JP4848432B2 - スクロール圧縮機 - Google Patents

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Description

本発明は、スクロール圧縮機に係り、特に旋回スクロールに固定スクロールへの押付け力を与える中間圧室を有するスクロール圧縮機に好適なものである。
スクロール圧縮機は、スクロールラップ先端の漏れ損失を低減するために、旋回スクロールの背面に中間圧室を形成し、旋回スクロールを固定スクロールに押し付けるようにしたものがある。この中間圧室の圧力は高すぎると、スクロールラップ先端の摺動損失が増え、圧縮機効率が低下するので、適度の圧力に調整する必要がある。
旋回スクロールを固定スクロールに押し付ける力を調節する手段を備えたスクロール圧縮機として、特開平10−110688号公報(特許文献1)に示されたものがある。この特許文献1のスクロール圧縮機は、旋回スクロールを固定スクロールに押し付ける力を調節するために、中間圧室と吸込室との間に差圧制御弁を設け、中間圧力を吸込圧力に一定値を加えた圧力に制御し、圧縮室内の圧力が吐出圧力より大きくなったときに、バイパス弁により圧縮室から冷媒ガスを排出するようにしている。
特開平10−110688号公報
近年、ルームエアコンで性能表記されている通年エネルギー消費効率や、ヒートポンプ式給湯機で性能表記されている年間給湯効率では、年間を通しての効率表記となるため、スクロール圧縮機の運転される圧力条件が複数存在している。しかし、特許文献1の各実施の形態のスクロール圧縮機では、性能が要求される複数の圧力条件の中の何れかの圧力条件で中間圧力を設定することとなり、他の圧力条件で運転する際に性能が低下してしまう、という課題があった。即ち、低い圧力条件に適切な中間圧力を設定すると、高い圧力条件でスクロール圧縮機を運転する際に、スクロールラップ先端の摺動損失が増え、圧縮機効率が低下してしまう。逆に、高い圧力条件に適切な中間圧力を設定すると、低い圧力条件でスクロール圧縮機を運転する際に、スクロールラップ先端の漏れ損失が増え、圧縮機効率が低下してしまう。
本発明の目的は、簡単な構成により、年間を通して性能が要求される複数の圧力条件でスクロールラップ先端の漏れ損失及び摺動損失の増大を抑制でき、圧縮機効率を向上できるスクロール圧縮機を得ることにある。
前述の目的を達成するために、本発明では、台板とこの台板に立設したスクロールラップとを有する固定スクロールと、台板とこの台板に立設したスクロールラップとを有すると共に、前記固定スクロールと噛み合って旋回運動をすることにより前記固定スクロールとの間に吸込室または圧縮室を形成する旋回スクロールと、前記旋回スクロールに固定スクロール側への押付け力を与える中間圧室と、貯油室からシャフト給油孔及び軸受を通して前記中間圧室に流体である潤滑油を流入させる流体流入手段と、前記中間圧室の潤滑油を前記吸込室または圧縮室に流出させる流体流出手段と、を備え、前記流体流出手段は、前記中間圧室と前記吸込室または前記圧縮室とを繋ぐ流体流出路と、この流体流出路内に設けられ前記中間圧室の圧力を調整する中間圧制御弁と、を備えたスクロール圧縮機において、前記中間圧制御弁は、前記流体流出路内に可動可能に配置されると共に前記流体流出路に設けられた弁座面に当接される弁体と、前記弁体に前記弁座面側への押圧力を付与する弾性体とを備え、吐出圧力と吸込圧力との差圧である圧力状態の変化に応じて前記流体流出路を流れる流体に対する絞り量を変化させ、前記差圧が第1の差圧となる条件での前記弁体が前記弁座面に接触した状態では弁連通路を通して前記中間圧室の潤滑油を前記吸込室または圧縮室に流出させて前記中間圧室の圧力を当該弁連通路によって決定され且つ当該第1の差圧となる条件に適した第1の圧力に制御し、前記差圧が前記第1の差圧よりも大きい第2の差圧となる条件での前記弁体が前記弁座面から離れた状態では前記弁体と前記弁座面との隙間を通して前記中間圧室の潤滑油を前記吸込室または圧縮室に流出させて前記中間圧室の圧力を前記弾性体によって前記第1の圧力より高く決定され且つ当該第2の差圧となる条件に適した第2の圧力に制御する構成にしたことにある。
係る本発明のより好ましい具体的な構成例は次の通りである。
(1)前記弁体は前記弁座面に接触した状態で前記第1の圧力の絞り量を設定する弁連通路を形成していること。
(2)前記弁連通路は、前記弁体の弁座面側に設けられ、前記弁座面の内側と外側とを連通する溝で構成されていること。
(3)前記弁連通路を構成する溝は前記弁体の中心部から径方向に延びる直線状の溝であること。
(4)前記弁座面は前記第1の圧力の絞り量を設定する弁連通路を形成していること。
(5)ヒートポンプ式給湯機、ルームエアコンまたは冷蔵・冷凍装置用に使用されること。
係る本発明のスクロール圧縮機によれば、簡単な構成により、年間を通して性能が要求される複数の圧力条件でスクロールラップ先端の漏れ損失及び摺動損失の増大を抑制でき、圧縮機効率を向上できる。
以下、本発明の複数の実施形態について図を用いて説明する。各実施形態の図における同一符号は同一物または相当物を示す。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態のスクロール圧縮機を図1から図5を用いて説明する。
まず、本実施形態のスクロール圧縮機50の全体に関して図1から図3を参照しながら説明する。図1は本実施形態のスクロール圧縮機50の縦断面図、図2は図1の固定スクロール2の単体状態を反スクロールラップ側から見た図、図3は図2の固定スクロール2をスクロールラップ側から見た図である。本実施形態のスクロール圧縮機50は、二酸化炭素対応ヒートポンプ式給湯機の冷凍サイクルの構成要素として使用される。
旋回スクロール1は、台板1aと、この台板1aの鏡面に立設されたスクロールラップ1bと、台板1aの背面に突出して設けられた軸受保持部1dと、を備えて構成されている。台板1aの背面には径方向に延びる旋回オルダム溝1eが形成されている。軸受保持部1dは円筒状に突出されている。軸受保持部1dの内部に円筒状の旋回軸受1cが挿入されている。
固定スクロール2は、概略円盤状の台板2nと、この台板2nの鏡面に立設されたスクロールラップ2oと、を備えて構成されている。旋回スクロール1と固定スクロール2とは噛み合って配置され、旋回スクロール1と固定スクロール2との間に吸込室16及び圧縮室3が形成される。旋回スクロール1が旋回運動することにより、冷媒ガスが吸込室16を通して吸込まれ、圧縮室3で圧縮され、固定スクロール2の吐出孔2dから密閉容器22内に吐出される。旋回スクロール1と固定スクロール2は圧縮機構部を構成している。
固定スクロール2の台板2nの周縁部には、スクロールラップ2oの歯先面と同一面である非旋回基準面2aが全周にわたって設けられている。この非旋回基準面2aには、周囲溝2bが環状に形成されている。
また、固定スクロール2の台板2nの周縁部には、流体流出路27及び背圧制御弁8を備える流体流出手段30が設けられている。この流体流出手段30の詳細は後述する。
固定スクロール2の中央近くには、歯底面に開口され、圧縮室3で圧縮された作動流体を吐出する吐出孔2dが設けられている。
固定スクロール2の歯底には、二対で計4個のバイパス孔2cが設けられている。このバイパス孔2cを設ける理由は、圧縮室3の圧力が所定の吐出圧力以上にならないように、このバイパス孔2cから冷媒ガスを抜くためである。このバイパス孔2cを覆って開閉するようにリード弁板であるバイパス弁板4が設けられ、このバイパス弁板4の開度を制限するようにリテーナ4aが設けられている。バイパス弁板4及びリテーナ4aは共通のバイパス螺子5で固定スクロール2に固定されている。
固定スクロール2の歯底面の外縁部には吸込用掘込み2eが設けられ、この吸込用掘込み2eの一側端部に連通して吸込孔2fが設けられている。この吸込孔2fは、固定スクロール2の背面から貫通して吸込用掘込み2eに連通するように延びている。この吸込孔2fには、弁体7a及び弁ばね7bが挿入され、さらには吸込パイプ6が挿入されている。弁体7a及び弁ばね7bは、吸込側の逆止弁7を構成している。
固定スクロール2の外周面には複数個の流通溝2gが設けられている。これらの複数の流通溝2gは、密閉容器22との間に吐出ガスおよび潤滑油19の流路となる流通路を構成するものであり、固定スクロール2の周方向に間隔をあけて設けられ、少なくとも外周面上端付近及び外周面下端付近に設けられている。
固定スクロール2のモータ側にフレーム9が設置されている。フレーム9は、密閉容器22の内径と同じ外径を有し、密閉容器22に溶接されて固定されている。
フレーム9の外周面には複数の流通溝9hが設けられている。これらの複数の流通溝9hは、密閉容器22との間に吐出ガス及び潤滑油19の流路となる流通路を構成するものであり、固定スクロール2の各流通溝2gとそれぞれ連通されるように、フレーム9の周方向に間隔をあけて設けられ、少なくとも外周面上端付近及び外周面下端付近に設けられている。
フレーム9の外縁部の固定スクロール側の面は、固定スクロール2を取り付ける取付面9aとして構成されている。固定スクロール2の外縁部とフレーム9の取付面9aとが密接され、固定螺子26により両者2、9が固定されている。
フレーム9の取付面9aの内側(中心部側)には、凹面である旋回挟持面9bが設けられている。固定スクロール2の非旋回基準面2aとフレーム9の旋回挟持面9bとの間に旋回スクロール1が旋回可能に挟持されている。
フレーム9の旋回挟持面9bの内側(中心部側)には、凹面であるオルダムリング設置面9iが設けられている。このオルダムリング設置面9iには径方向に延びるフレーム側オルダム溝9cが設けられている。
フレーム9中央部(中心部)には軸方向に貫通する貫通孔が設けられている。この貫通孔の中には、軸シール9d及び主軸受9eがモータ側から順に設置されている。その貫通孔を形成するスクロール側の縁部には、シャフト11のスラスト力を受けるスラスト面9fが設けられている。このスラスト面9fはオルダムリング設置面9iの内側の凹面として形成されている。
オルダムリング10は、その一面にフレーム側突起部10aが設けられ、もう一方の面に旋回側突起部10bが設けられている。このオルダムリング10は、フレーム9のオルダムリング設置面9iと旋回スクロール1の背面との間に配置され、フレーム側突起部10aがフレーム側オルダム溝9cに移動可能に嵌合され、旋回側突起部10bが旋回オルダム溝1eに移動可能に嵌合されている。
旋回スクロール1の背面側には、旋回スクロール1、固定スクロール2及びフレーム9によって囲まれた空間である中間圧室23が形成されている。この中間圧室23は、吸込圧力と吐出圧力の間の中間圧力とされ、旋回スクロール1に固定スクロールへの押付け力を与える押付力付与手段を構成する。
シャフト11には、中心部を貫通して軸受保持部1d内の底部に至るシャフト給油孔11aと、このシャフト給油孔11aから径方向に延びて主軸受9eに至る主軸受給油孔11bと、シャフト給油孔11aから径方向に延びて軸シール9dに至る軸シール給油孔11cと、シャフト給油孔11aから径方向に延びて副軸受13に至る副軸受給油孔11dとが設けられている。
シャフト11の一方の端部には偏心部11eが設けられている。この偏心部11eは旋回軸受1c内に挿入されている。シャフト11の他方の端部には細径部11fが設けられている。この細径部11fは、副軸受13内に挿入されて軸支されている。副軸受13は、外周が球面形状で、内周が円筒形状をしている。副軸受13は副軸ハウジング15に組み込まれ、副軸ハウジング15は密閉容器22に固定された副軸受支持板14に固定されている。
シャフト11の中央部にはロータ12aが圧入されて固定されている。密閉容器22にはステータ12bが焼き嵌めされ固定されている。モータ12はロータ12aとステータ12bとで構成されている。
次に、係る構成のスクロール圧縮機50の基本的な動作について説明する。
ロータ12aが回転することによりシャフト11が回転し、シャフト11の偏心部11eの偏心回転により旋回スクロール1が旋回運動する。ここで、オルダムリング10があるので、旋回スクロール1の自転が防止される。
この旋回スクロール1の旋回運動により、冷凍サイクルの冷媒ガスは、吸込パイプ6を通して吸込室16内に吸い込まれ、さらに両スクロール1、2の間に形成される圧縮室3に入り、圧縮されて吐出孔2dから固定スクロール背面室17に吐出される。
固定スクロール背面室17に吐出された冷媒ガスは、密閉容器22及び固定スクロール2に衝突して潤滑油を分離し、固定スクロール2およびフレーム9の外周面に設けられた流通溝2g、9hを通ってモータ室18に入る。なお、固定スクロール背面室17で分離された潤滑油は固定スクロール背面室17の下部に貯留された潤滑油19中に流下される。
モータ室18に入った冷媒ガスは、ロータ12a、ステータ12b及び副軸受支持板14等に衝突してその冷媒ガス中に含まれる潤滑油を分離し、副軸受支持板14に形成された通気孔14aを通って貯油室21に入る。なお、モータ室18で分離された潤滑油はモータ室18の下部に貯留された潤滑油19中に流下される。
貯油室21に入った冷媒ガスは、油分離板25に衝突してその冷媒ガス中に含まれる潤滑油を分離し、吐出パイプ20を通って外部に流出される。なお、貯油室21で分離された潤滑油は貯油室21の下部に貯留された潤滑油21中に流下される。
冷媒ガスが通気孔14aを通る流路抵抗により、貯油室21の圧力はモータ室18の圧力よりも若干低くなる。その結果、モータ室18の底部の潤滑油19は、モータ室18の圧力により副軸受支持板14の導油孔14bを通して貯油室21に押し出され、モータ室18の油面より貯油室21の油面が高くなる。
固定スクロール背面室17、モータ室18及び貯油室21は、流路抵抗によりこの順に若干の圧力低下があるものの、基本的には吐出圧力の雰囲気となる。
次に、係る構成のスクロール圧縮機50における給油について説明する。
貯油室21内の潤滑油19は、貯油室21内の圧力(吐出圧力)と中間圧室23の圧力(中間圧力)との差圧により、給油パイプ24からシャフト給油孔11aを通って旋回軸受1cに給油される。この旋回軸受1cに給油された潤滑油19は、旋回軸受1cの摺動部を潤滑し、減圧された後に中間圧室23に流入される。このように、中間圧室23に流体である潤滑油19を中間圧室23に流入させる流体流入手段は、差圧による給油手段で構成されている。
中間圧室23に流入した潤滑油19の一部は、流体流出手段30を通して吸込室16に流出され、冷媒ガスとともに圧縮室3を経て、固定スクロール2の吐出孔2dから固定スクロール背面室17に吐出される。
従って、中間圧室23の中間圧力は、吐出圧力と吸込圧力との差圧、旋回軸受1cにおける絞り量(流路抵抗)、流体流出手段30における絞り量(流路抵抗)に基づいた圧力となる。
なお、シャフト給油孔11a内を通る潤滑油は、シャフト11の回転による遠心力により、主軸受給油孔11b、軸シール給油孔11c及び副軸受給油孔11dを通して、主軸受9e、軸シール9d及び副軸受13の各摺動部にも給油される。
次に、図4及び図5を参照しながら、流体流出手段30について具体的に説明する。図4は図1の流体流出手段30付近の断面図、図5は図1のスクロール圧縮機50を二酸化炭素対応ヒートポンプ式給湯機に使用した場合の中間圧力と運転圧力条件のグラフである。
まず、図4を用いて説明する。流体流出手段30は、中間圧室23の潤滑油を吸込室16に流出させることにより、中間圧室23の圧力を調節するようにしたものである。この流体流出手段30は、固定スクロール2に形成された流体流出路27と、この流体流出路27内に設置された中間圧制御弁8と、を備えて構成されている。なお、流体流出手段30は、中間圧室23の潤滑油を圧縮室3に流出させるようにしたものであってもよい。
流体流出路27は、中間圧室23に連通される中間圧室側導通孔2pと、圧縮機構部の低圧側である吸込室16に連通される吸込室側導通孔2kと、中間圧室側導通孔2pと吸込室側導通孔2kとを連通する弁孔2hと、を備えて構成されている。
中間圧室側導通孔2pは固定スクロール2の孔に圧入された筒状の弁座部材28により構成されている。この弁座部材28の弁孔側の縁部には弁座面28aが形成されている。なお、固定スクロール2自身で弁座部材28を構成するようにしてもよい。その場合には、中間圧室導入孔2pは固定スクロール2自身の孔で構成されることとなる。
吸込室側導通孔2kは弓状溝2mに連通され、弓状溝2mは吸込孔2fに連通されている。弓状溝2mは吸込孔2fから吸込用掘込み2eと反対側に弓状に延びている。
弁孔2hは、固定スクロール2の背面側から形成された大径の弁キャップ挿入部2lの底部から延びるように形成されている。なお、弁キャップ挿入部21は弁キャップ8dで塞がれている。
中間圧制御弁8は、圧力状態の変化に応じて流体流出路27を流れる流体に対する絞り量を変化させ、低い圧力状態では中間圧室23の圧力を当該低い圧力状態に適した第1の圧力に制御し、高い圧力状態では中間圧室23の圧力を当該高い圧力状態に適した第2の圧力に制御する。
この中間圧制御弁8は、円板で形成された弁体8aと、圧縮コイルばねで形成された弁ばね8bと、弁ばね8bの内径より若干大きな外径を有する円柱で形成されたばね位置決め具8cと、弁キャップ挿入部2lの内径より若干大きな外径を有する円柱で形成された弁キャップ8dと、備えて構成されている。
弁体8aは、流体流出路27の弁孔2h内に可動可能に配置されると共に、流体流出路27の途中に設けられた弁座面28iに当接可能に配置されている。弁体8aには、弁体8aが弁座面28aに接触した状態で、中間圧室23の圧力が第1の圧力となるように、流体流出路27を流れる流体に対する絞り量を設定する連通細孔8eが形成されている。連通細孔8eは弁連通路を構成するものである
弁ばね8bは、弁体8aを弁座面側に押すためのものであり、弁孔2h内に配置され、弁体8aと弁キャップ8dとの間に挟持されている。
ばね位置決め具8cは、弁体8aの軸の位置を決めるためのものであり、弁キャップ8dに装着され、弁ばね8b内に挿入されている。
弁キャップ8dは、弁キャップ挿入部2lを塞いで弁孔2hの流通路の壁面を構成すると共に、弁ばね8bの一方の端部を当接する。
中間圧制御弁8は、弁体8aに設けた連通細孔8eの絞り量と弁ばね8bのバネ荷重とによって中間圧室23の圧力である中間圧力を調整している。この調整された中間圧力よって旋回スクロール1が固定スクロール2に押し付けられて圧縮動作を行うので、スクロールラップ1c、2o先端の漏れ損失及び摺動損失を低減することができ、圧縮機効率を向上できる。
中間圧室23の中間圧力が高すぎると、スクロールラップ1b、2o先端の摺動損失が増え、圧縮機効率が低下するので、適度の圧力に調整する必要がある。ヒートポンプ式給湯機においては、給湯機としての性能が要求されるポイントとして、中間期における65℃貯湯条件(以下、中間期65℃貯湯条件と称する。)と冬期における90℃貯湯条件(以下、冬期90℃貯湯条件と称する。)とがある。これらの貯湯条件では、吸込圧力と吐出圧力が異なるために、中間圧室23の中間圧力の最適値が異なる。
図5を用いて中間圧室23の中間圧力の動作ポイントについて説明する。
まず、弁体8aに連通細孔8eを有しない従来の中間圧制御弁8について説明する。この従来の中間圧制御弁8は弁ばね8bのみの機能によって中間圧室23の中間圧力が調整される。吐出圧力と吸込圧力との差圧がΔP1となる中間期65℃貯湯条件で、圧縮機効率がピークとなる中間圧力をα1(a点)とした場合、吐出圧力と吸込圧力との差圧がΔP2に上昇する冬期90℃貯湯条件での中間圧室23の中間圧力は、α2(b点)と極めて高い圧力となる。このため、スクロールラップ1b、2o先端の摺動損失が増え、圧縮機効率が低下することとなってしまい、給湯機全体としての性能が低いものとなってしまう。
一方、弁体8aに連通細孔8eを設けた本実施形態の中間圧制御弁8は、連通細孔8e及び弁ばね8bの機能によって中間圧室23の中間圧力が調整される。即ち、吐出圧力と吸込圧力との差圧がΔP1となる中間期65℃貯湯条件では、弁体8aに設けた連通細孔8eの絞り量のみによって中間圧室23の中間圧力をα1(a点)を維持させる。このとき、弁ばね8bは動作しない。吐出圧力と吸込圧力との差圧がΔP2に上昇する冬期90℃貯湯条件では、弁体8aに設けた連通細孔8eではなく、弁ばね8bが動作して中間圧室23の中間圧力をα2より低いα3(c点)を維持させることが可能となる。本実施形態では、このように連通細孔8eと弁ばね8bによって異なる中間圧力に制御でき、その切り替え点はd点となる。
また、吐出圧力の高い過負荷条件においては、従来の中間圧制御弁8ではe点となり、本実施形態の中間圧制御弁8ではf点となるので、両者の中間圧力の差は更に広がることとなる。従って、本実施形態の中間圧制御弁8により、吸込圧力と吐出圧力の差圧が大きくなる条件で中間圧力の過度の上昇を抑制でき、圧縮機の効率およびスクロールラップの歯先の信頼性を確保することができる。
本実施形態のスクロール圧縮機50によれば、簡単な構成により、年間を通して性能が要求される複数の圧力条件でスクロールラップ1b、2o先端の漏れ損失及び摺動損失の増大を抑制できる。即ち、中間圧室23の圧力を調整するために弁通路8eを有する中間圧制御弁8を設けることで、圧力条件が変わっても旋回スクロール1を固定スクロール2に過剰に押し付けることはなく、低圧力条件と高圧力条件においてそれぞれ適正な中間圧力となり、性能を大幅に向上することができる。特に、年間を通しての効率向上幅を大きくすることができる。次に性能向上代について説明する。中間期65℃貯湯条件では中間圧力をα1(a点)と維持させているために従来構造と性能は同一であるが、冬期90℃貯湯条件では従来構造の中間圧力α2での性能を100%とした場合、本実施形態の中間圧力α3での性能は104%となり性能が大幅に向上する。また、吐出圧力の高い過負荷条件においては、従来構造に対して、圧縮機に搭載されているモータを駆動するために必要な電流および電力が少なくなる。これにより従来ヒートポンプ給湯機ユニットに搭載されているインバータの電流制限で高い負荷条件では圧縮機の回転数が制限されていたが、本実施形態では略110%の回転数増加が可能となり運転範囲の拡大も可能となる。更に、本実施形態では中間圧室23と流体流出路27は連通細孔8eを介して連通しているために、圧縮機内部に存在する溶接スパッタや鉄粉などの微細なゴミが連通細孔8eから抜け出る。これによって、従来構造では弁体8aと弁座面28iで微細なゴミが噛み込んでしまい設定した中間圧力よりも低い圧力となり、スクロールラップ先端の漏れ損失が増え、性能が低下してしまうといった課題も解決でき、信頼性の高いスクロール圧縮機となる。
なお、本実施形態では、横置のスクロール圧縮機50で説明したが、縦置のスクロール圧縮機でも同様の効果が得られる。更に、本発明は、ヒートポンプ給湯機のみではなく、ルームエアコンや冷蔵・冷凍装置用のスクロール圧縮機にも適用でき、同様の効果が得られる。ルームエアコン用の圧縮機に本実施形態を採用した場合の性能向上代について説明する。圧縮機の運転条件としては、冷房中間条件、暖房中間条件の中間条件、冷房定格条件、暖房定格条件の定格条件がある。圧力差の小さい中間条件では連通細孔8eで中間圧室23の中間圧力を決定し、圧力差の大きい定格条件では、弁ばね8bで中間圧力を決定する。これにより、中間条件では従来構造と同一の性能であるが、定格条件では101〜101.5%程度性能が向上し、ルームエアコンの通年エネルギー消費効率に大きく寄与することができる。なお、ルームエアコン用の圧縮機の中間圧力制御弁8の構造は上述したヒートポンプ給湯機用の圧縮機の構造部品を流用して説明したが、同一部品ではなく、ルームエアコン用に適した構造(弁ばね、連通細孔等)の部品となる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態について図6及び図7を用いて説明する。図6は本発明の第2実施形態のスクロール圧縮機50の流体流出手段30付近の断面図、図7は図6の弁体8aの単体状態を連通溝側から見た図である。なお、図6の弁体8aは図7のA−A線に沿った断面としてある。この第2実施形態は、次に述べる点で第1実施形態と相違するものであり、その他の点については第1実施形態と基本的には同一であるので、重複する説明を省略する。
この第2実施形態では、弁体8aには、連通細孔8eが設けられることなく、連通溝8fが設けられている。この連通溝8fは、細い溝で構成され、弁座面28aの内側と外側とを連通しており、連通細孔8eと同様の機能を有する。
この第2実施形態は、中間期65℃貯湯条件においては、弁体8aの連通溝8fの絞り量で圧縮機効率がピークとなる中間圧力に調節し、冬期90℃貯湯条件においては、弁ばね8bにて圧縮機効率がピークとなる中間圧力に調整している。これによって、第2実施形態では、第1実施形態と同様の効果が得られる。即ち、吸込圧力と吐出圧力の差圧が大きくなる条件で中間圧力の過度の上昇を抑制でき、圧縮機の効率およびスクロールラップの歯先の信頼性を確保することができる。なお、この第2実施形態では、連通溝8fは弁体8aの中心を通る直線上に設けているが、この連通溝8fの構成は絞り量が決定できる構造であればどのような溝でもかまわない。
(第3実施形態)
次に、本発明の第3実施形態について図8及び図9を用いて説明する。図8は本発明の第3実施形態のスクロール圧縮機50の流体流出手段30付近の断面図、図9は図8の弁座部材28の単体状態を連通溝側から見た図である。なお、図8の弁座部材28は図9のB−B線に沿った断面としてある。この第3実施形態は、次に述べる点で第2実施形態と相違するものであり、その他の点については第2実施形態と基本的には同一であるので、重複する説明を省略する。
この第3実施形態では、弁体8aには連通細孔8e及び連通溝8fが設けられることなく、弁座部材28の弁座面28aに連通溝28bが設けられている。この連通溝28bは、細い溝で構成され、弁座面28aの内側と外側とを連通しており、連通溝8fと同様の機能を有する。
この第3実施形態は、中間期65℃貯湯条件においては、弁座面28aの連通溝28bの絞り量で圧縮機効率がピークとなる中間圧力に調節し、冬期90℃貯湯条件においては、弁ばね8bにて圧縮機効率がピークとなる中間圧力に調整している。これによって、第3実施形態では、第2実施形態と同様の効果が得られる。即ち、吸込圧力と吐出圧力の差圧が大きくなる条件で中間圧力の過度の上昇を抑制でき、圧縮機の効率およびスクロールラップの歯先の信頼性を確保することができる。なお、この第3実施形態では、連通溝28bは弁座面28aの中心を通る直線上に設けているが、この連通溝28bの構成は絞り量が決定できる構造であればどのような溝でもかまわない。
本発明の第1実施形態のスクロール圧縮機の縦断面図。 図1の固定スクロールの単体状態を反スクロールラップ側から見た図。 図2の固定スクロール2をスクロールラップ側から見た図。 図1の流体流出手段付近の断面図。 図1のスクロール圧縮機を二酸化炭素対応ヒートポンプ式給湯機に使用した場合の中間圧力と運転圧力条件のグラフ。 本発明の第2実施形態のスクロール圧縮機の流体流出手段付近の断面図。 図6の弁体の単体状態を連通溝側から見た図。 本発明の第3実施形態のスクロール圧縮機の流体流出手段付近の断面図。 図8の弁座部材の単体状態を連通溝側から見た図。
1…旋回スクロール、1a…台板、1b…スクロールラップ、1c…旋回軸受、1d…軸受保持部、1e…旋回オルダム溝、2…固定スクロール、2a…非旋回基準面、2b…周囲溝、2c…バイパイ弁、2d…吐出孔、2e…吸込用掘込み、2f…吸込孔、2g…流通溝、2h…弁孔、2k…吸込室側導通孔、2l…弁キャップ挿入部、2m…弓状溝、2n…台板、2o…スクロールラップ、2p…中間圧室側導通孔、3…圧縮室、4…バイパス弁板、4a…リテーナ、5…バイパス螺子、6…吸込パイプ、7…吸込側逆止弁、7a…弁体、7b…弁ばね、8…中間圧制御弁、8a…弁体、8b…弁ばね、8c…ばね位置決め具、8d…弁キャップ、8e…連通細孔(弁連通路)、8f…連通溝(弁連通路)、9…フレーム、9a…取付面、9b…旋回挟持面、9c…フレーム側オルダム溝、9d…軸シール、9e…主軸受、9f…スラスト面、9h…流通溝、9i…オルダムリング設置面、10…オルダムリング、10a…フレーム側突起部、10b…旋回側突起部、11…シャフト、11a…シャフト給油孔、11b…主軸受給油孔、11c…軸シール給油孔、11d…副軸受給油孔、11e…偏心部、11f…細径部、12…モータ、12a…ロータ、12b…ステータ、13…副軸受、14…副軸受支持板、14a…通気孔、14b…導油孔、15…副軸ハウジング、16…吸込室、17…固定スクロール背面室、18…モータ室、19…潤滑油、20…吐出パイプ、21…貯油室、22…密閉容器、23…中間圧室、24…給油パイプ、25…油分離板、26…固定螺子、27…流体流出路、28…弁座部材、28a…弁座面、28b…連通溝(弁連通路)、30…流体流出手段、50…スクロール圧縮機。

Claims (7)

  1. 台板とこの台板に立設したスクロールラップとを有する固定スクロールと、
    台板とこの台板に立設したスクロールラップとを有すると共に、前記固定スクロールと噛み合って旋回運動をすることにより前記固定スクロールとの間に吸込室または圧縮室を形成する旋回スクロールと、
    前記旋回スクロールに固定スクロール側への押付け力を与える中間圧室と、
    貯油室からシャフト給油孔及び軸受を通して前記中間圧室に流体である潤滑油を流入させる流体流入手段と、
    前記中間圧室の潤滑油を前記吸込室または圧縮室に流出させる流体流出手段と、を備え、
    前記流体流出手段は、前記中間圧室と前記吸込室または前記圧縮室とを繋ぐ流体流出路と、この流体流出路内に設けられ前記中間圧室の圧力を調整する中間圧制御弁と、を備えたスクロール圧縮機において、
    前記中間圧制御弁は、
    前記流体流出路内に可動可能に配置されると共に前記流体流出路に設けられた弁座面に当接される弁体と、前記弁体に前記弁座面側への押圧力を付与する弾性体とを備え、
    吐出圧力と吸込圧力との差圧である圧力状態の変化に応じて前記流体流出路を流れる流体に対する絞り量を変化させ、前記差圧が第1の差圧となる条件での前記弁体が前記弁座面に接触した状態では弁連通路を通して前記中間圧室の潤滑油を前記吸込室または圧縮室に流出させて前記中間圧室の圧力を当該弁連通路によって決定され且つ当該第1の差圧となる条件に適した第1の圧力に制御し、前記差圧が前記第1の差圧よりも大きい第2の差圧となる条件での前記弁体が前記弁座面から離れた状態では前記弁体と前記弁座面との隙間を通して前記中間圧室の潤滑油を前記吸込室または圧縮室に流出させて前記中間圧室の圧力を前記弾性体によって前記第1の圧力より高く決定され且つ当該第2の差圧となる条件に適した第2の圧力に制御する
    ことを特徴とするスクロール圧縮機。
  2. 請求項1において、前記弁体は前記弁座面に接触した状態で前記第1の圧力の絞り量を設定する弁連通路を形成していることを特徴とするスクロール圧縮機。
  3. 請求項2において、前記弁連通路は、前記弁体の中心部に設けられ、弁座面側から反弁座面側に貫通する連通細孔で構成されていることを特徴とするスクロール圧縮機。
  4. 請求項2において、前記弁連通路は、前記弁体の弁座面側に設けられ、前記弁座面の内側と外側とを連通する溝で構成されていることを特徴とするスクロール圧縮機。
  5. 請求項4において、前記弁連通路を構成する溝は前記弁体の中心部から径方向に延びる直線状の溝であることを特徴とするスクロール圧縮機。
  6. 請求項1において、前記弁座面は前記第1の圧力の絞り量を設定する弁連通路を形成していることを特徴とするスクロール圧縮機。
  7. 請求項1から6の何れかにおいて、ヒートポンプ式給湯機、ルームエアコンまたは冷蔵・冷凍装置用に使用されることを特徴とするスクロール圧縮機。
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