JP4858502B2 - 内燃機関のegr装置 - Google Patents

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Description

本発明は、内燃機関のEGR装置に関する。
EGRガス量が目標値よりも少なくなるような状態でEGR弁が作動しなくなった場合に、ノッキングの発生を抑制するべく空燃比をリーン側に制御する技術が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
ここで、EGRガス量が減少するとNOxの発生量が増加する。このNOxが燃料と反応すると、デポジットが生成される。そして、気筒内へ燃料を噴射する燃料噴射弁を備えている場合には、該燃料噴射弁の噴孔に残留している燃料がNOxと反応することによりデ
ポジットが生成され、該噴孔で目詰まりが起こる虞がある。なお、温度が高いほど、またNOxの発生量が多いほど、デポジットが生成し易くなる。
特開2007−100524号公報 特開2007−56730号公報 特開2006−57538号公報 特開2004−285860号公報
本発明は、上記したような問題点に鑑みてなされたものであり、内燃機関のEGR装置において、EGRガス量が減少したときに燃料噴射弁で目詰まりが起こることを抑制できる技術を提供することを目的とする。
上記課題を達成するために本発明による内燃機関のEGR装置は、以下の手段を採用した。すなわち、本発明による内燃機関のEGR装置は、
内燃機関の排気通路と吸気通路とを接続するEGR通路と、
前記EGR通路で開閉するEGR弁と、
内燃機関の気筒外の吸気中へ燃料を噴射する第1噴射弁と、
内燃機関の気筒内へ燃料を噴射する第2噴射弁と、
前記EGR弁の開度が目標開度に合わないときであって該目標開度よりも小さい場合には、前記EGR弁の開度が目標開度に合っているときと比較して、全燃料噴射量に対する前記第1噴射弁からの燃料噴射量の割合を減少させ且つ前記第2噴射弁からの燃料噴射量の割合を増加させる割合変更手段と、
を備えることを特徴とする。
EGR弁の目標開度は、内燃機関の運転状態(例えば機関回転数及び機関負荷)に基づいて決定される。EGR弁の開度が目標開度に合わないときであって、目標開度よりも小さい場合には、EGRガス量が不足するため、NOxの発生量が多くなる。
また、内燃機関の運転状態に基づいて、第1噴射弁及び第2噴射弁からの燃料噴射量の総量が決定される。この燃料噴射量の総量を、第1噴射弁の分と第2噴射弁の分とに分けて夫々の噴射弁から燃料噴射が行われる。EGR弁の開度が目標開度に一致しているときには、燃料噴射量の総量に対する夫々の噴射弁から噴射される燃料の割合も、内燃機関の運転状態に基づいて決定される。
ここで、第2噴射弁は気筒内に燃料を噴射するため、その噴孔が気筒内の燃焼ガスに晒される。つまり、NOxが増加すると、第2噴射弁の噴孔で目詰まりが起こる虞がある。
これに対し第2噴射弁からの燃料噴射量を増加するべく、第2噴射弁からの燃料噴射量の割合を増加させれば、第2噴射弁の噴孔の温度を低下させることができるため、デポジットの生成を抑制することができる。
一方、第1噴射弁は吸気中に燃料を噴射するため、NOxの増加の影響を受け難い。つ
まり、NOxの発生量が増加したとしても、第1噴射弁の噴孔で目詰まりは発生し難い。
そのため、第1噴射弁からの燃料噴射量の割合を減少させても、第1噴射弁の噴孔で目詰まりが起こることはほとんどない。また、第2噴射弁からの燃料噴射量の割合を増加させたときに、第1噴射弁からの燃料噴射量の割合を減少させることにより、燃料噴射量の総量を一定とすることができる。
本発明においては、前記内燃機関の気筒内の温度を推定する推定手段を備え、
前記割合変更手段は、気筒内の温度に基づいて全燃料噴射量に対する前記第1噴射弁及び前記第2噴射弁からの燃料噴射量の割合を変更することができる。
つまり、気筒内の温度が高いほどデポジットが生成し易くなるため、気筒内の温度に応じて燃料噴射量の割合を変更すれば、デポジットの生成を抑制するような燃料噴射量の割合とすることができる。例えば、気筒内の温度が高くなるほど、第2噴射弁からの燃料噴射量の割合を高くする。また、例えば気筒内の温度が所定値以上のときに第2噴射弁からの燃料噴射量の割合を高くする。なお、気筒内の温度に代えて、NOxの生成量または第
2噴射弁の温度、さらには第2噴射弁の噴孔または先端の温度、燃焼温度、既燃ガスの温度としても良い。つまり、デポジットの生成のし易さと相関関係にある数値を取得して、この数値に応じて燃料噴射の割合を変更すれば良い。また、気筒内の温度を代表する値として、これらの値を用いても良い。
本発明においては、前記内燃機関の吸気弁と排気弁とが同時に開弁している期間であるオーバーラップ期間の長さを変更するオーバーラップ期間変更手段を備え、
前記割合変更手段により全燃料噴射量に対する前記第1噴射弁及び前記第2噴射弁からの燃料噴射量の割合を変更するときには、変更しないときよりも、前記オーバーラップ期間を長くすることができる。
第2噴射弁の目詰まりが起こらない場合には、オーバーラップ期間は、内燃機関の運転状態に応じて決定される。一方、オーバーラップ期間を長くすると、吸気ポートまたは排気ポートに排出された既燃ガスをもう一度気筒内へ取り込む内部EGRガスの量が増加するため、気筒内の温度を低下させることができる。これにより、NOxの生成量を減少さ
せることができる。また、EGRガスを補うことができるため、燃費を向上させることができる。例えば、排気弁の閉弁時期を排気上死点よりも早くすると、吸気通路側に吹き返す既燃ガスの量が増加し、この既燃ガスは吸気行程で気筒内に吸入される。そのため、気筒内に残留する既燃ガスが多くなる。また、排気弁の閉弁時期を排気上死点よりも遅くすると、排気通路に一旦排出された既燃ガスが吸気行程で気筒内に逆流する。そのため、気筒内に残留する既燃ガスが多くなる。このようにして、内部EGR量を増加させることができる。
本発明においては、前記オーバーラップ期間は、内燃機関の高負荷運転領域よりも低負荷運転領域のほうを長くすることができる。
内燃機関の高負荷運転領域では、気筒内から吸気ポートへ吹き返すガス量が多くなるため、吸気ポートにデポジットが付着し易くなる。そこで、吸気ポートにデポジットが付着
し易くなるときには、オーバーラップ期間を相対的に短くする。なお、低負荷運転領域のみでオーバーラップ期間を長くしても良い。また、低負荷運転領域のみでオーバーラップ期間が存在するようにしても良い。さらに、負荷に応じてオーバーラップ期間を徐々に変更しても良く、段階的に変更しても良い。なお、オーバーラップ期間を長くしているときには、第2噴射弁からの燃料噴射量の増加を禁止しても良く、併用しても良い。
また、本発明においては、前記オーバーラップ期間は、前記第1噴射弁及び前記第2噴射弁からの燃料噴射量の総量が規定値以下のときに長くすることができる。
燃料噴射量の総量が多くなる運転状態では、気筒内から吸気ポートへ吹き返すガス量が多くなるため、吸気ポートにデポジットが付着し易くなる。これに対し、燃料噴射量の総量が規定値以下のときに限りオーバーラップ期間を長くすれば、吸気ポートにデポジットが付着することを抑制できる。なお、規定値とは、吸気ポートにデポジットが付着することを抑制できる燃料噴射量の総量であり、オーバーラップ期間に応じて決定しても良い。また、オーバーラップ期間は、前記第1噴射弁及び前記第2噴射弁からの燃料噴射量の総量が規定値以下のときのほうが、規定値より多いときよりも、長くしても良い。さらに、燃料噴射量の総量に応じてオーバーラップ期間を徐々に変更しても良く、段階的に変更しても良い。なお、オーバーラップ期間を長くしているときには、第2噴射弁からの燃料噴射量の増加を禁止しても良く、併用しても良い。
なお本発明においては、低負荷運転領域のとき、または燃料噴射量の総量が規定値以下のときに、主にオーバーラップ期間を長くし、それ以外のときには、主に第2噴射弁からの燃料噴射量の割合を増加させることにより第2噴射弁で目詰まりが起こることを抑制してもよい。このようにすることで、低負荷運転領域のとき、または燃料噴射量の総量が規定値以下のときに燃費を向上させることができる。それ以外のときには、吸気ポートにPMが付着することを抑制できる。主にオーバーラップ期間を長くするとは、オーバーラップ期間を許容範囲内で可及的に長くし、それでも第2噴射弁で目詰まりが起こる虞があるときには、第2噴射弁からの燃料噴射量の割合を増加させることを意味する。同様に、主に第2噴射弁からの燃料噴射量の割合を増加させるとは、第2噴射弁からの燃料噴射量の割合を許容範囲内で可及的に増加させ、それでも第2噴射弁で目詰まりが起こる虞があるときには、オーバーラップ期間を長くすることを意味する。
本発明に係る内燃機関のEGR装置によれば、EGRガス量が減少したときに燃料噴射弁で目詰まりが起こることを抑制できる。
以下、本発明に係る内燃機関のEGR装置の具体的な実施態様について図面に基づいて説明する。
図1は、本実施例に係る内燃機関1の概略構成を表す図である。なお、本実施例においては、内燃機関1を簡潔に表示するため、一部の構成要素の表示を省略している。
気筒2内の燃焼室には、シリンダヘッド10に設けられた吸気ポート3を介して吸気管4が接続されている。気筒2への吸気の流入は吸気弁5によって制御される。吸気弁5の開閉は、吸気側カム6の回転駆動によって制御される。また、シリンダヘッド10に設けられた排気ポート7を介して、排気管8が接続されている。気筒2外への排気の排出は排気弁9によって制御される。排気弁9の開閉は排気側カム11の回転駆動によって制御される。
そして、内燃機関1のクランクシャフト13にコンロッド14を介して連結されたピストン15が、気筒2内で往復運動を行う。
また、吸気管4の途中には、該吸気管4を流れる吸気の量を調整する吸気絞り弁16が備えられている。吸気絞り弁16よりも上流の吸気管4には、該吸気管内を流れる空気の量に応じた信号を出力するエアフローメータ95が取り付けられている。このエアフローメータ95により内燃機関1の吸入空気量が検出される。
さらに、排気管8の途中には、該排気管8内を流れる排気の温度に応じた信号を出力する排気温度センサ93が取り付けられている。
また、内燃機関1には、排気管8内を流通する排気の一部(以下、EGRガスという。)を吸気管4へ再循環させるEGR装置30が備えられている。このEGR装置30は、EGR通路31、EGR弁32を備えて構成されている。EGR通路31は、排気管8と、吸気絞り弁16よりも下流の吸気管4と、を接続している。このEGR通路31を通って、EGRガスが再循環される。また、EGR弁32は、EGR通路31の通路断面積を調整することにより、該EGR通路31を流れるEGRガスの量を調整する。EGR弁32には、該EGR弁32の開度を測定する開度センサ33が取り付けられている。
また、内燃機関1の近傍の吸気管4には、燃料を吸気ポート3へ向けて噴射する第1噴射弁81が取り付けられている。また、内燃機関1には、気筒2内へ燃料を噴射する第2噴射弁82が取り付けられている。
次に、吸気弁5および排気弁9の開閉は、開閉機構により行われる。ここで、吸気弁5の開閉動作は吸気側カム6によって行われる。この吸気側カム6は吸気側カムシャフト22に取り付けられ、更に吸気側カムシャフト22の端部には吸気側プーリ24が設けられている。更に、吸気側カムシャフト22と吸気側プーリ24との相対的な回転位相を変更可能とする可変回転位相機構(以下、「吸気側VVT」という)23が設けられている。この吸気側VVT23は、ECU90からの指令に従って吸気側カムシャフト22と吸気側プーリ24との相対的な回転位相を制御する。
また、排気弁9の開閉動作は排気側カム11によって行われる。この排気側カム11は排気側カムシャフト25に取り付けられ、更に排気側カムシャフト25の端部には排気側プーリ27が設けられている。更に、排気側カムシャフト25と排気側プーリ27との相対的な回転位相を変更可能とする可変回転位相機構(以下、「排気側VVT」という)26が設けられている。この排気側VVT26は、ECU90からの指令に従って排気側カムシャフト25と排気側プーリ27との相対的な回転位相を制御する。
そして、吸気側カムシャフト22と排気側カムシャフト25の回転駆動は、クランクシャフト13の駆動力によって行われる。
このようにして、クランクシャフト13の駆動力によって吸気側カムシャフト22および排気側カムシャフト25が回転駆動されて、以て吸気側カム6および排気側カム11によって、吸気弁5および排気弁9の開閉動作が行われる。そして、吸気側VVT23によれば、吸気弁5の開閉時期を変更することができる。また、排気側VVT26によれば、排気弁9の開閉時期を変更することができる。つまり、吸気側VVT23または排気側VVT26の少なくとも一方により、オーバーラップ期間を変更することができる。なお、本実施例においては吸気側VVT23または排気側VVT26の少なくとも一方が、本発明におけるオーバーラップ期間変更手段に相当する。
さらに、内燃機関1には、該内燃機関1を制御するための電子制御ユニットであるECU90が併設されている。このECU90は、CPUの他、各種のプログラム及びマップを記憶するROM、RAM等を備えており、内燃機関1の運転条件や運転者の要求に応じて内燃機関1の運転状態等を制御するユニットである。
ここで、上記各種センサの他、アクセル開度センサ91およびクランクポジションセンサ92がECU90と電気的に接続されている。ECU90はアクセル開度センサ91からアクセル開度に応じた信号を受け取り、この信号に応じて内燃機関1に要求される機関負荷等を算出する。また、ECU90はクランクポジションセンサ92から内燃機関1の出力軸の回転角に応じた信号を受け取り、内燃機関1の機関回転速度を算出する。
そして、本実施例では、EGR弁32が故障したり、PMが付着したりする等により作動しなくなった場合や、目標開度に合わせることができなくなった場合であって、実際の開度が目標開度よりも小さい場合に、第2噴射弁82からの燃料噴射量を増加させ、第1噴射弁81からの燃料噴射量を減少させる。このときに、燃料噴射量の総量は変化させないようにする。つまり、全燃料噴射量に対する第2噴射弁82からの燃料噴射量の割合を増加させる。なお、EGR弁32の目標開度、燃料噴射量の総量、及び変更前の燃料噴射量の割合は、内燃機関1の運転状態に応じて決定される。
第2噴射弁82からの燃料噴射量の割合を増加させることにより、第2噴射弁82からは、より多くの燃料が噴射される。燃料が噴射される際に該燃料が第2噴射弁82から熱を奪うため、第2噴射弁82からの燃料噴射量を増加させることにより、第2噴射弁82の温度をより下降させることができる。
このようにして第2噴射弁82の温度が下降すれば、該第2噴射弁82の噴孔でデポジットが生成されることを抑制できるため、該噴孔で目詰まりが起こることを抑制できる。
図2は、本実施例における制御フローを示したフローチャートである。本ルーチンはECU90により所定の時間毎に繰り返し実行される。
ステップS101では、EGR弁32の実際の開度が目標開度よりも小さいか否か判定される。つまり、EGRガス量が不足する状態であるか否か判定される。なお、EGR弁32が全閉のまま作動しないか否か判定しても良い。判定は、ECU90により設定される目標開度と、開度センサ33により測定される実際の開度とを比較することにより行う。ステップS101で肯定判定がなされた場合にはステップS102へ進み、否定判定がなされた場合には本ルーチンを一旦終了させる。なお、否定判定がなされた場合には、第1噴射弁81及び第2噴射弁82からの燃料噴射量を、内燃機関1の運転状態に応じて決定する。
ステップS102では、第2噴射弁82からの燃料噴射量の割合を増加させる。つまり、第1噴射弁81及び第2噴射弁82からの燃料噴射量の総量に占める第2噴射弁82からの燃料噴射量の割合を増加させる。このときには、規定の割合だけ増加させても良い。なお、本実施例においてはステップS102を処理するECU90が、本発明における割合変更手段に相当する。
このようにして、EGRガス量が不足しても、該第2噴射弁82の温度を下降させることができるため、デポジットの生成を抑制することができる。これにより、第2噴射弁82の噴孔で目詰まりが起こることを抑制できる。
なお、第2噴射弁82からの燃料噴射量の割合を増加させるときには、気筒2内の温度に基づいて増加量を決定しても良い。この気筒2内の温度はデポジットの生成速度と関連する他の数値を用いたり、他の数値で代表したりしても良い。例えば、第2噴射弁82の噴孔の温度としても良く、第2噴射弁82の先端温度としても良く、NOxの生成量とし
ても良い。また、燃焼温度または既燃ガスの温度としても良い。これらは、例えば温度センサを用いて実際の温度を測定したり、内燃機関1の運転状態から温度を推定したりして得ることができる。排気温度センサ93により得られる排気の温度に基づいて推定しても良い。また、NOx濃度を測定するセンサを用いても良い。さらに、これらの温度やNOxの生成量は、機関回転数、機関負荷、点火時期、空燃比、EGRガス量、オーバーラップ期間等と相関関係にあるため、これらの値に基づいて温度等を推定することもできる。この関係は実験等により求めても良い。なお、本実施例においては気筒2内の温度を推定するECU90が、本発明における推定手段に相当する。
ここで、気筒2内の温度が高くなると、NOxの生成量が増加する。また、温度が高く
なるほど、NOxと燃料との反応が促進されるためデポジットの生成速度が速くなる。つ
まり、気筒2内の温度が高くなると、デポジットが生成し易くなるため、第2噴射弁82で目詰まりが起こり易くなる。
これに対し気筒2内の温度が高くなるほど、第2噴射弁82からの燃料噴射量の割合を増加させれば、目詰まりが発生し易いときほど第2噴射弁82の温度をより低くすることができるため、目詰まりの発生を抑制できる。また、燃料噴射量の割合の変更量を必要最低限に抑えることができるため、内燃機関1の運転状態に与える影響を小さくすることもできる。気筒2内の温度と、第2噴射弁82からの燃料噴射量の割合との関係は予め実験等により最適値を求めておいても良い。
また、気筒2内の温度に応じて第2噴射弁82からの燃料噴射量の割合の下限値を設けても良い。この下限値は、目詰まりの発生を抑制し得る値に設定する。
図3は、第2噴射弁82からの燃料噴射量の割合の下限値を設定するフローを示したフローチャートである。本ルーチンは、ECU90により所定の時間毎に繰り返し実行される。
ステップS201では、NOx生成量が算出される。NOx生成量は、機関回転数、機関負荷、点火時期、空燃比、EGRガス量、オーバーラップ期間等に応じて変化するため、これらの関係を予め求めておく。この関係に従って、ECU90はNOx生成量を算出す
る。
ステップS202では、第2噴射弁82の先端温度の目標値を算出する。つまり、目詰まりの発生のし易さと関連する温度の目標値を算出する。これは、気筒2内の温度の目標値を算出しても良い。さらに、第2噴射弁82の先端温度を、噴孔の温度としても良い。
図4は、NOx生成量と、第2噴射弁82の先端温度の目標値との関係を示した図であ
る。第2噴射弁82の先端温度の目標値は、デポジットの生成量を抑制得る値として設定される。図4の実線よりも上側部分はデポジットの生成量が許容範囲を越える領域であり、図4の実線よりも下側部分はデポジットの生成量が許容範囲内となる領域である。つまり、図4の実線上の温度は、許容し得る先端温度の上限値となる。この関係は予め実験等により求める。図4によれば、現時点でのNOx生成量に基づいて、第2噴射弁82の目
詰まりを抑制し得る先端温度の上限値を得ることができる。そして、この上限値を目標値とする。つまり、ステップS201で算出したNOx生成量を図4に代入することで、第
2噴射弁82の先端温度の目標値を得る。
ステップS203では、第2噴射弁82からの燃料噴射量の割合の下限値を算出する。
図5は、第2噴射弁82の先端温度の目標値と、第2噴射弁82からの燃料噴射量の割合の下限値との関係を示した図である。第2噴射弁82の先端温度の目標値が高いほど、NOx生成量が少ないため、第2噴射弁82の目詰まりが起こり難くなるので、第2噴射
弁82からの燃料噴射の割合は低くなる。この関係は予め実験等により求めることができる。ステップS202で算出した第2噴射弁82の先端温度の目標値を図5に代入することにより、第2噴射弁82からの燃料噴射量の割合の下限値を得ることができる。
なお、第2噴射弁82の実際の先端温度は、機関回転数、機関負荷、点火時期、空燃比、EGRガス量、オーバーラップ期間等と相関関係にあるため、これらの値に基づいて得ることができる。
このようにして得られる第2噴射弁82からの燃料噴射量の割合の下限値よりも、実際の割合が小さくならないように、第2噴射弁82からの燃料噴射量の割合を決定する。
以上説明したように本実施例によれば、EGRガス量が不足するような状態であっても、第2噴射弁82の温度を下降させることで、該第2噴射弁82で目詰まりが起こることを抑制できる。また、NOx生成量と第2噴射弁82の先端温度(気筒2内の温度として
も良い)とに応じて、第2噴射弁82からの燃料噴射量の割合の下限値を設定することができるため、より確実に目詰まりの発生を抑制できる。
本実施例では、オーバーラップ期間を調節することにより気筒2内の温度を下降させて、第2噴射弁82の噴孔で目詰まりが起こることを抑制する。その他の装置は実施例1と同じため説明を省略する。
ここで、オーバーラップ期間を長くすることにより、吸気ポート3に吹き返す既燃ガス量が多くなったり、排気ポート7から気筒2内へ逆流する既燃ガス量が多くなったりすると、内部EGRガス量が増加する。これにより、気筒2内の燃焼温度が低下するため、NOxの生成量が減少する。また、燃焼温度の低下により、第2噴射弁82の温度を低下さ
せることもできる。
つまり、オーバーラップ期間を長くすることにより、第2噴射弁82の噴孔においてデポジットが生成されることを抑制できるため、該噴孔で目詰まりが起こることを抑制できる。
図6は、本実施例における制御フローを示したフローチャートである。本ルーチンはECU90により所定の時間毎に繰り返し実行される。
ステップS301では、EGR弁32の実際の開度が目標開度よりも小さいか否か判定される。ここでは、ステップS101と同じ処理がなされる。ステップS301で肯定判定がなされた場合にはステップS302へ進み、否定判定がなされた場合には本ルーチンを一旦終了させる。なお、否定判定がなされた場合には、オーバーラップ期間を、内燃機関1の運転状態に応じて決定する。
ステップS302では、オーバーラップ期間が長くされる。つまり、内燃機関1の運転状態に応じて決定されるオーバーラップ期間よりも長くする。同時に、第2噴射弁82からの燃料噴射量の割合を増加させてもよい。このときには、オーバーラップ期間を規定の
期間だけ長くしても良い。
このようにして、EGRガス量が不足しても、該第2噴射弁82の温度を下降させることができるため、デポジットの生成を抑制することができる。これにより、第2噴射弁82の噴孔で目詰まりが起こることを抑制できる。
なお、オーバーラップ期間を長くするときの度合いを、気筒2内の温度に基づいて決定しても良い。この気筒2内の温度はデポジットの生成速度と関連する他の数値を用いても良い。例えば、第2噴射弁82の噴孔または先端の温度としても良く、NOxの生成量と
しても良い。
図7は、オーバーラップ期間を設定するフローを示したフローチャートである。本ルーチンは、ECU90により所定の時間毎に繰り返し実行される。
ステップS401では、NOx生成量が算出される。NOx生成量は、機関回転数、機関負荷、点火時期、空燃比、EGRガス量、現時点でのオーバーラップ期間等に応じて変化するため、これらの関係を予め求めておく。この関係に従って、ECU90はNOx生成
量を算出する。なお、オーバーラップ期間が長くなるほど、NOx生成量は少なくなる。
ステップS402では、第2噴射弁82の先端温度を算出する。つまり、目詰まりの起こり易さと関連する温度を算出する。気筒2内の温度を算出しても良い。また、第2噴射弁82の先端温度は、噴孔の温度としても良い。第2噴射弁82の先端温度は、機関回転数、機関負荷、点火時期、空燃比、EGRガス量、現時点でのオーバーラップ期間等と相関関係にあるため、これらの値に基づいて得ることができる。なお、オーバーラップ期間が長くなるほど、第2噴射弁82の先端温度が低くなる。
ステップS403では、オーバーラップ期間の目標値を算出する。ステップS401で得られるNOx生成量と、ステップS402で得られる第2噴射弁82の先端温度とから
デポジットの生成速度を算出し、該生成速度から目詰まりを抑制し得るオーバーラップ期間を目標値として算出する。
図8は、デポジットの生成速度とオーバーラップ期間の目標値との関係を示した図である。デポジットの生成速度は、NOx生成量と、第2噴射弁82の先端温度とに応じて変
化するため、これらの関係を予め実験等により求めておく。この関係に基づいてデポジットの生成速度を算出して図8に代入すれば、オーバーラップ期間の目標値を得る事ができる。
このようにして得られるオーバーラップ期間となるように、吸気側VVT23及び排気側VVT26を制御する
以上説明したように本実施例によれば、EGRガス量が不足するような状態であっても、オーバーラップ期間を長くすることで、該第2噴射弁82の噴孔で目詰まりが起こることを抑制できる。また、NOx生成量と第2噴射弁82の先端温度(気筒2内の温度とし
ても良い)とに応じて、オーバーラップ期間を設定することができるため、より確実に目詰まりの発生を抑制できる。
本実施例では、主に第2噴射弁82からの燃料噴射量の割合を増加させることにより目詰まりを抑制する運転領域と、主にオーバーラップ期間を長くすることにより目詰まりを抑制する運転領域と、を設定する。その他の装置は実施例1と同じため説明を省略する。
ここで、内燃機関1が高負荷で運転されているときや、燃料噴射量の総量が多いときにはPMの生成量が多い。このときに、オーバーラップ期間を長くすると、気筒2内から吸気ポート3へ吹き返すガス中に含まれるPMが、吸気ポート3や吸気管4内に付着する虞がある。そこで、本実施例では、PMの発生量が閾値以上となる運転状態のときには、オーバーラップ期間を長くすることよりも、第2噴射弁82からの燃料噴射量の割合の増加を優先させる。
一方、オーバーラップ期間を延長すると、内部EGRの効果により燃費が向上する。そこで、PMの発生量が閾値よりも少ない運転状態のときには、オーバーラップ期間を長くすることを優先させる。
図9は、本実施例における制御フローを示したフローチャートである。本ルーチンはECU90により所定の時間毎に繰り返し実行される。
ステップS501では、EGR弁32の実際の開度が目標開度よりも小さいか否か判定される。ここでは、ステップS101と同じ処理がなされる。ステップS501で肯定判定がなされた場合にはステップS502へ進み、否定判定がなされた場合には本ルーチンを一旦終了させる。なお、否定判定がなされた場合には、第1噴射弁81及び第2噴射弁82からの燃料噴射量と、オーバーラップ期間とを、内燃機関1の運転状態に応じて決定する。
ステップS502では、内燃機関1の運転状態に基づいて、オーバーラップ期間の延長と、第2噴射弁82からの燃料噴射量の割合の増加と、の何れを優先させるのか決定する。
図10は、内燃機関1の運転状態である機関回転数及び機関負荷と、優先させる制御との関係を示した図である。Aで示される運転領域は、低負荷領域であり、オーバーラップ期間の延長を優先させる。また、Bで示される運転領域は、高負荷領域であり、第2噴射弁82からの燃料噴射量の割合の増加を優先させる。
ステップS503では、オーバーラップ期間の延長を優先させる運転領域であるか否か判定する。ステップS503で肯定判定がなされた場合にはステップS504へ進み、否定判定がなされた場合にはステップS507へ進む。
ステップS504では、オーバーラップ期間が延長される。つまり、実施例2で説明した制御がなされる。
ステップS505では、デポジット生成速度が閾値よりも大きいか否か判定される。つまり、オーバーラップ期間の延長のみでは、第2噴射弁82の噴孔で目詰まりが起こることを防ぐことができないか否か判定される。閾値とは、第2噴射弁82の噴孔で目詰まりが発生しないデポジット生成速度の上限値である。ステップS505で肯定判定がなされた場合にはステップS506へ進み、否定判定がなされた場合には本ルーチンを一旦終了させる。
ステップS506では、第2噴射弁82からの燃料噴射量の割合を増加させる。つまり、第2噴射弁82からの燃料噴射量の割合の増加と、オーバーラップ期間の延長とを共に行う。このときには、主としてオーバーラップ期間の延長によりデポジットの生成速度を最大限遅くしつつ、第2噴射弁82からの燃料噴射量の割合の増加によりデポジットの生成速度を閾値以下とする。
ステップS507では、第2噴射弁82からの燃料噴射量の割合の増加のみを行う。つまり、実施例1で説明した制御がなされる。
ステップS508では、デポジット生成速度が閾値よりも大きいか否か判定される。つまり、第2噴射弁82からの燃料噴射量の割合の増加のみでは、第2噴射弁82の噴孔で目詰まりが起こることを防ぐことができないか否か判定される。ステップS508で肯定判定がなされた場合にはステップS509へ進み、否定判定がなされた場合には本ルーチンを一旦終了させる。
ステップS509では、オーバーラップ期間が延長される。つまり、第2噴射弁82からの燃料噴射量の割合の増加と、オーバーラップ期間の延長とを共に行う。このときには、主として第2噴射弁82からの燃料噴射量の割合の増加によりデポジットの生成速度を最大限遅くしつつ、オーバーラップ期間の延長によりデポジットの生成速度を閾値以下とする。
このようにして、第2噴射弁82の噴孔で目詰まりが発生しないようにする制御に優先順位をつけることにより、燃費の向上と、吸気ポート3等へのPMの付着の抑制と、を両立させることができる。
実施例に係る内燃機関の概略構成を表す図である。 実施例1における制御フローを示したフローチャートである。 第2噴射弁からの燃料噴射量の割合の下限値を設定するフローを示したフローチャートである。 NOx生成量と、第2噴射弁の先端温度の目標値との関係を示した図である。 第2噴射弁の先端温度の目標値と、第2噴射弁からの燃料噴射量の割合の下限値との関係を示した図である。 実施例2における制御フローを示したフローチャートである。 オーバーラップ期間を設定するフローを示したフローチャートである。 デポジットの生成速度とオーバーラップ期間の目標値との関係を示した図である。 実施例3における制御フローを示したフローチャートである。 内燃機関の運転状態である機関回転数及び機関負荷と、優先させる制御との関係を示した図である。
符号の説明
1 内燃機関
2 気筒
3 吸気ポート
4 吸気管
5 吸気弁
6 吸気側カム
7 排気ポート
8 排気管
9 排気弁
10 シリンダヘッド
11 排気側カム
13 クランクシャフト
14 コンロッド
15 ピストン
16 吸気絞り弁
22 吸気側カムシャフト
23 吸気側VVT
24 吸気側プーリ
25 排気側カムシャフト
26 排気側VVT
27 排気側プーリ
30 EGR装置
31 EGR通路
32 EGR弁
33 開度センサ
81 第1噴射弁
82 第2噴射弁
90 ECU
91 アクセル開度センサ
92 クランクポジションセンサ
93 排気温度センサ
95 エアフローメータ

Claims (5)

  1. 内燃機関の排気通路と吸気通路とを接続するEGR通路と、
    前記EGR通路で開閉するEGR弁と、
    内燃機関の気筒外の吸気中へ燃料を噴射する第1噴射弁と、
    内燃機関の気筒内へ燃料を噴射する第2噴射弁と、
    前記EGR弁の開度が目標開度に合わないときであって該目標開度よりも小さい場合には、前記EGR弁の開度が目標開度に合っているときと比較して、全燃料噴射量に対する前記第1噴射弁からの燃料噴射量の割合を減少させ且つ前記第2噴射弁からの燃料噴射量の割合を増加させる割合変更手段と、
    を備えることを特徴とする内燃機関のEGR装置。
  2. 前記内燃機関の気筒内の温度を推定する推定手段を備え、
    前記割合変更手段は、気筒内の温度に基づいて全燃料噴射量に対する前記第1噴射弁及び前記第2噴射弁からの燃料噴射量の割合を変更することを特徴とする請求項1に記載の内燃機関のEGR装置。
  3. 前記内燃機関の吸気弁と排気弁とが同時に開弁している期間であるオーバーラップ期間の長さを変更するオーバーラップ期間変更手段を備え、
    前記割合変更手段により全燃料噴射量に対する前記第1噴射弁及び前記第2噴射弁からの燃料噴射量の割合を変更するときには、変更しないときよりも、前記オーバーラップ期間を長くすることを特徴とする請求項1または2に記載の内燃機関のEGR装置。
  4. 前記オーバーラップ期間は、内燃機関の高負荷運転領域よりも低負荷運転領域のほうを長くすることを特徴とする請求項3に記載の内燃機関のEGR装置。
  5. 前記オーバーラップ期間は、前記第1噴射弁及び前記第2噴射弁からの燃料噴射量の総量が規定値以下のときに長くすることを特徴とする請求項3に記載の内燃機関のEGR装置。
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