JP4846532B2 - 地上デジタル放送システム、地上デジタル放送用中継局装置及び中継局装置制御方法 - Google Patents

地上デジタル放送システム、地上デジタル放送用中継局装置及び中継局装置制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、地上デジタルテレビジョン放送の放送電波を複数の中継局装置によって中継伝送する地上デジタル放送システムに関する。
近年、急速に普及されつつある地上デジタル放送では、電波の不感帯を極力少なくするため、親局からの放送電波を多数の中継局装置で中継伝送する方式が採用されている。個々の中継局装置は、サービスエリアの広さに合わせて送出電力が設定されている。ところが、気象やビル建設、山の切り崩し等により電波環境が変化すると、電波が予想以上に飛んでしまい、混信障害を生じてしまうケースが発生する。このような事態が生じた場合に、多数の中継局装置の中から障害が生じた中継局装置を発見し、出力の抑制または出力系統の切替を行うことは極めて困難な作業となるため、大きな問題となっている。
尚、本発明で適用されるISDB−T放送TSの伝送フォーマットについては非特許文献1に記載されている。また、本発明に関連する技術として、地上デジタル放送システムにおいて、OFDM−AC領域に送信制御情報を重畳して伝送することが非特許文献2に記載されている。
ARIB(Association of Radio Industries and Businesses:電波産業会)B10 ITE Technical Report Vol.28, No.22, PP.1〜4 BCT2004-66(Mar.2004) 社団法人映像情報メディア学会技術報告「OFDM−AC領域に送信制御情報を重畳した信号を用いるSFN同期に関する一検討」
以上述べたように、従来のデジタル放送システムでは、混信障害を生じた場合に、多数の中継局装置の中から障害が生じた中継局装置を発見し、出力の抑制または出力系統の切替を行うことは極めて困難であった。
本発明は上記の課題を解決すべく、中継局装置において混信障害等による異常を検出し、出力の抑制または出力系統の切替を容易に行うことのできる地上デジタル放送システム、地上デジタル放送用中継局装置及び中継局装置制御方法を提供することを目的とする。
上記問題を解決するために、本発明に係る地上デジタル放送システムは、以下の構成によることを特徴とする。
(1)親局装置から送出される放送電波を中継局装置により中継伝送する地上デジタル放送システムにおいて、前記親局装置は、前記放送電波に親局識別情報を付加して送出し、前記中継局装置は、前記放送電波を受信して前記放送電波に付加される親局識別情報を取得し、予め設定される親局識別情報を格納し、前記親局識別情報が取得されたとき、前記格納されている親局識別情報と照合し、その照合結果に基づいて中継処理を制御することを特徴とする。
(2)親局装置から送出される放送電波を中継局装置により中継伝送する地上デジタル放送システムにおいて、前記親局装置は、前記放送電波に中継ルート中の中継局識別情報が示される中継局リスト情報を付加して送出し、前記中継局装置は、前記放送電波を受信して前記親局装置にて前記放送電波に付加される中継局リスト情報を取得し、予め個別に与えられる中継局識別情報を格納し、前記中継局リスト情報が取得されたとき、前記格納されている中継局識別情報が含まれるか否かを判断し、その判断結果に基づいて中継処理を制御することを特徴とする。
また、本発明に係るデジタル放送用中継局装置は、以下の構成によることを特徴とする。
(3)地上デジタル放送システムに用いられ、親局装置からの放送電波を中継伝送する地上デジタル放送用中継局装置において、前記放送電波を受信して前記親局装置にて前記放送電波に付加される親局識別情報を取得する取得手段と、予め設定される親局識別情報を格納する格納手段と、前記取得手段で親局識別情報が取得されたとき、前記格納手段に格納されている親局識別情報と照合する照合手段と、前記照合手段の照合結果に基づいて中継処理を制御する制御手段とを具備することを特徴とする。
(4)(3)の構成において、前記地上デジタル放送システムは、ISDB−T(Integrated Services Digital Broadcasting for Terrestrial:地上デジタル放送)方式によるシステムであり、前記親局識別情報が、放送TS(Transport Stream:伝送ストリーム)に含まれるNIT(Network Information Table:ネットワーク情報管理テーブル)パケットにネットワーク識別情報として記述されているとき、前記取得手段は前記放送TSの復号時に前記NITパケットに記述されるネットワーク識別情報から前記親局識別情報を読み出すことを特徴とする。
(5)(3)の構成において、前記制御手段は照合結果に基づいて前記放送電波の中継出力を制限することを特徴とする。
(6)(3)の構成において、前記中継処理の系統を複数備え、前記制御手段は、前記照合結果に基づいて前記処理系統を選択的に切り替えることを特徴とする。
(7)地上デジタル放送システムに用いられ、親局装置からの放送電波を中継伝送する地上デジタル放送用中継局装置において、前記放送電波を受信し、前記親局装置にて前記放送電波に付加され、中継ルート中の中継局識別情報が示される中継局リスト情報を取得する取得手段と、予め個別に与えられる中継局識別情報を格納する格納手段と、前記取得手段で中継局リスト情報が取得されたとき、前記格納手段に格納されている中継局識別情報が含まれるか否かを判断する判断手段と、前記判断手段の判断結果に基づいて中継処理を制御する制御手段とを具備することを特徴とする。
(8)(7)の構成において、前記地上デジタル放送システムは、ISDB−T(Integrated Services Digital Broadcasting for Terrestrial:地上デジタル放送)方式によるシステムであり、前記中継局リスト情報が、放送TS(Transport Stream:伝送ストリーム)におけるIIP(ISDB-T Information Packet)のNSI(Network Service Information:ネットワークサービス情報)に、equipment_id(装置識別情報)として記述され、その放送TSがOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplex:直交周波数分割多重)信号に変換される際に、前記NSIがAC(Orthogonal Frequency Division Multiplex - Auxiliary Carrier:直交周波数分割多重信号の予備キャリア)領域に乗せられているとき、前記取得手段は、前記OFDM信号の復号時に前記AC領域に記述されるequipment_idから前記中継局リスト情報を読み出すことを特徴とする。
(9)(7)の構成において、前記制御手段は、前記判断結果に基づいて前記放送電波の中継出力を制限することを特徴とする。
(10)(7)の構成において、前記中継処理の系統を複数備え、前記制御手段は、前記判断結果に基づいて前記処理系統を選択的に切り替えることを特徴とする。
また、本発明に係るデジタル放送システムに用いられる中継局装置制御方法は、以下の構成によることを特徴とする。
(11)親局装置から送出される放送電波を中継局装置により中継伝送する地上デジタル放送システムに用いられる中継局装置制御方法において、前記親局装置にて、前記放送電波に親局識別情報を付加して送出し、前記中継局装置にて、前記放送電波を受信して前記放送電波に付加される親局識別情報を取得し、予め設定される親局識別情報を格納しておき、前記親局識別情報が取得されたとき、前記格納されている親局識別情報と照合し、その照合結果に基づいて中継処理を制御する。
(12)親局装置から送出される放送電波を中継局装置により中継伝送する地上デジタル放送システムに用いられる中継局装置制御方法において、前記親局装置にて、前記放送電波に中継ルート中の中継局識別情報が示される中継局リスト情報を付加して送出し、前記中継局装置にて、前記放送電波を受信して前記親局装置にて前記放送電波に付加される中継局リスト情報を取得し、予め個別に与えられる中継局識別情報を格納し、前記中継局リスト情報が取得されたとき、前記格納されている中継局識別情報が含まれるか否かを判断し、その判断結果に基づいて中継処理を制御することを特徴とする。
本発明によれば、中継局装置において親局識別情報を予め格納された親局識別情報と比較照合する、あるいは中継局リスト情報を予め格納された中継局識別情報と比較してその有無を判別することで混信障害等による異常を検出し、出力の抑制または出力系統の切替を容易に行うことのできる地上デジタル放送システム、地上デジタル放送用中継局装置及び中継局装置制御方法を提供することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。
図1は本発明に係るISDB−T(Integrated Services Digital Broadcasting for Terrestrial:地上デジタル放送)方式によるデジタル放送システムの一実施形態を示すブロック図である。図1に示す親局(放送局)装置A1において、送信アンテナA2から送出される地上デジタル放送波(OFDM信号)は、中継局装置Bに到達して受信アンテナB1で捕捉されると、その受信信号はヘッドアンプ(HA)B2で低雑音増幅され、基本装置B3で伝送損失等の補償処理が施された後、電力増幅器B4で電力増幅されて送信アンテナB5から再送出される。上記構成による中継局装置Bにおいて、信号検知装置B6は、受信アンテナB1の受信RF信号を取り込み、図2または図3に示す処理を行う。尚、図1に示す実施形態では信号検知装置B6の入力は、受信アンテナB1の受信RF信号としたが、基本装置B3から出力される再送RF信号であってもよい。
図2において、受信RF信号は周波数変換部B61でIFまたはベースバンド信号に変換された後、AD変換部B62でデジタル信号に変換され、高速フーリエ変換部(FFT)B63で周波数軸上のデータに戻され、誤り訂正部B64で誤り訂正を施されて放送TSが得られる。この放送TSはNIT検出部B65に送られる。
このNIT検出部B65は、放送TSに含まれるNITパケットを検出するもので、検出されたNITパケットは放送局ID検出部B66に送られる。この放送局ID検出部B66は、NITパケットにネットワーク識別情報として記述されている放送局(親局)IDを検出するもので、検出された放送局IDは判定部B67に送られる。この判定部B67は、予め放送局ID設定部B68に設定される放送局IDと上記のように検出された放送局IDとを照合し、両者の一致/不一致を判定して、その判定結果を電力増幅器B4に通知する。電力増幅器B4は、その判定結果が不一致を示すとき、異常と判断して中継送信の出力を停止する。
すなわち、図2に示す実施例では、放送TSのNITパケットにネットワーク識別情報として記述されている放送局ID(非特許文献1参照)を検出し、予め設定されている放送局IDと照合し、一致している場合には正常ルートの信号を受信していると判定し、再送出力を継続する。照合結果が不一致の場合には、受信電波が混信し、他のルートの信号を受信していると判定し、再送出力を停止する。
一方、図3において、受信RF信号は周波数変換部B61でIFまたはベースバンド信号に変換された後、AD変換部B62でデジタル信号に変換され、高速フーリエ変換部(FFT)B63で周波数軸上のデータに戻されてAC検出部B69に送られる。このAC検出部B69は、周波数軸上のデータからAC領域のデータを検出するもので、検出されたAC領域のデータは中継局ID検出部B610に送られる。この中継局ID検出部B610は、AC領域データからNSI情報にequipment_id(装置識別情報)として記述されている中継局IDのリスト情報を検出するもので、検出された中継局IDリスト情報は判定部B611に送られる。この判定部B611は、予め中継局ID設定部B612に設定される中継局IDと上記のように検出された中継局IDリスト情報とを比較し、設定中継局IDがリスト中に含まれているか否かを判定して、その判定結果を電力増幅器B4に通知する。電力増幅器B4は、その判定結果が否であるとき、異常と判断して中継送信の出力を停止する。
すなわち、図3に示す実施例では、中継局リスト情報が、放送TS(Transport Stream:伝送ストリーム)におけるIIP(ISDB-T Information Packet)のNSI(Network Service Information:ネットワークサービス情報)に、equipment_id(装置識別情報)として記述され、上位局に配置されたNSI−AC装置等(非特許文献2参照)により、その放送TSがOFDM信号に変換される際に、NSIがAC領域に乗せられているとき、AC検出部B69でAC領域のデータを検出し、中継局ID検出部B610でAC領域に記述されるequipment_idから前記中継局リスト情報を読み出して、判定部B611で自装置に割り当てられた中継局IDがリスト中に存在するか判定し、存在している場合には正常ルートの信号を受信していると判定し、再送出力を継続する。存在していない場合には、受信電波が混信し、他のルートの信号を受信していると判定し、再送出力を停止する。
したがって、上記実施形態によれば、図1に示すシステムにおいて、図2又は図3に示す信号検知処理を行うことにより、中継局装置Bが自立的に混信障害を検出し、その検出時に出力停止を行うことができる。
図4は、上記実施形態の応用として、中継局装置Bが空間ダイバーシチ構成の1系と2系を備える場合に本発明を適用した場合の構成を示すブロック図である。尚、図4において、図1と同一部分には同一符号を付して示し、ここでは異なる部分について説明する。
図4において、中継局装置Bは1系及び2系を備え、いずれも図1に示す中継局装置と同様に構成される。具体的に説明すると、1系はヘッドアンプ(HA)B21、基本装置B31、電力増幅器B41、信号検知装置B61、レベル検知装置B81を備える。2系はヘッドアンプ(HA)B22、基本装置B32、電力増幅器B42、信号検知装置B62、レベル検知装置B82を備える。各系統の信号検知装置B61,B62の検知結果は制御部B9に送られ、レベル検知装置B81,B82のレベル検知結果も制御部B9に送られる。上記制御部B9は、信号検知結果、レベル検知結果に基づいてステータス信号、アラーム信号を出力し、異常が検出された場合には、出力切替信号を切替装置B7に送り、正常な系を送信アンテナB5に接続し、異常が検出された系をダミー装置B10に接続する。尚、制御部B9の制御は、外部制御信号によっても行われるものとする。
上記構成において、図5に示すフローチャートを参照してその処理動作を説明する。
まず、1系信号検知装置B61の出力、2系信号検知装置B62の出力、1系レベル検知装置B81の出力、2系レベル検知装置B82の出力をそれぞれ入力し(ステップS11〜S14、それぞれの検知出力から異常の有無を判定する(ステップS15〜S18)。
ステップS15において、1系信号検知装置B61の出力から異常が検知された場合にはsig1=1をセットし(ステップS151)、異常が検知されなかった場合にはsig1=0をセットする(ステップS152)。ステップS16において、2系信号検知装置B62の出力から異常が検知された場合にはsig2=1をセットし(ステップS161)、異常が検知されなかった場合にはsig2=0をセットする(ステップS162)。ステップS17において、レベル検知装置B81の出力から異常が検知された場合にはrev1=1をセットし(ステップS171)、異常が検知されなかった場合にはrev1=0をセットする(ステップS172)。ステップS18において、レベル検知装置B82の出力から異常が検知された場合にはrev2=1をセットし(ステップS181)、異常が検知されなかった場合にはrev2=0をセットする(ステップS182)。
上記判定後、sig1, sig2, rev1, rev2のいずれかが「1」であるかを判定し(ステップS19)、いずれも「1」でなければ初期ステップに戻る。ステップS19で「1」があると判定された場合には、異常検知と判断し、アラーム出力、正常復帰のステータス、出力切替の制御信号を出力することで、図5に示す状態遷移処理を行う(ステップS20)。また、ステップS20では、外部制御信号にも従うものとする。
図5は上記ステップS20の処理に基づく状態遷移の概要を示す図である。
ステータス(a)の出力停止状態から説明する。ステータス(a)は1系2系とも正常であり出力停止である。外部制御(2)により1系出力が指示されると、ステータス(b)に移り、1系を出力する。外部制御(2)により2系出力が指示されると、ステータス(c)に移り、2系を出力する。ステータス(b)、(c)の状態で1系の信号検知が異常を検出(1)すると、ステータス(e)に移って、アラーム(1系異常)を出力して、制御は2系を出力する。ステータス(b)、(c)の状態で2系の信号検知が異常を検出(1)すると、ステータス(d)に移って、アラーム(2系異常)を出力して、制御は1系を出力する。
ステータス(b)、(c)の状態で1系と2系の信号検知が異常を検出(1)すると、ステータス(h)に移って、アラーム(1系・2系異常)を出力して、制御は出力を停止する。ステータス(e)の状態で、2系の信号検知が異常を検出(1)すると、ステータス(h)に移って、アラーム(1系・2系異常)を出力して、制御は出力を停止する。ステータス(d)の状態で、1系の信号検知が異常を検出(1)すると、ステータス(h)に移って、アラーム(1系・2系異常)を出力して、制御は出力を停止する。ステータス(h)の状態で、外部制御(2)によって装置にリセットをかけることにより、ステータス(a)に戻る。
以上のことから、上記実施形態によれば、中継受信系統が複数ある場合に、各系統で異常を検出することが可能となるため、各系統の異常判定結果に基づいて適宜出力系統の状態遷移を制御することが可能となる。
尚、上記の実施形態では空間ダイバーシチシステムを例にして述べたが、現用系/予備系の切り替えシステムや、ルートダイバーシチシステムにも同様に適用することができる。また、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
本発明に係るISDB−T方式によるデジタル放送システムの一実施形態を示すブロック図。 図1に示す中継局装置において、放送TSのNITパケットに放送局IDがネットワーク識別情報として記述される場合の信号検知装置の具体的な構成を示すブロック図。 図1に示す中継局装置において、中継局リスト情報が、放送TSにおけるIIPのNSIにequipment_idとして記述され、その放送TSがOFDM信号に変換される際に、NSIがAC領域に乗せられている場合の信号検知装置の具体的な構成を示すブロック図。 上記実施形態の応用として、中継局装置Bが空間ダイバーシチ構成の1系と2系を備える場合に本発明を適用した場合の構成を示すブロック図。 図4に示す制御部の制御処理の流れを示すフローチャート。 図5に示す制御処理に基づく状態遷移の概要を示す図。
符号の説明
A1…親局(放送局)装置、A2…送信アンテナ、B…中継局装置、B1…受信アンテナ、B2…ヘッドアンプ(HA)、B3…基本装置、B4…電力増幅器、B5…送信アンテナ、B6,B61,B62…信号検知装置、B61…周波数変換部、B62…AD変換部、B63…高速フーリエ変換部(FFT)、B64…誤り訂正部、B65…NIT検出部、B66…放送局ID検出部、B67…判定部、B68…放送局ID設定部、B69…AC検出部、B610…中継局ID検出部、B611…判定部、B7…切替装置、B81,B82…レベル検知装置、B9…制御部、B10…ダミー装置。

Claims (7)

  1. ISDB−T(Integrated Services Digital Broadcasting for Terrestrial:地上デジタル放送)方式を採用し、親局装置から送出される地上デジタル放送電波を中継局装置により中継伝送する地上デジタル放送システムにおいて、
    前記親局装置は、前記ISDB−T方式に沿って放送TS(Transport Stream:伝送ストリーム)に含まれるNIT(Network Information Table:ネットワーク情報管理テーブル)パケットにネットワーク識別情報を親局識別情報として記述し、その放送TSをOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplex:直交周波数分割多重)信号に変換し、前記地上デジタル放送電波として送出するもので、前記放送TSにおけるIIP(ISDB-T Information Packet)のNSI(Network Service Information:ネットワークサービス情報)にequipment_id(装置識別情報)として前記多段中継の中継ルート中の中継局識別情報が示される中継局リスト情報を記述し、前記放送TSを前記OFDM信号に変換する際に、前記NSIをAC(Orthogonal Frequency Division Multiplex - Auxiliary Carrier:直交周波数分割多重信号の予備キャリア)領域に格納し、
    前記中継局装置は、前記地上デジタル放送電波を受信して前記OFDM信号を復号し、そのOFDM信号から前記放送TSを取り出し、その放送TSに含まれるNITパケットから前記親局識別情報を取得し、取得された親局識別情報を予め付与される親局識別情報と照合し、その照合結果に基づいて前記地上デジタル放送電波の中継処理を制御するもので、前記復号されたOFDM信号のAC領域からNSIを読み出して当該NSIに記述されているequipment_idから前記中継局リスト情報を取得し、前記中継局リスト情報が取得されたとき、予め個別に付与される中継局識別情報が含まれるか否かを判断し、その判断結果に基づいて中継処理を制御することを特徴とする地上デジタル放送システム。
  2. ISDB−T(Integrated Services Digital Broadcasting for Terrestrial:地上デジタル放送)方式を採用する地上デジタル放送システムに用いられ、親局装置からの地上デジタル放送電波を中継伝送する地上デジタル放送用中継局装置において、
    前記親局装置が、前記ISDB−T方式に沿って放送TS(Transport Stream:伝送ストリーム)に含まれるNIT(Network Information Table:ネットワーク情報管理テーブル)パケットにネットワーク識別情報を親局識別情報として記述し、その放送TSをOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplex:直交周波数分割多重)信号に変換し、前記地上デジタル放送電波として送出するとき、
    前記地上デジタル放送電波を受信して前記OFDM信号を復号する復号手段と、
    前記OFDM信号から前記放送TSを取り出し、その放送TSに含まれるNITパケットから前記親局識別情報を取得する第1の取得手段と、
    予め付与される親局識別情報を格納する第1の格納手段と、
    前記第1の取得手段で親局識別情報が取得されたとき、前記格納手段に格納されている親局識別情報と照合する照合手段と、
    前記照合手段の照合結果に基づいて中継処理を制御する第1の制御手段と
    を具備し、
    前記親局装置が、前記放送TSにおけるIIP(ISDB-T Information Packet)のNSI(Network Service Information:ネットワークサービス情報)にequipment_id(装置識別情報)として前記多段中継の中継ルート中の中継局識別情報が示される中継局リスト情報を記述し、前記放送TSを前記OFDM信号に変換する際に、前記NSIをAC(Orthogonal Frequency Division Multiplex - Auxiliary Carrier:直交周波数分割多重信号の予備キャリア)領域に格納するとき、
    前記復号されたOFDM信号のAC領域からNSIを読み出して当該NSIに記述されているequipment_idから前記中継局リスト情報を取得する第2の取得手段と、
    予め個別に与えられる中継局識別情報を格納する第2の格納手段と、
    前記第2の取得手段で中継局リスト情報が取得されたとき、前記第2の格納手段に格納されている中継局識別情報が含まれるか否かを判断する判断手段と、
    前記判断手段の判断結果に基づいて中継処理を制御する第2の制御手段と
    を具備することを特徴とする地上デジタル放送用中継局装置。
  3. 前記第1の制御手段は、前記照合結果に基づいて前記放送電波の中継出力を制限することを特徴とする請求項2記載の地上デジタル放送用中継局装置。
  4. 前記中継処理の系統を複数備え、前記第1の制御手段は、前記照合結果に基づいて前記処理系統を選択的に切り替えることを特徴とする請求項2記載の地上デジタル放送用中継局装置。
  5. 前記第2の制御手段は、前記判断結果に基づいて前記放送電波の中継出力を制限することを特徴とする請求項2記載の地上デジタル放送用中継局装置。
  6. 前記中継処理の系統を複数備え、前記第2の制御手段は、前記判断結果に基づいて前記処理系統を選択的に切り替えることを特徴とする請求項2記載の地上デジタル放送用中継局装置。
  7. ISDB−T(Integrated Services Digital Broadcasting for Terrestrial:地上デジタル放送)方式を採用し、親局装置から送出される地上デジタル放送電波を中継局装置により中継伝送する地上デジタル放送システムに用いられ、
    前記親局装置にて、前記ISDB−T方式に沿って放送TS(Transport Stream:伝送ストリーム)に含まれるNIT(Network Information Table:ネットワーク情報管理テーブル)パケットにネットワーク識別情報を親局識別情報として記述し、その放送TSをOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplex:直交周波数分割多重)信号に変換し、前記地上デジタル放送電波として送出し、
    前記中継局装置にて、前記地上デジタル放送電波を受信して前記OFDM信号を復号し、そのOFDM信号から前記放送TSを取り出し、その放送TSに含まれるNITパケットから前記親局識別情報を取得し、取得された親局識別情報を予め付与される親局識別情報と照合し、その照合結果に基づいて前記地上デジタル放送電波の中継処理を制御する方法であって、
    前記放送TSにおけるIIP(ISDB-T Information Packet)のNSI(Network Service Information:ネットワークサービス情報)にequipment_id(装置識別情報)として前記多段中継の中継ルート中の中継局識別情報が示される中継局リスト情報を記述し、前記放送TSを前記OFDM信号に変換する際に、前記NSIをAC(Orthogonal Frequency Division Multiplex - Auxiliary Carrier:直交周波数分割多重信号の予備キャリア)領域に格納し、
    前記親局装置にて、前記放送TSにおけるIIP(ISDB-T Information Packet)のNSI(Network Service Information:ネットワークサービス情報)にequipment_id(装置識別情報)として前記多段中継の中継ルート中の中継局識別情報が示される中継局リスト情報を記述し、前記放送TSを前記OFDM信号に変換する際に、前記NSIをAC(Orthogonal Frequency Division Multiplex - Auxiliary Carrier:直交周波数分割多重信号の予備キャリア)領域に格納し、
    前記中継局装置にて、前記復号されたOFDM信号のAC領域からNSIを読み出して当該NSIに記述されているequipment_idから前記中継局リスト情報を取得し、前記中継局リスト情報が取得されたとき、予め個別に付与される中継局識別情報が含まれるか否かを判断し、その判断結果に基づいて中継処理を制御することを特徴とする地上デジタル放送システムの中継局装置制御方法。
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