JP4846302B2 - 回転レーザ装置及びこれを用いた回転ブレ検出装置 - Google Patents

回転レーザ装置及びこれを用いた回転ブレ検出装置 Download PDF

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Description

本発明は、回転軸と直交する方向にレーザ光束を回転照射する投光部を備える回転レーザ装置の改良に関し、更に詳しくは、投光部が回転軸方向にレーザ光を発するレーザ光源部と、このレーザ光源部からのレーザ光を回転軸と直交する方向に回動照射する回転照射部とを備えた回転レーザ装置に関し、複数のファンレーザ光を回転軸と直交する方向に回転照射し、そのファンレーザ光の投光部から離れた位置で受光センサ装置で受光することにより、回転軸に直交する平面に対する傾斜角、高さを測定する回転レーザ装置、回転ブレ検出装置に応用できるものである。
従来から、回転レーザ装置には、レーザ光源を直接本体に対して回転される回転ヘッド(回転照射部)に設ける構成のものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。このものでは、レーザ光源からのレーザ光をファンレーザ光に変換するシリンドリカルレンズが回転ヘッドに一体に設けられ、回転ヘッドと共にレーザ光源、シリンドリカルレンズが同方向に一体回転されて、ファンレーザー光を回転照射する。
また、回転レーザ装置には、レーザ光源を本体に設けたものも知られている(例えば、特許文献2参照)。このものでは、レーザー光が回転軸に沿って回転ヘッドに導かれ、回転軸と直交する方向に偏向される。この偏光されたレーザ光はシリンドリカルレンズ又は回折格子によりファンレーザ光に変換され、回転軸と直交する方向に回転照射される。なお、レーザ光の偏向には反射ミラーやペンタプリズム又はこれらと同等の光学部材が用いられる。
特開2002−527729号公報 特開2003−214852号公報
ところで、回転するファンレーザ光を基準にして傾斜角、高さを測定するためには、ファンレーザ光にぶれが生じないようにして回転ヘッドを一定速度でかつ高速回転させなければならない。
回転ヘッドにレーザ光源とシリンドリカルレンズとを直接設けた回転レーザ装置では、光学素子自体の構造の簡単化を図ることができるが、回転ヘッドに直接レーザ光源を設ける構成であるので、回転軸の揺れがファンレーザ光に直接影響するため、受光センサ装置の検出精度に直接影響が及ぶという不都合がある。また、回転ヘッドに設けられているレーザ光源への電力供給にスリップリング等の電力供給機構を設けなければならないために、電力供給機構が概して複雑となる。
これに対して、レーザ光源を本体に設けた回転レーザ装置では、レーザ光を回転軸に沿って回転ヘッドに導き、反射ミラーやペンタプリズム又はこれらと同等の光学部材によりレーザ光を回転軸と直交する方向に偏向し、この偏向されたレーザ光を2個以上の所定方向にファンレーザ光を形成するように分割し、回転ヘッド部から照射する構成となっており、ペンタプリズム又はこれらと同等の光学部材にはこれに入射する光線を直交する光線に偏向して出射する性質があるので、回転軸のぶれの影響を回避することはできるが、回転軸と直交する方向に偏向されたレーザ光が複数個の所定形状のファンレーザー光になるように、レーザ光を分割して整形するのが容易でない等の問題がある。
そこで、本件出願人は、上記の問題を解決することを目的とした発明に係わる特許出願を行った(「発明の名称:回転レーザ装置」(特願2004−257242号))。
この先行技術の発明の要旨は、回転軸と直交する方向に扇状に広がる少なくとも2つのファンビームを回転照射する投光部を備える回転レーザ装置において、前記投光部は回転軸方向にレーザ光を発するレーザ光源部と、該レーザ光源部からのレーザ光を回転軸と直交する方向に回動照射する回転照射部とからなり、該回転照射部が射出方向を異にするようにファンビーム数に応じて回転軸方向に配列された複数個のペンタプリズムと、配列されたペンタプリズムが必要とするレーザー光を分割するビームスプリッタとを有するところにある。
ところで、この先願のものでは、その回転照射部には一対のベアリングが上下方向に間隔を開けて設けられ、複数個のペンタプリズムはその一対のベアリング間に積層配置されているが、一対のベアリング間の上下方向の間隔を100mmとして、回転によるガタ又はブレが最大26μmあるとすると、100m先では、このガタ又はブレが水平方向に拡大されて、2.6mmの水平方向のズレとして現れ、レーザー光の投光距離が伸びれば伸びるほど、回転ブレによる誤差が拡大される。
このレーザ光に基づいて位置検出を行うための回転レーザ装置では、より一層の精度の向上が要求されており、ベアリングに油圧をかける等のメカニカルな対策方法では精度の向上に限界がある。
本発明は、上記の事情に鑑みて為されたもので、電気光学的手段を用いて回転ブレに基づく誤差を検出することのできる回転レーザ装置及び回転ブレ検出装置を提供することにある。
請求項1に記載の回転レーザ装置は、回転軸と直交する方向にレーザ光束を回転照射する投光部を備えるものにおいて、前記投光部は回転軸方向にレーザ光を発するレーザ光源部と、該レーザ光源部からのレーザ光を回転軸と直交する方向に回動照射する回転照射部とからなり、該回転照射部は前記レーザ光源部からのレーザ光束を直交する方向に反射すると共に透過させる少なくとも一つの反射透過光学部材と、該反射透過光学部材を透過したレーザ光束を直交方向に反射すると共に反射する際に反転反射する反転反射光学部材とを備え、前記反射透過光学部材と前記反転反射光学部材とが一体回転されることを特徴とする。
反射透過光学部材は、入射光を直交する方向に反射するペンタプリズムでも、入射光を所定の割合で反射透過するハーフミラーでも良く、反転反射光学部材は、入射光を直交する方向に反射すると共に像を反転させるペンタダハプリズムでも、入射光による像を反転して反射するダハミラーでも良い。
ペンタプリズムとペンタダハプリズムとの間には所定の割合で光を反射透過させるプリズムを設け、プリズムをペンタプリズムに接着して一体化するのが望ましい。
請求項5に記載の回転レーザ装置は、回転軸と直交する方向にレーザ光束を回転照射する投光部を備えるものにおいて、前記投光部は回転軸方向にレーザ光を発するレーザ光源部と、該レーザ光源部からのレーザ光を回転軸と直交する方向に回動照射する回転照射部とからなり、該回転照射部は前記レーザ光源部からのレーザ光束を直交する方向に反射すると共に透過させる複数個の反射透過光学部材と、該反射透過光学部材を透過したレーザ光束を直交方向に反射すると共に反射する際に反転反射する反転反射光学部材とを備え、前記複数個の反射透過光学部材と前記反転反射光学部材とが回転軸方向にこの順に積層され、前記複数個の反射透過光学部材と前記反転反射光学部材とが一体回転されることを特徴とする。
請求項6に記載の回転ブレ検出装置は、回転軸と直交する方向にレーザ光束を回転照射する投光部がユニット化され、前記投光部は回転軸方向にレーザ光を発するレーザ光源部と、該レーザ光源部からのレーザ光を回転軸と直交する方向に回動照射する回転照射部とから構成され、該回転照射部は前記レーザ光源部からのレーザ光束を直交する方向に反射すると共に透過させる反射透過光学部材と、該反射透過光学部材を透過したレーザ光束を直交方向に反射すると共に反射する際に反転反射する反転反射光学部材とを備え、前記投光部のユニットを回転体に取り付け、前記投光部から回転照射されたレーザ光束を受光する受光センサ装置を用いてその検出信号の間隔を求めることにより該回転体の回転ブレを検出することを特徴とする。
請求項7に記載の回転レーザ装置は、回転軸と直交する方向にレーザ光を回転照射する投光部を備える回転レーザ装置において、前記投光部は回転軸方向にレーザ光を発するレーザ光源部と、該レーザ光源部からのレーザ光を回転軸と直交する方向に回転照射する回転照射部とからなり、該回転照射部は、前記レーザ光源部からのレーザ光束を直交する方向に反射すると共に透過させる少なくとも一つの反射透過光学部材と、該反射透過光学部材を透過したレーザ光束を直交方向に反射すると共に反射する際に反転反射する反転反射光学部材とを有し、更に前記回転照射部はレーザ光の照射方向の回転位置を検出するエンコーダを備え、前記反射透過光学部材と前記反転反射光学部材とが一体回転されることを特徴とする。
請求項8に記載の回転レーザ装置は、照射されるレーザ光を受光検出する受光装置に向けて、エンコーダの検出する回転位置を送信する通信装置を備えていることを特徴とする。
請求項1ないし請求項5、請求項7、請求項8に記載の発明によれば、回転ブレに起因する誤差を検出して補正することができる。
請求項6に記載の発明によれば、回転ブレの大きさそのものを検出できる。
以下に、本発明に係わる回転レーザ装置及び回転ブレ検出装置の発明の実施の形態を図面を参照しつつ説明する。
図1は本発明に係わる回転レーザ装置1の概要を示す図である。この回転レーザ装置1はケーシング2と投光部3とを有する。投光部3は光源部3Aと回転照射部3Bとからなっている。ケーシング2の中央部には切頭円錐形の凹部4が形成されている。光源部3Aはレーザ光線投光器5とコリメートレンズ6とを有する(図3参照)。コリメートレンズ6はレーザ光線投光器5から出射されたレーザ光Pを平行光束P1に変換する。
その光源部3Aはその凹部4を上下方向に貫通しており、この光源部3Aは球面座7を介して凹部4に回動可能に支承されている。投光部3は図2に拡大して示すように固定筒8を有し、その固定筒8には回転照射部3Bとしての回転筒9が設けられている。固定筒8にはその周回り方向に延びる投光窓8a〜8dが上下方向に間隔を開けて設けられている。回転筒9にはその投光窓8a〜8dに対応させて投光窓9a’〜9d’が上下方向に間隔を開けて設けられている。
その回転筒9はその上下方向両端部がベアリング部材10を介して固定筒8に支承され、回転筒9はコリメートレンズ6の光軸O1を回転軸として回転可能とされている。その回転筒9の内部には第1光学部材ないし第3光学部材が三段重ねに設けられている。その回転筒9は走査用モータによって駆動されるものであり、以下、その構造を概略説明する。
固定筒8は図2に示すように下筒8Aと上筒8Bとからなり、上筒8Bは下筒8Aにネジ8Cにより固定され、上筒8Bには取付けブラケット8Dが固定されている。その取付けブラケット8Dには走査用モータ8Eが固定され、その走査用モータ8Eには出力ギヤ8Fが取り付けられている。
回転筒9にはその下部にその出力ギヤ8Fに螺合する従動ギヤ9Aとエンコーダ(例えば光学式エンコーダ、スリット式エンコーダ)9rと留め金9sとがネジ9Bにより固定されている。固定筒8にはそのスリット式エンコーダ9rの回転角を検出するためのパルスを発生する検出器9tが設けられている。
固定筒8、回転筒9の上部にはカバー部材8Gがネジ8Hにより固定され、回転筒9は走査用モータ8Eによりその軸心を中心にして安定回転するようにされている。
投光部3には二組の傾斜機構が設けられ、その一方の傾斜機構がその図1に示されている。その一方の傾斜機構を符号11で示す。この傾斜機構11は、傾斜用モータ12、傾斜用スクリュー部材13、傾斜用ナット14を有する。傾斜用モータ12の回転は駆動ギヤ15、傾斜用ギヤ16を介して傾斜用スクリュー部材13に伝達され、傾斜用ナット14はその傾斜用スクリュー部材13の回転により上下動される。
その傾斜用ナット14は傾斜用アーム17を介して光源部3Aに連結されている。光源部3Aは傾斜用ナット14の上下動により垂直線C1に対して傾斜される。他方の傾斜機構は、傾斜機構11による傾斜方向と直交する方向に光源部3Aを傾斜させる。
投光部3には、傾斜用アーム17の延びる方向と平行方向に延びる固定傾斜センサ18と、この固定傾斜センサ18と直交する方向に延びる固定傾斜センサ19とが設けられている。
傾斜機構11は固定傾斜センサ18が水平になるように制御し、他方の傾斜機構は固定傾斜センサ19が水平になるように制御する。これらの調整によって、光軸(回転筒9の軸心)O1が垂直線C1に一致される。なお、回転筒9の軸心を垂直線C1に一致させるには、回転レーザ装置1自体をなるべく水平にして傾斜機構11を作動させるのが良い。
回転筒9には、図3に拡大して示すように、第3光学部材22の上に重ねて第4光学部材50が設けられている。第1光学部材20ないし第3光学部材22は回転筒9の軸心から遠ざかるに伴って末広がりの扇状面を呈する第1扇状レーザ光9aないし第3扇状レーザ光9cを形成する。同様に、第4光学部材50は第4扇状レーザ光50aを形成する。第1扇状レーザ光9aの扇状面は回転筒9の回転面(水平面)9dに対して垂直な状態を呈する。第2扇状レーザ光9bの扇状面は第1扇状レーザ光9aの呈する扇状面に対して斜めの状態を呈する。第3扇状レーザ光9cの扇状面は回転筒9の回転面(水平面)9dに対して垂直な状態を呈すると共に、第1扇状レーザ光9aの呈する扇状面と所定角度を為す状態を呈する。第4扇状レーザ光50aは、回転筒9の回転面(水平面)9dに対して垂直な状態を呈すると共に、第3扇状レーザ光9cの呈する扇状面と所定角度を為す状態を呈する。
第1光学部材20は、コリメートレンズ6の光軸O1に直交しかつ平行光が入射される入射面20aとこの入射面20aに入射した平行光の一部を反射すると共に残部を透過させる透過面20bとこの透過面20bにより反射された平行光をコリメートレンズ6の光軸に直交する方向に偏向して出射面20cに向けて反射する反射面20dとを有する第1ペンタプリズム20eと、出射面20cから出射された平行光P1を第1扇状レーザ光9aに変形する第1レンズ20fとから構成されている。
第2光学部材21は、コリメートレンズ6の光軸O1と直交しかつ第1ペンタプリズム20eの透過面20bを透過した平行光P1が入射される入射面21aとこの入射面21aに入射した平行光の一部を反射すると共に残部を透過させる透過面21bとこの透過面21bにより反射された平行光P1をコリメートレンズ6の光軸O1に直交する方向に偏向して出射面21cに向けて反射する反射面21dとを有する第2ペンタプリズム21eと、出射面21cから出射された平行光P1を第2扇状レーザ光9bに変形する第2レンズ21fとから構成されている。
第3光学部材22は、コリメートレンズ6の光軸O1と直交しかつ第2ペンタプリズム21eの透過面21bを透過した平行光P1が入射される入射面22aとこの入射面22aに入射した平行光P1を反射する第1反射面22bとこの第1反射面22bにより反射された平行光をコリメートレンズ6の光軸O1に直交する方向に偏向して出射面22cに向けて反射する第2反射面22dとを有する第3ペンタプリズム22eと、出射面22cから出射された平行光P1を第3扇状レーザ光9cに変形する第3レンズ22fとから構成されている。
第4光学部材50は、コリメートレンズ6の光軸O1と直交しかつ第3ペンタプリズム22eの透過面22bを透過した平行光P1が入射される入射面50bとこの入射面50bに入射した平行光P1を反射する第1反射面50c、50c’とこの第1反射面50c、50c’により反射された平行光を偏向する第2反射面50e、50e’とこの第2反射面50e、50e’により反射された平行光を光軸O1に直交する方向に偏向して出射面50gに向けて反射する第3反射面50kとを有するペンタダハプリズム50fと、出射面50gから出射された平行光P1を第3扇状レーザ光50aに変形する第4レンズ50hとから構成されている。
第1ペンタプリズム20e〜第3ペンタプリズム22eは、入射面20a〜22aに垂直に入射したレーザ光束を水平方向に偏向して出射させる光学特性を有する。
ペンタダハプリズム50fは、入射面50bに垂直に入射したレーザ光束を屋根型の第1反射面50c、50c’により第2反射面50e、50e’に向けて偏向させ、この第2反射面50e、50e’により反射されたレーザ光束を第3反射面50kに向けて偏向させ、この第3反射面50kにより出射面50gに向けて反射させることにより、入射面50bに垂直に入射したレーザ光束を像反転させると共に水平方向に向けて出射面50gから出射させる光学特性を有する。
第1ペンタプリズム20eと第2ペンタプリズム21eとの間には、ウエッジプリズム23が設けられて接着により一体構成とされている。ウエッジプリズム23は第2ペンタプリズム21eの間の隙間を埋めると共に透過面20bにビームスプリッタを形成している。同様に、第2ペンタプリズム21eと第3ペンタプリズム22eとの間にはウエッジプリズム24が設けられて一体構成とされている。また、同様に、第3ペンタプリズム22eとペンタダハプリズム50fとの間にはウエッジプリズム25が設けられている。そのウエッジプリズム25は第3ペンタプリズム22eに接着固定され、所定の割合で光を反射透過させる役割を有する。これらのペンタプリズム20e、21e、22e、ペンタダハプリズム50fは固定補助部材25’と固定板26とネジ27とにより回転筒9内に固定される。
ここでは、各扇状レーザ光9aないし9c、50aを形成するために第1レンズ20fないし第3レンズ22f、第4レンズ50hとして、凸のシリンドリカルレンズが用いられている。扇状レーザー光9aの拡がり角αと扇状レーザ光9c、50aの拡がり角αとを等しくするため、その第1レンズ20fと第3レンズ22fと第4レンズ50hの焦点距離とは同じとされている。もっとも、第1扇状レーザー光9aと第3扇状レーザー光9cとは第1ペンタプリズム20eと第3ペンタプリズム22eとの高さの差に相当する分だけ、高さ方向にずれて投光されることになるが、回転筒9の軸心から遠い箇所では、第1扇状レーザ光9aと第3扇状レーザ光9cとの射出高さのずれは無視でき、図4に示すように、第1扇状レーザ光9aと第3扇状レーザ光9cとは第2扇状レーザ光9bとを間に挟んで対称になる。
同様に、第1扇状レーザー光9aと第4扇状レーザー光50aも同様に第1ペンタプリズム20eとペンタダハプリズム50fとの高さの差に相当する分だけ、高さ方向にずれて投光されることになる。その第4扇状レーザ光50aは、図4に示すように、第3扇状レーザ光9cと平行になる。
なお、ここでは、第1レンズ20fないし第3レンズ22f、第4レンズ50hとして凸のシリンドリカルレンズを用いる場合について説明したが、凹のシリンドリカルレンズを用いても良い。
第1ペンタプリズム20eと第3ペンタプリズム22eとは、第1扇状レーザ光9aの呈する扇状面と第3扇形状レーザ光9cの呈する扇状面とが所定角度を為すようにかつ第2扇状レーザ光9bの呈する扇状面を間に挟んで第2扇状レーザ光9bの扇状面に対して対称に第1扇状レーザ光9aの扇状面と第3扇状レーザ光の扇状面とが存在するようにその出射面20c、22cが回転筒9の回転方向にずらされて配置されると共に第2ペンタプリズム20eを間に挟んで回転筒9にその軸方向から押圧積層固定される。
ペンタダハプリズム50fは、第3ペンタプリズム22eに対してその出射面50gが水平方向に所定角度ずらされて配置されている。
第1光学部材20〜第3光学部材22は、レーザ光源部3Aからのレーザ光束を直交する方向に反射すると共に透過させる反射透過光学部材として機能し、第4光学部材50は反射透過光学部材を透過したレーザ光束を反転反射する反転反射光学部材として機能するもので、図4(a)に模式的に示すように、受光センサ装置52を配設すると、扇状レーザ光9a〜9c、扇状レーザ光50aが受光センサ装置52を横切ることにより、図4(b)に示すように、受光センサ装置52から時間的にずれた検出出力Q1〜Q4が得られる。
その検出出力Q1〜Q3の各時間差t1〜t3等に基づき、受光センサ装置52の位置、高さ等が求められる(例えば、特開平2003−214852号公報参照)。なお、検出出力Q4の役割については、以下に説明する。
ところで、図5に矢印BXで示すように、紙面と直交する方向に回転照射部9に垂直方向に機械的な回転ブレがあると、その回転ブレの影響により、レーザ光束が水平方向に振れる。
図6(b)、(c)はその回転照射部9に基づく機械的な回転ブレによって扇状レーザ光9c、50aがブレて出力された状態を示している。また、図6(a)は回転ブレがないとした場合の扇状レーザ光9c、50aの出力状態を示している。その図6において、(a)は回転ブレがないとしたときの、検出出力Q3、Q4の時間間隔を示している。
図6(a)に示す検出出力Q3、Q4を基準にして、図6(b)に示すように、扇状レーザ光9c、50aの水平方向の間隔が広がる方向に回転照射部9がブレたときには、受光センサ装置52上で受光される受光出力Q3と受光出力Q4との時間間隔tが増加し、図6(a)に示す基準の受光出力Q3、Q4に対して双方ともΔt/2づつ増加する。これに対して、図6(c)に示すように、扇状レーザ光9c、50aの水平方向の間隔が小さくなる方向に回転照射部9がブレたときには、受光センサ装置52上で受光される受光出力Q3と受光出力Q4の時間間隔tは減少し、図6(a)に示す基準の受光出力Q3、Q4に対して双方ともΔt/2づつ減少する。
これは、ペンタダハプリズム50fが像を反転させる光学特性を有し、回転ブレによって、互いに扇状レーザ光束50a、9cを互いに水平方向にかつ反対方向に振らせることになるからである。
従って、回転照射部3Bの回転数毎に、ブレのない状態で回転させたときの時間間隔tをテーブル表として記憶させておき、実際に得られた検出出力との時間間隔の差を求めれば、回転ブレによる時間間隔のズレ量Δtを求めることができ、これを用いて検出パルスQ1〜Q3の時間間隔t1〜t3を補正することにより、回転ブレに起因する誤差補正を行うことができることになる。
ここでは、回転筒9の下部のその出力ギヤ8Fに螺合する従動ギヤ9Aとエンコーダ9rと留め金9sがねじ9Bにより固定され、固定筒8にそのエンコーダ9rの回転角を検出するためのパルスを発生する検出器9tが設けられているので、エンコーダ9rの検出する回転角と回転照射部9が照射するレーザ光の方向とを関連づけることができる。
図7は三脚54上に設置した回転レーザ装置1と、その回転レーザ装置1からのレーザ光を受光するポール53上に設けられた受光センサ装置52を示している。受光センサ装置52は、図4に示すレーザ光を受光することにより水平からの迎角βを検出する。受光センサ装置52が2個の場合は、受光センサ装置52の側で回転レーザ装置1から受光センサ装置52までの水平方向距離が演算により求めることができる(特開2003−214852号公報参照)。従って、受光センサ装置52が2個の場合には、エンコーダ9rが検出した角度データを通信により受光センサ52に向けて送信する。また、受光センサ装置52が1個の場合には、水平方向距離データとエンコーダ9rが検出した角度データを通信により受光センサ52に向けて送信する。その通信装置は回転レーザ装置1に設けられ、送信方法には、例えば、水平方向距離データと角度データとを変調してレーザ光に重畳させて出力するものを用いる。受光センサ装置52にはその変調レーザ光を受光して水平方向距離データと角度データとを復調する復調手段を有する。
エンコーダ9rの出力とレーザ光の照射方向の回転位置とを関連づけ、図4(b)に示すレーザ光の検出出力Q1と検出出力Q3との中間を基準にして、検出出力Q3と検出出力Q4との間隔のズレ(時間tに相当)を距離と角度とに関連づけることにより回転照射部3Bの傾きの補正が可能となる。
これにより、受光センサ装置52での精度の高い位置検出が可能となる。受光センサ装置52は、最初に基準位置で位置を測定すると、次の測定点は、相対的に位置が求められる。なお、その図7において、符号Aは地面からレーザ光の照射中心までの高さ、符号Bはそのレーザ光の照射中心からセンサ受光装置52の受光中心までの高さである。
以上、実施例では、回転レーザ装置について説明したが、回転軸方向にレーザ光を発するレーザ光源部とこのレーザ光源部からのレーザ光を回転軸と直交する方向に回動照射する回転照射部とによって回転軸と直交する方向にレーザ光束を回転照射する投光部をユニット化し、この回転照射部にレーザ光源部からのレーザ光束を直交する方向に反射すると共に透過させる反射透過光学部材とこの反射透過光学部材を透過したレーザ光束を反転反射する反転反射光学部材とを設け、このユニット化された投光部を、検査対象としての例えば回転体に取り付け、受光センサ装置を用いて検出信号の間隔を求めれば、回転体の回転ブレを検出することができ、本発明を回転ブレ検出装置として用いることもできる。
本発明に係わる回転レーザ装置の全体構成を示す要部断面図である。 図1に示す投光部の要部拡大図である。 図2に示す回転照射部の光学部材の配置関係の一例を示す分解斜視図である。 図3に示す扇状レーザー光の位置関係を示す図であって、(a)はセンサ装置と扇状レーザ光との関係を示し、(b)は(a)に示す受光センサ装置によって検出された検出出力を示す図である。 図1に示す回転照射部の回転ブレを説明するための図である。 図5に示す回転ブレが生じたときの検出出力の変動を説明するための説明図であって、(a)は回転ブレがないとしたときの検出出力を示し、(b)は回転ブレにより検出出力の時間間隔が増大したときの検出出力を示し、(c)は回転ブレにより検出出力の時間間隔が減少したときの検出出力を示す。 本発明に係わる回転レーザ装置の使用方法の説明図である。
符号の説明
1…回転レーザ装置
3…投光部
3A…レーザ光源部
3B…回転照射部
8…固定筒
9…回転筒
3B…回転照射部
9a〜9c…第1扇状レーザ光〜第3扇状レーザ光
20e…第1ペンタプリズム
21e…第2ペンタプリズム
22e…第3ペンタプリズム(反射透過光学部材)
50f…ペンタダハプリズム(反転反射光学部材)

Claims (8)

  1. 回転軸と直交する方向にレーザ光束を回転照射する投光部を備える回転レーザ装置において、
    前記投光部は回転軸方向にレーザ光を発するレーザ光源部と、該レーザ光源部からのレーザ光を回転軸と直交する方向に回動照射する回転照射部とからなり、
    該回転照射部は前記レーザ光源部からのレーザ光束を直交する方向に反射すると共に透過させる少なくとも一つの反射透過光学部材と、該反射透過光学部材を透過したレーザ光束を直交方向に反射すると共に反射する際に反転反射する反転反射光学部材とを備え、前記反射透過光学部材と前記反転反射光学部材とが一体回転されることを特徴とする回転レーザ装置。
  2. 前記反射透過光学部材は、入射光を直交する方向に反射するペンタプリズムであり、前記反転反射光学部材は、入射光を直交する方向に反射すると共に像を反転させるペンタダハプリズムであることを特徴とする請求項1に記載の回転レーザ装置。
  3. 前記ペンタプリズムと前記ペンタダハプリズムとの間に所定の割合で光を反射透過させるプリズムが設けられ、該プリズムは前記ペンタプリズムに接着されていることを特徴とする請求項2に記載の回転レーザ装置。
  4. 前記反射透過光学部材は、入射光を所定の割合で反射透過するハーフミラーであり、前記反転反射光学部材は、入射光による像を反転して反射するダハミラーであることを特徴とする請求項1に記載の回転レーザ装置。
  5. 回転軸と直交する方向にレーザ光束を回転照射する投光部を備える回転レーザ装置において、
    前記投光部は回転軸方向にレーザ光を発するレーザ光源部と、該レーザ光源部からのレーザ光を回転軸と直交する方向に回動照射する回転照射部とからなり、
    該回転照射部は前記レーザ光源部からのレーザ光束を直交する方向に反射すると共に透過させる複数個の反射透過光学部材と、該反射透過光学部材を透過したレーザ光束を直交方向に反射すると共に反射する際に反転反射する反転反射光学部材とを備え、前記複数個の反射透過光学部材と前記反転反射光学部材とが回転軸方向にこの順に積層され、前記複数個の反射透過光学部材と前記反転反射光学部材とが一体回転されることを特徴とする回転レーザ装置。
  6. 回転軸と直交する方向にレーザ光束を回転照射する投光部がユニット化され、前記投光部は回転軸方向にレーザ光を発するレーザ光源部と、該レーザ光源部からのレーザ光を回転軸と直交する方向に回動照射する回転照射部とから構成され、該回転照射部は前記レーザ光源部からのレーザ光束を直交する方向に反射すると共に透過させる反射透過光学部材と、該反射透過光学部材を透過したレーザ光束を直交方向に反射すると共に反射する際に反転反射する反転反射光学部材とを備え、前記投光部のユニットを回転体に取り付け、前記投光部から回転照射されたレーザ光束を受光する受光センサ装置を用いてその検出信号の間隔を求めることにより該回転体の回転ブレを検出することを特徴とする回転ブレ検出装置。
  7. 回転軸と直交する方向にレーザ光を回転照射する投光部を備える回転レーザ装置において、
    前記投光部は回転軸方向にレーザ光を発するレーザ光源部と、該レーザ光源部からのレーザ光を回転軸と直交する方向に回転照射する回転照射部とからなり、該回転照射部は、前記レーザ光源部からのレーザ光束を直交する方向に反射すると共に透過させる少なくとも一つの反射透過光学部材と、該反射透過光学部材を透過したレーザ光束を直交方向に反射すると共に反射する際に反転反射する反転反射光学部材とを有し、更に前記回転照射部はレーザ光の照射方向の回転位置を検出するエンコーダを備え、前記反射透過光学部材と前記反転反射光学部材とが一体回転されることを特徴とする回転レーザ装置。
  8. 照射されるレーザ光を受光検出する受光装置に向けて、エンコーダの検出する回転位置を送信する通信装置を備える請求項7に記載の回転レーザ装置。
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