JP4859532B2 - 保温弁当箱 - Google Patents

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Description

この発明は、断熱容器の容器口から主容器が内部に収納される保温弁当箱に関する。
この種の保温弁当箱の断熱容器には、外ケースの周壁上部と内ケースの周壁上部が接合され、両ケース間に断熱空間が設けられたものがある。
外ケースの周壁上部と内ケースの周壁上部は、接合領域を形成するため、いずれか一方が他方側に重なるように径方向内側に縮められたり、径方向外側に拡げられたりしている。
断熱空間は、両ケースの接合領域より低い部分に形成されている。この断熱空間は、真空断熱層とされたり、断熱材が設置されたりする。
上記の断熱容器には、両ケースの成形誤差、接合による変形等が原因となって形状誤差が生じる。また、主容器にも形状誤差が生じる。このため、主容器の外周と断熱容器の内周の間には、上記の誤差を考慮した径差が設けられている。これにより、断熱容器と主容器が収納状態で径方向にきつくなることを製品間でバラツキなく確実に防止し、主容器の収納・離脱がいずれの製品でも円滑になるようにしている(例えば、特許文献1)。
特開2005−110734号公報
しかしながら、上述の保温弁当箱では、断熱容器(内ケースの内周ともいえる)と主容器の間に径方向隙間があり、ここに空気が充満する。この空気は、主容器から熱を奪って外部に逃げるため、保温性能を低下させる。
前掲の特許文献1の保温弁当箱は、内ケース側が径方向外側に拡げられているため、外ケース外周の凹凸形成を防止することができるが、断熱容器の上部(内ケースの周壁上部)と主容器の間における径方向隙間が拡大してしまう。このため、前掲の特許文献1の保温弁当箱は、断熱容器と主容器の間から空気が逃げ易い問題がある。また、前掲の特許文献1の保温弁当箱は、収納された主容器が径方向にガタツキ易い問題もある。
そこで、この発明の課題は、内ケースの周壁上部を径方向外側に拡げて前記外ケースの周壁上部に重ねた保温弁当箱において、断熱容器と主容器の間から空気を逃げ難くし、その主容器が径方向にガタツクことを防止することにある。
上記の課題を達成するため、この発明は、外ケースの周壁上部と内ケースの周壁上部が接合され、両ケース間に断熱空間が設けられた断熱容器と、前記断熱容器の容器口から内部に収納される主容器とを備え、前記内ケースの周壁上部を、径方向外側に拡げて前記外ケースの周壁上部に重ね、前記断熱容器と前記主容器を、収納状態で径方向に接触しないように設けた保温弁当箱において、前記主容器の外径を、前記内ケースの周壁上部の拡がり形状に沿うように変化させた構成を採用したものである。
上記構成によれば、前記主容器の外径を前記内ケースの周壁上部の拡がり形状に沿うように変化させたため、内ケースの周壁上部と主容器の間の全域において径方向隙間が拡がることを防止することができる。すなわち、断熱容器と主容器の間から空気が逃げ難くなると共に、その主容器が径方向にガタツクことも防止される。
上述のように、この発明の保温弁当箱は、上記の構成の採用により、断熱容器と主容器の間から空気を逃げ難くし、その主容器が径方向にガタツクことを防止することができる。
以下、この発明の実施形態に係る保温弁当箱を添付図面に基づいて説明する。
図1、図2に示すように、実施形態に係る保温弁当箱は、外ケース1の周壁上部1aと内ケース2の周壁上部2aが接合され、両ケース1、2間に断熱空間3が設けられた断熱容器10と、断熱容器10の容器口から内部に収納される主容器20とを備えるものである。
主容器20の容器口は、断熱蓋21で閉じられるようになっている。
外ケース1の周壁上部1aの内径は、殆ど拡径されていない。前記内ケース2の周壁上部2aを径方向外側に拡げることにより、前記外ケース1の周壁上部1aとの接合領域となる重なり部分が形成されている。両ケース1、2間のうち、係る重なり部分より低い部分には、前記の断熱空間3が形成されている。
断熱空間3は、真空断熱層になっており、ゲッター、銅箔等が適宜に設けられる。
前記断熱容器10の内周と前記主容器20の外周の間には、全域に亘って径方向隙間が設けられている。これにより、主容器20が断熱容器10内に収納された状態で、両容器10、20は、径方向に接触しないようになっている。
具体的には、内ケース2の周壁上部2aより低い部分と主容器20の間は、径方向隙間が概ね間隔d1に設けられている。
ここで、前記主容器20の外径は、前記内ケース2の周壁上部2aの拡がり形状に沿うように変化させられている。これにより、内ケース2の周壁上部2aと主容器20の間の全域において、径方向隙間の拡がりが防止されている。
なお、主容器20の外周上部22は、断熱容器10の上端周に重なる鍔状になっている。断熱容器10と主容器20の間から空気が逃げることを防止するためである。
また、内ケース2の周壁上部2aと主容器20の間の全域において、その径方向隙間は、上記間隔d1以上に確保されている。これにより、断熱容器10と主容器20が収納状態で径方向にきつく接触することを製品間でバラツキなく確実に防止し、主容器20の収納・離脱がいずれの製品でも円滑になるようにしている。
上述のように、この実施形態に係る保温弁当箱は、内ケース2の周壁上部2aと主容器20の間の全域において径方向隙間の拡がりが防止されるため、断熱容器10の上部(内ケース2の周壁上部2a)と主容器20の間から空気を逃げ難くすることができる。結果的に、断熱容器10に収納された主容器20は冷え難くすることができる。
また、この実施形態に係る保温弁当箱は、断熱容器10の上部と主容器20の間の全域において径方向隙間の拡がりが防止されるため、その主容器20が径方向にガタツクことを防止することができる。
さらに、この実施形態に係る保温弁当箱は、内ケース2の周壁上部2aの重なり部分と主容器20の間における径方向隙間が、上記間隔d1になっており、必要最小限化されている。これにより、この実施形態に係る保温弁当箱は、空気の逃げ口を可及的に小さくすることができる。
また、この実施形態に係る保温弁当箱は、段状(テーパでもよい)に形成された周壁上部2aの拡がり形状部分と主容器20の間においてその径方向隙間が上記間隔d1より大きく設けられている。この間は、径方向隙間の寸法精度が最も安定し難い部分である。この実施形態に係る保温弁当箱は、係る部分のみを上記間隔d1より大きくすることにより、主容器20との干渉を確実に防止しつつ、空気を逃げ難くすることができる。なお、断熱容器10の上部と主容器20が純粋に上下方向に接触することは何ら問題ない。
実施形態に係る保温弁当箱の全体構成を示す縦断面図 図1の保温弁当箱の断熱ケース上部を示す部分拡大図
符号の説明
1 外ケース
1a 周壁上部
2 内ケース
2a 周壁上部
3 断熱空間
10 断熱容器
20 主容器
21 断熱蓋
22 外周上部

Claims (1)

  1. 外ケースの周壁上部と内ケースの周壁上部が接合され、両ケース間に断熱空間が設けられた断熱容器と、
    前記断熱容器の容器口から内部に収納される主容器とを備え、
    前記内ケースの周壁上部を、径方向外側に拡げて前記外ケースの周壁上部に重ね、
    前記断熱容器と前記主容器を、収納状態で径方向に接触しないように設けた保温弁当箱において、
    前記主容器の外径を、前記内ケースの周壁上部の拡がり形状に沿うように変化させたことを特徴とする保温弁当箱。
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