JP4835682B2 - 感光体ユニットおよび画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、感光体ユニットおよび画像形成装置に関し、特に、所定の挿入方向に沿って画像形成装置に挿入される感光体ユニットおよび画像形成装置に関する。
特開2006−267808号公報(特許文献1)には、感光体ドラムを保護し遮光する緩衝シートと、カートリッジ本体が画像形成装置本体の外壁に突き当たった時点で緩衝シートとともにカートリッジ本体から取り外されるカバーシートとからなる2層構造を有するカバー部材を備えたプリンタ等のプロセスカートリッジが示されている。
また、特開2007−271759号公報(特許文献2)には、プロセスカートリッジの本体フレームに着脱可能に装着される離間カバーに、プロセスカートリッジを包むシート状の包装材を連結することが示されている。
特開2006−267808号公報 特開2007−271759号公報
感光体ドラムを含む感光体ユニットを画像形成装置に挿入する際、ユーザによる操作加圧から感光体ドラムを保護するためには、操作加圧に耐え得る硬質のカバーを設けることが望ましい。他方、硬質のカバーを感光体ドラム全体に亘って設けることは、省資源化の観点から好ましくない。
なお、特許文献1に記載のプロセスカートリッジは、シート状の部材のみからカバー部材を構成することとしており、硬質のカバー部材を備える本発明とは前提および構成が全く異なる。
また、特許文献2に記載のプロセスカートリッジは、帯電ロールの歪や摺擦を低減することを目的に得られたものであり、上述の課題を必ずしも十分に解決するものではない。
本発明は、上記のような問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、交換の際のハンドリング性に優れ、感光体の保護を十分に図ることができるとともに、省資源化を図ることが可能な感光体ユニットおよび該感光体ユニットを備えた画像形成装置を提供することにある。
本発明に係る感光体ユニットは、1つの局面では、ハウジングに対して回転可能に軸支され、少なくとも一部が前記ハウジングから露出する感光体を備え、該感光体の軸方向に沿って画像形成装置に挿入される感光体ユニットであって、感光体における軸方向の一方側の一部を覆うようにハウジングに直接固定された遮光シートと、遮光シートに対して上記軸方向の他方側に隣接して、または、遮光シートの一部と重なるように設けられ、ハウジングにおける軸方向の他端側の端部に位置する部分に嵌合し、ハウジングに対して位置決めされ、画像形成装置への挿入時の把持部を構成する硬質カバーと、硬質カバーと感光体との間に介装された緩衝部材とを備える。硬質カバーは、感光体ユニットを硬質カバー上で把持可能な長さを有し、遮光シート、硬質カバーおよび緩衝部材は、一体的に感光体から除去可能である。
なお、本願明細書において『硬質カバー』とは、感光体ユニットの交換時にユーザが加える操作加圧に耐え得る程度の硬度を有するカバーを意味する。
1つの実施態様では、上記感光体ユニットにおいて、遮光シートおよび硬質カバーにより感光体の軸方向全体が覆われる。
1つの実施態様では、上記感光体ユニットにおいて、感光体ユニットは、感光体上に形成された静電潜像を現像する現像ユニットと別体に構成される。
1つの実施態様では、上記感光体ユニットにおいて、遮光シート、硬質カバーおよび緩衝部材を除去した状態において、感光体の表面の半分以上が露出する。
1つの実施態様では、上記感光体ユニットにおいて、硬質カバーを取付けた状態での画像形成装置への感光体ユニットの過挿入を抑制可能なフランジ部が硬質カバーの先端に形成されている。
1つの実施態様では、上記感光体ユニットにおいて、硬質カバーは、感光体の全長の1/3以上2/3以下の軸長を有する。
本発明に係る感光体ユニットは、他の局面では、感光体を備え、該感光体の軸方向に沿って画像形成装置に挿入される感光体ユニットであって、感光体を回転可能に軸支するとともに、感光体の少なくとも一部を露出させた状態で該感光体を覆うハウジングと、感光
体における軸方向の一方側に位置し、感光体におけるハウジングから露出する部分を覆うようにハウジングに対して離脱可能に直接固定された遮光シートと、遮光シートに連結され、感光体における軸方向の他方側に位置し、感光体におけるハウジングから露出する部分を覆うようにハウジングに対して離脱可能に設けられ、ハウジングにおける軸方向の他端側の端部に位置する部分に嵌合し、ハウジングに対して位置決めされ、画像形成装置への挿入時の把持部を構成する硬質カバーと、硬質カバーと感光体との間に介装された緩衝部材とを備える。
1つの実施態様では、上記感光体ユニットにおいて、ハウジングは、感光体の軸方向全体にわたって該感光体の一部を露出させる。
1つの実施態様では、上記感光体ユニットは、ハウジングに取り付けられ、感光体の周面からトナーを掻き取る清掃装置をさらに備える。
1つの実施態様では、上記感光体ユニットは、ハウジングに取り付けられ、感光体の周面からトナーを掻き取る清掃装置と、ハウジングに取り付けられ、感光体を帯電させる帯電器とをさらに備える。
1つの実施態様では、上記感光体ユニットにおいて、硬質カバーを取付けた状態での画像形成装置への感光体ユニットの過挿入を抑制可能なフランジ部が硬質カバーの先端に形成されている。
本発明に係る画像形成装置は、上述した感光体ユニットを備える。
本発明によれば、交換の際のハンドリング性に優れ、感光体の保護を十分に図ることができるとともに、省資源化を図ることが可能な感光体ユニットを得ることができる。より詳細に言えば、以下のとおりである。
まず、感光体上に硬質カバーおよび緩衝部材を設けることにより、ユーザの操作加圧から感光体を保護することができる。ここで、硬質カバーが設けられていない部分を遮光シートで覆うことにより、光から感光体を保護することができる。硬質カバーを把持部として機能させることにより、感光体の交換時のハンドリングを良好にすることができる。感光体ユニットの挿入方向に対して手前側に硬質カバーを設け、奥側に遮光シートを設け、さらに、硬質カバーと遮光シートとを一体で取外し可能とすることで、遮光シートを取り外すことなく、硬質カバーを把持して感光体を画像形成装置に挿入することができる。また、感光体の軸方向全体を硬質カバーで覆う場合と比較して、省資源化を図ることができる。
以下に、本発明の実施の形態について説明する。なお、同一または相当する部分に同一の参照符号を付し、その説明を繰返さない場合がある。
なお、以下に説明する実施の形態において、個数、量などに言及する場合、特に記載がある場合を除き、本発明の範囲は必ずしもその個数、量などに限定されない。また、以下の実施の形態において、各々の構成要素は、特に記載がある場合を除き、本発明にとって必ずしも必須のものではない。
図1は、本発明の1つの実施の形態に係る感光体ユニット100の梱包材を除去した後の状態を示す図である。また、図2は、感光体ユニット100の梱包材を除去する前の状態を示す図である。さらに、図3は、感光体ユニット100の断面図であり、図2におけるIII−III断面を示す図である。
図1〜図3を参照して、感光体ユニット100は、感光体1と、ハウジング2と、軸受3,4と、帯電部安定板5と、帯電部メッシュ6と、帯電部針7と、クリーナブレード8と、廃トナー搬送部9と、側面カバー10とを含む。
感光体1は、軸受3,4によりハウジング2に対して回転可能に軸支されている。感光体1の一部は、ハウジング2から露出している。感光体1の露出領域は、感光体1の軸方向全体にわたって形成されている。感光体1の近傍には、帯電部安定板5、帯電部メッシュ6、および帯電部針7を含む帯電エリア、露光エリア(図示せず)、現像エリア(図示せず)、転写エリア(図示せず)、ならびにクリーナブレード8および廃トナー搬送部9を含むクリーニングエリアが形成される。クリーナブレード8は、転写材に転写されずに感光体1の表面に残ったトナーを除去するための部材である。帯電部安定板5、帯電部メッシュ6、および帯電部針7は、『帯電器』を構成し、クリーナブレード8は『清掃装置』を構成するものである。
本実施の形態に係る感光体ユニット100は、現像ユニットとは別体に設けられている。このような感光体ユニットは、露光、現像、転写を該ユニット外に配置されたエレメントとの連携で実施するため、感光体1の表面の多くの領域が外部に露出する。具体的には、本実施の形態では、感光体1の表面積の半分以上(より典型的な例では60パーセント以上)が外部に露出している。したがって、画像形成装置のユーザが感光体ユニット100を交換する際に、感光体1に対して光によるダメージを与えないことが重要となる。
本実施の形態に係る感光体ユニット100では、感光体1の表面を覆う遮光シート20および樹脂製の硬質カバー30が設けられている。
遮光シート20は、感光体ユニット100の挿入方向の前方側に設けられる。他方、硬質カバー30は、感光体ユニット100の挿入方向の後方側に設けられている。硬質カバー30は、感光体1の全長(L1)の1/3以上2/3以下の軸長(L2)を有している。このようにすることで、感光体ユニット100の物理的な重心の近傍を硬質カバー3によって覆うことができるので、硬質カバー3を把持して感光体ユニット100のハンドリングを容易に行なうことができる。
硬質カバー30は、遮光シート20に接続されている。硬質カバー30における遮光シート20と接続された面を除く3辺がハウジング2と側面カバー10とに嵌合することで、硬質カバー30は位置決めされる。硬質カバー30は、図2および図3における上方側に引張ることで、遮光シート20とともに感光体ユニット100から取り外すことができる。
遮光シート20の一部は、ハウジング2および側面カバー10に固定されている。該固定部にはミシン目が形成され、遮光シート20のハウジング2および側面カバー10からの取外しが行ないやすいようにされている。
現像ユニットとは別体に設けられた感光体ユニット100は、比較的狭いスペースに挿入する必要がある。ここで、仮に、感光体ユニット100の全体を硬質カバー3で覆うとすると、感光体ユニット100の挿入後には使用することのない硬質カバー3の仮置き用スペースを確保する必要が生じ、画像形成装置の大型化に繋がることが懸念される。
これに対し、本実施の形態に係る感光体ユニット100では、遮光シート20および硬質カバー30を上述の如く配置することにより、感光体1を光から保護するとともに、硬質カバー30を把持部として機能させることで、交換時のハンドリング性を向上させることもできる。なお、硬質カバー30は、ユーザが把持しても変形しない程度の硬さを有する素材(たとえばポリプロピレンなど)により構成される。
ところで、感光体ユニット100上に取付けられる硬質カバー30における遮光シート20と接続された部分はハウジング2や側面カバー10に支持されていないので、単に感光体1上に硬質カバー30を設けただけであると、硬質カバー30を把持したときに感光体1を損傷してしまうことが懸念される。そこで、本実施の形態に係る感光体ユニット100では、図4に示すように、感光体1と硬質カバー30との間に緩衝部材40を設けることにより、感光体1の保護を図っている。緩衝部材40は、たとえばスポンジ等、硬質カバー30による押圧力を吸収可能な素材で構成されている。
次に、本実施の形態に係る感光体ユニット100の画像形成装置への取付けの手順について、図5〜図7を参照しながら説明する。
図5に示すように、まず、遮光シート20および硬質カバー30が取付けられたままの感光体ユニット100を、画像形成装置の本体に対して矢印DR100方向に挿入する。そうすると、図6に示すように、硬質カバー30の前方端に設けられたフランジ部31が画像形成装置本体に当接する。フランジ部31は、硬質カバー30が画像形成装置本体内部に入り込み過ぎないように抑止するための部材である。図6の状態から、硬質カバー30を引張り、感光体ユニット100の梱包部材をまとめて除去する。ここで、遮光シート20、硬質カバー30および緩衝部材40は一体化されており、3つ合わせて感光体ユニット100から除去することが可能である。これらの梱包材を除去した後、図7に示すように、感光体ユニット100を画像形成装置内部に向けて(矢印DR100方向)さらに挿入する。
次に、図8〜図10を用いて、感光体ユニットと現像ユニットとの組合わせについて説明する。
図8に示すように、本実施の形態に係る感光体ユニット100は、別体に形成された現像ユニット200に隣接した位置に設けられる。図9(現像ユニット200)および図10(感光体ユニット100)に示す『A』および『B』において、現像ユニット200と感光体ユニット100との相対的な位置決めが行なわれる。
図11は、感光体ユニット100が装着される画像形成装置1000の全体構成を示す図である。図11を参照して、画像形成装置1000は、たとえば、コピー機、プリンタ、ファクシミリなどであって、用紙2000上に所定の画像を形成するための装置である。
画像形成装置1000は、露光ユニット3000と、定着ユニット4000と、転写ベルト5000と、排紙トレイ6000とを含む。さらに、画像形成装置1000は、上述した感光体ユニット100および現像ユニット200を含む。
感光体ユニット100における感光体1上には、露光ユニット3000により、所望のパターンの静電潜像が形成される。感光体ユニット100に対向して設けられる現像ユニット200は、感光体1上にトナーを供給して、上記の静電潜像を現像する。すなわち、現像ユニット200により、感光体1上に所望のパターンのトナー像が形成される。
各感光体上のトナー像は、順次転写ベルト5000上に重ねて転写され、搬送されてきた用紙2000へ一括して再転写される。用紙2000上に転写されたトナー像は、定着ユニット4000において定着させられる。その後、用紙2000は排紙トレイ6000に排出される。このようにして、用紙2000上に所望のパターンの画像が形成される。
本実施の形態に係る感光体ユニット100によれば、上述の如く、交換の際に感光体の保護を十分に図りながら、ハンドリング性を向上させるとともに、省資源化を図ることができる。また、硬質カバー30の仮置き用のスペースを確保する必要がないため、画像形成装置本体側の構造も簡素化することが可能である。
なお、本実施の形態に係る感光体ユニット100と同様の構成は、どのような画像形成装置にも適用可能である。
ところで、本実施の形態では、遮光シート20および硬質カバー30により感光体1の軸方向全体が覆われる例について説明したが、感光体1の一部が露出していてもよい。
また、本実施の形態では、感光体ユニット100が、現像ユニット200と別体に構成される例について説明したが、本発明の思想は、感光体ユニット100を現像ユニット200と一体で形成する場合にも適用可能である。
また、本実施の形態では、硬質カバー30を取付けた状態での画像形成装置1への感光体ユニット100の過挿入を抑制可能なフランジ部31が硬質カバー30の先端に形成された例について説明したが、フランジ部31は必ずしも形成されなくともよい。
なお、『帯電器』は帯電チャージャに限定されず、帯電ローラであってもよい。また、『清掃装置』はクリーナブレードに限定されず、クリーニングブラシであってもよい。
上述した内容について要約すると、以下の様になる。すなわち、本実施の形態に係る感光体ユニットは、所定の挿入方向(矢印DR100方向)に沿って画像形成装置に挿入されるものであって、感光体1と、感光体1における挿入方向の前方側の一部を覆う遮光シート20と、遮光シート20に対して挿入方向の後方側に隣接して設けられた樹脂製の硬質カバー30と、硬質カバー30と感光体1との間に介装された緩衝部材40とを備える。硬質カバー30は、該硬質カバー30上で感光体ユニット100を把持可能な長さを有し、遮光シート20、硬質カバー30および緩衝部材40は、一体的に感光体1から除去可能である。なお、硬質カバー30は、遮光シート20の一部と重なるように設けられてもよい。
換言すれば、本実施の形態に係る感光体ユニットは、感光体1と、感光体1を回転可能に軸支するとともに、感光体1の少なくとも一部を露出させた状態で該感光体1を覆うハウジング2と、感光体1における挿入方向(矢印DR100方向)の前方側に位置し、感光体1におけるハウジング2から露出する部分を覆うようにハウジング2に対して離脱可能に設けられた遮光シート20と、遮光シート20に連結され、感光体1における挿入方向の後方側に位置し、感光体1におけるハウジング2から露出する部分を覆うようにハウジング2に対して離脱可能に設けられた硬質カバー30と、硬質カバー30と感光体1との間に介装された緩衝部材40とを備える。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明の1つの実施の形態に係る感光体ユニットの梱包材を除去した後の状態を示す図である。 本発明の1つの実施の形態に係る感光体ユニットの梱包材を除去する前の状態を示す図である。 本発明の1つの実施の形態に係る感光体ユニットの断面図であり、図2におけるIII−III断面を示す図である。 本発明の1つの実施の形態に係る感光体ユニットにおける硬質カバーが設けられる位置の断面を模式的に示す図である。 本発明の1つの実施の形態に係る感光体ユニットの画像形成装置への挿入の第1段階を示す図である。 本発明の1つの実施の形態に係る感光体ユニットの画像形成装置への挿入の第2段階を示す図である。 本発明の1つの実施の形態に係る感光体ユニットの画像形成装置への挿入の第3段階を示す図である。 本発明の1つの実施の形態に係る感光体ユニットを現像ユニットと組合わせた状態を示す図である。 本発明の1つの実施の形態に係る感光体ユニットに組合わされる現像ユニットを示す図である。 本発明の1つの実施の形態に係る感光体ユニットを示す図である。 本発明の1つの実施の形態に係る感光体ユニットが装着される画像形成装置の全体構成を示す図である。
符号の説明
1 感光体、2 ハウジング、3,4 軸受、5 帯電部安定板、6 帯電部メッシュ、7 帯電部針、8 クリーナブレード、9 廃トナー搬送部、10 側面カバー、20 遮光シート、30 硬質カバー、31 フランジ部、40 緩衝部材。

Claims (12)

  1. ハウジングに対して回転可能に軸支され、少なくとも一部が前記ハウジングから露出する感光体を備え、該感光体の軸方向に沿って画像形成装置に挿入される感光体ユニットであって、
    前記感光体における前記軸方向の一方側の一部を覆うように前記ハウジングに直接固定された遮光シートと、
    前記遮光シートに対して前記軸方向の他方側に隣接して、または、前記遮光シートの一部と重なるように設けられ、前記ハウジングにおける前記軸方向の他端側の端部に位置する部分に嵌合し、前記ハウジングに対して位置決めされ、画像形成装置への挿入時の把持部を構成する硬質カバーと、
    前記硬質カバーと前記感光体との間に介装された緩衝部材とを備え、
    前記硬質カバーは、前記感光体ユニットを前記硬質カバー上で把持可能な長さを有し、
    前記遮光シート、前記硬質カバーおよび前記緩衝部材は、一体的に前記感光体から除去可能である、感光体ユニット。
  2. 前記遮光シートおよび前記硬質カバーにより前記感光体の軸方向全体が覆われる、請求項1に記載の感光体ユニット。
  3. 前記感光体ユニットは、前記感光体上に形成された静電潜像を現像する現像ユニットと別体に構成される、請求項1または請求項2に記載の感光体ユニット。
  4. 前記遮光シート、前記硬質カバーおよび前記緩衝部材を除去した状態において、前記感光体の表面の半分以上が露出する、請求項1から請求項3のいずれかに記載の感光体ユニット。
  5. 前記硬質カバーを取付けた状態での前記画像形成装置への前記感光体ユニットの過挿入を抑制可能なフランジ部が前記硬質カバーの先端に形成されている、請求項1から請求項4のいずれかに記載の感光体ユニット。
  6. 前記硬質カバーは、前記感光体の全長の1/3以上2/3以下の軸長を有する、請求項1から請求項5のいずれかに記載の感光体ユニット。
  7. 感光体を備え、該感光体の軸方向に沿って画像形成装置に挿入される感光体ユニットであって、
    前記感光体を回転可能に軸支するとともに、前記感光体の少なくとも一部を露出させた状態で該感光体を覆うハウジングと、
    前記感光体における前記軸方向の一方側に位置し、前記感光体における前記ハウジングから露出する部分を覆うように前記ハウジングに対して離脱可能に直接固定された遮光シートと、
    前記遮光シートに連結され、前記感光体における前記軸方向の他方側に位置し、前記感光体における前記ハウジングから露出する部分を覆うように前記ハウジングに対して離脱可能に設けられ、前記ハウジングにおける前記軸方向の他端側の端部に位置する部分に嵌合し、前記ハウジングに対して位置決めされ、画像形成装置への挿入時の把持部を構成する硬質カバーと、
    前記硬質カバーと前記感光体との間に介装された緩衝部材とを備えた、感光体ユニット。
  8. 前記ハウジングは、前記感光体の軸方向全体にわたって該感光体の一部を露出させる、請求項7に記載の感光体ユニット。
  9. 前記ハウジングに取り付けられ、前記感光体の周面からトナーを掻き取る清掃装置をさらに備えた、請求項7または請求項8に記載の感光体ユニット。
  10. 前記ハウジングに取り付けられ、前記感光体の周面からトナーを掻き取る清掃装置と、
    前記ハウジングに取り付けられ、前記感光体を帯電させる帯電器とをさらに備えた、請求項7または請求項8に記載の感光体ユニット。
  11. 前記硬質カバーを取付けた状態での前記画像形成装置への前記感光体ユニットの過挿入を抑制可能なフランジ部が前記硬質カバーの先端に形成されている、請求項7から請求項10のいずれかに記載の感光体ユニット。
  12. 請求項1から請求項11のいずれかに記載の感光体ユニットを備えた、画像形成装置。
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