JP4845376B2 - 可搬型端末装置の保管・管理方法およびその保管・管理装置 - Google Patents

可搬型端末装置の保管・管理方法およびその保管・管理装置 Download PDF

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Description

この発明は、可搬型端末装置の保管・管理方法およびその保管・管理装置に関する。詳しくは、可搬型端末装置を保管庫に収納して保管・管理するに当たり、この可搬型端末装置の使用状況に応じて保管庫の開錠および施錠を実行すると共に、保管状況に応じた識別表示を行うことで、可搬型端末装置の保管・管理を確実に行えるようにしたものである。
会社の規模が大きくなればなるほど、1つの部や課で担当する業務範囲が増え、その業務内容も多岐に亘ることが多い。1つの部や課で管轄する範囲やその内容が増えると、それに伴って定時的あるいは不定期な保守・点検作業が増える。
また、1つの部や課が担当する業務分野でも、業務分野によっては保守・点検内容が全く相違したりケースがあるので、現場での緊急点検要件や、トラブル個所の点検項目が共通しない場合も少なくない。そのため、緊急点検用として使用される情報を搭載した端末装置(ノートパソコンなど)は、1つの部や課でも共用することができないことが多くなり、現場ごとにその現場に即した情報を搭載した端末装置を携帯する傾向が強い。場合によっては、ベテラン要員の代わりに別の担当者が現場に駆け付けて処理することもあるので、緊急点検マニュアルなどの作業手順書なる情報もこの端末装置に搭載しておく必要がある。
このような場合には、1つの部や課でも目的に応じた複数の端末装置を常備し、現場ごと、あるいは似通った現場単位で、端末装置を所有することが多くなりつつある。
そのため、これら端末装置の保管・管理が重要になってくる。従来では担当者の机上にこれらの端末装置を置き、現場に向かう担当者が、空いている端末装置を持参するようにしていた。しかしこれでは端末装置の保管・管理がなされていない、野放しの状態であるため、端末装置が持ち去られたり、端末装置に保存されているデータを盗まれたりするおそれがある。そのためには、保管庫を用意し、この保管庫に複数の端末装置を保管することで端末装置の保管・管理が可能になる。
なお、保管庫などに端末装置などを保管するに当たって、その電源供給源に関する技術は既に知られている(例えば特許文献1〜3)。特許文献1は、キャビネットに家電製品用の電源コンセントを設けた例であり、特許文献2は、キャビネット内に家電機器用のコンセントを設けた例であり、特許文献3は、ロッカー内にコンセントを配してパーソナルコンピュータなどの充電を可能にした例が開示されている。
特開2000−279244号公報 特開2004−105279号公報 特開平11−128013号公報
ところで、常日頃からこの端末装置を使用するような状況でないにも拘わらず、緊急のときには必ずこの端末装置を担当者が現場に携行しなければならない。電池切れにならないような管理も必要であるが、これから携行しようとする端末装置の保管状況を容易・確実に把握できるようにしなければならない。
ノートパソコンなどのような可搬型端末装置を保管庫に保管する場合でも、この保管庫が外部の人が自由に開け閉めができるようでは、保管庫の意味をなさない。また、保管庫に保管するだけでは、果たして同じ端末装置が保管されているかどうかは、この保管庫の扉を開けて初めて知ることになる。
特定の人のみが保管庫の開閉が可能になり、しかも保管庫に保管すべき可搬型端末装置の保管状況の確認を外部から容易に行え、しかもその使用履歴(使用実績など)も明らかになれば、可搬型端末装置の保管・管理がより確実なものとなることは明らかである。
そこで、この発明はこのような従来の課題を解決したものであって、特に特定の人のみが保管庫の開閉が可能になり、しかも保管庫に保管すべき可搬型端末装置の保管状況の確認を外部から容易に行えるようにした可搬型端末装置の保管・管理方法、その保管・管理装置を提案するものである。
上述の課題を解決するため、請求項1に記載したこの発明に係る可搬型端末装置の保管・管理方法では、保管庫に設けられた複数の保管棚に保管されるべき可搬型端末装置を保管・管理する可搬型端末装置の保管・管理装置が、入力手段により社員コードを入力するステップと、上記社員コードの入力に基づいて上記可搬型端末装置を使用するために使用予約メニュー画面を表示するステップと、上記使用予約メニュー画面内容に基づいて上記入力手段により入力され上記社員コードを含む使用予約入力情報を確認するステップと、該使用予約入力情報が確認されたとき上記保管庫を開錠するための開錠処理を行うステップと、上記保管庫が開錠されて上記保管棚に保管されている上記可搬型端末装置が持ち出されるとき、当該可搬型端末装置に割り当てられた固有の識別情報を上記入力手段により読み取り、読み取った当該識別情報と上記使用予約メニュー画面で入力した上記可搬型端末装置の上記使用予約入力情報とを照合するステップと、上記照合が一致して上記可搬型端末装置が上記保管棚から持ち出されて開閉扉が閉じられたとき上記保管庫の開閉扉を施錠し、当該施錠に基づいて上記保管庫に保管される上記可搬型端末装置の保管状況を表示する保管状況表示盤の表示状態を制御するステップと、を有することを特徴とする。
また、請求項4に記載したこの発明に係る可搬型端末装置の保管・管理装置では、保管庫に設けられた複数の保管棚に保管されるべき可搬型端末装置を保管・管理する可搬型端末装置の保管・管理装置であって、社員コードを入力すると共に、上記可搬型端末装置に割り当てられた固有の識別情報を読み取る機能を有する入力手段と、上記入力手段により入力された上記社員コードに基づいて上記可搬型端末装置を使用するために使用予約メニュー画面を表示する表示手段と、上記表示手段に表示された上記使用予約メニュー画面内容に基づいて上記入力手段で入力され上記使用予約入力情報を確認し、該使用予約入力情報が確認されたとき上記保管庫を開錠するための開錠処理を行い、上記保管庫が開錠された後に当該保管棚に保管されている上記可搬型端末装置が持ち出されるとき当該可搬型端末装置の上記識別情報を上記入力手段により読み取り、読み取った当該識別情報と上記使用予約メニュー画面で入力した上記可搬型端末装置の上記使用予約入力情報とを照合し、上記照合が一致して上記可搬型端末装置が上記保管棚から持ち出されて開閉扉が閉じられたとき上記保管庫の開閉扉を施錠し、当該施錠に基づいて上記保管庫に保管される上記可搬型端末装置の保管状況を示す保管状況表示盤の表示状態を制御する制御手段とを有することを特徴とする。
この発明では、複数の可搬型端末装置を保管・管理できる保管庫が用意される。この保管庫は、複数の保管棚を有し、そのそれぞれの保管棚には電源コンセントが装備され、保管状態でも可搬型端末装置を充電できるようになされている。開閉扉は電子ロック機構が設けられ、この例では保管・管理装置からの制御信号に基づいてその開錠および施錠が制御される。その結果、保管・管理装置が特定の人のみ受け付ける状態となっているときは、この特定人しか保管庫の開閉が不可能になり、保管庫の管理が万全となる。
また保管庫本体の前面には保管状況表示盤が設けられ、ここに備えられた識別表示部に、保管庫内に保管されるべき可搬型端末装置の保管状況が反映されて表示される。これによって、保管庫を明けないでも保管状況を外部から容易に確認できる。可搬型端末装置は保管されていても充電が可能であるため、現場で電池切れが発覚して可搬型端末装置が使用できないなどと言ったトラブルの発生を未然に防止できる。
この発明では、可搬型端末装置の保管・管理を確実に行うため、社員の識別コード(社員コード)の入力によって管理メニューから、保管されている可搬型端末装置の使用予約メニューを選択する。使用予約メニュー画面を見ながら必要な項目の入力を行い、全ての項目が入力されて入力終了の確認があったときに、電子ロック機構に対し、開錠の指示(開錠用制御信号の送出)を行う。
したがって必要項目の入力が終了して初めて保管・管理の開閉扉が開かれるので、部内あるいは課内の人しか保管庫を開けることができない。これで可搬型端末装置の保管およびそのセキュリティーが確かなものとなる。
また、特定の可搬型端末装置を外部に持ち出したのち、開閉扉が施錠されたことが扉検知センサ出力で確認されると、保管状況表示盤のうち、持ち出した可搬型端末装置に関する識別表示部が点灯から消灯に切り替わる。どの可搬型端末装置が持ち出されたかは、保管庫から持ち出すとき可搬型端末装置に貼着されたバーコードなどの識別情報を読み取ることで、どの可搬型端末装置が持ち出されたかを特定できる。
保管状況表示部は保管されているときは点灯しているので、この点滅状態を確認するだけで目的の可搬型端末装置の使用状態の有無を外部から簡単に判別できる。
この発明に係る可搬型端末装置の保管・管理方法およびその保管・管理装置によれば、予め登録された者のみが保管庫を開錠し、そして施錠したときは内部の保管・管理状況を保管庫本体に表示できるようにしたものである。
これによれば、登録者のみが可搬型端末装置が使用できるので、可搬型端末装置の保管およびセキュリティーが万全なものとなる。これに加えて保管庫に保管すべき可搬型端末装置の保管状況の確認を外部から容易に行えるので、どの可搬型端末装置を使用するかの選択も容易になる。
続いて、この発明に係る可搬型端末装置の保管・管理方法およびその保管・管理装置などの好ましい実施例を図面を参照して詳細に説明する。
図1は、この発明に係る可搬型端末装置の保管・管理装置を適用した保管・管理システム10の一例であって、保管庫10Aと、この保管庫10A内に保管されている可搬型端末装置30(図2参照)の保管・管理を行う保管・管理装置10Bとで構成される。
保管庫10Aはその本体12の前面に開閉扉14(14a,14b)を有し、この開閉扉14は、本体内部の扉と対向する上下の部分に設けられた電子ロック機構16(16A,16B)によって、その開錠及び施錠が制御される。開閉扉14の開錠および施錠処理は上述した保管・管理装置10Bから出力された制御信号によって行われる。
本体12の上部前面には、保管状況表示盤18が設けられ、内部の保管状況を外部から把握できるようになっている。複数の可搬型端末装置30を複数台保管できるように構成されている場合には、夫々の可搬型端末装置30が指定された保管棚(保管位置)に保管されているか、それとも待ち出されて使用されているかが、該当する表示部の点灯、消灯によって把握できる。
本体12の内部には、後述するように充電用の電源コンセント(図示はせず)が設けられている。そのため、給電用の電源部20が設けられると共に、本体12の頂部には電源コンセント22が設けられ、保管・管理装置10Bに対して電源を供給できるようになされている。
保管庫10Aの横には必要に応じて補助テーブル24が設けられ、保管・管理装置10Bを使用するときには、この補助テーブル24に載置して使用することもできる。これは、保管庫10Aの背丈が高いようなときに使用される。
図2は保管庫10Aの内部構成を示す。開閉扉14は省略してある。保管庫本体12内には複数の保管棚40が設けられている。図の例は5段に仕切られている。各保管棚40の上にはそれぞれ複数台の可搬型端末装置30が載置されて保管される。可搬型端末装置30には、その開閉蓋の一部に所属部署名とその所属部署が所有する台数番号(例えば、××課用・No.1)を印した識別ラベル32と、それに対応した識別情報、この例ではバーコード34がそれぞれ貼着されている。
保管される場合は可搬型端末装置30そのものであったり、図のようにスーツケース36に収められた状態で、このスーツケース36ごと保管される場合もある。保管棚40のうち、上段側から保管位置をS1からS5と定めると共に、その左側の保管位置を「L」で、右側の保管位置を「R」とする。
本体12の左右の内壁12a、12bであって、各保管位置S1L〜S5Rに対応してそれぞれその所定位置に電源コンセント39が1個ずつ設けられている。保管棚40に載置された可搬型端末装置30の電源コード30aのプラグをこの電源コンセント39に差し込むことで、装置保管中でも充電が可能になる。
各保管棚40の前面には各保管位置S1L〜S5Rに対応して識別ラベル42が貼着されている。この識別ラベル42は例えば図4のように可搬型端末装置30と同じく、所属部署名とその所属部署が所有する台数番号(例えば、××課用・No.1)が記されている。この識別ラベル42の貼着位置に該当する可搬型端末装置30が載置保管される。
保管庫本体12の頂部前面には上述した保管状況表示盤18が設けられている。保管状況表示盤18の一例を図5に示す。この例では、その上段が保管位置(棚番号)S1L〜S5Rを示す。それぞれの保管位置S1L〜S5Rに対応するその下段は表示部46となされる。表示部46はLEDなどが使用され、可搬型端末装置30が保管されているときは点灯するように制御され、持ち出されているときは消灯(若しくは点滅)するように制御される。表示部46の表示色は任意である。
開閉扉14に関連して本体12の頂部側と底部側のそれぞれには、上述したように電子ロック機構16が付設されているが、そのうち頂部側に設けられた電子ロック機構16に近接して扉検知センサ68が設けられ、開閉扉14の開閉状態(開錠および施錠)が検知される。
図6は、保管・管理装置10Bの一例を示すブロック図である。この例では、システム全体の制御を司る制御部(CPU)50,可搬型端末装置30の保管や持ち出しを管理するための処理プログラムなどが格納されたメモリ手段(ROMなど)52,ワーキング用のメモリ手段(RAMなど)54がそれぞれ内部バス56に接続されている。
また、キーボード58や外部入力手段としてのマウス60がそれぞれ内部バス56に接続されている。マウス60にはポインティングデバイスとしての他に、この例ではバーコードリーダの機能も付加されている。もちろん、周知のようにバーコードリーダを別に用意することもで可能である。
内部バス56にはさらに液晶(LCD)などの表示部62が接続されると共に、この例では電子ロック機構用のインタフェース64が設けられ、このインタフェース64を介して電子ロック機構16に対して開錠および施錠制御を行うための制御信号が通信ケーブルや信号ケーブル(図示はしない)を用いて出力される。さらに保管状況表示盤用のインタフェース66が設けられ、制御部50で生成された保管状況を示す表示信号が、同じくケーブル(図示はしない)を用いて保管状況表示部18に向けて出力される。また、保管庫本体12の頂部内面に設けられた扉検知センサ68の検知出力が内部バス56を介して制御部50に供給されるように構成されている。
さてこのように構成された保管・管理装置10Bの処理例を図7および図8を参照して説明する。この保管・管理装置10Bには予め、保管・管理を行う可搬型端末装置30の識別情報と、この可搬型端末装置30を使用する社員の識別情報(社員コード)などが登録されているものとする。識別情報とは、図4に示した識別ラベルの内容と同等の情報であって、所属部署名、端末の通し番号などである。
図7は保管庫10Aに保管されている特定の可搬型端末装置30を持ち出すときに起動される処理プログラムの一例を示す。この場合、保管状況表示盤18の表示内容を確認した上で、この処理プログラムが起動されることになる。特定の可搬型端末装置30を使用したいとき、該当する表示部46が消灯しているときは、その端末装置は保管されていないこと、つまり誰かがその端末装置を使用していることになるから、まず表示内容を確認することが必要である。以下の説明は該当する可搬型端末装置30が保管されているものとして説明する。
まず、保管・管理装置10Bの電源を立ち上げると、最初に社員コード入力画面が表示される(ステップ71)。画面の指示通りに該当する欄に社員コードを入力し、社員コードが認証されると(ステップ72)、管理メニュー画面が表示される(ステップ73)。
管理メニューとしては、使用機器検索メニュー、使用予約メニュー、持ち出し管理メニュー、使用実績メニューなどが考えられる。
ここに、使用機器検索メニューは、保管・管理する可搬型端末装置群であって、使用実績メニューとも関連するが、目的に応じて、例えば保守・点検の部署に応じて現場に携行しなければならない可搬型端末装置が相違するので、このようなとき保管状況表示盤18の表示状態だけでは充分な情報が得られないと判断したときに使用されるメニューである。
使用予約メニューとは、これから使用しようとする可搬型端末装置30の予約、つまり持ち出しを行うときに使用されるメニューである。持ち出し管理メニューとは、可搬型端末装置30を持ち出して使用するとき、その可搬型端末装置30をどの部署の誰がどの現場において使用し、何時返却する予定なのかなどの情報を検索したいときに使用するメニューである。使用実績メニューは、持ち出し管理メニューの内容そのものが実績データとして保管されているので、使用頻度状況などを調査するようなときに利用されるメニューである。
さて、管理メニュー画面から、この例では使用予約メニューが選択され、表示部62にはこの使用予約メニュー画面が表示される(ステップ74)。このメニュー画面の入力指示内容に基づいて、必要項目の入力処理が行われる。必要項目とは、社員コード、所属部署(何れも場合によっては省略可)、携行する可搬型端末装置30の情報(部署と、装置番号)、持ち出し日時、携行現場名(事業所など)、返却予定日時などである。
所定事項の入力後に入力終了キーが押されると(ステップ75)、必要項目の入力漏れがチェックされる(ステップ76)。入力漏れが発見されたときは、画面上に入力を指示するための表示がなされて、漏れた項目の再入力処理を促す(ステップ77,75)。
全ての項目が入力されたことが確認されると、電子ロック機構16に対する開錠用制御信号が生成される(ステップ78)。この開錠用制御信号によって電子ロック機構16は開錠処理を行う。これで、開閉扉14を開けて、その内部に保管された特定の可搬型端末装置30の持ち出しが可能になる。
可搬型端末装置30を持ち出すとき、バーコード34をマウス60のバーコードリーダ機能によって読み込むが、この処理を怠ったときは、バーコード入力指示が画面に表示される(ステップ79,80)。読み取ったバーコードによって、使用予約メニューで入力した可搬型端末装置30の入力情報との照合が行われたのち、その情報が持ち出し管理情報ファイルや、使用実績情報ファイルに書き込まれる。
このバーコード入力が終了するまでの一連の処理が終わって初めて可搬型端末装置30の持ち出しが可能になる。可搬型端末装置30が持ち出され、開閉扉14が閉じられると、これを扉検知センサ68が検知するので、検知出力の有無を確認する(ステップ81)。
検知出力が得られたときには開閉扉14の施錠処理が行われると共に、保管状況表示盤18のうち、該当する保管位置に属する表示部46の消灯処理が行われる(ステップ82)。この処理によって、保管庫10Aが施錠されると共に、持ち出した可搬型端末装置30の保管位置の表示部46が消灯することで、そこに保管されていた可搬型端末装置30が現在使用中で、外部に持ち出されていることを把握できる。
同時に該当するファイル(持ち出し管理情報ファイルや、使用実績情報ファイル)に対する情報の更新処理が行われる(ステップ82)。その後、電源オフの指示がなされて、端末装置持ち出しを行うときの一連の処理が終了する(ステップ83)。
図8は持ち出した可搬型端末装置30を保管するときの処理例を示す。まず、保管・管理装置10Bの電源を立ち上げると、図7の場合と同じく、最初に社員コード入力画面が表示される(ステップ91)。画面の指示通りに該当する欄に社員コードを入力し、社員コードが認証されると(ステップ92)、管理メニュー画面が表示される(ステップ93)。
管理メニュー画面から、この例では持ち出し管理メニューが選択され、表示部62にはこの持ち出し管理メニュー画面が表示される(ステップ94)。このメニュー画面の入力指示内容に基づいて、必要項目の入力処理が行われる(ステップ95)。必要項目とは、使用予約の場合と同じく、社員コード、所属部署(何れも場合によっては省略可)、携行した可搬型端末装置30の情報、持ち出し日時、携行現場、返却日時などの返却情報である。
所定事項の入力後に入力終了キーが押されると(ステップ96)、必要項目の入力漏れがチェックされる(ステップ97)。入力漏れが発見されたときは、画面上に入力を指示するための表示がなされて、漏れた項目の再入力処理を促す(ステップ97,98,96)。
全ての項目が入力されたことが確認されると、電子ロック機構16に対する開錠用制御信号が生成される(ステップ99)。この開錠用制御信号によって電子ロック機構16は開錠処理を行う。
その後、可搬型端末装置30のバーコード34をマウス60によって読み込むが、この処理を怠ったときは、バーコード入力指示が画面に表示される(ステップ100,101)。読み取ったバーコードによって、使用予約メニューで入力した可搬型端末装置30の入力情報との照合が行われたのち、その情報が持ち出し管理情報ファイルや、使用実績情報ファイルに書き込まれる。
その後開閉扉14を開ければ、可搬型端末装置30の保管位置にこれを保管することができる。このとき電源コンセント39に電源コード30aをセットして充電状態としておくことがよい。
可搬型端末装置30が所定位置に保管された上で開閉扉14が閉じられると、これを扉検知センサ68が検知するので、検知出力の有無を確認する(ステップ102)。
検知出力が得られたときには開閉扉14の施錠処理が行われると共に、保管状況表示盤18のうち、該当する保管位置に属する表示部46を点灯状態に制御する(ステップ103)。この処理によって、保管庫10Aが施錠されると共に、保管した可搬型端末装置30の保管位置の表示部46が点灯することで、可搬型端末装置30が現在保管されていることを把握できる。
同時に該当するファイル(持ち出し管理情報ファイルや、使用実績情報ファイル)に対する情報の更新処理が行われる(ステップ103)。その後、電源オフの指示がなされて、端末装置を保管するときの一連の処理が終了する(ステップ104)。
このように社員コードの入力管理を行うことで登録者以外の端末装置持ち出しを防止でき、バーコードを確認することで端末装置の現物確認が可能になり、使用予約により当日および後日の使用を確保できる。これによって、予め必要な可搬型端末装置を確保できる実益がある。また、使用機器検索メニューによって、使用目的に応じた可搬型端末装置を選択できる実益がある。使用者コードとして社員コードを入力することで、自動的に可搬型端末装置の使用実績の管理が可能になるなどの特徴を有する。
この発明は、ノートパソコンのような複数の可搬型端末装置を保管庫に保管・管理する保管・管理システムに適用できる。
この発明に係る可搬型端末装置の保管・管理装置と保管庫との関係を示す概念図である。 この発明に係る保管庫を開いた状態を示す正面図である。 可搬型端末装置の平面図である。 保管棚に貼着された貼着部の説明図である。 保管状況表示盤の表示例を示す図である。 この発明に係る可搬型端末装置の保管・管理装置の一例を示す概念図である。 その保管・管理処理例を示すフローチャートである。 保管庫の開錠処理および保管状況表示盤の表示処理例を示すフローチャートである。
符号の説明
10・・・保管・管理システム
10A・・・保管庫
10B・・・可搬型端末装置の保管・管理装置
14・・・開閉扉
16・・・電子ロック機構
18・・・保管状況表示盤
22、39・・・電源コンセント
34・・・バーコード
30・・・可搬型端末装置
40・・・保管棚
60・・・バーコードリーダ機能を有するマウス
68・・・扉検知センサ

Claims (5)

  1. 保管庫に設けられた複数の保管棚に保管されるべき可搬型端末装置を保管・管理する可搬型端末装置の保管・管理装置が、
    入力手段により社員コードを入力するステップと、
    上記社員コードの入力に基づいて上記可搬型端末装置を使用するために使用予約メニュー画面を表示するステップと、
    上記使用予約メニュー画面内容に基づいて上記入力手段により入力され上記社員コードを含む使用予約入力情報を確認するステップと、
    該使用予約入力情報が確認されたとき上記保管庫を開錠するための開錠処理を行うステップと、
    上記保管庫が開錠されて上記保管棚に保管されている上記可搬型端末装置が持ち出されるとき、当該可搬型端末装置に割り当てられた固有の識別情報を上記入力手段により読み取り、読み取った当該識別情報と上記使用予約メニュー画面で入力した上記可搬型端末装置の上記使用予約入力情報とを照合するステップと、
    上記照合が一致して上記可搬型端末装置が上記保管棚から持ち出されて開閉扉が閉じられたとき上記保管庫の開閉扉を施錠し、当該施錠に基づいて上記保管庫に保管される上記可搬型端末装置の保管状況を表示する保管状況表示盤の表示状態を制御するステップと、
    を有することを特徴とする可搬型端末装置の保管・管理方法。
  2. 上記社員コードの入力があったとき、上記使用予約メニュー画面が表示される
    ことを特徴とする請求項1記載の可搬型端末装置の保管・管理方法。
  3. 上記開閉扉を施錠するステップにおいて、上記照合が行われた後、上記可搬型端末装置の使用実績および持ち出しを管理するファイルを更新する
    ことを特徴とする請求項1記載の可搬型端末装置の保管・管理方法。
  4. 保管庫に設けられた複数の保管棚に保管されるべき可搬型端末装置を保管・管理する可搬型端末装置の保管・管理装置であって、
    社員コードを入力すると共に、上記可搬型端末装置に割り当てられた固有の識別情報を読み取る機能を有する入力手段と、
    上記入力手段により入力された上記社員コードに基づいて上記可搬型端末装置を使用するために使用予約メニュー画面を表示する表示手段と、
    上記表示手段に表示された上記使用予約メニュー画面内容に基づいて上記入力手段で入力され上記使用予約入力情報を確認し、該使用予約入力情報が確認されたとき上記保管庫を開錠するための開錠処理を行い、上記保管庫が開錠された後に当該保管棚に保管されている上記可搬型端末装置が持ち出されるとき当該可搬型端末装置の上記識別情報を上記入力手段により読み取り、読み取った当該識別情報と上記使用予約メニュー画面で入力した上記可搬型端末装置の上記使用予約入力情報とを照合し、上記照合が一致して上記可搬型端末装置が上記保管棚から持ち出されて開閉扉が閉じられたとき上記保管庫の開閉扉を施錠し、当該施錠に基づいて上記保管庫に保管される上記可搬型端末装置の保管状況を示す保管状況表示盤の表示状態を制御する制御手段と
    を有することを特徴とする可搬型端末装置の保管・管理装置。
  5. 上記可搬型端末装置の使用実績および持ち出しを管理するファイルが記憶される記憶手段をさらに有する
    ことを特徴とする請求項4記載の可搬型端末装置の保管・管理装置。
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