JP4850130B2 - 光学素子および光学素子の成形金型ならびに光学素子の成形方法 - Google Patents

光学素子および光学素子の成形金型ならびに光学素子の成形方法 Download PDF

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Description

本発明は、樹脂成形で製作される光学素子、および光学素子の成形金型ならびに光学素子の成形方法に関するものである。
従来の光学素子の成形に使用される金型は、図16に示すように、固定側入れ子40と、可動側入れ子35と、この可動側入れ子35と摺動してレンズ体37を可動側入れ子35から離型する可動入れ子36とからなり、可動入れ子36によりレンズ体37の一方のレンズ面37aを形成し、固定側入れ子40によりレンズ体37の他方のレンズ面37bを形成している。
この金型の構成において、レンズ体37の組み立て時に嵌合部となるレンズ側面38と一方のレンズ面37aとが、2つの入れ子35と36とにより形成され、形状加工の同軸精度、嵌合時のずれを最小化することにより、成形されたレンズ体37の組み立て時の嵌合部とレンズ面の軸ずれを無くすようにしていた(特許文献1参照)。
特開2002−200652号公報
近年、携帯電話やデジタルカメラなどは小型化・薄型化が進んでおり、例えば樹脂成形レンズは、光学素子の中でますます高精度化が必要となってきており、レンズ組み立て時において、レンズの光軸ずれが生じやすくなり、所望の画質性能が得られ難いという問題がある。
しかしながら、前記従来の金型は、可動側入れ子35と、この可動側入れ子35と摺動してレンズ体37を離型する可動入れ子36によって構成されているため、摺動時に隙間が必要であり、成形後のレンズ体37のレンズ面37aと嵌合部38との間には、前記隙間分ずれる傾向にあった。
このため、従来の金型で成形されたレンズ体37は、可動側入れ子35と可動入れ子36との隙間分だけ、組み立て時のレンズ面37aと嵌合部38とにおいて軸ずれが発生するという問題があり、このことは、レンズ体の組み立ての際に、レンズ体の嵌合部に対してレンズ面が軸ずれを起こし、例えば、撮像レンズにおいては画質を低下させる原因となる。
本発明は、前記従来の技術の課題を解消し、レンズ面を有する光学素子における組み立て時の嵌合面とレンズ面との軸ずれを発生させないように成形可能な構造の光学素子、および、その光学素子の成形金型ならびに光学素子の成形方法を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、請求項1の記載の光学素子に係る発明は、第1レンズ面と、該第1レンズ面と対向する第2レンズ面と、前記第1レンズ面と前記第2レンズ面とにつながるレンズ側面とで構成された光学素子において、前記レンズ側面を、前記第1レンズ面の光軸に対して平行な第1レンズ側面と、前記第2レンズ面の光軸に対して平行な第2レンズ側面とで構成し、前記第2レンズ側面を、前記第1レンズ側面よりもレンズ中心側に設け、かつ前記第1レンズ側面の面粗さよりも粗く形成したことを特徴とする。
請求項2に記載の光学素子に係る発明は、第1レンズ面と、該第1レンズ面と対向する第2レンズ面と、前記第1レンズ面と前記第2レンズ面とにつながるレンズ側面とで構成された光学素子において、前記レンズ側面を、前記第1レンズ面の光軸に対して平行な第1レンズ側面と、前記第2レンズ面の光軸に対して角度を有するテーパ面である第2レンズ側面とで構成し、前記第2レンズ側面を、前記第1レンズ側面よりもレンズ中心側に設け、かつ前記第1レンズ側面の離型抵抗よりも前記第2レンズ側面の離型抵抗が大きくなるように、前記第2レンズ側面は、前記第2レンズ側面の前記第1レンズ側面に近い端から他端に向けて、前記レンズ中心側から外方へ広がるテーパ面であることを特徴とする。
請求項3に記載の光学素子に係る発明は、請求項1または請求項2に記載の光学素子において、前記第1レンズ面の外周と、前記第1レンズ面の光軸に対して垂直でかつ前記第1レンズ側面につながる面と、前記第1レンズ側面とを、任意の曲率半径を有する形状でつなげて形成したことを特徴とする。
請求項に記載の光学素子の成形金型に係る発明は、請求項1〜のいずれか1項に記載の光学素子を成形する金型であって、前記光学素子の第1レンズ面と第1レンズ側面とを形成する第1入れ子と、該第1入れ子と金型が開く境界面で接触する第2入れ子とを備え、該第2入れ子に、第2レンズ面の光軸に対して垂直な面と第2レンズ側面と第2レンズ面を形成する第3入れ子を配置したことを特徴とする。
請求項に記載の光学素子の成形方法に係る発明は、請求項に記載の成形金型を用いて光学素子を成形する際に用いられる成形方法であって、前記光学素子の成形後、前記成形金型の型開き時に、前記第2入れ子に対して前記第3入れ子が前記型開き方向に移動し、前記光学素子の第2レンズ面を離型することを特徴とする。
本発明によれば、レンズ面を有する光学素子の構造が、成形時の離型性を考慮し、光学素子における組み立て時の嵌合部であるレンズ側面とレンズ面とが一体で同時に、精度よく成形される構造になっているため、光学素子の組み立て時のレンズ側面とレンズ面とに軸ずれが発生することがないように成形することができる。
よって、当該光学素子を装置の必要部位に組み付ける際、例えば、他の光学素子との位置を決める鏡筒、または他の光学素子の位置決め部と嵌合させることで、撮像系の特性における画質を向上することができる。
以下、本発明を実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は本発明に係る光学素子の実施形態1を説明するための断面状態を示す説明図である。
図1において、実施形態1における光学素子である樹脂製のレンズ体は、光軸Lに対して軸対称な基本曲率半径1.5mmの第1レンズ面である非球面レンズ面1と、光軸Lに対して軸対称な基本曲率半径0.8mmの第2レンズ面である非球面レンズ面2とからなる厚さ1mmのものであり、第1レンズ平面3と、この第1レンズ平面3につづく第1レンズ側面4と、第1レンズ平面1に対向する第2レンズ平面5と、この第2レンズ平面5につづく第2レンズ側面6を有し、第2レンズ側面6を第1レンズ側面4よりもレンズ中心側に0.05mmの段差Dをもって形成し、第1レンズ側面4の面粗さを0.2μm(図1の右上部の図参照)、第2レンズ側面6の面粗さを6μm(図1の右下部の図参照)にしている。
本実施形態では、第1レンズ面1と、第1レンズ平面3と、第1レンズ側面4とを成形するための金型の入れ子を、一つの入れ子に同時加工することによって、第1レンズ面1と、レンズ組み立て時の外形嵌合面となる第1レンズ側面4との軸ずれをゼロにすることができる。
しかし、離型方向に対して抜き勾配をもたず、レンズ面と組み立て時の外形嵌合面とが一体成形されている場合には、離型抵抗が大きいため、金型において突き出し機構を有している入れ子側にレンズ成形品が残らず、金型から離型できず金型内に残ることがあり、そのレンズ成形品をピンセットなどを用いて離型させようとすれば、不用意な変形を生じさせ、レンズ面において所望の形状精度が得られず、光学素子としての性能が得られないということがあった。
そこで本実施形態では、第1レンズ面1と第1レンズ側面4とが一体成形される場合、第1レンズ側面4の面粗さは小さいため入れ子との離型性はよく、一方、第2レンズ側面6の面粗さが大きいため入れ子に残ることになり、一体で同時成形された入れ子からレンズ成形品を変形することなく、離型することができる構造となる。
これによって、本実施形態では、レンズ面と光学素子組み立て時の外形嵌合面との軸ずれをゼロにする光学素子を提供することができ、このことによって、光学素子において所望の光学設計通りの集光が得られ、例えば撮像系レンズでは、その撮像画質が向上する。
また、実施形態1においては、第1レンズ側面4の長さを0.5mmとし、第2レンズ側面6の長さを1.0mmとして、第2レンズ側面6の長さを第1レンズ側面4の長さより長くし、第1レンズ側面4よりも第2レンズ側面6の方の離型抵抗がより大きくなるようにしている。
図2は本発明の光学素子の実施形態2を説明するための断面状態を示す説明図である。
図2において、光軸Lに対して円対称な第1レンズ面7と、光軸Lに対して円対称な第2レンズ面8とが対向し、実施形態1と同様に、第1レンズ平面9と、この第1レンズ平面9につづく外形嵌合面としての第1レンズ側面10と、第1レンズ平面9に対向する第2レンズ平面11と、この第2レンズ平面11につづく第2レンズ面側12を有し、この第2レンズ面側12を、第1レンズ側面10に対して0.05mmの段差Dをもってレンズ中心側に形成し、かつ第1レンズ側面10に対してレンズ中心から広がる方向に角度θ(=約1°)をもたせるように形成している。
実施形態2では、第2レンズ面側12に外方へ広がるテーパ面を形成することにより、第1レンズ側面10よりも第2レンズ側面6の方の離型抵抗が大きくなるようにしている。
なお、実施形態1,2において、第1レンズ平面3,9と第1レンズ側面4,10とが、半径0.1mmの曲面をもって直交して、つながるようにしている。このことにより、加工する際、半径0.1mmのダイヤモンドバイトによる同時加工が可能となる。
図3〜図7は本発明に係る光学素子の成形方法の実施形態1を説明するための断面図であって、図3〜図6は前記光学素子の実施形態1についての成形工程を説明するための断面図、図7は本成形方法の実施形態1に使用される金型の構成を示す断面図である。
本成形方法にて使用する金型において、13は第1入れ子、14は第2入れ子、15は第2入れ子14と摺動可能な隙間をもって嵌合する第3入れ子、16は第1入れ子13に加工された第1レンズ面部、17は第3入れ子15に加工された第2レンズ面部、18は第1レンズ側面部、19は第2レンズ側面部、20は当該構成の金型で成形される光学素子成形品である。
前記金型において、金型のみの構成を示すのが図7であって、第1入れ子13における第1レンズ面部16と第1レンズ側面部18は、ニッケルメッキ層21の上にダイヤモンドバイトで加工され、面粗さは0.2μmであり、第2入れ子14の第2レンズ側面部19は電気加工である放電加工によって加工された面であって面粗さ6μmである。この面粗さの差により、第2入れ子14の離型抵抗を大きくすることにより、第2,第3入れ子側14,15に光学素子成形品20を残すことが可能になり、第1入れ子13から光学素子成形品20を良好に離型することができる。
また、第1入れ子13の第1レンズ側面部18の長さは0.5mmにし、第2入れ子14の第2レンズ側面部19の長さは1.0mmにしており、第1レンズ側面部18に対し第2レンズ側面部19を長くしている。
図4は本実施形態における光学素子の型開き状態を示す断面図である。図4において図3と同じ構成要素については同じ符号を用い、説明を省略する。
図4において、前記寸法設定にすることにより、金型が開いた際、第1入れ子13に発生する離型抵抗に対して、第2,第3入れ子14,15に発生する離型抵抗が大きくなるため、成形後の光学素子成形品20は第2,第3入れ子14,15側に残ることになる。これによって、光学素子成形品20を第1入れ子13より離型させることが可能となる。
このように、本金型では、第1入れ子13にて一体かつ同時に成形された光学素子成形品20を、第1入れ子13から変形することなく離型することができる金型構造となる。
このように、本実施形態の成形方法によれば、光学素子と光学素子組み立て時の外形嵌合面との軸ずれをゼロにする光学素子を提供することができ、光学素子において所望の光学設計通りの集光が得られるなど、光学性能を向上させることができる。
図5は成形品突き出し時における金型動作例を示す断面図である。図5において図3と同じ構成要素については同じ符号を用い、説明を省略する。
従来の金型構造では、図5を参照すれば、第3入れ子15で光学素子成形品20のレンズ面20aを押し、第2入れ子14から離型させ、レンズ面20aを吸着によって取り出す工程であったが、この場合、レンズ面20aと第3入れ子15が取り出し時に接触しているため、レンズ面20aに傷をつける可能性があった。
そこで本実施形態では、図5に示すような金型構造にして、レンズ面20aを形成する第3入れ子15を離型する方向に下げることによって、レンズ面20aを先に離型させることができ、取り出し時にレンズ面20aに傷が入る可能性を低くすることができる。
このように、第3入れ子15がレンズ面20aに対して離型する方向に動作することにより、光学素子成形品20を第2入れ子14側に残すことによって、レンズ面20aに傷をつけることなく光学素子成形品20を突き出すことが可能である。このことによって、一体で同時加工された第1入れ子13から光学素子成形品20を変形することなく、金型から離型することができる。
図6は成形品突き出し時における他の金型動作例を示す断面図である。図6において図3と同じ構成要素については同じ符号を用い、説明を省略する。
図6に示すような金型構造にすることによって、レンズ面20aの円周面を、第3入れ子15よりも先に、突き出し用の第2入れ子14で押すことによって、先にレンズ面20aを離型させることができ、取り出し時にレンズ面20aに傷が入る可能性を低くすることができる。
このように、第2入れ子14が第3入れ子15から離型する方向に動作することによって、成形品を第2入れ子14側に残すことによりレンズ面に傷をつけることなく成形品を突き出すことが可能となる。
なお、図8(a)の断面図および図8(b)の底面図に示すように、図1に示す実施形態1の光学素子における第2レンズ側面6を、円筒形状にして素子全周に突設すると、前記第2入れ子14での離型抵抗が強いため、図9(a)の断面図および図9(b)の底面図に示すように、第2レンズ側面6をリブ間を分断したような形状にして、第2入れ子2の離型抵抗を軽減するとよい。
図10〜図12は本発明に係る光学素子の成形方法の実施形態2を説明するための断面図であって、図10,図11は前記光学素子の実施形態2についての成形方法の成形工程を説明するための断面図、図12は本成形方法の実施形態2に使用される金型の要部を示す図11のA部拡大図である。
本成形方法にて使用する金型において、22は第1入れ子、23は第2入れ子、24は第2入れ子23と摺動可能な隙間をもって嵌合する第3入れ子、25は第1入れ子22に加工された第1レンズ面部、26は第3入れ子24に加工された第2レンズ面部、27は第1レンズ側面部、28は離型方向に対してアンダーカットとなる第2レンズ側面部、29は当該構成の金型で成形される光学素子成形品である。
本成形方法の実施形態2において、光学素子成形品29のレンズ面29aの円周面を、他面より先に突き出し用の第2入れ子23で押すことによって、レンズ面29aを他面より先に離型させることができ、取り出し時にレンズ面29aに傷が入る可能性を低くするようにしている。
本実施形態の成形金型において、金型が開いた際、アンダーカットとなる第2レンズ側面部28の離型抵抗が強く、このため光学素子成形品29は第2,第3入れ子23,24に確実に残り、第1入れ子22の第1レンズ面部25と第1レンズ側面部27とを離型することができる。
離型時には図11に示すように、第2入れ子23が矢印方向に動作することにより、図12に示すように、光学素子成形品29が矢印方向へ収縮し、光学素子成形品29における第2レンズ面側12が第2レンズ側面部28から外れて取り出し可能となる。
なお、実施形態2では、図13(a)の断面図および図13(b)の底面図に示すように、図2に示す実施形態2の光学素子における第2レンズ側面12において、リブ間を分断したような形状にしている。
次に、上述したようにして成形された光学素子の使用例について説明する。
図14は複合光学素子部品の一例を示す断面図であって、図1に示す実施形態1の構成のレンズ体30と、他の光学素子31とを鏡筒部品32内に収納している。この組み立て状態では、レンズ体30の嵌合面としての第1レンズ側面4が鏡筒部品32の内周面に嵌合して位置決めされ、第2レンズ面側6は鏡筒部品32の内周面には接触しない。
図15に示す複合光学素子部品の例では、実施形態1の構成のレンズ体30と、他の光学素子31とを、中空状の光学素子34内に収納している。この組み立て状態では、レンズ体30の嵌合面としての第1レンズ側面4が中空状の光学素子34の内周面に嵌合して位置決めされ、第2レンズ面側6は中空状の光学素子34には接触しない。
このように本複合光学素子部品では、各光学素子30,31,34の光軸ずれをゼロにすることができ、光学素子の光学設計通りの所望の集光が得られ、撮像系光学素子における画質性能が向上する。
なお、前記実施形態については適宜選択して実施することにより、さらに精度の高いレンズ体を提供することが可能である。
以上のように本実施形態によれば、レンズ面と光学素子の組み立ての位置決め部となる面が一つの入れ子に同時加工できるため、レンズ面と光学素子の組み立ての位置決めとなる面との軸ずれが発生することはない。このことにより、光学素子の組み立て誤差を低減して高精度の光学ユニットを実現することができ、撮像系光学素子において高画質の性能を得ることができる。
本発明は、レンズ面を有する光学素子における組み立て時の嵌合面とレンズ面との軸ずれを発生させない光学素子として有効であり、特に小型電子機器などに搭載される光学素子に適用される。
本発明の光学素子の実施形態1を説明するための断面状態を示す説明図 本発明の光学素子の実施形態2を説明するための断面状態を示す説明図 光学素子の実施形態1についての成形方法の成形工程を説明するための断面図 光学素子の実施形態1についての成形方法の成形工程を説明するための断面図 光学素子の実施形態1についての成形方法の成形工程を説明するための断面図 光学素子の実施形態1についての成形方法の成形工程を説明するための断面図 図3〜図6の成形方法の実施形態1にて使用される金型の構成を示す断面図 実施形態1の光学素子の構成例を示す図であって、(a)は断面図、(b)は底面図 実施形態1の光学素子の他の構成例を示す図であって、(a)は断面図、(b)は底面図 光学素子の実施形態2についての成形方法の成形工程を説明するための断面図 光学素子の実施形態2についての成形方法の成形工程を説明するための断面図 図10,図11の成形方法の実施形態2にて使用される金型の要部を示す断面図 実施形態2の光学素子の構成例を示す図であって、(a)は断面図、(b)は底面図 本実施形態の光学素子の使用例を説明するための複合光学素子部品の一例を示す断面図 本実施形態の光学素子の使用例を説明するための複合光学素子部品の他の例を示す断面図 従来の光学素子の成形に使用される金型を説明するための断面図
符号の説明
1 非球面レンズ面(第1レンズ面)
2 非球面レンズ面(第2レンズ面)
3 第1レンズ平面
4 第1レンズ側面
5 第2レンズ平面
6 第2レンズ側面
7 第1レンズ面
8 第2レンズ面
9 第1レンズ平面
10 第1レンズ側面
11 第2レンズ平面
12 第2レンズ側面
13 第1入れ子
14 第2入れ子
15 第3入れ子
16 第1レンズ面部
17 第2レンズ面部
18 第1レンズ側面部
19 第2レンズ側面部
20 光学素子成形品
21 ニッケルメッキ面
22 第1入れ子
23 第2入れ子
24 第3入れ子
25 第1レンズ面部
26 第2レンズ面部
27 第1レンズ側面部
28 第2レンズ側面部(アンダーカット面)
29 光学素子成形品
30 レンズ体
31 光学素子
32 鏡筒部品
34 光学部品
D 段差
L 光軸

Claims (5)

  1. 第1レンズ面と、
    該第1レンズ面と対向する第2レンズ面と、
    前記第1レンズ面と前記第2レンズ面とにつながるレンズ側面とで構成された光学素子において、
    前記レンズ側面を、
    前記第1レンズ面の光軸に対して平行な第1レンズ側面と、
    前記第2レンズ面の光軸に対して平行な第2レンズ側面とで構成し、
    前記第2レンズ側面を、
    前記第1レンズ側面よりもレンズ中心側に設け、かつ前記第1レンズ側面の面粗さよりも粗く形成した
    ことを特徴とする光学素子。
  2. 第1レンズ面と、
    該第1レンズ面と対向する第2レンズ面と、
    前記第1レンズ面と前記第2レンズ面とにつながるレンズ側面とで構成された光学素子において、
    前記レンズ側面を、
    前記第1レンズ面の光軸に対して平行な第1レンズ側面と、
    前記第2レンズ面の光軸に対して角度を有するテーパ面である第2レンズ側面とで構成し、
    前記第2レンズ側面を、
    前記第1レンズ側面よりもレンズ中心側に設け、かつ前記第1レンズ側面の離型抵抗よりも前記第2レンズ側面の離型抵抗が大きくなるように、前記第2レンズ側面は、前記第2レンズ側面の前記第1レンズ側面に近い端から他端に向けて、前記レンズ中心側から外方へ広がるテーパ面である
    ことを特徴とする光学素子。
  3. 前記第1レンズ面の外周と、前記第1レンズ面の光軸に対して垂直でかつ前記第1レンズ側面につながる面と、前記第1レンズ側面とを、任意の曲率半径を有する形状でつなげて形成したことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の光学素子。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の光学素子を成形する金型であって、前記光学素子の第1レンズ面と第1レンズ側面とを形成する第1入れ子と、該第1入れ子と金型が開く境界面で接触する第2入れ子とを備え、該第2入れ子に、第2レンズ面の光軸に対して垂直な面と第2レンズ側面と第2レンズ面を形成する第3入れ子を配置したことを特徴とする光学素子の成形金型。
  5. 請求項4に記載の成形金型を用いて光学素子を成形する際に用いられる成形方法であって、前記光学素子の成形後、前記成形金型の型開き時に、前記第2入れ子に対して前記第3入れ子が前記型開き方向に移動し、前記光学素子の第2レンズ面を離型することを特徴とする光学素子の成形方法。
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