JP4837318B2 - カラーフィルターの製造方法 - Google Patents

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Description

本発明はカラーフィルターの製造方法に関し、より詳しくは、透明基板上に直接フィルターパターンを転写することが可能であり、転写されたフィルターパターンが優れた耐溶剤性および耐擦過性を有するカラーフィルターの製造方法に関する。
カラーフィルターは液晶表示装置等に用いられ、ガラスやプラスチックフィルム等の透明基板上に、所定のフィルターパターンを配置して形成したものであり、従来行われているカラーフィルターの製造方法は、概略以下の通りである。
(1)染色法
ゼラチン、ガゼイン等の天然高分子に重クロム酸塩を加え、感光化した被染色性レジストや合成高分子中に染着座を有する感光性レジストを、塗布(被膜形成)−露光・現像(パターン形成)−染色−防染処理の工程を繰り返すことによりカラーフィルターを製造する。
(2)エッチング法
染料あるいは顔料を混合させたポリイミド等のエッチング可能な樹脂ワニスを用い、塗布(着色被膜形成)−レジスト塗布−露光・現像(レジストと共に着色被膜のパターン形成)−レジスト剥離−熱効果の工程を繰り返すことによりカラーフィルターを製造する。
(3)顔料分散レジスト法
顔料を感光性樹脂に分散したワニスを用い、塗布−乾露光・現像−熱処理の工程を繰り返すことによりカラーフィルターを製造する。
(4)電着法
顔料と樹脂を溶液中に分散させ、予めパターン化されている透明電極上に析出させる。このため、画素のパターン形状がストライプになるという制限がある。また、ベタ電極上の着色位置だけに穴をあけたレジストを形成し、電着を繰り返すといったフォトリソの手法を組み合わせた製造法もある。
上記のようなカラーフィルターの製造方法は、大量生産には向くが多品種少量生産の場合は、工程が複雑であること、設備が大規模で工程変更やサイズ変更等に柔軟に対応できない等によりコスト高となる問題があった。
このような問題を解決するために、インクジェット方式や熱転写方式による簡易なカラーフィルターの製造方法が検討されている。
例えば、溶融型熱転写性着色層を有するインクシートの着色側の面と、受像シートの受像層側の面とを密着し、どちらかのシートの支持体側から像様にエネルギー照射を行い、着色層を像様に受像層に転写した後、両シートを剥離する工程を1つの受像シートで必要回数行ってフィルターパターンを形成し、この受像層側の面を透明基板に密着してフィルターパターンを転写することを特徴とするカラーフィルターの製造方法が提案されている(特許文献1参照)。
フィルターパターンの形成では位置精度の確保が重要であるが、上述した再転写によるフィルターパターンの形成方法では、一旦転写した像を再度転写することとなり、透明基板上に直接フィルターパターンを転写することができない。また、位置精度を確保するための技術的難易度が高く、結果として歩留まりが非常に低いものとなっていた。
特開平8−179695号
本発明は上記問題点を解決するためになされたもので、透明基材上にフィルターパターンを直接転写することが可能であり、かつ、転写されたフィルターパターンが優れた耐溶剤性及び耐擦過性を有するカラーフィルターの製造方法を提供することを目的とする。
また、フィルターパターン転写前に熱転写インク層内での架橋反応が起こることがなく、カラーフィルター製造用熱転写記録媒体(以下、単に「熱転写記録媒体」という)が高い温度環境下で保存された場合でも熱転写記録時の転写性に影響を及ぼさないカラーフィルターの製造方法を提供することを目的とする。
本発明のカラーフィルターの製造方法は、基材上に熱転写インク層を有し、この熱転写インク層が、エポキシ樹脂、重量平均分子量が3,000〜30,000であるカルボキシル基含有ポリマー、および着色剤を含むカラーフィルター製造用熱転写記録媒体、ならびに、透明基板を準備する工程、前記カラーフィルター製造用熱転写記録媒体の前記熱転写インク層と、前記透明基板とを互いに接触した状態で重ね合わせる工程、および、前記カラーフィルター製造用熱転写記録媒体側から熱エネルギーを加え、前記透明基板上にフィルターパターンを転写する工程からなることを特徴とする。
本発明の製造方法における熱転写記録媒体に使用する基材としては、従来から基材として用いられている材料をそのまま使用することができる。たとえば、ポリエチレンテレフタレートフィルム、ポリイミドフィルム、セロハンなどを使用することができる。基材の厚さは、2.0〜7.0μmであることが好ましい。
熱転写記録媒体における熱転写インク層は、サーマルヘッド等の加熱によって溶融して転写されるインク層であり、エポキシ樹脂を用いるのは、熱転写時の被転写材への転写性、また、転写後の耐溶剤性および耐擦過性が優れているからである。エポキシ樹脂の中でも、グリシジル(メタ)アクリレートまたはその共重合体と、非アクリル系エポキシ樹脂の組み合わせが好ましい。
グリシジル(メタ)アクリレートまたはその共重合体を用いることにより、皮膜強度を向上させることができるが、配合するのがグリシジル(メタ)アクリレートまたはその共重合体のみであると、未硬化の状態でも硬度が高く、熱転写時の感度が不足するおそれがある。このため、非アクリル系エポキシ樹脂を組み合わせて用いることで感度を補うことができる。またこの非アクリル系エポキシ樹脂は、ヒドロキシル基を含有している場合、硬化時に架橋剤としてのポリマーとだけではなく、グリシジル(メタ)アクリレートまたはその共重合体とも反応するため、硬化後にはさらに強い皮膜を得ることができる。
グリシジル(メタ)アクリレートの共重合体は、少なくともグリシジル(メタ)アクリレートから誘導される構成単位(以下、グリシジル(メタ)アクリレート単位という場合がある)を含むアクリル系共重合体であって、グリシジル(メタ)アクリレートおよび/またはグリシジルアクリレートと他の共重合性モノマー、たとえばメチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレート、イソプロピル(メタ)アクリレート、n−プロピル(メタ)アクリレート、イソブチル(メタ)アクリレート、tert−ブチル(メタ)アクリレート、n−ブチル(メタ)アクリレート、シクロへキシル(メタ)アクリレート、オクチル(メタ)アクリレート、ドデシル(メタ)アクリレート、オクタデシル(メタ)アクリレートなど、アルキル基の炭素数が1〜18のアルキル(メタ)アクリレート、スチレン、α−メチルスチレンなどのスチレン系モノマーなどの1種または2種以上との共重合体が挙げられる。これらグリシジル基含有アクリル系共重合体は単独で使用してもよく、2種以上を併用してもよい。
前記グリシジル基含有アクリル系共重合体としては、分子量が3,000〜500,000であるものが好ましく、5,000〜200,000のものがさらに好ましい。なかでも、グリシジル(メタ)アクリレート単位の含有率が5〜90重量%のものが好ましい。分子量が3,000未満では、充分な三次元網目構造の硬化状態が得られず、硬化物の耐溶剤性や耐熱牲が充分でない。一方、50,000を超えると転写性が低下する傾向がある。さらに、グリシジル(メタ)アクリレート単位の含有率が5重量%未満では、充分な硬化状態が得られず、硬化物の耐溶剤性や耐熱性が充分でない傾向があり、90重量%を超えると転写性が低下する傾向がある。さらに転写性の観点からは、ガラス転移点が40〜130℃のものが好ましい。
感熱転写記録媒体で使用する非アクリル系エポキシ樹脂としては、ビスフェノールA型、ビスフェノールF型、ビスフェノールAD型、ビスフェノールS型、クレゾールノボラック型、フェノールノボラック型のエポキシ樹脂などが挙げられる。これらエポキシ樹脂は単独で使用しても良く、2種似上を併用しても良い。
上述の非アクリル系エポキシ樹脂の中でも、ヒドロキシル基含有エポキシ樹脂が、グリシジル(メタ)アクリレートまたはその共重合体とも反応して、硬化後により強い皮膜が得られるため好ましい。さらに転写性が優れ、かつ耐溶剤性、耐熱牲が優れた硬化物が得られる観点から、ビスフェノールA型、ビスフェノールF型、ビスフェノールAD型、ビスフェノールS型のエポキシ樹脂が特に好ましい。
ヒドロキシル基含有エポキシ樹脂としては、分子量が500〜30,000、さらには500〜10,000であるものが好ましい。なかでもエポキシ当量が180〜1,000(g/eq)のものが好ましい。分子量が500未満では、充分な硬化状態が得られず、硬化物の耐溶剤牲、耐熱性が充分でない。一方、分子量が30,000を超えると、転写性が低下する傾向がある。また、エポキシ当量が180(g/eq)未満では、充分な硬化状態が得られず、硬化物の耐溶剤性、耐熱性が充分でない傾向があり、一方、1,000(g/eq)を超えると、やはり充分な硬化状態が得られない傾向がある。さらに転写性の観点からは、軟化点が60〜150℃のものが好ましい。
グリシジル(メタ)アクリレートまたはその共重合体とヒドロキシル基含有エポキシ樹脂の重量配合比は、7:3〜3:7であることが好ましい。この範囲よりグリシジル(メタ)アクリレートまたはその共重合体が多すぎると、感度不足のおそれがある。一方、ヒドロキシル基含有エポキシ樹脂が多すぎると、耐溶剤性や耐擦過性などが若干劣る傾向がある。
通常、架橋剤は架橋しやすいように低分子化合物が用いられている。しかし、低分子化合物は架橋し易いのではあるが、高温で保存すると架橋が進行してしまい、熱転写時に感度が悪くなるという問題がある。そこで、本発明においては、分子量が3,000〜30,000であるポリマーを架橋剤として用いることにより、高温で保存した時の架橋を抑えることにより保存性を向上させている。分子量が3,000より小さいと、高温で保存した際の架橋が進みやすく、熱転写時の感度が劣る。一方、分子量が30,000より大きいと、硬化が不十分となるおそれがある。なお、本発明においては架橋剤自体がポリマーであるため、未硬化であってもある一定の被膜の強度を保つことができる。
さらに、架橋剤にアミノ基が含まれていると比較的低温でも架橋してしまうため、高温で保存した場合の問題が生じる。このため、本発明における転写媒体においては、エポキシ樹脂に対してアミノ基を有する架橋剤ではなく、カルボキシル基含有ポリマーを架橋剤として用いることにより高温での保存性を向上させている。
カルボキシル基含有ポリマーはメタクリル酸ホモポリマーが好ましい。カルボキシル基の含有量が多いため、50〜60℃程度の温度で保存した場合には硬化しないが、100〜150℃程度の温度では容易に硬化させることができ、高温での保存性と硬化性とのバランスが最も優れている。また、アクリル系の架橋剤を使用すると、架橋剤自身が皮膜の強度を向上させることができるため、カラーフィルターの製造工程で用いられる、HCl、NaOH、エタノール、N−メチル−2−ピロリドン等に対するより強い耐性を有する。
カルボキシル基含有ポリマーの含有量は、エポキシ樹脂100重量部に対し、30〜70重量部であることが好ましい。この範囲を外れると耐擦過性や耐溶剤性が劣るからである。
本発明に用いる着色剤は、カラーフィルター用の顔料として公知のフタロシアニン系、アゾ系、インジゴ系、ジオキサジン系、ペリレン系、キナクリドン系、イソインドリノン系、ニトロ系等が使用可能である。その他にも蛍光顔料や金属粉等も使用可能である。以下に顔料を列挙するがこれらに限定されるものではない。例えば、ピグメントイエロー12(例えば、リオノールイエロー1212B、東洋インキ製造製)、ピグメントイエロー13(例えば、リオノールイエロー1313、東洋インキ製造製)、ピグメントイエロー14(例えば、セイカファーストイエロー2270、大日精化工業製)、ピグメントイエロー17(例えば、パーマネントイエローGG02、クラリアントジャパン製)、ピグメントイエロー139(例えば、ノボパームイエローM2R 70、クラリアントジャパン社製)、ピグメントイエロー155(例えば、グラフトールイエロー3GP、クラリアントジャパン製)、ピグメントイエロー180(例えば、ノボパームイエローP−HG、クラリアントジャパン製)、ピグメントレッド48:1(例えば、シムラーレッドNRY、大日本インキ化学製)、ピグメントレッド53(例えば、シムラーレイクレッドC conc、大日本インキ化学製)、ピグメントレッド57(例えば、イルガライトルビン4BL、チバ・スペシャリティケミカルズ製)、ピグメントレッド122(例えば、ファストゲンスパーマゼンダRG、大日本インキ化学製)、ピグメントレッド177(例えば、クロモフタルレッドA2B、チバ・スペシャリティケミカルズ製)、ピグメントブルー15(例えば、ファストゲンブルーBB、大日本インキ化学製)、ピグメントブルー60(例えば、リオノゲンブルー6501、東洋インキ製造製)、その他C.I.ピグメントレッド97、C.I.ピグメントレッド122、C.I.ピグメントレッド168、C.I.ピグメントレッド177、C.I.ピグメントレッド180、C.I.ピグメントレッド192、C.I.ピグメントレッド215 C.I.No.12085、C.I.No.12140等の有機顔料、C.I.ピグメントブルー15:1、C.I.ピグメントグリーン36、C.I.ピグメントグリーン7、ピグメントバイオレット23、ピグメントブラック7等が挙げられる。着色剤の含有量は、全配合剤の全固形分に対して5〜80重量%が好ましい。
エポキシ樹脂、カルボキシル基含有ポリマーおよび着色剤に加えて、ウレタン樹脂を配合することが好ましい。ウレタン樹脂は自らが硬化物の一部となるので、被転写体を選ばないという接着性に優れるとともに、硬化を阻害しないという利点がある。ウレタン樹脂は、全配合剤の全固形分に対して1〜10重量%、好ましくは2〜8重量%含有させることが好ましい。かかる範囲より少ないと効果が得られない。一方、多すぎると、耐擦過性や耐溶剤性に悪影響を及ぼす。
本発明で用いられるカラーフィルターのフィルターパターンが形成される透明基板としては、カラーフィルターに用いられている一般的な材料が用いられる。例えば、石英ガラス、硼珪酸ガラス等が挙げられる。
本発明においては、熱転写記録媒体を用いて、透明基板に画像としてのカラーフィルターパターンを熱溶融転写により形成する際には、予め透明基板を加熱しておくことが望ましい。このときの加熱温度は、熱エネルギーを供給する、例えばサーマルヘッドにより透明基板にカラーフィルターパターンが形成される直前において30℃以上、さらには40℃以上であることが好ましい。上記温度より低い場合には、熱転写記録媒体からインク組成物が転写されず、抜けやボイドが発生する恐れがある。
加熱の方法としては、サーマルヘッドの直前に透明基板に接するように加熱ローラを配置する、透明基板を所望温度の温風にさらす等が挙げられるがこれらに限定されない。
本発明の熱転写記録媒体によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)熱溶融転写法により、石英ガラス等の透明基板上にフィルターパターンを直接形成することができる。これにより、従来のフィルターパターンの製造方法と比較して大幅な工程削減、およびコスト低減を可能とすることができる。
(2)熱転写記録媒体が、通常の保存状態のみならず、高温で保存された場合であっても熱転写インク層の架橋が進むことがないため、保存性に優れ、保存状態の違いが転写性に影響を及ぼすことがない。
(3)ウレタン樹脂を含有する態様においては、接着性が向上するため、転写可能な被転写体の範囲がさらに広がる。
(4)カラーフィルター製造の際に、透明基板を予め加熱しておくことにより、抜けやボイドを防止することができる。
本発明で使用する熱転写記録媒体は以下のようにして作製することができる。
グリシジル(メタ)クリレートまたは、エポキシ樹脂であるグリシジル(メタ)クリレートとメチル(メタ)アクリレート等の他の共重合性モノマーとの共重合体、およびビスフェノールA型エポキシ樹脂等の非アクリル系エポキシ樹脂を重量配合比で7:3〜3:7となるように配合し、さらにカーボンブラック等の着色剤を配合し、これらをメチルエチルケトン等の溶剤に混ぜた溶液を作製する。次に、厚さ2.0〜7.0μmのポリエチレンテレフタレートフィルム等の基材上に、上記溶液を乾燥後の塗布量が1〜5g/m、好ましくは1.5〜3.0g/mとなるようにグラビアコーター等を使用して塗布し乾燥させ熱転写インク層を形成する。このようにして本発明にかかる熱転写記録媒体を作製することができる。
なお、基材のもう一方の面上に、シリコーン樹脂、ポリアミド樹脂、およびこれらの硬化物などからなる溶液をグラビアコーター等で塗布量が0.01〜2.0g/m、好ましくは0.1〜1.0g/mとなるように塗布して耐熱保護層を設けてもよい。
厚さ5μmのポリエチレンテレフタレートフィルムの一方の面上に、シリコーン樹脂を、塗布量が0.25g/mとなるようにグラビアコーターで塗布して耐熱保護層を形成した。ポリエチレンテレフタレートフィルムの他方の面上に、下記組成の溶液を、塗布量2.0g/mとなるようにグラビアコーターでR、G、Bが面順次になるように塗布し、乾燥させて熱転写インク層を形成し、本発明にかかるカラーフィルター用熱転写記録媒体を作製した。なお、以降、単位は重量%である。
<レッド(R)熱転写インク層用溶液>
GMA−MMA 5
(グリシジルメタクリレートとメチル(メタ)アクリレートの共重合体、
50:50、日本油脂製、ブレンマーCP−50M)
ビスフェノールA型エポキシ樹脂 5
(ジャパンエポキシレジン製、エピコート1003)
メタクリル酸ホモポリマー(分子量10,000) 6
C.I.ピグメントレッド254(チバ・スペシャリティ・ケミカルズ製)

メチルエチルケトン 52
メタノール 28
計 100
上記配合により、グリシジル(メタ)アクリレートとヒドロキシル基含有エポキシ樹脂との比率は5:5であった。
<グリーン(G)熱転写インク層用溶液>
GMA−MMA 3
(グリシジルメタクリレートとメチル(メタ)アクリレートの共重合体、
50:50、日本油脂製、ブレンマーCP−50M)
ビスフェノールA型エポキシ樹脂 3
(ジャパンエポキシレジン製、エピコート1003)
メタクリル酸ホモポリマー(分子量10,000) 4
C.I.ピグメントグリーン36(チバ・スペシャリティ・ケミカルズ製)

C.I.ピグメントイエロー150(チバ・スペシャリティ・ケミカルズ製)

メチルエチルケトン 52
メタノール 28
計 100
<ブルー(B)熱転写インク層用溶液>
GMA−MMA 3
(グリシジルメタクリレートとメチル(メタ)アクリレートの共重合体、
50:50、日本油脂製、ブレンマーCP−50M)
ビスフェノールA型エポキシ樹脂 3
(ジャパンエポキシレジン製、エピコート1003)
メタクリル酸ホモポリマー(分子量10,000) 4
C.I.ピグメントブルー15:6(チバ・スペシャリティ・ケミカルズ製)
10
メチルエチルケトン 52
メタノール 28
計 100
下記組成の熱転写インク層用溶液を用いる以外は実施例1と同様にして熱転写記録媒体を作製した。
<レッド(R)熱転写インク層用溶液>
GMA−MMA 2.4
(グリシジルメタクリレートとメチル(メタ)アクリレートの共重合体、
50:50、日本油脂製、ブレンマーCP−50M)
ビスフェノールA型エポキシ樹脂 2.4
(ジャパンエポキシレジン製、エピコート1003)
スチレン・アクリル酸共重合体(分子量10,000) 3.2
C.I.ピグメントレッド177(チバ・スペシャリティ・ケミカルズ製)
12
メチルエチルケトン 80
計 100
<グリーン(G)熱転写インク層用溶液>
GMA−MMA 3
(グリシジルメタクリレートとメチル(メタ)アクリレートの共重合体、
50:50、日本油脂製、ブレンマーCP−50M)
ビスフェノールA型エポキシ樹脂 3
(ジャパンエポキシレジン製、エピコート1003)
スチレン・アクリル酸共重合体(分子量10,000) 4
C.I.ピグメントグリーン36(チバ・スペシャリティ・ケミカルズ製)

C.I.ピグメントイエロー150(チバ・スペシャリティ・ケミカルズ製)

メチルエチルケトン 80
計 100
<ブルー(B)熱転写インク層用溶液>
GMA−MMA 3
(グリシジルメタクリレートとメチル(メタ)アクリレートの共重合体、
50:50、日本油脂製、ブレンマーCP−50M)
ビスフェノールA型エポキシ樹脂 3
(ジャパンエポキシレジン製、エピコート1003)
スチレン・アクリル酸共重合体(分子量10,000) 4
C.I.ピグメントブルー15:6(チバ・スペシャリティ・ケミカルズ製)
10
メチルエチルケトン 80
計 100
実施例1の熱転写インク層用溶液中の分子量10,000のメタクリル酸ホモポリマーを、分子量3,000のメタクリル酸ホモポリマーに、C.I.ピグメントイエロー150をC.I.ピグメントイエロー138に変更した以外は、実施例1と同様にして熱転写記録媒体を作製した。
実施例1の熱転写インク層用溶液中の分子量10,000のメタクリル酸ホモポリマーを、分子量30,000のメタクリル酸ホモポリマーに、C.I.ピグメントレッド254の配合量を4重量%から10重量%変更した以外は、実施例1と同様にして熱転写記録媒体を作製した。
実施例1の熱転写インク層用溶液中のGMA−MMA5重量%およびビスフェノールA型エポキシ樹脂5重量%を、GMA−MMA7重量%およびビスフェノールA型エポキシ樹脂3重量%に変更した以外は、実施例1と同様にして熱転写記録媒体を作製した。
実施例1の熱転写インク層用溶液中のGMA−MMA5重量%およびビスフェノールA型エポキシ樹脂5重量%を、GMA−MMA3重量%およびビスフェノールA型エポキシ樹脂7重量%に変更した以外は、実施例1と同様にして熱転写記録媒体を作製した。
実施例1の熱転写インク層用溶液中のビスフェノールA型エポキシ樹脂を、クレゾールノボラック型エポキシ樹脂(旭チバ製、アラルダイトECN−1280)に変更した以外は、実施例1と同様にして熱転写記録媒体を作製した。
比較例1
実施例1の熱転写インク層用溶液中のGMA−MMA5重量%およびビスフェノールA型エポキシ樹脂5重量%を、GMA−MMA8重量%およびビスフェノールA型エポキシ樹脂8重量%に、さらにメタクリル酸ホモポリマーを配合しないように変更した以外は、実施例1と同様にして熱転写記録媒体を作製した。
比較例2
実施例1の熱転写インク層用溶液の処方を下記のように変更した以外は実施例1と同様にして熱転写記録媒体を作製した。
<レッド(R)熱転写インク層用溶液>
GMA−MMA 6
ビスフェノールA型エポキシ樹脂 6
ヘキサメチレンジアミン(分子量116) 4
C.I.ピグメントレッド254(チバ・スペシャリティ・ケミカルズ製)

メチルエチルケトン 52
メタノール 28
計 100
<グリーン(G)熱転写インク層用溶液>
GMA−MMA 3
ビスフェノールA型エポキシ樹脂 3
ヘキサメチレンジアミン(分子量116) 4
C.I.ピグメントグリーン36(チバ・スペシャリティ・ケミカルズ製)

C.I.ピグメントイエロー150(チバ・スペシャリティ・ケミカルズ製)

メチルエチルケトン 52
メタノール 28
計 100
<グリーン(G)熱転写インク層用溶液>
GMA−MMA 3
ビスフェノールA型エポキシ樹脂 3
ヘキサメチレンジアミン(分子量116) 4
C.I.ピグメントブルー15:6(チバ・スペシャリティ・ケミカルズ製)
10
メチルエチルケトン 52
メタノール 28
計 100
比較例3
比較例2の熱転写インク層用溶液の処方のうち、ヘキサメチレンジアミンをアミン系潜在性架橋剤としてのアミキュアPN−23(味の素製)に変更した以外は、比較例2と同様にしてカラーフィルター製造用熱転写記録媒体を作製した。ここで、潜在性架橋剤とは、加熱する前はエポキシ基との反応性を有しないが、加熱により分解等の化学変化を起こし、エポキシ基との反応性を有する硬化剤を意味する。
比較例4
実施例1の熱転写インク層用溶液中の分子量10,000のメタクリル酸ホモポリマーを、分子量2,000のメタクリル酸ホモポリマーに変更した以外は、実施例1と同様にして熱転写記録媒体を作製した。
比較例5
実施例1の熱転写インク層用溶液中の分子量10,000のメタクリル酸ホモポリマーを、分子量40,000のメタクリル酸ホモポリマーに変更した以外は、実施例1と同様にして熱転写記録媒体を作製した。
実施例1のメタクリル酸ホモポリマー6重量%を、メタクリル酸ホモポリマー5.8重量%とウレタン樹脂(三洋化成製、サンレタンTIM−2011A)0.2重量%に変更した以外は、実施例1と同様にして熱転写記録媒体を作製した。本例におけるウレタン樹脂の含有量は、熱転写インク層中の全固形分に対して1重量%であった。
実施例1のメタクリル酸ホモポリマー6重量%を、メタクリル酸ホモポリマー5.6重量%とウレタン樹脂(三洋化成製、サンレタンTIM−2011A)0.4重量%に変更した以外は、実施例1と同様にして熱転写記録媒体を作製した。本例におけるウレタン樹脂の含有量は、熱転写インク層中の全固形分に対して2重量%であった。
実施例1のメタクリル酸ホモポリマー6重量%を、メタクリル酸ホモポリマー4.4重量%とウレタン樹脂(三洋化成製、サンレタンTIM−2011A)1.6重量%に変更した以外は、実施例1と同様にして熱転写記録媒体を作製した。本例におけるウレタン樹脂の含有量は、熱転写インク層中の全固形分に対して8重量%であった。
実施例1のメタクリル酸ホモポリマー6重量%を、メタクリル酸ホモポリマー4.0重量%とウレタン樹脂(三洋化成製、サンレタンTIM−2011A)2.0重量%に変更した以外は、実施例1と同様にして熱転写記録媒体を作製した。本例におけるウレタン樹脂の含有量は、熱転写インク層中の全固形分に対して10重量%であった。
評価方法および結果
<印刷条件>
実施例1〜11および比較例1〜5で作製した熱転写記録媒体を熱転写プリンター(M−100、キャノンNTC社製)にセットして、印字エネルギーを目盛り9とし、印字速度100mm/sで、石英ガラスを被転写体として線幅125μmのパターン印刷を行った。尚、石英ガラスはドライヤーにて転写時の温度が40℃になるように加熱したものを使用した。
<転写性の評価>
各熱転写記録媒体について、温度50℃、湿度80%で96時間保存後、常温で24時間放置した高温保存品と、常温で5日間保存した常温保存品とを作製し、上記印刷条件でフィルターパターンを印字して転写性を目視で判断した。評価基準は以下のとおりとした。結果を表1に示す。
○:鮮明に印字できた。
△:実用上問題ないレベルに印字できた。
×:ドット抜け、および必要箇所以外にも転写されてしまう、いわゆる余剥離が生じ、印字が不鮮明であった。
<耐溶剤性>
各熱転写記録媒体を使用して、フィルターパターンを上記印刷条件で印刷して得られた転写物について、130℃で60分および100℃で60分の硬化条件で硬化処理したものと、この硬化処理をしない転写物とを用意した。硬化処理した転写物と硬化未処理の転写物の表面を、10wt%HCl、2wt%NaOH、エタノール、N−メチル−2−ピロリドンに40℃、30分間浸漬した後取り出し、乾燥後ビニール粘着テープ(商品名:セロテープ(登録商標)ニチバン製)を用いて剥離試験を行った。評価基準は下記のとおりとした。結果を表1に示す。
○:フィルターパターンに影響なく、読み取りは可能であった。
△:フィルターパターンがビニール粘着テープにより若干剥離されフィルターパターンが薄くなっていたが、読み取りは可能であった。
×:フィルターパターンがビニール粘着テープにより剥離され読み取り不可。
<耐擦過性>
各熱転写記録媒体を使用して、カラーフィルターパターンを上記印刷条件で印刷して得られた転写物について、130℃で60分および100℃で60分の硬化条件で硬化処理したものと、この硬化処理をしない転写物とを用意した。硬化処理した転写物と硬化未処理の転写物の表面を、JIS L−0823に準拠した擦過試験機(電動式クロックメーターNo.416−TMI、安田精機製作所製)の摩擦子の先端に取り付けた直径10.9mmのスチールボールと接触させ、荷重レバーの端子荷重88.2kPa(900gf/cmの換算値)でこの表面上を、硬化処理した転写物は30回往復摺動させ、硬化未処理の転写物は5回往復摺動させた。この擦過試験実施後の転写物の状態を、目視およびバーコードリーダーによって読み取ることで評価を行った。評価基準は以下のとおりとした。結果を表1に示す。
○:印字物に影響なく、読み取りは可能であった。
△:擦過されたあとが若干残ったが、読み取りは可能であった。
×:読み取り不可。
Figure 0004837318
評価結果の考察
実施例1はグリシジル(メタ)アクリレートの共重合体とヒドロキシル基含有エポキシ樹脂であるビスフェノールA型エポキシ樹脂との比が5:5で、分子量が10,000のメタクリル酸ホモポリマーを含むものであり、すべての項目において優れた結果が得られた。
実施例2は実施例1に対して、分子量が10,000のメタクリル酸ホモポリマーを分子量10,000のメタクリル酸コポリマーに変更したものであるが、100℃、60分間の硬化処理品の耐溶剤性、耐擦過性および硬化未処理の耐溶剤性が実施例1より若干劣った。このため、ホモポリマーの方が良好な結果が得られることが分かる。
実施例3と4は、実施例1の分子量10,000のメタクリル酸ホモポリマーを、それぞれ分子量3,000と30,000のメタクリル酸ホモポリマーに変更したものであり、比較例4と5はそれぞれ分子量を2,000と40,000のメタクリル酸ホモポリマーに変更したものである。これらの結果から、メタクリル酸ホモポリマーの分子量が3,000〜30,000であることが好ましいことが分かる。なお、比較例2は実施例1のメタクリル酸ホモポリマーを分子量116のアミン系架橋剤に、比較例3はアミン系潜在性架橋剤に変更したものである。比較例2、3ともに、架橋剤がカルボキシル基でなく、アミン系であることや分子量が低いことに起因して、高温で保存した際の架橋が進行し転写性が悪くなった。また、硬化未処理の場合、分子量が低い架橋剤の存在により、耐溶剤性、耐擦過性に劣る結果となった。
実施例5と6は、実施例1のグリシジル(メタ)アクリレートの共重合体とヒドロキシル基含有エポキシ樹脂であるビスフェノールA型エポキシ樹脂との比5:5を、それぞれ7:3と3:7に変更したものである。実施例5ではグリシジル(メタ)アクリレートの共重合体の含有量が実施例1より多いため、硬くなり実用可能レベルではあるが、転写性が若干劣る結果となった。一方、実施例6ではグリシジル(メタ)アクリレートの共重合体の含有量が実施例1より少なく、ビスフェノールA型エポキシ樹脂の量が多いため、実用可能レベルではあるが、耐溶剤性、耐擦過性が劣る結果となった。これらの結果からグリシジル(メタ)アクリレートの共重合体とヒドロキシル基含有エポキシ樹脂であるビスフェノールA型エポキシ樹脂との比が7:3〜3:7であると、実用範囲内で好ましい結果が得られることが分かる。
実施例7は実施例1のヒドロキシル基含有エポキシ樹脂であるビスフェノールA型エポキシ樹脂を、ヒドロキシル基を含まないエポキシ樹脂であるクレゾールノボラック型エポキシ樹脂に変更したものである。どちらも非アクリル系エポキシ樹脂である。実施例7におけるヒドロキシル基を含まないエポキシ樹脂はグリシジル(メタ)アクリレートとは直接反応しないため、硬化処理後の耐溶剤性、耐擦過性が若干劣る結果となった。この結果から非アクリル系エポキシ樹脂の中でもヒドロキシル基含有エポキシ樹脂が好ましいことが分かる。
比較例1は架橋剤を含まない態様である。比較例1では硬化処理前後における耐溶剤性、耐擦過性が悪かった。
これらの結果から、架橋剤としてのメタクリル酸ホモポリマーを含有させることで、転写性や高温時の保存性が良好な上、架橋性に優れており、硬化処理後の耐溶剤性、耐擦過性が向上すること、ポリマー自身が被膜の強度を向上させるメタクリル酸ホモポリマーを含有させることで、未硬化の状態での転写物の耐溶剤性、特にカラーフィルター作製時に頻繁に使用されるN−メチル−2−ピロリドンに対する耐溶剤性、耐擦過性も向上させることができることを確認することができた。
実施例8〜11は、実施例1の系に対して、さらにウレタン樹脂を混合させた系である。ウレタン樹脂の含有量は熱転写インク層中の全固形分に対して、実施例8で1重量%、実施例9で2重量%、実施例10で8重量%、実施例11で10重量%である。ウレタン樹脂を所定量含有させても、実施例1と同等の保存性、耐溶剤性、耐擦過性が得られることがわかる。

Claims (6)

  1. 基材上に熱転写インク層を有し、該熱転写インク層が、エポキシ樹脂、重量平均分子量が3,000〜30,000であるカルボキシル基含有ポリマー、および着色剤を含むカラーフィルター製造用熱転写記録媒体、ならびに、透明基板を準備する工程、
    前記カラーフィルター製造用熱転写記録媒体の前記熱転写インク層と、前記透明基板とを互いに接触した状態で重ね合わせる工程、および
    前記カラーフィルター製造用熱転写記録媒体側から熱エネルギーを加え、前記透明基板上にフィルターパターンを転写する工程、
    からなり、
    前記着色剤が、フタロシアニン系、アゾ系、インジゴ系、ジオキサジン系、ペリレン系、キナクリドン系、イソインドリノン系、ニトロ系の群から選択されるカラーフィルター用の顔料、または蛍光顔料のいずれかであり、前記カルボキシル基含有ポリマーがメタクリル酸ホモポリマーであることを特徴とするカラーフィルターの製造方法。
  2. さらに、フィルターパターンの転写工程において、前記透明基板の温度を30℃以上に加熱する請求項1記載の製造方法。
  3. さらに、前記転写層がウレタン樹脂を含有する請求項1記載の製造方法。
  4. 熱転写インク層中のエポキシ樹脂が、グリシジル(メタ)アクリレートまたはその共重合体と、非アクリル系エポキシ樹脂との組み合わせである請求項1記載の製造方法。
  5. 非アクリル系エポキシ樹脂がヒドロキシル基含有エポキシ樹脂である請求項4記載の製造方法。
  6. グリシジル(メタ)アクリレートまたはその共重合体と、ヒドロキシル基含有エポキシ樹脂との重量配合比が7:3〜3:7である請求項5記載の製造方法。
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