JP4827856B2 - 脱染剤組成物 - Google Patents

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Description

【技術分野】
【0001】
本発明は、脱染処理後の繊維の変色を抑制することができる脱染剤組成物に関する。
【背景技術】
【0002】
繊維、例えば毛髪を染色する染毛剤組成物として一般に、例えば酸化染料及びアンモニアを含有する染色キャリア物質と、酸化剤、例えば過酸化水素とから構成される染毛剤組成物が知られている。この染毛剤組成物により染色された繊維の脱染に用いられ、還元剤を含有する脱染剤組成物も知られている。この脱染剤組成物は、還元剤の還元作用により繊維の脱染を行う。この脱染剤組成物により脱染された繊維には、脱染から数時間、又は数日が経過すると、空気酸化による繊維の再変色、例えば繊維の黒色化が起きるという問題があった。特許文献1には、α−オキソカルボン酸を含有する脱染剤組成物が開示されている。この脱染剤組成物は、α−オキソカルボン酸の作用により、脱染処理後の空気酸化による繊維の変色を防止する。
【特許文献1】
特開平11−310521号公報
【発明の開示】
【0003】
ところが、特許文献1に記載の脱染剤組成物では、空気酸化による変色を防止するために含有されるα−オキシカルボン酸が強酸であることから、脱染剤組成物のpHは低く維持される。そのため、脱染剤組成物が毛髪に適用される場合、脱染剤組成物の使用時に頭皮が刺激を受けるという問題が生じていた。刺激を低減するために単にα−オキシカルボン酸の含有量が少なく設定されると、空気酸化による繊維の変色を十分に抑制することはできなかった。
【0004】
本発明は、本発明者らの鋭意研究の結果、アミノ基を有する染料中間体が酸化染料に含有される場合において、脱染剤組成物に還元糖を含有させることにより上記問題が解決されることが見出されたことによりなされたものである。本発明の目的は、還元剤の還元作用により脱染を行う脱染剤組成物において、頭皮に適用された場合には該頭皮への刺激を低減させるとともに、脱染処理後の空気酸化を防止することができる脱染剤組成物を提供することにある。
[0005]
本発明の一態様では、アミノ基を有する染料中間体を含む酸化染料により染色された繊維の脱染に用いられ、還元剤を含有して該還元剤の還元作用により繊維の脱染を行う脱染剤組成物が提供される。この脱染剤組成物は還元糖を更に含有する。前記還元剤は、アスコルビン酸類、チオグリコール酸類、システイン類、メルカプト化合物、亜硫酸塩、亜硫酸水素塩、及びチオ硫酸塩から選ばれる少なくとも一種である。
[0006]
前記還元糖は、好ましくは単糖類である。前記単糖類は、好ましくはキシロース及びジヒドロキシアセトンから選ばれる少なくとも一種である。
[0007]
脱染剤組成物は、好ましくは毛髪浸透剤を更に含有する。前記毛髪浸透剤は、好ましくは芳香族アルコールである。好ましくは、前記還元糖はキシロースであり、前記毛髪浸透剤に対するキシロースの質量比は0.1〜5である。好ましくは、脱染剤組成物中におけるキシロースの含有量は0.5〜30質量%である。また、好ましくは、前記還元糖はジヒドロキシアセトンであり、前記毛髪浸透剤に対するジヒドロキシアセトンの質量比は0.05〜5である。好ましくは、脱染剤組成物中におけるジヒドロキシアセトンの含有量は0.05〜30質量%である。
発明を実施するための最良の形態
[0008]
以下、本発明を脱染剤組成物に具体化した実施形態について詳細に説明する。本実施形態に係る脱染剤組成物は、染毛剤組成物により染色された繊維としての毛髪の脱染に用いられる。染毛剤組成物は、第1剤と、第2剤とから構成されている。
[0009]
<染毛剤組成物の第1剤>
染毛剤組成物の第1剤は、例えば酸化染料、及びアルカリ剤を含有している。酸化染料は、染毛剤組成物の第2剤に含有される酸化剤による酸化重合に起因して発色可能な化合物であり、染料中間体及びカプラーに分類される。酸化染料は少なくとも染料中間体を含んでおり、染料中間体はアミノ基を有している。
[0010]
アミノ基を有する染料中間体としては、例えばp−フェニレンジアミン、トルエン−2,5−ジアミン、N−フェニル−p−フェニレンジアミン、4,4’−ジアミノジフェニルアミン、p−アミノフェノール、o−アミノフェノール、p−メチルアミノフェノール、N,N−ビス(2−ヒドロキシエチル)−p−フェニレンジアミン、2−ヒドロキシエチル−p−フェニレンジアミン、o−クロル−p−フェニレンジアミン、4−アミノ−m−クレゾール、2−アミノ−4−ヒドロキシエチルアミノアニソール、2,4−ジアミノフェノール、及びそれらの塩類が挙げられる。これらは単独で含有されてもよいし、二種以上が組み合わされて含有されてもよい。
【0011】
カプラーは、染料中間体と結合することにより発色する。カプラーとしては、例えば5−アミノ−o−クレゾール、m−アミノフェノール、5−(2−ヒドロキシエチルアミノ)−2−メチルフェノール、m−フェニレンジアミン、2,4−ジアミノフェノキシエタノール、トルエン−3,4−ジアミン、2,6−ジアミノピリジン、ジフェニルアミン、N,N−ジエチル−m−アミノフェノール、フェニルメチルピラゾロン、及びそれらの塩類が挙げられる。これらは単独で含有されてもよいし、二種以上が組み合わされて含有されてもよい。酸化染料は、毛髪の色調を様々に変化させることができることから、好ましくは、染料中間体の前記具体例の中から選ばれる少なくとも一種と、カプラーの前記具体例の中から選ばれる少なくとも一種とから構成される。
【0012】
染毛剤組成物中における酸化染料の含有量は、好ましくは0.02〜25質量%であり、より好ましくは0.2〜15質量%である。酸化染料の含有量が0.02質量%未満の場合、十分な染色性が得られないおそれがある。酸化染料の含有量が25質量%を超えても染色性はそれ以上向上しないことから、染毛の経済性が低下するおそれがある。
【0013】
染毛剤組成物中における染料中間体の含有量は、好ましくは0.01〜15質量%であり、より好ましくは0.1〜10質量%である。染料中間体の含有量が0.01質量%未満の場合、十分な染色性が得られないおそれがある。染料中間体の含有量が15質量%を超えても染色性はそれ以上向上しないことから、染毛の経済性が低下するおそれがある。
【0014】
染毛剤組成物中におけるカプラーの含有量は、好ましくは0.01〜10質量%であり、より好ましくは0.1〜5質量%である。カプラーの含有量が0.01質量%未満の場合、十分な染色性が得られないおそれがある。カプラーの含有量が10質量%を超えても染色性はそれ以上向上しないことから、染毛の経済性が低下するおそれがある。第1剤は、前記酸化染料以外の染料として、例えば「医薬部外品原料規格」(1991年6月発行、薬事日報社)に収載された酸化染料、及び直接染料から選ばれる少なくとも一種を適宜含有してもよい。
【0015】
アルカリ剤は、染毛剤組成物の第2剤に含有される酸化剤の作用を促進するとともに、毛髪を膨潤させて毛髪への染料の浸透性を向上させることにより、染色性を向上させる。アルカリ剤としては、例えばアンモニア、アルカノールアミン、有機アミン類、無機アルカリ、塩基性アミノ酸、及びそれらの塩が挙げられる。有機アミン類としては、例えば2−アミノ−2−メチル−1,3−プロパンジオール、及びグアニジンが挙げられる。無機アルカリとしては、例えば水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウム、及び炭酸カリウムが挙げられる。塩基性アミノ酸としては、例えばアルギニン、及びリジンが挙げられる。塩としては、例えばアンモニウム塩が挙げられる。これらは単独で含有されてもよいし、二種以上が組み合わされて含有されてもよい。
【0016】
アルカリ剤の含有量は、好ましくは第1剤のpHが8〜12の範囲となる量である。第1剤のpHが8未満では、第1剤が第2剤と混合されたときに、第2剤に含有される酸化剤としての過酸化水素の作用が十分に促進されない場合がある。第1剤のpHが12を超えると、染毛剤組成物が毛髪に塗布されたときに、毛髪に損傷等の不具合が発生しやすい。
【0017】
第1剤は、脱染剤組成物の第2剤に含有される還元糖以外の各成分、例えば油性成分、又は界面活性剤を適宜含有してもよい。また、第1剤は、酸化剤により酸化染料が酸化重合する際、脱染剤組成物により容易に脱染される、低い重合割合を有する重合体を生成するために、好ましくは重合抑制剤を含有している。この重合抑制剤としては、還元剤として作用する例えばアスコルビン酸類、及び亜硫酸塩が挙げられる。第1剤に含有されるアスコルビン酸類の具体例は、脱染剤組成物の第1剤に含有されるアスコルビン酸類の具体例と同じである。第1剤の剤型は特に限定されず、例えば液状、ゲル状、フォーム状、及びクリーム状が挙げられる。液状としては、例えば水溶液、分散液、及び乳化液が挙げられる。
<染毛剤組成物の第2剤>
染毛剤組成物の第2剤は酸化剤を含有している。酸化剤は、毛髪に含まれるメラニンを脱色するとともに、染毛剤組成物の第1剤に含有される酸化染料を酸化して発色させる。酸化剤としては、例えば臭素酸カリウム、臭素酸ナトリウム、過ホウ酸ナトリウム、及び過酸化水素が挙げられる。第2剤中の酸化剤の含有量は、第2剤の全量が100質量%に設定されたときに、好ましくは0.1〜15.0質量%である。
【0018】
第2剤は、酸化剤以外の成分として、酸化染毛剤組成物の第2剤に通常含有される成分を含有している。第2剤は、染毛剤組成物の第1剤に含有される、酸化染料及びアルカリ剤以外の成分を適宜含有してもよい。第2剤が酸化剤として過酸化水素を含有する場合、過酸化水素の分解を抑制するために、第2剤は好ましくは安定化剤を含有している。安定化剤としては、例えば尿素、フェナセチン、スズ酸ナトリウム、エチレングリコールフェニルエーテル、8−オキシキノリン、及びリン酸が挙げられる。第2剤の剤型は特に限定されず、例えば液状、ゲル状、フォーム状、クリーム状が挙げられる。液状としては、例えば水溶液、分散液、及び乳化液が挙げられる。
【0019】
<染毛剤組成物>
染毛剤組成物は、前記第1剤及び第2剤が所定の割合で混合されることにより調製される。染毛剤組成物の剤型は特に限定されず、例えば液状、クリーム状、ゲル状、及びフォーム状が挙げられる。
【0020】
次に、脱染剤組成物について説明する。脱染剤組成物は、第1剤と、第2剤とから構成されている。
<脱染剤組成物の第1剤>
脱染剤組成物の第1剤は還元剤を含有しており、例えばフマル酸及び分散剤から選ばれる少なくとも一種を更に含有してもよい。第1剤は粉末状を有している。還元剤は、毛髪を染色している酸化染料の酸化重合により生成された重合体を還元する。即ち、還元剤は、その還元作用によって、低い重合割合を有する重合体を容易に解重合又は非共鳴化させることができる。還元剤としては、例えばアスコルビン酸類、チオグリコール酸類、システイン類、メルカプト化合物、亜硫酸塩、亜硫酸水素塩、及びチオ硫酸塩が挙げられる。
【0021】
アスコルビン酸類としては、アスコルビン酸、エリソルビン酸、これらの塩及び誘導体が挙げられる。アスコルビン酸塩及びエリソルビン酸塩としては、例えばアスコルビン酸ナトリウム、アスコルビン酸カリウム、アスコルビン酸カルシウム、アスコルビン酸アンモニウム、アスコルビン酸モノエタノールアミン、アスコルビン酸ジエタノールアミン、及びエリソルビン酸ナトリウムが挙げられる。
【0022】
アスコルビン酸の誘導体、及びエリソルビン酸誘導体としては、例えばアスコルビン酸硫酸エステル二ナトリウム、エリソルビン酸硫酸エステル二ナトリウム、アスコルビン酸リン酸エステルマグネシウム、パルミチン酸アスコルビル、ステアリン酸アスコルビル、ジパルミチン酸アスコルビル、テトラ2−ヘキシルデカン酸アスコルビル、ミリスチン酸アスコルビル、ラウリン酸アスコルビル、酢酸アスコルビル、プロピオン酸アスコルビル、酒石酸アスコルビル、クエン酸アスコルビル、コハク酸アスコルビル、安息香酸アスコルビル、(アスコルビル/トコフェリル)リン酸カリウム、アスコルビルエチル、アスコルビン酸アラントイン、アスコルビン酸キトサン、アスコルビン酸メチルシラノール、テトラデシルヘキシルアスコルビル、アミノプロピルアスコルビルフォスフェート、アスコルビン酸ポリペプタイド、アスコルビルグルコシド、及びアスコルビルメチルシラノールペクチネートが挙げられる。
【0023】
チオグリコール酸類としては、チオグリコール酸、チオグリコール酸塩及びチオグリコール酸のエステルが挙げられる。チオグリコール酸塩としては、例えばチオグリコール酸アンモニウム、及びチオグリコール酸ナトリウムが挙げられる。チオグリコール酸のエステルとしては、例えばグリセリンチオグリコレートが挙げられる。システイン類としては、例えばシステイン、システイン塩酸塩、及びN−アセチル−L−システインが挙げられる。
【0024】
メルカプト化合物としては、例えばチオグリセロール、チオ乳酸、チオリンゴ酸、及びシステアミンが挙げられる。亜硫酸塩としては、例えば亜硫酸、亜硫酸アンモニウム、及び亜硫酸ナトリウムが挙げられる。亜硫酸水素塩としては、例えば亜硫酸水素アンモニウム、及び亜硫酸水素ナトリウムが挙げられる。チオ硫酸塩としては、例えばチオ硫酸、及びチオ硫酸ナトリウムが挙げられる。これらの還元剤の具体例は、単独で含有されてもよいし、二種以上が組み合わされて含有されてもよい。
【0025】
前記還元剤の具体例の中でもアスコルビン酸類が好ましい。アスコルビン酸類は、低い重合割合を有する重合体を解重合又は非共鳴化させる作用に優れている。更に、還元剤としてアスコルビン酸類が含有されることにより、第1剤及び脱染剤組成物における臭気を低減することができるとともに、脱染処理後の毛髪の損傷度を低減させることもできる。
【0026】
フマル酸は、低い重合割合を有する重合体の解重合又は非共鳴化によって生成される成分の再酸化を抑制し、毛髪の再着色を抑制する。分散剤は、例えばアスコルビン酸類が凝集して塊状態を形成することを抑制し、脱染剤組成物の第1剤と第2剤との混合の際、第2剤中における第1剤の分散性を向上させる。分散剤としては、例えばステアリン酸の金属塩、タルク、結晶セルロース、低置換度ヒドロキシプロピルセルロース、及びデキストリンが挙げられる。ステアリン酸の金属塩としては、例えばステアリン酸カルシウム、及びステアリン酸マグネシウムが挙げられる。
【0027】
<脱染剤組成物の第2剤>
脱染剤組成物の第2剤は還元糖を含有しており、液状、ゲル状、又はクリーム状を有している。還元糖は、脱染処理後の空気酸化による毛髪の変色を防止する。還元糖は、遊離した、又はヘミアセタール結合したアルデヒド基又はケトン基を有しており、例えばアミノ酸又はタンパク質のアミノ基とのメイラード反応性を有している。還元糖としては、遊離の単糖類、還元性二糖類、及び還元性オリゴ糖が挙げられる。
【0028】
遊離の単糖類としては、例えばトリオース類、テトロース類、ペントース類、ヘキソース類、及びヘプトース類が挙げられる。トリオース類としては、例えばグリセルアルデヒド、及びジヒドロキシアセトンが挙げられる。テトロース類としては、例えばエリスロースが挙げられる。ペントース類としては、例えばリボース、キシロース、及びアラビノースが挙げられる。ヘキソース類としては、グルコース、ガラクトース、マンノース、及びフルクトースが挙げられる。ヘプトース類としては、例えばセドヘプツロースが挙げられる。
【0029】
還元性二糖類としては、ホモビオース、及びヘテロビオースが挙げられる。ホモビオースとしては、例えばマルトース、セロビオース、イソマルトース、及びゲンチオビオースが挙げられる。ヘテロビオースとしては、例えばメリビオース、ラクトース、マルツロース、及びラクツロースが挙げられる。
【0030】
還元性オリゴ糖としては、例えばデンプン又はグリコーゲンのα−アミラーゼ分解物であるマルトトリオースが挙げられる。これらの還元糖の具体例は、単独で含有されてもよいし、二種以上が組み合わされて含有されてもよい。これらの具体例の中でも、変色防止効果が高いとともに単位質量当たりの還元力が高いことから遊離の単糖類が好ましく、変色防止効果が更に高いとともに入手が容易であることからキシロース、及びジヒドロキシアセトンがより好ましい。
【0031】
脱染剤組成物中における還元糖の含有量は、構成糖残基、即ち還元糖の分子中の還元性末端基(カルボニル基又は容易にカルボニル基に変化する官能基)の還元力を測定することによって決定される。脱染剤組成物中における還元糖の含有量はまた、還元糖の単位質量当たりの還元力を測定することによっても決定される。還元糖がペントース類、例えばキシロースである場合、還元糖の含有量は、好ましくは0.5〜30質量%であり、より好ましくは1〜20質量%であり、最も好ましくは2〜10質量%である。還元糖の含有量が0.5質量%未満の場合、脱染処理後の毛髪の変色を十分に抑制することができないおそれがある。還元糖の含有量が30質量%を超えると、毛髪が例えばべたつくことにより毛髪の感触が低下するおそれがある。
【0032】
また、還元糖がトリオース類、例えばジヒドロキシアセトンである場合、還元糖の含有量は0.05〜30質量%であり、好ましくは0.1〜20質量%であり、より好ましくは0.2〜10質量%である。還元糖の含有量が0.05質量%未満の場合、脱染処理後の毛髪の変色を十分に抑制することができないおそれがある。還元糖の含有量が30質量%を超えると、毛髪が例えばべたつくことにより毛髪の感触が低下するおそれがある。
【0033】
第2剤は、脱染剤組成物の有効成分、例えば還元糖の毛髪への浸透性を向上させるために、好ましくは毛髪浸透剤を含有している。毛髪浸透剤としては、例えば低級アルコール、グリコール類、グリセリン、芳香族アルコール、エチルカルビトール、フェネチルアルコール、N−メチルピロリドン、N−エチルピロリドン、エチルカーボネート、及びプロピレンカーボネートが挙げられる。低級アルコールとしては、例えばエタノール、及びイソプロパノールが挙げられる。グリコール類としては、例えばプロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、イソプロピレングリコール、ヘキシレングリコール、ポリエチレングリコール、及びポリプロピレングリコールが挙げられる。グリセリンとしては、グリセリン自身の他に、例えばジグリセリンが挙げられる。芳香族アルコールとしては、例えばベンジルアルコール、及びベンジルオキシエタノールが挙げられる。これらは単独で含有されてもよいし、二種以上が組み合わされて含有されてもよい。これらの中でも、脱染剤組成物の有効成分の浸透性が高いことから芳香族アルコールが好ましく、入手が容易であることからベンジルアルコール及びベンジルオキシエタノールがより好ましい。
【0034】
脱染剤組成物中における毛髪浸透剤の含有量は、好ましくは1〜30質量%であり、より好ましくは2〜20質量%であり、最も好ましくは3〜15質量%である。毛髪浸透剤の含有量が1質量%未満の場合、脱染剤組成物の有効成分の毛髪浸透促進効果が得られないおそれがある。毛髪浸透剤の含有量が30質量%を超える場合、毛髪の感触が低下するおそれがある。また、脱染剤組成物の安定性の悪化を招くおそれがある。
【0035】
還元糖と毛髪浸透剤との相乗効果による変色防止効果を得るために、還元糖がキシロースである場合、脱染剤組成物中における毛髪浸透剤とキシロースとの含有比は、毛髪浸透剤:キシロースで好ましくは1:0.1〜5であり、より好ましくは1:0.1〜3であり、最も好ましくは1:0.2〜2である。毛髪浸透剤とキシロースとの含有比が毛髪浸透剤:キシロースで1:0.1〜5である場合、毛髪浸透剤に対するキシロースの質量比は0.1〜5である。
【0036】
同様に、還元糖がジヒドロキシアセトンである場合、脱染剤組成物中における毛髪浸透剤とジヒドロキシアセトンとの含有比は、毛髪浸透剤:ジヒドロキシアセトンで好ましくは1:0.05〜5であり、より好ましくは1:0.05〜3であり、最も好ましくは1:0.1〜2である。毛髪浸透剤とジヒドロキシアセトンとの含有比が1:0.05〜5である場合、毛髪浸透剤に対するジヒドロキシアセトンの質量比は0.05〜5である。キシロース、及びジヒドロキシアセトン以外の還元糖の具体例における毛髪浸透剤と還元糖との含有比は、構成糖残基(還元糖の分子中の還元性末端基)、又は還元糖の単位質量当たりの還元力を測定することにより決定される。
【0037】
第2剤は、必要に応じて、例えば水、水溶性高分子化合物、界面活性剤、油性成分、多価アルコール、防腐剤、キレート剤、安定剤、pH調整剤、植物抽出物、生薬抽出物、ビタミン類、香料、及び紫外線吸収剤から選ばれる少なくとも一種を含有してもよい。
【0038】
水は、還元剤の可溶化剤として作用する。水溶性高分子化合物は、脱染剤に適度な粘度を与える増粘剤として作用する。水溶性高分子化合物としては、例えばアラビアガム、カラヤガム、トラガントガム、アルギン酸ナトリウム、キサンタンガム、セルロース誘導体、架橋ポリアクリル酸、及びポリ塩化ジメチルメチレンピペリジウムが挙げられる。
【0039】
油性成分は、毛髪にうるおい感を付与する。そのため、第2剤は、好ましくは油性成分を含有する。油性成分としては、例えば油脂類、ロウ類、高級アルコール、炭化水素類、高級脂肪酸、アルキルグリセリルエーテル、エステル類、及びシリコーン類が挙げられる。
【0040】
油脂類としては、例えばオリーブ油、ツバキ油、シア脂、アーモンド油、茶実油、サザンカ油、サフラワー油、ヒマワリ油、大豆油、綿実油、ゴマ油、牛脂、カカオ脂、トウモロコシ油、落花生油、ナタネ油、コメヌカ油、コメ胚芽油、小麦胚芽油、ハトムギ油、ブドウ種子油アボカド油、カロット油、マカデミアナッツ油、ヒマシ油、アマニ油、ヤシ油、ミンク油、及び卵黄油が挙げられる。ロウ類としては、例えばミツロウ、キャンデリラロウ、カルナウバロウ、ホホバ油、及びラノリンが挙げられる。
【0041】
高級アルコールとしては、例えばラウリルアルコール、ミリスチルアルコール、セチルアルコール(セタノール)、ステアリルアルコール、セトステアリルアルコール、アラキルアルコール、ベヘニルアルコール、2−ヘキシルデカノール、イソステアリルアルコール、2−オクチルドデカノール、デシルテトラデカノール、オレイルアルコール、リノレイルアルコール、リノレニルアルコール、及びラノリンアルコールが挙げられる。
【0042】
炭化水素類としては、例えばα−オレフィンオリゴマー、軽質イソパラフィン、軽質流動イソパラフィン、合成スクワラン、植物性スクワラン、スクワラン、ポリブテン、流動イソパラフィン、流動パラフィン、オゾケライト、セレシン、パラフィン、ポリエチレン末、マイクロクリスタリンワックス、及びワセリンが挙げられる。
【0043】
高級脂肪酸としては、例えばラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、ベヘニン酸、イソステアリン酸、ヒドロキシステアリン酸、12−ヒドロキシステアリン酸、オレイン酸、ウンデシレン酸、リノール酸、リシノール酸、及びラノリン脂肪酸が挙げられる。アルキルグリセリルエーテルとしては、バチルアルコール(モノステアリルグリセリルエーテル)、キミルアルコール(モノセチルグリセリルエーテル)、セラキルアルコール(モノオレイルグリセリルエーテル)、及びイソステアリルグリセリルエーテルが挙げられる。
【0044】
エステル類としては、例えばアジピン酸ジイソプロピル、アジピン酸ジイソブチル、アジピン酸ジオクチル、アジピン酸−2−ヘキシルデシル、アジピン酸ジイソステアリル、ミリスチン酸イソプロピル、オクタン酸セチル、イソオクタン酸セチル、イソノナン酸イソノニル、イソノナン酸イソデシル、イソノナン酸イソトリデシル、セバシン酸ジイソプロピル、ミリスチン酸オクチルドデシル、パルミチン酸イソプロピル、ステアリン酸ブチル、ステアリン酸ステアリル、ラウリン酸ヘキシル、ミリスチン酸ミリスチル、オレイン酸デシル、ジメチルオクタン酸ヘキシルデシル、ミリスチン酸トリイソデシル、ミリスチン酸イソステアリル、パルミチン酸−2−エチルへキシル、リシノール酸オクチルドデシル、脂肪酸(C10−30)(コレステリル/ラノステリル)、乳酸ラウリル、乳酸セチル、乳酸ミリスチル、乳酸オクチルドデシル、酢酸ラノリン、ステアリン酸イソセチル、イソステアリン酸イソセチル、12−ヒドロキシステアリン酸コレステリル、ジ−2−エチルヘキサン酸エチレングリコール、ジペンタエリスリトール脂肪酸エステル、モノイソステアリン酸N−アルキルグリコール、カプリン酸セチル、トリカプリル酸グリセリル、ジカプリン酸ネオペンチルグリコール、リンゴ酸ジイソステアリル、及びラノリン誘導体が挙げられる。
【0045】
シリコーン類としては、例えばジメチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン、ドデカメチルシクロヘキサシロキサン、ポリエーテル変性シリコーン、650〜10000の平均重合度を有する高重合シリコーン、アミノ変性シリコーン、ベタイン変性シリコーン、アルキル変性シリコーン、アルコキシ変性シリコーン、メルカプト変性シリコーン、カルボキシ変性シリコーン、及びフッ素変性シリコーンが挙げられる。これらの油性成分の具体例は、単独で含有されてもよいし、2種以上が組み合わされて含有されてもよい。
【0046】
多価アルコールとしては、例えばグリコール類、及びグリセリン類が挙げられる。グリコール類としては、例えばエチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、イソプレングリコール、及び1,3−ブチレングリコールが挙げられる。グリセリン類としては、例えばグリセリン、ジグリセリン、及びポリグリセリンが挙げられる。
【0047】
界面活性剤は、乳化剤又は可溶化剤として脱染剤組成物の第1剤の安定性を保持する。界面活性剤としては、非イオン性界面活性剤、カチオン性界面活性剤、アニオン性界面活性剤、及び両性界面活性剤が挙げられる。
【0048】
非イオン性界面活性剤としては、例えばポリオキシエチレン(以下、POEという)アルキルエーテル類、POEアルキルフェニルエーテル類、POE・ポリオキシプロピレンアルキルエーテル類、POEソルビタン脂肪酸エステル類、POEプロピレングリコール脂肪酸エステル、及び脂肪族アルカノールアミド類が挙げられる。
【0049】
カチオン性界面活性剤としては、例えば塩化ラウリルトリメチルアンモニウム、塩化セチルトリメチルアンモニウム、塩化ステアリルトリメチルアンモニウム、塩化ベヘニルトリメチルアンモニウム、塩化ジステアリルジメチルアンモニウム、臭化セチルトリメチルアンモニウム、臭化ステアリルトリメチルアンモニウム、メチル硫酸ベヘニルトリメチルアンモニウム、ステアリルトリメチルアンモニウムサッカリン、及びセチルトリメチルアンモニウムサッカリンが挙げられる。
【0050】
アニオン性界面活性剤としては、例えばアルキル硫酸塩、POEアルキル硫酸塩、アルキル硫酸エステル塩、ステアロイルメチルタウリンナトリウム、ドデシルベンゼンスルホン酸トリエタノールアミン、テトラデセンスルホン酸ナトリウム、POEラウリルエーテルリン酸及びその塩、N−ラウロイルグルタミン酸塩類、並びにN−ラウロイルメチル−β−アラニン塩類が挙げられる。アルキル硫酸塩としては、例えばラウリル硫酸ナトリウムが挙げられる。POEアルキル硫酸塩としては、例えばPOEラウリルエーテル硫酸ナトリウムが挙げられる。アルキル硫酸エステル塩としては、例えばラウリル硫酸トリエタノールアミンが挙げられる。
【0051】
両性界面活性剤としては、例えば2−ウンデシル−N−カルボキシメチル−N−ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタインナトリウム、ココアミドプロピルベタイン、及びラウリルジメチルアミノ酢酸ベタインが挙げられる。
【0052】
防腐剤としては、例えばパラベンが挙げられる。キレート剤としては、例えばエチレンジアミン四酢酸二ナトリウム(EDTA−2Na)が挙げられる。安定剤としては、例えばフェナセチン、8−ヒドロキシキノリン、アセトアニリド、ピロリン酸ナトリウム、バルビツール酸、尿酸、及びタンニン酸が挙げられる。pH調整剤としては、例えばリン酸、クエン酸、硫酸、酢酸、乳酸、酒石酸、及びリンゴ酸が挙げられる。
【0053】
<脱染剤組成物>
脱染剤組成物は、前記第1剤及び第2剤が所定の割合で混合されることにより調製される。このとき、第1剤中の還元剤は第2剤中に溶解する。この脱染剤組成物は、酸化染料の酸化重合により生成された重合体の発色により染色された毛髪に、塗布具、例えば刷毛、又は櫛を用いて塗布される。このとき、毛髪を染色している重合体は、還元剤の還元作用によって解重合(分解)又は非共鳴化される。脱染処理後、毛髪中には、染毛剤組成物由来の、単量体又は低分子量体となった酸化染料が残存している。この酸化染料の空気酸化による酸化重合が脱染剤組成物中の還元糖によって抑制されることにより、毛髪の変色が抑制される。即ち、毛髪中に残存する染料中間体のアミノ基と、還元糖のアルデヒド基又はケト基とが結合するメイラード反応が起きることにより、空気酸化による染料中間体の再重合が抑制されて毛髪の変色が抑制される。
【0054】
本実施形態によって発揮される効果について、以下に記載する。
(1)本実施形態では、アミノ基を有する染料中間体を含む酸化染料により染色された毛髪に適用される脱染剤組成物が還元糖を含有することから、脱染処理後の空気酸化を防止することができる。つまり、脱染処理後、毛髪中に残存する、単量体又は低重合体となった染料中間体のアミノ基と、還元糖のアルデヒド基又はケト基とが結合することにより、空気中の酸素による染料中間体の再重合(変色)が抑制される。
【0055】
(2)本実施形態の脱染剤組成物は、強酸であるα−オキソカルボン酸の代わりに中性である還元糖を含有している。したがって、脱染剤組成物が頭皮に適用された場合には頭皮への刺激を低減させることができる。
【0056】
(3)本実施形態において、還元糖として単糖類が用いられる場合、単糖類の構成糖残基又は単位質量当たりの還元力は還元性二糖類及び還元性オリゴ糖の構成糖残基又は単位質量当たりの還元力よりも高いことから、少量の還元糖で本発明の効果を発揮することができる。例えば、還元性二糖類であるマルトースは、構成糖である二分子のグルコース、即ちマルトースを構成する二分子のグルコースの内の一分子の還元性末端基が結合に使用されていることから、一個の還元性末端基のみを有する。そのため単糖類であるグルコースと比較して構成糖残基又は単位質量当たりの還元力は約半分となる。マルトースにおいて、単糖類であるグルコースと同等の還元力を得ようとする場合、グルコースの約2倍量(質量%)が必要となる。
【0057】
(4)本実施形態において、還元糖としてキシロース及びジヒドロキシアセトンから選ばれる少なくとも一種が用いられる場合、キシロース及びジヒドロキシアセトンの単位質量当たりの還元力はヘキソース類及びヘプトース類の単位質量当たりの還元力よりも優れていることから、少量の還元糖で本発明の効果を発揮することができる。また、キシロース及びヒドロキシアセトンは、それら以外の単糖類と比較して安価であるとともに入手が容易である。
【0058】
(5)本実施形態において、還元剤としてアスコルビン酸類、チオグリコール酸類、システイン類、メルカプト化合物、亜硫酸塩、亜硫酸水素塩及びチオ硫酸塩から選ばれる少なくとも一種が用いられる場合、還元剤は低い重合割合を有する重合体を解重合又は非共鳴化させる作用に優れることから、容易に脱染作業を行うことができる。
【0059】
(6)本実施形態の脱染剤組成物が毛髪浸透剤を含有する場合、還元糖の毛髪中への浸透性が向上され、変色防止効果が一層向上する。
(7)本実施形態において、還元糖としてキシロースが用いられ、脱染剤組成物中におけるキシロースの含有量が0.5〜30質量%に設定されることにより、毛髪が例えばべたつくことによる毛髪の感触の低下を抑制しながら、脱染処理後の毛髪の変色を十分に抑制することができる。
【0060】
(8)本実施形態において、還元糖としてジヒドロキシアセトンが用いられ、脱染剤組成物中におけるジヒドロキシアセトンの含有量が0.05〜30質量%に設定されることにより、毛髪が例えばべたつくことによる毛髪の感触の低下を抑制しながら、脱染処理後の毛髪の変色を十分に抑制することができる。
【0061】
前記実施形態は以下のように変更されてもよい。
・前記実施形態では、脱染剤組成物は毛髪に適用されている。しかしながら、脱染剤組成物は、酸化染料によって染色され得る毛髪以外の繊維、例えば毛髪以外の人毛、羊毛、又は羽毛に適用されてもよい。この場合にも脱染処理後の空気酸化を防止することができる。
【0062】
・前記実施形態の脱染剤組成物は第1剤と第2剤とから構成され、第1剤及び第2剤は脱染剤組成物の使用直前に混合される。しかしながら、脱染剤組成物に含有される全ての成分を含む溶液から構成される1剤式として脱染剤組成物が構成されてもよい。また、固体状を有する各成分、例えば還元剤及び還元糖が脱染剤組成物の使用者によって水に溶解されて脱染剤組成物が調製された後、該脱染剤組成物が毛髪に塗布されてもよい。固体状を有する還元剤としては、例えば粉末状を有するアスコルビン酸類が挙げられる。脱染剤組成物の第1剤及び第2剤を構成する成分が任意に分離されることによって、脱染剤組成物が3剤式以上に構成されてもよい。例えば、還元糖が第1剤及び第2剤に含有されず、脱染剤組成物を調製するために第1剤及び第2剤が混合された後、それらの混合物に添加されてもよい。
【0063】
・前記実施形態の還元糖は、脱染剤組成物の第2剤ではなく、脱染剤組成物の第1剤に含有されてもよい。
・前記実施形態の染毛剤組成物は第1剤と第2剤とから構成され、第1剤及び第2剤は染毛剤組成物の使用直前に混合される。しかしながら、染毛剤組成物の第1剤及び第2剤を構成する成分が任意に分離されることによって、染毛剤組成物が3剤式以上に構成されてもよい。例えば、アミノ基を有する染料中間体を含む酸化染料を含有する第1剤、アルカリ剤を含有する第2剤、及び酸化剤を含有する第3剤から染毛剤組成物が構成されてもよい。この構成では、酸化染料とアルカリ剤とが分離されることにより、酸化染料の保存安定性を高めることができる。また、染毛剤組成物を構成する全ての成分が分離され、染毛剤組成物の使用直前に各成分が混合されてもよい。
【0064】
・前記実施形態において、脱染剤組成物の第1剤は、還元剤の安定性を高めるために粉末状を有している。しかしながら、第1剤の剤型は特に限定されず、第1剤が溶媒、例えば水を含有することによって、第1剤が液状、ゲル状、又はクリーム状を有してもよい。
【実施例】
【0065】
次に、実施例及び比較例を挙げて前記実施形態を更に具体的に説明する。
表1に示す各成分を含有する、染毛剤組成物の第1剤及び第2剤を調製した。表1における各成分を示す欄中の数値は当該欄の成分の含有量を示し、その単位は質量%である。そして、第1剤と第2剤とを1:1の質量比で混合して染毛剤組成物を調製した。得られた染毛剤組成物を、ミディアムブラウン毛の人毛毛束(以下、単に毛束という。)に刷毛を用いて塗布し、室温(25℃)にて30分間放置した。次に、毛束に付着した染毛剤組成物を水で洗い流した後、毛束にシャンプーを2回、及びリンスを1回施した。続いて、毛束を温風で乾燥した後、一日間放置した。
【0066】
【表1】
Figure 0004827856
【0067】
また、表2に示す各成分を含有する、脱染剤組成物の第1剤及び第2剤を調製した。表2における各成分を示す欄中の数値は当該欄の成分の含有量を示し、その単位は質量%である。そして、第1剤と第2剤とを1:10の質量比で混合して脱染剤組成物を調製した。得られた脱染剤組成物を、前述の染色処理が施された毛束に刷毛を用いて塗布した後、室温(25℃)で30分間放置した。
【0068】
次に、毛束に付着した脱染剤組成物を水で洗い流した後、毛束にシャンプーを2回、及びリンスを1回施し、更に毛束を温風で乾燥した。そして、脱染処理が施された毛束について、分光測色計(ミノルタ株式会社製、型番:CM−508d)を用いてL***値(L1、a1及びb1)を測定した。また、表2に示される各例の第2剤及び脱染剤組成物のpHを測定した。
【0069】
<空気再酸化率>
前述の脱染処理された毛束を40℃の恒温槽にて24時間放置した後、前記分光測色計を用いてL***値(L2、a2及びb2)を測定した。
【0070】
未処理の毛束、脱染処理が施された毛束、及び恒温処理後の毛束における各L***値から、未処理の毛束と脱染処理が施された毛束との色差(ΔE1)、及び未処理の毛束と恒温処理後の毛束との色差(ΔE2)を下記式(1)によって算出した。
【0071】
ΔEi={(Li−L02+(ai−a02+(bi−b021/2…(1)
前記式(1)において、Liは脱染処理後の毛束又は恒温処理後の毛束のL*値を示し、aiは脱染処理後の毛束又は恒温処理後の毛束のa*値を示し、biは脱染処理後の毛束又は恒温処理後の毛束のb*値を示し、L0,a0,b0は未処理の毛束のL*値、a*値及びb*値を示す。
【0072】
次に、ΔE1及びΔE2から空気再酸化率[%]を下記式(2)によって算出した。
空気再酸化率[%]=(1−ΔE1/ΔE2)×100…(2)
空気再酸化率が低い値であるほど、恒温処理において毛髪の変色が少ないことを示す。各例における空気再酸化率の算出結果を表2に示す。
【0073】
<感覚刺激>
パネラー5名の各上腕部に各実施例及び比較例の脱染剤組成物を塗布し、塗布から10分後に各パネラーが感じた刺激の官能評価を以下の3段階で行った。即ち、パネラーが刺激を感じない場合を3点とし、弱い痛み、若干しみる等の弱い刺激をパネラーが感じる場合を2点とし、強い痛み、しみる等の強い刺激をパネラーが感じる場合を1点として、パネラーの感じる刺激を採点した。5名のパネラーの採点結果の平均点を算出した。そして、感覚刺激の評価として、算出された平均点が2.6点以上の場合を「良好」とし、1.6点以上2.5点以下の場合を「やや悪い」とし、1.5点以下の場合を「悪い」とした。評価結果を表2に示す。
【0074】
【表2】
Figure 0004827856
【0075】
表2に示される結果より、第2剤が還元糖としてキシロース、グルコース又はジヒドロキシアセトンを含有する実施例1〜4に係る脱染剤組成物のpHは、該脱染剤組成物がグリオキシル酸(α−オキソカルボン酸)を含有しないことから、比較例3,4に係る脱染剤組成物のpHに比べて高いことが確認された。そのため、実施例1〜4に係る脱染剤組成物では、感覚刺激の評価は「良好」に保たれることが確認された。更に、実施例1〜4に係る脱染剤組成物では、感覚刺激の評価が「良好」に保たれると同時に、還元糖により空気再酸化率が低く維持されることが確認された。第2剤が毛髪浸透剤としてベンジルアルコールを含有する実施例2に係る脱染剤組成物の空気再酸化率は、実施例1に係る脱染剤組成物の空気再酸化率に比べて低く維持されることが確認された。
【0076】
一方、還元糖を含有しない比較例1に係る脱染剤組成物、及び還元糖の代わりにトレハロースを含有する比較例2に係る脱染剤組成物では、空気再酸化率を低く維持することができないことが確認された。グリオキシル酸を含有する比較例3に係る脱染剤組成物では、空気再酸化率を低く抑えることはできるものの、それと同時に感覚刺激の評価を良好に保つことができなかった。比較例4では、感覚刺激を低減させるためにグリオキシル酸の含有量を比較例3に比べて低下させると、空気再酸化率が比較例3に比べて高くなることが確認された。つまり、グリオキシル酸では感覚刺激を低減させると同時に空気再酸化率を低下させることはできないことが確認された。

Claims (9)

  1. アミノ基を有する染料中間体を含む酸化染料により染色された繊維の脱染に用いられ、還元剤を含有して該還元剤の還元作用により繊維の脱染を行う脱染剤組成物において、
    還元糖を更に含有し、前記還元剤はアスコルビン酸類、チオグリコール酸類、システイン類、メルカプト化合物、亜硫酸塩、亜硫酸水素塩、及びチオ硫酸塩から選ばれる少なくとも一種であることを特徴とする脱染剤組成物。
  2. 前記還元糖は単糖類である請求項1に記載の脱染剤組成物。
  3. 前記単糖類は、キシロース及びジヒドロキシアセトンから選ばれる少なくとも一種である請求項2に記載の脱染剤組成物。
  4. 毛髪浸透剤を更に含有する請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の脱染剤組成物。
  5. 前記毛髪浸透剤は芳香族アルコールである請求項5に記載の脱染剤組成物。
  6. 前記還元糖はキシロースであり、前記毛髪浸透剤に対するキシロースの質量比は0.1〜5である請求項5又は請求項6に記載の脱染剤組成物。
  7. 前記還元糖はキシロースであり、脱染剤組成物中におけるキシロースの含有量は0.5〜30質量%である請求項1から請求項3及び請求項5から請求項7のいずれか一項に記載の脱染剤組成物。
  8. 前記還元糖はジヒドロキシアセトンであり、前記毛髪浸透剤に対するジヒドロキシアセトンの質量比は0.05〜5である請求項5又は請求項6に記載の脱染剤組成物。
  9. 前記還元糖はジヒドロキシアセトンであり、脱染剤組成物中におけるジヒドロキシアセトンの含有量は0.05〜30質量%である請求項1から請求項3、請求項5、請求項6及び請求項9のいずれか一項に記載の脱染剤組成物。
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