JP4828591B2 - 火災警報器 - Google Patents

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Description

この発明は、取り付けベースに火災警報器本体を取り付ける火災警報器に関するものである。
この種の火災警報器すなわち戸建住宅に設置される火災警報器は、天井や壁面に取り付けられる取り付けベースと、取り付けベースに着脱自在に取り付けられ、煙や熱などを感知して火災を検出する火災警報器本体とから構成される(例えば、特許文献1参照)。
このようなものにおいて、取り付けベースへの火災警報器本体の取り付けは、一般にツイストロック機構により行われる。ツイストロック機構は、例えば火災警報器本体の背面側に設けた刃部と、ベース側に設けられて火災警報器本体の背面側の刃部を受ける刃受部とから構成され、刃部と刃受部との位置調整を行い、火災警報器本体を取り付けベースに嵌合させてツイスト(相対回動)させることで、刃部を刃受部に係合させ、これによって火災警報器本体を取り付けベースに固定でき、またツイストロック状態下で火災警報器本体を取り付けベースに対して刃部の係合方向とは逆方向にツイストすることで、取り付けベースと火災警報器本体との係合を解除できるようにしたものである。
特開2003−099871号公報
しかしながら、前述のように火災警報器本体を取り付けベースに対してツイストすることで、火災警報器本体の係合や解除を簡単に行えるものにあっては、地震等による火災警報器本体の脱落や作為的な盗難などが考えられる。そのため、地震等による火災警報器本体の脱落や作為的な盗難を必要に応じて防止できるようにすることが望ましい。
この発明の目的は、地震等による火災警報器本体の脱落や作為的な盗難を必要に応じて簡易的に防止できるようにする火災警報器を提供することである。
この発明に係る火災警報器は、設置面に設置される取り付けベースに着脱可能に取り付けられた火災警報器本体を、ロックねじとロックナットとの螺着構造を用いて上記取り付けベースに固定する火災警報器において、上記火災警報器本体の背面板から縦立するとともに上記ロックナットの側面を含む2つの端面をそれぞれ覆う2つの保持壁と、上記取り付けベースの側板に設けられるとともに上記ロックねじの頭部を内包する切り欠き部と、上記ロックナットが上記ロックねじにより締め付けられても上記ロックナットが上記保持壁から外れることを防止する、上記ロックナットの側面と端面とが交わる辺のうち上記取り付けベースの側板に近い辺が接する上記保持壁の辺の上端に設けられる突起と、を備え、上記保持壁は、上記ロックナットの側面と端面とが交わる辺のうち上記突起と対向する上記取り付けベースの側板に遠い辺が接する壁の上端部に面取りが施されている。
この発明に係る火災警報器の効果は、ロックナットはロックねじと螺着するときに火災警報器本体の外周側方向に引き寄せられるが、保持壁の火災警報器本体外周側方向の壁上端に突起を設けたので、ロックナットが突起との係合が解かれてしまうことがなく、空回りすることなくロックねじと螺旋することができることである。また、保持壁は、その全てがロックねじの幅以上の高さであるので、空回りしにくい。
図1は、この発明を実施するための最良の形態に係る火災警報器の正面図と側面図とである。図2は、図1の取り付けベースの斜視図である。図3は、図1の火災警報器本体の斜視図である。図4は、図3の火災警報器本体の背面板と保護カバーとの斜視図である。図5は、この発明のストッパー部材と刃部とを拡大した斜視図である。
なお、この発明の説明では、取り付けベース3を天井に取り付けるとし、天井の鉛直方向を上下方向とし、天井側を上として説明を行う。そのゆえ、火災警報器本体2は天井と平行な面内で回動される。
この発明を実施するための最良の形態に係る火災警報器1は、図1に示すように、火災警報器本体2と取り付けベース3とを備える。
取り付けベース3は、火災警報器1を取り付ける天井などの取り付け箇所にねじなどの取り付け部材で取り付けられる。そして、取り付けベース3は、図2に示すように、有底の高さが低い円筒であり、円板状の底板4と円筒状の側板5とを有する。
底板4には、側板5と同心円状のリブ6が、側板5の内側で略一周に亘り突き出ているとともにねじを通す穴7が開けられている。そして、リブ6の2箇所に刃受け部8が設けられている。
刃受け部8は、底板4との間に所定の隙間を有する平板状の下止部9と、取り付けベース3に取り付けるために火災警報器本体2を回動する方向(以下、取り付け方向と称す)に回動して所定の位置に位置合わせされたとき火災警報器本体2の更なる回動を止めるストッパー部10とを有する。
側板5には、厚さを薄くした薄板部11が設けられ、盗難防止用に火災警報器本体2と取り付けベース3をロックねじとロックナットとで固定するとき、薄板部11を折り欠いて取り除くとロックねじの頭部を内包する切欠部(図6、図7の切り欠き部63)となる。
火災警報器本体2では、図3と図4とに示すように、火災感知部の一例の煙感知部13、制御板14、スピーカ15などの機能部材を保護カバー16と背面板17とをねじ止めすることにより挟んでいる。
保護カバー16は、底板16aと側板16bとからなるロート状であり、背面板17とねじ止めするための螺旋穴が設けられた柱18と、背面板17を重ね合わせたときに背面板17に設けられた開口19から異物が煙感知部13、制御板14、スピーカ15などの機能部材に影響しないよう開口19を包囲して閉鎖する包囲壁20が設けられている。
包囲壁20は、側板16bから略直交する方向に延出された2つの側壁部と、2つの側壁部の先端側を連結する内側壁部とを有する。包囲壁20は、ねじなどの異物が開口19から進入したときに、包囲壁20の内側に留まらせて、保護カバー16内部へ脱落することを防止することができる。
包囲壁20には規制リブ22が一体に設けられている。規制リブ22は、背面板17に重ね合わせたときに背面板17の刃部21の真下に位置する包囲壁20の側壁部(取り付け方向側)の頂部が背面板17の方向に延ばされたものである。規制リブ22は、電池を装着されていない火災警報器本体2を取り付けベース3に対して取り付け方向に回動した場合、ストッパー片23が刃受け部8の下止部9により取り付け方向とは逆方向に押されたとき移動しないように、ストッパー片支持部25が規制リブ22に当たりそれ以上刃部21の方向に移動しないようにできる。この規制リブ22は開口19内に突出して設けられている。
また、包囲壁20には規制片26が一体に設けられている。規制片26は、規制リブ22が設けられた包囲壁20の側壁部(取り付け方向側)から略直交する方向に延出された壁部であり、取り付け方向側先端部が包囲壁20の側壁部と同様の壁部に連結されて補強されている。規制片26は、背面板17に重ね合わせたときにストッパー部材24のストッパー片支持部25の真下に位置し、その頂部が取り付け方向に向いて後方側では平らであり、前方側では斜めになっている。ストッパー片支持部25は、電池を電池収納部27に取り付けたとき回動方向(取り付け方向)に向かって前方側が低くなるように斜めに変形するので、変形分を逃げるように規制片26の頂部を斜めにカットしてある。
一方、電池を電池収納部27に取り付けていないときにはストッパー片23を取り付けベース3の刃受け部8で真上から押し付けたときにストッパー片支持部25が規制片26の頂部の平らな部分に当たるため押し下げられることがなく、これによって火災警報器本体2を取り付け方向に回動させたときに、ストッパー片23が取り付けベース3の刃受け部8の下止部9に引っ掛かることにより、それ以上回動できないため、間違って電池を取り付けていない火災警報器本体2を取り付けベース3に取り付けることを防止できる。
背面板17は、円板状の中板30と、中板30の外周に接する円筒状の側板31とを有する。
中板30には、制御板14に取り付けられている電池用コネクタ32および移報用コネクタ33に取り付けベース3側から相手となるコネクタを接続できるように開けられた開口34、35と、機器銘板41を貼り付ける位置をガイドするガイド突起(貼付ガイドの一例)36、37と、保護カバー16の螺旋穴付きの柱18に対向する穴38と、ロックナット61を保持するロックナット保持部39と、保護カバー16側に半円筒状に凹む電池収納部27と、電池を電池収納部27に取り付けたとき電池が取り付け位置から外れないように電池を保持する保持部材40と、電池を電池収納部27に取り付けたとき取り付けベース3の刃受け部8の下止部9に当たらない位置にまで退避するストッパー片23を形成されたストッパー部材24とが設けられている。
火災警報器1としては外部機器に発報を移報する機種と移報しない機種の2種類があり、移報する機器では制御板14に移報用コネクタ33が実装されている。そして背面板17に貼付する機器銘板41としても2種類がある。この発明においては移報する機種と移報しない機種では、機器銘板41の大きさを異なるとともに貼付するときに使用するガイド突起36、37も二種類設けてある。
ナット保持部39は、側板31の切り欠き部42を通って径方向に内側に差し込まれるロックねじと嵌合するロックナットを保持する。そして、ナット保持部39は、中板30から断面コの字状に縦立するとともにロックナットの対向する2つの端面をそれぞれ覆う一対の保持壁43を有する。保持壁43は、使用するロックナットの幅以上の高さである。また、保持壁43には、ロックナットが挿入される側である壁部の上端にロックナットが簡単に抜けないように突起44が設けられている。
ストッパー部材24は、図5に示すように、電池収納部27の電池の半円筒状の側面が接する底部45に半円筒状の径方向に平行して設けられる2つのスリット46により一端が電池収納部27の底部45で支持される片持ち梁47と、片持ち梁47の自由端48から電池収納部27の軸方向に延びるストッパー片支持部25と、ストッパー片支持部25から側板31に沿って縦立するストッパー片23とを有する。ストッパー片23には補強用リブ49が設けられている。
ストッパー片23は、電池が電池収納部27に取り付けていないとき(以下、電池非装着時と称す)、火災警報器本体2を取り付けベース3に取り付けるときに火災警報器本体2を回動する方向(以下、取り付け方向と称す。なお、火災警報器本体2を取り付けベース3から取り外すときに火災警報器本体2を回動する方向を取り外し方向と称す。)において刃部21のガイド部50の手前に位置し、ストッパー片23の頂部が刃受け部8の下止部9より上に位置する。
片持ち梁47は、電池収納部27の半円筒状の半径より小さな径の円弧状の梁51と、円弧状の梁51から延びた平板状の梁52とを有する。この平板状の梁52の円弧状の梁51が接続した端の反対側の端が自由端48となる。
そして、電池収納部27に電池を取り付けると円弧状の梁51が保護カバー16に近づく方向に傾くので、自由端48が保護カバー16に近づく方向に沈むとともに側板31の内側面に近づく。このとき自由端48が側板31の内側面に近づいても、側板31の内側面側に逃げ部53が設けられているので側板31に当たらずに変形することができる。
ストッパー片支持部25は、片持ち梁47の自由端48から側板31の内側面に沿って取り外し方向に延びている。そして、片持ち梁47の自由端48が保護カバー16に近づく方向に沈むとともに側板31の内側面に近づくように変形すると、ストッパー片支持部25は片持ち梁47に接続した位置が一番沈み、反対側の沈みが最も小さくなるように斜めになるように変形する。そのため、ストッパー片23は取り付け方向を下にして傾きながら保護カバー16に近づく。このときは、ストッパー片23の頂部が刃受け部8の下止部9より低くなる。そのため、火災警報器本体2を取り付けベース3に押さえ付けながら取り付け方向に回動すると刃受け部8の下止部9がストッパー片23の頂部と刃部21のガイド部50との間を通過し、刃部21のガイド部50と嵌入するので、火災警報器本体2が取り付けベース3から下に落ちることを防止される。
ストッパー片23の頂部は、取り付け方向の先端から中央までは平坦であるが、中央から低くなり出し終端が最も低くなるように面取りが施されている。このように面取りが施されていると、火災警報器本体2を取り付けベース3から取り外すときにストッパー片23の頂部が刃受け部8の下止部9との隙間が広いためにスムーズに回動を開始できる。
側板31には、中板30の中心を中心とした対角の位置に刃部21と、ストッパー部材24が変形するときに動きの妨げにならないように側板を内側から掘り込んで薄くした逃げ部53と、火災警報器本体2の回動を止めるためのロックねじが通される切り欠き部42とが設けられている。
刃部21は、側板31の取り付けベース3側に面する頂部の内所定の長さの頂部から内側へ所定の厚さで延びているガイド部50と、火災警報器本体2を取り付け方向に回動したとき刃受け部8の下止部9が当接して火災警報器本体2が更に回動することを制限する制限部54と、を有する。
次に、電池が未装着の火災警報器本体2を取り付けベース3に取り付けようとしたときの様子を説明する。
電池が未装着であり、ストッパー部材24の片持ち梁47に力が加わっていないので、ストッパー片23の頂部は取り付けベース3の刃受け部8の下止部9より上に位置し、火災警報器本体2を取り付け方向に回動するとストッパー片23の側端面が下止部9に当たる。そのため、火災警報器本体2はそれ以上取り付け方向に回動することができないので火災警報器本体2を取り付けベース3に取り付けることができない。
次に、電池を装着した火災警報器本体2を取り付けベース3に取り付ける様子を説明する。
電池を電池収納部27に取り付けると、片持ち梁47に保護カバー16に向く方向に力が加わり、片持ち梁47の自由端48が保護カバー16に近づく方向に沈むとともに側板31の内側面に近づくように変形する。すると、ストッパー片支持部25は片持ち梁47に接続した位置が一番沈み、反対側の沈みが最も小さくなるように斜めになるように変形する。そのため、ストッパー片23は取り付け方向を下にして傾きながら保護カバー16に近づく。このときは、ストッパー片23の頂部の位置が刃受け部8の下止部9より下になるので、刃受け部8の下止部9がストッパー片23の頂部の上を通過し、刃部21のガイド部50と嵌入し、火災警報器本体2が取り付けベース3に取り付けられる。
この発明に係る火災警報器は、電池が未装着の火災警報器本体2を取り付けベース3に取り付けられないように取り付けをロックする電池ロック機構として、取り付けベース3に一体に形成された刃受け部8と、火災警報器本体2の背面板17に一体に形成された刃部21およびストッパー部材24とにより構成されているので、電池ロック機構だけの部品を必要とせず電池ロック機構としての組み立て作業は必要ない。
また、刃受け部8の下止部9によって取り付け方向とは逆方向に押されたストッパー片23の下部が、保護カバー16の包囲壁20と一体に設けられた規制リブ22により、取り付け方向とは逆方向への移動が規制されるので、電池未装着時に、ストッパー片23が取り付け方向とは逆方向に押されて破断することを防止することができる。
また、刃受け部8の下止部9によって下方向に押されたストッパー片23は、その下に設けられた保護カバー16の包囲壁20と一体の規制片26の頂部の平らな部分により下方への移動が規制されるので、ストッパー片23が保護カバー16側に逃げることが防がれて電池の未装着の火災警報器本体2が取り付けベース3に誤って取り付けられることを防止できる。
また、仮に設計誤差などにより、電池が未装着の火災警報器本体2を無理矢理取り付け方向に回動させて刃部21が刃受け部8に嵌入してしまった場合であっても、ストッパー片23が上端に向かって幅が狭くなるように刃部21側が面取りされているので、火災警報器本体2を取り外し方向に回動することにより容易に取り付けベース3から取り外すことができる。
図6は、この発明の一方の保持壁の断面図である。図7は、保持壁にロックナットを挿入し外からロックねじを挿入して螺着した様子を示す図である。
ロックナット保持部39は、図6、図7に詳細に示すように、背面板17の中板30から縦立し、ロックナット61の相対する2つの端面を覆う断面が略コの字状の2つの保持壁43を有する。そして、保持壁43は、ロックナット61の端面だけでなく辺を介して連なる2つの側面の一部も覆う。
また、保持壁43にはロックナット61を挿入したときロックナット61の側板31側の側面から端面に跨る辺が位置する壁の上端に内側に突き出した突起44が設けられている。つまり、保持壁43の突起44は、火災警報器本体2の外周側に位置する壁部の上端に設けられている。
そして、ロックナット61は、2つの保持壁43の間に上方から挿入する。なお、ロックナット61の側板31と反対側の側面に面する壁の上端は面取りが施されており、少し斜めにすることにより容易に保持壁43の間に挿入することができる。
また、ロックナット61はロックねじ62が螺入されると側板31側の保持壁43の壁に当接する。このとき上方に向いた端面が突起44の下に潜り込むので、ロックナット61を上に引っ張っても保持壁43の間から外れない。
次に、火災警報器本体2が地震時に落下しないまたは盗難されづらいように、火災警報器本体2をロックねじ62とロックナット61により取り付けベース3に固定することを説明する。
固定する場合には、前もって取り付けベース3の薄板部11を、ペンチなどの工具類で折り欠いて切り欠き部63を形成してから取り付け箇所に取り付ける。
次に、火災警報器本体2のロックナット保持部39の保持壁43の間にロックナット61を挿入する。それから、上述のように電池を装着した火災警報器本体2を取り付けベース3に取り付ける。
次に、取り付けベース3の切り欠き部63、背面板17の切り欠き部42からロックねじ62を挿入し、保持壁43間に挿入されているロックナット61と螺旋止めする。そうすると、ロックねじ62の頭部62aは切り欠き部42により止められる。その結果、ロックねじ62の頭部62aは取り付けベース3の切り欠き部63に内包され、火災警報器本体2を取り外し方向に回動しようとしてもロックねじ62の頭部62aが取り付けベース3に当たり、火災警報器本体2を回動することが出来ず、盗難を防止できる。
また、地震により火災警報器本体2が振動してもロックねじ62とロックナット61とにより取り付けベース3に固定されているので外れて落下することが防げる。
この発明に係る火災警報器1は、設置面に設置される取り付けベース3に着脱可能に取り付けられた火災警報器本体2を、ロックねじ62とロックナット61との螺着構造を用いて上記取り付けベース3に固定する火災警報器1において、上記火災警報器本体2の背面板17から縦立するとともに上記ロックナット61の側面を含む2つの端面をそれぞれ覆う2つの保持壁43と、上記取り付けベース3の側板31に設けられるとともに上記ロックねじ62の頭部62aを内包する切り欠き部63と、上記ロックナット61の側面と端面とが交わる辺のうち上記取り付けベース3の側板31に近い辺が接する上記保持壁43の辺の上端に設けられる突起44と、を備えた。このように、保持壁43は、火災警報器本体2の外周側に位置する壁部の上端に突起44が設けられているので、ロックナット61がロックねじ62により締め付けられてもロックナット61が保持壁43から外れることが防げる。
また、上記保持壁43は、高さが上記ロックナット61の幅を超える。ロックナット保持部39では、ロックナット61の幅以上の高さのコの字状の保持壁43によりロックナット61の2つの端面が保持され、且つ下向き端面が背面板17に接しているので、ロックねじ62をロックナット61に締め付けるときにロックナット61を回転する力が加わっても保持壁43により保持され、ロックナット61の回転を防止でき、空回りにならない。
なお、上記の実施の形態において、切り欠き部63は、取り付けベース3の薄肉部11をペンチなどの工具類で折り欠くことによって形成したが、図8に示すように、ノックアウト用の切れ込み11aを薄肉部11に設けて、薄肉部11を折り欠きやすくするようにすることもできる。また、取り付けベース3に最初から切り欠き部63を形成しておくようにすることもできる。
この発明を実施するための最良の形態に係る火災警報器の正面図と側面図とである。 図1の取り付けベースの斜視図である。 図1の火災警報器本体の斜視図である。 図3の火災警報器本体の背面板と保護カバーとの斜視図である。 この発明のストッパー部材と刃部とを拡大した斜視図である。 この発明の一方の保持壁の断面図である。 保持壁にロックナットを挿入し外からロックねじを挿入して螺着した様子を示す図である。 取り付けベースの変形例を示す斜視図である。
符号の説明
1 火災警報器、2 火災警報器本体、3 取り付けベース、4 底板、5 側板、6 リブ、7 穴、8 刃受け部、9 下止部、10 ストッパー部、11 薄板部、13 煙感知部、14 制御板、15 スピーカ、16 保護カバー、17 背面板、18 柱、19 開口、20 包囲壁、21 刃部、22 規制リブ、23 ストッパー片、24 ストッパー部材、25 ストッパー片支持部、26 規制片、27 電池収納部、30 中板、31 側板、32 電池用コネクタ、33 移報用コネクタ、34、35 開口、36、37 ガイド突起、38 穴、39 ナット保持部、40 保持部材、41 機器銘板、42 切り欠き部、43 保持壁、44 突起、45 底部、46 スリット、47 片持ち梁、48 自由端、49 補強用リブ、50 ガイド部、51 円弧状の梁、52 平板状の梁、53 逃げ部、54 制限部、61 ロックナット、62 ロックねじ、63 切り欠き部。

Claims (2)

  1. 設置面に設置される取り付けベースに着脱可能に取り付けられた火災警報器本体を、ロックねじとロックナットとの螺着構造を用いて上記取り付けベースに固定する火災警報器において、
    上記火災警報器本体の背面板から縦立するとともに上記ロックナットの側面を含む2つの端面をそれぞれ覆う2つの保持壁と、
    上記取り付けベースの側板に設けられるとともに上記ロックねじの頭部を内包する切り欠き部と、
    上記ロックナットが上記ロックねじにより締め付けられても上記ロックナットが上記保持壁から外れることを防止する、上記ロックナットの側面と端面とが交わる辺のうち上記取り付けベースの側板に近い辺が接する上記保持壁の辺の上端に設けられる突起と、
    を備え
    上記保持壁は、上記ロックナットの側面と端面とが交わる辺のうち上記突起と対向する上記取り付けベースの側板に遠い辺が接する壁の上端部に面取りが施されている
    ことを特徴とする火災警報器。
  2. 上記保持壁は、高さが上記ロックナットの幅を超えることを特徴とする請求項1に記載の火災警報器。
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