JP4845483B2 - プロジェクタ - Google Patents
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Description
使用者は、図11(a)に示すようにスクリーンSに表示されたセットアップガイド映像9dを頼りにプロジェクタの各種設定を行い、入力映像をスクリーンSに表示させることができる。
なお、特定手段が、前記撮像手段が撮像した映像を構成しており、所定値以上の輝度値を有する画素からなる領域のうち、最大の画素数を有する領域を特定するように構成した場合、映像が投射された被投射体の明るい部分、つまりスクリーン部分に対応した領域をより正確に特定することができる。
従って、前記領域の面積が小さい場合、つまり被投射体内に縮小前の所定映像が収まらない場合であっても、被投射体内に所定映像が縮小されて表示される。
従って、前記領域の面積が小さい場合、つまり被投射体内に映像面積が最大の所定映像が収まらない場合であっても、該所定映像の代わりに他の所定映像が被投射体内に表示される。
従って、前記領域の面積に応じて、映像面積が異なる所定映像が被投射体に表示される。
図1は、本発明の実施の形態に係るプロジェクタの構成を示すブロック図、図2は、プロジェクタの略示斜視図である。
本発明の実施の形態に係るプロジェクタは、スクリーンSに試験的に表示された白色映像を撮像し、撮像した白色映像に基づいて、プロジェクタの初期設定方法を示すセットアップガイド映像をスクリーンS内に表示するように構成されている。
DMDは、映像データに係る映像の各ドット、例えばSVGA規格の600×800のドットに対応付けられた複数の微小可動ミラーを備えている。
DMD駆動部は、色時分割された赤・緑・青の光が、投射レンズ群7へ又は投射レンズ群7の外へ選択的に反射するように、各微小可動ミラーを選択的に±10度傾ける。DMDに入射した光は、DMDの微小可動ミラーにより光変調、即ち反射され、光変調された変調光は投射レンズ群7に入射する。
プロジェクタは、フォーカスレンズ7aを投射レンズ群7の光軸方向に移動させるためのステッピングモータを駆動するレンズ駆動部11、フォーカスレンズ7aの位置を検出するためのフォトインタラプタ等を備えている。制御部1は、レンズ駆動部11によるステッピングモータの回転によるフォーカスレンズ7aの移動を制御することにより、投射レンズ群7の焦点を調整する。
撮像素子10aは、撮像した映像、即ち光電変換した電気信号を制御部1に与え、制御部1は、撮像素子10aから与えられたアナログの電気信号をデジタルの映像信号に変換する。
更にまた、記憶部9は、連結明領域の映像面積を判定するための第1所定数及び第2所定数と投射距離とを対応させたテーブル、矢印13の映像等を記憶している。第1所定数は、第2所定数より大きな値であり、例えば第1所定数は、第2所定数の1.5倍である。
以上のステップS5乃至ステップS20の処理によって、焦点をスクリーンSに合焦させることができる。
初期設定の終了を受け付けたと判定した場合(ステップS35:YES)、制御部1は、入力映像の変調光を投射させ(ステップS36)、処理を終える。
初期設定の終了を受け付けていないと判定した場合(ステップS35:NO)、制御部1は、処理をステップS27に戻す。
図6は、白色映像が投射されたスクリーンS及び壁Wを示す平面断面図、図7は、撮像されたスクリーンS及び白色映像を示す模式図である。
図7(b)は、撮像素子10aを構成する1本の水平方向のCCDから得られる輝度値を示している。図7(b)に示すように、スクリーンSに表示された白色映像の部分P1の輝度値が最も高く、次いで白色映像が投射されていないスクリーンSの部分P2の輝度値が高い。壁Wに投射された白色映像の部分P3は、輝度値がばらついており、輝度値の平均値はスクリーンS部分の輝度値に比べて低い。また、白色映像が表示されていない壁Wの部分P4の輝度値は最も低い値である。
また、複数の第2セットアップガイド映像9cが順次スクリーンに表示されるため、第1セットアップガイド映像9aと同等の内容を表示することができる。
仮に、連結明領域の特定、画素数の特定などに失敗して、第1又は第2セットアップガイド映像が明瞭に表示されない場合であっても、使用者は、セットアップガイド選択ボタンを操作することで、明瞭に表示される第1又は第2セットアップガイド映像を選択することができる。
2 映像信号入力部
3 映像信号処理部
4 放電ランプ
5 カラーホイール
6 光変調部
7 投射レンズ群
7a フォーカスレンズ
8 操作部
9 記憶部
9a 第1セットアップガイド映像
9c 第2セットアップガイド映像
10 撮像装置
10a 撮像素子
10b レンズ
11 レンズ駆動部
13 矢印
S スクリーン
W 壁
Claims (6)
- 光を被投射体及び該被投射体の周辺に投射する投射手段と、該投射手段が光を投射することで被投射体及び該被投射体の周辺に表示された該光に係る映像を撮像する撮像手段とを備えるプロジェクタにおいて、
前記撮像手段が撮像した前記光に係る映像を構成しており、所定値以上の輝度値を有する画素からなる領域を特定する特定手段を備え、
前記投射手段は、
前記特定手段が特定した領域に対応する被投射体部分に所定映像に係る光を投射する手段を備える
ことを特徴とするプロジェクタ。 - 前記所定映像を記憶する記憶手段と、
前記領域を構成する画素の画素数を特定する画素数特定手段と、
該画素数特定手段が特定した画素数が所定数以上であるか否かを判定する判定手段と、
該判定手段が否と判定した場合、前記記憶手段が記憶している所定映像を縮小する縮小手段と
を備え、
前記投射手段は、
前記縮小手段が縮小した所定映像に係る光を投射するようにしてある
ことを特徴とする請求項1に記載のプロジェクタ。 - 映像面積が異なる複数の前記所定映像を記憶する記憶手段と、
前記領域を構成する画素の画素数を特定する画素数特定手段と、
該画素数特定手段が特定した画素数が所定数以上であるか否かを判定する判定手段と
を備え、
前記投射手段は、
前記判定手段が否と判定した場合、最大の映像面積を有する所定映像と異なる所定映像に係る光を投射する手段を備える
ことを特徴とする請求項1に記載のプロジェクタ。 - 前記投射手段は、
前記判定手段が前記所定数以上であると判定した場合、最大の映像面積を有する所定映像に係る光を投射する手段を備える
ことを特徴とする請求項3に記載のプロジェクタ。 - 前記撮像手段が撮像した前記光に係る映像の所定位置に対する前記領域の偏倚方向を特定する偏倚方向特定手段を備え、
前記投射手段は、
前記偏倚方向特定手段が特定した偏倚方向を示す映像に係る光を投射する手段を備える
ことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか一つに記載のプロジェクタ。 - 前記投射手段は、
焦点を調整するための映像に係る光を投射する手段を備え、
前記撮像手段が撮像した前記光に係る前記映像の前記特定手段が特定した領域に対応する映像部分に基づいて、前記投射手段の焦点を調整する手段を備える
ことを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか一つに記載のプロジェクタ。
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