JP4842036B2 - 半導体装置と、タイミング制御回路の異常検出方法 - Google Patents

半導体装置と、タイミング制御回路の異常検出方法 Download PDF

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本発明は、タイミング制御回路に関し、特にタイミング制御回路内部の故障ビット位置を特定できるタイミング制御回路に関する。
従来から、割り込み信号等のタイミング信号を出力するタイミング制御回路が用いられている。例えば、タイミング制御回路が割り込み信号を出力した場合、割り込み信号を入力したプロセッサ部は割り込み処理を実行する。しかしながら、タイミング制御回路内部に不具合が生じ、その結果正常なタイミング信号が出力されない場合がある。タイミング制御回路に故障が発生した場合の処理が特許文献1、2に開示されている。
図5は、特許文献1に記載のタイミング制御回路を示す図である。特許文献1に記載の技術では、タイマ制御回路内に第1のタイマ及び第2のタイマを有している。第1のタイマ及び第2のタイマはクロック信号に同期して計数動作を行う。そして、互いのカウント周期の計数値を比較する裁定手段12を設けることによって第1のタイマ及び第2のタイマの故障を検出している。また、特許文献2に記載の技術ではソフトウェアによって周期的に故障の検出を行っている。
しかしながら、特許文献1に記載の技術では第1のタイマ及び第2のタイマの故障を検出することはできたが、第1のタイマあるいは第2のタイマのどちらに故障が発生しているのか確認することができず、さらにタイマの故障ビット位置を特定することはできなかった。
特開平2−297226号公報 特開平9−146796号公報
上記したように、従来のタイミング制御回路内部に故障が発生した場合、故障ビット位置を特定することができなかった。
本願発明の第1の観点によれば、クロック信号に基づいてカウントし、カウント値を出力する第1のカウンタと、所定時間を保持する第1のレジスタと、前記第1のカウンタから出力されるカウント値と、前記第1のレジスタに保持される前記所定時間と、を比較する第1の比較器と、を有し、前記第1の比較器による比較の結果、前記第1のカウンタから出力されるカウント値と、前記第1のレジスタに保持される前記所定時間と、が一致していた場合に、第1の計時信号を出力する、第1のタイマと、前記クロック信号に基づいてカウントし、カウント値を出力する第2のカウンタと、前記所定時間を保持する第2のレジスタと、前記第2のカウンタから出力されるカウント値と、前記第2のレジスタに保持される前記所定時間と、を比較する第2の比較器と、を有し、前記第2の比較器による比較の結果、前記第2のカウンタから出力されるカウント値と、前記第2のレジスタに保持される前記所定時間と、が一致していた場合に、第2の計時信号を出力する、第2のタイマと、前記第2のタイマから前記第2の計時信号が出力されたら、前記第2のタイマから前記第2の計時信号が出力されたときの前記第1のカウンタのカウント値を保持する第1のキャプチャと、前記第1のタイマから前記第1の計時信号が出力されたら、前記第1のタイマから前記第1の計時信号が出力されたときの前記第2のカウンタのカウント値を保持する第2のキャプチャと、前記第1のタイマ又は前記第2のタイマの何れか一方からしか前記第1の計時信号又は前記第2の計時信号が出力されない場合、不正割り込み信号を出力する割り込み出力制御部と、を有するタイミング制御回路と、前記割り込み出力制御部から前記不正割り込み信号が出力されたら、前記第1のキャプチャに保持されている前記第1のカウンタのカウント値と、前記所定時間に対応する期待値と、を比較すると共に、前記第2のキャプチャに保持されている前記第2のカウンタのカウント値と、前記期待値と、を比較する比較部を有するプロセッサ部と、を備える半導体装置が提供される。
本願発明の第2の観点によれば、クロック信号に基づいてカウントし、カウント値を出力する第1のカウンタと、所定時間を保持する第1のレジスタと、前記第1のカウンタから出力されるカウント値と、前記第1のレジスタに保持される前記所定時間と、を比較する第1の比較器と、を有し、前記第1の比較器による比較の結果、前記第1のカウンタから出力されるカウント値と、前記第1のレジスタに保持される前記所定時間と、が一致していた場合に、第1の計時信号を出力する、第1のタイマと、前記クロック信号に基づいてカウントし、カウント値を出力する第2のカウンタと、前記所定時間を保持する第2のレジスタと、前記第2のカウンタから出力されるカウント値と、前記第2のレジスタに保持される前記所定時間と、を比較する第2の比較器と、を有し、前記第2の比較器による比較の結果、前記第2のカウンタから出力されるカウント値と、前記第2のレジスタに保持される前記所定時間と、が一致していた場合に、第2の計時信号を出力する、第2のタイマと、を備え、前記第2のタイマから前記第2の計時信号が出力されたら、前記第2のタイマから前記第2の計時信号が出力されたときの前記第1のカウンタのカウント値を保持し、前記第1のタイマから前記第1の計時信号が出力されたら、前記第1のタイマから前記第1の計時信号が出力されたときの前記第2のカウンタのカウント値を保持し、前記第1のタイマ又は前記第2のタイマの何れか一方からしか前記第1の計時信号又は前記第2の計時信号が出力されない場合、不正割り込み信号を出力する、タイミング制御回路の異常検出方法であって、前記不正割り込み信号が出力されたら、保持している前記第1のカウンタのカウント値と、前記所定時間に対応する期待値と、を比較すると共に、保持している前記第2のカウンタのカウント値と、前記期待値と、を比較する、タイミング制御回路の異常検出方法が提供される。
タイミング制御回路内部におけるタイマの不良位置を特定することが可能となる。
実施の形態1
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。図1は、本発明の実施の形態1のタイミング制御回路10を有する。本実施の形態の割り込み処理システムは、主に、タイミング制御回路10、マイクロプロセッサ部20、メインメモリ30、バス40によって構成されている。
タイミング制御回路10は、マイクロプロセッサ部20及び外部へ、例えば割り込み制御信号等のタイミング制御信号を出力する。なお、タイミング制御回路10の詳細な構成については後述する。
マイクロプロセッサ部20は、データ演算やプログラムを実行する演算処理装置である。また、本実施の形態ではタイミング制御回路10内部のタイマに故障が発生した場合、メモリに格納されている故障検出プログラムによって故障ビット位置を特定する。メインメモリ30は、通常動作に必要なデータやプログラムの一部あるいは割り込み処理時に必要なデータやプログラムの一部を格納する記憶素子である。バス40は、クロック信号等の制御信号の入出力や、アドレスやデータの入出力を行うための経路である。
以下、図2を参照して本実施の形態1に関わるタイミング制御回路10について説明する。タイミング制御回路は、第1のタイマ(以降、タイマ7と称す)、第2のタイマ(以降、タイマ8と称す)、第1のキャプチャ(以降、キャプチャレジスタ4aと称す)、第2のキャプチャ(以降、キャプチャレジスタ4bと称す)、タイミング信号出力回路11を有している。さらに、タイマ7はタイムベース1a、比較器2a、コンペアレジスタ3aを有している。また、タイマ8はタイムベース1b、比較器2b、コンペアレジスタ3bを有している。タイミング信号出力回路11は、コンペア出力制御部5、割り込み出力制御部6を有している。
タイムベース1a及び1bは、カウントアップ(クロック)信号に基づいて、例えば割り込み信号の周期をカウントするカウンタである。なお、タイムベース1a及び1bは同一の値をカウントする。また、カウントをする場合に設定するビット長はソフトウェアによる設定によって適宜変更が可能である。なお、不良ビット位置を特定する場合においては、タイムベース1a及び1bをクリアすると共に、再起動させるためのクリア・スタート信号が入力される。コンペアレジスタ3a及び3bには、所定のカウント値を設定する。また、コンペアレジスタ3a及び3bには同一のカウント値が設定される。
比較器2aは、タイムベース1aの値とコンペアレジスタ3aに設定されたカウント値を比較してカウント値が同時に一致した場合にのみ、コンペア出力制御部5、割り込み出力制御部6及びキャプチャレジスタ4bに計時信号1を出力する。
比較器2bは、タイムベース1bの値とコンペアレジスタ3bに設定されたカウント値を比較してカウント値が同時に一致した場合にのみコンペア出力制御部5、割り込み出力制御部6及びキャプチャレジスタ4aに計時信号dst2を出力する。
キャプチャレジスタ4aは、タイムベース1bとコンペアレジスタ3bのコンペア一致により比較器2bから出力される計時信号2をトリガとして、タイムベース1aの値を保持する。キャプチャレジスタ4bは、タイムベース1aとコンペアレジスタ3aのコンペア一致により比較器2aから出力される計時信号dst1をトリガとして、タイムベース1bの値を保持する。
コンペア出力制御部5は、以下のような許可信号1の設定に基づいて動作を行う。まず第1に、計時信号dst1及び計時信号dst2の2つの信号が同時に入力された場合、コンペア出力制御部5はコンペア一致タイマ出力信号を出力する。第2に、計時信号dst1あるいは計時信号dst2のどちらか一方の信号のみ入力された場合には、コンペア出力制御部5はそのどちらか一方の信号のみを選択してコンペア一致タイマ信号として出力する。その場合、コンペア出力制御部には計時信号dst1あるいは計時信号dst2が出力されたことを示すためのフラグがセットされる。第3に、例えばタイマ7あるいはタイマ8の内部に故障が発生した場合、故障位置が特定されるまでの間はコンペア一致信号を無効にすることも可能である。
割り込み出力制御部6は、以下のような許可信号2の設定に基づいて動作を行う。まず第1に、計時信号dst1及び計時信号dst2の2つの信号が同時に入力された場合、割り込み出力制御部6はコンペア一致割り込み信号を出力する。第2に、計時信号dst1あるいは計時信号dst2のどちらか一方の信号のみ入力された場合には、割り込み出力制御部6はそのどちらか一方の信号のみを選択してコンペア一致割り込み信号として出力する。第3に、例えばタイマ7あるいはタイマ8の内部に故障が発生した場合、故障位置が特定されるまでの間はコンペア一致割り込み信号を無効にすることも可能である。また、どちらか一方の信号のみしか入力がされない場合には、割り込み出力制御部6はCPUに対し不正割り込み信号を出力する。
また、本実施の形態においてコンペア出力制御部5が出力するコンペア一致タイマ出力信号及び割り込み出力制御部6が出力するコンペア一致割り込み信号は出力先が異なるのみで同一の割り込み信号である。つまり、コンペア出力制御部5はコンペア一致タイマ出力信号を外部へ出力する。一方、割り込み出力制御部6はコンペア一致割り込み信号をプロセッサ部(CPU)へ出力する。
通常時であってタイミング制御回路10内部に異常が発生しない場合は、比較器2a及び比較器2bから計時信号dst1及び計時信号dst2が同時に出力される。なお、この場合、許可信号1及び許可信号2は論理積を出力するAND設定とする。コンコンペア出力制御部5には計時信号dst1及び計時信号dst2が同時に入力されるので、コンペア一致タイマ出力信号を外部へと出力する。また、割り込み出力制御部6においても計時信号dst1及び計時信号dst2が同時に入力されるので、コンペア一致割り込み信号をプロセッサ部20へと出力する。なお、キャプチャレジスタ4aは計時信号dst2をトリガとしてタイムベース1aの値を保持し、キャプチャレジスタ4bは計時信号dst1をトリガとしてタイムベース1bの値を保持する。
このように構成されたタイミング制御回路10を用いて、不良が発生した場合の動作及び不良箇所特定までの処理を図3及び図4に示すフローチャートを参照して具体的な事例を用いて説明する。
まず、タイムベース1aの最下位ビットから3ビット目に0固着の異常が発生した場合を例として説明する。なお、タイムベース1a及びタイムベース1bは8ビットの値をカウントするものとする。また、コンペアレジスタ3a、3bには8ビットの値"00001111"を設定する。なお、許可信号1及び許可信号2は論理積を出力するAND設定にしておく。
タイムベース1a及びタイムベース1bはカウントアップ信号に応じてカウントを開始する。この場合において、タイムベース1a及びタイムベース1bのカウント値がコンペアレジスタ3a及びコンペアレジスタ3bのビット値"00001111"に到達すると、タイムベース1bとコンペアレジスタ3bのビット値"00001111"は一致する。よって、比較器2bからは計時信号dst2がコンペア出力制御部5、割り込み出力制御部6及びキャプチャレジスタ4aへ出力される。一方、タイムベース1aのカウント値"00001011"とコンペアレジスタ3aの値"00001111"は最下位ビットから3ビット目が一致していないため比較器2aから計時信号dst1は出力されない。よって、キャプチャレジスタ4aは計時信号dst2をトリガとしてタイムベース1aのカウント値"00001011"を保持する。一方、キャプチャレジスタ4bには計時信号dst1が入力されないため、タイムベース1bの値"00001111"を保持しない。
この場合、割り込み出力制御部6に対し計時信号dst2は入力されるが、計時信号dst1は入力されないため、割り込み出力制御部6はプロセッサ部20へ不正割り込み信号を出力する。不正割り込み信号が発生すると(図3、S1参照)、許可信号1、2の設定によって(図3、S2参照)コンペア一致タイマ出力信号及びコンペア一致割り込み信号の出力を停止する。その後、異常発生場所の検出動作に移る。まず、キャプチャレジスタ4aに保持された値"00001011"とコンペアレジスタ3aによって設定された期待値(コンペアレジスタに設定されている初期値)"00001111"を比較する(図3、S4参照)。この場合、最下位ビットから3ビット目が一致していないため、キャプチャレジスタ4aの値"00001011"と期待値"00001111"の排他的論理和(EXOR)出力を行う(図3、S5参照)。すると"00000100"が得られるためタイムベース1aの最下位ビットから3ビット目に不良が発生していることが確認できる(図3、S6参照)。
タイムベース1aに不良が発生していることが確認されたため、計時信号dst2を許可信号1、2によって有効化して出力する(図3、S7参照)。このように、タイムベース1aに不良ビットが存在する場合、以上のような処理を行うことによりエラー処理を完了する(図3、S8参照)。また、タイムベース1bに異常が発生した場合の異常検出動作についても、タイムベース1bの値が保持されたキャプチャレジスタ4bとコンペアレジスタ3bに設定された期待値を比較することによって不良ビット位置を特定する。以下、不良ビット位置の特定までの処理についてはタイムベース1aの場合と同一であるため、その説明を省略する。
次に、コンペアレジスタ3aの最下位ビットから3ビット目に1固着の異常が発生した場合を例として説明する。なお、タイムベース1a及びタイムベース1bは8ビットの値をカウントするものとする。また、コンペアレジスタ3a、3bには8ビットの値"00001011"を設定する。なお、許可信号1及び許可信号2は論理積を出力するAND設定とする。
タイムベース1a及び1bはカウントアップ信号に応じてカウントを開始する。この場合においてタイムベース1a及びタイムベース1bがコンペアレジスタ3a及びコンペアレジスタ3bの設定値"00001011"に到達すると、タイムベース1bとコンペアレジスタ3bのビット値"00001011"が一致する。よって、比較器2bからは、計時信号dst2がコンペア出力制御部5、割り込み出力制御部6及びキャプチャレジスタ4aへ出力される。一方、タイムベース1aの値"00001011"とコンペアレジスタ3aの値"00001111"は最下位ビットから3ビット目が一致しないため比較器2aからは計時信号dst1は出力されない。よって、キャプチャレジスタ4aは計時信号dst2をトリガとしてタイムベース1aの値"00001011"を保持する。一方、キャプチャレジスタ4bは計時信号dst1が入力されないためタイムベース1bの値"00001011"を保持しない。
この場合、割り込み出力制御部6に対し計時信号dst2は入力されるが、計時信号dst1は入力されないため、割り込み出力制御部6はプロセッサ部20へ不正割り込み信号を出力する。不正割り込み信号が発生すると(図3、S1参照)、許可信号1、2の設定によってコンペア一致タイマ出力信号及びコンペア一致割り込み信号の出力を停止する(図3、S2参照)。その後、異常発生場所の検出動作に移る。まず、コンペアレジスタ3aに設定された値"00001011"と、同じくコンペアレジスタ3aによって設定された期待値"00001111"を比較する(図3、S9参照)。この場合、最下位ビットから3ビット目が一致していないため、コンペアレジスタ3aの値"00001011"と期待値"00001111"の排他的論理和(EXOR)出力を行う(図3、S10参照)。すると"00000100"が得られるためコンペアレジスタ3aの最下位ビットから3ビット目に不良が発生していることが確認される(図3、S11参照)。
コンペアレジスタ3aに不良が発生していることが確認されたため、計時信号dst2を許可信号1、2によって有効化し出力する(図3、S12参照)。このように、コンペアレジスタ3aに不良ビットが存在する場合、以上のような処理を行うことによりエラー処理を完了する(図3、S13参照)。また、コンペアレジスタ3bに異常が発生した場合の異常検出動作についても、コンペアレジスタ3bと、同じくコンペアレジスタ3bに設定された期待値を比較することによって不良ビット位置を特定する。以下、不良ビット位置の特定までの処理についてはコンペアレジスタ3aの場合と同一であるため、その説明を省略する。
以上のように、タイムベース1a、1bあるいはコンペアレジスタ3a、3bに異常が発生した場合は、互いの信号をトリガとしたキャプチャレジスタ4aあるいは4bを備えることによって不良ビット位置の特定が可能となる。
最後に比較器に異常が発生した場合を例に説明する。この場合、比較器2a及び比較器2bは、ソフトウェアからビット値を読み出すことはできない。よって、例えば比較器2aあるいは比較器2bに故障が発生した場合、比較器内部のビット値を直接読み出して故障を検出することはできないため、コンペアレジスタ3aあるいは3bの設定値を変更することによって比較器の故障検出を実行する。
ここで、比較器2aの最下位ビットから3ビット目に1固着の異常が発生したとする。なお、タイムベース1a及びタイムベース1bは8ビットの値をカウントするものとする。また、コンペアレジスタ3a、3bには8ビットの値"11110000"を設定する。なお、許可信号1及び許可信号2は論理積を出力するAND設定とする。
カウントアップ信号に応じてタイムベース1a及びタイムベース1bはカウントを開始する。この場合において、タイムベース1a及びタイムベース1bがコンペアレジスタの設定値"11110000"に到達すると、タイムベース1bとコンペアレジスタ3bのビット値"11110000"は一致する。よって、比較器2bからは、計時信号dst2がコンペア出力制御部5、割り込み出力制御部6及びキャプチャレジスタ4aへ出力される。一方、タイムベース1aの値"11110000"とコンペアレジスタ3aの値"11110000"は一致しているが比較器2aの最下位ビットから3ビット目が0に固着している。よって比較器2aからは計時信号dst1は出力されない。よって、キャプチャレジスタ4aは計時信号dst2をトリガとしてタイムベース1aの値"11110000"を保持する。一方、キャプチャレジスタ4bは計時信号dst1が入力されないためタイムベース1bの値"11110000"を保持しない。
また、割り込み出力制御部6に対し計時信号dst2は入力されるが、計時信号dst1は入力されないため、割り込み出力制御部6はプロセッサ部20へ不正割り込み信号を出力する。不正割り込み信号が発生すると(図3、S1参照)、不良故障位置の特定が行われる。
まず、コンペアレジスタ3a、3bに8ビットの値"00000001"を設定する(図4、S14参照)。また、タイムベース1a、1bのカウントをクリアし再スタートする(図4、S15参照)。この時、ソフトウェアによってコンペア出力制御部5に設定されているフラグを監視し、計時信号dst1、2の同時発生を確認する(図4、S16参照)。この場合、比較器2bから計時信号dst2は発生するが、比較器2aから計時信号dst1は発生しないため、少なくとも比較器2aあるいは比較器2bの最下位ビットには不良がなかったと判定する。
比較器2a、2bの最下位ビットには不良がないことが確認されたため、コンペアレジスタ3a、3bの値を1ビット左にシフトした値"00000010"を設定し(図4、S17参照)、再度タイムベース1a、1bをクリアして再スタートする(図4、S15参照)。すると、この場合においても計時信号dst2は発生するが計時信号dst1は発生しない。よって少なくとも比較器2aあるいは比較器2bの最下位ビットから2ビット目にも不良がなかったと判定する。
比較器2a、2bの最下位ビットと最下位ビットから2ビット目には不良がないことが確認されたため、コンペアレジスタ3a、3bの値をさらに1ビット左にシフトし、"00000100"を設定する(図4、S17参照)。また、タイムベース1a、1bをクリアし再スタートする(図4、S15参照)。すると、比較器2aの最下位ビットから3ビット目の"1"とコンペアレジスタ3aの最下位ビットから3ビット目の"1"が一致するため、計時信号dst1が発生する。また、計時信号dst2も同時に発生するため、比較器2aあるいは比較器2bの最下位ビットから3ビット目に不良があることが確認できる。
比較器2aあるいは比較器2bの最下位ビットから3ビット目に不良があることが確認されたので、さらにタイムベース1a、1bによるカウントを継続する。この場合、計時信号dst2は発生するが、計時信号dst1は発生しない(図4、S18参照)。よって比較器2aに異常が発生していることが確認される(図4、S19参照)。
以上のような過程によって、比較器2aの最下位ビットから3ビット目に異常が発生していることが確認される。また、比較器2aによる不良ビット位置が特定されたため、計時信号dst2を許可信号の設定により有効化して、エラー処理を完了する(図4、S20、S21参照)。なお、比較器2bに異常が発生した場合の異常検出動作については比較器2aの場合と同一であるため、その説明を省略する。
なお、本実施の形態においては不良ビット位置を特定するまでの間は許可信号の設定によりコンペア一致タイマ出力信号及びコンペア一致割り込み信号を無効にしたが、異常発生場所の確認動作の間も割り込み信号を継続して出力させたい場合においては、許可信号の設定により計時信号dst1あるいは計時信号dst2のみを継続して出力することも可能である。
このように、タイムベース、コンペアレジスタあるいは比較器に異常が発生した場合、以上のような処理を行うことによって不良ビット位置の特定が可能となる。また、異常発生時には、異常がないコンペア一致タイマ出力信号及びコンペア一致割り込み信号のみ許可設定することで、正常なタイマ出力動作及び割り込み発生動作を継続することが可能となる。
また、ソフトウェアによる周期的な検出を行うのではなく、計時信号dst1あるいは計時信号dst2のどちらか一方の信号の発生により、即時に検出処理を実行するため、異常位置を迅速に検出することが可能となる。さらに、互いのタイムベースに対しタイムベースの値を保持するキャプチャレジスタを備えることによって、テスタを使用することなく不良ビット位置を特定することが可能となる。
以上、本発明の実施の形態について詳細に説明したが、本発明の趣旨を逸脱しない限り種々の変形が可能である。
本発明の実施の形態1に関わるタイミング制御回路を有する半導体装置を示すブロック図である。 本発明の実施の形態1に関わるタイミング制御回路を示す図である。 本発明の実施の形態1に関わるタイミング制御回路内部の故障を検出するプログラムのフローチャートである。 本発明の実施の形態1に関わるタイミング制御回路内部の故障を検出するプログラムのフローチャートである。 従来のタイミング制御回路を示す図である。
符号の説明
1a、1b タイムベース
2a、2b 比較器
3a、3b コンペアレジスタ
4a、4b キャプチャレジスタ
5 コンペア出力制御部
6 割り込み出力制御部
7、8 タイマ
9 裁定手段
10 タイミング制御回路
11 タイミング信号出力回路
12 裁定手段
13 比較部
20 マイクロプロセッサ部
30 メインメモリ
40 バス
100 半導体装置

Claims (10)

  1. クロック信号に基づいてカウントし、カウント値を出力する第1のカウンタと、
    所定時間を保持する第1のレジスタと、
    前記第1のカウンタから出力されるカウント値と、前記第1のレジスタに保持される前記所定時間と、を比較する第1の比較器と、
    を有し、
    前記第1の比較器による比較の結果、前記第1のカウンタから出力されるカウント値と、前記第1のレジスタに保持される前記所定時間と、が一致していた場合に、第1の計時信号を出力する、
    第1のタイマと、
    前記クロック信号に基づいてカウントし、カウント値を出力する第2のカウンタと、
    前記所定時間を保持する第2のレジスタと、
    前記第2のカウンタから出力されるカウント値と、前記第2のレジスタに保持される前記所定時間と、を比較する第2の比較器と、
    を有し、
    前記第2の比較器による比較の結果、前記第2のカウンタから出力されるカウント値と、前記第2のレジスタに保持される前記所定時間と、が一致していた場合に、第2の計時信号を出力する、
    第2のタイマと、
    前記第2のタイマから前記第2の計時信号が出力されたら、前記第2のタイマから前記第2の計時信号が出力されたときの前記第1のカウンタのカウント値を保持する第1のキャプチャと、
    前記第1のタイマから前記第1の計時信号が出力されたら、前記第1のタイマから前記第1の計時信号が出力されたときの前記第2のカウンタのカウント値を保持する第2のキャプチャと、
    前記第1のタイマ又は前記第2のタイマの何れか一方からしか前記第1の計時信号又は前記第2の計時信号が出力されない場合、不正割り込み信号を出力する割り込み出力制御部と、
    を有するタイミング制御回路と、
    前記割り込み出力制御部から前記不正割り込み信号が出力されたら、前記第1のキャプチャに保持されている前記第1のカウンタのカウント値と、前記所定時間に対応する期待値と、を比較し、あるいは、前記第2のキャプチャに保持されている前記第2のカウンタのカウント値と、前記期待値と、を比較する比較部を有するプロセッサ部と、
    を備える半導体装置。
  2. 請求項1に記載の半導体装置であって、
    前記プロセッサ部は、
    前記比較部による比較の結果、
    前記第1のキャプチャに保持されている前記第1のカウンタのカウント値と、前記期待値と、が一致していなかったら、前記第1のキャプチャに保持されている前記第1のカウンタのカウント値と、前記期待値と、の排他的論理和を出力し、あるいは、
    前記第2のキャプチャに保持されている前記第2のカウンタのカウント値と、前記期待値と、が一致していなかったら、前記第2のキャプチャに保持されている前記第2のカウンタのカウント値と、前記期待値と、の排他的論理和を出力する、
    半導体装置。
  3. 請求項1又は2に記載の半導体装置であって、
    前記比較部は、
    前記割り込み出力制御部から前記不正割り込み信号が出力されたら、前記第1のレジスタに保持されている前記所定時間と、前記期待値と、を比較し、あるいは、前記第2のレジスタに保持されている前記所定時間と、前記期待値と、を比較する、
    半導体装置。
  4. 請求項3に記載の半導体装置であって、
    前記プロセッサ部は、
    前記比較部による比較の結果、
    前記第1のレジスタに保持されている前記所定時間と、前記期待値と、が一致していなかったら、前記第1のレジスタに保持されている前記所定時間と、前記期待値と、の排他的論理和を出力し、あるいは、
    前記第2のレジスタに保持されている前記所定時間と、前記期待値と、が一致していなかったら、前記第2のレジスタに保持されている前記所定時間と、前記期待値と、の排他的論理和を出力する、
    半導体装置。
  5. 請求項1〜4の何れかに記載の半導体装置であって、
    前記プロセッサ部は、
    前記第1のレジスタ及び前記第2のレジスタの設定値を変更しつつ、前記第1の計時信号と前記第2の計時信号の出力の有無に基づいて、前記第1の比較器又は前記第2の比較器の故障検出を実行する、
    半導体装置。
  6. クロック信号に基づいてカウントし、カウント値を出力する第1のカウンタと、
    所定時間を保持する第1のレジスタと、
    前記第1のカウンタから出力されるカウント値と、前記第1のレジスタに保持される前記所定時間と、を比較する第1の比較器と、
    を有し、
    前記第1の比較器による比較の結果、前記第1のカウンタから出力されるカウント値と、前記第1のレジスタに保持される前記所定時間と、が一致していた場合に、第1の計時信号を出力する、
    第1のタイマと、
    前記クロック信号に基づいてカウントし、カウント値を出力する第2のカウンタと、
    前記所定時間を保持する第2のレジスタと、
    前記第2のカウンタから出力されるカウント値と、前記第2のレジスタに保持される前記所定時間と、を比較する第2の比較器と、
    を有し、
    前記第2の比較器による比較の結果、前記第2のカウンタから出力されるカウント値と、前記第2のレジスタに保持される前記所定時間と、が一致していた場合に、第2の計時信号を出力する、
    第2のタイマと、
    を備え、
    前記第2のタイマから前記第2の計時信号が出力されたら、前記第2のタイマから前記第2の計時信号が出力されたときの前記第1のカウンタのカウント値を保持し、
    前記第1のタイマから前記第1の計時信号が出力されたら、前記第1のタイマから前記第1の計時信号が出力されたときの前記第2のカウンタのカウント値を保持し、
    前記第1のタイマ又は前記第2のタイマの何れか一方からしか前記第1の計時信号又は前記第2の計時信号が出力されない場合、不正割り込み信号を出力する、
    タイミング制御回路の異常検出方法であって、
    前記不正割り込み信号が出力されたら、保持している前記第1のカウンタのカウント値と、前記所定時間に対応する期待値と、を比較し、あるいは、保持している前記第2のカウンタのカウント値と、前記期待値と、を比較する、
    タイミング制御回路の異常検出方法。
  7. 請求項6に記載のタイミング制御回路の異常検出方法であって、
    前記比較の結果、
    保持している前記第1のカウンタのカウント値と、前記期待値と、が一致していなかったら、保持している前記第1のカウンタのカウント値と、前記期待値と、の排他的論理和を出力し、あるいは、
    保持している前記第2のカウンタのカウント値と、前記期待値と、が一致していなかったら、保持している前記第2のカウンタのカウント値と、前記期待値と、の排他的論理和を出力する、
    タイミング制御回路の異常検出方法。
  8. 請求項6又は7に記載のタイミング制御回路の異常検出方法であって、
    前記不正割り込み信号が出力されたら、前記第1のレジスタに保持されている前記所定時間と、前記期待値と、を比較し、あるいは、前記第2のレジスタに保持されている前記所定時間と、前記期待値と、を比較する、
    タイミング制御回路の異常検出方法。
  9. 請求項8に記載のタイミング制御回路の異常検出方法であって、
    前記比較の結果、
    前記第1のレジスタに保持されている前記所定時間と、前記期待値と、が一致していなかったら、前記第1のレジスタに保持されている前記所定時間と、前記期待値と、の排他的論理和を出力し、あるいは、
    前記第2のレジスタに保持されている前記所定時間と、前記期待値と、が一致していなかったら、前記第2のレジスタに保持されている前記所定時間と、前記期待値と、の排他的論理和を出力する、
    タイミング制御回路の異常検出方法。
  10. 請求項6〜9の何れかに記載のタイミング制御回路の異常検出方法であって、
    前記第1のレジスタ及び前記第2のレジスタの設定値を変更しつつ、前記第1の計時信号と前記第2の計時信号の出力の有無に基づいて、前記第1の比較器又は前記第2の比較器の故障検出を実行する、
    タイミング制御回路の異常検出方法。
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