JP4831049B2 - 逆止弁とそれを用いた送液装置、及び該逆止弁の製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、液体の吸入/吐出を繰り返して送液する送液装置、特に液体クロマトグラフ等の分析装置に用いられる微小流量の送液を行う送液装置に関する。詳細には、液体の逆流を防止する逆止弁に関する。
液体クロマトグラフでは、移動相となる液体を高圧で正確で安定な流量で送液することが求められることから、プランジャ方式の送液装置が使用されることが多い。
図4に沿って、一般的なプランジャ方式の送液装置について、プランジャを往復動させるための機構としてカムを用いるものを例に構造の概略を説明する。プランジャ方式の送液装置では、カム21のカム軸22がモータ(図示せず)の回転軸に接続されて回転する。カム21にはカムフォロワ23が外接しており、カム21の回転によってカムフォロワ23も回転する。カムフォロワ23と滑動するフォロワ軸24は円筒形状のクロスヘッド25と固着されているので、カム21の回転がクロスヘッド25の直線往復運動に変換される。クロスヘッド25はバネ27により常に図の右方向(カム21側)に付勢されているのでカム21とカムフォロワ23は常に係合を保っている。クロスヘッド25には円柱形状のプランジャ28が軸芯上に延設されており、プランジャ28の往復運動によって作動流体室Vの容積が周期的に増減する。プランジャ28は、円環状のシール29に嵌挿された状態で往復動をしており、作動流体室V内の作動流体のクロスヘッド25方向への漏出が防止される。
送液される作動流体の流れの方向を図4の下方から上方のみに限定するために、作動流体室Vの吐出口及び吸入口には逆止弁31a,31bが挿入されている。
プランジャ28の右方へ移動して作動流体室Vの容積が増大する期間に、作動流体は吸入口側(図の下方)の逆止弁31bを経て作動流体室Vに吸入される。この期間は、逆止弁31aによって吐出口側(図の上方)からの作動流体の吸入が防止される。そして、プランジャ28が左方へ移動して作動流体室Vの容積が減少する期間に、作動流体が作動流体室Vから吐出側の逆止弁31aを経て吐出される。この期間は、逆止弁31bによって吸入口側への作動流体の流出が防止される。
逆止弁31の構造の概略を図4(b)に示す。ケーシング32と弁座30に囲まれた空間に球体35を内包し、球体35は液の流れに応じて移動して、弁座30と離合する(特許文献1等)。図中の矢印方向に液が流れる期間に球体35と弁座30は離れれ流路を開放し、矢印と逆方向に液が流れようとする期間に球体35と弁座30が当接して流路を閉塞することで、逆方向への流れを防止するのである。
近年、液体クロマトグラフの分野では微小流量(数十nL〜数μL/分)での分析の需要が高まり、送液装置の送液精度が非常に重要である。所望の流量での送液精度を実現するためには、逆止弁のシール性の確保が重要な課題の一つとなる。上述のように、逆止弁は球体と貫通孔を有する弁座とが液体の流れにより離合するものであるが、球体と弁座とが当接した状態でのシール性を高めるために、精密な加工が施され、幾何公差についても厳しく管理されたものが使用されている。図5では、(a)は弁座30と球体35とが当接した状態における弁座30の中心線に沿った断面図、(b)は球体35と弁座30との当接状態における当接部の拡大図、(c)は球体と当接する側から見た平面図である。送液される液体が通過する貫通孔30hが穿設された弁座30と球体35が当接する部分には、球体35の直径Φbと同じ径の凹球面となるように加工が施されている。よって、流路が閉塞された状態では、弁座30は、幅Wの円環状に球体35と接触している。この接触面S0を鏡面加工することにより、シール性を向上させている。
特許。
特開平7−145871号公報 米国特許第4,862,907号
逆止弁では、逆方向の流れを防止するときのシール性を向上させると共に、順方向の流れを円滑にすることが重要であるが、順方向の流れが阻害される原因として、弁座から球体が離れるべきときに離れ難くなる所謂“食い付き現象”がある。食い付き現象は、球体と弁座との接触面積が広く、接触面が滑らかで、且つ面圧の高い場合に生じやすい。食い付き現象が生じると、送液精度が著しく低下し、設定された流量での送液がなされなくなり、液体クロマトグラフとして、正常な分析結果を得ることができなくなる。本発明者は、特に弁座を鏡面加工した逆止弁を備えた送液装置でアセトニトリルを送液する場合に、作動流体室への吸引側の逆止弁で食い付き現象が多く生じることを経験的に見出している。本発明は、球体と弁座との高いシール性を維持しつつ、接触面積が小さい逆止弁を実現することを目的とする。
本発明は、球体と、貫通孔が穿設された弁座からなる逆止弁において、前記弁座は前記球体と当接する側に第1の凹球面を有し、前記第1の凹球面の内側に第2の凹球面を有し、前記貫通孔の開口部は前記第2の凹球面の内側に設けられたことを特徴とする。ここで、第1の凹球面の直径Φ1、第2の凹球面の直径Φ2、球体の直径ΦBは、Φ1>ΦB>Φ2の関係で表される。
第1の凹球面内に第2の凹球面を設けることで、第1の凹球面と第2の凹球面の境界部分に円環状に縁が形成され、円環状の縁と球体が当接する構造になる。
また、その逆止弁は、弁座とする部材を用意し、前記部材に貫通孔を穿設し、前記弁座の貫通孔部分に直径Φ1の第1の凹球面を削成し、削成された前記第1の球面内に直径Φ2の第2の凹球面を削成する工程により製造される。
製造の工程においては、前記第1の凹球面の削成には、Φ1のベアリング用鋼球を用い、前記第2の凹球面の削成には、Φ2のベアリング用鋼球が用いられる。
凹球面の削成に、ベアリング用鋼球を用いることで、真球度の高い球面を実現することができるので、第1の凹球面内に形成される第2の凹球面の縁の真円度を高くすることができる。
或いは、球体と、貫通孔が穿設された弁座からなる逆止弁において、前記弁座は前記球体と当接する側に第1の円錐面と、前記球体と前記第1の円錐面の接点を結んでなる円を底面とする第2の円錐面とを有する。
当接部分の面積が非常に小さくなるので、接触面積が減少し食い付き現象の発生を抑えることができる。さらに、高い真球度の球体と高い真円度の円環状の縁が接触することで、シール性が向上する。この逆止弁を送液装置に用いれば、食い付きが生じにくい安定した送液装置を提供することが可能になる。送液装置が液体クロマトグラフ用のものであれば、液体クロマトグラフで多数の試料の分析を行う連続運転においても、送液不良の不具合発生を抑えることができる。
本発明に係る逆止弁について、図に沿って説明する。
図1は、本発明に係る逆止弁の要部を示すものである。図1(a)は球体と当接する側から弁座10を見た平面図である。弁座10には送液される液体が通過する貫通孔10hが穿設され、貫通孔10hの球体と当接する側の開口部には、開口部を包含するように凹球面S2が形成され、さらに、凹球面S2を包含するように凹球面S1が形成されている。凹球面S1内に凹球面S2が形成されているので、凹球面の直径の違いによって凹球面S1と凹球面S2との境界には、円環状の縁10rが形成される。
図2(b)は弁座10におけるA−A’の断面図と弁座10と球体15が当接する状態を示す図である。本発明に係る逆止弁では、弁座10の円環状の縁10rと球体15とが当接して、液体の逆流を防止するのである。図1(c)が球体15と弁座10が当接する部分の拡大図である。凹球面S1の直径Φ1、凹球面S2の直径Φ2、貫通孔hの直径Φh、球体15の直径ΦBの大きさの関係は、Φ1>ΦB>Φ2>Φhである。この関係により、円環状の縁10rのみが球体15と接触し、接触面積が非常に小さくなる。
凹球面S1及び凹球面S2の境界である縁10rの円の真円度は、凹球面S1及び凹球面S2の真球度に依存する。したがって、凹球面S1及び凹球面S2の加工精度が高いほど、縁10rの真円度が高くなる。真円度の高い縁10rは、その縁の先端で真球度の高い球体15に線接触する。
凹球面の加工には、高い加工精度を得るためにベアリング用鋼球を用いる。ベアリング用鋼球については、規格(JIS B 1501、ISO 3290)で規定されており、目的に応じて、適当な大きさで真球度の等級が高いものが入手可能である。例えば、液体クロマトグラフの分野では、弁座(例えば、サファイア製のΦ3mm×厚1mm)の貫通孔Φhが1mm、球体(例えば、ルビー)の直径ΦBが1.5mmのものが多く流通しており、これらのサイズに合わせて、Φ1>ΦB(1.5mm)>Φ2>Φh(1.0mm)を満たすΦ1及びΦ2の鋼球を選定すればよい。図2を参照しつつ、ΦBを1.5mm、Φhを1.0mmとした場合を例にして弁座10の作成方法を説明する。
弁座10となる円盤状の基材を用意し(図2(a))、周知の機械加工により、円盤の厚み方向に直径1.0mmの貫通孔hを穿設する(図2(b))。
基材11の貫通孔hの開口部に直径Φ1のベアリング用鋼球の球面を当接させた状態で回転させるなど機械加工を施す(図2(c))。Φ1の大きさはΦB(1.5mm)より大きければ上限は特に規定されないが、凹球面S1内に更に後述の凹球面S2を削成する程度の深さに削ること、基材11の外周部はケーシングで固定するための平面を残しておくべきことを勘案すると、加工に用いるベアリング用鋼球の直径Φ1は2.0〜5.0mmが適当である。JIS規格では、この範囲について0.5mm刻みで大きさが異なるものが規定されており、真球度の等級が高いものの入手が容易である。S1については、平面として直径Φ1を無限大とみなすことも可能である。
この加工によって基材11の開口部には、Φ1の凹球面が削成される(図2(d))。
次に、凹球面S1が削成された基材11の貫通孔hの開口部に直径Φ2のベアリング用鋼球の球面により機械加工を施す(図2(e))。
直径Φ2のベアリング用鋼球を用いた加工によって基材11の開口部には、Φ2の凹球面が削成される。境界部分にS1とS2の内径の違いによって、S1とのS2の境界に、真円度の高いの縁10rが形成される(図2(f))。
図2(a)〜(f)の工程により作製した弁座と、直径ΦB(ただし、Φ1>ΦB>Φ2)の球体と組み合わせて、逆止弁を作成することができる。
以上のように、本発明は、球体と弁座との接触面積が小さく、シール性の高い逆止弁を実現した。
従来の逆止弁を用いた場合、経験的に「100%アセトニトリルを1.5mL/分の流量・約35MPaの圧力の条件で送液を行うと、500時間で約50%の装置に対して食い付き現象が発生する」送液装置の逆止弁を、本発明に係る逆止弁と交換し食い付き現象の発生頻度を評価したところ、「100%アセトニトリルを1.5mL/分の流量・約35MPaの圧力の条件で500時間」の条件での送液では、食い付き現象の発生は確認されず、正常な送液が継続された。さらに「100%アセトニトリルを3.0mL/分の流量、約60MPaの圧力で600時間」の厳しい条件での送液においても、食い付き現象の発生が確認されなかった。
本発明により、球体と弁座との接触面積を低減した逆止弁を実現し、それを用いた送液装置では顕著な効果が発揮された。発明の詳細な説明に際して、図示の便宜上、弁座の中心線とシートの貫通孔の中心線とを一致させて、2つの凹球面の中心を中心線上に描いた。2つの凹球面の中心と中心線とは一致している方が好ましいが、厳密に一致している必要はない。
本発明の技術的思想に基づけば、2つの凹球面に替えて、2つの円錐面、或いは、1つの球面と1つの円錐面という曲面の組み合わせにおいても、球体と弁座とが線接触となる逆止弁が可能であることは明らかである。以下に他の実施例を開示する。
図3(a)は、球体の直径より大きな直径(Φ1)の球面の内側を、第2の凹球面に替えて円錐面C2とした例を示すものである。第1の凹球と球体15とを当接させた状態を想定し、凹球面S2と球体15の接点の集合からなる直径(ΦR)の円を底面とした円錐面となるよう加工することで、弁座10と球体15との線接触が実現される。円錐面C2の頂角θ2の大きさは、鋭角である方が円環状の縁rが効果的に形成されるが、頂角θは略直角でよい。
図3(b)は、第1の凹球面に替えて、大きな頂角θ1(好ましくは90°以上)の円錐面C1とし、その内側に第2の凹球面に相当する球面とした例を示すものである。球体(ΦB)と当接させた状態を想定し、第2の凹球面に相当する凹球面S2の直径(Φ2)を、円錐面C1と球体の接点の集合からなる円の直径(ΦR)より大きく、球体15の直径(ΦB)より小さくすることで、弁座10と球体15との線接触が実現される。なお、円錐面の頂角θ1を180°とすると、上述の例でΦ1が無限大の場合と同様に平面になる。
図3(c)は、第1の凹球面に替えて第1の円錐面C1とし、その内側に第2の凹球面に替えて第2の円錐面C2をとした例を示すものである。第1の円錐面C1は大きな頂角θ1(好ましくは90°以上)のものとし、球体15と当接させた状態を想定し、円錐面C1と球体15の接点の集合からなる円を底面として第2の円錐面C2を加工する。第2の円錐面C2の頂角θ2を第1の円錐面C1の頂角θ1より小さくすることで、弁座10と球体15との線接触が実現される。
上記実施例は本発明の単に一例にすぎず、本発明の趣旨の範囲で適宜変更や修正することも可能である。これら変更や修正したものも本発明に包含されることは明らかである。
本発明の一実施例を示す図である。 本発明に係る逆止弁の弁座の作製手順である。 本発明の別の実施例である。 一般的な送液装置の構成を示す図である。 従来の構成を示す図である。
符号の説明
10,30・・・弁座
10h・・・・貫通孔
10r・・・・縁
11・・・・・・基材
12,13・・・ベアリング用鋼球
15,35・・・球体
S1,S2・・・凹球面
21・・・・・・カム
22・・・・・・カム軸
23・・・・・・カムフォロワ
24・・・・・・カムフォロワ軸
25・・・・・・クロスヘッド
26・・・・・・ポンプヘッド
27・・・・・・バネ
28・・・・・・プランジャ
29・・・・・・シール
31a,b・・・逆止弁
32・・・・・・ケーシング
C・・・・・・・円錐面
S・・・・・・・球面

Claims (9)

  1. 球体と、貫通孔が穿設された弁座からなる逆止弁において、前記弁座は前記球体と当接する側に第1の凹球面を有し、前記第1の凹球面の内側に第2の凹球面を有し、前記貫通孔の開口部は前記第2の凹球面の内側に設けられ、前記弁座は前記第1の凹球面と前記第2の凹球面の境界に円環状に形成された縁が前記球体と線接触することを特徴とする逆止弁。
  2. 前記第1の凹球面の直径Φ1、前記第2の凹球面の直径Φ2、前記球体の直径ΦBは、Φ1>ΦB>Φ2の関係であることを特徴とする請求項1に記載の逆止弁。
  3. 球体と、貫通孔が穿設された弁座からなる逆止弁において、前記弁座は、前記貫通孔と同軸で異なる2つの曲面からなり、前記弁座は前記2つの曲面の境界に円環状に形成された縁で前記球体と線接触することを特徴とする逆止弁。
  4. 請求項3に記載の逆止弁において、前記異なる2つの曲面のうち1つの曲面は円錐面であることを特徴とする逆止弁。
  5. 請求項3に記載の逆止弁において、前記異なる2つの曲面のうち1つの曲面は球面であることを特徴とする逆止弁。
  6. 請求項1〜5いずれか1項に記載の逆止弁を備えた送液装置。
  7. 請求項6に記載の送液装置を備えた液体クロマトグラフ。
  8. 直径ΦBの球体を用意し、弁座とする部材を用意し、前記部材に貫通孔を穿設し、前記弁座の貫通孔部分に直径Φ1(Φ1>ΦB)の第1の凹球面を削成し、削成された前記第1の凹球面内に直径Φ2(ΦB>Φ2)の第2の凹球面を削成し、前記第1の凹球面と前記第2の凹球面の境界に円環状に形成された縁が前記球体と線接触するようにした逆止弁の製造方法。
  9. 請求項に記載の逆止弁の製造方法において、前記第1の凹球面の削成には、Φ1のベアリング用鋼球を用い、前記第2の凹球面の削成には、Φ2のベアリング用鋼球を用いることを特徴とする弁座の製造方法。
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