JP4846963B2 - 視覚化可能なビーム角度調節付きx線イメージング・システム - Google Patents

視覚化可能なビーム角度調節付きx線イメージング・システム Download PDF

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Description

【0001】
【発明の背景】
ここに開示し請求する発明は一般的には、システム操作者が、X線検出器とシステムX線管によって投射されるビームの照射野(field)とを迅速に整列させることを可能にするX線イメージング・システムに関する。さらに具体的には、本発明は、検出器及びX線ビーム照射野にそれぞれ関連する視覚的要素又はインジケータを備えており、インジケータを互いに対して整列させて、検出器とビーム照射野との正しい整列性(アラインメント)を確実にするような上述の形式のシステムに関する。一層具体的に述べると、本発明は、視覚的インジケータを自動的に調節して、X線ビームの角度傾斜によって生ずる歪みを補償する上述の形式のシステムに関する。
【0002】
周知のように、典型的なX線イメージング・システムでは、X線管と、X線フィルム又はディジタル固体検出器のように平面状の撮像表面を有する受像器との間に患者を配置する。X線管は、検出器表面に向かってX放射線のビームを投射し、撮像されるべき患者の身体構造を透過させる。投射されたX放射線の検出器に入射した面積は、アクティブ撮像域(AIA)を画定する。本書ではX線ビーム照射野又は視野(FOV)を投射ビームと検出器平面との交差面であるものと定義すると、一般的には、X線ビーム照射野又はFOVは、画像データの欠落を回避するためには検出器表面の境界と一致しているか又は境界の範囲内に位置していなければならない。FOVは、投射されるX線ビームの方向を変化させるようにX線管を回転させる又は傾斜させると共に、X線ビームの幅寸法及び長さ寸法を変化させるようにコリメータを動作させることにより調節することができる。X線管及び/又は検出器の直線移動によってさらなる調節を行なうこともできる。
【0003】
重要な種別をなすX線イメージング・システムにおいては、システム操作者又は技術者がビーム照射野と検出器との間に所要の一致を与えようとする際にビーム照射野と検出器とを迅速に整列させることを可能にする視覚的インジケータが設けられている。例えば、かかる形式の製品の一つでは、患者はテーブルの上に水平に支持されており、X線管はテーブルの上方に装着されてビームを下方に投射し、フィルム・カセット又は他の検出器はテーブルの下方に配置されている。操作者が検出器とX線ビームとを整列させるのを支援するために、検出器ハンドルに、平面状検出器表面の長さに沿った正確な中点にマーク又は切り込みが形成されている。また、X線管から下方に可視光又はレーザ光のビームが投射されて、検出器平面の近傍に可視光の照射野を形成する。光ビームは、光照射野の境界が、特定のX線管配向及びコリメータ調節についてX線管によって投射されるX線ビーム照射野の境界と実質的に一致するように光学的に誘導され又は方向付けされている。光照射野の軸が2本の細い影線によって識別される。これらの影線は、互いに対して直交しており、検出器平面と投射ビームの中心軸との交点によって画定される点で交差する。影線軸はまた、光照射野の長さ及び幅のそれぞれ中点に沿って光照射野を二分している。このように、操作者は、検出器がテーブルの下方に配置されているため検出器を容易に目視することはできなくても、ハンドルの切り込みと光ビーム照射野の長さの中点に名目的に位置する影線軸とを整列させるように検出器を容易に直線移動させることができる。
【0004】
X線ビーム、又はさらに具体的にはX線ビームの中心軸を検出器平面に対して垂直関係又は直交関係に方向付けするようにX線管を配向させた場合には、検出器平面に投射されるビーム照射野は矩形の構成を有するものとなる。この状況では、投射ビームの照射野の幾何中心は、ビームの中心軸が検出器平面に交差する点と一致する。従って、上述の影線軸は実際にビーム照射野の長さの中点に位置するものとなる。この場合には、影線軸と検出器ハンドルの切り込みとを整列させると、X線ビーム照射野をその長さに沿って検出器表面の長さに沿った中心に実効的に配置することになり、X線ビーム照射野と検出器表面との間に必要な一致が与えられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、X線技術者又は操作者は、撮像手順を設定しているときに、ビームを角度傾斜させる必要がある場合がある。すなわち、ビームが90°未満の角度で検出器に照射されるようにX線管を回転又は回動させる必要がある場合がある。このことは例えば、撮像したい患者の特定の身体構造にビームを確実に透過させるために必要となり得る。X線ビームの角度傾斜を増大させるにつれて、検出器に投射されるビーム照射野は対応して歪んで台形となり、中心ビーム軸の交点の位置は投射X線の照射野の幾何中心に対してずれていく。これらの中心離脱又は歪みの効果の結果として、上述の従来の視覚的インジケータ構成では検出器の中心とビーム照射野の幾何中心とを整列させることは最早できず、検出器の中心はビーム照射野の幾何中心からずれた点に整列する。このことから撮像過程の間に解剖学的構造の遮断が生じる可能性があり、これにより、X線ビームによって取得される画像データの一部が検出器で受光されなくなる。すると、検査を繰り返す必要が生じるため、手順のサイクル時間が長くなり、検査経費が高くなり、患者への正味の放射線量が高くなる一因となる。
【0006】
【課題を解決するための手段】
平面を有する検出器と、該平面から離隔して設けられておりX線ビームを該平面に対して投射して該平面にビーム照射野を画定するX線管とを設けたイメージング・システムにおいて、システム操作者によって用いられて検出器とビーム照射野とを選択的に整列させる装置が提供される。本装置は、検出器平面に位置する基準軸に沿った検出器の位置を指示する第一の視覚化可能な要素を含んでおり、さらに、ビーム照射野の幾何中心と、投射X線ビームの中心軸が検出器平面に交差する点との間での基準軸に沿ったずれ(オフセット)を表わす信号を発生する計算装置を含んでいる。X線管と検出器との間の基準軸に沿った相対的な直線移動を可能にするようにX線管及び検出器をそれぞれ支持する構造が設けられている。インジケータ装置が、発生された信号に応じて、上述の第一の要素がビーム照射野の幾何中心に対して所定の関係に配置されているとの通知を発行する。
【0007】
本発明の好適実施形態では、検出器には、検出器平面に位置するX線検出表面が設けられており、この表面は、基準軸に沿って延在する長さ次元を有する。また、前述の第一の要素は、検出器の長さ次元の中心に配置されている視覚的に観測可能な要素を含んでいる。インジケータ装置は、第一の要素とビーム照射野の幾何中心とが基準軸に沿って整列したときに視覚的通知又は視覚化可能な通知を発行する。また好ましくは、計算装置は、X線管と検出器平面との間の間隔、並びに投射ビームの方向及び幅の特徴をそれぞれ表わす角度の関数としてオフセットを算出するように配設されている。
【0008】
有用な実施形態では、インジケータ装置は、基準軸に沿って基準軸に対して平行な関係で延在する線状アレイをなす発光ダイオード(LED)又は後に定義する他の発光素子を含んでいる。オフセットを表わす発生信号によって発光素子の所与の一つが照明し、この発光素子は、操作者によって、第一の視覚化可能な要素、従って検出器の中心と、ビーム照射野の幾何中心とを整列させるのに利用され得る。
【0009】
もう一つの有用な実施形態では、本装置にさらに、ビーム照射野軸の交点の位置を指示する第二の要素と、第一の要素と第二要素とが整列している初期位置からの基準軸に沿った検出器の線状走行を監視するように配設されている追跡装置とが設けられている。
【0010】
【発明の実施の形態】
図1には、垂直に配向した支柱14にジャーナル式で又は回動可能に装着されているX線管12を設けたX線イメージング・システム10が示されている。システム10はさらに、水平面内で患者又は他の被撮像体(図1には示されていない)を支持するように配設されているテーブル16を含んでいる。支柱14は軌道18から懸吊されていると有用であり、X線管及び支柱は軌道に沿ってテーブル16の長さ次元に沿って直線移動することができる。図1はさらに、テーブル16がテーブル台22上に載置されていることを示しており、テーブル台22はまた、テーブル16の直下で平坦なX線検出器20を支持している。検出器20は、長さldを有する平面状の受像表面20aを有しており、X線フィルム又はディジタル固体検出器を含んでいると有用である。
【0011】
図1には説明の目的のために患者の水平な支持を示しているが、本発明の範囲を如何なる意味でも限定するものではないことを理解されたい。他の実施形態では、患者がX線管と検出器との間に位置するようにX線管及び検出器がそれぞれ配置されていれば、患者は垂直配向又は他の配向に載置されてよい。
【0012】
被撮像体がテーブル16に載置された後に、所定の身体構造を撮像すべく被撮像体の領域を透過するX放射線のビームを投射するようにX線管12を調節する。管の位置は、支柱14に対して管を回動させると共に、テーブルに沿って支柱及び管を直線移動させることにより調節することができる。投射X線ビームの寸法は、管12に接合されており投射ビームが横断する従来の設計のコリメータ24によって調節することができる。検出器20もまた、テーブル16に沿って直線移動するように装着されており、所定の身体構造の画像を受け取るように配設されている。但し、前述のように、所望の全画像データの検出を確実に行なうためには検出器は投射ビームの照射野又はFOVと正しく整列していなければならない。図1はさらに、基準とする目的で互いに直交するX、Y及びZ座標軸を示しており、Z軸は垂直に配向しており、X軸はテーブル16の長手次元に平行であり、Y軸はX軸を横断している。座標系の中心はX線管12の焦点と一致しており、管は座標系の中心の周りを回転するように装着されている。
【0013】
操作者が検出器20と投射ビームの照射野とを整列させるのを支援するために、光要素構成(図示されていない)が管12及びコリメータ24の近傍に支持されている。操作者がスイッチ等(図示されていない)によって起動させると、これらの光要素は下方に光ビーム26を投射して、テーブル16の上面に可視光照射野28を形成する。光要素は、所与の管及びコリメータ設定についてテーブル16の上面で光照射野28の境界が投射X線ビームのFOVの境界と一致するように、X線管12及びコリメータ24と関連して設計される。テーブル16の上面は、検出器平面を画定する平面状の検出器表面20aに平行に近接して隔設されている。これにより、光照射野28の境界は、管12によって検出器平面に投射されるX線ビームの照射野の境界と厳密に又は実質的に一致する。図1で分かるように、検出器平面及びテーブル16の表面は両方ともX−Y平面に平行になっている。
【0014】
図1をさらに詳細に参照すると、光照射野28に投射されている細い影線軸30a及び30bが図示されており、軸30a及び30bはそれぞれX軸及びY軸に平行になっている。軸30bは光照射野28の長さ次元の中点にその中心を置いており、軸30aは光照射野28の幅次元の中点にその中心を置いている。これにより、軸30a及び30bの交点は、光ビーム26の中心軸がテーブル16の表面に交差する点Xcの位置を表わす。さらに、検出器20には、テーブル16の上面の端辺に近接して配置されているハンドル32が取り付けられており、ハンドル32には、非常に明瞭なマーク、切り込み又は溝34が設けられている。マーク34は検出器表面20aの長さ次元ldに沿った中点に配置されている。従って、操作者はマーク34及び光照射野28の軸30bを同時に見て、X軸に沿って検出器20を直線移動させてマーク34と軸30bとを整列させることが容易にできる。
【0015】
図1をさらに詳細に参照すると、本発明の実施形態に従って後述する計算を実行すると共に、検出器20の端辺に沿って配置されている視覚的表示装置40の動作を制御する電子装置36が図示されている。表示装置40は図1に一般的に示されているが、幾つかの異なる形態又は構成として具現化することができる。他の実施形態では、表示装置は検出器20ではなくテーブル16の端辺に沿って配置される。これらの実施形態の幾つかについては後述する。
【0016】
後に詳述するように、システム10の操作者は、検出器20と所定の画像取得についての投射X線ビームの照射野とを正しく整列させるために、マーク34、軸30b及び表示装置40を共に容易に用いることができる。図8を参照すると、操作者は、検出器をX軸に沿って直線移動させながら単純に下方を目視することにより検出器ハンドル32上のマーク34と影軸30bとを極めて容易に整列させ得ることが分かる。検出器ハンドル32上のマーク34が軸30bと整列したときに、検出器20は点Xcにその中心を置く。代替的には、検出器をX軸に沿って直線移動させて、マーク34と、表示器40上に照明する後述する視覚化可能な所定の基準マークとを整列させることもできる。
【0017】
図2には、テーブル16上に配置されている患者42を透過させて検出器20へ向かってX線ビーム38を投射するように配向したX線管12が図示されている。さらに明確に述べると、管12は、ビーム軸を成す中心射線Rcが垂直なZ軸に関して角度φをなすように方向付けされている。以下、角度φをビーム方向角と呼ぶ。ビーム38の中心射線Rcは、φが0°の場合には90°の角度で検出器表面20aに向かって方向付けされ、φがゼロでない場合には90°未満の角度で検出器表面に向かって方向付けされることが理解されよう。さらに、本発明の原理は±90°未満の任意のビーム方向角φに適用されることを理解されたい。このように、φがゼロでない場合にはビーム38が上述のように角度傾斜する。図2はさらに、投射ビーム38が、X−Z平面内でビーム38の端辺に沿ってそれぞれ延在する射線R1及びR2によって境界を画定されていることを示している。図2はまた、ビーム38がコリメータ24を通過していることを示している。コリメータ24はX−Z平面でのビーム38の角度γを確定しており、γを選択的に変化させるように調節可能である。以下、γをビーム幅角と呼ぶ。ビーム38の中心射線Rcは角度φに位置しているので、射線R1及びR2は、図2に示すようにそれぞれφ+γ/2及びφ−γ/2の角度に配向していることが容易に看取されよう。
【0018】
図2をさらに詳細に参照すると、X線ビーム38が、検出器20の検出器表面20aの平面である検出器平面44に交差していることが図示されている。この交差によってビーム照射野又はFOVが画定され、すなわち検出器平面へのX線ビームの投射が画定される。前述のように、光照射野28の境界は検出器平面のX線ビームFOVの境界と一致しているか又は実質的に一致している。従って、ビーム角度傾斜は、X線ビームFOV及び光照射野28の幾何学的性質に対して実質的に同じ効果を及ぼす。
【0019】
図3には、光ビーム26がテーブル表面及び検出器平面に向かって90°の角度で投射されるようにφを0°に設定したときに生ずる光照射野28aが示されている。ビーム照射野28aは対称な矩形形状として示されており、矩形の幾何中心Cgeomは中心ビーム軸交点Xcと一致している。検出器平面44の対応するX線ビームFOVも同じ幾何学的性質によって特徴付けられる。従って、検出器表面20aは、該検出器表面がX軸に沿って点Xcにその中心を置くようにすることによりX線ビームFOVと整列させることができる。
【0020】
しかしながら、前述のように、45°等のゼロでないφの角度まで管12を回動させることによりX線ビーム38及び光ビーム26を角度傾斜させると、これにより、それぞれ投射されるビーム照射野は歪む。このことを図3では角度傾斜した光ビーム26によって形成される光ビーム照射野28bによって図示しており、光ビーム照射野28bは台形構成として示されている。さらに、図3は、光ビーム照射野28bのビーム軸交点Xcが光ビーム照射野28bの幾何中心Cgeo mからX軸に沿って量δだけずれていることを示している。結果として、光ビーム照射野28bの一部が検出器表面20aと整列しなくなる。さらに重要なこととして、検出器平面に投射される対応するX線ビームのFOVの一部もやはり検出器表面20aと整列しなくなる。結果として、かかるX線FOVの一部によって生成される画像データが受信又は検出されなくなる。
【0021】
図3をさらに参照すると、φが−45°等の値に設定されている場合にビーム26によって形成される光照射野28cが示されている。光照射野28cは、照射野28bの場合と同様に台形であることが分かるが、反対の方向に歪んでいる。また、光照射野28cでは、点Xcは、光照射野28bに関連して示したように右方にではなく、幾何中心からX軸に沿って左方に量δだけずれる。
【0022】
本発明によれば、X軸に沿ったオフセットδを決定することができれば、検出器の中心マーク34及び光照射野軸30bを依然として活用して、上述の角度傾斜による歪み効果にも拘わらず検出器の中心とX線ビームFOVの幾何中心とを整列させ得ることが判明した。これにより、画像データの欠落が防止される。さらに、所与の角度傾斜について、光照射野28と検出器平面での対応するX線ビーム照射野とが厳密に一致しているので、二つの照射野の幾何中心はX軸に沿って実質的に同じ位置に位置する。二つの照射野の各中心軸交点Xcもやはり、X軸に沿って実質的に同じ位置に位置する。従って、オフセットδすなわちXcと幾何中心との間のX軸に沿った間隔は、X線ビーム38、及びこれにより検出器平面に投射されるFOVの特徴を表わす一組のパラメータ集合から決定することができる。かかるパラメータには、ビーム方向角φ、ビーム幅角γ及びSIDzが含まれており、ここで、SIDzはZ軸に沿った線源画像間距離、すなわち管12と検出器平面44との間の距離であって既知の値である。このパラメータ集合はさらに、X線ビーム照射野の長さFOVlすなわちX軸に沿ったX線ビーム照射野の寸法を含んでいる。図2は、この長さを、検出器平面44がX線ビーム38の射線R1及びR2とそれぞれ交差する点であるX1とX2との間の距離として示している。図2では、X線ビーム38の中心軸RcはX軸に沿ってXcにおいて検出器平面44に交差している。Xcはφ及びSIDzから容易に決定することができ、すなわちXcはSIDztanφに等しい。
【0023】
図2はZ軸に関して管12を回動させることにより角度傾斜したビーム38を示しているが、ビームは代替的に、検出器20を回動又は回転させることにより角度傾斜されてもよい。一般的には、本発明は、ビーム方向角φを±90°未満にする管と検出器との間の任意の相対的移動に適用可能である。
【0024】
オフセットδの値を決定する際には、図2に示すように、先ず射線R1、R2及びRcのそれぞれの勾配M1、M2及びMcを考察すると有用である。これらの勾配の各々は、定義済の角度φ及びγによって下記のように定義することができる。
center = tan(φ) 式(1)
1 = tan(φ+(γ/2)) 式(2)
2 = tan(φ−(γ/2)) 式(3)
図2に示すX−Z平面について、上述した座標系の場合には、同図に示す線の方程式は、一般化された形態でxi=Mii+biを有する。式中、(xi,zi)は当該線に沿った点の座標であり、Miは線の勾配である。但し、管12の焦点がX線管支持装置の回転中心と一致するようにイメージング・システム10を設計すれば計算の複雑さを小さくすることができる。この場合には、各方程式が座標系の原点を通るので、bi項は0となり、ビーム射線R1、R2及びRcを記述するのに有用な表現xi=Miiが得られる。さらに、zi=SIDzすなわち既知の線源画像間距離の場合には、射線R1及びR2のそれぞれの交点X1及びX2は下記の式で与えられる。
【0025】
【数1】
Figure 0004846963
【0026】
【数2】
Figure 0004846963
【0027】
X線ビーム照射野の長さFOVlが、X軸に沿って延在する検出器表面20aの長さ寸法以上になる場合があるのを理解することが肝要である。従って、FOVlは、検出器表面20aの長さと等しいか、又は選択によってはこれよりも小さいかのいずれかに予め指定される。このように、FOVlは予め決定されている既知の値である。図2から、FOVlは(X1−X2)に等しいことが分かる。従って、FOVlは下記のようにSIDz、φ及びγに関係付けられる。
【0028】
【数3】
Figure 0004846963
【0029】
公知の三角法関係式
【0030】
【数4】
Figure 0004846963
【0031】
及び
【0032】
【数5】
Figure 0004846963
【0033】
を用いると、式(6)を下記のように変形することができる。
【0034】
【数6】
Figure 0004846963
【0035】
式(7)の各項を変形して方程式を解くと、下記の二次方程式が得られる。
【0036】
【数7】
Figure 0004846963
【0037】
式中、A=tan2(φ)、
【0038】
【数8】
Figure 0004846963
【0039】
及びC=−1である。二次方程式(8)を解くと下記の二つの可能な解が得られる。
【0040】
【数9】
Figure 0004846963
【0041】
【数10】
Figure 0004846963
【0042】
イメージング・システム10によって形成されるX線ビームの幾何学的状態については、式(9)によって与えられる解γ1のみが有効である。従って、γ1が決定された後に、必要に応じてコリメータ24を調節してビーム30のビーム幅角をγ1に確定する。これにより、長さFOVlは予め指定されている長さの値に設定される。さらに、FOVl、ビーム方向角φ、SIDz及びγ1の値からオフセットδを直接算出することができ、検出器と投射X線の照射野とを整列させるのに用いることができる。
【0043】
【外1】
Figure 0004846963
【0044】
【数11】
Figure 0004846963
【0045】
前述のように、XcはSIDztan(φ)に等しい。従って、オフセットδは下記の表現によって与えられる。
【0046】
【数12】
Figure 0004846963
【0047】
コンピュータ制御等を含む図1に示す電子制御装置36は、φ、SIDz及びFOVlの指定値を入力として受け取るように配設されており、以上に述べた式に従って計算を行なうように構成されている。従って、所定の入力を受け取ると、装置36は式(7)〜式(9)を具現化するように動作して、入力に対応するビーム幅角γ1を決定する。コリメータ24が信号に応じて自動的に調節可能である場合には、制御装置36はさらに、γ1を表わす信号を結合してコリメータ24を調節し、これによりオートコリメーションを提供するように構成されていてもよい。γ1を決定した後に、式(11)及び式(12)に従って制御装置36を動作させてオフセットδを算出する。次いで、制御装置36はオフセットδを表わす信号を表示装置40に結合する。
【0048】
図4には、検出器20の端辺に沿って装着されている線状LEDアレイ46が図示されている。アレイ46は中央LED48と、図4で見て中央LED48の左右に1/8インチ等の等間隔で延在している多数の他のLED52とを含んでいる。図4はさらに、検出器20のハンドル32を示しており、ハンドル32は該ハンドル32のマーク34が中央LED48と整列するように検出器20に固定的に接合されている。このように、アレイ46の中央LED48がX軸に関して検出器20の中心又は中点に配置されている。さらに、ハンドル34及びアレイ46は検出器20と共に移動するように検出器20に接合されており、検出器20はローラ54等によってX軸に沿って直線移動するように装着されている。
【0049】
図4の構成を用いるためには、操作者はX線管12及びコリメータ24を所定の撮像手順向けに調節し、これにより、前述のようにしてオフセットδを算出するのに必要なそれぞれのパラメータが利用可能となる。制御装置36は、オフセットδを算出した後に、中央LED48から量δだけ離隔したLED50にエネルギを加える又は該LED50を照明させる信号をアレイ46へ送る。次いで、操作者は検出器20を直線移動させて照明したLED50と光照射野28の影線軸30bとを整列させる。これにより、LED50はX軸に沿って光照射野28の点Xcと整列すると共に、X線ビームFOVの点Xcと整列する。さらに、照明したLED50は、LED50が点Xcで整列したときに、中央LED48及びマーク34がビーム照射野の幾何中心と整列するように中央LED48に関して配置される。例えば、装置36が、オフセットδが4/8インチであり点Xcの左側に位置しているものと決定した場合には、中央LED48から右に4番目のLEDにエネルギを加える。このように、光照射野軸30bとエネルギを加えられたLED50とを単純に整列させることにより、操作者は、極めて迅速に検出器の中心とX線FOVの幾何中心とをX軸に沿って整列させることができる。
【0050】
図4は発光ダイオード52を含む線状アレイ46を示しているが、本発明の範囲内では発光ダイオード52を他の形式の発光素子で置き換えてもよい。本書で用いられる「発光素子」という用語は、任意の形式の小要素を指しており、LEDを含むがこれに限定されない。かかる素子は、線状アレイ内で、発光素子の各々に非連続的に又は個別にエネルギを加えて視覚化可能な光を発生することのできるような類似の形式の他の素子と共に配置されていてもよい。
【0051】
発光素子のアレイを用いたアラインメントの精度は、それぞれの発光素子の幅及び発光素子間の間隔によって決定されることは明らかであろう。制御部36は正しい素子を選択して照明させることができるものと考えられる。図5には、レール53等によってX軸に沿って直線移動するようにテーブル16の端辺に装着されているLEDアレイ51を示している。アレイ51は、中央LED55と、図5で見て中央LED55の左右に1/8インチ等の等間隔で延在している多数の他のLED57とを含んでいる。中央LED55と残りのLED57とは、それぞれアンバー(黄色)と緑といった異なる色を有していると有用である。図5はさらに、検出器20がローラ54等によってX軸に沿って直線移動するように装着されていることを示している。
【0052】
図5の構成を用いるためには、操作者はX線管12及びコリメータ24を所定の撮像手順向けに調節し、これにより、前述のオフセットδを算出するのに必要なそれぞれのパラメータが利用可能となる。次いで、操作者は、LEDアレイ51を直線移動させて中央LED55と光照射野28の影線軸30bとを整列させる。これにより、LED55はX軸に沿って光照射野28の点Xcと整列すると共に、X線ビームFOVの点Xcと整列する。制御装置36は、オフセットδを算出した後に、中央LED55から量δだけ離隔したLED56にエネルギを加える信号をアレイ51へ送る。例えば、装置36が、オフセットδが5/8インチであり点Xcの左側に位置しているものと決定した場合には、中央LED55から左に5番目のLEDにエネルギを加える。すると、操作者は検出器20のマーク34とエネルギを加えられたLED56とを整列させて、検出器の中心とX線FOVの幾何中心とをX軸に沿って整列させる。
【0053】
図6には、やはりローラ54等によってX軸に沿って直線移動するように装着されている検出器20が図示されている。さらに、検出器20と共に移動するように検出器20の一端に固定的に接合されているロッド58が示されており、ロッド58には、その長さに沿って等間隔でマーク又は他の印(図示されていない)が形成されている。ロッド58が検出器20と共に直線移動するにつれて、ロッド58は当技術分野で公知の形式の電位差計、磁気検出器又は他の装置60を通過して移動する。装置60は、ロッドの印の一つが当該装置60の基準点を通過する度に係数を記録するように配設されている。このようにして、装置60は検出器20が走行した距離を表わす信号を供給すると共に、走行の方向を指示する。図6をさらに詳細に参照すると、赤いLED62及び緑のLED64が両方ともテーブル16に接合されていることが示されている。
【0054】
動作時には、操作者は検出器ハンドル32上のマーク34と光照射野軸30bとを整列させる。すると、検出器20は初期的にX線FOVの点Xcにその中心を置く。オフセットδが算出された後に、δがゼロでない場合には赤いLED62にエネルギを加える。操作者は無作為に検出器20を直線移動させて、検出器装置60は検出器20の変位を表わす信号を間断なく発生する。この信号は、検出器の変位と算出されたオフセットδとを間断なく比較している制御装置26によって受け取られる。装置26は、検出器の変位がオフセットδに等しいと決定したときに緑のLED64にエネルギを加えて、検出器20の中心がX軸に沿ったX線ビームFOVの幾何中心の位置まで移動したことを操作者に通知する。
【0055】
図7には、図6と関連して前述した実施形態と類似の構成が示されている。但し、LED62及び64の代わりにテーブル16に装着されている表示装置70を置き換えている。表示装置70は、図7で見てそれぞれ右方向及び左方向を指している二つの矢印66及び68を示している。図6と同様に、検出器ハンドルのマーク34を初期的に光照射野28の軸30bと整列させる。制御装置26は、オフセットδを算出した後に、表示装置70を動作させて、矢印66及び68の先端をδに等しい量だけ離隔したものとして示す。また、検出器20を移動させるべき方向を指す矢印が他方の矢印よりも明るく見えるようにする。検出器20のマーク34がビーム照射野の幾何中心と整列したときには、矢印66及び68の先端は接触したものとして示される。
【0056】
明らかに、上述の教示に照らして本発明の他の多くの改変及び変形が可能である。従って、開示された概念の範囲内で、特定的に記載したものとは異なる態様で本発明を実施し得ることを理解されたい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態と関連して用いられるX線イメージング・システムの構成部品を示す遠近図である。
【図2】 本発明の原理を説明するために図1のシステムの構成部品を単純化した形態で被撮像体と共に示す模式図である。
【図3】 X線ビームの角度傾斜によって生ずるX線ビーム照射野及び光ビーム照射野の歪みを示す模式図である。
【図4】 図1のシステムの構成部品を単純化した形態で本発明の有用な実施形態と共に示す模式図である。
【図5】 図1のシステムの構成部品を単純化した形態で本発明の有用な実施形態と共に示す模式図である。
【図6】 図1のシステムの構成部品を単純化した形態で本発明の有用な実施形態と共に示す模式図である。
【図7】 図1のシステムの構成部品を単純化した形態で本発明の有用な実施形態と共に示す模式図である。
【図8】 図1のシステムの一部を詳細に示す遠近図である。
【符号の説明】
10 X線イメージング・システム
12 X線管
14 支柱
16 テーブル
18 軌道
20 X線検出器
20a 受像表面
22 テーブル台
24 コリメータ
26 光ビーム
28 可視光照射野
28a 矩形のビーム照射野
28b、28c 台形のビーム照射野
30a、30b 影線軸
32 ハンドル
34 マーク
36 電子装置
38 X線ビーム
40、70 表示装置
42 患者
44 検出器平面
46 線状LEDアレイ
48、55 中央LED
50、56 照明するLED
51 LEDアレイ
52、57 中央以外のLED
53 レール
54 ローラ
58 ロッド
60 位置係数装置
62 赤いLED
64 緑のLED
66、68 矢印

Claims (7)

  1. 平面を有する検出器と、前記平面から離隔して設けられておりX線ビームを前記平面に投射して該投射により前記平面にX線ビーム照射野を画定するX線管とを設けたイメージング・システムにおいて、前記検出器の基準軸に沿って前記検出器と前記X線ビーム照射野と整列させるのに用いられる装置であって、
    回転することにより前記X線ビームを角度傾斜させる前記X線管と、
    前記角度傾斜したX線ビームの寸法を調節するコリメータと、
    光ビームを照射する光要素であって、前記光ビームの光照射野の境界が、前記回転したX線管及び前記コリメータの調節によって投射されるX線ビーム照射野の境界と実質的に一致するように光学的に誘導されており、前記光ビームが前記検出器の前記基準軸と垂直で前記X線ビーム照射野の中心を通る影線軸(30b)を含む、前記光要素と、
    前記X線ビーム照射野の幾何中心と、記検出器平面の中心との間での前記基準軸に沿ったオフセットを表わす信号を発生する計算装置と、
    前記管と前記検出器との間の前記基準軸に沿った相対的な直線移動を可能にするように前記管及び前記検出器をそれぞれ支持する構造と、
    前記発生された信号に応じて、前記検出器と前記X線ビーム照射野とが整列するように前記影線軸(30b)に位置付けるべき前記検出器の位置を示すインジケータ装置とを備え、
    前記構造は、前記X線管が患者又は他のイメージング対象を支持するテーブルの上方に装着され、前記検出器が前記テーブルの下方に配置されることが可能なように構成されている、装置。
  2. 前記検出器には、前記平面に位置しており前記基準軸に沿って延在する長さ次元を有するX線検出表面が設けられており
    前記インジケータ装置は、前記検出器と前記X線ビーム照射野の幾何中心とが前記基準軸に沿って整列したときに視覚化可能な通知を発行する請求項1に記載の装置。
  3. 前記検出器には、前記平面に位置しており前記基準軸に沿って延在する長さ次元を有するX線検出表面が設けられており、
    前記インジケータ装置は、前記検出器の端辺に沿って線状に装着されている複数のLEDを備え、前記複数のLEDは、前記検出器の中心に対応する中央LEDを備え、前記中央LEDから前記オフセットに対応する量だけ離隔したLEDにエネルギが加えられる請求項1に記載の装置。
  4. 前記計算装置は、前記管と前記検出器平面との間の間隔、並びに前記投射ビームの方向及び幅の特徴をそれぞれ表わす角度の関数として前記オフセットを算出するように配設されており、
    前記ビーム幅角は、前記間隔、前記ビーム方向角、及び前記基準軸に沿って延在する前記X線ビーム照射野の寸法から算出される請求項1乃至3のいずれかに記載の装置。
  5. 平面を有する検出器と、X線ビームを前記平面に投射して前記平面にX線ビーム照射野を画定するように配設されているX線管とを設け、前記検出器が患者又は他のイメージング対象を支持するテーブルの下方に配置され、前記X線管が前記テーブルの上方に装着されるイメージング・システムにおいて、前記検出器の基準軸に沿って前記検出器と前記X線ビーム照射野と整列させる方法であって、
    前記X線管を回転させ、前記X線ビームを角度傾斜させる工程と、
    コリメータにより前記角度傾斜したX線ビームの寸法を調節する工程と、
    光要素から光ビームを照射する工程であって、前記光ビームの光照射野の境界が、前記回転したX線管及び前記コリメータの調節によって投射されるX線ビーム照射野の境界と実質的に一致するように光学的に誘導されており、前記光ビームが前記検出器の前記基準軸と垂直で前記X線ビーム照射野の中心を通る影線軸(30b)を含む、前記光ビームを照射する工程と、
    前記X線ビーム照射野の幾何中心と、前記投射ビームの中心軸が前記検出器平面に交差する点との間での前記基準軸に沿ったオフセットを表わす信号を発生する工程と
    視覚化可能なインジケータ装置前記検出器と前記X線ビーム照射野とが整列するように前記影線軸(30b)に位置付けるべき前記検出器の位置を示すように、当該視覚化可能なインジケータ装置に前記信号を結合する工程とを備えた方法。
  6. 前記信号を発生する工程は、前記管と前記検出器平面との間の間隔、並びに前記投射ビームの方向及び幅の特徴をそれぞれ表わす角度の関数として前記オフセットを算出する工程を含んでいる請求項5に記載の方法。
  7. 前記インジケータ装置は、前記検出器の端辺に沿って線状に装着されている複数のLEDを備え、前記複数のLEDは、前記検出器の中心に対応する中央LEDを備え、前記中央LEDから前記オフセットに対応する量だけ離隔したLEDにエネルギが加えられる請求項6に記載の方法。
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