JPH06166167A - スクリーン印刷機 - Google Patents
スクリーン印刷機Info
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- JPH06166167A JPH06166167A JP4322975A JP32297592A JPH06166167A JP H06166167 A JPH06166167 A JP H06166167A JP 4322975 A JP4322975 A JP 4322975A JP 32297592 A JP32297592 A JP 32297592A JP H06166167 A JPH06166167 A JP H06166167A
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- Japan
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- printing
- discharge nozzle
- printing paste
- cutter
- screen plate
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- Screen Printers (AREA)
- Electric Connection Of Electric Components To Printed Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【目的】 印刷ペーストの供給により発生する印刷不良
を防止することができる連続生産効率の高いスクリーン
印刷機。 【構成】 待避位置Ｂから供給位置Ｃにかけて、水平軸
駆動部１５、前後軸駆動部１６、垂直軸駆動部１７によ
り往復移動可能な印刷ペースト供給装置１３と、印刷ペ
ースト供給装置１３における吐出ノズル１４下部の待避
位置から周辺間を、吐出ノズル１４に接するように、ス
クリーン版５に対して水平方向に往復移動可能なカッタ
ー１８と、そのカッター１８を水平方向に往復移動させ
る駆動部１９を設け、供給時はカッター１８を吐出ノズ
ル１４の下部から待避させた位置に移動させ、供給後は
カッター１８を吐出ノズル１４の下部の周辺間を複数回
往復移動させた後に、吐出ノズル１４下部へ配置させ
る。
を防止することができる連続生産効率の高いスクリーン
印刷機。 【構成】 待避位置Ｂから供給位置Ｃにかけて、水平軸
駆動部１５、前後軸駆動部１６、垂直軸駆動部１７によ
り往復移動可能な印刷ペースト供給装置１３と、印刷ペ
ースト供給装置１３における吐出ノズル１４下部の待避
位置から周辺間を、吐出ノズル１４に接するように、ス
クリーン版５に対して水平方向に往復移動可能なカッタ
ー１８と、そのカッター１８を水平方向に往復移動させ
る駆動部１９を設け、供給時はカッター１８を吐出ノズ
ル１４の下部から待避させた位置に移動させ、供給後は
カッター１８を吐出ノズル１４の下部の周辺間を複数回
往復移動させた後に、吐出ノズル１４下部へ配置させ
る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は主として、クリーム半
田、厚膜回路形成用ペースト等の印刷用ペーストを、プ
リント基板等の電子部品回路形成用基板に高精度に印刷
を行なうスクリーン印刷機に関するものである。
田、厚膜回路形成用ペースト等の印刷用ペーストを、プ
リント基板等の電子部品回路形成用基板に高精度に印刷
を行なうスクリーン印刷機に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】近年、スクリーン印刷機は、電子部品の
回路実装工程における印刷工程に使用されているが、電
子機器の小型化に伴って、電子部品実装基板の微細化が
進み、連続して高精度な印刷ができるスクリーン印刷機
が要求されている。そのような中で、連続稼働率向上の
為に、印刷ペーストを自動的に追加供給するスクリーン
印刷機も実用化し始めている。
回路実装工程における印刷工程に使用されているが、電
子機器の小型化に伴って、電子部品実装基板の微細化が
進み、連続して高精度な印刷ができるスクリーン印刷機
が要求されている。そのような中で、連続稼働率向上の
為に、印刷ペーストを自動的に追加供給するスクリーン
印刷機も実用化し始めている。
【０００３】以下図面を参照しながら、上述した従来の
スクリーン印刷機について説明する。
スクリーン印刷機について説明する。
【０００４】図２は従来のスクリーン印刷機を示す要部
概略図である。図２において、１は被印刷物、２は被印
刷物を位置決め固定するステージ部、３は被印刷物１を
ステージ部２に搬入させる搬入コンベア部、４はステー
ジ部２にある印刷後の被印刷物１を搬出させる搬出コン
ベア部、５はステージ部２の上方に位置するスクリーン
版、６はステージ部２をスクリーン版５の下面付近の印
刷する所定に位置まで往復上下移動可能なステージ駆動
部、７は印刷ペースト、８と９はスクリーン版５上に当
接しながら水平移動し、印刷ペースト７を被印刷物１に
印刷する左スキージと右スキージ、１０ａと１０ｂは左
スキージ８と右スキージ９を上下動させる駆動部、１１
は駆動部１０ａ，１０ｂを取り付けた印刷ヘッド部、１
２は印刷ヘッド部１１をＸ方向に往復水平移動可能な印
刷駆動部である。１３はスクリーン版５上に印刷ペース
ト７を圧縮空気圧力で間欠的に定量供給する印刷ペース
ト供給装置、１４は吐出ノズルで、この吐出ノズル１４
により印刷ペースト供給装置１３に蓄えられている印刷
ペースト７がスクリーン版５上に供給される。１５は印
刷ペースト供給装置１３を矢印Ｘ方向（左右水平方向）
に往復移動可能な水平軸駆動部、１６は印刷ペースト供
給装置１３を前後方向に往復移動可能な前後軸駆動部、
１７は印刷ペースト供給装置１３を矢印Ｚ方向（上下垂
直方向）に往復移動可能な垂直軸駆動部である。
概略図である。図２において、１は被印刷物、２は被印
刷物を位置決め固定するステージ部、３は被印刷物１を
ステージ部２に搬入させる搬入コンベア部、４はステー
ジ部２にある印刷後の被印刷物１を搬出させる搬出コン
ベア部、５はステージ部２の上方に位置するスクリーン
版、６はステージ部２をスクリーン版５の下面付近の印
刷する所定に位置まで往復上下移動可能なステージ駆動
部、７は印刷ペースト、８と９はスクリーン版５上に当
接しながら水平移動し、印刷ペースト７を被印刷物１に
印刷する左スキージと右スキージ、１０ａと１０ｂは左
スキージ８と右スキージ９を上下動させる駆動部、１１
は駆動部１０ａ，１０ｂを取り付けた印刷ヘッド部、１
２は印刷ヘッド部１１をＸ方向に往復水平移動可能な印
刷駆動部である。１３はスクリーン版５上に印刷ペース
ト７を圧縮空気圧力で間欠的に定量供給する印刷ペース
ト供給装置、１４は吐出ノズルで、この吐出ノズル１４
により印刷ペースト供給装置１３に蓄えられている印刷
ペースト７がスクリーン版５上に供給される。１５は印
刷ペースト供給装置１３を矢印Ｘ方向（左右水平方向）
に往復移動可能な水平軸駆動部、１６は印刷ペースト供
給装置１３を前後方向に往復移動可能な前後軸駆動部、
１７は印刷ペースト供給装置１３を矢印Ｚ方向（上下垂
直方向）に往復移動可能な垂直軸駆動部である。
【０００５】以上のように構成された従来のスクリーン
印刷機について、以下その動作について説明する。
印刷機について、以下その動作について説明する。
【０００６】搬入コンベア部３にある被印刷物１ａを搬
入コンベア部３によりステージ部２に搬送し、ステージ
部２の所定の位置に被印刷物１を位置決め固定する。そ
の後、被印刷物１ｂの位置までステージ駆動部６を上昇
させ、右スキージ９を９ａの位置から駆動部１０ａで下
降させた後、印刷駆動部１２で右スキージ９を９ｂの位
置まで移動させて印刷ペースト７を印刷する。次にステ
ージ部２をもとの位置まで下降させると同時に左スキー
ジ８を下降させ、搬出コンベア部４で被印刷物１を１ｃ
の位置まで搬送させる。次の印刷は左スキージ８にて、
右スキージ９と左右反対の動作で行なう。印刷ペースト
７をスクリーン版５上に供給する時（印刷ペースト７ａ
の位置）は、印刷ヘッド部１１を待避位置Ａの位置に待
避させ後、印刷ペースト供給装置１３を待避位置Ｂの位
置から供給位置Ｃの位置まで、水平軸駆動部１５と垂直
軸駆動部１７で移動させ、次に前後軸駆動部１６で前後
に移動させながら供給する。供給後は印刷ペースト供給
装置１３を待避位置Ｂの位置まで戻してから印刷動作を
再開させる。
入コンベア部３によりステージ部２に搬送し、ステージ
部２の所定の位置に被印刷物１を位置決め固定する。そ
の後、被印刷物１ｂの位置までステージ駆動部６を上昇
させ、右スキージ９を９ａの位置から駆動部１０ａで下
降させた後、印刷駆動部１２で右スキージ９を９ｂの位
置まで移動させて印刷ペースト７を印刷する。次にステ
ージ部２をもとの位置まで下降させると同時に左スキー
ジ８を下降させ、搬出コンベア部４で被印刷物１を１ｃ
の位置まで搬送させる。次の印刷は左スキージ８にて、
右スキージ９と左右反対の動作で行なう。印刷ペースト
７をスクリーン版５上に供給する時（印刷ペースト７ａ
の位置）は、印刷ヘッド部１１を待避位置Ａの位置に待
避させ後、印刷ペースト供給装置１３を待避位置Ｂの位
置から供給位置Ｃの位置まで、水平軸駆動部１５と垂直
軸駆動部１７で移動させ、次に前後軸駆動部１６で前後
に移動させながら供給する。供給後は印刷ペースト供給
装置１３を待避位置Ｂの位置まで戻してから印刷動作を
再開させる。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の構
成では、定期的に作業者がスクリーン版５上に印刷ペー
スト７を供給させることなく印刷ペースト供給装置１３
で自動供給でき、また、作業者の監視ミスによりスクリ
ーン版５上に印刷ペースト７があまり残ってない状態で
印刷動作を行なった時に発生する、かすれ等の印刷不良
を出すことがないので連続生産効率が良いという利点は
あるが、例えば、プリント回路基板等にクリームはんだ
を印刷するような場合、３００Ｐａ・ｓから６００Ｐａ
・ｓ程度の高粘度なものを使用することがあり、その場
合は、供給後に吐出ノズル１４の先端に印刷ペースト７
ａが垂れ下がり状態（印刷ペースト７ｂの位置）で残っ
て切れが悪く、印刷ペースト供給装置１３が待避位置Ｂ
に戻る途中でスクリーン版５の外へ落下してしまい、ま
た、次の供給時まで吐出ノズル１４の先端に印刷ペース
ト７ａが垂れ下がり状態で残っている時もあり、その場
合は長時間空気中に触れることで溶剤成分が蒸発し、酸
化度合の高い印刷ペースト７ｂが供給され、にじみ、か
すれ等の印刷不良が発生してしまうという問題点を有し
ていた。更には、３００Ｐａ・ｓ程度までの低粘度の場
合は吐出ノズル１４より印刷ペースト７のダレが発生
し、供給位置Ｃから待避位置Ｂまでの移動途中、及び待
避位置Ｂで待避していた印刷ペースト供給装置１３から
印刷ペースト７が落下してしまうという問題点も有して
いた。
成では、定期的に作業者がスクリーン版５上に印刷ペー
スト７を供給させることなく印刷ペースト供給装置１３
で自動供給でき、また、作業者の監視ミスによりスクリ
ーン版５上に印刷ペースト７があまり残ってない状態で
印刷動作を行なった時に発生する、かすれ等の印刷不良
を出すことがないので連続生産効率が良いという利点は
あるが、例えば、プリント回路基板等にクリームはんだ
を印刷するような場合、３００Ｐａ・ｓから６００Ｐａ
・ｓ程度の高粘度なものを使用することがあり、その場
合は、供給後に吐出ノズル１４の先端に印刷ペースト７
ａが垂れ下がり状態（印刷ペースト７ｂの位置）で残っ
て切れが悪く、印刷ペースト供給装置１３が待避位置Ｂ
に戻る途中でスクリーン版５の外へ落下してしまい、ま
た、次の供給時まで吐出ノズル１４の先端に印刷ペース
ト７ａが垂れ下がり状態で残っている時もあり、その場
合は長時間空気中に触れることで溶剤成分が蒸発し、酸
化度合の高い印刷ペースト７ｂが供給され、にじみ、か
すれ等の印刷不良が発生してしまうという問題点を有し
ていた。更には、３００Ｐａ・ｓ程度までの低粘度の場
合は吐出ノズル１４より印刷ペースト７のダレが発生
し、供給位置Ｃから待避位置Ｂまでの移動途中、及び待
避位置Ｂで待避していた印刷ペースト供給装置１３から
印刷ペースト７が落下してしまうという問題点も有して
いた。
【０００８】本発明は上記従来の問題点を解決するため
のもので、印刷ペーストの粘度にかかわらず、吐出ノズ
ルからの印刷ペーストの落下を防止することができ、ま
た、吐出ノズル先端からの印刷ペーストの垂れ下がり及
びその垂れ下がり印刷ペーストのスクリーン版外部への
落下を防止するとともに、長時間垂れ下がっていた印刷
ペーストの供給により発生する印刷不良を防止すること
ができる連続生産効率の良いスクリーン印刷機を提供す
ることを目的とするものである。
のもので、印刷ペーストの粘度にかかわらず、吐出ノズ
ルからの印刷ペーストの落下を防止することができ、ま
た、吐出ノズル先端からの印刷ペーストの垂れ下がり及
びその垂れ下がり印刷ペーストのスクリーン版外部への
落下を防止するとともに、長時間垂れ下がっていた印刷
ペーストの供給により発生する印刷不良を防止すること
ができる連続生産効率の良いスクリーン印刷機を提供す
ることを目的とするものである。
【０００９】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明のスクリーン印刷機は、被印刷物を位置決め固
定するステージ部と、ステージ部の上方に位置するスク
リーン版と、スクリーン版上に当接しながら水平移動
し、スクリーン版上の印刷ペーストを被印刷物に印刷す
る印刷スキージと、印刷スキージを印刷方向に水平移動
可能な印刷駆動部と、スクリーン版上に印刷ペーストを
供給する印刷ペースト供給装置と、印刷ペースト供給装
置をスクリーン版上の内外間へ往復移動可能な供給駆動
部と、印刷ペースト供給装置先端の吐出ノズル下方付近
の周辺間を、スクリーン版に対して略水平方向に往復移
動可能なカッターを備え、カッターを印刷ペーストの供
給時においては、印刷ペースト吐出ノズルから待避した
位置に移動させ、供給後は吐出ノズル下方付近の周辺間
を複数回往復移動させた後に、吐出ノズル下方付近へ配
置させるという構成を備えたものである。
に本発明のスクリーン印刷機は、被印刷物を位置決め固
定するステージ部と、ステージ部の上方に位置するスク
リーン版と、スクリーン版上に当接しながら水平移動
し、スクリーン版上の印刷ペーストを被印刷物に印刷す
る印刷スキージと、印刷スキージを印刷方向に水平移動
可能な印刷駆動部と、スクリーン版上に印刷ペーストを
供給する印刷ペースト供給装置と、印刷ペースト供給装
置をスクリーン版上の内外間へ往復移動可能な供給駆動
部と、印刷ペースト供給装置先端の吐出ノズル下方付近
の周辺間を、スクリーン版に対して略水平方向に往復移
動可能なカッターを備え、カッターを印刷ペーストの供
給時においては、印刷ペースト吐出ノズルから待避した
位置に移動させ、供給後は吐出ノズル下方付近の周辺間
を複数回往復移動させた後に、吐出ノズル下方付近へ配
置させるという構成を備えたものである。
【００１０】
【作用】本発明は上記した構成によって、供給終了後直
ちに、スクリーン版上でカッターを吐出ノズル下方に配
置させることで、印刷ペーストの粘度にかかわらず、吐
出ノズルからの印刷ペーストの落下を防止することがで
き、また、吐出ノズル先端に垂れ下がった印刷ペースト
に対しては、カッターで吐出ノズル下方付近の周辺間を
複数回往復移動させることでスクリーン版上に切り落と
すとともに、長時間垂れ下がっていた印刷ペーストの供
給により発生する印刷不良を防止することができるの
で、連続して安定した高精度な印刷ができる。
ちに、スクリーン版上でカッターを吐出ノズル下方に配
置させることで、印刷ペーストの粘度にかかわらず、吐
出ノズルからの印刷ペーストの落下を防止することがで
き、また、吐出ノズル先端に垂れ下がった印刷ペースト
に対しては、カッターで吐出ノズル下方付近の周辺間を
複数回往復移動させることでスクリーン版上に切り落と
すとともに、長時間垂れ下がっていた印刷ペーストの供
給により発生する印刷不良を防止することができるの
で、連続して安定した高精度な印刷ができる。
【００１１】
【実施例】以下本発明の一実施例について図面を参照し
ながら説明する。図１は本発明の一実施例におけるスク
リーン印刷機の要部概略図である。また、図２における
従来のスクリーン印刷機と同じ機能を有する構成部品に
ついては、図２に示す従来のスクリーン印刷機の要部概
略図と同一の符号を付けて、同一の構成部品の説明は省
略するとともに、動作説明を簡略化して説明する。
ながら説明する。図１は本発明の一実施例におけるスク
リーン印刷機の要部概略図である。また、図２における
従来のスクリーン印刷機と同じ機能を有する構成部品に
ついては、図２に示す従来のスクリーン印刷機の要部概
略図と同一の符号を付けて、同一の構成部品の説明は省
略するとともに、動作説明を簡略化して説明する。
【００１２】図１において、１３はスクリーン版５上に
印刷ペースト７を圧縮空気圧力で間欠的に定量供給する
印刷ペースト供給装置、１４は吐出ノズルで、この吐出
ノズル１４により印刷ペースト供給装置１３に蓄えられ
ている印刷ペースト７がスクリーン版５上に供給され
る。１５は印刷ペースト供給装置１３を矢印Ｘ方向（左
右水平方向）に往復移動可能な水平軸駆動部、１６は印
刷ペースト供給装置１３を前後方向（図示せず）に往復
移動可能な前後軸駆動部、１７は印刷ペースト供給装置
１３を矢印Ｚ方向（上下垂直方向）に往復移動可能な垂
直軸駆動部である。１８は印刷ペースト供給装置１３先
端の吐出ノズル１４下方付近の周辺間を吐出ノズル１４
に接するように、スクリーン版５に対して水平方向に往
復移動可能なカッターで、印刷時は吐出ノズル１４の下
部にあり、供給時は吐出ノズル１４の下部における周辺
に待避させた位置にある。１９はカッター１８を水平方
向に往復移動させる駆動部、２０は印刷ペースト供給装
置１３に取り付けられたブラケットで、その下部に駆動
部１９が取り付けられている。その他の説明のない符号
の構成部品は図１に対して同一符号で同一の機能を有す
る。
印刷ペースト７を圧縮空気圧力で間欠的に定量供給する
印刷ペースト供給装置、１４は吐出ノズルで、この吐出
ノズル１４により印刷ペースト供給装置１３に蓄えられ
ている印刷ペースト７がスクリーン版５上に供給され
る。１５は印刷ペースト供給装置１３を矢印Ｘ方向（左
右水平方向）に往復移動可能な水平軸駆動部、１６は印
刷ペースト供給装置１３を前後方向（図示せず）に往復
移動可能な前後軸駆動部、１７は印刷ペースト供給装置
１３を矢印Ｚ方向（上下垂直方向）に往復移動可能な垂
直軸駆動部である。１８は印刷ペースト供給装置１３先
端の吐出ノズル１４下方付近の周辺間を吐出ノズル１４
に接するように、スクリーン版５に対して水平方向に往
復移動可能なカッターで、印刷時は吐出ノズル１４の下
部にあり、供給時は吐出ノズル１４の下部における周辺
に待避させた位置にある。１９はカッター１８を水平方
向に往復移動させる駆動部、２０は印刷ペースト供給装
置１３に取り付けられたブラケットで、その下部に駆動
部１９が取り付けられている。その他の説明のない符号
の構成部品は図１に対して同一符号で同一の機能を有す
る。
【００１３】以上のように構成された本発明の一実施例
におけるスクリーン印刷機の動作について説明する。
におけるスクリーン印刷機の動作について説明する。
【００１４】搬入コンベア部３からステージ部２に搬送
された被印刷物１は所定の位置に位置決め固定された
後、ステージ駆動部６によりスクリーン版５の下面まで
上昇し、印刷駆動部１２により左スキージ８または右ス
キージ９にて印刷ペースト７が印刷される。その後、ス
テージ部６の下降後に位置決めが解除され、搬出コンベ
ア部４へステージ部２から被印刷物１が搬送される。印
刷ペースト７のスクリーン版５上への供給時は、印刷ヘ
ッド部１１を待避位置Ａの位置に待避させ後、印刷ペー
スト供給装置１３を待避位置Ｂの位置から供給位置Ｃの
位置まで、水平軸駆動部１５と垂直軸駆動部１７で移動
させ、吐出ノズル１４下部にあるカッター１８を吐出ノ
ズル１４の下部における待避させた位置（図１における
カッター１８の位置）に移動させる。次に前後軸駆動部
１６で前後に移動させながら吐出ノズル１４から印刷ペ
ースト７を吐出させてスクリーン版５上（印刷ペースト
７ａの位置）に供給する。供給終了後、カッター１８の
待避位置から吐出ノズルの下部における周辺間（図１に
おけるカッター１８の位置からカッター１８ａの位置の
間）を吐出ノズル１４に接するように数回移動を繰り返
して、吐出ノズル１４に垂れ下がっている印刷ペースト
７をスクリーン版５上に切り落とす。印刷ペースト７ｃ
はスクリーン版５上に印刷ペースト７が切り落ちて行く
過程の状態を示す。その後、カッター１８を吐出ノズル
１４の下部（カッター１８ａの位置）に戻してから、印
刷ペースト供給装置１３を供給位置Ｃの位置から待避位
置Ｂの位置まで戻して印刷動作を再開させる。
された被印刷物１は所定の位置に位置決め固定された
後、ステージ駆動部６によりスクリーン版５の下面まで
上昇し、印刷駆動部１２により左スキージ８または右ス
キージ９にて印刷ペースト７が印刷される。その後、ス
テージ部６の下降後に位置決めが解除され、搬出コンベ
ア部４へステージ部２から被印刷物１が搬送される。印
刷ペースト７のスクリーン版５上への供給時は、印刷ヘ
ッド部１１を待避位置Ａの位置に待避させ後、印刷ペー
スト供給装置１３を待避位置Ｂの位置から供給位置Ｃの
位置まで、水平軸駆動部１５と垂直軸駆動部１７で移動
させ、吐出ノズル１４下部にあるカッター１８を吐出ノ
ズル１４の下部における待避させた位置（図１における
カッター１８の位置）に移動させる。次に前後軸駆動部
１６で前後に移動させながら吐出ノズル１４から印刷ペ
ースト７を吐出させてスクリーン版５上（印刷ペースト
７ａの位置）に供給する。供給終了後、カッター１８の
待避位置から吐出ノズルの下部における周辺間（図１に
おけるカッター１８の位置からカッター１８ａの位置の
間）を吐出ノズル１４に接するように数回移動を繰り返
して、吐出ノズル１４に垂れ下がっている印刷ペースト
７をスクリーン版５上に切り落とす。印刷ペースト７ｃ
はスクリーン版５上に印刷ペースト７が切り落ちて行く
過程の状態を示す。その後、カッター１８を吐出ノズル
１４の下部（カッター１８ａの位置）に戻してから、印
刷ペースト供給装置１３を供給位置Ｃの位置から待避位
置Ｂの位置まで戻して印刷動作を再開させる。
【００１５】以上のように本発明の一実施例におけるス
クリーン印刷機は、被印刷物１を位置決め固定するステ
ージ部２と、ステージ部２の上方に位置するスクリーン
版５と、スクリーン版５上に当接しながら水平移動し、
スクリーン版５上の印刷ペースト７を被印刷物１に印刷
する左スキージ８及び右スキージ９と、左スキージ８及
び右スキージ９を矢印Ｘ方向に水平移動可能な印刷駆動
部１２と、スクリーン版５上に印刷ペースト７を供給す
る印刷ペースト供給装置１３と、印刷ペースト供給装置
１３を矢印Ｘ方向、前後方向、矢印Ｚ方向にそれぞれ往
復移動可能な水平軸駆動部１５、前後軸駆動部１６、垂
直軸駆動部１７と、印刷ペースト供給装置１３先端の吐
出ノズル１４下方付近の周辺間を、吐出ノズル１４に接
するように、スクリーン版５に対して水平方向に往復移
動可能なカッター１８と、そのカッター１８を水平方向
に往復移動させる駆動部１９を設け、供給時はカッター
１８を吐出ノズル１４の下部から待避させた位置に移動
させ、供給後はカッター１８の待避位置から吐出ノズル
１４の下部における周辺間を複数回往復移動した後に、
吐出ノズル１４下部へ配置させるという構成を備えるこ
とにより、印刷ペースト７の粘度にかかわらず、吐出ノ
ズル１４からスクリーン版５外部への印刷ペースト７の
落下を防止することができ、また、吐出ノズル１４先端
に垂れ下がった印刷ペースト７に対しては、カッター１
８でスクリーン版５上に切り落とすことにより、長時間
垂れ下がっていた印刷ペースト７の供給により発生する
印刷不良を防止することができるので、連続して安定し
た高精度な印刷ができる。
クリーン印刷機は、被印刷物１を位置決め固定するステ
ージ部２と、ステージ部２の上方に位置するスクリーン
版５と、スクリーン版５上に当接しながら水平移動し、
スクリーン版５上の印刷ペースト７を被印刷物１に印刷
する左スキージ８及び右スキージ９と、左スキージ８及
び右スキージ９を矢印Ｘ方向に水平移動可能な印刷駆動
部１２と、スクリーン版５上に印刷ペースト７を供給す
る印刷ペースト供給装置１３と、印刷ペースト供給装置
１３を矢印Ｘ方向、前後方向、矢印Ｚ方向にそれぞれ往
復移動可能な水平軸駆動部１５、前後軸駆動部１６、垂
直軸駆動部１７と、印刷ペースト供給装置１３先端の吐
出ノズル１４下方付近の周辺間を、吐出ノズル１４に接
するように、スクリーン版５に対して水平方向に往復移
動可能なカッター１８と、そのカッター１８を水平方向
に往復移動させる駆動部１９を設け、供給時はカッター
１８を吐出ノズル１４の下部から待避させた位置に移動
させ、供給後はカッター１８の待避位置から吐出ノズル
１４の下部における周辺間を複数回往復移動した後に、
吐出ノズル１４下部へ配置させるという構成を備えるこ
とにより、印刷ペースト７の粘度にかかわらず、吐出ノ
ズル１４からスクリーン版５外部への印刷ペースト７の
落下を防止することができ、また、吐出ノズル１４先端
に垂れ下がった印刷ペースト７に対しては、カッター１
８でスクリーン版５上に切り落とすことにより、長時間
垂れ下がっていた印刷ペースト７の供給により発生する
印刷不良を防止することができるので、連続して安定し
た高精度な印刷ができる。
【００１６】
【発明の効果】以上のように本発明のスクリーン印刷機
は、被印刷物を位置決め固定するステージ部と、ステー
ジ部の上方に位置するスクリーン版と、スクリーン版上
に当接しながら水平移動し、スクリーン版上の印刷ペー
ストを被印刷物に印刷する印刷スキージと、印刷スキー
ジを印刷方向に水平移動可能な印刷駆動部と、スクリー
ン版上に印刷ペーストを供給する印刷ペースト供給装置
と、印刷ペースト供給装置をスクリーン版上の内外間へ
往復移動可能な供給駆動部と、印刷ペースト供給装置先
端の吐出ノズル下方付近の周辺間を、スクリーン版に対
して略水平方向に往復移動可能なカッターを備え、カッ
ターを印刷ペーストの供給時においては、印刷ペースト
吐出ノズルから待避した位置に移動させ、供給後は、吐
出ノズル下方付近の周辺間を複数回往復移動させた後
に、吐出ノズル下方付近へ配置させるという構成を備え
ることにより、供給終了後直ちに、スクリーン版上でカ
ッターを吐出ノズル下方に配置させるので、印刷ペース
トの粘度にかかわらず、吐出ノズルからの印刷ペースト
の落下を防止することができ、また、吐出ノズル先端に
垂れ下がった印刷ペーストに対しては、カッターで吐出
ノズル下方付近の周辺間を複数回往復移動させることで
スクリーン版上に切り落とすことにより、長時間垂れ下
がっていた印刷ペーストの供給により発生する印刷不良
を防止することができるので、連続して安定した高精度
な印刷ができる。
は、被印刷物を位置決め固定するステージ部と、ステー
ジ部の上方に位置するスクリーン版と、スクリーン版上
に当接しながら水平移動し、スクリーン版上の印刷ペー
ストを被印刷物に印刷する印刷スキージと、印刷スキー
ジを印刷方向に水平移動可能な印刷駆動部と、スクリー
ン版上に印刷ペーストを供給する印刷ペースト供給装置
と、印刷ペースト供給装置をスクリーン版上の内外間へ
往復移動可能な供給駆動部と、印刷ペースト供給装置先
端の吐出ノズル下方付近の周辺間を、スクリーン版に対
して略水平方向に往復移動可能なカッターを備え、カッ
ターを印刷ペーストの供給時においては、印刷ペースト
吐出ノズルから待避した位置に移動させ、供給後は、吐
出ノズル下方付近の周辺間を複数回往復移動させた後
に、吐出ノズル下方付近へ配置させるという構成を備え
ることにより、供給終了後直ちに、スクリーン版上でカ
ッターを吐出ノズル下方に配置させるので、印刷ペース
トの粘度にかかわらず、吐出ノズルからの印刷ペースト
の落下を防止することができ、また、吐出ノズル先端に
垂れ下がった印刷ペーストに対しては、カッターで吐出
ノズル下方付近の周辺間を複数回往復移動させることで
スクリーン版上に切り落とすことにより、長時間垂れ下
がっていた印刷ペーストの供給により発生する印刷不良
を防止することができるので、連続して安定した高精度
な印刷ができる。
【図１】本発明の一実施例におけるスクリーン印刷機の
要部概略正面図
要部概略正面図
【図２】従来のスクリーン印刷機を示す要部概略正面図
１ 被印刷物 ２ ステージ部 ５ スクリーン版 ７ 印刷ペースト ８ 左スキージ ９ 右スキージ １２ 印刷駆動部 １３ 印刷ペースト供給装置 １４ 吐出ノズル １５ 水平軸駆動部 １６ 前後軸駆動部 １７ 垂直軸駆動部 １８ カッター １９ 駆動部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田中 哲矢 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内
Claims (2)
- 【請求項１】 被印刷物を位置決め固定するステージ部
と、前記ステージ部の上方に位置するスクリーン版と、
前記スクリーン版上に当接しながら水平移動し、前記ス
クリーン版上の印刷ペーストを前記被印刷物に印刷する
印刷スキージと、前記印刷スキージを印刷方向に水平移
動可能な印刷駆動部と、前記スクリーン版上に前記印刷
ペーストを供給する印刷ペースト供給装置と、前記印刷
ペースト供給装置を前記スクリーン版上の内外間へ往復
移動可能な供給駆動部と、前記印刷ペーストの供給時に
おいては、前記吐出ノズルから待避した位置に移動さ
れ、供給後においては前記吐出ノズル下方付近へ配置さ
れたカッターを有したことを特徴とするスクリーン印刷
機。 - 【請求項２】 カッターは、印刷ペースト供給装置の先
端に設けられた吐出ノズル下方付近の周辺間を複数回往
復移動可能に設けられたことを特徴とする請求項１記載
のスクリーン印刷機。
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|---|---|---|---|
| JP32297592A JP3314425B2 (ja) | 1992-12-02 | 1992-12-02 | スクリーン印刷機及びその印刷方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32297592A JP3314425B2 (ja) | 1992-12-02 | 1992-12-02 | スクリーン印刷機及びその印刷方法 |
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| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06166167A true JPH06166167A (ja) | 1994-06-14 |
| JP3314425B2 JP3314425B2 (ja) | 2002-08-12 |
Family
ID=18149746
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32297592A Expired - Fee Related JP3314425B2 (ja) | 1992-12-02 | 1992-12-02 | スクリーン印刷機及びその印刷方法 |
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| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3314425B2 (ja) |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
1992
- 1992-12-02 JP JP32297592A patent/JP3314425B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| US10882305B2 (en) * | 2017-11-12 | 2021-01-05 | Asm Assembly Systems Singapore Pte. Ltd. | Isolated paste dispenser |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3314425B2 (ja) | 2002-08-12 |
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