JP5388442B2 - プロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置 - Google Patents

プロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5388442B2
JP5388442B2 JP2007294950A JP2007294950A JP5388442B2 JP 5388442 B2 JP5388442 B2 JP 5388442B2 JP 2007294950 A JP2007294950 A JP 2007294950A JP 2007294950 A JP2007294950 A JP 2007294950A JP 5388442 B2 JP5388442 B2 JP 5388442B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
main body
protective cover
apparatus main
process cartridge
photosensitive drum
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2007294950A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008170960A (ja
Inventor
靖史 吉野
一彦 菅野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2007294950A priority Critical patent/JP5388442B2/ja
Priority to US11/944,817 priority patent/US7929881B2/en
Publication of JP2008170960A publication Critical patent/JP2008170960A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5388442B2 publication Critical patent/JP5388442B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、プロセスカートリッジ及びプロセスカートリッジを装着して画像形成を行う電子写真画像形成装置に関するものである。
ここで、電子写真画像形成装置とは、電子写真画像形成方式を用いて記録媒体に画像を形成するものである。電子写真画像形成装置としては、例えば、電子写真複写機、電子写真プリンタ(例えば、レーザービームプリンタ、LEDプリンタ等)、ファクシミリ装置及びワードプロセッサ等が含まれる。
また、プロセスカートリッジとは、プロセス手段としての帯電手段、現像手段又はクリーニング手段と、感光体ドラムとを一体的にカートリッジ化し、このカートリッジを電子写真画像形成装置本体に対して着脱可能とするものである。また、プロセスカートリッジとは、帯電手段、現像手段、クリーニング手段の少なくとも1つと、感光体ドラムとを一体的にカートリッジ化して電子写真画像形成装置本体に着脱可能とするものである。更に、プロセスカートリッジとは、少なくとも現像手段と感光体ドラムとを一体的にカートリッジ化して電子写真画像形成装置本体に着脱可能とするものをいう。
従来、電子写真画像形成装置においては、感光体ドラム及び感光体ドラムに作用するプロセス手段を一体的にカートリッジ化して、このカートリッジを電子写真画像形成装置本体に着脱可能とするプロセスカートリッジ方式が採用されている。このプロセスカートリッジ方式によれば、装置のメンテナンスをサービスマンに頼らずユーザー自身で行うことができるので、格段に操作性を向上させることができる。そこでこのプロセスカートリッジ方式は、電子写真画像形成装置において広く用いられている。
電子写真画像形成装置では、レーザー、LED或いはランプなどの画像情報に対応した光を感光体ドラムに照射する。これによって、感光体ドラムに静電潜像を形成する。そして、この静電潜像を現像装置により現像する。さらに、感光体ドラムに形成された現像像を記録媒体へ転写する。これによって、記録媒体に画像を形成している。
上記の過程において、プロセスカートリッジは、電子写真画像形成装置本体装着時に感光体ドラムが記録媒体と対向する位置や感光体ドラムに作用する本体側プロセス手段に対向する部位を露出させる必要がある。
そこで、プロセスカートリッジ挿入時や物流時に感光体ドラムの表面を傷付けないためにプロセスカートリッジに着脱可能な保護カバーを設けている。そして、プロセスカートリッジ使用時にはその保護カバーが外れた状態で電子写真画像形成装置本体に装着されている。
そして、保護カバーを利用したプロセスカートリッジの挿入方法として、例えば特許文献1に記載される方法がある。この方法は、長手方向に取り外し可能な保護カバーを設け、保護カバーの挿入方向先端下部に設けられた凸部を電子写真画像形成装置本体の凹部に嵌合させて、位置決めした状態でプロセスカートリッジを案内し、装着させる方法である。
特許第3535604号公報
本発明は、上記構成を更に発展させたものである。
従来の構成では、保護カバーに設けられた凸部を電子写真画像形成装置本体の凹部に嵌合させるだけの位置決めであった。したがって、プロセスカートリッジを装置本体に装着する際には、保護カバーが移動しないように片手で保護カバーを把持し、もう片方の手でプロセスカートリッジを押して挿入させる必要があった。
そこで、本発明の目的は、プロセスカートリッジを装置本体に装着する際に、保護カバーを把持する必要なく、プロセスカートリッジの装着を容易におこなえるプロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置を提供することである。
また、本発明の他の目的は、プロセスカートリッジを装置本体に装着する際に、プロセスカートリッジの装置本体に対する位置を容易に合すことができ、スムーズに挿入することができるプロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置を提供することである。
上記目的は本発明に係るプロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置にて達成される。要約すれば、本発明の第一の態様によれば、
電子写真画像形成装置本体に着脱可能なプロセスカートリッジにおいて、
感光体ドラムと、
前記感光体ドラムを回転自在に取り付けた感光体ユニットと、
前記感光体ユニットから露出した前記感光体ドラムを保護する、前記装置本体に取り付け可能な保護カバーであって、前記プロセスカートリッジを前記感光体ドラムの長手方向に沿って前記装置本体の内部へ案内するガイド部と、前記プロセスカートリッジを前記装置本体へ挿入する挿入方向の先端に設けられた被位置決め部であって、前記装置本体に設けられた溝である位置決め部と係合して、前記保護カバーを前記装置本体に対して前記長手方向と交差する方向の位置決めをする被位置決め部と、前記挿入方向の先端に設けられた被係合部であって、前記装置本体に設けられた係合部に係合して、前記保護カバーが前記装置本体から前記挿入方向の上流側に外れるのを規制する被係合部と、を有する保護カバーと、
を有することを特徴とするプロセスカートリッジが提供される。
本発明の第二の態様によれば、
電子写真画像形成装置本体に着脱可能なプロセスカートリッジにおいて、
感光体ドラムと、
前記感光体ドラムを回転自在に取り付けた感光体ユニットと、
前記感光体ユニットから露出した前記感光体ドラムを保護する、前記装置本体に取り付け可能な保護カバーであって、前記プロセスカートリッジを前記感光体ドラムの長手方向に沿って前記装置本体の内部へ案内するガイド部と、前記プロセスカートリッジを前記装置本体へ挿入する挿入方向の先端に設けられた被位置決め部であって、前記装置本体に設けられた溝である位置決め部と係合して、前記保護カバーを前記装置本体に対して前記長手方向と交差する方向の位置決めをする被位置決め部と、前記挿入方向の先端に設けられた被係合部であって、前記装置本体に設けられた係合部に係合して、前記保護カバーが前記装置本体から前記挿入方向の上流側に外れるのを規制する被係合部と、を有する保護カバーと、
を有し、
前記被係合部は、上方に突出した突起を有し、
前記位置決め部と前記被位置決め部によって前記保護カバーが位置決めされた状態で、前記挿入方向における前記保護カバーの後端側が下方に傾いた場合にも、前記突起は前記係合部と係合した状態を保てることを特徴とするプロセスカートリッジが提供される。
本発明の第三の態様によれば、
記録媒体に画像を形成する電子写真画像形成装置において、
(i)位置決め部と、
(ii)係合部と、
(iii)感光体ドラムと、
前記感光体ドラムを回転自在に取り付けた感光体ユニットと、
前記感光体ユニットから露出した前記感光体ドラムを保護する、前記電子写真画像形成装置の装置本体に取り付け可能な保護カバーであって、プロセスカートリッジを前記感光体ドラムの長手方向に沿って前記装置本体の内部へ案内するガイド部と、前記プロセスカートリッジを前記装置本体へ挿入する挿入方向の先端に設けられた被位置決め部であって、前記装置本体に設けられた位置決め部と当接して、前記保護カバーを前記装置本体に対して前記長手方向と交差する方向に位置決めする被位置決め部と、前記挿入方向の先端に設けられた被係合部であって、前記係合部に係合して、前記保護カバーが前記装置本体に対して前記挿入方向の上流側に移動するのを規制する被係合部と、を有する保護カバーと、
を有する前記プロセスカートリッジを取り外し可能に装着する装着手段と、
(iv)前記記録媒体を搬送する搬送手段と、
を有し、
前記位置決め部は、前記被位置決め部と係合する、前記装置本体に設けられた溝であることを特徴とする電子写真画像形成装置が提供される。
本発明の第四の態様によれば、
記録媒体に画像を形成する電子写真画像形成装置において、
(i)位置決め部と、
(ii)係合部と、
(iii)感光体ドラムと、
前記感光体ドラムを回転自在に取り付けた感光体ユニットと、
前記感光体ユニットから露出した前記感光体ドラムを保護する、前記電子写真画像形成装置の装置本体に取り付け可能な保護カバーであって、プロセスカートリッジを前記感光体ドラムの長手方向に沿って前記装置本体の内部へ案内するガイド部と、前記プロセスカートリッジを前記装置本体へ挿入する挿入方向の先端に設けられた被位置決め部であって、前記装置本体に設けられた位置決め部と当接して、前記保護カバーを前記装置本体に対して前記長手方向と交差する方向に位置決めする被位置決め部と、前記挿入方向の先端に設けられた被係合部であって、上方に突出した突起を有し、前記係合部に係合して、前記保護カバーが前記装置本体に対して前記挿入方向の上流側に移動するのを規制する被係合部と、を有する保護カバーと、
を有する前記プロセスカートリッジを取り外し可能に装着する装着手段と、
(iv)前記記録媒体を搬送する搬送手段と、
を有し、
前記位置決め部は、前記被位置決め部と係合する、前記装置本体に設けられた溝であり、
前記位置決め部と前記被位置決め部によって前記保護カバーが位置決めされた状態で、前記挿入方向における前記保護カバーの後端側が下方に傾いた場合にも、前記係合部は前記突起と係合した状態を保てることを特徴とする画像形成装置が提供される。
本発明によれば、保護カバーが画像形成装置本体に外れることなく取り付けられるため、プロセスカートリッジを装置本体に装着する際に、保護カバーを把持する必要なく、プロセスカートリッジの装着を容易におこなえる。従って、ユーザーの操作性及び挿入性を向上できる。
さらに、プロセスカートリッジを装置本体に装着する際に、プロセスカートリッジの装置本体に対する位置を容易に合すことができ、スムーズに挿入することができる。従って、ユーザーの操作性及び挿入性を向上できる。
以下、本発明に係るプロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置を図面に則して更に詳しく説明する。
実施例1
本発明に係る電子写真画像形成装置の一実施例を説明する。本実施例にて電子写真画像形成装置は、カラー電子写真画像形成装置とされる。
(電子写真画像形成装置の全体構成)
先ず、図1を参照して、本実施例のカラー電子写真画像形成装置の全体構成について説明する。
図1に示すカラー電子写真画像形成装置(以下、「画像形成装置」という。)100は、水平方向に対して傾斜して並設した4個のプロセスカートリッジ(以下、カートリッジという。)7(7a、7b、7c、7d)を有する。カートリッジ7は、装着開口部82b(図3参照)に着脱可能に装着される。
カートリッジ7は、夫々1個の像担持体としてのドラム状の電子写真感光体(以下、「感光体ドラム」という。)1(1a〜1d)を上部に備えている。感光体ドラム1は、駆動部材(不図示)によって、同図中、時計回りに回転駆動される。感光体ドラム1の周囲には、その回転方向に従って順に、次の構成が配置されている。
つまり、転写後の感光体ドラム1表面に残った現像剤を除去するクリーニング部材6(6a〜6d)、感光体ドラム1表面を均一に帯電する帯電ローラ2(2a〜2d)、及び、画像情報に基づいてレーザービームを照射し感光体ドラム1に静電潜像を形成するスキャナユニット3が配置される。
更に、感光体ドラム1の周囲には、上記感光体ドラム1上に形成された静電潜像を現像剤(以下、「トナー」という。)を用いて現像し、現像像(以下、「トナー像」という。)とする現像ユニット4(4a〜4d)が配置される。
また、感光体ドラム1の周囲には、転写ユニット5が配置されている。転写ユニット5は中間転写ベルトを用いた構成、又は、紙搬送ベルトを用いた構成、のいずれの場合でも良い。本実施例では、中間転写ベルトを用いた構成の場合について説明する。つまり、本実施例では、転写ユニット5は、感光体ドラム1上の4色のトナー画像を一括して転写させる中間転写ユニット5とされる。中間転写ユニット5は、ローラ56、57、59に張設され、矢印A方向に回動する中間転写ベルト9を備えている。
ここで、感光体ドラム1と、クリーニング部材6、帯電ローラ2及び現像ユニット4とは、一体的にカートリッジ化され、カートリッジ7を構成している。
そして、中間転写ベルト9を間にして前記感光体ドラム1と対向する位置に、1次転写ローラ51(51a〜51d)が設けられている。
また、図1中の右側において、中間転写ベルト9は、2次転写ローラ52と対向して接している。
そして、画像形成装置本体(以下、「装置本体」という。)100Aの下部には、転写材としての記録媒体Sを収納する給紙カセット17aと、記録媒体Sを給紙する給紙ローラ54と、記録媒体Sを搬送する搬送ローラ対76とを有する給送装置17が設けられている。
(プロセスカートリッジ)
次に、図2を参照して、本実施例によるカートリッジ7について説明する。
図2は、現像剤、即ち、トナーを収納したカートリッジ7の主断面である。
尚、イエロー色のトナーを収納したカートリッジ7a、マゼンタ色のトナーを収納したカートリッジ7b、シアン色のトナーを収納したカートリッジ7c、ブラック色のトナーを収納したカートリッジ7dは、同一構成とされる。従って、以下の説明では、各カートリッジ7a、7b、7c、7dを、総称してカートリッジ7として説明する。各カートリッジ構成部材についても同様に総称して説明する。
カートリッジ7は、感光体ドラム1、帯電ローラ2及びクリーニング部材6を備えた第一枠体としての感光体ユニット26と、現像ローラ25などの現像部材を有する第二枠体としての現像ユニット4に分かれている。
感光体ユニット26のクリーニング枠体27には、感光体ドラム1が軸受(不図示)を介して回転自在に取り付けられている。感光体ドラム1の周上には、前述した通り帯電ローラ2及びクリーニング部材6が配置されている。クリーニング部材6によって感光体ドラム1表面から除去された残留トナーは、除去トナー室27aに落下する。そして感光体ユニット26に駆動モータ(不図示)の駆動力を伝達することにより、感光体ドラム1を画像形成動作に応じて回転駆動させる。クリーニング枠体27には帯電ローラ軸受28が、帯電ローラ2の中心と感光体ドラム1の中心を通る矢印D方向に移動可能に取り付けられている。帯電ローラ2の軸2jは、帯電ローラ軸受28に回転可能に取り付けられており、帯電ローラ軸受28は、帯電ローラ加圧部材46により感光体ドラム1に向かって加圧された状態である。
現像ユニット4は、感光体ドラム1と接触して矢印B方向に回転する現像ローラ25と現像枠体31を備えている。現像ローラ25は、現像枠体31の両側にそれぞれ取り付けられた軸受部材(不図示)を介して、回転自在に現像枠体31に支持されている。また、現像ローラ25の周上には、現像ローラ25に接触して矢印C方向に回転するトナー供給ローラ34と現像ローラ25上のトナー層を規制するための現像ブレード35がそれぞれ配置されている。さらに、現像枠体31のトナー収容部(容器)31aには、収容されたトナーを撹拌するとともに前記トナー供給ローラ34へトナーを搬送するためのトナー搬
送部材36が設けられている。
そして、現像ユニット4は、軸受部材32R、32Lに設けられた、穴32Rb、32Lbに嵌合する軸37R及び37Lを中心にして感光体ユニット26に回動自在に結合されている。カートリッジ7の画像形成時においては、現像ユニット4は、加圧バネ38により付勢されているため、軸37R及び37Lを中心に回転し、現像ローラ25が感光体ドラム1に当接している。
(画像形成の動作)
図1を参照して説明すると、画像形成の動作は次の通りである。
まず、各カートリッジ7の有する感光体ドラム1が、画像形成装置本体100Aに設けられた駆動伝達部によって、画像形成のタイミングに合わせて回転する。そして、前記各カートリッジ7に対応するスキャナユニット3が駆動する。
そして、感光体ドラム1の回転に従動して、帯電ローラ2も回転する。その際、帯電ローラ2に帯電バイアスが印加される。その結果、感光体ドラム1の周面に一様な電荷が付与される。
スキャナユニット3は、画像情報に応じてレーザービームLを感光体ドラム1の周面に照射する。その結果、感光体ドラム1の周面に静電潜像が形成される。
現像ユニット4に回転可能に支持された現像ローラ25は、トナーを用いて静電潜像を現像し、トナー像を感光体ドラム1上に形成する。
トナー像は、1次転写ローラ51(51a〜51d)に正極性のバイアスを印加することにより、感光体ドラム1(1a〜1d)から順次、中間転写ベルト9上に転写され、中間転写ベルト9上に4色のトナー像が重なったカラートナー像が形成される。このトナー像は、中間転写ベルト9にて2次転写ローラ52まで搬送される。
転写材としての記録媒体Sは、給送装置17の給紙ローラ54により搬送ローラ76に給紙され、その後レジストローラ対55によって搬送され、更に中間転写ベルト9と前記2次転写ローラ52とが当接する当接部を通過する。前記当接部において、2次転写ローラ52に正極性のバイアスを印加することにより、中間転写ベルト9から記録媒体Sへトナー像が一括して転写される。
その後、記録媒体Sは、定着部106に搬送される。そして、定着部106において前記現像剤像が記録媒体Sに熱定着される。その後、記録媒体Sが排出部107から画像形成装置100の外に排出される。
(プロセスカートリッジの画像形成装置本体への装着構成)
次に、図3〜図8を参照して、本発明の特徴部分であるカートリッジ7を画像形成装置本体100Aへ装着する装着構成について説明する。
図3は、カートリッジ7の装置本体100Aへの装着前の状態を説明する図である。
図3において、カートリッジ7には上部に備えられた、感光体ユニット26から露出した感光体ドラム1を保護する保護カバー70が取り付けられている。詳しくは後述するように、保護カバー70は、感光体ユニット26に対して感光体ドラム1の長手方向、即ち、感光体ドラム1の回転軸線方向(長手方向)に取り外し可能とされる。また、保護カバー70にはカートリッジ7に取り付けられた状態で把持可能な把手70pが設けられている。
また、画像形成装置本体100Aには、図中F方向に開閉可能な前カバー101と、カートリッジ7の挿入口である装着開口部82bを有する前側板82が設けられている。
そして、プロセスカートリッジ7の挿入方向先端部7eを画像形成装置本体100Aの本体前側板82の装着開口部82bに向け、長手方向(図中E方向)、即ち、感光体ドラム1の回転軸線方向に挿入して、装着する。
前側板82にはコ字状(略Uの字を逆さまにした形状)の凸部である位置決め部86が、装着開口部82bよりも上方に設けられている。位置決め部86は、図6に示すように、コ字状(略Uの字を逆さまにした形状)の内側部材86aと外側部材86bで形成され、内側部材86aと外側部材86bとの間には、コ字状(略Uの字を逆さまにした形状)の溝部86cが形成される。この溝部86cには、後述の図5に示すように、保護カバー70の挿入方向先端部に形成したコ字状(略Uの字を逆さまにした形状)の先端部70aに設けられた被位置決め部70bが挿入される。先端部70aの挿入を容易とするために、溝部86cを形成する内側部材86aと外側部材86bの溝部86cの入り口部分には、面取り加工により傾斜面86a1、86b1が形成されている。
次に、図4及び図7にカートリッジ7を装置本体100Aに挿入する直前の状態を示す。
図4において、カートリッジ7に装着された保護カバー70は、先端部70aを装置本体100Aの前側板82に設けた位置決め部86によって位置決めされている。
つまり、本実施例にて保護カバー70の挿入方向先端部には、図5に示すように、保護カバー70の長手方向に所定幅(w)の先端部70aが形成されている。この先端部70aは、上述のように、前側板82に設けられた位置決め部86の溝部86cに挿入可能とされる。
更に説明すると、図5を参照すると、保護カバー70の先端部70aは、その先端部に、被位置決め部70bが形成されている。本実施例では、この保護カバー70の被位置決め部70bを、図6に示す装置本体100Aの前側板82に設けられた位置決め部86の溝部86cに差し込む。それによって、保護カバー70の上下及び左右方向(感光体ドラム1の回転軸線方向と交差する方向)の規制(位置決め)を行っている。
また、保護カバー70には、図5に示すように、先端部70aの被位置決め部70bの上部水平部に被係合部(爪形状)70cが設けられている。
また、位置決め部86の溝部86cの奥側(底)には、図6に示すように、保護カバー70の被位置決め部70bの被当接部である端面70dを突き当てるための当接部である奥側面86gが設けられている。
更に、位置決め部86の溝部86cの奥側であって、保護カバー70の先端部70aに形成された被係合部(爪形状)70cに対応する箇所には、図7に示すように、係合部(溝部)86dが形成されている。
従って、図7に示すように、被係合部70cは、先端部70aを前側板82の位置決め部86の溝部86cに差込む際に、特に外側部材86bの内周部に形成された面取り加工面(斜面部)86b1により、押圧されて下方向に撓み、係合部(溝部)86dに入る。被係合部70cは、係合部86dに挿入されることにより、被係合部70cの撓みが解消される。これによって、係合部70cの爪部(突起)70kが、位置決め部86に設けられた係合部(溝部)86dの係合部側面86kに係止される。これにより、被係合部70cが係合部86dに係合することとなり、保護カバー70が挿入方向上流側に外れることを防いでいる。
そして、保護カバー70の挿入方向手前側(上流側)が、カートリッジ7及び保護カバー70自身の重みによって、被位置決め部70bの端面70dの下部領域70eを支点として保護カバー70の挿入方向手前側が下方向に傾く。その際に、保護カバー70の被係合部70cに設けられた当接部(爪部の斜面部)70hが係合部86cの係合部側面86kに当接する。
従って、爪部70kが係合部86cに掛かり、係合部70cが外れるのを防止する。これによって、保護カバー70は、装置本体100Aに保持され、装置本体100Aから落ちることはない。
図8は、カートリッジ7の装置本体100Aへの挿入状態を示す。
図8において、カートリッジ7は、保護カバー70を装置本体100Aの前側板82に位置決めし、そして、保持させた状態とされ、長手方向(図中E方向)に押し込まれることにより、装置本体100A内へと挿入される。
この際、保護カバー70には、カートリッジ7の挿入方向手前側(上流側)に規制部である側板70mが設けられており、カートリッジ7の端面を規制している。従って、保護カバー70を装置本体100Aに位置決めした際に、カートリッジ7が手前側へとスライドすること防止している。
従って、カートリッジ7を奥側にのみ押すことが可能となり、装置本体100Aへ挿入する際に、カートリッジ7は保護カバー70から外れる。
(保護カバーのプロセスカートリッジへの取付構成)
次に、カートリッジ7への保護カバー70の取付(係止)状態について、図9〜図11を用いて説明する。
本実施例では、図9に示すように、カートリッジ7にて、感光体ドラム1は、上述のように、感光体ユニット26を構成するクリーニング枠体27に回転自在に取り付けられている。又、感光体ユニット26、即ち、クリーニング枠体27には、感光体ドラム1の両脇に位置して被ガイド部7f、7gが設けられている。
また、図10に示すように、被ガイド部7f(7f1、7f2)は、カートリッジ7の長手両端部に設けられ、被ガイド部7gは長手全域に渡って設けられている。
一方、保護カバー70は、図11に示すように、感光体ドラム1を覆うべく横断面が概略コ字状(略Uの字を逆さまにした形状)とされ、カートリッジ7の長手方向に延在した形状とされる。保護カバー70の短手方向一端側においては、長手方向に連続したガイド部70gが全域に渡って形成されている。そして、短手方向他端側においては、長手方向の両端部においてガイド部70f(70f1、70f2)が設けられている。
そして、感光体ユニット26に設けられた被ガイド部7fに、保護カバー70のガイド部70fが長手両端部で掛けられている。そして、感光体ユニット26に設けられた被ガイド部7gにはガイド部70gが長手全域に渡って掛けられている。従って、カートリッジ7は、保護カバー70に対し、長手方向にスライド可能となっている。そのため、保護カバー70が本体前側板82に位置決めされた際には、保護カバー70のガイド部70f、70gが、カートリッジ70のガイドとなる。この構成によって、カートリッジ7は、感光体ドラム1の軸線方向に沿って、装置本体100Aの内部に案内される。その際、保護カバー70は、被位置決め部70bの端面70d(図5参照)が、位置決め部86の奥側面86g(図6参照)に突き当り、挿入方向への移動が規制される。
つまり、カートリッジ7のカートリッジガイド部7f、7gが、保護カバー70のガイド部70f、70gにより装着方向(矢印E方向)へと案内される。これにより、カートリッジ7のカートリッジガイド部7h、7j(図10)が、図12に示す装置本体100Aの装着手段である本体ガイド(溝部)100a、100bへと案内される。それにより、カートリッジ7は、装置本体100Aに装着される。
また、前述したように、保護カバー70とカートリッジ7とを一体で、装置本体100Aに位置決めした後には、保護カバー70は、装置本体100Aに係合され、保持される。このように、本実施例では、カートリッジ7を挿入する際及び挿入後でも、保護カバー70が画像形成装置本体100Aから落ちる(外れる)のを防止する構成となっている。
以上説明したように、保護カバー70に、カートリッジ7を一体で把持可能とする把手70pと、カートリッジ7を装着する際の位置決めである被位置決め部70bを備えた先端部70aとを一体で設ける。それによって、カートリッジ7の把持と挿入位置決めを同部品で行うことができる。
よって、保護カバー70とカートリッジ7とのガタツキ等の影響を受けにくいため、プロセスカートリッジ7の操作性及び装着性を向上することができる。
また、保護カバー70は、先端部70aの被係合部70cが装置本体100Aの係合部86dに係合することにより保持されるため、保護カバー70が装置本体100Aから落ちる(外れる)のを防止する構成とされる。そのため、カートリッジを装置本体100Aに対して容易に挿入することが可能である。
従って、図13に示すように、片手でカートリッジ7に装着した保護カバー70の把手70pを把持し、保護カバー70とカートリッジ7とを一体で位置決めすることができる。そして、その後は、図14に示すように、ユーザーが保護カバー70を保持(把持)することなく、片手でプロセスカートリッジ7を把持及び挿入することができる。従って、カートリッジ7の装着性を向上させることができる。
さらに、保護カバー70が装置本体100Aに位置決めされ、かつ、保持され、さらに、カートリッジ7を装着するためのガイド部70f、70gを有しているため、装置本体100A対しての正確な位置で保持される。従って、カートリッジ7を装置本体100Aへスムーズに装着することが可能である。
また、本実施例では、感光体ドラム1がカートリッジ7の上方にあり、その上に保護カバー70を取り付けられている。そのため、保護カバー70の被位置決め部70bを上方から見ながら位置決めし、カートリッジ7の挿入を行うことができる。即ち、本体前側板82への位置決め位置を把握しやすいため、カートリッジ7の装着性を向上できる。
実施例2
次に、図15〜図19を参照して、本発明に係る画像形成装置の他の実施例について説明する。本実施例にて、画像形成装置の全体構成は、実施例1にて説明した画像形成装置と同様の構成とされるので、実施例1の説明を援用し、再度の説明は省略する。
以下の説明では、実施例1と異なる本発明の特徴部の構成について説明する。この場合においても、実施例1と同一の構成部分については同一の符号を付し、詳しい説明は省略し、実施例1の説明を援用する。
次に、実施例1と異なる部分について説明する。
本実施例では、図15及び図16に示すように、プロセスカートリッジ(以下、「カートリッジ」という。)7に対し感光体ドラム1が下向きに配置されている。また、保護カバー71は、感光体ドラム1の更に下側に配置されている。
また、画像形成装置本体(以下、「装置本体」という。)100Aには、図16に示すように、G方向に開閉可能な前カバー102と、カートリッジ7の挿入口である装着開口部82bを有する前側板82が設けられている。
保護カバー71は、実施例1と同様に、装置本体100Aに設けた前側板82の位置決め部87に位置決めされる。この際、図17に示す保護カバー71の先端部71aに設けた被位置決め部71bを、図18に示す前側板82に設けられたコの字(略Uの字形状)の位置決め部87のコ字状(略Uの字形状)の溝部87cに差し込む。それによって、保護カバー71の上下及び左右方向(感光体ドラム1の回転軸線方向と交差する方向)の規制(位置決め)を行っている。
また、保護カバー71には、図17に示すように、先端部71aの被位置決め部71bの上部両端部に被係合部(爪形状)71cが設けられている。さらに、保護カバー71には、被位置決め部71bの端面71dと下部71eが設けられている。
また、図18に示すように、位置決め部87の上部で、カートリッジ7の挿入方向下流側には、後述する保護カバー71を係合するための係合部(溝部)87dが設けられている。そして、位置決め部87の奥側(底)には保護カバー71の被当接部である端面71dを突き当てるための当接部である奥側面87gが設けられている。
そして、図19に示すように、保護カバー71の被係合部71cは、位置決め部87に差込む際に斜面部87d1に押圧されて下方向に撓み、係合部(溝部)87dに入る。そして、被係合部71cは撓みが解消され、係合部(溝部)87dの一端面87kに係合部71cの爪部71kが掛かる。これによって、被係合部71cが係合部87dに係合する。
そして、カートリッジ7及び保護カバー71自身の重みによって、被位置決め部71bの下部71eを支点として保護カバー71の挿入方向手前側(上流側)が下方向に傾く。その際に、保護カバー71の被係合部71cに設けられた当接部(爪部の斜面部)71hが係合部87dの係合部側面87kに当接する。
従って、爪部71kが係合部87dに掛かり、係合部71cが外れるのを防止するため、装置本体100Aから保護カバー71が落ちない(外れない)ように保持される。
そして、カートリッジ7の挿入動作は実施例1と同様に、カートリッジを図16に示す矢印E方向に押し込むことで、保護カバー71のガイド部が装置本体100Aの本体ガイド部に案内し、カートリッジ7が装置本体100A内に装着される。その際、保護カバー71は、被位置決め部71bの端面71d(図17参照)が、位置決め部87の奥側面87g(図18参照)に突き当り、挿入方向への移動が規制される。
以上説明したように、保護カバー71が装置本体100Aに位置決め及び保持され、カートリッジ7の挿入を行う。そのため、カートリッジ7を挿入する際に、保護カバー71を置いて位置決めするための画像形成装置の受け台を設ける必要がない。従って、画像形成装置本体100Aを小型化できる。
また、保護カバー71が保持されているため、図16に示すような装置本体100Aの前ドア102を横方向に開く構成となっている場合にも好便である。つまり、本実施例の構成によれば、保護カバー71を把持せずにカートリッジ7の挿入を行うことができ、この場合にも、装置本体100Aから保護カバー71が落ちるのを防止することができる。
よって、片手でカートリッジ7を把持及び挿入することができるため、カートリッジ7の装着性を向上することができる。
さらに、保護カバー71のガイドが、カートリッジ7を装置本体100Aの装着手段であるカートリッジガイド(不図示)に導くため、スムーズに装着することが可能である。よって、カートリッジ7の装着性を向上できる。
尚、本実施例では、保護カバーに爪形状を設け、画像形成装置本体に溝形状を設けた構成で説明を行ったが、その関係が逆になっても同様の効果を得ることができる。
本発明に係る電子写真画像形成装置の第一の実施例であるカラー電子写真画像形成装置の全体構成図である。 プロセスカートリッジの断面図である。 プロセスカートリッジの電子写真画像形成装置本体への挿入前状態を示す斜視図である。 プロセスカートリッジの電子写真画像形成装置本体への挿入直前の状態を示す斜視図である。 保護カバーの被位置決め部及び被係合部を示す詳細斜視図である。 電子写真画像形成装置本体の前側板の位置決め部を示す詳細斜視図である。 前側板の係合部に保護カバーの被係合部を係合させた状態を示す斜視断面図である。 プロセスカートリッジの電子写真画像形成装置本体への挿入状態を示す斜視図である。 プロセスカートリッジと保護カバーの側面図である。 プロセスカートリッジの被ガイド部を示す斜視図である。 保護カバーのガイド部を示す斜視図である。 プロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置のガイド構成を示す斜視図であり、保護カバーは取り外された状態を示す。 プロセスカートリッジの挿入前操作を示す斜視図である。 プロセスカートリッジの挿入操作を示す斜視図である。 本発明に係る電子写真画像形成装置の第二の実施例であるカラー電子写真画像形成装置の全体構成図である。 第二の実施例における、プロセスカートリッジの挿入状態を示す斜視図である。 第二の実施例における、保護カバーの被位置決め部及び被係合部を示す詳細斜視図である。 第二の実施例における、電子写真画像形成装置本体の前側板の詳細斜視図である。 第二の実施例における、前側板に保護カバーの被係合部を係合させた形態を示す斜視断面図である。
符号の説明
1(1a〜1d) 電子写真感光体ドラム
2(2a〜2d) 帯電ローラ
3 スキャナユニット
4(4a〜4d) 現像ユニット(第二枠体)
5 中間転写ユニット
5a 中間転写ベルト
6(6a〜6d) クリーニング部材
7(7a〜7d) プロセスカートリッジ
25(25a〜25d) 現像ローラ
26(26a〜26d) 感光体ユニット(第一枠体)
27 クリーニング枠体
27a 除去トナー室
31 現像枠体
70、71 保護カバー
70a、71a 先端係合部
70b、71b 被位置決め部
70c、71c 被係合部(爪形状)
70d、71d 端面
70e、71e 下部
70f、70g ガイド部
70h、71h 当接部(爪部の斜面部)
70k、71k 爪部
70m 側板(規制部)
70p 把手
82 前側板
82b 装着開口部
86、87 位置決め部
86a、87a 内側部材
86a1、87a1 斜面部
86b、87b 外側部材
86b1、87b1 斜面部
86c、87c 溝部
86d、87d 係合部(溝部)
86g、87g 奥側面
86k、87k 係合部側面
87d1 斜面部
100 画像形成装置
100A 画像形成装置本体
100a、100b 本体ガイド
101、102 前カバー

Claims (14)

  1. 電子写真画像形成装置本体に着脱可能なプロセスカートリッジにおいて、
    感光体ドラムと、
    前記感光体ドラムを回転自在に取り付けた感光体ユニットと、
    前記感光体ユニットから露出した前記感光体ドラムを保護する、前記装置本体に取り付け可能な保護カバーであって、前記プロセスカートリッジを前記感光体ドラムの長手方向に沿って前記装置本体の内部へ案内するガイド部と、前記プロセスカートリッジを前記装置本体へ挿入する挿入方向の先端に設けられた被位置決め部であって、前記装置本体に設けられた溝である位置決め部と係合して、前記保護カバーを前記装置本体に対して前記長手方向と交差する方向の位置決めをする被位置決め部と、前記挿入方向の先端に設けられた被係合部であって、前記装置本体に設けられた係合部に係合して、前記保護カバーが前記装置本体から前記挿入方向の上流側に外れるのを規制する被係合部と、を有する保護カバーと、
    を有することを特徴とするプロセスカートリッジ。
  2. 電子写真画像形成装置本体に着脱可能なプロセスカートリッジにおいて、
    感光体ドラムと、
    前記感光体ドラムを回転自在に取り付けた感光体ユニットと、
    前記感光体ユニットから露出した前記感光体ドラムを保護する、前記装置本体に取り付け可能な保護カバーであって、前記プロセスカートリッジを前記感光体ドラムの長手方向に沿って前記装置本体の内部へ案内するガイド部と、前記プロセスカートリッジを前記装置本体へ挿入する挿入方向の先端に設けられた被位置決め部であって、前記装置本体に設けられた溝である位置決め部と係合して、前記保護カバーを前記装置本体に対して前記長手方向と交差する方向の位置決めをする被位置決め部と、前記挿入方向の先端に設けられた被係合部であって、前記装置本体に設けられた係合部に係合して、前記保護カバーが前記装置本体から前記挿入方向の上流側に外れるのを規制する被係合部と、を有する保護カバーと、
    を有し、
    前記被係合部は、上方に突出した突起を有し、
    前記位置決め部と前記被位置決め部によって前記保護カバーが位置決めされた状態で、前記挿入方向における前記保護カバーの後端側が下方に傾いた場合にも、前記突起は前記係合部と係合した状態を保てることを特徴とするプロセスカートリッジ。
  3. 前記保護カバーは、前記装置本体に設けられた当接部と当接して、前記保護カバーが前記挿入方向に移動するのを規制する被当接部を有することを特徴とする請求項1又は2に記載のプロセスカートリッジ。
  4. 前記保護カバーは、前記プロセスカートリッジの上方に前記感光体ユニットから露出した前記感光体ドラムを保護するように設けられていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のプロセスカートリッジ。
  5. 前記保護カバーは、前記プロセスカートリッジの下方に前記感光体ユニットから露出した前記感光体ドラムを保護するように設けられていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のプロセスカートリッジ。
  6. 前記保護カバーは、前記プロセスカートリッジを前記ガイド部に係合した状態で把持可能な把手を有することを特徴とする請求項4に記載のプロセスカートリッジ。
  7. 前記保護カバーは、前記挿入方向の上流側に設けられた規制部であって、前記保護カバーを前記装置本体に取り付けた際に、前記プロセスカートリッジが前記挿入方向の上流側に移動するのを規制する規制部を有することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載のプロセスカートリッジ。
  8. 前記被係合部は、前記保護カバーを前記装置本体に取り付ける際に、前記位置決め部に当接して撓み、前記保護カバーが前記位置決め部に位置決めされた際は、たわみが解消して前記係合部に係合することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載のプロセスカートリッジ。
  9. 記録媒体に画像を形成する電子写真画像形成装置において、
    (i)位置決め部と、
    (ii)係合部と、
    (iii)感光体ドラムと、
    前記感光体ドラムを回転自在に取り付けた感光体ユニットと、
    前記感光体ユニットから露出した前記感光体ドラムを保護する、前記電子写真画像形成装置の装置本体に取り付け可能な保護カバーであって、プロセスカートリッジを前記感光体ドラムの長手方向に沿って前記装置本体の内部へ案内するガイド部と、前記プロセスカートリッジを前記装置本体へ挿入する挿入方向の先端に設けられた被位置決め部であって、前記装置本体に設けられた位置決め部と当接して、前記保護カバーを前記装置本体に対して前記長手方向と交差する方向に位置決めする被位置決め部と、前記挿入方向の先端に設けられた被係合部であって、前記係合部に係合して、前記保護カバーが前記装置本体に対して前記挿入方向の上流側に移動するのを規制する被係合部と、を有する保護カバーと、
    を有する前記プロセスカートリッジを取り外し可能に装着する装着手段と、
    (iv)前記記録媒体を搬送する搬送手段と、
    を有し、
    前記位置決め部は、前記被位置決め部と係合する、前記装置本体に設けられた溝であることを特徴とする電子写真画像形成装置。
  10. 記録媒体に画像を形成する電子写真画像形成装置において、
    (i)位置決め部と、
    (ii)係合部と、
    (iii)感光体ドラムと、
    前記感光体ドラムを回転自在に取り付けた感光体ユニットと、
    前記感光体ユニットから露出した前記感光体ドラムを保護する、前記電子写真画像形成装置の装置本体に取り付け可能な保護カバーであって、プロセスカートリッジを前記感光体ドラムの長手方向に沿って前記装置本体の内部へ案内するガイド部と、前記プロセスカートリッジを前記装置本体へ挿入する挿入方向の先端に設けられた被位置決め部であって、前記装置本体に設けられた位置決め部と当接して、前記保護カバーを前記装置本体に対して前記長手方向と交差する方向に位置決めする被位置決め部と、前記挿入方向の先端に設けられた被係合部であって、上方に突出した突起を有し、前記係合部に係合して、前記保護カバーが前記装置本体に対して前記挿入方向の上流側に移動するのを規制する被係合部と、を有する保護カバーと、
    を有する前記プロセスカートリッジを取り外し可能に装着する装着手段と、
    (iv)前記記録媒体を搬送する搬送手段と、
    を有し、
    前記位置決め部は、前記被位置決め部と係合する、前記装置本体に設けられた溝であり、
    前記位置決め部と前記被位置決め部によって前記保護カバーが位置決めされた状態で、前記挿入方向における前記保護カバーの後端側が下方に傾いた場合にも、前記係合部は前記突起と係合した状態を保てることを特徴とする画像形成装置。
  11. 前記電子写真画像形成装置は、前記保護カバーに設けられた被当接部と当接して、前記挿入方向に前記保護カバーが移動するのを規制する当接部を有することを特徴とする請求項9又は10に記載の電子写真画像形成装置。
  12. 前記係合部は、前記位置決め部の前記挿入方向の下流側に設けられていることを特徴とする請求項9乃至11のいずれか1項に記載の電子写真画像形成装置。
  13. 前記位置決め部、及び、前記係合部は、前記装置本体に設けられた、前記プロセスカートリッジを前記装置本体の内部に挿入するための開口よりも上方に設けられていることを特徴とする請求項9乃至12のいずれか1項に記載の電子写真画像形成装置。
  14. 前記位置決め部、及び、前記係合部は、前記装置本体に設けられた、前記プロセスカートリッジを前記装置本体の内部に挿入するための開口よりも下方に設けられていることを特徴とする請求項9乃至12のいずれか1項に記載の電子写真画像形成装置。
JP2007294950A 2006-12-11 2007-11-13 プロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置 Expired - Fee Related JP5388442B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007294950A JP5388442B2 (ja) 2006-12-11 2007-11-13 プロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置
US11/944,817 US7929881B2 (en) 2006-12-11 2007-11-26 Process cartridge and electrophotographic image forming apparatus

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006333859 2006-12-11
JP2006333859 2006-12-11
JP2007294950A JP5388442B2 (ja) 2006-12-11 2007-11-13 プロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008170960A JP2008170960A (ja) 2008-07-24
JP5388442B2 true JP5388442B2 (ja) 2014-01-15

Family

ID=39699051

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007294950A Expired - Fee Related JP5388442B2 (ja) 2006-12-11 2007-11-13 プロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5388442B2 (ja)

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5159225B2 (ja) * 2007-09-21 2013-03-06 キヤノン株式会社 画像形成装置
JP4930474B2 (ja) * 2008-08-28 2012-05-16 ブラザー工業株式会社 画像形成装置およびプロセスカートリッジ
JP4835682B2 (ja) 2008-12-05 2011-12-14 コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 感光体ユニットおよび画像形成装置
JP5387954B2 (ja) * 2009-03-18 2014-01-15 富士ゼロックス株式会社 像形成構造体及び画像形成装置
JP5523009B2 (ja) * 2009-08-07 2014-06-18 キヤノン株式会社 画像形成装置
JP2011191427A (ja) * 2010-03-12 2011-09-29 Fuji Xerox Co Ltd 画像成形カートリッジおよび画像形成装置
JP5550466B2 (ja) * 2010-06-28 2014-07-16 キヤノン株式会社 画像形成装置
JP6192486B2 (ja) * 2013-10-30 2017-09-06 キヤノン株式会社 画像形成装置
JP6562639B2 (ja) * 2015-01-24 2019-08-21 キヤノン株式会社 カートリッジ及び画像形成装置
JP6399939B2 (ja) * 2015-01-24 2018-10-03 キヤノン株式会社 カートリッジ及び画像形成装置

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57200051A (en) * 1981-06-02 1982-12-08 Canon Inc Picture forming device
JP3527444B2 (ja) * 1999-11-25 2004-05-17 富士写真フイルム株式会社 カートリッジの使用禁止方法及び装置及びシステム,カートリッジ,記憶媒体,カートリッジの使用済み判定装置並びに画像形成システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008170960A (ja) 2008-07-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5388442B2 (ja) プロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置
US7929881B2 (en) Process cartridge and electrophotographic image forming apparatus
JP4730413B2 (ja) 画像形成装置およびプロセスカートリッジ
JP5127567B2 (ja) プロセスカートリッジ
US8472837B2 (en) Photosensitive member cartridge for holding photosensitive member and mounting developing cartridges
JP4798300B2 (ja) プロセスカートリッジ、及び画像形成装置
JP6990822B2 (ja) 現像装置、プロセスカートリッジおよび画像形成装置
CN107132747B (zh) 显像装置、处理盒以及图像形成装置
JP5768530B2 (ja) 画像形成装置
JP2006343359A (ja) プロセスカートリッジ、本体カートリッジ、像担持体カートリッジ、現像カートリッジ、トナーカートリッジ、及び画像形成装置
JP2007322554A (ja) 感光体ユニットおよび画像形成装置
US20160062308A1 (en) Image forming device having retaining member that can be pulled out therefrom
JP4769699B2 (ja) 電子写真画像形成装置
JP2005316488A (ja) 現像カートリッジ及びそれを採用した画像形成装置
JP2008145502A (ja) 画像形成装置
US8543034B2 (en) Electrophotographic color image forming apparatus and cartridge
US8706003B2 (en) Image forming device including process unit provided with handle
US7603057B2 (en) Photosensitive unit and developer cartridge
JP6921545B2 (ja) 画像形成装置
JP2023029547A (ja) プロセスカートリッジ及び画像形成装置
JP2009047770A (ja) プロセスカートリッジ及び画像形成装置
JP2022060423A (ja) 画像形成装置、プロセスカートリッジ
JP5752284B2 (ja) 画像形成装置
JP6197310B2 (ja) 画像形成装置
JP2023030291A (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20101110

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120605

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120606

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120806

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130205

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130404

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130910

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20131008

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees