JP4840331B2 - ノズル交換台及び部品実装装置 - Google Patents

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Description

本発明は、部品実装装置の移載ヘッドに取り付けられるノズルを移載ヘッドに着脱させるノズル交換台及びこれを備えた部品実装装置に関するものである。
部品実装装置は移載ヘッドに取り付けられたノズルに部品を吸着させ、移載ヘッドを移動させて基台上に位置決めした基板に搭載させる。移載ヘッドに取り付けられるノズルは基板の種類等によって交換する必要があり、このため基台上にはノズルを移載ヘッドに着脱させるノズル交換台が備えられる。ノズル交換台は、ノズルを上方から挿通させる複数のノズル保持孔を有したノズル保持部材及びノズル保持部材に対して水平方向にスライド自在なスライド部材を有して成り、スライド部材はノズル保持孔に挿通されたノズルをノズル保持部材に固定する固定位置とノズルをノズル保持部材に非固定にする非固定位置との間で位置の切り換えを行うことができるようになっている。
このようなノズル交換台を用いて移載ヘッドに取り付けられているノズルを取り外すときには、スライド部材を非固定位置にしたノズル交換台の上方から移載ヘッドを降下させてノズルをノズル保持孔に上方から挿通させ、スライド部材を固定位置に切り換えて移載ヘッドを引き上げる。一方、移載ヘッドにノズルを装着するときには、ノズル交換台の上方から移載ヘッドを降下させ、スライド部材を非固定位置にして移載ヘッドを引き上げる。
このようなノズル交換台は、ノズル保持部材を部品実装装置に固定されるベース部材から分離できる構成とすることもできる。このような構成のノズル交換台では、ノズル保持部材をベース部材から取り外して部品実装装置の外部に移動させることができるため、部品実装工程を実行しながらこれと並行してノズルのセッティングを行うことができ、ノズル交換台そのもののメンテナンスも容易である(特許文献1)。
特開2005−66777号公報
しかしながら、ノズル保持部材をベース部材から分離できる構成のノズル交換台では、ノズル保持部材をベース部材に取り付けるときには間に異物を挟み込まないように十分に注意する必要があり、もしノズル保持部材とベース部材の間に異物を挟み込んでしまった場合には、ノズル保持部材の一部がベース部材に対して浮いて傾いた非正常な取り付け状態となり、作業者がこれに気付かずに部品実装工程を開始させるとノズル交換台に保持しているノズルに移載ヘッドを接触させてしまうおそれがある。
また、このようなノズル交換台ではノズルの着脱(交換)を行うに際し、スライド部材が現在固定位置にあるのか非固定位置にあるのかを検知する必要がある。このスライド部材の位置の検出には通常、ベース部材に設けられてスライド部材をスライド方向に駆動する空圧シリンダのロッド部の位置を複数のセンサを用いて検出するようになっているが、ノズル保持部材がベース部材に正常に取り付けられた状態を検出するためにはスライド部材の位置の検出を行うセンサに加えてノズル保持部材がベース部材に正常に取り付けられていることの検出を行うセンサを別途追加する必要があり、センサ数が増大するという問題点がある。
そこで本発明は、センサ数を増加させることなく、スライド部材の位置の検出に加えて
ノズル保持部材がベース部材に正常に取り付けられていることの検出を行うことができるノズル交換台及び部品実装装置を提供することを目的とする。
請求項1に記載のノズル交換台は、部品実装装置の移載ヘッドに取り付けられるノズルを移載ヘッドに着脱させるノズル交換台であって、部品実装装置に固定されるベース部材と、ベース部材に着脱自在に取り付けられ、ノズルが上方から挿通されるノズル保持孔を有したノズル保持部材と、ノズル保持部材に対してスライド自在に設けられ、ノズル保持孔に挿通されたノズルをノズル保持部材に固定する固定位置とノズルをノズル保持部材に非固定にする非固定位置との間で位置の切り換えを行うスライド部材と、スライド部材に設けられた遮光部材と、検査光が遮光部材に遮光されることによりスライド部材が固定位置に位置していることの検出を行う第1光センサと、検査光が遮光部材に遮光されることによりスライド部材が非固定位置に位置していることの検出を行う第2光センサとを備え、第1光センサ及び第2光センサはベース部材に設けられてノズル保持部材がベース部材に正常に取り付けられた状態でそれぞれの検査光が遮光部材に遮光されるようになっており、第1光センサ又は第2光センサによりスライド部材の位置が検出されるか否かによってノズル保持部材がベース部材に正常に取り付けられているかどうかの判断を行うことができるようになっている。
請求項2に記載の部品実装装置は、移載ヘッドに取り付けられたノズルに部品を吸着させ、移載ヘッドを移動させて基台上に位置決めした基板に搭載させる部品実装を行う部品実装装置であって、移載ヘッドの移動制御を行って部品実装を実行する制御手段と、請求項1に記載のノズル交換台とを備え、制御手段はノズル交換台の第1光センサ又は第2光センサによりスライド部材の位置が検出されるか否かによってノズル保持部材がベース部材に正常に取り付けられているかどうかの判断を行い、その結果ノズル保持部材がベース部材に正常に取り付けられていないと判断したときには部品実装を実行しない。
本発明では、スライド部材が固定位置に位置していることの検出を行う第1光センサ又はスライド部材が非固定位置に位置していることの検出を行う第2光センサを用いてノズル保持部材がベース部材に正常に取り付けられていることの検出を行うようになっており、スライド部材の位置の検出を行う手段が、ノズル保持部材がベース部材に正常に取り付けられていることの検出を行う手段を兼ねている。このためセンサ数を増加させることなく、スライド部材の位置の検出に加えてノズル保持部材がベース部材に正常に取り付けられていることの検出を行うことができる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。図1は本発明の一実施の形態における部品実装装置の平面図、図2は本発明の一実施の形態における部品実装装置が備える移載ヘッドの正面図、図3は本発明の一実施の形態における部品実装装置の制御系を示すブロック図、図4は本発明の一実施の形態における部品実装装置が備えるノズル交換台の斜視図、図5は本発明の一実施の形態におけるノズル交換台のベース部材の斜視図、図6は本発明の一実施の形態におけるノズル交換台のノズル保持部材及びスライド部材から成るユニットの分解斜視図、図7(a),(b)は本発明の一実施の形態におけるノズル及びノズル交換台の一部の断面正面図、ノズル図8(a),(b)は本発明の一実施の形態におけるノズル交換台の平面図、図9(a),(b)は本発明の一実施の形態におけるノズル交換台の側面図、図10は本発明の一実施の形態におけるノズル交換台のノズル保持部材及びスライド部材から成るユニットの側面図、図11(a),(b)は本発明の一実施の形態における移載ヘッドのノズル取り付け部及びノズルの正面図である。
図1において、部品実装装置1は基台2上に水平面内の一の方向(X軸方向)に延びた基板搬送路3を有しており、基板搬送路3の上方にはX軸方向と直交する水平面内の方向(Y軸方向)に延びたY軸テーブル4が設けられている。Y軸テーブル4にはY軸テーブル4に一端が支持された2つのX軸テーブル5がX軸方向に延びて設けられており、各X軸テーブル5にはX軸テーブル5に沿ってX軸方向に移動自在な移動ステージ6が設けられている。各移動ステージ6には移載ヘッド7が取り付けられており、基板搬送路3の側方領域には複数のテープフィーダ8がX軸方向に並設されている。各テープフィーダ8は移載ヘッド7の基台2に対する移動可能領域R内に部品供給口8aを位置させている。
図2において、各移載ヘッド7には複数のノズル取り付け部9が下方に延びて設けられており(図2)、各ノズル取り付け部9の下端には上下方向(Z軸方向)に延びた円筒状のノズル(吸着ノズル)10が着脱自在に取り付けられている。各ノズル10は下端部が部品Pと接触する円筒状の主部10a、主部10aの上部に設けられてノズル取り付け部9と結合される円筒状の結合部10b及び主部10aと結合部10bの間に設けられた円板状の鍔部10cから成る。本実施の形態では、ノズル取り付け部9(すなわちノズル10)はX軸方向に4本、Y軸方向に3本の計12本設けられており、隣接するノズル取り付け部9同士の間隔は互いに等しくなっている。
図3において、部品実装装置1には、基板搬送路3を駆動する搬送路駆動機構11a、各X軸テーブル5をY軸テーブル4に沿って移動させるX軸テーブル移動機構11b、各移動ステージ6をX軸テーブル5に沿って移動させる移動ステージ移動機構11c、各ノズル10を個別に昇降及び上下軸(Z軸)回りに回転させるノズル駆動機構11d及び各ノズル10に吸着動作を行わせるノズル吸着機構11eが備えられている。
部品実装装置1に備えられた制御装置13は、搬送路駆動機構11aを作動させて基板搬送路3による基板12の搬送と基台2に対する所定位置への位置決め制御を行い、X軸テーブル移動機構11b及び移動ステージ移動機構11cを作動させて移載ヘッド7の移動制御を行い、ノズル駆動機構11d及びノズル吸着機構11eを作動させてノズル10による部品Pの吸着と離脱の制御を行う。このように部品実装装置1は、制御装置13による移載ヘッド7の移動制御を含む各制御動作を通し、移載ヘッド7に取り付けられたノズル10に部品Pを吸着させ、移載ヘッド7を移動させて基台2上に位置決めした基板12に搭載させる部品実装を実行する。
図1において、移載ヘッド7には撮像面を下に向けた基板カメラ14が設けられており、基台2上には撮像面を上に向けた部品カメラ15が設けられている。これら基板カメラ14及び部品カメラ15は制御装置13によりその作動制御がなされる(図3)。
部品実装において制御装置13は、先ず、基板搬送路3を作動させて実装の対象となる基板12を基台2上の所定位置に搬送・位置決めし、移載ヘッド7を基板12の上方に移動させて基板カメラ14により基板12の隅に設けられた位置決めマーク(図示せず)を画像認識させる。基板カメラ14が画像認識した位置決めマークの画像情報は制御装置13に送られ、制御装置13はこの基板カメラ14から送られた画像情報に基づいて位置ずれ検出用マークが予め定められた基準の位置からどれだけずれているかの判断を行い、基板12の位置ずれを検出する。
制御装置13は、基板12の位置ずれを検出したら移載ヘッド7をテープフィーダ8の上方に移動させ、ノズル10によりテープフィーダ8の部品供給口8aに供給されている部品Pを吸着させる。そして、ノズル10に吸着された部品Pが部品カメラ15の上方(部品カメラ15の視野内)を通過するように移動させ、部品カメラ15に部品Pの下面の画像認識(撮像)を行わせる。この部品カメラ15の画像認識によって得られた部品Pの
下面の画像情報は制御装置13に送られ(図3)、制御装置13はこの部品カメラ15から送られた画像情報に基づいて各部品Pがノズル10に対してどれだけずれているかの判断を行い、部品Pのノズル10に対するずれ(吸着ずれ)を検出する。
制御装置13は、上記のように基板12の位置ずれと部品Pの吸着ずれを検出したら、ノズル10に吸着されている部品Pをその部品Pに対して与えられている搭載位置データに基づいて基板12上に搭載する。このとき制御装置13は検出された基板12の位置ずれと部品Pの位置ずれが修正されるように搭載位置データの補正を行うので、部品Pは基板12上の正しい位置に搭載される。
ところで、移載ヘッド7に取り付けられるノズル10は基板12の種類等によって交換する必要がある。このため、基台2上には移載ヘッド7に取り付けられるノズル10を移載ヘッド7のノズル取り付け部9に着脱させるノズル交換台16が備えられている。
図4において、ノズル交換台16は部品実装装置1の基台2に固定されるベース部材20、ベース部材20に着脱自在に取り付けられるノズル保持部材40及びノズル保持部材40対して水平方向にスライド自在に設けられたスライド部材50を備えて構成される。ここでノズル保持部材40とスライド部材50は1つのユニットとして構成される。
図5において、ベース部材20はY軸方向(ノズル交換台16における前後方向とする)を長辺、X軸方向(ノズル交換台16における左右方向とする)を短辺とする長方形形状の平板部21、平板部21の長辺方向のテープフィーダ8側(前端側とする)の端部から垂直下方に延びた主支柱22及び平板部21の長辺方向の基板搬送路3側(後端側とする)から垂直下方に延びた複数の副支柱23から成り、主支柱22及び副支柱23が基台2に固定されることによって平板部21が水平に保持される。
平板部21の後端側の上面には固定係止部24が上方に延びて設けられており、主支柱22には可動係止部25が設けられている。可動係止部25は下端部が主支柱22に枢支されて前後方向(Y軸方向)に揺動自在であり、図示しない付勢ばねによって図5中に示す矢印Aの方向(上端部を平板部21の後端に近づける方向)に常時付勢されている。可動係止部25の上部には平板部21の後端側に突出した左右一対の突起部26が設けられており、可動係止部25の上端部には、可動係止部25を上記付勢ばねの付勢力に抗して図5中に示す矢印Bの方向(上端側を平板部21の後端から遠ざける方向)に揺動操作するための操作部27が平板部21の後端から遠ざかる方向(前上方)に延びて設けられている。
図4及び図6において、ノズル保持部材40はベース部材20の左右方向(X軸方向)寸法よりも大きい左右方向寸法を有する長方形形状の平板部材であり、ノズル10が上方から挿通される複数のノズル保持孔41を有している。本実施の形態では、ノズル保持孔41は左右方向(X軸方向)に4個(ノズル取り付け部9のX軸方向並びの数と同数)、前後方向(Y軸方向)に9個(ノズル取り付け部9のY軸方向並びの数の倍数)の計36個設けられており、隣接するノズル保持孔41同士の間隔は隣接するノズル取り付け部9同士の間隔と等しくなっている。
図7において、各ノズル10の主部10a、結合部10b及び鍔部10cは同心状に配置されており、結合部10bの外径dは主部10aの外径dよりも大きい寸法、鍔部10cの外径dは結合部10bの外径dよりも大きい寸法となっている。
ノズル保持部材40に設けられた各ノズル保持孔41は円孔であり、その内径dはノズル10の主部10aの外径dよりも大きく、鍔部10cの外径dよりも小さい寸法
となっている(図7(a))。このため図7(b)に示すようにノズル保持孔41にノズル10が挿通された場合、ノズル10は主部10aはノズル保持孔41内に位置し、鍔部10cはノズル保持部材40の上面40aに上方から当接した状態で縦立姿勢に保持される。
ノズル保持部材40の上面には矩形平板状の枠状部材42が複数のノズル保持部材取り付け螺子43によって取り付けられている。ノズル保持部材40の上面に枠状部材42が取り付けられた状態では、上記36個のノズル保持孔41は枠状部材42の中央部に設けられた矩形開口42aから上方に露出した状態となる。この枠状部材42の厚さ(上下方向寸法)tはノズル10の鍔部10cの厚さtよりも大きい寸法となっている。このため図7(b)に示すように、ノズル保持孔41内にノズル10が挿通されている状態では、ノズル10の鍔部10cの上面Sは枠状部材42の上面Sよりも下方に位置した状態となる。
図4、図6及び図8において、スライド部材50は厚さ方向(Z軸方向)に貫通して前後方向(Y軸方向)に延びた複数のガイド溝51を有しており、これら複数のガイド溝51には上方からガイドピン44が挿通され、各ガイドピン44の下端部はノズル保持部材40に螺入されている。スライド部材50はこれらガイドピン44によって枠状部材42の上面Sに支持されており(図7も参照)、枠状部材42上を前後方向にスライド自在に(したがってノズル保持部材40に対してスライド自在に)なっている。
スライド部材50にはノズル保持部材40に設けられたノズル保持孔41の左右方向(X軸方向)の個数と同数(本実施の形態では4つ)のシャッター溝52が前後方向(Y軸方向)に延びて設けられており、各シャッター溝52にはノズル保持孔41の前後方向の個数と同数(本実施の形態では9つ)の円形の逃がし穴53がノズル保持孔41の前後方向の間隔と同じ間隔で設けられている。各逃がし穴53の内径Dはシャッター溝52の溝幅(左右寸法幅)W(図8)よりも大きい寸法となっており、各シャッター溝52の溝幅Wはノズル10の結合部10bの外径dよりも大きく、かつ鍔部10cの外径dよりも小さい寸法となっている。また、各逃がし穴53の内径D(図7及び図8)はノズル10の鍔部10cの外径dよりも大きい寸法となっている。
スライド部材50はその前端部をノズル保持部材40の前端部の上面に取り付けられたストッパ45に後方から当接させた前方位置(図8(a)に示す位置)と、スライド部材50に設けられたガイド溝51の前端縁をガイドピン44に前方から当接させた後方位置(図8(b)に示す位置)との間を移動することができる。スライド部材50が後方位置に位置する状態では、スライド部材50に設けられた各逃がし穴53の上下中心軸はノズル保持部材40に設けられた各ノズル保持孔41の上下中心軸と一致し、スライド部材50が前方位置に位置する状態では、各逃がし穴53の上下中心軸はY軸方向に隣接するノズル保持孔41の上下中心軸の中間部に位置する。
前述のように、枠状部材42の厚さtはノズル10の鍔部10cの厚さtよりも大きく、ノズル保持孔41に上方から挿通されたノズル10の鍔部10cの上面Sは枠状部材42の上面Sよりも下方に位置しているので(図7(b))、スライド部材50はノズル保持孔41にノズル10を挿通させた状態で枠状部材42上を移動させることができる。そして、スライド部材50が後方位置に位置するときには上記のように各逃がし穴53の上下中心軸はノズル保持孔41の上下中心軸、すなわちノズル10の上下中心軸と一致するため、スライド部材50を後方位置に位置させればノズル保持孔41に挿通させたノズル10はそのまま上方に引き抜くことができる(図8(b)及び図7(b))。一方、スライド部材50が前方位置に位置するときには逃がし穴53の上下中心軸はノズル10の上下中心軸と一致せず、ノズル10の鍔部10cの外径よりも小さい溝幅のシャッター
溝52内に位置するので、この状態からノズル保持孔41に挿通させたノズル10を上方に引き上げようとしても鍔部10cがノズル保持部材40の下面に下方から当接するためノズル10はそのまま上方に引き上げることはできない(図8(a))。
このようにスライド部材50が前方位置に位置した状態ではノズル保持孔41に挿通されたノズル10はノズル保持孔41から抜去不能であり、ノズル10はノズル保持部材40に固定された状態となる。一方、スライド部材50が後方位置に位置した状態ではノズル保持孔41に挿通されたノズル10はノズル保持孔41から抜去可能であり、ノズル10はノズル保持部材40に非固定にされた状態となる。
ここで、スライド部材50が前方位置に位置している状態ではノズル保持孔41に挿通されたノズル10はノズル保持部材40に対して固定され、スライド部材50が後方位置に位置している状態ではノズル保持孔41に挿通されたノズル10はノズル保持部材40に対して非固定にされるので、以下、スライド部材50の前方位置を固定位置と称し、スライド部材50の後方位置を非固定位置と称する。
図9(a),(b)において、ベース部材20の下面側には空圧シリンダ34がロッド部35を前後方向(Y軸方向)の前方に向けて配置されており、ロッド部35の先端部(前端部)には連結板36が左右方向(X軸方向)に延びて設けられている。図6及び図9(a),(b)に示すように、スライド部材50の前端中央部の下面側には連結ブロック54が下方に延びて設けられており、この連結ブロック54の下端には左右方向に延びた溝部55が設けられている。
連結ブロック54はノズル保持部材40をその厚さ方向(Z軸方向)に貫通して設けられた連結ブロック挿通孔46及びベース部材20をその厚さ方向(Z軸方向)に貫通して設けられた連結ブロック移動孔37を上方から挿通して下方に延びており、下端に形成された上記溝部55を空圧シリンダ34の連結板36に上方から遊嵌させている。このため空圧シリンダ34のロッド部35を前後方向(Y軸方向)に突没させると、連結板36及び連結ブロック54を介してスライド部材50が前後方向にスライドし、スライド部材50は固定位置(ロッド部35の突出状態における位置)と非固定位置(ロッド部35の没入状態における位置)との間を移動する。但し、空圧シリンダ34のロッド部35は突出位置及び没入位置の一方の位置しかとり得ず、したがってスライド部材50は固定位置及び非固定位置のいずれか一方の位置しかとり得ない。したがってスライド部材50は、空圧シリンダ34を突没させることにより、ノズル保持孔41に挿通されたノズル10をノズル保持部材40に固定する固定位置とノズル10をノズル保持部材40に非固定にする非固定位置との間で位置の切り換えを行うことができる。なお、空圧シリンダ34の突没制御は、制御装置13が空圧シリンダ制御バルブ38を電磁駆動することによって行われる(図3)。
スライド部材50の前部の左右一方側には側方に張り出すとともに下方に延出した遮光部材56が設けられており(図4及び図6)、ベース部材20の平板部21には光センサ取り付け部材28が設けられている(図5)。光センサ取り付け部材28は水平部28a及び水平部28aの左右方向(X軸方向)の両端側から下方に延出した2つの垂直部28b,28cを有して下方に開口した断面U字状に形成されており、一方の垂直部28cが平板部21の側面に固定されて2つの垂直部28b,28cが左右方向に対向した状態となっている。水平部28aには長穴状のスリット29が前後方向(Y軸方向)に延びて設けられている。
ベース部材20に設けられた光センサ取り付け部材28の2つの垂直部28b,28cの対向する面には第1光センサ31及び第2光センサ32がスライド部材50のスライド
方向(Y軸方向)に並んで設けられている。第1光センサ31は水平左右方向に検査光Lを投光する第1投光器31a及びその検査光Lを受光する第1受光器31bから成り、第2光センサ32は同じく水平左右方向に検査光Lを投光する第1投光器32a及びその検査光Lを受光する第2受光器32bから成る。第2光センサ32は第1光センサ31の後方に配置されており、それぞれ検査光Lが遮光されて受光器が検査光Lを受光していないときに遮光信号を出力する。
スライド部材50に設けられた遮光部材56はノズル保持部材40に設けられた遮光部材挿通孔47及びベース部材20に設けられた光センサ取り付け部材28のスリット29を上方から挿通して下方に延びている(図9(b)も参照)。第1光センサ31は、ノズル保持部材40がベース部材20に正常に取り付けられた状態でスライド部材50が固定位置に位置しているときに遮光部材56によって検査光Lが遮光される位置に設けられており、第2光センサ32は、ノズル保持部材40がベース部材20に正常に取り付けられた状態でスライド部材50が非固定位置に位置しているときに遮光部材56によって検査光Lが遮光される位置に設けられている。このため第1光センサ31は検査光Lが遮光部材56に遮光されることによりスライド部材50が固定位置に位置していることの検出を行うことができ、第2光センサ32は検査光Lが遮光部材56に遮光されることによりスライド部材50が非固定位置に位置していることの検出を行うことができる。
第1光センサ31が出力する遮光信号(ノズル保持部材40が固定位置に位置していることを検出する信号)及び第2光センサ32が出力する遮光信号(ノズル保持部材40が非固定位置に位置していることを検出する信号)はコネクタ33を介して制御装置13に入力される(図3)。コネクタ33は、第1光センサ31及び第2光センサ32と繋がるノズル交換台側コネクタ33aと、制御装置13と繋がりノズル交換台側コネクタ33aと結合される実装装置側コネクタ33bから成っている。
このように制御装置13にはコネクタ33を介して第1光センサ31及び第2光センサ32が出力する遮光信号が入力されるので、制御装置13はノズル交換台16を用いた後述のノズルの着脱(交換)を行うに際し、スライド部材50の位置、すなわち現在スライド部材50が固定位置にあるのか非固定位置にあるのかを検知することができる。また、前述のように、第1光センサ31及び第2光センサ32はベース部材20に設けられており、ノズル保持部材40がベース部材20に正常に取り付けられた状態でそれぞれの検査光Lが遮光部材56に遮光されるようになっているので、第1光センサ31又は第2光センサ32によりスライド部材50の位置が検出されるか否かによって、ノズル保持部材40がベース部材20に正常に取り付けられているかどうかの判断を行うことができる。すなわち、制御装置13は、第1光センサ31又は第2光センサ32から遮光信号が出力されており、スライド部材50が固定位置又は非固定位置に位置していることが検出されているときにはノズル保持部材40がベース部材20に正常に取り付けられていると判断し、第1光センサ31及び第2光センサ32のいずれからも遮光信号が出力されておらず、スライド部材50が固定位置又は非固定位置に位置していることが検出されていないときにはノズル保持部材40がベース部材20に正常に取り付けられていないと判断する。
図10において、ノズル保持部材40の下面の4箇所には、ノズル保持部材支持突起48が下方に延びて設けられている。これら4つのノズル保持部材支持突起48はノズル保持部材40及びスライド部材50から成るユニットを机上等に載置したときにユニット全体を水平に支持するものであり、各ノズル保持部材支持突起48のノズル保持部材40の下面からの下方への突出距離Hは、遮光部材56のノズル保持部材40の下面からの下方への突出距離hよりも大きい寸法となっている。このためノズル保持部材40及びスライド部材50から成るユニットを机上等に載置した状態において、スライド部材50を手でスライドさせる操作を行うことができ、移載ヘッド7に取り付けようとするノズル10の
ノズル保持部材40へのセッティングを机上等において行うことが可能である。なお、これら4つのノズル保持部材支持突起48は、ノズル保持部材40がベース部材20に取り付けられている状態では、ベース部材20の平板部21を厚さ方向(Z軸方向)に貫通して設けられた4つの支持突起干渉防止穴39(図5)をそれぞれ上方から挿通し、ベース部材20と干渉することがないようになっている(図9(a),(b))。
前述のように、ノズル保持部材40はベース部材20に着脱自在であり、以下にノズル保持部材40をベース部材20に着脱する手順を説明する。
ノズル保持部材40をベース部材20に取り付けるには、ノズル保持部材40の後端部が前端部より下方になるようにノズル保持部材40を傾けて、その後端部をベース部材20の固定係止部24に前方より当接させる(図9(a))。そして、ノズル保持部材40の後端部をベース部材20の固定係止部24に押し付けながらノズル保持部材40を水平姿勢にし、手で操作部27の操作を行って可動係止部25を図5及び図9(a)中に示す矢印Bの方向に揺動させながら、ノズル保持部材40の下面をベース部材20の平板部21の上面と接触させる。
ノズル保持部材40が水平姿勢になるまでの間、スライド部材50に設けられた連結ブロック54はベース部材20の連結ブロック移動孔37を上方から挿通し、下端に形成された溝部55は空圧シリンダ34の連結板36に遊嵌する。また、スライド部材50に設けられた遮光部材56はベース部材20の光センサ取り付け部材28のスリット29を上方から挿通し、4つのノズル保持部材支持突起48はそれぞれベース部材20に設けられた支持突起干渉防止穴39を上方から挿通する。
ノズル保持部材40が水平姿勢になってその下面がベース部材20の平板部21の上面と接触したら可動係止部25から手を放す。これにより可動係止部25は図5及び図9(b)中に示す矢印Aの方向に付勢されて揺動し、突起部26がノズル保持部材40の前端斜面部49に上方から当接してノズル保持部材40がベース部材20に結合される(図9(b))。
ここで制御装置13は、ノズル交換台16の第1光センサ31又は第2光センサ32によりスライド部材50の位置が検出されるか否かによってノズル保持部材40がベース部材20に正常に取り付けられているかどうかの判断を常時行っており、その結果、ノズル保持部材40がベース部材20に正常に取り付けられていると判断したときには作業者が行った部品実装の実行指令操作に応じて部品実装を実行するが、ノズル保持部材40がベース部材20に正常に取り付けられていないと判断したときには、作業者が部品実装の実行指令操作を行っても部品実装を実行しないようになっている。また制御装置13は、ノズル保持部材40がベース部材20に正常に取り付けられていないことが検出されている状態では、部品実装装置1或いはノズル交換台16に設けた表示装置(図示せず)を介してノズル保持部材40がベース部材20に正常に取り付けられていない旨の表示を行って作業者に注意を喚起するようになっている。これにより、ノズル保持部材40がベース部材20に正常に取り付けられていない状態で部品実装を実行してしまって、ノズル交換台16に保持しているノズル10に移載ヘッド7を接触させてしまうような事態が起きないようにすることができる。
ベース部材20からノズル保持部材40を取り外すには、手で可動係止部25を図5及び図9(a)中に示す矢印Bの方向に揺動させたうえで、ノズル保持部材40の後端部をベース部材20の固定係止部24に押し付けながらノズル保持部材40の前端部を持ち上げた後、前方に引き抜けばよい。なお、ノズル保持部材40を前方に引き抜く前には、スライド部材50に設けられた遮光部材56がベース部材20に設けられた光センサ取り付け部材28のスリット29から上方に抜けていること、連結ブロック54が連結ブロック
移動孔37から上方に抜けていること及びノズル保持部材40に設けられた4つのノズル保持部材支持突起48がそれぞれベース部材20に設けられた支持突起干渉防止穴39から上方に抜けていることを確認する必要がある。
次に、このような構成のノズル交換台16を用いて移載ヘッド7のノズル取り付け部9にノズル10を着脱する手順について説明する。図11において、各ノズル取り付け部9の下端部には一対のノズル係止片9aが係止部保持バンド9bに弾性保持されて下方に開閉自在になっている。ノズル取り付け部9をノズル10に上方から押し付ければ(図11(a)中に示す矢印C)、一対のノズル係止片9aの下端部はノズル10の上端部によって外側に押し広げられた後、ノズル10の結合部10bの外周に設けられた係止溝10dに嵌入するので(図11(a)→図11(b))、ノズル交換台16のスライド部材50を非固定位置に位置させて(図8(b))、そのまま移載ヘッド7を上方へ移動させれば、ノズル10をノズル取り付け部9に取り付けることができる。
一方、ノズル取り付け部9に取り付けられているノズル10を取り外すには、ノズル交換台16のスライド部材50を非固定位置に位置させた状態で(図8(b))、ノズル交換台16の上方から移載ヘッド7を降下させ、ノズル10をノズル保持孔41に上方から挿通させた後、スライド部材50を固定位置に移動させて(図8(a))、移載ヘッド7を引き上げればよい。このときノズル10の鍔部10cはノズル保持部材40の下面に下方から当接し、ノズル10がノズル取り付け部9と一体となって上方へ移動することが妨げられるので、ノズル取り付け部9の一対のノズル係止片9aはノズル10の結合部10bによって外側に押し広げられ、各ノズル係止片9aの下端部はノズル10の結合部10bの係止溝10dから離脱する(図11(b)→図11(a))。これによりノズル10はノズル交換台16に残留することとなり、ノズル取り付け部9からノズル10を取り外すことができる。
ここで、前述したように、隣接するノズル保持孔41同士の間隔は移載ヘッド7の隣接するノズル取り付け部9同士の間隔と等しくなっているので、ノズル10のノズル取り付け部9への着脱は複数のノズル取り付け部9について同時に(一括して)行うことができる。特に本実施の形態では、ノズル保持孔41のX軸方向(左右方向)の並びの数はノズル取り付け部9のX軸方向並びの数と同数(=4)であり、またノズル保持孔41の前後方向(Y軸方向)の並びの数(=3)はノズル取り付け部9のY軸方向並びの数の倍数(=9)となっているので、移載ヘッド7に設けられている計12(X軸方向並び4×Y軸方向並び3)本のノズル取り付け部9に対してノズル10の取り付け及び取り外しをそれぞれ一括して行うことができる。なお、この12本のノズル取り付け部9に対して12個のノズル10の取り外しと取り付け(すなわちノズル10の交換)を連続的に行うには、これから取り付けようとするノズル10を図8(b)に示すように、ノズル保持部材40の長辺の一方寄りに「X軸方向並び4×Y軸方向並び3」の計12個のノズル10を取り付けておき、残りの「X軸方向並び4×Y軸方向並び6」の領域でノズル10の取り外しを行った後、移載ヘッド7をY軸方向に移動させてノズル10の取り付けを行えばよい。
以上説明したように、本実施の形態におけるノズル交換台16では、スライド部材50が固定位置に位置していることの検出を行う第1光センサ31又はスライド部材50が非固定位置に位置していることの検出を行う第2光センサ32を用いてノズル保持部材40がベース部材20に正常に取り付けられていることの検出を行うようになっており、スライド部材50の位置の検出を行う手段が、ノズル保持部材40がベース部材20に正常に取り付けられていることの検出を行う手段を兼ねている。このためセンサ数を増加させることなく、スライド部材50の位置の検出に加えてノズル保持部材40がベース部材20に正常に取り付けられていることの検出を行うことができる。
センサ数を増加させることなく、スライド部材の位置の検出に加えてノズル保持部材がベース部材に正常に取り付けられていることの検出を行うことができるノズル交換台及び部品実装装置を提供する。
本発明の一実施の形態における部品実装装置の平面図 本発明の一実施の形態における部品実装装置が備える移載ヘッドの正面図 本発明の一実施の形態における部品実装装置の制御系を示すブロック図 本発明の一実施の形態における部品実装装置が備えるノズル交換台の斜視図 本発明の一実施の形態におけるノズル交換台のベース部材の斜視図 本発明の一実施の形態におけるノズル交換台のノズル保持部材及びスライド部材から成るユニットの分解斜視図 (a)(b)本発明の一実施の形態におけるノズル及びノズル交換台の一部の断面正面図 (a)(b)本発明の一実施の形態におけるノズル交換台の平面図 (a)(b)本発明の一実施の形態におけるノズル交換台の側面図 本発明の一実施の形態におけるノズル交換台のノズル保持部材及びスライド部材から成るユニットの側面図 (a)(b)本発明の一実施の形態における移載ヘッドのノズル取り付け部及びノズルの正面図
符号の説明
1 部品実装装置
2 基台
7 移載ヘッド
10 ノズル
12 基板
13 制御装置(制御手段)
16 ノズル交換台
20 ベース部材
31 第1光センサ
32 第2光センサ
40 ノズル保持部材
41 ノズル保持孔
50 スライド部材
56 遮光部材
L 検査光
P 部品

Claims (2)

  1. 部品実装装置の移載ヘッドに取り付けられるノズルを移載ヘッドに着脱させるノズル交換台であって、部品実装装置に固定されるベース部材と、ベース部材に着脱自在に取り付けられ、ノズルが上方から挿通されるノズル保持孔を有したノズル保持部材と、ノズル保持部材に対してスライド自在に設けられ、ノズル保持孔に挿通されたノズルをノズル保持部材に固定する固定位置とノズルをノズル保持部材に非固定にする非固定位置との間で位置の切り換えを行うスライド部材と、スライド部材に設けられた遮光部材と、検査光が遮光部材に遮光されることによりスライド部材が固定位置に位置していることの検出を行う第1光センサと、検査光が遮光部材に遮光されることによりスライド部材が非固定位置に位置していることの検出を行う第2光センサとを備え、第1光センサ及び第2光センサはベース部材に設けられてノズル保持部材がベース部材に正常に取り付けられた状態でそれぞれの検査光が遮光部材に遮光されるようになっており、第1光センサ又は第2光センサによりスライド部材の位置が検出されるか否かによってノズル保持部材がベース部材に正常に取り付けられているかどうかの判断を行うことができるようになっていることを特徴とするノズル交換台。
  2. 移載ヘッドに取り付けられたノズルに部品を吸着させ、移載ヘッドを移動させて基台上に位置決めした基板に搭載させる部品実装を行う部品実装装置であって、移載ヘッドの移動制御を行って部品実装を実行する制御手段と、請求項1に記載のノズル交換台とを備え、制御手段はノズル交換台の第1光センサ又は第2光センサによりスライド部材の位置が検出されるか否かによってノズル保持部材がベース部材に正常に取り付けられているかどうかの判断を行い、その結果ノズル保持部材がベース部材に正常に取り付けられていないと判断したときには部品実装を実行しないことを特徴とする部品実装装置。
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