JP4834433B2 - アキシャルエアギャップ型電動機用固定子鉄心の製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、ロータとステータとがロータ出力軸の軸線方向に沿って対向的に配置されたアキシャルエアギャップ型電動機用固定子鉄心の製造方法に関し、さらに詳しく言えば、コアシートを半径方向に沿って台形状に積層するアキシャルエアギャップ型電動機用固定子鉄心の製造方法に関する。
例えば特許文献1に示すように、アキシャルエアギャップ型電動機は、円盤状のステータの両側(もしくは片側)にロータをロータ出力軸の軸線方向に沿って所定の空隙をもって対向的に配置したものであり、その結果、軸方向の長さを短くできるため、小型化できるという利点がある。
このステータは複数個の固定子鉄心(コアメンバー)を有し、各固定子鉄心が中央に設けられた軸受部を中心に環状に配置され合成樹脂で一体にモールド成型されている。このアキシャルエアギャップ型電動機の固定子鉄心は、半径方向に沿って複数のコアシートを積層したものからなり、トルクを大きくするため、中心側から外側に向かって円周方向の幅が漸次大きくなる台形状に形成してティース面積を大きくする工夫がされている。
また、一部の固定子鉄心では、円周方向の側面(スロット面)にスキューを設けて、コギングトルクの発生を抑えるようにしたものも提案されている。しかしながら、このアキシャルエアギャップ型電動機用の固定子鉄心を製造するには次のような問題があった。
すなわち、アキシャルエアギャップ型電動機の固定子鉄心の場合は、インナーロータ型などとは異なり、半径方向に沿って積層されている。そのため、ティース面を台形状に形成する必要があることから、コアシート1枚ごとに形状を変えなくてはならず、コアシートの枚数分だけ打抜金型が必要となるため、生産コストが高くなる。
また、スロット面を斜め形状にするためには、コアシートを1枚ごとに少しずつずらしながら積層しなくてはならないため、非常に手間がかかっていた。さらには、ずらした状態で積層するため、位置決めにも技術を要する。
特開2004−282989
本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであって、その目的は、コアシートを所定間隔でずらしながら積層固定するアキシャルエアギャップ型電動機用固定子鉄心の製造方法を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明は以下に示すいくつかの特徴を備えている。請求項1に記載の発明は、ステータとロータとがロータ出力軸の軸線方向に沿って対向的に配置されたアキシャルエアギャップ型電動機用の固定子鉄心で、金属のマザーシートから打ち抜かれた複数枚のコアシートを半径方向に積層した積層体からなり、上記ロータ出力軸の中心から外側に向かうにつれて円周方向の幅が漸次大きくなる台形状に形成されているアキシャルエアギャップ型電動機用固定子鉄心の製造方法において、上記コアシートの円周方向の一方の側面(第1スロット面)を形成する第1切断部と、上記コアシートの円周方向の他方の側面(第2スロット面)を形成する第2切断部と、上記第1切断部を往復的に移動させる第1移動手段と、上記第2切断部を往復的に移動させる第2移動手段とを有し、上記マザーシート上で、上記第1移動手段を介して上記第1切断部を所定間隔で移動させ、上記マザーシートから1〜n(nは正の整数)枚までの上記コアーシートの第1スロット面を順次打ち抜く第1打抜ステップと、上記第2移動手段を介して上記第2切断部を所定間隔で移動させ、上記マザーシート上で1〜n(nは正の整数)枚までの上記コアーシートの第2スロット面を順次打ち抜く第2打抜ステップとを有することを特徴をしている。
請求項2に記載の発明は、上記請求項1において、上記第1切断部および上記第2切断部は、互いに近接または離反するように対向的に配置されていることを特徴としている。
請求項3に記載の発明は、上記請求項1または2において、上記第1切断部と上記第2切断部は、それぞれが非同期的に移動することを特徴としている。
請求項4に記載の発明は、上記請求項1,2または3において、上記第1切断部は、所定間隔をもって左右一対に設けられ、それらの間に上記第2切断部が配置されており、上記マザーシートから2枚の上記コアシートの第1および第2スロット面を打ち抜くことを特徴としている。
請求項5に記載の発明は、上記請求項4において、上記マザーシートから打ち抜かれた上記各コアシートを半径方向に沿って積層することにより、上記固定子鉄心は点対称に組み立てられることを特徴としている。
請求項6に記載の発明は、上記請求項1ないし5のいずれか1項において、上記マザーシートから、上記コアシートの半径方向の側面(ティース面)を打ち抜く第3切断部をさらに備え、上記第1打抜ステップおよび第2打抜ステップを行ったのち、上記第3切断部にて上記マザーシートから上記コアシートを完全に分離する第3打抜ステップを備えることを特徴としている。
請求項7に記載の発明は、上記請求項1ないし6のいずれか1項において、上記各打抜ステップの基準となるパイロット穴を上記マザーシートに形成するパイロット穴打抜ステップをさらに備えることを特徴としている。
請求項8に記載の発明は、上記請求項1ないし7のいずれか1項において、上記第2打抜ステップと上記第3打抜ステップの間に、上記コアシートの一部に各コアシート同士を積層してカシメ固定するための凹凸部を形成する凹凸形成ステップが含まれることを特徴としている。
請求項9に記載の発明は、上記請求項1ないし8のいずれか1項において、上記コアシートは、上記第3打抜ステップによってマザーシートから切り離されると同時に、先に打ち抜かれたコアシートに積層固定されることを特徴としている。
請求項1に記載の発明によれば、それぞれ独立して可動する2つの切断部によって、固定子鉄心の円周方向の側面(第1スロット面と第2スロット面)の幅を変えることができることにより、複数の金型を用いることなく固定子鉄心を積層することができる。
請求項2に記載の発明によれば、第1切断部と第2切断部をそれぞれ互いに近接または離反可能に対向的に配置することにより、スロット面が左右対称形である場合は、より省スペースな金型を得ることができる。
請求項3に記載の発明によれば、各切断部が非同期で駆動されることにより、スロット面が左右非対称なコアシートを作ることができる。
請求項4および5に記載の発明によれば、左右一対の第1切断部の間に第2切断部が配置され、それらが非同期に駆動されることにより、同時に2つのコアシートを製造することができる。また、各コアシートを点対称形状に打抜くことにより、1つの第2切断部で2つの第2スロット面を同時に打ち抜くことで、歩留まりが向上し、より生産性を高めることができる。
請求項6に記載の発明によれば、左右のスロット面を打ち抜いた後で第3切断部でコアシートの半径方向の側面を打ち抜くことにより、コアシートの中心位置の位置出しが簡単に行え、積層の精度を上げることができる。
請求項7に記載の発明によれば、より打抜精度を向上させることができるばかりでなく、作業速度も速めて生産性も向上する。
請求項8および9に記載の発明によれば、コアシートの一部にカシメ用の凹凸を形成する凹凸ステップを第3打抜ステップの手前に設けることにより、打ち抜かれたコアシートの積層と同時に各コアシート同士をかしめて固定することができる。
次に、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。図1は本発明の一実施形態に係る製造方法により作成された固定子鉄心を備えたアキシャルエアギャップ型電動機の模式的な断面図であり、図2は、そのステータの正面図である。
このアキシャルギャップ型電動機1は円盤状に形成されたステータ2と、同ステータ2の両側面に所定の空隙(ギャップ)をもって対向的に配置される一対のロータ3,3とを備えている。各ロータ3,3は回転駆動力を出力するロータ出力軸4に同軸的に固定されている。
なお、ステータ2およびロータ3は図示しないブラケット内に収納されている。この例において、ステータ2の外周面がブラケットの外周壁を兼ねており、その両端に図示しない蓋部材が取り付けられている。なお、蓋部材を用いずにロータ3,3を直にファンなどに取り付けるようにしてもよい。
ロータ3,3はステータ2を挟んで左右両側に配置されているが、いずれか一方のみであってもよく、本発明においてロータの構成はアキシャルギャップ型電動機1を構成するのに必要な機能を備えていればよく、仕様に応じて任意に変更可能である。
また、各ロータ3,3は同一のロータ出力軸4を共有しているが、各ロータ3,3毎にロータ出力軸を有する2出力軸タイプであってもよい。さらには、ロータ出力軸4を持たずにステータ2に対してロータ3,3をラジアルボールベアリングを介して直に支持させるシャフトレス型としてもよい。
図2に示すように、ステータ2にはロータ出力軸4の回転軸線を中心軸として環状に配置された複数個(この例では9個(9スロット))のポールメンバー21a〜21iが含まれている。各ポールメンバー21a〜21iは同一構成のため、この例ではポールメンバー21aを例にとって説明する。
なお、ステータ2の中心部には軸受部23が配置されている。この例において、軸受部23は一対のラジアルボールベアリング231,232を有し、その内輪はロータ出力軸4に圧入嵌めされ、外輪側はステータ2を固める合成樹脂材24内に埋設されている。
図3(a)の正面図および図3(b)の斜視図に示すように、ポールメンバー21aは左右一対のフランジ状のティース面22,22を有するボビン状の固定子鉄心23に図示しないコイルを巻回してなるもので、固定子鉄心23はH字状に形成された電磁鋼板を半径方向に沿って積層することにより形成される。
固定子鉄心23は絶縁樹脂からなるインシュレータ5によってティース面22,22を除いて全体が覆われている。インシュレータ5はティース面22,22に沿って半径方向に延びるフランジ部51a,51bを備えており、このフランジ部51a,51bもコイル24を巻回するボビンの一部を形成している。
各フランジ部51a,51bには各ポールメンバー21a〜21iをそれぞれ異なる形態で連結するための2つの連結手段が設けられている。まず第1の連結手段として、フランジ部51a,51bの円周方向の端部には、各ポールメンバー21a〜21i同士をロータ出力軸4の軸線を中心として環状に連結するための係止凸部52と、同係止凸部52が係止される係止凹部53とが設けられている。
係止凸部52は各フランジ部51a,51bの円周方向の一方の端部(図3(a)では右側面)から外側に向けて突設された凸部で、この例では三角形状に形成された舌片からなる。これに対して、係止凹部53は各フランジ部51a,51bの円周方向の他方の端部(図3(a)では左側面)から内側に向けて形成された切欠部からなり、係止凸部52と合致する三角形状の溝として形成されている。
この例において、各係止凸部52および係止凹部53は三角形状に形成されているが、各ポールメンバー21a〜21i同士を互いに環状に連結可能な形状であれば、四角形状や半円状など仕様に応じて任意に変更可能である。
これによれば、係止凸部52および係止凹部53とを互いに合致させることにより、各ポールメンバー21a〜21i同士をロータ出力軸4の軸線を中心に環状に連結することができる。
なお、この例において、フランジ部51a.51bには、第2の連結手段として、各ポールメンバー21a〜21iを一列の棒状に連結するための係止リブ54,55がそれぞれ設けられているが、本発明においては任意的事項であるため、その説明は省略する。
図10に示すように、固定子鉄心23は、電磁鋼板からなる複数枚のコアシート(この例では20枚のコアーシート23a〜23t)を有し、それらをステータ2の半径方向に沿って積層したものからなる。この例において、各コアシート23a〜23tは、半径方向の内側から外側に向かう順序に配置されている。
各コアシート23a〜23tはそれぞれH字状に形成されており、軸方向に沿って延びるコイル巻回部24の両端にティース面22,22が設けられている。図10に示すように、コイル巻回部24は、半径方向の内側から外側に向かうにつれて、その幅が漸次広くなり、積層するとティース面22側が台形状になる。
図2および図3に示すように、ティース面22の円周方向の両端(図10では左右両端)には、それぞれ隣り合うポールメンバー21a〜21iの間にスロットを形成する第1スロット面25と、第2スロット面26とが設けられている。
図3において、第1スロット面25は、ポールメンバー21aの正面向かって左側の側面であり、隣接するポールメンバー21i(図2参照)の第2スロット面26に対向する。第2スロット面26は、ポールメンバー21aの正面向かって右側の側面であり、隣接するポールメンバー21b(図2参照)の第1スロット面25に対向する。
この例において、第1スロット面25と第2スロット面26は非対称形であり、第2スロット面26には、コギングトルクを低減させるためのスキューが形成され、第1スロット面25よりも大きな傾斜面となっている。
各コアシート23a〜23tは、半径方向の内側から外側に向かうにつれて、円周方向の幅(第1スロット面25と第2スロット面26の幅)が漸次大きくなるようになっている。すなわち、各コアシート23a〜23tを積層することにより、固定子鉄心23は正面から見て台形状に形成される。
次に、この固定子鉄心23を製造するための製造装置について説明する。図4は、本発明の一実施形態に係るアキシャルエアギャップ型電動機用固定子鉄心の製造装置の金型部の模式図であり、図5は、製造装置の主要駆動部の縦断面図である。なお、金型は図示しないプレス装置に載置されており、本発明においてプレス装置の具体的な構成は任意的事項であるため、その説明は省略する。
図4および図5に示すように、この固定子鉄心の製造装置100は、図示しないプレス装置の上部に取り付けられたパンチ110と、パンチ110の受け手側としてプレス装置の下部に取り付けられたダイ120とを有する順配置型であり、パンチ110とダイ120との間に電磁鋼板からなるマザーシート60を一定間隔で順次送り出しながら最終成型品まで仕上げる順送型のプレス成型機である。
ダイ120の上には、マザーシート60の搬送をガイドするシートガイド(図示しない)が設けられており、このシートガイド上に固定ストリッパ130が固定される固定ストリッパ構造を備えている。これにより、ダイ120と固定ストリッパ130との間にマザーシート60を搬送するトンネル状のマザーシート搬送路が形成される。
パンチ110およびダイ120は、次の各打抜ステージを備え、それらを経て最終成型品(固定子鉄心23)が完成する。すなわち、マザーシート60に打ち抜き加工の基準ガイドとしてのパイロット穴61(図8参照)を穿設するパイロット穴打抜ステージ200、マザーシート60から各固定子鉄心23のコアシート23a〜23t(以下、単位コアシートを符号32atとする)の円周方向の一方の側面(第1スロット面25)を打ち抜く第1打抜ステージ300,マザーシート60からコアシート23の円周方向の他方の側面(第2スロット面26)を打ち抜く第2打抜ステージ400,コアシート23の一部に各コアシート23a〜23t同士を積層してカシメ固定するための凹凸部を形成する凹凸形成ステージ500およびマザーシート60から各コアシート23a〜23tを順に切り離し、積層する第3打抜ステージ600を備えている。
図5を参照して、パイロット穴打抜ステージ200は、図示しないプレス駆動手段によって上下に往復的に移動可能に取り付けられたパンチホルダ140に取り付けられたパンチバッキング210と、同パンチバッキング210に取り付けられるパンチプレート220と、パンチプレート220に着脱可能に取り付けられるパイロット穴形成パンチ230とがパンチ110側に設けられている。
ダイ120側には、パイロット穴形成パンチ230を受け止めるパイロット穴形成ダイ240がダイプレート150に取り付けられている。パイロット形成ダイ240の後端側(図5では下端側)は、打ち抜き作業によって出た廃材を排出するための排出孔241が形成されている。
次に、図6を併せて参照して、第1打抜ステージ300について説明する。第1打抜ステージ300は、ダイ120に所定方向に沿ってスライド可能に取り付けられたスライドベース310上に配置されている。スライドベース310の一端には、スライドベース310を往復的にスライドさせるための第1駆動手段700Aが設けられている。
第1駆動手段700Aは、図示しない制御手段によって制御されるサーボモータ710と、同サーボモータ710によって回転駆動される雄ねじ軸720と、スライドベース310に固定され、雄ねじ軸720に螺合する雌ねじによって回転駆動力を左右の駆動力に変換するフォロア730とを有する送りネジ機構である。
この例において、第1駆動手段700Aは、雄ねじと雌ねじを利用した送りネジ機構を採用しているが、これ以外に、ラック&ピニオン機構や、リニア駆動機構などを用いてもよく、スライドベース310を左往復的に移動可能であれば仕様に応じて任意に変更可能である。
スライドベース310には、第1ダイ330を支持するダイホルダ320と、ダイホルダ320から垂直に立設されたガイドポスト321aと吊りボルト321bとによって上下方向に案内されるパンチホルダ340と、パンチホルダ340に支持されたパンチプレート350と、同パンチプレート350に着脱可能に支持された一対の第1パンチ360,360(第1切断部)とを備えている。ダイホルダ320とパンチホルダ340との間には、ストリッパ370が設けられている。
ガイドポスト321aには圧縮バネ322,322が同軸的に取り付けられており、圧縮バネ322,322によってパンチホルダ340が常に離反する方向(図6では上方向)に持ち上げられる。
図9に示すように、第1パンチ360,360は、所定間隔をもって左右一対として対称的に配置されている。第1パンチ360,360はともに同一形状であるため、一方の第1パンチ360を例にとって説明する。
第1パンチ360は台形状に形成された打ち抜き型からなり、一方の面に第1スロット面25を形成するための切断面361が形成されている。この例において、第1パンチ360は、第1スロット面25の傾斜面を形成するため、コアシート23a〜23tを順次打ち抜きながら微少に移動してゆき、1枚目のコアシート23aから最後のコアシート23tを打ち抜くまで移動幅a分だけ移動する。
第1ダイ330,330は、上記第1パンチ360に形状的に合致する打抜孔からなり、その他端側(図6では下側)は、打抜によってできた廃材を排出するための排出孔331が設けられている。
次に、図7を参照して、第2打抜ステージ400について説明する。第2打抜ステージ400は、ダイ120に所定方向に沿ってスライド可能に取り付けられたスライドベース410上に配置されている。スライドベース410の一端には、スライドベース410を往復的にスライドさせるための第2駆動手段700Bが設けられている。
第2駆動手段700Bの基本的な構成は、上述した第1打抜ステージ300に用いられているものと同じであるため、その説明は省略する。なお、第1および第2駆動手段700A,700Bは、それぞれ別系統で個別に制御されている。
スライドベース410には、第2ダイ430を支持するダイホルダ420と、ダイホルダ420から垂直に立設されたガイドポスト421aと吊りボルト421bとによって上下方向に案内されるパンチホルダ440と、パンチホルダ440に支持されたパンチプレート450と、同パンチプレート450に着脱可能に支持された第2パンチ460(第2切断部)とを備えている。ダイホルダ420とパンチホルダ440との間には、ストリッパ470が設けられている。
図9に示すように、第2パンチ460は、台形状に形成されており、その両側面に第2スロット面26を形成するための切断面461が形成されている。この例において、第2パンチ460は、第2スロット面26の傾斜面を形成するため、コアシート23a〜23tを順次打ち抜きながら微少に移動してゆき、1枚目のコアシート23aから最後のコアシート23tを打ち抜くまで全体が移動幅b分だけ移動する。
この例において、第1パンチ360は2つのコアシート23a〜23tを2枚同時に打ち抜くため左右一対に設けられており、第1パンチ360,360の間に第2パンチ460が配置されているが、この例とは異なり、単純に1枚のコアシート23a〜23tを順々い打ち抜いてゆくのであれば、第1パンチ360は1つであってよい。その場合、第2パンチ460は第1パンチ360に対向的に配置される。このような態様も本発明に含まれる。
より好ましい態様として、2枚のコアシート23at,23atは、それぞれ点対称に打ち抜かれることが好ましい。すなわち、図9に示すように、コアシート23atを点対称位置に配置することにより、2つの第1パンチ360の間に1つの第2パンチ460を往復的に作動させればよく、第2パンチ460を2つ設ける必要が無く、より生産コストを抑えることができる。
再び図5を参照して、凹凸形成ステージ500について説明する。凹凸形成ステージ500は、パンチホルダ140に取り付けられたパンチバッキング510と、同パンチバッキング510に取り付けられるパンチプレート520とを有し、パンチプレート520にはカット用パンチ530と凹凸形成用パンチ530Aとがパンチ110側に着脱可能に設けられている。
カット用パンチ530および凹凸形成用パンチ530Aは、図4に示すように、左右対称にそれぞれ2カ所ずつ合計4カ所づつ設けられており、図8に示すように、コアシート23atのコイル巻回部24にカット孔64、凹凸部64Aを形成するように設けられている。
凹凸形成用パンチ530Aは、先端がベースシート60の厚みよりも短く突出されている。したがって、凹凸形成用パンチ530Aをベースシート60に向かってプレスすることで、ベースシート60の表面には凹部が形成され、裏面には凹部の形成に伴って凸部が形成される。
この例において、4カ所の凹凸形成用パンチ530Aのうち2カ所は、パンチプレート520に固定されているが、カット用パンチ530の他端(図5では上端)には、ノックアウト棒550が取り付けられている。
カット用パンチ530の後端(図5では上端)には、切替レバー551が設けられている。切替レバー551は、図示しない駆動手段によってスライド可能(図5では紙面手前)に設けられており、切替レバー551によってカット用パンチ530の出没が制御される。
切替レバー551はカット用パンチ530を突出する位置と、突出しない位置に切替可能なレバーであり、通常は、突出しない位置に支持されており、1枚目のコアシート23aが搬送されてきたときのみ、切替レバー551は突出する位置に移動して、コアシート23aに対してカット孔64を形成する。これにより、最後のコアシート23tの上に、次に打ち抜かれた1枚目のコアシート23aが積層しても次の第3打抜ステージ600でそれらが係止されることはない。
ダイ120側には、カット用パンチ530および凹凸形成用パンチ530Aを受け止めるカット用ダイ540および凹凸形成用ダイ540Aがダイプレート560に取り付けられている。カット用ダイ540および凹凸形成用ダイ540Aは、カット用パンチ53および凹凸形成用パンチ530Aに対向的にそれぞれ4カ所づつ設けられており、凹凸形成用ダイ540A内には、マザーシート60が嵌らないようにするためのノックアウト棒570が設けられている。
ノックアウト棒570は、内部に圧縮バネを有するプランジャーからなり、ノックアウト棒550が設けられていない凹凸形成用パンチ530Aに対向して設けられている。これによれば、マザーシート60を確実に次の第3打抜ステージ600に搬送することができる。
図5を参照して、第3打抜ステージ600は、パンチホルダ140に取り付けられたパンチバッキング610と、同パンチバッキング610に取り付けられるパンチプレート620と、パンチプレート620に着脱可能に取り付けられる第3パンチ630とがパンチ110側に設けられている。
この例において、パンチバッキング610とパンチプレート620は、上述した凹凸形成ステージ500のパンチバッキング510とパンチプレート520と共用されている。
第3パンチ630の後端側(図5では上端)には、ノックアウト棒650が設けられている。ノックアウト棒650は、20枚のコアシート23a〜23tを打ち抜くと同時に第3パンチ630に隣接してコアシート23の凹凸部64Aを押圧することにより、互いに積層されたコアシート23a〜23tの凹凸部64A同士を嵌合させる。
ダイ120側には、第3パンチ630を受け止める第3ダイ640がダイプレート660に取り付けられている。第3ダイ640の後端側(図5では下端側)は、打抜され、積層固定された固定子鉄心23を排出するための排出孔641が形成されている。
次に、図4および図8を参照して、本発明のアキシャルエアギャップ型電動機用固定子鉄心の組立手順の一例を説明する。まず最初にマザーシート60をプレス装置内にセットした後、図示しない開始ボタンを操作することで、プレス装置内の図示しない制御手段によりプレス作業が開始される。なお、図8においてマザーシートの流れ方向は、図4と同じく上から下である。
なお、プレス作業は、ダイ120に向かってパンチ110が一定間隔で往復的に移動することで、各作業ステージ200〜600が同時に行われているが、以下においては、説明の都合上、1枚目のコアシート23aの作業工程を各ステージごとに順を追って説明する。
まず、マザーシート60がパイロット穴形成ステージ200に搬送されると、制御手段は、パンチ110を図示しないプレス手段を介してダイ120に向かって下降させる。これに伴い、パンチプレート220に保持されたパイロット穴形成パンチ230がマザーシート60に向かって刺入されることにより、マザーシート60に一対のパイロット穴61,61が形成される。
パイロット穴形成パンチ230が上に持ち上げられ初期位置に戻ると、制御手段は、図示しない搬送手段を介してマザーシート60を所定長さ押し出し、次の第1打抜ステージ300に搬送する。マザーシート60が送り出されたのち、制御手段は、パンチ110を下降する。
パンチ110の下降に伴い、第1打抜ステージ300において、パンチプレート350に取り付けられた第1パンチ360が、マザーシート60に向かって差し込まれることにより、マザーシート60に、一対の第1パンチ穴62,62が形成される。(第1スロット面の切出し)
第1パンチ360が上に持ち上げられ、パンチ110が初期位置に戻ると、制御手段は、搬送手段を介してマザーシート60を所定の長さ分だけ送り出すとともに、再びパンチ110を下降する。同時に制御手段は、第1駆動手段700の駆動モータ710に指令を出し、第1パンチ360を各コアシート23a〜23tの1枚分に相当する移動量Δa(=a/20)だけ移動させて、次に打ち抜く2枚目のコアメンバー23bに備える。
その後、制御手段は再びパンチ110を降下させる。これに伴い、第2打抜ステージ400では、パンチ110の降下に伴って第2パンチ460がマザーシート60に刺入される。これにより、マザーシート60には、第2打抜穴63が形成される。(第2スロット面の切出し)
第2打抜穴63の打抜作業が終わると、パンチ110は持ち上げられ初期位置に帰るとともに、マザーシート60を次の凹凸形成ステージ500に送り出す。同時に制御手段は、第3打抜ステージ400の第2駆動手段700に指令を出し、第2パンチ460を各コアシート23a〜23tの1枚分に相当する移動量Δb(=b/20)だけ移動させて、次に打ち抜く2枚目のコアメンバー23bに備える。
マザーシート60が凹凸形成ステージ500に搬送されたのを確認し、制御手段はパンチ110を下降させる。これにより、凹凸形成用パンチ530Aがマザーシート60に向けて押し込まれ、コアシート23aのコイル巻回部24の表裏に凹凸部64Aが2カ所形成される。
なお、制御手段は、1枚目のコアシート、この例ではコアシート23aが搬送されてきたと判断した場合、カット用パンチ530の切替レバー551を突出側に切り替え、カット用パンチ530でカット孔64を形成する。以降のコアシート23b〜23tの打抜作業する際は、切替レバー551を非突出側に移動させておき、凹凸形成用パンチ530Aを用いてコアシート23b〜23tに凹凸部64Aを形成する。
凹凸部64Aが形成されると、マザーシート60は最後の第3打抜ステージ600に搬送され、それと同時にパンチ110が下降を開始する。これにより、第3パンチ630がマザーシート60に差し込まれ、コアシート23aがマザーシート60から切り離される。(ティース面の切出し)
切り離されたコアシート23aは、前に打ち抜かれた最後のコアシート23tの上に積層されると同時に、第3パンチ630によって押し込まれるが、コアシート23aには凹凸部64Aの代わりにカット孔64が設けられているため、コアシート23aとコアシート23tとが連結されることはない。
一連の作業工程を繰り返し、コアシート23aの上に順次コアシート23b〜23tを積層して、第3パンチ630によって押し込んで凹凸部64A同士を嵌合させることにより、各コアシート23a〜23t同士が連結され、固定子鉄心23が完成する。
本発明の製造方法により作製されるアキシャルエアギャップ型電動機を模式的に示す断面図。 上記アキシャルエアギャップ型電動機のステータの正面図。 上記ステータを構成する各ポールメンバーの(a)正面図と(b)斜視図。 本発明の一実施形態に係るアキシャルエアギャップ型電動機用固定子鉄心の製造装置の金型部の模式図。 製造装置の駆動部の主要縦断面図。 第1打抜ステージの横断面図。 第2打抜ステージの横断面図。 各ステージにおけるマザーシートの状態を示す正面図。 第1打抜パンチと第2打抜パンチの動きを説明する説明図。 各コアシートを分解した状態の正面図。
符号の説明
1 アキシャルエアギャップ型電動機
2 ステータ
21a〜21i ポールメンバー
22 ティース面
23 固定子鉄心
23a〜23t コアシート
24 コイル巻回部
25 第1スロット面
26 第2スロット面
3 ロータ
60 マザーシート
61 パイロット穴
62 第1打抜穴
63 第2打抜穴
64 凹凸部
100 製造装置
200 パイロット穴打抜ステージ
300 第1打抜ステージ
400 第2打抜ステージ
500 凹凸部形成ステージ
600 第3打抜ステージ

Claims (9)

  1. ステータとロータとがロータ出力軸の軸線方向に沿って対向的に配置されたアキシャルエアギャップ型電動機用の固定子鉄心で、金属のマザーシートから打ち抜かれた複数枚のコアシートを半径方向に積層した積層体からなり、上記ロータ出力軸の中心から外側に向かうにつれて円周方向の幅が漸次大きくなる台形状に形成されているアキシャルエアギャップ型電動機用固定子鉄心の製造方法において、
    上記コアシートの円周方向の一方の側面(第1スロット面)を形成する第1切断部と、上記コアシートの円周方向の他方の側面(第2スロット面)を形成する第2切断部と、上記第1切断部を往復的に移動させる第1移動手段と、上記第2切断部を往復的に移動させる第2移動手段とを有し、
    上記マザーシート上で、上記第1移動手段を介して上記第1切断部を所定間隔で移動させ、上記マザーシートから1〜n(nは正の整数)枚までの上記コアーシートの第1スロット面を順次打ち抜く第1打抜ステップと、上記第2移動手段を介して上記第2切断部を所定間隔で移動させ、上記マザーシートから1〜n(nは正の整数)枚までの上記コアーシートの第2スロット面を順次打ち抜く第2打抜ステップとを有することを特徴とするアキシャルエアギャップ型電動機用固定子鉄心の製造方法。
  2. 上記第1切断部および上記第2切断部は、互いに近接または離反するように対向的に配置されていることを特徴とする請求項1に記載のアキシャルエアギャップ型電動機用固定子鉄心の製造方法。
  3. 上記第1切断部と上記第2切断部は非同期的に移動することを特徴とする請求項1または2に記載のアキシャルエアギャップ型電動機用固定子鉄心の製造方法。
  4. 上記第1切断部は、所定間隔をもって左右一対に設けられ、それらの間に上記第2切断部が配置されており、上記マザーシートから2枚の上記コアシートの第1および第2スロット面を打ち抜くことを特徴とする請求項1,2または3に記載のアキシャルエアギャップ型電動機用固定子鉄心の製造方法。
  5. 上記マザーシートから打ち抜かれた上記各コアシートを半径方向に沿って積層することにより、上記固定子鉄心は点対称に組み立てられることを特徴とする請求項4に記載のアキシャルエアギャップ型電動機用固定子鉄心の製造方法。
  6. 上記マザーシートから、上記コアシートの半径方向の側面(ティース面)を打ち抜く第3切断部をさらに備え、上記第1打抜ステップおよび第2打抜ステップを行ったのち、上記第3切断部にて上記マザーシートから上記コアシートを完全に分離する第3打抜ステップを備えることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載のアキシャルエアギャップ型電動機用固定子鉄心の製造方法。
  7. 上記各打抜ステップの基準となるパイロット穴を上記マザーシートに形成するパイロット穴打抜ステップをさらに備えることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1項に記載のアキシャルエアギャップ型電動機用固定子鉄心の製造方法。
  8. 上記第2打抜ステップと上記第3打抜ステップの間に、上記コアシートの一部に各コアシート同士を積層してカシメ固定するための凹凸部を形成する凹凸形成ステップが含まれることを特徴とする請求項1ないし7のいずれか1項に記載のアキシャルエアギャップ型電動機用固定子鉄心の製造方法。
  9. 上記コアシートは、上記第3打抜ステップによってマザーシートから切り離されると同時に、先に打ち抜かれたコアシートに積層固定されることを特徴とする請求項1ないし8のいずれか1項に記載のアキシャルエアギャップ型電動機用固定子鉄心の製造方法。
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