
7-ベンジル-4-ヒドロキシ-N-(2-メトキシエチル)-1-(2-モルホリン-4-イル-2-オキソエチル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[2-(メチルオキシ)エチル]-1-[2-(4-モルホリニル)-2-オキソエチル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
1-[2-(ジメチルアミノ)-2-オキソエチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[2-(メチルオキシ)エチル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
7-(4-フルオロベンジル)-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシ-1-メチルエチル)-2-オキソ-1-[2-(2-オキソピロリジン-1-イル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
7-(4-フルオロベンジル)-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシプロピル)-2-オキソ-1-[2-(2-オキソピロリジン-1-イル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
N-[2-(エチルオキシ)エチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-[2-(4-モルホリニル)-2-オキソエチル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-メチル-2-オキソ-N-[2-(2-オキソ-1-イミダゾリジニル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-メチル-N-{2-[メチル(メチルスルホニル)アミノ]エチル}-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
(±)-1-[2-(ジメチルアミノ)-2-オキソエチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシ-1-メチルエチル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシエチル)-1-(3-ヒドロキシプロピル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-(3-ヒドロキシプロピル)-N-{2-[メチル(メチルスルホニル)アミノ]エチル}-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
1-[2-(ジメチルアミノ)-2-オキソエチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシ-1,1-ジメチルエチル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-(3-ヒドロキシプロピル)-N-{2-[(1-メチルエチル)スルホニル]エチル}-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
1-[2-(シクロプロピルアミノ)-2-オキソエチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-メチル-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
1-{2-[[(ジメチルアミノ)カルボニル](メチル)アミノ]エチル}-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシエチル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシエチル)-2-オキソ-1-[2-(2-オキソ-1-ピペリジニル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシ-1-メチルエチル)-2-オキソ-1-[2-(2-オキソ-1-ピペリジニル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
7-(4-フルオロベンジル)-4-ヒドロキシ-N-(2-メトキシエチル)-2-オキソ-1-[2-オキソ-2-(1,3-チアゾリジン-3-イル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(3-ヒドロキシプロピル)-2-オキソ-1-[2-(2-オキソ-1-ピペリジニル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[(2S)-2-ヒドロキシプロピル]-1-[3-(メチルオキシ)プロピル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(3-ヒドロキシブチル)-2-オキソ-1-[2-(2-オキソ-1-ピペリジニル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
7-(4-フルオロベンジル)-4-ヒドロキシ-1-{2-[(2-メトキシエチル)アミノ]-2-オキソエチル}-N-メチル-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシエチル)-2-オキソ-1-[3-(2-オキソ-1-ピペリジニル)プロピル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(3-ヒドロキシプロピル)-2-オキソ-1-[3-(2-オキソヘキサヒドロ-1H-アゼピン-1-イル)プロピル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[(1S)-2-ヒドロキシ-1-メチルエチル]-2-オキソ-1-[3-(2-オキソヘキサヒドロ-1H-アゼピン-1-イル)プロピル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N(2-ヒドロキシエチル)-2-オキソ-1-[3-(2-オキソヘキサヒドロ-1H-アゼピン-1-イル)プロピル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
からなる群から選択される化合物及びその製薬上許容される塩に関する。
本発明はまた、7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシエチル)-1-メチル-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、1-[2-(ジメチルアミノ)-2-オキソエチル]-7-(4-フルオロベンジル)-4-ヒドロキシ-N-メチル-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミドから選択される化合物及びその製薬上許容される塩に関する。製薬上許容される塩の例は、7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシエチル)-1-メチル-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミドナトリウム塩及び1-[2-(ジメチルアミノ)-2-オキソエチル]-7-(4-フルオロベンジル)-3-[(メチルアミノ)カルボニル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-4-オールナトリウムである。
本発明は、実施例番号2、9、10、12、17、28、36、37、45、49、50、54、62、64、83、84、85、86、89、91、93、94、95、96、97、98、99、101、102、104、105、106、107及び237からなる群から選択される化合物及びその製薬上許容される塩に関する。本発明は、実施例番号73、114、116、122、125、145、146、148、149、153、154、155、156、162、168、169、170、173、180、185、186、188、189、190、203、206、208、209、210、227、231、234、237、245、253、260、261、262、279、292、296、297、301、302、310、327、339、340、343、359、360、363、366、367、377、380、381、382、383、394、408、409、410、411、428、429、431、434、463、465、471、472、473、476、477、484、495、515、516、519、521、522、524、525、528、535、548、549、554、557、564、566、568、569、574、576、577、579、580、581、582、583、584、588、589、591、593、595、596、598、599、601、602、603、604、624、626、627、628、629、631、633、634、636、637、638、642、646、657、660、662、663、665、669、671、673、674、677、680、681、684、688、690、691、693、694、696、697及び698からなる群から選択される化合物及びその製薬上許容される塩に関する。
本発明は更に、実施例番号12、36、37、49、84、89、91、93、95、96、101及び237からなる群から選択される化合物及びその製薬上許容される塩に関する。
本発明の化合物はインテグラーゼ阻害剤として有用である。本発明の1態様は、生物学的サンプルを式(I)または(Ia)を有する化合物またはその製薬上許容される誘導体と接触させることを含む前記生物学的サンプル中のウイルス感染、例えばHIV感染の治療または予防方法に関する。本発明の別の態様は、患者に対して治療有効量の式(I)または(Ia)を有する化合物またはその製薬上許容される誘導体を投与することを含む前記患者におけるウイルス感染、例えばHIV感染の治療または予防方法に関する。
本発明の化合物は、HIV感染及び関連状態の治療または予防に特に適している。本明細書中の治療に対する言及は、定着した感染、症状及び関連臨床状態、例えばAIDS関連合併症(ARC)、カポジ肉腫及びAIDS認知症の予防及び治療にも及ぶ。
本発明の化合物は、従来公知のインテグラーゼ阻害剤に比して複数の利点、例えば高い効力、代謝安定性、高い治療指数または他の医薬特性を示す。
本発明の1実施形態によれば、式(I)または(Ia)を有する化合物またはその塩は組成物に製剤化され得る。好ましい実施形態では、組成物は式(I)または(Ia)を有する化合物及び製薬上許容される担体、アジュバントまたはビヒクルを含む医薬組成物である。1実施形態では、組成物は本発明の化合物を生物学的サンプルまたは患者におけるウイルス感染、例えばHIV感染を治療または予防するのに有効な量含む。別の実施形態では、本発明の化合物及びウイルス複製を抑制するため、或いはウイルス感染、または疾患または障害、例えばHIV感染を治療または予防するために有効な量の本発明の化合物及び製薬上許容される担体、アジュバントまたはビヒクルを含む医薬組成物は、患者に対して投与するため、例えば経口投与するために製剤化され得る。
本発明は、内科治療(薬物療法)、例えばウイルス感染、例えばHIV感染及び関連状態を治療または予防するために使用するための本発明の化合物に関する。本発明の化合物は、AIDS及び関連臨床状態、例えばAIDS関連複合症候群(ARC)、進行性全身性リンパ節炎(PGL)、カポジ肉腫、血小板減少性紫斑病、AIDS関連神経学的状態(例えば、AIDS痴呆複合症候群、多発性硬化症または熱帯性不全対麻痺(tropical paraperesis))、無症候性患者における状態を含めた抗HIV抗体陽性及びHIV陽性状態の治療のために特に有用である。
本発明の別の態様によれば、本発明は、感染患者、例えばヒトを含めた哺乳動物に対して医薬有効量の本発明の化合物を投与することを含む前記患者におけるウイルス感染の症状または影響の治療または予防方法を提供する。本発明の1態様によれば、ウイルス感染はレトロウイルス感染、特にHIV感染である。
本発明は更に、ウイルス感染,特にHIV感染の治療のために被験体に対する投与用薬剤の製造における本発明の化合物の使用を包含する。
本発明の化合物は、HIV感染またはHIV関連症状または影響、例えばカポジ肉腫の治療における補助治療でも使用され得る。
本発明は更に、患者、例えばヒトを含めた哺乳動物を医薬有効量の本発明の化合物で治療することを含む前記患者における上記した状態を含めた臨床状態の治療方法を提供する。本発明はまた、上記した疾患または状態の治療または予防方法をも包含する。
本明細書中の治療に対する言及は、定着した状態、障害及び感染、その症状及び関連状態の予防及び治療にも及ぶ。
本発明の上記した化合物及びその製薬上許容される誘導体は、上記感染または状態を治療するために他の治療薬と組み合わせて使用され得る。本発明の併用治療は、本発明の化合物またはその製薬上許容される誘導体及び別の医薬活性物質の投与を含む。活性成分及び医薬活性物質は同一または異なる医薬組成物で同時に投与してもよいし、または任意の順序で逐次投与してもよい。活性成分及び医薬活性物質の量及び投与の相対的タイミングは所望の併用治療効果を得るように選択される。
前記治療薬の例にはウイルス感染または関連状態の治療に有効である物質が含まれるが、これらに限定されない。特に、(1-α,2-β,3-α)-9-[2,3-ビス(ヒドロキシメチル)シクロブチル]グアニン[(-)BHCG,SQ-34514,ロブカビル];9-[(2R,3R,4S)-3,4-ビス(ヒドロキシメチル)-2-オキセタノシル]アデニン(オキセタノシン-G);非環式ヌクレオシド、例えばアシクロビル、バラシクロビル、ファムシクロビル、ガンシクロビル及びペンシクロビル;非環式ヌクレオシドホスホネート、例えば(S)-1-(3-ヒドロキシ-2-ホスホニル-メトキシプロピル)シトシン(HPMPC)、[[[2-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)エトキシ]メチル]ホスフィニリデン]ビス(オキシメチレン)-2,2-ジメチルプロパン酸(bis-POM PMEA,アデフォビル・ジピボキシル)、[[(1R)-2-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)-1-メチルエトキシ]メチル]ホスホン酸(テノホビル)及び(R)-[[2-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)-1-メチルエトキシ]メチル]ホスホン酸ビス-(イソプロポキシカルボニルオキシメチル)エステル(bis-POC-PMPA)];リボヌクレオチドレダクターゼ阻害剤、例えば2-アセチルピリジン5-[(2-クロロアニリノ)チオカルボニル]チオカルボノヒドラゾン及びヒドロキシ尿素;ヌクレオシド逆転写酵素阻害剤、例えば3’-アジド-3’-デオキシチミジン(AZT,ジドブジン)、2’,3’-ジデオキシシチジン(ddC,ザルシタビン)、2’,3’-ジデオキシアデノシン、2’,3’-ジデオキシイノシン(ddI,ジダノシン)、2’,3’-ジデヒドロチミジン(d4T,スタブジン)、(-)-β-D-2,6-ジアミノプリンジオキソラン(DAPD)、3’-アジド-2’,3’-ジデオキシチミジン-5’-H-ホスホホネート(ホスホノビル)、2’-デオキシ-5-ヨードウリジン(イドクスウリジン)、(-)-シス-1-(2-ヒドロキシメチル)-1,3-オキサチオラン-5-イル)-シトシン(ラミブジン)またはシス-1-(2-(ヒドロキシメチル)-1,3-オキサチオラン-5-イル)-5-フルオロシトシン(FTC)、3’-デオキシ-3’-フルオロチミジン、5-クロロ-2’,3’-ジデオキシ-3’-フルオロウリジン、(-)-シス-4-[2-アミノ-6-(シクロプロピルアミノ)-9H-プリン-9-イル]-2-シクロペンテン-1-メタノール(アバカビル)、9-[4-ヒドロキシ-2-(ヒドロキシメチル)ブタ-1-イル]-グアニン(H2G)、ABT-606(2HM-H2G)及びリバビリン;プロテアーゼ阻害剤、例えばインジナビル、リトナビル、ネルフィナビル、アンプレナビル、サキナビル、フォサンプレナビル、(R)-N-tert-ブチル-3-[(2S,3S)-2-ヒドロキシ-3-N-[(R)-2-N-(イソキノリン-5-イルオキシアセチル)アミノ-3-メチルチオ-プロパノイル]アミノ-4-フェニルブタノイル]-5,5-ジメチル-1,3-チアゾリジン-4-カルボキサミド(KNI-272)、4R-(4α,5α,6β)]-1,3-ビス[(3-アミノフェニル)メチル]ヘキサヒドロ-5,6-ジヒドロキシ-4,7-ビス(フェニルメチル)-2H-1,3-ジアゼピン-2-オンジメタンスルホネート(モゼナビル)、3-[1-[3-[2-(5-トリフルオロメチルピリジニル)-スルホニルアミノ]フェニル]プロピル]-4-ヒドロキシ-6α-フェネチル-6β-プロピル-5,6-ジヒドロ-2-ピラノン(チプラナビル)、N’-[2(S)-ヒドロキシ-3(S)-[N-(メトキシカルボニル)-l-tert-ロイシルアミノ]-4-フェニルブチル-Nα-(メトキシカルボニル)-N’-[4-(2-ピリジル)ベンジル]-L-tert-ロイシルヒドラジド(BMS-232632)、3-(2(S)-ヒドロキシ-3(S)-(3-ヒドロキシ-2-メチルベンズアミド)-4-フェニルブタノイル)-5,5-ジメチル-N-(2-メチルベンジル)チアゾリジン-4(R)-カルボキサミド(AG-1776)、N-2(R)-ヒドロキシ-1(S)-インダニル]-2(R)-フェニルメチル-4(S)-ヒドロキシ-5-(1-(1-(4-ベンゾ[b]フラニルメチル)-2(S)-N’-(tert-ブチルカルボキサミド)ピペラジニル)ペンタンアミド(MK-944A);インターフェロン、例えばα-インターフェロン;腎排泄インヒビター、例えばプロベネシド;ヌクレオシド輸送インヒビター、例えばジピリダモール、ペントキシフィリン、N-アセチルシステイン(NAC)、プロシステイン、α-トリコサンチン、ホスホノギ酸;免疫調節剤、例えばインターロイキンIIまたはサイモシン、顆粒球マクロファージコロニー刺激因子、エリスロポエチン、可溶性CD及びその遺伝子操作した誘導体;非ヌクレオシド逆転写酵素阻害剤(NNRTI)、例えばネビラピン(BI-RG-587)、α-((2-アセチル-5-メチルフェニル)アミノ)-2,6-ジクロロ-ベンゼンアセトアミド(ロビリド)、1-[3-(イソプロピルアミノ)-2-ピリジル]-4-[5-(メタンスルホンアミド)-1H-インドール-2-イルカルボニル]ピペラジンモノメタンスルホネート(デラビルジン)、(10R,11S,12S)-12-ヒドロキシ-6,6,10,11-テトラメチル-4-プロピル-11,12-ジヒドロ-2H,6H,10H-ベンゾ(1,2-b:3,4-b’:5,6-b”)トリピラン-2-オン((+)カラノリドA)、(4S)-6-クロロ-4-[1E]-シクロプロピルエテニル)-3,4-ジヒドロ-4-(トリフルオロメチル)-2(1H)-キナゾリノン(DPC-083)、(S)-6-クロロ-4-(シクロプロピルエチニル)-1,4-ジヒドロ-4-(トリフルオロメチル)-2H-3,1-ベンゾキサジン-2-オン(エファビレンツ,DMP 266)、1-(エトキシメチル)-5-(1-メチルエチル)-6-(フェニルメチル)-2,4(1H,3H)-ピリミジンジオン(MKC-442)及び5-(3,5-ジクロロフェニル)チオ-4-イソプロピル-1-(4-ピリジル)メチル-1H-イミダゾール-2-イルメチルカルバメート(カプラビリン);糖タンパク質120アンタゴニスト、例えばPRO-2000、PRO-542及び1,4-ビス[3-[(2,4-ジクロロフェニル)カルボニルアミノ]-2-オキソ-5,8-ジナトリウムスルファニル]ナフタリル-2,5-ジメトキシフェニル-1,4-ジヒドラゾン(FP-21399);サイトカインアンタゴニスト、例えばレチクロース(Product-R)、1,1’-アゾビスホルムアミド(ADA)及び1,11-(1,4-フェニレンビス(メチレン))ビス-1,4,8,11-テトラアザシクロテトラデカン八塩酸塩(AMD-3100);インテグラーゼ阻害剤;及び融合インヒビター、例えばT-20及びT-124である。
更に、本発明は、少なくとも別の治療薬、例えば上記した治療薬と同時または逐次投与するための薬剤の製造における本発明の化合物の使用を包含する。
本発明の化合物は化合物の代謝を抑制または低下させることが公知の物質(例えば、リトナビル)と一緒に投与され得る。従って、本発明は、本発明の化合物を代謝インヒビターと一緒に投与することによる上記した疾患の治療または予防方法に関する。この組合せは同時または逐次投与され得る。
通常、上記した各状態に対して適当な1日用量はレシピエント(例えば、ヒト)の体重1kgあたり0.01〜250mg、好ましくは0.1〜100mg、最も好ましくは0.5〜30mg、特に1.0〜20mgである。別段の記載がない限り、活性成分の全重量は式(I)または(Ia)を有する親化合物として算出されており、その塩またはエステルの場合重量は比例して増加する。所望用量は1日を通して適当な間隔で1、2、3、4、5、6回またはそれ以上のサブ用量として与えられ得る。幾つかの場合には、所望用量を別の日に投与してもよい。これらのサブ用量は、例えば1回量剤形あたり10〜1000mgまたは50〜500mg、好ましくは20〜500mg、最も好ましく50〜400mgの活性成分を含有する1回量剤形の形態で投与され得る。
活性成分を単独で投与することもできるが、医薬組成物として与えることが好ましい。本発明の組成物は少なくとも1種の上記した活性成分を1種以上のその許容される担体及び場合により他の治療薬と一緒に含む。各担体は、組成物の他の成分と適合性であり且つ患者に対して有害でない点で許容性でなければならない。
医薬組成物には、経口、経腸、経鼻、(経皮、口腔内及び舌下を含めた)局所、経膣または(皮下、筋肉内、静脈内、皮内及び硝子体内を含めた)非経口投与に適したものが含まれる。組成物を1回量剤形の形態で提供することが便利であり、製薬業界で公知の方法により製造され得る。前記方法は本発明の別の態様を構成し、活性成分を1種以上の補助成分をなす担体と混合するステップを含む。通常、組成物は活性成分を液体担体及び/または微細な固体担体またはその両方と均一且つ均密に混合し、その後所要により製品に形成することにより製造される。
更に、本発明は、本発明の化合物またはその製薬上許容される誘導体及び別の治療薬をパーツのキットとして相互に別々に存在させた医薬組成物を包含する。
経皮投与に適した組成物は、レシピエントの表皮との均密接触を長期間維持するのに適した個別のパッチとして提供され得る。前記パッチは、適当には活性化合物を1)場合により緩衝されている水溶液中、2)接着剤中に溶解及び/または分散させて、または3)ポリマー中に分散させて含有している。活性化合物の適当な濃度は約1〜25%、好ましくは約3〜15%である。1つの具体的な可能性として、活性化合物をPharmaceutical Research, 3(6): 318(1986)に概説されているような電子伝達またはイオントフォレーゼによりパッチからデリバリーさせることができる。
本発明の経口投与に適した医薬組成物は、それぞれ所定量の活性化合物を含有するカプセル剤、カプレット剤、カシェ剤または錠剤のような個別単位として、粉末または顆粒として、水性または非水性液体中の溶液剤または懸濁液剤として、或いは水中油型液体乳濁液剤または油中水型液体乳濁液剤として提供され得る。活性成分をボーラス、舐剤またはペースト剤として提供させることもできる。
錠剤は、場合により1つ以上の補助成分と一緒に圧縮または成形することにより作成され得る。圧縮錠剤は、粉末や顆粒のような自由流動形態の活性成分を場合により結合剤(例えば、ポビドン、ゼラチン、ヒドロキシプロピルメチルセルロース)、滑沢剤、不活性希釈剤、保存剤、崩壊剤(例えば、ナトリウムデンプングリコレート、架橋ポビドン、架橋ナトリウムカルボキシメチルセルロース)、界面活性剤または分散剤と混合し、適当な機械において圧縮することにより作成され得る。成形錠剤は、粉末化化合物の混合物を不活性液体希釈剤で湿らせ、適当な機械において成形することにより作成され得る。場合により錠剤にコーティングまたは刻みを設けてもよく、所望の放出プロフィールを得るべく異なる比率の例えばヒドロキシプロピルメチルセルロースを用いることにより活性成分を徐放または制御放出させるように処方され得る。場合により、胃以外の消化管の一部で放出されるように錠剤に腸溶性コーティングを被せてもよい。
口に局所投与するのに適した医薬組成物には、着香させた基剤(通常、スクロース及びアカシアまたはトラガカント)中に活性成分を含む口内剤、不活性基剤(例えば、ゼラチン及びグリセリン、またはスクロース及びアカシア)中に活性成分を含む香錠、及び適当な液体担体中に活性成分を含むマウスウオッシュが含まれる。
経膣投与に適した医薬組成物はペッサリー、タンポン、クリーム、ジェル、ペースト、フォームまたはスプレーとして提供され得る。この医薬組成物は活性成分に加えて当業界で適当であると知られている担体を含み得る。
経腸投与用医薬組成物は、例えばカカオ脂、シリシレートまたは当業界で慣用されている他の材料からなる適当な担体を含む座剤として提供され得る。この座剤は、有利には活性化合物と軟化または溶融担体を混合した後冷却し、モールドで形成することにより形成され得る。
非経口投与に適した医薬組成物には、酸化防止剤、緩衝剤、静菌薬及び医薬組成物をレシピエントの血液と等張性とする溶質を含み得る水性及び非水性の等張性滅菌注射剤;懸濁剤及び増粘剤を含み得る水性及び非水性の滅菌懸濁液;化合物を血液成分または1つ以上の臓器に標的化するように設計されたリポソームまたは他の微粒子システムが含まれる。医薬組成物は1回投与または複数回投与用密閉容器(例えば、アンプル及びバイアル)中に存在させても、使用直前に注射用水のような滅菌液体担体を添加するだけですむ凍結乾燥状態で保存させてもよい。即時調合注射溶液及び懸濁液は上記した種類の滅菌粉末、顆粒及び錠剤から調製され得る。
1回量服用医薬組成物には活性成分を上記した1日用量または1日サブ用量またはその適当な分割量を含有するものが含まれる。
本発明の医薬組成物は具体的に上記した成分に加えて当該医薬組成物のタイプを考慮して当業界で慣用されている他の物質を配合し得ることを理解すべきである。例えば、経口投与に適した医薬組成物は甘味料、増粘剤及び着香料を配合し得る。
本発明の化合物は下記の反応スキーム及び実施例またはその変法に従って容易に入手可能な出発材料、試薬及び一般的な合成手順を用いて製造され得る。これらの反応において、当業者に公知の変形を使用することも可能である。
本発明の化合物は、スキーム1〜9に概説されている方法によりまたは当業者に公知の方法により容易に製造される。上記した式(I)及び(Ia)を有する化合物は、1cのような化合物をアミン(RNH)で処理することにより製造され得る。カルボン酸エステル及び酸誘導体をアミドに変換させるための前記方法及び他の方法は当業者に公知である。例えば、J.March, Advanced Organic Chemistry, 第4版, p.419-424, John Wiley & Sons(1992年)発行を参照されたい。1cのような化合物は、プロトン性溶媒(例えば、NaOMeまたはNaOEt)中で3-オキソプロパノイル誘導体1bを塩基(例えば、NaOMeまたはNaOEt)で処理することにより製造される。オキソプロパノイル誘導体1bは、塩基の存在下でアミン1aをマロニルクロリド誘導体と反応させることにより製造され得る。或いは、化合物1bは、非プロトン性溶媒中でアミン1aの溶液をマロニルクロリド誘導体と共に加熱することにより製造される。
スキーム1
Figure 0004859676
アミン1aは、スキーム2に概説されているようにアミン2aをアルデヒド及びケトンを用いて還元アミノ化することにより製造され得る。例えば、還元アミノ化反応については、J.March, Advanced Organic Chemistry, 第4版, p.898-900, John Wiley & Sons (1992年)発行を参照されたい。
スキーム2
Figure 0004859676
アミン2aは、スキーム3に概説されている方法により容易に製造される。ヨウ化アリール3aとアリルアルコールをヘック反応させると、3-アリールプロポナール3bが生ずる。例えば、3bの製造におけるヘック反応の例については、J.March, Advanced Organic Chemistry, 第4版, p.717-718, John Wiley & Sons (1992年)発行を参照されたい。3bをジエチルアミン塩酸塩の存在下でホルムアルデヒドで処理すると、必要な2-ベンジルプロペナール3cが生ずる。3cを2-アミノフマル酸ジエチルと反応させると、ピリジンジエチルエステル3dが生ずる。後者は塩基性条件(例えば、NaOH)下で対応のピリジンジカルボン酸3eに加水分解され得る。2-アミノフマル酸ジエチルの合成については、K.Isobe, C.Mohiri, H.Sano, K.Mohri, H.Enomoto, Chem.Pharm.Bull., 37:3236-3238 (1989)を参照されたい。3eを無水酢酸で処理すると対応の環状無水物3fが生じ、後者を還流下でEtOHで処理するとピリジンカルボン酸モノエステル3gが生ずる。3gをt-BuOHの存在下でクラチウス転位させるとBOC保護3-アミノピリジン誘導体3hが生じ、これをTFAで脱保護すると、所望の3-アミノピリジン化合物2aが得られる。このタイプのクラチウス転位について、M.Feiser, Reagents for Organic Synthesis, 11:222, John Wiley & Sons (1984年)発行を参照されたい。
スキーム3
Figure 0004859676
1a(4h)に類似の化合物の特に有用な合成をスキーム4に示す。4aのようなジ置換ピリジンを金属化し、求電子試薬(例えば、アルデヒド)と反応させ得る。金属化の条件には、例えば4aのような臭化ヘテロアリールをアルキルリチウム試薬または(グリニヤール中間体を形成する場合には)マグネシウムと反応させることが含まれる。その後、反応性の金属化物質を低温で場合により置換されていてもよいベンズアルデヒド(4b)に曝すと、4cのようなジアリールカルビノールが形成される。温度や溶媒のような特定の反応条件によりこのタイプの反応が起こり得る。このタイプの化学のために特に有用な溶媒はメチルtert-ブチルエーテル(MTBE)である。低温条件には例えば-78℃〜周囲温度の反応温度が含まれる。生じたベンジルアルコールは還元により対応のジアリールメタン誘導体4dに変換され得る。4cのようなアルコールの還元に関する典型的な条件には接触水素化またはヒドリド還元条件が含まれる。接触水素化条件には、通常例えばアルコール性溶媒または酢酸エチル中でのPd/Cの使用が含まれる。ベンジルアルコールの還元に関して当業者に公知の特に有用な還元プロトコルにはトリフルオロ酢酸中での4cのトリエチルシランでの処理が含まれる。また、トリエチルシラン及びルイス酸(例えば、三フッ化ホウ素エーテラート等)を不活性溶媒中で、場合により加熱しながら使用することもできる。還元変換と同じポットで4c中のメチルエーテルを除去しても2-ヒドロキシピリジン部分が生じ得る。メチルエーテルが十分に開裂されない場合には、フェノールを脱ブロックするために酸性条件が使用され得る。典型的条件には、強酸(例えば、HBr)が含まれ、この強酸は場合により溶媒(例えば、酢酸)中で時に加熱しながら使用される。ピリドン4dを位置選択的にニトロ化すると、ニトロフェノール4eが生じ得る。このタイプの変換は当業者に公知であるが、所望の位置化学を得るのに特に有用な諸条件には酸性溶媒(例えば、TFA)及びニトロ化剤(例えば、発煙硝酸)が含まれる。その後、この物質は不活性溶媒中でオキシ臭化リンで処理することにより2-ブロモピリジン誘導体4fに変換され得る。通常選択される溶媒にはトルエン及び1,2-ジクロロエタン等が含まれるが、これらに限定されない。幾つかの場合には、オキシ塩化リンを用いて生成される対応のクロロ誘導体は同一反応シーケンスでも使用され得る。幾つかの場合には、塩基が添加され得る。適当な塩基の例にはジエチルアニリンが含まれる。4fのような化合物はカルボニル化により4gのような化合物に変換され得る。典型的には、これらの条件にはパラジウム(0)源及び一酸化炭素の雰囲気の使用が含まれ、場合により大気圧または高圧下で塩基の存在下で使用される。多くの場合、前記反応を高温で実施することが最良である。触媒の例はテトラキストリフェニルホスフィンパラジウム(0)または酢酸パラジウム等である。通常、適当な塩基(例えば、トリエチルアミン等)が添加される。通常、アルコールを添加するとエステルが形成される。特に有用なアルコールはメタノールである。4g中のニトロ基を当業者に公知の方法を用いて還元すると、アニリン4hが形成される。典型的な条件には接触水素化が含まれる。適当な条件には大気圧または高圧下、水素雰囲気での炭素担持パラジウムの使用が含まれる。幾つかの場合には、鉄金属の添加が特に有用であり得る。
スキーム4
Figure 0004859676
1aに類似の化合物を製造するための特に有用なルートをスキーム5に示す。このルートは5aのような3-フルオロピリジンから始める。ピリジン5aを酸化して対応のピリジンN-オキシド5bを形成する方法は既に文献に記載されている(K.B.Sharplessら, J.Org.Chem., 63:1740 (1998))。N-オキシド5bをTMSCNで処理することにより2-シアノ-3-フルオロピリジン5cを形成するためにSakamotoら(Chem.Pharm.Bull., 33:565 (1985))の文献記載の方法が使用され得る。この方法は、2-ニトリルを位置特異的に形成するために公知である。この物質を文献(国際特許出願公開第2004/019868号)に記載されている方法の改変に従ってリチオ化し、元素状ヨウ素で処理すると、4-ヨード誘導体5dが形成される。この4-ヨード誘導体5dはその後再び文献(国際特許出願公開第2004/019868号)に概説されている手順の改変に従って5-ヨード誘導体5eに転位され得る。この5-ヨードピリジン誘導体はネギシ型カップリングとして当業者に公知のパラジウム媒介クロスカップリングにかけられ得る。通常、このクロスカップリング反応にはアリールハライドとアルキル亜鉛試薬の反応が含まれる。この場合、触媒量のパラジウム(0)源の存在下でヨウ化物5eとベンジル亜鉛ハライドと反応させると、5-ベンジル誘導体5gが生ずる。ベンジル亜鉛ハライドは文献記載の方法により作成されるかまたは市販ソースから購入され得る。通常、触媒はPd(PPh等であり、溶媒はTHFである。場合により、反応物を加熱してもよい。5hを生成すべく5g中の3-フルオロ置換基を置換するために場合により置換されていてもよいアミンが使用され得る。通常、これは3-アミノ-2-シアノ誘導体5hを得るためにアミンニートまたは不活性溶媒中でアミンと3-フルオロピリジン5gの混合物を場合によりマイクロ波を用いて加熱することによりなし得る。ニトリル官能基は酸性または塩基性条件下で加水分解され得る。特に有用な方法には対応のカルボン酸5iを得るためのエタノール性水酸化ナトリウム中でのニトリルの加熱が含まれる。その後、酸は文献から公知の幾つかの方法を用いて対応のエステルに変換され得る。例えば、特に有用な条件には溶媒(例えば、エーテルまたはメタノール/ベンゼン)中でのジアゾメタン、TMS-ジアゾメタン等の使用が含まれる。酸をエステル5jに変換するための別の特に有用な方法には塩基及びアルキル化剤の使用が含まれる。通常、アルキル化剤の例はヨウ化メチル等であり、塩基の例は炭酸カリウム、トリエチルアミン、水酸化ナトリウム等である。この反応を場合により不活性溶媒(例えば、DMF等)中で実施してもよい。
スキーム5
Figure 0004859676
スキーム5に示した方法に類似の方法が中間体3,5-ジブロモ-2-シアノピリジン6c(スキーム6)を形成するために使用され得る。この系の独自の知見は、中間体6eを高選択率で形成するための選択的ネギシカップリングである。ジブロモ誘導体6cを場合により置換されていてもよいベンジル亜鉛誘導体6dで処理すると、5-ベンジル生成物6eが選択的に形成され得る。通常の条件には不活性溶媒(例えば、THF等)中でのPd(PPhの使用が含まれる。Buchwald-Hartwig型カップリングのような当業者に公知のパラジウム媒介アミノ化反応のために臭化アリールが使用され得ることは公知であるので、3-ブロモ置換基が特に有用である。これは、化合物(ここで、Rは場合により置換されていてもよいアリール基である)を形成するために特に有用であったが、広い意味で広範囲の式Iを有するR置換化合物を形成するため使用され得る。合成の残りは先のスキームに示すように実施され得る。
スキーム6
Figure 0004859676
2aのような化合物を7a(ここで、Rはアリールまたはヘテロアリールである)のような特定化合物群に変換するための別の注目に値する方法にはパラジウム媒介Buchwald-Hartwig反応が含まれる。通常、このタイプの反応の条件にはパラジウム(0)触媒源、リガンド及び塩基の使用が含まれる。例えば、触媒として酢酸パラジウム等が使用され得る。適当なリガンドにはホスフィンリガンド(例えば、キサントホス)が含まれるが、これに限定されない。塩基には炭酸セシウム、ナトリウムtert-ブトキシド等が含まれるが、これらに限定されない。
スキーム7
Figure 0004859676
式8aの化合物を式1cの化合物の1つに変換させるために有用な方法にはアルキル化の使用が含まれる(スキーム8)。通常、このタイプの反応は不活性溶媒中で塩基及びアルキル化剤を使用する。例えば、適当な塩基にはLDA、リチウムヘキサメチルジシラジド、水素化ナトリウム等が含まれるが、これらに限定されない。アルキル化剤にはアルキルハライド、トリフレート、メシレート等が含まれるが、これらに限定されない。
スキーム8
Figure 0004859676
2aのような化合物を1aのような高置換化合物に変換させるための有用な方法にはスキーム9に示す方法が含まれる。3アミノ基は、構造9a中に示すようなトリフルオロアセトアミドまたは類似の基に変換することによりアルキル化のために活性化され得る。典型的には、これは無水トリフルオロ酢酸または類似の試薬を場合によりニートまたは不活性溶媒中で加熱しながら用いて形成され得る。トリフルオロアセトアミド9aは当業者に公知の条件を用いてアルキル化され得る。典型的な条件には不活性溶媒(例えば、アセトニトリルまたはDMF)中での塩基(例えば、炭酸カリウム等)の使用が含まれる。アルキル化剤にはアルキルハライド、トリフレート、メシレート等が含まれるが、これらに限定されない。トリフルオロアセトアミドの典型的な除去は、通常9aを加水分解条件にかけることにより達成され得る。通常適当な条件にはアルコール中、場合により塩基の存在下での加熱が含まれる。
スキーム9
Figure 0004859676
下記実施例は説明の目的のみであり、決して本発明の範囲を限定するものではない。
(実施例1)
7-(4-フルオロベンジル)-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル
Figure 0004859676
ステップ1:3-(4-フルオロフェニル)プロパナールの合成
Figure 0004859676
DMF(300mL)中の1-フルオロ-4-ヨードベンゼン(300g,1.35mol)、塩化ベンジルトリエチルアンモニウム(300g,1.35mol)、NaHCO(283g,3.4mol)及びアリルアルコール(138mL,2.0mol)の混合物に酢酸パラジウム(3.0g,13.5mmol)を添加した。混合物を撹拌しながら50℃で5時間加熱した。水(1L)及びEtO(1L)を室温で添加した。セライトを介して濾過した後、濾液をEtOで抽出した。抽出物をHO及びブラインで洗浄し、乾燥し、濃縮して、生成物を得た。H NMR(CDCl)δ 9.81(1H,s),7.16(2H,m),6.97(2H,m),2.93(2H,t,J=7.5Hz),2.77(2H,t,J=7.5Hz)。
ステップ2:2-(4-フルオロベンジル)プロペナールの合成
Figure 0004859676
3-(4-フルオロフェニル)プロパナール(205g,1.3mol)、ジエチルアミン塩酸塩(148g,1.3mol)及び37% ホルマリン(約1.2当量)の混合物を110℃で2時間加熱した。水(600mL)を添加し、混合物をEtOAcで抽出した。抽出物をHO及びブラインで洗浄し、乾燥し、濃縮して、生成物を得た。H NMR(CDCl)δ 9.59(1H,s),7.13(2H,m),6.98(2H,m),6.10(2H,m),3.55(2H,s)。
ステップ3及び4:5-(4-フルオロベンジル)-2,3-ピリジンジカルボン酸の合成
Figure 0004859676
2-アミノフマル酸ジエチル(153g,0.81mol)及びp-TsOH・HO(1.5g,8.1mmol)をn-BuOH(325mL)中に含む溶液に120℃で2-(4-フルオロベンジル)プロペナール(162g,0.98mol)を滴下した。混合物を120℃で17時間、室温で約24時間撹拌した。混合物を濾過し、真空下で濃縮すると粗な5-(4-フルオロベンジル)-2,3-ピリジンジカルボン酸ジエチルが生じた。この物質をEtOH(400mL)中に溶解し、NaOH(88g,2.2mol)を水(300mL)中に含む氷冷溶液を添加した。混合物を室温で2時間撹拌した。EtOHを真空中で除去した後、水(400mL)及び6N HCl(200mL)を添加し、混合物をEtOAcで抽出した。EtOAc層を水で洗浄し、合わせた水性層を6N HCl(175mL)でpH2に調節した。混合物を氷浴温度で1時間撹拌し、生成物を濾過により集めた。H NMR(d-DMSO)δ 8.64(1H,d,J=2Hz),8.01(1H,d,J=2Hz),7.32(2H,dd,J〜9,6Hz),7.12(2H,t,J〜9Hz),4.05(2H,s)。ESMS:276(M+H,100)。
ステップ5及び6:5-(4-フルオロベンジル)-2,3-ピリジンジカルボン酸2-エチルエステルの合成
Figure 0004859676
5-(4-フルオロベンジル)-2,3-ピリジンジカルボン酸(25.3g,92mmol)及びAcO(200mL)の混合物を120℃で3時間撹拌した。反応混合物を真空中で濃縮し、トルエン(200mL)中に溶解し、真空中で再び濃縮すると、5-(4-フルオロベンジル)-2,3-ピリジンジカルボン酸無水物が生じた。この物質をEtOH(200mL)中に溶解し、混合物を3時間還流加熱した後、室温で一晩保存した。反応混合物を真空中で濃縮し、トルエン中に溶解し、再び濃縮して、生成物を主異性体として得た。この物質は約30%の対応3-エチルエステル2-カルボン酸異性体を含んでいた。主要異性体:H NMR(d-DMSO)δ 13.5(1H,br),8.67(1H,d,J=2Hz),8.06(1H,d,J=2Hz),7.31(2H,dd,J〜9,6Hz),7.11(2H,t,J〜9Hz),4.25(2H,q,J=7Hz),1.24(3H,t,J=7Hz)。ESMS:304(M+H,80),326(M+Na,30)。
ステップ7:5-(4-フルオロベンジル)-3-[(tert-ブトキシ)カルボニル]アミノ-2-ピリジンカルボン酸エチルの合成
Figure 0004859676
5-(4-フルオロベンジル)-2,3-ピリジンジカルボン酸2-エチルエステル(28g,92mmol)、ジフェニルホスホリルアジド(29.7mL,138mmol)及びEtN(38.5mL,276mmol)をt-BuOH(250mL)中に含む溶液を5時間還流加熱し、室温で3日間保存した。溶媒を真空中で除去した後、EtOAcを添加し、混合物をNHCl溶液、NaHCO溶液及びブラインで洗浄した後乾燥し、濃縮した。粗な物質を30% EtOAc/ヘキサンを溶離液とするシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製して、生成物を主要異性体として得た。この物質は約30%の対応3-エチルエステル2-(tert-ブトキシ)カルボニルアミノ異性体を含んでいた。主要異性体:H NMR(d-DMSO)δ 9.96(1H,s),8.30(1H,d,J=2Hz),8.24(1H,d,J=2Hz),7.27(2H,m),7.11(2H,m),4.28(2H,q,J=7Hz),4.01(2H,s),1.43(9H,s),1.28(3H,t,J=7Hz)。APMS:375(M+H,100)。
ステップ8:3-アミノ-5-(4-フルオロベンジル)-2-ピリジンカルボン酸エチルの合成
Figure 0004859676
5-(4-フルオロベンジル)-3-[(tert-ブトキシ)カルボニル]アミノ-2-ピリジンカルボキシレート(29g,77mmol)をCHCl(200mL)及びトリフルオロ酢酸(60mL)中に含む溶液を室温で一晩撹拌した。溶媒を真空中で除去し、粗な物質をEtOAc中に溶解し、NaHCO溶液及びブラインで洗浄した。有機層を乾燥し、濃縮し、20〜60% EtOAc/ヘキサンを溶離液とするシリカゲルクロマトグラフィーにかけて、生成物を淡黄色固体として得た。H NMR(d-DMSO)δ 7.76(1H,d,J=1.7Hz),7.25(2H,m),7.15(2H,t,J=9Hz),6.92(1H,d,J=1.7Hz),6.62(2H,br s),4.23(2H,q,J=7Hz),3.87(2H,s),1.26(3H,t,J=7Hz)。APMS:275(M+H,100)。HRMS 計算値(C1515FN+H):275.1196、実測値:275.1206。
ステップ9:3-[(3-エトキシ-3-オキソプロパノイル)アミノ]-5-(4-フルオロベンジル)ピリジン-2-カルボン酸エチルの合成
Figure 0004859676
3-アミノ-5-(4-フルオロベンジル)-2-ピリジンカルボン酸エチル(2g,7.29mmol)をDCE(20mL)中に含む溶液に3-クロロ-3-オキソプロピオン酸エチル(1.32g,8.75mmol)を添加し、溶液を1時間還流加熱した。溶媒を真空中で除去し、0〜5% MeOH/CHClを溶離液とするシリカゲルクロマトグラフィーにかけて、生成物を琥珀色油状物として得た。H NMR(CDCl)δ 8.96(1H,br s),8.32(1H,d,J=1.8Hz),7.17(2H,dd,J〜9,6Hz),7.00(2H,t,J〜9Hz),4.53(2H,t,J=7Hz),4.29(2H,t,J=7Hz),4.02(2H,s),3.54(2H,s),1.48(3H,t,J=7Hz),1.33(3H,t,J=7Hz)。
ステップ10:7-(4-フルオロベンジル)-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチルの合成
Figure 0004859676
3-[(3-エトキシ-3-オキソプロパノイル)アミノ]-5-(4-フルオロベンジル)ピリジン-2-カルボン酸エチル(2.28g,5.87mmol)をEtOH(23mL)中に含む溶液にNaOEtをEtOHを含む2M 溶液(5.87mL,11.74mmol)を添加し、混合物を室温で1時間撹拌した。混合物を濃HClで中和し、真空中で濃縮した。生じた物質をEtOHと1:1 ブライン/水の混合物と摩砕した後、濾過して、生成物をベージュ色固体として得た。H NMR(d-DMSO)δ 11.54(1H,br s),8.54(1H,d,J=1.4Hz),7.44(1H,s),7.32(2H,dd,J=8,6Hz),7.17(2H,t,J〜9Hz),4.23(2H,q,J=7Hz),4.12(2H,s),1.26(3H,t,J=7Hz)。HRMS 計算値(C1815FN+H):343.1094、実測値:343.1088。
(実施例2)
7-(4-フルオロベンジル)-4-ヒドロキシ-N-(2-メトキシエチル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
Figure 0004859676
7-(4-フルオロベンジル)-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル(35mg,0.102mmol)及び2-メトキシエチルアミン(384mg,5.11mmol)の混合物を密封管において120℃で18時間加熱した。物質を熱EtOHと摩砕し、濾過して、生成物を白色固体として得た。H NMR(d-DMSO)δ 8.37(1H,br),7.39(1H,br),7.31(2H,br t,J〜8Hz),7.15(2H,br t,J〜9Hz),4.07(2H,br),3.47(4H,br),3.33(3H,s)。HRMS 計算値(C1918FN+H):372.1360、実測値:372.1372。
(実施例3)
7-ベンジル-N-(シクロプロピルメチル)-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
Figure 0004859676
ステップ1〜8:3-アミノ-5-ベンジルピリジン-2-カルボン酸エチルの合成
Figure 0004859676
標記化合物を3-フェニルプロパナール及び2-アミノフマル酸ジエチルから実施例1のステップ2〜8に記載されている方法に類似の方法を用いて製造した。生成物をベージュ色固体として得た。H NMR(d-DMSO)δ 7.77(1H,d,J=1.6Hz),7.30(2H,d,J=8Hz),7.21(3H,m),6.94(1H,d,J=1.6Hz),6.62(2H,br s),4.23(2H,q,J=7Hz),3.97(2H,s),1.26(3H,t,J=7Hz)。HRMS 計算値(C1516+H):257.1290、実測値:257.1286。
ステップ9〜10:7-ベンジル-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル
Figure 0004859676
標記化合物を3-アミノ-5-ベンジルピリジン-2-カルボン酸エチル及び3-クロロ-3-オキソプロピオン酸エチルから実施例1のステップ9〜10に記載されている方法に類似の方法を用いて製造した。生成物を白色固体として得た。H NMR(d-DMSO)δ 10.72(1H,br s),8.24(1H,br s),7.36-7.23(6H,m),4.14(2H,q,J=7Hz),4.06(2H,s),1.22(3H,t,J=7Hz)。ESMS:325(M+H,75),347(M+Na,26)。分析(C1816) 計算値:C,53.61;H,3.99;N,6.94、実測値:C,53.40;H,3.92;N,6.92。
7-ベンジル-N-(シクロプロピルメチル)-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミドの合成
Figure 0004859676
7-ベンジル-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチルを実施例2に記載されている方法と同様にしてシクロプロピルメチルアミンで処理した。生成物を白色固体として得た。H NMR(d-DMSO)δ 11.85(1H,br),10.85(1H,br),10.11(1H,br),8.20(1H,br m),7.39-7.25(6H,br m),4.01(2H,br s),3.33-3.13(2H,br m),1.20-0.90(1H,m),0.44(2H,m),0.19(2H,m)。HRMS 計算値(C2019+H):350.1505、実測値:350.1517。
(実施例4)
7-ベンジル-4-ヒドロキシ-1-[4-(メチルスルホニル)ベンジル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル
Figure 0004859676
ステップ1:5-ベンジル-3-{[4-(メチルスルホニル)ベンジル]アミノ}ピリジン-2-カルボン酸エチルの合成
Figure 0004859676
3-アミノ-5-ベンジルピリジン-2-カルボン酸エチル(600mg,2.34mmol)及び4-メチルスルホニルベンズアルデヒド(647mg,3.51mmol)をCHCl(8mL)及びHOAc(4mL)中に含む溶液に1M BH・SMeをCHCl中に含む溶液(7mL,7mmol)を滴下した。混合物を室温で30分間撹拌し、追加量の1M BH・Me(2mL,2mmol)及び4-メチルスルホニルベンズアルデヒド(160mg,3.51mmol)を添加した。室温で一晩撹拌した後、溶液を真空中で濃縮し、CHCl中に溶解し、NaHCO溶液で洗浄した。有機層を乾燥し、濃縮し、0〜5% MeOH/CHClを溶離液とするシリカゲルクロマトグラフィーにかけた。こうして、生成物を琥珀色泡状物として得た。H NMR(CDCl)δ 8.31(1H,br m),7.97(1H,s),7.86(2H,d,J=8Hz),7.42(2H,d,J=8Hz),7.22(3H,m),7.02(2H,dd,J=8,2Hz),6.58(1H,s),4.46(2H,br),4.46(2H,q,J=7Hz),3.87(2H,s),3.04(3H,s),1.45(3H,t,J=7Hz)。HRMS 計算値(C2324S+H):425.1535、実測値:425.1524。
ステップ2:5-ベンジル-3-{(3-エトキシ-3-オキソプロパノイル)[4-(メチルスルホニル)ベンジル]アミノ}ピリジン-2-カルボン酸エチルの合成
Figure 0004859676
5-ベンジル-3-{[4-(メチルスルホニル)ベンジル]アミノ}ピリジン-2-カルボン酸エチル(0.5g,1.27mmol)及び3-クロロ-3-オキソプロピオン酸エチル(0.21mL,1.67mmol)をDCE(6mL)中に含む溶液を2.5時間還流加熱した。室温まで冷却した後、溶液をCHClで希釈し、NaHCO溶液で洗浄した。有機層を乾燥し、濃縮して、生成物を得た。H NMR(CDCl)δ 8.62(1H,d,J=2Hz),7.82(2H,d,J=8Hz),7.37(2H,d,J=8Hz),7.28(3H,m),7.06(1H,d,J=2Hz),6.97(2H,dd,J=8,2Hz),5.52(1H,d,J=15Hz),4.38(2H,m),4.22(1H,d,J=15Hz),4.01(2H,m),3.92(2H,m),3.24(1H,d,J=16Hz),3.11(1H,d,J=16Hz),3.02(3H,s),1.39(3H,t,J=7Hz),1.17(3H,t,J=7Hz)。HRMS 計算値(C2830S+H):539.1852、実測値:539.1854。
ステップ3:7-ベンジル-4-ヒドロキシ-1-[4-(メチルスルホニル)ベンジル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチルの合成
Figure 0004859676
5-ベンジル-3-{(3-エトキシ-3-オキソプロパノイル)[4-(メチルスルホニル)ベンジル]-アミノ}-ピリジン-2-カルボン酸エチル(690mg,1.26mmol)をEtOH(6mL)中に含む溶液に1M NaOEtをEtOH中に含む溶液(2.5mL,2.5mmol)を滴下した。混合物を室温で30分間撹拌し、1M HCl(2.5mL)で中和し、生じた沈殿を濾過により集め、1:1 水/EtOHで洗浄した。こうして、生成物をオフホワイト色固体として得た。H NMR(CDCl)δ 14.07(1H,br s),8.56(1H,s),7.79(2H,d,J=8Hz),7.30(3H,m),7.19(2H,d,J=8Hz),7.02(3H,m),5.40(2H,br s),4.53(2H,q,J=7Hz),4.04(2H,s),3.01(3H,s),1.48(3H,s)。HRMS 計算値(C2624S+H):493.1433、実測値:493.1422。
(実施例5)
7-ベンジル-4-ヒドロキシ-1-[4-(メチルスルホニル)ベンジル]-2-オキソ-N-(ピリジン-4-イルメチル)-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
Figure 0004859676
7-ベンジル-4-ヒドロキシ-1-[4-(メチルスルホニル)ベンジル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル(40mg,0.080mmol)及び4-(アミノメチル)ピリジン(122μL,1.2mmol)をEtOH(1mL)中に含む混合物を密封管に入れてマイクロ波を用いて120℃で30分間加熱した。反応混合物を減圧下で濃縮し、CHCl中で再構成し、1N HClとブラインの混合物で洗浄した。乾燥し、有機層を蒸発させて、生成物を薄緑色固体として得た。H NMR(CDCl)δ 10.81(1H,br t,J=6Hz),8.69(2H,d,J=7Hz),8.65(1H,d,J=1Hz),7.83(2H,d,J=8Hz),7.76(2H,d,J=6Hz),7.31(3H,m),7.19(2H,d,J=8Hz),7.11(1H,s),7.03(2H,m),5.43(2H,br s),4.86(2H,d,J=6Hz),4.08(2H,s),3.03(3H,s)。HRMS 計算値(C3026S+H):555.1702、実測値:555.1699。
(実施例6)
7-ベンジル-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸メチル
Figure 0004859676
標記化合物を3-アミノ-5-ベンジルピリジン-2-カルボン酸エチル及び3-クロロ-3-オキソプロピオン酸メチルから実施例1のステップ10〜11に記載されている方法に類似の方法を用いて製造した。生成物を黄褐色固体として得た。H NMR(d-DMSO)δ 11.9(1H,br),11.59(1H,s),8.46(1H,d,J=1.6Hz),7.43(1H,d,J=1.6Hz),7.33-7.20(5H,m),4.11(2H,s),3.74(3H,s)。HRMS 計算値(C1714+H):311.1032、実測値:311.1025。
(実施例7)
7-ベンジル-N,4-ジヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
Figure 0004859676
7-ベンジル-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸メチル(21mg,68μmol)、ヒドロキシルアミン塩酸塩(75mg,1.1mmol)及び4.63M NaOMe/MeOH(0.1mL,463μmol)を4:1 EtOH/水(1.25mL)中に含む混合物を2時間還流加熱した。混合物を濃HClで中和し、水で希釈し、生じた固体を濾過により集めた。濾過ケーキをEtOAc/MeOHと摩砕して、生成物をベージュ色固体として得た。H NMR(d-DMSO)δ 11.86(2H,br),9.78(1H,br),8.50(1H,br),7.50-7.10(6H,m),4.10(2H,br s)。HRMS 計算値(C1613+H):312.0984、実測値:312.0987。
(実施例8)
7-(4-フルオロベンジル)-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1-[2-(2-オキソピロリジン-1-イル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル
Figure 0004859676
ステップ1:(2-オキソピロリジン-1-イル)アセトアルデヒドの合成
Figure 0004859676
DMSO(0.71mL,10mmol)をCHCl(7mL)中に含む溶液を-78℃に冷却し、ここに塩化オキサリル(0.87mL,10mmol)を滴下した。この温度で15分間撹拌した後、1-(2-ヒドロキシエチル)-2-ピロリジノン(1g,7.7mmol)を滴下した。混合物を-78℃で30分間撹拌し、EtN(2.8mL,20mmol)を添加した。反応物を室温まで加温した後、NaHCO溶液を添加し、混合物をCHCl(6×)で抽出した。合わせた有機層を乾燥し、濃縮して、生成物を油状物として得た。H NMR(CDCl)δ 9.60(1H,s),4.16(2H,s),3.46(2H,t,J=7Hz),2.45(2H,t,J=8Hz),2.11(2H,m)。
ステップ2:5-(4-フルオロベンジル)-3-{[2-(2-オキソピロリジン-1-イル)エチル]アミノ}ピリジン-2-カルボン酸エチルの合成
Figure 0004859676
(2-オキソピロリジン-1-イル)アセトアルデヒド及び3-アミノ-5-(4-フルオロベンジル)-2-ピリジンカルボン酸エチルを実施例5のステップ1に記載されている方法と同様にして処理して、生成物を琥珀色油状物として得た。H NMR(CDCl)δ 7.89(1H,d,J=1.4Hz),7.83(1H,br t,J〜6Hz),7.15(2H,dd,J〜9,6Hz),6.98(2H,t,J〜9Hz),6.92(1H,s),4.42(2H,q,J=7Hz),3.92(2H,s),3.49(2H,m),3.41(2H,t,J=7Hz),3.35(2H,q,J=6Hz),2.36(2H,t,J=8Hz),1.99(2H,m),1.42(3H,t,J=7Hz)。HRMS 計算値(C2124FN+H):386.1880、実測値:386.1880。
ステップ3〜4:7-(4-フルオロベンジル)-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1-[2-(2-オキソピロリジン-1-イル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチルの合成
Figure 0004859676
標記化合物を5-(4-フルオロベンジル)-3-{[2-(2-オキソピロリジン-1-イル)エチル]アミノ}ピリジン-2-カルボン酸エチル及び3-クロロ-3-オキソプロピオン酸エチルから実施例1のステップ10〜11に記載されている方法と同様にして製造し、白色固体として得た。H NMR(CDCl)δ 8.50(1H,d,J=1.4Hz),8.11(1H,s),7.26(2H,m),7.00(2H,ddd,J〜9,9,2Hz),4.52(2H,q,J=7Hz),4.33(2H,br t,J〜7Hz),4.14(2H,s),3.52-3.44(4H,m),2.35(2H,t,J=8Hz),2.00(2H,m),1.48(3H,t,J=7Hz)。HRMS 計算値(C2424FNO+H):454.1778、実測値:454.1787。
(実施例9)
N-シクロプロピル-7-(4-フルオロベンジル)-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1-[2-(2-オキソピロリジン-1-イル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
Figure 0004859676
7-(4-フルオロベンジル)-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1-[2-(2-オキソピロリジン-1-イル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル(47mg,104μmol)及びシクロプロピルアミン(0.1mL,1.44mmol)をEtOH(3mL)中に含む混合物をマイクロ波を用いて120℃で20分間加熱した。混合物を真空中で濃縮し、EtOHと摩砕し、生成物を濾過により白色固体として集めた。H NMR(CDCl)δ 10.06(1H,d,J=3Hz),8.57(1H,d,J=1.2Hz),8.08(1H,s),7.25(2H,dd,J=8.5,5.5Hz),7.00(2H,t,J=8.5Hz),4.32(2H,q,J=7Hz),4.14(2H,s),3.49(2H,t,J=7.4Hz),3.41(2H,t,J=7Hz),2.95(1H,m),2.32(2H,t,J=8Hz),1.97(2H,m),0.90(2H,m),0.69(2H,m)。HRMS 計算値(C2525FN+H):465.1938、実測値:465.1932。
(実施例10)
7-(4-フルオロベンジル)-4-ヒドロキシ-N-(2-モルホリン-4-イルエチル)-2-オキソ-1-[2-(2-オキソピロリジン-1-イル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
Figure 0004859676
標記化合物を7-(4-フルオロベンジル)-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1-[2-(2-オキソピロリジン-1-イル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル及び2-(4-モルホリノ)エチルアミンから実施例5に記載されている方法に類似の方法を用いて製造した。反応混合物を真空中で濃縮し、逆相分取HPLC(固定相 C-18;移動相 10〜100% CHCN/水/0.1% ギ酸)により精製した。こうして、生成物をオフホワイト色の硬い泡状物として得た。H NMR(CDCl)δ 10.46(1H,br t,J〜6Hz),8.59(1H,d,J=1.3Hz),8.12(1H,s),7.24(2H,dd,J=8.6,5.4Hz),7.00(2H,t,J=8.6Hz),4.32(2H,br t,J=7Hz),4.16(2H,s),3.98(4H,br),3.91(2H,q,J=6Hz),3.77(2H,br),3.50(4H,m),3.39(2H,t,J=6Hz),2.92(2H,br),2.41(2H,t,J=8Hz),2.05(2H,m)。ESMS:538(M+H,100)。
(実施例11)
7-ベンジル-4-ヒドロキシ-1-(2-モルホリン-4-イル-2-オキソエチル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル
Figure 0004859676
ステップ1:N-[5-ベンジル-2-(エトキシカルボニル)ピリジン-3-イル]グリシンの合成
Figure 0004859676
3-アミノ-5-ベンジルピリジン-2-カルボン酸エチル(0.543g,2.12mmol)及びグリオキシル酸一水和物(0.254g,2.76mmol)をEtOH(6mL)中に含む混合物を1時間還流加熱した。混合物を室温まで冷却し、NaCNBH(266mg,4.23mmol)を添加した。室温で2時間撹拌した後、反応物を水でクエンチし、EtOHを減圧下で除去した。水性混合物をCHClで抽出し、有機層を乾燥し、濃縮した。残存物質をEtOAc/ヘキサンと摩砕し、濾過して、生成物をベージュ色固体として得た。H NMR(d-DMSO)δ 13.2(1H,br),7.92(1H,br t,J=4.8Hz),7.76(1H,s),7.26(4H,m),7.17(1H,t,J=7Hz),7.00(1H,s),4.24(2H,q,J=7Hz),3.90(2H,s),3.86(2H,br),1.27(3H,t,J=7Hz)。
ステップ2:5-ベンジル-2-(エトキシカルボニル)-N-(2-モルホリン-4-イル-2-オキソエチル)ピリジン-3-アミンの合成
Figure 0004859676
N-[5-ベンジル-2-(エトキシカルボニル)ピリジン-3-イル]グリシン(328mg,1.04mmol)、モルホリン(0.113mL,1.3mmol)及びEtN(0.18mL,1.3mmol)をDMF(6mL)中に含む溶液にHATU(494mg,1.3mmol)をスパチュラを用いて添加した。室温で45分間撹拌した後、溶媒を真空中で除去し、生じた物質をCHCl中に溶解し、水で洗浄した。有機層を乾燥し、濃縮した。粗な物質を0〜5% MeOH/CHClを溶離液とするシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、生成物を得た。H NMR(CDCl)δ 8.57(1H,br),7.94(1H,s),7.23(3H,m),7.15(2H,m),6.68(1H,s),4.46(2H,q,J=7Hz),3.95(2H,s),3.90(2H,d,J=4.2Hz),3.68(6H,br),3.43(2H,br),1.42(3H,t,J=7Hz)。ESMS:384(M+H,70)。
ステップ3〜4:7-ベンジル-4-ヒドロキシ-1-(2-モルホリン-4-イル-2-オキソエチル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチルの合成
Figure 0004859676
標記化合物を5-ベンジル-2-(エトキシカルボニル)-N-(2-モルホリン-4-イル-2-オキソエチル)ピリジン-3-アミン及び3-クロロ-3-オキソプロピオン酸エチルから実施例5のステップ2〜3に記載されている方法に類似の方法を用いて2ステップで製造した。生成物を白色固体として得た。H NMR(CDCl)δ 14.2(1H,br),8.53(1H,s),7.32(3H,m),7.18(2H,d,J=7Hz),7.05(1H,s),4.93(2H,s),4.49(2H,q,J=7Hz),4.13(2H,s),3.70(2H,m),3.66(2H,m),3.54(4H,m),1.45(3H,t,J=7Hz)。ESMS:452(M+H,100)。
(実施例12)
7-ベンジル-4-ヒドロキシ-N-(2-メトキシエチル)-1-(2-モルホリン-4-イル-2-オキソエチル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
Figure 0004859676
標記化合物を7-ベンジル-4-ヒドロキシ-1-(2-モルホリン-4-イル-2-オキソエチル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル及び2-メトキシエチルアミンから実施例5に記載されている方法に類似の方法を用いて製造した。生成物を白色固体として得た。H NMR(CDCl)δ 10.14(1H,br),8.59(1H,s),7.37-7.27(3H,m),7.18(2H,d,J=7Hz),7.01(1H,s),4.93(2H,s),4.15(2H,s),3.70-3.61(6H,m),3.56(4H,m),3.52(2H,m),3.39(3H,s)。ESMS:481(M+H,100)。
(実施例13)
4-ヒドロキシ-N-(2-メチルプロピル)-2-オキソ-7-(フェニルメチル)-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
Figure 0004859676
標記化合物を4-ヒドロキシ-2-オキソ-7-(フェニルメチル)-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル及びイソブチルアミンから実施例2に記載されている方法に類似の方法を用いて製造し、白色固体として得た。H NMR(d-DMSO)δ 10.82(1H,br),8.22(1H,s),7.35-7.22(6H,m),4.03(2H,s),3.11(2H,br),1.77(1H,m),0.92(6H,d,J=6.5Hz)。HRMS 計算値(C2021+H):352.1661、実測値:352.1645。
(実施例14)
N-シクロヘプチル-4-ヒドロキシ-2-オキソ-7-(フェニルメチル)-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
Figure 0004859676
標記化合物を4-ヒドロキシ-2-オキソ-7-(フェニルメチル)-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル及びシクロヘプチルアミンから実施例2に記載されている方法に類似の方法を用いて製造し、白色固体として得た。H NMR(d-DMSO)δ 10.75(1H,br),8.23(1H,s),7.38(1H,s),7.35-7.20(5H,m),4.04(2H,s),4.00(1H,m),1.88-1.34(12H,m)。HRMS 計算値(C2325+H):392.1974、実測値:392.1956。
(実施例15)
N-シクロペンチル-4-ヒドロキシ-2-オキソ-7-(フェニルメチル)-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
Figure 0004859676
標記化合物を4-ヒドロキシ-2-オキソ-7-(フェニルメチル)-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル及びシクロペンチルアミンから実施例2に記載されている方法に類似の方法を用いて製造し、白色固体として得た。H NMR(d-DMSO)δ 10.75(1H,br),8.24(1H,s),7.35(1H,s),7.32-7.20(5H,m),4.21(1H,m,J=6.7Hz),4.04(2H,s),1.93-1.35(8H,m)。分析 計算値(C2121・1.90HCl):C,58.29;H,5.33;N,9.71、実測値:C,58.31;H,5.33;N,9.85。
(実施例16)
N-シクロブチル-4-ヒドロキシ-2-オキソ-7-(フェニルメチル)-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
Figure 0004859676
標記化合物を4-ヒドロキシ-2-オキソ-7-(フェニルメチル)-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル及びシクロブチルアミンから実施例2に記載されている方法に類似の方法を用いて製造し、白色固体として得た。H NMR(d-DMSO)δ 12.00(1H,br),8.23(1H,br),7.38-7.25(6H,m),4.41(1H,m,J=7.7Hz),4.04(2H,br s),2.27(2H,br m),1.93(2H,br m),1.71(2H,br m)。分析 計算値(C2019・0.45CHCl):C,63.37;H,5.18;N,10.84、実測値:C,63.62;H,5.29;N,10.97。
(実施例17)
4-ヒドロキシ-N-[2-(メチルオキシ)エチル]-2-オキソ-7-(フェニルメチル)-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
Figure 0004859676
標記化合物を4-ヒドロキシ-2-オキソ-7-(フェニルメチル)-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル及び2-メトキシエチルアミンから実施例2に記載されている方法に類似の方法を用いて製造し、白色固体として得た。H NMR(d-DMSO)δ 11.85(1H,br),10.80(1H,br),9.23(1H,br),7.35-7.22(6H,m),4.03(2H,br s),3.45(4H,br m),3.28(3H,s)。分析 計算値(C1919・0.25CHCl):C,61.72;H,5.25;N,11.22、実測値:C,61.44;H,4.90;N,11.28。
(実施例18)
4-ヒドロキシ-2-オキソ-N-(2-フェニルエチル)-7-(フェニルメチル)-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
Figure 0004859676
標記化合物を4-ヒドロキシ-2-オキソ-7-(フェニルメチル)-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル及びフェネチルアミンから実施例2に記載されている方法に類似の方法を用いて製造し、白色固体として得た。H NMR(d-DMSO)δ 11.90(1H,br),10.65(1H,br),8.30(1H,br),7.37-7.22(11H,m),4.04(2H,br s),3.53(2H,m,J〜5Hz),2.83(2H,t,J=7Hz)。分析 計算値(C2421・0.25CHCl):C,69.45;H,5.12;N,9.92、実測値:C,69.40;H,4.92;N,10.11。
(実施例19)
4-ヒドロキシ-2-オキソ-N-(1-フェニルエチル)-7-(フェニルメチル)-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
Figure 0004859676
標記化合物を4-ヒドロキシ-2-オキソ-7-(フェニルメチル)-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル及びα-メチルベンジルアミンから実施例2に記載されている方法に類似の方法を用いて製造し、白色固体として得た。H NMR(d-DMSO)δ 12.40(1H,br),10.80(1H,br),8.35(1H,br),7.35-7.24(11H,m),5.14(1H,m),4.05(2H,br s),1.46(3H,br)。HRMS 計算値(C2421+H):400.1661、実測値:400.1670。
(実施例20)
N-(シクロヘキシルメチル)-4-ヒドロキシ-2-オキソ-7-(フェニルメチル)-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
Figure 0004859676
標記化合物を4-ヒドロキシ-2-オキソ-7-(フェニルメチル)-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル及びシクロヘキシルメチルアミンから実施例2に記載されている方法に類似の方法を用いて製造し、白色固体として得た。H NMR(d-DMSO)δ 10.80(1H,br),8.32(1H,br s),7.39(1H,s),7.35-7.22(5H,m),4.05(2H,br s),3.17(2H,t,J=6Hz),1.71-0.79(11H,m)。HRMS 計算値(C2325+H):392.1974、実測値:392.1956。
(実施例21)
N-(2-フラニルメチル)-4-ヒドロキシ-2-オキソ-7-(フェニルメチル)-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
Figure 0004859676
標記化合物を4-ヒドロキシ-2-オキソ-7-(フェニルメチル)-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル及びフルフリルアミンから実施例2に記載されている方法に類似の方法を用いて製造し、白色固体として得た。H NMR(d-DMSO)δ 12.13(1H,br),11.12(1H,br),10.15(1H,br),8.20(1H,br s),7.57(1H,s),7.31-7.20(6H,m),6.38(1H,s),6.27(1H,br s),4.48(2H,br),4.01(2H,br s)。HRMS 計算値(C2117+H):376.1297、実測値:376.1286。
(実施例22)
N-シクロヘキシル-4-ヒドロキシ-2-オキソ-7-(フェニルメチル)-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
Figure 0004859676
標記化合物を4-ヒドロキシ-2-オキソ-7-(フェニルメチル)-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル及びシクロヘキシルアミンから実施例2に記載されている方法に類似の方法を用いて製造し、白色固体として得た。H NMR(d-DMSO)δ 11.85(1H,br),10.60(1H,br),8.33(1H,br),7.39(1H,s),7.35-7.22(5H,m),4.05(2H,br s),3.82(1H,m),1.85(2H,m),1.67(2H,m),1.56(1H,m),1.38-1.27(5H,m)。HRMS 計算値(C2223+H):378.1810、実測値:378.1822。
(実施例23)
4-ヒドロキシ-2-オキソ-7-(フェニルメチル)-N-(2-チエニルメチル)-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
Figure 0004859676
標記化合物を4-ヒドロキシ-2-オキソ-7-(フェニルメチル)-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル及びチオフェン-2-メチルアミンから実施例2に記載されている方法に類似の方法を用いて製造し、白色固体として得た。H NMR(d-DMSO)δ 12.25(1H,br),11.10(1H,br),10.2(1H,br),8.28(1H,br s),7.38(1H,br s),7.34-7.22(6H,m),7.04(1H,s),6.97(1H,d,J=4.3Hz),4.68(2H,br),4.04(2H,br s)。HRMS 計算値(C2117S+H):392.1069、実測値:392.1070。
(実施例24)
N-シクロプロピル-4-ヒドロキシ-2-オキソ-7-(フェニルメチル)-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
Figure 0004859676
標記化合物を4-ヒドロキシ-2-オキソ-7-(フェニルメチル)-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル及びシクロプロピルアミンから、反応溶媒としてジメチルアセトアミドを用いて実施例5に記載されている方法に類似の方法を用いて製造した。生成物を白色固体として得た。H NMR(d-DMSO)δ 11.86(1H,s),10.87(1H,s),10.14(1H,s),8.20(1H,s),7.38-7.25(6H,m),4.01(2H,br s),2.79(1H,m),0.70(2H,m),0.45(2H,m)。HRMS 計算値(C1917+H):336.1348、実測値:336.1347。
(実施例25)
N-シクロブチル-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
Figure 0004859676
標記化合物を7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル及びシクロブチルアミンから実施例2に記載されている方法に類似の方法を用いて製造し、オフホワイト色固体として得た。H NMR(d-DMSO)δ 11.90(1H,br),10.50(1H,br),8.33(1H,br),7.39(1H,br s),7.31(2H,m),7.15(2H,t,J〜9Hz),4.42(1H,m,J=8Hz),4.06(2H,br s),2.29(2H,m),1.95(2H,m),1.71(2H,m)。HRMS 計算値(C2018FN+H):368.1410、実測値:368.1410。
(実施例26)
N-シクロプロピル-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
Figure 0004859676
標記化合物を7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル及びシクロプロピルアミンから実施例2に記載されている方法に類似の方法を用いて製造し、白色固体として得た。H NMR(d-DMSO)δ 11.80(1H,br),10.35(1H,br),8.35(1H,br),7.38(1H,s),7.30(2H,m),7.15(2H,t,J=8.7Hz),4.06(2H,br s),2.85(1H,m),0.74(2H,m),0.51(2H,m)。HRMS 計算値(C1916FN+H):354.1254、実測値:354.1255。
(実施例27)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-N-(2-フラニルメチル)-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
Figure 0004859676
標記化合物を7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル及びフルフリルアミンから実施例2に記載されている方法に類似の方法を用いて製造し、オフホワイト色固体として得た。H NMR(d-DMSO)δ 11.85(1H,br),10.70(1H,br),8.39(1H,br s),7.61(1H,s),7.40(1H,s),7.31(2H,m),7.15(2H,t,J=8.5Hz),6.42(1H,s),6.33(1H,s),4.54(2H,s),4.08(2H,s)。HRMS 計算値(C2116FN+H):394.1202、実測値:394.1195。
(実施例28)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-N-[3-(2-オキソ-1-ピロリジニル)プロピル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
Figure 0004859676
標記化合物を7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル及び1-(3-アミノプロピル)-2-ピロリジノンから実施例2に記載されている方法に類似の方法を用い製造し、白色固体として得た。H NMR(d-DMSO)δ 1.88(1H,br),10.82(1H,br),10.12(1H,br),8.20(1H,m),7.38(1H,s),7.29(2H,m),7.17(2H,m),4.01(2H,s),3.27-3.22(6H,m),2.21(2H,t,J=8Hz),1.91(2H,m),1.69(2H,m)。HRMS 計算値(C2323FN+H):439.1782、実測値:439.1774。
(実施例29)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-N-[2-(1-ピロリジニル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
Figure 0004859676
標記化合物を7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル及び2-(1-ピロリジニル)エチルアミンから実施例2に記載されている方法に類似の方法を用いて製造し、白色固体として得た。H NMR(d-DMSO)δ 10.61(1H,br),8.28(1H,br s),7.36(1H,s),7.30(2H,m),7.14(2H,t,J=8.8Hz),4.04(2H,s),3.41(2H,m),2.56(2H,t,J=6.4Hz),2.54-2.48(4H,m),1.68(4H,m)。ESMS:411(M+H,100)。
(実施例30)
(±)-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-N-(テトラヒドロ-2-フラニルメチル)-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
Figure 0004859676
標記化合物を7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル及び(±)-(テトラヒドロ-2-フラニルメチル)アミンから実施例2に記載されている方法に類似の方法を用いて製造し、白色固体として得た。H NMR(d-DMSO)δ 11.9(1H,br),10.60(1H,br),8.37(1H,br),7.39(1H,s),7.30(2H,m),7.15(2H,t,J=8.6Hz),4.06(2H,br s),3.96(1H,m),3.80(1H,q,J〜7Hz),3.64(1H,q,J〜7Hz),3.50-3.20(2H,m),2.00-1.52(4H,m)。ESMS:398(M+H,100)。
(実施例31)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-N-[2-(1-ピペリジニル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
Figure 0004859676
標記化合物を7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル及び2-(1-ピペリジニル)エチルアミンから実施例2に記載されている方法に類似の方法を用いて製造し、白色固体として得た。H NMR(d-DMSO)δ 11.75(1H,br),10.70(1H,br),10.15(1H,br),8.20(1H,m),7.38-7.11(5H,m),4.01(2,s),3.39(2H,m),2.38(6H,m),1.50(4H,m),1.39(2H,m)。ESMS:425(M+H,100)。
(実施例32)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-N-(4-ピリジニルメチル)-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
Figure 0004859676
標記化合物を7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル及び4-(アミノメチル)ピリジンから実施例2に記載されている方法に類似の方法を用いて製造し、白色固体として得た。H NMR(d-DMSO)δ 12.40(1H,br),11.31(1H,br),10.15(1H,br),8.48(2H,br m),8.20(1H,br s),7.29(5H,m),7.14(2H,t,J=8.7Hz),4.52(2H,br m),4.01(2H,s)。ESMS:405(M+H,100)。
(実施例33)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-N-(2-ピリジニルメチル)-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
Figure 0004859676
標記化合物を7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル及び2-(アミノメチル)ピリジンから実施例2に記載されている方法に類似の方法を用いて製造し、白色固体として得た。H NMR(d-DMSO)δ 12.30(1H,br),11.21(1H,br),10.20(1H,br),8.52(1H,d,J=4.2Hz),8.26(1H,br s),7.75(1H,t,J=7.6Hz),7.36-7.24(5H,m),7.15(2H,t,J=8.9Hz),4.62(2H,br m),4.04(2H,s)。ESMS:405(M+H,100)。
(実施例34)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-N-(3-ピリジニルメチル)-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
Figure 0004859676
標記化合物を7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル及び3-(アミノメチル)ピリジンから実施例2に記載されている方法に類似の方法を用いて製造し、白色固体として得た。H NMR(d-DMSO)δ 12.32(1H,br),11.29(1H,br),10.17(1H,br),8.56(1H,s),8.44(1H,br),8.18(1H,br),7.73(1H,m),7.30-7.27(4H,m),7.14(2H,t,J=8.6Hz),4.55(2H,m),4.01(2H,s)。ESMS:405(M+H,100)。
(実施例35)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-N-(ヘキサヒドロ-1H-アゼピン-1-イル)-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
Figure 0004859676
標記化合物を7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル及びヘキサヒドロ-1H-アゼピン-1-アミンから実施例2に記載されている方法に類似の方法を用いて製造し、白色固体として得た。H NMR(d-DMSO)δ 12.90(1H,br),11.80(1H,br),10.13(1H,br),8.15(1H,brs),7.23(3H,m),7.11(2H,t,J=8.8Hz),3.97(2H,s),2.94(4H,m),1.59(8H,m)。ESMS:411(M+H,100)。
(実施例36)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[2-(4-モルホリニル)エチル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
Figure 0004859676
標記化合物を7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル及び2-(4-モルホリノ)エチルアミンから実施例2に記載されている方法に類似の方法を用いて製造し、白色固体として得た。H NMR(d-DMSO)δ 11.79(1H,s),10.76(1H,br s),10.12(1H,br),8.18(1H,m),7.35-7.24(3H,m),7.12(2H,br m),3.98(2H,br s),3.56(4H,m),3.40(2H,m),2.39(6H,m)。ESMS:427(M+H,100)。
(実施例37)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[3-(4-モルホリニル)プロピル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
Figure 0004859676
標記化合物を7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル及び4-(3-アミノプロピル)モルホリンから実施例2に記載されている方法に類似の方法を用いて製造し、白色固体として得た。H NMR(CFCOD)δ 8.71(1H,s),8.47(1H,s),7.28(2H,dd,J=8.5,5.3Hz),7.13(2H,t,J=8.5Hz),4.41(2H,s),4.38(2H,m),4.13(2H,m),3.82(4H,m),3.54(2H,t,J=8Hz),3.43(2H,m),2.41(2H,m)。ESMS:441(M+H,100)。
(実施例38)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-N-[2-(2-ピリジニル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
Figure 0004859676
標記化合物を7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル及び2-(2-アミノエチル)ピリジンから実施例2に記載されている方法に類似の方法を用いて製造し、白色固体として得た。H NMR(CFCOD)δ 8.84(1H,d,J=6Hz),8.79(1H,s),8.71(1H,t,J=8Hz),8.55(1H,s),8.20(1H,d,J=8Hz),8.11(1H,t,J=7Hz),7.35(2H,dd,J=8.6,5.3Hz),7.20(2H,t,J=8.6Hz),4.48(2H,s),4.26(2H,t,J=7Hz),3.75(2H,t,J=7Hz)。ESMS:4419(M+H,100)。
(実施例39)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
Figure 0004859676
標記化合物を7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル及び水酸化アンモニウムから実施例11に記載されている方法に類似の方法を用いて製造し、淡黄色固体として得た。H NMR(CFCOD)δ 8.77(1H,s),8.51(1H,s),7.29(2H,dd,J=8.6,5.1Hz),7.13(2H,t,J=8.6Hz),4.43(2H,s)。ESMS:314(M+H,100)。
(実施例40)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[2-(1H-イミダゾール-4-イル)エチル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
Figure 0004859676
標記化合物を7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル及び2-(1H-イミダゾール-4-イル)エチルアミンから実施例11に記載されている方法に類似の方法を用いて製造し、オフホワイト色固体として得た。H NMR(CFCOD)δ 8.66(1H,s),8.60(1H,s),8.43(1H,s),7.39(1H,s),7.22(2H,m),7.08(2H,t,J=8.4Hz),4.36(2H,s),4.00(2H,br,t,J=6Hz),3.29(2H,br t,J=6Hz)。ESMS:408(M+H,100)。
(実施例41)
7-ベンジル-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1-[2-(2-オキソピロリジン-1-イル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル
Figure 0004859676
標記化合物を3-アミノ-5-ベンジルピリジン-2-カルボン酸エチル及び(2-オキソピロリジン-1-イル)アセトアルデヒドから実施例10のステップ1〜4に記載されている方法に類似の方法を用いて製造し、白色固体として得た。H NMR(CDCl)δ 13.9(1H,br),8.54(1H,s),8.11(1H,s),7.52-7.21(5H,m),4.52(2H,q,J=7Hz),4.34(2H,br t,J=7Hz),4.18(2H,s),3.52(2H,br t,J=7Hz),3.44(2H,t,J=7Hz),2.33(2H,t,J=8Hz),1.98(2H,m),1.48(3H,t,J=7Hz)。ESMS:458(M+Na,100)。
(実施例42)
ベンジル-N-シクロブチル-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1-[2-(2-オキソピロリジン-1-イル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
Figure 0004859676
標記化合物を7-ベンジル-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1-[2-(2-オキソピロリジン-1-イル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル及びシクロブチルアミンから実施例2に記載されている方法に類似の方法を用いて製造し、オフホワイト色固体として得た。H NMR(CDCl)δ 10.23(1H,br d,J=7Hz),8.58(1H,s),8.02(1H,s),7.33-7.20(5H,m),4.53(1H,m),4.35(2H,br t,J=7Hz),4.17(2H,s),3.52(2H,t,J=7Hz),3.37(2H,t,J=7Hz),2.41(2H,m),2.28(2H,t,J=8Hz),2.08(2H,m),1.93(2H,m),1.80(2H,m)。HRMS 計算値(C2628+H):461.2189、実測値:461.2205。
(実施例43)
7-ベンジル-N-シクロプロピル-4-ヒドロキシ-1-[4-(メチルスルホニル)ベンジル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
Figure 0004859676
標記化合物を7-ベンジル-4-ヒドロキシ-1-[4-(メチルスルホニル)ベンジル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル及びシクロプロピルアミンから実施例2に記載されている方法に類似の方法を用いて製造した。生成物を白色固体として得た。H NMR(CDCl)δ 10.04(1H,br d,J=3.4Hz),8.61(1H,s),7.81(2H,d,J=8.4Hz),7.29(3H,m),7.17(2H,d,J=8.4Hz),7.05(1H,s),7.03(2H,m),5.39(2H,br),4.05(2H,s),3.01(3H,s),2.97(1H,m),0.90(2H,m),0.70(2H,m)。HRMS 計算値(C2725S+H):504.1593、実測値:504.1581。
(実施例44)
7-ベンジル-N-シクロブチル-4-ヒドロキシ-1-[4-(メチルスルホニル)ベンジル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
Figure 0004859676
標記化合物を7-ベンジル-4-ヒドロキシ-1-[4-(メチルスルホニル)ベンジル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル及びシクロブチルアミンから実施例2に記載されている方法に類似の方法を用いて製造した。生成物を白色固体として得た。H NMR(CDCl)δ 10.19(1H,br d,J=7.4Hz),8.61(1H,d,J=1.1Hz),7.82(2H,d,J=8.4Hz),7.30(3H,m),7.18(2H,d,J=8.4Hz),7.06(1H,s),7.03(2H,m),5.41(2H,br),4.54(1H,m),4.05(2H,s),3.02(3H,s),2.44(2H,m),2.08(2H,m),1.83(2H,m)。HRMS 計算値(C2827S+H):518.1740、実測値:518.1741。
(実施例45)
7-ベンジル-4-ヒドロキシ-N-(2-メトキシエチル)-1-[4-(メチルスルホニル)ベンジル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
Figure 0004859676
標記化合物を7-ベンジル-4-ヒドロキシ-1-[4-(メチルスルホニル)ベンジル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル及び2-メトキシエチルアミンから実施例2に記載されている方法に類似の方法を用いて製造した。生成物を白色固体として得た。H NMR(CDCl)δ 10.22(1H,br m),8.61(1H,s),7.81(2H,d,J=8Hz),7.29(3H,m),7.17(2H,d,J=8Hz),7.06(1H,s),7.02(2H,m),5.41(2H,br),4.05(2H,s),3.67(2H,m),3.60(2H,m),3.40(3H,s),3.01(3H,s)。HRMS 計算値(C2727S+H):522.1699、実測値:522.1686。
(実施例46)
7-ベンジル-N-(2-フリルメチル)-4-ヒドロキシ-1-[4-(メチルスルホニル)ベンジル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
Figure 0004859676
標記化合物を7-ベンジル-4-ヒドロキシ-1-[4-(メチルスルホニル)ベンジル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル及びフルフリルアミンから実施例2に記載されている方法に類似の方法を用いて製造した。生成物を淡ベージュ色固体として得た。H NMR(CDCl)δ 10.37(1H,br t,J=5.5Hz),8.62(1H,s),7.81(2H,d,J=8Hz),7.39(1H,s),7.30(3H,m),7.17(2H,d,J=8Hz),7.06(1H,s),7.03(2H,m),6.33(2H,m),5.40(2H,br),4.66(2H,br d,J=5.5Hz),4.05(2H,s),3.01(3H,s)。HRMS 計算値(C2925S+H):544.1542、実測値:544.1534。
(実施例47)
7-ベンジル-4-ヒドロキシ-1-[(1-メチル-1H-イミダゾール-2-イル)メチル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル
Figure 0004859676
標記化合物を3-アミノ-5-ベンジルピリジン-2-カルボン酸エチル及び1-メチル-2-イミダゾールカルボキサルデヒドから実施例5のステップ1〜3に記載されている方法に類似の方法を用いて製造した。生成物をオフホワイト色固体として得た。H NMR(CDCl)δ 13.7(1H,br),8.50(2H,s),7.28-7.21(5H,m),6.99(1H,br s),6.81(1H,s),5.66(2H,br),4.52(2H,q,J=7Hz),4.17(2H,s),3.72(3H,s),1.46(3H,t,J=7Hz)。HRMS 計算値(C2322+H):419.1719、実測値:419.1711。
(実施例48)
7-ベンジル-N-シクロプロピル-4-ヒドロキシ-1-[(1-メチル-1H-イミダゾール-2-イル)メチル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
Figure 0004859676
標記化合物を7-ベンジル-4-ヒドロキシ-1-[(1-メチル-1H-イミダゾール-2-イル)メチル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル及びシクロプロピルアミンから実施例11に記載されている方法に類似の方法を用いて製造した。生成物を白色固体として得た。H NMR(CDCl)δ 10.02(1H,br),8.57(1H,s),8.45(1H,br s),7.30-7.21(5H,m),7.01(1H,br s),6.83(1H,s),5.69(2H,br),4.17(2H,s),3.67(3H,s),2.95(1H,m),0.91(2H,m),0.71(2H,m)。HRMS 計算値(C2423+H):430.1879、実測値:430.1877。
(実施例49)
7-(4-フルオロベンジル)-4-ヒドロキシ-N-(2-メトキシエチル)-2-オキソ-1-[2-(2-オキソピロリジン-1-イル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
Figure 0004859676
標記化合物を7-(4-フルオロベンジル)-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1-[2-(2-オキソピロリジン-1-イル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル及び2-メトキシエチルアミンから実施例6に記載されている方法に類似の方法により製造した。生成物を白色固体として得た。H NMR(CDCl)δ 10.27(1H,br m),8.55(1H,s),8.06(1H,s),7.24(2H,m),6.99(2H,t,J=8.6Hz),4.35(2H,t,J=7Hz),4.14(2H,s),3.65(2H,m),3.59(2H,m),3.50(2H,t,J=7Hz),3.44(2H,m),3.42(3H,s),2.31(2H,t,J=8Hz),1.97(2H,m)。ESMS:483(M+H,100)。
(実施例50)
7-ベンジル-4-ヒドロキシ-N-(2-メトキシエチル)-1-[(1-メチル-1H-イミダゾール-2-イル)メチル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
Figure 0004859676
標記化合物を7-ベンジル-4-ヒドロキシ-1-[(1-メチル-1H-イミダゾール-2-イル)メチル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル及び2-メトキシエチルアミンから実施例6に記載されている方法に類似の方法を用いて製造した。生成物をベージュ色粉末として得た。H NMR(CDCl)δ 10.14(1H,br),8.58(2H,br),7.32-7.15(5H,m),7.12(1H,br),6.88(1H,br s),5.97(2H,br),4.22(2H,s),3.70(3H,s),3.67(2H,q,J〜5Hz),3.60(2H,t,J〜5Hz),3.42(3H,s)。ESMS:483(M+H,100)。
(実施例51)
7-ベンジル-4-ヒドロキシ-1-(2-モルホリン-4-イル-2-オキソエチル)-2-オキソ-N-(ピリジン-4-イルメチル)-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
Figure 0004859676
標記化合物を7-ベンジル-4-ヒドロキシ-1-(2-モルホリン-4-イル-2-オキソエチル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル及び4-(アミノメチル)ピリジンから実施例11で用いた方法に類似の方法を用いて製造した。生成物を白色固体として得た。H NMR(CDCl)δ 10.48(1H,br t,J=6Hz),8.62(1H,d,J=1.1Hz),8.58(2H,d,J=6Hz),7.38-7.29(3H,m),7.27(2H,d,J=6Hz),7.19(2H,d,J=7Hz),7.02(1H,s),4.93(2H,s),4.65(2H,d,J=6Hz),4.16(2H,s),3.69(4H,m),3.57(2H,m),3.51(2H,m)。ESMS:514(M+H,100)。
(実施例52)
7-(4-フルオロベンジル)-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1-[2-(2-オキソピロリジン-1-イル)エチル]-N-(ピリジン-4-イルメチル)-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
Figure 0004859676
標記化合物を7-(4-フルオロベンジル)-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1-[2-(2-オキソピロリジン-1-イル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル及び4-(アミノメチル)ピリジンから実施例12に記載されている手順に類似の手順を用いて製造した。生成物を白色固体として得た。H NMR(CDCl)δ 14.4(1H,br),10.84(1H,br t,J=6Hz),8.83(2H,d,J=6.5Hz),8.63(1H,s),8.10(1H,s),7.79(2H,d,J=6.5Hz),7.24(2H,m),7.01(2H,t,J=8.6Hz),4.86(2H,d,J=6Hz),4.38(2H,t,J=7Hz),4.17(2H,s),3.54-3.47(4H,m),2.40(2H,t,J=8Hz),2.04(2H,m)。ESMS:516(M+H,100)。
(実施例53)
7-ベンジル-1-(シクロプロピルメチル)-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル
Figure 0004859676
標記化合物を3-アミノ-5-ベンジルピリジン-2-カルボン酸エチル及びシクロプロパンカルボキサルデヒドから実施例5のステップ1〜3に記載されている方法に類似の方法を用いて製造し、黄褐色ワックスとして得た。H NMR(d-DMSO)δ 11.65(1H,br),8.47(1H,s),8.03(1H,s),7.34-7.28(4H,m),7.20(1H,t,J=7Hz),4.22(2H,q,J=7Hz),4.17(2H,s),4.07(2H,d,J=7Hz),1.23(3H,t,J=7Hz),1.10(1H,m),0.38(4H,m)。HRMS 計算値(C2222+H):379.1658、実測値:379.1673。
(実施例54)
7-ベンジル-1-(シクロプロピルメチル)-4-ヒドロキシ-N-(2-メトキシエチル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
Figure 0004859676
標記化合物を7-ベンジル-1-(シクロプロピルメチル)-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル及び2-メトキシエチルアミンから実施例5に記載されている方法に類似の方法を用いて製造し、オフホワイト色固体として得た。H NMR(CDCl)δ 10.36(1H,br t,J=5Hz),8.59(1H,d,J=1.3Hz),7.46(1H,s),7.34(2H,m),7.26(1H,m),7.20(2H,d,J=7Hz),4.16(2H,s),4.08(2H,d,J=7Hz),3.64(2H,q,J〜5Hz),3.58(2H,t,J〜5Hz),3.40(3H,s),1.00(1H,m),0.46(2H,m),0.39(2H,m)。HRMS 計算値(C2325+H):408.1923、実測値:408.1914。
(実施例55)
7-ベンジル-N-シクロブチル-1-(シクロプロピルメチル)-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
Figure 0004859676
標記化合物を7-ベンジル-1-(シクロプロピルメチル)-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル及びシクロブチルアミンから実施例5に記載されている方法に類似の方法を用いて製造し、オフホワイト色固体として得た。H NMR(CDCl)δ 10.34(1H,br d,J=7Hz),8.59(1H,s),7.46(1H,s),7.35(2H,t,J=7Hz),7.28(1H,t,J=7Hz),7.21(2H,d,J=7Hz),4.53(1H,m),4.17(2H,s),4.08(2H,d,J=7Hz),2.42(2H,m),2.09(2H,m),1.80(2H,m),1.01(1H,m),0.50(2H,m),0.40(2H,m)。HRMS 計算値(C2425+H):404.1974、実測値:404.1971。
(実施例56)
7-ベンジル-4-ヒドロキシ-1-(2-モルホリン-4-イルエチル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル
Figure 0004859676
標記化合物を3-アミノ-5-ベンジルピリジン-2-カルボン酸エチル及びモルホリン-4-イルアセトアルデヒド(L.Duhamelら,Bull.Soc.Chim.Fr.,4423-4428(1968))から実施例5のステップ1〜3に記載されている方法に類似の方法を用いて製造し、琥珀色ガラスとして得た。H NMR(CDCl)δ 8.54(1H,d,J=1Hz),8.45(1H,br),7.35-7.26(4H,m),7.20(1H,t,J=7Hz),4.72(2H,br),4.51(2H,q,J=7Hz),4.22(2H,s),4.02(6H,br),3.06(4H,br),1.46(3H,t,J=7Hz)。HRMS 計算値(C2427+H):438.2029、実測値:438.2021。
(実施例57)
7-ベンジル-N-シクロブチル-4-ヒドロキシ-1-(2-モルホリン-4-イルエチル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
Figure 0004859676
標記化合物を7-ベンジル-4-ヒドロキシ-1-(2-モルホリン-4-イルエチル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル及びシクロブチルアミンから製造例5に記載されている方法に類似の方法を用いて製造し、オフホワイト色固体として得た。H NMR(CDCl)δ 10.01(1H,br d,J=5Hz),8.70(1H,s),8.61(1H,s),7.39(2H,d,J=7.7Hz),7.30(2H,t,J=7.7Hz),7.21(1H,m),4.89(2H,m),4.52(1H,m),4.26(4H,m),4.07(2H,m),3.50(2H,m),3.18(2H,m),3.09(2H,m),2.43(2H,m),2.06(2H,m),1.81(2H,m)。HERMS 計算値(C2630+H):463.2345、実測値:463.2343。
(実施例58)
7-ベンジル-4-ヒドロキシ-1-[4-(メチルスルホニル)ベンジル]-N-(3-モルホリン-4-イルプロピル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
Figure 0004859676
標記化合物を7-ベンジル-4-ヒドロキシ-1-[4-(メチルスルホニル)ベンジル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル及びN-(3-アミノプロピル)モルホリンから実施例5に記載されている方法に類似の方法を用いて製造し、白色固体として得た。H NMR(CDCl)δ 13.29(1H,br),10.31(1H,t,J=6Hz),8.62(1H,d,J=1Hz),7.82(2H,d,J=8.3Hz),7.30(3H,m),7.18(2H,d,J=8.3Hz),7.07(1H,s),7.03(2H,m),5.40(2H,br),4.32(2H,m),4.06(2H,s),3.97(2H,m),3.60(2H,m),3.46(2H,m),3.08(2H,m),3.02(3H,s),2.87(2H,m),2.34(2H,m)。HRMS 計算値(C3134S+H):591.2277、実測値:591.2277。
(実施例59)
7-ベンジル-4-ヒドロキシ-1-[4-(メチルスルホニル)ベンジル]-2-オキソ-N-(2-ピロリジン-1-イルエチル)-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
Figure 0004859676
標記化合物を7-ベンジル-4-ヒドロキシ-1-[4-(メチルスルホニル)ベンジル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル及びN-(2-アミノエチル)ピロリジンから実施例5に記載されている方法に類似の方法を用いて製造し、白色固体として得た。H NMR(CDCl)δ 12.80(1H,br),10.44(1H,t,J=6Hz),8.60(1H,d,J=1Hz),7.81(2H,d,J=8.2Hz),7.30(3H,m),7.19(2H,d,J=8.2Hz),7.06(1H,s),7.01(2H,m),5.41(2H,br),4.05(2H,s),4.02(2H,q,J=6.6Hz),3.87(2H,br),3.36(2H,t,J=7Hz),3.02(3H,s),2.89(2H,m),2.24(2H,br),2.10(2H,br)。HRMS 計算値(C3032S+H):561.2172、実測値:561.2166。
(実施例60)
7-ベンジル-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1-(1,3-チアゾール-2-イルメチル)-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル
Figure 0004859676
標記化合物を3-アミノ-5-ベンジルピリジン-2-カルボン酸エチル及び2-チアゾールカルボキサルデヒドから実施例5のステップ1〜3に記載されている方法に類似の方法を用いて製造し、白色固体として得た。H NMR(d-DMSO)δ 8.49(1H,s),8.05(1H,s),7.68(1H,d,J=3.3Hz),7.65(1H,d,J=3.3Hz),7.28-7.15(5H,m),5.69(2H,s),4.23(2H,q,J=7Hz),4.09(2H,s),1.24(3H,t,J=7Hz)。HRMS 計算値(C2219S+H):422.1175、実測値:422.1164。
(実施例61)
7-ベンジル-N-シクロブチル-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1-(1,3-チアゾール-2-イルメチル)-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
Figure 0004859676
標記化合物を7-ベンジル-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1-(1,3-チアゾール-2-イルメチル)-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル及びシクロブチルアミンから実施例5に記載されている方法に類似の方法を用いて製造し、白色固体として得た。H NMR(d-DMSO)δ 10.27(1H,d,J=7),8.56(1H,s),8.13(1H,s),7.70(1H,d,J=3.2Hz),7.67(1H,d,J=3.2Hz),7.28-7.16(5H,m),5.78(2H,s),4.41(1H,m),4.09(2H,s),2.29(2H,m),2.05(2H,m),1.71(2H,m)。HRMS 計算値(C2422S+H):447.1491、実測値:447.1487。
(実施例62)
7-ベンジル-4-ヒドロキシ-N-(2-メトキシエチル)-2-オキソ-1-(1,3-チアゾール-2-イルメチル)-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
Figure 0004859676
標記化合物を7-ベンジル-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1-(1,3-チアゾール-2-イルメチル)-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル及び2-メトキシエチルアミンから実施例5に記載されている方法に類似の方法を用いて製造し、白色固体として得た。H NMR(d-DMSO)δ 10.21(1H,t,J=5Hz),8.56(1H,s),8.12(1H,s),7.69(1H,d,J=3.2Hz),7.67(1H,d,J=3.2Hz),7.28-7.22(4H,m),7.18(1H,t,J=7Hz),5.78(2H,s),4.09(2H,s),3.56-3.48(4H,m),3.28(3H,s)。HRMS 計算値(C2322S+H):451.1440、実測値:451.1428。
(実施例63)
7-(4-フルオロベンジル)-4-ヒドロキシ-1-[4-(メチルスルホニル)ベンジル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル
Figure 0004859676
標記化合物を3-アミノ-5-(4-フルオロベンジル)-2-ピリジンカルボン酸エチル及び4-メチルスルホニルベンズアルデヒドから実施例5のステップ1〜3に記載されている方法に類似の方法を用いて製造し、白色固体として得た。H NMR(d-DMSO)δ 8.49(1H,s),7.83(2H,d,J=8.3Hz),7.73(1H,s),7.38(2H,d,J=8.3Hz),7.18(2H,dd,J=8.2,6Hz),7.04(2H,t,J=9Hz),5.51(2H,s),4.25(2H,q,J=7Hz),4.04(2H,s),3.15(3H,s),1.25(3H,t,J=7Hz)。ESMS:511(M+H,100)。
(実施例64)
7-(4-フルオロベンジル)-4-ヒドロキシ-N-(2-メトキシエチル)-1-[4-(メチルスルホニル)ベンジル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
Figure 0004859676
標記化合物を7-(4-フルオロベンジル)-4-ヒドロキシ-1-[4-(メチルスルホニル)ベンジル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル及び2-メトキシエチルアミンから実施例5に記載されている方法に類似の方法を用いて製造し、白色固体として得た。H NMR(CDCl)δ 10.22(1H,br t,J=5Hz),8.58(1H,d,J=1.2Hz),7.85(2H,d,J=8.3Hz),7.21(2H,d,J=8.3Hz),7.01-6.98(5H,m),5.44(2H,br),4.02(2H,s),3.68(2H,q,J=5.2Hz),3.60(2H,t,J=5.2Hz),3.41(3H,s),3.03(3H,s)。ESMS:540(M+H,100)。
(実施例65)
7-(4-フルオロベンジル)-4-ヒドロキシ-1-[4-(メチルスルホニル)ベンジル]-2-オキソ-N-(ピリジン-4-イルメチル)-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
Figure 0004859676
標記化合物を7-(4-フルオロベンジル)-4-ヒドロキシ-1-[4-(メチルスルホニル)ベンジル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル及び4-(アミノメチル)ピリジンから実施例5に記載されている方法に類似の方法を用いて製造し、白色固体として得た。H NMR(CDCl)δ 10.59(1H,t,J〜6Hz),8.64(2H,d,J=6Hz),8.62(1H,d,J=1.2Hz),7.86(2H,d,J=8Hz),7.55(2H,d,J=6Hz),7.22(2H,d,J=8Hz),7.06(1H,s),7.00(4H,m),5.43(2H,br),4.78(2H,d,J=6Hz),4.05(2H,s),3.04(3H,s)。ESMS:573(M+H,100)。
(実施例66)
7-(4-フルオロベンジル)-4-ヒドロキシ-1-[4-(メチルスルホニル)ベンジル]-2-オキソ-N-(ピリジン-3-イルメチル)-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
Figure 0004859676
標記化合物を7-(4-フルオロベンジル)-4-ヒドロキシ-1-[4-(メチルスルホニル)ベンジル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル及び3-(アミノメチル)ピリジンから実施例5に記載されている方法に類似の方法を用いて製造し、白色固体として得た。H NMR(CDCl)δ 10.82(1H,brt,J=6Hz),8.79(1H,s),8.67(1H,d,J=5Hz),8.61(1H,s),8.44(1H,d,J=8Hz),7.90(1H,m),7.86(2H,d,J=8.2Hz),7.22(2H,d,J=8.2Hz),7.07(1H,s),7.00(4H,m),5.44(2H,br),4.83(2H,d,J=6Hz),4.05(2H,s),3.04(3H,s)。ESMS:573(M+H,100)。
(実施例67)
7-(4-フルオロベンジル)-4-ヒドロキシ-1-[4-(メチルスルホニル)ベンジル]-N-(2-モルホリン-4-イルエチル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
Figure 0004859676
標記化合物を7-(4-フルオロベンジル)-4-ヒドロキシ-1-[4-(メチルスルホニル)ベンジル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル及び2-(4-モルホリノ)エチルアミンから実施例5に記載されている方法に類似の方法を用いて製造し、白色固体として得た。H NMR(CDCl)δ 13.49(1H,br),10.45(1H,t,J=6Hz),8.57(1H,s),7.84(2H,d,J=8.3Hz),7.23(2H,d,J=8.3Hz),7.04(1H,s),7.00(4H,m),5.43(2H,br),4.31(2H,m),4.08(2H,m),4.02(2H,s),3.99(2H,m),3.58(2H,m),3.29(2H,m),3.03(3H,s),2.97(2H,m)。ESMS:595(M+H,100)。
(実施例68)
4-ヒドロキシ-1-[(4-ニトロフェニル)メチル]-2-オキソ-7-(フェニルメチル)-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル
Figure 0004859676
標記化合物を3-アミノ-5-ベンジルピリジン-2-カルボン酸エチル及び4-ニトロベンズアルデヒドから実施例5のステップ1〜3に記載されている方法に類似の方法を用いて製造し、ベージュ色固体として得た。H NMR(d-DMSO)δ 8.14(2H,d,J=8.6Hz),8.10(1H,s),7.36(2H,d,J=8.6Hz),7.29(1H,s),7.14(3H,m),7.07(2H,m),5.43(2H,br),4.08(2H,q,J=7Hz),3.92(2H,s),1.21(3H,t,J=7Hz)。ESMS:460(M+H,30)。
(実施例69)
N-(2-フラニルメチル)-4-ヒドロキシ-1-[(4-ニトロフェニル)メチル]-2-オキソ-7-(フェニルメチル)-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
Figure 0004859676
標記化合物を4-ヒドロキシ-1-[(4-ニトロフェニル)メチル]-2-オキソ-7-(フェニルメチル)-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル及びフルフリルアミンから実施例2に記載されている方法に類似の方法を用いて製造し、ベージュ色固体として得た。H NMR(d-DMSO)δ 11.10(1H,br m),8.21(1H,s),8.10(2H,d,J=8.6Hz),7.57(1H,s),7.35(2H,d,J=8.6Hz),7.30(1H,s),7.13(3H,m),7.06(2H,m),6.39(1H,br s),6.27(1H,d,J=3Hz),5.48(2H,br),4.45(2H,d,J=5Hz),3.91(2H,s)。HRMS 計算値(C2822+H):511.1618、実測値:511.1609。
(実施例70)
4-ヒドロキシ-N-[2-(メチルオキシ)エチル]-1-[(4-ニトロフェニル)メチル]-2-オキソ-7-(フェニルメチル)-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
Figure 0004859676
標記化合物を4-ヒドロキシ-1-[(4-ニトロフェニル)メチル]-2-オキソ-7-(フェニルメチル)-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル及び2-メトキシエチルアミンから実施例2に記載されている方法に類似の方法を用いて製造し、淡黄色固体として得た。H NMR(d-DMSO)δ 10.69(1H,br),8.21(1H,s),8.10(2H,d,J=8.7Hz),7.35(2H,d,J=8.7Hz),7.31(1H,s),7.13(3H,m),7.07(2H,m),5.49(2H,br s),3.91(2H,s),3.41(4H,m),3.27(3H,s)。HRMS 計算値(C2624+H):489.1774、実測値:489.1778。
(実施例71)
N-シクロブチル-4-ヒドロキシ-1-[(4-ニトロフェニル)メチル]-2-オキソ-7-(フェニルメチル)-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
Figure 0004859676
標記化合物を4-ヒドロキシ-1-[(4-ニトロフェニル)メチル]-2-オキソ-7-(フェニルメチル)-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル及びシクロブチルアミンから実施例2に記載されている方法に類似の方法を用いて製造し、白色固体として得た。H NMR(d-DMSO)δ 10.91(1H,d,J=7.6Hz),8.21(1H,s),8.10(2H,d,J=8.6Hz),7.35(2H,d,J=8.6Hz),7.29(1H,s),7.14(3H,m),7.08(2H,m),5.47(2H,br s),4.40(1H,m),3.91(2H,s),2.24(2H,m),1.86(2H,m),1.67(2H,m)。HRMS 計算値(C2724+H):485.1825、実測値:485.1815。
(実施例72)
1-[(4-アミノフェニル)メチル]-N-シクロブチル-4-ヒドロキシ-2-オキソ-7-(フェニルメチル)-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
Figure 0004859676
標記化合物をN-シクロブチル-4-ヒドロキシ-1-[(4-ニトロフェニル)メチル]-2-オキソ-7-(フェニルメチル)-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミドをTHF中3% Pt-Cの存在下で水素化することにより製造した。触媒を濾過により除去し、濾液を真空中で濃縮した。追加当量の濃HClを添加した後、真空中で濃縮し、EtOと摩砕して、生成物を黄褐色固体として得た。H NMR(CDOD)δ 7.76(1H,br),7.32-7.27(8H,m),7.16(2H,d,J=7.5Hz),5.57(2H,s),4.57(1H,m),4.19(2H,s),2.44(2H,m),2.13(2H,m),1.86(2H,m)。HRMS 計算値(C2726+H):455.2083、実測値:455.2088。
(実施例73)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシエチル)-2-オキソ-1-[2-(2-オキソ-1-ピロリジニル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
Figure 0004859676
標記化合物を7-(4-フルオロベンジル)-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1-[2-(2-オキソピロリジン-1-イル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル及び2-ヒドロキシエチルアミンから実施例6に記載されている方法に類似の方法により製造した。生成物を白色固体として得た。H NMR(CDCl)δ 10.38(1H,br m),8.60(1H,s),8.07(1H,s),7.24(2H,m),7.00(2H,t,J=8.6Hz),4.36(2H,t,J=7Hz),4.15(2H,s),3.87(2H,t,J=5Hz),3.66(2H,m),3.51(2H,t,J=8Hz),3.45(2H,t,J=7Hz),2.37(2H,t,J=8Hz),2.00(2H,m)。
(実施例74)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(3-メチルブチル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
Figure 0004859676
互変異性体:H NMR(d-DMSO)δ 11.75(1H,br s),10.30(1H,br s),8.39(0.47H,br s),8.20(0.53H,br s),7.36(1H,s),7.30-7.26(2H,m),7.14-7.10(2H,m),4.00(2H,br s),3.26-3.28(2H,m),1.62(1H,t,J=6.3Hz),1.43-1.37(2H,m),0.90(3H,s),0.88(3H,s)。HRMS 計算値(C2122FN+H):384.1723、実測値:384.1721。
(実施例75)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(2-メチルプロピル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
Figure 0004859676
互変異性体:H NMR(d-DMSO)δ 11.90(1H,br s),10.40(1H,br s),8.44(0.51H,br s),8.20(0.49H,br s),7.37(1H,br s),7.31-7.27(2H,m),7.15-7.13(2H,m),4.01(2H,br s),3.15(2H,br s),1.79(1H,br s),0.91(3H,s),0.89(3H,s)。HRMS 計算値(C2020+H):370.1567、実測値:370.1559。
(実施例76)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-4-モルホリニル-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
Figure 0004859676
互変異性体:H NMR(d-DMSO)δ 12.94(1H,br s),11.77(1H,br s),10.10(1H,br s),8.20(0.42H,br s),8.16(0.58H,br s),7.35-7.23(3H,m),7.14-7.09(2H,m),3.98(2H,s),3.67-3.61(4H,m),2.85-2.75(4H,m)。HRMS 計算値(C2019+H):399.1469、実測値:399.1459。
(実施例77)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[3-(4-メチル-1-ピペラジニル)プロピル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
Figure 0004859676
H NMR(d-DMSO)δ 11.81(1H,br s),10.76(1H,br s),10.11(1H,br s),8.17(1H,br s),7.35-7.25(3H,m),7.16-7.09(2H,m),3.98(2H,s),3.29-3.21(2H,m),2.48(2H,br s),2.40-2.29(8H,m),2.11(3H,s),1.65-1.56(2H,m)。HRMS 計算値(C2428FN+H):454.2254、実測値:454.2242。
(実施例78)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-N-[2-(3-ピリジニル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
Figure 0004859676
H NMR(d-DMSO)δ 11.91(1H,br s),10.90(1H,br s),10.10(1H,br s),8.42(1H,s),8.39(1H,br s),8.20-8.15(1H,m),7.69-7.64(1H,m),7.35-7.25(4H,m),7.15-7.09(2H,m),3.98(2H,s),3.55-3.51(2H,m),2.85-2.79(2H,m)。HRMS 計算値(C2319FN+H):419.1519、実測値:419.1512。
(実施例79)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-[2-(4-モルホリニル)-2-オキソエチル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル
Figure 0004859676
HRMS 計算値(C2424FN+H):470.1727、実測値:470.1743。
(実施例80)
N-(1,1-ジオキシドテトラヒドロ-3-チエニル)-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
Figure 0004859676
H NMR(d-TFA)δ 11.60(1H,br s),8.73(1H,s),8.45(1H,s),7.26-7.22(2H,m),7.11-7.07(2H,m),5.16-5.11(1H,m),4.38(2H,m),3.84-3.73(1H,m),3.65-3.44(3H,m),2.95-2.85(1H,m),2.69-2.59(1H,m)。HRMS 計算値(C2018FNS+H):432.1029、実測値:432.1049。
(実施例81)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[2-(メチルチオ)エチル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
Figure 0004859676
H NMR(d-DMSO)δ 10.45(1H,br s),8.45(1H,br s),7.41(1H,s),7.31-7.28(2H,m),7.16-7.12(2H,m),4.08(2H,s),3.56-3.51(2H,m),2.66(2H,t,J=6.6Hz),2.09(3H,s)。HRMS 計算値(C1918FNS+H):388.1131、実測値:388.1125。
(実施例82)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-メチル-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
Figure 0004859676
H NMR(d-DMSO)δ 11.62(1H,br s),10.41(1H,br s),8.22(1H,br s),7.30-7.20(3H,m),7.14-7.05(2H,m),4.01(2H,br s),2.78(3H,br s)。HRMS 計算値(C1714FN+H):328.1097、実測値:328.1084。
(実施例83)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[2-(4-モルホリニル)エチル]-1-[2-(4-モルホリニル)-2-オキソエチル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
Figure 0004859676
標記化合物を7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-[2-(4-モルホリニル)-2-オキソエチル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチルから、2-(4-モルホリノ)エチルアミンを用いて実施例9と同様にして製造して、白色固体を得た。H NMR(CDCl)δ 10.34(1H,m),8.58(1H,s),7.14(3H,m),7.03(2H,m),4.93(2H,s),4.12(2H,s),3.86-3.99(8H,m),3.75(2H,m),3.68(2H,m),3.56(4H,m),3.40(2H,t,J=5Hz),2.93(2H,m)。HRMS 計算値(C2832FN+H):554.2415、実測値:554.140。
(実施例84)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[2-(メチルオキシ)エチル]-1-[2-(4-モルホリニル)-2-オキソエチル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
Figure 0004859676
標記化合物を2-メトキシエチルアミンを用いて実施例83と同様にして製造して白色固体を得た。H NMR(CDCl)δ 10.10(1H,m),8.59(1H,s),7.14(2H,m),7.09(1H,s),7.03(2H,m),4.95(2H,s),4.12(2H,s),3.73(2H,m),3.68(2H,m),3.63(2H,m),3.57(6H,m),3.39(3H,s)。HRMS 計算値(C2527FN+H):499.1993、実測値:499.1996。
(実施例85)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(3-ヒドロキシ-2,2-ジメチルプロピル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
Figure 0004859676
互変異性体:H NMR(d-DMSO)δ 11.97(1H,t,J=5.8Hz),11.04(1H,brs),9.89(1H,s),8.18(0.44H,s),8.15(0.56H,s),7.36-7.23(3H,m),7.14-7.08(2H,m),4.67(0.57H,t,J=6.2Hz),4.56(0.43H,t,J=5.6Hz),3.98(2H,s),3.16-3.13(2H,m),3.08-3.03(2H,m),0.84(3H,s),0.81(3H,s)。HRMS 計算値(C2122FN+H):400.1672、実測値:400.1665。
(実施例86)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-{2-[(2-ヒドロキシエチル)オキシ]エチル}-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
Figure 0004859676
互変異性体:H NMR(d-DMSO)δ 12.09(1H,br s),11.07(1H,br s),10.36(1H,br s),8.75(0.5H,br s),8.65(0.5H,br s),7.60-7.48(3H,m),7.38-7.34(2H,m),4.85(1H,br s),4.23(2H,s),3.74-3.56(8H,M)。HRMS 計算値(C2020FN+H):402.1465、実測値:402.1469。
(実施例87)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N’,N’-ジメチル-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボヒドラジド
Figure 0004859676
H NMR(d-TFA)δ 8.80(1H,s),8.47(1H,s),7.26-7.22(2H,m),7.13-7.08(2H,m),4.40(2H,s),3.62(3H,s),3.61(3H,s)。HRMS 計算値(C1817FN+H):357.1363、実測値:357.1351。
(実施例88)
Figure 0004859676
M+H 計算値:428.1622、実測値:428.1616。
(実施例89)
1-[2-(ジメチルアミノ)-2-オキソエチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[2-(メチルオキシ)エチル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
ステップ1:(4-フルオロフェニル)[6-(メチルオキシ)-3-ピリジニル]メタノールの合成
Figure 0004859676
5-ブロモ-2-(メチルオキシ)ピリジン(85g,0.452mol)をTHF(500mL)中に含む溶液を−65℃に冷却し、この溶液を撹拌しながらn-BuLiをTHF中に含む2.5M溶液(181mL,0.452mol)をゆっくり添加した。添加中内温を-55℃以下に維持した。添加が完了したら、温度を−50℃以下に維持しながら4-フルオロベンズアルデヒド(51g,0.411mol)をTHF(120mL)中に含む溶液をゆっくり添加した。飽和塩化アンモニウム溶液(200mL)を添加し、混合物を-15℃に加温し、減圧下で濃縮した。混合物をEtOAc(1L)で希釈し、飽和塩化アンモニウム溶液で2回洗浄した。水性層をEtOAcで逆抽出し、合わせた有機層をブラインで洗浄し、乾燥し、濃縮して、生成物を薄琥珀色油状物として得た。H NMR(CDCl)δ 8.14(1H,d,J=2.5Hz),7.54(1H,dd,J=8.6,2.5Hz),7.36(2H,dd,J=8.6,5.4Hz),7.05(2H,m),6.73(1H,d,J=8.6Hz),5.82(1H,s),3.94(3H,s),2.40(1H,br)。
ステップ2〜3:5-[(4-フルオロフェニル)メチル]-2(1H)-ピリジノンの合成
Figure 0004859676
(4-フルオロフェニル)[6-(メチルオキシ)-3-ピリジニル]メタノール(293g,1.26mol)、DCE(650mL)、TFA(650mL)及びトリエチルシラン(650mL)の撹拌混合物を5時間還流加熱した。DCEを蒸留により除去し、氷酢酸(250mL,4.4mol)及び48% HBr(250mL,2.2mol)を添加した。生じた溶液を6.5時間還流加熱した。この間追加の48% HBr(100mL,0.88mol)を添加した。混合物を減圧下で部分濃縮し、残りの二相混合物を分離した。前のステップからのシラン副生成物を含有する上相を捨て、下相を氷浴において冷却し、4N NaOH溶液でpH8〜9に中和した。生じた沈殿を濾過により集め、水で洗浄し、真空オーブンにおいて乾燥して、生成物を白色固体として得た。H NMR(d-DMSO)δ 11.39(1H,br),7.23(4H,m),7.08(2H,m),6.24(1H,d,J=9Hz),3.62(2H,s)。ESMS:204(M+H,100)。
ステップ4:5-[(4-フルオロフェニル)メチル]-3-ニトロ-2(1H)-ピリジノンの合成
Figure 0004859676
5-[(4-フルオロフェニル)メチル]-2(1H)-ピリジノン(249g,1.22mol)をTFA(750mL)中に含む溶液を撹拌し、ここに90% HNO溶液(57mL,1.22mol)をゆっくり添加した。溶液を75℃で2時間加熱し、この間に追加の90% HNO(25mL,0.5mol)を添加した。水(1L)をゆっくり添加し、TFAの大部分を蒸留により除去した。混合物を室温まで冷却し、生成物を濾過により黄色固体として単離した。H NMR(d-DMSO)δ 12.76(1H,br),8.31(1H,d,J=2.4Hz),7.80(1H,d,J=2.4Hz),7.30(2H,dd,J=8.6,5.7Hz),7.11(2H,t,J=8.6Hz),3.76(2H,s)。ESMS:249(M+H,100)。
ステップ5:2-ブロモ-5-[(4-フルオロフェニル)メチル]-3-ニトロピリジンの合成
Figure 0004859676
5-[(4-フルオロフェニル)メチル]-3-ニトロ-2(1H)-ピリジノン(179g,0.72mol)をトルエン(900mL)中に含む懸濁液を撹拌し、ここにPOBr(227g,0.79mol)をトルエン(900mL)中に含む溶液をゆっくり添加した。混合物を還流加熱した。室温まで冷却し、DMF(56mL,0.72mol)をゆっくり添加した。混合物を再び還流加熱した後、室温まで一晩で冷却した。混合物を氷浴中で冷却した後、水(500mL)をゆっくり添加し、次いで追加の4N NaOH(450mL,1.76mol)を滴下した。濾過により不溶性物質をすべて除去し、2つの液相を分離した。有機層を減圧下で濃縮して、生成物をベージュ色固体として得た。H NMR(d-DMSO)δ 8.62(1H,d,J=2Hz),8.37(1H,d,J=2Hz),7.33(2H,m),7.12(2H,m),4.05(2H,s)。ESMS:313(M+H,100),311(M+H,100)。
ステップ6:5-[(4-フルオロフェニル)メチル]-3-ニトロ-2-ピリジンカルボン酸メチルの合成
Figure 0004859676
ブロモ-5-[(4-フルオロフェニル)メチル]-3-ニトロピリジン(206g,0.66mol)、TEA(230mL,1.66mol)、(o-tol)P(5g,16.4mmol)及びPd(OAc)(3.7g,16.6mmol)をMeOH(2L)中に含む混合物をCO(g)雰囲気下60〜65℃で33時間加熱した。この間に追加の(o-tol)P(5g,16.4mmol)及びPd(OAc)(5.2g,23mmol)を添加した。混合物をセライトを介して濾過し、減圧下で濃縮し、EtOAc中で再構成し、飽和NaHCO溶液及びブラインで洗浄した。有機層を乾燥し、濃縮して、生成物を暗色油状物として得た。H NMR(d-DMSO)δ 8.71(1H,d,J=1.5Hz),8.03(1H,d,J=1.5Hz),7.14(2H,m),7.06(2H,m),4.10(2H,s),3.99(3H,s)。ESMS:291(M+H,100)。
ステップ7:3-アミノ-5-[(4-フルオロフェニル)メチル]-2-ピリジンカルボン酸メチルの合成
Figure 0004859676
5-[(4-フルオロフェニル)メチル]-3-ニトロ-2-ピリジンカルボン酸メチル(200g,0.66mol)及び炭素担持Degussa 10% Pd(50重量%の水,20g)をTHF(1.5L)中に含む混合物をH雰囲気下で2日間撹拌した。混合物をセライトを介して濾過し、濾液を再び45℃で炭素担持10% Pd(30g)を用いる類似の水素化条件に7日間かけた。この間MeOH(75mL)中濃HCl(14mL,0.17mol)及び炭素担持10% Pd(18g)をほぼ3回に分けて添加した。混合物をセライトを介して濾過し、減圧下で濃縮し、CHCl中で再構成し、飽和NaHCO溶液で洗浄した。有機層を濃縮し、生じた物質をEtOAcと摩砕して、生成物をオフホワイト色固体として得た。H NMR(CDCl)δ 7.94(1H,d,J=1.5Hz),7.11(2H,m),6.98(2H,m),6.72(1H,1.5Hz),5.67(2H,br s),3.95(3H,s),3.89(2H,s)。ESMS:261(M+H,100)。
ステップ8〜10:3-{[2-(ジメチルアミノ)-2-オキソエチル]アミノ}-5-[(4-フルオロフェニル)メチル]-2-ピリジンカルボン酸メチルの合成
Figure 0004859676
3-アミノ-5-[(4-フルオロフェニル)メチル]-2-ピリジンカルボン酸メチル(60g,0.23mol)をi-PrOAc(400mL)中に含む懸濁液を撹拌しながら30℃に加熱し、無水トリフルオロ酢酸(35.3mL,0.254mol)を滴下した。反応混合物を30℃で15分間撹拌した後、0.6M NaHCO溶液(512mL,0.32mol)でゆっくりクエンチした。生じた二相混合物を分離し、有機相を水で2回洗浄した。その後CHCN(700mL)で希釈し、初期容量の約半分まで蒸留した。残りの溶液(約600mL)にKCO(34.6g,0.255mol)、NaI(5.18g,34.6mol)及び2-クロロ-N,N-ジメチルアセトアミド(26.1mL,0.254mol)を添加し、生じた混合物を80℃に3.5時間加熱した。反応物を60℃に冷却し、MeOH(200mL)で希釈し、2時間還流加熱した後、元の容量の約半分まで蒸留した。残りの混合物を37℃に冷却し、15℃まで徐々に冷却しながら水(650mL)を2時間かけて添加した。形成した沈殿を濾過により集め、水で洗浄した。濾過ケーキを真空オーブンにおいて乾燥して、生成物をオフホワイト色固体として得た。H NMR(CDCl)δ 8.56(1H,br),7.89(1H,s),7.12(2H,dd,J=8.5,5.5Hz),6.98(2H,t,J=8.5Hz),6.68(1H,s),3.96(3H,s),3.93(2H,s),3.88(2H,d,J=4.2Hz),3.02(3H,s),3.01(3H,s)。
ステップ11〜12:1-[2-(ジメチルアミノ)-2-オキソエチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチルの合成
Figure 0004859676
室温で3-{[2-(ジメチルアミノ)-2-オキソエチル]アミノ}-5-[(4-フルオロフェニル)メチル]-2-ピリジンカルボン酸メチル(65.8g,0.19mol)をDCE(350mL)中に含む溶液にエチルマロニルクロリド(27mL,0.21mol)をゆっくり添加した。混合物を3時間還流加熱した。この間に追加のエチルマロニルクロリド(10mL,78mmol)を添加した。反応が完了したら、混合物を室温まで冷却し、0.8M NaHCO溶液で3回、水で1回洗浄した。有機相をEtOH(50mL)で希釈し、元の容量の約30%まで蒸留し、室温まで冷却した。2.68M NaOEtをEtOH中に含む溶液(70mL,0.188mol)を添加し、室温で10分間撹拌した後、混合物を1N HCl(190mL,190mmol)で酸性化し、EtOH(600mL)で希釈した。混合物を70℃に加熱し、50℃に冷却し、濾過した。濾過ケーキを水で洗浄し、真空オーブンにおいて乾燥して、生成物を白色固体として得た。H NMR(d-DMSO)δ 8.44(1H,d,J=1Hz),7.67(1H,s),7.31(2H,dd,J=8.7,5.6Hz),7.12(2H,t,J=8.7Hz),5.04(2H,s),4.21(2H,q,J=7Hz),4.11(2H,s),3.10(3H,s),2.80(3H,s),1.23(3H,t,J=7Hz)。ES-MS:426(M-1,100)。
ステップ13:1-[2-(ジメチルアミノ)-2-オキソエチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[2-(メチルオキシ)エチル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミドの合成
Figure 0004859676
1-[2-(ジメチルアミノ)-2-オキソエチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル(49.2g,115mmol)及び2-メトキシエチルアミン(14.8mL,172mmol)をNMP(400mL)中に含む混合物を95〜115℃に1〜2時間加熱した。混合物を室温まで冷却し、水(600mL)で希釈し、1N HCl(72mL)で酸性化した、沈殿を濾過により集め、水で洗浄し、真空オーブンにおいて一晩乾燥して、生成物を白色固体として得た。H NMR(d-DMSO)δ 10.23(1H,br t,J=5Hz),8.51(1H,s),7.75(1H,s),7.32(2H,dd,J=9,6Hz),7.12(2H,t,J=9Hz),5.12(2H,s),4.11(2H,s),3.54-3.44(4H,m),3.27(3H,s),3.12(3H,s),2.82(3H,s)。HRMS 計算値(C2325FN+H):457.1887、実測値:457.1884。
(実施例90)
N-シクロプロピル-1-[2-(ジメチルアミノ)-2-オキソエチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
Figure 0004859676
標記化合物を1-[2-(ジメチルアミノ)-2-オキソエチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル及びシクロプロピルアミンから実施例9に記載されている方法に類似の方法を用いて製造した。生成物を白色固体として得た。H NMR(CDCl)δ 9.96(1H,br),8.54(1H,d,J=1.4Hz),7.13(2H,m),7.04-7.00(3H,m),4.92(2H,s),4.10(2H,s),3.11(3H,s),2.96(3H,s),2.93(1H,m),0.86(2H,m,J=13,7),0.66(2H,m)。HRMS 計算値(C2323FN+H):439.1781、実測値:439.1774。
(実施例91)
1-[2-(ジメチルアミノ)-2-オキソエチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[2-(4-モルホリニル)エチル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
Figure 0004859676
標記化合物を1-[2-(ジメチルアミノ)-2-オキソエチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル及び4-(2-アミノエチル)モルホリンから実施例9に記載されている方法に類似の方法を用いて製造した。生成物を白色固体として得た。H NMR(CDCl)δ 10.15(1H,br t),8.54(1H,s),7.15(2H,dd,J=9,6Hz),7.05-7.01(3H,m),4.96(2H,s),4.11(2H,s),3.74(4H,m),3.56(2H,q,J=6Hz),3.13(3H,s),2.97(3H,s),2.59(2H,t,J=6Hz),2.52(4H,m)。HRMS 計算値(C2630FN+H):512.2309、実測値:512.2296。
(実施例92)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-メチル-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル
Figure 0004859676
HRMS 計算値(C1917FN+H):357.1250、実測値:357.1244。
(実施例93)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-[2-(4-モルホリニル)-2-オキソエチル]-N-[3-(4-モルホリニル)プロピル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
Figure 0004859676
標記化合物をN-(3-アミノプロピル)モルホリンを用いて実施例83と同様にして製造して薄レモン色固体を得た。H NMR(CDCl)δ 10.14(1H,m),8.60(1H,s),7.15(2H,m),7.07(1H,s),7.04(2H,m),4.94(2H,s),4.14(2H,s),4.00(4H,m),3.76(2H,m),3.70(2H,m),3.59(8H,m),3.14(2H,t,J=8Hz),2.89(2H,m),2.17(2H,m)。HRMS 計算値(C2934FN+H):568.2571、実測値:568.2571。
(実施例94)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-[2-(4-モルホリニル)-2-オキソエチル]-2-オキソ-N-[3-(2-オキソ-1-ピロリジニル)プロピル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
Figure 0004859676
標記化合物を1-(3-アミノプロピル)-2-ピロリジノンを用いて実施例83と同様にして製造して白色固体を得た。H NMR(CDCl)δ 10.15(1H,m),8.58(1H,s),7.14(2H,m),7.04(3H,m),4.96(2H,s),4.13(2H,s),3.74(2H,m),3.68(2H,m),3.57(4H,m),3.43(6H,m),2.49(2H,t,J=8Hz),2.06(2H,m),1.87(2H,m)。HRMS 計算値(C2932FN+H):566.2415、実測値:566.2411。
(実施例95)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシエチル)-1-[2-(4-モルホリニル)-2-オキソエチル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
Figure 0004859676
標記化合物をエタノールアミンを用いて実施例83と同様にして製造して白色固体を得た。H NMR(d-DMSO)δ 10.26(1H,m),8.52(1H,s),7.71(1H,s),7.31(2H,m),7.13(2H,m),5.17(2H,s),4.93(1H,m),4.13(2H,s),3.67(2H,m),3.60(2H,m),3.54(4H,m),3.40(4H,m)。HRMS 計算値(C2425FN+H):485.1836、実測値:485.1828。
(実施例96)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-メチル-N-[2-(4-モルホリニル)エチル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
Figure 0004859676
標記化合物を7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-メチル-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチルから、2-(4-モルホリノ)エチルアミンを用いて実施例9と同様にして製造してガラスを得た。H NMR(CDCl)δ 10.55(1H,m),8.63(1H,s),7.46(1H,s),7.16(2H,m),7.04(2H,m),4.16(2H,s),3.90-3.99(6H,m),3.80(2H,m),3.57(3H,s),3.41(2H,t,J=5Hz),2.93(2H,m)。HRMS 計算値(C2325FN+H):441.1938、実測値:441.1927。
(実施例97)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-メチル-N-[3-(4-モルホリニル)プロピル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
Figure 0004859676
標記化合物をN-(3-アミノプロピル)モルホリンを用いて実施例96と同様にして製造してガラスを得た。H NMR(CDCl)δ 10.36(1H,m),8.60(1H,s),7.44(1H,s),7.16(2H,m),7.04(2H,m),4.15(2H,s),3.99(4H,m),3.59(3H,s),3.56(4H,m),3.14(2H,m),2.88(2H,m),2.15(2H,m)。HRMS 計算値(C2427FN+H):455.2095、実測値:455.2089。
(実施例98)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-メチル-N-[2-(メチルオキシ)エチル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
Figure 0004859676
標記化合物を2-メトキシエチルアミンを用いて実施例96と同様して製造して白色固体を得た。H NMR(CDCl)δ 10.34(1H,m),8.59(1H,s),7.41(1H,s),7.17(2H,m),7.03(2H,m),4.14(2H,s),3.67(2H,m),3.60(2H,m),3.59(3H,s),3.42(3H,s)。HRMS 計算値(C2020FN+H):386.1516、実測値:386.1531。
(実施例99)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-メチル-2-オキソ-N-[3-(2-オキソ-1-ピロリジニル)プロピル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
Figure 0004859676
標記化合物を1-(3-アミノプロピル)-2-ピロリジノンを用いて実施例96と同様にしてガラスを得た。H NMR(CDCl)δ 10.29(1H,m),8.66(1H,s),7.49(1H,s),7.17(2H,m),7.04(2H,m),4.17(2H,s),3.60(3H,s),3.42-3.51(6H,m),2.56(2H,t,J=8Hz),2.10(2H,m),1.91(2H,m)。HRMS 計算値(C2425FN+H):453.1938、実測値:453.1927。
(実施例100)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-[2-(4-メチル-1-ピペラジニル)-2-オキソエチル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル
Figure 0004859676
HRMS 計算値(C2527FN+H):483.2043、実測値:483.2035。
(実施例101)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシエチル)-1-メチル-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
Figure 0004859676
標記化合物をエタノールアミンを用いて実施例96と同様にして製造してレモン色固体を得た。H NMR(CDCl)δ 10.47(1H,m),8.58(1H,s),7.40(1H,s),7.16(2H,m),7.03(2H,m),4.14(2H,s),3.86(2H,m),3.65(2H,m),3.59(3H,s)。HRMS 計算値(C1918FN+H):372.1359、実測値:372.1355。
(実施例102)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[2-(メチルオキシ)エチル]-1-[2-(4-メチル-1-ピペラジニル)-2-オキソエチル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
Figure 0004859676
標記化合物を7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-[2-(4-メチル-1-ピペラジニル)-2-オキソエチル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチルから、2-メトキシエチルアミンを用いて実施例9と同様にして製造してガラスを得た。H NMR(CDCl)δ 10.00(1H,m),8.59(1H,s),7.31(1H,s),7.13(2H,m),7.02(2H,m),5.30(1H,br s),4.62(2H,br s),4.12(2H,s),3.57-3.66(12H,m),3.39(3H,s),2.90(3H,s)。HRMS 計算値(C2630FN+H):512.2309、実測値:512.2307。
(実施例103)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-[2-(4-メチル-1-ピペラジニル)-2-オキソエチル]-2-オキソ-N-[3-(2-オキソ-1-ピロリジニル)プロピル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
Figure 0004859676
標記化合物を1-(3-アミノプロピル)-2-ピロリジノンを用いて実施例102と同様にして製造して薄黄色粘性油状物を得た。H NMR(CDCl)δ 10.09(2H,m),8.56(1H,s),7.37(1H,s),7.13(2H,m),7.01(2H,m),5.37(1H,m),4.60(2H,m),4.22(1H,m),4.11(2H,s),3.91(1H,m),3.65(2H,m),3.45(7H,m),3.31(2H,m),2.90(3H,s),2.46(2H,m),2.08(2H,m),1.86(2H,m)。HRMS 計算値(C3035FN+H):579.2734、実測値:579.2731。
(実施例104)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-(2-{メチル[2-(メチルオキシ)エチル]アミノ}-2-オキソエチル)-N-[2-(メチルオキシ)エチル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
Figure 0004859676
標記化合物を7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-(2-{メチル[2-(メチルオキシ)エチル]アミノ}-2-オキソエチル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル及び2-メトキシエチルアミンから実施例9に記載されている方法に類似の方法を用いて製造し、逆相分取HPLC(固定相 C-18;移動相 10〜100% CHCN/水/0.1% ギ酸)により精製した。生成物をオフホワイト色固体として得た。回転異性体の混合物:H NMR(CDCl)δ 10.20(1H,br),8.55及び8.50(1H,s),7.34及び〜7.10(1H,s),7.15-6.97(4H,m),5.21及び4.98(2H,s),4.10(2H,s),3.64-3.41(8H,m),3.40及び3.39(3H,s),3.34及び3.32(3H,s),3.17及び2.97(3H,s)。HRMS 計算値(C2529FN+H):501.2149、実測値:501.2140。
(実施例105)
(±)-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[2-ヒドロキシ-1-メチルエチル]-1-(2-{メチル[2-(メチルオキシ)エチル]アミノ}-2-オキソエチル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
Figure 0004859676
標記化合物を7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-(2-{メチル[2-(メチルオキシ)エチル]アミノ}-2-オキソエチル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸及び(±)-2-アミノ-1-プロパノールから実施例5のステップ4に記載されている方法に類似の方法を用いて製造し、オフホワイト色固体として得た。回転異性体の混合物:H NMR(CDCl)δ 10.21及び10.19(1H,br d),8.55及び8.49(1H,s),7.33及び〜7.10(1H,s),7.12-6.97(4H,m),5.21及び4.97(2H,m),4.27(1H,m),4.09(2H,s),3.80-3.50(6H,m),3.34及び3.32(3H,s),3.17及び2.97(3H,s),1.30及び1.29(3H,d,J=7Hz)。HRMS 計算値(C2529FN+H):501.2149、実測値:501.2160。
(実施例106)
(±)-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[(2-ヒドロキシプロピル]-1-(2-{メチル[2-(メチルオキシ)エチル]アミノ}-2-オキソエチル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
Figure 0004859676
標記化合物を7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-(2-{メチル[2-(メチルオキシ)エチル]アミノ}-2-オキソエチル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸及び(±)-1-アミノ-2-プロパノールから実施例9に記載されている方法に類似の方法を用いて製造し、逆相分取HPLC(固定相 C-18;移動相 10〜100% CHCN/水/0.1% ギ酸)により精製した。生成物をオフホワイト色固体として得た。回転異性体の混合物:H NMR(CDCl)δ 10.35及び10.30(1H,br t),8.54及び8.49(1H,s),7.33及び〜7.10(1H,s),7.15-6.97(4H,m),5.21及び4.98(2H,m),4.09(2H,s),4.05(1H,m),3.50-3.30(7H,m),3.34及び3.32(3H,s),3.17及び2.97(3H,s),1.26(3H,d,J=6Hz)。HRMS 計算値(C2529FN+H):501.2149、実測値:501.2141。
(実施例107)
N-[2-(エチルオキシ)エチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-(2-{メチル[2-(メチルオキシ)エチル]アミノ}-2-オキソエチル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
Figure 0004859676
ステップ1:N-{2-[(エチルオキシ)カルボニル]-5-[(4-フルオロフェニル)メチル]-3-ピリジニル}グリシンの合成
Figure 0004859676
標記化合物を3-アミノ-5-[(4-フルオロフェニル)メチル]-2-ピリジンカルボン酸エチル及びグリオキシル酸一水和物から実施例11のステップ1に記載されている方法に類似の方法を用いて製造し、白色固体として得た。H NMR(d-DMSO)δ 13.1(1H,br),7.91(1H,t,J=5Hz),7.78(1H,d,J=1Hz),7.29(2H,dd,J=9,6Hz),7.09(1H,t,J=9Hz),7.02(1H,s),4.25(2H,q,J=7Hz),3.92(2H,d,J=5Hz),3.90(2H,s),1.27(3H,t,J=7Hz)。ESMS:333(M+1)。
ステップ2〜4:7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-(2-{メチル[2-(メチルオキシ)エチル]アミノ}-2-オキソエチル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチルの合成
Figure 0004859676
標記化合物をN-{2-[(エチルオキシ)カルボニル]-5-[(4-フルオロフェニル)メチル]-3-ピリジニル}グリシン及びメチル[2-(メチルオキシ)エチル]アミンから実施例11のステップ2〜4に記載されている方法に類似の方法を用いて製造した。生成物をオフホワイト色固体として得た。AP-MS:470(M-1,100)。
ステップ5:N-[2-(エチルオキシ)エチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-(2-{メチル[2-(メチルオキシ)エチル]アミノ}-2-オキソエチル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミドの合成
Figure 0004859676
標記化合物を7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-(2-{メチル[2-(メチルオキシ)エチル]アミノ}-2-オキソエチル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル及び2-エトキシエチルアミンから実施例9に記載されている方法に類似の方法を用いて製造し、逆相分取HPLC(固定相 C-18;移動相 10〜100% CHCN/水/0.1% ギ酸)により精製した。生成物をオフホワイト色固体として得た。回転異性体の混合物:H NMR(CDCl)δ10.20(1H,br),8.56及び8.52(1H,s),7.38及び7.10(1H,s),7.16-7.09(2H,m),7.04-6.98(2H,m),5.21及び4.98(2H,s),4.11(2H,s),3.74-3.50(10H,m),3.34及び3.32(3H,s),3.18及び2.97(3H,s),1.22及び1.23(3H,t,J=7Hz)。HRMS 計算値(C2631FN+H):515.2306、実測値:515.2293。
(実施例108)
N-[2-(ジメチルアミノ)-2-オキソエチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-メチル-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
Figure 0004859676
標記化合物をN’,N’-ジメチルグリシンアミドを用いて実施例96と同様にして製造してオフホワイト色固体を得た。H NMR(CDCl)δ 10.89(1H,m),8.58(1H,s),7.43(1H,s),7.16(2H,m),7.02(2H,m),4.26(2H,d,J=5Hz),4.14(2H,s),3.59(3H,s),3.05(3H,s),3.03(3H,s)。HRMS 計算値(C2121FN+H):413.1625、実測値:413.1617。
(実施例109)
N-(2,2-ジフルオロエチル)-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-メチル-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
Figure 0004859676
標記化合物を2,2-ジフルオロエチルアミンを用いて実施例96と同様にして製造してオフホワイト色固体を得た。H NMR(CDCl)δ 10.45(1H,m),8.65(1H,s),7.47(1H,s),7.16(2H,m),7.04(2H,m),5.97(1H,m),4.16(2H,s),3.84(2H,m),3.61(3H,s)。HRMS 計算値(C1916+H):392.1222、実測値:392.1222。
(実施例110)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-(2-{メチル[2-(メチルオキシ)エチル]アミノ}-2-オキソエチル)-2-オキソ-N-(2,2,2-トリフルオロエチル)-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
Figure 0004859676
標記化合物を7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-(2-{メチル[2-(メチルオキシ)エチル]アミノ}-2-オキソエチル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル及び2,2,2-トリフルオロエチルアミンから実施例9に記載されている方法に類似の方法を用いて製造し、DMSOとEtOHの混合物から再結晶化した。生成物を白色固体として得た。回転異性体の混合物:H NMR(d-DMSO)δ 10.53(1H,m),8.55(1H,s),7.77及び7.59(1H,s),7.29(2H,m),7.12(2H,br t,J=8Hz),5.20及び5.16(2H,s),4.27(2H,br),4.12(2H,s),3.63及び3.57(2H,br m),3.40-3.20(2H,m),3.33及び3.22(3H,s),3.16及び2.81(3H,s)。APMS:525(M+H 100)。
(実施例111)
N-[3-(エチルオキシ)プロピル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
Figure 0004859676
互変異性体:H NMR(d-DMSO)δ 11.83(1H,t,J=5.3Hz),10.80(1H,br s),10.10(1H,br s),8.18(0.47H,s),8.14(0.53H,s),7.36-7.23(3H,m),7.14-7.07(2H,m),3.98(2H,s),3.43-3.23(6H,m),1.75-1.64(2H,m),1.09(3H,m)。HRMS 計算値(C2122FN+H):400.1673、実測値:400.1681。
(実施例112)
Figure 0004859676
AP-MS:470(M-H,100)。
(実施例113)
Figure 0004859676
AP-MS:452(M-H,100)。
(実施例114)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[2-(メチルオキシ)エチル]-2-オキソ-1-[2-オキソ-2-(1-ピロリジニル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
Figure 0004859676
ステップ1〜4:7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1-[2-オキソ-2-(1-ピロリジニル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチルの合成
Figure 0004859676
標記化合物をN-{2-[(エチルオキシ)カルボニル]-5-[(4-フルオロフェニル)メチル]-3-ピリジニル}グリシン及びピロリジンから実施例11のステップ2〜4に記載されている方法に類似の方法を用いて製造し、オフホワイト色固体として得た。AP-MS:452(M-1,100)。
ステップ5:7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[2-(メチルオキシ)エチル]-2-オキソ-1-[2-オキソ-2-(1-ピロリジニル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミドの合成
Figure 0004859676
標記化合物を7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1-[2-オキソ-2-(1-ピロリジニル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル及び2-メトキシエチルアミンから実施例110に記載されている方法に類似の方法を用いて製造し、白色固体として得た。H NMR(CDCl)δ 10.18(1H,br t,J=5Hz),8.54(1H,d,J=1Hz),7.15(2H,dd,J=9,5Hz),7.07(1H,s),7.02(2H,t,J=9Hz),4.88(2H,s),4.11(2H,s),3.64(2H,m),3.57(2H,m),3.51(2H,m),3.45(2H,m),3.39(3H,s),2.03(2H,m),1.90(2H,m)。HRMS 計算値(C2527FN+H):483.2044、実測値:483.2055。
(実施例115)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[2-(4-モルホリニル)エチル]-2-オキソ-1-[2-オキソ-2-(1-ピロリジニル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
Figure 0004859676
標記化合物を7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1-[2-オキソ-2-(1-ピロリジニル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル及び4-(2-アミノエチル)モルホリンから実施例9に記載されている方法に類似の方法を用いて製造し、逆相分取HPLC(固定相 C-18;移動相 10〜100% CHCN/水/0.1% ギ酸)により精製した。生成物を白色の
硬い泡状物として得た。H NMR(CDCl)δ 10.39(1H,br m),8.55(1H,s),7.15(3H,m),7.02(2H,t,J=9Hz),4.85(2H,s),4.12(2H,s),3.98(4H,br),3.88(2H,q,J=6Hz),3.72(2H,br),3.54(2H,t,J=7Hz),3.45(2H,t,J=7Hz),3.35(2H,t,J=6Hz),2.92(2H,br),2.06(2H,m,J=7Hz),1.90(2H,m,J=7Hz)。HRMS 計算値(C2832FN+H):538.2466、実測値:538.2460。
(実施例116)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシエチル)-2-オキソ-1-[2-オキソ-2-(1-ピロリジニル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
Figure 0004859676
標記化合物を7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1-[2-オキソ-2-(1-ピロリジニル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル及びエタノールアミンから実施例9に記載されている方法に類似の方法を用いて製造し、逆相分取HPLC(固定相 C-18;移動相 10〜100% CHCN/水/0.1% ギ酸)により精製した。生成物を白色固体として得た。H NMR(d-DMSO)δ 10.27(1H,t,J=5Hz),8.51(1H,s),7.75(1H,s),7.31(2H,dd,J=9,6Hz),7.12(2H,t,J=9Hz),5.03(2H,s),4.90(1H,br),4.12(2H,s),3.58(2H,t,J=6Hz),3.54(2H,m),3.42(2H,t,J=7Hz),3.40(2H,t,J=7Hz),1.96(2H,m,J=7Hz),1.80(2H,m,J=7Hz)。HRMS 計算値(C2425FN+H):469.1887、実測値:469.1896。
(実施例117)
生物学的活性
A:MT4細胞アッセイ
(実験手順)
抗ウイルスHIV活性及び化合物誘発細胞毒性を、ヒトT細胞リンパ指向性ウイルス形質転換細胞株MT4においてヨウ化プロピジウムをベースとする手順を用いて平行して調べた。試験化合物のアリコートを96ウェルプレート(Costar 3598)の培地(RPMI 1640、10% ウシ胎児血清(FCS)及びゲンタマイシン)中にCetus Pro/Petteを用いて連続希釈した。指数関数的に増殖するMT4細胞を収集し、Jouan遠心機(型番CR 4 12)を用いて1000rpmで10分間遠心した。細胞ペレットを5×10細胞/mlの密度まで新鮮培地(RPMI 1640、20% FCS、20% IL-2及びゲンタマイシン)中に再懸濁させた。100×TCID50の感染のウイルス多重性を与えるように希釈したHIV-1(IIIB株)を添加することにより細胞アリコートを感染させた。類似の細胞アリコートを培地で希釈して偽感染対照を得た。細胞感染を湿潤化5% CO雰囲気の組織培養インキュベーターにおいて37℃で1時間進行させた。1時間インキュベーション後、ウイルス/細胞懸濁液を新鮮培地で6倍希釈し、125μlの細胞懸濁液を予希釈化合物を含有するプレートの各ウェルに添加した。次いで、プレートを湿潤化5% COを含む組織培養インキュベーター中に5日間置いた。インキュベーション終了時に、細胞数及びHIV誘発細胞変性を(A)ヨウ化プロピジウム染色により、または(B)MTSテトラゾリウム染色方法(参考文献5)により推定した。
ヨウ化プロピジウムの読取りのために、5% Nonidet-40(27μl)をインキュベーションプレートの各ウェルに添加した。Costarマルチチップピペッターを用いて十分に混合した後、60μlの混合物を底部にフィルターを有する96ウェルプレートに移した。プレートを自動アッセイ装置(Screen Machine,Idexx Laboratories)を用いて分析した。対照標準物質として、アッセイ毎に0.01〜1μMの濃度の3’-アジド-3’-デオキシチミジンを使用した。3’-アジド-3’-デオキシチミジンのIC50値の予測範囲は0.04〜0.12μMである。このアッセイでは、各ウェルのDNA含量を推定するためにヨウ化プロピジウム染料が使用される。
MTSを読取るために、20μlのCellTiter 96 AQ One Solution試薬(Promega #G3582)を各ウェルに添加した。MTS試薬を添加してから75分目に、吸光度を492nMでTecan Sunrise96ウェルプレートリーダーを用いて測定した。
(分析)
試験化合物の抗ウイルス効果はIC50、すなわちHIV誘導細胞変性効果を50%低下させる抑制濃度として報告する。この効果は、非感染MT4細胞対照と比較してHIV感染MT4細胞の細胞増殖の50%を回復させるのに必要な試験化合物の量により調べられる。IC50はRoboSageの自動曲線当てはめプログラム、バージョン5.00(1995年7月10日)により計算した。
各アッセイプレートについて、非感染細胞または感染細胞を含み、化合物を含有しないウェルの結果(相対的蛍光単位、rfUまたはOD値)のそれぞれの平均値を求めた。化合物誘発細胞毒性を調べるために、異なる濃度の化合物及び非感染細胞を含むウェルからの結果を化合物処理なしの非感染細胞の平均値と比較した。細胞残存%は以下の式:
細胞残存%=
(化合物処理非感染細胞のrfUまたはOD値/未処理非感染細胞)×100
により求める。
79%以下という細胞残存率のレベルは、その濃度での化合物の直接的化合物誘発細胞毒性レベルが高いことを示す。この状態が起こった場合、この濃度での化合物処理感染ウェルの結果はIC50の計算に含めない。
化合物の抗ウイルス活性を調べるために、異なる濃度の化合物及び感染細胞を含むウェルからの結果を化合物処理なしの非感染及び感染細胞の平均と比較する。ウイルスの抑制%は、以下の式:
ウイルスの抑制率=
(1-((未処理非未感染細胞の平均-処理感染細胞の平均)/(未処理非感染細胞の平均-未処理感染細胞の平均)))×100
により求める。
(参考文献)
1. D.R.Averett, Anti-HIV compound assessment by two novel high capacity assays, J. Virol. Methods, 23: 263-276(1989)
2. O.Schwartzら, A rapid and simple colorimetric test for the study of anti-HIVagents, AIDS Res. and Human Retroviruses, 4(6): 441-447(1988)
3. S.M.Dalugeら, 5-chloro-2'3'-deoxy-3'fluorouridine(935U83), a selective anti-human immunodeficiency virus agent with an improved metabolic and toxicological profile. Antimicro. Agents and Chemother.,38(7): 1590-1603(1994)
4. R.E.Dornsifeら, Anti-human immunodeficiency virus synergism by zidovudine(3'-azidothymidine) and didanosine(dideoxyinosine) contrasts with the additive inhibition of normal human marrow progenitor cells, Antimicro. Agents and Chemother.,35(2): 322-328(1991)
5. Promega Technical Bulletin #TB245. CellTiter 96 AQ One Solution Cell Proliferation Assay。
(結果)
本発明の化合物は、IC50=1〜1000nMの範囲の抗HIV活性を有している。
(実施例117B:生物学的活性)
ルシフェラーゼレポーターを発現するシュードタイプドHIVベクターアッセイ
ウイルス組み込み後のルシフェラーゼレポーターの発現は本質的にG.Jarmyら, J.Medical Virology, 64: 223-231(2001)に記載されているように実施した。
(結果)
本発明の化合物は、本アッセイでIC50=1〜1000nMの範囲の抗HIV活性を有している。
Figure 0004859676
Figure 0004859676
IC50<10nM
** IC50=10〜25nM
本アッセイでN-[2-(ジエチルアミノ)エチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-7-(フェニルメチル)-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド(国際特許出願公開第2004/024693号)のIC50は>150nMであった。
(実施例118)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[2-(メチルオキシ)エチル]-1-[4-(4-モルホリニル)フェニル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を実施例681に記載されている方法と同様にして白色固体として94%の収率で製造した。H NMR(d-DMSO)δ 10.24(m,1H),8.49(s,1H),7.16-7.02(m,8H),6.79(s,1H),3.99(s,2H),3.75(m,4H),3.50-3.44(m,4H),3.23(s,3H),3.18(m,4H)。MS m/z 423(M+1)。
(実施例119)
7-ベンジル-4-ヒドロキシ-1-イソプロピル-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸メチル
標記化合物を(2-オキソピロリジン-1-イル)アセトアルデヒドの代わりにアセトン、3-アミノ-5-(4-フルオロベンジル)-2-ピリジンカルボン酸エチルの代わりに3-アミノ-5-ベンジル-2-ピリジンカルボン酸エチルを用いて実施例8のステップ2〜4と同様にして製造して油状物を得た。H NMR(CDCl)δ 8.62(1H,s),7.61(1H,s),7.20-7.39(5H,m),5.39(1H,br),4.18(2H,s),4.02(3H,s),1.45(6H,d,J=7Hz)。HRMS 計算値(C2020+H):353.1501、実測値:353.1504。
(実施例121)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシエチル)-1-[4-(4-モルホリニル)フェニル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を実施例681に記載されている方法と同様にして白色固体として98%の収率で製造した。H NMR(d-DMSO)δ 10.26(m,2H),8.48(s,1H),7.16-7.02(m,8H),6.79(s,1H),4.86(t,J=4.8,1H),3.99(s,2H),3.75(m,4H),3.50(m,2H),3.39(m,2H),3.18(m,4H)。MS m/z 519(M+1)。
(実施例122)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシブチル)-2-オキソ-1-[3-(2-オキソヘキサヒドロ-1H-アゼピン-1-イル)プロピル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1-[3-(2-オキソヘキサヒドロ-1H-アゼピン-1-イル)プロピル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル及び1-アミノ-2-ブタノールから実施例563に類似の方法を用いて製造してしオフホワイト色固体を得た。H NMR(300MHz,DMSO-d)δ ppm 0.89(t,J=7.48Hz,3H),1.33-1.48(m,2H),1.49-1.59(m,4H),1.60-1.75(m,4H),2.37-2.44(m,2H),3.17-3.27(m,1H),3.33-3.42(m,4H),3.45-3.59(m,2H),4.16-4.24(m,4H),4.96(d,J=5.26Hz,1H),7.14(ddd,J=8.95,6.63,2.11Hz,H),7.38-7.44(m,2H),8.00(d,J=1.47Hz,1H),8.56(d,J=1.47Hz,1H),10.44(t,J=5.16Hz,1H),17.22(s,1H)。ESMS:539(M+H)。
(実施例123)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[(1R)-1-(ヒドロキシメチル)-3-メチルブチル]-2-オキソ-1-[3-(2-オキソヘキサヒドロ-1H-アゼピン-1-イル)プロピル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1-[3-(2-オキソヘキサヒドロ-1H-アゼピン-1-イル)プロピル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル及び(2R)-2-アミノ-4-メチル-1-ペンタノールから実施例563に類似の方法を用いて製造してピンク色固体を得た。H NMR(300MHz,DMSO-d)δ ppm 0.90(dd,J=6.42,1.79Hz,6H),1.39-1.49(m,2H),1.55(d,J=5.48Hz,4H),1.59-1.75(m,5H),2.35-2.45(m,2H),3.37(d,J=8.00Hz,2H),3.40(s,2H),3.48(s,2H),4.04-4.13(m,1H),4.19(s,4H),4.93(s,1H),7.11-7.18(m,2H),7.41(dd,J=8.74,5.58Hz,2H),7.99(s,1H),8.56(d,J=1.47Hz,1H),10.31(d,J=8.63Hz,1H),17.26(s,1H)。ESMS:567(M+H)。
(実施例124)
1-エチル-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-3-({[(1S)-2-ヒドロキシ-1-メチルエチル]アミノ}カルボニル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-4-オールナトリウム塩
実施例576に記載されている1-エチル-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[(1S)-2-ヒドロキシ-1-メチルエチル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド(757mg,1.90mmol)及び1N 水酸化ナトリウム(1.84mL)から実施例474に記載されている方法と同様にして、1-エチル-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-3-({[(1S)-2-ヒドロキシ-1-メチルエチル]アミノ}カルボニル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-4-オールナトリウム(626mg,収率78%)を白色固体として製造した。H NMR(d-DMSO)δ 10.43(d,J=7.2Hz,1H),8.14(s,1H),7.59(s,1H),7.33-7.29(m,2H),7.12-7.07(m,2H),4.83(m,1H),4.10-4.03(m,4H),3.91(m,1H),3.40(m,1H),3.25-3.22(m,2H),1.07-1.03(m,5H)。MS m/z 422(M+23)。
(実施例125)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシエチル)-1-[3-(メチルオキシ)プロピル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を実施例647に記載されている方法と同様にして製造して白色固体を得た。H NMR(400MHz,CDCl)δ 10.45(m,1H),8.53(s,1H),7.59(s,1H),7.17(dd,J=8.5,5.3Hz,2H),7.02(t,J=8.7Hz,2H),4.21(t,J=7.4Hz,2H),4.12(s,2H),3.86(t,J=5.0Hz,2H),3.63(m,2H),3.37(t,J=5.4Hz,2H),3.29(s,3H),1.86(m,2H)。MS m/z 430(M+1)。
(実施例126)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-メチル-1-[3-(メチルオキシ)プロピル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を実施例647に記載されている方法と同様にして製造して白色固体を得た。H NMR(400MHz,CDCl)δ 8.53(s,1H),7.57(s,1H),7.15(dd,J=8.4,5.6Hz,2H),7.00(t,J=8.6Hz,1H),4.23(t,J=7.5Hz,2H),4.11(s,2H),3.37(t,J=5.6Hz,2H),3.28(s,3H),2.99(d,J=4.8Hz,3H),1.87(m,2H)。MS m/z 400(M+1)。
(実施例127)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[2-(メチルオキシ)エチル]-1-[3-(メチルオキシ)プロピル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を実施例647に記載されている方法と同様にして製造して白色固体を得た。H NMR(400MHz,CDCl)δ 10.35(m,1H),8.54(s,1H),7.60(s,1H),7.17(m,2H),7.02(m,2H),4.24(m,2H),4.12(s,2H),3.65(m,2H),3.58(m,2H),3.41(s,3H),3.38(m,2H),3.30(s,3H),1.89(m,2H)。MS m/z 444(M+1)。
(実施例128)
7-(4-フルオロベンジル)-1-(4-フルオロフェニル)-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル
ステップ1:5-(4-フルオロベンジル)-3-[(4-フルオロフェニル)アミノ]ピリジン2-カルボン酸エチルの合成
乾いた100mL容量のフラスコに、窒素雰囲気下で実施例1に記載されている3-アミノ-5-(4-フルオロベンジル)ピリジン-2-カルボン酸エチル(200mg,0.73mmol)、CsCO(333mg,1.02mmol)、Pddba(20.1mg,0.022mmol)及びキサントホス(38.2mg,0.066mmol)を装入した。ジオキサン(15mL)及び1-フルオロ-4-ヨードベンゼン(0.25mL,2.19mmol)を添加し、生じた溶液を3時間またはTLC(7:3 ヘキサン:酢酸エチル)により完了したと判断されるまで還流した。混合物を周囲温度まで冷却し、ジクロロメタンを溶離液としてセライトを介して濾過し、減圧下で濃縮した。シリカゲルクロマトグラフィー(0〜45% 酢酸エチル/ヘキサンの勾配溶離)により精製して、5-(4-フルオロベンジル)-3-[(4-フルオロフェニル)アミノ]ピリジン-2-カルボン酸エチル(193mg,72%の収率)を黄色固体として得た。NMR(CDCl)δ 9.35(s,1H),7.95(s,1H),7.14(s,1H),7.10-6.99(m,6H),6.96-6.93(m,2H),4.46(q,J=7.2Hz,2H),3.83(s,2H),1.44(t,J=7.2Hz,3H)。MS m/z 369(M+1)。
ステップ2:1-(4-フルオロフェニル)-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチルの合成
5-(4-フルオロベンジル)-3-[(4-フルオロフェニル)アミノ]ピリジン-2-カルボン酸エチル(456mg,1.24mmol)を1,2-ジクロロエタン中に含む溶液に3-クロロ-3-オキソプロパン酸エチル(0.18mL,2.36mmol)を添加し、生じた黄色溶液を1時間またはTLC(5% メタノール/ジクロロメタン)で完了と判断されるまで還流した。混合物を周囲温度まで冷却し、水でクエンチし、ジクロロメタンで抽出した。有機物を飽和水性炭酸水素ナトリウム及びブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥して、3-[[3-(エチルオキシ)-3-オキソプロパノイル](4-フルオロフェニル)アミノ]-5-[(4-フルオロフェニル)メチル]-2-ピリジンカルボン酸エチル(477mg,80%の収率)を回転異性体の混合物として得た。黄色油状物は更に精製することなく使用しても、シリカゲルクロマトグラフィー(0〜12% メタノール/ジクロロメタンの勾配溶離)により精製してもよい。スペクトルデータは回転異性体の混合物としての予想生成物と一致していた。MS m/z 505(M+23)。
3-[(3-エトキシ-3-オキソプロパノイル)(4-フルオロフェニル)アミノ]-5-(4-フルオロベンジル)ピリジン-2-カルボン酸エチル(477mg,0.99mmol)をエタノール(50mL)中に溶解し、ナトリウムエトキシド(0.91mLの2.4M 溶液)を添加した。LC-MSにより反応が完了したと判断されるまで溶液を撹拌し、懸濁液を減圧下で濃縮した。少量の水を添加し、混合物を1N 塩酸でpH3まで酸性化し、生じた白色固体を真空濾過により集めて、1-(4-フルオロフェニル)-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル(368mg,85%の収率)を得た。H NMR(メタノール-d/CDCl)δ 8.19(s,1H),7.17-7.06(m,4H),6.94-6.83(m,4H),6.58(s,1H),4.26(q,J=7.2Hz,2H),3.81(s,2H),1.27(t,J=7.2Hz,3H)。MS m/z 459(M+23)。
(実施例129)
7-[(2,4-ジフルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル
標記化合物を2,4-ジフルオロベンズアルデヒド及び5-ブロモ-2-メトキシピリジンから実施例132のステップ1〜7に記載されている方法に類似の方法を用いて製造した。生成物をオフホワイト色固体として得た。H NMR(d-DMSO)δ 8.38(1H,br s),7.47-7.43(1H,m),7.40(1H,s),7.28-7.22(1H,m),7.10-7.06(1H,m),4.18(2H,q,J=7Hz),4.10(2H,s),1.22(3H,t,J=7Hz)。HRMS 計算値(C1814+H):361.1000、実測値:361.0987。
(実施例132)
7-[(3,4-ジフルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル
ステップ1:5-[(3,4-ジフルオロフェニル)メチル]-3-ニトロ-2-ピリジノールの合成
標記化合物を3,4-ジフルオロベンズアルデヒド及び5-ブロモ-2-メトキシピリジンから実施例89のステップ1〜4に記載されている方法に類似の方法を用いて製造した。生成物を黄色固体として得た。H NMR(d-DMSO)δ 12.79(1H,br s),8.35(1H,s),7.84(1H,s),7.41-7.31(2H,m),7.14-7.11(1H,m),3.77(2H,s)。ESMS:267(M+H,100)。
ステップ2:2-クロロ-5-[(3,4-ジフルオロフェニル)メチル]-3-ニトロピリジンの合成
5-[(3,4-ジフルオロフェニル)メチル]-3-ニトロ-2-ピリジノール(10.49g,39.40mmol)及びオキシ塩化リン(18ml)の混合物を110℃で4時間加熱し、室温で一晩攪拌した。反応物をEtOAcで希釈し、注意深く水を添加することによりクエンチした。有機層を飽和NaHCO水溶液で3回洗浄し、乾燥し、真空中で濃縮して、生成物を琥珀色油状物として得た。H NMR(CDCl)δ 8.46(1H,s),7.95(1H,s),7.19-7.14(1H,m),7.00-6.96(1H,m),6.91-6.88(1H,m),4.03(2H,s)。
ステップ3:5-[(3,4-ジフルオロフェニル)メチル]-3-ニトロ-2-ピリジンカルボニトリルの合成
2-クロロ-5-[(3,4-ジフルオロフェニル)メチル]-3-ニトロピリジン(10.88g,38.22mmol)をNMP(50ml)中に含む溶液にCuCN(10.27g,0.115mmol)及びNaCN(1.02g)を添加した。マイクロ波を用いて170℃で1時間加熱し、生じた混合物をEtOAcで希釈し、セライトを介して濾過した。水を濾液に添加し、有機層を水及びブラインで洗浄し、乾燥し、真空中で濃縮した。生じた生成物を0〜25% EtOAc/ヘキサンを溶離液とするシリカゲルクロマトグラフィーにかけて、琥珀色油状物を得た。H NMR(CDCl)δ 8.82(1H,s),8.31(1H,s),7.22-7.15(1H,m),7.03-6.98(1H,m),6.94-6.90(1H,m),4.16(2H,s)。
ステップ4:5-[(3,4-ジフルオロフェニル)メチル]-3-ニトロ-2-ピリジンカルボキサミドの合成
5-[(3,4-ジフルオロフェニル)メチル]-3-ニトロ-2-ピリジンカルボニトリル(3.39g,12.32mmol)をアセトン(60ml)中に含む溶液に水(23ml)、尿素-過酸化水素コンプレックス(19.69g,209mmol)及びKCO(2.04g,14.78mmol)を添加した。反応混合物を室温で30分間撹拌し、アセトンを加熱することなく蒸発させた。生じた沈殿を濾過により集め、水で十分に洗浄して、黄色固体を得た。H NMR(d-DMSO)δ 8.79(1H,s),8.33(1H,s),8.21(1H,br s),7.87(1H,s),7.49-7.40(1H,m),7.38-7.33(1H,m),7.19-7.16(1H,m),4.12(2H,s)。
ステップ5:5-[(3,4-ジフルオロフェニル)メチル]-3-ニトロ-2-ピリジンカルボン酸メチルの合成
5-[(3,4-ジフルオロフェニル)メチル]-3-ニトロ-2-ピリジンカルボキサミド(2.7g,9.21mmol)及びMeOH(100ml)の混合物にジメチルホルムアミドジメチルアセタール(3.29g,27.62mmol)を添加した。室温で一晩攪拌した後、溶媒を加熱することなく蒸発させた。EtOAcを添加し、有機層をブラインで3回洗浄し、乾燥し、真空中で濃縮した。生成物を20〜60% EtOAc/ヘキサンを溶離液とするシリカゲルクロマトグラフィーにかけて、暗褐色油状物を得た。H NMR(CDCl)δ 8.71(1H,s),8.05(1H,s),7.20-7.15(1H,m),7.00-6.80(2H,m),4.10(2H,s),4.01(3H,s)。HRMS 計算値(C1410+H):309.0687、実測値:309.0681。
ステップ6:3-アミノ-5-[(3,4-ジフルオロフェニル)メチル]-2-ピリジンカルボン酸メチルの合成
5-[(3,4-ジフルオロフェニル)メチル]-3-ニトロ-2-ピリジンカルボン酸メチル(1.67g,5.42mmol)、10% Pd-C(1.67g)及びMeOH(170ml)の混合物を水素下で2時間還元した。生成物をセライトを介して濾過し、真空中で濃縮し、50〜75% EtOAc/ヘキサンを溶離液とするシリカゲルクロマトグラフィーにより精製した。生成物をEtOAcと摩砕するとオフホワイト色固体が生じた。これを濾過により集めた。H NMR(d-DMSO)δ 7.77(1H,s),7.39-7.30(2H,m),7.08-7.05(1H,m),6.92(1H,s),6.62(2H,s),3.88(2H,s),3.76(3H,)。HRMS 計算値(C1412+H):279.0945、実測値:279.0938。
ステップ7:7-[(3,4-ジフルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチルの合成
標記化合物を3-アミノ-5-[(3,4-ジフルオロフェニル)メチル]-2-ピリジンカルボン酸メチルから実施例1のステップ9〜10に記載されている方法に類似の方法を用いて製造した。生成物をベージュ色固体として得た。H NMR(d-DMSO)δ 11.53(1H,br s),8.44(1H,s),7.42-7.37(3H,m),7.12(1H,m),4.21(2H,q,J=7Hz),4.11(2H,s),1.23(3H,t,J=7Hz)。HRMS 計算値(C1814+H):361.1000、実測値:361.1013。
(実施例139)
1-[3-(1,3-ジオキソ-1,3-ジヒドロ-2H-イソインドール-2-イル)プロピル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル
3-{[3-(1,3-ジオキソ-1,3-ジヒドロ-2H-イソインドール-2-イル)プロピル]アミノ}-5-[(4-フルオロフェニル)メチル]-2-ピリジンカルボン酸エチル
窒素下、3-アミノ-5-(4-フルオロベンジル)-2-ピリジンカルボン酸エチル(1.00g,3.65mmol)及び3-(1,3-ジオキソ-1,3-ジヒドロ-2H-イソインドール-2-イル)プロパナール(0.929g,4.57mmol)を氷酢酸(10mL)中に含む溶液を周囲温度でトリアセトキシホウ水素化ナトリウム(1.55g,7.31mmol)で処理した。20分間攪拌した後、反応物を真空中で蒸発させ、残渣をEtOAcと5%(w/v)水性KCOに分配した。層を分離した後、水性相を飽和水性NaClで希釈し、EtOAcで逆抽出した。合わせた有機層を飽和水性NaClで洗浄し、MgSOで乾燥し、濾過し、真空中で蒸発させた。残渣を温EtO中に溶解させると、少量の不溶物が残った。EtOをデカントし、ほぼ半量まで蒸発させると、沈殿が生じた。生成物を濾過により集め、高真空下で乾燥した。H NMR(d-DMSO)δ 7.78-7.86(4H,m),7.73(1H,s),7.65(1H,t,J=7Hz),7.25-7.30(2H,m),7.06-7.12(3H,m),4.18(2H,q,J=7Hz),3.90(2H,S),3.65(2H,t,J=6Hz),3.24(2H,q,J=5Hz),1.80-1.89(2H,m),1.24(3H,t,7Hz)。ESMS:462(M+H)。
3-{[3-(1,3-ジオキソ-1,3-ジヒドロ-2H-イソインドール-2-イル)プロピル][3-(エチルオキシ)-3-オキソプロパノイル]アミノ}-5-[(4-フルオロフェニル)メチル]-2-ピリジンカルボン酸エチル
3-{[3-(1,3-ジオキソ-1,3-ジヒドロ-2H-イソインドール-2-イル)プロピル]アミノ}-5-[(4-フルオロフェニル)メチル]-2-ピリジンカルボン酸エチル(1.40g,3.03mmol)及びエチルマロニルクロリド(0.78mL,6.07mmol)をDCE(15mL)中に含む溶液を窒素下で2.5時間還流加熱した。混合物を冷却し、CHClで希釈し、飽和水性NaHCOで洗浄した。水性層を分離し、CHClで逆抽出した。合わせた有機層を無水MgSOで乾燥し、濾過し、真空中で蒸発させ、ヘキサン中25〜60% EtOAcを溶離液とするシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、生成物を油状物として得た。H NMR(d-DMSO)δ 8.61(1H,s),7.80-7.87(5H,m),7.27-7.33(2H,m),7.07(2H,t,J=9Hz),4.26(2H,q,J=7Hz),4.06(2H,s),3.84-3.96(3H,m),3.49-3.57(2H,m),3.10-3.20(1H,m),2.96-3.08(2H,m),1.63-1.71(2H,m),1.22(3H,t,J=8Hz),1.05(3H,t,J=7Hz)。ESMS:476(M+H)。
1-[3-(1,3-ジオキソ-1,3-ジヒドロ-2H-イソインドール-2-イル)プロピル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル
窒素下、3-{[3-(1,3-ジオキソ-1,3-ジヒドロ-2H-イソインドール-2-イル)プロピル][3-(エチルオキシ)-3-オキソプロパノイル]アミノ}-5-[(4-フルオロフェニル)メチル]-2-ピリジンカルボン酸エチル(1.17g,2.04mmol)をEtOH(10mL)中に含む溶液をDBU(0.45mL,3.05mmol)で処理した。周囲温度で15分間攪拌した後、反応混合物を1N NaHSO(3.1mL)で処理した。生じたスラリーを水で希釈し、濾過し、高真空下で乾燥して、標記化合物を白色固体として得た。H NMR(CDCl)δ 13.93(1H,b),8.51(1H,s),7.82-7.86(2H,m),7.71-7.75(2H,m),7.36(1H,s),7.12(2H,m),6.99(2H,t,J=9Hz),4.49(2H,q,J=7Hz),4.22(2H,t,J=7Hz),4.08(2H,s),3.79(2H,t,J=7Hz),1.96-2.07(2H,m),1.45(3H,t,J=7Hz)。ESMS:530(M+H)。
(実施例140)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-N’-(フェニルカルボニル)-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボヒドラジド
標記化合物を7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル及びベンゾヒドラジドから実施例9に記載されている方法に類似の方法を用いて製造し、淡黄色固体として得た。H NMR(d-DMSO)δ 12.08(1H,br s),11.83(1H,br s),11.05(1H,br s),8.55(1H,br s),7.91-7.89(2H,m),7.60-7.49(4H,m),7.34-7.30(2H,m),7.16-7.13(2H,m),4.14(2H,m)。HRMS 計算値(C2317FN+H):433.1312、実測値:433.1311。
(実施例141)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-メチル-1-[4-(4-モルホリニル)フェニル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を実施例681に記載されている方法と同様にして白色固体として91%の収率で製造した。H NMR(d-DMSO)δ 9.99(br s,1H),8.48(s,1H),7.16-7.04(m,8H),6.79(s,1H),3.99(s,2H),3.75(m,4H),3.18(m,4H),2.85(d,J=4.8Hz,3H)。MS m/z 489(M+1)。
(実施例142)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-N-[2-(フェニルオキシ)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル及び2-フェノキシエチルアミンから実施例2に記載されている方法に類似の方法を用いて製造し、白色固体として得た。H NMR(d-DMSO)δ 11.85(1H,br s),10.49(1H,br s),8.49(1H,br s),7.42(1H,br s),7.32-7.25(4H,m),7.14(2H,t,J=8.7Hz),6.97-6.91(3H,m),4.14-4.08(4H,br m),3.72(2H,br)。HRMS 計算値(C2420FN+H):434.1516、実測値:434.1519。
(実施例143)
7-(4-フルオロベンジル)-4-ヒドロキシ-N-(2-メトキシエチル)-N-メチル-1-[4-(メチルスルホニル)ベンジル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物をN-(2-メトキシエチルアミン)を用いて実施例65と同様に製造して薄黄色ガラスを得た。H NMR(CDCl)δ 9.74(1H,br),8.36(1H,s),7.82(2H,d,J=8Hz),7.26(2H,d,J=8Hz),7.10(1H,s),7.00(4H,d,J=7Hz),5.43(2H,br),4.02(2H,s),3.65(4H,m),3.36(3H,s),3.17(3H,s),3.02(3H,s)。HRMS 計算値(C2828FNS+H):554.1761、実測値:554.1757。
(実施例144)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(3-ヒドロキシプロピル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル及び3-アミノ-1-プロパノールから実施例2に記載されている方法に類似の方法を用いて製造し、白色固体として得た。互変異性体:H NMR(d-DMSO)δ 11.80(1H,t,J=5.5Hz),10.81(1H,br s),10.07(1H,br s),8.18(0.52H,s),8.14(0.48H,s),7.35-7.23(3H,m),7.14-7.08(2H,m),4.48(1H,br),3.98(2H,s),3.48-3.42(2H,m),3.33-3.23(2H,m),1.64-1.59(2H,m)。HRMS 計算値(C1918FN+H):372.1360、実測値:372.1369。
(実施例145)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[2-(メチルオキシ)エチル]-2-オキソ-1-[2-オキソ-2-(1-ピペリジニル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
ステップ1〜4:7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1-[2-オキソ-2-(1-ピペリジニル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチルの合成
標記化合物をN-{2-[(エチルオキシ)カルボニル]-5-[(4-フルオロフェニル)メチル]-3-ピリジニル}グリシン及びピペリジンから実施例11のステップ2〜4に記載されている方法に類似の方法を用いて製造し、白色固体として得た。AP-MS:466(M-1,100)。
ステップ5:7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[2-(メチルオキシ)エチル]-2-オキソ-1-[2-オキソ-2-(1-ピペリジニル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミドの合成
標記化合物を7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1-[2-オキソ-2-(1-ピペリジニル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル及び2-メトキシエチルアミンから実施例9に記載されている方法に類似の方法を用いて製造し、逆相分取HPLC(固定相 C-18;移動相 10〜100% CHCN/水/0.1% ギ酸)により精製した。生成物を白色固体として得た。H NMR(CDCl)δ 10.18(1H,br m),8.55(1H,s),7.15(2H,dd,J=9,5Hz),7.02(2H,t,J=9Hz),6.96(1H,s),4.94(2H,s),4.11(2H,s),3.63(2H,q,J=5Hz),3.56(2H,t,J=5Hz),3.50(2H,t,J=5Hz),3.44(2H,t,J=5Hz),3.39(3H,s),1.68(2H,m),1.60-1.50(4H,m)。HRMS 計算値(C2629FN+H):497.2200、実測値:497.2183。
(実施例146)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[2-(4-モルホリニル)エチル]-2-オキソ-1-[2-オキソ-2-(1-ピペリジニル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1-[2-オキソ-2-(1-ピペリジニル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル及び4-(2-アミノエチル)モルホリンから実施例9に記載されている方法に類似の方法を用いて製造し、逆相分取HPLC(固定相 C-18;移動相 10〜100% CHCN/水/0.1% ギ酸)により精製した。生成物を淡黄色の硬い泡状物として得た。H NMR(CDCl)δ 10.41(1H,m),8.57(1H,s),7.15(2H,dd,J=8.5,6Hz),7.03(3H,m),4.92(2H,s),4.12(2H,s),3.99(4H,m),3.89(2H,q,J=6Hz),3.72(2H,m),3.50(2H,m),3.46(2H,m),3.35(2H,t,J=6Hz),2.93(2H,br),1.70(2H,m),1.61(2H,m),1.53(2H,m)。HRMS 計算値(C2934FN+H):552.2622、実測値:552.2618。
(実施例147)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシエチル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル及びエタノールアミンから実施例2に記載されている方法に類似の方法を用いて製造し、白色固体として得た。互変異性体:H NMR(d-DMSO)δ 11.79(1H,t,J=5.4Hz),10.81(1h,br s),10.07(1H,br s),8.18(0.61H,s),8.15(0.39H,s),7.35-7.23(3H,m),7.14-7.08(2H,m),4.73(1H,br),3.98(2H,s),3.51-3.41(2H,m),3.35-3.20(2H,m)。HRMS 計算値(C1816FN+H):358.1203、実測値:358.1194。
(実施例148)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシ-1-メチルエチル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル及びDL-2-アミノ-1-プロパノールから実施例2に記載されている方法に類似の方法を用いて製造し、白色固体として得た。互変異性体:H NMR(d-DMSO)δ 11.73(1H,br s),10.73(1H,br s),10.02(1H,br s),8.18(0.56H,s),8.14(0.44H,s),7.34-7.22(3H,m),7.14-7.09(2H,m),4.78(1H,t,J=5Hz),3.98(2H,s),3.48-3.41(1H,m),3.23-3.20(2H,m),1.14(0.58H,d,J=6.6Hz),1.08(0.42H,d,J=6.6Hz)。HRMS 計算値(C1918FN+H):372.1360、実測値:372.1370。
(実施例149)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシエチル)-2-オキソ-1-[2-オキソ-2-(1-ピペリジニル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1-[2-オキソ-2-(1-ピペリジニル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル及びエタノールアミンから実施例9に記載されている方法に類似の方法を用いて製造し、逆相分取HPLC(固定相 C-18;移動相 10〜100% CHCN/水/0.1% ギ酸)により精製した。生成物を白色固体として得た。H NMR(CDCl)δ 10.32(1H,m),8.56(1H,s),7.16(2H,dd,J=9,6Hz),7.03(2H,t,J=9Hz),6.97(1H,s),4.93(2H,s),4.11(2H,s),3.83(2H,t,J=5Hz),3.62(2H,q,J=5Hz),3.50(2H,t,J=6Hz),3.44(2H,t,J=5Hz),1.69-1.58(6H,m)。HRMS 計算値(C2527FN+H):483.2044、実測値:483.2060。
(実施例150)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシプロピル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル及びDL-1-アミノ-2-プロパノールから実施例2に記載されている方法に類似の方法を用いて製造し、白色固体として得た。互変異性体:H NMR(d-DMSO)δ 11.81(1H,t,J=5.6Hz),10.81(1H,br s),10.10(1H,br s),8.18(0.48H,s),8.14(052.H,s),7.36-7.23(3H,m),7.14-7.08(2H,m),4.74(1H,t,J=4Hz),3.98(2H,s),3.75-3.65(1H,m),3.29-3.15(2H,m),1.07-1.04(3H,m)。HRMS 計算値(C1918FN+H):372.1360、実測値:372.1364。
(実施例151)
1-(3-フルオロフェニル)-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-メチル-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を実施例681に記載されている方法と同様にして白色固体として96%の収率で製造した。H NMR(メタノール-d/CDCl)δ 9.78(s,1H),8.45(s,1H),7.52(m,1H),7.23(m,1H),6.97-6.86(m,6H),6.67(s,1H),3.90(s,2H),2.91(d,J=4.4Hz,3H)。MS m/z 422(M+1)。
(実施例152)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[2-(メチルオキシ)エチル]-1-(2-メチルプロピル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
ステップ1:5-[(4-フルオロフェニル)メチル]-3-[(2-メチルプロピル)アミノ]-2-ピリジンカルボン酸エチル及び5-[(4-フルオロフェニル)メチル]-3-[(2-メチル-1-プロペン-1-イル)アミノ]-2-ピリジンカルボン酸エチルの合成
3-アミノ-5-[(4-フルオロフェニル)メチル]-2-ピリジンカルボン酸エチル(390mg,1.4mmol)を1,2-ジクロロエタン(10mL)中に含む冷(0℃)溶液にイソブチルアルデヒド(0.2mL,2.1mmol)、酢酸(0.5mL,8.5mmol)及びトリアセトキシホウ水素化ナトリウム(602mg,2.8mmol)を添加した。生じた黄褐色溶液を室温で24時間撹拌した。反応混合物を飽和水性炭酸水素ナトリウムを添加することによりクエンチした。ジクロロメタンを添加し、層を分離した。有機層をブラインで洗浄した。水性層をジクロロメタンで抽出し、合わせた有機物を硫酸ナトリウムで乾燥した。濾過し、濃縮し、次いでシリカゲルクロマトグラフィーにかけて、5-[(4-フルオロフェニル)メチル]-3-[(2-メチルプロピル)アミノ]-2-ピリジンカルボン酸エチルと5-[(4-フルオロフェニル)メチル]-3-[(2-メチル-1-プロペン-1-イル)アミノ]-2-ピリジンカルボン酸エチルの混合物(419mg,〜1.7:1)を得た。この生成物を更に精製することなく使用した。
ステップ2:3-[[3-(エチルオキシ)-3-オキソプロパノイル](2-メチルプロピル)アミノ]-5-[(4-フルオロフェニル)メチル]-2-ピリジンカルボン酸エチル及び3-[[3-(エチルオキシ)-3-オキソプロパノイル](2-メチル-1-プロペン-1-イル)アミノ]-5-[(4-フルオロフェニル)メチル]-2-ピリジンカルボン酸エチルの合成
5-[(4-フルオロフェニル)メチル]-3-[(2-メチルプロピル)アミノ]-2-ピリジンカルボン酸エチル及び5-[(4-フルオロフェニル)メチル]-3-[(2-メチル-1-プロペン-1-イル)アミノ]-2-ピリジンカルボン酸エチル(〜1.7:1混合物,419mg,1.3mmol)を1,2-ジクロロエタン(15mL)中に含む溶液に3-クロロ-3-オキソプロパン酸エチル(0.25mL,90%,1.9mmol)を添加した。生じた溶液を85℃で5時間加熱した。室温に冷却した後、ジクロロメタン及び飽和水性炭酸水素ナトリウムを添加し、層を分離した。有機層をブラインで洗浄した。水性層をジクロロメタンで抽出し、合わせた有機物を硫酸ナトリウムで乾燥した。濾過し、濃縮し、次いでシリカゲルクロマトグラフィーにかけて、3-[[3-(エチルオキシ)-3-オキソプロパノイル](2-メチルプロピル)アミノ]-5-[(4-フルオロフェニル)メチル]-2-ピリジンカルボン酸エチル(309mg,55%)を得た。H NMR(CDCl)δ 8.56(s,1H),7.45(s,1H),7.10(m,2H),6.99(m,2H),4.39(q,J=7.2Hz,2H),4.02-3.97(m,5H),3.15(d,J=15.6Hz,1H),3.04(d,J=15.6Hz,1H),2.81(dd,J=13.6,6.0Hz,1H),1.62(m,1H),1.36(t,J=7.2Hz,3H),1.16(t,J=6.8Hz,3H),0.90(d,J=6.4Hz,3H),0.81(d,J=6.4Hz,3H)。MS:m/z 445(M+1)。更に溶離させて、3-[[3-(エチルオキシ)-3-オキソプロパノイル](2-メチル-1-プロペン-1-イル)アミノ]-5-[(4-フルオロフェニル)メチル]-2-ピリジンカルボン酸エチル(115mg,21%)を得た。H NMR(CDCl)δ 8.37(s,1H),7.32(s,1H),7.07(m,2H),6.97(m,2H),6.15(s,1H),4.39(q,J=7.2Hz,2H),4.18(q,J=7.2Hz,2H),3.48(s,2H),1.70(s,3H),1.59(s,3H),1.38(t,J=7.2Hz,3H),1.25(t,J=7.2Hz,3H)。MS m/z 445(M+1)。
ステップ3:7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-(2-メチルプロピル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチルの合成
3-[[3-(エチルオキシ)-3-オキソプロパノイル](2-メチルプロピル)アミノ]-5-[(4-フルオロフェニル)メチル]-2-ピリジンカルボン酸エチル(309mg,0.70mmol)をエタノール(20mL)中に含む冷(0℃)溶液にナトリウムエトキシド(104mg,1.53mmol)を添加した。生じた溶液を浴を加温しながら室温まで加温し、一晩撹拌した。溶媒を真空中で除去し、残渣を水に取った。pHを1N HCl(aq)で〜5に調節し、水性層を酢酸エチルで抽出した。有機物を硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過し、濃縮して、7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-(2-メチルプロピル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル(279mg,99%)を透明泡状物として得た。H NMR(CDCl)δ 13.77(広幅,1H),8.49(s,1H),7.23(s,1H),7.15(dd,J=8.4,5.6Hz,2H),7.04(dd,J=8.8,8.4Hz,2H),4.50(q,J=7.2Hz,2H),4.11(s,2H),3.95(広幅,2H),1.97(m,1H),1.45(t,J=7.2Hz,3H),0.87(d,J=6.4Hz,6H)。HRMS 計算値(C2224FN(M+H)):399.1720、実測値:399.1720。
ステップ4:7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[2-(メチルオキシ)エチル]-1-(2-メチルプロピル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミドの合成
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-(2-メチルプロピル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸(20mg,0.05mmol)を2-メトキシエチルアミン(1mL)中に含む溶液をマイクロ波を用いて140℃で20分間加熱した。溶媒を真空中で除去し、残渣を逆相分取HPLCにより精製して、標記化合物(17mg,79%)を白色固体として得た。H NMR(400MHz,CDCl)δ 10.35(br,1H),8.54(s,1H),7.25(s,1H),7.15(dd,J=8.5,5.4Hz,2H),7.03(t,J=8.5Hz,2H),4.12(s,2H),3.97(br,2H),3.63(m,2H),3.57(m,2H),3.39(s,3H),1.95(m,1H),0.87(d,J=6.8Hz,6H)。HRMS m/z 計算値(C2327(M+H)):428.1986、実測値:428.1977。
(実施例153)
(±)-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[1-メチル-2-(メチルオキシ)エチル]-2-オキソ-1-[2-オキソ-2-(1-ピペリジニル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1-[2-オキソ-2-(1-ピペリジニル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル及び(±)-1-(メチルオキシ)-2-プロパンアミンから実施例9に記載されている方法に類似の方法を用いて製造し、逆相分取HPLC(固定相 C-18;移動相 10〜100% CHCN/水/0.1% ギ酸)により精製した。生成物をオフホワイト色の硬い泡状物として得た。H NMR(CDCl)δ 10.07(1H,d,J=8Hz),8.55(1H,s),7.16(2H,dd,J=9,6Hz),7.03(2H,t,J=9Hz),6.93(1H,s),4.97(1H,d,J=17Hz),4.90(1H,d,J=17Hz),4.34(1H,m),4.11(2H,s),3.50(2H,m),3.44(4H,m),3.38(3H,s),1.69(2H,m),1.57(2H,m),1.52(2H,m),1.28(3H,d,J=7Hz)。HRMS 計算値(C2731FN+H):511.2357、実測値:511.2162。
(実施例154)
(±)-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシ-1-メチルエチル)-2-オキソ-1-[2-オキソ-2-(1-ピペリジニル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1-[2-オキソ-2-(1-ピペリジニル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル及び(±)-2-アミノ-1-プロパノールから実施例9に記載されている方法に類似の方法を用いて製造し、逆相分取HPLC(固定相 C-18;移動相 10〜100% CHCN/水/0.1% ギ酸)により精製した。生成物を白色固体として得た。H NMR(CDCl)δ 14.1(1H,br),10.16(1H,d,J=7Hz),8.56(1H,s),7.16(2H,dd,J=8.5,6Hz),7.03(2H,t,J=8.5Hz),6.93(1H,s),4.96(1H,d,J=7Hz),4.89(1H,d,J=7Hz),4.27(1H,m),4.11(2H,s),3.74(1H,m),3.66(1H,m),3.50(2H,t,J=5.5Hz),3.43(2H,t,J=5.5Hz),2.23(1H,m),1.69(2H,m),1.52(4H,m),1.29(3H,d,J=7Hz)。HRMS 計算値(C2629FN+H):497.2200、実測値:497.2186。
(実施例155)
N-[2-(エチルオキシ)エチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1-[2-オキソ-2-(1-ピペリジニル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1-[2-オキソ-2-(1-ピペリジニル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル及び2-エトキシエチルアミンから実施例9に記載されている方法に類似の方法を用いて製造し、逆相分取HPLC(固定相 C-18;移動相 10〜100% CHCN/水/0.1% ギ酸)により精製した。生成物を白色固体として得た。H NMR(CDCl)δ 14.4(1H,br),10.18(1H,m),8.55(1H,s),7.15(2H,dd,J=8.4,5.5Hz),7.02(2H,t,J=8.4Hz),6.98(1H,s),4.94(2H,s),4.11(2H,s),3.61(4H,m),3.59-3.43(6H,m),1.68(2H,m),1.54(4H,m),1.21(3H,t,J=7Hz)。HRMS 計算値(C2731FN+H):511.2357、実測値:511.2366。
(実施例156)
(±)-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシプロピル)-2-オキソ-1-[2-オキソ-2-(1-ピペリジニル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1-[2-オキソ-2-(1-ピペリジニル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル及び(±)-1-アミノ-2-プロパノールから実施例9に記載されている方法に類似の方法を用いて製造し、逆相分取HPLC(固定相 C-18;移動相 10〜100% CHCN/水/0.1% ギ酸)により精製した。生成物を白色固体として得た。H NMR(CDCl)δ 10.32(1H,m),8.55(1H,s),7.16(2H,dd,J=8.5,5.5Hz),7.03(2H,t,J=8.5Hz),6.97(1H,s),4.94(2H,m),4.11(2H,s),4.04(1H,m),3.62(1H,m),3.50(2H,t,J=5.5Hz),3.44(2H,t,J=5.5Hz),3.35(1H,m),2.21(1H,d,J=4Hz),1.69(2H,m),1.54(4H,m),1.26(3H,d,J=6Hz)。HRMS 計算値(C2629FN+H):497.2200、実測値:497.2189。
(実施例157)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[2-(メチルオキシ)エチル]-1-(2-メチル-1-プロペン-1-イル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を実施例152に記載されている方法と同様にして白色固体として製造した。H NMR(400MHz,CDCl)δ 10.22(s,1H),8.54(s,1H),7.20(s,1H),7.12(dd,J=8.5,5.5Hz,2H),7.01(t,J=8.7Hz,2H),6.01(s,1H),4.07(s,2H),3.63(m,2H),3.56(m,2H),3.37(s,3H),1.91(s,3H),1.30(s,3H)。HRMS m/z 計算値(C2325FN(M+H)):426.1829、実測値:426.1835。
(実施例158)
N-[(1-エチル-2-ピロリジニル)メチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-(2-メチルプロピル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を実施例152に記載されている方法と同様にして白色固体としてそのギ酸塩として製造した。H NMR(400MHz,CDCl)δ 10.58(s,1H),8.53(s,1H),8.42(s,1H),7.26(s,1H),7.13(dd,J=8.4,5.4Hz,2H),7.02(t,J=8.8Hz,2H),4.11(s,2H),3.99-3.90(m,3H),3.81-3.67(m,2H),3.48(m,1H),3.28(m,1H),2.92(m,1H),2.79(m,1H),2.25-2.06(m,2H),1.99-1.87(m,3H),1.31(t,J=7.3Hz,3H),0.85(d,J=6.8Hz,6H)。HRMS m/z 計算値(C2734F(M+H)):481.2615、実測値:481.2615。
(実施例159)
N-[(1-エチル-2-ピロリジニル)メチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-(2-メチル-1-プロペン-1-イル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を実施例152に記載されている方法と同様にして白色固体としてそのギ酸塩として製造した。H NMR(400MHz,CDCl)δ 10.38(s,1H),8.55(s,1H),8.47(s,1H),7.24(s,1H),7.13(dd,J=8.5,5.3Hz,2H),7.02(t,J=8.5Hz,2H),6.01(d,J=7.3Hz,1H),4.09(s,2H),4.00-3.84(m,1H),3.65-3.50(m,2H),3.28-3.13(m,2H),2.75(m,1H),2.61(m,1H),2.20-1.81(m,7H),1.34-1.25(m,6H)。HRMS m/z 計算値(C2732F(M+H)):479.2458、実測値:479.2462。
(実施例160)
N-[2-(エチルオキシ)エチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル及び2-エトキシエチルアミンから実施例2に記載されている方法に類似の方法を用いて製造し、白色固体として得た。H NMR(d-DMSO)δ 11.82(1H,br s),10.58(1H,br s),8.19(1H,br s),7.35-7.26(3H,m),7.15-7-10(2H,m),4.03(2H,br s),3.48-3.41(6H,m),1.11(3H,t,J=8.4Hz)。HRMS 計算値(C2020FN+H):386.1516、実測値:386.1501。
(実施例161)
N-[(2R)-2,3-ジヒドロキシプロピル]-1-(3-フルオロフェニル)-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を実施例681に記載されている方法と同様にして白色固体として94%の収率で製造した。H NMR(メタノール-d/CDCl)δ 10.03(br s,1H),8.40(s,1H),7.49(m,1H),7.19(m,1H),6.93-6.83(m,6H),6.63(s,1H),3.88(s,2H),3.73(m,1H),3.50-3.34(m,4H)。MS m/z 482(M+1)。
(実施例162)
1-(2-アミノ-2-オキソエチル)-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[2-(メチルオキシ)エチル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
[7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-3-({[2-(メチルオキシ)エチル]アミノ}カルボニル)-2-オキソ-1,5-ナフチリジン-1(2H)-イル]酢酸(1g,2.3mmol)を29% 水酸化アンモニウム(0.4mL,2.9mmol)、TEA(0.4mL,2.9mmol)及びDMF(4mL)中に含む懸濁液を60℃で攪拌し、ここにHATU(1.14g,3mmol)をDMF(4mL)中に含む溶液を少しずつ添加した。混合物を室温で40分間攪拌し、更にHATU(350mg,0.92mmol)、29%水酸化アンモニウム(0.15mL,1mmol)及びDMF(3mL)を添加した。攪拌を20分間継続し、懸濁液を水で希釈し、濾過した。濾過ケーキを水及びEtOHで洗浄した後、真空オーブンで乾燥して、生成物を白色固体として得た。H NMR(d-DMSO)δ 10.25(1H,t,J=5Hz),8.52(1H,d,J=1Hz),7.83(1H,s),7.64(1H,br s),7.33(2H,dd,J=8.6,5.7Hz),7.27(1H,br s),7.11(2H,t,J=8.6Hz),4.83(2H,s),4.11(2H,s),3.50(4H,m),3.28(3H,s)。HRMS 計算値(C2121FN+H):429.1574、実測値:429.1575。
(実施例163)
1-(2-アミノ-2-オキソエチル)-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[2-(4-モルホリニル)エチル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
ステップ1〜3:1-(2-アミノ-2-オキソエチル)-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチルの合成
標記化合物をN-{2-[(エチルオキシ)カルボニル]-5-[(4-フルオロフェニル)メチル]-3-ピリジニル}グリシン及び水酸化アンモニウムから実施例11のステップ2〜4に記載されている方法に類似の方法を用いて製造し、オフホワイト色固体として得た。ES-MS:398(M-1,100)。
ステップ4:1-(2-アミノ-2-オキソエチル)-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[2-(4-モルホリニル)エチル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミドの合成
標記化合物を1-(2-アミノ-2-オキソエチル)-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル及び4-(2-アミノエチル)モルホリンから実施例9に記載されている方法に類似の方法を用いて製造し、逆相分取HPLC(固定相 C-18;移動相 10〜100% CHCN/水/0.1% ギ酸)により精製した。生成物をオフホワイト色の硬い泡状物として得た。H NMR(CDCl)δ 10.36(1H,m),8.56(1H,s),7.61(1H,s),7.15(2H,dd,J=8.5,5.5Hz),7.01(2H,t,J=8.5Hz),6.87(1H,br s),5.65(1H,br s),4.81(2H,s),4.12(2H,s),3.98(4H,m),3.91(2H,q,J=6Hz),3.75(2H,m),3.37(2H,t,J=6Hz),2.92(2H,br)。HRMS 計算値(C2426FN+H):484.1996、実測値:484.1987。
(実施例164)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(4-ヒドロキシブチル)-1-(2-メチルプロピル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を実施例152に記載されている方法と同様にして白色固体として製造した。H NMR(400MHz,CDCl)δ 10.27(s,1H),8.56(s,1H),7.27(s,1H),7.17(dd,J=8.8,5.5Hz,2H),7.05(t,J=8.5Hz,2H),4.14(s,2H),3.97(br,2H),3.71(t,J=6.1Hz,2H),3.50(dd,J=12.7,6.6Hz,2H),1.96(m,1H),1.80-1.52(m,6H),0.89(d,J=6.9Hz,6H)。HRMS m/z 計算値(C2429FN(M+H)):442.2142、実測値:442.2119。
(実施例165)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[1-メチル-2-(メチルオキシ)エチル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル及び2-メトキシイソプロピルアミンから実施例2に記載されている方法に類似の方法を用いて製造し、白色固体として得た。互変異性体:H NMR(d-DMSO)δ 11.80(1H,br s),10.80(1H,br s),10.05(1H,br s),8.18(0.45H,s),8.14(0.55H,s),7.35-7.24(3H,m),7.15-7.08(2H,m),4.15-4.07(1H,m),3.98(2H,s),3.40-3.35(5H,m),1.15(0.45H,d,J=6.6Hz),1.09(0.55H,d,J=6.6Hz)。HRMS 計算値(C2020FN+H):386.1516、実測値:386.1513。
(実施例166)
7-(4-フルオロベンジル)-3-{[(2-ヒドロキシエチル)アミノ]カルボニル}-2-オキソ-1-[2-(2-オキソピロリジン-1-イル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-4-オールナトリウム塩
標記化合物をエタノール中で実施例73の化合物を1N NaOHと共に室温で1時間攪拌することにより製造した。濃縮して、ナトリウム塩を薄レモン色固体として得た。H NMR(d-DMSO)δ 10.57(1H,m),8.19(1H,s),7.71(1H,s),7.34(2H,m),7.10(2H,m),4.76(1H,br),4.15(2H,m),4.01(2H,s),3.25-3.44(8H,m),2.04(2H,m),1.74(2H,m)。
(実施例167)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-(2-メチルプロピル)-N-[3-(4-モルホリニル)プロピル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を実施例152に記載されている方法と同様にして白色固体としてそのギ酸塩として製造した。H NMR(400MHz,CDCl)δ 10.32(s,1H),8.57(s,1H),8.27(s,1H),7.27(s,1H),7.17(dd,J=8.7,5.4Hz,2H),7.05(t,J=8.6Hz,2H),5.92(br,2H),4.14(s,2H),3.97(br,2H),3.81(t,J=4.6Hz,4H),3.51(dd,J=12.8,6.3Hz,2H),2.67(m,4H),2.63(t,J=7.6Hz,2H),1.94(m,3H),0.89(d,J=6.6Hz,6H)。HRMS m/z 計算値(C2734FN(M+H)):497.2564、実測値:497.2581。
(実施例168)
7-(4-フルオロベンジル)-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシ-1-メチルエチル)-2-オキソ-1-[2-(2-オキソピロリジン-1-イル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物をDL-アラニンを用いて実施例9と同様にして製造して白色固体を得た。H NMR(CDCl)δ 10.26(1H,d,J=7Hz),8.56(1H,s),8.10(1H,s),7.24(2H,m),7.00(2H,m),4.35(3H,m),4.14(2H,s),3.69(2H,m),3.50(2H,m),3.42(2H,m),2.30(2H,m),2.19(1H,m),1.97(2H,m),1.32(3H,d,J=7Hz)。HRMS 計算値(C2527FN+H):483.2044、実測値:483.2054。
(実施例169)
7-(4-フルオロベンジル)-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシプロピル)-2-オキソ-1-[2-(2-オキソピロリジン-1-イル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物をDL-1-アミノ-2-プロパノールを用いて実施例9と同様にして製造して白色固体を得た。H NMR(CDCl)δ 10.40(1H,m),8.56(1H,s),8.09(1H,s),7.26(2H,m),7.02(2H,m),4.36(2H,m),4.14(2H,s),4.08(1H,br),3.62(1H,m),3.50(2H,m),3.42(3H,m),2.32(2H,m),2.16(1H,br),1.97(2H,m),1.28(3H,d,J=6Hz)。HRMS 計算値(C2527FN+H):483.2044、実測値:483.2028。
(実施例170)
7-(4-フルオロベンジル)-4-ヒドロキシ-N-メチル-2-オキソ-1-[2-(2-オキソピロリジン-1-イル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物をメチルアミンをメタノール中に含む溶液を用いて実施例9と同様にして製造して白色固体を得た。H NMR(CDCl)δ 10.01(1H,m),8.56(1H,s),8.05(1H,s),7.23(2H,m),6.99(2H,m),4.35(2H,m),4.14(2H,s),3.50(2H,m),3.41(2H,m),3.02(3H,d,J=5Hz),2.31(2H,m),1.97(2H,m)。HRMS 計算値(C2323FN+H):439.1782、実測値:439.1794。
(実施例171)
[7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-3-({[2-(メチルオキシ)エチル]アミノ}カルボニル)-2-オキソ-1,5-ナフチリジン-1(2H)-イル]酢酸
1-[2-(ジメチルアミノ)-2-オキソエチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[2-(メチルオキシ)エチル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド(5g,11mmol;実施例89の標記化合物)をDMSO(50mL)中に含む100℃懸濁液に4N NaOH溶液(22mL)を滴下した。混合物を100℃で1時間撹拌し、10℃に冷却し、HO(10mL)で希釈し、濃HCl(7mL)を滴下することにより酸性化し、EtOHで希釈し、濾過して、生成物を白色固体として得た。H NMR(d-DMSO)δ 13.22(1H,br s),10.18(1H,m),8.55(1H,s),8.03(1H,s),7.35(2H,m),7.11(2H,m),4.98(2H,s),4.11(2H,s),3.52(4H,m),3.28(3H,s)。
(実施例172)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシエチル)-1-(2-メチルプロピル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を実施例152に記載されている方法と同様にして白色固体として製造した。H NMR(400MHz,CDCl)δ 10.48(s,1H),8.54(s,1H),7.25(s,1H),7.15(dd,J=8.2,5.2Hz,2H),7.03(t,J=8.5Hz,2H),4.12(s,2H),3.95(br,2H),3.84(t,J=5.1Hz,2H),3.62(m,2H),2.47-1.82(m,2H),1.94(m,1H),0.87(d,J=6.3Hz,6H)。HRMS m/z 計算値(C2225F(M+H)):414.1829、実測値:414.1835。
(実施例173)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-(2-メチルプロピル)-2-オキソ-N-[2-(2-オキソ-1-イミダゾリジニル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を実施例152に記載されている方法と同様にして白色固体として製造した。H NMR(400MHz,CDCl)δ 10.38(s,1H),8.54(s,1H),7.24(s,1H),7.15(dd,J=8.5,5.4Hz,2H),7.03(t,J=8.7Hz,2H),4.70(br,1H),4.12(s,2H),3.96(br,2H),3.62(dd,J=12.3,5.9Hz,2H),3.55(m,2H),3.45-3.39(m,4H),1.92(m,1H),0.86(d,J=7.0Hz,6H)。HRMS m/z 計算値(C2529F(M+H)):482.2204、実測値:482.2214。
(実施例174)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[3-(4-メチル-1-ピペラジニル)プロピル]-1-(2-メチル-1-プロペン-1-イル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を実施例152に記載されている方法と同様にして白色固体としてビスギ酸塩として製造した。H NMR(400MHz,CDCl)δ 10.24(s,1H),8.57(s,1H),8.35(s,2H),7.23(s,1H),7.13(dd,J=8.5,5.2Hz,2H),7.03(t,J=8.6Hz,2H),6.27(br,3H),6.00(s,1H),4.09(s,2H),3.52(m,2H),3.12(br,4H),2.78(br,4H),2.65(s,3H),2.59(m,2H),1.92(s,3H),1.82(m,2H),1.33(s,3H)。HRMS m/z 計算値(C2835F(M+H)):508.2724、実測値:508.2713。
(実施例175)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-{1-[(メチルオキシ)メチル]プロピル}-1-(2-メチルプロピル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を実施例152に記載されている方法と同様にして白色固体として製造した。H NMR(400MHz,CDCl)δ 10.24(d,J=9.5Hz,1H),8.55(s,1H),7.26(s,1H),7.16(dd,J=8.5,5.6Hz,2H),7.05(t,J=8.6Hz,2H),4.20(m,1H),4.13(s,2H),3.98(br,2H),3.52(dd,J=9.7,5.0Hz,1H),3.47(dd,J=9.3,4.8Hz,1H),3.39(s,3H),1.98(m,1H),1.80-1.56(m,2H),0.99(t,J=7.2Hz,3H),0.88(d,J=6.4Hz,6H)。HRMS m/z 計算値(C2531F(M+H)):456.2299、実測値:456.2308。
(実施例176)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシエチル)-1-(2-メチル-1-プロペン-1-イル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を実施例152に記載されている方法と同様にして白色固体として製造した。H NMR(400MHz,CDCl)δ 10.37(s,1H),8.54(s,1H),7.22(s,1H),7.12(dd,J=8.3,5.4Hz,2H),7.01(t,J=8.8Hz,2H),5.99(s,1H),4.08(s,2H),3.83(t,J=5.1Hz,2H),3.61(m,2H),2.20-1.43(m,2H),1.91(s,3H),1.31(s,3H)。HRMS m/z 計算値(C2223F(M+H)):412.1673、実測値:412.1689。
(実施例177)
1-(3-フルオロフェニル)-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシエチル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を実施例681に記載されている方法と同様にして白色固体として94%の収率で製造した。H NMR(CDCl)δ 10.21(br s,1H),8.55(s,1H),7.58(m,1H),7.29(m,1H),7.03-6.63(m,6H),6.71(s,1H),3.97(s,2H),3.82(m,2H),3.62(m,2H)。MS m/z 452(M+1)。
(実施例178)
1-(シクロプロピルメチル)-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[3-(メチルオキシ)プロピル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を実施例152に記載されている方法と同様にして白色固体として製造した。H NMR(400MHz,CDCl)δ 10.29(s,1H),8.55(s,1H),7.44(s,1H),7.15(dd,J=8.2,5.5Hz,2H),7.02(t,J=8.7Hz,2H),4.13(s,2H),4.07(d,J=7.1Hz,2H),3.53(dd,J=12.7,6.5Hz,2H),3.48(t,J=6.0Hz,2H),3.35(s,3H),1.90(m,2H),0.99(m,1H),0.51-0.37(m,4H)。HRMS m/z 計算値(C2427F(M+H)):440.1986、実測値:440.1996。
(実施例179)
1-(シクロプロピルメチル)-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[2-(メチルオキシ)エチル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を実施例152に記載されている方法と同様にして白色固体として製造した。H NMR(400MHz,CDCl)δ 10.34(s,1H),8.54(s,1H),7.43(s,1H),7.15(dd,J=8.2,5.4Hz,2H),7.01(t,J=8.8Hz,2H),4.12(s,2H),4.07(d,J=7.0Hz,2H),3.63(m,2H),3.57(m,2H),3.39(s,3H),0.99(m,1H),0.47(m,2H),0.39(m,2H)。HRMS m/z 計算値(C2325F(M+H)):426.1829、実測値:426.1830。
(実施例180)
1-(シクロプロピルメチル)-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-N-[3-(2-オキソ-1-ピロリジニル)プロピル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を実施例152に記載されている方法と同様にして白色固体として製造した。H NMR(400MHz,CDCl)δ 10.32(s,1H),8.55(s,1H),7.45(s,1H),7.16(m,2H),7.03(m,2H),4.14(s,2H),4.08(d,J=7.3Hz,2H),3.49-3.36(m,6H),2.40(m,2H),2.04(m,2H),1.88(m,2H),1.00(m,1H),0.48(m,2H),0.41(m,2H)。HRMS m/z 計算値(C2730F(M+H)):493.2251、実測値:493.2257。
(実施例181)
1-(シクロプロピルメチル)-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシエチル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を実施例152に記載されている方法と同様にして白色固体として製造した。H NMR(400MHz,CDCl)δ 10.50(s,1H),8.57(s,1H),7.46(s,1H),7.17(dd,J=8.5,5.6Hz,2H),7.04(t,J=8.6Hz,2H),4.15(s,2H),4.09(d,J=7.0Hz,2H),3.86(t,J=5.0Hz,2H),3.65(dd,J=11.1,5.3Hz,2H),1.01(m,1H),0.50(m,2H),0.41(m,2H)。HRMS m/z 計算値(C2223F(M+H)):412.1673、実測値:412.1673。
(実施例182)
1-(シクロプロピルメチル)-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[1-メチル-2-(メチルオキシ)エチル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を実施例152に記載されている方法と同様にして白色固体として製造した。H NMR(400MHz,CDCl)δ 10.24(d,J=7.2Hz,1H),8.55(s,1H),7.43(s,1H),7.15(dd,J=8.4,5.3Hz,2H),7.02(t,J=8.7Hz,2H),4.34(m,1H),4.13(s,2H),4.07(m,2H),3.49-3.42(m,2H),3.39(s,3H),1.29(d,J=7.0Hz,3H),1.00(m,1H),0.48(m,2H),0.39(m,2H)。HRMS m/z 計算値(C2427F(M+H)):440.1986、実測値:440.1997。
(実施例183)
1-(シクロプロピルメチル)-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[(1S)-1-(ヒドロキシメチル)-3-(メチルチオ)プロピル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を過剰のアミン及び溶媒としてエタノールを用いて実施例152に記載されている方法と同様にして製造して白色固体を得た。H NMR(400MHz,CDCl)δ 10.39(d,J=8.0Hz,1H),8.54(s,1H),7.43(s,1H),7.16(dd,J=8.0,5.6Hz,2H),7.02(t,J=8.5Hz,2H),4.30(m,1H),4.13(s,2H),4.05(d,J=6.9Hz,2H),3.82(dd,J=11.1,3.7Hz,1H),3.73(dd,J=11.2,5.4Hz,1H),2.65-2.53(m,2H),2.45(br,1H),2.10(s,3H),2.03-1.89(m,2H),0.99(m,1H),0.48(m,2H),0.38(m,2H)。HRMS m/z 計算値(C2529F(M+H)):486.1863、実測値:486.18773。
(実施例184)
N-(2-エトキシエチル)-7-(4-フルオロベンジル)-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1-[2-(2-オキソピロリジン-1-イル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を2-エトキシエチルアミンを用いて実施例9と同様にして製造して白色固体を得た。H NMR(CDCl)δ 10.27(1H,m),8.55(1H,s),8.04(1H,s),7.24(2H,m),6.99(2H,m),4.35(2H,m),4.14(2H,s),3.63(4H,m),3.56(4H,m),3.42(2H,m),2.31(2H,m),1.96(2H,m),1.24(3H,t,J=7Hz)。HRMS 計算値(C2629FN+H):497.2200、実測値:497.2213。
(実施例185)
7-(4-フルオロベンジル)-4-ヒドロキシ-N-(2-メトキシ-1-メチルエチル)-2-オキソ-1-[2-(2-オキソピロリジン-1-イル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を2-メトキシイソプロピルアミンを用いて実施例9と同様にして製造してガラスを得た。H NMR(CDCl)δ 10.15(1H,m),8.55(1H,s),8.06(1H,s),7.23(2H,m),6.99(2H,m),4.34(3H,m),4.13(2H,s),3.46(6H,m),3.40(3H,s),2.33(2H,m),1.97(2H,m),1.30(3H,d,J=7Hz)。HRMS 計算値(C2629FN+H):497.2200、実測値:497.2188。
(実施例186)
7-(4-フルオロベンジル)-4-ヒドロキシ-N-(3-モルホリン-4-イルプロピル)-2-オキソ-1-[2-(2-オキソピロリジン-1-イル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を4-(3-アミノプロピル)モルホリンを用いて実施例9と同様にして製造して白色固体を得た。H NMR(CDCl)δ 10.33(1H,m),8.57(1H,s),8.09(1H,s),7.24(2H,m),7.00(2H,m),4.34(4H,m),4.15(2H,s),3.97(2H,m),3.58(2H,m),3.45(6H,m),3.07(2H,m),2.88(2H,m),2.33(4H,m),2.00(2H,m)。HRMS 計算値(C2934FN+H):552.2622、実測値:552.2625。
(実施例187)
1-(シクロプロピルメチル)-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[(1S)-2-ヒドロキシ-1-(1H-インドール-3-イルメチル)エチル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を過剰のアミン及び溶媒としてエタノールを用いて実施例152に記載されている方法と同様にして製造して白色固体を得た。H NMR(400MHz,CDCl)δ 10.52(d,J=7.8Hz,1H),8.53(s,1H),8.10(s,1H),7.69(d,J=7.8Hz,1H),7.42(s,1H),7.33(d,J=8.2Hz,1H),7.19-7.08(m,4H),7.03(t,J=8.7Hz,2H),4.50(m,1H),4.12(s,2H),4.05(m,2H),3.82(dd,J=11.1,3.9Hz,1H),3.72(dd,J=10.9,5.0Hz,1H),3.14(d,J=7.3Hz,2H),2.37(br,1H),1.64(br,1H),0.98(m,1H),0.47(m,2H),0.39(m,2H)。HRMS m/z 計算値(C3130F(M+H)):541.2251、実測値:541.2238。
(実施例188)
N-[2-(エチルオキシ)エチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-[2-(4-モルホリニル)-2-オキソエチル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
ステップ1〜3:7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-[2-(4-モルホリニル)-2-オキソエチル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチルの合成
標記化合物をN-{2-[(エチルオキシ)カルボニル]-5-[(4-フルオロフェニル)メチル]-3-ピリジニル}グリシン及びモルホリンから実施例11のステップ2〜4に記載されている方法に類似の方法を用いて製造した。生成物を白色固体として得た。H NMR(d-DMSO)δ 8.46(1H,s),7.61(1H,s),7.31(2H,dd,J=9,5.6Hz),7.12(2H,t,J=9Hz),5.08(2H,s),4.22(2H,q,J=7Hz),4.12(2H,s),3.65(2H,m),3.58(2H,m),3.53(2H,m),3.37(2H,m),1.23(3H,t,J=7Hz)。
ステップ4:N-[2-(エチルオキシ)エチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-[2-(4-モルホリニル)-2-オキソエチル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミドの合成
標記化合物を7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-[2-(4-モルホリニル)-2-オキソエチル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル及び2-エトキシエチルアミンから実施例9に記載されている方法に類似の方法を用いて製造し、逆相分取HPLC(固定相 C-18;移動相 10〜100% CHCN/水/0.1% ギ酸)により精製した。生成物を白色固体として得た。H NMR(CDCl)δ 10.14(1H,m),8.55(1H,s),7.15(2H,dd,J=8.5,5.5Hz),7.04(3H,m),4.94(2H,s),4.11(2H,s),3.73-3.52(14H,m),1.22(3H,t,J=7Hz)。HRMS 計算値(C2629FN+H):513.2149、実測値:513.2134。
(実施例189)
(±)-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[1-メチル-2-(メチルオキシ)エチル]-1-[2-(4-モルホリニル)-2-オキソエチル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-[2-(4-モルホリニル)-2-オキソエチル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル及び(±)-1-(メチルオキシ)-2-プロパンアミンから実施例9に記載されている方法に類似の方法を用いて製造し、逆相分取HPLC(固定相 C-18;移動相 10〜100% CHCN/水/0.1% ギ酸)により精製した。生成物をオフホワイト色の硬い泡状物として得た。H NMR(CDCl)δ 10.01(1H,d,J=8Hz),8.57(1H,s),7.15(2H,dd,J=8.6,5.5Hz),7.03(3H,m),4.98(1H,d,J=17Hz),4.91(1H,d,J=17Hz),4.34(1H,m),4.12(2H,s),3.73(2H,m),3.68(2H,m),3.56(4H,m),3.45(2H,d,J=5Hz),3.39(3H,s),1.29(3H,d,J=7Hz)。HRMS 計算値(C2629FN+H):513.2149、実測値:513.2145。
(実施例190)
(±)-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシ-1-メチルエチル)-1-[2-(4-モルホリニル)-2-オキソエチル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-[2-(4-モルホリニル)-2-オキソエチル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル及び(±)-2-アミノ-1-プロパノールから実施例9に記載されている方法に類似の方法を用いて製造した。反応混合物を真空中で濃縮し、DCM中に溶解し、1N HCl及びブラインの混合物で洗浄した後、乾燥し、濃縮した。生成物をオフホワイト色の硬い泡状物として得た。H NMR(CDCl)δ 14.15(1H,br),10.12(1H,br d,J=6Hz),8.56(1H,s),7.14(2H,m),7.05(3H,m),4.98(1H,d,J=17Hz),4.91(1H,d,J=17Hz),4.27(1H,m),4.12(2H,s),3.69(6H,m),3.57(4H,m),2.18(1H,m),1.30(3H,d,J=7Hz)。HRMS 計算値(C2527FN+H):499.1993、実測値:499.1993。
(実施例191)
1-(シクロプロピルメチル)-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-N-[(3R)-テトラヒドロ-3-フラニル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を過剰のアミン及び溶媒としてエタノールを用いて実施例152に記載されている方法と同様にして製造して白色固体をそのトシル酸塩として得た。H NMR(400MHz,CDCl)δ 10.41(d,J=7.1Hz,1H),8.55(s,1H),7.44(s,1H),7.15(m,2H),7.02(m,2H),4.62(m,1H),4.13(s,2H),4.06(d,J=6.8Hz,2H),3.98(m,2H),3.89-3.76(m,2H),2.33(m,1H),1.98(m,1H),1.64(br,1H),0.99(m,1H),0.48(m,2H),0.39(m,2H)。HRMS m/z 計算値(C2425F(M+H)):438.1829、実測値:438.1804。
(実施例192)
1-(シクロプロピルメチル)-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[1-(ヒドロキシメチル)-2-メチルプロピル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を過剰のアミン及び溶媒としてエタノールを用いて実施例152に記載されている方法と同様にして製造して白色固体を得た。H NMR(400MHz,CDCl)δ 10.45(d,J=8.0Hz,1H),8.55(s,1H),7.44(s,1H),7.16(dd,J=8.6,5.3Hz,2H),7.02(t,J=8.5Hz,2H),4.13(s,2H),4.07(d,J=6.2Hz,2H),3.98(m,1H),3.82(dd,J=11.1,3.8Hz,1H),3.75(dd,J=11.0,7.1Hz,1H),2.40(br,1H),2.03(m,1H),1.64(br,1H),1.05-0.99(m,6H),0.48(m,2H),0.39(m,2H)。HRMS m/z 計算値(C2529F(M+H)):454.2142、実測値:454.2130。
(実施例193)
1-(シクロプロピルメチル)-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[1-(ヒドロキシメチル)プロピル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を過剰のアミン及び溶媒としてエタノールを用いて実施例152に記載されている方法と同様にして製造して白色固体を得た。H NMR(400MHz,CDCl)δ 10.33(d,J=7.8Hz,1H),8.54(s,1H),7.43(s,1H),7.15(dd,J=8.2,5.4Hz,2H),7.02(t,J=8.6Hz,2H),4.13(s,2H),4.10-4.04(m,3H),3.79(dd,J=11.1,3.8Hz,1H),3.70(dd,J=11.1,6.2Hz,1H),1.78-1.58(m,2H),1.03-0.96(m,4H),0.47(m,2H),0.38(m,2H)。HRMS m/z 計算値(C2427F(M+H)):440.1986、実測値:440.1978。
(実施例194)
1-(シクロプロピルメチル)-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[1-メチル-2-(フェニルオキシ)エチル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を過剰のアミン及び溶媒としてエタノールを用いて実施例152に記載されている方法と同様にして製造して白色固体を得た。H NMR(400MHz,CDCl)δ 10.38(d,J=8.2Hz,1H),8.55(s,1H),7.44(s,1H),7.29-7.24(m,2H),7.16(dd,J=8.4,5.3Hz,2H),7.02(t,J=8.6Hz,2H),6.96-6.91(m,3H),4.55(m,1H),4.13(s,2H),4.11-3.99(m,4H),1.63(br,1H),1.44(d,J=6.9Hz,3H),1.00(m,1H),0.48(m,2H),0.39(m,2H)。HRMS m/z 計算値(C2929F(M+H)):502.2142、実測値:502.2140。
(実施例195)
1-{[4-(アセチルアミノ)フェニル]メチル}-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシエチル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を過剰のアミン及び溶媒としてエタノールを用いて実施例152に記載されている方法と同様にして製造して白色固体を得た。H NMR(400MHz,CDCl/CDOD)δ 10.19(m,1H),8.24(s,1H),7.22(d,J=8.3Hz,2H),7.11(s,1H),6.81-6.71(m,6H),5.14(br,2H),3.80(s,2H),3.55(t,J=5.5Hz,2H),3.38(m,2H),1.90(s,3H)。HRMS m/z 計算値(C2726F(M+H)):505.1887、実測値:505.1874。
(実施例196)
1-(4-フルオロフェニル)-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[2-(メチルオキシ)エチル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
1-(4-フルオロフェニル)-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル(21mg,0.048mmol)をエタノール(1mL)中に溶解し、[2-(メチルオキシ)エチル]アミン(0.05mL)を添加した。この溶液をマイクロ波を用いて140℃で20分間加熱した。生じた懸濁液を減圧下で濃縮し、1N 塩酸を添加して混合物をpH3とした。生じた白色固体を真空濾過により集めて、1-(4-フルオロフェニル)-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[2-(メチルオキシ)エチル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド(19.8mg,86%)を得た。H NMR(CDCl)δ 10.07(m,1H),8.52(s,1H),7.30-7.28(m,2H),7.22-7.18(m,2H),7.02-6.92(m,4H),6.70(s,1H),3.95(s,2H),3.65-3.60(m,2H),3.55-3.52(m,2H),3.33(s,3H)。MS m/z 459(M+23)。
(実施例197)
1-{[4-(アセチルアミノ)フェニル]メチル}-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(4-ヒドロキシブチル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を過剰のアミン及び溶媒としてエタノールを用いて実施例152に記載されている方法と同様にして製造して白色固体を得た。H NMR(400MHz,CDCl)δ 10.22(s,1H),8.52(s,1H),7.39(d,J=8.4Hz,2H),7.17(s,1H),6.99-6.92(m,6H),5.31(br,2H),3.99(s,2H),3.70(t,J=6.1Hz,2H),3.53-3.48(m,2H),2.17(s,3H),1.79-1.64(m,4H)。HRMS m/z 計算値(C2930F(M+H)):533.2200、実測値:533.2209。
(実施例198)
1-{[4-(アセチルアミノ)フェニル]メチル}-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[2-(メチルオキシ)エチル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を過剰のアミン及び溶媒としてエタノールを用いて実施例152に記載されている方法と同様にして製造して白色固体を得た。H NMR(400MHz,CDCl)δ 10.30(s,1H),8.56(s,1H),7.40-7.34(m,3H),6.98-6.90(m,6H),5.31(br,2H),4.00(s,2H),3.66(m,2H),3.59(m,2H),3.39(s,3H),2.17(s,3H)。HRMS m/z 計算値(C2828F(M+H)):519.2044、実測値:519.2021。
(実施例199)
1-{[4-(アセチルアミノ)フェニル]メチル}-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシ-1-メチルエチル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を過剰のアミン及び溶媒としてエタノールを用いて実施例152に記載されている方法と同様にして製造して白色固体を得た。H NMR(400MHz,CDCl)δ 10.12(br,1H),8.31(s,1H),7.28(d,J=8.4Hz,2H),7.17(s,1H),6.85-6.76(m,6H),5.18(br,2H),4.07(m,1H),3.86(s,2H),3.50(dd,J=10.2,4.5Hz,1H),3.47(dd,J=10.7,5.1Hz,1H),1.95(s,3H),1.14(d,J=6.4Hz,3H)。HRMS m/z 計算値(C2828F(M+H)):519.2044、実測値:519.2048。
(実施例200)
1-(4-フルオロフェニル)-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシエチル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
1-(4-フルオロフェニル)-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル(26mg,0.0596mmol)及び2-アミノエタノール(0.05mL)から実施例196に記載されている方法と同様にして、1-(4-フルオロフェニル)-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシエチル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド(24mg,87%の収率)を白色固体として製造した。H NMR(CDCl)δ 10.14(s,1H),8.50(s,1H),7.29-7.24(m,2H),7.20-7.16(m,2H),7.01-6.90(m,5H),6.71(s,1H),3.93(s,2H),3.76-3.73(m,2H),3.59-3.73(m,2H)。HRMS m/z 計算値(C2420):452.1422、実測値:452.1424。
(実施例201)
1-{[4-(アセチルアミノ)フェニル]メチル}-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[2-ヒドロキシ-1-(ヒドロキシメチル)エチル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
H NMR(400MHz,DMSO-d)δ 10.38(d,J=8.9Hz,1H),9.90(br,1H),8.50(s,1H),7.82-7.70(m,3H),7.44(d,J=7.9Hz,2H),7.15(m,2H),7.06-6.98(m,4H),5.39(br,2H),5.15(br,1H),4.90(br,2H),4.02(s,2H),3.96(br,1H),3.59-3.42(m,4H),1.98(s,3H)。HRMS m/z 計算値(C2828F(M+H)):535.1993、実測値:535.1987。
(実施例202)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[2-(メチルオキシ)エチル]-2-オキソ-1-[3-(1-ピロリジニルスルホニル)プロピル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
5-[(4-フルオロフェニル)メチル]-3-[(トリフルオロアセチル)アミノ]-2-ピリジンカルボン酸エチル
3-アミノ-5-[(4-フルオロフェニル)メチル]-2-ピリジンカルボン酸エチル(300mg,1.09mmol)及びトリエチルアミン(198μL,1.42mmol)をジクロロメタン(4mL)中に含む冷(0℃)溶液に無水トリフルオロ酢酸を滴下した。反応混合物を室温で一晩撹拌した。反応混合物を氷に注ぎ、ジクロロメタンで抽出した。合わせた有機層を水及びブラインで洗浄した後、硫酸ナトリウムで乾燥した。濾過し、濃縮し、次いでフラッシュクロマトグラフィー(ジクロロメタン中0〜3% メタノール勾配)にかけて、5-[(4-フルオロフェニル)メチル]-3-[(トリフルオロアセチル)アミノ]-2-ピリジンカルボン酸エチルを白色固体として得た。H NMR(400MHz,CDCl)δ 12.24(br,1H),8.85(d,J=1.5Hz,1H),8.39(d,J=1.8Hz,1H),7.13(dd,J=8.5,5.3Hz,2H),6.98(t,J=8.7Hz,2H),4.51(q,J=7.0Hz,2H),4.03(s,2H),1.45(t,J=7.2Hz,3H)。MS m/z 371(M+H)
5-[(4-フルオロフェニル)メチル]-3-{[3-(1-ピロリジニルスルホニル)プロピル]アミノ}-2-ピリジンカルボン酸エチル
5-[(4-フルオロフェニル)メチル]-3-[(トリフルオロアセチル)アミノ]-2-ピリジンカルボン酸エチル(206mg,0.556mmol)をN,N-ジメチルホルムアミド(2mL)中に含む溶液に炭酸セシウム(362mg,1.11mmol)及び1-[(3-ヨードプロピル)スルホニル]ピロリジン(253mg,0.834mmol)を添加した。反応混合物を80℃で5時間撹拌し、その後更に炭酸セシウム(362mg,1.11mmol)及び1-[(3-ヨードプロピル)スルホニル]ピロリジン(253mg,0.834mmol)を添加した。反応混合物を80℃で更に7時間撹拌した。反応混合物を冷却し、トルエンで希釈した。生じた混合物を水及びブラインで洗浄した後、硫酸ナトリウムで乾燥した。濾過し、濃縮し、次いでフラッシュクロマトグラフィー(ジクロロメタン中0〜5% メタノール勾配)にかけて、5-[(4-フルオロフェニル)メチル]-3-{[3-(1-ピロリジニルスルホニル)プロピル]アミノ}-2-ピリジンカルボン酸エチルを透明油状物として得た。H NMR(400MHz,CDCl)δ 7.89(d,J=1.3Hz,1H),7.79(t,J=5.7Hz,1H),7.13(dd,J=8.5,5.4Hz,2H),6.97(t,J=8.7Hz,2H),6.86(s,1H),4.41(q,J=7.2Hz,2H),4.26(t,J=6.2Hz,2H),3.91(s,2H),3.37-3.31(m,4H),3.03(m,2H),2.19-2.09(m,2H),1.95-1.89(m,4H),1.42(t,J=6.9Hz,3H)。MS m/z 450(M+H)
3-{[3-(エチルオキシ)-3-オキソプロパノイル][3-(1-ピロリジニルスルホニル)プロピル]アミノ}-5-[(4-フルオロフェニル)メチル]-2-ピリジンカルボン酸エチル
5-[(4-フルオロフェニル)メチル]-3-{[3-(1-ピロリジニルスルホニル)プロピル]アミノ}-2-ピリジンカルボン酸エチル(32mg,0.0712mmol)を1,2-ジクロロメタン(250μL)中に含む溶液にエチルマロニルクロリド(45μL,0.356mmol)を添加した。反応混合物を80℃で1時間加熱した。反応混合物を冷却し、ジクロロメタンで希釈した後、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液で洗浄した。有機層を硫酸ナトリウムで乾燥した。濾過し、濃縮し、次いでフラッシュクロマトグラフィー(ジクロロメタン中0〜5% メタノール)にかけて、3-{[3-(エチルオキシ)-3-オキソプロパノイル][3-(1-ピロリジニルスルホニル)プロピル]アミノ}-5-[(4-フルオロフェニル)メチル]-2-ピリジンカルボン酸エチルを黄色油状物として得た。H NMR(400MHz,CDCl)δ 8.62(d,J=1.6Hz,1H),7.58(d,J=1.5Hz,1H),7.17(dd,J=8.4,5.3Hz,2H),7.01(t,J=8.7Hz,2H),4.41(q,J=7.2Hz,2H),4.27-4.18(m,2H),4.04(s,2H),4.02-3.88(m,2H),3.38-3.29(m,4H),3.19-2.93(m,4H),1.98(t,J=7.7Hz,2H),1.94-1.90(m,4H),1.38(t,J=7.1Hz,3H),1.15(t,J=7.1Hz,3H)。MS m/z 564.2(M+H)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1-[3-(1-ピロリジニルスルホニル)プロピル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル
3-{[3-(エチルオキシ)-3-オキソプロパノイル][3-(1-ピロリジニルスルホニル)プロピル]アミノ}-5-[(4-フルオロフェニル)メチル]-2-ピリジンカルボン酸エチル(275mg,0.488mmol)をエタノール(5mL)中に含む冷(0℃)溶液にナトリウムエトキシド(347μL,エタノール中3.09M,1.07mmol)を滴下した。反応混合物を室温まで加温し、10分間撹拌した後、氷に注いだ。氷が融けたら、混合物を水で希釈し、酢酸エチルで洗浄した。水性層を1N 水性塩酸で酸性化し、酢酸エチルで抽出した。有機層を水及びブラインで洗浄した後、硫酸ナトリウムで乾燥した。濾過し、濃縮して、7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1-[3-(1-ピロリジニルスルホニル)プロピル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチルを黄色油状物として得た。H NMR(400MHz,CDCl)δ 8.51(s,1H),7.73(s,1H),7.23(dd,J=8.3,5.4Hz,2H),7.02(t,J=8.7Hz,2H),4.51(q,J=7.1Hz,2H),4.38(t,J=7.8Hz,2H),4.12(s,2H),3.37-3.33(m,4H),3.05(t,J=6.5Hz,2H),2.18(m,2H),1.96-1.93(m,4H),1.48(t,J=7.2Hz,3H)。MS m/z 518(M+H)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[2-(メチルオキシ)エチル]-2-オキソ-1-[3-(1-ピロリジニルスルホニル)プロピル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1-[3-(1-ピロリジニルスルホニル)プロピル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル(20mg,0.0387mmol)をエタノール(1mL)中に含む溶液に2-メトキシエチルアミン(40μL,0.460mmol)を添加した。反応混合物をマイクロ波を用いて140℃で20分間加熱した。反応混合物を真空中で濃縮した。逆相HPLCにより精製して、7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[2-(メチルオキシ)エチル]-2-オキソ-1-[3-(1-ピロリジニルスルホニル)プロピル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミドを白色固体として得た。H NMR(400MHz,CDCl)δ 10.26(s,1H),8.57(s,1H),7.75(s,1H),7.22(dd,J=8.5,5.4Hz,2H),7.02(t,J=8.7Hz,2H),4.40(t,J=8.0Hz,2H),4.13(s,2H),3.66(q,J=5.1Hz,2H),3.59(m,2H),3.42(s,3H),3.37-3.34(m,4H),3.05(t,J=6.6Hz,2H),2.18(m,2H),1.97-1.93(m,4H)。HRMS 計算値(C2631FNS(M+H)):547.1948、実測値:547.2009。
(実施例203)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシエチル)-2-オキソ-1-[3-(1-ピロリジニルスルホニル)プロピル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1-[3-(1-ピロリジニルスルホニル)プロピル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル及びエタノールアミンから実施例202に記載されている方法に類似の方法を用いて製造し、白色固体として得た。H NMR(300MHz,CDCl)δ 10.41(t,J=5.5Hz,1H),8.58(d,J=1.4Hz,1H),7.77(s,1H),7.23(m,2H),7.02(t,J=8.6Hz,2H),4.41(t,J=7.9Hz,2H),4.14(s,2H),3.87(t,J=5.3Hz,2H),3.65(q,J=5.3Hz,2H),3.38-3.33(m,4H),3.05(t,J=6.6Hz,2H),2.17(m,2H),1.98-1.93(m,4H)。HRMS 計算値(C2529FNS(M+H)):533.1792、実測値:533.1860。
(実施例204)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[3-(4-モルホリニル)プロピル]-2-オキソ-1-[3-(1-ピロリジニルスルホニル)プロピル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1-[3-(1-ピロリジニルスルホニル)プロピル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル及び3-アミノプロピルモルホリンから実施例202に記載されている方法に類似の方法を用いて製造し、白色固体として得た。H NMR(400MHz,CDCl)δ 10.22(t,J=5.3Hz,1H),8.57(s,1H),7.76(s,1H),7.22(dd,J=8.5,5.5Hz,2H),7.02(t,J=8.6Hz,2H),4.39(t,J=8.0Hz,2H),4.13(s,2H),3.84-3.82(m,4H),3.53(q,J=6.6Hz,2H),3.38-3.34(m,4H),3.06(t,J=6.5Hz,2H),2.71-2.62(m,6H),2.17(m,2H),1.98-1.93(m,6H)。HRMS 計算値(C3038FNS(M+H)):616.2527、実測値:616.2609。
(実施例205)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[1-メチル-2-(メチルオキシ)エチル]-2-オキソ-1-[3-(1-ピロリジニルスルホニル)プロピル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1-[3-(1-ピロリジニルスルホニル)プロピル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル及び2-メトキシイソプロピルアミンから実施例202に記載されている方法に類似の方法を用いて製造し、白色固体として得た。H NMR(300MHz,CDCl)δ 10.17(d,J=8.6Hz,1H),8.56(s,1H),7.75(s,1H),7.22(m,2H),7.02(t,J=8.7Hz,2H),4.43-4.33(m,3H),4.13(s,2H),3.48(d,J=4.7Hz,2H),3.41(s,3H),3.38-3.33(m,4H),3.05(t,J=6.5Hz,2H),2.17(m,2H),1.97-1.92(m,4H),1.31(d,J=7.0Hz,3H)。HRMS 計算値(C2733FNS(M+H)):561.2105:、実測値:561.2189。
(実施例206)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-メチル-2-オキソ-1-[2-オキソ-2-(1-ピロリジニル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1-[2-オキソ-2-(1-ピロリジニル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル及びメチルアミンから実施例9に記載されている方法に類似の方法を用いて製造し、逆相分取HPLC(固定相 C-18;移動相 10〜100% CHCN/水/0.1% ギ酸)により精製した。生成物を白色固体として得た。H NMR(CDCl)δ 14.3(1H,br),9.94(1H,m),8.54(1H,s),7.14(3H,m),7.02(2H,t,J=8.6Hz),4.86(2H,s),4.11(2H,s),3.51(2H,t,J=7Hz),3.46(2H,t,J=7Hz),2.99(3H,d,J=5Hz),2.05(2H,m,J=7Hz),1.89(2H,m,J=7Hz)。HRMS 計算値(C2323FN+H):439.1782、実測値:439.1794。
(実施例207)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(3-ヒドロキシ-2,2-ジメチルプロピル)-2-オキソ-1-[2-オキソ-2-(1-ピロリジニル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1-[2-オキソ-2-(1-ピロリジニル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル及び3-アミノ-2,2-ジメチル-1-プロパノールから実施例9に記載されている方法に類似の方法を用いて製造し、逆相分取HPLC(固定相 C-18;移動相 10〜100% CHCN/水/0.1% ギ酸)により精製した。生成物を白色固体として得た。H NMR(CDCl)δ 14.4(1H,br),10.32(1H,m),8.56(1H,s),7.15(2H,dd,J=8.6,5.5Hz),7.02(3H,m),4.88(2H,s),4.12(2H,s),3.49(2H,t,J=7Hz),3.46(2H,t,J=7Hz),3.33(1H,t,J=7Hz),3.30(2H,d,J=7Hz),3,24(2H,d,J=7Hz),2.05(2H,m,J=7Hz),1.90(2H,m,J=7Hz),0.94(6H,s)。HRMS 計算値(C2731FN+H):11.2357、実測値:511.2341。
(実施例208)
(±)-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[1-メチル-2-(メチルオキシ)エチル]-2-オキソ-1-[2-オキソ-2-(1-ピロリジニル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1-[2-オキソ-2-(1-ピロリジニル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル及び(±)-1-(メチルオキシ)-2-プロパンアミンから実施例9に記載されている方法に類似の方法を用いて製造し、逆相分取HPLC(固定相 C-18;移動相 10〜100% CHCN/水/0.1% ギ酸)により精製した。生成物を白色固体として得た。H NMR(CDCl)δ 14.5(1H,br),10.06(1H,d,J=8Hz),8.54(1H,d,J=1Hz),7.15(2H,dd,J=8.6,5.5Hz),7.02(3H,m),4.91(1H,d,J=17Hz),4.84(1H,d,J=17Hz),4.34(1H,m),4.11(2H,s),3.50-3.44(6H,m),3.39(3H,s),2.04(2H,m,J=7Hz),1.89(2H,m,J=7Hz),1.29(3H,d,J=7Hz)。HRMS 計算値(C2629FN+H):497.2200、実測値:497.2188。
(実施例209)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシプロピル)-2-オキソ-1-[2-オキソ-2-(1-ピロリジニル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1-[2-オキソ-2-(1-ピロリジニル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル及び(±)-1-アミノ-2-プロパノールから実施例9に記載されている方法に類似の方法を用いて製造し、逆相分取HPLC(固定相 C-18;移動相 10〜100% CHCN/水/0.1% ギ酸)により精製した。生成物を白色固体として得た。H NMR(CDCl)δ 14.5(1H,br),10.32(1H,m),8.54(1H,s),7.15(2H,dd,J=8.5,5.5Hz),7.08(1H,s),7.02(2H,t,J=8.5Hz),4.88(2H,m),4.11(2H,s),4.05(1H,m),3.61(1H,m),3.51-3.44(4H,m),3.35(1H,m),2.20(1H,d,J=4Hz),2.04(2H,m,J=7Hz),1.89(2H,m,J=7Hz),1.26(3H,d,J=6Hz)。HRMS 計算値(C2527FN+H):483.2044、実測値:483.2029。
(実施例210)
N-[2-(エチルオキシ)エチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1-[2-オキソ-2-(1-ピロリジニル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1-[2-オキソ-2-(1-ピロリジニル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル及び2-エトキシエチルアミンから実施例9に記載されている方法に類似の方法を用いて製造し、逆相分取HPLC(固定相 C-18;移動相 10〜100% CHCN/水/0.1% ギ酸)により精製した。生成物を白色固体として得た。H NMR(CDCl)δ 10.18(1H,br m),8.53(1H,d,J=1Hz),7.15(2H,dd,J=8.6,5.5Hz),7.08(1H,s),7.02(2H,m),4.87(2H,s),4.11(2H,s),3.61(4H,m),3.59-3.44(6H,m),2.04(2H,m,J=7Hz),1.89(2H,m,J=7Hz),1.22(3H,t,J=7Hz)。HRMS 計算値(C2629FN+H):497.2200、実測値:497.2190。
(実施例211)
7-[(2,4-ジフルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(3-ヒドロキシ-2,2-ジメチルプロピル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を7-[(2,4-ジフルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル及び3-アミノ-2,2-ジメチルプロパノールから実施例9に記載されている方法に類似の方法を用いて製造し、白色固体として得た。互変異性体:H NMR(d-DMSO)δ 11.80(1H,br s),10.93(1H,br s),10.22(1H,br s),8.18(0.29H,s),8.13(0.71H,s),7.45-7.38(1H,m),7.30(1H,s),7.27-7.21(1H,m),7.09-7.05(1H,m),4.59(1H,m),4.02(2H,s),3.17-3.05(4H,m),0.81(6H,s)。HRMS 計算値(C2121+H):418.1578、実測値:418.1569。
(実施例212)
1-{[4-(アセチルアミノ)フェニル]メチル}-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[3-(4-モルホリニル)プロピル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を過剰のアミン及び溶媒としてエタノールを用いて実施例152に記載されている方法と同様にして製造して白色固体をギ酸塩として得た。H NMR(400MHz,CDCl)δ 10.27(s,1H),8.51(s,1H),8.27(s,1H),7.42(s,1H),7.37(d,J=8.1Hz,2H),7.16(s,1H),6.97-6.91(m,6H),5.94(br,2H),5.29(br,2H),3.98(s,2H),3.77(m,4H),3.51(m,2H),2.68-2.60(m,6H),2.16(s,3H),1.91(m,2H)。HRMS m/z 計算値(C3235FN(M+H)):588.2622、実測値:588.2613。
(実施例213)
1-{[4-(アセチルアミノ)フェニル]メチル}-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[1-(ヒドロキシメチル)ブチル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を過剰のアミン及び溶媒としてエタノールを用いて実施例152に記載されている方法と同様にして製造して白色固体を得た。H NMR(400MHz,CDCl)δ 10.29(d,J=8.2Hz,1H),8.52(s,1H),7.39-7.36(m,3H),7.16(s,1H),6.97-6.89(m,6H),5.28(br,2H),4.18(m,1H),3.98(s,2H),3.80(dd,J=11.1,3.5Hz,1H),3.69(dd,J=11.4,6.4Hz,1H),2.31(br,2H),2.16(s,3H),1.62(m,2H),1.43(m,2H),0.94(t,J=7.3Hz,3H)。HRMS m/z 計算値(C3032FN(M+H)):547.2357、実測値:547.2342。
(実施例214)
1-{[4-(アセチルアミノ)フェニル]メチル}-N-ブチル-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を過剰のアミン及び溶媒としてエタノールを用いて実施例152に記載されている方法と同様にして製造して白色固体を得た。H NMR(400MHz,CDCl)δ 10.16(s,1H),8.49(s,1H),7.41(s,1H),7.37(d,J=8.2Hz,2H),7.15(s,1H),6.96-6.90(m,6H),5.30(br,2H),3.97(s,2H),3.44(m,2H),2.15(s,3H),1.62(m,2H),1.41(m,2H),0.94(t,J=7.5Hz,3H)。HRMS m/z 計算値(C2930F(M+H)):517.2251、実測値:517.2241。
(実施例215)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシエチル)-2-オキソ-1-{[4-(1-ピロリジニル)フェニル]メチル}-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を過剰のアミン及び溶媒としてエタノールを用いて実施例152に記載されている方法と同様にして製造して白色固体をその塩酸塩として得た。H NMR(400MHz,DMSO-d)δ 10.48(s,1H),8.45(s,1H),7.72(s,1H),7.17(m,2H),7.02(m,2H),6.95(d,J=7.3Hz,2H),6.35(d,J=7.8Hz,2H),5.28(m,2H),4.89(br,1H),4.00(s,2H),3.52(m,2H),3.40(m,2H),3.12(m,4H),1.89(m,4H)。HRMS m/z 計算値(C2930F(M+H))517.2251、実測値:517.2257。
(実施例216)
7-[(2,4-ジフルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[3-(4-モルホリニル)プロピル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を7-[(2,4-ジフルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル及び4-(3-アミノプロピル)モルホリンから実施例2に記載されている方法に類似の方法を用いて製造し、白色固体として得た。互変異性体:H NMR(d-DMSO)δ 11.75(1H,br s),10.7(1H,br s),10.20(1H,br s),8.17(0.45H,s),8.15(0.55H,s),7.45-7.21(3H,m),7.10-7.04(1H,m),4.02(2H,s),3.56-3.51(4H,m),3.31-3.24(2H,m),2.48-2.32(6H,m),1.65-1.61(2H,m)。HRMS 計算値(C2324+H):459.1844、実測値:459.1856。
(実施例217)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-(2-メチルプロピル)-N-4-モルホリニル-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を過剰のアミン及び溶媒としてエタノールを用いて実施例152に記載されている方法と同様にして製造して白色固体を得た。H NMR(400MHz,CDCl)δ 11.05(s,1H),8.57(s,1H),7.28(s,1H),7.16(dd,J=8.3,5.3Hz,2H),7.05(t,J=8.5Hz,2H),4.14(s,2H),3.97(br,2H),3.87(m,4H),2.99(m,4H),1.97(m,1H),0.89(d,J=6.8Hz,6H)。HRMS m/z 計算値(C2428F(M+H)):455.2095、実測値:455.2096。
(実施例218)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-(2-メチルプロピル)-2-オキソ-N-4H-1,2,4-トリアゾール-4-イル-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を過剰のアミン及び溶媒としてエタノールを用いて実施例152に記載されている方法と同様にして製造して白色固体を得た。H NMR(400MHz,CDCl)δ 12.92(s,1H),8.65(s,1H),8.32(s,2H),7.34(s,1H),7.19(dd,J=8.5,5.3Hz,2H),7.08(m,2H),4.18(s,2H),4.03(br,2H),1.98(m,1H),0.92(d,J=8.1Hz,6H)、MS m/z 437(M+1)。
(実施例219)
1-{4-[(ジメチルアミノ)カルボニル]フェニル}-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシエチル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
ステップ1:3-({4-[(ジメチルアミノ)カルボニル]フェニル}アミノ)-5-[(4-フルオロフェニル)メチル]-2-ピリジンカルボン酸の合成
乾いた100mL容量のフラスコに窒素雰囲気下で実施例1に記載されている3-アミノ-5-(4-フルオロベンジル)ピリジン-2-カルボン酸エチル(89mg,0.325mmol)、CsCO(148mg,0.455mmol)、Pddba(1.5mg,0.0016mmol)及びXantphos(2.8mg,0.0049mmol)を添加した。ジオキサン(15mL)及び4-アミノ-N,N-ジメチルベンズアミド(1.25mLのジオキサン中0.78M溶液,0.975mmol)を添加し、生じた溶液を2時間還流した。ナトリウムtert-ブトキシド(94mg,0.975mmol)を添加し、混合物を10分間撹拌した。混合物を周囲温度まで冷却し、ジクロロメタンで希釈し、セライトを介して濾過し、減圧下で濃縮した。水を添加し、水性層を酢酸エチルで洗浄した後、1N 塩酸でpH4に酸性化した。生じた黄色沈殿を真空濾過により集めて、3-({4-[(ジメチルアミノ)カルボニル]フェニル}アミノ)-5-[(4-フルオロフェニル)メチル]-2-ピリジンカルボン酸(120mg,94%の収率)を得た。H NMR(CDCl)δ 7.82(s,1H),7.46(s,1H),7.38(d,J=8.4Hz,2H),7.13(d,J=8.4Hz,2H),7.09-7.05(m,2H),6.97-6.93(m,2H),3.88(s,2H),3.07(s,3H),2.99(s,3H)。MS m/z 392(M-1)。
ステップ2:3-({4-[(ジメチルアミノ)カルボニル]フェニル}アミノ)-5-[(4-フルオロフェニル)メチル]-2-ピリジンカルボン酸メチルの合成
3-({4-[(ジメチルアミノ)カルボニル]フェニル}アミノ)-5-[(4-フルオロフェニル)メチル]-2-ピリジンカルボン酸(79mg,0.201mmol)を9:1 アセトニトリル:メタノール溶液(5mL)中に溶解し、トリメチルシリルジアゾメタン(0.3mL,0.603mmol)を添加し、TLC(10% メタノール/ジクロロメタン)により完了するまで反応物を周囲温度で撹拌した。混合物を減圧下で濃縮し、水性炭酸水素ナトリウムを添加し、水性層をクロロホルムで抽出した。合わせた抽出物をブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥して、3-({4-[(ジメチルアミノ)カルボニル]フェニル}アミノ)-5-[(4-フルオロフェニル)メチル]-2-ピリジンカルボン酸メチル(40.5mg,49%の収率)を得た。H NMR(CDCl)δ 9.49(s,1H),8.00(s,1H),7.34-7.36(m,3H),7.12-7.05(m,4H),6.97-6.94(m,2H),3.97(s,3H),3.87(s,2H),3.07(br s,3H),3.02(br s,3H)。MS m/z 408(M+1)。
ステップ3:1-{4-[(ジメチルアミノ)カルボニル]フェニル}-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸メチルの合成
3-({4-[(ジメチルアミノ)カルボニル]フェニル}アミノ)-5-[(4-フルオロフェニル)メチル]-2-ピリジンカルボン酸メチル(40mg,0.098mmol)及び3-クロロ-3-オキソプロパン酸メチル(0.02mL,0.187mmol)から実施例128のステップ2に記載されている方法と同様にして、3-{{4-[(ジメチルアミノ)カルボニル]フェニル}[3-(メチルオキシ)-3-オキソプロパノイル]アミノ}-5-[(4-フルオロフェニル)メチル]-2-ピリジンカルボン酸メチルを黄色油状物として得た。MS m/z 508(M+1)。
3-{{4-[(ジメチルアミノ)カルボニル]フェニル}[3-(メチルオキシ)-3-オキソプロパノイル]アミノ}-5-[(4-フルオロフェニル)メチル]-2-ピリジンカルボン酸メチル(28mg,0.055mmol)、メタノール(10mL)及びナトリウムメトキシド(0.04mLのメタノール中6.2M溶液)から実施例128のステップ2に記載されている方法と同様にして、1-{4-[(ジメチルアミノ)カルボニル]フェニル}-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸メチル(32mg,2ステップで68%の収率)を黄色固体として製造した。H NMR(CDCl)δ 8.45(s,1H),7.60(d,J=8.4Hz,2H),7.26(d,J=8.4Hz,2H),7.02-6.99,(m,2H),6.95-6.92(m,2H),6.82(s,1H),3.99(s,3H),3.92(s,2H),3.14(s,3H),2.99(s,3H)。MS m/z 476(M+1)。
ステップ4:1-(4-フルオロフェニル)-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシエチル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミドの合成
1-{4-[(ジメチルアミノ)カルボニル]フェニル}-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸メチル(20mg,0.0421mmol)、2-アミノエタノール(0.05mL)及びメタノール(2mL)から実施例196に記載されている方法と同様にして、逆相HPLCにより精製した後、1-(4-フルオロフェニル)-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシエチル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド(14.64mg,69%の収率)を白色固体として製造した。H NMR(CDCl)δ 10.19(m,1H),8.51(s,1H),7.64(d,J=8.4Hz,2H),7.27(d,J=8.4Hz,2H),7.02-6.99(m,2H),6.95-6.90(m,2H),6.78(s,1H),3.93(s,2H),3.79(t,J=5.2Hz,2H),3.59(q,J=10.4,5.2,2H),3.15(s,3H),3.04(s,3H)。
(実施例220)
N-[2-(アセチルアミノ)エチル]-1-{4-[(ジメチルアミノ)カルボニル]フェニル}-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
1-{4-[(ジメチルアミノ)カルボニル]フェニル}-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸メチル(8mg,0.0168mmol)、N-(2-アミノエチル)アセトアミド(10mg,0.098mmol)及びメタノール(2mL)から実施例196に記載されている方法と同様にして、逆相HPLCにより精製して、N-[2-(アセチルアミノ)エチル]-1-{4-[(ジメチルアミノ)カルボニル]フェニル}-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド(4.9mg,54%の収率)を白色固体として製造した。H NMR(CDCl)δ 10.14(m,1H),8.52(s,1H),7.65(d,J=8.4Hz,2H),7.27(d,J=8.4Hz,2H),7.02-6.98(m,2H),6.95-6.90(m,2H),6.79(s,1H),6.03(br s,1H),3.94(s,2H),3.57-3.54(m,2H),3.47-3.42(m,2H),3.16(s,3H),3.04(s,3H),1.95(s,3H)。MS m/z 546(M+1)。
(実施例221)
1-{4-[(ジメチルアミノ)カルボニル]フェニル}-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-N-[3-(2-オキソ-1-ピロリジニル)プロピル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
1-{4-[(ジメチルアミノ)カルボニル]フェニル}-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸メチル(20mg,0.0421mmol)、1-(3-アミノプロピル)-2-ピロリジノン(0.05mL)及びメタノール(2mL)から実施例196に記載されている方法と同様にして、逆相HPLCにより精製した後、1-{4-[(ジメチルアミノ)カルボニル]フェニル}-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-N-[3-(2-オキソ-1-ピロリジニル)プロピル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド(20mg,80%の収率)を白色固体として製造した。H NMR(CDCl)δ 10.04(t,J=6Hz,1H),8.51(d,J=1.6Hz,1H),7.65(d,J=8.4Hz,2H),7.28(d,J=8.4Hz,2H),7.03-6.99(m,2H),6.96-6.91(m,2H),6.79(d,J=1.6Hz,1H),3.94(s,2H),3.45-3.33(m,6H),3.16(s,3H),3.06(s,3H),2.36(t,J=8Hz,2H),2.05-1.97(m,2H),1.87-1.80(m,2H)。MS m/z 586(M+1)。
(実施例222)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-N-[3-(2-オキソ-1-ピロリジニル)プロピル]-1-{[4-(1-ピロリジニル)フェニル]メチル}-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を過剰のアミン及び溶媒としてエタノールを用いて実施例152に記載されている方法と同様にして製造して黄色固体を得た。H NMR(400MHz,CDCl)δ 10.40(s,1H),8.51(s,1H),7.37(s,1H),7.26(m,2H),7.03-6.93(m,2H),6.87(m,2H),6.40(m,2H),5.27(s,2H),4.01(s,2H),3.53-3.37(m,6H),3.24(m,4H),2.78-2.29(m,4H),2.09-1.95(m,4H),1.90(m,2H)。HRMS m/z 計算値(C3436FNa(M+Na)):620.2649、実測値:620.2658。
(実施例223)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(3-ヒドロキシ-2,2-ジメチルプロピル)-2-オキソ-1-{[4-(1-ピロリジニル)フェニル]メチル}-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を過剰のアミン及び溶媒としてエタノールを用いて実施例152に記載されている方法と同様にして製造して白色固体を得た。H NMR(400MHz,CDCl)δ 10.59(s,1H),8.51(s,1H),7.36(s,1H),7.02-6.91(m,4H),6.86(d,J=8.2Hz,2H),6.39(d,J=8.3Hz,2H),5.26(s,2H),4.00(s,2H),3.40(br,1H),3.33(m,2H),3.27-3.20(m,6H),1.98(m,4H),0.96(s,6H)。HRMS m/z 計算値(C3235FNa(M+Na)):581.2540、実測値:581.2531。
(実施例224)
1-{4-[(ジメチルアミノ)カルボニル]フェニル}-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[2-(4-モルホリニル)エチル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
1-{4-[(ジメチルアミノ)カルボニル]フェニル}-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸メチル(20mg,0.0421mmol)、[2-(4-モルホリニル)エチル]アミン(0.05mL)及びメタノール(2mL)から実施例196に記載されている方法と同様にして、逆相HPLCにより精製した後、1-{4-[(ジメチルアミノ)カルボニル]フェニル}-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[2-(4-モルホリニル)エチル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド(20mg,83%の収率)を黄褐色固体として製造した。H NMR(CDCl)δ 10.02(br s,1H),8.50(s,1H),7.64(d,(J=8.4Hz,2H),7.26(d,J=8.4Hz,2H),7.01-6.98(m,2H),6.94(m,2H),6.77(s,1H),3.93(s,2H),3.71-3.68(m,4H),3.58(q,J=12.4,6.4Hz,2H),3.15(s,3H),3.05(s,3H),2.63(t,J=6.4Hz,2H),2.56-2.54(m,4H)。MS m/z 574(M+1)。
(実施例225)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-メチル-2-オキソ-1-{[4-(1-ピロリジニル)フェニル]メチル}-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を過剰のアミン及び溶媒としてエタノールを用いて実施例152に記載されている方法と同様にして製造して白色固体を得た。H NMR(400MHz,CDCl)δ 10.18(s,1H),8.50(s,1H),7.36(s,1H),7.02-6.92(m,4H),6.86(d,J=8.5Hz,2H),6.39(d,J=8.5Hz,2H),5.25(s,2H),4.00(s,2H),3.22(m,4H),3.01(d,J=4.5Hz,3H),1.98(m,4H)。HRMS m/z 計算値(C2827FNa(M+Na)):509.1965、実測値:509.1947。
(実施例226)
1-[2-(1,1-ジオキシドテトラヒドロ-2H-1,2-チアジン-2-イル)エチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[2-(メチルオキシ)エチル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
2-(2-クロロエチル)テトラヒドロ-2H-1,2-チアジン1,1-ジオキシド
水素化ナトリウム(823mg,油中60%,0.0206mol)をN,N-ジメチルホルムアミド(20mL)中に含む冷(0℃)懸濁液にテトラヒドロ-2H-1,2-チアジン1,1-ジオキシド(2.53g,0.0187mol)をN,N-ジメチルホルムアミド(30mL)中に含む溶液を添加した。生じた混合物を室温で1時間撹拌した。1-ブロモ-2-クロロエタンを添加し、反応混合物を室温で一晩撹拌した。反応混合物を真空中で濃縮した後、シリカゲルクロマトグラフィー(ヘキサン中30〜70% 酢酸エチル)にかけた。生じた残渣をエーテルと摩砕し、固体を濾別した。濾液を濃縮して、2-(2-クロロエチル)テトラヒドロ-2H-1,2-チアジン1,1-ジオキシドを得た。これは出発物質で部分的に汚染されており、次ステップにかけた。H NMR(400MHz,CDCl)δ 3.60(t,J=6.6Hz,2H),3.47-3.42(m,4H),3.01(t,J=6.0Hz,2H),2.18(m,2H),1.66(m,2H)。
2-(2-ヨードエチル)テトラヒドロ-2H-1,2-チアジン1,1-ジオキシド
2-(2-クロロエチル)テトラヒドロ-2H-1,2-チアジン1,1-ジオキシド(1.3g,6.6mmol)をアセトン(13mL)中に含む溶液にヨウ化ナトリウム(4.9g,33mmol)を添加した。反応混合物を80℃に一晩加熱した。反応混合物を室温に冷却し、濾過した。濾液を真空中で濃縮した。固体をジクロロメタンに取り、濾過した。濾液を濃縮し、クロマトグラフィー(ジクロロメタン中0〜5% メタノール)にかけて、2-(2-ヨードエチル)テトラヒドロ-2H-1,2-チアジン1,1-ジオキシドを橙色固体として得た。H NMR(400MHz,CDCl)δ 3.51-3.42(m,4H),3.25(t,J=7.4Hz,2H),3.02(t,J=6.0Hz,2H),2.20(m,2H),1.69(m,2H)。
3-{[2-(1,1-ジオキシドテトラヒドロ-2H-1,2-チアジン-2-イル)エチル]アミノ}-5-[(4-フルオロフェニル)メチル]-2-ピリジンカルボン酸エチル
5-[(4-フルオロフェニル)メチル]-3-[(トリフルオロアセチル)アミノ]-2-ピリジンカルボン酸エチル(304mg,0.821mmol)をN,N-ジメチルホルムアミド(3mL)中に含む溶液に炭酸セシウム(535mg,1.64mmol)及び2-(2-ヨードエチル)テトラヒドロ-2H-1,2-チアジン1,1-ジオキシド(356mg,1.23mmol)を添加した。反応混合物を80℃で5時間撹拌した。更に炭酸セシウム(535mg,1.64mmol)及び2-(2-ヨードエチル)テトラヒドロ-2H-1,2-チアジン1,1-ジオキシド(356mg,1.23mmol)を添加し、反応混合物を80℃で一晩撹拌した。反応混合物を冷却し、トルエンで希釈した。有機層を水及びブラインで洗浄した後、硫酸ナトリウムで乾燥した。濾過し、濃縮し、次いでフラッシュクロマトグラフィー(ジクロロメタン中0〜5% メタノール)にかけて、3-{[2-(1,1-ジオキシドテトラヒドロ-2H-1,2-チアジン-2-イル)エチル]アミノ}-5-[(4-フルオロフェニル)メチル]-2-ピリジンカルボン酸エチルを得た。これは僅かに汚染されており、次ステップにかけた。
3-{[2-(1,1-ジオキシドテトラヒドロ-2H-1,2-チアジン-2-イル)エチル][3-(エチルオキシ)-3-オキソプロパノイル]アミノ}-5-[(4-フルオロフェニル)メチル]-2-ピリジンカルボン酸エチル
標記化合物を3-{[2-(1,1-ジオキシドテトラヒドロ-2H-1,2-チアジン-2-イル)エチル]アミノ}-5-[(4-フルオロフェニル)メチル]-2-ピリジンカルボン酸エチルから実施例202に記載されている方法に類似の方法を用いて製造した。粗な物質をシリカゲルクロマトグラフィー(ジクロロメタン中0〜5% メタノール)にかけて、3-{[2-(1,1-ジオキシドテトラヒドロ-2H-1,2-チアジン-2-イル)エチル][3-(エチルオキシ)-3-オキソプロパノイル]アミノ}-5-[(4-フルオロフェニル)メチル]-2-ピリジンカルボン酸エチルを得た。これは僅かに汚染されており、次ステップにかけた。
1-[2-(1,1-ジオキシドテトラヒドロ-2H-1,2-チアジン-2-イル)エチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル
標記化合物を3-{[2-(1,1-ジオキシドテトラヒドロ-2H-1,2-チアジン-2-イル)エチル][3-(エチルオキシ)-3-オキソプロパノイル]アミノ}-5-[(4-フルオロフェニル)メチル]-2-ピリジンカルボン酸エチルから実施例202に記載されている方法に類似の方法を用いて製造した。こうして、1-[2-(1,1-ジオキシドテトラヒドロ-2H-1,2-チアジン-2-イル)エチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチルを得た。これは僅かに汚染されており、次ステップにかけた。H NMR(400MHz,CDCl)δ 8.40(s,1H),7.23(s,1H),7.10(m,2H),6.93(m,2H),4.42-3.20(m,10H),2.90(m,2H),2.10(m,2H),1.50(m,2H),1.20(m,3H)。MS m/z 504(M+H)
1-[2-(1,1-ジオキシドテトラヒドロ-2H-1,2-チアジン-2-イル)エチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[2-(メチルオキシ)エチル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を1-[2-(1,1-ジオキシドテトラヒドロ-2H-1,2-チアジン-2-イル)エチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル及び2-メトキシエチルアミンから実施例202に記載されている方法に類似の方法を用いて製造して、白色固体として得た。H NMR(400MHz,CDCl)δ 10.23(s,1H),8.55(s,1H),7.85(s,1H),7.23(m,2H),6.99(t,J=8.7Hz,2H),4.37(t,J=7.2Hz,2H),4.10(s,2H),3.64(q,J=5.2Hz,2H),3.58(m,2H),3.43-3.35(m,4H),3.41(s,3H),2.95(t,J=6.1Hz,2H),2.17(m,2H),1.57(m,2H)。MS m/z 533(M+H)
(実施例227)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシエチル)-2-オキソ-1-(4-ピリジニルメチル)-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を過剰のアミン及び溶媒としてエタノールを用いて実施例152に記載されている方法と同様にして製造して白色固体を塩酸塩として得た。H NMR(400MHz,CDCl/CDOD)δ 8.31(s,1H),8.22(d,J=5.6Hz,2H),6.92(s,1H),6.83-6.73(m,6H),5.23(s,2H),3.84(s,2H),3.58(m,2H),3.43-3.38(m,3H),2.59(br,1H)。HRMS m/z 計算値(C2421FNa(M+Na)):471.1445、実測値:471.1453。
(実施例228)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-メチル-2-オキソ-1-(4-ピリジニルメチル)-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を過剰のアミン及び溶媒としてエタノールを用いて実施例152に記載されている方法と同様にして製造して白色固体を塩酸塩として得た。H NMR(400MHz,DMSO-d)δ 9.93(s,1H),8.68(br,2H),8.54(s,1H),7.73(s,1H),7.63(br,2H),7.18(br,2H),7.02(br,2H),5.67(s,2H),4.01(s,2H),2.88(s,3H)。HRMS m/z 計算値(C2319FNa(M+Na)):441.133、実測値:441.1336。
(実施例229)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-N-[3-(2-オキソ-1-ピロリジニル)プロピル]-1-(4-ピリジニルメチル)-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を過剰のアミン及び溶媒としてエタノールを用いて実施例152に記載されている方法と同様にして製造して白色固体をギ酸塩として得た。H NMR(400MHz,CDCl)δ 10.22(s,1H),8.55(s,1H),8.48(d,J=4.9Hz,2H),6.96-6.90(m,6H),5.36(br,2H),3.99(s,2H),3.48-3.37(m,6H),2.38(t,J=8.2Hz,2H),2.02(m,2H),1.86(m,2H)。HRMS m/z 計算値(C2929F(M+H)):530.2204、実測値:530.2219。
(実施例230)
7-[(2,4-ジフルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[2-(メチルオキシ)エチル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を7-[(2,4-ジフルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル及び2-メトキシエチルアミンから実施例2に記載されている方法に類似の方法を用いて製造し、白色固体として得た。互変異性体:H NMR(d-DMSO)δ 11.70(1H,br s),10.79(1H,br s),10.19(1H,br s),8.18(0.45H,s),8.13(0.55H,s),7.43-7.36(1H,m),7.29-7.21(2H,m),7.08-7.05(1H,m),4.02(2H,s),3.44-3.37(2H,m),3.31(3H,s),3.26-3.20(2H,m)。HRMS 計算値(C1917+H):390.1265、実測値:390.1255。
(実施例231)
1-[2-(1,1-ジオキシドテトラヒドロ-2H-1,2-チアジン-2-イル)エチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシエチル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を1-[2-(1,1-ジオキシドテトラヒドロ-2H-1,2-チアジン-2-イル)エチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル及びエタノールアミンから実施例202に記載されている方法に類似の方法を用いて製造し、白色固体として得た。H NMR(300MHz,CDCl)δ 10.40(s,1H),8.58(s,1H),7.88(s,1H),7.24(m,2H),7.01(t,J=8.5Hz,2H),4.40(m,2H),4.13(s,2H),3.87(m,2H),3.66(m,2H),3.43-3.36(m,4H),2.97(m,2H),2.19(m,2H),1.60(m,2H)。MS m/z 519(M+H)
(実施例232)
7-{[4-フルオロ-2-(トリフルオロメチル)フェニル]メチル}-4-ヒドロキシ-N-[3-(4-モルホリニル)プロピル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
ステップ1〜11:7-{[4-フルオロ-2-(トリフルオロメチル)フェニル]メチル}-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸メチルの合成
標記化合物を4-フルオロ-2-(トリフルオロメチル)ベンズアルデヒド及び5-ブロモ-2-(メチルオキシ)ピリジンから実施例89のステップ1〜4及び実施例132のステップ2〜7に記載されている方法に類似の方法を用いて製造した。生成物をベージュ色固体として得た。H NMR(d-DMSO)δ 11.50(1H,s),8.40(1H,d,J=1.5Hz),7.67(1H,dd,J=9.3,2.7Hz),7.56-7.48(2H,m),7.27(1H,s),4.29(2H,s),3.74(3H,s)。HRMS 計算値(C1812+H):397.0811、実測値:397.0818。
ステップ12:7-{[4-フルオロ-2-(トリフルオロメチル)フェニル]メチル}-4-ヒドロキシ-N-[3-(4-モルホリニル)プロピル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミドの合成
標記化合物を7-{[4-フルオロ-2-(トリフルオロメチル)フェニル]メチル}-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸メチル及び[3-(4-モルホリニル)プロピル]アミンから実施例9に記載されている方法に類似の方法を用いて製造し、逆相分取HPLC(固定相 C-18;移動相 10〜100% CHCN/水/0.1% ギ酸)により精製した。生成物を白色固体として得た。H NMR(d-DMSO)δ 11.74(1H,s),10.26(1H,br t,J=6Hz),8.45(1H,d,J=1.6Hz),7.67(1H,dd,J=9.3,2.6Hz),7.59-7.50(2H,m),7.29(1H,s),4.29(2H,s),3.55(4H,m),3.39(2H,q,J=6Hz),2.31(6H,m),2.68(2H,m,J=7Hz)。HRMS 計算値(C2424+H):509.1812、実測値:509.1806。
(実施例233)
7-{[4-フルオロ-2-(トリフルオロメチル)フェニル]メチル}-4-ヒドロキシ-N-[2-(4-モルホリニル)エチル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を7-{[4-フルオロ-2-(トリフルオロメチル)フェニル]メチル}-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸メチル及び[2-(4-モルホリニル)エチル]アミンから実施例9に記載されている方法に類似の方法を用いて製造し、逆相分取HPLC(固定相 C-18;移動相 10〜100% CHCN/水/0.1% ギ酸)により精製した。生成物を白色固体として得た。H NMR(d-DMSO)δ 11.72(1H,s),10.34(1H,br t,J=5Hz),8.45(1H,d,J=1.2Hz),7.67(1H,dd,J=9.3,2.6Hz),7.59-7.50(4H,m),7.29(1H,s),4.29(2H,s),3.56(4H,m),3.46(2H,q,J=6Hz),2.40(4H,m)。HRMS 計算値(C2322+H):495.1655、実測値:495.1659。
(実施例234)
(±)-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシ-1-メチルエチル)-2-オキソ-1-[2-オキソ-2-(1-ピロリジニル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1-[2-オキソ-2-(1-ピロリジニル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル及び(±)-2-アミノ-1-プロパノールから実施例9に記載されている方法に類似の方法を用いて製造し、逆相分取HPLC(固定相 C-18;移動相 10〜100% CHCN/水/0.1% ギ酸)により精製した。生成物を白色固体として得た。H NMR(CDCl)δ 10.16(1H,d,J=8Hz),8.54(1H,s),7.15(2H,dd,J=8.5,5.3Hz),7.04(1H,s),7.02(2H,t,J=8.5Hz),4.90(1H,d,J=17Hz),4.83(1H,d,J=17Hz),4.27(1H,m),4.11(2H,s),3.76(1H,m),3.66(1H,m),3.50-3.44(4H,m),2.24(1H,br),2.05(2H,m,J=7Hz),1.89(2H,m,J=7Hz),1.29(3H,d,J=7Hz)。HRMS 計算値(C2527FN+H):483.2044、実測値:483.2047。
(実施例235)
7-{[4-フルオロ-2-(トリフルオロメチル)フェニル]メチル}-4-ヒドロキシ-N-(3-ヒドロキシ-2,2-ジメチルプロピル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を7-{[4-フルオロ-2-(トリフルオロメチル)フェニル]メチル}-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸メチル及び3-アミノ-2,2-ジメチル-1-プロパノールから実施例9に記載されている方法に類似の方法を用いて製造し、逆相分取HPLC(固定相 C-18;移動相 10〜100% CHCN/水/0.1% ギ酸)により精製した。生成物を白色固体として得た。H NMR(d-DMSO)δ 11.70(1H,s),10.37(1H,t,J=6Hz),8.47(1H,d,J=1.5Hz),7.67(1H,dd,J=9.3,2.4Hz),7.59-7.51(2H,m),7.30(1H,s),4.72(1H,t,J=5Hz),4.30(2H,s),3.23(2H,d,J=6Hz),3.16(2H,d,J=5Hz),0.83(6H,s)。HRMS 計算値(C2221+H):468.1546、実測値:468.1558。
(実施例236)
7-{[4-フルオロ-2-(トリフルオロメチル)フェニル]メチル}-4-ヒドロキシ-N-[2-(メチルオキシ)エチル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を7-{[4-フルオロ-2-(トリフルオロメチル)フェニル]メチル}-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸メチル及び2-メトキシエチルアミンから実施例9に記載されている方法に類似の方法を用いて製造し、DMSO及びMeOHから再結晶化することにより精製した。生成物を白色固体として得た。H NMR(d-DMSO)δ 11.72(1H,s),10.28(1H,br t,J=5Hz),8.47(1H,s),7.67(1H,dd,J=9.3,2.5Hz),7.59-7.51(2H,m),7.30(1H,s),4.29(2H,s),3.52-3.46(4H,m),3.26(3H,s)。HRMS 計算値(C2017+H):440.1233、実測値:440.1224。
(実施例237)
1-[2-(ジメチルアミノ)-2-オキソエチル]-7-(4-フルオロベンジル)-4-ヒドロキシ-N-メチル-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物をメチルアミンをエタノール中に含む溶液を用いて実施例89に類似の方法により製造して白色綿状物を得た。H NMR(d-DMSO)δ 9.99(1H,m),8.51(1H,s),7.77(1H,s),7.31(2H,m),7.12(2H,m),5.11(2H,s),4.11(2H,s),3.12(3H,s),2.87(3H,s),2.81(3H,)。HRMS 計算値(C2121FN+H):413.1625、実測値:413.1616。
(実施例238)
4-{[7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-3-({[2-(メチルオキシ)エチル]アミノ}カルボニル)-2-オキソ-1,5-ナフチリジン-1(2H)-イル]メチル}-1-ピペリジンカルボン酸フェニルメチル
標記化合物を過剰のアミン及び溶媒としてエタノールを用いて実施例152に記載されている方法と同様にして製造して白色固体を得た。H NMR(400MHz,CDCl)δ 10.27(m,1H),8.56(s,1H),7.36-7.28(m,5H),7.18(s,1H),7.15(dd,J=8.6,5.4Hz,2H),7.03(t,J=8.7Hz,2H),5.11(s,2H),4.12(s,2H),4.25-4.07(m,4H),3.62(m,2H),3.57(m,2H),3.39(s,3H),2.60(m,2H),1.74(m,1H),1.46(m,2H),1.22(m,2H)。HRMS m/z 計算値(C3336F(M+H)):603.2619、実測値:603.2611。
(実施例239)
4-{[7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-3-{[(2-ヒドロキシエチル)アミノ]カルボニル}-2-オキソ-1,5-ナフチリジン-1(2H)-イル]メチル}-1-ピペリジンカルボン酸フェニルメチル
標記化合物を過剰のアミン及び溶媒としてエタノールを用いて実施例152に記載されている方法と同様にして製造して白色固体を得た。H NMR(400MHz,CDCl)δ 10.42(m,1H),8.58(s,1H),7.38-7.30(m,5H),7.20(s,1H),7.17(dd,J=8.5,5.4Hz,2H),7.05(t,J=8.5Hz,2H),5.13(s,2H),4.15(s,2H),4.04(m,4H),3.86(t,J=5.1Hz,2H),3.64(m,2H),2.61(m,2H),1.74(m,1H),1.47(m,2H),1.23(m,2H)。HRMS m/z 計算値(C3234F(M+H)):589.2462、実測値:589.2445。
(実施例240)
1-[2-(ジエチルアミノ)-2-オキソエチル]-7-(4-フルオロベンジル)-4-ヒドロキシ-N-(2-メトキシエチル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を1-[2-(ジエチルアミノ)-2-オキソエチル]-7-[4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチルから、2-メトキシエチルアミンを用いて実施例237と同様にして製造して黄褐色固体を得た。H NMR(d-DMSO)δ 10.20(1H,m),8.55(1H,s),7.55(1H,s),7.30(2H,m),7.11(2H,m),5.73(2H,s),4.11(2H,s),3.44(6H,m),3.30(3H,s),3.26(2H,m),1.20(3H,t,J=7Hz),0.97(3H,t,J=7Hz)。HRMS 計算値(C2529FN+H):485.2200、実測値:485.2186。
(実施例241)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[2-(メチルオキシ)エチル]-2-オキソ-1-(4-ピペリジニルメチル)-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
4-{[7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-3-({[2-(メチルオキシ)エチル]アミノ}カルボニル)-2-オキソ-1,5-ナフチリジン-1(2H)-イル]メチル}-1-ピペリジンカルボン酸フェニルメチル(18mg,0.03mmol)をメタノール(3mL)中に含む溶液に炭素担持パラジウム(10wt%,18mg)を添加した。反応混合物に水素を数分間通気した後、反応がLC/MSにより完全と判断されるまで雰囲気を水素バルーンで維持した。生じた懸濁液をセライトパッドを介して濾過した。濾液を真空中で濃縮して、標記化合物(10mg,71%)を白色固体として得た。H NMR(400MHz,CDCl)δ 10.23(m,1H),8.48(s,1H),7.36(s,1H),7.14(dd,J=8.4,5.4Hz,2H),6.99(t,J=8.6Hz,2H),4.09(s,2H),4.02(m,2H),3.57(m,2H),3.53(m,2H),3.35(s,3H),3.14(m,2H),2.52(m,2H),1.78(m,1H),1.56-1.39(m,4H)。HRMS m/z 計算値(C2530F(M+H)):469.2251、実測値:469.2252。
(実施例242)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシエチル)-2-オキソ-1-(4-ピペリジニルメチル)-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を実施例241に記載されている方法と同様にして製造して白色固体を得た。H NMR(400MHz,DMSO-d)δ 10.42(m,1H),8.52(s,1H),7.89(s,1H),7.38(dd,J=8.5,5.9Hz,2H),7.14(t,J=9.0Hz,2H),4.91(m,1H),4.16(s,2H),4.11(m,2H),3.55(m,2H),3.41(m,2H),2.97(m,2H),2.39(m,2H),1.75(m,1H),1.47(m,2H),1.23(m,2H)。HRMS m/z 計算値(C2428F(M+H)):455.2095、実測値:455.2111。
(実施例243)
7-[(3,4-ジフルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(3-ヒドロキシ-2,2-ジメチルプロピル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を7-[(3,4-ジフルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル及び3-アミノ-2,2-ジメチルプロパノールから実施例9に記載されている方法に類似の方法を用いて製造し、オフホワイト色固体として得た。H NMR(d-DMSO)δ 8.40(1H,br s),7.41-7.36(3H,m),7.12(1H,br s),4.70(1H,br s),4.07(2H,s),3.20-3.15(4H,m),0.83(3H,s),0.77(3H,s)。HRMS 計算値(C2121+H):418.1578、実測値:418.1573。
(実施例244)
1-[2-(ジメチルアミノ)-2-オキソエチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-3-({[2-(メチルオキシ)エチル]アミノ}カルボニル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-4-オールナトリウム塩
1-[2-(ジメチルアミノ)-2-オキソエチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[2-(メチルオキシ)エチル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド(15.5g,33.96mmol)及びEtOH(600mL)の混合物を1N NaOH(39mL,39mmol)で処理し、室温で2時間撹拌した。反応混合物を減圧下で部分的に濃縮した。固体物質を濾過し、EtOHで洗浄し、高真空下で乾燥して、生成物をオフホワイト色固体として得た。H NMR(d-DMSO)δ 10.60(1H,br),8.14(1H,s),7.26(3H,m),7.10(2H,t,J=8.8Hz),4.92(2H,s),3.99(2H,s),3.36(4H,m),3.24(3H,s),3.08(3H,s)。ES-MS:455(M-,100)。
(実施例245)
1-[2-(ジメチルアミノ)-2-オキソエチル]-N-[2-(エチルオキシ)エチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
1-[2-(ジメチルアミノ)-2-オキソエチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル(44mg,0.103mmol)及び2-エトキシエチルアミン(15μL,0.135mmol)をDMF(0.9mL)中に含む溶液を100℃で1.5時間加熱した。反応混合物を水で希釈し、生じた沈殿を濾過により集めた。濾過ケーキを水及びMeOHで洗浄し、真空下で乾燥して、生成物を白色固体として得た。H NMR(d-DMSO)δ 10.23(1H,br m),8.51(1H,s),7.74(1H,s),7.31(2H,dd,J=8.4,5.7Hz),7.12(2H,t,J〜9Hz),5.12(2H,s),4.11(2H,s),3.51(4H,s),3.46(2H,q,J=7Hz),3.12(3H,s),2.81(3H,s),1.10(3H,t,J=7Hz)。HRMS 計算値(C2427FN+H):471.2044、実測値:471.2050。
(実施例246)
1-[2-(ジメチルアミノ)-2-オキソエチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシエチル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を1-[2-(ジメチルアミノ)-2-オキソエチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル及びエタノールアミンから実施例9に記載されている方法に類似の方法を用いて製造し、DMSO及びMeOHからの再結晶化により精製した。生成物を白色固体として得た。H NMR(d-DMSO)δ 10.53(1H,br),8.14(1H,s),7.26(3H,m),7.10(2H,t,J=9Hz),4.92(2H,s),4.74(1H,br t),3.99(2H,s),3.45(2H,m),3.27(2H,m),3.08(3H,),2.78(3H,s)。HRMS 計算値(C2223FN+H):443.1731、実測値:443.1738。
(実施例247)
4-{[7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-3-[(メチルアミノ)カルボニル]-2-オキソ-1,5-ナフチリジン-1(2H)-イル]メチル}-1-ピペリジンカルボン酸フェニルメチル
標記化合物を過剰のアミン及び溶媒としてエタノールを用いて実施例152に記載されている方法と同様にして製造して白色固体を得た。H NMR(400MHz,CDCl)δ 10.03(m,1H),8.57(s,1H),7.36-7.29(m,5H),7.18(s,1H),7.15(m,2H),7.03(m,2H),5.11(s,2H),4.13(s,2H),4.05(m,4H),2.99(d,J=4.8Hz,3H),2.60(m,2H),1.71(m,1H),1.46(m,2H),1.23(m,2H)。HRMS m/z 計算値(C3131FNa(M+Na)):581.2176、実測値:581.2164。
(実施例248)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-(1H-イミダゾール-2-イルメチル)-N-メチル-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を過剰のアミン及び溶媒としてエタノールを用いて実施例152に記載されている方法と同様にして製造して白色固体を得た。H NMR(400MHz,DMSO-d)δ 11.85(s,1H),10.07(s,1H),8.52(s,1H),7.97(s,1H),7.25(m,2H),7.08(t,J=8.8Hz,2H),6.98(s,1H),6.78(s,1H),5.48(s,2H),4.06(s,2H),2.90(d,J=4.3Hz,3H)。HRMS m/z 計算値(C2118FNa(M+H)):430.1291、実測値:430.1299。
(実施例249)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシエチル)-1-(1H-イミダゾール-2-イルメチル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を過剰のアミン及び溶媒としてエタノールを用いて実施例152に記載されている方法と同様にして製造して白色固体を得た。H NMR(400MHz,DMSO-d)δ 11.89(br,1H),10.31(m,1H),8.51(s,1H),7.99(s,1H),7.25(dd,J=8.7,5.5Hz,2H),7.07(t,J=8.8Hz,2H),6.97(s,1H),6.77(s,1H),5.46(s,2H),4.91(m,1H),4.06(s,2H),3.53(m,2H),3.42(m,2H)。HRMS m/z 計算値(C2221F(M+H)):438.1578、実測値:438.1574。
(実施例250)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-メチル-2-オキソ-1-(4-ピペリジニルメチル)-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を実施例241に記載されている方法と同様にして製造して白色固体を得た。H NMR(400MHz,DO中DMSO-d/NaOD)δ 8.19(s,1H),7.53(s,1H),7.29(m,2H),7.08(m,2H),4.03(s,2H),2.77(m,2H),2.68(s,3H),2.14(m,2H),1.66-1.03(m,7H)。HRMS m/z 計算値(C2326F(M+H)):425.1989、実測値:425.1989。
(実施例251)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[2-(4-モルホリニル)エチル]-2-オキソ-1-(4-ピペリジニルメチル)-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を実施例241に記載されている方法と同様にして製造して白色固体を得た。H NMR(400MHz,CDCl)δ 10.28(m,1H),8.56(s,1H),7.23(s,1H),7.16(m,2H),7.04(m,2H),4.12(s,2H),4.04(br,2H),3.71(m,4H),3.55(m,2H),3.27-2.87(m,2H),2.60(m,4H),2.50(m,4H),1.76(m,1H),1.62-1.20(m,4H)。HRMS m/z 計算値(C2835F(M+H)):524.2673、実測値:524.2699。
(実施例252)
1-(4-フルオロフェニル)-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-N-[3-(2-オキソ-1-ピロリジニル)プロピル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
1-(4-フルオロフェニル)-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル(15mg,0.0344mmol)及び1-(3-アミノプロピル)-2-ピロリジノン(0.05mL)から実施例196に記載されている方法と同様にして、逆相HPLCにより精製した後、1-(4-フルオロフェニル)-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-N-[3-(2-オキソ-1-ピロリジニル)プロピル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド(10mg,56%の収率)を白色固体として製造した。H NMR(CDCl)δ 10.03(t,J=5.6Hz,1H),8.50(s,1H),7.29-7.17(m,2H),7.20-7.16(m,2H),7.01-6.91(m,4H),6.69(s,1H),3.93(s,2H),3.44-3.32(m,6H),2.35(t,J=8Hz,2H),2.04-1.96(m,2H),1.89-1.78(m,2H)。MS m/z 533(M+1)。
(実施例253)
1-[2-(ジエチルアミノ)-2-オキソエチル]-7-(4-フルオロベンジル)-4-ヒドロキシ-N-(2-メトキシエチル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物をメチルアミンをエタノール中に含む溶液を用いて実施例240と同様にして製造して白色固体を得た。H NMR(CDCl)δ 9.94(1H,m),8.54(1H,s),7.13(2H,m),7.00(2H,m),6.99(1H,s),4.92(2H,s),4.09(2H,s),3.36(4H,m),2.98(3H,d,J=5Hz),1.22(3H,t,J=7Hz),1.09(3H,t,J=7Hz)。HRMS 計算値(C2325FN+H):441.1930、実測値:441.1957。
(実施例254)
1-[2-(ジエチルアミノ)-2-オキソエチル]-7-(4-フルオロベンジル)-4-ヒドロキシ-N-(3-ヒドロキシ-2,2-ジメチルプロピル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を3-アミノ-2,2-ジメチル-1-プロパノールを用いて実施例240と同様にして製造して黄褐色固体を得た。H NMR(CDCl)δ 10.32(1H,m),8.56(1H,s),7.13(2H,m),7.03(2H,m),6.95(1H,s),4.93(2H,s),4.10(2H,s),3.23-3.40(8H,m),1.21(3H,t,J=7Hz),1.09(3H,t,J=7Hz),0.94(6H,s)。HRMS 計算値(C2733FN+H):513.2513、実測値:513.2526。
(実施例255)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-(1H-イミダゾール-2-イルメチル)-N-[2-(メチルオキシ)エチル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を過剰のアミン及び溶媒としてエタノールを用いて実施例152に記載されている方法と同様にして製造して白色固体を得た。H NMR(300MHz,DMSO-d)δ 11.95(s,1H),10.35(m,1H),8.58(s,1H),8.04(s,1H),7.31(dd,J=8.2,5.7Hz,2H),7.13(t,J=8.8Hz,2H),7.04(s,1H),6.83(s,1H),5.53(s,2H),4.12(s,2H),3.63-3.52(m,4H),3.35(s,3H)。HRMS m/z 計算値(C2323F(M+H)):452.1734、実測値:452.1728。
(実施例256)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-N-[3-(2-オキソ-1-ピロリジニル)プロピル]-1-(4-ピペリジニルメチル)-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を実施例241に記載されている方法と同様にして製造して白色固体を得た。H NMR(400MHz,CDCl)δ 10.27(m,1H),8.55(s,1H),7.26(s,1H),7.16(dd,J=8.1,5.6Hz,2H),7.02(t,J=8.6Hz,2H),4.12(s,2H),4.01(br,2H),3.46-3.34(m,6H),2.98(br,2H),2.37(m,2H),2.02(m,2H),1.86(m,2H),1.86-1.10(m,5H)。HRMS m/z 計算値(C2935F(M+H)):536.2673、実測値:536.2678。
(実施例257)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-(1H-イミダゾール-2-イルメチル)-2-オキソ-N-[3-(2-オキソ-1-ピロリジニル)プロピル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を過剰のアミン及び溶媒としてエタノールを用いて実施例152に記載されている方法と同様にして製造して白色固体を得た。H NMR(400MHz,DMSO-d)δ 11.87(s,1H),10.21(m,1H),8.51(s,1H),7.95(s,1H),7.24(dd,J=8.6,5.5Hz,2H),7.06(t,J=8.9Hz,2H),6.97(s,1H),6.76(s,1H),5.47(s,2H),4.05(s,2H),3.34-3.27(m,4H),3.21(m,2H),2.16(m,2H),1.87(m,2H),1.72(m,2H)。HRMS m/z 計算値(C2728F(M+H)):519.2156、実測値:519.2152。
(実施例258)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-(1H-イミダゾール-2-イルメチル)-N-[2-(4-モルホリニル)エチル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を過剰のアミ及び溶媒としてエタノールを用いて実施例152に記載されている方法と同様にして製造して白色固体をギ酸塩として得た。H NMR(400MHz,CDCl)δ 10.23(m,1H),8.51(s,1H),8.26(s,1H),8.22(s,1H),7.18(dd,J=8.2,5.5Hz,2H),7.01-6.97(m,4H),5.48(s,2H),4.13(s,2H),3.80(m,4H),3.65(m,2H),2.74(m,2H),2.65(m,4H)。HRMS m/z 計算値(C2628F(M+H)):507.2156、実測値:507.2153。
(実施例259)
N-シクロブチル-1-[2-(ジメチルアミノ)-2-オキソエチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を1-[2-(ジメチルアミノ)-2-オキソエチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル及びシクロブチルアミンから実施例245に記載されている方法に類似の方法を用いて製造した。生成物を白色固体として得た。H NMR(d-DMSO)δ 10.34(1H,br),8.49(1H,br),7.77(1H,br),7.30(2H,m),7.12(2H,t,J=8.8Hz),5.10(2H,br s),4.39(1H,m),4.09(2H,br s),3.11(3H,s),2.81(3H,s),2.27(2H,m),1.99(2H,m),1.70(2H,m)。HRMS 計算値(C2425FN+H):453.1938、実測値:453.1937。
(実施例260)
1-[2-(ジメチルアミノ)-2-オキソエチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(3-ヒドロキシ-2,2-ジメチルプロピル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を1-[2-(ジメチルアミノ)-2-オキソエチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル及び3-アミノ-2,2-ジメチル-1-プロパノールから実施例245に記載されている方法に類似の方法を用いて製造し、逆相分取HPLC(固定相 C-18;移動相 10〜100% CHCN/水/0.1% ギ酸)により精製した。生成物を白色固体として得た。H NMR(d-DMSO)δ 10.29(1H,t,J=6Hz),8.51(1H,s),7.72(1H,s),7.31(2H,dd,J=9,5.6Hz),7.12(2H,t,J=9Hz),5.13(2H,s),4.76(1H,t,J=5Hz),4.11(2H,s),3.25(2H,d,J=6Hz),3.17(2H,d,J=5Hz),3.12(3H,s),2.82(3H,s),0.83(6H,s)。HRMS 計算値(C2529FN+H):485.2200、実測値:485.2188。
(実施例261)
1-[2-(ジメチルアミノ)-2-オキソエチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(3-ヒドロキシプロピル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を1-[2-(ジメチルアミノ)-2-オキソエチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル及び3-アミノ-1-プロパノールから実施例245に記載されている方法に類似の方法を用いて製造し、逆相分取HPLC(固定相 C-18;移動相 10〜100% CHCN/水/0.1% ギ酸)により精製した。生成物を白色固体として得た。H NMR(d-DMSO)δ 10.56(1H,br),8.16(1H,br s),7.26(3H,m),7.10(2H,t,J=8.8Hz),4.93(2H,s),4.50(1H,br t),3.99(2H,s),4.43(2H,m),3.27(2H,m),3.08(3H,s),2.78(3H,s),1.58(2H,m,J=6Hz)。HRMS 計算値(C2325FN+H):457.1887、実測値:457.1903。
(実施例262)
1-[2-(ジメチルアミノ)-2-オキソエチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-{2-[(2-ヒドロキシエチル)オキシ]エチル}-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を1-[2-(ジメチルアミノ)-2-オキソエチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル及び2-[(2-アミノエチル)オキシ]エタノールから実施例245に記載されている方法に類似の方法を用いて製造し、逆相分取HPLC(固定相 C-18;移動相 10〜100% CHCN/水/0.1% ギ酸)により精製した。生成物を白色固体として得た。H NMR(d-DMSO)δ 10.22(1H,br t),8.51(1H,s),7.74(1H,s),7.31(2H,dd,J=8.4,5.7Hz),7.12(2H,t,J〜9Hz),5.12(2H,s),4.59(1H,t,J=5Hz),4.11(2H,s),3.57-3.38(8H,m),3.12(3H,s),2.82(3H,s)。HRMS 計算値(C2427FN+H):487.1993、実測値:487.2007。
(実施例263)
1-(4-フルオロフェニル)-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[2-(4-モルホリニル)エチル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
1-(4-フルオロフェニル)-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル(15mg,0.0344mmol)及び[2-(4-モルホリニル)エチル]アミン(0.05mL)から実施例196に記載されている方法と同様にして、逆相HPLCにより精製した後、1-(4-フルオロフェニル)-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[2-(4-モルホリニル)エチル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド(10mg,56%の収率)を黄色固体として製造した。H NMR(CDCl)δ 10.03(br s,1H),8.51(s,1H),7.29-7.24(m,2H),7.20-7.16(m,2H),7.01-6.91(m,4H),6.69(s,1H),3.93(s,2H),3.68(m,4H),3.56(m,2H),2.59(m,2H),2.51(m,4H)。MS m/z 521(M+1)。
(実施例264)
1-(4-フルオロフェニル)-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-メチル-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
1-(4-フルオロフェニル)-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル(22mg,0.0504mmol)及びメチルアミン(0.1mLのエタノール中8M溶液)から実施例196に記載されている方法と同様にして、逆相HPLCにより精製した後、1-(4-フルオロフェニル)-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-メチル-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド(6mg,29%の収率)を黄褐色固体として製造した。H NMR(CDCl)δ 9.87(br s,1H),8.52(s,1H),7.30-7.24(m,2H),7.20-7.16(m,2H),7.01-6.91(m,4H),6.71(s,1H),3.94(s,2H),2.96(d,J=4.8Hz,3H)。MS m/z 422(M+1)。
(実施例265)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[2-(メチルオキシ)エチル]-1-[3-(メチルスルホニル)プロピル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
5-[(4-フルオロフェニル)メチル]-3-{[3-(メチルチオ)プロピル]アミノ}-2-ピリジンカルボン酸エチル
3-アミノ-5-[(4-フルオロフェニル)メチル]-2-ピリジンカルボン酸エチル(150mg,0.547mmol)を1,2-ジクロロエタン(2mL)中に含む溶液に3-(メチルチオ)プロピオンアルデヒド(82μL,0.821mmol)、酢酸(156μL,2.74mmol)及びトリアセトキシホウ水素化ナトリウム(232mg,1.09mmol)を添加した。反応混合物を室温で一晩撹拌した。反応混合物をジクロロメタンで希釈し、水及びブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥した。濾過し、濃縮し、次いでフラッシュクロマトグラフィー(ジクロロメタン中0〜5% メタノール)により精製して、5-[(4-フルオロフェニル)メチル]-3-{[3-(メチルチオ)プロピル]アミノ}-2-ピリジンカルボン酸エチルを淡黄色油状物として得た。H NMR(400MHz,CDCl)δ 7.85(d,J=1.5Hz,1H),7.73(t,J=5.1Hz,1H),7.11(dd,J=8.4,5.5Hz,2H),6.96(t,J=8.6Hz,2H),6.82(s,1H),4.40(q,J=7.1Hz,2H),3.90(s,2H),3.24(m,2H),2.58(m,2H),2.07(s,3H),1.90(m,2H),1.41(t,J=7.1Hz,3H)。MS m/z 363(M+H)
3-{[3-(エチルオキシ)-3-オキソプロパノイル][3-(メチルチオ)プロピル]アミノ}-5-[(4-フルオロフェニル)メチル]-2-ピリジンカルボン酸エチル
標記化合物を5-[(4-フルオロフェニル)メチル]-3-{[3-(メチルチオ)プロピル]アミノ}-2-ピリジンカルボン酸エチルから実施例202に記載されている方法に類似の方法を用いて製造した。粗な物質をクロマトグラフィー(ジクロロメタン中0〜5% メタノール)にかけて、3-{[3-(エチルオキシ)-3-オキソプロパノイル][3-(メチルチオ)プロピル]アミノ}-5-[(4-フルオロフェニル)メチル]-2-ピリジンカルボン酸エチルを透明油状物として得た。H NMR(400MHz,CDCl)δ 8.62(d,J=1.4Hz,1H),7.47(d,J=1.3Hz,1H),7.13(dd,J=8.4,5.5Hz,2H),7.02(t,J=8.6Hz,2H),4.42(q,J=7.1Hz,2H),4.24(q,J=7.2Hz,2H),4.07-3.97(m,2H),4.04(s,2H),3.38-3.01(m,2H),2.46(m,2H),2.01(s,3H),1.75(s,2H),1.41-1.15(m,6H)。MS m/z 477(M+H)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-[3-(メチルチオ)プロピル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル
標記化合物を5-[(4-フルオロフェニル)メチル]-3-{[3-(メチルチオ)プロピル]アミノ}-2-ピリジンカルボン酸エチルから実施例202に記載されている方法に類似の方法を用いて製造した。粗な物質は空気酸化のために30%のS-メチル生成物と70%のスルホキシドの混合物と見られる。S-メチル:MS m/z 429(M-H)-
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-[3-(メチルスルホニル)プロピル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル
30%の7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-[3-(メチルチオ)プロピル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチルと70%の7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-[3-(メチルスルフィニル)プロピル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル(269mg,〜0.611mmol)をジクロロメタン(10mL)中に含む冷(0℃)溶液にm-クロロペルオキシ安息香酸(158mg,0.915mmol)を添加した。反応混合物を室温まで加温し、3時間撹拌した。反応混合物をジクロロメタンで希釈し、水及びブラインで洗浄した後、硫酸ナトリウムで乾燥した。濾過し、濃縮して、7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-[3-(メチルスルホニル)プロピル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチルを白色固体として得た。H NMR(400MHz,CDCl)δ 8.55(s,1H),7.66(s,1H),7.22(dd,J=8.5,5.5Hz,2H),7.03(t,J=8.5Hz,2H),4.52(q,J=7.1Hz,2H),4.39(t,J=7.8Hz,2H),4.13(s,2H),3.16(t,J=6.9Hz,2H),2.95(s,3H),2.22(m,2H),1.48(t,J=7.0Hz,3H)。MS m/z 461(M-H)-
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[2-(メチルオキシ)エチル]-1-[3-(メチルスルホニル)プロピル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-[3-(メチルスルホニル)プロピル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル及び2-メトキシエチルアミンから実施例202に記載されている方法に類似の方法を用いて製造し、白色固体として得た。H NMR(400MHz,CDCl)δ 10.22(s,1H),8.57(s,1H),7.67(s,1H),7.21(dd,J=8.6,5.5Hz,2H),7.01(t,J=8.7Hz,2H),4.39(t,J=7.8Hz,2H),4.12(s,2H),3.65(m,2H),3.59(m,2H),3.41(s,3H),3.14(t,J=7.0Hz,2H),2.95(s,3H),2.21(m,2H)。HRMS 計算値(C2326FNS(M+H)):492.1526、実測値:492.1603。
(実施例266)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシエチル)-1-[3-(メチルスルホニル)プロピル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-[3-(メチルスルホニル)プロピル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル及びエタノールアミンから実施例202に記載されている方法に類似の方法を用いて製造し、白色固体として得た。H NMR(400MHz,CDCl)δ 10.33(t,J=4.9Hz,1H),8.56(s,1H),7.67(s,1H),7.22(dd,J=8.4,5.4Hz,2H),7.01(t,J=8.6Hz,2H),4.37(t,J=7.8Hz,2H),4.12(s,2H),3.86(t,J=5.2Hz,2H),3.63(m,2H),3.14(t,J=6.8Hz,2H),2.95(s,3H),2.18(m,2H)。HRMS 計算値(C2224FNS(M+H)):478.1370、実測値:478.1440。
(実施例267)
7-(4-フルオロベンジル)-4-ヒドロキシ-N-(2-イソプロポキシエチル)-1-メチル-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を2-アミノエチルイソプロピルエーテを用いて実施例96と同様にして製造して白色固体を得た。H NMR(CDCl)δ 10.35(1H,m),8.56(1H,s),7.38(1H,s),7.15(2H,m),7.02(2H,m),4.13(2H,s),3.62(5H,m),3.58(3H,s),1.19(6H,d,J=6Hz)。HRMS 計算値(C2224FN+H):414.1829、実測値:414.1834。
(実施例268)
1-(4-フルオロフェニル)-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシプロピル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
1-(4-フルオロフェニル)-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル(20mg,0.043mmol)及び1-アミノ-2-プロパノール(0.05mL)から実施例196に記載されている方法と同様にして、1-(4-フルオロフェニル)-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシプロピル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド(15mg,75%の収率)を白色固体として製造した。H NMR(CDCl)δ 10.22(br s,1H),8.53(s,1H),7.31-7.25(m,2H),7.22-7.18(m,2H),7.03-6.92(m,4H),6.72(s,1H),4.03(m,1H),3.94(s,2H),3.56(m,1H),3.36(m,1H),1.24(d,J=6.4Hz,3H)。MS m/z 466(M+1)。
(実施例269)
N-[2-(アセチルアミノ)エチル]-1-(4-フルオロフェニル)-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
1-(4-フルオロフェニル)-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル(20mg,0.043mmol)及びN-(2-アミノエチル)アセトアミド(60mg,0.595mmol)から実施例196に記載されている方法と同様にして、逆相HPLCにより精製した後、N-[2-(アセチルアミノ)エチル]-1-(4-フルオロフェニル)-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド(12mg,57%の収率)を白色固体として製造した。H NMR(CDCl)δ 10.17(br s,1H),8.54(s,1H),7.32-7.27(m,2H),7.22-7.18(m,2H),7.03-6.93(m,4H),6.74(s,1H),6.03(br s,1H),3.96(s,2H),3.58(m,2H),3.46(m,2H),1.97(s,3H)。MS m/z 493(M+1)。
(実施例270)
1-(4-フルオロフェニル)-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシ-1-メチルエチル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
1-(4-フルオロフェニル)-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル(20mg,0.043mmol)及び2-アミノ-1-プロパノール(0.05mL)から実施例196に記載されている方法と同様にして、逆相HPLCにより精製した後、1-(4-フルオロフェニル)-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシ-1-メチルエチル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド(8.8mg,44%の収率)を白色固体として製造した。H NMR(CDCl)δ 10.06(d,J=7.6Hz,1H),8.53(s,1H),7.31-7.27(m,2H),7.22-7.18(m,2H),7.03-6.93(m,4H),6.71(s,1H),4.29(m,1H),3.95(s,2H),3.73(dd,J=10.8,4Hz,1H),3.62(dd,J=10.8,6.4Hz,1H),1.26(d,J=6.8Hz,3H)。MS m/z 466(M+1)。
(実施例271)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-[3-(メチルスルホニル)プロピル]-2-オキソ-N-[3-(2-オキソ-1-ピロリジニル)プロピル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-[3-(メチルスルホニル)プロピル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル及び1-(3-アミノプロピル)-2-ピロリジノンから実施例202に記載されている方法に類似の方法を用いて製造し、白色固体として得た。H NMR(400MHz,CDCl)δ 10.23(t,J=5.5Hz,1H),8.55(s,1H),7.65(s,1H),7.20(dd,J=8.5,5.4Hz,2H),7.00(t,J=8.8Hz,2H),4.39(t,J=7.7Hz,2H),4.11(s,2H),3.46-3.35(m,6H),3.13(t,J=7.1Hz,2H),2.94(s,3H),2.39(t,J=8.2Hz,2H),2.19(m,2H),2.03(m,2H),1.85(m,2H)。HRMS 計算値(C2731FNS(M+H)):559.1948、実測値559.2055。
(実施例272)
N-(2-エトキシエチル)-7-(4-フルオロベンジル)-4-ヒドロキシ-1-メチル-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を2-エトキシエチルアミンを用いて実施例96と同様に製造して白色固体を得た。H NMR(CDCl)δ 10.35(1H,m),8.57(1H,s),7.38(1H,s),7.15(2H,m),7.02(2H,m),4.13(2H,s),3.63(4H,m),3.58(3H,s),3.56(2H,m),1.23(3H,t,J=7Hz)を得た。HRMS 計算値(C2122FN+H):400.1673、実測値:400.1692。
(実施例273)
7-(4-フルオロベンジル)-4-ヒドロキシ-1-メチル-2-オキソ-N-(2-プロポキシエチル)-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を2-N-プロポキシエチルアミンを用いて実施例96と同様に製造して白色固体を得た。H NMR(CDCl)δ 10.36(1H,m),8.57(1H,s),7.38(1H,s),7.15(2H,m),7.02(2H,m),4.13(2H,s),3.63(4H,m),3.58(3H,s),3.45(2H,m),1.62(2H,m),0.94(3H,t,J=7Hz)。HRMS 計算値(C2224FN+H):414.1829、実測値:414.1825。
(実施例274)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(4-ヒドロキシブチル)-1-(1H-イミダゾール-2-イルメチル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を過剰のアミン及び溶媒としてエタノールを用いて実施例152に記載されている方法と同様にして製造して白色固体を得た。H NMR(400MHz,CDCl)δ 10.03(br,1H),8.30(s,1H),7.95(s,1H),7.03(dd,J=8.4,5.3Hz,2H),6.83(t,J=8.7Hz,2H),6.81(s,2H),5.30(s,2H),3.99(s,2H),3.50(m,2H),3.34(m,2H),1.64-1.48(m,4H)。HRMS m/z 計算値(C2425(M+H)):466.1891、実測値:466.1906。
(実施例275)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-{3-[(1-メチルエチル)オキシ]プロピル}-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル及び3-イソプロポキシプロピルアミンから実施例2に記載されている方法に類似の方法を用いて製造し、白色固体として得た。H NMR(d-DMSO)δ 11.73(1H,br s),10.71(1H,br s),10.23(1H,br s),8.17(1H,br s),7.28-7.24(3H,m),7.15-7.10(2H,t,J=8.4Hz),4.00(2H,s),3.52-3.46(1H,m),3.39(2H,t,J=6Hz),3.30-3.21(2H,m),1.68-1.62(2H,m),1.06(6H,d,J=6.1Hz)。HRMS 計算値(C2224FN+H):414.1829、実測値:414.1810。
(実施例276)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[(2R)-2-ヒドロキシプロピル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル及びR-(-)-1-アミノ-2-プロパノールから実施例2に記載されている方法に類似の方法を用いて製造し、白色固体として得た。互変異性体:H NMR(d-DMSO)δ 11.81(1H,t,J=5.7),10.81(1H,br s),10.10(1H,br s),8.18(0.58H,s),8.15(0.42H,s),7.36-7.23(3H,m),7.15-7.08(2H,m),4,74(1H,t,J=4.4Hz),3.98(2H,s),3.75-3.65(1H,m),3.26-3.15(2H,m),1.06(3H,m)。HRMS 計算値(C1918FN+H):372.1360、実測値:372.1367。
(実施例277)
N-[2-(エチルチオ)エチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-メチル-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
実施例92に記載されている7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-メチル-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル(15mg,0.042mmol)及び[2-(エチルチオ)エチル]アミン2-(エチルチオ)エタンアミン(38mg,0.373mmol)から実施例196に記載されている方法と同様にして、逆相HPLCにより精製した後、N-[2-(エチルチオ)エチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-メチル-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド(13mg,76%の収率)を白色固体として製造した。H NMR(CDCl)δ 10.43(br s,1H),8.57(s,1H),7.39(s,1H),7.18-7.14(m,2H),7.05-7.00(m,2H),4.14(s,2H),3.66(m,2H),3.59(s,3H),2.79(m,2H),2.61(m,2H),1.29(m,3H)。MS m/z 416(M+1)。
(実施例278)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-メチル-N-{[6-(メチルオキシ)-3-ピリジニル]メチル}-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
実施例92に記載されている7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-メチル-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル(10mg,0.028mmol)及び{[6-(メチルオキシ)-3-ピリジニル]メチル}アミン1-[6-(メチルオキシ)-3-ピリジニル]メタンアミン(38mg,0.373mmol)から実施例196に記載されている方法と同様にして、逆相HPLCにより精製した後、7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-メチル-N-{[6-(メチルオキシ)-3-ピリジニル]メチル}-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド(4mg,32%の収率)を白色固体として製造した。H NMR(CDCl)δ 10.49(br s,1H),8.57(s,1H),8.15(d,J=2.4Hz,1H),7.59(dd,J=8.4,2.4Hz,1H),7.38(s,1H),7.17-7.13(m,2H),7.04-6.99(m,2H),6.72(d,J=8.4Hz,1H),4.55(d,J=6Hz,2H),4.13(s,2H),3.91(s,3H),3.55(s,3H)。HRMS m/z 計算値(C2422F):449.1625、実測値:449.1626。
(実施例279)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-メチル-2-オキソ-N-[2-(2-オキソ-1-イミダゾリジニル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
実施例92に記載されている7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-メチル-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル(10mg,0.028mmol)及び1-(2-アミノエチル)-2-イミダゾリジノン(47mg,0.364mmol)から実施例196に記載されている方法と同様にして、逆相HPLCにより精製した後、7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-メチル-2-オキソ-N-[2-(2-オキソ-1-イミダゾリジニル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド(12mg,98%の収率)を白色固体として製造した。H NMR(CDCl)δ 10.33(br s,1H),8.54(s,1H),7.37(s,1H),7.16-7.13(m,2H),7.03-6.99(m,2H),4.38(s,1H),4.12(s,2H),3.62(m,2H),3.56-3.53(m,5H),3.45-3.39(m,4H)。HRMS m/z 計算値(C2223F):440.1734、実測値:440.1732。
(実施例280)
N-[2-(エチルアミノ)エチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル及びN-エチルエチレンジアミンから実施例2に記載されている方法に類似の方法を用いて製造し、白色固体として得た。H NMR(d-DMSO)δ 11.72(1H,br s),10.68(1H,br s),8.17(1H,s),7.27(3H,br s),7.12(2H,t,J=8.7Hz),4.00(2H,s),2.62-2.48(6H,m),0.99(3H,t,J=7.1Hz)。HRMS 計算値(C2021FN+H):385.1676、実測値:385.1685。
(実施例281)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-メチル-N-(2-{[(メチルアミノ)カルボノチオイル]アミノ}エチル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
実施例92に記載されている7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-メチル-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル(10mg,0.028mmol)及びN-(2-アミノエチル)-N’-メチルチオ尿素(48mg,0.364mmol)から実施例196に記載されている方法と同様にして、逆相HPLCにより精製した後、7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-メチル-N-(2-{[(メチルアミノ)カルボノチオイル]アミノ}エチル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド(4mg,33%の収率)を白色固体として製造した。H NMR(CDCl)δ 10.55(br s,1H),8.56(s,1H),7.40(s,1H),7.24-7.15(m,2H),7.05-7.00(m,2H),6.79(br s,1H),6.19(br s,1H),4.14(s,2H),3.75-3.70(m,4H),3.56(s,3H),2.95(s,3H)。HRMS m/z 計算値(C2123FS):444.1506、実測値:444.1532。
(実施例282)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-メチル-2-オキソ-N-[(6-オキソ-1,6-ジヒドロ-3-ピリジニル)メチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
実施例92に記載されている7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-メチル-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル(10mg,0.028mmol)及び5-(アミノメチル)-2(1H)-ピリジノン(50mg,0.403mmol)から実施例196に記載されている方法と同様にして、逆相HPLCにより精製した後、7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-メチル-2-オキソ-N-[(6-オキソ-1,6-ジヒドロ-3-ピリジニル)メチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド(7mg,58%の収率)を白色固体として製造した。H NMR(CDCl)δ 10.51(br s,1H),8.59(s,1H),7.49(d,J=9.6Hz,1H),7.39(s,2H),7.17-7.13(m,2H),7.04-6.94(m,2H),6.56(d,J=9.6Hz,1H),4.38(d,J=6Hz,2H),4.13(s,2H),3.56(s,3H)。HRMS m/z 計算値(C2320F):435.1469、実測値:435.1470。
(実施例283)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-メチル-2-オキソ-N-[3-(1-ピロリジニル)プロピル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
実施例92に記載されている7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-メチル-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル(25mg,0.070mmol)及び[3-(1-ピロリジニル)プロピル]アミン(0.08mLのクロロホルム中4.68M溶液,0.0364mmol)から実施例196に記載されている方法と同様にして、逆相HPLCにより精製した後、7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-メチル-2-オキソ-N-[3-(1-ピロリジニル)プロピル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド(18mg,60%の収率)を白色固体として製造した。H NMR(CDCl)δ 10.32(br s,1H),8.56(s,1H),8.51(s,1H),7.40(s,1H),7.17-7.14(m,2H),7.04-7.00(m,2H),4.13(s,2H),3.58(s,2H),3.54-3.52(m,2H),3.13(br s,4H),3.03-2.98(m,2H),2.19-2.06(m,2H),2.01(br s,4H)。HRMS m/z 計算値(C2428F):439.2145、実測値:439.2141。
(実施例284)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-メチル-2-オキソ-1-(3-ピリジニルメチル)-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を過剰のアミン及び溶媒としてエタノールを用いて実施例152に記載されている方法と同様にして製造して白色固体を得た。H NMR(300MHz,DMSO-d)δ 10.10(m,1H),8.59(s,1H),8.57(m,1H),8.51(d,J=4.4Hz,1H),7.89(s,1H),7.60(d,J=7.5Hz,1H),7.35(dd,J=7.9,4.9Hz,1H),7.25(dd,J=8.6,5.7Hz,2H),7.09(t,J=8.9Hz,2H),5.57(s,2H),4.11(s,2H),2.95(d,J=4.8Hz,3H)。HRMS m/z 計算値(C2320F(M+H)):419.1519、実測値:419.1515。
(実施例285)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシエチル)-2-オキソ-1-(3-ピリジニルメチル)-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を過剰のアミン及び溶媒としてエタノールを用いて実施例152に記載されている方法と同様にして製造して白色固体を得た。H NMR(300MHz,DMSO-d)δ 10.37(m,1H),8.59(s,1H),8.55(s,1H),8.49(m,1H),7.89(s,1H),7.55(m,1H),7.35-7.22(m,3H),7.09(t,J=8.2Hz,2H),5.56(s,2H),4.97(m,1H),4.11(s,2H),3.60(m,2H),3.49(m,2H)。HRMS m/z 計算値(C2422F(M+H)):449.1625、実測値:449.1606。
(実施例286)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(3-ヒドロキシ-2,2-ジメチルプロピル)-1-(1H-イミダゾール-2-イルメチル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を過剰のアミン及び溶媒としてエタノールを用いて実施例152に記載されている方法と同様にして製造して白色固体を得た。H NMR(300MHz,DMSO-d)δ 11.94(br,1H),10.41(m,1H),8.57(s,1H),8.02(s,1H),7.30(dd,J=8.5,5.6Hz,2H),7.13(t,J=8.8Hz,2H),7.05(s,1H),6.83(s,1H),5.54(s,2H),4.81(m,1H),4.12(s,2H),3.33(m,2H),3.24(d,J=5.5Hz,2H),0.90(s,6H)。HRMS m/z 計算値(C2527F(M+H)):480.2047、実測値:480.2033。
(実施例287)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシプロピル)-1-[3-(メチルスルホニル)プロピル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-[3-(メチルスルホニル)プロピル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル及び1-アミノ-2-プロパノールから実施例202に記載されている方法に類似の方法を用いて製造し、薄黄色固体として得た。H NMR(400MHz,CDCl)δ 10.33(t,J=5.1Hz,1H),8.56(s,1H),7.67(s,1H),7.21(dd,J=8.2,5.4Hz,2H),7.01(t,J=8.5Hz,2H),4.37(t,J=7.7Hz,2H),4.12(s,2H),4.08(m,2H),3.62(m,1H),3.35(m,1H),3.14(t,J=6.7Hz,2H),2.95(s,3H),2.19(m,2H),1.27(d,J=6.4Hz,3H)。HRMS 計算値(C2326FNS(M+H)):492.1526、実測値:492.1623。
(実施例288)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシエチル)-1-メチル-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミドナトリウム塩
ステップ1:5-[(4-フルオロフェニル)メチル]-3-(メチルアミノ)-2-ピリジンカルボン酸メチルの合成
標記化合物を実施例89のステップ9〜10に記載されている3-アミノ-5-[(4-フルオロフェニル)メチル]-2-ピリジンカルボン酸メチルから無水トリフルオロ酢酸と反応させた後ヨウ化メチルを用いてアルキル化し、次いでMeOHの存在下で加熱して脱保護することにより製造した。H NMR(CDCl)δ 7.84(1H,s),7.61(1H,br s),7.14-7.10(2H,m),6.99-6.94(2H,m),3.92(5H,s),2.83(3H,d,J=5Hz)。ESMS:275(M+H,100)。
ステップ2:7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-メチル-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチルの合成
5-[(4-フルオロフェニル)メチル]-3-(メチルアミノ)-2-ピリジンカルボン酸メチル(110.3g,0.402mol)をDCE(1L)中に含む溶液を50℃に加熱し、エチルマロニルクロリド(5.7g,0.502mol)を3分間かけて流状で添加した。反応混合物を85℃で1時間加熱した。室温に冷却した後、1N KCO溶液(1.7L)を添加し、15分間撹拌し、層を分離した。有機層を水(1.5L)で洗浄し、EtOH(3.4L)を添加し、溶媒を1.3Lの最終容量まで蒸留した。EtOH中2.68M NaOEt溶液(102ml)を7分間かけて流状で添加した。30分後、固体が沈殿し、0℃に冷却し、濃HCl(20ml)、次いでpH2〜3まで1N HCl(200ml)を添加した。CHClで抽出し、有機層を蒸留してCHClを蒸発させた。H NMR(CDCl)δ 8.51(1H,s),7.35(1H,s),7.18-7.15(2H,m),7.05-7.01(2H,m),4.51(2H,q,J=7Hz),4.19(2H,s),3.56(3H,s),1.23(3H,t,J=7Hz)。ESMS:357(M+H,100)。
ステップ3:7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシエチル)-1-メチル-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミドの合成
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-メチル-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル(143.3g,0.402mol)をEtOH(1.3L)中に含む溶液にNMP(0.5L)及びエタノールアミン(27.75g,0.454mol)を添加した。EtOHを2時間かけて蒸留し、生じた反応混合物を110℃で45分間加熱した。60℃に冷却し、水(0.47L)を滴下し、次いで1N HCl(0.2L)をpH2〜3まで添加した。室温まで冷却し、水(1.2L)を滴下して希釈した。沈殿した固体を濾過により集め、水で洗浄し、真空下70℃で乾燥して、黄褐色固体を得た。H NMR(d-DMSO)δ 10.41(1H,t,J=5.5Hz),8.53(1H,s),8.00(1H,s),7.39-7.35(2H,m),7.15-7.10(2H,m),4.92(1H,t,J=5Hz),4.15(2H,s),3.58(3H,s),3.55-3.53(2H,m),3.44-3.40(2H,m)。ESMS:372(M+H,100)。
ステップ4:7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシエチル)-1-メチル-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミドナトリウム塩の合成
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシエチル)-1-メチル-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド(96g,0.259mol)をEtOH(2L)中に含む懸濁液に1N NaOH溶液(0.298L)を7分間かけて流状に添加した。室温で1時間撹拌した。生じた固体を濾過により集め、EtOHで洗浄し、真空下75℃で乾燥した。生成物をベージュ色固体として得た。H NMR(d-DMSO)δ 10.58(1H,br s),8.18(1H,s),7.62(1H,s),7.34-7.31(2H,m),7.12-7.08(2H,m),4.73(1H,br s),4.04(2H,s),3.45-3.41(2H,m),3.39(3H,s),3.27-3.23(2H,m)。ESMS:372(M+H,100)。
(実施例289)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[3-(1H-イミダゾール-1-イル)プロピル]-1-メチル-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
実施例92に記載されている7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-メチル-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル(10mg,0.028mmol)及び[3-(1H-イミダゾール-1-イル)プロピル]アミン(48mg,.0384mmol)から実施例196に記載されている方法と同様にして、逆相HPLCにより精製した後、7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[3-(1H-イミダゾール-1-イル)プロピル]-1-メチル-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド(4mg,33%の収率)を白色固体として製造した。H NMR(CDCl)δ 10.36(br s,1H),8.59(s,1H),7.74(s,1H),7.42(s,1H),7.18-7.14(m,2H),7.12(s,1H),7.05-7.01(m,3H),4.15(s,2H),4.11-4.07(m,2H),3.59(s,3H),3.51-3.45(m,2H),2.19-2.12(m,2H)。MS m/z 436(M+1)。
(実施例290)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-メチル-N-[2-(1-メチル-1H-ピロール-2-イル)エチル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
実施例92に記載されている7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-メチル-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル(13mg,0.0365mmol)及び[2-(1-メチル-1H-ピロール-2-イル)エチル]アミン(45mg,0.364mmol)から実施例196に記載されている方法と同様にして、逆相HPLCにより精製した後、7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-メチル-N-[2-(1-メチル-1H-ピロール-2-イル)エチル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド(13mg,86%の収率)を白色固体として製造した。H NMR(CDCl)δ 10.31(br s,1H),8.56(s,1H),7.38(s,1H),7.17-7.13(m,2H),7.04-6.99(m,2H),6.56(m,1H),6.06(m,1H),5.99(s,1H),4.12(s,2H),3.68(m,2H),3.59(s,3H),3.57(s,3H),2.90(m,2H)。MS m/z 435(M+1)。
(実施例291)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-メチル-2-オキソ-N-(1,3-チアゾール-2-イルメチル)-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
実施例92に記載されている7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-メチル-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル(10mg,0.028mmol)及び(1,3-チアゾール-2-イルメチル)アミン(41mg,.0364mmol)から実施例196に記載されている方法と同様にして、逆相HPLCにより精製した後、7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-メチル-2-オキソ-N-(1,3-チアゾール-2-イルメチル)-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド(12mg,98%の収率)を黄褐色固体として製造した。H NMR(CDCl)δ 10.89(br s,1H),8.52(s,1H),7.75(d,J=3.2Hz,1H),7.39(s,1H),7.29(d,J=3.2Hz,1H),7.17-7.13(m,2H),7.04-6.99(m,2H),4.97(d,J=5.6Hz,2H),4.13(s,2H),3.59(s,3H)。MS m/z 425(M+1)。
(実施例292)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシ-1,1-ジメチルエチル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル及び2-アミノ-2-メチル-1-プロパノールから、反応溶媒としてN,N-ジメチルホルムアミドを用いて実施例2に記載されている方法に類似の方法を用いて製造した。生成物をオフホワイト色固体として得た。互変異性体:H NMR(d-DMSO)δ 11.95(1H,br s),10.95(1H,br s),10.01(1H,br s),8.17(0.70H,s),8.13(0.30H,s),7.34-7.25(3H,m),7.15-7.09(2H,m),4.86(1H,br s),3.98(2H,s),3.50-3.41(2H,m),1.29(3H,s),1.24(3H,s)。HRMS 計算値(C2020FN+H):386.1516、実測値:386.1521。
(実施例293)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-N-[3-(2-オキソ-1-ピロリジニル)プロピル]-1-(3-ピリジニルメチル)-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を過剰のアミン及び溶媒としてエタノールを用いて実施例152に記載されている方法と同様にして製造して白色固体を得た。H NMR(400MHz,CDCl)δ 10.28(m,1H),8.55(s,1H),8.51(d,J=4.6Hz,1H),8.39(s,1H),7.32(d,J=8.0Hz,1H),7.17(dd,J=8.0,4.8Hz,1H),7.13(s,1H),7.00-6.98(m,4H),5.39(s,2H),4.02(s,2H),3.47(m,2H),3.44-3.39(m,4H),2.40(m,2H),2.04(m,2H),1.88(m,2H)。HRMS m/z 計算値(C2929F(M+H)):530.2204、実測値:530.2189。
(実施例294)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1-(3-ピリジニルメチル)-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物をエタノール中水酸化アンモニウム(aq)を用いて実施例152に記載されている方法と同様にして製造して白色固体を得た。H NMR(300MHz,DMSO-d)δ 9.57(br,1H),8.70(br,1H),8.57(s,1H),8.54(s,1H),8.49(d,J=4.6Hz,1H),7.86(s,1H),7.55(d,J=7.3Hz,1H),7.31(dd,J=7.9,4.5Hz,1H),7.24(m,2H),7.08(m,2H),5.79(s,2H),5.55(s,2H),4.10(s,2H)。HRMS m/z 計算値(C2218F(M+H)):405.1363、実測値:405.1348。
(実施例295)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[(2S)-2-ヒドロキシプロピル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル及びS-(+)-1-アミノ-2-プロパノールから実施例2に記載されている方法に類似の方法を用いて製造し、白色固体として得た。H NMR(d-DMSO)δ 11.82(1H,br s),10.35(1H,br s),8.50(1H,s),7.45(1H,s),7.31-7.27(2H,m),7.15(2H,t,J=8.7Hz),4.93(1H,d,J=4.2Hz),4.11(2H,s),3.80-3.75(1H,m),3.42-3.39(1H,m),3.20-3.14(1H,m),1.07(3H,d,J=6.1Hz)。HRMS 計算値(C1918FN+H):372.1360、実測値:372.1355。
(実施例296)
N-(2,3-ジヒドロキシプロピル)-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-メチル-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
実施例92に記載されている7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-メチル-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル(10mg,0.028mmol)及び3-アミノ-1,2-プロパンジオール(36mg,0.393mmol)から実施例196に記載されている方法と同様にして、逆相HPLCにより精製した後、N-(2,3-ジヒドロキシプロピル)-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-メチル-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド(10mg,91%の収率)を白色固体として製造した。H NMR(CDCl)δ 10.49(br s,1H),8.56(s,1H),7.39(s,1H),7.17-7.13(m,2H),7.04-6.99(m,2H),4.13(s,2H),3.92(m,1H),3.67-3.54(m,4H),3.57(s,3H)。
(実施例297)
N-[2-(アセチルアミノ)エチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-メチル-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
実施例92に記載されている7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-メチル-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル(20mg,0.056mmol)及びN-(2-アミノエチル)アセトアミド(74mg,0.730mmol)から実施例196に記載されている方法と同様にして、逆相HPLCにより精製した後、N-[2-(アセチルアミノ)エチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-メチル-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド(9mg,39%の収率)を白色固体として製造した。H NMR(CDCl)δ 10.39(br s,1H),8.56(s,1H),7.39(s,1H),7.17-7.15(m,2H),7.04-6.94(m,2H),6.09(br s,1H),4.13(s,2H),3.61-3.58(m,2H),3.57(s,3H),3.51-3.48(m,2H),1.98(s,3H)。MS m/z 413(M+1)。
(実施例298)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシエチル)-1-{2-[(メチルスルホニル)アミノ]エチル}-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
3-{[2-({[(1,1-ジメチルエチル)オキシ]カルボニル}アミノ)エチル]アミノ}-5-[(4-フルオロフェニル)メチル]-2-ピリジンカルボン酸エチル
標記化合物を3-アミノ-5-[(4-フルオロフェニル)メチル]-2-ピリジンカルボン酸エチル及びN-(2-オキソエチル)カルバミン酸t-ブチルから実施例202に記載されている方法に類似の方法を用いて製造し、白色固体として得た。H NMR(400MHz,CDCl)δ 7.88(d,J=1.4Hz,1H),7.80(br,1H),7.13(dd,J=7.9,5.8Hz,2H),6.98-6.93(m,3H),4.85(br,1H),4.38(q,J=7.1Hz,2H),3.90(s,2H),3.30(m,4H),1.43-1.38(m,12H)。MS m/z 418(M+H)
3-[(2-アミノエチル)アミノ]-5-[(4-フルオロフェニル)メチル]-2-ピリジンカルボン酸エチル
ジクロロメタン(2mL)及びトリフルオロ酢酸(2mL)の混合物に3-{[2-({[(1,1-ジメチルエチル)オキシ]カルボニル}アミノ)エチル]アミノ}-5-[(4-フルオロフェニル)メチル]-2-ピリジンカルボン酸エチルを添加した。反応混合物を室温で3時間撹拌した後、真空中で濃縮した。粗な残渣を酢酸エチルと飽和炭酸水素ナトリウム水溶液に分配した。有機層を水及びブラインで洗浄した後、硫酸ナトリウムで乾燥した。濾過し、濃縮して、3-[(2-アミノエチル)アミノ]-5-[(4-フルオロフェニル)メチル]-2-ピリジンカルボン酸エチルを淡黄色油状物として得た。H NMR(400MHz,CDCl)δ 7.77(s,1H),7.72(t,J=5.8Hz,1H),7.06(dd,J=8.4,5.4Hz,2H),6.90(t,J=8.7Hz,2H),6.81(s,1H),6.63(br,2H),4.27(q,J=7.1Hz,2H),3.79(s,2H),3.45(m,2H),3.08(m,2H),1.29(t,J=7.2Hz,3H)。
5-[(4-フルオロフェニル)メチル]-3-({2-[(メチルスルホニル)アミノ]エチル}アミノ)-2-ピリジンカルボン酸エチル
3-[(2-アミノエチル)アミノ]-5-[(4-フルオロフェニル)メチル]-2-ピリジンカルボン酸エチル(90mg,0.284mmol)及びトリエチルアミン(59μL,0.426mmol)をジクロロメタン(1mL)中に含む冷(0℃)溶液にジクロロメタン(1mL)中メタンスルホニルクロリド(26μL,0.341mmol)を滴下した。反応混合物を室温まで加温し、1時間撹拌した。反応混合物を氷でクエンチし、ジクロロメタンで希釈した。有機層を水及びブラインで洗浄した後、硫酸ナトリウムで乾燥した。濾過し、濃縮し、次いでフラッシュクロマトグラフィー(ジクロロメタン中0〜5% メタノール)にかけて、5-[(4-フルオロフェニル)メチル]-3-({2-[(メチルスルホニル)アミノ]エチル}アミノ)-2-ピリジンカルボン酸エチルを透明油状物として得た。H NMR(400MHz,CDCl)δ 7.91(s,1H),7.87(t,J=5.6Hz,1H),7.13(dd,J=8.3,5.5Hz,2H),6.97(t,J=8.7Hz,2H),6.89(s,1H),4.93(m,1H),4.39(q,J=7.1Hz,2H),3.91(s,2H),3.38(m,2H),3.33(m,2H),2.94(s,3H),1.41(t,J=7.1Hz,3H)。MS m/z 396(M+H)
3-([3-(エチルオキシ)-3-オキソプロパノイル]{2-[(メチルスルホニル)アミノ]エチル}アミノ)-5-[(4-フルオロフェニル)メチル]-2-ピリジンカルボン酸エチル
標記化合物を5-[(4-フルオロフェニル)メチル]-3-({2-[(メチルスルホニル)アミノ]エチル}アミノ)-2-ピリジンカルボン酸エチルから実施例202に記載されている方法に類似の方法を用いて製造した。所望化合物をフラッシュクロマトグラフィーによりジアシル化副生成物から分離し、透明油状物として得た。H NMR(400MHz,CDCl)δ 8.59(d,J=1.4Hz,1H),7.71(s,1H),7.17(dd,J=8.4,5.4Hz,2H),7.01(t,J=8.7Hz,2H),5.34(t,J=5.7Hz,1H),4.43(q,J=7.1Hz,2H),4.15(m,1H),4.04(s,2H),4.00(m,2H),3.52(m,1H),3.39(m,1H),3.31(m,1H),3.17-3.04(m,2H),2.95(s,3H),1.40(t,J=7.1Hz,3H),1.16(t,J=7.1Hz,3H)。
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-{2-[(メチルスルホニル)アミノ]エチル}-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル
標記化合物を3-([3-(エチルオキシ)-3-オキソプロパノイル]{2-[(メチルスルホニル)アミノ]エチル}アミノ)-5-[(4-フルオロフェニル)メチル]-2-ピリジンカルボン酸エチルから実施例202に記載されている方法に類似の方法を用いて製造し、白色固体として得た。H NMR(400MHz,CDCl)δ 8.41(s,1H),7.86(s,1H),7.19(dd,J=8.5,5.3Hz,2H),6.95(t,J=8.6Hz,2H),4.45(m,2H),4.28(m,2H),4.06(s,2H),3.26(m,2H),3.12(br,1H),2.88(s,3H),1.40(m,3H)。MS m/z 464(M+H)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシエチル)-1-{2-[(メチルスルホニル)アミノ]エチル}-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-{2-[(メチルスルホニル)アミノ]エチル}-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル及びエタノールアミンから実施例202に記載されている方法に類似の方法を用いて製造し、白色固体として得た。H NMR(400MHz,DMSO-d)δ 10.38(t,J=5.2Hz,1H),8.55(s,1H),8.10(s,1H),7.40(dd,J=8.2,5.7Hz,2H),7.27(t,J=6.1Hz,1H),7.13(t,J=8.8Hz,2H),4.95(t,J=5.0Hz,1H),4.34(t,J=6.3Hz,2H),4.14(s,2H),3.57(m,2H),3.45(m,2H),3.24(m,2H),2.89(s,3H)。HRMS 計算値(C2123FNS(M+H)):479.1322、実測値:479.1400。
(実施例299)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシエチル)-1-{[4-(メチルスルホニル)フェニル]メチル}-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
5-[(4-フルオロフェニル)メチル]-3-({[4-(メチルスルホニル)フェニル]メチル}アミノ)-2-ピリジンカルボン酸エチル
標記化合物を3-アミノ-5-[(4-フルオロフェニル)メチル]-2-ピリジンカルボン酸エチル及び4-メチルスルホニルベンズアルデヒドから実施例265に記載されている方法に類似の方法を用いて製造し、黄色固体として得た。
3-([3-(エチルオキシ)-3-オキソプロパノイル]{[4-(メチルスルホニル)フェニル]メチル}アミノ)-5-[(4-フルオロフェニル)メチル]-2-ピリジンカルボン酸エチル
標記化合物を5-[(4-フルオロフェニル)メチル]-3-({[4-(メチルスルホニル)フェニル]メチル}アミノ)-2-ピリジンカルボン酸エチルから実施例202に記載されている方法に類似の方法を用いて製造し、黄色油状物として得た。
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-{[4-(メチルスルホニル)フェニル]メチル}-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル
標記化合物を3-([3-(エチルオキシ)-3-オキソプロパノイル]{[4-(メチルスルホニル)フェニル]メチル}アミノ)-5-[(4-フルオロフェニル)メチル]-2-ピリジンカルボン酸エチルから実施例202に記載されている方法に類似の方法を用いて製造し、桃色固体として得た。
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシエチル)-1-{[4-(メチルスルホニル)フェニル]メチル}-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-{[4-(メチルスルホニル)フェニル]メチル}-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル及びエタノールアミンから実施例202に記載されている方法に類似の方法を用いて製造し、白色固体として得た。H NMR(400MHz,CDOD)δ 8.53(s,1H),7.81(d,J=8.2Hz,2H),7.19(d,J=8.1Hz,2H),7.05(s,1H),6.98-6.95(m,4H),5.41(br,2H),4.00(s,2H),3.78(t,J=5.2Hz,2H),3.60(m,2H),3.01(s,3H)。HRMS 計算値(C2624FNS(M+H)):526.1370、実測値:526.1434。
(実施例300)
7-(4-フルオロベンジル)-4-ヒドロキシ-N-(3-イソプロポキシプロピル)-1-メチル-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を3-イソプロポキシプロピルアミンを用いて実施例96と同様にして製造して黄色ガラスを得た。H NMR(CDCl)δ 10.21(1H,m),8.62(1H,s),7.45(1H,s),7.16(2H,m),7.05(2H,m),4.15(2H,s),3.51-3.60(8H,m),1.89(2H,m),1.17(6H,d,J=7Hz)。HRMS 計算値(C2326FN+H):428.1986、実測値:428.1989。
(実施例301)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-メチル-N-{2-[メチル(メチルスルホニル)アミノ]エチル}-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
実施例92に記載されている7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-メチル-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル(20mg,0.056mmol)及びN-(2-アミノエチル)-N-メチルメタンスルホンアミド(55mg,0.364mmol)から実施例196に記載されている方法と同様にして、逆相HPLCにより精製した後、7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-メチル-N-{2-[メチル(メチルスルホニル)アミノ]エチル}-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド(24mg,96%の収率)を白色固体として製造した。H NMR(CDCl)δ 10.39(br s,1H),8.55(s,1H),7.38(s,1H),7.16-7.12(m,2H),7.03-6.99(m,2H),4.12(s,2H),3.68-3.63(m,2H),3.56(s,3H),3.42-3.38(m,2H),2.94(s,3H),2.82(s,3H)。HRMS m/z 計算値(C2124FS):463.1451、実測値:463.1443。
(実施例302)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシエチル)-2-オキソ-1-(2-ピリジニルメチル)-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を過剰のアミン及び溶媒としてエタノールを用いて実施例152に記載されている方法と同様にして製造して白色固体を得た。H NMR(300MHz,DMSO-d)δ 10.38(m,1H),8.58(s,1H),8.43(d,J=4.2Hz,1H),7.84(s,1H),7.76(td,J=7.8,1.6Hz,1H),7.30(m,2H),7.22(dd,J=8.4,5.9Hz,2H),7.09(t,J=8.8Hz,2H),5.61(s,2H),4.95(m,1H),4.08(s,2H),3.59(m,2H),3.47(m,2H)。HRMS m/z 計算値(C2422F(M+H)):449.1625、実測値:449.1637。
(実施例303)
7-(4-フルオロベンジル)-4-ヒドロキシ-N,1-ジメチル-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物をメチルアミンをメタノール中に含む溶液を用いて実施例96と同様にして製造して白色固体を得た。H NMR(CDCl)δ 10.09(1H,m),8.57(1H,s),7.39(1H,s),7.15(2H,m),7.02(2H,m),4.13(2H,s),3.58(3H,s),3.02(3H,d,J=5Hz)。HRMS 計算値(C1816FN+H):342.1254、実測値:342.1254。
(実施例304)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-(1H-イミダゾール-4-イルメチル)-N-メチル-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を過剰のアミン及び溶媒としてエタノールを用いて実施例152に記載されている方法と同様にして製造して白色固体をギ酸塩として得た。H NMR(400MHz,CDOD)δ 10.04(m,1H),8.42(s,1H),8.02(s,1H),7.98(s,1H),7.91(s,1H),7.15(m,2H),6.96(s,1H),6.94(m,2H),5.41(s,2H),4.12(s,2H),2.97(s,3H)。MS m/z 408(M+1)。
(実施例305)
1-(シクロプロピルメチル)-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシプロピル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を過剰のアミン及び溶媒としてエタノールを用いて実施例152に記載されている方法と同様にして製造して白色固体を得た。H NMR(400MHz,CDCl)δ 10.49(br,1H),8.56(s,1H),7.46(s,1H),7.17(m,2H),7.04(m,2H),4.14(s,2H),4.08(s,2H),3.61(m,1H),3.38(m,1H),2.42(m,1H),1.27(br,3H),1.00(m,1H),0.49(m,2H),0.40(m,2H)。HRMS m/z 計算値(C2325F(M+H)):426.1829、実測値:426.1818。
(実施例306)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシエチル)-1-(1H-イミダゾール-4-イルメチル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を過剰のアミン及び溶媒としてエタノールを用いて実施例152に記載されている方法と同様にして製造して白色固体をギ酸塩として得た。H NMR(400MHz,CDOD)δ 10.42(m,1H),8.40(s,1H),8.35(s,1H),7.83(s,1H),7.47(s,1H),7.12(dd,J=8.6,5.2Hz,2H),6.95(t,J=8.6Hz,2H),6.75(s,1H),5.33(s,2H),4.08(s,2H),3.73(m,2H),3.55(m,2H)。HRMS m/z 計算値(C2221F(M+H)):438.1578、実測値:438.1592。
(実施例307)
1-(シクロプロピルメチル)-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-メチル-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を過剰のアミン及び溶媒としてエタノールを用いて実施例152に記載されている方法と同様にして製造して白色固体を得た。H NMR(400MHz,CDCl)δ 10.11(br,1H),8.56(s,1H),7.45(s,1H),7.15(m,2H),7.02(m,2H),4.13(s,2H),4.08(d,J=6.9Hz,2H),3.00(d,J=4.0Hz,3H),0.99(m,1H),0.49(m,2H),0.40(m,2H)。HRMS m/z 計算値(C2121F(M+H)):382.1567、実測値:382.1566。
(実施例308)
7-{[4-フルオロ-2-(トリフルオロメチル)フェニル]メチル}-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシエチル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を7-{[4-フルオロ-2-(トリフルオロメチル)フェニル]メチル}-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸メチル及びエタノールアミンから実施例245に記載されている方法に類似の方法を用いて製造し、逆相分取HPLC(固定相 C-18;移動相 10〜100% CHCN/水/0.1% ギ酸)により精製した。生成物をオフホワイト色固体として得た。H NMR(d-DMSO)δ 11.70(1H,br),10.33(1H,m),8.49(1H,s),7.70(1H,d,J=9Hz),7.56(2H,m),7.32(1H,s),4.91(1H,br t),4.32(2H,s),3.56(2H,m),3.45(2H,m)。ES-MS:424(M-1,100)。
(実施例309)
1-[2-(ジメチルアミノ)-2-オキソエチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-N-[2-(プロピルオキシ)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を1-[2-(ジメチルアミノ)-2-オキソエチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル及び[2-(プロピルオキシ)エチル]アミンから実施例245に記載されている方法に類似の方法を用いて製造し、逆相分取HPLC(固定相 C-18;移動相 10〜100% CHCN/水/0.1% ギ酸)により精製した。生成物を白色固体として得た。H NMR(d-DMSO)δ 10.63(1H,br),8.21(1H,br s),7.30(1H,br s),7.28(2H,dd,J〜9,5.6Hz),7.11(2H,t,J〜9Hz),4.95(2H,s),4.01(2H,s),3.43-3.30(6H,m),3.08(3H,s),2.79(3H,s),1.50(2H,m,J=7Hz),0.85(3H,t,J=7Hz)。HRMS 計算値(C2529FN+H):485.2200、実測値:485.2190。
(実施例310)
1-[2-(ジメチルアミノ)-2-オキソエチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-{2-[(1-メチルエチル)オキシ]エチル}-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を1-[2-(ジメチルアミノ)-2-オキソエチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル及び2-[(1-メチルエチル)オキシ]エタンアミンから実施例245に記載されている方法に類似の方法を用いて製造し、逆相分取HPLC(固定相 C-18;移動相 10〜100% CHCN/水/0.1% ギ酸)により精製した。生成物を白色固体として得た。H NMR(d-DMSO)δ 10.67(1H,br),8.16(1H,br s),7.27(3H,m),7.10(2H,t,J=9Hz),4.93(2H,s),4.00(2H,s),3.54(1H,m,J=6Hz),3.40(2H,m),3.31(2H,m),3.08(3H,s),2.78(3H,s),1.08(6H,d,J=6Hz)。HRMS 計算値(C2529FN+H):485.2200、実測値:485.2205。
(実施例311)
7-{[4-フルオロ-2-(トリフルオロメチル)フェニル]メチル}-4-ヒドロキシ-N-(3-ヒドロキシプロピル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を7-{[4-フルオロ-2-(トリフルオロメチル)フェニル]メチル}-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸メチル及び3-アミノ-1-プロパノールから実施例245に記載されている方法に類似の方法を用いて製造し、逆相分取HPLC(固定相 C-18;移動相 10〜100% CHCN/水/0.1% ギ酸)により精製した。生成物を白色固体として得た。H NMR(d-DMSO)δ 11.74(1H,br),10.26(1H,m),8.49(1H,s),7.70(1H,d,J=9Hz),7.56(2H,m),7.32(1H,s),4.58(1H,t,J=5Hz),4.32(2H,s),3.51-3.40(4H,m),1.70(2H,m,J=6Hz)。HRMS 計算値(C2017+H):440.1233、実測値:440.1241。
(実施例312)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシプロピル)-1-{[4-(メチルスルホニル)フェニル]メチル}-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-{[4-(メチルスルホニル)フェニル]メチル}-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチルから実施例202に記載されている方法に類似の方法を用いて製造し、白色固体として得た。H NMR(400MHz,CDCl)δ 8.51(s,1H),7.80(d,J=8.4Hz,2H),7.18(d,J=8.2Hz,2H),7.04(s,1H),6.96-6.94(m,4H),5.41(br,2H),4.01-3.96(m,4H),3.34(s,1H),3.00(s,3H),1.21(d,J=6.2Hz,3H)。HRMS 計算値(C2726FNS(M+H)):540.1526、実測値:540.1612。
(実施例313)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-{[4-(メチルスルホニル)フェニル]メチル}-2-オキソ-N-[3-(2-オキソ-1-ピロリジニル)プロピル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-{[4-(メチルスルホニル)フェニル]メチル}-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル及び1-(3-アミノプロピル)-2-ピロリジノンから実施例202に記載されている方法に類似の方法を用いて製造し、白色固体として得た。H NMR(400MHz,CDCl)δ 10.25(t,J=5.3Hz,1H),8.57(s,1H),7.84(d,J=8.2Hz,2H),7.20(d,J=8.1Hz,2H),7.02-6.97(m,5H),5.45(br,2H),4.02(s,2H),3.50-3.38(m,6H),3.03(s,3H),2.39(t,J=7.9Hz,2H),2.04(m,2H),1.88(m,2H)。HRMS 計算値(C3131FNS(M+H)):607.1948、実測値:607.2043。
(実施例314)
1-(シクロプロピルメチル)-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-N-[2-(2-オキソ-1-イミダゾリジニル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を過剰のアミン及び溶媒としてエタノールを用いて実施例152に記載されている方法と同様にして製造して白色固体を得た。H NMR(400MHz,CDCl)δ 10.37(m,1H),8.54(s,1H),7.45(s,1H),7.15(dd,J=8.4,5.3Hz,2H),7.01(t,J=8.6Hz,2H),4.71(br,1H),4.13(s,2H),4.06(d,J=6.6Hz,2H),3.62(m,2H),3.55(m,2H),3.46-3.40(m,4H),0.98(m,1H),0.47(m,2H),0.39(m,2H)。HRMS m/z 計算値(C2527F(M+H)):480.2047、実測値:480.2035。
(実施例315)
1-(シクロプロピルメチル)-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシ-1-メチルエチル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を過剰のアミン及び溶媒としてエタノールを用いて実施例152に記載されている方法と同様にして製造して白色固体を得た。H NMR(400MHz,CDCl)δ 10.32(d,J=7.8Hz,1H),8.54(s,1H),7.43(s,1H),7.15(dd,J=8.3,5.3Hz,2H),7.02(t,J=8.6Hz,2H),4.26(m,1H),4.12(s,2H),4.05(d,J=6.9Hz,2H),3.76(dd,J=11.5,3.9Hz,1H),3.65(dd,J=10.7,6.1Hz,1H),1.30(d,J=7.2Hz,3H),0.98(m,1H),0.47(m,2H),0.38(m,2H)。HRMS m/z 計算値(C2325F(M+H)):426.1829、実測値:426.1855。
(実施例316)
1-ブチル-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシプロピル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
ステップ1:1-ブチル-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチルの合成
1-ブチル-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル(50mg,0.146mmol)をDMF(5mL)中に溶解し、リチウム(ビス-トリメチルシリル)アミド(49mg,0.292mmol)及びヨウ化n-ブチル(0.1mL,0.876mmol)を添加した。反応物を16時間撹拌した後、減圧下で濃縮した。水を添加し、混合物を1N 塩酸で酸性化し、ジクロロメタンで抽出した。合わせた有機物を硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下で濃縮して、1-ブチル-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル(58mg,98%の収率)を黄色油状物として得た。H NMR(CDCl)δ 8.49(s,1H),7.22(s,1H),7.17-7.13(m,2H),7.04-6.99(m,2H),4.48(m,2H),4.11(s,2H),4.07-4.02(m,2H),1.51-1.30(m,4H),1.01-0.850(m,6H)。MS m/z 399(M+1)。
ステップ2:1-ブチル-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシプロピル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミドの合成
1-ブチル-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル(20mg,0.050mmol)及び1-アミノ-2-プロパノール(0.05mL)から実施例196に記載されている方法と同様にして、逆相HPLCにより精製した後、1-ブチル-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシプロピル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド(8mg,38%の収率)を白色固体として製造した。H NMR(CDCl)δ 10.50(br s,1H),8.57(s,1H),7.28(s,1H),7.19-7.15(m,2H),7.07-7.02(m,2H),4.14(s,2H),4.11-4.07(m,3H),3.61(m,1H),3.39(m,1H),1.57-1.49(m,2H),1.38-1.24(m,6H),0.91(m,3H)。MS m/z 428(M+1)。
(実施例317)
1-ブチル-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシエチル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
1-ブチル-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル(20mg,0.050mmol)及び2-アミノエタノール(0.05mL)から実施例196に記載されている方法と同様にして、逆相HPLCにより精製した後、1-ブチル-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシエチル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド(9mg,43%の収率)を白色固体として製造した。H NMR(CDCl)δ 10.48(br s,1H),8.55(s,1H),7.27(s,1H),7.18-7.15(m,2H),7.05-7.01(m,2H),4.14(s,2H),4.07(m,2H),3.85(m,2H),3.63(m,2H),1.51(m,2H),1.33(m,2H),0.90(m,3H)。MS m/z 414(M+1)。
(実施例318)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-N-[3-(2-オキソ-1-ピロリジニル)プロピル]-1-(2,2,2-トリフルオロエチル)-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
ステップ1:7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1-(2,2,2-トリフルオロエチル)-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル(50mg,0.146mmol)、リチウム(ビス-トリメチルシリ)アミド(49mg,0.292mmol)及びトリフルオロメタンスルホン酸2,2,2-トリフルオロエチル(0.2mL,0.876mmol)から実施例316のステップ1に記載されている方法と同様にして、7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1-(2,2,2-トリフルオロエチル)-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル(58mg,95%の収率)を黄色油状物として製造した。H NMR(CDCl)δ 8.54(s,1H),7.37(s,1H),7.16-7.12(m,2H),7.04-6.97(m,2H),4.83(m,2H),4.49(m,2H),4.13(s,2H),1.46(m,3H)。MS m/z 425(M+1)。
ステップ2:7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-N-[3-(2-オキソ-1-ピロリジニル)プロピル]-1-(2,2,2-トリフルオロエチル)-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1-(2,2,2-トリフルオロエチル)-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル(23mg,0.0542mmol)及び1-(3-アミノプロピル)-2-ピロリジノン(0.05mL)から実施例196に記載されている方法と同様にして、逆相HPLCにより精製した後、7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-N-[3-(2-オキソ-1-ピロリジニル)プロピル]-1-(2,2,2-トリフルオロエチル)-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド(15mg,54%の収率)を白色固体として製造した。H NMR(CDCl)δ 10.05(br s,1H),8.59(s,1H),7.38(s,1H),7.16-7.13(m,2H),7.05-7.01(m,2H),4.86(br s,2H),4.14(s,2H),3.49-3.37(m,6H),2.40(m,2H),2.04(m,2H),1.87(m,2H)。MS m/z 521(M+1)。
(実施例319)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[1-(メチルスルホニル)-4-ピペリジニル]-2-オキソ-1-(3-ピリジニルメチル)-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を過剰のアミン及び溶媒としてエタノールを用いて実施例152に記載されている方法と同様にして製造して白色固体を得た。H NMR(400MHz,CDCl)δ 10.22(d,J=6.9Hz,1H),8.57(s,1H),8.52(d,J=4.8Hz,1H),8.40(s,1H),7.34(d,J=7.8Hz,1H),7.20(m,1H),7.14(s,1H),7.00-6.97(m,4H),5.37(s,2H),4.11(m,1H),4.02(s,2H),3.73(m,2H),2.96(m,2H),2.80(s,3H),2.15(m,2H),1.75(m,2H)。HRMS m/z 計算値(C2829FS(M+H)):566.1873、実測値:566.1877。
(実施例320)
1-ブチル-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-2-オキソ-3-({[3-(2-オキソ-1-ピロリジニル)プロピル]アミノ}カルボニル)-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-4-オールナトリウム塩
1-ブチル-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル(20mg,0.050mmol)及び1-(3-アミノプロピル)-2-ピロリジノン(0.05mL)から実施例196に記載されている方法と同様にして、逆相HPLCにより精製した後、1-ブチル-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-N-[3-(2-オキソ-1-ピロリジニル)プロピル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド(10mg,40%の収率)を黄色油状物として製造した。この油状物をジエチルエーテル中に溶解し、0℃に冷却し、ナトリウムエトキシド(0.02mLのエタノール中1M溶液,0.02mmol)を添加した。生じた白色懸濁液を濾過し、白色固体を集めて、1-ブチル-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-2-オキソ-3-({[3-(2-オキソ-1-ピロリジニル)プロピル]アミノ}カルボニル)-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-4-オールナトリウム(11mg,42%の全収率)を白色固体として得た。H NMR(CDCl)δ 10.34(br s,1H),8.56(s,1H),7.27(s,1H),7.19-7.15(m,2H),7.06-7.02(m,2H),4.14(s,2H),4.09(m,2H),3.48-3.37(m,6H),2.40(m,2H),2.04(m,2H),1.88(m,2H),1.53(m,2H),1.34(m,2H),0.91(m,3H)。HRMS m/z 計算値(C2732F):495.2408、実測値:495.2397。
(実施例321)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシエチル)-2-オキソ-1-(2,2,2-トリフルオロエチル)-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1-(2,2,2-トリフルオロエチル)-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル(10mg,0.024mmol)及び2-アミノエタノール(0.05mL)から実施例196に記載されている方法と同様にして、逆相HPLCにより精製した後、7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシエチル)-2-オキソ-1-(2,2,2-トリフルオロエチル)-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド(3mg,29%の収率)を白色固体として製造した。H NMR(メタノール-d/CDCl)δ 8.53(s,1H),7.42(s,1H),7.13-7.09(m,2H),7.00-6.96(m,2H),4.85(br s,2H),4.10(s,2H),3.74(m,2H),3.55(m,2H)。MS m/z 440(M+1)。
(実施例322)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシ-1-メチルエチル)-2-オキソ-1-(2,2,2-トリフルオロエチル)-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1-(2,2,2-トリフルオロエチル)-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル(20mg,0.050mmol)及び2-アミノ-1-プロパノール(0.05mL)から実施例196に記載されている方法と同様にして、逆相HPLCにより精製した後、7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシ-1-メチルエチル)-2-オキソ-1-(2,2,2-トリフルオロエチル)-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド(15mg,65%の収率)を白色固体として製造した。H NMR(CDCl)δ 9.98(d,J=7.6Hz,1H),8.58(s,1H),7.37(s,1H),7.15-7.12(m,2H),7.04-6.99(m,2H),4.82(br s,2H),4.26(m,1H),4.13(s,2H),3.78(dd,J=10.8,4Hz,1H),3.67(dd,J=10.8,6,1H),1.30(d,J=6.8Hz,3H)。MS m/z 454(M+1)。
(実施例323)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1-(3-ピリジニルメチル)-N-(テトラヒドロ-2H-チオピラン-4-イル)-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を過剰のアミン及び溶媒としてエタノールを用いて実施例152に記載されている方法と同様にして製造して白色固体を得た。H NMR(400MHz,CDCl)δ 10.17(m,1H),8.54(s,1H),8.50(d,J=4.3Hz,1H),8.38(s,1H),7.30(d,J=7.7Hz,1H),7.17(m,1H),7.12(s,1H),6.99-6.94(m,4H),5.35(s,2H),4.02-3.98(m,3H),2.77-1.38(m,8H)。HRMS m/z 計算値(C2726FS(M+H)):505.1710、実測値:505.1714。
(実施例324)
N-(1,1-ジオキシドテトラヒドロ-2H-チオピラン-4-イル)-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1-(3-ピリジニルメチル)-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1-(3-ピリジニルメチル)-N-(テトラヒドロ-2H-チオピラン-4-イル)-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド(24mg,0.05mmol)をメタノール(4mL)中に含む溶液にオキソン(59.3mg,0.10mmol)を水(1mL)中溶液として添加した。生じた混合物を一晩撹拌した後、真空中で濃縮した。酢酸エチル及び水を順次添加した。有機物をブラインで洗浄し、水性層を酢酸エチルで抽出した。合わせた有機物を硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過し、濃縮した。残渣を逆相分取HPLCにより精製して、標記化合物(10mg,38%)をギ酸塩として白色固体として得た。H NMR(400MHz,CDCl)δ 10.41(d,J=6.5Hz,1H),8.58(s,1H),8.53(d,J=4.3Hz,1H),8.41(s,1H),8.10(s,1H),7.36(d,J=8.0Hz,1H),7.23(m,1H),7.16(s,1H),7.01-6.97(m,4H),5.37(s,2H),4.26(m,1H),4.04(s,2H),3.14(m,4H),2.49-2.29(m,4H)。HRMS m/z 計算値(C2726FS(M+H)):537.1608、実測値:537.1601。
(実施例325)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-N-[2-(プロピルオキシ)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル及び2-プロポキシエチルアミンから実施例2に記載されている方法に類似の方法を用いて製造し、白色固体として得た。H NMR(d-DMSO)δ 11.87(1H,br s),10.36(1H,br s),8.49(1H,s),7.43(1H,s),7.30-7.27(2H,m),7.16-7.11(2H,m),4.09(2H,s),3.36(2H,t,J=6.3),3.31(2H,br s),2.47-2.40(2H,m),1.51-1.46(2H,m),0.85(3H,t,J=7.4Hz)。HRMS 計算値(C2122FN+H):400.1673、実測値:400.1673。
(実施例326)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-N-[3-(プロピルオキシ)プロピル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル及び3-プロポキシプロピルアミンから実施例2に記載されている方法に類似の方法を用いて製造し、白色固体を得た。H NMR(d-DMSO)δ 11.83(1H,br s),10.26(1H,br s),8.48(1H,br s),7.43(1H,s),7.30-7.26(2H,m),7.16-7.11(2H,m),4.09(2H,s),3.42-3.38(4H,m),3.30-3.28(2H,m),1.76-1.71(2H,m),1.49(2H,q,J=7Hz),0.83(3H,t,J=7.3Hz)。HRMS 計算値(C2224FN+H):414.1829、実測値:414.1844。
(実施例327)
7-[(2,4-ジフルオロフェニル)メチル]-1-[2-(ジメチルアミノ)-2-オキソエチル]-4-ヒドロキシ-N-[2-(メチルオキシ)エチル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を3-アミノ-5-[(2,4-ジフルオロフェニル)メチル]-2-ピリジンカルボン酸メチルから、ステップ2でN,N-ジメチルアミンを用いて実施例11のステップ1〜4に記載されている方法に類似の方法を用いて製造した。その後、反応溶媒としてN,N-ジメチルホルムアミドを用いて実施例2に記載されている方法に類似の方法を用いてメトキシエチルアミンとカルボキサミドを形成して、所望生成物をオフホワイト色固体として得た。H NMR(d-DMSO)δ 10.23(1H,br s),8.46(1H,s),7.70(1H,s),7.41-7.35(1H,m),7.25-7.20(1H,m),7.06-7.03(1H,m),5.10(2H,s),4.13(2H,s),3.53-3.50(2H,m),3.49-3.47(2H,m),3.26(3H,s),3.11(3H,s),2.80(3H,s)。HRMS 計算値(C2324+H):475.1784、実測値:475.1793。
(実施例328)
7-(4-フルオロベンジル)-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシ-1,1-ジメチルエチル)-1-メチル-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を2-アミノ-2-メチル-1-プロパノールを用いて実施例96と同様にして製造して白色固体を得た。H NMR(CDCl)δ 10.53(1H,m),8.57(1H,s),7.39(1H,s),7.16(2H,m),7.03(2H,m),4.13(2H,s),3.72(2H,s),3.58(3H,s),1.44(6H,s)。HRMS 計算値(C2122FN+H):400.1673、実測値:400.1686。
(実施例329)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[(1-ヒドロキシシクロヘキシル)メチル]-1-メチル-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
実施例92に記載されている7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-メチル-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル(18mg,0.050mmol)、1-(アミノメチル)ヘキサノール塩酸塩(110mg,0.66mmol)及びトリエチルアミン(0.28mL,1.98mmol)から実施例196に記載されている方法と同様にして、逆相HPLCにより精製した後、7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[(1-ヒドロキシシクロヘキシル)メチル]-1-メチル-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド(4mg,18%の収率)を白色固体として製造した。H NMR(CDCl)δ 10.46(br s,1H),8.55(s,1H),7.38(s,1H),7.17-7.13(m,2H),7.04-6.94(m,2H),4.12(s,2H),3.58(s,3H),3.48(d,J=5.6Hz,2H),1.62-1.49(m,11H)。MS m/z 440(M+1)。
(実施例330)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[1-(ヒドロキシメチル)シクロペンチル]-1-メチル-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
実施例92に記載されている7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-メチル-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル(18mg,0.050mmol)及び(1-アミノシクロペンチル)メタノール(76mg,0.66mmol)から実施例196に記載されている方法と同様にして、逆相HPLCにより精製した後、7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[1-(ヒドロキシメチル)シクロペンチル]-1-メチル-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド(10mg,48%の収率)を白色固体として製造した。H NMR(CDCl)δ 10.56(br s,1H),8.55(s,1H),7.37(s,1H),7.17-7.14(m,2H),7.04-6.99(m,2H),4.12(s,2H),3.78(s,2H),3.56(s,3H),1.98-1.68(m,8H)。MS m/z 424(M-1)。
(実施例331)
N-(3-エトキシプロピル)-7-(4-フルオロベンジル)-4-ヒドロキシ-1-メチル-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を3-エトキシプロピルアミンを用いて実施例96と同様にして製造して白色固体を得た。H NMR(CDCl)δ 10.27(1H,m),8.56(1H,s),7.38(1H,s),7.15(2H,m),7.02(2H,m),4.13(2H,s),3.48-3.58(9H,m),1.91(2H,m),1.22(3H,t,J=7Hz)。HRMS 計算値(C2224FN+H):414.1829、実測値:414.1844。
(実施例332)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシシクロヘキシル)-1-メチル-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
実施例92に記載されている7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-メチル-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル(18mg,0.050mmol)、トリエチルアミン(0.3mL,1.95mmol)及び2-アミノシクロヘキサノール塩酸塩(100mg,0.66mmol)から実施例196に記載されている方法と同様にして、逆相HPLCにより精製した後、7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシシクロヘキシル)-1-メチル-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド(8mg,38%の収率)を白色固体として製造した。H NMR(CDCl)δ 10.29(d,J=7.6Hz,1H),8.54(s,1H),7.37(s,1H),7.17-7.13(m,2H),7.04-6.99(m,2H),4.12(s,2H),3.86(m,1H),3.56-3.47(m,4H),2.07(m,2H),1.75(m,2H),1.42-1.23(m,4H)。HRMS m/z 計算値(C2325F):426.1829、実測値:426.1834。
(実施例333)
7-(4-フルオロベンジル)-4-ヒドロキシ-N-(3-ヒドロキシプロピル)-1-メチル-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を3-アミノ-1-プロパノールを用いて実施例96と同様にして製造して薄レモン色固体を得た。H NMR(CDCl)δ 10.33(1H,m),8.56(1H,s),7.39(1H,s),7.15(2H,m),7.02(2H,m),4.13(2H,s),3.70(2H,m),3.60(2H,m),3.57(3H,s),1.83(2H,m)。HRMS 計算値(C2020FN+H):386.1516、実測値:386.1501。
(実施例334)
1-(2-アミノエチル)-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシエチル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
窒素下、1-[2-(1,3-ジオキソ-1,3-ジヒドロ-2H-イソインドール-2-イル)エチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシエチル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド(0.255g,0.48mmol)をEtOH(80mL)中に含む溶液を50℃でヒドラジン(0.151mL,4.81mmol)で1時間処理した。更に1時間後にヒドラジン(0.075mL)、4時間後にヒドラジン(0.15mL)を添加し、反応物を50℃で全部で8時間撹拌した。次いで、反応物に蓋を被せ、冷蔵庫において一晩冷却した。生じた懸濁液を濾過した後、高真空下で十分に乾燥して、標記化合物をオフホワイト色固体として得た。H NMR(300MHz,DMSO-D6)δ ppm 2.8(m,1H),3.4(m,2H),3.6(m,2H),4.1(s,2H),4.2(m,2H),4.9(bs,1H),7.1(t,J=8.7Hz,2H),7.4(m,2H),8.1(s,1H),8.5(s,1H),10.5(m,1H)。ESMS:401(M+H)。
(実施例335)
1-[2-(1,3-ジオキソ-1,3-ジヒドロ-2H-イソインドール-2-イル)エチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシエチル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
窒素下、1-[2-(1,3-ジオキソ-1,3-ジヒドロ-2H-イソインドール-2-イル)エチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル(0.035g,0.068mmol)をEtOH(3mL)中に含む溶液をマイクロ波容器において150℃でエタノールアミン(8mg,0.13mmol)で2時間処理した。その後、反応物を周囲温度まで冷却し、生じた懸濁液を濾過し、EtOH及びEtOで洗浄し、高真空下で十分に乾燥して、標記化合物を橙色固体として得た。H NMR(300MHz,DMSO-D)δ ppm 3.4(m,5H),3.9(t,J=6.0Hz,2H),4.1(s,2H),4.5(t,J=5.8Hz,2H),4.8(t,J=5.0Hz,1H),7.1(ddd,J=9.0,6.7,2.2Hz,2H),7.3(m,2H),7.8(m,4H),8.1(d,J=1.1Hz,1H),8.5(d,J=1.3Hz,1H),10.0(s,1H)。ESMS:531(M+H)。
(実施例336)
1-[2-(1,3-ジオキソ-1,3-ジヒドロ-2H-イソインドール-2-イル)エチル]-N-[2-(エチルオキシ)エチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
ステップ1:(1,3-ジオキソ-1,3-ジヒドロ-2H-イソインドール-2-イル)アセトアルデヒドの合成
窒素下、2-[2,2-ビス(エチルオキシ)エチル]-1H-イソインドール-1,3(2H)-ジオン(24.60g,93mmol)をTHF(150mL)中に含む溶液を1N HCl(aq)(75mL,75mmol)で処理し、還流させた。20時間撹拌した後、反応物を真空中で蒸発させ、残渣を1N HCl(100mL)と摩砕した。生じた固体を濾過により集め、1N HCl、水及びEtOで洗浄し、高真空下で乾燥して、所望生成物を白色固体として得た。H NMR(d-DMSO,300MHz)δ 9.60(1H,s),7.87-7.95(4H,m),4.6(2H,s)。
ステップ2:3-{[2-(1,3-ジオキソ-1,3-ジヒドロ-2H-イソインドール-2-イル)エチル]アミノ}-5-[(4-フルオロフェニル)メチル]-2-ピリジンカルボン酸エチルの合成
窒素下、3-アミノ-5-(4-フルオロベンジル)-2-ピリジンカルボン酸エチル(1.50g,5.47mmol)及び(1,3-ジオキソ-1,3-ジヒドロ-2H-イソインドール-2-イル)アセトアルデヒド(2.27g,12mmol)を氷酢酸(50mL)中に含む溶液を周囲温度でトリアセトキシホウ水素化ナトリウム(2.56g,12.1mmol)で処理した。30分間撹拌した後、反応物を希釈するために氷酢酸(40mL)を添加し、次いで(1,3-ジオキソ-1,3-ジヒドロ-2H-イソインドール-2-イル)アセトアルデヒド(0.17g)及びトリアセトキシホウ水素化ナトリウム(0.45g)を添加した。更に2.5時間撹拌した後、反応物を45℃に更に1時間加熱した。反応物を真空中で蒸発させ、残渣を水(500mL)と摩砕し、濾過し、水で洗浄した。生じた固体をCHCl中に溶解し、MgSOで乾燥し、濾過し、真空中で蒸発させた。残渣をCHCl中に溶解し、ヘキサン中0〜50% EtOAcを溶離液とするシリカゲルクロマトグラフィーにかけて、生成物を固体として得た。H NMR(400MHz,DMSO-D)δ ppm 1.2(t,J=7.1Hz,3H),3.5(q,J=6.2Hz,2H),3.8(t,J=6.0Hz,2H),3.9(s,2H),4.2(q,J=7.0Hz,2H),7.1(ddd,J=9.1,6.9,1.8Hz,2H),7.3(m,3H),7.6(t,J=6.2Hz,1H),7.7(d,J=1.6Hz,1H),7.8(m,4H)。ESMS:447(M+H)。
ステップ3:3-{[2-(1,3-ジオキソ-1,3-ジヒドロ-2H-イソインドール-2-イル)エチル][3-(エチルオキシ)-3-オキソプロパノイル]アミノ}-5-[(4-フルオロフェニル)メチル]-2-ピリジンカルボン酸エチルの合成
3-{[2-(1,3-ジオキソ-1,3-ジヒドロ-2H-イソインドール-2-イル)エチル]アミノ}-5-[(4-フルオロフェニル)メチル]-2-ピリジンカルボン酸エチル(1.88g,4.2mmol)及びエチルマロニルクロリド(1.2mL,8.4mmol)をDCE(60mL)中に含む溶液を窒素下で25時間還流加熱した。更に0.3mLのエチルマロニルクロリドを添加し、反応物を還流しながら更に1時間撹拌した。混合物を冷却し、真空中で濃縮し、CHClで希釈し、飽和水性NaHCO、水及びブラインで洗浄した。水性層を分離し、合わせた有機層を無水MgSOで乾燥し、濾過し、真空中で蒸発させた後、ヘキサン中25〜60% EtOAcを溶離液とするシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、生成物を油状物として得た。H NMR(300MHz,DMSO-D6)δ ppm 1.0(t,J=7.1Hz,3H),1.2(m,3H),2.9(m,2H),3.2(m,1H),3.3(s,1H),3.7(m,2H),3.8(qd,J=7.1,1.0Hz,2H),4.0(m,1H),4.3(m,2H),4.4(ddd,J=13.9,7.4,6.3Hz,1H),7.1(m,2H),7.3(m,J=6.0,6.0,2.9,2.8Hz,2H),7.8(ddd,J=8.9,6.9,4.3Hz,4H),8.0(d,J=2.0Hz,1H),8.6(d,J=2.0Hz,1H)。ESMS:561(M+H)。
ステップ4:1-[2-(1,3-ジオキソ-1,3-ジヒドロ-2H-イソインドール-2-イル)エチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチルの合成
窒素下、3-{[2-(1,3-ジオキソ-1,3-ジヒドロ-2H-イソインドール-2-イル)エチル][3-(エチルオキシ)-3-オキソプロパノイル]アミノ}-5-[(4-フルオロフェニル)メチル]-2-ピリジンカルボン酸エチル(2.05g,3.65mmol)をEtOH(75mL)中に含む溶液をDBU(0.709mL,4.74mmol)で処理した。周囲温度で15分間撹拌した後、反応混合物を1N NaHSO(5.0mL)で処理した。生じたスラリーを水で希釈し、濾過し、濾過した固体を水、EtOH及びEtOで洗浄し、高真空下で十分に乾燥して、標記化合物を白色固体として得た。H NMR(400MHz,クロロホルム-D)δ ppm 1.4(t,J=7.0Hz,3H),4.0(t,J=7.0Hz,4H),4.4(t,J=6.5Hz,2H),4.5(q,J=7.3Hz,2H),7.0(t,J=8.5Hz,2H),7.1(m,2H),7.7(dd,J=5.5,3.1Hz,2H),7.8(s,1H),7.8(m,2H),8.4(s,1H),13.9(none,1H)。ESMS:516(M+H)。
ステップ5:1-[2-(1,3-ジオキソ-1,3-ジヒドロ-2H-イソインドール-2-イル)エチル]-N-[2-(エチルオキシ)エチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミドの合成
窒素下、1-[2-(1,3-ジオキソ-1,3-ジヒドロ-2H-イソインドール-2-イル)エチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル(0.021g,0.041mmol)をEtOH(2mL)中に含む溶液をマイクロ波容器においてエトキシエチルアミン(0.021mL,0.2mmol)で150℃で10分間処理し、180℃で更に10分間処理した。反応物を周囲温度に冷却した後、生じた懸濁液を濾過し、濾過した固体を水及びEtOで洗浄し、次いで高真空下で十分に乾燥して、標記化合物をベージュ色固体として得た。H NMR(300MHz,DMSO-d)δ ppm 1.07(t,J=6.95Hz,4H),1.56-1.91(m,1H),3.34-3.41(m,7H),3.88-3.92(m,2H),4.11(s,2H),4.53-4.56(m,1H),7.12-7.13(m,1H),7.32-7.37(m,2H),7.81-7.82(m,4H),8.14-8.15(m,1H),8.52(dd,J=1.47,0.35Hz,1H),9.76-10.16(m,1H)。ESMS:559(M+H)。
(実施例337)
N-(1,1-ジオキシドテトラヒドロ-2H-チオピラン-4-イル)-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を実施例324に記載されている方法と同様にして製造して白色固体を得た。H NMR(400MHz,CDCl)δ 10.23(d,J=7.1Hz,1H),8.29(s,1H),7.22(s,1H),7.00(dd,J=8.6,5.5Hz,2H),6.84(t,J=8.7Hz,2H),4.08(m,1H),3.92(s,2H),2.99(m,4H),2.28-2.05(m,4H)。HRMS m/z 計算値(C2121FS(M+H)):446.1187、実測値:446.1180。
(実施例338)
1-[2-(アセチルアミノ)エチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシエチル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
窒素下、1-(2-アミノエチル)-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシエチル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド(0.019g,0.047mmol)及びジイソプロピルエチルアミン(0.075mL,0.43mmol)をDMF(1mL)中に含む溶液を周囲温度で無水酢酸(0.004mL,0.042mmol)で処理した。可溶化するために反応物をわずかに加温した後、周囲温度で10分間反応させた。水(2mL)を添加し、反応物を0℃に冷却し、真空中で濃縮した。生じた残渣を1N NaHSOで処理し、濾過し、EtOと摩砕し、空気中で乾燥して、標記化合物をオフホワイト色固体として得た。H NMR(300MHz,DMSO-D6)δ ppm 1.7(s,3H),3.3(dd,J=3.1,1.3Hz,2H),3.4(m,2H),3.6(m,2H),4.1(s,2H),4.3(m,2H),4.9(t,J=4.8Hz,1H),7.1(t,J=8.8Hz,2H),7.4(m,2H),8.0(m,1H),8.2(s,1H),8.5(s,1H),10.4(d,J=6.2Hz,1H),17.2(s,1H)。ESMS:443(M+H)。
(実施例339)
1-[2-(ジメチルアミノ)-2-オキソエチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[(2S)-2-ヒドロキシプロピル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を1-[2-(ジメチルアミノ)-2-オキソエチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル及び(2S)-1-アミノ-2-プロパノールから実施例245に記載されている方法に類似の方法を用いて製造し、逆相分取HPLC(固定相 C-18;移動相 10〜100% CHCN/水/0.1% ギ酸)により精製した。生成物を白色固体として得た。H NMR(d-DMSO)δ 10.28(1H,t,J=5Hz),8.50(1H,s),7.75(1H,s),7.31(2H,m),7.12(2H,m),5.12(2H,m),4.94(1H,d,J=5Hz),4.11(2H,s),3.78(1H,m),3.40(1H,m),3.18(1H,m),3.12(3H,s),2.82(3H,s),1.07(3H,d,J=6Hz)。HRMS 計算値(C2325FN+H):457.18817、実測値:457.18875。
(実施例340)
(±)-1-[2-(ジメチルアミノ)-2-オキソエチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシ-1-メチルエチル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を1-[2-(ジメチルアミノ)-2-オキソエチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル及び(±)-2-アミノ-1-プロパノールから実施例245に記載されている方法に類似の方法を用いて製造し、逆相分取HPLC(固定相 C-18;移動相 10〜100% CHCN/水/0.1% ギ酸)により精製した。生成物を白色固体として得た。H NMR(d-DMSO)δ 10.23(1H,d,J=8Hz),8.50(1H,s),7.77(1H,s),7.32(2H,dd,J=8.4,5.7Hz),7.12(2H,t,J〜9Hz),5.12(2H,m),4.98(1H,t,J=5Hz),4.11(2H,s),4.03(1H,m),3.45(2H,m),3.12(3H,s),2.82(3H,s),1.15(3H,d,J=7Hz)。HRMS 計算値(C2325FN+H):457.18817、実測値:457.18872。
(実施例341)
N-エチル-7-(4-フルオロベンジル)-4-ヒドロキシ-1-メチル-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物をエチルアミンをメタノール中に含む溶液を用いて実施例96と同様にして製造して薄レモン色固体を得た。H NMR(CDCl)δ 10.12(1H,m),8.56(1H,s),7.39(1H,s),7.15(2H,m),7.02(2H,m),4.13(2H,s),3.57(3H,s),3.48(2H,m),1.27(3H,t,J=7Hz)。HRMS 計算値(C1918FN+H):356.1405、実測値:356.1410。
(実施例342)
7-(4-フルオロベンジル)-4-ヒドロキシ-N-(3-メトキシプロピル)-1-メチル-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を3-メトキシプロピルアミンを用いて実施例96と同様にして製造して白色固体を得た。H NMR(CDCl)δ 10.27(1H,m),8.55(1H,s),7.38(1H,s),7.15(2H,m),7.03(2H,m),4.12(2H,s),3.57(3H,s),3.54(2H,m),3.49(2H,m),3.36(3H,s),1.90(2H,m)。HRMS 計算値(C2122FN+H):400.1667、実測値:400.1672。
(実施例343)
N-{2-[(ジメチルアミノ)スルホニル]エチル}-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-メチル-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
実施例92に記載されている7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-メチル-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル(30mg,0.084mmol)、2-アミノ-N,N-ジメチルエタンスルホンアミド塩酸塩(200mg,1.09mmol)及びトリエチルアミン(0.5mL,3.27mmol)から実施例196に記載されている方法と同様にして、逆相HPLCにより精製した後、N-{2-[(ジメチルアミノ)スルホニル]エチル}-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-メチル-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド(19mg,49%の収率)を褐色固体として製造した。H NMR(CDCl)δ 10.55(br s,1H),8.55(s,1H),7.38(s,1H),7.16-7.12(m,2H),7.03-6.98(m,2H),4.12(s,2H),3.89(m,2H),3.57(s,3H),3.24(m,2H),2.89(s,6H)。HRMS m/z 計算値(C2124FNS):463.1446、実測値:463.1451。
(実施例344)
4-{[({7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-メチル-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-イルカルボニル}アミノ)メチル]シクロヘキサンカルボン酸1,1-ジメチルエチル
実施例92に記載されている7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-メチル-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル(30mg,0.084mmol)及び4-(アミノメチル)シクロヘキサンカルボン酸1,1-ジメチルエチル(221mg,1.04mmol)から実施例196に記載されている方法と同様にして、逆相HPLCにより精製した後、4-{[({7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-メチル-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-イルカルボニル}アミノ)メチル]シクロヘキサンカルボン酸1,1-ジメチルエチル(35mg,80%の収率)を白色固体として製造した。H NMR(CDCl)δ 10.24(s,1H),8.55(s,1H},7.38(s,1H),7.16-7.12(m,2H),7.03-6.98(m,2H),4.12(s,2H),3.57(s,3H),3.29(m,2H),2.12(m,2H),1.92(m,5H),1.60(m,1H),1.40(s,9H),1.03(m,2H)。HRMS m/z 計算値(C2935FN):524.2555、実測値:524.2557。
(実施例345)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-メチル-N-[2-(メチルスルホニル)エチル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
実施例92に記載されている7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-メチル-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル(30mg,0.084mmol)、トリエチルアミン(0.05mL,0.364mmol)及び[2-(メチルスルホニル)エチル]アミン塩酸塩(174mg,1.08mmol)から実施例196に記載されている方法と同様にして、逆相HPLCにより精製した後、7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-メチル-N-[2-(メチルスルホニル)エチル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド(11mg,22%の収率)を白色固体として製造した。H NMR(CDCl)δ 10.61(br s,1H),8.56(s,1H),7.39(s,1H),7.16-7.12(m,2H),7.04-6.99(m,2H),4.13(s,2H),3.95(m,2H),3.57(s,3H),3.37(m,2H),2.98(s,3H)。MS m/z 434(M+1)。
(実施例346)
{2-[7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-3-{[(2-ヒドロキシエチル)アミノ]カルボニル}-2-オキソ-1,5-ナフチリジン-1(2H)-イル]エチル}カルバミン酸メチル
窒素下、1-(2-アミノエチル)-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシエチル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド(0.0207g,0.052mmol)及びジイソプロピルエチルアミン(0.075mL,0.43mmol)をDMF(2mL)中に含む溶液を周囲温度でメチルクロロホルメート(0.0038mL,0.049mmol)で処理で処理した。水(2mL)を添加し、反応物を真空中で濃縮した。生じた残渣を逆相HPLCにより精製し、純粋な画分から真空中で濃縮して、標記化合物をオフホワイト色固体として得た。H NMR(300MHz,DMSO-D)δ ppm 3.2(m,2H),3.4(m,5H),3.6(m,2H),4.1(s,2H),4.3(t,J=6.3Hz,2H),4.9(t,J=4.9Hz,1H),7.1(t,J=8.9Hz,2H),7.3(t,J=6.0Hz,1H),7.4(m,2H),8.1(s,1H),8.5(s,1H),10.4(m,1H)。ESMS:459(M+H)。
(実施例347)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-メチル-N-{2-[4-(メチルスルホニル)フェニル]エチル}-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
実施例92に記載されている7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-メチル-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル(30mg,0.084mmol)、トリエチルアミン(0.5mL,4.08mmol)及び{2-[4-(メチルスルホニル)フェニル]エチル}アミン(250mg,1.25mmol)から実施例196に記載されている方法と同様にして、逆相HPLCにより精製した後、7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-メチル-N-{2-[4-(メチルスルホニル)フェニル]エチル}-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド(11mg,26%の収率)を白色固体として製造した。H NMR(CDCl)δ 10.28(br s,1H),8.56(s,1H),7.87(d,J=8Hz,2H),7.44(d,J=8Hz,2H),7.38(s,1H),7.16-7.14(m,2H),7.04-6.99(m,2H),4.13(s,2H),3.72(m,2H),3.56(s,3H),3.06-3.02(m,5H)。HRMS m/z 計算値(C2625FNS):510.1493、実測値:510.1498。
(実施例348)
1-(2-アミノエチル)-N-[2-(エチルオキシ)エチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
窒素下、1-[2-(1,3-ジオキソ-1,3-ジヒドロ-2H-イソインドール-2-イル)エチル]-N-[2-(エチルオキシ)エチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド(0.155g,0.277mmol)をEtOH(6.5ml)中に含む溶液を50℃でヒドラジン(0.218mL,6.92mmol)で7時間処理した。次いで、反応物を周囲温度に冷却し、一晩撹拌した。50℃で更に6.5時間加熱した後、生じた溶液を水(75mL)に注ぎ、冷蔵し、生じた懸濁液を濾過し、冷3:1 水:EtOHで洗浄した。次いで、固体を高真空下で十分に乾燥して、標記化合物をオフホワイト色固体として得た。H NMR(400MHz,DMSO-D)δ ppm 1.1(t,J=7.1Hz,3H),2.8(t,J=7.2Hz,2H),3.5(q,J=6.9Hz,2H),3.5(s,4H),4.2(s,2H),4.2(t,J=7.1Hz,2H),7.1(t,J=8.8Hz,2H),7.4(dd,J=8.7,5.4Hz,2H),8.1(s,1H),8.5(s,1H),10.4(s,1H)。ESMS:429(M+H)。
(実施例349)
7-(4-フルオロベンジル)-4-ヒドロキシ-1-メチル-2-オキソ-N-(3-プロポキシプロピル)-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を3-N-プロポキシプロピルアミンを用いて実施例96と同様にして製造して白色固体を得た。H NMR(CDCl)δ 10.25(1H,m),8.57(1H,s),7.38(1H,s),7.15(2H,m),7.02(2H,m),4.13(2H,s),3.58(3H,s),3.55(4H,m),3.40(2H,m),1.91(2H,m),1.60(2H,m),0.92(3H,t,J=7Hz)。HRMS 計算値(C2326FN+H):428.1980、実測値:428.1987。
(実施例350)
N-(3-ブトキシプロピル)-7-(4-フルオロベンジル)-4-ヒドロキシ-1-メチル-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を3-ブトキシプロピルアミンを用いて実施例96と同様にして製造して白色固体を得た。H NMR(CDCl)δ 10.25(1H,m),8.57(1H,s),7.38(1H,s),7.15(2H,m),7.02(2H,m),4.13(2H,s),3.58(3H,s),3.52(4H,m),3.43(2H,m),1.91(2H,m),1.56(2H,m),1.38(2H,m),0.91(3H,t,J=7Hz)。HRMS 計算値(C2428FN+H):442.2137、実測値:442.2143。
(実施例351)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-{2-[(1-メチルエチル)オキシ]エチル}-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル及び2-アミノエチルイソプロピルエーテルから実施例2に記載されている方法に類似の方法を用いて製造し、白色固体として得た。H NMR(d-DMSO)δ 11.72(1H,br s),10.88(1H,br s),10.06(1H,br s),8.18(1H,s),7.30-7.25(3H,m),7.16-7.11(2H,m),3.98(2H,br s),3.57-3.54(1H,m),3.50-3.38(4H,m),1.08(6H,d,J=5.7Hz)。HRMS 計算値(C2122FN+H):400.1667、実測値:400.1673。
(実施例352)
1-[2-(アセチルアミノ)エチル]-N-[2-(エチルオキシ)エチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
窒素下、1-(2-アミノエチル)-N-[2-(エチルオキシ)エチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド(0.020g,0.047mmol)及びジイソプロピルエチルアミン(0.041mL,0.24mmol)をDMF(5mL)中に含む溶液を周囲温度で無水酢酸(0.0044mL,0.047mmol)で処理した。可溶化するために反応物をわずかに加温し、周囲温度で10分間反応させた。水(2mL)を添加し、反応物を0℃に冷却し、真空中で濃縮した。生じた残渣を1N NaHSOで処理し、濾過し、EtOと摩砕し、真空中で乾燥して、標記化合物をオフホワイト色固体として得た。H NMR(300MHz,DMSO-D6)δ ppm 1.1(t,J=6.9Hz,3H),1.7(s,3H),3.3(dd,J=12.5,5.3Hz,2H),3.5(q,J=7.0Hz,2H),3.5(s,4H),4.1(s,2H),4.3(t,J=6.7Hz,2H),7.1(t,J=9.0Hz,2H),7.4(dd,J=8.4,5.5Hz,2H),8.0(t,J=5.6Hz,1H),8.2(s,1H),8.6(s,1H),10.4(s,1H),17.1(s,1H)。ESMS:471(M+H)。
(実施例353)
{2-[3-({[2-(エチルオキシ)エチル]アミノ}カルボニル)-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,5-ナフチリジン-1(2H)-イル]エチル}カルバミン酸メチル
窒素下、1-(2-アミノエチル)-N-[2-(エチルオキシ)エチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド(0.02g,0.047mmol)及びジイソプロピルエチルアミン(0.041mL,0.24mmol)をDMF(5mL)中に含む溶液を周囲温度でメチルクロロホルメート(0.0036mL,0.047mmol)で処理した。反応物を真空中で濃縮し、生じた残渣を1N NaHSOで処理し、濾過し、1N NaHSO及びEtOで洗浄した後、真空中で乾燥して、標記化合物をオフホワイト色固体として得た。H NMR(300MHz,DMSO-D)δ ppm 1.1(t,J=7.0Hz,3H),3.3(m,2H),3.4(s,3H),3.5(m,7H),4.1(s,2H),4.3(t,J=6.0Hz,2H),7.1(t,J=8.8Hz,2H),7.3(m,1H),7.4(m,2H),8.1(s,1H),8.5(s,1H),17.1(s,1H)。ESMS:487(M+H)。
(実施例354)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-メチル-N-[1-(メチルスルホニル)-4-ピペリジニル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
実施例92に記載されている7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-メチル-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル(30mg,0.084mmol)、トリエチルアミン(0.1mL,0.818mmol)及びトリフルオロ酢酸塩としての1-(メチルスルホニル)-4-ピペリジンアミン(171mg,0.589mmol)から実施例196に記載されている方法と同様にして、逆相HPLCにより精製した後、7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-メチル-N-[1-(メチルスルホニル)-4-ピペリジニル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド(15mg,43%の収率)を白色固体として製造した。H NMR(CDCl)δ 10.33(d,J=7.6Hz,1H),8.58(s,1H),7.41(s,1H),7.18-7.14(m,2H),7.05-7.00(m,2H),4.14-4.09(m,3H),3.75-3.69(m,2H),3.58(s,3H),2.97(m,2H),2.82(s,3H),2.14(m,2H),1.76(m,2H)。HRMS m/z 計算値(C2326FNS):489.1602、実測値:489.1609。
(実施例355)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-メチル-N-[3-(メチルチオ)プロピル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
実施例92に記載されている7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-メチル-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル(30mg,0.084mmol)及び[3-(メチルチオ)プロピル]アミン(0.02mL,0.589mmol)から実施例196に記載されている方法と同様にして、逆相HPLCにより精製した後、7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-メチル-N-[3-(メチルチオ)プロピル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド(15mg,43%の収率)を白色固体として製造した。H NMR(CDCl)δ 10.25(br s,1H),8.57(s,1H),7.39(s,1H),7.18-7.14(m,2H),7.05-7.00(m,2H),4.14(s,2H),3.59-3.54(m,5H),2.59(m,2H),2.12(s,3H),1.95(m,2H)。HRMS m/z 計算値(C2123FNS):416.1438、実測値:416.1447。
(実施例356)
1-(2-{[(ジメチルアミノ)カルボニル]アミノ}エチル)-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシエチル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
窒素下、1-(2-アミノエチル)-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシエチル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド(0.019g,0.047mmol)及びジイソプロピルエチルアミン(0.15mL,0.86mmol)をDMF(1.2mL)中に含む溶液を周囲温度でN,N-ジメチルカルボニルクロリド(0.0038mL,0.041mmol)で処理した。2時間後、EtOH(0.25mL)を添加し、真空中で濃縮した。生じた残渣を1N NaHSO中に懸濁し、一晩冷蔵した。逆相HPLCにより精製し、純粋な画分から真空中で濃縮して、標記化合物をとオフホワイト色固体とし得た。H NMR(300MHz,DMSO-D6)δ ppm 2.7(s,6H),3.3(s,4H),3.4(t,J=5.5Hz,2H),3.6(t,J=5.3Hz,2H),4.1(s,2H),4.2(t,J=6.0Hz,2H),4.9(m,1H),6.5(m,1H),7.1(t,J=8.9Hz,2H),7.4(m,2H),8.3(s,1H),8.5(s,1H),10.4(s,1H)。ESMS:472(M+H)。
(実施例357)
N-(1,1-ジオキシドテトラヒドロ-2H-チオピラン-4-イル)-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1-(2-ピリジニルメチル)-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を実施例324に記載されている方法と同様にして製造して白色固体を得た。H NMR(400MHz,CDCl)δ 10.51(d,J=7.6Hz,1H),8.53(s,1H),8.44(d,J=4.8Hz,1H),7.61-7.56(m,2H),7.18(m,1H),7.13(d,J=7.9Hz,1H),7.00(m,2H),6.92(m,2H),5.49(s,2H),4.26(m,1H),4.02(s,2H),3.14(m,4H),2.49-2.28(m,4H)。HRMS m/z 計算値(C2726FS(M+H)):537.1608、実測値:537.1616。
(実施例358)
1-(2-{[(ジメチルアミノ)カルボニル]アミノ}エチル)-N-[2-(エチルオキシ)エチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
窒素下、1-(2-アミノエチル)-N-[2-(エチルオキシ)エチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド(0.02g,0.047mmol)及びジイソプロピルエチルアミン(0.041mL,0.24mmol)をDMF(5mL)中に含む溶液を周囲温度でN,N-ジメチルカルボニルクロリド(0.0043mL,0.047mmol)で処理した。2時間後,更に0.001mLのクロリドを添加し、周囲温度で更に6時間撹拌した。反応物を真空中で濃縮し、生じた残渣をDMSO及び水中に懸濁し、濾過し、水及びEtOで洗浄した後、真空中で乾燥して、標記化合物をオフホワイト色固体として得た。H NMR(400MHz,DMSO-D6)δ ppm 1.1(t,J=7.0Hz,3H),2.7(s,6H),3.3(d,J=7.0Hz,2H),3.5(q,J=7.0Hz,2H),3.5(s,4H),4.1(s,2H),4.2(t,J=6.1Hz,2H),6.6(m,1H),7.1(t,J=8.9Hz,2H),7.4(dd,J=8.8,5.5Hz,2H),8.3(s,1H),8.5(s,1H),10.4(s,1H)。ESMS:500(M+H)。
(実施例359)
7-(4-フルオロベンジル)-4-ヒドロキシ-N-[(1S)-2-ヒドロキシ-1-メチルエチル]-1-メチル-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を(S)-(+)-2-アミノ-1-プロパノールを用いて実施例96と同様にして製造して黄色固体を得た。H NMR(CDCl)δ 10.21(1H,d,J=7Hz),8.54(1H,s),7.40(1H,s),7.16(2H,m),7.03(2H,m),4.27(1H,m),4.13(2H,s),3.83(1H,m),3.69(1H,m),3.52(3H,s),1.30(3H,d,J=7Hz)。HRMS 計算値(C2020FN+H):386.1516、実測値:386.1512。
(実施例360)
7-(4-フルオロベンジル)-4-ヒドロキシ-N-[(1R)-2-ヒドロキシ-1-メチルエチル]-1-メチル-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を(R)-(-)-2-アミノ-1-プロパノールを用いて実施例96と同様にして製造して黄色固体を得た。H NMR(CDCl)δ 10.20(1H,d,J=7Hz),8.53(1H,s),7.41(1H,s),7.16(2H,m),7.02(2H,m),4.26(1H,m),4.13(2H,s),3.83(1H,m),3.69(1H,m),3.51(3H,s),1.31(3H,d,J=7Hz)。HRMS 計算値(C2020FN+H):386.1516、実測値:386.1517。
(実施例361)
7-(4-フルオロベンジル)-4-ヒドロキシ-N-[(2R)-2-ヒドロキシプロピル]-1-メチル-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を(R)-(-)-1-アミノ-プロパノールを用いて実施例96と同様にして製造して黄色固体を得た。H NMR(CDCl)δ 10.42(1H,m),8.53(1H,s),7.37(1H,s),7.16(2H,m),7.02(2H,m),4.12(2H,s),4.08(1H,m),3.62(1H,m),3.54(3H,s),3.34(1H,m),1.27(3H,d,J=7Hz)。HRMS 計算値(C2020FN+H):386.1516、実測値:386.1518。
(実施例362)
1-エチル-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-{2-[メチル(メチルスルホニル)アミノ]エチル}-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
ステップ1:1-エチル-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル(160mg,0.468mmol)、リチウム(ビス-トリメチルシリル)アミド(0.94mLのテトラヒドロフラン中1M,0.940mmol)及びヨードエタン(0.22mL,2.81mmol)から実施例316のステップ1に記載されている方法と同様にして、1-エチル-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル(170mg,95%の収率)を黄色油状物として製造した。生成物に対して更なる精製を実施しなかった。H NMR(CDCl)δ 8.37(s,1H),7.34(s,1H),7.10-7.05(m,2H),6.95-6.91(m,2H),4.39(m,2H),4.11(m,2H),4.06(s,2H),1.35(m,3H),1.15(m,3H)。MS m/z 393(M+23)。
ステップ2:1-エチル-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-{2-[メチル(メチルスルホニル)アミノ]エチル}-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
1-エチル-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル(38mg,0.103mmol)及びN-(2-アミノエチル)-N-メチルメタンスルホンアミド(489mg,3.21mmol)から実施例196に記載されている方法と同様にして、逆相HPLCにより精製した後、1-エチル-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-{2-[メチル(メチルスルホニル)アミノ]エチル}-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド(33mg,67%の収率)を白色固体として製造した。H NMR(CDCl)δ 10.42(br s,1H),8.55(s,1H),7.38(s,1H),7.17-7.13(m,2H),7.04-6.99(m,2H),4.19(m,2H),4.14(s,2H),3.66(m,2H),3.41(m,2H),2.97(s,3H),2.84(s,3H),1.23(m,3H)。HRMS m/z 計算値(C2226FNS):477.1602、実測値:477.1610。
(実施例363)
N-[2-(アセチルアミノ)エチル]-1-エチル-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
1-エチル-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル(30mg,0.081mmol)及びN-(2-アミノエチル)アセトアミド(66mg,0.648mmol)から実施例196に記載されている方法と同様にして、逆相HPLCにより精製した後、N-[2-(アセチルアミノ)エチル]-1-エチル-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド(21mg,60%の収率)を白色固体として製造した。H NMR(CDCl)δ 10.31(br s,1H),8.49(s,1H),7.38(s,1H),7.14-7.11(m,2H),7.01-6.96(m,2H),6.85(br s,1H),4.16(m,2H),4.10(s,2H),3.54(m,2H),3.42(m,2H),1.94(s,3H),1.20(m,3H)。HRMS m/z 計算値(C2224FN):427.1776、実測値:427.1783。
(実施例364)
1-エチル-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-N-[2-(2-オキソ-1-イミダゾリジニル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
1-エチル-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル(30mg,0.081mmol)及び1-(2-アミノエチル)-2-イミダゾリジノン(0.17mL,0.648mmol)から実施例196に記載されている方法と同様にして、逆相HPLCにより精製した後、1-エチル-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-N-[2-(2-オキソ-1-イミダゾリジニル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド(13mg,35%の収率)を白色固体として製造した。H NMR(CDCl)δ 10.36(br s,1H),8.54(s,1H),7.35(s,1H),7.16-7.12(m,2H),7.04-6.94(m,2H),4.41(s,1H),4.18(m,2H),4.13(s,2H),3.62(m,2H),3.55(m,2H),3.45-3.39(m,4H),1.21(m,3H)。MS m/z 454(M+1)。
(実施例365)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[(1S)-2-ヒドロキシ-1-メチルエチル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボンエチル酸及びS-(+)-2-アミノ-1-プロパノールから、反応溶媒としてN,N-ジメチルホルムアミドを用いて実施例2に記載されている方法に類似の方法を用いて製造した、生成物をオフホワイト色固体として得た。互変異性体:H NMR(d-DMSO)δ 11.71(1H,br s),10.71(1H,br s),10.05(1H,br s),8.18(0.59H,s),8.14(0.41H,s),7.36-7.23(3H,m),7.14-7.08(2H,m),4.78(1H,t,J=5Hz),3.98(2H,s),3.97-3.95(1H,m),3.49-3.41(1H,m),3.26-3.21(1H,m),1.13(1.62H,d,J=6.6Hz),1.08(1.38H,d,J=6.6Hz)。HRMS 計算値(C1918FN+H):372.1360、実測値:372.1356。
(実施例366)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[(1R)-2-ヒドロキシ-1-メチルエチル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボンエチル酸及びR-(-)-2-アミノ-1-プロパノールから、反応溶媒としてN,N-ジメチルホルムアミドを用いて実施例2に記載されている方法に類似の方法を用いて製造した。生成物をオフホワイト色固体とし得た。互変異性体:H NMR(d-DMSO)δ 11.72(1H,br s),10.70(1H,br s),10.04(1H,br s),8.17(0.23H,s),8.14(0.77H,s),7.34-7.22(3H,m),7.14-7.08(2H,m),4.79-4.77(1H,m),3.98(2H,s),3.97-3.92(1H,m),3.29-3.21(1H,m),1.13(1.65H,d,J=6.6Hz),1.08(1.35H,d,J=6.6Hz)。HRMS 計算値(C1918FN+H):372.1354、実測値:372.1361。
(実施例367)
1-エチル-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシ-1-メチルエチル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
1-エチル-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル(30mg,0.081mmol)及び2-アミノ-1-プロパノール(0.052mL,0.648mmol)から実施例196に記載されている方法と同様にして、逆相HPLCにより精製した後、1-エチル-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシ-1-メチルエチル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド(21mg,66%の収率)を白色固体として製造した。H NMR(CDCl)δ 10.34(d,J=7.2Hz,1H),8.55(s,1H),7.36(s,1H),7.18-7.14(m,2H),7.05-7.01(m,2H),4.28(m,1H),4.21-4.14(m,4H),3.79(dd,J=10.8,3.6Hz,1H),3.68(dd,J=10.8,6Hz,1H),1.32(d,J=6.8Hz,3H),1.24(t,J=6.8Hz,3H)。HRMS m/z 計算値(C2123FN):400.1667、実測値:400.1674。
(実施例368)
1-エチル-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシエチル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
1-エチル-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル(30mg,0.081mmol)及び2-アミノエタノール(0.05mL)から実施例196に記載されている方法と同様にして、逆相HPLCにより精製した後、1-エチル-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシエチル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド(18mg,58%の収率)を白色固体として製造した。H NMR(CDCl)δ 10.47(br s,1H),8.53(s,1H),7.35(s,1H),7.17-7.13(m,2H),7.04-6.99(m,2H),4.20-4.13(m,4H),3.85(m,2H),3.63(m,2H),1.22(m,3H)。HRMS m/z 計算値(C2021FN):386.1510、実測値:386.1517。
(実施例369)
1-エチル-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシプロピル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
1-エチル-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル(30mg,0.081mmol)及び1-アミノ-2-プロパノール(0.05mL)から実施例196に記載されている方法と同様にして、逆相HPLCにより精製した後、1-エチル-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシプロピル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド(12mg,38%の収率)を白色固体として製造した。H NMR(CDCl)δ 10.49(s,1H),8.56(s,1H),7.37(s,1H),7.18(m,2H),7.05-7.07(m,2H),4.23-4.06(m,5H),3.62(m,1H),3.38(m,1H),1.29-1.22(m,6H)。HRMS m/z 計算値(C2123FN):400.1667、実測値:400.1673。
(実施例370)
1-[3-(1,3-ジオキソ-1,3-ジヒドロ-2H-イソインドール-2-イル)プロピル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシエチル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
1-[3-(1,3-ジオキソ-1,3-ジヒドロ-2H-イソインドール-2-イル)プロピル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル(50mg,0.095mmol)及びエタノールアミン(28μL,0.46mmol)の混合物をエタノール(3mL)中で合わせ、マイクロ波管において150℃で10分間加熱した。混合物を周囲温度で撹拌し、粗生成物を濾過し、1N NaHSOで洗浄した。0.1% ギ酸を含有する10〜90% 水性CHCNを溶離液とする逆相クロマトグラフィーにより精製して、白色固体を得た。H NMR(d-DMSO)δ 10.36(1H,b),8.53(1H,s),7.81-7.86(2H,m),7.71-7.75(2H,m),7.34(1H,s),7.12-7.17(2H,m),6.99(2H,t,J=9Hz),4.24(2H,t,J=8Hz),4.08(2H,s),3.81-3.87(2H,m),3.76(2H,t,J=6Hz),3.58-3.64(2H,m),2.44(1H,b),2.01-2.09(2H,m)。ESMS:545(M+H)。
(実施例371)
1-[2-(1,1-ジオキシド-2-イソチアゾリジニル)エチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシエチル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
N-[2,2-ビス(メチルオキシ)エチル]-3-クロロ-1-プロパンスルホンアミド
アミノアセトアルデヒドジメチルアセタール(2.22mL,20.4mmol)及びトリエチルアミン(3.54mL,25.4mmol)をジクロロメタン(60mL)中に含む冷(0℃)溶液にジクロロメタン(40mL)中の3-クロロプロパンスルホニルクロリド(2.06mL,16.9mmol)を滴下した。反応混合物を室温まで加温し、1時間撹拌した。反応混合物を水でクエンチした。有機相を水及びブラインで洗浄した後、硫酸ナトリウムで乾燥した。濾過し、濃縮し、次いでエーテルと摩砕して、N-[2,2-ビス(メチルオキシ)エチル]-3-クロロ-1-プロパンスルホンアミドを白色固体として得た。H NMR(400MHz,CDCl)δ 4.56(s,1H),4.42(t,J=5.0Hz,1H),3.68(t,J=6.1Hz,2H),3.42(s,6H),3.25-3.21(m,4H),2.28(m,2H)。
2-[2,2-ビス(メチルオキシ)エチル]イソチアゾリジン1,1-ジオキシド
水素化ナトリウム(267mg,油中60%,6.67mmol)をN,N-ジメチルホルムアミド(30mL)中に含む冷(0℃)懸濁液にN,N-ジメチルホルムアミド(10mL)中のN-[2,2-ビス(メチルオキシ)エチル]-3-クロロ-1-プロパンスルホンアミド(1.49g,6.06mmol)を滴下した。反応混合物を室温まで加温し、1時間撹拌した。反応混合物を氷に注ぎ、トルエンで抽出した。有機層を水及びブラインで洗浄した後、硫酸ナトリウムで乾燥した。濾過し、濃縮して、2-[2,2-ビス(メチルオキシ)エチル]イソチアゾリジン1,1-ジオキシドを透明油状物として得た。H NMR(400MHz,CDCl)δ 4.51(t,J=5.3Hz,1H),3.41-3.37(m,8H),3.17-3.11(m,4H),2.35(m,2H)。
(1,1-ジオキシド-2-イソチアゾリジニル)アセトアルデヒド
2-[2,2-ビス(メチルオキシ)エチル]イソチアゾリジン1,1-ジオキシド(1.00g,4.77mmol)をアセトン(5mL)中に含む溶液に塩酸(600μLの1M 水溶液,0.600mmol)を添加した。反応混合物を60℃で10時間加熱した後、室温まで冷却した、過剰のアセトンを真空中で除去し、生じた残渣を水とジクロロメタンに分配した。有機層を分離し、硫酸ナトリウムで乾燥した。濾過し、濃縮し、次いでフラッシュクロマトグラフィー(ジクロロメタン中0〜5% メタノール)にかけて、(1,1-ジオキシド-2-イソチアゾリジニル)アセトアルデヒドを茶色油状物として得た。H NMR(400MHz,CDCl)δ 9.64(s,1H),3.91(s,2H),3.39(m,2H),3.20(t,J=7.7Hz,2H),2.44(m,2H)。
3-{[2-(1,1-ジオキシド-2-イソチアゾリジニル)エチル]アミノ}-5-[(4-フルオロフェニル)メチル]-2-ピリジンカルボン酸エチル
標記化合物を3-アミノ-5-[(4-フルオロフェニル)メチル]-2-ピリジンカルボン酸エチル及び(1,1-ジオキシド-2-イソチアゾリジニル)アセトアルデヒドから実施例265に記載されている方法に類似の方法を用いて製造し、茶色がかった油状物として得た。H NMR(400MHz,CDCl)δ 7.92(s,1H),7.89(br,1H),7.14(dd,J=8.4,5.4Hz,2H),6.98(t,J=8.6Hz,2H),6.92(s,1H),4.41(q,J=7.2Hz,2H),3.91(s,2H),3.41(m,2H),3.29-3.24(m,4H),3.13(t,J=7.7Hz,2H),2.31(m,2H),1.41(t,J=7.0Hz,3H)。MS m/z 422(M+H)
3-{[2-(1,1-ジオキシド-2-イソチアゾリジニル)エチル][3-(エチルオキシ)-3-オキソプロパノイル]アミノ}-5-[(4-フルオロフェニル)メチル]-2-ピリジンカルボン酸エチル
標記化合物を3-{[2-(1,1-ジオキシド-2-イソチアゾリジニル)エチル]アミノ}-5-[(4-フルオロフェニル)メチル]-2-ピリジンカルボン酸エチルから実施例202に記載されている方法に類似の方法を用いて製造し、茶色油状物として得た。H NMR(400MHz,CDCl)δ 8.59(d,J=1.5Hz,1H),7.94(d,J=1.5Hz,1H),7.20(dd,J=8.5,5.5Hz,2H),7.00(t,J=8.6Hz,2H),4.71-2.88(m,14H),4.04(s,2H),2.48-2.22(m,2H),1.48-1.13(m,6H)。MS m/z 536(M+H)
1-[2-(1,1-ジオキシド-2-イソチアゾリジニル)エチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル
標記化合物を3-{[2-(1,1-ジオキシド-2-イソチアゾリジニル)エチル][3-(エチルオキシ)-3-オキソプロパノイル]アミノ}-5-[(4-フルオロフェニル)メチル]-2-ピリジンカルボン酸エチルから実施例202に記載されている方法に類似の方法を用いて製造し、橙色固体として得た。H NMR(400MHz,CDCl)δ 8.53(s,1H),7.85(s,1H),7.24(m,2H),7.01(t,J=8.6Hz,2H),4.52(q,J=7.0Hz,2H),4.40(t,J=7.2Hz,2H),4.12(s,2H),3.37(t,J=7.3Hz,2H),3.30(t,J=6.6Hz,2H),3.09(t,J=7.6Hz,2H),2.27(m,2H),1.47(t,J=7.1Hz,3H)。MS m/z 490(M+H)
1-[2-(1,1-ジオキシド-2-イソチアゾリジニル)エチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシエチル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を1-[2-(1,1-ジオキシド-2-イソチアゾリジニル)エチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル及びエタノールアミンから実施例202に記載されている方法に類似の方法を用いて製造し、白色固体として得た。H NMR(400MHz,CDCl)δ 10.37(t,J=5.3Hz,1H),8.59(s,1H),7.87(s,1H),7.24(m,2H),7.02(t,J=8.6Hz,2H),4.42(t,J=7.0Hz,2H),4.13(s,2H),3.87(t,J=5.2Hz,2H),3.65(m,2H),3.36(t,J=7.0Hz,2H),3.26(t,J=6.5Hz,2H),3.08(t,J=7.5Hz,2H),2.25(m,2H)。HRMS 計算値(C2325FNS(M+H)):505.1479、実測値:505.1558。
(実施例372)
1-[3-(1,3-ジオキソ-1,3-ジヒドロ-2H-イソインドール-2-イル)プロピル]-N-[2-(エチルオキシ)エチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を1-[3-(1,3-ジオキソ-1,3-ジヒドロ-2H-イソインドール-2-イル)プロピル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル及び2-(エチルオキシ)エタンアミンから実施例370に記載されている方法に類似の方法を用いて製造し、白色固体として得た。ESMS:573(M+H)。
(実施例373)
{3-[3-({[2-(エチルオキシ)エチル]アミノ}カルボニル)-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,5-ナフチリジン-1(2H)-イル]プロピル}カルバミン酸メチル
ステップ1:1-(3-アミノプロピル)-N-[2-(エチルオキシ)エチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミドの合成
1-[3-(1,3-ジオキソ-1,3-ジヒドロ-2H-イソインドール-2-イル)プロピル]-N-[2-(エチルオキシ)エチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド(261mg,0.46mmol)及び無水ヒドラジン(286μL,9.1mmol)をエタノール(20mL)中に含む混合物を50℃で5時間加熱した。水(40mL)を添加し、生じたスラリーを0〜5℃に冷却し、濾過により集めて、生成物を白色固体として得た。H NMR(CDCl)δ 10.52(1H,b),8.44(1H,s),7.93(1H,s),7.33-7.39(2H,m),7.09-7.16(2H,m),4.22(2H,t,J=7Hz),4.13(2H,s),3.42-3.50(6H,m),2.61(2H,t,J=7Hz),1.65-1.73(2H,m),1.11(3H,t,J=7Hz)。ESMS:443(M+H)。
{3-[3-({[2-(エチルオキシ)エチル]アミノ}カルボニル)-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,5-ナフチリジン-1(2H)-イル]プロピル}カルバミン酸メチル
窒素下、1-(3-アミノプロピル)-N-[2-(エチルオキシ)エチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド(15mg,0.034mmol)、メチルクロロホルメート(2.6μL,034mmol)及びジイソプロピルエチルアミン(30μL,0.17mmol)を無水DMF(1.5mL)中に含む混合物を周囲温度で一晩撹拌した。粗な反応混合物を真空中で蒸発させ、0.1% ギ酸を含有する10〜90% 水性CHCNを溶離液とする逆相クロマトグラフィーにより精製して、生成物を白色固体として得た。H NMR(CDCl)δ 10.29(2H,b),8.57(1H,s),7.36(1H,s),7.13-7.18(2H,m),7.00-7.05(2H,m),5.60(2H,b),4.23(2H,t,J=7Hz),4.13(2H,s),3.67(3H,s),3.63(2H,b),3.56(2H,q,J=7Hz),3.11(2H,b),1.74-1.81(2H,m),1.24(3H,t,J=7Hz)。ESMS:501(M+H)。
(実施例374)
1-(3-アミノプロピル)-N-[2-(エチルオキシ)エチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
1-[3-(1,3-ジオキソ-1,3-ジヒドロ-2H-イソインドール-2-イル)プロピル]-N-[2-(エチルオキシ)エチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド(261mg,0.46mmol)及び無水ヒドラジン(286μL,9.1mmol)をエタノール(20mL)中に含む混合物を50℃で5時間加熱した。水(40mL)を添加し、生じたスラリーを0〜5℃に冷却し、濾過により集めて、生成物を白色固体として得た。H NMR(CDCl)δ 10.52(1H,b),8.44(1H,s),7.93(1H,s),7.33-7.39(2H,m),7.09-7.16(2H,m),4.22(2H,t,J=7Hz),4.13(2H,s),3.42-3.50(6H,m),2.61(2H,t,J=7Hz),1.65-1.73(2H,m),1.11(3H,t,J=7Hz)。ESMS:443(M+H)。
(実施例375)
1-[3-(アセチルアミノ)プロピル]-N-[2-(エチルオキシ)エチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を1-(3-アミノプロピル)-N-[2-(エチルオキシ)エチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド及び無水酢酸から実施例373のステップ2に記載されている方法に類似の方法を用いて製造し、白色固体として得た。ESMS:485(M+H)。
(実施例376)
1-(3-{[(ジメチルアミノ)カルボニル]アミノ}プロピル)-N-[2-(エチルオキシ)エチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を1-(3-アミノプロピル)-N-[2-(エチルオキシ)エチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド及びジメチルカルバモイルクロリドから実施例373のステップ2に記載されている方法に類似の方法を用いて製造し、親水物として得た。ESMS:514(M+H)。
(実施例377)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシエチル)-1-(3-ヒドロキシプロピル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-(3-ヒドロキシプロピル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル(20mg,0.0584mmol)、リチウム(ビス-トリメチルシリル)アミド(0.18mLの1M テトラヒドロフラン溶液,0.18mmol)及び3-ヨード-1-プロパノール(0.03mL,0.350mmol)から実施例316のステップ1に記載されている方法と同様にして、7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-(3-ヒドロキシプロピル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル(22mg,95%の収率)を黄色油状物として製造した。生成物に対して更なる精製を実施しなかった。MS m/z 423(M+23)。
S7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシエチル)-1-(3-ヒドロキシプロピル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-(3-ヒドロキシプロピル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル(27mg,0.0675mmol)及び2-アミノエタノール(0.05mL)から実施例196に記載されている方法と同様にして、逆相HPLCにより精製した後、7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシエチル)-1-(3-ヒドロキシプロピル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド(13mg,46%の収率)を白色固体として製造した。H NMR(CDCl)δ 10.28(br s,1H),8.52(s,1H),7.51(1H),7.15-7.11(m,2H),7.01-6.96(m,2H),4.27(m,2H),4.10(s,2H),3.76(m,2H),3.57(m,2H),3.49(m,2H),1.79(m,2H)。HRMS m/z 計算値(C2123F):416.1622、実測値:416.1634。
(実施例378)
1-[2-(1,1-ジオキシド-2-イソチアゾリジニル)エチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[2-(メチルオキシ)エチル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を1-[2-(1,1-ジオキシド-2-イソチアゾリジニル)エチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル及び2-メトキシエチルアミンから実施例202に記載されている方法に類似の方法を用いて製造し、白色固体として得た。H NMR(400MHz,CDCl)δ 10.24(s,1H),8.58(s,1H),7.86(s,1H),7.24(m,2H),7.01(t,J=8.6Hz,2H),4.42(t,J=7.0Hz,2H),4.12(s,2H),3.65(m,2H),3.59(m,2H),3.42(s,3H),3.36(t,J=6.9Hz,2H),3.26(t,J=6.7Hz,2H),3.07(t,J=7.5Hz,2H),2.24(m,2H)。HRMS 計算値(C2427FNS(M+H)):519.1635、実測値:519.1718。
(実施例379)
1-[2-(1,1-ジオキシド-2-イソチアゾリジニル)エチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-N-[3-(2-オキソ-1-ピロリジニル)プロピル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を1-[2-(1,1-ジオキシド-2-イソチアゾリジニル)エチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル及び1-(3-アミノプロピル)-2-ピロリジノンから実施例202に記載されている方法に類似の方法を用いて製造した。遊離フェノールが油状物として存在していたので、水酸化ナトリウム水溶液で処理し、濃縮して、対応のナトリウムフェノラートを白色固体として得た。H NMR(400MHz,CDCl)δ 10.22(t,J=5.2Hz,1H),8.57(s,1H),7.85(s,1H),7.23(dd,J=8.5,5.4Hz,2H),7.00(t,J=8.7Hz,2H),4.42(t,J=7.0Hz,2H),4.12(s,2H),3.47-3.33(m,8H),3.26(t,J=6.8Hz,2H),3.07(t,J=7.6Hz,2H),2.40(t,J=7.9Hz,2H),2.24(m,2H),2.04(m,2H),1.87(m,2H)。HRMS 計算値(C2832FNS(M+H)):586.2057、実測値:586.2133。
(実施例380)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-{2-[メチル(メチルスルホニル)アミノ]エチル}-1-[2-(メチルオキシ)エチル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-[2-(メチルオキシ)エチル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル(10mg,0.025mmol)及びN-(2-アミノエチル)-N-メチルメタンスルホンアミド(50mg,0.329mmol)から実施例316に記載されている方法と同様にして、逆相HPLCにより精製した後、7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-{2-[メチル(メチルスルホニル)アミノ]エチル}-1-[2-(メチルオキシ)エチル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド(8mg,62%の収率)を白色固体として製造した。H NMR(CDCl)δ 10.36(br s,1H),8.53(s,1H),7.69(s,1H),7.16-7.13(m,2H),7.02-6.98(m,2H),4.33(m,2H),4.10(s,2H),3.68-3.61(m,4H),3.39(m,2H),3.18(s,3H),2.95(s,3H),2.82(s,3H)。MS m/z 507(M+1)。
(実施例381)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-(3-ヒドロキシプロピル)-N-{2-[メチル(メチルスルホニル)アミノ]エチル}-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-(3-ヒドロキシプロピル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル(60mg,0.15mmol)及びN-(2-アミノエチル)-N-メチルメタンスルホンアミド(100mg,0.657mmol)から実施例196に記載されている方法と同様にして、逆相HPLCにより精製した後、7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-(3-ヒドロキシプロピル)-N-{2-[メチル(メチルスルホニル)アミノ]エチル}-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド(18mg,24%の収率)を白色固体として製造した。H NMR(CDCl)δ 10.31(br s,1H),8.58(s,1H),7.49(s,1H),7.18-7.14(m,2H),7.05-6.99(m,2H),4.37(m,2H),4.14(s,2H),3.67(m,2H),3.51(m,2H),3.41(m,2H),2.95(s,3H),2.83(s,3H),1.83(m,2H)。HRMS m/z 計算値(C2328FS):507.1714、実測値:507.1712。
(実施例382)
1-[2-(ジメチルアミノ)-2-オキソエチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[1-(ヒドロキシメチル)シクロペンチル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を1-[2-(ジメチルアミノ)-2-オキソエチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル及び(1-アミノシクロペンチル)メタノールから実施例245に記載されている方法に類似の方法を用いて製造し、逆相分取HPLC(固定相 C-18;移動相 10〜100% CHCN/水/0.1% ギ酸)により精製した。生成物をクリーム色固体として得た。H NMR(d-DMSO)δ 10.32(1H,s),8.50(1H,s),7.74(1H,s),7.32(2H,dd,J=8.5,6Hz),7.12(2H,t,J〜9Hz),5.12(2H,s),5.04(1H,br),4.11(2H,s),3.51(2H,s),3.12(3H,s),2.82(3H,s),1.91(2H,m),1.74(4H,m),1.56(2H,m)。HRMS 計算値(C2629FN+H):497.2200、実測値:497.2200。
(実施例383)
1-[2-(ジメチルアミノ)-2-オキソエチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシ-1,1-ジメチルエチル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を1-[2-(ジメチルアミノ)-2-オキソエチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル及び2-アミノ-2-メチル-1-プロパノールから実施例245に記載されている方法に類似の方法を用いて製造し、逆相分取HPLC(固定相 C-18;移動相 10〜100% CHCN/水/0.1% ギ酸)により精製した。生成物をクリーム色固体として得た。H NMR(d-DMSO)δ 10.35(1H,s),8.49(1H,d,J=1.3Hz),7.74(1H,s),7.32(2H,dd,J=8.6,5.6Hz),7.12(2H,t,J〜9Hz),5.11(2H,s),5.09(1H,m),4.10(2H,s),3.44(2H,d,J=5Hz),3.12(3H,s),2.82(3H,s),1.32(6H,s)。HRMS 計算値(C2427FN+H):471.2044、実測値:471.2040。
(実施例384)
1-[2-(ジメチルアミノ)-2-オキソエチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-{2-[メチル(メチルスルホニル)アミノ]エチル}-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を1-[2-(ジメチルアミノ)-2-オキソエチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル及びN-(2-アミノエチル)-N-メチルメタンスルホンアミドから実施例245に記載されている方法に類似の方法を用いて製造し、逆相分取HPLC(固定相 C-18;移動相 10〜100% CHCN/水/0.1% ギ酸)により精製した。生成物をクリーム色固体として得た。H NMR(d-DMSO)δ 10.20(1H,br t,J=6Hz),8.51(1H,s),7.76(1H,s),7.31(2H,dd,J=8.3,6Hz),7.12(2H,t,J=〜9Hz),5.12(2H,s),4.11(2H,s),3.55(2H,q,J=6Hz),3.25(2H,m),3.12(3H,s),2.85(3H,s),2.81(3H,s),2.79(3H,s)。HRMS 計算値(C2428FN+H):534.1823、実測値:534.1812。
(実施例385)
1-[2-(ジメチルアミノ)-2-オキソエチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[(1R)-2-ヒドロキシ-1-メチルエチル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を1-[2-(ジメチルアミノ)-2-オキソエチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル及び(2R)-2-アミノ-1-プロパノールから実施例245に記載されている方法に類似の方法を用いて製造し、逆相分取HPLC(固定相 C-18;移動相 10〜100% CHCN/水/0.1% ギ酸)により精製した。生成物をオフホワイト色固体として得た。H NMR(d-DMSO)δ 10.23(1H,d,J=8Hz),8.50(1H,s),7.77(1H,s),7.32(2H,dd,J=8.6,6Hz),7.12(2H,t,J=8.6Hz),5.12(2H,m),5.00(1H,br),4.11(2H,s),4.03(1H,m),3.44(2H,m),3.12(3H,s),2.82(3H,s),1.15(3H,d,J=7Hz)。HRMS 計算値(C2325FN+H):457.1887、実測値:457.1881。
(実施例386)
1-[2-(ジメチルアミノ)-2-オキソエチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[(1S)-2-ヒドロキシ-1-メチルエチル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を1-[2-(ジメチルアミノ)-2-オキソエチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル及び(2S)-2-アミノ-1-プロパノールから実施例245に記載されている方法に類似の方法を用いて製造し、逆相分取HPLC(固定相 C-18;移動相 10〜100% CHCN/水/0.1% ギ酸)により精製した。生成物をオフホワイト色固体として得た。H NMR(d-DMSO)δ 10.23(1H,d,J=8Hz),8.50(1H,s),7.77(1H,s),7.32(2H,dd,J=8.6,6Hz),7.12(2H,t,J=8.6Hz),5.12(2H,m),4.98(1H,t,J=5Hz),4.11(2H,s),4.03(1H,m),3.44(2H,m),3.12(3H,s),2.82(3H,s),1.15(3H,d,J=7Hz)。HRMS 計算値(C2325FN+H):457.1887、実測値:457.1879。
(実施例387)
1-[2-(ジメチルアミノ)-2-オキソエチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-3-({[(2R)-2-ヒドロキシプロピル]アミノ}カルボニル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-4-オールナトリウム塩
標記化合物を1-[2-(ジメチルアミノ)-2-オキソエチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル及び(2R)-1-アミノ-2-プロパノールから実施例245に記載されている方法に類似の方法を用いて製造し、逆相分取HPLC(固定相 C-18;移動相 10〜100% CHCN/水/0.1% ギ酸)により精製した。生じた物質を1.3当量の1N NaOH溶液で処理し、CHCNと摩砕して、生成物を白色固体として得た。H NMR(d-DMSO)δ 10.59(1H,br),8.14(1H,s),7.26(3H,m),7.10(2H,m),4.92(2H,s),4.80(1H,br),3.99(2H,s),3.67(1H,br),3.15(2H,m),3.08(3H,s),2.78(3H,s),1.04(3H,br d,J〜5Hz)。HRMS 計算値(C2325FN+H):457.1887、実測値:457.1882。
(実施例388)
1-(2-アミノエチル)-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-{2-[(1-メチルエチル)オキシ]エチル}-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
窒素下、1-[2-(1,3-ジオキソ-1,3-ジヒドロ-2H-イソインドール-2-イル)エチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル(0.143g,0.28mmol)をEtOH(3mL)中に含む溶液をマイクロ波容器において130℃で2-[(1-メチルエチル)オキシ]エタンアミン(0.102mL,0.83mmol)で50分間処理した。反応物を試験管に移し、EtOH(35mL)で希釈し、50℃でヒドラジン(0.174mL,5.55mmol)で4時間処理した。反応物を周囲温度に冷却した後、生じた懸濁液を水(150mL)で希釈し、一晩冷蔵した。生じた懸濁液を濾過し、3:1 水:EtOHで洗浄し、高真空下で十分乾燥して、標記化合物をオフホワイト色固体として得た。H NMR(400MHz,DMSO-D)δ ppm 1.1(d,J=6.2Hz,6H),2.8(bs,2H),3.3(s,2H),3.5(m,4H),3.6(m,1H),4.2(s,2H),7.1(t,J=9.3Hz,2H),7.4(dd,J=8.5,5.4Hz,2H),8.1(s,1H),8.5(s,1H),10.4(s,1H)。ESMS:443(M+H)。
(実施例389)
1-[2-(1,3-ジオキソ-1,3-ジヒドロ-2H-イソインドール-2-イル)エチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[3-(4-モルホリニル)プロピル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド:[3-(4-モルホリニル)プロピル]アミン(1:1)
窒素下、1-[2-(1,3-ジオキソ-1,3-ジヒドロ-2H-イソインドール-2-イル)エチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル(0.025g,0.049mmol)をEtOH(2.5mL)中に含む溶液をマイクロ波容器において130℃で[3-(4-モルホリニル)プロピル]アミン(0.035mL,0.24mmol)で40分間処理した。次いで、反応物を周囲温度まで冷却し、生じた懸濁液を濾過し、EtOH及びEtOで洗浄し、高真空下で十分乾燥して、標記化合物を白色固体として得た。H NMR(300MHz,DMSO-D)δ ppm 1.5(m,4H),2.2(t,J=7.0Hz,2H),2.3(m,11H),2.6(t,J=6.9Hz,2H),3.2(q,J=6.5Hz,2H),3.5(q,J=4.9Hz,8H),3.9(t,J=5.5Hz,2H),4.1(s,2H),4.5(t,J=5.6Hz,2H),7.1(ddd,J=9.1,6.7,2.1Hz,2H),7.3(m,2H),7.8(m,4H),8.1(s,1H),8.4(t,J=1.1Hz,1H),10.0(t,J=6.0Hz,1H)。ESMS:614(M+H)。
(実施例390)
1-[2-(1,3-ジオキソ-1,3-ジヒドロ-2H-イソインドール-2-イル)エチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-N-(テトラヒドロ-2-フラニルメチル)-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
窒素下、1-[2-(1,3-ジオキソ-1,3-ジヒドロ-2H-イソインドール-2-イル)エチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル(0.025g,0.049mmol)をEtOH(2.5mL)中に含む溶液をマイクロ波容器において130℃で1-(テトラヒドロ-2-フラニル)メタンアミン(0.025mL,0.24mmol)で40分間処理した。次いで、反応物を周囲温度まで冷却し、生じた懸濁液を濾過し、EtOH及びEtOで洗浄し、高真空下で十分乾燥して、標記化合物を白色固体として得た。H NMR(300MHz,DMSO-D)δ ppm 1.7(m,4H),3.2(m,2H),3.6(m,2H),3.8(m,1H),3.9(t,J=5.7Hz,2H),4.1(s,2H),4.6(m,1H),7.1(m,2H),7.3(m,2H),7.8(s,4H),8.2(s,1H),8.5(d,J=1.4Hz,1H),10.0(t,J=5.8Hz,1H)。ESMS:571(M+H)。
(実施例391)
1-[2-(アセチルアミノ)エチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-{2-[(1-メチルエチル)オキシ]エチル}-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
窒素下、1-(2-アミノエチル)-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-{2-[(1-メチルエチル)オキシ]エチル}-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド(0.021g,0.046mmol)及びジイソプロピルエチルアミン(0.04mL,0.23mmol)をDMF(5mL)中に含む溶液を周囲温度で無水酢酸(0.0046mL,0.048mmol)で処理した。反応物を真空中で濃縮し、生じた残渣を1N NaHSOで処理した。混合物をEtOAcで2回抽出し、有機物を合わせ、MgSOで乾燥し、濾過し、濾液を濃縮した。次いで、残渣をEtOと摩砕し、濾過し、真空中で乾燥して、標記化合物をオフホワイト色固体として得た。H NMR(300MHz,DMSO-D)δ ppm 1.1(d,J=6.0Hz,6H),1.7(s,3H),3.3(q,J=6.1,2H),3.5(m,3H),3.6(m,2H),4.1(s,2H),4.3(t,J=6.5Hz,2H),7.1(m,2H),7.4(ddd,J=12.1,5.5,3.2Hz,2H),8.0(d,J=6.0Hz,1H),8.2(d,J=1.3Hz,1H),8.5(d,J=1.5Hz,1H),10.4(t,J=5.1Hz,1H),17.1(s,1H)。ESMS:485(M+H)。
(実施例392)
{2-[7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-3-[({2-[(1-メチルエチル)オキシ]エチル}アミノ)カルボニル]-2-オキソ-1,5-ナフチリジン-1(2H)-イル]エチル}カルバミン酸メチル
窒素下、1-(2-アミノエチル)-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-{2-[(1-メチルエチル)オキシ]エチル}-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド(0.020g,0.045mmol)及びジイソプロピルエチルアミン(0.04mL,0.23mmol)をDMF(5mL)中に含む溶液を周囲温度でメチルクロロホルメート(0.0036mL,0.047mmol)で処理した。反応物を真空中で濃縮し、生じた残渣を1N NaHSOで処理した。生じた懸濁液を濾過し、EtOH及びEtOで洗浄し、真空中で乾燥して、標記化合物をベージュ色固体として得た。H NMR(300MHz,DMSO-d)δ ppm 1.12(d,J=6.18Hz,6H),3.22-3.31(m,2H),3.45(s,3H),3.49-3.56(m,4H),3.61(dt,J=12.07,6.04Hz,1H),4.14(s,2H),4.29(t,J=6.32Hz,2H),7.11-7.19(m,2H),7.26(t,J=5.62Hz,1H),7.39(dd,J=8.56,5.48Hz,2H),8.12(s,1H),8.53(s,1H),10.38(t,J=5.48Hz,1H),17.12(s,1H)。ESMS:501(M+H)。
(実施例393)
N-[2-(アセチルアミノ)エチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-(3-ヒドロキシプロピル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-(3-ヒドロキシプロピル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル(60mg,0.15mmol)及びN-(2-アミノエチル)アセトアミド(100mg,0.99mmol)から実施例196に記載されている方法と同様にして、逆相HPLCにより精製した後、N-[2-(アセチルアミノ)エチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-(3-ヒドロキシプロピル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド(21mg,31%の収率)を黄褐色固体として製造した。H NMR(メタノール-d/CDCl)δ 10.18(br s,1H),8.40(s,1H),7.56(s,1H),7.09-7.05(m,2H),6.94-6.88(m,2H),4.21(m,2H),4.04(s,2H),7.70(m,2H),3.46(m,2H),3.33(m,2H),1.86(s,3H),1.74(m,2H)。MS m/z 457(M+1)。
(実施例394)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシ-1-メチルエチル)-1-(3-ヒドロキシプロピル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-(3-ヒドロキシプロピル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル(60mg,0.15mmol)及び2-アミノ-1-プロパノール(0.07mL)から実施例196に記載されている方法と同様にして、逆相HPLCにより精製した後、7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシ-1-メチルエチル)-1-(3-ヒドロキシプロピル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド(20mg,31%の収率)を白色固体として製造した。H NMR(CDCl)δ 10.16(d,J=7.2Hz,1H),8.55(s,1H),7.47(s,1H),7.17-7.13(m,2H),7.03-6.98(m,2H),4.29-4.24(m,3H),4.11(s,2H),3.76(dd,J=11.2,4Hz,1H),3.65(dd,J=11.2,6Hz,1H),3.50(m,2H),1.81(m,2H),1.29(d,J=6.8Hz,3H)。HRMS m/z 計算値(C2225F):430.1778、実測値:430.1786。
(実施例395)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-(3-ヒドロキシプロピル)-2-オキソ-N-[2-(2-オキソ-1-イミダゾリジニル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-(3-ヒドロキシプロピル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル(60mg,0.15mmol)及び1-(2-アミノエチル)-2-イミダゾリジノン(0.4mL)から実施例196に記載されている方法と同様にして、逆相HPLCにより精製した後、7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-(3-ヒドロキシプロピル)-2-オキソ-N-[2-(2-オキソ-1-イミダゾリジニル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド(22mg,31%の収率)を白色固体として製造した。H NMR(CDCl)δ 10.25(br s,1H),8.55(s,1H),7.46(s,1H),7.16-7.12(m,2H),7.03-7.12(m,2H),4.73(br s,1H),4.29(br s,2H),4.11(s,2H),3.64-3.39(m,10H),1.79(m,2H)。HRMS m/z 計算値(C2427F):484.1996、実測値:484.1997。
(実施例396)
1-[2-(1,3-ジオキソ-1,3-ジヒドロ-2H-イソインドール-2-イル)エチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシ-1-メチルエチル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
窒素下、1-[2-(1,3-ジオキソ-1,3-ジヒドロ-2H-イソインドール-2-イル)エチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル(0.025g,0.049mmol)をEtOH(1mL)中に含む溶液をマイクロ波容器において150℃で2-アミノ-1-プロパノール(0.0041mL,0.051mmol)で10分間処理した。更に0.001mLのアミンを反応物に添加し、更にマイクロ波容器において150℃で20分間処理した。次いで、反応物を周囲温度まで冷却し、生じた懸濁液を濾過し、EtOHで洗浄した後、高真空下で十分乾燥して、標記化合物を白色固体として得た。H NMR(400MHz,DMSO-d)δ ppm 0.97(d,J=6.59Hz,3H),3.25-3.31(m,2H),3.86-3.95(m,3H),4.11(s,2H),4.43-4.52(m,1H),4.57-4.65(m,1H),4.90(t,J=5.31Hz,1H),7.10-7.16(m,2H),7.31-7.38(m,2H),7.80-7.85(m,4H),8.15-8.18(m,1H),8.52(d,J=1.46Hz,1H),9.96(d,J=7.87Hz,1H),17.25(s,1H)。ESMS:545(M+H)。
(実施例397)
1-[2-(1,3-ジオキソ-1,3-ジヒドロ-2H-イソインドール-2-イル)エチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-{2-[(2-ヒドロキシエチル)オキシ]エチル}-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
窒素下、1-[2-(1,3-ジオキソ-1,3-ジヒドロ-2H-イソインドール-2-イル)エチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル(0.025g,0.049mmol)をEtOH(1mL)中に含む溶液をマイクロ波容器におい150℃でて2-[(2-アミノエチル)オキシ]エタノール(0.0042mL,0.058mmol)で10分間処理した。反応物に更に0.001mLのアミンを添加し、更にマイクロ波容器を用いて150℃で20分間処理した。次いで、反応物を周囲温度まで冷却し、生じた懸濁液を濾過し、1:1 水:EtOHで洗浄した後、高真空下で十分乾燥して、標記化合物を白色固体として得た。H NMR(300MHz,DMSO-d)δ ppm 3.35-3.44(m,6H),3.44-3.51(m,2H),3.90(t,J=5.05Hz,2H),4.11(s,2H),4.50-4.62(m,3H),7.08-7.17(m,2H),7.30-7.38(m,2H),7.82(s,4H),8.14(s,1H),8.52(s,1H),10.02(m,1H),17.11(s,1H)。ESMS:575(M+H)。
(実施例398)
1-[2-(1,3-ジオキソ-1,3-ジヒドロ-2H-イソインドール-2-イル)エチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(3-ヒドロキシ-2,2-ジメチルプロピル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
窒素下、1-[2-(1,3-ジオキソ-1,3-ジヒドロ-2H-イソインドール-2-イル)エチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル(0.025g,0.049mmol)をEtOH(1mL)中に含む溶液をマイクロ波容器において160℃で3-アミノ-2,2-ジメチル-1-プロパノール(0.008mL,0.078mmol)で20分間処理した。反応物を更にマイクロ波を用いて160℃で40分間処理し、周囲温度まで冷却し、生じた懸濁液を濾過し、EtOHで洗浄した後、高真空下で十分乾燥して、標記化合物を白色固体として得た。H NMR(300MHz,DMSO-d)δ ppm 0.57(s,6H),1.93(s,1H),2.91(d,J=5.19Hz,2H),3.08(d,J=5.62Hz,2H),3.92(t,J=5.33Hz,2H),4.16(s,2H),4.56-4.68(m,3H),7.11-7.18(m,2H),7.35-7.41(m,2H),7.80(s,4H),8.22(d,J=0.84Hz,1H),8.55(d,J=0.56Hz,1H),10.02(t,J=6.32Hz,1H)。ESMS:573(M+H)。
(実施例399)
N-[2-(エチルオキシ)エチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-{3-[(4-モルホリニルカルボニル)アミノ]プロピル}-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を1-(3-アミノプロピル)-N-[2-(エチルオキシ)エチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド及び4-モルホリンカルボニルクロリドから実施例373のステップ2に記載されている方法に類似の方法を用いて製造し、白色固体として得た。ESMS:556(M+H)。
(実施例400)
N-[2-(エチルオキシ)エチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-1-{3-[(2-フラニルカルボニル)アミノ]プロピル}-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
1-(3-アミノプロピル)-N-[2-(エチルオキシ)エチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド(25mg,0.057)、2-フランカルボニルクロリド(5.8μL,0.059mmol)及びDIEA(49μL,0.282mmol)の混合物を無水DMF(1.5mL)中で合わせた。窒素下周囲温度で0.5時間撹拌した後、反応混合物を真空中で蒸発させ、EtOAcと1N NaHSOに分配した。水性層を分離し、EtOAcで逆抽出した。合わせた有機層をブラインで洗浄し、MgSOで乾燥し、濾過し、真空中で蒸発させた。生成物をMeOH/EtOから結晶化し、濾過により集めて白色固体を得た。ESMS:537(M+H)。
(実施例401)
N-[2-(エチルオキシ)エチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1-{3-[(2-チエニルカルボニル)アミノ]プロピル}-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を1-(3-アミノプロピル)-N-[2-(エチルオキシ)エチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド及び2-チオフェンカルボニルクロリドから実施例400に記載されている方法に類似の方法を用いて製造し、白色固体として得た。ESMS:553(M+H)。
(実施例402)
N-[2-(エチルオキシ)エチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-{3-[(メチルスルホニル)アミノ]プロピル}-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を1-(3-アミノプロピル)-N-[2-(エチルオキシ)エチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド及びメタンスルホニルクロリドから実施例400に記載されている方法に類似の方法を用いて製造し、黄褐色固体として得た。ESMS:521(M+H)。
(実施例403)
1-[2-(1,3-ジオキソ-1,3-ジヒドロ-2H-イソインドール-2-イル)エチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[1-メチル-2-(メチルオキシ)エチル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
窒素下、1-[2-(1,3-ジオキソ-1,3-ジヒドロ-2H-イソインドール-2-イル)エチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル(0.025g,0.049mmol)をEtOH(1mL)中に含む溶液をマイクロ波容器において1-(メチルオキシ)-2-プロパンアミン(0.0069mL,0.078mmol)で160℃で20分間、150℃で40分間処理した。追加当量(0.0069mL)のプロパンアミンを添加した後、反応物を更にマイクロ波を用いて150℃で30分間処理し、周囲温度まで冷却し、生じた懸濁液を濾過し、EtOHで洗浄し、高真空下で十分に乾燥して、標記化合物をオフホワイト色固体として得た。H NMR(400MHz,DMSO-d)δ ppm 0.99(d,J=6.59Hz,3H),2.09(s,1H),3.16-3.27(m,5H),3.90(t,J=5.31Hz,2H),4.02-4.11(m,1H),4.13(s,2H),4.49-4.60(m,2H),7.13(t,J=8.88Hz,2H),7.36(dd,J=8.70,5.77Hz,2H),7.79-7.85(m,4H),8.18(s,1H),8.54(d,J=1.28Hz,1H),9.96(d,J=8.42Hz,1H)。ESMS:559(M+H)。
(実施例404)
1-[2-(1,3-ジオキソ-1,3-ジヒドロ-2H-イソインドール-2-イル)エチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[2-(4-モルホリニル)エチル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
窒素下、1-[2-(1,3-ジオキソ-1,3-ジヒドロ-2H-イソインドール-2-イル)エチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル(0.025g,0.049mmol)をEtOH(1mL)中に含む溶液を150℃で2-(4-モルホリニル)エタンアミン(0.008mL,0.061mmol)で30分間処理した。追加当量(0.008mL)のアミンを添加した後、反応物を更にマイクロ波を用いて150℃で30分間処理し、周囲温度まで冷却し、生じた懸濁液を濾過し、EtOHで洗浄し、高真空下で十分に乾燥して、標記化合物をオフホワイト色固体として得た。H NMR(300MHz,DMSO-d)δ ppm 2.26-2.34(m,6H),3.33-3.37(m,2H),3.48-3.54(m,4H),3.91(t,J=5.69Hz,2H),4.13(s,2H),4.56(t,J=5.62Hz,2H),7.10-7.17(m,2H),7.33-7.40(m,2H),7.82(s,4H),8.16(d,J=1.12Hz,1H),8.53(d,J=0.84Hz,1H),10.04(t,J=6.18Hz,1H)。ESMS:600(M+H)。
(実施例405)
1-[2-(1,3-ジオキソ-1,3-ジヒドロ-2H-イソインドール-2-イル)エチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[3-(1H-イミダゾール-1-イル)プロピル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
窒素下、1-[2-(1,3-ジオキソ-1,3-ジヒドロ-2H-イソインドール-2-イル)エチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル(0.025g,0.049mmol)をEtOH(1mL)中に含む溶液を150℃で3-(1H-イミダゾール-1-イル)-1-プロパンアミン(0.0072mL,0.061mmol)で30分間処理した。追加当量(0.0072mL)のアミンを添加した後、反応物を更にマイクロ波を用いて150℃で30分間処理し、周囲温度まで冷却し、生じた懸濁液を濾過し、EtOHで洗浄し、高真空下で十分に乾燥して、標記化合物白色固体として得た。H NMR(300MHz,DMSO-d)δ ppm 1.74-1.84(m,2H),3.18(q,J=6.60Hz,2H),3.83(t,J=6.95Hz,2H),3.91(t,J=5.48Hz,2H),4.14(s,2H),4.57(t,J=5.55Hz,2H),6.90(t,J=1.05Hz,1H),7.09-7.18(m,3H),7.37(td,J=6.00,2.32Hz,2H),7.57(t,J=1.12Hz,1H),7.70-7.75(m,2H),7.78-7.83(m,2H),8.19(s,1H),8.54(s,1H),9.93(t,J=6.04Hz,1H),17.12(bs,1H)。ESMS:595(M+H)。
(実施例406)
1-(2-アミノ-2-オキソエチル)-7-(4-フルオロベンジル)-3-{[(2-メトキシエチル)アミノ]カルボニル}-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-4-オールナトリウム塩
実施例162の化合物を実施例166と同様に処理して白色固体を得た。H NMR(d-DMSO)δ 10.49(1H,m),8.17(1H,s),7.45(1H,s),7.41(1H,s),7.26(2H,m),7.08(3H,m),4.68(2H,s),3.99(2H,s),3.37(4H,m),3.24(3H,s)。
(実施例407)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-(3-ヒドロキシプロピル)-N-[2-(メチルオキシ)エチル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-(3-ヒドロキシプロピル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル(60mg,0.15mmol)及び[2-(メチルオキシ)エチル]アミン(0.05mL)から実施例196に記載されている方法と同様にして、逆相HPLCにより精製した後、7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-(3-ヒドロキシプロピル)-N-[2-(メチルオキシ)エチル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド(21mg,33%の収率)を黄色固体として製造した。H NMR(CDCl)δ 10.22(br s,1H),8.56(s,1H),7.46(s,1H),7.16-7.16(m,2H),7.03-6.99(m,2H),4.31(m,2H),4.12(s,2H),3.64(m,2H),3.57(m,2H),3.49(m,2H),3.39(s,3H),1.82(m,2H)。HRMS m/z 計算値(C2225F):430.1778、実測値:430.1778。
(実施例408)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-(3-ヒドロキシプロピル)-N-{2-[(1-メチルエチル)スルホニル]エチル}-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-(3-ヒドロキシプロピル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル(60mg,0.15mmol)、トリエチルアミン(0.2mL,1.41mmol)及び2-アミノ-N,N-ジメチルエタンスルホンアミド塩酸塩(89mg,0.47mmol)から実施例196に記載されている方法と同様にして、逆相HPLCにより精製した後、7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-(3-ヒドロキシプロピル)-N-{2-[(1-メチルエチル)スルホニル]エチル}-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド(14mg,18%の収率)を白色固体として製造した。H NMR(CDCl)δ 10.40(br s,1H),8.49(s,1H),7.54(s,1H),7.13-7.09(m,2H),6.99-6.94(m,2H),4.26(m,2H),4.08(s,2H),3.84(m,2H),3.49(m,2H),3.22(m,2H),2.84(s,6H),1.78(m,2H)。
(実施例409)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-(3-ヒドロキシプロピル)-N-メチル-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-(3-ヒドロキシプロピル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル(60mg,0.15mmol)及びメチルアミン(0.1mLのエタノール中8M 溶液)から実施例196に記載されている方法と同様にして、逆相HPLCにより精製したた後、7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-(3-ヒドロキシプロピル)-N-メチル-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド(10mg,17%の収率)を白色固体として製造した。H NMR(CDCl)δ 9.97(br s,1H),8.58(s,1H),7.46(s,1H),7.17-7.13(m,2H),7.04-6.99(m,2H),4.32(m,2H),4.13(s,2H),3.49(m,2H),3.21(m,1H),3.01(d,J=4.8Hz,3H),1.83(m,2H)。HRMS m/z 計算値(C2021F):386.1516、実測値:386.1517。
(実施例410)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシプロピル)-1-(3-ヒドロキシプロピル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-(3-ヒドロキシプロピル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル(60mg,0.15mmol)及び1-アミノ-2-プロパノール(0.05mL)から実施例196に記載されている方法と同様にして、逆相HPLCにより精製した後、7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシプロピル)-1-(3-ヒドロキシプロピル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド(22mg,34%の収率)を黄色固体として製造した。H NMR(CDCl)δ 10.27(br s,1H),8.49(s,1H),7.52(s,1H),7.14-7.10(m,2H),6.99-6.94(m,2H),4.26(m,2H),4.09(s,2H),3.95(m,1H),3.55-3.47(m,3H),3.29(m,1H),1.79(m,2H),1.19(d,J=6Hz,3H)。MS m/z 430(M+1)。
(実施例411)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-(1H-イミダゾール-4-イルメチル)-N-[2-(メチルオキシ)エチル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を過剰のアミン及び溶媒としてエタノールを用いて実施例152に記載されている方法と同様にして製造して白色固体を得た。H NMR(400MHz,DMSO-d)δ 11.93(br,1H),10.38(m,1H),8.50(s,1H),8.15(s,1H),7.51(s,1H),7.28(dd,J=8.5,5.6Hz,2H),7.08(t,J=8.9Hz,2H),6.92(s,1H),5.33(s,2H),4.08(s,2H),3.55-3.47(m,4H),3.27(s,3H)。HRMS m/z 計算値(C2323F(M+H)):452.1734、実測値:452.1734。
(実施例412)
1-[2-(1,3-ジオキソ-1,3-ジヒドロ-2H-イソインドール-2-イル)エチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-N-[3-(2-オキソ-1-ピロリジニル)プロピル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
窒素下、1-[2-(1,3-ジオキソ-1,3-ジヒドロ-2H-イソインドール-2-イル)エチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル(0.025g,0.049mmol)をEtOH(1mL)中に含む溶液を150℃で1-(3-アミノプロピル)-2-ピロリジノン(0.0085mL,0.061mmol)で30分間処理した。追加当量(0.0085mL)のアミンを添加した後、反応物を更にマイクロ波を用いて150℃で30分間処理し、周囲温度まで冷却し、1N NaHSOで処理した。生じた懸濁液を濾過し、EtOHで洗浄し、濾液を真空中で濃縮した。濾液残渣を逆相HPLCにより精製した。純粋な画分を合わせ、濃縮して、標記化合物をオフホワイト色固体として得た。H NMR(400MHz,DMSO-d)δ ppm 1.51-1.59(m,2H),1.89-1.96(m,2H),2.21(t,J=8.24Hz,2H),3.08(t,J=6.59Hz,2H),3.15-3.21(m,2H),3.27-3.31(m,2H),3.87-3.93(m,2H),4.11(s,2H),4.55(s,2H),7.11-7.16(m,2H),7.35(td,J=6.46,2.29Hz,2H),7.78-7.85(m,4H),8.15(s,1H),8.51(s,1H),9.95(s,1H)。ESMS:612(M+H)。
(実施例413)
N-{2-[7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-3-({[2-(2-オキソ-1-イミダゾリジニル)エチル]アミノ}カルボニル)-1,5-ナフチリジン-1(2H)-イル]エチル}-N’-[2-(2-オキソ-1-イミダゾリジニル)エチル]-1,2-ベンゼンジカルボキサミド
窒素下、1-[2-(1,3-ジオキソ-1,3-ジヒドロ-2H-イソインドール-2-イル)エチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル(0.025g,0.049mmol)をEtOH(1mL)中に含む溶液を150℃で1-(2-アミノエチル)-2-イミダゾリジノン(0.0078g,0.03mmol,IPA中50% W/W)で30分間処理した。更に0.6当量(0.015mL)のアミンを添加した後、反応物を更にマイクロ波を用いて150℃で30分間処理し、周囲温度まで冷却し、1N NaHSOで処理した。生じた懸濁液を濾過し、濾液を真空中で濃縮した。濾液残渣を逆相HPLCにより精製した。純粋な画分を合わせ、濃縮して、標記化合物を黄色固体として得た。H NMR(400MHz,DMSO-d)δ ppm 3.16-3.22(m,6H),3.26-3.38(m,11H),3.49(dq,J=12.61,6.42Hz,3H),4.11(s,3H),4.38(t,J=6.41Hz,2H),6.29(s,1H),6.37(s,1H),7.09(t,J=8.88Hz,1H),7.28-7.39(m,2H),7.41-7.47(m,2H),8.32(s,1H),8.35-8.40(m,1H),8.43-8.47(m,1H),8.51(s,1H),10.37(s,1H)。ESMS:728(M+H)。
(実施例414)
1-(2-アミノ-2-オキソエチル)-7-(4-フルオロベンジル)-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシエチル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物をエタノールアミンを用いて実施例162と同様にして製造してオフホワイト色固体を得た。H NMR(d-DMSO)δ 10.30(1H,m),8.49(1H,s),7.78(1H,s),7.62(1H,s),7.32(2H,m),7.25(1H,s),7.10(2H,m),4.92(1H,t,J=5Hz),4.81(2H,s),4.10(2H,s),3.52(2H,m),3.39(2H,m)。HRMS 計算値(C2019FN+H):415.1418、実測値:415.1416。
(実施例415)
1-(2-アミノエチル)-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-N-[2-(2-オキソ-1-イミダゾリジニル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
窒素下、1-[2-(1,3-ジオキソ-1,3-ジヒドロ-2H-イソインドール-2-イル)エチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル(0.025g,0.049mmol)をEtOH(1mL)中に含む溶液を150℃で1-(2-アミノエチル)-2-イミダゾリジノン(0.0078g,0.03mmol,IPA中50% W/W)で30分間処理した。更に0.6当量(0.015mL)のアミンを添加した後、反応物を更にマイクロ波を用いて150℃で30分間処理し、周囲温度まで冷却し、1N NaHSOで処理した。生じた懸濁液を濾過し、濾液を真空中で濃縮した。濾液残渣を逆相HPLCにより精製した。純粋な画分を合わせ、濃縮して、標記化合物をオフホワイト色固体として得た。ESMS:469(M+H)。
(実施例416)
1-[2-(1,3-ジオキソ-1,3-ジヒドロ-2H-イソインドール-2-イル)エチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-N-[2-(2-オキソ-1-イミダゾリジニル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
窒素下、1-[2-(1,3-ジオキソ-1,3-ジヒドロ-2H-イソインドール-2-イル)エチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル(0.025g,0.049mmol)をEtOH(1mL)中に含む溶液を150℃で1-(2-アミノエチル)-2-イミダゾリジノン(0.0078g,0.03mmol,IPA中50% W/W)で30分間処理した。更に0.6当量(0.015mL)のアミンを添加した後、反応物を更にマイクロ波を用いて150℃で30分間処理し、周囲温度まで冷却し、1N NaHSOで処理した。生じた懸濁液を濾過し、濾液を真空中で濃縮した。濾液残渣を逆相HPLCにより精製した。純粋な画分を合わせ、濃縮して、標記化合物を薄黄色ガラスとして得た。H NMR(300MHz,クロロホルム-d)δ ppm 1.82(s,1H),3.38-3.51(m,4H),3.52-3.65(m,4H),4.00(t,J=6.67Hz,2H),4.04-4.10(m,2H),4.26(s,1H),4.46(t,J=6.74Hz,2H),6.91-7.04(m,2H),7.10-7.21(m,2H),7.70-7.78(m,3H),7.79-7.85(m,2H),8.51(d,J=1.26Hz,1H),10.24(t,J=6.04Hz,1H)。ESMS:599(M+H)。
(実施例417)
N-{2-[7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-3-({[3-(2-オキソ-1-ピロリジニル)プロピル]アミノ}カルボニル)-1,5-ナフチリジン-1(2H)-イル]エチル}-N’-[3-(2-オキソ-1-ピロリジニル)プロピル]-1,2-ベンゼンジカルボキサミド
窒素下、1-[2-(1,3-ジオキソ-1,3-ジヒドロ-2H-イソインドール-2-イル)エチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル(0.025g,0.049mmol)をEtOH(1mL)中に含む溶液を150℃で1-(3-アミノプロピル)-2-ピロリジノン(0.0085mL,0.061mmol)で30分間処理した。追加当量(0.0085mL)のアミンを添加した後、反応物を更にマイクロ波を用いて150℃で30分間処理し、周囲温度まで冷却し、1N NaHSOで処理した。生じた懸濁液を濾過し、EtOHで洗浄し、濾液を真空中で濃縮した。濾液残渣を逆相HPLCにより精製した。純粋な画分を合わせ、濃縮して、標記化合物を薄黄色ガラスとして得た。H NMR(300MHz,クロロホルムM-d)δ ppm 1.74(ddd,J=12.42,6.11,5.90Hz,2H),1.84-1.95(m,2H),1.99-2.12(m,4H),2.41(td,J=8.14,2.25Hz,4H),3.21-3.32(m,2H),3.35-3.50(m,10H),3.61-3.73(m,2H),4.07(s,2H),4.48(t,J=6.74Hz,2H),6.91-7.01(m,2H),7.17-7.23(m,2H),7.47-7.62(m,4H),7.71(dd,J=5.26,3.44Hz,1H),7.77(t,J=5.90Hz,1H),8.18(s,1H),8.49(s,1H),10.31(t,J=5.76Hz,1H)。ESMS:754(M+H)。
(実施例418)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシ-1-メチルエチル)-1-(1H-イミダゾール-4-イルメチル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を過剰のアミン及び溶媒としてエタノールを用いて実施例152に記載されている方法と同様にして製造して白色固体を得た。H NMR(400MHz,CDCl)δ 10.22(d,J=7.4Hz,1H),8.40(s,1H),7.75(s,1H),7.42(s,1H),7.07(dd,J=8.1,5.6Hz,2H),6.91(t,J=8.5Hz,2H),6.70(s,1H),5.34(d,J=15.8Hz,1H),5.16(d,J=15.6Hz,1H),4.16(m,1H),4.03(s,2H),3.64(dd,J=11.4,4.1Hz,1H),3.55(dd,J=11.1,5.6Hz,1H),1.23(d,J=7.2Hz,3H)。HRMS m/z 計算値(C2323F(M+H)):452.1734、実測値:452.1738。
(実施例419)
1-(2-アミノエチル)-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-N-(テトラヒドロ-2-フラニルメチル)-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
窒素下、1-[2-(1,3-ジオキソ-1,3-ジヒドロ-2H-イソインドール-2-イル)エチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル(0.252g,0.49mmol)をEtOH(15mL)中に含む溶液をマイクロ波容器において150℃で1-(テトラヒドロ-2-フラニル)メタンアミン(0.252mL,2.44mmol)で15分間で処理した。反応物を試験管に移し、EtOH(30mL)で希釈し、50℃でヒドラジン(0.4mL,13mmol)で一晩処理した。反応物を周囲温度まで冷却した後、生じた懸濁液を水(120mL)で希釈し、一晩冷蔵した。生じた懸濁液を濾過し、2:1 水:EtOHで洗浄し、高真空下で十分に乾燥して、標記化合物をオフホワイト色固体として得た。H NMR(300MHz,DMSO-d)δ ppm 1.49-1.61(m,1H),1.80-2.00(m,3H),2.78(t,J=6.46Hz,2H),3.25-3.41(m,1H),3.49-3.59(m,1H),3.68(t,J=6.81Hz,1H),3.75-3.86(m,1H),3.95-4.05(m,1H),4.16(s,2H),4.18-4.26(m,2H),7.14(ddd,J=8.95,6.91,1.82Hz,2H),7.35-7.43(m,2H),8.15(d,J=1.40Hz,1H),8.51(s,1H),10.44-10.53(m,1H)。ESMS:441(M+H)。
(実施例420)
1-(2-アミノエチル)-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[3-(4-モルホリニル)プロピル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
窒素下、1-[2-(1,3-ジオキソ-1,3-ジヒドロ-2H-イソインドール-2-イル)エチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル(0.252g,0.49mmol)をEtOH(15mL)中に含む溶液をマイクロ波容器において150℃で3-(4-モルホリニル)-1-プロパンアミン(0.357mL,2.44mmol)で15分間処理した。反応物を試験管に移し、EtOH(30mL)で希釈し、50℃でヒドラジン(0.4mL,13mmol)で一晩処理した。反応物を周囲温度まで冷却した後、生じた懸濁液を水(120mL)で希釈し、一晩冷蔵した。生じた懸濁液を濾過し、2:1 水:EtOHで洗浄し、高真空下で十分に乾燥して、標記化合物を薄黄色固体として得た。H NMR(300MHz,DMSO-d)δ ppm 1.68-1.76(m,2H),2.31-2.38(m,7H),2.78(t,J=6.81Hz,2H),3.35-3.46(m,3H),3.55-3.62(m,5H),4.16(s,2H),4.22(t,J=6.81Hz,2H),7.10-7.17(m,2H),7.38(ddd,J=9.02,5.79,3.02Hz,2H),8.15(s,1H),8.50(d,J=1.26Hz,1H),10.41(d,J=3.93Hz,1H)。ESMS:484(M+H)。
(実施例421)
1-(2-アミノエチル)-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-{2-[(2-ヒドロキシエチル)オキシ]エチル}-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
窒素下、1-[2-(1,3-ジオキソ-1,3-ジヒドロ-2H-イソインドール-2-イル)エチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル(0.252g,0.49mmol)をEtOH(15mL)中に含む溶液をマイクロ波容器において150℃で2-[(2-アミノエチル)オキシ]エタノール(0.176mL,2.44mmol)で15分間処理した。混合物を試験管に移し、EtOH(30mL)で希釈し、50℃でヒドラジン(0.4mL,13mmol)で一晩処理した。反応物を周囲温度まで冷却した後、生じた懸濁液を水(120mL)で希釈し、一晩冷蔵した。生じた懸濁液を濾過し、2:1 水:EtOHで洗浄し、高真空下で十分に乾燥して、標記化合物をオフホワイト色固体として得た。H NMR(300MHz,DMSO-d)δ ppm 2.27(s,1H),2.79(t,J=6.81Hz,2H),3.45-3.61(m,8H),4.12-4.17(m,2H),4.22(t,J=6.74Hz,2H),4.62(s,1H),7.10-7.18(m,2H),7.33-7.42(m,2H),8.07-8.16(m,1H),8.46-8.54(m,1H),10.44(t,J=5.19Hz,1H)。ESMS:445(M+H)。
(実施例422)
1-(2-アミノエチル)-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[2-(4-モルホリニル)エチル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
窒素下、1-[2-(1,3-ジオキソ-1,3-ジヒドロ-2H-イソインドール-2-イル)エチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル(0.252g,0.49mmol)をEtOH(15mL)中に含む溶液をマイクロ波容器において150℃で2-(4-モルホリニル)エタンアミン(0.321mL,2.44mmol)で30分間処理した。追加当量(0.064mL)のアミンを添加した後、反応物を更にマイクロ波を用いて150℃で30分間処理した。反応物を試験管に移し、EtOH(30mL)で希釈し、50℃でヒドラジン(0.4mL,13mmol)で一晩処理した。反応物を周囲温度まで冷却した後、生じた懸濁液を水(120mL)で希釈し、一晩冷蔵した。生じた懸濁液を濾過し、2:1 水:EtOHで洗浄し、高真空下で十分に乾燥して、標記化合物を薄黄色固体として得た。H NMR(300MHz,DMSO-d)δ ppm 2.27(s,1H),2.39-2.46(m,5H),2.70-2.81(m,2H),3.40-3.53(m,1H),3.57-3.61(m,6H),4.16(s,2H),4.18-4.26(m,2H),7.10-7.17(m,2H),7.35-7.41(m,2H),8.13-8.15(m,1H),8.50-8.51(m,1H),10.36-10.43(m,1H)。ESMS:470(M+H)。
(実施例423)
1-(3-フルオロフェニル)-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[2-(メチルオキシ)エチル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を実施例681に記載されている方法と同様にして白色固体として94%の収率で製造した。H NMR(CDCl)δ 10.03(br s,1H),8.52(s,1H),7.55(m,1H),7.24(m,1H),7.01-6.91(m,6H),6.67(s,1H),3.94(s,2H),3.62(m,2H),3.53(m,2H),3.33(s,3H)。MS m/z 466(M+1)。
(実施例424)
1-[3-(2,5-ジオキソ-1-ピロリジニル)プロピル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[2-(メチルオキシ)エチル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
1-(3-クロロプロピル)-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル(40mg,0.117mmol)をN,N-ジメチルホルムアミド中に含む溶液にリチウムビス(トリメチルシリル)アミド(234μL,テトラヒドロフラン中1.0M,0.234mmol)を滴下した。1-クロロ-3-ヨードプロパン(50μL,0.468mmol)を滴下し、室温で4時間撹拌した。反応混合物を冷1N 水性塩酸で酸性化し、トルエンで抽出した。有機層を水及びブラインで洗浄した後、硫酸ナトリウムで乾燥した。濾過し、濃縮して、1-(3-クロロプロピル)-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチルを淡黄色固体として得た。H NMR(400MHz,CDCl)δ 8.53(d,J=1.1Hz,1H),7.50(s,1H),7.18(dd,J=8.6,5.3Hz,2H),7.03(t,J=8.6Hz,2H),4.50(q,J=7.1Hz,2H),4.27(t,J=7.6Hz,2H),4.13(s,2H),3.61(t,J=5.9Hz,2H),2.09(m,2H),1.47(t,J=7.3Hz,3H)。MS m/z 417(M-H)-
1-[3-(2,5-ジオキソ-1-ピロリジニル)プロピル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル
1-(3-クロロプロピル)-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル(24mg,0.057mmol)をN,N-ジメチルホルムアミド(700μL)中に含む溶液にスクシンイミド(23mg,0.23mmol)、炭酸カリウム(32mg,0.23mmol)及びヨウ化カリウム(38mg,0.23mmol)を添加した。反応混合物を70℃で一晩撹拌した。反応混合物を冷却し、冷1N 水性塩酸でクエンチし、トルエンで抽出した。有機層を水及びブラインで洗浄した後、硫酸ナトリウムで乾燥した。濾過し、濃縮して、1-[3-(2,5-ジオキソ-1-ピロリジニル)プロピル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチルを淡黄色油状物として得た。H NMR(400MHz,CDCl)δ 8.51(s,1H),7.31(s,1H),7.19(dd,J=8.5,5.3Hz,2H),7.04(t,J=8.6Hz,2H),4.50(q,J=7.1Hz,2H),4.17-4.12(m,4H),3.58(t,J=7.1Hz,2H),2.71(s,4H),1.90(m,2H),1.47(t,J=7.1Hz,3H)。MS m/z 504(M+Na)
1-[3-(2,5-ジオキソ-1-ピロリジニル)プロピル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[2-(メチルオキシ)エチル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を1-[3-(2,5-ジオキソ-1-ピロリジニル)プロピル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル及び2-メトキシエチルアミンから実施例202に記載されている方法に類似の方法を用いて製造し、白色固体として得た。H NMR(CDCl)δ 10.27(s,1H),8.56(s,1H),7.34(s,1H),7.19(dd,J=8.4,5.4Hz,2H),7.04(t,J=8.6Hz,2H),4.18-4.12(m,4H),3.64(m,2H),3.61-3.57(m,4H),3.42(s,3H),2.73(s,4H),1.91(m,2H)。HRMS 計算値(C2627FN(M+H)):511.1915、実測値:511.1988。
(実施例425)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-{2-[メチル(メチルスルホニル)アミノ]エチル}-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル及びN-(2-アミノエチル)-N-メチルメタンスルホンアミドから、反応溶媒としてN,N-ジメチルホルムアミドを用いて実施例2に記載されている方法に類似の方法を用いて製造した。生成物をオフホワイト色固体として得た。H NMR(d-DMSO)δ 11.93(1H,br s),10.91(1H,br s),9.99(1H,br s),8.10(1H,br s),7.35-7.25(3H,m),7.18-7.08(2H,m),3.98(2H,br s),3.46(2H,br s),3.21(2H,br s),2.85(3H,s),2.81(3H,s)。HRMS 計算値(C2021FNS+H):449.1295、実測値:449.1292。
(実施例426)
1-(2-{[(ジメチルアミノ)カルボニル]アミノ}エチル)-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-N-(テトラヒドロ-2-フラニルメチル)-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
窒素下、1-(2-アミノエチル)-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-N-(テトラヒドロ-2-フラニルメチル)-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド(0.025g,0.057mmol)及びジイソプロピルエチルアミン(0.05mL,0.29mmol)をDMF(3mL)中に含む溶液を40℃でN,N-ジメチルカルボニルクロリド(0.0055mL,0.06mmol)で処理した。2.5時間後、反応物を冷却し、真空中で濃縮し、生じた残渣を1N NaHSOで処理し、濾過し、水で洗浄し、真空中で乾燥して、標記化合物を橙色固体として得た。H NMR(300MHz,DMSO-d)δ ppm 0.98-1.34(m,1H),1.48-1.67(m,1H),1.67-2.12(m,3H),2.70(s,6H),3.32-3.41(m,1H),3.57(d,J=18.81Hz,1H),3.63-3.71(m,1H),3.78-3.85(m,1H),4.00(d,J=1.97Hz,2H),4.12(s,3H),4.26(t,J=6.04Hz,2H),6.52-6.57(m,1H),7.14(t,J=8.70Hz,2H),7.35-7.43(m,2H),8.28(s,1H),8.53(s,1H),10.46(s,1H)。ESMS:512(M+H)。
(実施例427)
1-(2-{[(ジメチルアミノ)カルボニル]アミノ}エチル)-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-{2-[(2-ヒドロキシエチル)オキシ]エチル}-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
窒素下、1-(2-アミノエチル)-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-{2-[(2-ヒドロキシエチル)オキシ]エチル}-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド(0.025g,0.057mmol)及びジイソプロピルエチルアミン(0.05mL,0.29mmol)をDMF(3mL)中に含む溶液を40℃でN,N-ジメチルカルボニルクロリド(0.0055mL,0.06mmol)で処理した。2.5時間後、反応物を冷却し、真空中で濃縮し、生じた残渣を1N NaHSOで処理し、濾過し、水で洗浄し、真空中で乾燥して、標記化合物を薄黄色固体として得た。H NMR(300MHz,DMSO-d)δ ppm 1.73(s,1H),2.70(s,6H),3.24-3.30(m,3H),3.46-3.62(m,7H),4.12(s,2H),4.25(t,J=6.32Hz,2H),4.62(t,J=5.19Hz,1H),6.56(t,J=5.76Hz,1H),7.10-7.18(m,2H),7.37-7.44(m,2H),8.30(s,1H),8.53(d,J=1.69Hz,1H),10.41(t,J=5.26Hz,1H)。ESMS:516(M+H)。
(実施例428)
7-(4-フルオロベンジル)-4-ヒドロキシ-N-[(2S)-2-ヒドロキシプロピル]-2-オキソ-1-[2-(2-オキソピロリジン-1-イル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を(S)-(+)-1-アミノ-2-プロパノールを用いて実施例9と同様にして製造してベージュ色固体を得た。H NMR(CDCl)δ 10.32(1H,m),8.53(1H,s),8.03(1H,s),7.22(2H,m),6.98(2H,m),4.31(2H,m),4.13(2H,s),4.07(1H,m),3.62(1H,m),3.31-3.49(5H,m),3.13(2H,br),2.32(2H,m),1.96(2H,m),1.27(3H,d,J=7Hz)。HRMS 計算値(C2527FN+H):483.2044、実測値:483.2046。
(実施例429)
7-(4-フルオロベンジル)-4-ヒドロキシ-N-[(2R)-2-ヒドロキシプロピル]-2-オキソ-1-[2-(2-オキソピロリジン-1-イル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を(R)-(-)-1-アミノ-2-プロパノールを用いて実施例9と同様にして製造してベージュ色固体を得た。H NMR(CDCl)δ 10.32(1H,m),8.54(1H,s),8.02(1H,s),7.22(2H,m),6.98(2H,m),4.63(2H,br),4.31(2H,m),4.13(2H,s),4.08(1H,m),3.62(1H,m),3.30-3.49(5H,m),2.34(2H,m),1.97(2H,m),1.27(3H,d,J=7Hz)。HRMS 計算値(C2527FN+H):483.2044、実測値:483.2038。
(実施例430)
1-[2-(アセチルアミノ)エチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-N-(テトラヒドロ-2-フラニルメチル)-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
窒素下、1-(2-アミノエチル)-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-N-(テトラヒドロ-2-フラニルメチル)-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド(0.025g,0.057mmol)及びジイソプロピルエチルアミン(0.05mL,0.29mmol)をDMF(3mL)中に含む溶液を40℃で無水酢酸(0.06mL,0.63mmol)で処理した。反応物を真空中で濃縮し、生じた残渣を1N NaHSOで処理し、濾過し、水で洗浄し、真空中で乾燥して、標記化合物を薄黄色固体として得た。H NMR(400MHz,DMSO-d)δ ppm 1.56(ddd,J=15.28,11.80,7.14Hz,1H),1.67(s,3H),1.79-1.89(m,2H),1.90-2.00(m,1H),3.26-3.31(m,2H),3.33-3.40(m,1H),3.56(ddd,J=13.91,5.95,4.30Hz,1H),3.64-3.71(m,1H),3.76-3.84(m,1H),3.96-4.04(m,1H),4.15(s,2H),4.27(t,J=6.77Hz,2H),7.11-7.17(m,2H),7.38-7.44(m,2H),8.03(t,J=5.85Hz,1H),8.19(d,J=1.46Hz,1H),8.56(d,J=1.46Hz,1H),10.42(t,J=5.58Hz,1H)。ESMS:483(M+H)。
(実施例431)
7-(4-フルオロベンジル)-4-ヒドロキシ-N-(3-メトキシプロピル)-2-オキソ-1-[2-(2-オキソピロリジン-1-イル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を3-メトキシプロピルアミンを用いて実施例9と同様にして製造してガラスを得た。H NMR(CDCl)δ 10.15(1H,m),8.58(1H,s),8.03(1H,s),7.21(2H,m),6.98(2H,m),6.19(1H,br),4.34(2H,m),4.13(2H,s),3.43-3.55(8H,m),3.36(3H,s),2.37(2H,m),1.99(2H,m),1.90(2H,m)。HRMS 計算値(C2629FN+H):497.2200、実測値:497.2197。
(実施例432)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシプロピル)-1-(1H-イミダゾール-4-イルメチル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を過剰のアミン及び溶媒としてエタノールを用いて実施例152に記載されている方法と同様にして製造して白色固体を得た。H NMR(400MHz,CDCl)δ 10.24(br,1H),8.21(s,1H),7.63(s,1H),7.28(s,1H),6.92(dd,J=8.5,5.5Hz,2H),6.76(t,J=8.7Hz,2H),6.56(s,1H),5.17(d,J=15.6Hz,1H),5.12(d,J=15.8Hz,1H),3.89(s,2H),3.77(m,1H),3.34(m,1H),3.13(m,1H),1.02(d,J=6.2Hz,3H)。HRMS m/z 計算値(C2323F(M+H)):452.1734、実測値:452.1728。
(実施例433)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシ-1,1-ジメチルエチル)-1-(1H-イミダゾール-4-イルメチル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を過剰のアミン及び溶媒としてエタノールを用いて実施例152に記載されている方法と同様にして製造して白色固体をギ酸塩として得た。H NMR(400MHz,CDCl)δ 10.25(br,1H),8.25(s,1H),7.91(s,1H),7.64(s,1H),7.34(s,1H),6.95(dd,J=8.5,5.5Hz,2H),6.79(t,J=8.6Hz,2H),6.60(s,1H),5.17(s,2H),3.92(s,2H),3.50(s,2H),1.25(s,6H)。HRMS m/z 計算値(C2425F(M+H)):466.1891、実測値:466.1884。
(実施例434)
7-(4-フルオロベンジル)-4-ヒドロキシ-N-(3-ヒドロキシプロピル)-2-オキソ-1-[2-(2-オキソピロリジン-1-イル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を3-アミノ-1-プロパノールを用いて実施例9と同様にして製造して粘性油状物を得た。H NMR(CDCl)δ 10.22(1H,m),8.60(1H,s),8.04(1H,s),7.22(2H,m),6.99(2H,m),5.03(2H,br),4.34(2H,m),4.15(2H,s),3.72(2H,m),3.60(2H,m),3.46(4H,m),2.39(2H,m),2.01(2H,m),1.84(2H,m)。HRMS 計算値(C2527FN+H):483.2044、実測値:483.2047。
(実施例435)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-メチル-2-オキソ-1-(2-ピリジニルメチル)-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を過剰のアミン及び溶媒としてエタノールを用いて実施例152に記載されている方法と同様にして製造して白色固体を得た。H NMR(400MHz,DMSO-d)δ 10.05(m,1H),8.51(d,J=1.4Hz,1H),8.37(dd,J=5.5,1.6Hz,1H),7.78(s,1H),7.69(td,J=7.8,1.7Hz,1H),7.23(m,2H),7.15(dd,J=8.5,5.6Hz,2H),7.02(t,J=8.9Hz,2H),5.54(s,2H),4.02(s,2H),2.87(d,J=4.8Hz,3H)。HRMS m/z 計算値(C2320F(M+H)):419.1519、実測値:419.1524。
(実施例436)
1-(2-アミノ-2-オキソエチル)-7-(4-フルオロベンジル)-4-ヒドロキシ-N-[(2S)-2-ヒドロキシプロピル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を(S)-(+)-1-アミノ-2-プロパノールを用いて実施例162と同様にして製造してオフホワイト色固体を得た。H NMR(d-DMSO)δ 10.29(1H,m),8.52(1H,s),7.82(1H,s),7.64(1H,s),7.33(2H,m),7.26(1H,s),7.11(2H,m),4.95(1H,m),4.83(2H,s),4.11(2H,s),3.78(1H,m),3.41(1H,m),3.18(1H,m),1.08(3H,d,J=6Hz)。HRMS 計算値(C2121FN+H):429.1574、実測値:429.1580。
(実施例437)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-{2-[(メチルスルホニル)アミノ]エチル}-N-[3-(4-モルホリニル)プロピル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
窒素下、1-(2-アミノエチル)-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[3-(4-モルホリニル)プロピル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド(0.025g,0.052mmol)及びジイソプロピルエチルアミン(0.05ml,0.29mmol)をDMF(5ml)中に含む溶液をメタンスルホニルクロリド(0.0053mL,0.068mmol)で40℃で1時間、次いで周囲温度で3.5時間処理した。反応物を真空中で濃縮し、生じた残渣をEtO:MeOHと摩砕し、濾過し、2:1 EtO:MeOHで洗浄し、真空中で乾燥して、標記化合物を薄黄色固体として得た。H NMR(300MHz,DMSO-d)δ ppm 1.67(s,1H),1.99(br.s.,2H),2.90(s,3H),3.07(d,J=12.07Hz,2H),3.12-3.28(m,4H),3.39-3.51(m,4H),3.59-3.72(m,2H),3.92-4.04(m,1H),4.15(s,2H),4.35(t,J=7.23Hz,2H),7.09-7.17(m,2H),7.29(t,J=6.60Hz,1H),7.35-7.44(m,2H),8.13(s,1H),8.56(d,J=1.40Hz,1H),9.80(br.s.,1H),10.31(t,J=5.83Hz,1H)。ESMS:562(M+H)。
(実施例438)
{2-[7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-3-({[2-(4-モルホリニル)エチル]アミノ}カルボニル)-2-オキソ-1,5-ナフチリジン-1(2H)-イル]エチル}カルバミン酸メチル
窒素下、1-(2-アミノエチル)-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[2-(4-モルホリニル)エチル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド(0.025g,0.052mmol)及びジイソプロピルエチルアミン(0.05mL,0.29mmol)をDMF(5mL)中に含む溶液をメチルクロロホルメート(0.0087mL,0.11mmol)で40℃で1時間、次いで周囲温度で3.5時間処理した。反応物を真空中で濃縮し、生じた残渣をEtO:MeOHと摩砕し、濾過し、2:1 EtO:MeOHで洗浄し、真空中で乾燥して、標記化合物を薄黄色固体として得た。H NMR(300MHz,DMSO-d)δ ppm 1.23(s,1H),3.06-3.20(m,2H),3.25-3.32(m,2H),3.36-3.43(m,2H),3.45(s,3H),3.55(d,J=10.95Hz,2H),3.69(t,J=12.21Hz,2H),3.78(d,J=6.74Hz,2H),4.00(d,J=12.35Hz,2H),4.15(s,2H),4.31(t,J=5.76Hz,2H),7.12-7.19(m,2H),7.38-7.45(m,2H),8.16(s,1H),8.55(s,1H),9.91(br.s.,1H),10.39(t,J=6.60Hz,1H)。ESMS:528(M+H)。
(実施例439)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-{2-[(メチルスルホニル)アミノ]エチル}-N-[2-(4-モルホリニル)エチル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
窒素下、1-(2-アミノエチル)-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[2-(4-モルホリニル)エチル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド(0.025g,0.052mmol)及びジイソプロピルエチルアミン(0.05mL,0.29mmol)をDMF(5mL)中に含む溶液をメタンスルホニルクロリド(0.0053mL,0.068mmol)で40℃で1時間、次いで周囲温度で3.5時間処理した。反応物を真空中で濃縮し、生じた残渣をEtO:MeOHと摩砕、濾過し、2:1 EtO:MeOHで洗浄し、真空中で乾燥して、標記化合物をオフホワイト色固体として得た。H NMR(300MHz,DMSO-d)δ ppm 2.35-2.46(m,2H),2.90(s,3H),3.06-3.20(m,1H),3.21-3.29(m,2H),3.34-3.45(m,2H),3.52-3.68(m,4H),3.72-3.83(m,2H),3.97-4.02(m,1H),4.15(d,J=0.56Hz,2H),4.30-4.41(m,2H),7.13(t,J=8.98Hz,2H),7.29(s,1H),7.41(dd,J=8.84,5.62Hz,2H),8.13(s,1H),8.56(s,1H),9.83(br.s.,1H),10.32-10.41(m,1H)。ESMS:548(M+H)。
(実施例440)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-{2-[(4-モルホリニルカルボニル)アミノ]エチル}-N-[2-(4-モルホリニル)エチル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
窒素下、1-(2-アミノエチル)-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[2-(4-モルホリニル)エチル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド(0.025g,0.052mmol)及びジイソプロピルエチルアミン(0.05mL,0.29mmol)をDMF(5mL)中に含む溶液を4-モルホリンカルボニルクロリド(0.008mL,0.068mmol)で40℃で1時間、次いで周囲温度で3.5時間処理した。反応物を真空中で濃縮し、生じた残渣をEtO:MeOHと摩砕し、濾過し、2:1 EtO:MeOHで洗浄し、真空中で乾燥して、標記化合物をオフホワイト色固体として得た。H NMR(300MHz,DMSO-d)δ ppm 1.3(s,1H),3.10(s,2H),3.13-3.22(m,8H),3.27-3.33(m,1H),3.42-3.50(m,4H),3.55(d,J=10.67Hz,2H),3.63-3.73(m,2H),3.78(d,J=4.49Hz,1H),3.93-4.05(m,2H),4.14(s,2H),4.30(t,J=6.67Hz,2H),7.11-7.19(m,2H),7.39-7.47(m,2H),8.34(s,1H),8.57(d,J=1.12Hz,1H),9.88(br.s.,1H),10.38-10.48(m,1H)。ESMS:583(M+H)。
(実施例441)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-{2-[(2-ヒドロキシエチル)オキシ]エチル}-1-{2-[(メチルスルホニル)アミノ]エチル}-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
窒素下、1-(2-アミノエチル)-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-{2-[(2-ヒドロキシエチル)オキシ]エチル}-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド(0.025g,0.052mmol)及びイソプロピルエチルアミン(0.05ml,0.29mmol)をDMF(5ml)中に含む溶液をメタンスルホニルクロリド(0.0053mL,0.068mmol)で40℃で1時間、次いで周囲温度で3.5時間処理した。反応物を真空中で濃縮し、生じた残渣をEtO:MeOHと摩砕し、濾過し、2:1 EtO:MeOHで洗浄した。第2の生成物を濾液から濾過して得、真空中で乾燥して、標記化合物をオフホワイト色固体として得た。H NMR(300MHz,DMSO-d)δ ppm 2.90(s,3H),3.19-3.30(m,2H),3.46-3.61(m,8H),4.14(s,2H),4.34(t,J=6.53Hz,2H),4.60-4.64(m,1H),7.09-7.16(m,2H),7.23-7.29(m,1H),7.37-7.44(m,2H),8.11(d,J=0.84Hz,1H),8.55(d,J=1.54Hz,1H),10.35(t,J=5.48Hz,1H),17.12(s,1H)。ESMS:523(M+H)。
(実施例442)
{2-[7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-3-({[3-(4-モルホリニル)プロピル]アミノ}カルボニル)-2-オキソ-1,5-ナフチリジン-1(2H)-イル]エチル}カルバミン酸メチル
窒素下、1-(2-アミノエチル)-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[3-(4-モルホリニル)プロピル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド(0.025g,0.052mmol)及びジイソプロピルエチルアミン(0.05mL,0.29mmol)をDMF(5mL)中に含む溶液をメチルクロロホルメート(0.0087mL,0.11mmol)で40℃で1時間、次いで周囲温度で3.5時間処理した。反応物を真空中で濃縮し、生じた残渣をEtO:MeOHと摩砕し、濾過し、2:1 EtO:MeOHで洗浄し、真空中で乾燥して、標記化合物を橙色固体として得た。H NMR(300MHz,DMSO-d)δ ppm 1.56-1.76(m,1H),1.99(s,2H),2.99-3.12(m,2H),3.17(s,2H),3.29(d,J=6.32Hz,2H),3.39-3.51(m,7H),3.66(t,J=12.42Hz,2H),3.97(d,J=11.23Hz,2H),4.15(s,2H),4.30(t,J=5.90Hz,2H),7.15(ddd,J=8.91,6.74,2.18Hz,2H),7.30(t,J=5.97Hz,1H),7.40(td,J=5.86,2.18Hz,2H),8.15(s,1H),8.54(d,J=0.98Hz,1H),10.34(t,J=5.97Hz,1H)。ESMS:542(M+H)。
(実施例443)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-{2-[(メチルスルホニル)アミノ]エチル}-2-オキソ-N-(テトラヒドロ-2-フラニルメチル)-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
窒素下、1-(2-アミノエチル)-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-N-(テトラヒドロ-2-フラニルメチル)-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド(0.025g,0.052mmol)及びジイソプロピルエチルアミン(0.05mL,0.29mmol)をDMF(5mL)中に含む溶液をメタンスルホニルクロリド(0.0053mL,0.068mmol)で40℃で1時間、次いで周囲温度で3.5時間処理した。反応物を真空中で濃縮し、生じた残渣をEtO:MeOHと摩砕し、濾過し、2:1 EtO:MeOHで洗浄し、真空中で乾燥して、標記化合物を薄黄色固体として得た。H NMR(300MHz,DMSO-d)δ ppm 1.44-1.67(m,1H),1.80-1.89(m,3H),2.90(s,3H),3.19-3.29(m,2H),3.34-3.41(m,1H),3.53-3.61(m,1H),3.64-3.71(m,1H),3.77-3.87(m,1H),3.97-4.08(m,1H),4.14(s,2H),4.35(t,J=6.18Hz,2H),7.10-7.18(m,2H),7.26(t,J=5.76Hz,1H),7.40(dd,J=8.14,5.48Hz,2H),8.11(s,1H),8.55(s,1H),10.39(t,J=5.97Hz,1H),17.10(s,1H)。ESMS:519(M+H)。
(実施例444)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-{2-[(4-モルホリニルカルボニル)アミノ]エチル}-N-[3-(4-モルホリニル)プロピル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
窒素下、1-(2-アミノエチル)-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[3-(4-モルホリニル)プロピル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド(0.025g,0.052mmol)及びジイソプロピルエチルアミン(0.05mL,0.29mmol)をDMF(5mL)中に含む溶液をメチルクロロホルメート(0.008mL,0.07mmol)で40℃で1時間、次いで周囲温で3.5時間処理した。反応物を真空中で濃縮し、生じた残渣をEtO:MeOHと摩砕し、再び真空中で濃縮した後、EtOAcと再び摩砕した。生じた懸濁液を濾過し、真空中で乾燥して、標記化合物を橙色固体として得た。H NMR(400MHz,DMSO-d)δ ppm 1.23-1.29(m,2H),1.99-2.05(m,1H),3.04-3.08(m,2H),3.10-3.19(m,7H),3.42(s,2H),3.44-3.49(m,6H),3.70(t,J=11.81Hz,2H),3.96(d,J=13.19Hz,2H),4.14(s,2H),4.29(t,J=6.59Hz,2H),6.81(t,J=4.67Hz,1H),7.14(t,J=8.79Hz,2H),7.42(dd,J=8.70,5.59Hz,2H),8.32(s,1H),8.55(d,J=1.28Hz,1H),10.15(s,1H),10.37(t,J=6.50Hz,1H)。ESMS:597(M+H)。
(実施例445)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-{2-[(4-モルホリニルカルボニル)アミノ]エチル}-2-オキソ-N-(テトラヒドロ-2-フラニルメチル)-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を1-(2-アミノエチル)-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-N-(テトラヒドロ-2-フラニルメチル)-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミドから実施例391に記載されている方法に類似の方法を用いて製造し、オフホワイト色固体として得た。ESMS:554(M+H)。
(実施例446)
1-[2-(アセチルアミノ)エチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[3-(4-モルホリニル)プロピル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を1-(2-アミノエチル)-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[3-(4-モルホリニル)プロピル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミドから実施例391に記載されている方法に類似の方法を用いて製造し、オフホワイト色固体として得た。ESMS:526(M+H)。
(実施例447)
1-(2-{[(ジメチルアミノ)カルボニル]アミノ}エチル)-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[3-(4-モルホリニル)プロピル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
窒素下、1-(2-アミノエチル)-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[3-(4-モルホリニル)プロピル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド(0.025g,0.057mmol)及びジイソプロピルエチルアミン(0.05mL,0.29mmol)をDMF(3mL)中に含む溶液を40℃でN,N-ジメチルカルボニルクロリド(0.0055mL,0.06mmol)で処理した。2.5時間後、反応物を冷却し、真空中で濃縮し、生じた残渣を1N NaHSOで処理した。混合物をEtOAcで3回抽出し、有機物を濃縮した。次いで、残渣をEtOAc中に溶解し、飽和NaHCO(水性)で洗浄し、有機物を濃縮した。残渣をEtOと摩砕し、濾過し、真空中で乾燥して、標記化合物を橙色固体として得た。H NMR(300MHz,DMSO-d)δ ppm 1.66-1.79(m,2H),1.76-1.93(m,1H),2.35(t,J=6.18Hz,6H),2.70(s,6H),3.19-3.31(m,2H),3.40-3.48(m,2H),3.53-3.63(m,4H),4.11(s,2H),4.25(s,2H),6.54-6.59(m,1H),7.14(t,J=8.84Hz,2H),7.37-7.44(m,2H),8.17-8.39(m,1H),8.52(s,1H),10.38(s,1H)。ESMS:555(M+H)。
(実施例448)
{2-[7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-3-{[(テトラヒドロ-2-フラニルメチル)アミノ]カルボニル}-1,5-ナフチリジン-1(2H)-イル]エチル}カルバミン酸メチル
標記化合物を1-(2-アミノエチル)-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-N-(テトラヒドロ-2-フラニルメチル)-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミドから実施例391に記載されている方法に類似の方法を用いて製造し、橙色固体として得た。ESMS:499(M+H)。
(実施例449)
1-[2-(アセチルアミノ)エチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[2-(4-モルホリニル)エチル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を1-(2-アミノエチル)-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[2-(4-モルホリニル)エチル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミドから実施例391に記載されている方法に類似の方法を用いて製造し、オフホワイト色固体として得た。H NMR(300MHz,DMSO-d)δ ppm 1.68(s,3H),2.36(s,1H),2.40-2.54(m,6H),3.29(s,1H),3.50(q,J=6.13Hz,2H),3.61(s,4H),4.14(s,2H),4.27(t,J=6.39Hz,2H),7.10-7.18(m,2H),7.38-7.45(m,2H),8.04(t,J=6.25Hz,1H),8.20(d,J=1.12Hz,1H),8.55(d,J=1.40Hz,1H),10.37(t,J=5.69Hz,1H),17.21(s,1H)。ESMS:512(M+H)。
(実施例450)
1-(2-{[(ジメチルアミノ)カルボニル]アミノ}エチル)-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[2-(4-モルホリニル)エチル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
窒素下、1-(2-アミノエチル)-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[2-(4-モルホリニル)エチル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド(0.025g,0.057mmol)及びジイソプロピルエチルアミン(0.05mL,0.29mmol)をDMF(3mL)中に含む溶液を40℃でN,N-ジメチルカルボニルクロリド(0.0055mL,0.06mmol)で処理した。2.5時間後、反応物を冷却し、真空中で濃縮し、生じた残渣をEtOAc及び水と摩砕し、濾過し、真空中で乾燥して、標記化合物をオフホワイト色固体として得た。H NMR(300MHz,DMSO-d)δ ppm 1.84(s,1H),2.39-2.47(m,4H),2.52-2.57(m,2H),2.71(s,6H),3.23-3.31(m,2H),3.44-3.55(m,2H),3.56-3.62(m,4H),4.12(s,2H),4.25(t,J=6.32Hz,2H),6.57(t,J=5.55Hz,1H),7.09-7.18(m,2H),7.41(dd,J=8.70,5.62Hz,2H),8.30(s,1H),8.53(s,1H),10.40(t,J=5.90Hz,1H)。ESMS:541(M+H)。
(実施例451)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシ-1-メチルエチル)-2-オキソ-1-(2-ピリジニルメチル)-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を過剰のアミン及び溶媒としてエタノールを用いて実施例152に記載されている方法と同様にして製造して白色固体を得た。H NMR(400MHz,DMSO-d)δ 10.27(d,J=7.4Hz,1H),8.51(s,1H),8.37(d,J=4.4Hz,1H),7.76(s,1H),7.70(t,J=7.6Hz,1H),7.23(m,2H),7.15(dd,J=8.5,5.7Hz,2H),7.02(t,J=8.9Hz,2H),5.54(s,2H),4.96(t,J=5.3Hz,1H),4.03(m,1H),4.01(s,2H),3.44(m,2H),1.15(d,J=7.0Hz,3H)。HRMS m/z 計算値(C2524F(M+H)):463.1782、実測値:463.1786。
(実施例452)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[2-(メチルオキシ)エチル]-2-オキソ-1-(2-ピリジニルメチル)-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を過剰のアミン及び溶媒としてエタノールを用いて実施例152に記載されている方法と同様にして製造して白色固体を得た。H NMR(400MHz,DMSO-d)δ 10.30(m,1H),8.53(s,1H),8.38(d,J=5.1Hz,1H),7.78(s,1H),7.71(t,J=7.7Hz,1H),7.25(m,1H),7.16(dd,J=8.7,5.7Hz,2H),7.04(t,J=8.9Hz,2H),5.56(s,2H),4.03(s,2H),3.55-3.47(m,4H),3.30(s,3H)。HRMS m/z 計算値(C2524F(M+H)):463.1782、実測値:463.1775。
(実施例453)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシプロピル)-2-オキソ-1-(2-ピリジニルメチル)-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を過剰のアミン及び溶媒としてエタノールを用いて実施例152に記載されている方法と同様にして製造して白色固体を得た。H NMR(400MHz,DMSO-d)δ 10.33(m,1H),8.51(s,1H),8.37(d,J=5.2Hz,1H),7.76(s,1H),7.69(t,J=7.9Hz,1H),7.25(s,1H),7.23(m,1H),7.15(dd,J=8.4,5.6Hz,2H),7.02(t,J=8.9Hz,2H),5.55(s,2H),4.91(d,J=4.8Hz,1H),4.02(s,2H),3.77(m,1H),3.42(m,1H),3.16(m,1H),1.06(d,J=6.5Hz,3H)。HRMS m/z 計算値(C2524F(M+H)):463.1782、実測値:463.1784。
(実施例454)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシ-1,1-ジメチルエチル)-2-オキソ-1-(2-ピリジニルメチル)-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を過剰のアミン及び溶媒としてエタノールを用いて実施例152に記載されている方法と同様にして製造して白色固体を得た。H NMR(400MHz,CDCl)δ 10.48(s,1H),8.51(s,1H),8.43(d,J=4.6Hz,1H),7.55(t,J=7.8Hz,1H),7.47(s,1H),7.15(m,1H),7.06(d,J=7.8Hz,1H),6.98(m,2H),6.90(m,2H),5.48(s,2H),3.99(s,2H),3.73(s,2H),1.44(s,6H)。HRMS m/z 計算値(C2626F(M+H)):477.1938、実測値:477.1939。
(実施例455)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-{2-[(2-ヒドロキシエチル)オキシ]エチル}-1-{2-[(4-モルホリニルカルボニル)アミノ]エチル}-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
窒素下、1-(2-アミノエチル)-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-{2-[(2-ヒドロキシエチル)オキシ]エチル}-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド(0.025g,0.057mmol)及びジイソプロピルエチルアミン(0.05mL,0.29mmol)をDMF(3mL)中に含む溶液を40℃でN,N-ジメチルカルボニルクロリド(0.06mL,0.63mmol)で処理した。1.5時間後、反応物を冷却し、真空中で濃縮し、生じた残渣を1N NaHSOで処理した。混合物をEtOAcで3回抽出し、有機物を濃縮した。次いで、残渣をシリカゲル上で分取TLC(9:1 CHCl:MeOH)により精製した。純粋バンドを集めて、標記化合物をオフホワイト色固体として得た。H NMR(400MHz,DMSO-d)δ ppm 3.17(d,J=5.31Hz,6H),3.43-3.50(m,4H),3.54(dt,J=14.83,5.22Hz,4H),3.60(q,J=5.25Hz,2H),4.13(s,2H),4.24-4.33(m,2H),4.62(t,J=4.85Hz,2H),6.79(t,J=5.95Hz,2H),7.14(t,J=8.79Hz,2H),7.42(dd,J=8.61,5.86Hz,2H),8.28(s,1H),8.48-8.60(m,1H),10.28-10.48(m,1H)。ESMS:558(M+H)。
(実施例456)
1-[2-(アセチルアミノ)エチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-{2-[(2-ヒドロキシエチル)オキシ]エチル}-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
窒素下、1-(2-アミノエチル)-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-{2-[(2-ヒドロキシエチル)オキシ]エチル}-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド(0.025g,0.057mmol)及びジイソプロピルエチルアミン(0.05mL,0.29mmol)をDMF(3mL)中に含む溶液を40℃でN,N-ジメチルカルボニルクロリド(0.06mL,0.63mmol)で処理した。2.5時間後、反応物を冷却し、真空中で濃縮し、生じた残渣を1N NaHSOで処理した。混合物をEtOAcで3回抽出し、有機物を濃縮した。次いで、残渣をシリカゲル上で分取TLC(9:1 CHCl:MeOH)により精製した。純粋バンドを収集して、標記化合物をオフホワイト色固体として得た。H NMR(400MHz,クロロホルム-d)δ ppm 1.98(s,3H),3.46-3.54(m,2H),3.68(d,J=4.76Hz,2H),3.71(s,4H),3.77-3.88(m,2H),4.17(s,2H),4.36(t,J=7.23Hz,2H),5.31(s,1H),6.14(s,1H),7.02(t,J=8.79Hz,2H),7.22-7.25(m,2H),8.07(s,1H),8.58(s,1H),10.51(s,1H)。ESMS:487(M+H)。
(実施例457)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-3-({[2-(メチルオキシ)エチル]アミノ}カルボニル)-2-オキソ-1-[2-(2-オキソ-1-ピロリジニル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-4-オールナトリウム塩
(2-オキソ-1-ピロリジニル)アセトアルデヒド
N-(2-ヒドロキシエチル)-2-ピロリドン(5.00g,38.8mmol)及び過ヨウ素酸トリアセトキシ(24.6g,58.0mmol)をCHCl中に含む混合物を周囲温度で約64時間撹拌した。反応混合物を真空中で蒸発させ、残渣をEtOと摩砕した。固体を濾過した後、母液を真空中で蒸発させて、生成物を粗な油状物として得た。H NMR(CDCl)δ 9.60(1H,s),4.16(2H,s),3.46(2H,t,J=7Hz),2.45(2H,t,J=8Hz),2.11(2H,m)。
5-(4-フルオロベンジル)-3-{[2-(2-オキソピロリジン-1-イル)エチル]アミノ}ピリジン-2-カルボン酸エチル
(2-オキソピロリジン-1-イル)アセトアルデヒド(2.00g,15.7mmol)及び3-アミノ-5-(4-フルオロベンジル)-2-ピリジンカルボン酸エチル(2.00g,7.32mmol)を1:1 ジクロロエタン/酢酸(10mL)中で合わせ、窒素下0〜5℃に冷却した。トリアセトキシホウ水素化ナトリウム(3.10g,14.6mmol)を添加し、反応物を15分間撹拌した。更にアルデヒド(1.0g,7.8mmol)及びトリアセトキシホウ水素化ナトリウム(1.65g,7.8mmol)を15分間空けて添加した。反応混合物を真空中で蒸発させ、CHCl中に溶解させ、水性KCO(5% w/v)で処理した。層を分離した後、水性相をCHClで2回逆抽出した。合わせた有機相をMgSOで乾燥し、濾過し、真空中で蒸発させ、シリカゲル上でEtOAc中0〜3% MeOHを溶離液として精製して、油状物を得た。H NMR(CDCl)δ 7.89(1H,d,J=1.4Hz),7.83(1H,br t,J〜6Hz),7.15(2H,dd,J〜9,6Hz),6.98(2H,t,J〜9Hz),6.92(1H,s),4.42(2H,q,J=7Hz),3.92(2H,s),3.49(2H,m),3.41(2H,t,J=7Hz),3.35(2H,q,J=6Hz),2.36(2H,t,J=8Hz),1.99(2H,m),1.42(3H,t,J=7Hz)。ESMS:386(M+H)。
3-{[3-(エチルオキシ)-3-オキソプロパノイル][2-(2-オキソ-1-ピロリジニル)エチル]アミノ}-5-[(4-フルオロフェニル)メチル]-2-ピリジンカルボン酸エチル
窒素下、5-(4-フルオロベンジル)-3-{[2-(2-オキソピロリジン-1-イル)エチル]アミノ}ピリジン-2-カルボン酸エチル(2.445g,6.34mmol)及びエチルマロニルクロリド(1.25mL,9.5mmol)の溶液を1時間還流加熱した。更にエチルマロニルクロリド(0.25mL,1.9mmol)を添加し、反応物を還流下に更に1時間維持した。反応混合物を冷却し、CHClで希釈し、飽和水性NaHCOで処理した。相を分離した後、水性相をCHClで2回抽出した。合わせた有機層をMgSOで乾燥し、濾過し、真空中で蒸発させ、シリカゲル上でCHCl中3% MeOHを溶離液として精製して、油状物を得た。H NMR(CDCl)δ 8.57(1H,d,J=2Hz),8.23(1H,d,J=2Hz),7.23(2H,dd,J=6,8Hz),7.00(2H,t,J=8Hz),4.66-4.76(1H,m),4.41(2H,q,J=7Hz),3.98-4.08(4H,m),3.80-3.90(2H,m),3.24-3.31(1H,m),3.02(2H,dd,J=16,32Hz),2.86-2.96(2H,m),2.30-2.48(2H,m),1.92-2.11(2H,m),1.38(3H,t,J=7Hz),1.17(3H,t,J=Hz)。ESMS:500(M+H)。
7-(4-フルオロベンジル)-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1-[2-(2-オキソピロリジン-1-イル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル
3-{[3-(エチルオキシ)-3-オキソプロパノイル][2-(2-オキソ-1-ピロリジニル)エチル]アミノ}-5-[(4-フルオロフェニル)メチル]-2-ピリジンカルボン酸エチル(1.80g,3.98mmol)をエタノール(20mL)中に含む溶液をDBU(1.53mL,10.3mmol)で処理した。窒素下で20分間撹拌した後、反応物を1N HCl(7.8mL)でクエンチし、真空中で蒸発させた。水と摩砕し、濾過して、生成物を白色固体として得た。H NMR(CDCl)δ 8.50(1H,d,J=1.4Hz),8.11(1H,s),7.26(2H,m),7.00(2H,ddd,J〜9,9,2Hz),4.52(2H,q,J=7Hz),4.33(2H,br t,J〜7Hz),4.14(2H,s),3.52-3.44(4H,m),2.35(2H,t,J=8Hz),2.00(2H,m),1.48(3H,t,J=7Hz)。ESMS:476(M+Na)。
7-(4-フルオロベンジル)-4-ヒドロキシ-N-(2-メトキシエチル)-2-オキソ-1-[2-(2-オキソピロリジン-1-イル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
7-(4-フルオロベンジル)-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1-[2-(2-オキソピロリジン-1-イル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル(1.13g,2.50mmol)及び2-メトキシエチルアミン(1.1mL,12.5mmol)をイソプロパノール(20mL)中に含む混合物を3時間還流加熱した。冷却した後、生じたスラリーをイソプロパノール(10mL)で希釈し、濾過した。沈殿をCHClと1N NaHSOに分配した。層を分離した後、水性相をCHClで逆抽出し、合わせた有機物をNaSOで乾燥し、濾過し、真空中で蒸発させて、生成物を白色固体として得た。イソプロパノールを真空中で蒸発させ、残渣をCHClと1N NaHSOに分配した。層を分離した後、水性相をCHClで逆抽出し、合わせた有機物をNaSOで乾燥し、濾過し、真空中で蒸発させて、追加量の生成物を白色固体として得た。H NMR(CDCl)δ 10.27(1H,br m),8.55(1H,s),8.06(1H,s),7.24(2H,m),6.99(2H,t,J=8.6Hz),4.35(2H,t,J=7Hz),4.14(2H,s),3.65(2H,m),3.59(2H,m),3.50(2H,t,J=7Hz),3.44(2H,m),3.42(3H,s),2.31(2H,t,J=8Hz),1.97(2H,m)。ESMS:483(M+H)。
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-3-({[2-(メチルオキシ)エチル]アミノ}カルボニル)-2-オキソ-1-[2-(2-オキソ-1-ピロリジニル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-4-オールナトリウム塩
7-(4-フルオロベンジル)-4-ヒドロキシ-N-(2-メトキシエチル)-2-オキソ-1-[2-(2-オキソピロリジン-1-イル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド(693mg,1.436mmol)をエタノール(20mL)中に含む溶液を1.009M NaOH(1.423mL,1.436mmol)で処理した。溶液を真空中で蒸発させ、EtOと摩砕し、濾過し、高真空下で乾燥して、生成物を白色固体として得た。H NMR(d-DMSO)δ 10.65(1H,s),8.20(1H,s),7.73(1H,s),7.35(2H,dd,J=5,9Hz),7.11(2H,t,J=9Hz),4.16(2H,t,J=9Hz),4.02(2H,s),3.24-3.39(8H,m),3.25(3H,s),2.05(2H,t,J=9Hz),1.69-1.79(2H,m)。ES-MS:483(M-H)。
(実施例458)
1-[2-(1,3-ジオキソ-1,3-ジヒドロ-2H-イソインドール-2-イル)エチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[2-(メチルオキシ)エチル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を1-[2-(1,3-ジオキソ-1,3-ジヒドロ-2H-イソインドール-2-イル)エチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチルから実施例336に記載されている方法に類似の方法を用いて製造し、橙色固体として得た。ESMS:545(M+H)。
(実施例459)
1-(2-アミノエチル)-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[2-(メチルオキシ)エチル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を1-[2-(1,3-ジオキソ-1,3-ジヒドロ-2H-イソインドール-2-イル)エチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[2-(メチルオキシ)エチル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミドから実施例348に記載されている方法に類似の方法を用いて製造し、橙色固体として得た。ESMS:415(M+H)。
(実施例460)
1-[2-(1,3-ジオキソ-1,3-ジヒドロ-2H-イソインドール-2-イル)エチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-{3-[(1-メチルエチル)オキシ]プロピル}-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を1-[2-(1,3-ジオキソ-1,3-ジヒドロ-2H-イソインドール-2-イル)エチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチルから実施例336に記載されている方法に類似の方法を用いて製造し、オフホワイト色固体として得た。ESMS:587(M+H)。
(実施例461)
1-[2-(1,3-ジオキソ-1,3-ジヒドロ-2H-イソインドール-2-イル)エチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-{2-[(1-メチルエチル)オキシ]エチル}-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を1-[2-(1,3-ジオキソ-1,3-ジヒドロ-2H-イソインドール-2-イル)エチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチルから実施例336に記載されている方法に類似の方法を用いて製造し、オフホワイト色固体として得た。ESMS:573(M+H)。
(実施例462)
1-[2-(ジメチルアミノ)-2-オキソエチル]-7-(4-フルオロベンジル)-3-[(メチルアミノ)カルボニル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-4-オールナトリウム塩
実施例237の化合物を実施例166と同様にして処理して白色固体を得た。H NMR(d-DMSO)δ 10.34(1H,m),8.15(1H,s),7.30(1H,s),7.25(2H,m),7.10(2H,m),4.92(2H,s),3.98(2H,s),3.07(3H,s),2.78(3H,s),2.70(3H,d,J=5Hz)。

(実施例463)
1-{2-[アセチル(メチル)アミノ]エチル}-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-メチル-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を1-{2-[アセチル(メチル)アミノ]エチル}-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル及びエタノール中のメチルアミンから実施例574のステップ2に類似の方法を用いて製造してオフホワイト色固体を得た。H NMR(400MHz,DMSO-d,90℃)δ ppm 1.80-1.87(m,3H),2.95(d,J=4.94Hz,6H),3.53(t,J=6.79Hz,2H),4.18(s,2H),4.36(s,2H),7.12(t,J=8.44Hz,2H),7.35-7.40(m,2H),8.05(s,1H),8.54(s,1H),10.07(s,1H),17.05(br.s.,1H)。ESMS:427(M+H)。
(実施例464)
1-(2-アミノエチル)-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[1-(ヒドロキシメチル)-2-メチルプロピル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を1-[2-(1,3-ジオキソ-1,3-ジヒドロ-2H-イソインドール-2-イル)エチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチルから実施例388に記載されている方法に類似の方法を用いて製造し、オフホワイト色固体として得た。ESMS:443(M+H)。
(実施例465)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-[2-(メチルアミノ)-2-オキソエチル]-N-[2-(メチルオキシ)エチル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を3-アミノ-5-[(4-フルオロフェニル)メチル]-2-ピリジンカルボン酸エチルから、ステップ2においてメチルアミンを用いて実施例11のステップ1〜4に記載されている方法に類似の方法を用い、その後反応溶媒としてN,N-ジメチルホルムアミドを用いて実施例2に記載されている方法に類似の方法を用いて2-メトキシエチルアミンとカルボキサミドを形成して製造した。生成物をオフホワイト色固体として得た。H NMR(d-DMSO)δ 10.61(1H,br s),8.21(1H,s),7.85-7.80(1H,m),7.35(1H,s),7.29-7.25(2H,m),7.12-7.08(2H,m),4.67(2H,s),4.00(2H,s),3.38(3H,s),3.31(2H,s),3.25(3H,s),2.52(3H,d,J=4.5Hz)。HRMS 計算値(C2223FN+H):443.1731、実測値:443.1729。
(実施例466)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(4-ヒドロキシブチル)-1-[(1-メチル-1H-イミダゾール-2-イル)メチル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を過剰のアミン及び溶媒としてエタノールを用いて実施例152に記載されている方法と同様にして製造して白色固体を得た。H NMR(400MHz,CDOD/CDCl)δ 10.17(s,1H),8.43(s,1H),8.00(s,1H),7.14(dd,J=8.5,5.3Hz,2H),6.95(t,J=8.7Hz,2H),6.89(s,1H),6.83(s,1H),5.53(s,2H),4.10(s,2H),3.67(s,3H),3.59(t,J=6.2Hz,2H),3.46(m,2H),1.74-1.58(m,4H)。HRMS m/z 計算値(C2527F(M+H)):480.2047、実測値:480.2040。
(実施例467)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-[(1-メチル-1H-イミダゾール-2-イル)メチル]-N-[2-(メチルオキシ)エチル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を過剰のアミン及び溶媒としてエタノールを用いて実施例152に記載されている方法と同様にして製造して白色固体を得た。H NMR(400MHz,DMSO-d)δ 10.26(m,1H),8.51(s,1H),8.10(s,1H),7.27(dd,J=8.5,5.6Hz,2H),7.08(t,J=8.9Hz,2H),7.05(s,1H),6.66(s,1H),5.49(s,2H),4.07(s,2H),3.68(s,3H),3.53-3.46(m,4H),3.26(s,3H)。HRMS m/z 計算値(C2425F(M+H))。466.1891、実測値:466.1885。
(実施例468)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシエチル)-1-[(1-メチル-1H-イミダゾール-2-イル)メチル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を過剰のアミン及び溶媒としてエタノールを用いて実施例152に記載されている方法と同様にして製造して白色固体をギ酸塩として得た。H NMR(400MHz,DMSO-d/CDOD)δ 8.50(s,1H),8.25(s,1H),8.12(s,1H),7.27(dd,J=8.7,5.7Hz,2H),7.06(t,J=9.0Hz,2H),7.03(s,1H),6.67(s,1H),5.49(s,2H),4.07(s,2H),3.69(s,3H),3.52(t,J=5.3Hz,2H),3.40(t,J=5.5Hz,2H)。HRMS m/z 計算値(C2323F(M+H)):452.1734、実測値:452.1727。
(実施例469)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-メチル-1-[(1-メチル-1H-イミダゾール-2-イル)メチル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を過剰のアミン及び溶媒としてエタノールを用いて実施例152に記載されている方法と同様にして製造して白色固体を得た。H NMR(400MHz,DMSO-d)δ 10.01(m,1H),8.51(s,1H),8.17(s,1H),7.28(dd,J=8.6,5.7Hz,2H),7.08(t,J=8.8Hz,2H),7.04(s,1H),6.68(s,1H),5.49(s,2H),4.07(s,2H),3.68(s,3H),2.88(d,J=4.9Hz,3H)。HRMS m/z 計算値(C2221F(M+H)):422.1628、実測値:422.1622。
(実施例470)
N-シクロブチル-1-[2-(シクロプロピルアミノ)-2-オキソエチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
ステップ1〜3:1-[2-(シクロプロピルアミノ)-2-オキソエチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチルの合成
標記化合物をN-{2-[(エチルオキシ)カルボニル]-5-[(4-フルオロフェニル)メチル]-3-ピリジニル}グリシン及びシクロプロピルアミンから実施例11のステップ2〜4に記載されている方法に類似の方法を用いて製造した。生成物を白色固体として得た。H NMR(d-DMSO)δ 8.47(1H,s),8.26(1H,d,J=4Hz),7.65(1H,s),7.31(2H,dd,J=8.4,6Hz),7.11(2H,t,J〜9Hz),4.73(2H,s),4.22(2H,q,J=7Hz),4.11(2H,s),2.56(1H,m),1.23(3H,t,J=7Hz),0.59(2H,m),0.35(2H,m)。ESMS:440(M+H,100)。
ステップ4:N-シクロブチル-1-[2-(シクロプロピルアミノ)-2-オキソエチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミドの合成
標記化合物を1-[2-(シクロプロピルアミノ)-2-オキソエチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル及びシクロブチルアミンから実施例245に記載されている方法に類似の方法により製造した。粗な物質をMeOHと1N HClの混合物と摩砕して、生成物を白色固体として得た。H NMR(d-DMSO)δ 10.30(1H,d,J=7Hz),8.54(1H,s),8.24(1H,d,J=4Hz),7.74(1H,s),7.32(2H,dd,J=8.4,5.7Hz),7.11(2H,t,J〜9hz),4.80(2H,s),4.40(1H,m,J=8Hz),4.11(2H,s),2.56(1H,m),2.29(2H,m),2.03(2H,m),1.71(2H,m),0.59(2H,m),0.36(2H,m)。HRMS 計算値(C2525FN+H):465.1938、実測値:465.1934。
(実施例471)
1-[2-(シクロプロピルアミノ)-2-オキソエチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[2-(メチルオキシ)エチル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を1-[2-(シクロプロピルアミノ)-2-オキソエチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル及び2-メトキシエチルアミンから実施例245に記載されている方法に類似の方法により製造した。粗な物質をMeOHと1N HClの混合物と摩砕して、生成物を白色固体として得た。H NMR(d-DMSO)δ 10.22(1H,br),8.54(1H,br s),8.24(1H,br s),7.74(1H,br s),7.32(2H,m),7.11(2H,m),4.80(2H,s),4.11(2H,s),3.51(4H,m),3.27(3H,s),2.56(1H,m),0.59(2H,m),0.34(2H,m)。HRMS 計算値(C2425FN+H):469.1887、実測値:469.1882。
(実施例472)
1-[2-(シクロプロピルアミノ)-2-オキソエチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシエチル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を1-[2-(シクロプロピルアミノ)-2-オキソエチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル及びエタノールアミンから実施例245に記載されている方法に類似の方法を用いて製造した。粗な物質をMeOHと1N HClの混合物と摩砕して、生成物を白色固体として得た。H NMR(d-DMSO)δ 10.25(1H,t,J=5Hz),8.54(1H,s),8.25(1H,d,J=4Hz),7.74(1H,s),7.32(2H,dd,J=8.5,5.7Hz),7.11(2H,t,J〜9Hz),4.92(1H,br m),4.80(2H,s),4.11(2H,s),3.54(2H,t,J=5Hz),3.42(2H,q,J〜5Hz),2.57(1H,m),0.59(2H,m),0.35(2H,m)。HRMS 計算値(C2323FN+H):455.1731、実測値:455.1728。
(実施例473)
1-[2-(シクロプロピルアミノ)-2-オキソエチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-メチル-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を1-[2-(シクロプロピルアミノ)-2-オキソエチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル及びメタノール性メチルアミンから実施例245に記載されている方法に類似の方法を用いて製造した。粗な物質をMeOHと1N HClの混合物と摩砕して、生成物を白色固体として得た。H NMR(d-DMSO)δ 9.99(1H,d,J=5Hz),8.53(1H,s),8.23(1H,d,J=4Hz),7.74(1H,s),7.32(2H,dd,J=8.6,5.7Hz),7.11(2H,t,J〜9Hz),4.79(2H,s),4.13(2H,s),2.88(3H,d,J=5Hz),2.57(1H,m),0.59(2H,m),0.34(2H,m)。HRMS 計算値(C2221FN+H):425.1625、実測値:425.1623。
(実施例474)
1-(4-フルオロフェニル)-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-3-{[(2-ヒドロキシエチル)アミノ]カルボニル}-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-4-オールナトリウム塩
実施例200に記載されている1-(4-フルオロフェニル)-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシエチル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド(311mg,0.690mmol)をエタノール(10mL)中に懸濁し、1N 水酸化ナトリウム(0.68mL)を添加し、生じた白色懸濁液を1時間撹拌した。混合物をジエチルエーテル(50mL)で希釈し、固体を真空濾過により収集して、1-(4-フルオロフェニル)-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-3-{[(2-ヒドロキシエチル)アミノ]カルボニル}-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-4-オールナトリウム(300mg,92%の収率)を白色固体として得た。H NMR(d-DMSO)δ 10.53(br s,1H),8.15(s,1H),7.31(m,2H),7.19(m,2H),7.11(m,2H),7.03(m,2H),6.48(s,1H),4.71(br s,1H),3.85(s,2H),3.41(m,2H),3.26(m,2H)。MS m/z 452(M+1)。
(実施例475)
{2-[7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-3-{[(2-ヒドロキシエチル)アミノ]カルボニル}-2-オキソ-1,5-ナフチリジン-1(2H)-イル]エチル}メチルカルバミン酸フェニルメチル:2-アミノエタノール(1:1)
ステップ1:(2-ヒドロキシエチル)メチルカルバミン酸フェニルメチルの合成
窒素下、2-メチルアミノエタノール(24.59g,327mmol)及びトリエチルアミン(64mL,459mmol)をCHCl(100mL)中に含む溶液を氷/水浴において冷却し、1.5時間かけてフェニルメチルクロリドカーボネート(50mL,350mmol)で処理した。添加が完了したら周囲温度まで加温し、更に2時間撹拌した。反応物を分液漏斗に注ぎ、1N HCl(200mL)とCHCl(200mL)に分配した。水性物をCHCl(200mL)で逆抽出し、有機物を水及びブラインで洗浄し、MgSOで乾燥し、濾過し、真空中で蒸発させて、所望物質を透明粘性油状物として得た。H NMR(300MHz,クロロホルム-d)δ ppm 2.34(s,1H),3.01(s,3H),3.47(t,J=5.26Hz,2H),3.78(s,2H),5.14(s,2H),7.30-7.41(m,5H)。ESMS:232(M+Na)。
ステップ2:メチル(2-オキソエチル)カルバミン酸フェニルメチルの合成
窒素下、(2-ヒドロキシエチル)メチルカルバミン酸フェニルメチル(2.02g,9.64mmol)及びデス・マーチン試薬(6.36g,15.6mmol)をCHCl(100mL)中に含む溶液を合わせ、周囲温度で4時間撹拌した。CHCl(100mL)を添加し、有機物を2M NaCO(aq.)、飽和NaHCO、水及びブラインで洗浄し、NaSOで乾燥し、濾過し、真空中で蒸発させた。純粋な画分を合わせ、真空中で濃縮した後、残渣を20分間でCHCl中0〜10% MeOHの勾配でシリカゲルフラッシュクロマトグラフィーにより精製して、所望物質を黄色粘性油状物として得た。H NMR(400MHz,クロロホルム-d)δ ppm 3.03(d,J=6.59Hz,3H),4.06(s,1H),4.13(s,1H),5.12-5.21(m,2H),7.29-7.40(m,5H),9.63(d,J=16.28Hz,1H)。ESMS:230(M+Na)。
ステップ3:5-[(4-フルオロフェニル)メチル]-3-{[2-(メチル{[(フェニルメチル)オキシ]カルボニル}アミノ)エチル]アミノ}-2-ピリジンカルボン酸エチルの合成
窒素下、3-アミノ-5-(4-フルオロベンジル)-2-ピリジンカルボン酸エチル(1.78g,6.5mmol)及びメチル(2-オキソエチル)カルバミン酸フェニルメチル(2.58g,12.4mmol)を氷酢酸(300mL)中に含む溶液を周囲温度でトリアセトキシホウ水素化ナトリウム(2.56g,12.1mmol)で一晩処理した。反応物を真空中で濃縮した後、氷酢酸(100mL)中に再度溶解し、更に1gのトリアセトキシホウ水素化ナトリウムを用いて周囲温度で2時間処理した。反応物を真空中で蒸発させ、残渣を98:2-95:5 CHCl:EtOAcを溶離液とするシリカゲルクロマトグラフィーにかけて、透明粘性油状物を得た。この油状物をCHCl中に溶解し、飽和KCO、水及びブラインで洗浄し、NaSOで乾燥し、濾過し、真空中で蒸発させて、生成物を黄色粘性油状物として得た。H NMR(300MHz,DMSO-d)δ ppm 1.27(t,J=7.09Hz,3H),2.87(d,J=5.90Hz,3H),3.34-3.51(m,4H),3.89(d,J=20.22Hz,2H),4.24(q,J=7.16Hz,2H),5.02(d,J=23.16Hz,2H),7.09(t,J=8.84Hz,2H),7.18-7.39(m,7H),7.66(d,J=16.00Hz,1H),7.77(s,1H)。ESMS:466(M+H)。
ステップ4:3-{[3-(エチルオキシ)-3-オキソプロパノイル][2-(メチル{[(フェニルメチル)オキシ]カルボニル}アミノ)エチル]アミノ}-5-[(4-フルオロフェニル)メチル]-2-ピリジンカルボン酸エチルの合成
窒素下、5-[(4-フルオロフェニル)メチル]-3-{[2-(メチル{[(フェニルメチル)オキシ]カルボニル}アミノ)エチル]アミノ}-2-ピリジンカルボン酸エチル(1.62g,3.5mmol)及びエチルマロニルクロリド(1.24mL,8.7mmol)をDCE(50mL)中に含む溶液を2時間還流加熱した。更に0.5mLのエチルマロニルクロリドを添加し、反応物を還流下で更に0.5時間撹拌した。混合物を冷却し、EtOH(25mL)で処理した後、真空中で濃縮した。残渣をシリカゲル上でCHCl中0〜100% EtOAcの勾配溶離で精製し、純粋な画分を合わせ、真空中で濃縮して、生成物を黄色粘性油状物として得た。H NMR(400MHz,DMSO-d,90℃)δ ppm 1.11(t,J=6.77Hz,2H),1.28(t,J=7.14Hz,3H),2.82(s,3H),3.03(s,3H),3.34-3.43(m,2H),3.96(d,J=5.85Hz,2H),4.02-4.07(m,4H),4.27-4.35(m,2H),5.02(s,2H),7.08(t,J=8.87Hz,2H),7.23-7.34(m,7H),7.70(s,1H),8.59(s,1H)。ESMS:580(M+H)。
ステップ5:7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-[2-(メチル{[(フェニルメチル)オキシ]カルボニル}アミノ)エチル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチルの合成
窒素下、3-{[3-(エチルオキシ)-3-オキソプロパノイル][2-(メチル{[(フェニルメチル)オキシ]カルボニル}アミノ)エチル]アミノ}-5-[(4-フルオロフェニル)メチル]-2-ピリジンカルボン酸エチル(1.32g,2.3mmol)をEtOH(25mL)中に含む溶液をDBU(0.54mL,3.55mmol)で処理した。周囲温度で5分間撹拌した後、反応混合物を1N NaHSO(3.6mL)で処理した。生じたスラリーを水で希釈し、濾過し、濾過した固体を1:1 水:EtOH及びEtOで洗浄し、高真空下で十分に乾燥して、標記化合物を白色固体として得た。H NMR(400MHz,DMSO-d)δ ppm 1.25(q,J=6.96Hz,3H),2.84(d,J=15.02Hz,3H),3.42-3.50(m,1H),3.54(t,J=4.94Hz,1H),4.03(s,1H),4.14(s,1H),4.19-4.27(m,2H),4.32-4.38(m,2H),4.72(s,1H),4.93(s,1H),7.00(d,J=4.21Hz,1H),7.10(t,J=8.79Hz,2H),7.19-7.30(m,4H),7.30-7.39(m,2H),8.04(s,1H),8.41(s,1H),8.49(s,1H)。ESMS:534(M+H)。
ステップ6:{2-[7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-3-{[(2-ヒドロキシエチル)アミノ]カルボニル}-2-オキソ-1,5-ナフチリジン-1(2H)-イル]エチル}メチルカルバミン酸フェニルメチル:2-アミノエタノール(1:1)の合成
窒素下、7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-[2-(メチル{[(フェニルメチル)オキシ]カルボニル}アミノ)エチル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル(0.022g,0.041mmol)をEtOH(3mL)中に含む溶液をエトキシエチルアミン(0.012mL,0.20mmol)でマイクロ波容器において150℃で15分間、次いで150℃で更に1時間処理した。反応物を周囲温度まで冷却した後、生じた懸濁液を濾過し、濾過した固体をEtOH及びEtOで洗浄し、高真空下で十分に乾燥して、標記化合物を白色固体として得た。H NMR(400MHz,DMSO-d,90℃)δ ppm 2.62(t,J=5.67Hz,2H),2.87(s,3H),3.38(t,J=7.14Hz,2H),3.43-3.49(m,2H),3.55(t,J=5.95Hz,2H),3.60(s,3H),4.07-4.15(m,3H),4.41(t,J=5.67Hz,3H),4.64(s,1H),4.87(s,2H),7.08(t,J=8.97Hz,2H),7.16(s,2H),7.28(d,J=2.20Hz,2H),7.29-7.34(m,3H),7.87(s,1H),8.48(s,1H),10.30(s,1H)。ESMS:549(M+H)。
(実施例476)
1-{2-[[(ジメチルアミノ)カルボニル](メチル)アミノ]エチル}-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシエチル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
ステップ1:1-{2-[[(ジメチルアミノ)カルボニル](メチル)アミノ]エチル}-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチルの合成
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-[2-(メチル{[(フェニルメチル)オキシ]カルボニル}アミノ)エチル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル(0.255g,0.48mmol)をCHCl(20mL)中に含む溶液をジイソプロピルエチルアミン(0.42mL,2.4mmol)、ジメチルカルバミン酸クロリド(0.22mL,2.4mmol)及びPd/C(0.030g,10% w/w)と合わせた。生じた懸濁液に窒素を流し、数回排気し、バルーン下で水素を充填し、周囲温度で一晩撹拌した。反応混合物を濾過し、CHClで洗浄し、真空中で濃縮した。残渣をEtOAc:ヘキサン 1:1で洗浄し、濾過し、濾液を真空中で濃縮した。残渣を水と摩砕し、生じた懸濁液を濾過して、標記化合物をオフホワイト色結晶性固体として得た。H NMR(300MHz,DMSO-d)δ ppm 1.25(t,J=7.05Hz,3H),2.59(s,6H),2.80(s,3H),3.26-3.30(m,2H),4.17(s,2H),4.23(q,J=7.16Hz,2H),4.32(t,J=6.21Hz,2H),7.11-7.18(m,2H),7.38-7.43(m,2H),8.11(s,1H),8.50(d,J=1.47Hz,1H)。ESMS:471(M+H)。
ステップ2:1-{2-[[(ジメチルアミノ)カルボニル](メチル)アミノ]エチル}-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシエチル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミドの合成
標記化合物を1-{2-[アセチル(メチル)アミノ]エチル}-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル及びエタノール中のメチルアミンから実施例574のステップ2に類似の方法を用いて製造してオフホワイト色固体を得た。H NMR(400MHz,DMSO-d,90℃)δ ppm 2.61-2.64(m,6H),2.81(s,3H),3.35(dd,J=7.07,6.52Hz,2H),3.48(q,J=5.53Hz,2H),3.61(q,J=5.31Hz,2H),4.18(s,2H),4.35-4.42(m,2H),4.64(t,J=4.67Hz,1H),7.12(ddd,J=8.99,6.66,2.20Hz,2H),7.36-7.41(m,2H),8.03-8.07(m,1H),8.54(d,J=1.65Hz,1H),10.32(s,1H)。ESMS:486(M+H)。
(実施例477)
1-[3-(2,5-ジオキソ-1-ピロリジニル)プロピル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシエチル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を1-[3-(2,5-ジオキソ-1-ピロリジニル)プロピル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル及びエタノールアミンから実施例202に記載されている方法に類似の方法を用いて製造し、白色固体として得た。H NMR(400MHz,CDCl)δ 10.36(t,J=5.3Hz,1H),8.55(d,J=1.2Hz,1H),7.34(s,1H),7.19(dd,J=8.5,5.4Hz,2H),7.04(t,J=8.5Hz,2H),4.17-4.13(m,4H),3.85(t,J=5.0Hz,2H),3.63(m,2H),3.56(t,J=7.1Hz,2H),2.72(s,4H),1.92(m,2H)。HRMS 計算値(C2525FN(M+H)):497.1758、実測値:497.1832。
(実施例478)
{2-[7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-3-[(プロピルアミノ)カルボニル]-1,5-ナフチリジン-1(2H)-イル]エチル}メチルカルバミン酸フェニルメチル:1-プロパンアミン(1:1)
標記化合物を7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-[2-(メチル{[(フェニルメチル)オキシ]カルボニル}アミノ)エチル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチルから実施例475のステップ6に記載されている方法に類似の方法を用いて製造し、白色固体として得た。ESMS:547(M+H)。
(実施例479)
{2-[7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-3-[(メチルアミノ)カルボニル]-2-オキソ-1,5-ナフチリジン-1(2H)-イル]エチル}メチルカルバミン酸フェニルメチル:メタンアミン(1:1)
標記化合物を7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-[2-(メチル{[(フェニルメチル)オキシ]カルボニル}アミノ)エチル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチルから実施例475のステップ6に記載されている方法に類似の方法を用いて製造し、白色固体として得た。ESMS:519(M+H)。
(実施例480)
1-ブチル-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[(2R)-2-ヒドロキシプロピル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
1-ブチル-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル(30mg,0.075mmol)及び(2R)-1-アミノ-2-プロパノール(0.05mL)から実施例196に記載されている方法と同様にして、逆相HPLCにより精製した後、1-ブチル-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[(2R)-2-ヒドロキシプロピル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド(20mg,63%の収率)を白色固体として製造した。H NMR(CDCl)δ 10.48(br s,1H),8.56(s,1H),7.27(s,1H),7.19-7.15(m,2H),7.06-7.02(m,2H),4.14(s,2H),4.10-4.06(m,3H),3.61(m,1H),3.66(m,1H),1.52(m,2H),1.34(m,2H),1.27(d,J=6.4Hz,3H),0.91(m,3H)。MS m/z 428(M+1)。
(実施例481)
1-ブチル-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[(2S)-2-ヒドロキシプロピル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
1-ブチル-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル(30mg,0.075mmol)及び(2S)-1-アミノ-2-プロパノール(0.05mL)から実施例196に記載されている方法と同様にして、逆相HPLCにより精製した後、1-ブチル-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[(2S)-2-ヒドロキシプロピル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド(20mg,63%の収率)を白色固体として製造した。H NMR(CDCl)δ 10.45(br s,1H),8.53(s,1H),7.25(s,1H),7.17-7.13(m,2H),7.05-7.00(m,2H),4.12(s,2H),4.09-4.04(m,3H),3.59(m,1H),3.35(m,1H),1.49(m,2H),1.32(m,2H),1.25(d,J=6.4Hz,3H),0.89(m,3H)。MS m/z 428(M+1)。
(実施例482)
{2-[7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-3-{[(2-メチルプロピル)アミノ]カルボニル}-2-オキソ-1,5-ナフチリジン-1(2H)-イル]エチル}メチルカルバミン酸フェニルメチル
標記化合物を7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-[2-(メチル{[(フェニルメチル)オキシ]カルボニル}アミノ)エチル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチルから実施例475のステップ6に記載されている方法に類似の方法を用いて製造し、黄褐色固体として得た。ESMS:561(M+H)。
(実施例483)
{2-[3-[(エチルアミノ)カルボニル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,5-ナフチリジン-1(2H)-イル]エチル}メチルカルバミン酸フェニルメチル:エタンアミン(1:1)
標記化合物を7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-[2-(メチル{[(フェニルメチル)オキシ]カルボニル}アミノ)エチル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチルから実施例475のステップ6に記載されている方法に類似の方法を用いて製造し、白色固体として得た。ESMS:533(M+H)。
(実施例484)
N-[2-(アセチルアミノ)エチル]-1-ブチル-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
1-ブチル-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル(30mg,0.075mmol)及びN-(2-アミノエチル)アセトアミド(27mg,0.264mmol)から実施例196に記載されている方法と同様にして、逆相HPLCにより精製した後、N-[2-(アセチルアミノ)エチル]-1-ブチル-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド(20mg,59%の収率)を白色固体として製造した。H NMR(CDCl)δ 10.41(br s,1H),8.55(s,1H),7.27(s,1H),8.17-7.13(m,2H),7.05-7.01(m,2H),6.18(br s,1H),4.13(s,2H),4.06(m,2H),3.59(m,2H),3.47(m,2H),1.97(s,3H),1.52(m,2H),1.33(m,2H),0.90(m,3H)。MS m/z 455(M+1)。
(実施例485)
1-ブチル-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-{2-[メチル(メチルスルホニル)アミノ]エチル}-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
1-ブチル-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル(30mg,0.075mmol)及びN-(2-アミノエチル)-N-メチルメタンスルホンアミド(過剰量)から実施例196に記載されている方法と同様にして、逆相HPLCにより精製した後、1-ブチル-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-{2-[メチル(メチルスルホニル)アミノ]エチル}-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド(21mg,55%の収率)を白色固体として製造した。H NMR(CDCl)δ 10.41(br s,1H),8.55(s,1H),7.27(s,1H),7.17-7.13(m,2H),7.05-7.00(m,2H),4.13(s,2H),4.08(m,2H),3.65(m,2H),3.39(m,2H),2.94(s,3H),2.82(s,3H),1.50(m,2H),1.33(m,2H),0.89(m,3H)。MS m/z 505(M+1)。
(実施例486)
1-ブチル-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(3-ヒドロキシ-2,2-ジメチルプロピル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
1-ブチル-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル(30mg,0.075mmol)及び3-アミノ-2,2-ジメチル-1-プロパノール(0.05mL)から実施例196に記載されている方法と同様にして、逆相HPLCにより精製した後、1-ブチル-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(3-ヒドロキシ-2,2-ジメチルプロピル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド(18mg,53%の収率)を白色固体として製造した。H NMR(CDCl)δ 10.51(br s,1H),8.56(s,1H),7.27(s,1H),7.17-7.13(m,2H),7.05-7.01(m,2H),4.14(s,2H),4.08(m,2H),3.39(m,1H),3.30(m,2H),3.22(m,2H),1.51(m,2H),1.33(m,2H),0.94(s,6H),0.90(m,3H)。MS m/z 456(M+1)。
(実施例487)
{2-[3-({[2-(エチルオキシ)エチル]アミノ}カルボニル)-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,5-ナフチリジン-1(2H)-イル]エチル}メチルカルバミン酸フェニルメチル
標記化合物を7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-[2-(メチル{[(フェニルメチル)オキシ]カルボニル}アミノ)エチル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチルから実施例475のステップ6に記載されている方法に類似の方法を用いて製造し、黄褐色固体として得た。ESMS:577(M+H)。
(実施例488)
{2-[7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-3-({[1-メチル-2-(メチルオキシ)エチル]アミノ}カルボニル)-2-オキソ-1,5-ナフチリジン-1(2H)-イル]エチル}メチルカルバミン酸フェニルメチル
標記化合物を7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-[2-(メチル{[(フェニルメチル)オキシ]カルボニル}アミノ)エチル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチルから実施例475のステップ6に記載されている方法に類似の方法を用いて製造し、黄褐色固体として得た。ESMS:577(M+H)。
(実施例489)
{2-[7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-3-({[3-(1H-イミダゾール-1-イル)プロピル]アミノ}カルボニル)-2-オキソ-1,5-ナフチリジン-1(2H)-イル]エチル}メチルカルバミン酸フェニルメチル
標記化合物を7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-[2-(メチル{[(フェニルメチル)オキシ]カルボニル}アミノ)エチル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチルから実施例475のステップ6に記載されている方法に類似の方法を用いて製造し、黄褐色固体として得た。ESMS:613(M+H)。
(実施例490)
1-[2-(ジメチルアミノ)-2-オキソエチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-3-{[(3-ヒドロキシプロピル)アミノ]カルボニル}-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-4-オールナトリウム塩
標記化合物を1-[2-(ジメチルアミノ)-2-オキソエチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル及び3-アミノ-1-プロパノールから実施例245に記載されている方法に類似の方法を用いて製造した。生じた物質を水と摩砕し、EtOHで覆い、1当量の1N NaOH溶液で処理した。真空中で濃縮して、生成物を白色固体として得た。H NMR(d-DMSO)δ 10.53(1H,br),8.14(1H,s),7.25(3H,m),7.10(2H,t,J=9Hz),4.92(2H,s),4.49(1H,br),3.98(2H,s),3.43(2H,m),3.25(2H,m),3.07(3H,s),2.78(3H,s),1.58(2H,m,J=6Hz)。APMS:457(M+H,100)。
(実施例491)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(3-ヒドロキシプロピル)-1-[(1-メチル-1H-イミダゾール-2-イル)メチル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を過剰のアミン及び溶媒としてエタノールを用いて実施例152に記載されている方法と同様にして製造して白色固体を得た。H NMR(400MHz,CDOD)δ 10.19(s,1H),8.42(s,1H),8.04(s,1H),7.11(m,2H),6.92(m,2H),6.82(s,2H),5.50(s,2H),4.07(s,2H),3.63(s,3H),3.63(m,2H),3.52(m,2H),1.82(m,2H)。HRMS m/z 計算値(C2425F(M+H)):466.1897、実測値:466.1896。
(実施例492)
{2-[7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-3-({[2-(4-モルホリニル)エチル]アミノ}カルボニル)-2-オキソ-1,5-ナフチリジン-1(2H)-イル]エチル}メチルカルバミン酸フェニルメチル塩酸塩
標記化合物を7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-[2-(メチル{[(フェニルメチル)オキシ]カルボニル}アミノ)エチル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチルから実施例475のステップ6に記載されている方法に類似の方法を用いて製造し、橙色固体として得た。ESMS:618(M+H)。
(実施例493)
{2-[7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-3-({[3-(4-モルホリニル)プロピル]アミノ}カルボニル)-2-オキソ-1,5-ナフチリジン-1(2H)-イル]エチル}メチルカルバミン酸フェニルメチル塩酸塩
標記化合物を7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-[2-(メチル{[(フェニルメチル)オキシ]カルボニル}アミノ)エチル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチルから実施例475のステップ6に記載されている方法に類似の方法を用いて製造し、橙色固体として得た。ESMS:632(M+H)。
(実施例494)
1-[2-(アセチルアミノ)エチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシ-1-メチルエチル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
ステップ1:1-(2-アミノエチル)-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシ-1-メチルエチル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミドの合成
標記化合物を1-[2-(1,3-ジオキソ-1,3-ジヒドロ-2H-イソインドール-2-イル)エチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシ-1-メチルエチル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミドから実施例334に記載されている方法に類似の方法を用いて製造し、オフホワイト色固体として得た。H NMR(400MHz,DMSO-d)δ ppm 1.18(d,J=6.78Hz,3H),2.77(t,J=6.87Hz,2H),3.42-3.49(m,2H),3.99-4.09(m,2H),4.15(s,2H),4.20(t,J=6.96Hz,2H),5.00(t,J=4.85Hz,1H),7.09-7.17(m,2H),7.39(dd,J=8.61,5.68Hz,2H),8.13(s,1H),8.49(s,1H),10.41(d,J=7.69Hz,1H)。ESMS:415(M+H)。
ステップ2:1-[2-(アセチルアミノ)エチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシ-1-メチルエチル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミドの合成
標記化合物を1-(2-アミノエチル)-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシ-1-メチルエチル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミドから実施例338に記載されている方法に類似の方法を用いて製造し、オフホワイト色固体として得た。H NMR(400MHz,DMSO-d)δ ppm 1.19(d,J=6.59Hz,3H),1.67(s,3H),3.26-3.31(m,2H),3.48(t,J=5.04Hz,2H),4.01-4.11(m,1H),4.14(s,2H),4.25(t,J=6.68Hz,2H),5.01(t,J=5.22Hz,1H),7.11-7.17(m,2H),7.38-7.44(m,2H),8.04(t,J=5.86Hz,1H),8.20(d,J=1.10Hz,1H),8.56(d,J=1.46Hz,1H),10.37(d,J=7.87Hz,1H)。ESMS:457(M+H)。
(実施例495)
1-[2-(アセチルアミノ)エチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[2-(メチルオキシ)エチル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を1-(2-アミノエチル)-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[2-(メチルオキシ)エチル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミドから実施例456に記載されている方法に類似の方法を用いて製造し、黄褐色固体として得た。H NMR(400MHz,DMSO-d)δ ppm 1.67(s,3H),3.27-3.32(m,5H),3.49-3.58(m,4H),4.14(s,2H),4.26(t,J=6.50Hz,2H),7.08-7.17(m,2H),7.41(dd,J=8.61,5.68Hz,2H),8.04(t,J=5.95Hz,1H),8.20(s,1H),8.56(d,J=1.28Hz,1H),10.38(t,J=5.22Hz,1H),17.08(s,1H)。ESMS:457(M+H)。
(実施例496)
1-[2-(アセチルアミノ)エチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-{3-[(1-メチルエチル)オキシ]プロピル}-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
ステップ1:1-(2-アミノエチル)-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-{3-[(1-メチルエチル)オキシ]プロピル}-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミドの合成
標記化合物を1-[2-(1,3-ジオキソ-1,3-ジヒドロ-2H-イソインドール-2-イル)エチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-{3-[(1-メチルエチル)オキシ]プロピル}-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミドから実施例334に記載されている方法に類似の方法を用いて製造し、黄褐色固体として得た。ESMS:457(M+H)。
ステップ2:1-[2-(アセチルアミノ)エチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-{3-[(1-メチルエチル)オキシ]プロピル}-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミドの合成
標記化合物を1-(2-アミノエチル)-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-{3-[(1-メチルエチル)オキシ]プロピル}-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミドから実施例338に記載されている方法に類似の方法を用いて製造し、オフホワイト色固体として得た。ESMS:499(M+H)。
(実施例497)
{3-[7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-3-{[(2-ヒドロキシエチル)アミノ]カルボニル}-2-オキソ-1,5-ナフチリジン-1(2H)-イル]プロピル}メチルカルバミン酸フェニルメチル
[3,3-ビス(エチルオキシ)プロピル]メチルカルバミン酸フェニルメチル
窒素下、[3,3-ビス(エチルオキシ)プロピル]カルバミン酸フェニルメチル(4.17g,14.8mmol,J.Med.Chem.,41:3919-3922(1998))を無水DMF(15mL)中に含む溶液を周囲温度でLiHMDS(THF中1.0M,17.8mL,17.8mmol)で処理した。5分間撹拌した後、ヨウ化メチル(1.11mL,17.8mmol)を添加した。更に15分間撹拌した後、飽和ブライン、水及びEtOを添加することにより反応混合物をクエンチした。相を分離した後、水性層をEtOで逆抽出した、合わせた有機相をブラインで洗浄し、無水MgSOで乾燥し、濾過し、真空中で蒸発させ、シリカゲル上でヘキサン中25% EtOAcを溶離液として精製して、生成物を油状物として得た。H NMR(CDCl)δ 7.28-7.38(5H,m),5.12(2H,s),4.45-4.56(1H,m),3.29-3.68(6H,m),2.92(3H,s),1.81-1.90(2H,m),1.11-1.23(6H,m)。ESMS:318(M+Na)。
メチル(3-オキソプロピル)カルバミン酸フェニルメチル
[3,3-ビス(エチルオキシ)プロピル]メチルカルバミンフェニル酸メチル(2.982g,10.1mmol)及びTFA(15mL)の混合物を周囲温度で30分間撹拌した。反応物を真空中で蒸発させ、残渣をシリカゲル上でヘキサン中30% EtOAcを溶離液として精製して、生成物を油状物として得た。H NMR(d-DMSO)δ 9.63(1H,s),7.26-7.36(5H,m),5.02(2H,b),3.48(2H,b),2.75-2.85(3H,m),2.64(2H,b)。ESMS:244(M+Na)。
5-[(4-フルオロフェニル)メチル]-3-{[3-(メチル{[(フェニルメチル)オキシ]カルボニル}アミノ)プロピル]アミノ}-2-ピリジンカルボン酸エチル
3-アミノ-5-(4-フルオロベンジル)-2-ピリジンカルボン酸エチル(1.21g,4.10mmol)及びメチル(3-オキソプロピル)カルバミン酸フェニルメチル(1.63g,7.39mmol)を氷酢酸(15mL)中に含む混合物をトリアセトキシホウ水素化ナトリウム(1.74g,8.21mmol)で処理し、窒素下周囲温度で撹拌した。約1時間後、更にトリアセトキシホウ水素化ナトリウム(1.00g,4.72mmol)を添加した。更に3〜4時間後、更にメチル(3-オキソプロピル)カルバミン酸フェニルメチル(1.00g,4.52mmol)及びトリアセトキシホウ水素化ナトリウム(1.00g,4.72mmol)を添加した。反応混合物を真空中で蒸発させ、残渣をCHCl中に溶解し、2N KOHで処理した。層を分離した後、水性相をCHClで逆抽出し、合わせた有機層を水で洗浄し、MgSOで乾燥し、濾過し、真空中で蒸発させ、シリカゲル上でCHCl中3% MeOHを溶離液として精製して、生成物を油状物として得た。H NMR(CDCl)δ 7.88(1H,s),7.77(1H,s),7.26-7.37(5H,m),7.11(2H,b),6.97(2H,t,J=8.8),6.74(1H,d,J=31Hz),5.12(2H,s),4.42(2H,q,J=7Hz),3.90(2H,s),3.41(2H,t,J=7),3.06-3.20(2H,m),2.92(3H,s),1.86(2H,b),1.42(3H,t,J=7Hz)。ESMS:480(M+H)。
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-[3-(メチル{[(フェニルメチル)オキシ]カルボニル}アミノ)プロピル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル
標記化合物を5-[(4-フルオロフェニル)メチル]-3-{[3-(メチル{[(フェニルメチル)オキシ]カルボニル}アミノ)プロピル]アミノ}-2-ピリジンカルボン酸エチル及び3-クロロ-3-オキソプロピオン酸エチルから実施例457のステップ3〜4に記載されている方法に類似の方法を用いて2ステップで製造した。生成物を白色固体として得た。H NMR(d-DMSO,80℃)δ 8.65(1H,b),7.73(1H,b),7.23-7.39(7H,m),7.10(2H,t,J=7Hz),5.05(2H,s),3.90-4.12(4H,m),3.40(2H,q,J=7Hz),3.32(2H,b),2.85(3H,s),1.74(2H,b),1.09(3H,t,J=7Hz)。ESMS:470(M+Na)。
{3-[7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-3-{[(2-ヒドロキシエチル)アミノ]カルボニル}-2-オキソ-1,5-ナフチリジン-1(2H)-イル]プロピル}メチルカルバミン酸フェニルメチル
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-[3-(メチル{[(フェニルメチル)オキシ]カルボニル}アミノ)プロピル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル(20mg,0.036mmol)及び2-アミノエタノール(13μL,0.22mmol)の混合物をEtOH(2mL)中で合わせ、マイクロ波容器において125℃で15分間加熱した。更に2-アミノエタノール(50μL,0.84mmol)を添加し、反応物を150℃で20分間加熱した。混合物を真空中で蒸発させ、CHClと1N NaHSOに分配した。層を分離した後、水性相をCHClで逆抽出した。合わせた有機層をMgSOで乾燥し、濾過し、真空中で蒸発させ、EtOと摩砕して、生成物を白色固体として得た。H NMR(d-DMSO)δ 10.37(1H,b),8.54(1H,s),7.93-8.03(1H,m),7.17-7.40(7H,m),7.11(2H,t,J=9Hz),4.89-5.09(3H,m),4.12-4.22(4H,m),3.52-3.58(2H,m),3.40-3.45(2H,m),3.29(3H,s),2.81-2.88(2H,m),1.78(b,2H)。ESMS:563(M+H)。
(実施例498)
{3-[7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-3-{[(2-ヒドロキシ-1-メチルエチル)アミノ]カルボニル}-2-オキソ-1,5-ナフチリジン-1(2H)-イル]プロピル}メチルカルバミン酸フェニルメチル
標記化合物を7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-[3-(メチル{[(フェニルメチル)オキシ]カルボニル}アミノ)プロピル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル及び2-アミノ-1-プロパノールから実施例497のステップ5と同様の条件を用いて製造し、白色固体として得た。ESMS:577(M+H)。
(実施例499)
{3-[7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-3-{[(テトラヒドロ-2-フラニルメチル)アミノ]カルボニル}-1,5-ナフチリジン-1(2H)-イル]プロピル}メチルカルバミン酸フェニルメチル
標記化合物を7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-[3-(メチル{[(フェニルメチル)オキシ]カルボニル}アミノ)プロピル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル及び(テトラヒドロ-2-フラニルメチル)アミンから実施例497と同様の条件を用いて製造した。ESMS:603(M+H)。
(実施例500)
{3-[3-({[2-(エチルオキシ)エチル]アミノ}カルボニル)-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,5-ナフチリジン-1(2H)-イル]プロピル}メチルカルバミン酸フェニルメチル
標記化合物を7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-[3-(メチル{[(フェニルメチル)オキシ]カルボニル}アミノ)プロピル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル及び2-(エチルオキシ)エタンアミンから実施例497のステップ5と同様の条件を用いて製造し、白色固体として得た。ESMS:591(M+H)。
(実施例501)
{3-[7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-3-{[(2-ヒドロキシプロピル)アミノ]カルボニル}-2-オキソ-1,5-ナフチリジン-1(2H)-イル]プロピル}メチルカルバミン酸フェニルメチル
標記化合物を7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-[3-(メチル{[(フェニルメチル)オキシ]カルボニル}アミノ)プロピル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル及び1-アミノ-2-プロパノールから実施例497のステップ5と同様の条件を用いて製造し、白色固体として得た。ESMS:577(M+H)。
(実施例502)
{3-[7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-3-[({2-[(1-メチルエチル)オキシ]エチル}アミノ)カルボニル]-2-オキソ-1,5-ナフチリジン-1(2H)-イル]プロピル}メチルカルバミン酸フェニルメチル
標記化合物を7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-[3-(メチル{[(フェニルメチル)オキシ]カルボニル}アミノ)プロピル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル及び2-[(1-メチルエチル)オキシ]エタンアミンから実施例497のステップ5と同様の条件を用いて製造し、白色固体として得た。ESMS:605(M+H)。
(実施例503)
{3-[7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-3-{[(4-ヒドロキシブチル)アミノ]カルボニル}-2-オキソ-1,5-ナフチリジン-1(2H)-イル]プロピル}メチルカルバミン酸フェニルメチル
標記化合物を7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-[3-(メチル{[(フェニルメチル)オキシ]カルボニル}アミノ)プロピル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル及び4-アミノ-1-ブタノールから実施例497のステップ5と同様の条件を用いて製造し、白色固体として得た。ESMS:591(M+H)。
(実施例504)
{2-[7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-3-[({3-[(1-メチルエチル)オキシ]プロピル}アミノ)カルボニル]-2-オキソ-1,5-ナフチリジン-1(2H)-イル]エチル}メチルカルバミン酸フェニルメチル:{3-[(1-メチルエチル)オキシ]プロピル}アミン(1:1)
標記化合物を7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-[2-(メチル{[(フェニルメチル)オキシ]カルボニル}アミノ)エチル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチルから実施例475のステップ6に記載されている方法に類似の方法を用いて製造し、白色固体として得た。ESMS:605(M+H)。
(実施例505)
{2-[7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-3-[({2-[(2-ヒドロキシエチル)オキシ]エチル}アミノ)カルボニル]-2-オキソ-1,5-ナフチリジン-1(2H)-イル]エチル}メチルカルバミン酸フェニルメチル:2-[(2-アミノエチル)オキシ]エタノール(1:1)
標記化合物を7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-[2-(メチル{[(フェニルメチル)オキシ]カルボニル}アミノ)エチル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチルから実施例475のステップ6に記載されている方法に類似の方法を用いて製造し、白色固体として得た。ESMS:593(M+H)。
(実施例506)
{2-[7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-3-{[(2-ヒドロキシ-1-メチルエチル)アミノ]カルボニル}-2-オキソ-1,5-ナフチリジン-1(2H)-イル]エチル}メチルカルバミン酸フェニルメチル:2-アミノ-1-プロパノール(1:1)
標記化合物を7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-[2-(メチル{[(フェニルメチル)オキシ]カルボニル}アミノ)エチル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチルから実施例475のステップ6に記載されている方法に類似の方法を用いて製造し、白色固体として得た。ESMS:563(M+H)。
(実施例507)
{2-[7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-3-[({2-[(1-メチルエチル)オキシ]エチル}アミノ)カルボニル]-2-オキソ-1,5-ナフチリジン-1(2H)-イル]エチル}メチルカルバミン酸フェニルメチル:2-[(1-メチルエチル)オキシ]エチル}アミン(1:1)
標記化合物を7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-[2-(メチル{[(フェニルメチル)オキシ]カルボニル}アミノ)エチル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチルから実施例475のテップ6に記載されている方法に類似の方法を用いて製造し、黄褐色固体として得た。H NMR(400MHz,DMSO-d)δ ppm 1.08(td,J=6.86,4.39Hz,12H),2.84(d,J=5.85Hz,3H),3.36(q,J=6.95Hz,4H),3.46-3.53(m,6H),3.55-3.58(m,1H),4.04(s,1H),4.12(s,1H),4.42(t,J=5.40Hz,2H),4.58(s,1H),4.84(s,1H),6.91(d,J=4.94Hz,1H),7.05-7.15(m,3H),7.16-7.19(m,1H),7.25-7.36(m,4H),7.99(d,J=65.68Hz,1H),8.50(d,J=24.52Hz,1H),8.47(s,1H),10.35(d,J=25.62Hz,1H)。ESMS:591(M+H)。
(実施例508)
{2-[7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-3-({[2-(2-オキソ-1-イミダゾリジニル)エチル]アミノ}カルボニル)-1,5-ナフチリジン-1(2H)-イル]エチル}メチルカルバミン酸フェニルメチル:1-(2-アミノエチル)-2-イミダゾリジノン(1:1)
標記化合物を7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-[2-(メチル{[(フェニルメチル)オキシ]カルボニル}アミノ)エチル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチルから実施例475のステップ6に記載されている方法に類似の方法を用いて製造し、白色固体として得た。H NMR(400MHz,DMSO-d,90℃)δ ppm 2.67(t,J=6.50Hz,2H),2.86(s,3H),3.05(t,J=6.50Hz,2H),3.19-3.25(m,3H),3.28(t,J=6.40Hz,3H),3.34-3.43(m,4H),3.50-3.57(m,4H),4.11(s,2H),4.41(t,J=6.04Hz,2H),4.85(br.s.,2H),5.89(s,1H),6.00(s,1H),7.05-7.11(m,2H),7.13-7.16(m,2H),7.26-7.33(m,5H),7.88(s,1H),8.48(s,1H),10.25-10.31(m,1H)。ESMS:617(M+H)。
(実施例509)
{2-[7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-3-{[(テトラヒドロ-2-フラニルメチル)アミノ]カルボニル}-1,5-ナフチリジン-1(2H)-イル]エチル}メチルカルバミン酸フェニルメチル:(テトラヒドロ-2-フラニルメチル)アミン(1:1)
標記化合物を7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-[2-(メチル{[(フェニルメチル)オキシ]カルボニル}アミノ)エチル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチルから実施例475のステップ6に記載されている方法に類似の方法を用いて製造し、白色固体として得た。ESMS:589(M+H)。
(実施例510)
1-[2-(アセチルアミノ)エチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[1-メチル-2-(メチルオキシ)エチル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
ステップ1:1-(2-アミノエチル)-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[1-メチル-2-(メチルオキシ)エチル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミドの合成
標記化合物を1-[2-(1,3-ジオキソ-1,3-ジヒドロ-2H-イソインドール-2-イル)エチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチルから実施例422に記載されている方法に類似の方法を用いて製造し、橙色固体として得た。H NMR(400MHz,DMSO-d)δ ppm 1.09-1.21(m,5H),3.26-3.29(m,3H),3.39(d,J=4.94Hz,2H),4.08-4.14(m,2H),4.14-4.23(m,1H),4.28(s,2H),7.02-7.13(m,2H),7.26-7.37(m,2H),8.11(s,1H),8.49(s,1H),10.36(d,J=7.87Hz,1H)。ESMS:429(M+H)。
ステップ2:1-[2-(アセチルアミノ)エチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[1-メチル-2-(メチルオキシ)エチル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミドの合成
標記化合物を1-(2-アミノエチル)-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[1-メチル-2-(メチルオキシ)エチル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミドから実施例338に記載されている方法に類似の方法を用いて製造し、オフホワイト色固体として得た。H NMR(300MHz,DMSO-d)δ ppm 1.20(d,J=6.74Hz,3H),1.67(s,3H),3.24-3.30(m,2H),3.31(s,3H),3.43(d,J=4.91Hz,2H),4.14(s,2H),4.18-4.29(m,3H),7.10-7.18(m,2H),7.38-7.44(m,2H),8.04(t,J=5.97Hz,1H),8.18(s,1H),8.55(s,1H),10.40(d,J=8.42Hz,1H)。ESMS:471(M+H)。
(実施例511)
1-[2-(アセチルアミノ)エチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-N-[3-(2-オキソ-1-ピロリジニル)プロピル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
ステップ1:1-(2-アミノエチル)-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-N-[3-(2-オキソ-1-ピロリジニル)プロピル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミドの合成
標記化合物を1-[2-(1,3-ジオキソ-1,3-ジヒドロ-2H-イソインドール-2-イル)エチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-N-[3-(2-オキソ-1-ピロリジニル)プロピル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミドから実施例334に記載されている方法に類似の方法を用いて製造し、橙色固体として得た。H NMR(400MHz,DMSO-d)δ ppm 1.69-1.79(m,2H),1.88-1.96(m,2H),2.22(t,J=7.97Hz,2H),2.93(s,2H),3.20-3.27(m,4H),3.34-3.39(m,4H),4.16(s,2H),4.35(s,2H),7.14(t,J=8.70Hz,2H),7.30-7.41(m,2H),8.14(s,1H),8.53(s,1H),10.29(s,1H)。ESMS:482(M+H)。
ステップ2:1-[2-(アセチルアミノ)エチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-N-[3-(2-オキソ-1-ピロリジニル)プロピル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミドの合成
標記化合物を1-(2-アミノエチル)-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-N-[3-(2-オキソ-1-ピロリジニル)プロピル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミドから実施例338に記載されている方法に類似の方法を用いて製造し、オフホワイト色固体として得た。H NMR(300MHz,DMSO-d)δ ppm 1.68(s,3H),1.69-1.81(m,J=6.91,6.91,6.91,6.91Hz,2H),1.92(qd,J=7.58,7.44Hz,2H),2.22(t,J=7.93Hz,2H),3.21-3.29(m,4H),3.34-3.39(m,4H),4.14(s,2H),4.26(t,J=6.25Hz,2H),7.10-7.18(m,2H),7.38-7.46(m,2H),8.05(t,J=5.62Hz,1H),8.19(s,1H),8.54(s,1H),10.33(t,J=5.76Hz,1H)。ESMS:524(M+H)。
(実施例512)
1-[2-(アセチルアミノ)エチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[1-(ヒドロキシメチル)-2-メチルプロピル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
ステップ1:1-(2-アミノエチル)-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[1-(ヒドロキシメチル)-2-メチルプロピル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミドの合成
標記化合物を1-[2-(1,3-ジオキソ-1,3-ジヒドロ-2H-イソインドール-2-イル)エチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチルから実施例422に記載されている方法に類似の方法を用いて製造し、オフホワイト色固体として得た。H NMR(400MHz,DMSO-d)δ ppm 0.85-0.95(m,8H),1.96-2.01(m,1H),2.83(t,J=6.87Hz,2H),3.48(d,J=9.89Hz,2H),3.57(d,J=13.55Hz,1H),3.82-3.88(m,1H),4.17(s,2H),4.20-4.31(m,2H),4.88(s,1H),7.15(t,J=8.88Hz,2H),7.34-7.43(m,2H),8.16(s,1H),8.52(d,J=1.28Hz,1H),10.44(d,J=7.88Hz,1H)。ESMS:443(M+H)。
ステップ2:1-[2-(アセチルアミノ)エチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(3-ヒドロキシ-2,2-ジメチルプロピル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミドの合成
標記化合物を1-(2-アミノエチル)-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[1-(ヒドロキシメチル)-2-メチルプロピル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミドから実施例338に記載されている方法に類似の方法を用いて製造し、オフホワイト色固体として得た。H NMR(400MHz,DMSO-d)δ ppm 0.89-1.00(m,8H),1.27(s,1H),2.04(dd,J=13.54,6.77Hz,1H),2.99(s,2H),3.35(q,J=6.28Hz,2H),3.51-3.62(m,3H),3.87-3.94(m,1H),4.17(s,2H),4.28-4.33(m,1H),7.04-7.14(m,2H),7.38(dd,J=8.42,5.49Hz,2H),7.76(s,1H),8.10(s,1H),8.52(s,1H),10.34(d,J=7.68Hz,1H)。ESMS:485(M+H)。
(実施例513)
1-[2-(アセチルアミノ)エチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-N-[2-(2-オキソ-1-イミダゾリジニル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を1-(2-アミノエチル)-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-N-[2-(2-オキソ-1-イミダゾリジニル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミドから実施例338に記載されている方法に類似の方法を用いて製造し、オフホワイト色固体として得た。ESMS:511(M+H)。
(実施例514)
1-[2-(アセチルアミノ)エチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(3-ヒドロキシ-2,2-ジメチルプロピル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
ステップ1:1-(2-アミノエチル)-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(3-ヒドロキシ-2,2-ジメチルプロピル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミドの合成
標記化合物を1-[2-(1,3-ジオキソ-1,3-ジヒドロ-2H-イソインドール-2-イル)エチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチルから実施例422に記載されている方法に類似の方法を用いて製造し、オフホワイト色固体として得た。H NMR(400MHz,DMSO-d)δ ppm 0.87(s,6H),2.94(t,J=6.23Hz,2H),3.21(d,J=4.58Hz,2H),3.28(d,J=6.04Hz,4H),4.17(s,2H),4.36(t,J=6.23Hz,2H),4.78(t,J=5.13Hz,1H),7.12-7.17(m,2H),7.39(dd,J=8.70,5.40Hz,2H),8.12(s,1H),8.54(s,1H),10.43(s,1H)。ESMS:443(M+H)。
ステップ2:1-[2-(アセチルアミノ)エチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(3-ヒドロキシ-2,2-ジメチルプロピル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミドの合成
標記化合物を1-(2-アミノエチル)-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(3-ヒドロキシ-2,2-ジメチルプロピル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミドから実施例338に記載されている方法に類似の方法を用いて製造し、白色固体として得た。H NMR(400MHz,DMSO-d)δ ppm 0.87(s,6H),1.68(s,3H),3.20(d,J=5.12Hz,2H),3.24-3.32(m,4H),4.14(s,2H),4.27(t,J=6.40Hz,2H),4.80(t,J=5.12Hz,1H),7.14(ddd,J=8.97,6.59,2.20Hz,2H),7.38-7.43(m,2H),8.03(t,J=6.13Hz,1H),8.19(d,J=1.10Hz,1H),8.55(s,1H),10.47(s,1H)ESMS:485(M+H)。
(実施例515)
1-[2-(アセチルアミノ)エチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシ-1,1-ジメチルエチル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
ステップ1:1-(2-アミノエチル)-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシ-1,1-ジメチルエチル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミドの合成
標記化合物を1-[2-(1,3-ジオキソ-1,3-ジヒドロ-2H-イソインドール-2-イル)エチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチルから実施例422に記載されている方法に類似の方法を用いて製造し、オフホワイト色固体として得た。H NMR(400MHz,DMSO-d)δ ppm 1.35(s,6H),2.76-2.85(m,2H),3.29(s,2H),3.47(s,2H),4.16(s,2H),4.24(t,J=6.96Hz,2H),5.14(s,1H),7.14(t,J=8.88Hz,2H),7.39(dd,J=8.61,5.49Hz,2H),8.15(d,J=1.46Hz,1H),8.51(d,J=1.65Hz,1H),10.51(s,1H)。ESMS:429(M+H)。
ステップ2:1-[2-(アセチルアミノ)エチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシ-1,1-ジメチルエチル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミドの合成
標記化合物を1-(2-アミノエチル)-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシ-1,1-ジメチルエチル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミドから実施例338に記載されている方法に類似の方法を用いて製造し、橙色固体として得た。H NMR(400MHz,DMSO-d)δ ppm 1.34(s,6H),1.66(s,3H),3.23-3.29(m,2H),3.46(s,2H),4.12(s,2H),4.22(t,J=6.22Hz,2H),5.13(s,1H),7.10-7.15(m,2H),7.37-7.43(m,2H),8.03(t,J=5.85Hz,1H),8.17(d,J=1.46Hz,1H),8.53(d,J=1.46Hz,1H),10.48(s,1H)。ESMS:471(M+H)。
(実施例516)
N-[(2R)-2,3-ジヒドロキシプロピル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-メチル-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-メチル-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル(50mg,0.140mmol)及び(2R)-3-アミノ-1,2-プロパンジオール(0.03mL,0.42mmol)から実施例196に記載されている方法と同様にして、N-[(2R)-2,3-ジヒドロキシプロピル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-メチル-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド(39mg,68%の収率)を白色固体として製造した。H NMR(DMSO-d)δ 10.44(br s,1H),8.53(s,1H),8.01(s,1H),7.40-7.36(m,2H),7.15-7.10(m,2H),5.06(m,1H),4.77(m,1H),4.16(s,2H),3.61-3.55(m,4H),3.39(m,1H),3.24(m,1H)。MS m/z 402(M+1)。
(実施例517)
1-[2-(ジメチルアミノ)-2-オキソエチル]-7-(4-フルオロベンジル)-3-({[(2S)-2-ヒドロキシプロピル]アミノ}カルボニル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-4-オールナトリウム塩
実施例339の化合物を実施例166と同様に処理して白色固体を得た。H NMR(d-DMSO)δ 10.48(1H,m),8.15(1H,s),7.30(1H,s),7.26(2H,m),7.10(2H,m),4.93(2H,s),4.76(1H,m),3.99(2H,s),3.68(1H,m),3.17(2H,m),3.08(3H,s),2.78(3H,s),1.04(3H,d,J=6Hz)。
(実施例518)
1-(2-{[(ジメチルアミノ)カルボニル]アミノ}エチル)-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-N-[2-(2-オキソ-1-イミダゾリジニル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を1-(2-アミノエチル)-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-N-[2-(2-オキソ-1-イミダゾリジニル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミドから実施例450に記載されている方法に類似の方法を用いて製造し、黄褐色固体として得た。H NMR(300MHz,DMSO-d)δ ppm 2.70(s,6H),3.19-3.31(m,6H),3.34-3.44(m,2H),3.52(q,J=6.22Hz,2H),4.12(s,2H),4.25(t,J=6.53Hz,2H),6.38(s,1H),6.53-6.59(m,1H),7.14(t,J=8.91Hz,2H),7.40(dd,J=8.84,5.48Hz,2H),8.29(s,1H),8.53(d,J=1.40Hz,1H),10.33(t,J=6.60Hz,1H),17.07(s,1H)。ESMS:540(M+H)。
(実施例519)
1-(2-{[(ジメチルアミノ)カルボニル]アミノ}エチル)-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[2-(メチルオキシ)エチル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を1-(2-アミノエチル)-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[2-(メチルオキシ)エチル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミドから実施例450に記載されている方法に類似の方法を用いて製造し、オフホワイト色固体として得た。H NMR(300MHz,DMSO-d)δ ppm 1.71(s,1H),2.70(s,6H),3.22-3.30(m,2H),3.31(s,3H),3.49-3.58(m,4H),4.12(s,2H),4.25(t,J=6.46Hz,2H),6.55(t,J=5.55Hz,1H),7.11-7.18(m,2H),7.37-7.43(m,2H),8.28(d,J=1.40Hz,1H),8.53(d,J=1.40Hz,1H),10.43(t,J=4.98Hz,1H)。ESMS:486(M+H)。
(実施例520)
1-(2-{[(ジメチルアミノ)カルボニル]アミノ}エチル)-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-N-[3-(2-オキソ-1-ピロリジニル)プロピル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を1-(2-アミノエチル)-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-N-[3-(2-オキソ-1-ピロリジニル)プロピル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミドから実施例450に記載されている方法に類似の方法を用いて製造し、オフホワイト色固体として得た。H NMR(300MHz,DMSO-d)δ ppm 1.70-1.81(m,2H),1.88-1.97(m,2H),2.22(t,J=8.07Hz,2H),2.70(s,6H),3.22-3.31(m,6H),3.33-3.39(m,2H),4.12(s,2H),4.25(t,J=6.04Hz,2H),6.56(t,J=5.40Hz,1H),7.11-7.17(m,2H),7.37-7.43(m,2H),8.28(s,1H),8.52(s,1H),10.35(s,1H)。ESMS:553(M+H)。
(実施例521)
1-(2-{[(ジメチルアミノ)カルボニル]アミノ}エチル)-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシ-1-メチルエチル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を1-(2-アミノエチル)-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシ-1-メチルエチル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミドから実施例450に記載されている方法に類似の方法を用いて製造し、黄褐色固体として得た。H NMR(300MHz,DMSO-d)δ ppm 1.19(d,J=6.60Hz,3H),2.70(s,6H),3.19-3.31(m,2H),3.48(t,J=4.84Hz,2H),3.99-4.11(m,1H),4.12(s,2H),4.25(t,J=6.81Hz,2H),5.01(t,J=5.33Hz,1H),6.53(t,J=5.55Hz,1H),7.11-7.18(m,2H),7.37-7.43(m,2H),8.25(d,J=1.54Hz,1H),8.52(d,J=1.40Hz,1H),10.42(d,J=7.44Hz,1H),17.20(s,1H)。ESMS:486(M+H)。
(実施例522)
1-(2-{[(ジメチルアミノ)カルボニル]アミノ}エチル)-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[1-(ヒドロキシメチル)-2-メチルプロピル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を1-(2-アミノエチル)-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[1-(ヒドロキシメチル)-2-メチルプロピル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミドから実施例450に記載されている方法に類似の方法を用いて製造し、オフホワイト色固体として得た。H NMR(300MHz,DMSO-d)δ ppm 0.93(t,J=6.46Hz,6H),1.91(s,1H),1.93-2.07(m,1H),2.70(s,6H),3.23-3.30(m,2H),3.44-3.60(m,2H),3.80-3.91(m,1H),4.12(s,2H),4.19-4.33(m,2H),4.88(t,J=4.91Hz,1H),6.54(t,J=5.40Hz,1H),7.14(t,J=8.91Hz,2H),7.41(dd,J=8.77,5.55Hz,2H),8.26(s,1H),8.53(d,J=1.40Hz,1H),10.45(d,J=9.55Hz,1H)。ESMS:514(M+H)。
(実施例523)
1-(2-{[(ジメチルアミノ)カルボニル]アミノ}エチル)-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(3-ヒドロキシ-2,2-ジメチルプロピル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を1-(2-アミノエチル)-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(3-ヒドロキシ-2,2-ジメチルプロピル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミドから実施例450に記載されている方法に類似の方法を用いて製造し、白色固体として得た。H NMR(300MHz,DMSO-d)δ ppm 0.87(s,6H),2.71(s,6H),3.24(dd,J=19.51,5.48Hz,6H),4.12(s,2H),4.27(t,J=6.32Hz,2H),4.78(t,J=5.05Hz,1H),6.55(t,J=5.40Hz,1H),7.11-7.17(m,2H),7.38-7.43(m,2H),8.27(d,J=1.26Hz,1H),8.53(d,J=1.40Hz,1H),10.50(t,J=6.25Hz,1H),17.20(s,1H)。ESMS:514(M+H)。
(実施例524)
1-(2-{[(ジメチルアミノ)カルボニル]アミノ}エチル)-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[1-メチル-2-(メチルオキシ)エチル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を1-(2-アミノエチル)-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[1-メチル-2-(メチルオキシ)エチル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミドから実施例450に記載されている方法に類似の方法を用いて製造し、オフホワイト色固体として得た。H NMR(300MHz,DMSO-d)δ ppm 1.21(d,J=6.74Hz,3H),1.73(s,1H),2.70(s,6H),3.19-3.30(m,3H),3.33-3.35(m,2H),3.43(d,J=4.91Hz,2H),4.12(s,2H),4.18-4.29(m,3H),6.53(t,J=5.55Hz,1H),7.10-7.19(m,2H),7.40(ddd,J=12.18,5.51,3.37Hz,2H),8.26(d,J=1.40Hz,1H),8.53(d,J=1.40Hz,1H),10.43(d,J=8.98Hz,1H)。ESMS:500(M+H)。
(実施例525)
1-(2-{[(ジメチルアミノ)カルボニル]アミノ}エチル)-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシ-1,1-ジメチルエチル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を1-(2-アミノエチル)-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシ-1,1-ジメチルエチル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミドから実施例450に記載されている方法に類似の方法を用いて製造し、オフホワイト色固体として得た。H NMR(300MHz,DMSO-d)δ ppm 1.36(s,6H),2.70(s,6H),3.27(q,J=6.55Hz,2H),3.48(d,J=5.33Hz,2H),4.11(s,2H),4.24(t,J=5.90Hz,2H),5.12(t,J=4.77Hz,1H),6.52-6.57(m,1H),7.11-7.18(m,2H),7.38-7.43(m,2H),8.25-8.27(m,1H),8.52(s,1H),10.54(s,1H),17.31(s,1H)。ESMS:500(M+H)。
(実施例526)
1-(2-{[(ジメチルアミノ)カルボニル]アミノ}エチル)-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-{3-[(1-メチルエチル)オキシ]プロピル}-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を1-(2-アミノエチル)-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-{3-[(1-メチルエチル)オキシ]プロピル}-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミドから実施例450に記載されている方法に類似の方法を用いて製造し、オフホワイト色固体として得た。H NMR(300MHz DMSO-d)δ ppm 1.10(d,J=6.18Hz,6H),1.72-1.81(m,2H),2.70(s,6H),3.28(d,J=5.90Hz,2H),3.41-3.49(m,4H),3.51-3.57(m,1H),4.11(s,2H),4.25(t,J=6.11Hz,2H),6.55(t,J=5.62Hz,1H),7.10-7.18(m,2H),7.37-7.43(m,2H),8.28(d,J=1.12Hz,1H),8.52(d,J=1.40Hz,1H),10.33-10.38(m,1H)。ESMS:528(M+H)。
(実施例527)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[2-(メチルオキシ)エチル]-2-オキソ-1-[3-(2-オキソ-1-ピロリジニル)プロピル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
5-[(4-フルオロフェニル)メチル]-3-{[3-(2-オキソ-1-ピロリジニル)プロピル]アミノ}-2-ピリジンカルボン酸エチル
標記化合物を3-アミノ-5-[(4-フルオロフェニル)メチル]-2-ピリジンカルボン酸エチル及び3-(2-オキソ-1-ピロリジニル)プロパナールから実施例265に記載されている方法に類似の方法を用いて製造し、透明油状物として得た。H NMR(400MHz,CDCl)δ 7.81(d,J=1.6Hz,1H),7.71(br,1H),7.07(dd,J=8.5,5.4Hz,2H),6.92(t,J=8.6Hz,2H),6.74(d,J=1.3Hz,1H),4.35(q,J=7.1Hz,2H),3.86(s,2H),3.35-3.29(m,4H),3.10(m,2H),2.33(t,J=8.2Hz,2H),1.96(m,2H),1.79(m,2H),1.35(t,J=7.2Hz,3H)。MS m/z 400(M+H)
3-{[3-(エチルオキシ)-3-オキソプロパノイル][3-(2-オキソ-1-ピロリジニル)プロピル]アミノ}-5-[(4-フルオロフェニル)メチル]-2-ピリジンカルボン酸エチル
標記化合物を5-[(4-フルオロフェニル)メチル]-3-{[3-(2-オキソ-1-ピロリジニル)プロピル]アミノ}-2-ピリジンカルボン酸エチルから実施例202に記載されている方法に類似の方法を用いて製造し、薄黄色油状物として得た。H NMR(400MHz,CDCl)δ 8.58(s,1H),7.64(s,1H),7.15(m,2H),7.00(m,2H),4.41(m,2H),4.05(s,2H),4.03-3.94(m,4H),3.36(m,2H),3.26-3.01(m,2H),2.35(m,2H),2.00(m,2H),1.69(m,2H),1.37(m,3H),1.17(m,3H)。MS m/z 514(M+H)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1-[3-(2-オキソ-1-ピロリジニル)プロピル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル
標記化合物を3-{[3-(エチルオキシ)-3-オキソプロパノイル][3-(2-オキソ-1-ピロリジニル)プロピル]アミノ}-5-[(4-フルオロフェニル)メチル]-2-ピリジンカルボン酸エチルから実施例202に記載されている方法に類似の方法を用いて製造し、黄色固体として得た。H NMR(400MHz,CDCl)δ 8.50(d,J=1.2Hz,1H),7.41(s,1H),7.18(dd,J=8.5,5.4Hz,2H),7.03(t,J=8.6Hz,2H),4.52(q,J=7.1Hz,2H),4.15-4.10(m,4H),3.41(m,2H),2.39(t,J=7.9Hz,2H),2.04(m,2H),1.85(m,2H),1.48(t,J=7.1Hz,3H)。MS m/z 468(M+H)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[2-(メチルオキシ)エチル]-2-オキソ-1-[3-(2-オキソ-1-ピロリジニル)プロピル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1-[3-(2-オキソ-1-ピロリジニル)プロピル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル及び2-メトキシエチルアミンから実施例202に記載されている方法に類似の方法を用いて製造し、白色固体として得た。H NMR(400MHz,CDCl)δ 10.30(t,J=5.2Hz,1H),8.55(d,J=0.9Hz,1H),7.42(s,1H),7.18(dd,J=8.6,5.3Hz,2H),7.03(t,J=8.6Hz,2H),4.17-4.12(m,4H),3.65(m,2H),3.59(m,2H),3.42-3.37(m,7H),2.40(t,J=8.0Hz,2H),2.05(m,2H),1.84(m,2H)。HRMS 計算値(C2629FN(M+Na)):519.2122、実測値:519.2023。
(実施例528)
7-[(3,4-ジフルオロフェニル)メチル]-1-[2-(ジメチルアミノ)-2-オキソエチル]-4-ヒドロキシ-N-[2-(メチルオキシ)エチル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を3-アミノ-5-[(3,4-ジフルオロフェニル)メチル]-2-ピリジンカルボン酸メチルから、ステップ2でN,N-ジメチルアミンを用いて実施例11のステップ1〜4に記載されている方法に類似の方法を用いて製造した。その後、反応溶媒としてN,N-ジメチルホルムアミを用いて実施例2に記載されている方法に類似の方法を用いてメトキシエチルアミンとカルボキサミドを形成して、所望生成物をオフホワイト色固体として得た。H NMR(d-DMSO)δ 10.23(1H,t,J=5.2Hz),8.54(1H,s),7.77(1H,s),7.42-7.33(2H,m),7.15(1H,br s),5.14(2H,s),4.12(2H,s),3.53-3.48(4H,m),3.27(3H,s),3.14(3H,s),2.82(3H,s)。HRMS 計算値(C2324+H):475.1793、実測値:475.1793。
(実施例529)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-{2-[(メチルスルホニル)アミノ]エチル}-2-オキソ-N-[3-(2-オキソ-1-ピロリジニル)プロピル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を1-(2-アミノエチル)-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-N-[3-(2-オキソ-1-ピロリジニル)プロピル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミドから実施例441に記載されている方法に類似の方法を用いて製造し、オフホワイト色固体として得た。ESMS:560(M+H)。
(実施例530)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[2-(メチルオキシ)エチル]-1-{2-[(メチルスルホニル)アミノ]エチル}-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を1-(2-アミノエチル)-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[2-(メチルオキシ)エチル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミドから実施例441に記載されている方法に類似の方法を用いて製造し、オフホワイト色固体として得た。ESMS:493(M+H)。
(実施例531)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-{2-[(メチルスルホニル)アミノ]エチル}-2-オキソ-N-[2-(2-オキソ-1-イミダゾリジニル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を1-(2-アミノエチル)-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-N-[2-(2-オキソ-1-イミダゾリジニル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミドから実施例441に記載されている方法に類似の方法を用いて製造し、オフホワイト色固体として得た。ESMS:547(M+H)。
(実施例532)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[1-メチル-2-(メチルオキシ)エチル]-1-{2-[(メチルスルホニル)アミノ]エチル}-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を1-(2-アミノエチル)-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[1-メチル-2-(メチルオキシ)エチル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミドから実施例441に記載されている方法に類似の方法を用いて製造し、オフホワイト色固体として得た。ESMS:507(M+H)。
(実施例533)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(3-ヒドロキシ-2,2-ジメチルプロピル)-1-{2-[(メチルスルホニル)アミノ]エチル}-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を1-(2-アミノエチル)-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(3-ヒドロキシ-2,2-ジメチルプロピル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミドから実施例441に記載されている方法に類似の方法を用いて製造し、オフホワイト色固体として得た。ESMS:521(M+H)。
(実施例534)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシ-1-メチルエチル)-1-{2-[(メチルスルホニル)アミノ]エチル}-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を1-(2-アミノエチル)-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシ-1-メチルエチル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミドから実施例441に記載されている方法に類似の方法を用いて製造し、オフホワイト色固体として得た。ESMS:493(M+H)。
(実施例535)
7-[(3,4-ジフルオロフェニル)メチル]-1-[2-(ジメチルアミノ)-2-オキソエチル]-4-ヒドロキシ-N-[(2S)-2-ヒドロキシプロピル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を3-アミノ-5-[(3,4-ジフルオロフェニル)メチル]-2-ピリジンカルボン酸メチルから、ステップ2でN,N-ジメチルアミンを用いて実施例11のステップ1〜4に記載されている方法に類似の方法を用いて製造した。その後、反応溶媒としてN,N-ジメチルホルムアミドを用いて実施例2に記載されている方法に類似の方法を用いてS-(+)-1-アミノ-2-プロパノールとカルボキサミドを形成して、所望生成物を淡黄色固体として得た。H NMR(d-DMSO)δ 10.29(1H,t,J=5.4Hz),8.54(1H,s),7.77(1H,s),7.42-7.33(2H,m),7.15(1H,br s),5.14(2H,s),4.95(1H,d,J=4.3Hz),4.12(2H,s),3.81-3.75(1H,m),3.46-3.40(1H,m),3.22-3.16(1H,m),3.14(3H,s),2.83(3H,s),1.08(3H,d,J=6.1Hz)。HRMS 計算値(C2324+H):475.1793、実測値:475.1805。
(実施例536)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-{2-[(4-モルホリニルカルボニル)アミノ]エチル}-2-オキソ-N-[2-(2-オキソ-1-イミダゾリジニル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を1-(2-アミノエチル)-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-N-[2-(2-オキソ-1-イミダゾリジニル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド及び4-モルホリンカルボニルクロリドから実施例450に記載されている方法に類似の方法を用いて製造し、橙色固体として得た。ESMS:582(M+H)。
(実施例537)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシ-1,1-ジメチルエチル)-1-{2-[(メチルスルホニル)アミノ]エチル}-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を1-(2-アミノエチル)-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシ-1,1-ジメチルエチル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミドから実施例441に記載されている方法に類似の方法を用いて製造し、橙色固体として得た。ESMS:507(M+H)。
(実施例538)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[2-(メチルオキシ)エチル]-1-{2-[(4-モルホリニルカルボニル)アミノ]エチル}-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を1-(2-アミノエチル)-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[2-(メチルオキシ)エチル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド及び4-モルホリンカルボニルクロリドから実施例450に記載されている方法に類似の方法を用いて製造し、オフホワイト色固体として得た。H NMR(300MHz,DMSO-d)δ ppm 1.72(s,1H),3.13-3.20(m,3H),3.31(s,4H),3.45-3.50(m,5H),3.50-3.58(m,5H),4.13(s,2H),4.28(t,J=6.39Hz,2H),6.77(t,J=5.40Hz,1H),7.14(t,J=8.84Hz,2H),7.41(dd,J=8.49,5.55Hz,2H),8.26(s,1H),8.55(d,J=0.70Hz,1H),10.42(t,J=5.62Hz,1H)。ESMS:528(M+H)。
(実施例539)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-{2-[(4-モルホリニルカルボニル)アミノ]エチル}-2-オキソ-N-[3-(2-オキソ-1-ピロリジニル)プロピル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を1-(2-アミノエチル)-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-N-[3-(2-オキソ-1-ピロリジニル)プロピル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド及び4-モルホリンカルボニルクロリドから実施例450に記載されている方法に類似の方法を用いて製造し、橙色固体として得た。ESMS:595(M+H)。
(実施例540)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[1-(ヒドロキシメチル)-2-メチルプロピル]-1-{2-[(メチルスルホニル)アミノ]エチル}-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を1-(2-アミノエチル)-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[1-(ヒドロキシメチル)-2-メチルプロピル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミドから実施例441に記載されている方法に類似の方法を用いて製造し、オフホワイト色固体として得た。ESMS:521(M+H)。
(実施例541)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-{3-[(1-メチルエチル)オキシ]プロピル}-1-{2-[(メチルスルホニル)アミノ]エチル}-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を1-(2-アミノエチル)-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-{3-[(1-メチルエチル)オキシ]プロピル}-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミドから実施例441に記載されている方法に類似の方法を用いて製造し、オフホワイト色固体として得た。ESMS:535(M+H)。
(実施例542)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシ-1-メチルエチル)-1-{2-[(4-モルホリニルカルボニル)アミノ]エチル}-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を1-(2-アミノエチル)-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシ-1-メチルエチル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド及び4-モルホリンカルボニルクロリドから実施例450に記載されている方法に類似の方法を用いて製造し、橙色固体として得た。ESMS:528(M+H)。
(実施例543)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[1-メチル-2-(メチルオキシ)エチル]-1-{2-[(4-モルホリニルカルボニル)アミノ]エチル}-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を1-(2-アミノエチル)-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[1-メチル-2-(メチルオキシ)エチル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド及び4-モルホリンカルボニルクロリドから実施例450に記載されている方法に類似の方法を用いて製造し、オフホワイト色固体として得た。H NMR(300MHz,DMSO-d)δ ppm 1.21(d,J=6.60Hz,3H),1.74(s,1H),3.12-3.19(m,4H),3.30(s,2H),3.32(s,H),3.43(d,J=4.77Hz,2H),3.45-3.50(m,4H),4.14(s,2H),4.17-4.32(m,3H),6.74(t,J=5.76Hz,1H),7.11-7.18(m,2H),7.39-7.44(m,2H),8.24(s,1H),8.55(d,J=1.40Hz,1H),10.43(d,J=8.00Hz,1H)。ESMS:542(M+H)。
(実施例544)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-{3-[(1-メチルエチル)オキシ]プロピル}-1-{2-[(4-モルホリニルカルボニル)アミノ]エチル}-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を1-(2-アミノエチル)-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-{3-[(1-メチルエチル)オキシ]プロピル}-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド及び4-モルホリンカルボニルクロリドから実施例450に記載されている方法に類似の方法を用いて製造し、オフホワイト色固体として得た。ESMS:570(M+H)。
(実施例545)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[1-(ヒドロキシメチル)-2-メチルプロピル]-1-{2-[(4-モルホリニルカルボニル)アミノ]エチル}-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を1-(2-アミノエチル)-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[1-(ヒドロキシメチル)-2-メチルプロピル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド及び4-モルホリンカルボニルクロリドから実施例450に記載されている方法に類似の方法を用いて製造し、オフホワイト色固体として得た。H NMR(300MHz,DMSO-d)δ ppm 0.88-0.96(m,6H),1.92-2.04(m,2H),3.12-3.21(m,4H),3.27-3.31(m,2H),3.44-3.51(m,5H),3.51-3.61(m,1H),3.86(ddd,J=14.64,5.30,5.19Hz,1H),4.14(s,2H),4.29(t,J=6.25Hz,2H),4.88(t,J=5.05Hz,1H),6.77(t,J=5.76Hz,1H),7.11-7.18(m,2H),7.39-7.45(m,2H),8.25(d,J=1.54Hz,1H),8.54(d,J=0.98Hz,1H),10.44(d,J=9.13Hz,1H)。ESMS:556(M+H)。
(実施例546)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシ-1,1-ジメチルエチル)-1-{2-[(4-モルホリニルカルボニル)アミノ]エチル}-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を1-(2-アミノエチル)-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシ-1,1-ジメチルエチル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド及び4-モルホリンカルボニルクロリドから実施例450に記載されている方法に類似の方法を用いて製造し、橙色固体として得た。H NMR(300MHz,DMSO-d)δ ppm 1.36(s,6H),2.03(s,1H),3.13-3.20(m,4H),3.27-3.30(m,2H),3.48(dt,J=4.56,2.35Hz,6H),4.13(s,2H),4.27(t,J=6.04Hz,2H),5.09-5.15(m,1H),6.75(t,J=5.76Hz,1H),7.10-7.18(m,2.04Hz,2H),7.39-7.44(m,2H),8.23(d,J=1.54Hz,1H),8.53(d,J=1.26Hz,1H),10.53(s,1H)。ESMS:542(M+H)。
(実施例547)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(3-ヒドロキシ-2,2-ジメチルプロピル)-1-{2-[(4-モルホリニルカルボニル)アミノ]エチル}-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を1-(2-アミノエチル)-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(3-ヒドロキシ-2,2-ジメチルプロピル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド及び4-モルホリンカルボニルクロリドから実施例450に記載されている方法に類似の方法を用いて製造し、白色固体として得た。ESMS:556(M+H)。
(実施例548)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシエチル)-2-オキソ-1-[3-(2-オキソ-1-ピロリジニル)プロピル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1-[3-(2-オキソ-1-ピロリジニル)プロピル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル及びエタノールアミンから実施例202に記載されている方法に類似の方法を用いて製造し、白色固体として得た。H NMR(400MHz,CDCl)δ 10.36(t,J=5.7Hz,1H),8.53(s,1H),7.41(s,1H),7.18(dd,J=8.3,5.5Hz,2H),7.03(t,J=8.6Hz,2H),4.16-4.11(m,4H),3.85(t,J=5.0Hz,2H),3.63(m,2H),3.38-3.33(m,4H),2.40(t,J=8.0Hz,2H),2.03(m,2H),1.82(m,2H)。HRMS 計算値(C2527FN(M+H)):483.2044、実測値:483.2046。
(実施例549)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-メチル-2-オキソ-1-[3-(2-オキソ-1-ピロリジニル)プロピル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1-[3-(2-オキソ-1-ピロリジニル)プロピル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル及びメチルアミン(エタノール中8M)から実施例202に記載されている方法に類似の方法を用いて製造し、白色固体として得た。H NMR(400MHz,CDCl)δ 10.04(m,1H),8.55(s,1H),7.41(s,1H),7.17(dd,J=8.5,5.3Hz,2H),7.02(t,J=8.6Hz,2H),4.16-4.11(m,4H),3.41-3.37(m,4H),3.01(d,J=4.9Hz,3H),2.39(t,J=8.0Hz,2H),2.05(m,2H),1.83(m,2H)。HRMS 計算値(C2425FN(M+H)):453.1938、実測値:453.1945。
(実施例550)
{2-[7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-3-({[2-(メチルオキシ)エチル]アミノ}カルボニル)-2-オキソ-1,5-ナフチリジン-1(2H)-イル]エチル}カルバミン酸メチル
標記化合物を1-(2-アミノエチル)-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[2-(メチルオキシ)エチル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミドから実施例442に記載されている方法に類似の方法を用いて製造し、橙色固体として得た。ESMS:473(M+H)。
(実施例551)
{2-[7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-3-[({3-[(1-メチルエチル)オキシ]プロピル}アミノ)カルボニル]-2-オキソ-1,5-ナフチリジン-1(2H)-イル]エチル}カルバミン酸メチル
標記化合物を1-(2-アミノエチル)-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-{3-[(1-メチルエチル)オキシ]プロピル}-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミドから実施例442に記載されている方法に類似の方法を用いて製造し、オフホワイト色固体として得た。ESMS:515(M+H)。
(実施例552)
{2-[7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-3-({[1-メチル-2-(メチルオキシ)エチル]アミノ}カルボニル)-2-オキソ-1,5-ナフチリジン-1(2H)-イル]エチル}カルバミン酸メチル
標記化合物を1-(2-アミノエチル)-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[1-メチル-2-(メチルオキシ)エチル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミドから実施例442に記載されている方法に類似の方法を用いて製造し、オフホワイト色固体として得た。H NMR(300MHz,DMSO-d)δ ppm 1.20(d,J=6.84Hz,3H),3.22-3.30(m,2H),3.31(s,3H),3.43(d,J=5.34Hz,2H),3.46(s,3H),4.14(s,2H),4.20-4.31(m,3H),7.12-7.18(m,2H),7.27(t,J=6.41Hz,1H),7.37-7.44(m,2H),8.11(s,1H),8.53(s,1H),10.37(d,J=7.48Hz,1H),17.12(s,1H)。ESMS:486(M+H)。
(実施例553)
{2-[7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-3-({[1-(1-メチルエチル)エテニル]アミノ}カルボニル)-2-オキソ-1,5-ナフチリジン-1(2H)-イル]エチル}カルバミン酸メチル
標記化合物を1-(2-アミノエチル)-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[1-(ヒドロキシメチル)-2-メチルプロピル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミドから実施例442に記載されている方法に類似の方法を用いて製造し、橙色固体として得た。ESMS:482(M+H)。
(実施例554)
{2-[7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-3-({[3-(2-オキソ-1-ピロリジニル)プロピル]アミノ}カルボニル)-1,5-ナフチリジン-1(2H)-イル]エチル}カルバミン酸メチル
標記化合物を1-(2-アミノエチル)-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-N-[3-(2-オキソ-1-ピロリジニル)プロピル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミドから実施例442に記載されている方法に類似の方法を用いて製造し、橙色固体として得た。H NMR(300MHz,DMSO-d)δ ppm 1.75(qd,J=6.84,6.62Hz,2H),1.86-1.99(m,2H),2.22(t,J=8.01Hz,2H),3.19-3.28(m,4H),3.34-3.38(m,4H),3.46(s,3H),4.13(s,2H),4.29(d,J=7.05Hz,2H),7.11-7.18(m,2H),7.29(t,J=7.26Hz,1H),7.37-7.44(m,2H),8.11(s,1H),8.52(s,1H),10.05-10.53(m,1H),17.07-17.32(m,1H)。ESMS:540(M+H)。
(実施例555)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-N,1-ビス[3-(2-オキソ-1-ピロリジニル)プロピル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1-[3-(2-オキソ-1-ピロリジニル)プロピル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル及び1-(3-アミノプロピル)-2-ピロリジノンから実施例202に記載されている方法に類似の方法を用いて製造した。遊離フェノールが油状物として存在していたので水性水酸化ナトリウム溶液で処理し、濃縮して、対応のナトリウムフェノレートを白色固体として得た。H NMR(300MHz,CDCl)δ 10.27(t,J=5.9Hz,1H),8.55(d,J=1.3Hz,1H),7.43(s,1H),7.18(dd,J=8.6,5.4Hz,2H),7.03(t,J=8.6Hz,2H),4.18-4.12(m,4H),3.49-3.36(m,10H),2.43-2.37(m,4H),2.10-2.00(m,4H),1.92-1.80(m,4H)。MS m/z 564(M+H)
(実施例556)
-[(4-フルオロフェニル)メチル]-3-({[(2R)-2-ヒドロキシプロピル]アミノ}カルボニル)-2-オキソ-1-[2-(2-オキソ-1-ピロリジニル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-4-オールナトリウム塩
標記化合物を7-(4-フルオロベンジル)-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1-[2-(2-オキソピロリジン-1-イル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル及び(2R)-1-アミノ-2-プロパノールから実施例457のステップ5及び6と同様の条件を用いて2ステップで製造した。H NMR(DO)δ 8.24(1H,s),7.51(1H,s),7.17(2H,dd,J=6,7Hz),6.94(2H,t,J=7Hz),4.16(2H,t,J=6Hz),3.98(2H,s),3.86-3.92(1H,m),3.35(2H,t,J=5Hz),3.28(1H,dd,J=4,14Hz),3.13(1H,dd,J=8,14Hz),3.06(2H,t,J=7Hz),1.86(2H,t,J=8Hz),1.43-1.52(2H,m),1.07(3H,d,J=6Hz)。ESMS:483(M+H)。
(実施例557)
N-[(2S)-2,3-ジヒドロキシプロピル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-メチル-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
実施例516に記載されている方法と同様にして、N-[(2S)-2,3-ジヒドロキシプロピル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-メチル-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミドを88%の収率で白色固体として製造した。分析データは実施例516のものと同一であった。
(実施例558)
1-[2-(シクロブチルアミノ)-2-オキソエチル]-7-(4-フルオロベンジル)-4-ヒドロキシ-N-(2-メトキシエチル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
室温で、[7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-3-({[2-(メチルオキシ)エチル]アミノ}カルボニル)-2-オキソ-1,5-ナフチリジン-1(2H)-イル]酢酸、実施例171の標記化合物(50mg,0.12mmol)、トリエチルアミン(0.02mL,0.15mmol)及びシクロブチルアミン(0.012mL,0.15mmol)をDMF(1mL)中に含む混合物にO-(7-アザベンゾトリアゾール-1-イル)-N、N、N’,N’-テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェート(57mg,0.15mmol)を添加した。1時間後、混合物をHO(4mL)で希釈し、標記化合物を濾過により集めて、白色固体を得た。H NMR(d-DMSO)δ 10.22(1H,m),8.54(1H,s),8.42(1H,m),7.75(1H,s),7.31(2H,m),7.10(2H,m),4.81(2H,s),4.13(1H,m),4.10(2H,s),3.52(4H,m),3.27(3H,s),2.09(2H,m),1.84(2H,m),1.59(2H,m)。HRMS 計算値(C2527FN+H):483.2044、実測値:483.2049。
(実施例559)
7-(4-フルオロベンジル)-4-ヒドロキシ-1-[2-(イソプロピルアミノ)-2-オキソエチル]-N-(2-メトキシエチル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物をイソプロピルアミンを用いて実施例558と同様にして製造して白色固体を得た。H NMR(d-DMSO)δ 10.24(1H,m),8.55(1H,s),8.04(1H,m),7.66(1H,s),7.30(2H,m),7.10(2H,m),4.81(2H,s),4.11(2H,s),3.76(1H,m),3.49(4H,m),3.27(3H,s),1.00(6H,d,J=6Hz)。HRMS 計算値(C2427FN+H):471.2044、実測値:471.2039。
(実施例560)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-{3-[(1-メチルエチル)オキシ]プロピル}-2-オキソ-1-[2-(2-オキソ-1-ピロリジニル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を7-(4-フルオロベンジル)-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1-[2-(2-オキソピロリジン-1-イル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル及び3-[(1-メチルエチル)オキシ]-1-プロパンアミンから実施例563において使用した条件と同様の条件を用いて製造して白色固体を得た。ESMS:525(M+H)。
(実施例561)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-N-[2-(2-オキソ-1-イミダゾリジニル)エチル]-1-[2-(2-オキソ-1-ピロリジニル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を7-(4-フルオロベンジル)-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1-[2-(2-オキソピロリジン-1-イル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル及び1-(2-アミノエチル)-2-イミダゾリジノンから実施例563において使用した条件と同様の条件を用いて製造して白色固体を得た。ESMS:537(M+H)。
(実施例562)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1-[2-(2-オキソ-1-ピロリジニル)エチル]-N-(テトラヒドロ-2-フラニルメチル)-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を7-(4-フルオロベンジル)-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1-[2-(2-オキソピロリジン-1-イル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル及び(テトラヒドロ-2-フラニルメチル)アミンから実施例563において使用した条件と同様の条件を用いて製造して白色固体を得た。H NMR(d-DMSO)δ 10.39(1H,t,J=6Hz),8.55(1H,s),8.12(1H,s),7.40(2H,dd,J=6,9Hz),7.13(2H,t,J=9Hz),4.38(2H,b),4.15(2H,s),3.95-4.02(1H,m),3.80(1H,q,J=8Hz),3.66(1H,q,J=8Hz),3.50-3.57(1H,m),3.32-3.46(5H,m),1.89-1.99(3H,m),1.78-1.87(2H,m),1.70-1.78(2H,m),1.49-1.58(1H,m)。ESMS:509(M+H)。
(実施例563)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-{2-[(2-ヒドロキシエチル)オキシ]エチル}-2-オキソ-1-[2-(2-オキソ-1-ピロリジニル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
7-(4-フルオロベンジル)-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1-[2-(2-オキソピロリジン-1-イル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル(30mg,0.066mmol)及び2-[(2-アミノエチル)オキシ]エタノール(100μL)の混合物をEtOH(3mL)中でマイクロ波を用いて175℃で45分間加熱した。反応混合物を真空中で蒸発させ、1N NaHSOとCHClに分配した。水性相をCHClで逆抽出し、合わせた有機層をMgSOで乾燥し、濾過し、真空中で蒸発させ、EtOと摩砕して、生成物を白色固体として得た。H NMR(d-DMSO)δ 10.35(1H,t,J=5Hz),8.54(1H,s),8.09(1H,s),7.39(2H,dd,J=5,9Hz),7.11(2H,t,J=9Hz),4.59(1H,t,J=5Hz),4.36(2H,t,J=6Hz),4.14(2H,s),3.33-3.56(12H,m),1.93(2H,t,J=8Hz),1.74(2H,t,J=7Hz)。ESMS:513(M+H)。
(実施例564)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1-[2-(2-オキソ-1-ピロリジニル)エチル]-N-[3-(2-オキソ-1-ピロリジニル)プロピル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を7-(4-フルオロベンジル)-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1-[2-(2-オキソピロリジン-1-イル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル及び1-(3-アミノプロピル)-2-ピロリジノンから実施例563において使用した条件と同様の条件を用いて製造して白色固体を得た。H NMR(d-DMSO)δ 10.28(1H,t,J=6Hz),8.55(1H,s),8.10(1H,s),7.40(2H,dd,J=6,9Hz),7.13(2H,t,J=9Hz),4.37(2H,t,J=6Hz),4.15(2H,s),3.43(2H,t,J=6Hz),3.31-3.39(6H,m),3.22(2H,t,J=7Hz),2.22(2H,t,J=8Hz),1.87-2.00(4H,m),1.70-1.78(4H,m)。ESMS:550(M+H)。
(実施例565)
N-(2,3-ジヒドロキシプロピル)-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1-[2-(2-オキソ-1-ピロリジニル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を7-(4-フルオロベンジル)-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1-[2-(2-オキソピロリジン-1-イル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル及び3-アミノ-1,2-プロパンジオールから実施例563において使用した条件と同様の条件を用いて製造して白色固体を得た。ESMS:499(M+H)。
(実施例566)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-{1-[(メチルオキシ)メチル]プロピル}-2-オキソ-1-[2-(2-オキソ-1-ピロリジニル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を7-(4-フルオロベンジル)-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1-[2-(2-オキソピロリジン-1-イル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル及び1-(メチルオキシ)-2-ブタンアミンから実施例563において使用した条件と同様の条件を用いて製造して白色固体を得た。H NMR(d-DMSO)δ 10.32(1H,d,J=9Hz),8.53(1H,s),8.11(1H,s),7.38(2H,dd,J=6,9Hz),7.11(2H,t,J=9Hz),4.37(2H,b),4.14(2H,s),4.05(1H,b),3.32-3.47(6H,m),3.26(3H,s),1.95(2H,t,J=8Hz),1.69-1.80(2H,m),1.56-1.66(1H,m),1.42-1.56(1H,m),0.86(3H,t,J=8Hz)。ESMS:511(M+H)。
(実施例567)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[2-ヒドロキシ-1-(ヒドロキシメチル)エチル]-2-オキソ-1-[2-(2-オキソ-1-ピロリジニル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を7-(4-フルオロベンジル)-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1-[2-(2-オキソピロリジン-1-イル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル及び2-アミノ-1,3-プロパンジオールから実施例563において使用した条件と同様の条件を用いて製造して白色固体を得た。ESMS:499(M+H)。
(実施例568)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[1-(ヒドロキシメチル)-2-メチルプロピル]-2-オキソ-1-[2-(2-オキソ-1-ピロリジニル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を7-(4-フルオロベンジル)-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1-[2-(2-オキソピロリジン-1-イル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル及び2-アミノ-3-メチル-1-ブタノールから実施例563において使用した条件と同様の条件を用いて製造して白色固体を得た。H NMR(d-DMSO)δ 10.38(1H,d,J=9Hz),8.55(1H,s),8.14(1H,s),7.40(2H,dd,J=6,9Hz),7.13(2H,t,J=9Hz),4.87(1H,t,J=5Hz),4.30-4.50(2H,m),4.16(2H,s),3.79-3.87(1H,m),3.32-3.60(7H,m),1.89-2.04(2H,m),1.71-1.81(2H,m),0.90(6H,dd,J=7,9Hz)。ESMS:511(M+H)。
(実施例569)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[1-(ヒドロキシメチル)ブチル]-2-オキソ-1-[2-(2-オキソ-1-ピロリジニル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を7-(4-フルオロベンジル)-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1-[2-(2-オキソピロリジン-1-イル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル及び2-アミノ-1-ペンタノールから実施例563において使用した条件と同様の条件を用いて製造して白色固体を得た。H NMR(d-DMSO)δ 10.31(1H,d,J=8Hz),8.55(1H,s),8.12(1H,s),7.40(2H,dd,J=6,9Hz),7.13(2H,t,J=9Hz),4.93(1H,t,J=5Hz),4.30-4.46(2H,m),4.15(2H,s),3.94-4.03(1H,m),3.32-3.53(6H,m),1.88-2.05(2H,m),1.68-1.82(2H,m),1.42-1.64(2H,m),1.25-1.36(2H,m),0.88(3H,t,J=7Hz)。ESMS:511(M+H)。
(実施例570)
7-(4-フルオロベンジル)-4-ヒドロキシ-1-[2-(3-ヒドロキシアゼチジン-1-イル)-2-オキソエチル]-N-(2-メトキシエチル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物をアゼチジン-3-オールを用いて実施例558と同様にして製造してベージュ色固体を得た。H NMR(d-DMSO)δ 10.22(1H,m),8.53(1H,s),7.82(1H,s),7.33(2H,m),7.14(2H,m),4.91(2H,m),4.55(1H,m),4.47(1H,m),4.12(2H,s),4.06(2H,m),3.63(1H,m),3.50(4H,m),3.28(3H,s)。HRMS 計算値(C2425FN+H):485.1836、実測値:485.1836。
(実施例571)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[(1S)-2-ヒドロキシ-1-メチルエチル]-2-オキソ-1-(2,2,2-トリフルオロエチル)-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1-(2,2,2-トリフルオロエチル)-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル(38mg,0.089mmol)及び(2S)-2-アミノ-1-プロパノール(0.05mL)から実施例321に記載されている方法と同様にして、7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[(1S)-2-ヒドロキシ-1-メチルエチル]-2-オキソ-1-(2,2,2-トリフルオロエチル)-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド(34mg,85%の収率)を白色固体として製造した。H NMR(DMSO-d)δ 10.07(d,J=8Hz,1H),8.58(s,1H),8.19(s,1H),7.37-7.33(m,2H),7.14-7.09(m,2H),5.19(m,2H),5.01(m,1H),4.12(s,2H),4.03(m,1H),3.43(m,2H),1.16(d,J=6.8Hz,3H)。HRMS m/z 計算値(C2120):454.1385、実測値:454.1391。
(実施例572)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[(1R)-2-ヒドロキシ-1-メチルエチル]-2-オキソ-1-(2,2,2-トリフルオロエチル)-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1-(2,2,2-トリフルオロエチル)-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル(38mg,0.089mmol)及び(2R)-2-アミノ-1-プロパノール(0.05mL)から実施例571に記載されている方法と同様にして、7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[(1R)-2-ヒドロキシ-1-メチルエチル]-2-オキソ-1-(2,2,2-トリフルオロエチル)-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド(40mg,95%の収率)を白色固体として製造した。分析データは実施例571と同一であった。
(実施例573)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-3-({[(1S)-2-ヒドロキシ-1-メチルエチル]アミノ}カルボニル)-1-メチル-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-4-オールナトリウム塩
実施例359に記載されている7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[(1S)-2-ヒドロキシ-1-メチルエチル]-1-メチル-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド(436mg,1.13mmol)及び水酸化ナトリウム(1.08mLの1N溶液)から実施例474に記載されている方法と同様にして、7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-3-({[(1S)-2-ヒドロキシ-1-メチルエチル]アミノ}カルボニル)-1-メチル-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-4-オールナトリウム(331mg,72%の収率)を白色固体として製造した。H NMR(DMSO-d)δ 10.41(d,J=7.2Hz,1H),8.16(s,1H),7.59(s,1H),7.33-7.29(m,2H),7.11-7.07(m,2H),4.79(m,1H),3.93(m,1H),3.41(m,1H),3.28(s,3H),3.24(m,1H),1.03(d,J=6.8Hz,3H)。MS m/z 386(M+1)。
(実施例574)
1-{2-[アセチル(メチル)アミノ]エチル}-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシ-1-メチルエチル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
ステップ1:1-{2-[アセチル(メチル)アミノ]エチル}-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチルの合成
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-[2-(メチル{[(フェニルメチル)オキシ]カルボニル}アミノ)エチル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル(0.023g,0.043mmol)をCHCl(1.5mL)中に含む溶液をジイソプロピルエチルアミン(0.0038mL,0.22mmol)、無水酢酸(0.021mL,0.22mmol)及びPd/C(0.012g,10% w/w)と合わせた。生じた懸濁液に窒素を流し、数回排気し、バルーン下で水素を充填し、周囲温度で一晩撹拌した。反応混合物を濾過し、CHClで洗浄し、真空中で濃縮した。残渣をCHCl中に溶解し、1N NaHSO及びブラインで洗浄し、有機物を濃縮して、標記化合物を油状物として得た。H NMR(400MHz,DMSO-d)δ ppm 1.22(d,J=6.59Hz,3H),1.86(s,3H),2.94(s,3H),3.50(t,J=6.86Hz,2H),4.18(s,2H),4.28(q,J=6.83Hz,4H),7.12(t,J=8.69Hz,2H),7.35-7.40(m,2H),8.02(d,J=6.40Hz,1H),8.47(s,1H)。ESMS:442(M+H)。
ステップ2:1-{2-[アセチル(メチル)アミノ]エチル}-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシ-1-メチルエチル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミドの合成
窒素下、1-{2-[アセチル(メチル)アミノ]エチル}-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル(0.019g,0.039mmol)をEtOH(3mL)中に含む溶液をマイクロ波容器において160℃で2-アミノ-1-プロパノール(0.02mL,0.27mmol)で30分間処理した。反応物を周囲温度まで冷却した後、生じた懸濁液を真空中で濃縮し、EtO:MeOHと摩砕し、濾過し、濾過した固体をEtOで洗浄し、高真空下で十分に乾燥して、標記化合物をオフホワイト色固体として得た。H NMR(400MHz,DMSO-d,90℃)δ ppm 1.23(d,J=6.86Hz,3H),1.85(s,3H),2.95(s,3H),3.50-3.55(m,4H),4.08-4.11(m,1H),4.18(s,2H),4.35(s,2H),4.69-4.72(m,1H),7.10-7.15(m,2H),7.37-7.42(m,2H),8.08(s,1H),8.55(s,1H),10.29(d,J=4.53Hz,1H),17.15(s,1H)。ESMS:471(M+H)。
(実施例575)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシプロピル)-2-オキソ-1-[3-(2-オキソ-1-ピロリジニル)プロピル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1-[3-(2-オキソ-1-ピロリジニル)プロピル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル及び1-アミノ-2-プロパノールから実施例202に記載されている方法に類似の方法を用いて製造した。H NMR(400MHz,CDCl)δ 10.36(t,J=5.8Hz,1H),8.52(s,1H),7.38(s,1H),7.16(dd,J=8.2,5.5Hz,2H),7.01(t,J=8.7Hz,2H),4.20-4.00(m,6H),3.60(m,1H),3.43-3.25(m,5H),2.39(m,2H),2.01(m,2H),1.80(m,2H),1.25(d,J=6.4Hz,3H)。MS m/z 497(M+H)
(実施例576)
1-エチル-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[(1S)-2-ヒドロキシ-1-メチルエチル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
1-エチル-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル(60mg,0.162mmol)及び(2S)-2-アミノ-1-プロパノール(0.05mL)から実施例196に記載されている方法と同様にして、逆相HPLCにより精製した後、1-エチル-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[(1S)-2-ヒドロキシ-1-メチルエチル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド(33mg,51%の収率)を白色固体として製造した。H NMR(CDCl)δ 10.27(d,J=7.6Hz,1H),8.50(s,1H),7.33(s,1H),7.16-7.12(m,2H),7.04-6.98(m,2H),4.27(m,6H),3.78(dd,J=11.2,3.6Hz,1H),3.65(dd,J=11.2,6Hz,1H),1.29(d,J=6.8Hz,3H),1.19(m,3H)。MS m/z 400(M+1)。
(実施例577)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[(2S)-2-ヒドロキシプロピル]-1-(3-ヒドロキシプロピル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-(3-ヒドロキシプロピル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル(60mg,0.15mmol)及び(2S)-1-アミノ-2-プロパノール(0.05mL)から実施例196に記載されている方法と同様にして、逆相HPLCにより精製した後、,7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[(2S)-2-ヒドロキシプロピル]-1-(3-ヒドロキシプロピル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド(16mg,25%の収率)を白色固体として製造した。分析データは実施例578に記載されているものと同一であった。
(実施例578)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[(2R)-2-ヒドロキシプロピル]-1-(3-ヒドロキシプロピル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-(3-ヒドロキシプロピル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル(60mg,0.15mmol)及び(2R)-1-アミノ-2-プロパノール(0.05mL)から実施例196に記載されている方法と同様にして、逆相HPLCにより精製した後、7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[(2R)-2-ヒドロキシプロピル]-1-(3-ヒドロキシプロピル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド(16mg,25%の収率)を白色固体として製造した。H NMR(CDCl)δ 10.02(s,1H),8.35(s,1H),7.56(s,1H),7.06-7.03(m,2H),6.89-6.84(m,2H),4.17(m,2H),4.01(s,2H),3.89(m,1H),3.45-3.39(m,3H),3.19(m,1H),1.71(m,2H),1.09(m,3H)。MS m/z 430(M+1)。
(実施例579)
1-エチル-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[(1R)-2-ヒドロキシ-1-メチルエチル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
1-エチル-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル(60mg,0.162mmol)及び(2R)-2-アミノ-1-プロパノール(0.05mL)から実施例196に記載されている方法と同様にして、逆相HPLCにより精製した後、1-エチル-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[(1R)-2-ヒドロキシ-1-メチルエチル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド(50mg,85%の収率)を白色固体として製造した。分析データは実施例576に記載されている方法と同一であった。
(実施例580)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシエチル)-2-オキソ-1-[2-(2-オキソ-1-ピペリジニル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1-[2-(2-オキソ-1-ピペリジニル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル
標記化合物を3-アミノ-5-[(4-フルオロフェニル)メチル]-2-ピリジンカルボン酸エチル及び(2-オキソ-1-ピペリジニル)アセトアルデヒド(国際特許出願公開第01/90081号)から実施例457のステップ2〜4に類似の方法を用いて3ステップで製造して生成物を白色固体として得た。H NMR(CDCl)δ 8.50(1H,s),8.35(1H,s),7.23-7.28(2H,m),6.99(2H,t,J=9Hz),4.53(2H,q,J=7Hz),4.36(2H,t,J=8Hz),4.16(2H,s),3.54(2H,t,J=7),3.41(2H,b),2.39(2H,b),1.76-1.81(4H,m),1.49(3H,t,J=7Hz)。ESMS:490(M+Na)。
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシエチル)-2-オキソ-1-[2-(2-オキソ-1-ピペリジニル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1-[2-(2-オキソ-1-ピペリジニル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル及び2-アミノエタノールから実施例563に類似の方法を用いて製造して白色固体を得た。H NMR(CDCl)δ 10.42(1H,b),8.53(1H,s),8.25(1H,s),7.21-7.26(2H,m),6.97(2H,t,J=8Hz),4.38(2H,t,J=7Hz),4.15(2H,s),3.86(2H,t,J=5Hz),3.49-3.66(4H,m),3.35(2H,b),2.85(1H,t,J=5Hz),2.35(2H,b),1.72-1.76(4H,m)。ESMS:483(M+H)。
(実施例581)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[2-(メチルオキシ)エチル]-2-オキソ-1-[2-(2-オキソ-1-ピペリジニル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1-[2-(2-オキソ-1-ピペリジニル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル及び2-(メチルオキシ)エタンアミンから実施例563に類似の方法を用いて製造して白色固体を得た。H NMR(CDCl)δ 10.29(1H,b),8.54(1H,s),8.26(1H,s),7.24(2H,dd,J=6,9Hz),6.99(2H,t,J=9Hz),4.39(2H,t,J=8Hz),4.15(2H,s),3.50-3.69(6H,m),3.42(3H,s),3.36(2H,b),2.36(2H,b),1.75(4H,b)。ESMS:497(M+H)。
(実施例582)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシ-1-メチルエチル)-2-オキソ-1-[2-(2-オキソ-1-ピペリジニル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1-[2-(2-オキソ-1-ピペリジニル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル及び2-アミノ-1-プロパノールから実施例563に類似の方法を用いて製造して白色固体を得た。H NMR(CDCl)δ 10.28(1H,d,J=7Hz),8.55(1H,s),8.28(1H,s),7.25(2H,dd,J=6,8Hz),6.99(2H,t,J=8Hz),4.38(2H,t,J=8Hz),4.25-4.34(1H,m),4.16(2H,s),3.80(1H,dd,J=4,11Hz),3.68(1H,dd,J=6,11Hz),3.53(2H,t,J=7Hz),3.37(2H,b),2.36(2H,b),1.76(4H,b),1.33(3H,d,J=7Hz)。ESMS:497(M+H)。
(実施例583)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシプロピル)-2-オキソ-1-[2-(2-オキソ-1-ピペリジニル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1-[2-(2-オキソ-1-ピペリジニル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル及び1-アミノ-2-プロパノールから実施例563に類似の方法を用いて製造して白色固体を得た。H NMR(CDCl)δ 10.42(1H,b),8.56(1H,s),8.30(1H,s),7.25(2H,dd,J=5,9Hz),6.99(2H,dd,J=9Hz),4.39(2H,t,J=7Hz),4.16(2H,s),4.04-4.12(1H,m),3.60-3.67(1H,m),3.54(2H,t,J=8Hz),3.34-3.42(3H,m),2.36(2H,b),1.73-1.80(4H,m),1.28(3H,d,J=6Hz)。ESMS:497(M+H)。
(実施例584)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[1-メチル-2-(メチルオキシ)エチル]-2-オキソ-1-[2-(2-オキソ-1-ピペリジニル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1-[2-(2-オキソ-1-ピペリジニル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル及び1-(メチルオキシ)-2-プロパンアミンから実施例563に類似の方法を用いて製造して白色固体を得た。H NMR(CDCl)δ 10.17(1H,d,J=8Hz),8.54(1H,s),8.27(1H,s),7.23(2H,dd,J=5,8Hz),6.98(2H,t,J=8Hz),4.31-4.43(3H,m),4.15(2H,s),3.53(2H,b),3.47(2H,d,J=5Hz),3.40(3H,s),3.36(2H,b),2.35(2H,b),1.75(4H,b),1.30(3H,d,J=7Hz)。ESMS:511(M+H)。
(実施例585)
N-[2-(エチルオキシ)エチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1-[2-(2-オキソ-1-ピペリジニル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1-[2-(2-オキソ-1-ピペリジニル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル及び2-(エチルオキシ)エタンアミンから実施例563に類似の方法を用いて製造して白色固体を得た。H NMR(CDCl)δ 10.36(1H,b),8.53(1H,s),8.16(1H,s),7.37(2H,dd,J=6,8Hz),7.11(2H,t,J=9Hz),4.37(2H,t,J=6Hz),4.13(2H,s),3.42-3.50(8H,m),3.24(2H,t,J=6Hz),1.99(2H,t,J=6Hz),1.48-1.62(4H,m),1.10(3H,t,J=7Hz)。ESMS:511(M+H)。
(実施例586)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-{3-[(1-メチルエチル)オキシ]プロピル}-2-オキソ-1-[2-(2-オキソ-1-ピペリジニル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1-[2-(2-オキソ-1-ピペリジニル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル及び3-[(1-メチルエチル)オキシ]-1-プロパンアミンから実施例563に類似の方法を用いて製造して白色固体を得た。ESMS:539(M+H)。
(実施例587)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-{2-[(1-メチルエチル)オキシ]エチル}-2-オキソ-1-[2-(2-オキソ-1-ピペリジニル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1-[2-(2-オキソ-1-ピペリジニル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル及び2-[(1-メチルエチル)オキシ]エタンアミンから実施例563に類似の方法を用いて製造して白色固体を得た。H NMR(d-DMSO)δ 10.37(1H,b),8.53(1H,s),8.15(1H,s),7.37(2H,dd,J=6,8Hz),7.11(2H,t,J=9Hz),4.37(2H,b),4.13(2H,s),3.53-3.62(1H,m),3.45-3.53(6H,m),3.24(2H,t,J=6Hz),1.98(2H,t,J=6Hz),1.48-1.63(4H,m),1.09(6H,d,J=6Hz)。ESMS:525(M+H)。
(実施例588)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1-[2-(2-オキソ-1-ピペリジニル)エチル]-N-[3-(2-オキソ-1-ピロリジニル)プロピル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1-[2-(2-オキソ-1-ピペリジニル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル及び1-(3-アミノプロピル)-2-ピロリジノンから実施例563に類似の方法を用いて製造して白色固体を得た。H NMR(d-DMSO)δ 10.28(1H,t,J=6Hz),8.53(1H,s),8.16(1H,s),7.38(2H,dd,J=6,8Hz),7.11(2H,t,J=9Hz),4.35(2H,t,J=6Hz),4.13(2H,s),3.47(2H,t,J=7Hz),3.18-3.35(8H,m),2.19(2H,t,J=9Hz),2.02(2H,t,J=5Hz),1.84-1.94(2H,m),1.69-1.76(2H,m),1.49-1.62(4H,m)。ESMS:564(M+H)。
(実施例589)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(4-ヒドロキシブチル)-2-オキソ-1-[2-(2-オキソ-1-ピペリジニル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1-[2-(2-オキソ-1-ピペリジニル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル及び4-アミノ-1-ブタノールから実施例563に類似の方法を用いて製造して白色固体を得た。H NMR(d-DMSO)δ 10.28(1H,t,J=7Hz),8.53(1H,s),8.17(1H,s),7.38(2H,dd,J=6,8Hz),7.11(2H,t,J=9Hz),4.42(1H,t,J=5Hz),4.36(2H,t,J=5Hz),4.13(2H,s),3.47(2H,t,J=7Hz),3.21-3.42(6H,m),2.00(2H,t,J=6Hz),1.41-1.82(8H,m)。ESMS:511(M+H)。
(実施例590)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[2-ヒドロキシ-1-(ヒドロキシメチル)エチル]-2-オキソ-1-[2-(2-オキソ-1-ピペリジニル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1-[2-(2-オキソ-1-ピペリジニル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル及び2-アミノ-1,3-プロパンジオールから実施例563に類似の方法を用いて製造して白色固体を得た。ESMS:513(M+H)。
(実施例591)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-メチル-2-オキソ-1-[2-(2-オキソ-1-ピペリジニル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1-[2-(2-オキソ-1-ピペリジニル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル及びメチルアミンから実施例563に類似の方法を用いて製造して白色固体を得た。H NMR(d-DMSO)δ 10.10(1H,b),8.53(1H,s),8.15(1H,s),7.37(2H,dd,J=6,8Hz),7.11(2H,t,J=9Hz),4.34(2H,t,J=7Hz),4.12(2H,s),3.46(2H,t,J=7Hz),3.22(2H,t,J=6Hz),2.88(3H,d,J=5Hz),2.01(2H,t,J=7Hz),1.48-1.62(4H,m)。ESMS:553(M+H)。
(実施例592)
1-(シアノメチル)-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[2-(メチルオキシ)エチル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
1-(シアノメチル)-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル(29mg,0.085mmol)、リチウム(ビス-トリメチルシリル)アミド(0.17mLのテトラヒドロフンラ中1M溶液)及びヨードアセトニトリル(0.04mL,0.51mmol)から実施例316のステップ1に記載されている方法と同様にして、1-(シアノメチル)-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル(33mg,95%の収率)を黄色油状物として製造した。生成物に対して更なる精製は実施しなかった。H NMR(CDCl)δ 8.51(s,1H),7.40(s,1H),7.15-7.09(m,2H),7.01-6.96(m,2H),5.10(s,2H),4.46(m,2H),4.13(s,2H),1.41(m,3H)。MS m/z 404(M+23)。
1-(シアノメチル)-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[2-(メチルオキシ)エチル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
1-(シアノメチル)-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル(33mg,0.087mmol)及び[2-(メチルオキシ)エチル]アミン(0.05mL)から実施例196に記載されている方法と同様にして、逆相HPLCにより精製した後、1-(シアノメチル)-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[2-(メチルオキシ)エチル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド(14mg,40%の収率)を白色固体として製造した。H NMR(CDCl)δ 9.95(s,1H),8.62(s,1H),7.38(s,1H),7.18-7.15(m,2H),7.05-7.01(m,2H),5.12(s,2H),4.17(s,2H),3.63(m,2H),3.57(m,2H),3.41(s,3H)。MS m/z 411(M+1)。
(実施例593)
7-(4-フルオロベンジル)-4-ヒドロキシ-N-(2-メトキシエチル)-2-オキソ-1-{2-オキソ-2-[(2,2,2-トリフルオロエチル)アミノ]エチル}-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を2,2,2-トリフルオロエチルアミンを用いて実施例558と同様にして製造して白色固体を得た。H NMR(d-DMSO)δ 10.18(1H,m),8.88(1H,m),8.54(1H,s),7.77(1H,s),7.30(2H,m),7.10(2H,m),4.96(2H,s),4.09(2H,s),3.89(2H,m),3.49(4H,m),3.28(3H,s)。HRMS 計算値(C2322+H):511.1600、実測値:511.1598。
(実施例594)
7-(4-フルオロベンジル)-1-{2-[(4-フルオロフェニル)アミノ]-2-オキソエチル}-4-ヒドロキシ-N-(2-メトキシエチル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を4-フルオロアニリンを用いて実施例558と同様にして製造してオフホワイト色固体を得た。H NMR(d-DMSO)δ 10.43(1H,s),10.20(1H,m),8.55(1H,s),7.98(1H,s),7.54(2H,m),7.30(2H,m),7.14(2H,m),7.03(2H,m),5.08(2H,s),4.10(2H,s),3.49(4H,m),3.26(3H,s)。HRMS 計算値(C2724+H):523.1790、実測値:523.1787。
(実施例595)
7-(4-フルオロベンジル)-4-ヒドロキシ-N-(2-メトキシエチル)-2-オキソ-1-(2-オキソ-2-チオモルホリン-4-イルエチル)-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物をチオモルホリンを用いて実施例558と同様にして製造してオフホワイト色固体を得た。H NMR(d-DMSO)δ 10.21(1H,m),8.53(1H,s),7.65(1H,s),7.31(2H,m),7.12(2H,m),5.16(2H,s),4.13(2H,s),3.83(2H,m),3.66(2H,m),3.49(4H,m),3.26(3H,s),2.86(1H,m),2.70(3H,m)。HRMS 計算値(C2527FNS+H):515.1760、実測値:515.1759。
(実施例596)
7-(4-フルオロベンジル)-4-ヒドロキシ-N-(2-メトキシエチル)-2-オキソ-1-[2-オキソ-2-(1,3-チアゾリジン-3-イル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物をチアゾリジンを用いて実施例558と同様にして製造してレモン色固体を得た。H NMR(d-DMSO)δ 10.21(1H,m),8.52(1H,s),7.84(1H,s),7.31(2H,m),7.12(2H,m),5.16(2H,s),4.76(1H,s),4.43(1H,s),4.11(2H,s),3.92(1H,m),3.63(1H,m),3.52(4H,m),3.26(3H,s),3.22(1H,m),3.02(1H,m)。HRMS 計算値(C2425FNS+H):501.1600、実測値:501.1600。
(実施例597)
7-(4-フルオロベンジル)-4-ヒドロキシ-N-(2-メトキシエチル)-2-オキソ-1-[2-オキソ-2-(ピリジン-3-イルアミノ)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を3-アミノピリジンを用いて実施例558と同様にして製造して白色固体を得た。H NMR(d-DMSO)δ 10.66(1H,s),10.19(1H,m),8.72(1H,s),8.56(1H,m),8.28(1H,m),8.01(2H,m),7.38(1H,m),7.31(2H,m),7.03(2H,m),5.13(2H,s),4.11(2H,s),3.52(4H,m),3.26(3H,s)。HRMS 計算値(C2624FN+H):506.1830、実測値:506.1833。
(実施例598)
1-{2-[エチル(メチル)アミノ]-2-オキソエチル}-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[2-(メチルオキシ)エチル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を[7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-3-({[2-(メチルオキシ)エチル]アミノ}カルボニル)-2-オキソ-1,5-ナフチリジン-1(2H)-イル]酢酸及びN-エチルメチルアミンから実施例558に記載されている方法に類似の方法を用いて製造し、白色固体として得た。回転異性体の混合物:H NMR(d-DMSO)δ 10.22(1H,m),8.52(1H,s),7.69及び7.64(1H,s),7.31(2H,m),7.11(2H,m),5.12及び5.10(2H,s),4.11及び4.10(2H,s),3.53-3.45(4H,m),3.27(2H,m),3.26(3H,s),3.09及び2.78(3H,s),1.20及び0.97(3H,t,J=7Hz)。APMS:471(M+H,100)。
(実施例599)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-{2-[メチル(メチルオキシ)アミノ]-2-オキソエチル}-N-[2-(メチルオキシ)エチル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を[7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-3-({[2-(メチルオキシ)エチル]アミノ}カルボニル)-2-オキソ-1,5-ナフチリジン-1(2H)-イル]酢酸及びN,O-ジメチルヒドロキシルアミン塩酸塩から実施例558に記載されている方法に類似の方法を用いて製造し、白色固体として得た。H NMR(d-DMSO)δ 10.17(1H,br t,J=5Hz),8.53(1H,s),7.82(1H,s),7.32(2H,t,J〜8Hz),7.12(2H,t,J〜9Hz),5.19(2H,s),4.12(2H,s),3.83(3H,s),3.53-3.48(4H,m),3.26(3H,s),3.12(3H,s)。APMS:473(M+H,100)。
(実施例600)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1-[2-(2-オキソ-1-ピペリジニル)エチル]-N-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1-[2-(2-オキソ-1-ピペリジニル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル及びテトラヒドロ-2H-ピラン-4-アミンから実施例563に類似の方法を用いて製造して白色固体を得た。ESMS:523(M+H)。
(実施例601)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[(2R)-2-ヒドロキシプロピル]-2-オキソ-1-[2-(2-オキソ-1-ピペリジニル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1-[2-(2-オキソ-1-ピペリジニル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル及び(2R)-1-アミノ-2-プロパノールから実施例563に類似の方法を用いて製造してオフホワイト色固体を得た。H NMR(300MHz,DMSO-d)δ ppm 1.10(d,J=6.32Hz,3H),1.55-1.65(m,4H),2.04(t,J=5.79Hz,2H),3.15-3.28(m,2H),3.40-3.53(m,4H),3.81(br.s.,1H),4.16(s,2H),4.39(t,J=6.42Hz,2H),4.95(d,J=3.58Hz,1H),7.11-7.17(m,2H),7.38-7.43(m,2H),8.20(d,J=1.47Hz,1H),8.56(d,J=1.68Hz,1H),10.42(t,J=5.16Hz,1H),17.23(s,1H)。ESMS:497(M+H)。
(実施例602)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(3-ヒドロキシプロピル)-2-オキソ-1-[2-(2-オキソ-1-ピペリジニル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1-[2-(2-オキソ-1-ピペリジニル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル及び3-アミノプロパノールから実施例563に類似の方法を用いて製造してオフホワイト色固体を得た。H NMR(300MHz,DMSO-d)δ ppm 1.09(t,J=7.05Hz,2H),1.52-1.65(m,4H),1.65-1.75(m,2H),2.04(t,J=6.42Hz,2H),3.26(t,J=5.48Hz,2H),3.39-3.53(m,4H),4.16(s,2H),4.39(t,J=6.42Hz,2H),4.55-4.63(m,1H),7.11-7.17(m,2H),7.38-7.43(m,2H),8.20(s,1H),8.56(d,J=1.47Hz,1H),10.32(t,J=5.58Hz,1H),17.25(s,1H)。ESMS:497(M+H)。
(実施例603)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシブチル)-2-オキソ-1-[2-(2-オキソ-1-ピペリジニル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1-[2-(2-オキソ-1-ピペリジニル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル及び1-アミノ-2-ブタノールから実施例563に類似の方法を用いて製造してオフホワイト色固体を得た。H NMR(300MHz,DMSO-d)δ ppm 0.83-0.93(m,3H),1.38-1.45(m,2H),1.54-1.65(m,4H),2.04(t,J=6.00Hz,2H),3.18-3.30(m,3H),3.44-3.57(m,4H),4.16(s,2H),4.31-4.45(m,2H),4.95(d,J=5.26Hz,1H),7.11-7.18(m,2H),7.38-7.44(m,2H),8.20(s,1H),8.56(d,J=1.68Hz,1H),10.42(t,J=5.58Hz,1H),17.23(s,1H)。ESMS:511(M+H)。
(実施例604)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[(1R)-1-(ヒドロキシメチル)-3-メチルブチル]-2-オキソ-1-[2-(2-オキソ-1-ピペリジニル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1-[2-(2-オキソ-1-ピペリジニル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル(30mg,0.064mmol)及び(2R)-2-アミノ-4-メチル-1-ペンタノール(75μL,0.64mmol)の混合物をEtOH(3mL)中でマイクロ波を用いて175℃で45分間加熱した。反応混合物を濾過し、一晩放置した。室温まで冷却し、一晩放置した。1N NaHSO(2mL)を添加し、生じた懸濁液をEtOH:水 1:1及びEtOで洗浄した後、濾液を真空中で濃縮した。残渣をCHCl中に溶解し、0.5N NaHSO、水及びブラインで洗浄し、有機物をNaSOで乾燥し、濾過し、真空中で濃縮した。残渣をEtOと摩砕し、濾過し、真空中で乾燥して、生成物をオフホワイト色固体として得た。H NMR(300MHz,DMSO-d)δ ppm 0.91(d,J=6.53Hz,6H),1.40-1.50(m,2H),1.53-1.67(m,6H),1.99-2.11(m,2H),3.18-3.29(m,2H),3.35-3.50(m,4H),3.53-3.59(m,1H),4.09(dd,J=4.32,3.26Hz,1H),4.17(s,2H),4.93(t,J=5.16Hz,1H),7.10-7.18(m,2H),7.37-7.44(m,2H),8.21(d,J=1.47Hz,1H),8.56(d,J=1.69Hz,1H),10.31(d,J=9.06Hz,1H),17.27(s,1H)。ESMS:539(M+H)。
(実施例605)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1-[2-(2-オキソ-1-ピペリジニル)エチル]-N-[(3R)-テトラヒドロ-3-フラニル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1-[2-(2-オキソ-1-ピペリジニル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル及び(3R)-テトラヒドロ-3-フランアミンから実施例563に類似の方法を用いて製造してオフホワイト色固体を得た。H NMR(300MHz,DMSO-d)δ ppm 1.54-1.65(m,4H),1.88(d,J=8.42Hz,1H),2.04(t,J=5.69Hz,2H),2.23-2.32(m,1H),3.25-3.30(m,2H),3.45-3.54(m,2H),3.65(dd,J=9.16,2.84Hz,1H),3.72-3.88(m,3H),4.17(s,2H),4.39(t,J=7.16Hz,2H),4.55(s,1H),7.11-7.17(m,2H),7.38-7.43(m,2H),8.23(s,1H),8.58(d,J=1.47Hz,1H),10.50(d,J=7.16Hz,1H),16.83(s,1H)。ESMS:509(M+H)。
Figure 0004859676
化合物A1-2:2-ベンジルオキシ-1-ブロモ-4-フルオロ-ベンゼン
化合物A1-1(50.0g,131mmol)をアセトン(250mL)中に含む溶液に室温で炭酸カリウム(37.8g,137mmol)及び臭化ベンジル(31.0mL,131mmol)を添加し、混合物を80℃で2時間還流した。次いで、混合物を氷片及び1N HCl(300mL)で処理し、EtOAcで抽出した。抽出物を水及びブラインで洗浄した。NaSOで乾燥した後、溶媒を真空中で濃縮して、化合物A1-2(72.2g,収率=98.0%)を薄黄色油状物として得た。H NMR(CDCl)δ 7.51-7.30(m,6H),6.68(dd,J=10.5Hz,2.7Hz,1H),6.62-6.50(m,1H),5.13(s,2H)。
化合物A1-3:2-ベンジルオキシ-4-フルオロ-ベンズアルデヒド
雰囲気下、マグネシウム(6.36g)をTHF(40mL)中に含む懸濁液に65℃で撹拌しながらA1-2(70.1g,249mmol)をTHF(240mL)中に含む溶液を90分間かけて滴下した。65℃で30分間撹拌した後、反応混合物を飽和NHCl溶液(500mL)で処理した。次いで、混合物をEtOAcで抽出した。合わせた有機層を水で洗浄し、NaSOで乾燥した。溶媒を真空中で濃縮して、化合物A1-3(57.5g,quant)を褐色油状物として得た。H NMR(CDCl)δ 10.44(s,1H),7.88(t,7.5Hz,1H),7.42(m,5H),6.74(m,2H),5.17(s,2H)。
化合物A1-4:(2-ベンジルオキシ-4-フルオロ-フェニル)-メタノール
化合物A1-3(57.1g,248mmol)をEtOH(170mL)中に含む溶液に0℃でNaBH(4.69g)を添加し、1時間撹拌した。反応混合物を飽和NHCl溶液(300mL)で処理した後、混合物をEtOAcで抽出した。合わせた有機層を水及びブラインで洗浄した。NaSOで乾燥した後、溶媒を真空中で濃縮した。生成物混合物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶離液:EtOAc/n-ヘキサン=1/5〜1/3 v/v)により精製して、化合物A1-4(43.4g,収率=74%)を薄黄色油状物として得た。H NMR(CDCl)δ 7.41-7.33(m,5H),7.25(t,J=8.1Hz,1H),6.70-6.62(m,2H),5.08(s,2H),4.68(s,2H),2.10(br s,1H)。
化合物A1:2-ベンジルオキシ-1-クロロメチル-4-フルオロ-ベンゼン
化合物A1-4(42.4g,182mmol)をCHCl(210mL)中に含む溶液に0℃でチオニルクロリド(15.6mL,219mmol)を7分間で添加し、その後DMF(1滴)を添加した。室温で30分間撹拌した後、溶媒を真空中で濃縮した。生じた残渣に冷水(100mL)及びEtO(200mL)を添加し、混合物を飽和NaHCO溶液を用いてpH7.2に中和した。中和した後、混合物をEtOで数回抽出した。合わせた有機層を水及びブラインで洗浄した後、NaSOで乾燥した。溶媒を真空中で濃縮すると粗生成物が生じた。この粗生成物をn-ヘキサンを用いる結晶化により精製して、化合物A-1(41.7g,収率=89.0%)を薄黄色粉末として得た。H NMR(CDCl)δ 7.47-7.29(m,6H),6.65(m,2H),5.12(s,2H),4.66(s,2H)。
Figure 0004859676
化合物A2-2:(2-ブロモ-5-フルオロ-フェニル)-メタノール
化合物A2-1(75.0g,369mmol)をEtOH(375mL)中に含む溶液に0℃でNaBH(4.47g,118mmol)を水(9mL)中に含む溶液を添加し、混合物を室温で1時間撹拌した。混合物を水及びEtOAcで処理し、EtOAcで抽出した。抽出物をブラインで洗浄し、NaSOで乾燥した。溶媒を真空中で濃縮して、化合物A2-2(75.6g,収率=99.8%)を無色固体として得た。H NMR(CDCl)δ 7.50-7.46(1H,m),7.29-7.25(1H,m),6.92-6.85(1H,m),4.72(2H,s)。
化合物A2-3:[2-(2-ブロモ-5-フルオロ-ベンジルオキシメトキシ)-エチル]-トリメチル-シラン
雰囲気下、化合物A2-2(75.6g,369mmol)及びジイソプロピルアミン(57.7g,446mmol)をCHCl(770mL)中に含む溶液に0℃でSEMCl(73.8g,443mmol)を添加した。室温で45分間撹拌した後、混合物を冷水で処理し、10分間撹拌した。生じた混合物をn-ヘキサンで抽出し、水及びブラインで洗浄した。NaSOで乾燥した後、溶媒を真空中で濃縮して、化合物A2-3(131.0g,quant)を得た。H NMR(CDCl)δ 7.48-7.43(1H,m),7.24-7.20(1H,m),6.88-6.82(1H,m),4.79(2H,s),4.60(2H,s),3.69-3.63(2H,m),0.97-0.91(2H,m),0.00(9H,s)。
化合物A2-4:4-フルオロ-2-(2-トリメチルシラニル-エトキシメトキシメチル)-安息香酸メチルエステル
化合物A2-3(65.4g,184mmol)をDMF(464mL)及びMeOH(186mL)中に含む溶液に室温でEtN(257ml,1844mmol)、Pd(OAc)(8.28g,36.9mmol)及びジフェニル(ホスフィノ)プロパン(19.0g,46.1mmol)を添加した。混合物をCO雰囲気下80℃で18時間撹拌した。反応混合物をNHCl溶液及びEtOAcで処理した後、不溶性物質を濾別した。濾液を水で洗浄し、NaSOで乾燥した。溶媒を真空中で濃縮しすると粗生成物を得た。アセトン及びn-ヘキサンを添加した後、生じた沈殿を濾別した。濾液を真空中で濃縮して、化合物A2-4(59.6g,quant)を赤色油状物として得た。H NMR(CDCl)δ 8.01-7.97(1H,m),7.44-7.40(1H,m),7.01-6.95(1H,m),5.00(2H,s),4.81(2H,s),3.86(3H,s),3.70-3.63(2H,m),0.97-0.91(2H,m),0.00(9H,s)。
化合物A2-5:[4-フルオロ-2-(2-トリメチルシラニル-エトキシメトキシメチル)-フェニル]-メタノール
LiAlH(14.0g,369mmol)をEtO(1000mL)中に含む懸濁液に0℃で化合物A2-4(119g,184mmol)をEtO(200mL)中に含む溶液を70分間で滴下し、75分間撹拌した。水(14mL)及び2N NaOH溶液(14mL)を反応混合物に添加した後、EtO層を分離した。EtO層をNaSOで乾燥し、溶媒を真空中で濃縮して、化合物A2-5(100g,収率=95%)を赤色油状物として得た。H NMR(CDCl)δ 7.35-7.31(1H,m),7.10-7.06(1H,m),7.00-6.94(1H,m),4.72(2H,s),4.65(2H,s),4.61(2H,s),3.64-3.58(2H,m),0.94-0.88(2H,m),0.00(9H,s)。
化合物A2:[2-(2-クロロメチル-5-フルオロ-ベンジルオキシメトキシ)-エチル]-トリメチルシラン
化合物A2-5(10g,350mmol)をTHF(1000mL)中に含む溶液に撹拌しながらP(Ph)(96.5g,368mmol)を添加した。NCS(49.1g,368mmol)を溶液に添加し、混合物を室温で1時間撹拌した。生じた沈殿を濾別し、濾液を真空中で濃縮した。残留油状物を蒸留(148〜154℃/2mmHg)により精製して、化合物A2(93.2g,収率=87.0%)を無色油状物として得た。H NMR(CDCl)δ 7.34-7.29(1H,m),7.16-7.12(1H,m),6.98-6.92(1H,m),4.75(2H,s),4.70(2H,s),4.62(2H,s),3.67-3.62(2H,m),0.96-0.91(2H,m),0.00(9H,s)。
Figure 0004859676
化合物B-2:5-ブロモ-ピリジン-2,3-ジカルボン酸
3-ブロモキノリン(10ml,72.7mmol)及び水(200mL)の混合物に撹拌しながら80℃でKMnO(69.0g,436mmol)を6回に分けて、各々15分間で添加した。反応物を室温まで冷却した後、MeOH(20mL)を溶液に添加し。生じた混合物をトルエン(100mL)で洗浄し、水性層のpHを濃HClを用いて1に調節した。混合物をEtOAc/THF(100mL/50mL)で2回抽出した。合わせた抽出物をブラインで洗浄し、NaSOで乾燥し、溶媒を真空中で除去した。水を残渣に添加し、生じた不溶性物質を濾別した。酢酸イソブチルを濾液に添加した後、水を真空中で除去した。生じた沈殿を濾過により集め、乾燥して、化合物B-2(4.45g,収率=25%)を無色結晶として得た。H NMR(DMSO-d)δ 12.50(1H,s),8.90(1H,d,J=2.1Hz),8.43(1H,d,J=2.1Hz)。
化合物B-3:5-ブロモ-ピリジン-2,3-ジカルボン酸2-イソプロピルエステル
化合物B-2(179g,728mmol)及び無水酢酸(1250mL)の混合物をを120℃で1.5時間加熱した。反応物を冷却した後、無水酢酸を真空中で除去した。2-プロパノールを残渣に添加した後、生じた混合物を13時間還流加熱した。反応物を冷却した後、溶媒を真空中で除去した。粗生成物をアセトン/(i-Pr)Oを用いる結晶化により精製して、化合物B-4(77.8g,収率37.0%)を褐色結晶として得た。H NMR(CDCl)δ 8.88(1H,d,J=2.1Hz),8.44(1H,d,J=2.1Hz),7.70(1H,bs),5.41-5.28(1H,m),1.40(6H,d,J=6.3Hz)。
化合物B-4:5-ブロモ-3-tert-ブトキシカルボニルアミノ-ピリジン-2-カルボン酸イソプロピルエステル
雰囲気下、化合物B-3(101g,352mmol)をt-BuOH(1014mL)中に含む溶液に室温で撹拌しながらEtN(147ml,1055mmol)及びジフェニル(ホスホリル)アジド(94.6ml,422mmol)を添加した。混合物を2.5時間還流加熱した後、室温まで冷却した。反応混合物をEtOAcで抽出し、飽和NaHCO溶液及びブラインで洗浄した。溶媒を真空中で濃縮した後、アセトン/n-ヘキサンの混合物を残渣に添加した。生じた不溶性物質を除去した後、溶媒を真空中で濃縮した。生じた生成物を(i-Pr)O/n-ヘキサンを用いる結晶化により精製して、化合物B-4(104g,収率=82.0%)をオフブラウン色結晶として得た。H NMR(CDCl)δ 10.31(1H,s),9.12(1H,d,J=2.0Hz),8.39(1H,d,J=2.0Hz),5.36-5.29(1H,m),1.54(9H,s),1.45(6H,d,J=6.3Hz)。
化合物B-5:5-ブロモ-3-(tert-ブトキシカルボニルメチル-アミノ)-ピリジン-2-カルボン酸イソプロピルエステル
雰囲気下、化合物B-4(104g,289mmol)をTHF/DMF(416mL/623mL)中に含む溶液に9℃でNaH(60%,13.9g,347mmol)を7回に分けて添加した。MeI(27ml,434mmol)を混合物に滴下した後、反応混合物を室温で75分間撹拌した。生じた混合物をNHCl溶液で処理し、EtOAcで2回抽出した。抽出物を水及びブラインで洗浄し、NaSOで乾燥した後、溶媒を真空中で濃縮して、化合物B-5(116g,quant)を赤色油状物として得た。H NMR(CDCl)δ 8.64(1H,s),7.76(1H,s),5.29-5.23(1H,m),3.23(3H,s),1.39(6H,d,J=6.3Hz),1.34(9H,s)。
化合物B-6:5-ブルモ-3-メチルアミノ-ピリジン-2-カルボン酸イソプロピルエステル
化合物B-5(116g,289mmol)を4N HCl(1,4-ジオキサン溶液)中に含む溶液を室温で1.5時間撹拌した。溶媒を除去した後、氷片及び飽和NaHCO溶液を残渣に添加した。生じた混合物をEtOAcで2回抽出し、ブラインで洗浄し、NaSOで乾燥した。溶媒を真空中で濃縮した後、生じた生成物をn-ヘキサンを用いる結晶化により精製して、化合物B-6(71.9g,収率=91.0%)を黄色結晶として得た。H NMR(CDCl)δ 8.03(1H,d,J=1.8Hz),7.80(1H,brs),7.20(1H,d,J=1.8Hz),5.32-5.24(1H,m),2.90(3H,d,J=5.0Hz),1.43(6H,d,J=6.4Hz)。
化合物B-7:5-ブルモ-3-[(2-エトキシカルボニル-アセチル)-メチル-アミノ]-ピリジン-2-カルボン酸イソプロピルエステル
化合物B-6(2.33g,8.53mmol)をTHF(14mL)中に含む懸濁液に3-クロロ-3-オキソプロピオン酸エチル(1.20ml,9.37mmol)を添加した。混合物を密封管においてマイクロ波を用いて120℃で5分間加熱した。冷却した後、飽和NaHCO溶液を混合物に添加し、混合物をEtOAで2回抽出した。抽出物をブラインで洗浄し、NaSOで乾燥した後、溶媒を真空中で濃縮した。残渣をn-ヘキサンを用いる結晶化により精製して、化合物B-7(2.81g,収率=85%)を薄褐色結晶として得た。H NMR(CDCl)δ 8.80(1H,d,J=1.8Hz),7.93(1H,d,J=1.8Hz),5.35-5.27(1H,m),4.16-4.10(2H,m),3.24(3H,s),3.15(2H,d,J=10.8Hz),1.37(6H,d,J=6.4Hz),1.24(3H,J=7.2Hz)。
化合物B-8:7-ブルモ-4-ヒドロキシ-1-メチル-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-[1,5]ナフチリジン-3-カルボン酸エチルエステル
雰囲気下、化合物B-7(88.0g,227mmol)をDMF(880mL)中に含む溶液に0℃でEtOH中KOEt(178ml,24wt%,454mmol)を滴下し、混合物を室温で1時間撹拌した。0℃で反応混合物のpHを2N HClで4に調節し、EtOAcで数回抽出した。合わせた抽出物をNaSOで乾燥した後、真空中で濃縮した。生じた生成物をEtOと摩砕して、化合物B-8(68.3g,収率=92.0%)を薄褐色結晶として得た。H NMR(CDCl)δ 13.98(1H,bs),8.66(1H,d,J=1.8Hz),7.85(1H,d,J=1.8Hz),4.53(2H,q,J=7.2Hz),3.63(3H,s),1.49(3H,t,J=7.2Hz)。
化合物B1:4-アセトキシ-7-ブロモ-1-メチル-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-[1,5]ナフチリジン-3-カルボン酸エチルエステル
化合物B-8(26.1g)及び無水酢酸(200mL)の混合物を撹拌しながら130℃で1.5時間加熱した。溶媒を除去した後、更に残留溶媒を減圧下でトルエンを用いて2回蒸発させた。生じた生成物をEtOと摩砕して、化合物B1(27.4g,収率=93.0%)を薄褐色結晶として得た。H NMR(CDCl)δ 8.58(1H,d,J=1.8Hz),7.87(1H,d,J=1.8Hz),4.44(2H,q,J=7.2Hz),3.68(3H,s),2.43(3H,s),1.39(3H,t,J=7.2Hz)。
Figure 0004859676
化合物A1-B1:7-(2-ベンジルオキシ-4-フルオロ-ベンジル)-4-ヒドロキシ-1-メチル-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-[1,5]ナフチリジン-3-カルボン酸エチルエステル
Zn(8.21g,125.5mmol)をTHF(200mL)中に含む懸濁液に室温で化合物A1(26.2g,104.5mmol)を滴下した後、1,2-ジブロモエタン(0.50ml)及びトリメチルシリルクロリド(0.50ml)を添加した。反応混合物を60℃で90分間加熱した後、混合物を室温まで冷却した。反応混合物にP(Ph)(1.37g,5.23mmol)、Pd(OAc)(587mg,2.62mmol)及び化合物B1(19.3g,52.3mmol)を添加し、撹拌しながら60℃で30分間加熱した。反応混合物を室温まで冷却した後、混合物を2N HCl(20mL)で処理し、EtOAcで抽出した。抽出物を水及びブラインで洗浄し、NaSOで乾燥した。溶媒を真空中で濃縮して、粗化合物A1-B1(30.5g)を得た。
化合物C:7-(2-ベンジルオキシ-4-フルオロ-ベンジル)-4-(2,2-ジメチル-プロピオニルオキシ)-1-メチル-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-[1,5]ナフチリジン-3-カルボン酸エチルエステル
化合物A1-B1をピリジン(103mL)中に含む溶液に0℃でピバロイルクロリド(5.5ml,44.6mmol)を添加し、室温で1時間撹拌した。生じた混合物を水で処理し、EtOAcで2回抽出し、NaSO4.で乾燥した。溶媒を真空中で濃縮すると粗生成物が生じた。この生成物混合物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶離液:n-ヘキサン/EtOAc=3/2 v/v)により精製して、化合物C(9.32g,化合物B1からの収率=77.0%)を得た。H NMR(CDCl)δ 8.34(1H,d,J=1.4Hz),7.36-7.33(4H,m),7.26-7.17(3H,m),6.70-6.64(2H,m),4.94(2H,s),4.39(2H,q,J=7.2Hz),4.03(2H,s),3.31(3H,s),1.41(9H,s),1.37(3H,t,J=7.2Hz)。
化合物D:4-(2,2-ジメチル-プロピオニルオキシ)-7-(4-フルオロ-2-ヒドロキシ-ベンジル)-1-メチル-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-[1,5]ナフチリジン-3-カルボン酸エチルエステル
化合物C(10.9g,19.9mmol)を1,4-ジオキサン中に含む溶液に室温で10% Pd-C(4.36g)を添加した。懸濁液をH雰囲気下3.5気圧で18時間撹拌した。セライトを介して濾過した後、濾液を真空中で濃縮した。残渣をEtOAcで洗浄して、化合物D(8.99g,収率=99.0%)を無色結晶として得た。H NMR(CDCl)δ 9.25(1H,bs),8.44(1H,d,J=1.7Hz),7.54(1H,d,J=1.7Hz),7.07-7.02(1H,m),6.66-6.62(1H,m),6.55-6.50(1H,m),4.38(2H,q,J=7.2Hz),4.03(2H,s),3.63(3H,s),1.41(9H,s),1.36(3H,t,J=7.2Hz)。
Figure 0004859676
化合物A2-B1:7-[4-フルオロ-2-(2-トリメチルシラニル-エトキシメトキシメチル)-ベンジル]-4-ヒドロキシ-1-メチル-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-[1,5]ナフチリジン-3-カルボン酸エチルエステル
Zn(6.40g,97.5mmol)をTHF(120mL)中に含む懸濁液に室温で化合物A2(24.8g,81.1mmol)をTHF(24mL)中に含む溶液を滴下した後、THF(6mL)、1,2-ジブロモエタン(0.30ml)及びトリメチルシリルクロリド(0.30ml)を添加した。反応混合物を50〜55℃で3時間加熱した後、撹拌しながら混合物にP(Ph)(1.07g,4.08mmol)及びPd(OAc)(456mg,2.03mmol)を添加した。反応混合物に撹拌しながら化合物B1(15.0g,40.6mmol)をTHF(135mL)中に含む溶液を30分間かけて滴下した。更にTHF(15mL)を添加し、撹拌しながら50℃で30分間加熱した。反応混合物を室温まで冷却し、混合物を2N HCl(97.5mL)及び水(90mL)で処理し、EtOAc(450mL)で抽出した。抽出物を水(200ml)及びブライン(100mL)で洗浄し、NaSOで乾燥した。溶媒を真空中で濃縮して、粗化合物A2-B1(41.6g)を得た。
化合物F:4-ベンゾイルオキシ-7-[4-フルオロ-2-(2-トリメチルシラニル-エトキシメトキシメチル)-ベンジル]-1-メチル-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-[1,5]ナフチリジン-3-カルボン酸エチルエステル
粗化合物A2-B1(41.64g)をCHCl(300ml)中に含む溶液に0℃でEtN(11.5ml,82.5mmol)及びベンゾイルクロリド(7.0ml,60.3mmol)を添加した。室温で1時間撹拌した後、応混合物を1N HCl(62ml)及び水(248mL)で処理した。有機層を分離し、水(200ml)及びブライン(100ml)で洗浄した。MgSOで乾燥した後、溶媒を真空中で濃縮すると粗生成物が生じた。この生成物混合物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶離液:n-ヘキサン/EtOAc=3/2 v/v)により精製して、化合物F(15.8g,化合物B1からの収率=62.4%)を得た。H NMR(CDCl)δ 8.35(1H,d,J=1.8Hz),8.20-8.24(2H,m),7.50-7.70(3H,m),7.43(1H,d,J=1.8Hz),6.95-7.18(3H,m),4.69(2H,s),4.54(2H,s),4.32(2H,q,J=7.2Hz),4.17(2H,s),3.58-3.64(5H,m),1.18(3H,t,J=7.2Hz),0.91(2H,t,J=8.4Hz),0.00(9H,s)。
化合物G:4-ベンゾイルオキシ-7-(4-フルオロ-2-ヒドロキシメチル-ベンジル)-1-メチル-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-[1,5]ナフチリジン-3-カルボン酸エチルエステル
化合物F(15.75g,25.37mmol)をMeOH(120mL)中に含む溶液にトリメチルシリルクロリド(16.1ml,127mmol)を15分間かけて滴下した。MeOH(6mL)を添加した後、混合物を30〜40℃で1時間撹拌した。混合物を水(80mL)で処理し、生じた混合物を0℃で20分間撹拌した。生じた沈殿を水(40mL×2)で洗浄しながら濾過により集めて、化合物G(9.5g,収率=76.6%)を薄黄色結晶として得た。H NMR(CDCl)δ 8.34(1H,d,J=1.8Hz),8.20-8.23(2H,m),7.50-7.70(3H,m),7.46(1H,d,J=1.8Hz),6.95-7.19(3H,m),4.63(2H,s),4.32(2H,q,J=7.2Hz),4.17(2H,s),3.63(3H,s),1.18(3H,t,J=7.2Hz)。
化合物H:4-ベンゾイルオキシ-7-(4-フルオロ-2-ホルミル-ベンジル)-1-メチル-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-[1,5]ナフチリジン-3-カルボン酸エチルエステル
化合物G(9.25g,18.86mmol)をCHCl(270mL)中に含む溶液にMnO(27.75g,319mmol)を添加し、混合物を3時間還流加熱した。室温まで冷却した後、不溶性物質を濾別した。濾液を真空中で濃縮すると粗生成物が生じ、この粗生成物をCHCl/(i-Pr)Oを用いて再結晶化することにより精製して、化合物H(8.86g,収率=96.2%)を無色結晶として得た。H NMR(CDCl)δ 10.05(1H,s),8.32(1H,d,J=1.8Hz),8.19-8.22(2H,m),7.50-7.69(5H,m),7.28-7.31(2H,m),4.54(2H,s),4.32(2H,q,J=7.2Hz),3.69(3H,s),1.18(3H,t,J=7.2Hz)。
化合物I:4-ベンゾイルオキシ-7-(2-カルボキシ-4-フルオロ-ベンジル)-1-メチル-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-[1,5]ナフチリジン-3-カルボン酸エチルエステル
NaClO(2.24g,24.77mmol)及びスルファミド(2.41g,24.82mmol)を水(100mL)中に含む溶液に室温で化合物H(5.50g,11.26mmol)をTHF(350mL)中に含む溶液を添加し、混合物を40℃で1時間撹拌した。更に、反応混合物にNaClO(1.12g,12.38mmol)及びスルファミド(1.21g,12.46mmol)を水(50mL)中に含む溶液を添加し、40℃で30分間撹拌した。溶媒を真空中で除去すると粗な残渣が生じ、この残渣を水(300mL)で処理した。生じた沈殿を水(100mL)で洗浄ながら濾過することにより集めて、化合物I(5.33g,収率=94.1%)を無色結晶として得た。H NMR(DMSO-d)δ 8.34(1H,s),8.10-8.13(2H,m),7.98(1H,s),7.79-7.84(1H,m),7.59-7.67(3H,m),7.36-7.50(2H,m),4.52(2H,s),4.22(2H,q,J=7.2Hz),3.64(3H,s),1.08(3H,t,J=7.2Hz)。
化合物J:4-ベンゾイルオキシ-7-(2-ベンジルオキシカルボニルアミノ-4-フルオロ-ベンジル)-1-メチル-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-[1,5]ナフチリジン-3-カルボン酸エチルエステル
雰囲気下、I(2.424g,4.80mmol)をTHF(50mL)中に含む懸濁液に室温で撹拌しながらジフェニルホスホリルアジド(1.20ml,5.57mmol)、EtN(2.07ml,14.8mmol)及びベンジルアルコール(2.50ml,24.05mmol)を順次添加し、混合物を2時間還流加熱した。反応混合物を氷水(300mL)に注ぎ、EtOAc(150mL)で抽出し、飽和NaHCO溶液及び水で洗浄した。NaSOで乾燥した後、溶媒を真空中で濃縮した。生じた固体(5.9g)をEtO(10mL)と(i-Pr)O(10mL)の混合物で洗浄して、化合物J(2.54g,収率=86.9%)を得た。H NMR(CDCl)δ 8.33-8.30(1H,m),8.23-8.19(2H,m),7.70-7.64(2H,m),7.56-7.50(3H,m),7.32(5H,m),7.09-7.04(1H,m),6.88-6.82(1H,m),6.41(1H,bs),5.12((2H,s),4.32(2H,quart,J=7.2Hz),4.05(2H,s),3.50(3H,s),1.19(3H,trip,J=7.2Hz)。
化合物K:7-(2-アミノ-4-フルオロ-ベンジル)-4-ベンゾイルオキシ-1-メチル-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-[1,5]ナフチリジン-3-カルボン酸エチルエステル
10% Pd-C(1.11g)を1,4-ジオキサン(100mL)中に含む懸濁液に化合物J(5.525g,9.06mmol)を1,4-オキサン(350mL)中に含む溶液を添加し、1,4-ジオキサン(20mL)ですすいだ。混合物をH雰囲気下室温で1.5時間撹拌した。混合物をTHFで洗浄しながら濾過した後、濾液を真空中で濃縮すると粗生成物(4.71g)が生じた。この粗生成物をCHCl(20mL)中に溶解し、生じた沈殿をCHClで洗浄しながら濾過することにより集めて、化合物K(3.26g,収率=75.8%)を薄黄色結晶として得た。H NMR(CDCl)δ 8.39(1H,d,J=1.5Hz),8.22-8.19(2H,m),7.70-7.65(1H,m),7.55-7.50(2H,m),7.45(1H,bs),6.98-6.93(1H,m),6.53-6.47(2H,m),4.32(2H,quart,J=7.2Hz),4.00(2H,s),3.63(3H,s),1.18(3H,trip,J=7.2Hz)。
Figure 0004859676
化合物A3-B1:4-ヒドロキシ-1-メチル-2-オキソ-7-(2,4,6-トリフルオロ-ベンジル)-1,2-ジヒドロ-[1,5]ナフチリジン-3-カルボン酸エチルエステル
Zn(424mg,6.28mmol)をTHF(9mL)中に含む懸濁液に室温で化合物A3(1.22g,5.42mmol)を滴下した後、THF(1mL)、1,2-ジブロモエタン(0.02ml)及びトリメチルシリルクロリド(0.02ml)を添加した。反応混合物を50℃で15分間加熱した後、混合物を室温まで冷却した。反応混合物にP(Ph)(72mg,0.27mmol)、Pd(OAc)(60mg,0.27mmol)及び化合物B1(1.0g,2.71mmol)をTHF(10mL)中に含む溶液を添加し、撹拌しながら50℃で1時間加熱した。反応混合物を室温まで冷却した後、混合物を2N HCl(20mL)で処理し、EtOAcで抽出した。抽出物を水及びブラインで洗浄し、NaSOで乾燥した。溶媒を真空中で濃縮すると粗生成物が生じた。この粗生成物をアセトン/EtOを用いる結晶化により精製して、化合物A3-B1(603mg,収率56.7%)を無色結晶として得た。H NMR(CDCl)δ 8.57(1H,s),7.48(1H,s),6.72(2H,t,J=8.1Hz),4.51(2H,q,J=7.2Hz),4.13(2H,s),3.60(3H,s),1.48(3H,t,J=7.2Hz)。
(実施例606)
4-ヒドロキシ-1-メチル-2-オキソ-7-(2,4,6-トリフルオロ-ベンジル)-1,2-ジヒドロ-[1,5]ナフチリジン-3-カルボン酸(2-ヒドロキシ-エチル)-アミド
EtOH(4mL)中の化合物A3-B1(196mg,0.500mmol)及び2-アミノエタノール(69μL,1.00mmol)の混合物を密封管においてマイクロ波を用いて140℃で10分間加熱した。室温まで冷却した後、生じた沈殿を濾過により集めた。粗生成物をアセトン/EtOHを用いて結晶化することにより精製して、化合物A3-B1-1(収率80.0%)を得た。m.p.:202〜203℃。元素分析(C1916) 計算値(%):C,56.02;H,3.96;N,10.32;F,13.99、実測値(%):C,56.03;H,3.98;N,10.35;F,13.71。H NMR(DMSO-d)δ 10.42(1H,bs),8.46(1H,s),7.87(1H,s),7.29-7.23(2H,m),4.96-4.92(1H,m),4.21(2H,s),3.58(3H,s),3.60-3.54(2H,m),3.47-3.42(2H,m)。
(実施例607)
4-ヒドロキシ-1-メチル-2-オキソ-7-(2,4,6-トリフルオロ-ベンジル)-1,2-ジヒドロ-[1,5]ナフチリジン-3-カルボン酸(2-メトキシエチル)-アミド
標記化合物を化合物A3-B1から実施例A3-B1-1に記載されている方法と同様にして製造し、53.0%の収率で得た。m.p.:166〜168℃。元素分析(C2018) 計算値(%):C,57.01;H,4.31;N,9.97;F,13.53、実測値(%):C,56.94;H,4.14;N,9.99;F,13.32。H NMR(DMSO-d)δ 10.41-10.37(1H,m),8.44(1H,s),7.86(1H,s),7.28-7.20(2H,m),4.19(2H,s),3.56(3H,s),3.56-3.50(4H,m),3.29(3H,s)。
化合物A4-B1:7-(3,4-ジフルオロ-ベンジル)-4-ヒドロキシ-1-メチル-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-[1,5]ナフチリジン-3-カルボン酸エチルエステル
粗化合物A4-B1を化合物B1(750mg,2.03mmol)及び化合物A4(841mg,4.06mmol)から実施例A3-B1に記載されている方法と同様にして製造した。
上記粗化合物A4-B1及び無水酢酸の混合物を120℃で2時間加熱した。溶媒を除去した後、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶離液:n-ヘキサン/EtOAc=1/2 v/v)により精製して、378mgの化合物A4-B1-1を無色結晶として得た。EtOH(7.5mL)中の化合物A4-B1-1(375mg,0.901mmol)及びEtOH中のKOEt(0.53ml,24wt% 1.35mmol)の混合物を室温で15分間撹拌した。0℃に冷却した後、10% クエン酸溶液(5mL)及び水(50mL)を反応混合物に撹拌しながら添加した後、生じた混合物を15分間撹拌した。生じた沈殿を水(20mL×3)で洗浄しながら濾過により集めて、化合物A4-B1(340mg,化合物B1からの収率=44.7%)を得た。H NMR(CDCl)δ 8.51(1H,s),7.38(1H,s),6.92-7.19(3H,m),4.77(1H,bs),4.50(2H,q,J=7.2Hz),4.12(2H,s),3.58(3H,s),1.49(3H,t,J=7.2Hz)。
(実施例608)
7-(3,4-ジフルオロ-ベンジル)-4-ヒドロキシ-1-メチル-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-[1,5]ナフチリジン-3-カルボン酸(2-ヒドロキシ-エチル)-アミド
標記化合物を化合物A4-B1(160mg,0.427mmol)から実施例A4-B1-1に記載されている方法と同様にして製造し、69.8%の収率で得た。m.p.:187〜189℃。元素分析(C1917) 計算値(%):C,58.61;H,4.40;N,10.79;F,9.76、実測値(%):C,58.48;H,4.43;N,10.79;F,9.39。H NMR(DMSO-d)δ 10.44(1H,bs),8.58(1H,s),8.04(1H,s),7.52-7.19(3H,m),4.94(1H,bs),4.17(2H,s),3.61-3.42(7H,m)。
(実施例609)
7-(3,4-ジフルオロ-ベンジル)-4-ヒドロキシ-1-メチル-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-[1,5]ナフチリジン-3-カルボン酸(2-メトキシエチル)-アミド
標記化合物を化合物A4-B1(160mg,0.427mmol)から実施例A4-B1-1に記載されている方法と同様にして製造し、66.2%の収率で得た。m.p.:180〜181℃。元素分析(C2019) 計算値(%):C,59.55;H,4.75;N,10.42;F,9.42、実測値(%):C,59.52;H,4.73;N,10.41;F,9.05。H NMR(DMSO-d)δ 10.41(1H,bs),8.57(1H,s),8.04(1H,s),7.51-7.19(3H,m),4.17(2H,s),3.61(3H,s),3.58-3.27(7H,m)。
Figure 0004859676
(実施例610)
7-(4-フルオロ-2-ヒドロキシ-ベンジル)-4-ヒドロキシ-1-メチル-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-[1,5]ナフチリジン-3-カルボン酸(2-ヒドロキシ-エチル)-アミド
標記化合物を化合物Dから実施例A3-B1-1に記載されている方法と同様にして製造した。m.p.:281〜283℃。元素分析(C1918) 計算値(%):C,58.91;H,4.68;N,10.85;F,4.90、実測値(%):C,58.75;H,4.67;N,10.87;F,4.59。H NMR(DMSO-d)δ 10.43(1H,bs),8.51(1H,s),7.91(1H,s),7.23-7.18(1H,m),6.63-6.59(1H,m),4.93(1H,bs),4.05(2H,s),3.57-3.53(5H,m),3.47-3.43(2H,m)。
(実施例611)
7-(4-フルオロ-2-ヒドロキシ-ベンジル)-4-ヒドロキシ-1-メチル-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-[1,5]ナフチリジン-3-カルボン酸(2-メトキシエチル)-アミド
標記化合物を化合物Dから実施例A3-B1-1に記載されている方法と同様にして製造した。m.p.:268〜270℃。元素分析(C2020) 計算値(%):C,59.85;H,5.02;N,10.47;F,4.73;実測値(%):C,59.94;H,5.05;N,10.44;F,4.36。H NMR(DMSO-d)δ 10.41(1H,bs),10.14(1H,bs),8.51(1H,s),7.91(1H,s),7.23-7.18(1H,m),6.64-6.58(1H,m),4.05(2H,s),3.57-3.51(7H,m),3.30(3H,s)。
化合物D1:4-(2,2-ジメチル-プロピオニルオキシ)-7-(4-フルオロ-2-メトキシ-ベンジル)-1-メチル-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-[1,5]ナフチリジン-3-カルボン酸エチルエステル
化合物D(500mg,1.10mmol)をDMF(12mL)中に含む溶液に室温で炭酸カリウム(167mg,1.21mmol)及びMeI(75μL,1.21mmol)を添加し、3時間撹拌した。混合物を水で処理し、EtOAcで抽出した。合わせた有機層を水で洗浄し、NaSOで乾燥した。溶媒を真空中で濃縮して、化合物D1(480mg,収率=93.0%)を無色固体として得た。H NMR(CDCl)δ 8.40(d,1.8Hz,1H),7.42(d,1.8Hz,1H),7.11-7.06(m,1H),6.66-6.61(m,2H),4.40(q,6.90Hz,2H),4.12(s,2H),3.79(s,3H),3.63(s,3H),1.41(s,9H),1.37(t,6.9Hz,3H)。
(実施例612)
7-(4-フルオロ-2-メトキシ-ベンジル)-4-ヒドロキシ-1-メチル-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-[1,5]ナフチリジン-3-カルボン酸(2-ヒドロキシ-エチル)-アミド
標記化合物をD1から実施例A3-B1-1に記載されている方法と同様にして製造し、70%の収率で得た。m.p.:240〜242℃。元素分析(C2020FN) 計算値(%):C,59.85;H,5.02;N,10.47;F,4.73、実測値(%):C,59.64;H,4.96;N,10.46;F,4.50。H NMR(DMSO-d)δ 10.43(s,1H),8.48(s,1H),7.89(s,1H),7.29(dd,J=8.1Hz,6.9Hz,1H),6.91(dd,J=11.1Hz,2.4Hz,1H),6.74(dt,J=8.4Hz,2.7Hz,1H),4.94(t,J=4.8Hz,1H),4.07(s,2H),3.82(s,3H),3.57(s,3H),3.43(m,4H)。
(実施例613)
7-(4-フルオロ-2-メトキシ-ベンジル)-4-ヒドロキシ-1-メチル-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-[1,5]ナフチリジン-3-カルボン酸(2-メトキシエチル)-アミド
標記化合物をD1から実施例A3-B1-1に記載されている方法と同様にして製造し、51%の収率で得た。m.p.:191〜192℃。元素分析(C2020FN) 計算値(%):C,60.72;H,5.34;N,10.12;F,4.57、実測値(%):C,60.68;H,5.30;N,10.09;F,4.36。H NMR(DMSO-d)δ 10.40(s,1H),8.46(d,1.5Hz,1H),7.88(s,1H),7.27(dd,J=8.4Hz,6.9Hz,1H),6.89(dd,J=11.7Hz,2.7Hz,1H),6.71(dt,J=8.4Hz,2.7Hz,1H),4.05(s,2H),3.80(s,3H),3.55(s,3H),3.50(m,4H),3.28(s,3H)。
Figure 0004859676
(実施例614)
7-(2-アミノ-4-フルオロ-ベンジル)-4-ヒドロキシ-1-メチル-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-[1,5]ナフチリジン-3-カルボン酸(2-ヒドロキシ-エチル)-アミド
標記化合物を化合物Kから実施例A3-B1-1に記載されている方法と同様にして製造し、50.0%の収率で得た。m.p.:200〜201℃。H NMR(DMSO-d)δ 10.42(t,J=8.1Hz,1H),8.43(s,1H),7.88(s,1H),6.97(dd,J=8.1Hz,6.9Hz,1H),6.42(dd,J=11.7Hz,2.7Hz,1H),6.28(dt,J=8.7Hz,3.6Hz,1H),5.39(s,2H),3.96(s,2H),3.59(s,3H),3.56-3.30(m,4H)。
(実施例615)
7-(2-アミノ-4-フルオロ-ベンジル)-4-ヒドロキシ-1-メチル-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-[1,5]ナフチリジン-3-カルボン酸(2-メトキシエチル)-アミド
標記化合物を化合物Kから実施例A3-B1-1に記載されている方法と同様にして製造し、56.0%の収率で得た。m.p.:196〜197℃。元素分析(C2021FN) 計算値(%):C,59.99;H,5.29;N,13.99;F,4.74、実測値(%):C,59.70;H,5.29;N,13.70;F,4.34。H NMR(DMSO-d)δ 10.40(s,1H),8.47(s,1H),7.94(s,1H),6.96(dd,J=8.1Hz,6.9Hz,1H),6.41(dd,J=11.4Hz,2.4Hz,1H),6.27(dt,J=8.7Hz,2.7Hz,1H),5.39(s,2H),3.97(s,2H),3.55(s,3H),3.50-3.30(m,4H),3.29(s,3H)。
化合物K1:7-(2-アセチルアミノ-4-フルオロ-ベンジル)-4-ベンゾイルオキシ-1-メチル-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-[1,5]ナフチリジン-3-カルボン酸エチルエステル
化合物K(500mg)及びEtN(176μL)をTHF中に含む混合物を0℃でアセチルクロリド(83μL)を添加した。混合物を1時間撹拌した。NHCl溶液を添加した後、生じた沈殿を濾過により集めて、化合物K2(369mg,収率69.0%)を無色固体として得た。H NMR(DMSO-d)δ 8.33(1H,d,J=1.5Hz),8.11(2H,d,J=7.5Hz),7.91(1H,m),7.81(1H,t,J=7.5Hz),7.64(2H,t,J=7.5Hz),7.33-7.24(2H,m),7.04-6.96(1H,m),7.03(1H,br),4.22(2H,q,J=7.2Hz),4.17(2H,s),3.63(3H,s),2.01(3H,s),1.08(3H,t,J=7.2Hz)。
(実施例616)
7-(2-アセチルアミノ-4-フルオロ-ベンジル)-4-ヒドロキシ-1-メチル-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-[1,5]ナフチリジン-3-カルボン酸(2-ヒドロキシ-エチル)-アミド
標記化合物を化合物K1から実施例A3-B1-1に記載されている方法と同様にして製造した。m.p.:285〜286℃。元素分析(C2121) 計算値(%):C,58.87;H,4.94;N,13.08;F,4.43、実測値(%):C,58.74;H,4.91;N,12.78;F,4.13。MS(FAB) m/z:429[(M+H)+]。H NMR(DMSO-d)δ 10.42(1H,brt,J=5.1Hz),9.59(1H,brs),8.44(1H,d,J=1.8Hz),7.81(1H,d,J=1.8Hz),7.34-7.27(2H,m),7.01(1H,ddd,J=2.9Hz,8.7Hz,8.7Hz),4.93(1H,brt,J=5.1Hz),4.19(2H,s),3.59-3.54(2H,m),3.55(3H,s),3.47-3.42(2H,m),2.01(3H,s)。
(実施例617)
7-(2-アセチルアミノ-4-フルオロ-ベンジル)-4-ヒドロキシ-1-メチル-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-[1,5]ナフチリジン-3-カルボン酸(2-メトキシエチル)-アミド
標記化合物を化合物K1から実施例A3-B1-1に記載されている方法と同様にして製造した。MS(FAB) m/z:432[(M+H)+],885[(2M+H)+]。HRMS(FAB) 計算値(C2223FN+H):443.1731、実測値:443.1738(Int.97.8%)。H NMR(CDCl)δ 10.34(1H,brt,J=3.9Hz),8.19(1H,d,J=1.8Hz),7.32-7.38(3H,m),7.14(1H,m),6.97(1H,m),4.08(2H,s),3.70-3.58(4H,m),3.54(3H,s),3.43(3H,s),2.12(3H,s)。
化合物K2:4-ベンゾイルオキシ-7-(4-フルオロ-2-メタンスルホニルアミノ-ベンジル)-1-メチル-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-[1,5]ナフチリジン-3-カルボン酸エチルエステル
化合物K(371.0mg,0.78mmol)の溶液にMsCl(362μl,4.68mmol)及びピリジン(631μl,7.8mmol)を添加し、混合物を室温で5時間撹拌した。反応混合物をブラインでクエンチした後、生じた混合物をEtOAcで抽出し、NaSOで乾燥した。溶媒を真空中で濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶離液:CHCl)により精製して、化合物K3(367.1mg,収率85.%)を無色固体として得た。H NMR(CDCl)δ 8.28(1H,d,J=1.4Hz),8.18(2H,dd,J=7.0,1.4Hz),7.67(1H,dd,J=7.5,7.5Hz),7.61(1H,s),7.52(2H,dd,7.9,7.4Hz),7.20(1H,dd,J=7.0,2.4Hz),7.09(1h,dd,6.3,2.4Hz),6.93(1H,dd,7.9,2.4Hz),6.89(1h,s),4.32(2H,q,J=7.2Hz),4.21(2H,s),3.59(3H,s),2.98(3H,s),1.18(3H,t,J=7.2Hz)。
(実施例618)
7-(4-フルオロ-2-メタンスルホニルアミノ-ベンジル)-4-ヒドロキシ-1-メチル-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-[1,5]ナフチリジン-3-カルボン酸(2-ヒドロキシ-エチル)-アミド
標記化合物を化合物K2から実施例A3-B1-1に記載されている方法と同様にして製造した。H NMR(DMSO-d)δ 10.45(1H,bs),8.50(1H,s),7.97(1H,s),7.27-7.14(2H,m),6.90(1H,m),4.98(1H,brs),4.23(2H,s),3.58(3H,s),3.65-3.55(2H,m),3.46-3.39(2H,m),2.93(3H,s)。
(実施例619)
7-(4-フルオロ-2-メタンスルホニルアミノ-ベンジル)-4-ヒドロキシ-1-メチル-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-[1,5]ナフチリジン-3-カルボン酸(2-メトキシエチル)-アミド
標記化合物を化合物K2から実施例A3-B1-1に記載されている方法と同様にして製造した。H NMR(CDCl)δ 10.32(1H,bs),8.17(1H,s),7.68(1H,s),7.27-7.20(1H,m),7.18-7.10(2H,m),4.17(2H,s),3.70-3.60(4H,m),3.56(3H,s),3.45(3H,s),3.14(3H,s)。
化合物K3:4-ベンゾイルオキシ-7-[4-フルオロ-2-(2-メトキシ-アセチルアミノ)-ベンジル]-1-メチル-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-[1,5]ナフチリジン-3-カルボン酸エチルエステル
化合物K(500mg,1.05mmol)をTHF(20mL)中に含む溶液に室温でピリジン(0.187ml,2.31mmol)、0℃でメトキシアセチルクロリド(0.106ml,1.16mmol)を添加し、混合物を10分間撹拌した。反応混合物を2N HCl(5mL)に注ぎ、生じた溶液をEtOAcで抽出した。抽出物を水で2回洗浄し、NaSOで乾燥した。溶媒を真空中で濃縮すると粗生成物が生じた。この粗生成物をEtOAc/EtOを用いる結晶化により精製して、化合物K4(477.0mg,収率=82.8%)を無色結晶として得た。H NMR(CDCl)δ 8.40(1H,s),8.19-8.21(2H,m),8.10(1H,bs),7.51-7.84(4H,m),7.40(1H,s),7.15-7.22(1H,m),6.87-6.93(1H,m),4.32(2H,q,J=7.2Hz),4.09(2H,s),3.92(2H,s),3.63(3H,s),3.33(3H,s),1.19(3H,t,J=7.2Hz)。
(実施例620)
7-[4-フルオロ-2-(2-メトキシ-アセチルアミノ)-ベンジル]-4-ヒドロキシ-1-メチル-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-[1,5]ナフチリジン-3-カルボン酸(2-ヒドロキシ-エチル)-アミド
標記化合物を化合物K3(230mg,0.42mmol)から実施例A3-B1-1に記載されている方法と同様にして製造し、22.3%の収率で得た。m.p.:205〜206℃。元素分析(C2223) 計算値(%):C,57.64;H,5.06;N,12.22;F,4.14、実測値(%):C,57.47;H,4.83;N,12.05;F,3.90。H NMR(CDCl)δ 10.46(1H,bs),8.62(1H,s),8.15(1H,bs),7.78-7.82(1H,m),7.35(1H,s),7.18-7.23(1H,m),6.89-6.96(1H,m),4.13(2H,s),3.93(2H,s),3.85-3.93(2H,m),3.63-3.68(2H,m),3.54(3H,s),3.38(3H,s)。
(実施例621)
7-[4-フルオロ-2-(2-メトキシ-アセチルアミノ)-ベンジル]-4-ヒドロキシ-1-メチル-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-[1,5]ナフチリジン-3-カルボン酸(2-メトキシエチル)-アミド
標記化合物を化合物K3(230mg,0.42mmol)から実施例A3-B1-1に記載されている方法と同様にして製造して、57.4%の収率で得た。m.p.:194〜195℃。元素分析(C2325) 計算値(%):C,58.47;H,5.33;N,11.86;F,4.02、実測値(%):C,58.35;H,5.11;N,11.85;F,3.83。H NMR(CDCl)δ 10.34(1H,bs),8.62(1H,s),8.14(1H,bs),7.79-7.83(1H,m),7.34(1H,s),7.18-7.22(1H,m),6.89-6.96(1H,m),4.13(2H,s),3.92(2H,s),3.54-3.69(7H,m),3.42(3H,s),3.37(3H,s)。
化合物K4:4-ベンゾイルオキシ-7-[2-(ジメチルアミノオキサリル-アミノ)-4-フルオロ-ベンジル]-1-メチル-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-[1,5]ナフチリジン-3-カルボン酸エチルエステル
標記化合物を化合物Kから化合物K3に記載されている方法と同様にして製造した。 H NMR(DMSO-d)δ 8.31(1H,s),8.09(2H,d,J=7.2Hz),7.94(1H,s),7.78(1H,t,J=7.5Hz),7.62(2H,t,J=7.5Hz),7.42-7.40(1H,m),7.33-7.29(1H,m),7.10-7.05(1H,m),4.22-4.17(4H,m),3.64(3H,s),2.89(3H,s),2.88(3H,s),1.06(3H,t,J=6.9Hz)。
(実施例622)
N-{5-フルオロ-2-[8-ヒドロキシ-7-(2-ヒドロキシ-エチルカルバモイル)-5-メチル-6-オキソ-5,6-ジヒドロ-[1,5]ナフチリジン-3-イルメチル]-フェニル}-N’,N’-ジメチル-オキサルアミド
標記化合物を化合物K4から実施例A3-B1-1に記載されている方法と同様にして製造した。m.p.:263〜265℃。元素分析(C2324) 計算値(%):C,56.90;H,4.98;N,14.43;F,3.91、実測値(%):C,56.82;H,4.93;N,14.35;F,3.66。H NMR(DMSO-d)δ 10.42(2H,bs),8.45(1H,s),7.85(1H,s),7.43-7.32(2H,m),7.13-7.08(1H,m),4.92(1H,t,J=5.5Hz),4.21(2H,s),3.57-3.54(5H,m),3.46-3.43(2H,m),2.92(3H,s),2.90(3H,s)。
(実施例623)
N-{5-フルオロ-2-[8-ヒドロキシ-7-(2-メトキシ-エチルカルバモイル)-5-メチル-6-オキソ-5,6-ジヒドロ-[1,5]ナフチリジン-3-イルメチル]-フェニル}-N’,N’-ジメチル-オキサルアミド
標記化合物を化合物K4から実施例A3-B1-1に記載されている方法と同様にして製造した。m.p.:239〜241℃。元素分析(C2426) 計算値(%):C,57.71;H,5.25;N,14.02;F,3.80、実測値(%):C,57.94;H,5.43;N,14.16;F,3.56。H NMR(DMSO-d)δ 10.48(1H,bs),10.40(1H,bs),8.46(1H,s),7.85(1H,s),7.43-7.32(2H,m),7.14-7.08(1H,m),4.21(2H,s),3.57-3.51(7H,m),3.29(3H,s),2.92(3H,s),2.90(3H,s)。
(実施例624)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[(2S)-2-ヒドロキシプロピル]-1-[3-(メチルオキシ)プロピル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を実施例647に記載されている方法と同様にして製造して白色固体を得た。H NMR(400MHz,CDCl)δ 10.45(m,1H),8.53(s,1H),7.58(s,1H),7.15(dd,J=8.5,5.3Hz,2H),7.01(t,J=8.6Hz,2H),4.21(m,2H),4.11(s,2H),4.07(m,1H),3.60(ddd,J=13.7,6.2,3.4Hz,1H),3.39-3.31(m,3H),3.28(s,3H),1.86(m,2H),1.25(d,J=6.5Hz,3H)。MS m/z 444(M+1)。
(実施例625)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[(2R)-2-ヒドロキシプロピル]-1-[3-(メチルオキシ)プロピル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物の合成及びスペクトルデータは実施例624に記載されているエナンチオマーと同一であった。
(実施例626)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[(1R)-2-ヒドロキシ-1-メチルエチル]-1-[3-(メチルオキシ)プロピル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を実施例647に記載されている方法と同様にして製造して白色固体を得た。H NMR(400MHz,CDCl)δ 10.29(d,J=8.4Hz,1H),8.53(s,1H),7.59(s,1H),7.17(dd,J=8.6,5.3Hz,2H),7.02(t,J=8.6Hz,2H),4.27(m,1H),4.20(m,2H),4.12(s,2H),3.79(dd,J=11.2,3.9Hz,1H),3.67(dd,J=10.7,6.1Hz,1H),3.37(t,J=5.4Hz,2H),3.29(s,3H),1.87(m,1H),1.31(d,J=7.1Hz,3H)。MS m/z 444(M+1)。
(実施例627)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[(1S)-2-ヒドロキシ-1-メチルエチル]-1-[3-(メチルオキシ)プロピル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物の合成及びスペクトルデータは実施例626に記載されているエナンチオマーと同一であった。
(実施例628)
1-{2-[アセチル(メチル)アミノ]エチル}-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[(2R)-2-ヒドロキシプロピル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を1-{2-[アセチル(メチル)アミノ]エチル}-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル及び(2R)-1-アミノ-2-プロパノールから実施例574のステップ2に類似の方法を用いて製造してオフホワイト色固体を得た。H NMR(400MHz,DMSO-d,90℃)δ ppm 1.14(d,J=6.17Hz,3H),1.84(s,3H),2.91-2.98(m,3H),3.23-3.33(m,1H),3.40-3.50(m,1H),3.54(t,J=6.72Hz,2H),3.85-3.88(m,1H),4.18(s,2H),4.37(d,J=7.55Hz,2H),4.65(d,J=5.90Hz,1H),7.12(t,J=8.51Hz,2H),7.36-7.43(m,2H),8.07(s,1H),8.55(s,1H),10.35(s,1H),16.97-17.20(m,1H)。ESMS:471(M+H)。
(実施例629)
1-{2-[アセチル(メチル)アミノ]エチル}-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[(1S)-2-ヒドロキシ-1-メチルエチル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を1-{2-[アセチル(メチル)アミノ]エチル}-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル及び(2S)-2-アミノ-1-プロパノールから実施例574のステップ2に類似の方法を用いて製造してオフホワイト色固体を得た。H NMR(400MHz,DMSO-d,90℃)δ ppm 1.23(d,J=6.72Hz,3H),1.85(s,3H),2.95(s,2H),3.50-3.55(m,5H),4.07-4.12(m,1H),4.18(s,2H),4.36(d,J=4.80Hz,2H),4.70(t,J=5.63Hz,1H),7.12(t,J=8.78Hz,2H),7.37-7.41(m,2H),8.08(s,1H),8.55(s,1H),10.27(s,1H),17.14(s,1H)。ESMS:471(M+H)。
(実施例630)
(3R)-3-[({7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1-[2-(2-オキソ-1-ピペリジニル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-イル}カルボニル)アミノ]ブタン酸1,1-ジメチルエチル酸
標記化合物を7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1-[2-(2-オキソ-1-ピペリジニル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル及び(3R)-3-アミノブタン酸1,1-ジメチルエチルから実施例563に類似の方法を用いて製造して橙色固体を得た。ESMS:581(M+H)。
(実施例631)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(3-ヒドロキシブチル)-2-オキソ-1-[2-(2-オキソ-1-ピペリジニル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1-[2-(2-オキソ-1-ピペリジニル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル及び4-アミノ-2-ブタノールから実施例563に類似の方法を用いて製造して白色固体を得た。H NMR(300MHz,DMSO-d)δ ppm 1.06-1.12(m,3H),1.53-1.68(m,6H),2.04(t,J=5.90Hz,2H),3.22-3.30(m,2H),3.48(dt,J=13.48,6.74Hz,4H),3.62-3.76(m,1H),4.16(s,2H),4.39(t,J=6.21Hz,2H),4.64(d,J=4.63Hz,1H),7.11-7.18(m,2H),7.38-7.44(m,2H),8.19(s,1H),8.56(d,J=1.26Hz,1H),10.33(t,J=5.48Hz,1H),17.27(s,1H)。ESMS:511(M+H)。
(実施例632)
(3S)-3-[({7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1-[2-(2-オキソ-1-ピペリジニル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-イル}カルボニル)アミノ]ブタン酸1,1-ジメチルエチル
標記化合物を7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1-[2-(2-オキソ-1-ピペリジニル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル及び(3S)-3-アミノブタン酸1,1-ジメチルエチルから実施例563に類似の方法を用いて製造して橙色固体を得た。H NMR(300MHz,DMSO-d)δ ppm 1.25(d,J=6.74Hz,3H),1.39(s,9H),1.52-1.67(m,4H),1.99-2.11(m,2H),2.52-2.58(m,2H),3.19-3.30(m,2H),3.49(t,J=6.84Hz,2H),4.16(s,2H),4.35-4.42(m,3H),7.11-7.17(m,2H),7.41(m,2H),8.20(d,J=1.47Hz,1H),8.57(d,J=1.68Hz,1H),10.41(d,J=8.21Hz,1H),17.06(d,J=5.26Hz,1H)。ESMS:581(M+H)。
(実施例633)
1-{2-[アセチル(メチル)アミノ]エチル}-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシエチル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を1-{2-[アセチル(メチル)アミノ]エチル}-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル及びエタノールアミンから実施例574のステップ2に類似の方法を用いて製造してオフホワイト色固体を得た。H NMR(400MHz,DMSO-d,90℃)δ ppm 1.85(s,3H),2.95(s,2H),3.49(q,J=5.58Hz,3H),3.53(d,J=13.58Hz,2H),3.58-3.66(m,2H),4.18(s,2H),4.36(d,J=6.04Hz,2H),4.62-4.65(m,1H),7.12(t,J=8.92Hz,2H),7.37-7.43(m,2H),8.07(s,1H),8.55(s,1H),10.32(s,1H),17.08(s,1H)。ESMS:457(M+H)。
(実施例634)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(3-ヒドロキシ-2-メチルプロピル)-2-オキソ-1-[2-(2-オキソ-1-ピペリジニル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1-[2-(2-オキソ-1-ピペリジニル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル及び3-アミノ-2-メチル-1-プロパノールから実施例563に類似の方法を用いて製造して橙色固体を得た。H NMR(300MHz,DMSO-d)δ ppm 0.89(d,J=6.95Hz,3H),1.52-1.65(m,4H),1.79-1.88(m,1H),2.03(t,J=6.00Hz,2H),3.20-3.47(m,6H),3.51(t,J=6.00Hz,2H),4.16(s,2H),4.40(t,J=6.11Hz,2H),4.64(s,1H),7.11-7.17(m,2H),7.38-7.43(m,2H),8.20(d,J=1.47Hz,1H),8.56(d,J=1.47Hz,1H),10.38(t,J=5.90Hz,1H),17.24(s,1H)。ESMS:511(M+H)。
(実施例635)
N-(1-シクロプロピル-3-ヒドロキシプロピル)-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1-[2-(2-オキソ-1-ピペリジニル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1-[2-(2-オキソ-1-ピペリジニル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル及び3-アミノ-3-シクロプロピル-1-プロパノールから実施例563に類似の方法を用いて製造してオフホワイト色固体を得た。H NMR(300MHz,DMSO-d)δ ppm 0.24-0.34(m,2H),0.38-0.46(m,1H),0.52(t,J=8.74Hz,1H),1.00-1.11(m,1H),1.54-1.67(m,4H),1.75-1.88(m,2H),2.04(s,2H),3.28(t,J=5.69Hz,3H),3.46-3.60(m,5H),4.17(s,2H),4.41(t,J=6.95Hz,2H),7.11-7.17(m,2H),7.38-7.45(m,2H),8.22(s,1H),8.56(d,J=1.47Hz,1H),10.36(d,J=8.63Hz,1H),17.23(s,1H)。ESMS:537(M+H)。
(実施例636)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-メチル-1-[2-(メチルアミノ)-2-オキソエチル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を[7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-3-[(メチルアミノ)カルボニル]-2-オキソ-1,5-ナフチリジン-1(2H)-イル]酢酸及びメチルアミンから実施例558に記載されている方法に類似の方法を用いて製造した。生成物を白色固体として得た。H NMR(d-DMSO)δ 10.00(1H,br s),8.53(1H,s),8.03(1H,br s),7.79(1H,s),7.33-7.30(2H,m),7.15-7.05(2H,m),4.83(2H,s),4.11(2H,s),2.88(3H,d,J=3.8Hz),2.52(3H,d,J=4.4Hz)。HRMS 計算値(C2019FN+H):399.1463、実測値:399.1465。
(実施例637)
7-(4-フルオロベンジル)-4-ヒドロキシ-N-メチル-2-オキソ-1-{2-オキソ-2-[(2,2,2-トリフルオロエチル)アミノ]エチル}-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を1-[2-(ジメチルアミノ)-2-オキソエチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-メチル-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミドから、2,2,2-トリフルオロエチルアミンを用いて実施例558と同様にして製造して白色固体を得た。H NMR(d-DMSO)δ 9.94(1H,m),8.87(1H,t,J=6Hz),8.53(1H,s),7.78(1H,s),7.31(2H,m),7.10(2H,m),4.96(2H,s),4.09(2H,s),3.88(2H,m),2.87(3H,d,J=4Hz)。HRMS 計算値(C2118+H):467.1340、実測値:467.1340。
(実施例638)
7-(4-フルオロベンジル)-4-ヒドロキシ-1-[2-(イソプロピルアミノ)-2-オキソエチル]-N-メチル-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を1-[2-(ジメチルアミノ)-2-オキソエチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-メチル-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミドから、イソプロピルアミンを用いて実施例558と同様にして製造して白色固体を得た。H NMR(d-DMSO)δ 9.99(1H,m),8.54(1H,s),8.02(1H,d,J=7Hz),7.67(1H,s),7.30(2H,m),7.12(2H,m),4.81(2H,s),4.10(2H,s),3.77(1H,m),2.88(3H,d,J=4Hz),0.99(6H,d,J=7Hz)。HRMS 計算値(C2223FN+H):427.1780、実測値:427.1777。
(実施例639)
1-(2-{[2-(ジメチルアミノ)エチル]アミノ}-2-オキソエチル)-7-(4-フルオロベンジル)-4-ヒドロキシ-N-メチル-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を1-[2-(ジメチルアミノ)-2-オキソエチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-メチル-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミドから、N,N-ジメチルエチレンジアミンを用いて実施例558と同様にして製造して白色固体を得た。H NMR(d-DMSO)δ 9.99(1H,m),8.52(1H,s),8.08(1H,m),7.71(1H,s),7.30(2H,m),7.10(2H,m),4.84(2H,s),4.10(2H,s),3.08(2H,m),2.88(3H,d,J=4Hz),2.20(2H,t,J=7Hz),2.10(6H,s)。HRMS 計算値(C2326FN+H):456.2040、実測値:456.2043。
(実施例640)
1-(2-アミノ-2-オキソエチル)-7-(4-フルオロベンジル)-4-ヒドロキシ-N-メチル-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を1-[2-(ジメチルアミノ)-2-オキソエチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-メチル-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミドから、水酸化アンモニウムを用いて実施例558と同様にして製造して白色固体を得た。H NMR(d-DMSO)δ 10.00(1H,m),8.52(1H,s),7.82(1H,s),7.63(1H,s),7.33(2H,m),7.26(1H,s),7.10(2H,m),4.83(2H,s),4.11(2H,s),2.88(3H,d,J=4Hz)。HRMS 計算値(C1917FN+H):385.1310、実測値:385.1309。
(実施例641)
1-[2-(シクロプロピルアミノ)-2-オキソエチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-3-[(メチルアミノ)カルボニル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-4-オールナトリウム塩
標記化合物を実施例473の生成物の混合物を1.5当量の1N NaOH溶液で処理することにより製造した。混合物を室温で4時間撹拌し、濾過して、生成物を白色固体として得た。H NMR(d-DMSO)δ 10.15(1H,br),8.25(1H,s),7.69(1H,br),7.27(3H,m),7.08(2H,t,J=9Hz),4.70(2H,br s),4.05(2H,s),2.79(3H,d,J=5Hz),2.60(1H,m),0.61(2H,m),0.40(2H,m)。
(実施例642)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-メチル-1-{2-[(メチルオキシ)アミノ]-2-オキソエチル}-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を[7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-3-[(メチルアミノ)カルボニル]-2-オキソ-1,5-ナフチリジン-1(2H)-イル]酢酸及びメトキシルアミンから実施例558に記載されている方法に類似の方法を用いて製造した。生成物を白色固体として得た。H NMR(d-DMSO)δ 11.39(1H,br s),9.96(1H,br s),8.55(1H,s),7.88(1H,s),7.36-7.31(2H,m),7.14-7.09(2H,m),4.80(2H,s),4.11(2H,s),3.52(3H,s),2.88(3H,d,J=4.8Hz)。HRMS 計算値(C2019FN+H):415.1412、実測値:415.1416。
(実施例643)
1-{2-[(シクロプロピルメチル)アミノ]-2-オキソエチル}-7-(4-フルオロベンジル)-4-ヒドロキシ-N-メチル-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を1-[2-(ジメチルアミノ)-2-オキソエチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-メチル-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミドから、(アミノメチル)シクロプロパンを用いて実施例558と同様にして製造して白色固体を得た。H NMR(d-DMSO)δ 10.08(1H,m),8.45(1H,s),8.17(1H,m),7.61(1H,s),7.29(2H,m),7.09(2H,m),4.81(2H,s),4.07(2H,s),2.89(2H,m),2.83(3H,d,J=4Hz),0.84(1H,m),0.35(2H,m),0.10(2H,m)。HRMS 計算値(C2323FN+H):439.1780、実測値:439.1779。
(実施例644)
7-(4-フルオロベンジル)-4-ヒドロキシ-N-メチル-2-オキソ-1-[2-オキソ-2-(プロピルアミノ)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を1-[2-(ジメチルアミノ)-2-オキソエチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-メチル-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミドから、n-プロピルアミンを用いて実施例558と同様にして製造して白色固体を得た。H NMR(d-DMSO)δ 9.98(1H,m),8.54(1H,s),8.08(1H,t,J=6Hz),7.72(1H,s),7.31(2H,m),7.12(2H,m),4.83(2H,s),4.10(2H,s),2.95(2H,m),2.87(3H,d,J=4Hz),1.32(2H,m),0.77(3H,t,J=7Hz)。HRMS 計算値(C2223FN+H):427.1780、実測値:427.1781。
(実施例645)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-1-[(1-メチル-1H-イミダゾール-2-イル)メチル]-3-({[2-(メチルオキシ)エチル]アミノ}カルボニル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-4-オールナトリウム塩
実施例467に記載されている7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-[(1-メチル-1H-イミダゾール-2-イル)メチル]-N-[2-(メチルオキシ)エチル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド(506mg,1.09mmol)及び1N 水酸化ナトリウム(1.06mL)から実施例474に記載されている方法と同様にして、7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-1-[(1-メチル-1H-イミダゾール-2-イル)メチル]-3-({[2-(メチルオキシ)エチル]アミノ}カルボニル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-4-オールナトリウム(473mg,89%の収率)を白色固体として製造した。H NMR(DMSO-d)δ 10.72(s,1H),8.14(s,1H),7.92(s,1H),7.27-7.23(m,2H),7.08-7.03(m,2H),6.96(s,1H),6.71(s,1H),5.34(s,2H),3.94(s,2H),3.59(s,3H),3.38-3.33(m,4H),3.23(s,3H)。MS m/z 466(M+1)。
(実施例646)
7-(4-フルオロベンジル)-4-ヒドロキシ-1-{2-[(2-メトキシエチル)アミノ]-2-オキソエチル}-N-メチル-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を1-[2-(ジメチルアミノ)-2-オキソエチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-メチル-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミドから、2-メトキシエチルアミンを用いて実施例558と同様にして製造して白色固体を得た。H NMR(d-DMSO)δ 9.99(1H,m),8.52(1H,s),8.27(1H,t,J=6Hz),7.73(1H,s),7.31(2H,m),7.11(2H,m),4.86(2H,s),4.10(2H,s),3.28(2H,m),3.21(3H,s),3.18(2H,m),2.88(3H,d,J=4Hz)。HRMS 計算値(C2223FN+H):443.1730、実測値:443.1729。
(実施例647)
1-シクロプロピル-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシエチル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
3-フルオロ-4-ヨード-2-ピリジンカルボニトリル
国際特許出願公開第2004/019868号からの改変:
ジイソプロピルアミン(4.84mL,32mmol)をTHF(82.3mL)中に含む冷(0℃)溶液にn-ブチルリチウム(12.8mL,ヘキサン中2.5M,32mmol)を滴下した。生じた溶液を0℃で15分間撹拌してLDAの0.32M ストック溶液を得た。LDA(74mL,THF中0.32M,23.7mmol)をTHF(50mL)中に含む冷(-78C)溶液に3-フルオロ-2-ピリジンカルボニトリル(2.4g,19.7mmol)(Sakamotoら,Chem.Pharm.Bull.,33:565(1985))をTHF溶液(20mL)として添加した。15分後、I(5.49g,21.6mmol)をTHF(20mL)中に含む溶液を迅速に添加し、生じた懸濁液を-78℃で20分間撹拌した。水を添加することにより反応混合物をクエンチし、周囲温度まで加温した。酢酸エチルを添加し、有機層をチオ硫酸ナトリウム及びブラインで順次洗浄した。水性層を酢酸エチルで抽出し、合わせた有機物を硫酸ナトリウムで乾燥した。濾過し、濃縮し、次いでシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、3-フルオロ-4-ヨード-2-ピリジンカルボニトリル(3.6g,73%)を白色固体として得た。H NMR(400MHz,CDCl)δ 8.14(d,J=4.8Hz,1H),7.98(t,J=4.8Hz,1H)。
3-フルオロ-5-ヨード-2-ピリジンカルボニトリル
国際特許出願公開第2004/019868号からの改変:
製造したばかりのLDA(39mL,THF中0.5M,19.5mmol)をTHF(100mL)中に含む冷(-78C)溶液に3-フルオロ-4-ヨード-2-ピリジンカルボニトリル(3.72g,15.0mmol)をTHF中に含む予冷(0℃)溶液を滴下した。生じた溶液を-78℃で2.5時間撹拌した。水及び酢酸エチルを順次添加し、混合物を周囲温度まで加温した。層を分離し、有機層をブラインで洗浄した。水性層を酢酸エチルで抽出し、合わせた有機物を硫酸ナトリウムで乾燥した。濾過し、濃縮し、次いでシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、回収された出発物質(456mg)と一緒に3-フルオロ-5-ヨード-2-ピリジンカルボニトリル(2.35g,63%)を白色固体として得た。H NMR(300MHz,CDCl)δ 8.82(s,1H),8.06(dd,J=7.5,1.5Hz,1H)。
3-フルオロ-5-[(4-フルオロフェニル)メチル]-2-ピリジンカルボニトリル
3-フルオロ-5-ヨード-2-ピリジンカルボニトリル(2.31g,9.3mmol)をTHF(100mL)中に含む溶液に4-フルオロベンジル亜鉛クロリド(27.9mL,THF中0.5M,14.0mmol)、次いでPd(PPh(538mg,0.47mmol)を添加した。生じた溶液を75℃(浴温度)で3時間加熱した。室温まで冷却した後、水及び酢酸エチルを添加した。層を分離し、有機層をブラインで洗浄した。水性層を透明になるまで1N HClで酸性化し、酢酸エチルで抽出した。合わせた有機物を硫酸ナトリウムで乾燥した。濾過し、濃縮し、次いでシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、3-フルオロ-5-[(4-フルオロフェニル)メチル]-2-ピリジンカルボニトリル(1.6g,75%)を黄色固体として得た。H NMR(400MHz,CDCl)δ 8.40(s,1H),7.28(d,J=8.8Hz,1H),7.12(dd,J=8.4,5.2Hz,2H),7.03(t,J=8.4Hz,2H),4.04(s,2H)。MS m/z 231(M+1)。
3-(シクロプロピルアミノ)-5-[(4-フルオロフェニル)メチル]-2-ピリジンカルボニトリル
3-フルオロ-5-[(4-フルオロフェニル)メチル]-2-ピリジンカルボニトリル(546mg,2.4mmol)をシクロプロピルアミン(8mL)に取り、マイクロ波を用いて75℃で10分間、その後再び12分間加熱した。混合物を真空中で濃縮し、残渣をシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、3-(シクロプロピルアミノ)-5-[(4-フルオロフェニル)メチル]-2-ピリジンカルボニトリル(417mg,66%)を白色固体として得た。H NMR(300MHz,CDCl)δ 7.93(d,J=1.9Hz,1H),7.19(dd,J=8.2,5.9Hz,2H),7.19(d,J=2.4Hz,1H),7.06(t,J=8.6Hz,2H),5.02(s,1H),4.00(s,2H),2.48(m,1H),0.86(m,2H),0.61(m,2H)。
3-(シクロプロピルアミノ)-5-[(4-フルオロフェニル)メチル]-2-ピリジンカルボン酸
3-(シクロプロピルアミノ)-5-[(4-フルオロフェニル)メチル]-2-ピリジンカルボニトリル(360mg,1.34mmol)をエタノール(25mL)中に含む溶液を水酸化ナトリウム(2mL,50%水性)で処理し、100℃(浴温度)で14時間加熱した。反応混合物を真空中で濃縮し、残渣を水に取り、氷浴で冷却した。6N HClをゆっくり添加することにより溶液を酸性化した(最終pH〜3)。水性層を酢酸エチルで抽出し、有機物を硫酸ナトリウムで乾燥した。濾過し、濃縮して、3-(シクロプロピルアミノ)-5-[(4-フルオロフェニル)メチル]-2-ピリジンカルボン酸(385mg,99%)を白色粉末として得た。H NMR(400MHz,CDCl)δ 8.94(br,1H),7.93(s,1H),7.74(s,1H),7.30(s,1H),7.15(dd,J=8.5,5.5Hz,2H),7.00(t,J=8.7Hz,2H),3.97(s,2H),2.40(m,1H),0.77(m,2H),0.54(m,2H)。MS m/z 287(M+1)。
3-(シクロプロピルアミノ)-5-[(4-フルオロフェニル)メチル]-2-ピリジンカルボン酸メチル
3-(シクロプロピルアミノ)-5-[(4-フルオロフェニル)メチル]-2-ピリジンカルボン酸(298mg,1.1mmol)をDMF(10mL)中に含む溶液に炭酸カリウム(316mg,2.3mmol)及びヨウ化メチル(0.15mL,2.3mmol)を順次添加した。生じた懸濁液を1.5時間撹拌した。このとき、水及び酢酸エチルを添加した。層を分離し、有機層をブラインで洗浄した。水性層を酢酸エチルで抽出し、合わせた有機物を硫酸ナトリウムで乾燥した。濾過し、濃縮し、次いでシリカゲルクロマトグラフィーにより精製し、3-(シクロプロピルアミノ)-5-[(4-フルオロフェニル)メチル]-2-ピリジンカルボン酸メチル(234mg,77%)を放置すると白色結晶性固体として得た。H NMR(400MHz,CDCl)δ 7.90(d,J=1.9Hz,1H),7.78(br,1H),7.24(s,1H),7.15(dd,J=8.5,5.4Hz,2H),7.00(t,J=8.7Hz,2H),3.96(s,2H),3.93(s,3H),2.39(m,1H),0.77(m,2H),0.52(m,2H)。MS m/z 301(M+1)。
1-シクロプロピル-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル
3-(シクロプロピルアミノ)-5-[(4-フルオロフェニル)メチル]-2-ピリジンカルボン酸メチル(234mg,0.78mmol)及び3-クロロ-3-オキソプロパン酸エチル(0.13mL,90%,1.0mmol)の溶液を85℃で3時間加熱した。室温まで冷却した後、ジクロロメタン及び飽和水性炭酸水素ナトリウムを添加し、層を分離した。有機層をブラインで洗浄した。水性層をジクロロメタンで抽出し、合わせた有機物を硫酸ナトリウムで乾燥した。濾過し、濃縮し、次いでシリカゲルクロマトグラフィーにかけて、3-{シクロプロピル[3-(エチルオキシ)-3-オキソプロパノイル]アミノ}-5-[(4-フルオロフェニル)メチル]-2-ピリジンカルボン酸メチル(285mg,88%)を油状物として得た。
3-{シクロプロピル[3-(エチルオキシ)-3-オキソプロパノイル]アミノ}-5-[(4-フルオロフェニル)メチル]-2-ピリジンカルボン酸メチル(402mg,0.97mmol)をエタノール(20mL)中に含む溶液を0℃でナトリウムエトキシド(165mg,2.4mmol)で処理した。浴槽を一晩加温したので反応混合物は室温まで加温した。溶媒を真空中で除去し、残渣を水に取った。pHを1N HCl(aq)で〜5に調節し、水性層を酢酸エチルで抽出した。有機物を硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過し、濃縮して、1-シクロプロピル-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル(362mg,98%)を固体として得た。H NMR(400MHz,CDCl)δ 8.50(d,J=1.6Hz,1H),7.78(s,1H),7.18(dd,J=8.7,5.4Hz,2H),7.04(t,J=8.7Hz,2H),4.50(q,J=7.1Hz,2H),4.13(s,2H),2.77(m,1H),1.46(t,J=7.3Hz,3H),1.22(m,2H),0.76(m,2H)。MS m/z 383(M+1)。
1-シクロプロピル-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシエチル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
1-シクロプロピル-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル(24mg,0.06mmol)及び2-アミノエタノール(0.05mL)をエタノール(1mL)中に含む溶液をマイクロ波を用いて20分間加熱した。反応混合物を真空中で濃縮し、残渣を水に取った。溶液を1N HClで最終pH〜4まで酸性化した。沈殿をテフロンフィルターを介して濾過し、固体を集めた。この物質をメタノールと共沸させて、標記化合物(16mg,64%)を黄色固体として得た。H NMR(400MHz,CDCl)δ 10.38(s,1H),8.54(s,1H),7.80(s,1H),7.17(m,2H),7.03(m,2H),4.13(s,2H),3.84(m,2H),3.62(m,2H),2.82(m,1H),1.23(m,2H),0.76(m,2H)。HRMS m/z 計算値(C2121F(M+H)):398.1517、実測値:398.1512。
(実施例648)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-3-{[(2-ヒドロキシエチル)アミノ]カルボニル}-1-[(1-メチル-1H-イミダゾール-2-イル)メチル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-4-オールナトリウム塩
実施例468に記載されている7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシエチル)-1-[(1-メチル-1H-イミダゾール-2-イル)メチル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド(336mg,0.744mmol)及び1N 水酸化ナトリウムから実施例474に記載されている方法と同様にして、7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-3-{[(2-ヒドロキシエチル)アミノ]カルボニル}-1-[(1-メチル-1H-イミダゾール-2-イル)メチル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-4-オールナトリウム(324mg,92%の収率)を白色固体として製造した。H NMR(DMSO-d)δ 10.61(s,1H),8.16(s,1H),7.95(s,1H),7.27(m,2H),7.08(m,2H),6.98(s,1H),6.73(s,1H),5.36(s,2H),4.76(br s,1H),3.95(s,2H),3.62(s,3H),3.46(br s,2H),3.30(br s,2H)。MS m/z 452(M+1)。
(実施例649)
1-シクロプロピル-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-メチル-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を実施例647に記載されている方法と同様にして製造して白色固体を得た。H NMR(400MHz,CDCl)δ 10.04(s,1H),8.57(s,1H),7.82-7.18(m,2H),7.05(m,2H),4.15(s,2H),3.01(d,J=4.0Hz,3H),2.83(br,1H),1.25(m,2H),0.78(m,2H)。HRMS m/z 計算値(C2019F(M+H)):368.1411、実測値:368.1404。
(実施例650)
1-シクロプロピル-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[2-(メチルオキシ)エチル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を実施例647に記載されている方法と同様にして製造して白色固体を得た。H NMR(400MHz,CDCl)δ 10.25(m,1H),8.55(s,1H),7.80(s,1H),7.17(dd,J=8.4,5.5Hz,2H),7.03(t,J=8.6Hz,2H),4.13(s,2H),3.63(m,2H),3.57(m,2H),3.39(s,3H),2.80(m,1H),1.23(m,2H),0.77(m,2H)。HRMS m/z 計算値(C2223F(M+H)):412.1673、実測値:412.1668。
(実施例651)
1-シクロプロピル-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[(2R)-2-ヒドロキシプロピル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を実施例647に記載されている方法と同様にして製造して白色固体を得た。H NMR(400MHz,CDCl)δ 10.38(m,1H),8.52(s,1H),7.79(s,1H),7.17(dd,J=8.2,5.4Hz,2H),7.03(t,J=8.5Hz,2H),4.13(s,2H),4.06(m,1H),3.58(ddd,J=13.8,6.1,3.4Hz,1H),3.36(m,1H),2.79(m,1H),1.26-1.17(m,5H),0.75(m,2H)。HRMS m/z 計算値(C2223F(M+H)):412.1673、実測値:412.1668。
(実施例652)
1-シクロプロピル-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[(1S)-2-ヒドロキシ-1-メチルエチル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を実施例647に記載されている方法と同様にして製造して白色固体を得た。H NMR(400MHz,CDCl)δ 10.22(d,J=7.1Hz,1H),8.52(s,1H),7.79(s,1H),7.17(m,2H),7.03(t,J=8.4Hz,2H),4.26(m,1H),4.13(s,2H),3.76(dd,J=10.9,3.4Hz,1H),3.65(dd,J=10.6,6.5Hz,1H),2.79(m,1H),1.29(d,J=6.9Hz,3H),1.23(m,2H),0.76(m,2H)。HRMS m/z 計算値(C2223F(M+H)):412.1673、実測値:412.1665。
(実施例653)
1-シクロプロピル-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[(2S)-2-ヒドロキシプロピル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物の合成及びスペクトルデータは実施例651に記載されているエナンチオマーと同一であった。HRMS m/z 計算値(C2223F(M+H)):412.1673、実測値:412.1668。
(実施例654)
1-シクロプロピル-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[(1R)-2-ヒドロキシ-1-メチルエチル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物の合成及びスペクトルデータは実施例652に記載されているエナンチオマーと同一であった。HRMS m/z 計算値(C2223F(M+H)):412.1673、実測値:412.1664。
(実施例655)
1-[2-(シクロプロピルアミノ)-2-オキソエチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-3-({[2-(メチルオキシ)エチル]アミノ}カルボニル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-4-オールナトリウム塩
標記化合物を実施例471の化合物を実施例166と同様にして処理することにより製造して黄色固体を得た。H NMR(d-DMSO)δ 10.51(1H,m),8.19(1H,s),8.08(1H,d,J=4Hz),7.30(1H,s),7.25(2H,m),7.09(2H,m),4.64(2H,s),3.99(2H,s),3.37(4H,m),3.24(3H,s),2.53(1H,m),0.56(2H,m),0.34(2H,m)。
(実施例656)
3-({[(2R)-2,3-ジヒドロキシプロピル]アミノ}カルボニル)-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-1-メチル-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-4-オールナトリウム塩
実施例516に記載されているN-[(2R)-2,3-ジヒドロキシプロピル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-メチル-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド(395mg,0.985mmol)及び1N 水酸化ナトリウム(0.99mL)から実施例474に記載されている方法と同様にして、3-({[(2R)-2,3-ジヒドロキシプロピル]アミノ}カルボニル)-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-1-メチル-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-4-オールナトリウム(390mg,94%の収率)を白色固体として製造した。H NMR(DMSO-d)δ 10.61(s,1H),8.17(s,1H),7.60(s,1H),7.33-7.29(m,2H),7.11-7.06(m,2H),4.85(m,1H),4.57(m,1H),4.02(s,2H),3.50(m,1H),3.38(s,3H),3.40-3.25(m,3H),3.16(m,1H)。MS m/z 402(M+1)。
(実施例657)
1-{2-[アセチル(メチル)アミノ]エチル}-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[(1R)-2-ヒドロキシ-1-メチルエチル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を1-{2-[アセチル(メチル)アミノ]エチル}-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル及び(2R)-2-アミノ-1-プロパノールから実施例574のステップ2に類似の方法を用いて製造してオフホワイト色固体を得た。H NMR(400MHz,DMSO-d,90℃)δ ppm 1.23(d,J=6.72Hz,3H),1.85(s,3H),2.80(s,1H),2.95(s,2H),3.50-3.55(m,4H),4.05-4.14(m,1H),4.18(d,J=0.82Hz,2H),4.35(s,2H),4.70(t,J=5.56Hz,1H),7.09-7.15(m,2H),7.36-7.42(m,2H),8.08(s,1H),8.55(s,1H),10.06-10.42(m,1H),17.06-17.18(m,1H)。ESMS:471(M+H)。
(実施例658)
1-シクロプロピル-N-[(2S)-2,3-ジヒドロキシプロピル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を実施例647に記載されている方法と同様にして製造して白色固体を得た。H NMR(400MHz,CDCl)δ 10.40(m,1H),8.53(s,1H),7.80(s,1H),7.17(dd,J=8.5,5.5Hz,2H),7.03(t,J=8.6Hz,2H),4.13(s,1H),3.91(m,1H),3.70-3.49(m,4H),2.80(m,1H),3.20-2.20(br,2H),1.23(m,2H),0.76(m,2H)。HRMS m/z 計算値(C2223F(M+H)):428.1623、実測値:428.1618。
(実施例659)
1-シクロプロピル-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-N-[3-(2-オキソ-1-ピロリジニル)プロピル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を実施例647に記載されている方法と同様にして製造して白色固体を得た。H NMR(400MHz,CDCl)δ 10.22(m,1H),8.53(d,J=1.6Hz,1H),7.79(d,J=1.3Hz,1H),7.15(dd,J=8.6,5.4Hz,2H),7.02(t,J=8.7Hz,2H),4.12(s,2H),3.45-3.34(m,6H),2.79(m,1H),2.38(t,J=7.9Hz,2H),2.02(t,J=7.4Hz,2H),1.86(m,2H),1.22(m,2H),0.76(m,2H)。HRMS m/z 計算値(C2628F(M+H)):479.2095、実測値:479.2090。
(実施例660)
1-シクロプロピル-N-[(2R)-2,3-ジヒドロキシプロピル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物の合成及びスペクトルデータは実施例658に記載されているエナンチオマーと同一であった。HRMS m/z 計算値(C2223F(M+H)):428.1623、実測値:428.1618。
(実施例661)
1-シクロプロピル-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-N-[2-(2-オキソ-1-イミダゾリジニル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を実施例647に記載されている方法と同様にして製造して白色固体を得た。H NMR(400MHz,CDCl)δ 10.27(m,1H),8.54(s,1H),7.80(s,1H),7.17(dd,J=8.4,5.3Hz,2H),7.03(t,J=8.6Hz,2H),4.13(s,2H),3.61(m,2H),3.54(m,2H),3.44-3.39(m,4H),2.81(m,1H),1.23(m,2H),0.77(m,2H)。HRMS m/z 計算値(C2425F(M+H)):466.1891、実測値:466.1886。
(実施例662)
1-[2-(エチルアミノ)-2-オキソエチル]-7-(4-フルオロベンジル)-4-ヒドロキシ-N-メチル-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を1-[2-(ジメチルアミノ)-2-オキソエチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-メチル-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミドから、エチルアミンをTHF中に含む溶液を用いて実施例558と同様にして製造して白色固体を得た。H NMR(d-DMSO)δ 9.99(1H,m),8.54(1H,s),8.10(1H,t,J=6Hz),7.74(1H,s),7.31(2H,m),7.12(2H,m),4.82(2H,s),4.10(2H,s),3.02(2H,m),2.88(3H,d,J=4Hz),0.94(3H,t,J=7Hz)。HRMS 計算値(C2121FN+H):413.1620、実測値:413.1622。
(実施例663)
1-[2-(tert-ブチルアミノ)-2-オキソエチル]-7-(4-フルオロベンジル)-4-ヒドロキシ-N-メチル-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を1-[2-(ジメチルアミノ)-2-オキソエチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-メチル-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミドから、tert-ブチルアミンを用いて実施例558と同様にして製造して白色固体を得た。H NMR(d-DMSO)δ 10.01(1H,m),8.55(1H,s),7.88(1H,s),7.60(1H,s),7.31(2H,m),7.09(2H,m),4.81(2H,s),4.10(2H,s),2.88(3H,d,J=4Hz),1.19(9H,s)。HRMS 計算値(C2325FN+H):441.1930、実測値:441.1935。
(実施例664)
1-シクロプロピル-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(4-ヒドロキシブチル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を実施例647に記載されている方法と同様にして製造して白色固体を得た。H NMR(400MHz,CDCl)δ 10.15(m,1H),8.53(s,1H),7.79(s,1H),7.15(dd,J=8.3,5.3Hz,2H),7.01(t,J=8.7Hz,2H),4.11(s,2H),3.68(m,2H),3.46(m,2H),2.79(m,1H),2.00(br,1H),1.75-1.63(m,4H),1.22(m,2H),0.76(m,2H)。HRMS m/z 計算値(C2325F(M+H)):426.1830、実測値:426.1826。
(実施例665)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシエチル)-1-[2-(メチルオキシ)エチル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を実施例647に記載されている方法と同様にして製造して白色固体を得た。H NMR(400MHz,CDCl)δ 10.44(m,1H),8.55(s,1H),7.70(s,1H),7.15(dd,J=8.2,5.4Hz,2H),7.01(t,J=8.8Hz,2H),4.34(t,J=5.3Hz,2H),4.11(s,2H),3.85(t,J=5.0Hz,2H),3.65-3.61(m,4H),3.18(s,3H)。HRMS m/z 計算値(C2123F(M+H)):416.1623、実測値:416.1618。
(実施例666)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N,1-ビス[2-(メチルオキシ)エチル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を実施例647に記載されている方法と同様にして製造して白色固体を得た。H NMR(400MHz,CDCl)δ 10.29(m,1H),8.54(s,1H),7.70(s,1H),7.15(dd,J=8.3,5.5Hz,2H),7.01(t,J=8.6Hz,2H),4.33(t,J=5.3Hz,2H),4.10(s,2H),3.66-3.63(m,4H),3.58(t,J=5.4Hz,2H),3.40(s,3H),3.18(s,3H)。HRMS m/z 計算値(C2225F(M+H)):430.1779、実測値:430.1772。
(実施例667)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-メチル-1-[2-(メチルオキシ)エチル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を実施例647に記載されている方法と同様にして製造して白色固体を得た。H NMR(400MHz,CDCl)δ 10.07(m,1H),8.56(s,1H),7.70(s,1H),7.16(dd,J=8.4,5.3Hz,2H),7.02(t,J=8.7Hz,2H),4.35(t,J=5.2Hz,2H),4.12(s,2H),3.65(t,J=5.3Hz,2H),3.21(s,3H),3.02(d,J=4.8Hz,3H)。HRMS m/z 計算値(C2021F(M+H)):386.1517、実測値:386.1512。
(実施例668)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[2-(メチルオキシ)エチル]-2-オキソ-1-[2-(2-オキソ-1-イミダゾリジニル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を実施例647に記載されている方法と同様にして製造して白色固体を得た。H NMR(400MHz,CDCl)δ 10.27(m,1H),8.54(s,1H),8.03(s,1H),7.22(m,2H),6.98(t,J=8.4Hz,2H),4.39-4.34(m,3H),4.11(s,2H),3.64(m,2H),3.58(m,2H),3.46-3.39(m,4H),3.40(s,3H),3.29(m,2H)。HRMS m/z 計算値(C2427F(M+H)):484.1997、実測値:484.1991。
(実施例669)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシエチル)-2-オキソ-1-[3-(2-オキソ-1-ピペリジニル)プロピル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
ステップ1:N-[3,3-ビス(エチルオキシ)プロピル]-5-クロロペンタンアミドの合成
[3,3-ビス(エチルオキシ)プロピル]アミン(9.02g,61mmol)及びジイソプロピルエチルアミン(13.3mL,76.4mmol)をCHCl(50mL)中に含む溶液を5-クロロペンタノイルクロリド(10.35g,61mmol)をCHCl(50mL)中に含む冷(0℃)溶液に2時間かけて滴下した。添加が完了したら、混合物を1N NaHSO(75mL)で処理し、分液漏斗において層を分離した。水性層をCHClで逆抽出した後、有機物を合わせ、ブラインで洗浄し、MgSOで乾燥し、濾過し、真空中で濃縮した。生じた油状物を100分間でヘキサン中50〜100% EtOACの勾配を用いるシリカゲルクロマトグラフィーにかけた。純粋な画分を収集し、合わせ、真空中で濃縮して、所望生成物を黄色粘性油状物として得た。H NMR(300MHz,DMSO-d)δ ppm 1.10(t,J=7.09Hz,6H),1.44-1.55(m,2H),1.59-1.75(m,4H),2.04(t,J=7.23Hz,2H),3.01-3.08(m,2H),3.41(dq,J=9.55,7.07Hz,2H),3.50-3.64(m,4H),4.48(t,J=5.69Hz,1H),7.74(t,J=4.98Hz,1H)。ESMS:288(M+Na)。
ステップ2:1-[3,3-ビス(エチルオキシ)プロピル]-2-ピペリジノンの合成
N-[3,3-ビス(エチルオキシ)プロピル]-5-クロロペンタンアミド(10g,38mmol)をTHF(400mL)中に含む溶液を周囲温度でリチウムヘキサメチルジシラジド(LiHMDS,THF中1.0M)(40mL,40mmol)で処理した。15分間撹拌した後、更に10mLのLiHMDSを添加し、反応物を更に30分間撹拌した。TLC(EtOAc)が出発物質が存在しないことを示したら、反応物をEtOAc(500mL)及び1N NaHSO(500mL)を収容している分液漏斗中に注いだ。水性物をEtOAcで逆抽出した後、有機物を合わせ、ブラインで洗浄し、MgSOで乾燥し、濾過し、真空中で濃縮して、生成物を透明粘性油状物として得た。H NMR(300MHz,DMSO-d)δ ppm 1.10(t,J=7.02Hz,6H),1.63-1.74(m,6H),2.17(t,J=6.11Hz,2H),3.20-3.28(m,4H),3.42(dq,J=9.55,7.07Hz,2H),3.56(dq,J=9.55,7.07Hz,2H),4.47(t,J=5.62Hz,1H)。
ステップ3:3-(2-オキソ-1-ピペリジニル)プロパナールの合成
窒素下、1-[3,3-ビス(エチルオキシ)プロピル]-2-ピペリジノン(1.52g,6.61mmol)をCHCl(100mL)中に含む溶液をトリフルオロ酢酸(TFA)(1.5mL,19.5mmol)で処理し、周囲温度で1時間撹拌した。更に1.5mLのTFAを添加し、出発物質の完全消費についてTLC(EtOAc,KMnO染色)でモニターした後、反応混合物をCHClと1:1 飽和NaHCO:水(150mL)溶液に分配した。水性物をCHClで2回抽出した後、有機物を合わせ、ブラインで洗浄し、MgSOで乾燥し、濾過し、真空中で濃縮して、所望生成物を透明油状物として得た。H NMR(300MHz,クロロホルム-d)δ ppm 1.78-1.91(m,4H),2.67(t,J=6.11Hz,2H),2.85(td,J=6.42,0.91Hz,2H),3.50(t,J=5.48Hz,2H),3.71(t,J=6.32Hz,2H),9.53-9.58(m,1H)。ESMS:156(M+H)。
ステップ4:5-[(4-フルオロフェニル)メチル]-3-{[3-(2-オキソ-1-ピペリジニル)プロピル]アミノ}-2-ピリジンカルボン酸エチルの合成
窒素下、3-アミノ-5-(4-フルオロベンジル)-2-ピリジンカルボン酸エチル(0.79g,2.9mmol)及び3-(2-オキソ-1-ピペリジニル)プロパナール(0.56g,3.6mmol)を氷酢酸(10mL)中に含む溶液を0℃でトリアセトキシホウ水素化ナトリウム(1.21g,5.7mmol)で30分間処理した。更に30分間撹拌した後、更に0.23gの3-(2-オキソ-1-ピペリジニル)プロパナール及び0.36gのトリアセトキシホウ水素化ナトリウムを添加した。更に1時間撹拌した後、更に0.145gの3-(2-オキソ-1-ピペリジニル)プロパナール及び0.3gのトリアセトキシホウ水素化ナトリウムを添加し、0℃で更に0.5時間撹拌した。反応物を真空中で蒸発させ、残渣をCHCl中に溶解し、2N NaCOで洗浄し、水性物をCHClで2回逆抽出した。有機物を合わせ、ブラインで洗浄し、MgSOで乾燥し、濾過し、真空中で蒸発させた。残渣をCHCl中に溶解し、ヘキサン中10〜100% アセトンを溶離液とするシリカゲルクロマトグラフィーにかけ、純粋な画分を合わせ、真空中で濃縮した後、生成物を透明粘性油状物として得た。H NMR(300MHz,DMSO-d)δ ppm 1.25-1.31(m,3H),1.63-1.77(m,6H),2.19(t,J=5.90Hz,2H),3.12-3.25(m,4H),3.24-3.39(m,2H),3.94(s,2H),4.26(q,J=7.11Hz,2H),7.08-7.16(m,3H),7.31(ddd,J=12.00,5.33,3.02Hz,2H),7.61(t,J=5.69Hz,1H),7.76(d,J=1.82Hz,1H)。ESMS:414(M+H)。
ステップ5:3-{[3-(エチルオキシ)-3-オキソプロパノイル][3-(2-オキソ-1-ピペリジニル)プロピル]アミノ}-5-[(4-フルオロフェニル)メチル]-2-ピリジンカルボン酸エチルの合成
標記化合物を5-[(4-フルオロフェニル)メチル]-3-{[3-(2-オキソ-1-ピペリジニル)プロピル]アミノ}-2-ピリジンカルボン酸エチルから実施例336のステップ3に類似の方法を用いて製造して赤色粘性油状物を得た。H NMR(300MHz,DMSO-d)δ ppm 1.08(t,J=7.16Hz,3H),1.23-1.28(m,3H),1.43-1.59(m,2H),1.60-1.70(m,4H),2.16(t,J=4.91Hz,1H),2.96-3.19(m,6H),3.34-3.40(m,2H),3.83-3.98(m,2H),4.01-4.16(m,2H),4.29(q,J=7.16Hz,2H),7.08-7.17(m,2H),7.30-7.39(m,2H),7.90(d,J=1.82Hz,1H),8.65(d,J=1.82Hz,1H),12.71(br.s.,1H)。ESMS:528(M+H)。
ステップ6:7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1-[3-(2-オキソ-1-ピペリジニル)プロピル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチルの合成
標記化合物を3-{[3-(エチルオキシ)-3-オキソプロパノイル][3-(2-オキソ-1-ピペリジニル)プロピル]アミノ}-5-[(4-フルオロフェニル)メチル]-2-ピリジンカルボン酸エチルから実施例336のステップ4に類似の方法を用いて製造して黄褐色固体を得た。H NMR(400MHz,DMSO-d)δ ppm 1.26(t,J=7.07Hz,3H),1.65-1.77(m,6H),2.19(t,J=6.39Hz,2H),3.21(t,J=5.56Hz,2H),3.34-3.39(m,2H),4.08-4.16(m,2H),4.18(s,2H),4.24(q,J=7.14Hz,2H),7.10-7.17(m,2H),7.36-7.42(m,2H),7.94-7.97(m,1H),8.49(d,J=1.37Hz,1H)。ESMS:482(M+H)。
ステップ7:7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシエチル)-2-オキソ-1-[3-(2-オキソ-1-ピペリジニル)プロピル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミドの合成
標記化合物を7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1-[3-(2-オキソ-1-ピペリジニル)プロピル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル及びエタノールアミンから実施例563に類似の方法を用いて製造してオフホワイト色固体を得た。H NMR(300MHz,DMSO-d)δ ppm 1.64-1.79(m,6H),2.19(t,J=6.42Hz,2H),3.21(t,J=5.58Hz,2H),3.33-3.48(m,4H),3.50-3.61(m,2H),4.15-4.25(m,4H),4.93(t,J=5.05Hz,1H),7.10-7.18(m,2H),7.37-7.44(m,2H),8.00(d,J=1.26Hz,1H),8.55(d,J=1.26Hz,1H),10.41(t,J=5.90Hz,1H)。ESMS:497(M+H)。
(実施例670)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[(2S)-2-ヒドロキシプロピル]-2-オキソ-1-[3-(2-オキソ-1-ピペリジニル)プロピル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1-[3-(2-オキソ-1-ピペリジニル)プロピル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル及び(2S)-1-アミノ-2-プロパノールから実施例563に類似の方法を用いて製造してオフホワイト色固体を得た。H NMR(300MHz,DMSO-d)δ ppm 1.11(d,J=5.90Hz,3H),1.64-1.80(m,6H),2.19(t,J=5.69Hz,2H),3.16-3.27(m,4H),3.34-3.49(m,2H),3.78-3.84(m,1H),4.16-4.25(m,4H),4.96(d,J=4.84Hz,1H),7.11-7.19(m,2H),7.38-7.45(m,2H),8.00(s,1H),8.56(s,1H),10.43(t,J=5.48Hz,1H),17.23(s,1H)。ESMS:511(M+H)。
(実施例671)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-メチル-2-オキソ-1-[3-(2-オキソ-1-ピペリジニル)プロピル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1-[3-(2-オキソ-1-ピペリジニル)プロピル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル及びメチルアミンから実施例563に類似の方法を用いて製造してオフホワイト色固体を得た。H NMR(300MHz,DMSO-d)δ ppm 1.65-1.81(m,6H),2.19(t,J=6.21Hz,2H),2.91(d,J=4.84Hz,3H),3.20(t,J=5.79Hz,2H),3.38(q,J=7.09Hz,2H),4.16-4.25(m,4H),7.11-7.18(m,2H),7.37-7.44(m,2H),8.01(s,1H),8.55(d,J=1.68Hz,1H),10.14(d,J=4.63Hz,1H),17.23(s,1H)。ESMS:467(M+H)。
(実施例672)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[(2R)-2-ヒドロキシプロピル]-2-オキソ-1-[3-(2-オキソ-1-ピペリジニル)プロピル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1-[3-(2-オキソ-1-ピペリジニル)プロピル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル及び(2R)-1-アミノ-2-プロパノールから実施例563に類似の方法を用いて製造して白色固体を得た。H NMR(300MHz,DMSO-d)δ ppm 1.09(t,J=6.63Hz,3H),1.66-1.80(m,6H),2.19(t,J=5.79Hz,2H),3.16-3.25(m,4H),3.34-3.48(m,2H),3.73-3.87(m,1H),4.17-4.24(m,4H),4.96(d,J=4.63Hz,1H),7.11-7.17(m,2H),7.38-7.43(m,2H),8.00(s,1H),8.56(s,1H),10.43(s,1H),16.84(s,1H)。ESMS:511(M+H)。
(実施例673)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[(1R)-2-ヒドロキシ-1-メチルエチル]-2-オキソ-1-[3-(2-オキソ-1-ピペリジニル)プロピル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1-[3-(2-オキソ-1-ピペリジニル)プロピル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル及び(2R)-2-アミノ-1-プロパノールから実施例563に類似の方法を用いて製造して黄褐色固体を得た。H NMR(300MHz,DMSO-d)δ ppm 1.19(d,J=6.74Hz,3H),1.65-1.81(m,6H),2.19(t,J=5.79Hz,2H),3.21(t,J=5.90Hz,2H),3.37(t,J=6.95Hz,2H),3.48(t,J=5.05Hz,2H),4.05(t,J=6.00Hz,1H),4.14-4.23(m,4H),5.00(t,J=5.16Hz,1H),7.10-7.18(m,2H),7.37-7.44(m,2H),7.98(s,1H),8.56(d,J=1.26Hz,1H),10.31-10.39(m,1H),17.24(s,1H)。ESMS:511(M+H)。
(実施例674)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[(1S)-2-ヒドロキシ-1-メチルエチル]-2-オキソ-1-[3-(2-オキソ-1-ピペリジニル)プロピル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1-[3-(2-オキソ-1-ピペリジニル)プロピル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル及び(2S)-2-アミノ-1-プロパノールから実施例563に類似の方法を用いて製造して黄褐色固体を得た。H NMR(300MHz,DMSO-d)δ ppm 1.19(d,J=6.74Hz,3H),1.65-1.80(m,6H),2.19(t,J=5.79Hz,2H),3.21(t,J=5.16Hz,2H),3.37(t,J=7.79Hz,2H),3.48(t,J=5.16Hz,2H),4.00-4.12(m,1H),4.16-4.28(m,4H),5.00(t,J=5.16Hz,1H),7.11-7.18(m,2H),7.41(dd,J=8.74,5.58Hz,2H),7.99(s,1H),8.56(d,J=1.47Hz,1H),10.37(d,J=8.63Hz,1H),17.26(s,1H)。ESMS:511(M+H)。
(実施例675)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[2-(メチルオキシ)エチル]-2-オキソ-1-[2-オキソ-2-(プロピルアミノ)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物をn-プロピルアミンを用いて実施例558と同様にして製造して白色固体を得た。H NMR(d-DMSO)δ 10.23(1H,m),8.54(1H,s),8.10(1H,m),7.72(1H,s),7.31(2H,m),7.10(2H,m),4.84(2H,s),4.10(2H,s),3.50(4H,m),3.27(3H,s),2.96(2H,m),1.32(2H,m),0.77(3H,t,J=7Hz)。HRMS 計算値(C2427FN+H):471.2040、実測値:471.2041。
(実施例676)
1-(2-{[2-(ジメチルアミノ)エチル]アミノ}-2-オキソエチル)-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[2-(メチルオキシ)エチル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物をN,N-ジメチルエチレンジアミンを用いて実施例558と同様にして製造して白色固体を得た。H NMR(d-DMSO)δ 10.23(1H,m),8.53(1H,s),8.10(1H,m),7.71(1H,s),7.31(2H,m),7.10(2H,m),4.85(2H,s),4.10(2H,s),3.49(4H,m),3.27(3H,s),3.10(2H,m),2.21(2H,t,J=7Hz),2.10(6H,s)。HRMS 計算値(C2530FN+H):500.2300、実測値:500.2307。
(実施例677)
1-{2-[(シクロプロピルメチル)アミノ]-2-オキソエチル}-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[2-(メチルオキシ)エチル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を(アミノメチル)シクロプロパンを用いて実施例558と同様にして製造して白色固体を得た。H NMR(d-DMSO)δ 10.23(1H,m),8.53(1H,s),8.24(1H,t,J=5Hz),7.73(1H,s),7.31(2H,m),7.10(2H,m),4.86(2H,s),4.10(2H,s),3.52(4H,m),3.27(3H,s),2.91(2H,t,J=7Hz),0.80(1H,m),0.36(2H,m),0.10(2H,m)。HRMS 計算値(C2527FN+H):483.2040、実測値:483.2040。
(実施例678)
1-{2-[(1,1-ジメチルエチル)アミノ]-2-オキソエチル}-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[2-(メチルオキシ)エチル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物をtert-ブチルアミンを用いて実施例558と同様にして製造して白色固体を得た。H NMR(d-DMSO)δ 10.26(1H,m),8.56(1H,s),7.89(1H,s),7.58(1H,s),7.31(2H,m),7.10(2H,m),4.81(2H,s),4.10(2H,s),3.52(4H,m),3.27(3H,s),1.19(9H,s)。HRMS 計算値(C2529FN+H):485.2190、実測値:485.2195。
(実施例679)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(3-ヒドロキシプロピル)-2-オキソ-1-[3-(2-オキソ-1-ピペリジニル)プロピル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1-[3-(2-オキソ-1-ピペリジニル)プロピル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル及び3-アミノ-1-プロパノールから実施例563に類似の方法を用いて製造して灰色固体を得た。H NMR(400MHz,DMSO-d)δ ppm 1.69-1.79(m,8H),2.21(t,J=6.31Hz,2H),2.82-2.87(m,1H),3.20-3.24(m,2H),3.37(t,J=7.23Hz,2H),3.45-3.56(m,4H),4.17-4.25(m,3H),4.26-4.32(m,1H),7.09-7.15(m,2H),7.35-7.40(m,2H),7.86(s,1H),8.53(s,1H),10.29(s,1H)。ESMS:511(M+H)。
(実施例680)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[2-(メチルオキシ)エチル]-1-(2-{[2-(メチルオキシ)エチル]アミノ}-2-オキソエチル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を2-メトキシエチルアミンを用いて実施例558に類似の方法を用いて製造して白色固体を得た。H NMR(d-DMSO)δ 10.23(1H,m),8.53(1H,s),8.28(1H,m),7.73(1H,s),7.31(2H,m),7.10(2H,m),4.86(2H,s),4.10(2H,s),3.52(4H,m),3.30(2H,m),3.27(3H,s),3.22(3H,s),3.19(2H,m)。HRMS 計算値(C2427FN+H):487.1990、実測値:487.1989。
(実施例681)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシエチル)-1-[4-(メチルオキシ)フェニル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
3,5-ジブロモ-2-ピリジンカルボニトリル
3,5-ジブロモピリジン(30.5g,0.12mmol)をジクロロメタン(80ml)中に溶解し、メチルトリオキソレニウム(150mg.0.603mmol)を添加した。30% 過酸化水素(27mL)を5分間かけてゆっくり添加し、混合物を周囲温度で3時間撹拌した。更に40mLの過酸化水素を添加し、反応物を16時間撹拌した。二酸化マンガン(100mg)を添加し、懸濁液を40分間撹拌した。混合物をジクロロメタンで抽出し、硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過し、減圧下で濃縮した。酢酸エチルを添加し、懸濁液を固体が溶解するまで30分間還流した後、混合物を周囲温度まで冷却し、48時間エージングした。真空濾過により3,5-ジブロモピリジン1-オキシド(25.09g,82%の収率)を薄黄色針状物として集めた。H NMR(CDCl)δ 8.27(s,2H),7.56(s,1H)。
3,5-ジブロモピリジン1-オキシド(25.09g,0.099mol)をアセトニトリル(200mL)中に溶解し、トリエチルアミン(28mL,0.198mol)及びトリメチルシリルシアニド(40ml,0.297mmol)を添加した。反応物を16時間撹拌した後、ジクロロメタン、水性炭酸ナトリウム及び水で希釈し、ジクロロメタンを溶離液としてセライトを介して濾過した。混合物をジクロロメタンで抽出し、シリカゲルクロマトグラフィー(3:2 ヘキサン:酢酸エチルの勾配溶離)により精製して、3,5-ジブロモ-2-ピリジンカルボニトリル(18.98g,73%の収率)を黄褐色固体として得た。H NMR(CDCl)δ 8.68(d,J=2Hz,1H),8.20(d,J=2Hz,1H)。MS m/z 262(M+1)。
3-ブロモ-5-[(4-フルオロフェニル)メチル]-2-ピリジンカルボニトリル
3,5-ジブロモ-2-ピリジンカルボニトリル(4.52g,15.34mmol)をテトラヒドロフラン(75mL)中に溶解し、パラジウムテトラキス(トリフェニルホスフィン)(0.887g,0.767mmol)及び4-フルオロベンジル亜鉛クロリド(46.02mL,テトラヒドロテラン中0.5M)を添加した。混合物を85℃で1時間加熱した。更に12.3mLの4-フルオロベンジル亜鉛クロリドを添加し、反応物を40分間加熱し、周囲温度まで冷却した。混合物を水及び酢酸エチルで希釈し、1N 塩酸(数滴)を添加し、反応物を酢酸エチルで抽出した。有機物をブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下で濃縮した。シリカゲルクロマトグラフィー(0〜100% 酢酸エチル/ヘキサンの勾配溶離)により精製して、3-ブロモ-5-[(4-フルオロフェニル)メチル]-2-ピリジンカルボニトリル(2.54g,57%の収率)を薄黄色固体として得た。H NMR(CDCl)δ 8.48(s,1H),7.74(s,1H),7.15-7.11(m,2H),7.07-7.02(m,2H),4.02(s,2H)。MS m/z 292(M+1)。
5-[(4-フルオロフェニル)メチル]-3-{[4-(メチルオキシ)フェニル]アミノ}-2-ピリジンカルボニトリル
乾いた50mL容量のフラスコに3-ブロモ-5-[(4-フルオロフェニル)メチル]-2-ピリジンカルボニトリル(55.3mg,0.190mmol)、炭酸セシウム(87mg,0.266mmol)、酢酸パラジウム(2.1mg.0.0095mmol)、rac-BINAP(8.9mg,0.0143mmol)、4-(メチルオキシ)アニリン(28mg,0.228mmol)及びトルエン(5mL)を導入した。混合物を5時間還流し、周囲温度まで冷却し、ジクロロメタンを溶離液としてセライトを介して濾過し、減圧下で濃縮した。シリカゲルクロマトグラフィー(0〜100% 酢酸エチル/へキサンの勾配溶離)により精製して、5-[(4-フルオロフェニル)メチル]-3-{[4-(メチルオキシ)フェニル]アミノ}-2-ピリジンカルボニトリル(52.2mg,83%の収率)を白色固体として得た。H NMR(CDCl)δ 7.88(s,1H),7.07-7.02(m,4H),6.98-6.88(m,5H),6.21(br s,1H),3.82(s,2H)。MS m/z 334(M+1)。
5-[(4-フルオロフェニル)メチル]-3-{[4-(メチルオキシ)フェニル]アミノ}-2-ピリジンカルボン酸メチル
5-[(4-フルオロフェニル)メチル]-3-{[4-(メチルオキシ)フェニル]アミノ}-2-ピリジンカルボニトリル(505mg,1.52mmol)をエタノール(50mL)中に溶解し、50% 水酸化ナトリウムを添加し、混合物を100℃で1時間加熱した。反応物を周囲温度まで冷却し、減圧下で濃縮し、6N 塩酸で酸性化した。水性層を酢酸エチルで抽出し、有機物を硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下で濃縮して、5-[(4-フルオロフェニル)メチル]-3-{[4-(メチルオキシ)フェニル]アミノ}-2-ピリジンカルボン酸(560mg,95%の収率)を得た。H NMR(CDCl/メタノール-d)δ 7.95(s,1H),7.32(s,1H),7.01-6.98(m,4H),6.93-6.83(m,4H),3.86(s,2H),3.75(s,3H)。MS m/z 353(M+1)。
5-[(4-フルオロフェニル)メチル]-3-{[4-(メチルオキシ)フェニル]アミノ}-2-ピリジンカルボン酸(560mg,1.59mmol)をN,N-ジメチルホルムアミド(50mL)中に溶解し、炭酸カリウム(483mg,3.50mmol)及びヨードメタン(0.15mL,2.39mmol)を添加した。反応物を周囲温度で3時間撹拌し、酢酸エチル及び水で希釈し、酢酸エチルで抽出した。有機物を硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下で濃縮した。シリカゲルクロマトグラフィー(20〜100% 酢酸エチル/へキサンの勾配溶離)により精製して、5-[(4-フルオロフェニル)メチル]-3-{[4-(メチルオキシ)フェニル]アミノ}-2-ピリジンカルボン酸メチル(373mg,64%の収率)を白色固体として得た。H NMR(CDCl)δ 9.22(s,1H),7.89(s,1H),7.09-7.02(m,4H),6.96-6.86(m,4H),3.97(s,2H),3.82(s,3H),3.80(s,3H)。MS m/z 367(M+1)。
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-[4-(メチルオキシ)フェニル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸メチル
5-[(4-フルオロフェニル)メチル]-3-{[4-(メチルオキシ)フェニル]アミノ}-2-ピリジンカルボン酸メチル(385mg,1.05mmol)から実施例128と同様にして、7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-[4-(メチルオキシ)フェニル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸メチル(418mg,2ステップで92%の収率)を製造した。H NMR(CDCl)δ 8.44(s,1H),7.09-6.93(m,8H),6.74(s,1H),3.99(s,3H),3.92(s,2H),3.87(s,3H)。MS m/z 435(M+1)。
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシエチル)-1-[4-(メチルオキシ)フェニル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-[4-(メチルオキシ)フェニル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸メチル(50mg,0.115mmol)及び2-アミノエタノール(0.03mL)から実施例196に記載されている方法と同様にして、7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシエチル)-1-[4-(メチルオキシ)フェニル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド(47mg,89%の収率)を白色固体として製造した。H NMR(CDCl)δ 10.18(s,1H),8.44(s,1H),7.08-7.02(m,4H),6.98-6.94(m,2H),6.91-6.87(m,2H),6.74(s,1H),3.90(s,2H),3.85(s,3H),3.71(m,2H),3.53(m,2H)。HRMS m/z 計算値(C2523FN):464.1616、実測値:464.1617。
(実施例682)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-メチル-1-[4-(メチルオキシ)フェニル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-[4-(メチルオキシ)フェニル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸メチル(50mg,0.115mmol)及びメチルアミンから実施例196に記載されている方法と同様にして、7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-メチル-1-[4-(メチルオキシ)フェニル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド(48mg,97%の収率)を白色固体として製造した。H NMR(CDCl)δ 9.96(s,1H),8.48(s,1H),7.11-7.05(m,4H),7.01-6.98(m,4H),6.77(s,1H),3.92(s,2H),3.87(s,3H),2.95(d,J=4.8Hz,3H)。HRMS m/z 計算値(C2421FN):434.1511、実測値:434.1512。
(実施例683)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[2-(メチルオキシ)エチル]-1-[4-(メチルオキシ)フェニル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-[4-(メチルオキシ)フェニル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸メチル(50mg,0.115mmol)及び[2-(メチルオキシ)エチル]アミンから実施例196に記載されている方法と同様にして、7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[2-(メチルオキシ)エチル]-1-[4-(メチルオキシ)フェニル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド(47mg,89%の収率)を白色固体として製造した。H NMR(CDCl)δ 10.14(s,1H),8.47(s,1H),7.12-7.04(m,4H),7.00-6.96(m,2H),6.93-6.89(m,2H),6.74(s,1H),3.91(s,2H),3.86(s,3H),3.59(m,2H),3.51(m,2H),3.31(s,3H)。HRMS m/z 計算値(C2625FN):478.1773、実測値:478.1773。
(実施例684)
1-[2-(エチルアミノ)-2-オキソエチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[2-(メチルオキシ)エチル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物をエチルアミンをTHF中に含む溶液を用いて実施例558と同様にして製造して白色固体を得た。H NMR(d-DMSO)δ 10.23(1H,m),8.54(1H,s),8.12(1H,t,J=5Hz),7.74(1H,s),7.31(2H,m),7.10(2H,m),4.82(2H,s),4.11(2H,s),3.50(4H,m),3.27(3H,s),3.03(2H,m),0.95(3H,t,J=7Hz)。HRMS 計算値(C2325FN+H):457.1880、実測値:457.1885。
(実施例685)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシエチル)-2-オキソ-1-(テトラヒドロ-2-フラニルメチル)-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を実施例647に記載されている方法と同様にして製造して白色固体を得た。H NMR(400MHz,CDCl)δ 10.41(m,1H),8.53(s,1H),7.69(s,1H),7.16(dd,J=8.3,5.5Hz,2H),7.01(t,J=8.8Hz,2H),4.44(dd,J=14.7,2.3Hz,1H),4.12(m,1H),4.10(s,2H),3.98(dd,J=14.7,7.5Hz,1H),3.84(m,2H),3.64-3.55(m,4H),2.04(m,1H),1.87-1.79(m,2H),1.59(m,1H)。HRMS m/z 計算値(C2325F(M+H)):442.1779、実測値:442.1773。
(実施例686)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[2-(メチルオキシ)エチル]-2-オキソ-1-(テトラヒドロ-2-フラニルメチル)-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を実施例647に記載されている方法と同様にして製造して白色固体を得た。H NMR(400MHz,CDCl)δ 10.29(s,1H),8.52(s,1H),7.69(s,1H),7.15(m,2H),7.00(m,2H),4.47(d,J=14.4Hz,1H),4.13(m,1H),4.09(s,2H),3.98(dd,J=13.9,7.4Hz,1H),3.65-3.54(m,6H),3.38(s,3H),2.04(m,2H),1.85-1.78(m,4H),1.60(m,1H)。HRMS m/z 計算値(C2427F(M+H)):456.1936、実測値:456.1929。
(実施例687)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-メチル-2-オキソ-1-(テトラヒドロ-2-フラニルメチル)-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を実施例647に記載されている方法と同様にして製造して白色固体を得た。H NMR(400MHz,CDCl)δ 10.08(s,1H),8.54(s,1H),7.71(s,1H),7.17(m,2H),7.02(m,2H),4.46(d,J=14.2Hz,1H),4.17-4.00(m,2H),4.11(s,2H),3.60(m,2H),3.00(s,3H),2.05(m,1H),1.88-1.81(m,2H),1.62(m,1H)。HRMS m/z 計算値(C2223F(M+H)):412.1673、実測値:412.1665。
(実施例688)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[(2S)-2-ヒドロキシプロピル]-2-オキソ-1-[3-(2-オキソヘキサヒドロ-1H-アゼピン-1-イル)プロピル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
ステップ1:N-[3,3-ビス(エチルオキシ)プロピル]-6-クロロヘキサンアミドの合成
標記化合物を[3,3-ビス(エチルオキシ)プロピル]アミン及び6-クロロヘキサノイルクロリドから実施例669のステップ1に類似の方法を用いて製造して黄色粘性油状物を得た。H NMR(300MHz,DMSO-d)δ ppm 1.10(t,J=7.09Hz,6H),1.28-1.40(m,2H),1.44-1.56(m,2H),1.59-1.75(m,4H),2.04(t,J=7.23Hz,2H),3.01-3.09(m,2H),3.41(dq,J=9.55,7.07Hz,2H),3.50-3.64(m,4H),4.48(t,J=5.69Hz,1H),7.74(t,J=5.33Hz,1H)。ESMS:302(M+Na)。
ステップ2:1-[3,3-ビス(エチルオキシ)プロピル]ヘキサヒドロ-2H-アゼピン-2-オンの合成
標記化合物を[3,3-ビス(エチルオキシ)プロピル]アミンから実施例669のステップ2に類似の方法を用いて製造して黄色粘性油状物を得た。H NMR(300MHz,DMSO-d)δ ppm 1.10(t,J=7.02Hz,6H),1.52(td,J=10.28,5.40Hz,4H),1.58-1.71(m,4H),2.36-2.41(m,2H),3.24-3.30(m,2H),3.30(s,1H),3.33(s,1H),3.42(dq,J=9.53,7.03Hz,2H),3.55(dq,J=9.49,7.08Hz,2H),4.45(t,J=5.62Hz,1H)。ESMS:266(M+Na)。
ステップ3:3-(2-オキソヘキサヒドロ-1H-アゼピン-1-イル)プロパナールの合成
標記化合物を1-[3,3-ビス(エチルオキシ)プロピル]ヘキサヒドロ-2H-アゼピン-2-オンを用いて実施例669のステップ3に類似の方法を用いて製造して黄色油状物を得た。H NMR(400MHz,DMSO-d)δ ppm 1.46-1.56(m,4H),1.58-1.66(m,2H),2.38(td,J=4.99,1.74Hz,2H),2.58(td,J=6.63,2.10Hz,2H),3.34-3.37(m,2H),3.53-3.57(m,2H),9.62(t,J=2.10Hz,1H)。ESMS:170(M+H)。
ステップ4:5-[(4-フルオロフェニル)メチル]-3-{[3-(2-オキソヘキサヒドロ-1H-アゼピン-1-イル)プロピル]アミノ}-2-ピリジンカルボン酸エチルの合成
標記化合物を3-アミノ-5-(4-フルオロベンジル)-2-ピリジンカルボン酸エチル及び3-(2-オキソヘキサヒドロ-1H-アゼピン-1-イル)プロパナールから実施例669のステップ4に類似の方法を用いて製造して透明な油状物を得た。H NMR(300MHz,DMSO-d)δ ppm 1.28(t,J=7.09Hz,3H),1.47-1.58(m,4H),1.58-1.74(m,4H),2.36-2.44(m,2H),3.15(q,J=6.74Hz,2H),3.28-3.38(m,4H),3.94(s,2H),4.26(q,J=7.07Hz,2H),7.07-7.16(m,3H),7.27-7.34(m,2H),7.62(t,J=5.62Hz,1H),7.77(d,J=1.82Hz,1H)。ESMS:428(M+H)。
ステップ5:3-{[3-(エチルオキシ)-3-オキソプロパノイル][3-(2-オキソヘキサヒドロ-1H-アゼピン-1-イル)プロピル]アミノ}-5-[(4-フルオロフェニル)メチル]-2-ピリジンカルボン酸エチルの合成
標記化合物を5-[(4-フルオロフェニル)メチル]-3-{[3-(2-オキソヘキサヒドロ-1H-アゼピン-1-イル)プロピル]アミノ}-2-ピリジンカルボン酸エチルから実施例336のステップ3に類似の方法を用いて製造して橙色粘性油状物を得た。H NMR(300MHz,DMSO-d)δ ppm 1.06-1.11(m,3H),1.22-1.29(m,3H),1.34-1.65(m,8H),2.33-2.41(m,2H),3.02-3.07(m,2H),3.24(d,J=7.02Hz,2H),3.36(s,1H),3.47(s,3H),3.83-3.98(m,2H),4.05-4.15(m,2H),4.21-4.34(m,2H),7.07-7.18(m,2H),7.30-7.41(m,2H),7.90(d,J=1.83Hz,1H),8.65(d,J=1.97Hz,1H)。ESMS:542(M+H)。
ステップ6:7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1-[3-(2-オキソヘキサヒドロ-1H-アゼピン-1-イル)プロピル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチルの合成
標記化合物を3-{[3-(エチルオキシ)-3-オキソプロパノイル][3-(2-オキソヘキサヒドロ-1H-アゼピン-1-イル)プロピル]アミノ}-5-[(4-フルオロフェニル)メチル]-2-ピリジンカルボン酸エチルから実施例336のステップ4に類似の方法を用いて製造して黄褐色固体を得た。H NMR(300MHz,DMSO-d)δ ppm 1.26(t,J=7.16Hz,3H),1.47-1.60(m,4H),1.60-1.73(m,4H),2.34-2.45(m,2H),3.34(dd,J=11.48,8.11Hz,4H),3.39(s,1H),4.06-4.17(m,2H),4.19(s,2H),4.24(q,J=7.16Hz,2H),7.11-7.18(m,2H),7.37-7.44(m,2H),7.96(s,1H),8.49(d,J=1.47Hz,1H)。ESMS:496(M+H)。
ステップ7:7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[(2S)-2-ヒドロキシプロピル]-2-オキソ-1-[3-(2-オキソヘキサヒドロ-1H-アゼピン-1-イル)プロピル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミドの合成
標記化合物を7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1-[3-(2-オキソヘキサヒドロ-1H-アゼピン-1-イル)プロピル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル及び(2S)-1-アミノ-2-プロパノールから実施例563に類似の方法を用いて製造してオフホワイト色固体を得た。H NMR(300MHz,DMSO-d)δ ppm 1.08-1.13(m,3H),1.55(d,J=2.74Hz,4H),1.63(s,2H),1.65-1.78(m,2H),2.41(d,J=10.11Hz,2H),3.19(s,1H),3.38(d,J=6.95Hz,5H),3.81(s,1H),4.16-4.25(m,4H),4.96(d,J=4.63Hz,1H),7.11-7.17(m,2H),7.38-7.44(m,2H),8.00(s,1H),8.56(d,J=1.47Hz,1H),10.44(t,J=6.21Hz,1H),17.21(s,1H)。ESMS:525(M+H)。
(実施例689)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(4-ヒドロキシブチル)-2-オキソ-1-[3-(2-オキソヘキサヒドロ-1H-アゼピン-1-イル)プロピル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1-[3-(2-オキソヘキサヒドロ-1H-アゼピン-1-イル)プロピル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル及び4-アミノ-1-ブタノールから実施例563に類似の方法を用いて製造してオフホワイト色固体を得た。H NMR(300MHz,DMSO-d)δ ppm 1.25-1.85(m,12H),2.35-2.45(m,2H),3.40(ddd,J=18.53,12.53,6.42Hz,8H),4.15-4.23(m,4H),4.44(t,J=5.16Hz,1H),7.14(t,J=8.95Hz,2H),7.37-7.43(m,2H),7.99(s,1H),8.56(d,J=1.47Hz,1H),10.31(t,J=6.11Hz,1H),17.21(s,1H)。ESMS:539(M+H)。
(実施例690)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(3-ヒドロキシプロピル)-2-オキソ-1-[3-(2-オキソヘキサヒドロ-1H-アゼピン-1-イル)プロピル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1-[3-(2-オキソヘキサヒドロ-1H-アゼピン-1-イル)プロピル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル及び3-アミノ-1-プロパノールから実施例563に類似の方法を用いて製造してオフホワイト色固体を得た。H NMR(300MHz,DMSO-d)δ ppm 1.54(d,J=4.42Hz,4H),1.60-1.76(m,6H),2.36-2.44(m,2H),3.33-3.39(m,4H),3.39-3.52(m,4H),4.15-4.24(m,4H),4.60(t,J=5.05Hz,1H),7.14(ddd,J=9.00,6.69,2.00Hz,2H),7.38-7.44(m,2H),7.99(d,J=1.47Hz,1H),8.56(d,J=1.47Hz,1H),10.33(t,J=5.90Hz,1H),17.23(s,1H)。ESMS:525(M+H)。
(実施例691)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[(2R)-2-ヒドロキシプロピル]-2-オキソ-1-[3-(2-オキソヘキサヒドロ-1H-アゼピン-1-イル)プロピル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1-[3-(2-オキソヘキサヒドロ-1H-アゼピン-1-イル)プロピル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル及び(2R)-1-アミノ-2-プロパノールから実施例563に類似の方法を用いて製造してオフホワイト色固体を得た。H NMR(300MHz,DMSO-d)δ ppm 1.06-1.12(m,4H),1.54(d,J=5.05Hz,4H),1.60-1.75(m,4H),2.36-2.45(m,2H),3.15-3.25(m,1H),3.32-3.47(m,4H),3.82(ddd,J=10.84,6.63,4.42Hz,1H),4.15-4.24(m,4H),4.96(d,J=4.84Hz,1H),7.10-7.18(m,2H),7.38-7.44(m,2H),8.00(d,J=1.26Hz,1H),8.56(d,J=1.47Hz,1H),10.44(t,J=5.58Hz,1H),17.21(s,1H)。ESMS:525(M+H)。
(実施例692)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[3-(メチルオキシ)プロピル]-2-オキソ-1-[3-(2-オキソヘキサヒドロ-1H-アゼピン-1-イル)プロピル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1-[3-(2-オキソヘキサヒドロ-1H-アゼピン-1-イル)プロピル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル及び[3-(メチルオキシ)プロピル]アミンから実施例563に類似の方法を用いて製造して橙色固体を得た。H NMR(300MHz,DMSO-d)δ ppm 1.54(d,J=3.58Hz,4H),1.64(d,J=7.16Hz,2H),1.69-1.75(m,2H),1.77-1.82(m,2H),2.38-2.44(m,2H),3.24-3.26(m,3H),3.34-3.47(m,8H),4.15-4.25(m,4H),7.11-7.18(m,2H),7.40(dd,J=8.63,5.69Hz,2H),8.00(s,1H),8.56(d,J=1.26Hz,1H),10.34(t,J=5.90Hz,1H),17.19(s,1H)。ESMS:539(M+H)。
(実施例693)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(3-ヒドロキシブチル)-2-オキソ-1-[3-(2-オキソヘキサヒドロ-1H-アゼピン-1-イル)プロピル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1-[3-(2-オキソヘキサヒドロ-1H-アゼピン-1-イル)プロピル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル及び4-アミノ-2-ブタノールから実施例563に類似の方法を用いて製造してオフホワイト色固体を得た。H NMR(300MHz,DMSO-d)δ ppm 1.10(d,J=6.32Hz,3H),1.37-1.87(m,10H),2.36-2.45(m,2H),3.32-3.48(m,5H),3.63-3.77(m,2H),4.12-4.23(m,4H),4.62(br.s.,1H),7.14(ddd,J=9.05,6.63,2.21Hz,2H),7.37-7.44(m,2H),7.99(d,J=1.05Hz,1H),8.56(d,J=1.26Hz,1H),10.35(t,J=5.69Hz,1H),17.26(s,1H)。ESMS:539(M+H)。
(実施例694)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[(1S)-2-ヒドロキシ-1-メチルエチル]-2-オキソ-1-[3-(2-オキソヘキサヒドロ-1H-アゼピン-1-イル)プロピル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1-[3-(2-オキソヘキサヒドロ-1H-アゼピン-1-イル)プロピル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル及び(2S)-2-アミノ-1-プロパノールから実施例563に類似の方法を用いて製造してオフホワイト色固体を得た。H NMR(300MHz,DMSO-d)δ ppm 1.19(d,J=6.53Hz,3H),1.47-1.58(m,4H),1.61-1.74(m,4H),2.41(d,J=11.58Hz,2H),3.38(t,J=6.95Hz,4H),3.48(t,J=5.05Hz,2H),3.97-4.12(m,1H),4.15-4.27(m,4H),4.98-5.02(m,1H),7.14(t,J=8.95Hz,2H),7.41(dd,J=8.84,5.69Hz,2H),7.99(s,1H),8.56(d,J=1.47Hz,1H),10.37(d,J=8.00Hz,1H),17.24(s,1H)。ESMS:525(M+H)。
(実施例695)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1-[3-(2-オキソヘキサヒドロ-1H-アゼピン-1-イル)プロピル]-N-[3-(2-オキソ-1-ピロリジニル)プロピル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1-[3-(2-オキソヘキサヒドロ-1H-アゼピン-1-イル)プロピル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル及び1-(3-アミノプロピル)-2-ピロリジノンから実施例563に類似の方法を用いて製造してオフホワイト色固体を得た。H NMR(300MHz,DMSO-d)δ ppm 1.54(d,J=3.58Hz,4H),1.59-1.65(m,2H),1.65-1.81(m,4H),1.84-1.97(m,2H),2.21(t,J=8.21Hz,2H),2.35-2.47(m,2H),3.24(t,J=6.74Hz,2H),3.35(td,J=7.05,2.95Hz,8H),4.15-4.25(m,4H),7.14(t,J=8.95Hz,2H),7.31-7.54(m,2H),8.00(s,1H),8.56(d,J=1.47Hz,1H),10.31(t,J=5.90Hz,1H),17.15(s,1H)。ESMS:592(M+H)。
(実施例696)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシエチル)-2-オキソ-1-[3-(2-オキソヘキサヒドロ-1H-アゼピン-1-イル)プロピル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1-[3-(2-オキソヘキサヒドロ-1H-アゼピン-1-イル)プロピル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル及びエタノールアミンから実施例563に類似の方法を用いて製造してオフホワイト色固体を得た。H NMR(300MHz,DMSO-d)δ ppm 1.54(d,J=5.05Hz,4H),1.60-1.75(m,4H),2.41(d,J=11.16Hz,2H),3.34-3.42(m,4H),3.45(t,J=5.58Hz,2H),3.53-3.63(m,2H),4.16-4.24(m,4H),4.93(t,J=4.21Hz,1H),7.11-7.18(m,2H),7.37-7.45(m,2H),8.00(s,1H),8.56(d,J=1.47Hz,1H),10.41(t,J=6.00Hz,1H),17.20(s,1H)。ESMS:511(M+H)。
(実施例697)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-メチル-2-オキソ-1-[3-(2-オキソヘキサヒドロ-1H-アゼピン-1-イル)プロピル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1-[3-(2-オキソヘキサヒドロ-1H-アゼピン-1-イル)プロピル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル及びエタノール中のN-メチルアミンから実施例563に類似の方法を用いて製造してオフホワイト色固体を得た。H NMR(300MHz,DMSO-d)δ ppm 1.54(d,J=4.42Hz,4H),1.61-1.77(m,4H),2.35-2.44(m,2H),2.91(d,J=4.84Hz,3H),3.34-3.42(m,4H),4.14-4.23(m,4H),7.14(t,J=8.95Hz,2H),7.40(dd,J=8.84,5.48Hz,2H),7.99(s,1H),8.56(d,J=1.47Hz,1H),10.14(d,J=4.63Hz,1H),17.22(s,1H)。ESMS:481(M+H)。
(実施例698)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[(1R)-2-ヒドロキシ-1-メチルエチル]-2-オキソ-1-[3-(2-オキソヘキサヒドロ-1H-アゼピン-1-イル)プロピル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1-[3-(2-オキソヘキサヒドロ-1H-アゼピン-1-イル)プロピル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボン酸エチル及び(2R)-2-アミノ-1-プロパノールから実施例563に類似の方法を用いて製造してオフホワイト色固体を得た。H NMR(300MHz,DMSO-d)δ ppm 1.19(d,J=6.74Hz,3H),1.48-1.59(m,4H),1.59-1.75(m,4H),2.35-2.47(m,2H),3.33-3.42(m,4H),3.48(t,J=5.05Hz,2H),3.99-4.12(m,1H),4.14-4.23(m,4H),4.97-5.02(m,1H),7.14(ddd,J=8.95,6.63,2.11Hz,2H),7.24-7.54(m,2H),7.98(s,1H),8.56(d,J=1.47Hz,1H),10.37(d,J=8.00Hz,1H),17.24(s,1H)。ESMS:525(M+H)。
(実施例699)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシエチル)-2-オキソ-1-(3-ピリジニル)-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を実施例681に記載されている方法と同様にして98%の収率で白色固体として製造した。H NMR(CDCl)δ 10.10(m,1H),8.78(d,J=4.8Hz,1H),8.52(s,1H),8.49(d,J=2.4Hz,1H),7.59(d,J=8Hz,1H),7.53(dd,J=8,4.8Hz,1H),7.00-6.90(m,4H),6.65(s,1H),3.93(s,2H),3.79(m,2H),3.58(m,2H)。MS m/z 435(M+1)。
(実施例700)
N-[(2R)-2,3-ジヒドロキシプロピル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1-(3-ピリジニル)-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を実施例681に記載されている方法と同様にして93%の収率で白色固体として製造した。H NMR(メタノール-d/CDCl)δ 10.00(m,1H),8.72(d,J=4.8Hz,1H),8.46(s,1H),8.43(s,1H),7.58(d,J=8Hz,1H),7.53(dd,J=8,4.8Hz,1H),6.96-6.85(m,4H),6.62(s,1H),3.90(s,2H),3.76(m,1H),3.56-3.42(m,4H)。MS m/z 465(M+1)。
(実施例701)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-メチル-2-オキソ-1-(3-ピリジニル)-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を実施例681に記載されている方法と同様にして92%の収率で白色固体として製造した。H NMR(CDCl)δ 9.77(br s,1H),8.79(d,J=4.8Hz,1H),8.53(d,J=1.2Hz,1H),8.51(d,J=2Hz,1H),7.60(d,J=8Hz,1H),7.54(dd,J=8,4.8Hz,1H),7.00-6.90(m,4H),6.67(s,1H),3.94(s,2H),2.97(d,J=4.8Hz,3H)。MS m/z 405(M+1)。
(実施例702)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[2-(メチルオキシ)エチル]-2-オキソ-1-(3-ピリジニル)-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を実施例681に記載されている方法と同様にして97%の収率で白色固体として製造した。H NMR(CDCl)δ 9.97(br s,1H),8.78(d,J=4.8Hz,1H),8.52-8.50(m,2H),7.60(d,J=8Hz,1H),7.53(dd,J=8,4.8Hz,1H),6.99-6.90(m,4H),6.64(s,1H),3.93(s,2H),3.61(m,2H),3.52(m,2H),3.33(s,3H)。MS m/z 449(M+1)。
(実施例703)
N-[2-(アセチルアミノ)エチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1-(3-ピリジニル)-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を実施例681に記載されている方法と同様にして98%の収率で白色固体として製造した。H NMR(CDCl)δ 10.03(br s,1H),8.80(br s,1H),8.54(s,1H),8.52(s,1H),7.63(d,J=8Hz,1H),7.57(m,1H),7.00-6.91(m,4H),6.67(s,1H),6.01(br s,1H),3.95(s,2H),3.57(m,2H),3.45(m,2H),1.95(s,3H)。MS m/z 476(M+1)。
(実施例704)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシエチル)-2-オキソ-1-[3-(1-ピペリジニルスルホニル)フェニル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を実施例681に記載されてい方法と同様にして98%の収率で白色固体として製造した。H NMR(CDCl)δ 10.11(br s,1H),8.53(s,1H),7.90(d,J=7.6Hz,1H),7.74(t,J=7.6Hz,1H),7.63(s,1H),7.44(d,J=8.4Hz,1H),7.01-6.91(m,4H),6.62(s,1H),3.94(s,2H),3.81(m,2H),3.59(m,2H),3.03(m,4H),1.63(m,4H),1.44(m,2H)。MS m/z 581(M+1)。
(実施例705)
N-(2,3-ジヒドロキシプロピル)-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1-[3-(1-ピペリジニルスルホニル)フェニル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を実施例681に記載されている方法と同様にして91%の収率で白色固体として製造した。H NMR(メタノール-d/CDCl)δ 9.90(br s,1H),8.32(s,1H),7.75(d,J=8Hz,1H),7.62(t,J=8Hz,1H),7.46(s,1H),7.31(d,J=7.6Hz,1H),6.86-6.74(m,4H),6.51(s,1H),3.80(s,2H),3.64(br s,1H),3.46-3.28(m,4H),2.85(m,4H),1.47(br s,4H),1.28(m,2H)。MS m/z 611(M+1)。
(実施例706)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[2-(メチルオキシ)エチル]-2-オキソ-1-[3-(1-ピペリジニルスルホニル)フェニル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を実施例681に記載されている方法と同様にして98%の収率で白色固体として製造した。H NMR(CDCl)δ 9.98(br s,1H),8.52(s,1H),7.90(d,J=8Hz,1H),7.73(t,J=8Hz,1H),7.64(s,1H),7.44(d,J=8Hz,1H),7.01-6.91(m,4H),6.62(s,1H),3.93(s,2H),3.62(m,2H),3.54(m,2H),3.34(s,3H),3.03(m,4H),1.63(m,4H),1.45(m,2H)。MS m/z 595(M+1)。
(実施例707)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-メチル-2-オキソ-1-[3-(1-ピペリジニルスルホニル)フェニル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を実施例681に記載されている方法と同様にして85%の収率で白色固体として製造した。H NMR(CDCl)δ 9.77(br s,1H),8.53(s,1H),7.91(d,J=7.6Hz,1H),7.74(t,J=7.6Hz,1H),7.64(s,1H),7.44(d,J=7.6Hz,1H),6.99-6.91(m,4H),6.63(s,1H),3.93(s,2H),3.03-2.96(m,7H),1.64(br s,4H),1.44(m,2H)。MS m/z 551(M+1)。
(実施例708)
N-[2-(アセチルアミノ)エチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1-[3-(1-ピペリジニルスルホニル)フェニル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を実施例681に記載されている方法と同様にして77%の収率で白色固体として製造した。H NMR(CDCl)δ 10.05(br s,1H),8.53(s,1H),7.91(d,J=7.6,1H),7.75(t,J=8Hz,1H),7.64(s,1H),7.44(d,J=7.6Hz,1H),7.01-6.91(m,4H),6.64(s,1H),6.05(br s,1H),3.94(s,2H),3.57(m,2H),3.46(m,2H),3.03(m,4H),1.95(s,3H),1.64(m,4H),1.45(m,2H)。MS m/z 622(M+1)。
(実施例709)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-(2-ヒドロキシエチル)-N-メチル-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を実施例647に記載されている方法と同様にして製造して白色固体を得た・H NMR(400MHz,CDCl)δ 10.00(br,1H),8.43(s,1H),7.60(s,1H),7.12(m,2H),6.99(m,2H),4.35(m,2H),4.06(s,2H),3.97(m,2H),2.99(d,J=4.8Hz,3H)。MS m/z 372(M+1)。
(実施例710)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-(2-ヒドロキシエチル)-N-[2-(メチルオキシ)エチル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を実施例647に記載されている方法と同様にして製造して、白色固体を得た。H NMR(400MHz,CDCl)δ 10.24(br,1H),8.47(s,1H),7.59(s,1H),7.13(m,2H),6.99(m,2H),4.36(m,2H),4.08(s,2H),3.96(m,2H),3.63(m,2H),3.58(m,2H),3.40(s,3H)。MS m/z 416(M+1)。
(実施例711)
N-[2-(アセチルアミノ)エチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-(2-ヒドロキシエチル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を実施例647に記載されている方法と同様にして製造して白色固体を得た。H NMR(400MHz,CDCl)δ 10.24(br,1H),8.40(s,1H),7.70(s,1H),7.11(m,2H),6.95(m,2H),4.27(m,2H),4.05(s,2H),3.82(m,2H),3.50(m,2H),3.39(m,2H),1.91(s,3H)。MS m/z 443(M+1)。
(実施例712)
7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N,1-ビス(2-ヒドロキシエチル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を実施例647に記載されている方法と同様にして製造して白色固体を得た。H NMR(400MHz,CDCl/CDOD)δ 10.28(br,1H),8.43(s,1H),7.69(s,1H),7.10(m,2H),6.95(m,2H),4.28(m,2H),4.06(s,2H),3.80(m,2H),3.72(m,2H),3.53(m,2H)。MS m/z 402(M+1)。
(実施例713)
1-(2,3-ジヒドロキシプロピル)-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシエチル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を実施例647に記載されている方法と同様にして製造して白色固体を得た。H NMR(400MHz,CDCl)δ 10.32(br,1H),8.42(s,1H),7.96(s,1H),7.18(m,2H),6.98(m,2H),4.40(m,1H),4.23(dd,J=14.4,6.8Hz,1H),4.11(s,2H),3.94(m,2H),3.62-3.51(m,4H)。MS m/z 432(M+1)。
(実施例714)
1-(2,3-ジヒドロキシプロピル)-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[2-(メチルオキシ)エチル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を実施例647に記載されている方法と同様にして製造して白色固体を得た。H NMR(400MHz,CDCl)δ 10.13(br,1H),8.51(s,1H),7.66(s,1H),7.13(m,2H),7.00(m,2H),4.42(dd,J=14.8,6.0Hz,1H),4.17(dd,J=14.8,6.0Hz,1H),4.05(s,2H),3.95(m,1H),3.66-3.50(m,6H),3.39(s,3H)。MS m/z 446(M+1)。
(実施例715)
1-(2,3-ジヒドロキシプロピル)-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-メチル-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
標記化合物を実施例647に記載されている方法と同様にして製造して白色固体を得た。H NMR(400MHz,CDCl)δ 9.90(br,1H),8.52(s,1H),7.66(s,1H),7.13(m,2H),7.00(m,2H),4.43(dd,J=14.8,6.4Hz,1H),4.17(dd,J=14.8,6.0Hz,1H),4.10(s,2H),3.94(m,1H),3.62(dd,J=12.0,3.6Hz,1H),3.51(dd,J=12.0,2.8Hz,1H),3.00(d,J=4.8Hz,3H)。MS m/z 402(M+1)。

Claims (9)

  1. 式(Ia):
    Figure 0004859676
    [式中、

    (a)水素、
    (b)C3-7シクロアルキル、C(O)R(ここで、Rはヘテロ環である)、または場合によりオキソで置換されていてもよいヘテロ環で置換されているC1-8アルキル、または
    (c)場合によりS(O)(ここで、RはC1-8アルキルであり、mは2である)で置換されていてもよいC6-14アラルキル
    であり;

    (a)場合によりC1-8アルキル、C3-7シクロアルキル、OR、SR、C(O)N(R)、NRC(O)R、または場合によりオキソまたはRで置換されていてもよいヘテロ環(ここで、R及びRは独立して水素、NO、OR、C(O)R、場合によりORで置換されていてもよいC1-8アルキル、C6-14アリールまたはヘテロ環である)で置換されていてもよいC1-8アルキル、
    (b)C3-7シクロアルキル、
    (c)C1-8ハロアルキル、
    (d)場合によりオキソで置換されていてもよいヘテロ環、または
    (e)N(R){ここで、R及びRは独立して水素、NO、OR、C(O)R、場合によりORで置換されていてもよいC1-8アルキル、C6-14アリールまたはヘテロ環である(ここで、Rは水素、C1-8アルキルまたはC6-14アリールである)}]
    の化合物またはその製薬上許容される塩。
  2. 式(Ia):
    Figure 0004859676
    [式中、
    は場合によりC(O)N(R)(ここで、R及びRは独立して水素またはC1-8アルキルである)で置換されていてもよいC1-8アルキルであり、
    は場合によりOR(ここで、Rは水素またはC1-8アルキルである)で置換されていてもよいC1-8アルキルであり、
    ただし、R がC - アルキルのとき、R はC - アルキルでもOR (ここで、R はC - アルキルである)で置換されたC - アルキルでもあり得ない
    の化合物またはその製薬上許容される塩。
  3. 7-(4-フルオロベンジル)-4-ヒドロキシ-N-(2-メトキシエチル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    7-ベンジル-N-(シクロプロピルメチル)-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    7-ベンジル-4-ヒドロキシ-1-[4-(メチルスルホニル)ベンジル]-2-オキソ-N-(ピリジン-4-イルメチル)-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    7-ベンジル-N,4-ジヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    N-シクロプロピル-7-(4-フルオロベンジル)-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1-[2-(2-オキソピロリジン-1-イル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    7-(4-フルオロベンジル)-4-ヒドロキシ-N-(2-モルホリン-4-イルエチル)-2-オキソ-1-[2-(2-オキソピロリジン-1-イル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    7-ベンジル-4-ヒドロキシ-N-(2-メトキシエチル)-1-(2-モルホリン-4-イル-2-オキソエチル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    4-ヒドロキシ-N-(2-メチルプロピル)-2-オキソ-7-(フェニルメチル)-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    N-シクロヘプチル-4-ヒドロキシ-2-オキソ-7-(フェニルメチル)-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    N-シクロペンチル-4-ヒドロキシ-2-オキソ-7-(フェニルメチル)-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    N-シクロブチル-4-ヒドロキシ-2-オキソ-7-(フェニルメチル)-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    4-ヒドロキシ-N-[2-(メチルオキシ)エチル]-2-オキソ-7-(フェニルメチル)-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    4-ヒドロキシ-2-オキソ-N-(2-フェニルエチル)-7-(フェニルメチル)-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    4-ヒドロキシ-2-オキソ-N-(1-フェニルエチル)-7-(フェニルメチル)-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    N-(シクロヘキシルメチル)-4-ヒドロキシ-2-オキソ-7-(フェニルメチル)-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    N-(2-フラニルメチル)-4-ヒドロキシ-2-オキソ-7-(フェニルメチル)-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    N-シクロヘキシル-4-ヒドロキシ-2-オキソ-7-(フェニルメチル)-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    4-ヒドロキシ-2-オキソ-7-(フェニルメチル)-N-(2-チエニルメチル)-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    N-シクロプロピル-4-ヒドロキシ-2-オキソ-7-(フェニルメチル)-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    N-シクロブチル-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    N-シクロプロピル-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-N-(2-フラニルメチル)-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-N-[3-(2-オキソ-1-ピロリジニル)プロピル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-N-[2-(1-ピロリジニル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    (±)-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-N-(テトラヒドロ-2-フラニルメチル)-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-N-[2-(1-ピペリジニル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-N-(4-ピリジニルメチル)-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-N-(2-ピリジニルメチル)-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-N-(3-ピリジニルメチル)-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-N-(ヘキサヒドロ-1H-アゼピン-1-イル)-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[2-(4-モルホリニル)エチル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    7-[(-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[3-(4-モルホリニル)プロピル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-N-[2-(2-ピリジニル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[2-(1H-イミダゾール-4-イル)エチル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    ベンジル-N-シクロブチル-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1-[2-(2-オキソピロリジン-1-イル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    7-ベンジル-N-シクロプロピル-4-ヒドロキシ-1-[4-(メチルスルホニル)ベンジル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    7-ベンジル-N-シクロブチル-4-ヒドロキシ-1-[4-(メチルスルホニル)ベンジル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    7-ベンジル-4-ヒドロキシ-N-(2-メトキシエチル)-1-[4-(メチルスルホニル)ベンジル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    7-ベンジル-N-(2-フリルメチル)-4-ヒドロキシ-1-[4-(メチルスルホニル)ベンジル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    7-ベンジル-N-シクロプロピル-4-ヒドロキシ-1-[(1-メチル-1H-イミダゾール-2-イル)メチル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    7-(4-フルオロベンジル)-4-ヒドロキシ-N-(2-メトキシエチル)-2-オキソ-1-[2-(2-オキソピロリジン-1-イル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    7-ベンジル-4-ヒドロキシ-N-(2-メトキシエチル)-1-[(1-メチル-1H-イミダゾール-2-イル)メチル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    7-ベンジル-4-ヒドロキシ-1-(2-モルホリン-4-イル-2-オキソエチル)-2-オキソ-N-(ピリジン-4-イルメチル)-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    7-(4-フルオロベンジル)-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1-[2-(2-オキソピロリジン-1-イル)エチル]-N-(ピリジン-4-イルメチル)-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    7-ベンジル-1-(シクロプロピルメチル)-4-ヒドロキシ-N-(2-メトキシエチル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    7-ベンジル-N-シクロブチル-1-(シクロプロピルメチル)-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    7-ベンジル-N-シクロブチル-4-ヒドロキシ-1-(2-モルホリン-4-イルエチル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    7-ベンジル-4-ヒドロキシ-1-[4-(メチルスルホニル)ベンジル]-N-(3-モルホリン-4-イルプロピル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    7-ベンジル-4-ヒドロキシ-1-[4-(メチルスルホニル)ベンジル]-2-オキソ-N-(2-ピロリジン-1-イルエチル)-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    7-ベンジル-N-シクロブチル-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1-(1,3-チアゾール-2-イルメチル)-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    7-ベンジル-4-ヒドロキシ-N-(2-メトキシエチル)-2-オキソ-1-(1,3-チアゾール-2-イルメチル)-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    7-(4-フルオロベンジル)-4-ヒドロキシ-N-(2-メトキシエチル)-1-[4-(メチルスルホニル)ベンジル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    7-(4-フルオロベンジル)-4-ヒドロキシ-1-[4-(メチルスルホニル)ベンジル]-2-オキソ-N-(ピリジン-4-イルメチル)-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    7-(4-フルオロベンジル)-4-ヒドロキシ-1-[4-(メチルスルホニル)ベンジル]-2-オキソ-N-(ピリジン-3-イルメチル)-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    7-(4-フルオロベンジル)-4-ヒドロキシ-1-[4-(メチルスルホニル)ベンジル]-N-(2-モルホリン-4-イルエチル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    N-(2-フラニルメチル)-4-ヒドロキシ-1-[(4-ニトロフェニル)メチル]-2-オキソ-7-(フェニルメチル)-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    4-ヒドロキシ-N-[2-(メチルオキシ)エチル]-1-[(4-ニトロフェニル)メチル]-2-オキソ-7-(フェニルメチル)-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    N-シクロブチル-4-ヒドロキシ-1-[(4-ニトロフェニル)メチル]-2-オキソ-7-(フェニルメチル)-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    1-[(4-アミノフェニル)メチル]-N-シクロブチル-4-ヒドロキシ-2-オキソ-7-(フェニルメチル)-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
    及びその製薬上許容される塩
    からなる群から選択される化合物。
  4. 7-(4-フルオロベンジル)-4-ヒドロキシ-N-(2-メトキシエチル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    N-シクロプロピル-7-(4-フルオロベンジル)-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1-[2-(2-オキソピロリジン-1-イル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    7-(4-フルオロベンジル)-4-ヒドロキシ-N-(2-モルホリン-4-イルエチル)-2-オキソ-1-[2-(2-オキソピロリジン-1-イル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    7-ベンジル-4-ヒドロキシ-N-(2-メトキシエチル)-1-(2-モルホリン-4-イル-2-オキソエチル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    4-ヒドロキシ-N-[2-(メチルオキシ)エチル]-2-オキソ-7-(フェニルメチル)-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-N-[3-(2-オキソ-1-ピロリジニル)プロピル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[2-(4-モルホリニル)エチル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    7-[(-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[3-(4-モルホリニル)プロピル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    7-ベンジル-4-ヒドロキシ-N-(2-メトキシエチル)-1-[4-(メチルスルホニル)ベンジル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    7-(4-フルオロベンジル)-4-ヒドロキシ-N-(2-メトキシエチル)-2-オキソ-1-[2-(2-オキソピロリジン-1-イル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    7-ベンジル-4-ヒドロキシ-N-(2-メトキシエチル)-1-[(1-メチル-1H-イミダゾール-2-イル)メチル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    7-ベンジル-1-(シクロプロピルメチル)-4-ヒドロキシ-N-(2-メトキシエチル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    7-ベンジル-4-ヒドロキシ-N-(2-メトキシエチル)-2-オキソ-1-(1,3-チアゾール-2-イルメチル)-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    7-(4-フルオロベンジル)-4-ヒドロキシ-N-(2-メトキシエチル)-1-[4-(メチルスルホニル)ベンジル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
    及びその製薬上許容される塩からなる群から選択される化合物。
  5. 7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシエチル)-1-メチル-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシエチル)-1-メチル-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミドナトリウム塩、
    1-[2-(ジメチルアミノ)-2-オキソエチル]-7-(4-フルオロベンジル)-4-ヒドロキシ-N-メチル-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    1-[2-(ジメチルアミノ)-2-オキソエチル]-7-(4-フルオロベンジル)-3-[(メチルアミノ)カルボニル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-4-オールナトリウム
    7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-[2-(メチルアミノ)-2-オキソエチル]-N-[2-(メチルオキシ)エチル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    1-[2-(ジメチルアミノ)-2-オキソエチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[2-(メチルオキシ)エチル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    1-[2-(ジメチルアミノ)-2-オキソエチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-3-({[2-(メチルオキシ)エチル]アミノ}カルボニル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-4-オールナトリウム
    7-(4-フルオロベンジル)-4-ヒドロキシ-N-[(2R)-2-ヒドロキシプロピル]-2-オキソ-1-[2-(2-オキソピロリジン-1-イル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-3-({[(2R)-2-ヒドロキシプロピル]アミノ}カルボニル)-2-オキソ-1-[2-(2-オキソ-1-ピロリジニル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-4-オールナトリウム
    7-(4-フルオロベンジル)-4-ヒドロキシ-N-[(2S)-2-ヒドロキシプロピル]-2-オキソ-1-[2-(2-オキソピロリジン-1-イル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    1-(2-アミノ-2-オキソエチル)-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[2-(メチルオキシ)エチル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    1-(4-フルオロフェニル)-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシエチル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    1-(4-フルオロフェニル)-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-3-{[(2-ヒドロキシエチル)アミノ]カルボニル}-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-4-オールナトリウム
    N-[(2R)-2,3-ジヒドロキシプロピル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-メチル-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    7-(4-フルオロベンジル)-4-ヒドロキシ-N-(2-メトキシエチル)-2-オキソ-1-[2-(2-オキソピロリジン-1-イル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-[(1-メチル-1H-イミダゾール-2-イル)メチル]-N-[2-(メチルオキシ)エチル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-1-[(1-メチル-1H-イミダゾール-2-イル)メチル]-3-({[2-(メチルオキシ)エチル]アミノ}カルボニル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-4-オールナトリウム
    1-エチル-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[(1S)-2-ヒドロキシ-1-メチルエチル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    1-エチル-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-3-({[(1S)-2-ヒドロキシ-1-メチルエチル]アミノ}カルボニル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-4-オールナトリウム
    及びその製薬上許容される塩からなる群から選択される化合物。
  6. 7-ベンジル-4-ヒドロキシ-N-(2-メトキシエチル)-1-(2-モルホリン-4-イル-2-オキソエチル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[2-(メチルオキシ)エチル]-1-[2-(4-モルホリニル)-2-オキソエチル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    1-[2-(ジメチルアミノ)-2-オキソエチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[2-(メチルオキシ)エチル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    7-(4-フルオロベンジル)-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシ-1-メチルエチル)-2-オキソ-1-[2-(2-オキソピロリジン-1-イル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    7-(4-フルオロベンジル)-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシプロピル)-2-オキソ-1-[2-(2-オキソピロリジン-1-イル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    N-[2-(エチルオキシ)エチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-[2-(4-モルホリニル)-2-オキソエチル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-メチル-2-オキソ-N-[2-(2-オキソ-1-イミダゾリジニル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-メチル-N-{2-[メチル(メチルスルホニル)アミノ]エチル}-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    (±)-1-[2-(ジメチルアミノ)-2-オキソエチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシ-1-メチルエチル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシエチル)-1-(3-ヒドロキシプロピル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-(3-ヒドロキシプロピル)-N-{2-[メチル(メチルスルホニル)アミノ]エチル}-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    1-[2-(ジメチルアミノ)-2-オキソエチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシ-1,1-ジメチルエチル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-(3-ヒドロキシプロピル)-N-{2-[(1-メチルエチル)スルホニル]エチル}-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    1-[2-(シクロプロピルアミノ)-2-オキソエチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-メチル-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    1-{2-[[(ジメチルアミノ)カルボニル](メチル)アミノ]エチル}-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシエチル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシエチル)-2-オキソ-1-[2-(2-オキソ-1-ピペリジニル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシ-1-メチルエチル)-2-オキソ-1-[2-(2-オキソ-1-ピペリジニル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    7-(4-フルオロベンジル)-4-ヒドロキシ-N-(2-メトキシエチル)-2-オキソ-1-[2-オキソ-2-(1,3-チアゾリジン-3-イル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(3-ヒドロキシプロピル)-2-オキソ-1-[2-(2-オキソ-1-ピペリジニル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[(2S)-2-ヒドロキシプロピル]-1-[3-(メチルオキシ)プロピル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(3-ヒドロキシブチル)-2-オキソ-1-[2-(2-オキソ-1-ピペリジニル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    7-(4-フルオロベンジル)-4-ヒドロキシ-1-{2-[(2-メトキシエチル)アミノ]-2-オキソエチル}-N-メチル-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシエチル)-2-オキソ-1-[3-(2-オキソ-1-ピペリジニル)プロピル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(3-ヒドロキシプロピル)-2-オキソ-1-[3-(2-オキソヘキサヒドロ-1H-アゼピン-1-イル)プロピル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[(1S)-2-ヒドロキシ-1-メチルエチル]-2-オキソ-1-[3-(2-オキソヘキサヒドロ-1H-アゼピン-1-イル)プロピル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N(2-ヒドロキシエチル)-2-オキソ-1-[3-(2-オキソヘキサヒドロ-1H-アゼピン-1-イル)プロピル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
    及びその製薬上許容される塩
    からなる群から選択される化合物。
  7. 7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシエチル)-2-オキソ-1-[2-(2-オキソ-1-ピロリジニル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[2-(メチルオキシ)エチル]-2-オキソ-1-[2-オキソ-2-(1-ピロリジニル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシエチル)-2-オキソ-1-[2-オキソ-2-(1-ピロリジニル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシブチル)-2-オキソ-1-[3-(2-オキソヘキサヒドロ-1H-アゼピン-1-イル)プロピル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシエチル)-1-[3-(メチルオキシ)プロピル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[2-(メチルオキシ)エチル]-2-オキソ-1-[2-オキソ-2-(1-ピペリジニル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[2-(4-モルホリニル)エチル]-2-オキソ-1-[2-オキソ-2-(1-ピペリジニル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシ-1-メチルエチル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシエチル)-2-オキソ-1-[2-オキソ-2-(1-ピペリジニル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    (±)-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[1-メチル-2-(メチルオキシ)エチル]-2-オキソ-1-[2-オキソ-2-(1-ピペリジニル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    (±)-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシ-1-メチルエチル)-2-オキソ-1-[2-オキソ-2-(1-ピペリジニル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    N-[2-(エチルオキシ)エチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1-[2-オキソ-2-(1-ピペリジニル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    (±)-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシプロピル)-2-オキソ-1-[2-オキソ-2-(1-ピペリジニル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    1-(2-アミノ-2-オキソエチル)-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[2-(メチルオキシ)エチル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    7-(4-フルオロベンジル)-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシ-1-メチルエチル)-2-オキソ-1-[2-(2-オキソピロリジン-1-イル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    7-(4-フルオロベンジル)-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシプロピル)-2-オキソ-1-[2-(2-オキソピロリジン-1-イル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    7-(4-フルオロベンジル)-4-ヒドロキシ-N-メチル-2-オキソ-1-[2-(2-オキソピロリジン-1-イル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-(2-メチルプロピル)-2-オキソ-N-[2-(2-オキソ-1-イミダゾリジニル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    1-(シクロプロピルメチル)-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-N-[3-(2-オキソ-1-ピロリジニル)プロピル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    7-(4-フルオロベンジル)-4-ヒドロキシ-N-(2-メトキシ-1-メチルエチル)-2-オキソ-1-[2-(2-オキソピロリジン-1-イル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    7-(4-フルオロベンジル)-4-ヒドロキシ-N-(3-モルホリン-4-イルプロピル)-2-オキソ-1-[2-(2-オキソピロリジン-1-イル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    N-[2-(エチルオキシ)エチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-[2-(4-モルホリニル)-2-オキソエチル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    (±)-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[1-メチル-2-(メチルオキシ)エチル]-1-[2-(4-モルホリニル)-2-オキソエチル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    (±)-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシ-1-メチルエチル)-1-[2-(4-モルホリニル)-2-オキソエチル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシエチル)-2-オキソ-1-[3-(1-ピロリジニルスルホニル)プロピル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-メチル-2-オキソ-1-[2-オキソ-2-(1-ピロリジニル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    (±)-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[1-メチル-2-(メチルオキシ)エチル]-2-オキソ-1-[2-オキソ-2-(1-ピロリジニル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシプロピル)-2-オキソ-1-[2-オキソ-2-(1-ピロリジニル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    N-[2-(エチルオキシ)エチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1-[2-オキソ-2-(1-ピロリジニル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシエチル)-2-オキソ-1-(4-ピリジニルメチル)-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    1-[2-(1,1-ジオキシドテトラヒドロ-2H-1,2-チアジン-2-イル)エチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシエチル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    (±)-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシ-1-メチルエチル)-2-オキソ-1-[2-オキソ-2-(1-ピロリジニル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    1-[2-(ジメチルアミノ)-2-オキソエチル]-7-(4-フルオロベンジル)-4-ヒドロキシ-N-メチル-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、1-[2-(ジメチルアミノ)-2-オキソエチル]-N-[2-(エチルオキシ)エチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    1-[2-(ジエチルアミノ)-2-オキソエチル]-7-(4-フルオロベンジル)-4-ヒドロキシ-N-(2-メトキシエチル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    1-[2-(ジメチルアミノ)-2-オキソエチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(3-ヒドロキシ-2,2-ジメチルプロピル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    1-[2-(ジメチルアミノ)-2-オキソエチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(3-ヒドロキシプロピル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    1-[2-(ジメチルアミノ)-2-オキソエチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-{2-[(2-ヒドロキシエチル)オキシ]エチル}-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-メチル-2-オキソ-N-[2-(2-オキソ-1-イミダゾリジニル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシ-1,1-ジメチルエチル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    N-(2,3-ジヒドロキシプロピル)-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-メチル-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、N-[2-(アセチルアミノ)エチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-メチル-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-メチル-N-{2-[メチル(メチルスルホニル)アミノ]エチル}-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシエチル)-2-オキソ-1-(2-ピリジニルメチル)-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    1-[2-(ジメチルアミノ)-2-オキソエチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-{2-[(1-メチルエチル)オキシ]エチル}-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    7-[(2,4-ジフルオロフェニル)メチル]-1-[2-(ジメチルアミノ)-2-オキソエチル]-4-ヒドロキシ-N-[2-(メチルオキシ)エチル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
    1-[2-(ジメチルアミノ)-2-オキソエチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[(2S)-2-ヒドロキシプロピル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    (±)-1-[2-(ジメチルアミノ)-2-オキソエチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシ-1-メチルエチル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    N-{2-[(ジメチルアミノ)スルホニル]エチル}-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-メチル-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    7-(4-フルオロベンジル)-4-ヒドロキシ-N-[(1S)-2-ヒドロキシ-1-メチルエチル]-1-メチル-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    7-(4-フルオロベンジル)-4-ヒドロキシ-N-[(1R)-2-ヒドロキシ-1-メチルエチル]-1-メチル-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    N-[2-(アセチルアミノ)エチル]-1-エチル-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[(1R)-2-ヒドロキシ-1-メチルエチル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    1-エチル-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシ-1-メチルエチル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシエチル)-1-(3-ヒドロキシプロピル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-{2-[メチル(メチルスルホニル)アミノ]エチル}-1-[2-(メチルオキシ)エチル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-(3-ヒドロキシプロピル)-N-{2-[メチル(メチルスルホニル)アミノ]エチル}-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    1-[2-(ジメチルアミノ)-2-オキソエチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[1-(ヒドロキシメチル)シクロペンチル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    1-[2-(ジメチルアミノ)-2-オキソエチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシ-1,1-ジメチルエチル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシ-1-メチルエチル)-1-(3-ヒドロキシプロピル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-(3-ヒドロキシプロピル)-N-{2-[(1-メチルエチル)スルホニル]エチル}-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-(3-ヒドロキシプロピル)-N-メチル-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシプロピル)-1-(3-ヒドロキシプロピル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-(1H-イミダゾール-4-イルメチル)-N-[2-(メチルオキシ)エチル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    7-(4-フルオロベンジル)-4-ヒドロキシ-N-[(2S)-2-ヒドロキシプロピル]-2-オキソ-1-[2-(2-オキソピロリジン-1-イル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    7-(4-フルオロベンジル)-4-ヒドロキシ-N-[(2R)-2-ヒドロキシプロピル]-2-オキソ-1-[2-(2-オキソピロリジン-1-イル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    7-(4-フルオロベンジル)-4-ヒドロキシ-N-(3-メトキシプロピル)-2-オキソ-1-[2-(2-オキソピロリジン-1-イル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    7-(4-フルオロベンジル)-4-ヒドロキシ-N-(3-ヒドロキシプロピル)-2-オキソ-1-[2-(2-オキソピロリジン-1-イル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    1-{2-[アセチル(メチル)アミノ]エチル}-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-メチル-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-[2-(メチルアミノ)-2-オキソエチル]-N-[2-(メチルオキシ)エチル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    1-[2-(シクロプロピルアミノ)-2-オキソエチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[2-(メチルオキシ)エチル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    1-[2-(シクロプロピルアミノ)-2-オキソエチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシエチル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    1-[2-(シクロプロピルアミノ)-2-オキソエチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-メチル-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    1-{2-[[(ジメチルアミノ)カルボニル](メチル)アミノ]エチル}-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシエチル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    1-[3-(2,5-ジオキソ-1-ピロリジニル)プロピル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシエチル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    N-[2-(アセチルアミノ)エチル]-1-ブチル-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    1-[2-(アセチルアミノ)エチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[2-(メチルオキシ)エチル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    1-[2-(アセチルアミノ)エチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシ-1,1-ジメチルエチル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    N-[(2R)-2,3-ジヒドロキシプロピル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-メチル-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    1-(2-{[(ジメチルアミノ)カルボニル]アミノ}エチル)-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[2-(メチルオキシ)エチル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    1-(2-{[(ジメチルアミノ)カルボニル]アミノ}エチル)-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシ-1-メチルエチル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    1-(2-{[(ジメチルアミノ)カルボニル]アミノ}エチル)-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[1-(ヒドロキシメチル)-2-メチルプロピル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    1-(2-{[(ジメチルアミノ)カルボニル]アミノ}エチル)-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[1-メチル-2-(メチルオキシ)エチル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    1-(2-{[(ジメチルアミノ)カルボニル]アミノ}エチル)-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシ-1,1-ジメチルエチル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    7-[(3,4-ジフルオロフェニル)メチル]-1-[2-(ジメチルアミノ)-2-オキソエチル]-4-ヒドロキシ-N-[2-(メチルオキシ)エチル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
    7-[(3,4-ジフルオロフェニル)メチル]-1-[2-(ジメチルアミノ)-2-オキソエチル]-4-ヒドロキシ-N-[(2S)-2-ヒドロキシプロピル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
    7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシエチル)-2-オキソ-1-[3-(2-オキソ-1-ピロリジニル)プロピル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-メチル-2-オキソ-1-[3-(2-オキソ-1-ピロリジニル)プロピル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    {2-[7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-3-({[3-(2-オキソ-1-ピロリジニル)プロピル]アミノ}カルボニル)-1,5-ナフチリジン-1(2H)-イル]エチル}カルバミン酸メチル、
    N-[(2S)-2,3-ジヒドロキシプロピル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-メチル-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1-[2-(2-オキソ-1-ピロリジニル)エチル]-N-[3-(2-オキソ-1-ピロリジニル)プロピル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-{1-[(メチルオキシ)メチル]プロピル}-2-オキソ-1-[2-(2-オキソ-1-ピロリジニル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[1-(ヒドロキシメチル)-2-メチルプロピル]-2-オキソ-1-[2-(2-オキソ-1-ピロリジニル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[1-(ヒドロキシメチル)ブチル]-2-オキソ-1-[2-(2-オキソ-1-ピロリジニル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    1-{2-[アセチル(メチル)アミノ]エチル}-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシ-1-メチルエチル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    1-エチル-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[(1S)-2-ヒドロキシ-1-メチルエチル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[(2S)-2-ヒドロキシプロピル]-1-(3-ヒドロキシプロピル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    1-エチル-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[(1R)-2-ヒドロキシ-1-メチルエチル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシエチル)-2-オキソ-1-[2-(2-オキソ-1-ピペリジニル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[2-(メチルオキシ)エチル]-2-オキソ-1-[2-(2-オキソ-1-ピペリジニル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシ-1-メチルエチル)-2-オキソ-1-[2-(2-オキソ-1-ピペリジニル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシプロピル)-2-オキソ-1-[2-(2-オキソ-1-ピペリジニル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[1-メチル-2-(メチルオキシ)エチル]-2-オキソ-1-[2-(2-オキソ-1-ピペリジニル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1-[2-(2-オキソ-1-ピペリジニル)エチル]-N-[3-(2-オキソ-1-ピロリジニル)プロピル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(4-ヒドロキシブチル)-2-オキソ-1-[2-(2-オキソ-1-ピペリジニル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-メチル-2-オキソ-1-[2-(2-オキソ-1-ピペリジニル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    7-(4-フルオロベンジル)-4-ヒドロキシ-N-(2-メトキシエチル)-2-オキソ-1-{2-オキソ-2-[(2,2,2-トリフルオロエチル)アミノ]エチル}-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    7-(4-フルオロベンジル)-4-ヒドロキシ-N-(2-メトキシエチル)-2-オキソ-1-(2-オキソ-2-チオモルホリン-4-イルエチル)-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    7-(4-フルオロベンジル)-4-ヒドロキシ-N-(2-メトキシエチル)-2-オキソ-1-[2-オキソ-2-(1,3-チアゾリジン-3-イル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    1-{2-[エチル(メチル)アミノ]-2-オキソエチル}-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[2-(メチルオキシ)エチル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-{2-[メチル(メチルオキシ)アミノ]-2-オキソエチル}-N-[2-(メチルオキシ)エチル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[(2R)-2-ヒドロキシプロピル]-2-オキソ-1-[2-(2-オキソ-1-ピペリジニル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(3-ヒドロキシプロピル)-2-オキソ-1-[2-(2-オキソ-1-ピペリジニル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシブチル)-2-オキソ-1-[2-(2-オキソ-1-ピペリジニル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[(1R)-1-(ヒドロキシメチル)-3-メチルブチル]-2-オキソ-1-[2-(2-オキソ-1-ピペリジニル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[(2S)-2-ヒドロキシプロピル]-1-[3-(メチルオキシ)プロピル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[(1R)-2-ヒドロキシ-1-メチルエチル]-1-[3-(メチルオキシ)プロピル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[(1S)-2-ヒドロキシ-1-メチルエチル]-1-[3-(メチルオキシ)プロピル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    1-{2-[アセチル(メチル)アミノ]エチル}-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[(2R)-2-ヒドロキシプロピル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    1-{2-[アセチル(メチル)アミノ]エチル}-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[(1S)-2-ヒドロキシ-1-メチルエチル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(3-ヒドロキシブチル)-2-オキソ-1-[2-(2-オキソ-1-ピペリジニル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    1-{2-[アセチル(メチル)アミノ]エチル}-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシエチル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(3-ヒドロキシ-2-メチルプロピル)-2-オキソ-1-[2-(2-オキソ-1-ピペリジニル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-メチル-1-[2-(メチルアミノ)-2-オキソエチル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    7-(4-フルオロベンジル)-4-ヒドロキシ-N-メチル-2-オキソ-1-{2-オキソ-2-[(2,2,2-トリフルオロエチル)アミノ]エチル}-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    7-(4-フルオロベンジル)-4-ヒドロキシ-1-[2-(イソプロピルアミノ)-2-オキソエチル]-N-メチル-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-メチル-1-{2-[(メチルオキシ)アミノ]-2-オキソエチル}-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    7-(4-フルオロベンジル)-4-ヒドロキシ-1-{2-[(2-メトキシエチル)アミノ]-2-オキソエチル}-N-メチル-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    1-{2-[アセチル(メチル)アミノ]エチル}-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[(1R)-2-ヒドロキシ-1-メチルエチル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    1-シクロプロピル-N-[(2R)-2,3-ジヒドロキシプロピル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    1-[2-(エチルアミノ)-2-オキソエチル]-7-(4-フルオロベンジル)-4-ヒドロキシ-N-メチル-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    1-[2-(tert-ブチルアミノ)-2-オキソエチル]-7-(4-フルオロベンジル)-4-ヒドロキシ-N-メチル-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシエチル)-1-[2-(メチルオキシ)エチル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシエチル)-2-オキソ-1-[3-(2-オキソ-1-ピペリジニル)プロピル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-メチル-2-オキソ-1-[3-(2-オキソ-1-ピペリジニル)プロピル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[(1R)-2-ヒドロキシ-1-メチルエチル]-2-オキソ-1-[3-(2-オキソ-1-ピペリジニル)プロピル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[(1S)-2-ヒドロキシ-1-メチルエチル]-2-オキソ-1-[3-(2-オキソ-1-ピペリジニル)プロピル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    1-{2-[(シクロプロピルメチル)アミノ]-2-オキソエチル}-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[2-(メチルオキシ)エチル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[2-(メチルオキシ)エチル]-1-(2-{[2-(メチルオキシ)エチル]アミノ}-2-オキソエチル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシエチル)-1-[4-(メチルオキシ)フェニル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    1-[2-(エチルアミノ)-2-オキソエチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[2-(メチルオキシ)エチル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[(2S)-2-ヒドロキシプロピル]-2-オキソ-1-[3-(2-オキソヘキサヒドロ-1H-アゼピン-1-イル)プロピル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(3-ヒドロキシプロピル)-2-オキソ-1-[3-(2-オキソヘキサヒドロ-1H-アゼピン-1-イル)プロピル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[(2R)-2-ヒドロキシプロピル]-2-オキソ-1-[3-(2-オキソヘキサヒドロ-1H-アゼピン-1-イル)プロピル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(3-ヒドロキシブチル)-2-オキソ-1-[3-(2-オキソヘキサヒドロ-1H-アゼピン-1-イル)プロピル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[(1S)-2-ヒドロキシ-1-メチルエチル]-2-オキソ-1-[3-(2-オキソヘキサヒドロ-1H-アゼピン-1-イル)プロピル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシエチル)-2-オキソ-1-[3-(2-オキソヘキサヒドロ-1H-アゼピン-1-イル)プロピル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-メチル-2-オキソ-1-[3-(2-オキソヘキサヒドロ-1H-アゼピン-1-イル)プロピル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[(1R)-2-ヒドロキシ-1-メチルエチル]-2-オキソ-1-[3-(2-オキソヘキサヒドロ-1H-アゼピン-1-イル)プロピル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
    及びその製薬上許容される塩からなる群から選択される化合物。
  8. 7-ベンジル-4-ヒドロキシ-N-(2-メトキシエチル)-1-(2-モルホリン-4-イル-2-オキソエチル)-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
    7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[2-(4-モルホリニル)エチル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    7-[(-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[3-(4-モルホリニル)プロピル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    7-(4-フルオロベンジル)-4-ヒドロキシ-N-(2-メトキシエチル)-2-オキソ-1-[2-(2-オキソピロリジン-1-イル)エチル]-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[2-(メチルオキシ)エチル]-1-[2-(4-モルホリニル)-2-オキソエチル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    1-[2-(ジメチルアミノ)-2-オキソエチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[2-(メチルオキシ)エチル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    1-[2-(ジメチルアミノ)-2-オキソエチル]-7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-[2-(4-モルホリニル)エチル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-[2-(4-モルホリニル)-2-オキソエチル]-N-[3-(4-モルホリニル)プロピル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシエチル)-1-[2-(4-モルホリニル)-2-オキソエチル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-1-メチル-N-[2-(4-モルホリニル)エチル]-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシエチル)-1-メチル-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、
    1-[2-(ジメチルアミノ)-2-オキソエチル]-7-(4-フルオロベンジル)-4-ヒドロキシ-N-メチル-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド
    及びその製薬上許容される塩からなる群から選択される化合物。
  9. 7-[(4-フルオロフェニル)メチル]-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシエチル)-1-メチル-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミド、1-[2-(ジメチルアミノ)-2-オキソエチル]-7-(4-フルオロベンジル)-4-ヒドロキシ-N-メチル-2-オキソ-1,2-ジヒドロ-1,5-ナフチリジン-3-カルボキサミドから選択される化合物及びその製薬上許容される塩。
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