JP4844679B2 - 溶銑の脱硫処理方法 - Google Patents

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Description

本発明は、溶銑に脱硫剤を添加して攪拌することにより、溶銑を脱硫処理する技術に関する。
従来、溶銑に脱硫剤を添加してインペラで攪拌することにより、溶銑を脱硫処理する方法として、例えば特許文献1に記載の技術がある。
特許文献1に記載から分かるように、脱硫剤を含むフラックスを複数回に分けて溶銑に添加する場合でも、脱硫剤の添加は、従来、添加した脱硫剤が溶銑内に分散できるような攪拌状態のときに、新たな脱硫剤の添加を実施している。
ここで、特許文献1には、インペラの回転数を一時的に低くする処理が開示されているが、脱硫剤の添加は、インペラの回転数を低下したとき実施しない。すなわち、特許文献1の技術でインペラの回転数を一時的に低くするのは、既に添加した脱硫剤の脱硫効率の向上を図るものである。
特開2008−101262号公報
しかし、既に添加した脱硫剤を溶銑内に分散可能な攪拌力で攪拌した状態では、新たに添加する脱硫剤は溶銑表面に直接接触する可能性が高い。このとき、脱硫剤と溶銑とは濡れ性が悪い為、図8に示すように、新たに添加した脱硫剤8は、溶銑表面に接触したときに凝集してしまい、脱硫の反応効率の低下に繋がるおそれがある。
本発明は、上記のような点に着目したもので、添加した脱硫剤の反応効率を向上可能な溶銑の脱硫処理方法を提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、本発明のうち請求項1に記載の発明は、脱硫剤を添加した溶銑を攪拌することで、上記脱硫剤を分散して溶銑の脱硫処理を行う溶銑の脱硫処理方法において、
脱硫剤を複数回に分けて溶銑に添加し、2回目以降の脱硫剤の添加のうち、少なくとも一回の添加は、一時的に上記攪拌を停止若しくは攪拌力を弱めることで溶銑表面にスラグを浮上させ、その浮上したスラグ上に脱硫剤を添加して実施することを特徴とするものである。
次に、請求項2に記載した発明は、請求項1に記載した構成に対し、上記攪拌は、溶銑に浸漬したインペラを回転して実施し、上記インペラの回転数を一時的に落とすことで、脱硫剤の添加のためにスラグを浮上させることを特徴とするものである。
次に、請求項3に記載した発明は、請求項2に記載した構成に対して、上記スラグ上への脱硫剤の添加は、インペラの回転軸近傍に位置するスラグとすることを特徴とするものである。
次に、請求項4に記載した発明は、請求項2又は請求項3に記載した構成に対し、上記インペラの回転数を一時的に落とすことで浮上させたスラグを、上記インペラの回転数を増加することで溶銑内に取り込み、その浮上させたスラグを溶銑内に取り込む際に、上記インペラを下方に移動させることを特徴とするものである。
次に、請求項5に記載した発明は、請求項2〜請求項4のいずれか1項に記載した構成に対し、上記インペラの回転数を一時的に落とすことでスラグを浮上させる際に、インペラの浸漬深さを浅くすることを特徴とするものである。
本発明によれば、スラグ上に新たな脱硫剤を添加することで、新たに添加した脱硫剤の凝集を防止する。その後に、脱硫剤を分散可能な攪拌力に戻すことによって、浮上したスラグ中の新規脱硫剤をスラグと共に溶銑内に導入する。この結果、脱硫の反応率の向上を図ることが出来る。
なお、脱硫反応は、反応界面積(脱硫剤と溶銑との接触面積)が大きいほど反応が促進される。
また、請求項2に係る発明によれば、インペラの回転数によって、スラグの浮上を制御可能となる。
また、請求項3に係る発明によれば、インペラの回転によって、溶銑の表面は、インペラの回転軸に向けて傾斜しており、浮上したスラグの層は、回転軸近傍に近づくにつれて厚くなる。
この浮上したスラグの層が厚い部分をターゲットとして脱硫剤を添加することで、より確実に新規に添加した脱硫剤の凝集を防止できる。また、インペラの回転を上昇させた際における、浮上したスラグの溶銑内への取り込みは、回転軸近傍のスラグ層から行われる。従って、回転軸近傍に脱硫剤を添加することで、新たに添加した脱硫剤の溶銑への取り込みを短くすることにも繋がる。
また、請求項4に係る発明によれば、いったん落としたインペラの回転を上昇させて浮上させたスラグを巻き込む際に、インペラを下方に移動させることで、新たに添加した脱硫剤の巻き込みを促進すると共にインペラへのスラグの衝突を増大させる。これによって、脱硫の反応率を更に向上させることが出来る。
また、請求項5に係る発明によれば、インペラの浸漬深さを浅くすることで、浮上したスラグとインペラとが衝突して、新たな界面を増やすことで脱硫の反応率を向上させる。更に、請求項4でインペラを下方に移動させる際に、浮上させたスラグとインペラとの衝突回数を増加出来ると共に、予め上方に移動させることから、下方に移動させたインペラの高さを最適な高さにすることが出来る。又は上記インペラの下降量を稼ぐことが出来る。
本発明に基づく第1実施形態に係る脱硫処理の設備を示す概略図である。 本発明に基づく第1実施形態に係る脱硫スケジュールを示す図である。 本発明に基づく第1実施形態に係るスラグと脱硫剤との関係を示す図である。 本発明に基づく第2実施形態に係るインペラの昇降スケジュール例を示す図である。 インペラを上昇させた状態を示す図である。 浮上したスラグに脱硫剤を添加する状態を示す図である。 インペラを下降させる状態を示す図である。 脱硫剤の凝集を示す図である。
(第1実施形態)
次に、本発明の第1実施形態について図面を参照して説明する。ただし、本発明は、以下に開示された実施形態に限定されるものではない。
図1は、本実施形態における溶銑の脱硫処理設備を示す概念図である。また図3には、図1に示された脱硫処理設備の利用状態の一例が示されている。
(構成)
まず、設備構成について説明する。
図1中、符号1は溶銑鍋である。この溶銑鍋1内に溶銑2が収容されている。その溶銑2を収容した溶銑鍋1内に対し上側からインペラ3を挿入することで、当該インペラ3を溶銑2内に浸漬した状態とする。上記インペラ3は、例えば翼型のインペラ3から構成する。そのインペラ3の回転軸4は、軸を上下に向けて配置され、駆動モータ5によって回転可能となっている。駆動モータ5は、コントローラ7からの指令に応じて回転数の制御が実施される。そして、インペラ3を所定回転数で回転駆動することで、溶銑鍋1中の溶銑2が機械的に攪拌され、溶銑2に添加した脱硫剤8を溶銑2中に分散させることで脱硫が可能となっている。
また、符号6は、脱硫剤添加装置である。脱硫剤添加装置6は、コントローラ7からの指令に応じて所定量の脱硫剤8を溶銑2に向けて添加可能となっている。
コントローラ7には、インペラ3の回転パターンと、脱硫剤8の添加パターンのスケジュール情報を入力する。
本実施形態の回転パターン及び脱硫剤8の添加パターンのスケジュールの例を、図2に示す。図2において、縦軸はインペラの回転数、横軸は脱硫処理における経過時間を示し、矢印は脱硫剤の投入を表す。この図2に示すスケジュールでは、脱硫処理開始によってインペラ3の回転数を目的の脱硫処理用の回転数N1に回転させ、その回転数N1を目標として回転数制御を行う。但し、所定回数(本実施形態では2回)だけ、所定時間経過毎に、一時的に、インペラ3の回転数をスラグ浮上用回転数N2まで低下させる。
また、脱硫剤8の添加は、脱硫処理開始によってインペラ3の回転数を目的の脱硫処理用の回転数N1になった時点で、第1回目の添加処理として、所定量(本実施形態では全体の約1/2)の脱硫剤8を添加する。また、インペラ3の回転数をスラグ浮上用回転数N2まで低下させてスラグを浮上させ、所定量(本実施形態ではそれぞれ全体の約1/4)の脱硫剤8を添加する。
ここで、上記脱硫処理用の回転数N1は、比重の軽い脱硫剤8を溶銑2中に分散させることが可能な回転数である。なお、発明者らの調査によれば、インペラ3の回転数を80rpm以上に設定すれば、溶銑2に添加した脱硫剤8(あるいは脱硫剤8を含むフラックス)を分散させて脱硫できるはずである。但し、羽根部の摩耗等によって攪拌効率が落ちてくる。この攪拌効率の低下に応じて上記脱硫処理用の回転数N1を増加する必要がある。したがって、目的の攪拌状態を確保するように、インペラ3の使用状況に応じて適宜回転数を設定変更すれば良い。すなわち、上記脱硫処理用の回転数N1の範囲は、設備仕様、設備負荷等を考慮して事前に求めることができ、使用状況に応じて、当該脱硫処理用の回転数N1を適宜設定および変更すればよい。
また、スラグ浮上用回転数N2は、スラグ9を溶銑2の表面2a(図3参照)に浮上可能なだけ攪拌効率を落とした回転数である。通常は、インペラ3の回転数を上記脱硫処理用の回転数N1の60%程度まで落とせば、スラグ9が溶銑2の表面2aに浮上することが分かっている。従って、スラグ浮上用回転数N2は、例えば上記脱硫処理用の回転数N1から40%以上低下させた回転数とすればよい。但し、脱硫処理の時間の低下を抑えることも考慮すると、スラグを浮上させるインペラ3の回転数は、上記脱硫処理用の回転数N1の50〜60%に設定することが好ましいと考えられる。回転数N2も上記スラグの浮上、所要時間などの状況に応じて適宜設定及び変更できることは言うまでもない。
(動作・作用)
次に、上記設備及び上記脱硫スケジュールを使用した溶銑2の脱硫処理方法の例について説明する。
コントローラ7は、脱硫処理開始と判定すると、モータ5に上記脱硫処理用の回転数N1とする回転数指令を出力する。すなわち、コントローラ7は、停止していたインペラ3を、脱硫処理用の回転数N1を目標値として所定の回転数増加率で上昇させる指令をモータ5に出力する。
これによって、インペラ3は、上記脱硫処理用の回転数N1に向けて所定の上昇率で回転数が上昇する。そして、脱硫処理用の回転数N1となったらその回転数を維持するように回転数制御が行われる。
また、コントローラ7は、上記インペラ3の回転上昇に同期をとって、第1回目の脱硫剤添加指令を脱硫剤添加装置6に出力する。脱硫剤8の添加時期は、インペラ3の回転数が脱硫処理用の回転数N1となった時点若しくはその近傍の時刻に設定する。第1回目の脱硫剤8の添加は、全体の脱硫剤8の1/2とする。
添加された脱硫剤8は、順次、インペラ3の回転によって溶銑2の中に取り込まれ、インペラ3の回転による攪拌によって当該溶銑2中に分散する。溶銑2中に分散した脱硫剤8は、溶銑2中の硫黄(S)と脱硫反応が起こる。
インペラ3の回転数が脱硫処理用の回転数N1となると、所定時間、インペラ3は脱硫処理用の回転数N1に回転数制御が行われる。この間に脱硫反応が進行する。所定時間とは、上記脱硫反応が所定以上、例えば脱硫反応が飽和すると推定される時間までとすればよい。所定時間が経過したら、コントローラ7は、モータ5に対し、スラグ浮上用回転数N2となる制御指令を出力する。これによって、インペラ3の回転数は、所定の回転減少率でスラグ浮上用回転数N2となるまで徐々に減少する。
インペラ3の回転数がスラグ浮上用回転数N2となったら、所定量以上のスラグが溶銑2の表面に浮上すると推定される時間だけ、インペラ3の回転数をスラグ浮上用回転数N2に保持する。所定量以上のスラグが溶銑2の表面に浮上しているかどうかは後述のように目視で確認できるので、上記推定時間が容易に見積もることが出来る。インペラ3の回転数をスラグ浮上用回転数N2に保持する時間は例えば30秒とする。その後、インペラ3の回転数を、所定の回転増加率で、脱硫処理用の回転数N1に向けて上昇させて、当該脱硫処理用の回転数N1に復帰させる。
このインペラ3の回転数の上昇に同期をとって、スラグが浮上しているうちに、第2回目の脱硫剤添加指令を脱硫剤添加装置6に出力する。添加位置は、インペラ3の回転軸4の近傍が好ましい。回転軸4の近傍とは、例えば、回転軸4と溶銑鍋1内壁との間の距離における、回転軸4側1/3以内の範囲とする。
回転軸近傍に添加する理由については、図1の設備にて回転数N2近傍にて操業中の、スラグと脱硫剤との関係を示す図3にて説明する。溶銑2の表面2aは、図3に示す模式図のように、インペラ3の回転軸4に向けて傾斜しており、インペラ3の回転によって、浮上したスラグ9は当該インペラ3の回転軸4側に引き寄せられる。このため、浮上したスラグ9の層は、インペラ3の回転軸4側で厚くなっている。
このスラグ層が厚くなっているスラグ9の部分に向けて脱硫剤8を添加することで、確実に脱硫剤8をスラグ9内に投入することが出来る。なお、浮上したスラグ9は、インペラ3の回転軸4近傍以外にも存在させることは出来るので、インペラ3の回転軸4近傍以外のスラグ上に向けて脱硫剤8を投入しても良い。但し、添加位置をインペラ3の回転軸4側にすることで、浮上するスラグが溶銑2の表面全面を覆う前に、インペラ3の回転数を脱硫処理用の回転数N1に向けて上昇開始させることが出来る。このことは、インペラ3の回転数の一時的な減少期間の短縮に繋がる。
また、インペラ3の回転数を上昇させると、浮上しているスラグ9は、回転軸4近傍位置するものから溶銑2内に取り込まれる。従って、脱硫剤8の添加位置を回転軸4近傍とすることは、上記添加のための一時的な回転数の減少時間の短縮に繋がる。
以上のように、浮上していたスラグ9と共に新たな脱硫剤8が溶銑2内に取り込まれて分散することで、脱硫剤8の凝集を抑えつつ、脱硫剤8を溶銑2内に分散させることが可能となる。この結果、脱硫剤8と溶銑2との接触面積を稼ぐことが出来て、脱硫反応を促進することが可能となる。
続いて、インペラ3の回転数が脱硫処理用の回転数N1に戻ると、所定時間、インペラ3は脱硫処理用の回転数N1に回転数制御が行われる。そして、この間に脱硫反応が進行する。所定時間とは、上記脱硫反応が所定以上、例えば脱硫反応が飽和すると推定される時間までとする。所定時間が経過したら、コントローラ7は、モータ5に対し、第2回目のスラグ浮上用回転数N2まで回転数を落とす制御指令を出力する。これによって、インペラ3の回転数は、所定の回転減少率によってスラグ浮上用回転数N2となるまで減少する。
インペラ3の回転数がスラグ浮上用回転数N2となったら、所定量以上のスラグ9が溶銑2表面に浮上すると推定される時間だけ、インペラ3の回転数をスラグ浮上用回転数N2に保持する。その後、インペラ3の回転数を、所定の回転数増加率で、脱硫処理用の回転数N1に向けて上昇させて、当該脱硫処理用の回転数N1に復帰させる。
このインペラ3の回転数の上昇に同期をとって、第3回目の脱硫剤添加指令を脱硫剤添加装置6に出力する。添加位置は、インペラ3の回転軸4近傍が好ましい。
続いて、インペラ3の回転数が脱硫処理用の回転数N1となると、所定時間、インペラ3は脱硫処理用の回転数N1に回転数制御を実施し、その後、インペラ3の回転数を減少して、脱硫処理を終了する。
(本実施形態の効果)
図8に従来技術における脱硫剤の添加方法(上段)、すなわち溶銑上への添加の模式図と、その際の溶銑上での脱硫剤の凝集挙動(下段)を示す。
脱硫剤8、特にCaO系の脱硫剤8は、溶銑2上で凝集しやすいために一度に投入すると脱硫剤8が図8下段に示すように凝集して大きな塊となり未反応のCaOが多くなるが、分割して添加することで凝集を低減できる。更に、本実施形態では、第2回目以降の脱硫剤8の添加を、浮上したスラグ9に向けて行うことで、更に、溶銑2上での脱硫剤8の凝集を抑制する結果、脱硫反応の効率を更に促進することが出来る。
なお、浮上したスラグ9(脱硫剤)は、インペラ3の回転数の再度の上昇で、インペラ3側に取り込まれる。このため、その浮上した脱硫反応が飽和状態のスラグ9(脱硫剤)が、インペラ3と衝突することで亀裂が生じたりあるいは割れたりする。このため、スラグ9を構成した脱硫剤は、その亀裂や割れなどによって新たな反応界面が出現し、その反応界面によって新たな脱硫反応が進行する。これによって、新たに添加した脱硫剤8と共に、スラグ9を構成する脱硫剤も、溶銑2中の硫黄と脱硫反応を起こす。
また、第2回目以降の脱硫剤8の添加をインペラ3の回転軸4近傍とすることで、溶銑2の表面(湯面)全体にスラグ9が浮上しなくても、第2回目以降の脱硫剤8の添加が可能となる。また、浮上したスラグ9は、インペラ3の回転によってインペラ3の回転軸4側に寄ってくるので、インペラ3の回転軸4近傍で浮上したスラグ9の層が一番厚くなる。このスラグ9の層が厚い部分に脱硫剤8を添加することで、確実に脱硫剤8をスラグ9の層内に添加することが出来る。更に、インペラ3の回転を上昇させた際に、回転軸4側に位置するスラグ9から溶銑2中に取り込まれるので、早期に脱硫反応に寄与させることも出来る。
ここで、浮上したスラグ9(脱硫剤)は、溶銑2表面が黒くなり目視若しくはモニタで確認することができる。このため、自動的に新たな脱硫剤8を添加するように自動制御する代わりに、浮上するスラグ9の状況を確認しつつ、第2回目以降の脱硫剤8の添加タイミングを調整しても良い。
また、上記実施形態では、一時的にインペラ3の回転数を低下して脱硫剤8を添加する場合を例示しているが、一時的にインペラ3を停止して脱硫剤8を添加しても良い。但し、インペラ3を停止する場合には、その分、脱硫処理時間が長くなる。
また、上記実施形態では、一時的にインペラ3の回転数を低下してスラグ9を浮上させ、さらにインペラ3の回転数を上昇しながら脱硫剤8を添加する場合を例示している。これに代えて、インペラ3の回転数をスラグ浮上用回転数N2に保持しているときに脱硫剤8の添加を実施しても良い。
但し、インペラ3の回転数を上昇しながら脱硫剤8を添加する方が、脱硫処理時間の短縮となる。その理由は、次の通りである。
インペラ3の回転数の変化に対しスラグ9の浮上には遅れがある。このため、インペラ3の回転数をスラグ浮上用回転数N2から上昇し始めの初期状態では、スラグ9の浮上はまだ発生している。続く、インペラ3の回転数の上昇に伴い、浮上していたスラグ9は、インペラ3の回転軸4側に引き寄せられ、順次、溶銑2内に取り込まれる。このスラグ9の取り込みに同期を取って脱硫剤8を添加することで、添加した脱硫剤8の溶銑2への取り込みを早くすることが出来る。
以上のように、インペラ3の回転数を上昇しながら脱硫剤8を添加する場合には、インペラ3の回転数をスラグ浮上用回転数N2を保持している時間を短縮しつつ、脱硫剤8の添加から溶銑2内への取り込みまでの時間も短縮することが出来る。
また、溶銑2の攪拌は、インペラ3でなくても良い。他の手段によって溶銑2の攪拌を行う脱硫処理設備にも適用可能である。
なお、初回の脱硫剤添加に関しては、従来技術と同様の添加方法を用いてもよいし、上記実施形態で説明した2回目以降の添加に準じた方法を用いてもよい。例えば攪拌力が高いまま脱硫剤を添加してもよいし、スラグが充分存在する場合にスラグの浮上を確保できる攪拌力のもとで脱硫剤を添加しても良い。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態について図面を参照しつつ説明する。なお、上記実施形態と同様な装置等については同一の符号を付して説明する。また以下の例に限定されないことも同様である。
本実施形態の基本構成は、上記第1実施形態と同様である。ただし、脱硫処理中のインペラ3の昇降制御において異なる。第1実施形態では説明していないが、図1の脱硫処理設備はインペラ3を昇降するインペラ昇降装置(不図示)を備える。
通常のインペラ3の昇降制御は、脱硫処理前にインペラ3を溶銑鍋1内に下降してインペラ3の溶銑2への浸漬を行い、続けて脱硫処理中はインペラ3の高さを一定に保持しつつ回転させて攪拌を行い、更に、脱硫処理が終了したら、インペラ3を上昇させて当該インペラ3を溶銑鍋1から取り出す。
これに対し、本実施形態では、脱硫処理中にインペラ3の昇降を適宜、実施する点が異なる。
ここで、本実施形態におけるインペラ3の回転パターン及び脱硫剤8の添加パターンのスケジュールは、上記第1実施形態と同様とする。
以下の説明では、インペラ3の回転パターン及び脱硫剤8の添加パターンとして、図2のスケジュールを採用した場合を例示する。但し、インペラ3の回転パターン及び脱硫剤8の添加パターンは、これに限定されるものでは無い。
すなわち、図2に示すスケジュールのように、脱硫処理開始によってインペラ3の回転数を目的の脱硫処理用の回転数N1に回転させ、その回転数N1を目標として回転数制御を行う。但し、脱硫処理中における2回だけ、所定時間経過毎に、一時的に、インペラ3の回転数をスラグ浮上用回転数N2まで低下させる。
また、脱硫剤8の添加は、脱硫処理開始によってインペラ3の回転数を目的の脱硫処理用の回転数N1になった時点で、第1回目の添加処理として、例えば全体の1/2の脱硫剤8を添加する。また、インペラ3の回転数をスラグ浮上用回転数N2まで低下させたときに、それぞれ1/4の脱硫剤8を添加する。
更に、本実施形態では、上述のように、脱硫処理中にインペラ3の昇降を適宜実施する。本実施形態では、コントローラは、インペラ3の回転速度の変化に同期してインペラ3を昇降、つまりインペラ3の溶銑2に対する浸漬深さを変更する指令を上記インペラ昇降装置に出力する(図示せず)。
そのインペラ3の回転速度に同期した浸漬深さ(インペラ3の高さ位置)の変更パターンのスケジュール例を、図4に示す。図4(a)は図2と同様、脱硫処理の時間経過(横軸)に伴うインペラ回転数(縦軸)の変化を示す図で、図4(b)は脱硫処理の時間経過(横軸)に伴うインペラ3の浸漬深さ(インペラの高さ位置で表示:縦軸)の変化を示す図である。この図4(b)における破線は、インペラ3の回転数の変更パターンのスケジュールを示している。また、図4(b)の縦軸は、インペラ3の高さ位置を示している。インペラ3の高さ位置は、例えばインペラ3の重心位置とする。また、縦軸に示すD0は、非攪拌状態における溶銑2の表面2a(湯面)の高さとする。
上記インペラ3の回転速度に同期した浸漬深さの変更パターンは、上記インペラ3の回転数を一時的に落としてスラグ9を浮上させる際に、インペラ3の浸漬深さを一時的に浅くする。例えばインペラ3の一部が溶銑2から出ている状態まで上昇させる。更に、上記インペラ3の回転数を一時的に落とすことで浮上させたスラグ9を、上記インペラ3の回転数を増加することで溶銑2内に取り込む際に、上記インペラ3を下方に移動させる。
(動作・作用)
インペラ3の昇降動作を中心に、本実施形態における動作等を図5〜図7に模式的に示す。 図5はインペラを上昇させた状態、図6は浮上したスラグに脱硫剤を添加する状態、図7はインペラを下降させる状態をそれぞれ示す。
図4に示す例では、一旦回転数を落としてスラグ9を浮上させるのに合わせてインペラ3を上方に移動させる(図5参照)。続いて、インペラ3の回転上昇に伴い遅れをもって浮上したスラグ9に対し、脱硫剤8を添加する(図6参照)。さらに、浮上したスラグ9が、添加した脱硫剤8と共に再度溶銑2内に巻き込まれる際に、上昇させたインペラ3を下方に移動させて、元の位置に戻す(図7参照)。
すなわち、スラグ9を浮上させる際に、図5に白抜き矢印で示すようにインペラ3を上昇させて、インペラ3の溶銑2に対する浸漬深さを浅くする。このとき、回転するインペラ3が浮上したスラグ9と衝突する状態となっている。
ここで、回転数の減少と共にインペラ3の浸漬深さを浅くしていないのは、この時期はまた十分にスラグが浮上していないためである。そして、スラグ9が浮上すると推定される時期に合わせてインペラ3の上昇をさせている。
この状態で、図6のように、浮上させたスラグ9上に脱硫剤8を投入する。
脱硫剤8の添加が終了したら、図7に白抜き矢印で示すようにインペラ3を下方に移動させる。インペラ3の下方への移動によって、浮上させたスラグ9を溶銑2内に巻き込みつつ(図7にて模式的に矢印で示す。)、インペラ3との衝突を増加させることで、脱硫反応の促進を図る。このとき、予めインペラ3を上昇に移動させているので、インペラ3の下降量を稼ぐことが出来て、その分、浮上させたスラグ9との衝突量を稼げる可能性がある。
なお、本実施形態では、浮上したスラグの巻き込み開始時に合わせて脱硫剤8を投入する場合の例である。上述よりも早めに脱硫剤8を投入する場合であっても、浮上するスラグとの接触が多くなる時期にインペラ3を下降することが望ましい。
ここで、脱硫処理時におけるインペラ3の昇降を行うことで、スラグの平均粒径が小さくなったことを確認している。
ここで、浮上させたスラグ9を巻き込む際に、インペラ3を複数回昇降させるようにしても良い。 また、本実施形態は、浮上したスラグの巻き込み開始時に合わせて脱硫剤8を投入する場合の例であるが、上述よりも早めに脱硫剤8を投入する場合であっても、浮上するスラグとの接触が多くなる時期にインペラ3を下降することが望ましい。また、図5に示されるインペラ上昇と図7に示されるインペラ下降のどちらか一方のみを行うこととしても良いが、昇降を組合せるほうが脱硫効率の改善効果がより大きい。
さらに、溶銑浴内の流れを定常状態から非定常状態に急変させ、溶銑中のSとフラックスとの接触機会を増加させるために脱硫剤の添加をすることなく、インペラの回転数を一時的に低減してスラグを上昇させつつインペラを上昇させ、インペラの回転数を増加しつつインペラを下降させるようなインペラの昇降制御を適宜、追加しても良い。
なお、初回の脱硫剤添加に際しても、以上に述べた目的等に応じて適宜インペラの昇降制御を行ってよい。
(本実施形態の効果)
上記インペラ3の回転数を一時的に落とすことでスラグ9を浮上させる際に、インペラ3の浸漬深さを浅くする。インペラ3の浸漬深さを浅くすることで、浮上したスラグ9とインペラ3とが衝突して、新たな界面を増やすことで脱硫の反応率を向上させる。
また、上記インペラ3の回転数を一時的に落とすことで浮上させたスラグ9を、上記インペラ3の回転数を増加することで溶銑2内に取り込む際に、上記インペラ3を下方に移動させる。この結果、浮上させたスラグ9を添加した脱硫剤8と共に巻き込む際に、インペラ3の浸漬を深くすることで、新たに添加した脱硫剤8の巻き込みを促進すると共にインペラ3へのスラグ9の衝突を増大させる。これによって、脱硫の反応率を更に向上させることが出来る。
このとき予めインペラ3の浸漬深さを浅くしているので、下方に移動させたインペラ3の高さを最適な高さ、例えば元の高さに復帰させることが出来る。
なお、浮上させたスラグ9を巻き込む際に、インペラ3を複数回昇降させるようにしても良い。
下記条件により、第1実施形態(図2)、第2実施形態(図4)で説明した方法に基づいて溶銑の脱硫処理を行った。また比較のため、比較例(図2のパターンで脱硫剤投入、インペラ回転数はN1に固定)にても溶銑の脱硫処理を行った。
なお通常の攪拌におけるインペラ上端面高さは静止湯面より100cm下とした。
「溶銑について」
処理前組成:C:4.3mass%、S:0.023mass%(S0
処理量:300トン
「脱硫剤について」
種類:石灰
使用量:1500kg
「処理時間について」
回転数N1での処理1回あたり:約8分
回転数N2での処理1回あたり:約2分
「処理結果」
上記処理によって得られた結果は下記の通りである。なお、Sfは脱硫処理後の溶銑のS濃度である。
・第1実施形態:脱S率 ln(S0/Sf)=2.1
・第2実施形態:脱S率 ln(S0/Sf)=3.0
・比 較 例 :脱S率 ln(S0/Sf)=1.8
この結果から分かるように、本発明に基づき脱硫処理を行うことで脱硫効率が向上する。
本発明者によれば、特別な設備負担を要さずに、添加した脱硫剤の凝集による反応効率の低下を防止し、優れた脱硫効率にて溶銑の脱硫処理を行うことができる。
1 溶銑鍋
2 溶銑
2a 表面
3 インペラ
4 回転軸
5 モータ
6 脱硫剤添加装置
7 コントローラ
8 脱硫剤
9 スラグ
N1 脱硫処理用の回転数
N2 スラグ浮上用回転数

Claims (5)

  1. 脱硫剤を添加した溶銑を攪拌することで、上記脱硫剤を分散して溶銑の脱硫処理を行う溶銑の脱硫処理方法において、
    脱硫剤を複数回に分けて溶銑に添加し、2回目以降の脱硫剤の添加のうち、少なくとも一回の添加は、一時的に上記攪拌を停止若しくは攪拌力を弱めることで溶銑表面にスラグを浮上させ、その浮上したスラグ上に脱硫剤を添加して実施することを特徴とする溶銑の脱硫処理方法。
  2. 上記攪拌は、溶銑に浸漬したインペラを回転して実施し、
    上記インペラの回転数を一時的に落とすことで、脱硫剤の添加のためにスラグを浮上させることを特徴とする請求項1に記載した溶銑の脱硫処理方法。
  3. 上記スラグ上への脱硫剤の添加は、インペラの回転軸近傍に位置するスラグとすることを特徴とする請求項2に記載した溶銑の脱硫処理方法。
  4. 上記インペラの回転数を一時的に落とすことで浮上させたスラグを、上記インペラの回転数を増加することで溶銑内に取り込み、その浮上させたスラグを溶銑内に取り込む際に、上記インペラを下方に移動させることを特徴とする請求項2又は請求項3に記載した溶銑の脱硫処理方法。
  5. 上記インペラの回転数を一時的に落とすことでスラグを浮上させる際に、インペラの浸漬深さを浅くすることを特徴とする請求項2〜請求項4のいずれか1項に記載した溶銑の脱硫処理方法。
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