JP4835084B2 - 電動パワーステアリング装置 - Google Patents
電動パワーステアリング装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4835084B2 JP4835084B2 JP2005284055A JP2005284055A JP4835084B2 JP 4835084 B2 JP4835084 B2 JP 4835084B2 JP 2005284055 A JP2005284055 A JP 2005284055A JP 2005284055 A JP2005284055 A JP 2005284055A JP 4835084 B2 JP4835084 B2 JP 4835084B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- steering
- motor
- controller
- electric power
- power steering
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Steering Controls (AREA)
- Power Steering Mechanism (AREA)
Description
特許文献1に記載の技術では、モータとコントローラとを並列に配置し、さらに、これらを、ステアリングコラムの軸線に対して略直角で車両上方に向くように、そのステアリングコラム上に起立させて装着している。これにより、このステアリングコラムを車両に搭載する際に、ステアリングコラムの左右の重量バランスがとれるので、車両への組付け性を向上させることを可能としている。
そこで、本発明は、このような問題点に着目してなされたものであって、電動パワーステアリング装置自体のステアリング機構への組付け性を向上させ得る電動パワーステアリング装置を提供することを目的としている。
なお、モータおよびコントローラの固定手段としては、例えば、ボルトとタップ穴、あるいは、ボルト・ナットによる締結や、スタッドボルト・ナットによる締結等を好適に用いることができる。
ここで、前記ステアリング機構の取付部材をステアリングコラムとし、前記モータおよびコントローラは、当該ステアリングコラムに直付けされていることが好ましい。このような構成であれば、コントローラの発熱を熱容量の大きな部材であるステアリングコラムに放熱する上で好適である。
図1および図2は、本発明に係る電動パワーステアリング装置の一実施形態を説明する図であり、図1は、その電動パワーステアリング装置を、ステアリングシャフト側から、また、図2は、ロアシャフト側から、それぞれ見下ろした状態の斜視図を示している。
この電動パワーステアリング装置は、図1および図2に示すように、操舵系に対して操舵補助力を付与するモータ12と、そのモータ12への通電状態を制御するコントローラ15と、を備えており、これらモータ12およびコントローラ15が、ステアリング機構の取付部材としてのステアリングコラム20に装着されているコラムアシストタイプの例である。なお、この例では、電動パワーステアリング装置を装備するステアリングコラム20は、車体側部材に取り付けるためのブラケット30等をさらに備えているが、これらは周知の構成と同様であるので、その説明については適宜省略する。
インナコラム2は、ステアリングシャフト1を回転自在に支持している。ステアリングシャフト1は、運転者からの操舵力が不図示のステアリングホイールに作用すると、その操舵力が伝達されるようになっている。そして、ステアリングシャフト1は、これに伝達された操舵トルクを、操舵トルク検出値として出力可能に操舵トルクセンサ(不図示)に連結されており、その操舵トルクセンサから出力される操舵トルク検出値が、上記コントローラ15に入力されるようになっている。
そして、モータ12およびコントローラ15は、モータ12の固定ボルト12a,12bの着脱方向に対し、コントローラ15の固定ボルト15a,15bの着脱方向がいずれも同じ向きになっている。つまり、図1ないし図2に示すように、各固定ボルト15a,15b,12a,12bの着脱方向の軸線をそれぞれVL1,VL2,VL3,VL4とするとき、軸線VL1を垂直方向に向けたとき、他の軸線VL2,VL3,VL4は、いずれも垂直方向を向く。
図3に示すように、コントローラ15は、基板15Aを備えて構成されており、その基板15Aには、制御回路21と、駆動回路22とが実装されている。制御回路21は、不図示の各種センサから操舵トルクおよび車両の走行状態に関する各種の情報が送られてくるようになっており、予め格納されている所定のプログラムを起動させて、そのプログラムで与えられる操舵力補助のアルゴリズムに基づいて、入力情報を処理し、その処理結果を一定のタイミング毎に駆動回路22に送信する。そして、この処理結果は、例えば駆動回路22に供給されている電源をスイッチングするデューティ比として得られる。これにより、駆動回路22は、制御回路21の制御に基づいて、モータ12を駆動する駆動電力を生成可能になっている。
この電動パワーステアリング装置によれば、モータ12およびコントローラ15は、それぞれ別個のユニットで構成されており、ステアリングコラム20にそれぞれ着脱可能なように固定ボルト12a,12b、および固定ボルト15a,15bでそれぞれ装着されているので、メンテナンス等でのサービス性が向上する。すなわち、例えばモータおよびコントローラが一体に構成され、相互が電気的に着脱不可能な構成である場合には、仮にモータおよびコントローラのいずれか一方が故障したときでも、その一方のみを交換することはできないが、上記本実施形態での構成によれば、個別に交換可能なので、修理に要するコストを低減させることができる。したがって、メンテナンス等でのサービス性が向上する。
例えば、上記実施形態では、コラムアシストタイプを例として、モータ12およびコントローラ15は、ステアリング機構の取付部材としてステアリングコラム20に直付けされている例で説明したが、これに限定されず、本発明に係る電動パワーステアリング装置は、例えばピニオンアシストタイプや、ラックアシストタイプに対しても適用可能である。すなわち、モータおよびコントローラを、これらステアリング機構に装着する場合、その取付部材として、例えばピニオンアシストタイプであれば、ステアリングギアのピニオン軸に配置してよいし、また、ラックアシストタイプであればラック軸に配置してよい。
2 インナコラム
3 出力軸
4 自在継手
5 ロアシャフト
6 自在継手
10 ハウジング
12 モータ
12a,12b (モータの)固定ボルト
15 コントローラ
15a,15b (コントローラの)固定ボルト
20 ステアリングコラム
30 ブラケット
40 ハーネス
Claims (1)
- 操舵系に対して操舵補助力を付与するモータと、そのモータへの通電状態を操舵系の操舵トルクに応じて制御するコントローラと、を備える電動パワーステアリング装置において、
前記モータおよびコントローラは、それぞれ別個のユニットで構成され且つ相互が隣接してステアリングコラムのアルミ合金製のハウジング上部にそれぞれ着脱可能な固定手段で直接装着されるとともに、モータの固定手段の着脱方向に対し、コントローラの固定手段の着脱方向がいずれも同じ向きになっており、さらに、相互に着脱可能な電気的接続手段で接続されていることを特徴とする電動パワーステアリング装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005284055A JP4835084B2 (ja) | 2005-09-29 | 2005-09-29 | 電動パワーステアリング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005284055A JP4835084B2 (ja) | 2005-09-29 | 2005-09-29 | 電動パワーステアリング装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007091071A JP2007091071A (ja) | 2007-04-12 |
JP4835084B2 true JP4835084B2 (ja) | 2011-12-14 |
Family
ID=37977281
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005284055A Expired - Fee Related JP4835084B2 (ja) | 2005-09-29 | 2005-09-29 | 電動パワーステアリング装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4835084B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5176552B2 (ja) * | 2008-01-11 | 2013-04-03 | 日本精工株式会社 | 電動パワーステアリング装置 |
Family Cites Families (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61241267A (ja) * | 1985-04-19 | 1986-10-27 | Jidosha Kiki Co Ltd | 電動式動力舵取装置 |
JPH1127905A (ja) * | 1997-07-07 | 1999-01-29 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 制御回路付きモータ |
JP2000023407A (ja) * | 1998-07-01 | 2000-01-21 | Mitsuba Corp | 電動モータユニット |
JP4059460B2 (ja) * | 1998-09-29 | 2008-03-12 | スズキ株式会社 | 電動式パワーステアリング装置 |
JP2000265742A (ja) * | 1999-03-15 | 2000-09-26 | Ykk Corp | 引戸の障子移動装置取付構造 |
JP3679022B2 (ja) * | 2001-04-26 | 2005-08-03 | アスモ株式会社 | モータ |
JP3697191B2 (ja) * | 2001-10-15 | 2005-09-21 | 日産自動車株式会社 | 電動パワーステアリング装置の支持構造 |
JP3689359B2 (ja) * | 2001-10-15 | 2005-08-31 | 日産自動車株式会社 | 電動パワーステアリング装置のコラプス構造 |
JP2003182606A (ja) * | 2001-12-17 | 2003-07-03 | Toyoda Mach Works Ltd | 電動パワーステアリング装置 |
JP2003341529A (ja) * | 2002-05-28 | 2003-12-03 | Nsk Ltd | 電動パワーステアリング装置 |
JP4110867B2 (ja) * | 2002-07-23 | 2008-07-02 | 日本精工株式会社 | 電動パワーステアリング装置のecu |
JP2004248444A (ja) * | 2003-02-14 | 2004-09-02 | Mitsuba Corp | ブラシレスモータの制御装置 |
JP4235892B2 (ja) * | 2003-03-25 | 2009-03-11 | 株式会社ジェイテクト | 電動パワーステアリング装置 |
JP4208691B2 (ja) * | 2003-10-03 | 2009-01-14 | 日本精工株式会社 | 電動パワーステアリング装置 |
-
2005
- 2005-09-29 JP JP2005284055A patent/JP4835084B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2007091071A (ja) | 2007-04-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4661508B2 (ja) | 電動パワーステアリング装置 | |
JP4701980B2 (ja) | 電動パワーステアリング装置 | |
JP6396228B2 (ja) | 電動駆動装置及び電動パワーステアリング装置 | |
JP4618474B2 (ja) | 電動パワーステアリング装置 | |
EP2085307B1 (en) | Motorcycle steering system | |
US20130062137A1 (en) | Electric Power Steering System | |
JP2016144382A (ja) | 電動駆動装置及び電動パワーステアリング装置 | |
JP2009126350A (ja) | 電動パワーステアリング装置 | |
JP4835084B2 (ja) | 電動パワーステアリング装置 | |
JP2006143017A (ja) | 電動舵取補助装置 | |
US20070235247A1 (en) | Electric power steering device | |
JP5229612B2 (ja) | 電動パワーステアリング装置 | |
JP4899728B2 (ja) | コラム式電動パワーステアリング装置 | |
JP5040522B2 (ja) | 電動パワーステアリング装置 | |
JP5350915B2 (ja) | 電動パワーステアリング用モータユニット及び電動パワーステアリング装置 | |
JP5434456B2 (ja) | 電動パワーステアリング装置 | |
US8550205B2 (en) | Electric power steering system | |
JP2009029287A (ja) | 電動パワーステアリング装置 | |
JP2007118741A (ja) | 電動パワーステアリング装置 | |
JP2006103642A (ja) | 電動パワーステアリング装置 | |
JP5176552B2 (ja) | 電動パワーステアリング装置 | |
JP2010179814A (ja) | 電動パワーステアリング装置 | |
JPWO2015001684A1 (ja) | 電動パワーステアリング装置 | |
JP6664878B2 (ja) | モータ装置及びワイパ装置 | |
JP4071848B2 (ja) | 電動式パワーステアリング装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080723 |
|
RD01 | Notification of change of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421 Effective date: 20090130 |
|
RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 Effective date: 20101022 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20101022 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20101125 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110111 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110223 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20110830 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20110912 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141007 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4835084 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |