JP4846409B2 - 固体撮像装置 - Google Patents

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Description

本発明は、固体撮像装置に関し、特に広ダイナミックレンジの固体撮像装置に関する。
広ダイナミックレンジ化にはいくつかの制約が伴う。各画素は、通常フォトダイオードで形成される電荷蓄積領域に、入射光量に比例したキャリア(電子)を蓄積する。出力電圧は、蓄積電荷量に比例した値となる。電荷蓄積領域に蓄積できる電荷量は、ある値(飽和電荷量)までに制限される。画素を微細化すると、飽和電荷量も小さくなる傾向にある。検出できる蓄積電荷量の下限を改良しても限度があり、1つの画素が検出できる受光量の範囲は制限される。広ダイナミックレンジを実現するためには、何らかの付加的な手段が必要となる。
広ダイナミックレンジを実現する固体撮像装置の撮像方法として、(i)通常画素と低感度画素の2種類の画素から得られた画像信号を合成する方法(たとえば、特許文献1参照)や、(ii)露光時間の異なる2枚の画像情報を合成して1枚の画像を形成する方法(たとえば、特許文献2参照)が知られている。
(i)の方法においては、低照度側(シャドウ)での感度を犠牲にしないため、高照度側(ハイライト)での入射エネルギを抑制することで広ダイナミックレンジを実現する。たとえば、遮光膜の開口面積を小さくする、NDフィルタを積層する、マイクロレンズを形成しない、マイクロレンズの集光効率を下げる、などの手段により低感度画素を構成し、入射信号量に対する出力信号の増加を抑制している(たとえば、特許文献1、3、または4参照)。
しかし、近年の固体撮像素子の多画素(微細)化の傾向に伴い、たとえば遮光膜の開口サイズを小さくする方法で画素の低感度化を図ろうとすると、入射光の波長に近い開口サイズ(たとえば、0.7μm×0.7μm以下)を精確にパターニングしたりエッチングしたりする必要があり、加工ばらつきが生じやすい。このため低感度画素の感度が一定しない、という問題が生じる。
また、NDフィルタの積層には、フィルタを所定濃度に調整することの困難性が付随する。
更に、マイクロレンズを設けない画素を選択的に形成し、当該画素を低感度化した場合には、シェーディングを改善する手法である「マイクロレンズずらし」を行うことができないという問題がある。
また、マイクロレンズの形状を変化させ、集光効率を下げる方法を採用すると、レンズの加工形状のばらつきにより、低感度画素の感度を一定化することが難しい場合がある。
このように、微細化した光学系の光学要素の形状を変えることによる画素の低感度化は、半導体微細加工上等の制約から好ましくない場合が多い。
(ii)の方法は、低感度画素と高感度画素の感度比を大きく変化させることが容易である反面、撮影時刻が異なる(時間差のある)2枚の絵(フレームあるいはフィールド)を合成するため、たとえば被写体が動く場合には、前後のフレームあるいはフィールド間でずれが生じ、正確な合成画像が再現できないという欠点がある。
撮影時間差による欠点を改善した固体撮像装置の駆動方法が提案されている(たとえば、特許文献5、または、非特許文献1参照)。
特許文献5に記載の駆動方法によれば、長時間露光、及び所定の信号電荷群の垂直電荷転送路(VCCD)への読み出し後に短時間露光が開始されるため、被写体が動いた場合の被写体ずれが改善される。なお、この駆動方法においては、一方の信号電荷群をVCCDから水平電荷転送路(HCCD)に転送した後、他方の信号電荷群を、VCCDに読み出し、HCCDへ転送する。
非特許文献1に記載の駆動方法によれば、NTSC方式(飛び越し走査)における動画撮像を前提に、偶数または奇数フィールド内で撮影時間差による欠点を改善することができる。
近年、デジタルスチルカメラにおいては、手振れ制御、あるいは、動く被写体に対する撮影能力の向上、更には、ストロボフラッシュを使用できない夜景、星空、花火などの様々な撮影シーンに対応できることが求められている。このようなニーズに対しては、高ISO感度の撮像装置を用いることにより、高速シャッタを切ることができるようにすることで対応している。しかし、画素自体の高感度化に伴い、広ダイナミックレンジを達成するためには、高照度側(ハイライト)の入射光エネルギを、一層抑制する必要がある。
車載用途の固体撮像装置においては、ストロボのような補助光源による暗所の撮像を期待することはできない。車載用固体撮像装置では、夜間は高感度撮像が重視される。しかし、固体撮像装置が搭載されている車両の周囲には、高輝度被写体、たとえば対向車のヘッドライト等が存在する。そのため、すべての画素を高感度画素とした場合、高輝度被写体像は、白トビ(白つぶれ)してしまう。したがって、車載用途の固体撮像装置は、低感度画素と高感度画素とを備え、その感度比を1/1000〜1/100000程度に落とす必要がある。
特開昭59−210775号公報 特開昭62−108678号公報 特開2000−125209号公報 特開2003−218343号公報 特開2000−138863号公報 H.Komobuchi,et al., "1/4 inch NTSC format Hyper-D Range IL-CCD", IEEE Workshop on CCD’s and Advanced Image sensors, SS-1,1995
本発明の目的は、広ダイナミックレンジの画像を生成することのできる固体撮像装置を提供することである。
本発明の他の目的は、撮像時間を短時間とし、画像信号処理を高速化することである。
本発明の他の目的は、広ダイナミックレンジの画像を短時間で生成することである。
本発明の他の目的は、同時性を有する広ダイナミックレンジの画像を短時間で生成することである。
本発明の一観点によれば、第1導電型の半導体基板と、前記半導体基板上に形成され、前記第1導電型と逆導電型の第2導電型を有するウエルと、前記ウエルに行列状に形成された前記第1導電型の多数の電荷蓄積領域であって、第1の電荷蓄積領域群と第2の電荷蓄積領域群とを含み、第1の電荷蓄積領域群の行と第2の電荷蓄積領域群の行とが列方向に沿って隣接して配置され、入射光量に応じて生成された電荷を蓄積する多数の電荷蓄積領域と、前記電荷蓄積領域に隣接して前記ウエルに形成された前記第2導電型の多数の読み出しゲートであって、前記第1の電荷蓄積領域群に隣接し、第1のゲート長と第1の不純物濃度を備える第1の読み出しゲート群と、前記第2の電荷蓄積領域群に隣接し、第2のゲート長と第2の不純物濃度を備える第2の読み出しゲート群とを含む、多数の読み出しゲートと、前記読み出しゲートを介して前記電荷蓄積領域に隣接し、前記電荷蓄積領域の列方向に沿って前記ウエルに形成された前記第1導電型の垂直転送路と、前記電荷蓄積領域の行方向に沿って前記半導体基板上方に形成され、前記垂直転送路を横断する転送電極と、隣接する前記第1の電荷蓄積領域群、前記第2の電荷蓄積領域群の2画素上に同一色カラーフィルタが配置されるように、前記各電荷蓄積領域上方に形成されたカラーフィルタ群と、前記各垂直転送路の一端に結合された水平転送路と、前記第1の読み出しゲート上方の前記転送電極に印加して、前記第1の電荷蓄積領域に蓄積された電荷を前記垂直転送路に読み出す第1の電圧、及び、前記第2の読み出しゲート上方の前記転送電極に印加して、前記第2の電荷蓄積領域に蓄積された電荷を前記垂直転送路に読み出す第2の電圧を制御することのできる制御回路とを有し、前記第1のゲート長、前記第1の不純物濃度、及び前記第1の電圧のうち、少なくとも一つを選択することにより、前記第1の電荷蓄積領域に蓄積された電荷を、アバランシェ破壊による電荷の増倍を積極的に伴って前記垂直転送路に読み出し、前記第2のゲート長、前記第2の不純物濃度、及び前記第2の電圧のうち、少なくとも一つを選択することにより、前記第2の電荷蓄積領域に蓄積された電荷を、アバランシェ破壊による電荷の増倍を積極的には伴わずに前記垂直転送路に読み出す固体撮像装置が提供される。
また、本発明の他の観点によれば、第1導電型の半導体基板と、前記半導体基板上に形成され、前記第1導電型と逆導電型の第2導電型を有するウエルと、前記ウエルに行列状に形成された前記第1導電型の多数の電荷蓄積領域であって、第1の電荷蓄積領域群と第2の電荷蓄積領域群とを含み、第1の電荷蓄積領域群の行と第2の電荷蓄積領域群の行とが列方向に沿って隣接して配置され、入射光量に応じて生成された電荷を蓄積する多数の電荷蓄積領域と、前記電荷蓄積領域に隣接して前記ウエルに形成された前記第2導電型の多数の読み出しゲートであって、前記第1の電荷蓄積領域群に隣接する第1の読み出しゲート群と、前記第2の電荷蓄積領域群に隣接し、前記第1の読み出しゲートのゲート長よりも長いゲート長、前記第1の読み出しゲートの不純物濃度よりも低い不純物濃度のうちの少なくとも一方を備える第2の読み出しゲート群とを含む、多数の読み出しゲートと、前記読み出しゲートを介して前記電荷蓄積領域に隣接し、前記電荷蓄積領域の列方向に沿って前記ウエルに形成された前記第1導電型の垂直転送路と、前記電荷蓄積領域の行方向に沿って前記半導体基板上方に形成され、前記垂直転送路を横断する転送電極と、隣接する前記第1の電荷蓄積領域群、前記第2の電荷蓄積領域群の2画素上に同一色カラーフィルタが配置されるように、前記各電荷蓄積領域上方に形成されたカラーフィルタ群と、前記各垂直転送路の一端に結合された水平転送路とを有する固体撮像装置が提供される。
広ダイナミックレンジの画像を生成することのできる固体撮像装置が提供される。
撮像時間を短時間とし、画像信号処理を高速化することができる。
広ダイナミックレンジの画像信号が、短時間で得られる。
同時性を有する広ダイナミックレンジの画像を短時間で生成することができる。
図1A,1Bは、正方(テトラゴナル)格子配列の画素行列とハニカム配列の画素行列を示す。
図1Aの正方格子配列においては、多数の画素PIXは、横方向(水平方向)に一定のピッチP、縦方向(垂直方向)に一定のピッチPで正方格子状に配列している。例えば、横方向ピッチPと縦方向ピッチPは等しい(P=P)。画素の横方向の並びを行、縦方向の並びを列と呼ぶ。画素上には、赤R,緑G,青Bの3原色のカラーフィルタが配置されている。以下、各画素をその上のカラーフィルタに従い、R,G,Bで呼ぶことがある。
列方向において、奇数列のB1,B2,G1,G2,偶数列のG1,G2,R1,R2のように、同色の画素が2つずつ並んで配列されている。横方向においては、2つずつの同色画素の組が、B1,B2の右隣にG1,G2,その右隣にB1,B2のように、同じ列方向位置に配置されている。上側の画素群R1,G1,B1を第1の画素群、下側の画素群R2,G2,B2を第2の画素群と呼ぶ。たとえば第1の画素群は、高感度の画素群であり、第2の画素群は、低感度の画素群である。第1の画素群と第2の画素群の上下関係は反転してもよい。
画素の各列に沿って(図では各列の右側に)、垂直電荷転送路VCCDがそれぞれ1本配置されている。垂直電荷転送路VCCDは、画素(行)当り3以上の転送段を有する。複数の垂直電荷転送路VCCDの下端に、横方向に水平電荷転送路HCCDが結合され、その一端に出力アンプOAが接続されている。転送路VCCD,HCCD上には、(読み出し電極を兼ねる)転送電極が配置される。各画素に蓄積された信号電荷は、画素PIXから垂直電荷転送路VCCDに読み出され、垂直電荷転送路VCCDを下向きに転送され、垂直電荷転送路VCCD下端から水平電荷転送路HCCDに送り込まれ、水平電荷転送路HCCDを左向きに転送され、出力アンプを介して出力される。
図1Bのハニカム配列においては、第1種の画素群R1,G1,B1が正方格子状に配置され、水平方向、垂直方向に約半ピッチずれた位置に第2の画素群R2,G2,B2が配置される。第2の画素群も正方格子を構成する。第2の画素群は、正方格子状の第1の画素群の格子間位置に配置されるともいえる。
右上から左下に向かう対角線方向に沿って、同色の画素が2つずつ並んでいる。図示の配置においては、左下に第1の画素群R1,G1,B1が配置され、右上に第2の画素群R2,G2,B2が配置されている。この関係は反転してもよい。また、2つの同色画素を左上から右下に向かう対角線方向に並べてもよい。
第1の画素群の半ピッチを、改めてピッチとして、行、列を定義すると、各列、各行には、1つおきに画素が配置され、同一行、同一列には、第1の画素群または第2の画素群のみが配列されている。第1の画素群、第2の画素群はそれぞれ正方格子を構成している。第1の画素群の行、第2の画素群の行が列方向に交互に配列している点は図1Aの正方格子配列と同様である。
なお、後述するように、各列に沿って垂直電荷転送路が蛇行して配置され、複数の垂直電荷転送路の一端に水平電荷転送路が結合される。垂直電荷転送路は、行当り2転送段を有し、画素当たり4転送段を有する。
図2A及び図2Bは、実施例による固体撮像装置の受光部の一部の概略的な平面図である。図1Aに示した正方格子配列の固体撮像装置についての平面図を示した。
図2Aを参照する。正方格子配列の画素(高感度画素B1、G1、R1、及び、低感度画素B2、G2、R2)の各列右側に沿って垂直電荷転送路25が形成されている。垂直電荷転送路25は、画素当たり3転送段を有し、全画素の情報(信号電荷)を、一括して垂直電荷転送路25に読み出すこと(プログレッシブ読み出し)が可能である。画素(1行)当たり3転送段を形成するために、1行当り3転送電極が必要である。
転送電極は、3層ポリシリコン電極で構成される。下層ポリシリコン電極EL,中層ポリシリコン電極EM,上層ポリシリコン電極EUが酸化シリコン膜等の絶縁膜を介して積層され、3層ポリシリコン電極を構成する。3層ポリシリコン電極は、上下画素間の配線領域を通り、垂直電荷転送路25上では各転送段上にそれぞれ配置されるようにパターニングされる。垂直電荷転送路25は駆動信号φ1、φ2、φ3で3相駆動される。読み出し電圧を兼ねる駆動信号は、2つの配線で供給される。第1の画素群(高感度画素群)と第2の画素群(低感度画素群)を別タイミングで読み出し可能なように、例えば駆動信号φ2を、φ2Aとφ2Bの2種で構成し、奇数行と偶数行にそれぞれ供給する。すなわち、フォトダイオードから垂直電荷転送路25に信号電荷を読み出すパルスを供給する信号線には、高感度画素が並んだラインと低感度画素が並んだラインとに対して独立の駆動信号(φ2A及びφ2B)を供給する。例えば、列方向に沿って、中層ポリシリコン電極EMには、駆動信号φ2Aとφ2Bの配線が交互に接続される。
本図においては、信号電荷が画素から垂直電荷転送路25に読み出される方向を矢印で示した。信号電荷は、垂直電荷転送路25内を水平電荷転送路HCCDに向かう方向に転送され、水平電荷転送路HCCDに移動された後は、水平電荷転送路HCCD内を、出力アンプOAに向かう方向に転送される。
図2Bは、図2Aの一部(画素G1及びG2近傍)を拡大した平面図である。実施例による固体撮像装置の特徴部分を示すため、転送電極を一部破断して示した。
画素G1及びG2に蓄えられた電荷は、それぞれ読み出しゲート29a及び29bを介して、垂直電荷転送路25に読み出される。実施例による固体撮像装置においては、高感度画素G1の電荷を読み出すための読み出しゲート29aのチャネル長L1は、低感度画素G2の電荷を読み出すための読み出しゲート29bのチャネル長L2より短い。また、高感度画素G1部における転送電極(読み出しゲート電極)長d1は、低感度画素G2部における転送電極(読み出しゲート電極)長d2よりも狭く形成されている。なお、ここでいう転送電極(読み出しゲート電極)長は、垂直電荷転送路25上方における読み出しゲート電極(中層ポリシリコン電極EM)の幅(垂直電荷転送路25における電荷の転送方向と直交する方向に沿う長さ)と定義される。
図3A及び図3Bは、実施例による固体撮像装置の受光部の一部の概略的な断面図である。図1Aに示した正方格子配列の固体撮像装置において、Bのカラーフィルタが形成された連続する2画素であるB1(高感度画素)及びB2(低感度画素)についての断面を、それぞれ3A及び図3Bに示した。
図3Aに高感度画素B1の断面を示す。たとえばn型のシリコン基板である半導体基板21の表面近傍に、低濃度のp型ウエル22が、エピタキシャル成長またはエピタキシャル成長とイオン注入で形成される。
p型ウエル22内にイオン注入でn型の不純物が添加され、フォトダイオードの電荷蓄積領域23aが形成される。画素B1の電荷蓄積領域23aの形成深さ(半導体基板21表面からの深さ)は、たとえば3μm以上8μm以下である。
埋め込み領域24aは、p型不純物を高濃度にイオン注入して形成され、それぞれ電荷蓄積領域23aを半導体基板21表面から埋め込む。
n型半導体基板21、p型ウエル22、電荷蓄積領域23aは、それぞれ縦型バイポーラ接合トランジスタ構造を形成し、電荷蓄積領域23aに蓄積される電子に対して、p型ウエル22がポテンシャルバリアを形成する。n型半導体基板21にオーバーフロードレイン電圧VODを印加することでバリア高を調節でき、半導体基板21に蓄積電荷を引き抜くことができる(基板抜きシャッタ)。
電荷蓄積領域23aに隣接して、それぞれp型領域である読み出しゲート29aを介して、n型チャネル領域の垂直電荷転送路25aが、イオン注入で形成される。
高感度画素B1の電荷蓄積領域23aに蓄えられた電荷を、垂直電荷転送路25aに読み出す際に用いられる読み出しゲート29aのチャネル長は、0.30μm以下、たとえば0.25μmである。
読み出しゲート29aは、たとえばともにボロン(B)をイオン注入することで形成される。高感度画素B1部の読み出しゲート29aの不純物(B)濃度は、たとえば最も高濃度領域で、2×1017〜5×1017cm−3である。
読み出しゲート29a及び垂直電荷転送路25a上方には絶縁膜33を介して、垂直転送電極26aが、化学気相堆積(CVD)とパターニング等で形成される。図示した垂直転送電極26aは、読み出し電極を兼ねる転送電極であり、読み出しゲート29a上方から電荷蓄積領域23aに向かって延在する。
隣り合う画素間には、高濃度p型の分離領域(チャネルストップ領域)28aが、イオン注入で形成される。
分離領域(チャネルストップ領域)28aは、隣り合う画素間で、電荷蓄積領域、垂直電荷転送路等の電気的な分離を行うための領域である。絶縁膜33は、たとえばシリコン表面の熱酸化により形成された酸化シリコン膜、ONO膜(酸化膜/窒化膜/酸化膜の積層)等である。
垂直転送電極26aは、たとえばポリシリコンで形成される第1層〜第3層垂直転送電極を含む。これらはアモルファスシリコンで形成することも可能である。垂直転送電極26aは、印加される電圧で、垂直電荷転送路25a及び読み出しゲート29aのポテンシャルを制御することによって、電荷蓄積領域23aに蓄積された電荷を垂直電荷転送路25aに読み出し、読み出された電荷を垂直電荷転送路25aの列方向に転送する。
垂直転送電極26a上方には、それぞれ絶縁性の酸化シリコン膜を介して、たとえばタングステン(W)により遮光膜27aが形成されている。遮光膜27aには、それぞれ電荷蓄積領域23aの上方に開口部が形成されている。
入射光量に応じて電荷蓄積領域23aに蓄積された信号電荷は、垂直転送電極26aへ印加される転送電圧(駆動信号Φ2A)により、垂直電荷転送路25aに読み出され、垂直転送路25a内を転送される。遮光膜27aは、上述のように電荷蓄積領域23a上方にのみ開口部を有し、受光部に入射する光が電荷蓄積領域23a以外の領域に入射するのを防止する。
遮光膜27a上方には、たとえばBPSG(boro-phospho silicate glass)でつくられた平坦化膜30が形成され、その平坦な表面上に、カラーフィルタ31(本図においては、Bのカラーフィルタ)が形成される。
図3Bに低感度画素B2の断面を示す。低感度画素B2の構造は、高感度画素B1の構造と幾つかの点において異なっている。
まず、高感度画素B1の電荷蓄積領域23aの形成深さ(半導体基板21表面からの深さ)が、たとえば3μm以上8μm以下であるのに対し、低感度画素B2のそれは、たとえば0.1μm以上2μm以下である。なお、従来のフォトダイオードにおける電荷蓄積領域の形成深さは、約2.5μmである。したがって、電荷蓄積領域の形成深さは、高感度画素においては従来より深く、低感度画素においては従来より浅い。
電荷蓄積領域を深く形成することにより、入射光の吸収率を向上させ、画素の感度を高くすることができる。また、電荷蓄積領域を浅く形成することにより、入射光の吸収率を低下させ、画素の感度を低くすることができる。
すなわち、高感度画素では電荷蓄積領域を深く形成し、低感度画素では電荷蓄積領域を浅く形成することによってもたらされる効果の一つは、高感度側と低感度側の両方から広ダイナミックレンジ化を実現することができることである。
また、高感度画素B1部の読み出しゲート29aのチャネル長は、0.30μm以下であるのに対し、低感度画素B2部のそれは、たとえば0.40μmである。
更に、高感度画素B1部の読み出しゲート29aの不純物(B)濃度が、たとえば最も高濃度領域で、2×1017〜5×1017cm−3であるのに対し、低感度画素B2部におけるそれは、たとえば最も高濃度領域で、3×1016〜1×1017cm−3である。低感度画素B2部の読み出しゲート29bは、高感度画素B1部の読み出しゲート29aよりも、不純物(B)濃度が低い。
また、低感度画素B2部の、垂直電荷転送路25b及び読み出しゲート29b上方における垂直転送電極26b長は、高感度画素B1部の、垂直電荷転送路25a及び読み出しゲート29a上方における垂直転送電極26a長より短い。
入射光量に応じて電荷蓄積領域23bに蓄積された信号電荷は、垂直転送電極26bへ印加される転送電圧(駆動信号Φ2B)により、垂直電荷転送路25bに読み出され、垂直転送路25b内を転送される。
なお、本図には正方格子配列の場合を示したが、画素の断面構造はハニカム配列の場合も基本的には同一である。
図4A〜図4Eを参照して、電荷蓄積領域から垂直電荷転送路への電荷の移動について説明する。図4A〜図4Dにおいては、電子からみたポテンシャルの高低を実線で示した。また、電荷の存在する領域を右下がりの斜線で示した。
図4A及び図4Bは、低感度画素における電荷の移動を表す。
図4Aを参照する。n型領域である電荷蓄積領域23bと垂直電荷転送路25bのポテンシャルは低い。p型領域である読み出しゲート29bのポテンシャルは高く、バリアを形成する。画素への入射光量に応じて、光電変換により生成された信号電荷は、電荷蓄積領域23bに蓄積される。読み出しゲート29b及び垂直電荷転送路25b上方の垂直転送電極26bには、駆動信号Φ2Bが印加される。
図4Bを参照する。垂直転送電極26bに、たとえば12Vの読み出し電圧が印加されると、読み出しゲート29bと垂直電荷転送路25bのポテンシャルが低くなり、バリアが消滅して、電荷蓄積領域23bの電荷が垂直電荷転送路25bに移動する。この電荷移動はドリフトによる電荷移動である。
図4C及び図4Dは、高感度画素における電荷の移動を表す。
高感度画素には低感度画素よりも高い読み出し電圧、たとえば15〜16Vの読み出し電圧が印加される。上述のように、高感度画素では、読み出しゲートのゲート長が、低感度画素よりも短い。また、読み出しゲートが、より高不純物濃度に形成されている。したがって、高感度画素では、読み出し電圧を印加したとき、読み出しゲート内に、低感度画素より急峻な電位勾配が形成される。
高感度画素の読み出しゲートのゲート長、不純物濃度、及び読み出しゲートに印加する読み出し電圧等のうちの少なくとも一つについて値を選択することで、電位勾配により積極的にアバランシェ破壊による電子増倍が引き起こされるようにする。
実施例による固体撮像装置では、読み出し電圧印加時、高感度画素において、アバランシェ破壊による電子増倍により、電荷蓄積領域に蓄えられていた電荷より大きい電荷が、垂直電荷転送路に移動される。第1の画素群は、電荷蓄積領域を深い位置まで形成することによって高感度化され、更に、アバランシェ破壊による電子増倍効果によって高感度化される。
なお、高感度画素においては、電荷蓄積領域が、低感度画素の電荷蓄積領域より深い位置まで形成されていることで、ショートチャネル効果によるアバランシェ破壊が誘起されやすい。
一方、低感度画素の読み出しゲートのゲート長、不純物濃度、及び読み出しゲートに印加する読み出し電圧等のうちの少なくとも一つについて値を選択することで、積極的にはアバランシェ破壊による電子増倍が引き起こされないようにする。
低感度画素において、電荷蓄積領域が、高感度画素の電荷蓄積領域より浅い位置までしか形成されない構成を採用することは、読み出しゲートの電位勾配を緩やかにし、アバランシェ破壊による電子増倍の防止に寄与する。
図4Eは、実施例による固体撮像装置(正方格子配列)の読み出しゲートに電圧を印加したとき、垂直電荷転送路に読み出された電子数を示すグラフである。
グラフの横軸は、印加した読み出し電圧を単位「V」で表し、グラフの縦軸は、電荷蓄積領域から読み出された電子数を表す。高感度画素における読み出し電圧と電子数の関係を実線で示し、低感度画素における両者の関係を破線で示した。高感度画素、低感度画素ともに、電荷蓄積領域に約1000個の電子を蓄えてそれぞれの読み出しゲートに電圧を印加した。
低感度画素においては、約10Vの電圧を印加したとき、電荷蓄積領域から垂直電荷転送路への電荷の移動が開始され、約11.5V以上の電圧の印加で、蓄積されていたほぼすべての電子(約1000個)が読み出される。
高感度画素においては、約12Vの電圧を印加したとき、電荷蓄積領域から垂直電荷転送路への電荷の移動が開始され、約14V以上の電圧の印加で、蓄積されていた電子(約1000個)の約2倍の数(約2000個)の電子が垂直電荷転送路に認められた。
高感度画素においては、アバランシェ破壊によって約2倍の電子増倍効果(すなわち増倍係数は2)が得られる一方、低感度画素においては、アバランシェ破壊が防止されていることがわかる。
図5A〜図5Fを参照して、実施例による固体撮像装置(正方格子配列を有する固体撮像装置)の駆動方法を説明する。
図5Aは、正方格子配列を有する固体撮像装置の駆動信号のタイミングチャートである。上からオーバーフロードレイン電圧VOD,第2の画素群(低感度画素群)の垂直(読み出し)駆動信号φ2B,第1の画素群(高感度画素群)の垂直(読み出し)駆動信号φ2A,水平駆動信号φHを示す。
図5B〜5Fは、図5Aに示すタイミングt3〜t5での電荷の様子を示す概略的平面図である。タイミングt1〜t2に、オーバーフロードレイン電圧VODが高電圧となり、各画素PIXの蓄積電荷は基板に引き抜かれ、画素PIXがクリアされて新たな露光が開始される。駆動信号φ2Bはタイミングt3で高電位の読出電圧となり、その後タイミングt4で駆動信号φ2Aが、それより更に高電位の読出電圧となる。
図5Bに示すように、タイミングt2からt3に至るまでの短期間tS、全画素PIXで入射光に応じた信号電荷の蓄積が行われる。
図5Cに示すように、タイミングt3で駆動信号φ2Bが読み出し電圧となり、φ2Bを印加された低感度画素PIXから垂直電荷転送路VCCDに短期間tSの蓄積電荷が読み出される。このときアバランシェ破壊による電子増倍は生じない。φ2Aを印加された画素では読み出しは生ぜず、入射光に応じた電荷蓄積が継続する。
図5Dに示すようにタイミングt3〜t4では、入射光に応じた信号電荷の蓄積が行われる。垂直電荷転送路VCCDは、タイミングt3で読み出した電荷を保持する。
図5Aに示すように、タイミングt4で駆動信号φ2Aが読み出し電圧になる。図5Eに示すように、タイミングt4で駆動信号φ2Aが読み出し電圧となり、φ2Aを印加された高感度画素PIXから垂直電荷転送路VCCDにタイミングt2からt4までの長期間tLの蓄積電荷が読み出される。このとき、アバランシェ破壊による電子増倍が生じる。
図5Aに示すように、タイミングt5以後、垂直電荷転送路では駆動(転送)信号φ1、φ2、φ3が印加され垂直転送が行われる。水平電荷転送路では、2相駆動信号φH1、φH2が印加される。
図5Fに示すように、垂直電荷転送路VCCDで電荷転送が行われ,短期間露光の蓄積電荷の行(低感度画素の行)、長期間露光の蓄積電荷の行(高感度画素の行)が交互に水平電荷転送路HCCDに供給される。水平電荷転送路HCCDは、垂直電荷転送路VCCDから供給される電荷を1行ずつ出力アンプOAに向かって転送する。信号電荷は、出力アンプOAを介して外部に読み出される。
図6Aは、固体撮像装置のシステム構成を示す。駆動信号を発生する制御回路CTLは撮像チップとは別のチップに形成しても、同一チップに集積化してもよい。固体撮像素子10からの出力信号は、画素単位で出力調整部11に供給され、選択部12で短時間露光の信号電荷は直接、長時間露光の信号電荷は信号スライス部13でチョッピングされ、飽和電圧を揃えて、メモリを備えた出力合成部15に送られ、行単位で加算が行われる。信号スライス部13は、あらかじめ蓄積できる信号電荷量の上限値を設定しておき、この信号電荷量を超える電荷量を廃棄する。出力合成部15は、低感度画素の信号電荷と、信号スライス部13でカットされた高感度画素の信号電荷の同色2画素分の信号を合成し、合成信号SCとして出力する。
図6Bは、合成信号の性質を示すグラフである。横軸は露光エネルギ密度(照度)を示し、縦軸は出力信号及び合成信号の電圧を示す。短期間露光(低感度画素)の出力信号をtSで示し、長期間露光(高感度画素)の出力信号をtLで示す。
長期間露光tLでは、電荷蓄積期間が長いので、露光エネルギ密度が低くても出力信号は速やかに立ち上がる。速やかな立ち上がりは、速い飽和となる。また、たとえば、アバランシェ破壊によって増倍係数が2の電子増倍効果が得られる場合、電荷蓄積領域に蓄えられた電荷の2倍の電荷が、垂直電荷転送路に読み出されるため、露光時間を短縮することができる。長期間露光を行う時間の短縮により、高速信号処理が可能となる。
増倍係数を大きくすることで、より撮像時間を短縮することが可能である。ただし、高感度画素から電荷が読み出される垂直電荷転送路、及び、水平電荷転送路は、高感度画素の電荷蓄積領域の容量の増倍係数倍の容量を必要とする。
なお、たとえば、R、G、Bのそれぞれの画素について、増倍係数を等しくすることで、ホワイトバランスを良好にすることが可能である。
また、飽和エネルギより大きい露光エネルギの識別はできない。
短期間露光tSでは、電荷蓄積期間が短いので、露光エネルギ密度の増加に対する出力信号の増加は緩やかであり、飽和する露光エネルギ密度は高くなる。合成信号SCは、長期間露光の出力信号tLと短期間露光の出力信号tSを加算するので、立ち上がりは速く,飽和は高エネルギ密度の信号が得られる。長期間露光の出力信号が飽和する露光エネルギ密度を基準とすると、広ダイナミックレンジ化が達成できる。
短期間露光と長期間露光とは重複して行なわれ、出力信号は同時に出力されるので、同時性の高い、広ダイナミックレンジの画像を短時間で得られる。車輌用衝突防止モニタなど、相対的に高速度で移動する物体のモニタ等にも適した特性が得られる。短期間と長期間の比を選択することにより、所望のダイナミックレンジを得ることができる。例えば、戸外の監視用モニタ等の感度、ダイナミックレンジを外界や対象物の明るさに応じて調整することもできる。
なお、短期間露光と長期間露光とを同時に開始し、短期間露光終了の後長期間露光を終了する場合を説明したが、短期間露光の期間が長期間露光の期間に含まれるなら同様の効果を得られる。各画素ごとまたは各行ごとにクリア機構を設ければ、露光開始を選択的に行うことができる。
図7A、及び、図7Bはハニカム配列の画素を有する固体撮像装置の構成、動作を示す。
図7Aに示すように、ハニカム配列の画素は、第1の正方格子配列の第1の画素群(高感度画素群)の画素PIX1とその格子間位置に配置される第2の正方格子配列の第2の画素群(低感度画素群)の画素PIX2から構成される。画素PIX1及び画素PIX2は、同色のカラーフィルタを有する。各画素列に沿って垂直電荷転送路VCCDが蛇行しつつ、縦方向に延在し、列間にはチャネルストップ領域CSが形成されている。水平方向に隣接する画素間には、2つの垂直電荷転送路VCCDが配置され、斜め方向に隣接する画素間には1つの垂直電荷転送路VCCDが配置される。
各画素の上側、下側を回り込むように2電極が配置され、垂直電荷転送路VCCDと交差して水平方向に延在する。各列において、画素は1つ置きに配置されているので、1画素当たり2行の4電極が4転送段を形成する。4相駆動信号φ1、φ2、φ3、φ4が、繰り返し転送電極に印加される。なお、ハニカム配列の固体撮像装置の構成、製造技術に関しては例えば、特開平10−136391号、特開2001−111027号(USP6,914,633)の実施例の欄の記載を参照できる。
駆動信号φ1とφ3が読み出し信号を兼ねるとする。φ3が読み出し電圧になると、矢印で示すように第2の画素群の画素PIX2の蓄積電荷が右側に隣接する垂直電荷転送路VCCDに読み出される。このときアバランシェ破壊による電子増倍は生じない。
図7Bは、その後、他の駆動信号φ1が読み出し電圧になった時を示す。第1の画素群の画素PIX1の蓄積電荷が右側に隣接する垂直電荷転送路VCCDに読み出される。読み出しには、アバランシェ破壊による電子増倍を伴う。第1の画素群の信号電荷は第2の画素群の信号電荷とは異なる垂直電荷転送路VCCDに読み出される。4相駆動を開始する前に電荷位置を調整すると、同一行に第1の画素群の電荷と第2の画素群の電荷が交互に配置されるようになる。
なお、ハニカム配列においては、正方格子配列とは異なり、第1の画素群(高感度画素群)の読み出しゲート電極と、第2の画素群(低感度画素群)の読み出しゲート電極は、別に設けられているので、新たな信号線を配線する必要はない。
図8Aは、ハニカム配列の固体撮像素子の駆動信号のタイミングチャートを示し、図8B〜図8Eは、図8A中に示されるタイミングt3〜t5での電荷の様子を示す概略的平面図である。なお、図8B〜図8Eにおいては、行方向位置、列方向位置を判り易くするように、蛇行するVCCDを直線的に示している。
図8Aに示すタイミングt1〜t2に、オーバーフロードレイン電圧VODが高電圧となり、各画素の蓄積電荷は基板に引き抜かれ、全画素PIXがクリアされて新たな露光が開始される。駆動信号φ3はタイミングt3で高電位となり、その後タイミングt4で駆動信号φ1が、それより更に高電位となる。
図8Bに示すように、タイミングt2からt3に至るまでの短期間tS、全画素PIXで入射光に応じた信号電荷の蓄積が行われる。タイミングt3で駆動信号φ3が読み出し電圧となり、φ3を印加された第2の画素群の画素PIX2から垂直電荷転送路VCCDに短期間tSの蓄積電荷が読み出される。φ1を印加された画素では読み出しは生ぜず、入射光に応じた電荷蓄積が継続する。
図8Cに示すようにタイミングt3〜t4では、入射光に応じた信号電荷の蓄積が行われる。垂直電荷転送路VCCDは、タイミングt3で読み出した電荷を保持する。
図8Aに示すように、タイミングt4で駆動信号φ1が読み出し電圧になる。
図8Dに示すように、タイミングt4で駆動信号φ1が読み出し電圧となり、φ1を印加された画素PIX1から垂直電荷転送路VCCDにタイミングt2からt4までの長期間tLの蓄積電荷が読み出される。
図8Aに示すように、タイミングt5以後、垂直電荷転送路では4層駆動信号φ1、φ2、φ3、φ4が印加され垂直転送が行われる。水平電荷転送路では、2相駆動信号φH1、φH2が印加される。
図8Eに示すように、垂直電荷転送路VCCDで電荷転送が行われ,短期間露光の蓄積電荷、長期間露光の蓄積電荷が交互に配列された2画素行分の電荷行が水平電荷転送路HCCDに供給される。水平電荷転送路HCCDは、VCCDから供給される2画素行分の電荷行を出力アンプOAに向かって転送する。信号電荷は、出力アンプOAを介して外部に読み出される。
固体撮像装置のシステムは、図6Aに示したものと同様でよいが、選択部12は、行毎の切り替えではなく、電荷毎の切り替えを行い、2行分の信号画素行を各行に分離する。出力合成部15は、信号画素を一旦メモリし、対応する2画素毎に加算する。
出力信号と合成信号の特性は図6Bに示したものと同様である。
ハニカム配列の固体撮像素子においては、正方格子配列の場合とは異なり、ある垂直電荷転送路VCCDを転送される電荷は、高感度画素から読み出された電荷、または低感度画素から読み出された電荷のいずれかであって、双方が混在することはない。高感度画素と低感度画素とで、垂直転送路VCCDを共有しないため、垂直転送路VCCDにおいては双方の画素信号が互いに干渉せず、画質を向上させることができる。
図9Aは、変形例による駆動信号のタイミングチャートを示す。図8Aに示したタイミングチャートと比較すると、ストロボ等の補助光源発光信号STRが追加されている。補助光源により、低照度(暗)部の画像情報が得やすくなる。高感度画素群による撮像に特に有効である。ストロボ発光信号STRは、短期間露光tSが終了した後、即ちタイミングt3以後、長期間露光tLが終了する前、即ちタイミングt4以前にトリガされる。
短期間露光には影響を与えず、長期間露光の積分露光エネルギを増大させることができる。なお、ストロボ発光により光量は確保できるので、長期間露光の蓄積電荷読み出しは補助光源発光後の任意のタイミングまで早めてもよい。
なお、ハニカム配列の撮像装置の場合も、短期間露光tS後長期間露光tL終了前に補助光源を発光させることができる。短期間露光と長期間露光の開始タイミングが異なる場合は、補助光源の発光は短期間露光期間外で、長期間露光期間内に行なえばよい。
図9Bは、補助光源を発光させた時の特性を示すグラフである。短期間露光tSの特性は、補助光源発光の影響を受けない。長期間露光tLの特性は、ストロボ発光エネルギ密度分、低照度側にシフトすると考えられる。このため、ダイナミックレンジをさらに拡げることができる。
以上実施例に沿って本発明を説明したが、本発明はこれらに制限されるものではない。例えば、2画素を1組として、露光期間が2種類の並行露光を行なう場合を説明したが、3画素(3行)以上を1組として、露光期間が3種類以上の並行露光を実行してもよい。その他、種々の変更、改良、組合わせ等が可能なことは、当業者に自明であろう。
動画を撮像する場合、静止画を撮像する場合の双方に利用可能である。特に、動く被写体を撮影する場合、被写体情報を高速に信号処理する必要がある場合に有効である。
1A,1Bは、正方(テトラゴナル)格子配列の画素行列とハニカム配列の画素行列を示す平面図である。 2A及び2Bは、実施例による固体撮像装置の受光部の一部の概略的な平面図である。 3A及び3Bは、実施例による固体撮像装置の受光部の一部の概略的な断面図である。 4A〜4Eは、電荷蓄積領域から垂直電荷転送路への電荷の移動について説明するための図である。 5A〜5Fは、実施例による固体撮像装置(正方格子配列を有する固体撮像装置)の駆動方法を説明するための図である。 6Aは、固体撮像装置のシステム構成を示す図であり、6Bは、合成信号の性質を示すグラフである。 7A及び7Bは、ハニカム配列の画素を有する固体撮像装置の構成、動作を示す図である。 8Aは、ハニカム配列の固体撮像素子の駆動信号のタイミングチャートであり、8B〜8Eは、8A中に示されるタイミングt3〜t5での電荷の様子を示す概略的平面図である。 9Aは、変形例による駆動信号のタイミングチャートであり、図9Bは、補助光源を発光させた時の特性を示すグラフである。
符号の説明
10 固体撮像素子
11 出力調整部
12 選択部
13 信号スライス部
15 出力合成部
21 半導体基板
22 ウエル
23a、b 電荷蓄積領域
24a、b 埋め込み領域
25、25a、b 垂直電荷転送路
26a、b 垂直転送電極
27a、b 遮光膜
28a、b 分離領域
29a、b 読み出しゲート
30 平坦化膜
31 カラーフィルタ
33 絶縁膜
PIX 画素
水平方向ピッチ
垂直方向ピッチ
VCCD 垂直電荷転送路
HCCD 水平電荷転送路
OA 出力アンプ
VOD オーバーフロードレイン電圧
EL 下層ポリシリコン電極
EM 中層ポリシリコン電極
EU 上層ポリシリコン電極
Φ1、Φ2A、Φ2B、Φ3 駆動信号
CTL 制御回路
SC 合成信号
CS チャネルストップ領域

Claims (20)

  1. 第1導電型の半導体基板と、
    前記半導体基板上に形成され、前記第1導電型と逆導電型の第2導電型を有するウエルと、
    前記ウエルに行列状に形成された前記第1導電型の多数の電荷蓄積領域であって、第1の電荷蓄積領域群と第2の電荷蓄積領域群とを含み、第1の電荷蓄積領域群の行と第2の電荷蓄積領域群の行とが列方向に沿って隣接して配置され、入射光量に応じて生成された電荷を蓄積する多数の電荷蓄積領域と、
    前記電荷蓄積領域に隣接して前記ウエルに形成された前記第2導電型の多数の読み出しゲートであって、前記第1の電荷蓄積領域群に隣接し、第1のゲート長と第1の不純物濃度を備える第1の読み出しゲート群と、前記第2の電荷蓄積領域群に隣接し、第2のゲート長と第2の不純物濃度を備える第2の読み出しゲート群とを含む、多数の読み出しゲートと、
    前記読み出しゲートを介して前記電荷蓄積領域に隣接し、前記電荷蓄積領域の列方向に沿って前記ウエルに形成された前記第1導電型の垂直転送路と、
    前記電荷蓄積領域の行方向に沿って前記半導体基板上方に形成され、前記垂直転送路を横断する転送電極と、
    隣接する前記第1の電荷蓄積領域群、前記第2の電荷蓄積領域群の2画素上に同一色カラーフィルタが配置されるように、前記各電荷蓄積領域上方に形成されたカラーフィルタ群と、
    前記各垂直転送路の一端に結合された水平転送路と、
    前記第1の読み出しゲート上方の前記転送電極に印加して、前記第1の電荷蓄積領域に蓄積された電荷を前記垂直転送路に読み出す第1の電圧、及び、前記第2の読み出しゲート上方の前記転送電極に印加して、前記第2の電荷蓄積領域に蓄積された電荷を前記垂直転送路に読み出す第2の電圧を制御することのできる制御回路と
    を有し、
    前記第1のゲート長、前記第1の不純物濃度、及び前記第1の電圧のうち、少なくとも一つを選択することにより、前記第1の電荷蓄積領域に蓄積された電荷を、アバランシェ破壊による電荷の増倍を積極的に伴って前記垂直転送路に読み出し、前記第2のゲート長、前記第2の不純物濃度、及び前記第2の電圧のうち、少なくとも一つを選択することにより、前記第2の電荷蓄積領域に蓄積された電荷を、アバランシェ破壊による電荷の増倍を積極的には伴わずに前記垂直転送路に読み出す固体撮像装置。
  2. 前記第2のゲート長が、前記第1のゲート長よりも長い請求項1に記載の固体撮像装置。
  3. 前記転送電極は、前記第2の読み出しゲート上方における電極長が、前記第1の読み出しゲート上方における電極長よりも長い請求項2に記載の固体撮像装置。
  4. 前記第1のゲート長が0.3μm以下である請求項1〜3のいずれか1項に記載の固体撮像装置。
  5. 前記第1の不純物濃度が、前記第2の不純物濃度よりも高い請求項1〜4のいずれか1項に記載の固体撮像装置。
  6. 前記第1の電圧が、前記第2の電圧よりも高い請求項1〜5のいずれか1項に記載の固体撮像装置。
  7. 前記第1の電荷蓄積領域の形成深さは、前記第2の電荷蓄積領域の形成深さよりも深い請求項1〜6のいずれか1項に記載の固体撮像装置。
  8. 前記第1の電荷蓄積領域の形成深さが、3μm以上8μm以下である請求項7に記載の固体撮像装置。
  9. 前記第2の電荷蓄積領域の形成深さが、0.1μm以上2μm以下である請求項7または8に記載の固体撮像装置。
  10. 第1導電型の半導体基板と、
    前記半導体基板上に形成され、前記第1導電型と逆導電型の第2導電型を有するウエルと、
    前記ウエルに行列状に形成された前記第1導電型の多数の電荷蓄積領域であって、第1の電荷蓄積領域群と第2の電荷蓄積領域群とを含み、第1の電荷蓄積領域群の行と第2の電荷蓄積領域群の行とが列方向に沿って隣接して配置され、入射光量に応じて生成された電荷を蓄積する多数の電荷蓄積領域と、
    前記電荷蓄積領域に隣接して前記ウエルに形成された前記第2導電型の多数の読み出しゲートであって、前記第1の電荷蓄積領域群に隣接する第1の読み出しゲート群と、前記第2の電荷蓄積領域群に隣接し、前記第1の読み出しゲートのゲート長よりも長いゲート長、前記第1の読み出しゲートの不純物濃度よりも低い不純物濃度のうちの少なくとも一方を備える第2の読み出しゲート群とを含む、多数の読み出しゲートと、
    前記読み出しゲートを介して前記電荷蓄積領域に隣接し、前記電荷蓄積領域の列方向に沿って前記ウエルに形成された前記第1導電型の垂直転送路と、
    前記電荷蓄積領域の行方向に沿って前記半導体基板上方に形成され、前記垂直転送路を横断する転送電極と、
    隣接する前記第1の電荷蓄積領域群、前記第2の電荷蓄積領域群の2画素上に同一色カラーフィルタが配置されるように、前記各電荷蓄積領域上方に形成されたカラーフィルタ群と、
    前記各垂直転送路の一端に結合された水平転送路と
    を有する固体撮像装置。
  11. 更に、前記第1の電荷蓄積領域群を同一時刻に露光開始し,第1の露光期間経過後の同一時刻に露光終了し、前記第2の電荷蓄積領域群を同一時刻に露光開始し,第2の露光期間経過後の同一時刻に露光終了し、第2の露光期間が第1の露光期間と重複し、第1の露光期間よりも短い露光を行なう制御回路を有する請求項10に記載の固体撮像装置。
  12. 前記第2の電荷蓄積領域群の露光開始時刻が,前記第1の電荷蓄積領域群の露光開始時刻と同時である請求項11に記載の固体撮像装置。
  13. 前記制御回路は、前記半導体基板に逆バイアスパルスを印加することで前記第1及び第2の電荷蓄積領域群の露光開始を行う請求項11または12に記載の固体撮像装置。
  14. 前記制御回路は、露光終了を前記電荷蓄積領域に蓄積された信号電荷を前記垂直転送路に読み出すことで行う請求項11〜13のいずれか1項に記載の固体撮像装置。
  15. 前記多数の電荷蓄積領域が正方格子状に配列され、前記垂直転送路が1つの電荷蓄積領域当り、3転送段以上を有し、全ての前記電荷蓄積領域から信号電荷が、同時に前記垂直転送路に読み出されうる請求項11〜14のいずれか1項に記載の固体撮像装置。
  16. 前記制御回路は、信号電荷を前記垂直転送路に読み出した後、前記垂直転送路を駆動し、前記第1の電荷蓄積領域群の信号電荷の行と前記第2の電荷蓄積領域群の信号電荷の行とを順次前記水平転送路に出力する機能を有する請求項15に記載の固体撮像装置。
  17. 前記第1の電荷蓄積領域群が、正方格子状に配列され、前記第2の電荷蓄積領域群が前記第1の電荷蓄積領域群の格子間位置に配置されて全体としてハニカム配列を構成し、前記第1の電荷蓄積領域群と前記第2の電荷蓄積領域群が異なる行、異なる列を構成し、前記垂直転送路が1つの電荷蓄積領域当り、4転送段以上を有し、全ての前記電荷蓄積領域から信号電荷が、同時に前記垂直転送路に読み出されうる請求項11〜14のいずれか1項に記載の固体撮像装置。
  18. 前記制御回路は、信号電荷を前記垂直転送路に読み出した後、前記垂直転送路を駆動し、前記第1の電荷蓄積領域群の信号電荷と前記第2の電荷蓄積領域群の信号電荷を水平方向に交互に配列した信号電荷行を前記水平転送路に出力する機能を有する請求項17に記載の固体撮像装置。
  19. 前記制御回路が、前記第2の電荷蓄積領域群の露光期間外、かつ前記第1の電荷蓄積領域群の露光期間内に補助光源を発光させる機能を有する請求項11〜18のいずれか1項に記載の固体撮像装置。
  20. 前記制御回路は、前記第1の読み出しゲート上方の前記転送電極に第1の電圧を印加して、前記第1の電荷蓄積領域に蓄積された電荷を前記垂直転送路に読み出し、前記第2の読み出しゲート上方の前記転送電極に前記第1の電圧より低い第2の電圧を印加して、前記第2の電荷蓄積領域に蓄積された電荷を前記垂直転送路に読み出す請求項10〜19のいずれか1項に記載の固体撮像装置。
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