JP4838511B2 - 軸継手及びこれを備えた歯車伝動装置 - Google Patents

軸継手及びこれを備えた歯車伝動装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4838511B2
JP4838511B2 JP2004381860A JP2004381860A JP4838511B2 JP 4838511 B2 JP4838511 B2 JP 4838511B2 JP 2004381860 A JP2004381860 A JP 2004381860A JP 2004381860 A JP2004381860 A JP 2004381860A JP 4838511 B2 JP4838511 B2 JP 4838511B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shaft
gear
wheel
pinion
axial
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004381860A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006189067A (ja
Inventor
武志 近藤
卓爾 藤川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP2004381860A priority Critical patent/JP4838511B2/ja
Priority to KR1020097000446A priority patent/KR20090011052A/ko
Priority to CN2005800439465A priority patent/CN101084385B/zh
Priority to KR1020077014621A priority patent/KR100898643B1/ko
Priority to PCT/JP2005/015172 priority patent/WO2006070506A1/ja
Publication of JP2006189067A publication Critical patent/JP2006189067A/ja
Priority to FI20070506A priority patent/FI125926B/fi
Application granted granted Critical
Publication of JP4838511B2 publication Critical patent/JP4838511B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D3/00Yielding couplings, i.e. with means permitting movement between the connected parts during the drive
    • F16D3/50Yielding couplings, i.e. with means permitting movement between the connected parts during the drive with the coupling parts connected by one or more intermediate members
    • F16D3/76Yielding couplings, i.e. with means permitting movement between the connected parts during the drive with the coupling parts connected by one or more intermediate members shaped as an elastic ring centered on the axis, surrounding a portion of one coupling part and surrounded by a sleeve of the other coupling part
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D3/00Yielding couplings, i.e. with means permitting movement between the connected parts during the drive
    • F16D3/50Yielding couplings, i.e. with means permitting movement between the connected parts during the drive with the coupling parts connected by one or more intermediate members
    • F16D3/72Yielding couplings, i.e. with means permitting movement between the connected parts during the drive with the coupling parts connected by one or more intermediate members with axially-spaced attachments to the coupling parts
    • F16D3/74Yielding couplings, i.e. with means permitting movement between the connected parts during the drive with the coupling parts connected by one or more intermediate members with axially-spaced attachments to the coupling parts the intermediate member or members being made of rubber or other rubber-like flexible material
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D3/00Yielding couplings, i.e. with means permitting movement between the connected parts during the drive
    • F16D3/50Yielding couplings, i.e. with means permitting movement between the connected parts during the drive with the coupling parts connected by one or more intermediate members

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Gear Transmission (AREA)

Description

本発明は、蒸気タービンを主機関とする船舶用減速機の歯車伝動装置等に適用され、入力側回転軸と出力側回転軸とを連結し、該入力側回転軸の回転力を出力側回転軸に伝達する軸継手及び該軸継手を備えた歯車伝動装置に関する。
蒸気タービンを主機関とする船舶用減速機は、高速回転する蒸気タービンから100RPM以下の超低速回転まで大減速比での減速を行うことから、噛合いの平滑化のため、はすば歯車が使用されている。
前記はすば歯車を用いる場合は、該歯車の円周方向のトルク伝達力Ftとともに歯車の軸方向のスラスト力が作用する。このスラスト力Faは、はすば角をβとすると、
Fa=Ft・tanβとなる。
蒸気タービンを主機関とする船舶用減速機のような容量の大きな歯車では前記スラスト力Faが大きくなることから、従来より種々の手段が講じられてきており、一般には前記はすば角(β)が逆方向になる2つの歯を組み合わせてなる両はすば歯車(ダブルヘリカルギヤ)が用いられている。
図10は、かかる両はすば歯車を用いた歯車伝動装置における軸方向調心機構の原理説明図である。
図10の(A)は、互いに噛合う2つの歯車Aと歯車Bとが軸方向調心機構を備えず軸方向に調心されていない場合を示し、図10の(B)は軸方向調心機構を備えて軸方向に調心されている場合を示す。
図10の(A)に示されている軸方向調心機構を備えない場合は、互いに噛合う歯車A及び歯車Bの左列の歯は右列の歯よりも歯当たりが強く、そのために噛合い反力(歯に直角方向の力)FまたはF、トルク伝達力(噛合い反力Fの周方向成分)FT1またはFT2、スラスト力(噛合い反力Fの軸方向成分)FA1またはFA2ともに、左列の歯が右列の歯よりも大きくなる。
その結果、歯車Aには図10の左側へ向いたスラスト力(軸方向力)F=FA1−FA2が作用する。一方、歯車Bにはこれと同じ大きさで逆方向のスラスト力(軸方向力)Fが作用する。
かかる力の作用状態から、歯車Aあるいは歯車Bを軸方向に移動可能にした軸方向調心機構を備えておれば、図10(B)のように、歯車A及び歯車Bは、両側(左側及び右側)のスラスト力Fがバランスする(FA1=FA2)位置に調心される。
図6は、前記のような軸方向調心機構をそなえた蒸気タービンを主機関とする船舶用2段減速機の外観斜視図である。
図6において、1は蒸気タービンの高圧タービン(図示省略)からの高圧側入力軸、2は低圧タービン(図示省略)からの低圧側入力軸である。この2段減速機は、船首側に第1段噛合い部Aが、船尾側に第2段噛合い部Bがそれぞれ構成されている。
以下の説明は低圧側について行うが、高圧側も同様な構成である。
第1段噛合い部Aは、前記低圧側入力軸2に連結される第1ピニオン3と、これに噛合う上下の第1ホイール4,4からなる。該第1ホイール4,4はそれぞれに対応する第2段噛合い部Bの第2ピニオン5,5を駆動する。
該第2段噛合い部Bの第2ピニオン5,5は第2ホイール6と噛合う。該第2ホイール6の回転力は、出力軸(プロペラ軸)7に伝達され、前記第1段噛合い部A及び第2段噛合い部Bにおいて2段減速された回転力により出力軸(プロペラ軸)7が駆動される。
図7〜図8は前記船舶用2段減速機(図6)における軸方向調心機構を示し、図7は歯車の軸線に沿う断面図、図8は図7におけるY部拡大斜視図である。
図7〜図8において、4は前記第1ホイール、5は前記第2ピニオンで、前記第1ホイール及び第2ピニオンは中空の歯車軸06及び歯車軸05にそれぞれ固定されている。8は前記歯車軸05及び歯車軸06の中空部に挿入されたクイル軸で、船尾側の端部が前記歯車軸05にリジットカップリング9により連結されている。
前記クイル軸8は、トルクを伝達するとともに、曲げ剛性及び捩り剛性を小さく構成することにより、前記第1ホイール4と第2ピニオン5との間でのアライメント誤差及び上下の歯車のトルク分担の平準化をなすようにしている。
10はギアカップリングで、前記クイル軸8の船首側端部と前記第1ホイール4側の歯車軸06とを連結している。該ギアカップリング10は、詳細を図9に示すように、前記クイル軸8の船首側端部に焼嵌めにより固定されたクロー(凸歯車)11と、前記第1ホイール4側の歯車軸06にフランジ13を介してボルト14で固定されたスリーブ(凹歯車)12とをスプライン結合して構成されている。
従って、前記第1ホイール4の回転力は、前記ギアカップリング10からクイル軸8に伝達され、該クイル軸8からリジットカップリング9を介して第2ピニオン5に伝達されることとなる。16は前記クロー11の固定用ナットである。
かかる船舶用2段減速機においては、軸方向に相対移動可能なクロー(凸歯車)11とスリーブ(凹歯車)12とを組み合わせた前記ギアカップリング10を、第1ホイール4と第2ピニオン5との間に前記クイル軸8を介して設置することにより、前記第1ホイール4側と第2ピニオン5側とを軸方向に移動可能にした軸方向調心機構を構成している。
また、特許文献1(特開2004−138608号公報)には、前記のような軸方向調心作用を必要とする大減速比の船舶用減速機の歯車伝動装置において、1段の歯車段について軸方向前後に2個設けた移動量検出手段による歯車軸の径方向移動量の検出値に基づき算出した歯車段の傾き量によって、歯車の歯当たりを含む歯車の回転状態の良否を判定することにより、歯車の回転状態を監視する技術が提案されている。
特開2004−138608号公報
図7ないし図9に示されるような船舶用減速機の歯車伝動装置においては、軸方向に相対移動可能なクロー(凸歯車)11とスリーブ(凹歯車)12とを組み合わせたギアカップリング10を、第1ホイール4と第2ピニオン5との間にクイル軸8を介して設置することにより、前記第1ホイール4側と第2ピニオン5側とを軸方向に移動可能にした軸方向調心機構を構成しているが、かかるギアカップリング10による軸方向調心機構は次のような問題点を有している。
即ち、減速機の容量が大きくなってギアカップリング10のクロー11とスリーブ12との噛合い面圧が過大になったり、該クロー11及びスリーブ12の歯の形状や表面仕上げが不適切な場合には、該ギアカップリング10の歯面の経年的な摩耗等によって軸方向摩擦力が過大となり、該ギアカップリング10のクロー11とスリーブ12とのスプライン結合部における軸方向の移動即ち前記第1ホイール4と第2ピニオン5との軸方向の移動が円滑に行われなくなる可能性がある。
このため、かかる従来技術にあっては、前記第1ピニオン3と第1ホイール4との第1噛合い部A及び第2ピニオン5と第2ホイール6との第2噛合い部Bにおける軸方向調心作用が円滑に行われず、前記第1噛合い部A及び第2噛合い部Bにおける歯車の負荷分担に不均等が生じ、歯面の片当たりや歯車の損傷が誘発される恐れがある。
また、前記特許文献1(特開2004−138608号公報)の技術は、かかる問題点を解決するものではない。
本発明はかかる従来技術の課題に鑑み、2つの歯車軸の間に介装される歯車軸用軸継手等の軸継手において、該軸継手に連結される2つの軸の間の軸方向移動を軸方向調心機能を発揮しつつ円滑に行うことを可能として、耐久性及び動力伝達の信頼性を向上させた軸継手及び該軸継手をそなえた歯車伝動装置を提供することを目的とする。
本発明はかかる目的を達成するもので、ピニオンとこれに噛み合うホイールとからなり入力軸に連結される第1段噛合い部と、ピニオンとこれに噛み合うホイールとからなり出力軸に連結される第2段噛合い部とを歯車軸の軸方向に並設し、前記第1段噛合い部と第2段噛合い部において2段減速される船舶用2段減速機の歯車伝達装置を構成し、前記第1段噛合い部のホイールが外周に固定された中空のホイール歯車軸と、前記第2段噛合い部のピニオンが外周に固定された中空のピニオン歯車軸との中空部にクイル軸が挿入され、該クイル軸の一端部が前記第2段噛合い部のピニオン歯車軸にリジッドカップリングによって固定され、前記クイル軸の他端部と前記第1段噛合い部のホイール歯車軸とを連結して、前記第1段噛合い部の回転力を、前記クイル軸を介して前記第2段噛合い部に伝達する軸継手において、可撓性材料からなるダイヤフラムを前記クイル軸およびホイール歯車軸の半径方向に延びる板状体で構成するとともに、軸方向に2個並設し、両ダイヤフラムの内周部同士を連結し、該2個のダイヤフラムのうち軸方向端部側に設けられるダイヤフラムの外周部を前記ホイール歯車軸の軸端部に径方向に延びるフランジに軸方向に伸びるスペーサを介して軸端部側からボルトで固定し、前記軸方向端部側に設けられるダイヤフラムの内側に設けられるダイヤフラムの外周部を前記クイル軸の軸端部に固定され軸方向断面形状がL字形状の連結部材の径方向部分に軸端部側からボルトで固定し、前記2個のダイヤフラムを直列に配置し、前記連結部材の外周部に前記クイル軸と前記ホイール歯車軸との間の軸方向における移動量を規制するストッパー装置を設けてなることを特徴とする。
また、前記軸継手をそなえた歯車伝動装置の発明は、入力軸に連結される第1の歯車軸に連結された第1の歯車列と、出力軸に連結される第2の歯車軸に連結された第2の歯車列とを前記歯車軸の軸方向に並設し、前記第1の歯車軸と第2の歯車軸との間に前記第1の歯車列と第2の歯車列との間の軸方向位置を調整可能にした軸継手を介装してなり、前記第1の歯車列と第2の歯車列とによって2段減速される船舶用2段減速機の歯車伝動装置において、前記第1の歯車列を構成するホイールが外周に固定された中空のホイール歯車軸と、前記第2の歯車列を構成するピニオンが外周に固定された中空のピニオン歯車軸とを設け、前記ホイール歯車軸の中空部および前記ピニオン歯車軸の中空部にクイル軸が挿入され、該クイル軸の一端部が前記ピニオン歯車軸にリジッドカップリングによって固定され、前記クイル軸の他端部と前記ホイール歯車軸と連結して、前記第1歯車列の回転力を、前記クイル軸を介して前記第2歯車列に伝達する軸継手を備え、可撓性材料からなるダイヤフラムを前記クイル軸およびホイール歯車軸の半径方向に延びる板状体で構成するとともに、軸方向に2個並設し、両ダイヤフラムの内周部同士を連結し、該2個のダイヤフラムのうち軸方向端部側に設けられるダイヤフラムの外周部を前記ホイール歯車軸の軸端部に径方向に延びるフランジに軸方向に伸びるスペーサを介して軸端部側からボルトで固定し、前記軸方向端部側に設けられるダイヤフラムの内側に設けられるダイヤフラムの外周部を前記クイル軸の軸端部に固定され軸方向断面形状がL字形状の連結部材の径方向部分に軸端部側からボルトで固定し、前記2個のダイヤフラムを直列に配置し、前記連結部材の外周部に前記クイル軸と前記ホイール歯車軸との間の軸方向における移動量を規制するストッパー装置を設けてなることを特徴とする。
かかる発明によれば、可撓性材料からなるダイヤフラムを、可撓性材料からなるダイヤフラムを前記クイル軸およびホイール歯車軸の半径方向に延びる板状体で構成するとともに、軸方向に2個並設し、両ダイヤフラムの内周部同士を連結し、該2個のダイヤフラムのうち軸方向端部側に設けられるダイヤフラムの外周部を前記ホイール歯車軸の軸端部に径方向に延びるフランジに軸方向に伸びるスペーサを介して軸端部側からボルトで固定し、前記軸方向端部側に設けられるダイヤフラムの内側に設けられるダイヤフラムの外周部を前記クイル軸の軸端部に固定され軸方向断面形状がL字形状の連結部材の径方向部分に軸端部側からボルトで固定し、前記2個のダイヤフラムを直列に配置し、該ダイヤフラムを介して前記入力側回転軸と出力側回転軸とを軸方向相対移動可能に連結したので、入力側回転軸と出力側回転軸とが該ダイヤフラムの変形能によって軸方向に自在に移動可能となって、入力側回転軸と出力側回転軸との間の軸方向調心を容易に行うことができる。
よって、かかる発明によれば、従来のギアカップリングのような、カップリングの歯面の経年的な摩耗等によって軸方向摩擦力が過大となってスプライン結合部における軸方向の移動が円滑に行われなくという不具合の発生を回避できて、該ギアカップリングに比べて耐久性が向上するとともに、動力伝達の安定性、信頼性が向上した軸継手が得られる。
また、かかる発明によれば、従来のギアカップリングのようなカップリングの歯面の潤滑が一切不要となるので、潤滑用の配管が不要となって潤滑設備が簡単かつ低コストとなるとともに潤滑油の消費量を低減できる。
従って、以上のように構成された軸継手を歯車伝動装置に適用すれば、第1の歯車列を備えた第1の歯車軸と第2の歯車列を備えた第2の歯車軸との間に、前記ダイヤフラム式の軸継手を介装することにより、第1の歯車軸と第2の歯車軸とが該ダイヤフラムの変形能によって軸方向に自在に移動可能となって、歯車軸の軸方向調心を容易に行うことができる。
これにより、前記各歯車軸に設けられて互いに噛合う歯車の負荷分担を均等化できて、該負荷分担の不均等に伴う歯面の片当たりや歯車の損傷の誘発を防止でき、歯車伝動装置の耐久性が向上するとともに、動力伝達の安定性、信頼性を向上できる。
また、かかる発明によれば、前記入力側回転軸と出力側回転軸との間の回転力伝達系に前記2個のダイヤフラムを直列に配置したので、入力側回転軸と出力側回転軸との間に直列に設置した2個のダイヤフラムの変形能によって入力側回転軸と出力側回転軸との軸方向相対移動量を大きくとることができる。
これにより、以上のように構成された2個のダイヤフラムを備えた軸継手を歯車伝動装置に適用すれば、歯車軸の軸方向調心の調整幅を広くすることができる。
また、入力側回転軸と出力側回転軸との間に設けたストッパー装置によって、前記2軸の過大な相対移動を回避できる。
本発明によれば、入力側回転軸と出力側回転軸とが可撓性材料からなるダイヤフラムの変形能によって軸方向に自在に移動可能となって、入力側回転軸と出力側回転軸との間の軸方向調心、つまり歯車伝動装置における歯車軸の軸方向調心を容易に行うことができる。
よって本発明によれば、従来のギアカップリングのような、軸方向摩擦力が過大となってスプライン結合部における軸方向の移動が円滑に行われなくなるという不具合の発生を回避できて、該ギアカップリングに比べて耐久性が向上するとともに、動力伝達の安定性、信頼性が向上した軸継手が得られる。
従って、かかる軸継手を供えた歯車伝動装置においては、互いに噛合う歯車の負荷分担を均等化できて、該負荷分担の不均等に伴う歯面の片当たりや歯車の損傷の誘発を防止でき、歯車伝動装置の耐久性が向上するとともに、動力伝達の安定性、信頼性を向上できる。
また、軸継手の潤滑が一切不要となるので、潤滑用の配管が不要となって潤滑設備が簡単かつ低コストとなるとともに潤滑油の消費量を低減できる。
また、本発明によれば、入力側回転軸と出力側回転軸との間に直列に設置した2個のダイヤフラムの変形能によって入力側回転軸と出力側回転軸との軸方向相対移動量を大きくとることができる。
これにより、前記のように構成された2個のダイヤフラムを備えた軸継手を歯車伝動装置に適用すれば、歯車軸の軸方向調心の調整幅を広くすることができる。
以下、本発明を図に示した実施例を用いて詳細に説明する。但し、この実施例に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは特に特定的な記載がない限り、この発明の範囲をそれのみに限定する趣旨ではなく、単なる説明例にすぎない。
図6は本明が適用される船舶用減速機の歯車伝動装置の外観斜視図である。
図6において、1は蒸気タービンの高圧タービン(図示省略)に連結される高圧側入力軸、2は低圧タービン(図示省略)に連結される低圧側入力軸である。この2段減速機は、船首側に第1段噛合い部Aが、船尾側に第2段噛合い部Bがそれぞれ構成されている。
以下の説明は低圧側について行うが、高圧側も同様な構成である。
第1段噛合い部Aは、前記低圧側入力軸2に連結される第1ピニオン3と、これに噛合う上下の第1ホイール4,4からなる。該第1ホイール4,4はそれぞれに対応する第2段噛合い部Bの第2ピニオン5,5を、後述するクイル軸8(図5参照)を介して駆動する。
該第2段噛合い部Bの第2ピニオン5,5は第2ホイール6と噛合う。該第2ホイール6の回転力は出力軸(プロペラ軸)7に伝達され、前記第1段噛合い部A及び第2段噛合い部Bにおいて2段減速された回転力により出力軸(プロペラ軸)7が駆動される。
本発明は、前記のような歯車伝動装置に適用される軸方向調心機構を備えた軸継手に係るものである。
図5は、本発明の実施例に係る軸方向調心機構を備えた歯車軸の斜視断面図である。
図5において、4は前記第1ホイール、4aは外周に該第1ホイール4が固定された中空のホイール歯車軸、5は前記第2ピニオン、5aは外周に該第2ピニオン5が固定された中空のピニオン歯車軸である。
8は前記ホイール歯車軸4a及びピニオン歯車軸5aの中空部に挿入されたクイル軸で、船尾側の端部が前記ピニオン歯車軸5aにリジットカップリング9により連結されている。
前記クイル軸8は、トルクを伝達するとともに、曲げ剛性及び捩り剛性を小さく構成することにより、前記第1ホイール4と第2ピニオン5との間でのアライメント誤差及び上下の歯車のトルク分担の平準化をなすようにしている。
20は本発明に係るダイヤフラム式軸継手で、前記クイル軸8の船首側端部と前記第1ホイール4側のホイール歯車軸4aとを連結している。
従って、前記第1ホイール4の回転力は、ホイール歯車軸4aから前記ダイヤフラム式軸継手20を介してクイル軸8に伝達され、該クイル軸8からリジットカップリング9を介してピニオン歯車軸5a及び第2ピニオン5に伝達されることとなる。
(参考例)
図1は、本発明の参考例に係る船舶用減速機の歯車伝動装置におけるダイヤフラム式軸継手20の軸心線に沿う断面図である。
図1において、13は前記ホイール歯車軸4aの前端部に連結されたフランジ、22は前記クイル軸8の前端部に固定された連結部材である。26は該連結部材22の抜け止め用のナットである。
21はラバー、ステンレス薄板等の可撓性材料からなるダイヤフラムである。該ダイヤフラム21は、軸の半径方向に延びる板状体で構成されており、該ダイヤフラム21の外周部がスペーサ24を介して前記フランジ13にボルト25によって固定されるとともに、内周部が前記連結部材22にボルト23によって固定されている。
かかる参考例において、前記第1ホイール4の回転力は、ホイール歯車軸4aから該ダイヤフラム式軸継手20のフランジ13に伝達され、該フランジ13からスペーサ24を経てダイヤフラム21に伝達される。さらに前記回転力は、該ダイヤフラム21及び連結部材22を介してクイル軸8に伝達される。該クイル軸8の回転力は、前記のように、該クイル軸8からリジットカップリング9を介してピニオン歯車軸5a及び第2ピニオン5に伝達される。
かかる回転力の伝達時において、前記ホイール歯車軸4a及び第1ホイール4側と前記クイル軸8及び第2ピニオン5側との間に可撓性材料からなるダイヤフラム20を備えた該ダイヤフラム式軸継手20を介装しているので、前記ホイール歯車軸4a及び第1ホイール4側とクイル軸8及び第2ピニオン5側とが、前記ダイヤフラム21の変形能によって軸方向に自在に移動可能となる。従って、前記ホイール歯車軸4a及び第1ホイール4とクイル軸8及び第2ピニオン5側との間の軸方向調心を容易に行うことができる。
これにより、前記第1ホイール4と噛合う第1ピニオン3(図6参照)、あるいは第2ピニオン5と噛合う第2ホイール6の負荷分担を均等化できて、該負荷分担の不均等に伴う歯面の片当たりや歯車の損傷の誘発を防止でき、歯車伝動装置の耐久性が向上する。
また、かかる参考例によれば、前記ダイヤフラム式軸継手20を備えることにより、図9に示される従来のギアカップリング10のような、カップリングの歯面の経年的な摩耗等により軸方向摩擦力が過大となってスプライン結合部における軸方向の移動が円滑に行われなくなるという不具合の発生を回避できるので、前記ギアカップリング10に比べて耐久性が向上するとともに、動力伝達の安定性、信頼性が向上した軸継手が得られる。
また、かかるダイヤフラム式軸継手20は、従来のギアカップリング10のようなカップリングの歯面の潤滑が一切不要となるので、潤滑用の配管が不要となる。
(実施例)
図2は、本発明の実施例を示す図1対応図である。
かかる実施例においては、前記参考例と同様なダイヤフラムを2個設けて内周側をボルト23によって連結し、一方のダイヤフラム28の外周側を前記クイル軸8及び第2ピニオン5側に連結される連結部材22の外周に連結し、他方のダイヤフラム21の外周側を前記ホイール歯車軸4a及び第1ホイール4側に連結されるフランジ13の外周に連結している。これにより、前記連結部材22とフランジ13との間に、ボルト29を介して2個のダイヤフラム28,21を直列に配置した回転力伝達系となる。
かかる実施例によれば、可撓性材料からなるダイヤフラム28,21を軸方向に2個並設して両ダイヤフラム28,21の内周部同士を連結し、該2個のダイヤフラムの一方28の外周部を入力側である前記ホイール歯車軸4a及び第1ホイール4側に連結されるフランジ13の外周に連結し、他方21の外周部を出力側である前記クイル軸8及び第2ピニオン5側に連結される連結部材22の外周に連結することにより、前記入力側と出力側との間の回転力伝達系に前記2個のダイヤフラム28,21を直列に配置したので、かかる2個のダイヤフラム28,21の変形能によって、前記ホイール歯車軸4a及び第1ホイール4側とクイル軸8及び第2ピニオン5側との間の軸方向相対移動量を大きくとることができる。これにより、歯車軸の軸方向調心の調整幅を広くすることができる。
その他の構成は図1に示される参考例と同様であり、これと同一の部材は同一の符号で示す。
図3〜図4は、図2に示す実施例に加えて、前記ダイヤフラム28,21の前記軸方向における移動量を規制するストッパー装置200を設けている。即ち、図3〜図4において、30は前記連結部材22の外周部に形成された段部(軸方向ストッパー)、31は前記スペーサ24の、該連結部材22の段部30に対向して形成された段部(軸方向ストッパー)である。該段部30と段部31との間隔S及び前記フランジ13と連結部材22との間隔Sは、前記ダイヤフラム28,21の許容最大変位に設定されている。
かかる実施例においては、前記ダイヤフラム28,21が許容変位Sを超える過大変位を起こそうとすると、前記段部30と段部31とが当たりあるいは前記前記フランジ13と連結部材22とが当たることによって、前記ダイヤフラム28,21の前記許容変位S以上の過大な相対移動を回避できる。
本発明によれば、2つの歯車軸の間に介装される歯車軸用軸継手等の軸継手において、該軸継手に連結される2つの軸の間の軸方向移動を軸方向調心機能を発揮しつつ円滑に行うことが可能となり、耐久性及び動力伝達の信頼性を向上させた軸継手及び該軸継手をそなえた歯車伝動装置を提供できる。
本発明の参考例に係る船舶用減速機の歯車伝動装置におけるダイヤフラム式軸継手の軸心線に沿う断面図である。 本発明の実施例を示す図1対応図である。 本発明の実施例を示す図1対応図である。 前記実施例における図3のZ部拡大図である。 前記実施例における歯車軸の斜視断面図である。 本発明が適用される船舶用減速機の歯車伝動装置の外観斜視図である。 従来技術を示す図5対応図である。 図7におけるY部拡大斜視図である。 従来技術におけるギアカップリングの軸心線に沿う断面図である。 歯車伝動装置における軸方向調心機構の原理説明図である。
1 高圧側入力軸
2 低圧側入力軸
A 第1段噛合い部
B 第2段噛合い部
3 第1ピニオン
4 第1ホイール
5 第2ピニオン
4a ホイール歯車軸
5a ピニオン歯車軸
6 第2ホイール
7 出力軸(プロペラ軸)
8 クイル軸
13 フランジ
20 ダイヤフラム式軸継手
21、28 ダイヤフラム
22 連結部材
24 スペーサ
30、31 段部
200 ストッパー装置

Claims (2)

  1. ピニオンとこれに噛み合うホイールとからなり入力軸に連結される第1段噛合い部と、ピニオンとこれに噛み合うホイールとからなり出力軸に連結される第2段噛合い部とを歯車軸の軸方向に並設し、前記第1段噛合い部と第2段噛合い部において2段減速される船舶用2段減速機の歯車伝達装置を構成し、前記第1段噛合い部のホイールが外周に固定された中空のホイール歯車軸と、前記第2段噛合い部のピニオンが外周に固定された中空のピニオン歯車軸との中空部にクイル軸が挿入され、該クイル軸の一端部が前記第2段噛合い部のピニオン歯車軸にリジッドカップリングによって固定され、前記クイル軸の他端部と前記第1段噛合い部のホイール歯車軸とを連結して、前記第1段噛合い部の回転力を、前記クイル軸を介して前記第2段噛合い部に伝達する軸継手において、
    可撓性材料からなるダイヤフラムを前記クイル軸およびホイール歯車軸の半径方向に延びる板状体で構成するとともに、軸方向に2個並設し、両ダイヤフラムの内周部同士を連結し、該2個のダイヤフラムのうち軸方向端部側に設けられるダイヤフラムの外周部を前記ホイール歯車軸の軸端部に径方向に延びるフランジに軸方向に伸びるスペーサを介して軸端部側からボルトで固定し、前記軸方向端部側に設けられるダイヤフラムの内側に設けられるダイヤフラムの外周部を前記クイル軸の軸端部に固定され軸方向断面形状がL字形状の連結部材の径方向部分に軸端部側からボルトで固定し、前記2個のダイヤフラムを直列に配置し、前記連結部材の外周部に前記クイル軸と前記ホイール歯車軸との間の軸方向における移動量を規制するストッパー装置を設けてなることを特徴とする軸継手。
  2. 入力軸に連結される第1の歯車軸に連結された第1の歯車列と、出力軸に連結される第2の歯車軸に連結された第2の歯車列とを前記歯車軸の軸方向に並設し、前記第1の歯車軸と第2の歯車軸との間に前記第1の歯車列と第2の歯車列との間の軸方向位置を調整可能にした軸継手を介装してなり、前記第1の歯車列と第2の歯車列とによって2段減速される船舶用2段減速機の歯車伝動装置において、
    前記第1の歯車列を構成するホイールが外周に固定された中空のホイール歯車軸と、前記第2の歯車列を構成するピニオンが外周に固定された中空のピニオン歯車軸とを設け、前記ホイール歯車軸の中空部および前記ピニオン歯車軸の中空部にクイル軸が挿入され、該クイル軸の一端部が前記ピニオン歯車軸にリジッドカップリングによって固定され、前記クイル軸の他端部と前記ホイール歯車軸と連結して、前記第1歯車列の回転力を、前記クイル軸を介して前記第2歯車列に伝達する軸継手を備え、
    可撓性材料からなるダイヤフラムを前記クイル軸およびホイール歯車軸の半径方向に延びる板状体で構成するとともに、軸方向に2個並設し、両ダイヤフラムの内周部同士を連結し、該2個のダイヤフラムのうち軸方向端部側に設けられるダイヤフラムの外周部を前記ホイール歯車軸の軸端部に径方向に延びるフランジに軸方向に伸びるスペーサを介して軸端部側からボルトで固定し、前記軸方向端部側に設けられるダイヤフラムの内側に設けられるダイヤフラムの外周部を前記クイル軸の軸端部に固定され軸方向断面形状がL字形状の連結部材の径方向部分に軸端部側からボルトで固定し、前記2個のダイヤフラムを直列に配置し、前記連結部材の外周部に前記クイル軸と前記ホイール歯車軸との間の軸方向における移動量を規制するストッパー装置を設けてなることを特徴とする歯車伝動装置。
JP2004381860A 2004-12-28 2004-12-28 軸継手及びこれを備えた歯車伝動装置 Expired - Fee Related JP4838511B2 (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004381860A JP4838511B2 (ja) 2004-12-28 2004-12-28 軸継手及びこれを備えた歯車伝動装置
KR1020097000446A KR20090011052A (ko) 2004-12-28 2005-08-15 커플링 및 이것을 구비한 기어 전동 장치
CN2005800439465A CN101084385B (zh) 2004-12-28 2005-08-15 联轴节及具有该联轴节的齿轮传动装置
KR1020077014621A KR100898643B1 (ko) 2004-12-28 2005-08-15 커플링 및 이것을 구비한 기어 전동 장치
PCT/JP2005/015172 WO2006070506A1 (ja) 2004-12-28 2005-08-15 軸継手及びこれを備えた歯車伝動装置
FI20070506A FI125926B (fi) 2004-12-28 2007-06-26 Kytkin ja sitä käyttävä hammaspyörävoimansiirtolaite

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004381860A JP4838511B2 (ja) 2004-12-28 2004-12-28 軸継手及びこれを備えた歯車伝動装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006189067A JP2006189067A (ja) 2006-07-20
JP4838511B2 true JP4838511B2 (ja) 2011-12-14

Family

ID=36614633

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004381860A Expired - Fee Related JP4838511B2 (ja) 2004-12-28 2004-12-28 軸継手及びこれを備えた歯車伝動装置

Country Status (5)

Country Link
JP (1) JP4838511B2 (ja)
KR (2) KR100898643B1 (ja)
CN (1) CN101084385B (ja)
FI (1) FI125926B (ja)
WO (1) WO2006070506A1 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104632915A (zh) * 2014-12-16 2015-05-20 苏州市诚品精密机械有限公司 一种盘套组合机构
CN106584504A (zh) * 2017-03-03 2017-04-26 苏州绿的谐波传动科技有限公司 一种可减振的关节机械手臂连接结构
CN112797087A (zh) * 2021-01-07 2021-05-14 浙江佳仕豪科技有限公司 空压机、增压机及汽轮机三机机组成套设计连接结构

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5392071A (en) * 1977-01-24 1978-08-12 Hitachi Ltd Diaphragm type coupling
JPS5527518A (en) * 1978-08-14 1980-02-27 Kayaba Ind Co Ltd Damper joint
JPS5838039U (ja) * 1981-09-09 1983-03-12 イーグル工業株式会社 たわみ軸継手
JPS6187227U (ja) * 1984-11-15 1986-06-07
JPH0463821U (ja) * 1990-10-11 1992-05-29
CN1201505A (zh) * 1996-08-30 1998-12-09 三菱电机株式会社 齿轮式弹性联轴器
JP4108025B2 (ja) * 2002-09-26 2008-06-25 三菱重工業株式会社 歯車の回転状態監視装置

Also Published As

Publication number Publication date
KR100898643B1 (ko) 2009-05-22
CN101084385B (zh) 2010-05-12
FI125926B (fi) 2016-04-15
FI20070506A (fi) 2007-06-26
KR20090011052A (ko) 2009-01-30
WO2006070506A1 (ja) 2006-07-06
JP2006189067A (ja) 2006-07-20
KR20070086699A (ko) 2007-08-27
CN101084385A (zh) 2007-12-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10018259B2 (en) Gearbox for vehicles and vehicles comprising such a gearbox
US5113713A (en) Elastomeric load sharing device
US20050262955A1 (en) Automotive drivetrain having deflection compensation
CN107664162B (zh) 将轴、毂、套管等连至含螺旋传动部分的齿轮的连接系统
US3142972A (en) Misalignment coupling
JP2009542992A (ja) 多レートのねじり継手
US3673813A (en) Torsionally resilient shaft coupling
KR100898643B1 (ko) 커플링 및 이것을 구비한 기어 전동 장치
US8096886B2 (en) Torsion-elastic shaft coupling
JP5903737B1 (ja) たわみ板フランジの一体構造及び円筒部構造体、それを用いたたわみ板及び板ばね式フレキシブルカップリング及びそれを備えた機械装置
GB2134607A (en) Coupling arrangement particularly for a marine drive
JP2008260471A (ja) 電動式パワーステアリング装置
JP2007085467A (ja) 軸継手を備えた動力伝達装置及び船舶用減速装置と軸継手の製作方法
JP6548025B2 (ja) 舶用減速逆転装置
JPH0754974A (ja) 歯車伝動装置のノイズ減少法並びに該方法を実施するための歯車伝動装置
KR102042795B1 (ko) 휠 베어링과 등속조인트의 아웃트레이스 체결구조
WO2011072601A1 (en) Geared drive system with load sharing
US3010294A (en) Gear-type misalignment coupling
JP6548026B2 (ja) 舶用減速逆転装置
US4838105A (en) Reversing gear assembly for yachts
JP4277732B2 (ja) 歯車の軸線位置を自動補正する歯車装置
WO2017057008A1 (ja) 舶用減速逆転装置
JP2007247771A (ja) トルク伝達機構
JP2007247769A (ja) トルク伝達機構
JP2006199222A (ja) 車両用動力伝達装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061225

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090319

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090518

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100226

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100525

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20100602

A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20100827

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110729

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110930

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141007

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141007

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees