JP4853229B2 - はんだ印刷方法及びはんだ印刷ヘッド - Google Patents

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本発明は、ワーク上に載置した印刷マスク上にはんだペーストを供給することによってマスク穴にはんだペーストを充填するはんだ印刷方法およびはんだ印刷ヘッドに関する。
従来のはんだ印刷機としては、例えば図12に示すようなものが知られている。このはんだ印刷機11において、ワークWは、ワーク冶具13を介して保持され、スクリーンマスクMは、マスク上下駆動部15を介して保持され、印刷ヘッド17は、ヘッド水平駆動部19とヘッド上下駆動部20を介して保持されている。そして、印刷パターンに合わせて穴が開けられたスクリーンマスクMをワークW上に載せ、印刷ヘッド17によりはんだペーストPをマスクの穴に充填することによって、スクリーンの穴パターンではんだをワークに転写印刷する。
近年、半導体の高機能化、高集積化に伴い、パッケージ基板のはんだバンプを形成するはんだ印刷機においても、印刷バンプのますますの微細化が求められている。このバンプの微細化に伴いマスク穴も微細化する一方、はんだペーストも印刷だれ防止のため高粘度化してきているため、マスク穴への充填力や充填量の精度に対する要求は年々厳しくなってきている。
従来用いられていたスキージ型印刷ヘッド21は、図13(a)に示すようなもので、印刷ヘッド本体23にスキージ25が傾斜して装着されており、このスキージ25とマスクMとの間にはんだペーストPを保持し、マスクM上でスキージ25を水平方向に移動させることによって、ペーストPをマスク穴Hに充填するとともに、スキージ先端でマスクM上のはんだペーストを見切るようにしている。しかしながら、スキージの入り込みによるはんだの掻き出しや、図13(b)に示すようにペーストがスキージの横方向に流れることによる充填圧力不足が問題となってきている。このため、近年では、均一な印圧が機械的に制御可能な密閉型印刷ヘッド31が主流になりつつある。
この密閉型印刷ヘッド31は、図14に示すように、シリンダ33内に充填されたはんだペーストPをピストン35で加圧するため、圧力が拡散することがなく確実にペーストをマスク穴Hに充填することができる。しかしながら、このような密閉型印刷ヘッド31には、ノズル先端にはんだペーストが固着し印刷不良を引き起こすという問題がある。
はんだペーストPは、固体のはんだ粒子37とフラックス39溶剤の混合物で、図15(a)に示すように、はんだ粒子37間がフラックス39で満たされているため流動性を有している。したがって、流動性を維持していれば、ペーストPはマスク穴Hに充填され、マスク除去後には印刷されたはんだペースト41がワーク上に載置される。スキージ型ヘッドでは、ペーストのローリングによる撹拌運動が生じることによってペーストの流動性が維持されるが、密閉型ヘッド31では、ノズル先端付近のはんだは、加圧されても微量な印刷量しか流動せず、液体のフラックス成分のみがノズルとマスクの密着面やマスクとワークの隙間から流出する。このため、図15(b)に示すように、フラックス成分を失ったはんだペーストは、はんだ粒子同士が凝集、固着する。固着したはんだペーストは加圧されても流動性が低く印刷の際マスク穴への充填が困難になり、印刷はんだの欠け43を生じ不良の原因になる。このような状態に対して、従来のはんだ印刷機では、定期的にノズル先端の固着したペーストを廃棄する方法で対処してきたが、今後バンプ微細化に伴い、はんだペーストがより高機能化して材料コストが上昇すると考えられることから、より省資源の方法が求められていた。
なお、このような密閉型印刷ヘッドとしては、この他に特許文献1に示すようなものが知られている。
特開2006−264007
本発明は、上記問題点を解決することその課題とし、ノズル先端部にはんだペーストが固着するのを防止しうるはんだ印刷ヘッドを提供する。
上記課題を解決するため、ワーク(W)上にマスク穴(H)を有するマスク(M)を載置し、このマスク(M)上にはんだペースト(P)を供給することによって、前記マスク穴(H)に前記はんだペースト(P)を充填するはんだ印刷方法において、前記マスク(M)上面を移動するとともに移動方向前方から後方に向かうにしたがい前記マスク(M)上面に近接する印刷用傾斜面(69)と、その先端に形成された印刷用エッジ(69a)とを有している印刷用側壁(67)と、印刷用傾斜面の移動方向前方に、後方から前方に向かうにしたがいマスク(M)面に近接する見切り用傾斜面(73)と、その先端に形成された見切り用エッジ(73a)とを有している見切り用側壁(71)と、前記印刷用側壁と前記見切り用側壁とを両側から挟み込む側壁(75,95)とによって形成される水平断面略矩形状のノズル(65,93)が設けられている印刷ヘッド(51,91,101)を用い、前記両側壁(75,95)の間で前記印刷用傾斜面(69)と前記マスク(M)とに挟まれた空間に前記はんだペースト(P)を供給し、マスク(M)上に滴下されたはんだペースト(P)が、前記印刷用側壁と前記見切り用側壁とに同時に接触せず間隙が生じているような未充填状態にし、この状態で、前記印刷ヘッド(51,91,101)を前方に移動させることによって、前記両側壁(75,95)から前記はんだペースト(P)がはみ出すことなく、前記はんだペースト(P)を前記マスク(M)に向かって押圧して前記マスク穴(H)に充填するという手段を採用することができる。
また、上記課題を解決するため、ワーク(W)上にマスク穴(H)を有するマスク(M)を載置し、このマスク(M)上にはんだペースト(P)を供給することによって、前記マスク穴(M)に前記はんだペースト(P)を充填する印刷ヘッド(51,91,101)であって、前記マスク(M)上面を移動するとともに移動方向前方から後方に向かうにしたがい前記マスク(M)上面に近接する印刷用傾斜面(69)と、その先端に形成された印刷用エッジ(69a)とを有している印刷用側壁(67)と、印刷用傾斜面の移動方向前方に、後方から前方に向かうにしたがいマスク(M)面に近接する見切り用傾斜面(73)と、その先端に形成された見切り用エッジ(73a)とを有している見切り用側壁(71)と、前記印刷用側壁と前記見切り用側壁とを両側から挟み込む側壁(75,95)とによって形成される水平断面略矩形状のノズル(65,93)を備え、前記両側壁(75,95)の間で前記印刷用傾斜面(69)とマスク(M)とに挟まれた空間にはんだペースト(P)を供給し、マスク(M)上に滴下されたはんだペースト(P)が、前記印刷用側壁と前記見切り用側壁とに同時に接触せず間隙が生じているような未充填状態にし、この状態で、前記印刷ヘッドを前方に移動させることによって、前記両側壁(75,95)から前記はんだペースト(P)がはみ出すことなく、前記はんだペースト(P)を前記マスク(M)に向かって押圧して前記マスク穴(H)に充填するという手段を採用することができる。
このような手段によると、はんだペースト(P)は、印刷用傾斜面(69)に沿って流動し、マスク穴(H)に入りきらなかったはんだペースト(P)は循環する。その結果、フラックスが流出したはんだペースト(P)は、残りのはんだペーストと混合撹拌されてフラックスの含有割合が正常に維持され、はんだペーストの固着を防止することができる。
上記課題を解決するため、前記印刷用傾斜面(69)の移動方向前方に、後方から前方に向かうにしたがいマスク(M)面に近接する見切り用傾斜面(73)を設け、前方に移動する際に、前記印刷用傾斜面(69)によってはんだペースト(P)を前記マスク穴(M)に充填するとともに、後方に移動する際に、前記見切り用傾斜面(73)によってマスク(M)面上に残存しているはんだペースト(P)を見切るという手段を採用することができる。このような手段によれば、はんだ見切り工程においても、上記手段と同様に、はんだペースト(P)が見切り用傾斜面(73)に沿って流動し循環する。その結果、フラックスが流出したはんだペースト(P)は、残りのはんだペーストと混合撹拌されてフラックスの含有割合が正常に維持され、はんだペーストの固着を防止することができる。
上記課題を解決するため、前記印刷用傾斜面(69)と前記見切り用傾斜面(73)との間にはんだペースト(P)を供給するペースト供給装置(57)を備え、前記印刷用傾斜面(69)、前記見切り用傾斜面(73)、ペースト供給装置(57)を前記移動方向に移動させるための駆動装置(55)を備えたという手段を採用することができる。したがって、ペーストを所定の位置に正確に供給することができ、また、印刷ヘッドを容易かつ正確に移動することができる。
上記課題を解決するため、前方に移動する際には、前記印刷用傾斜面(69)の印刷用エッジ(69a)を前記マスク(M)に接触させるとともに前記見切り用傾斜面(73)の見切り用エッジ(73a)を前記マスク(M)から離間させ、後方に移動する際には、前記見切り用エッジ(73a)を前記マスク(M)に接触させるとともに前記印刷用エッジ(69a)を前記マスク(M)から離間させるように、前後方向に揺動可能になされているという手段を採用することができる。したがって、印刷工程時に見切り用エッジ(73a)に、見切り工程時に印刷用エッジ(69a)にはんだペーストが付着するのを防止することができる。したがって、次工程においてエッジに付着したはんだがマスクに再付着することを防止することができ、印刷不良の発生を防止することができる。
上記課題を解決するため、前方に移動する際には、前記印刷用傾斜面(69)の印刷用エッジ(69a)を前記マスク(M)に接触させるとともに前記見切り用傾斜面(73)の見切り用エッジ(73a)を前記マスク(M)から離間させ、後方に移動する際には、前記見切り用エッジ(73a)を前記マスク(M)に接触させるとともに前記印刷用エッジ(69a)を前記マスク(M)から離間させるように、前記印刷用傾斜面(69)と前記見切り用傾斜面(73)とを上下動可能に配設したという手段を採用することができる。したがって、往路の印刷工程時に見切り用エッジ(73a)に、復路の見切り工程時に印刷用エッジ(69a)にはんだペーストが付着するのを防止することができ、付着したはんだペーストの洗浄作業を不要にすることができる。
上記課題を解決するため、前記印刷用傾斜面(69)は、前記マスク(M)面に対して15°から30°になされ、前記見切り用傾斜面(73)は、前記マスク(M)に対して45°から60°になされているという手段を採用することができる。したがって、前記印刷用傾斜面(69)については、マスク穴(H)に対する押圧力を効果的に生じさせるとともにペーストの循環を促進することができ、前記見切り用傾斜面(73)については、はんだペーストの見切りを効果的に行うとともにペーストの循環を促すことができる。
なお、上記各手段に付した括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示す一例である。
以下、本発明の実施の形態について、図1ないし図11を参照して説明する。
図1の(a)、(b)は、本発明の第1の実施の形態を示す図である。これらの図において、符号51ははんだ印刷ヘッドを示す。このはんだ印刷ヘッド51は、フレーム53を有している。このフレーム53には、油圧シリンダからなる往復駆動装置55が連結されており、フレーム53を水平方向に往復動するようになっている。フレーム53の上側には、ペースト供給装置57が設けられている。このペースト供給装置57は、エア供給部59から供給される空気圧によって作動するエアシリンダ61と、このエアシリンダ61によって駆動されるペースト供給シリンダ63とを有している。ペースト供給シリンダ63には、はんだペーストPが充填されており、エアシリンダ部63によって駆動されるピストンによって後述するノズル内に押し出されるようになっている。
フレーム53の下側には、図2の(a)、(b)に示すような水平断面略矩形状のノズル65が設けられている。このノズル65は、ペースト充填工程における進行方向後側に印刷用側壁67を有している。この印刷用側壁67の下端には、ペースト充填工程における進行方向の前側から後側にいくにしたがいマスク面に接近する印刷用傾斜面69を有しており、その先端には印刷用エッジ69aが形成されている。そして、この印刷用傾斜面69の傾斜角度Aは、マスクに印圧をかけるためマスク面に対して15°から30°になされている。また、このノズル65は、ペースト充填工程における進行方向前側に見切り用側壁71を有している。この見切り用側壁71の下端には、ペースト充填工程における進行方向の後側から前側にいくにしたがいマスク面に接近する見切り用傾斜面73を有しており、その先端には見切り用エッジ73aが形成されている。そして、この見切り用傾斜面73は、マスク上に残存したペーストをマスク上で剪断するため、マスク面に対する角度Bは45°から60°になされている。
これら印刷用側壁67と見切り用側壁71の移動方向の両側には、これら印刷用側壁67の両端と見切り用側壁71の両端とを連結したノズル側壁75がそれぞれ設けられている。そして、これらノズル側壁の下端の側壁エッジ77は、印刷用エッジ69aや見切り用エッジ73aと同じ高さ位置に形成されている。
一方、ワーク載置台79の上にはワークWが載置されており、このワークWの上面にはマスクMが載置されている。
そして、ノズル65は、その印刷用エッジ69a、見切り用エッジ73a、側壁エッジ77をマスクM上面に接触させながら水平方向に移動するようになっている。
このようなはんだ印刷ヘッド51を用いてワーク上にはんだ印刷を行う工程について説明する。
まず、図3に示すように、はんだ印刷ヘッド51をマスクMの印刷パターンがない端部Maに位置せしめ、ペースト供給装置57を作動させる。そして、はんだペーストPをマスクMの印刷用側壁67、見切り用側壁71、ノズル側壁75で囲われたスペースに落下させて供給する。この際のペーストの供給は、図3に示すように、マスクM上に滴下されたペーストが印刷用側壁67と見切り用側壁71に同時に接触せず間隙が生じているような未充填状態にする。
次に、図4に示すように往復駆動装置55を駆動させ、はんだ印刷ヘッド51をマスクM上を移動させる。すると、印刷用傾斜面69とマスクMとの間のはんだペーストPは、印刷用傾斜面69によって印圧81が加えられ、はんだペーストPにマスク穴への押圧力83が加えられ、マスク穴Hに充填される(印刷工程)。
次いで、図5に示すように、はんだ印刷ヘッド51をマスクM上で反対方向に移動させる。すると、マスクM上のはんだペーストPは、見切り用傾斜面73に押されて水平方向に移動するとともに、マスク穴Hに充填されたはんだペーストPはマスク厚みで見切られる(見切り工程)。この動作を繰り返すことによって、はんだ印刷を実施する。印刷を繰り返すとはんだペーストPが消費されていくため、図3に示すように、定期的にペースト供給装置57ではんだペーストPを供給する。
ここで、上述のように、はんだペーストPを供給する際には、図3に示すように、マスクM上に滴下されたはんだペーストPが、印刷用側壁67と見切り用側壁71に同時に接触しないようにする。このようにすると、図4に示す印刷工程において、ノズル内部のはんだペーストは、印刷用傾斜面69とノズル側壁75で拘束されながらも、見切り用側壁71側には接触しておらず解放されている。このため、はんだペーストPは、印刷用傾斜面69に沿って流動85を行い、マスク穴Hに入りきらなかったはんだペーストPは循環する。その結果、フラックスが流出したはんだペーストPは、循環流動により残りのはんだペーストと混合撹拌される。したがって、はんだペーストPのフラックスの含有割合は正常に維持され、はんだペーストの固着を防止することができる。見切り工程の場合も同様であり、これによって固着はんだの廃棄が不要となり、生産性および省資源化が促進される。
例えば、微細化ワークに対応した小型印刷機では、ノズル内に固着したはんだペーストを20回印刷毎に自動廃棄動作を行い、15gのはんだペーストで80枚の印刷が限界であった。しかし、本願の方法を採用することによって、廃棄動作は不要になり、同じ15gのはんだペーストで約400枚以上の印刷が可能になった。
図6及び図7は、本発明の第2の実施の形態を示す図である。このはんだ印刷ヘッド91は、図1に示すはんだ印刷ヘッド51をヘッドの移動方向に前後に傾斜できるようにしたもので、はんだ印刷ヘッド51と基本的に同一構成の部分につては、同一符号を付してその説明を省略している。
はんだ印刷ヘッド91のノズル93においては、印刷用側壁67と見切り用側壁71ははんだ印刷ヘッド51と基本的に同様の構成になっているが、これら印刷用側壁67と見切り用側壁71のそれぞれの両側端を連結するノズル側壁95の形状が異なる。すなわち、ノズル側壁95は、その下端縁が、印刷用エッジ69aと見切り用エッジ73aを結ぶ線を底辺とした三角形状に突出して形成されており、印刷用エッジ69a側に形成された印刷側下縁97と見切り用エッジ73a側に形成された見切り側下縁99とを有している。そして、このノズル側壁95はおおむね将棋の駒を倒置した形状になされている。
このようなはんだ印刷ヘッド91を用いてワーク上にはんだ印刷を行う工程について説明する。
まず、図6に示すように、印刷ヘッド91を、その印刷用エッジ69aと印刷側下縁97がマスクMに接触し、見切り用エッジ73aがマスクMから離間している状態に位置せしめる。
次に、図7(d)に示すように、はんだペーストPをマスクM上で印刷用側壁67とノズル側壁95とで囲まれたスペースに落下させる。
次いで、図7(a)に示すように、印刷ヘッド91を、その印刷用エッジ69a、印刷側下縁97がマスクMに接触している状態のまま移動させる。すると、印刷用傾斜面69とマスクMとの間のはんだペーストPは、印刷用傾斜面69によって押圧されマスク穴Hに充填される(印刷工程)。この際、見切り用エッジ73aはマスク面Mから上方に離間しているから、見切り用エッジ73aの進行方向前面にはんだペーストが付着することはない。
その後、図7(b)に示すように、印刷ヘッド91を前方へ揺動させ、その見切り用エッジ73aと見切り側下縁99がマスクMに接触し、印刷用エッジ69aがマスクMから離間している状態に位置せしめる。
次に、図7(c)に示すように、印刷ヘッド91を、その見切り用エッジ73a、見切り側下縁99がマスクMに接触している状態のまま反対方向に移動させる。すると、マスクM上のはんだペーストPは、見切り用傾斜面73に押されて水平方向に移動するとともに、マスク穴Hに充填されたはんだペーストPはマスク厚みで見切られる(見切り工程)。この際、印刷用エッジ69aはマスク面Mから上方に離間しているから、印刷用エッジ69aの進行方向前面にはんだペーストが付着することはない。
そして、図7(d)に示すように、再度はんだペーストPをマスクM上に供給して、印刷を引き続きおこなう。
このように、この印刷ヘッド91にあっては、ノズル側壁95は、その下端縁が、印刷用エッジ69aと見切り用エッジ73aを結ぶ線を底辺とした三角形状に突出して形成され、印刷用エッジ69a側に形成された印刷側下縁97と見切り用エッジ73a側に形成された見切り側下縁99とを有しており、往路の印刷工程では、印刷ヘッド91を、その印刷用エッジ69aと印刷側下縁97がマスクMに接触し、見切り用エッジ73aがマスクMから離間している状態で移動させ、復路の見切り工程では、印刷ヘッド91を、その見切り用エッジ73a、見切り側下縁99がマスクMに接触し、印刷用エッジ69aがマスクMから離間している状態のまま反対方向に移動させているから、印刷工程時に見切り用エッジ73aに、見切り工程時に印刷用エッジ69aにはんだペーストが付着するのを防止することができる。したがって、次工程においてエッジに付着したはんだがマスクに再付着することを防止することができ、印刷不良の発生を防止することができる。また、付着したはんだペーストの洗浄作業が不要となり、コスト削減を図ることができる。
図8ないし図11は、本発明の第3の実施の形態を示す図である。このはんだ印刷ヘッド101は、図1に示すはんだ印刷ヘッド51において、印刷用側壁67、見切り用側壁71をそれぞれ上下動可能にしたもので、はんだ印刷ヘッド51と基本的に同一構成の部分については、同一符号を付してその説明を省略している。
はんだ印刷ヘッド101においては、印刷用側壁67には印刷側側壁駆動装置105が連結され、見切り側側壁71には、見切り側側壁駆動装置107が連結され、印刷用側壁67、見切り側側壁71をそれぞれ独立に上下動できるようになっている。
まず、図8に示すように、印刷ヘッド101の印刷用側壁67を印刷用エッジ69aがマスクMに接触するように下降位置にし設定し、見切り用側壁71を見切り用エッジ73aがマスクMから離間するように上昇位置に設定する。
次に、図8に示すように、はんだペーストPをマスクM上で印刷用側壁67とノズル側壁75とで囲まれたスペースに落下させる。
次いで、図9に示すように、印刷ヘッド101を、その印刷用エッジ69a、側壁エッジ77がマスクMに接触している状態のまま移動させる。すると、印刷用傾斜面69とマスクMとの間のはんだペーストPは、印刷用傾斜面69によって押圧されマスク穴Hに充填される(印刷工程)。この際、見切り用エッジ73aはマスクMの上面から上方に離間しているから、見切り用エッジ73aの進行方向前面にはんだペーストが付着することはない。
その後、図10に示すように、印刷側側壁駆動装置105と見切り側側壁駆動装置107をそれぞれ作動させ、印刷ヘッド101の印刷用側壁67を印刷用エッジ69aがマスクMから離間するように上昇位置にし設定し、見切り用側壁71を見切り用エッジ73aがマスクMに接触するように下降位置に設定する。
次に、図11に示すように、はんだ印刷ヘッド101を、その見切り用エッジ73a、側壁エッジ77マスクMに接触している状態のまま反対方向に移動させる。すると、マスクM上のはんだペーストPは、見切り用傾斜面73に押されて水平方向に移動するとともに、マスク穴Hに充填されたはんだペーストPはマスク厚みで見切られる(見切り工程)。この際、印刷用エッジ69aはマスクMの上面から上方に離間しているから、印刷用エッジ69aの進行方向前面にはんだペーストが付着することはない。
このように、このはんだ印刷ヘッド101にあっては、印刷用側壁67には印刷側側壁駆動装置105が連結され、見切り側側壁71には、見切り側側壁駆動装置107が連結され、印刷用側壁67、見切り側側壁71をそれぞれ独立に上下動できるようにし、往路の印刷工程では、印刷用エッジ69aと側壁エッジ77がマスクMに接触し、見切り用エッジ73aが上昇位置にありマスクMから離間している状態で移動させ、復路の見切り工程では、見切り用エッジ73aと側壁エッジ77がマスクMに接触し、印刷用エッジ69aが上昇位置にありマスクMから離間している状態のまま反対方向に移動させているから、往路の印刷工程時に見切り用エッジ73aに、復路の見切り工程時に印刷用エッジ69aにはんだペーストが付着するのを防止することができ、付着したはんだペーストの洗浄作業を不要にすることができる。
本発明の第1の実施の形態であるはんだ印刷ヘッドを示す図であって、(a)はその斜視図、(b)はその断面図。 図1に示すはんだ印刷ヘッドのノズルを示す図であって、(a)はその斜視図、(b)はその断面図。 図1に示すはんだ印刷ヘッドにおいて、はんだペーストを供給している状態を示す断面図。 図1に示すはんだ印刷ヘッドにおいて往路の印刷工程を示す断面図。 図1に示すはんだ印刷ヘッドにおいて復路の見切り工程を示す断面図。 本発明の第2の実施の形態であるはんだ印刷ヘッドを示す斜視図。 図6に示すはんだ印刷ヘッドの印刷工程を(a)から(d)に順を追って説明した図。 本発明の第3の実施の形態であるはんだ印刷ヘッドを示す断面図。 図8に示すはんだ印刷ヘッドにおいて往路の印刷工程を示す断面図。 図8に示すはんだ印刷ヘッドにおいて往路の印刷工程後、印刷用側壁を上昇させ見切り用側壁を下降させる状態を示す断面図。 図8に示すはんだ印刷ヘッドにおいて、復路の見切り工程を示す断面図。 従来のはんだ印刷機を示す図。 スキージを用いたはんだ印刷を示す概略図であって、(a)はその側面図、(b)はその平面図。 密閉型印刷ヘッド示す断面図。 密閉型印刷ヘッド内部のペーストの状態を示す図であって、(a)は固着していない状態を示す図、(b)は固着した後の状態を示す図。
符号の説明
W ワーク
M マスク
H マスク穴
51 はんだ印刷ヘッド
55 往復動駆動装置
57 ペースト供給装置
67 印刷用側壁
69 印刷用傾斜面
69a 印刷用エッジ
71 見切り用側壁
73 見切り用傾斜面
73a 見切り用エッジ
75 ノズル側壁
77 側壁エッジ
91 はんだ印刷ヘッド
101 はんだ印刷ヘッド

Claims (7)

  1. ワーク(W)上にマスク穴(H)を有するマスク(M)を載置し、このマスク(M)上にはんだペースト(P)を供給することによって、前記マスク穴(H)に前記はんだペースト(P)を充填するはんだ印刷方法において、
    前記マスク(M)上面を移動するとともに移動方向前方から後方に向かうにしたがい前記マスク(M)上面に近接する印刷用傾斜面(69)と、その先端に形成された印刷用エッジ(69a)とを有している、ペースト充填工程における進行方向後側に設けられた印刷用側壁(67)と、
    前記印刷用傾斜面(69)の移動方向前方に、後方から前方に向かうにしたがい前記マスク(M)面に近接する、前記印刷用傾斜面(69)の前記マスク(M)上面に対する傾きよりも大きな、前記マスク(M)上面に対する傾きをもつ見切り用傾斜面(73)と、その先端に形成された見切り用エッジ(73a)とを有している、ペースト充填工程における進行方向前側に設けられた見切り用側壁(71)と、
    前記印刷用側壁(67)と前記見切り用側壁(71)とを両側から挟み込む側壁(75,95)と、
    によって形成される水平断面略矩形状のノズル(65,93)が設けられている印刷ヘッド(51,91,101)を用い、
    前記印刷用側壁(67)、前記見切り用側壁(71)及び前記両側壁(75,95)で囲われた空間に前記はんだペースト(P)を供給し、前記マスク(M)上に滴下された前記はんだペースト(P)が、前記印刷用側壁(67)と前記見切り用側壁(71)とに同時に接触せず間隙が生じているような未充填状態にし、この状態で、前記印刷ヘッド(51,91,101)を前方に移動させることによって、前記両側壁(75,95)から前記はんだペースト(P)がはみ出すことなく、前記印刷用傾斜面(69)によって印圧が加えられ、前記はんだペースト(P)を前記マスク(M)に向かって押圧して前記マスク穴(H)に充填し、また
    前記印刷ヘッド(51,91,101)を後方に移動させることによって、前記マスク(M)上に残存している前記はんだペースト(P)を前記見切り用傾斜面(73)によって見切り、
    この動作を繰り返すことによって、はんだ印刷することを特徴とするはんだ印刷方法。
  2. 前記印刷用傾斜面(69)は、前記マスク(M)上面に対して15°から30°になされ、前記見切り用傾斜面(73)は、前記マスク(M)上面に対して45°から60°になされていることを特徴とする請求項1に記載のはんだ印刷方法。
  3. ワーク(W)上にマスク穴(H)を有するマスク(M)を載置し、このマスク(M)上にはんだペースト(P)を供給することによって、前記マスク穴(M)に前記はんだペースト(P)を充填する印刷ヘッド(51,91,101)であって、前記印刷ヘッドが、
    前記マスク(M)上面を移動するとともに移動方向前方から後方に向かうにしたがい前記マスク(M)上面に近接する印刷用傾斜面(69)と、その先端に形成された印刷用エッジ(69a)とを有している、ペースト充填工程における進行方向後側に設けられた印刷用側壁(67)と、
    前記印刷用傾斜面(69)の移動方向前方に、後方から前方に向かうにしたがい前記マスク(M)面に近接する、前記印刷用傾斜面(69)の前記マスク(M)上面に対する傾きよりも大きな、前記マスク(M)上面に対する傾きをもつ見切り用傾斜面(73)と、その先端に形成された見切り用エッジ(73a)とを有している、ペースト充填工程における進行方向前側に設けられた見切り用側壁(71)と、
    前記印刷用側壁(67)と前記見切り用側壁(71)とを両側から挟み込む側壁(75,95)と、
    によって形成される水平断面略矩形状のノズル(65,93)を備えていて、
    前記印刷用側壁(67)、前記見切り用側壁(71)及び前記両側壁(75,95)で囲われた空間に前記はんだペースト(P)を供給し、前記マスク(M)上に滴下された前記はんだペースト(P)が、前記印刷用側壁(67)と前記見切り用側壁(71)とに同時に接触せず間隙が生じているような未充填状態にし、この状態で、前記印刷ヘッド(51,91,101)を前方に移動させることによって、前記両側壁(75,95)から前記はんだペースト(P)がはみ出すことなく、前記印刷用傾斜面(69)によって印圧が加えられ、前記はんだペースト(P)を前記マスク(M)に向かって押圧して前記マスク穴(H)に充填し、また
    前記印刷ヘッド(51,91,101)を後方に移動させることによって、前記マスク(M)上に残存している前記はんだペースト(P)を前記見切り用傾斜面(73)によって見切ることを特徴とするはんだ印刷ヘッド。
  4. 前記印刷用側壁(67)と前記見切り用側壁(71)との間にはんだペースト(P)を供給するペースト供給装置(57)を備え、前記印刷用傾斜面(69)、前記見切り用傾斜面(73)、ペースト供給装置(57)を前記移動方向に移動させるための駆動装置(55)を備えたことを特徴とする請求項3に記載のはんだ印刷ヘッド。
  5. 前方に移動する際には、前記印刷用傾斜面(69)の前記印刷用エッジ(69a)を前記マスク(M)に接触させるとともに前記見切り用傾斜面(73)の前記見切り用エッジ(73a)を前記マスク(M)から離間させ、後方に移動する際には、前記見切り用エッジ(73a)を前記マスク(M)に接触させるとともに前記印刷用エッジ(69a)を前記マスク(M)から離間させるように、前記印刷ヘッドが、前後方向に揺動可能になされていることを特徴とする請求項3又は4に記載のはんだ印刷ヘッド。
  6. 前方に移動する際には、前記印刷用傾斜面(69)の前記印刷用エッジ(69a)を前記マスク(M)に接触させるとともに前記見切り用傾斜面(73)の前記見切り用エッジ(73a)を前記マスク(M)から離間させ、後方に移動する際には、前記見切り用エッジ(73a)を前記マスク(M)に接触させるとともに前記印刷用エッジ(69a)を前記マスク(M)から離間させるように、前記印刷用側壁(67)と前記見切り用側壁(71)とを上下動可能に配設したことを特徴とする請求項3又は4に記載のはんだ印刷ヘッド。
  7. 前記印刷用傾斜面(69)は、前記マスク(M)上面に対して15°から30°になされ、前記見切り用傾斜面(73)は、前記マスク(M)上面に対して45°から60°になされていることを特徴とする請求項3〜6のいずれか一項に記載のはんだ印刷ヘッド。
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