JP4826808B2 - 冷媒回路 - Google Patents

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Description

本発明は、膨張機を備えた冷媒回路に係わり、より詳細には、多方弁により冷媒回路の配管系と制御系とを簡素化した構成に関する。
膨張機を備え、冷暖房運転が可能な従来の冷媒回路50は、例えば図7(A)で示すように、圧縮機51と第一四方弁52と室外熱交換器53と第二四方弁55と膨張機56と室内熱交換器54とを接続して構成されており、同冷媒回路50には、例えば臨界圧以上に圧縮される二酸化炭素冷媒が循環するようになっている。冷房運転時、前記圧縮機51から吐出された高温高圧の二酸化炭素冷媒は、実線矢印で示すように、前記第一四方弁52を介して前記室外熱交換器53に流入し放熱する。放熱した冷媒は、前記第二四方弁55を介して前記膨張機56に流入し、膨張して低温低圧となり、再度、前記第二四方弁55を介して前記室内熱交換器54に流入する。同室内熱交換器54に流入した冷媒は吸熱して、前記第一四方弁52を介して前記圧縮機51に還流するようになっている。
暖房運転時、前記第一四方弁52と前記第二四方弁55とは点線で示す流路になるよう切り換えられようになっている。前記圧縮機51から吐出された高温高圧の二酸化炭素冷媒は、点線矢印で示すように、前記第一四方弁52を介して前記室内熱交換器54に流入し放熱する。放熱した冷媒は、前記第二四方弁55を介して前記膨張機56に流入し、膨張して低温低圧となり、再度、前記第二四方弁55を介して前記室外熱交換器53に流入する。同室外熱交換器53に流入した冷媒は吸熱して、前記第一四方弁52を介して前記圧縮機51に還流するようになっている。
前記膨張機56を接続した冷媒回路50では、同膨張機56の流路が一定方向に限定され流路方向が不可逆性である為、冷暖房運転を行うには四方弁として前記第一四方弁52と前記第二四方弁55とが必要とされ、また、これらを接続する配管系統が複雑になるという問題があった。更に、二個の四方弁を制御するため、制御系統も複雑となりコスト上昇の要因となっていた。
上記したような問題点に鑑み、例えば図7(B)で示すような多方弁60の技術が提示されている(特許文献1参照)。同多方弁60は、円筒状に形成され第一ポート64から第六ポート69迄の複数のポートを接続したハウジング61と、同ハウジング61内にスライド可能に設けられた弁体62とからなり、前記ハウジング61の両端部には、前記弁体62を作動させる作動流体を導入する導入ポート63a及び63bが接続されている。前記弁体62の両側には直線状流路62bが左右一対となって設けられ、中央部には、凹状に形成された流路変更部62aが上下一対となって設けられている。同弁体62はスライドすることにより、前記第一ポート64から第六ポート69迄の複数のポートの接続が択一的に切換えられ、流路変更が行われるようになっている。
しかしながら、膨張機を備えた冷媒回路では、同膨張機内で冷媒の過膨張あるいは膨張不足が発生し、これにより冷媒回路の成績係数(COP)が低下する現象が発生する。これらの現象を防止しながら、冷媒回路及び制御系統の簡素化を図れる多方弁と、同多方弁を備えた冷媒回路が求められていた。
特開平7−324844号(3頁、図7)
本発明は、上記問題点に鑑み、膨張機を備えた冷媒回路において、配管系統と制御系統とを簡素化できるとともに、前記膨張機で膨張不足現象が発生した際は、絞り機能により対応し、また、バイパス機能を用いることにより膨張機への冷媒流入量の調整が可能な多方弁を備えた冷媒回路を提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するため、圧縮機と、複数のポートを有する多方弁と、室外熱交換器と、流入口と流出口とを備え流れ方向が不可逆な膨張手段と、室内熱交換器とを接続した冷媒回路であって、
前記多方弁内部に、少なくとも絞り機能またはバイパス機能のいずれか一方の機能を有する機能的流路を設け、
冷房運転時、前記圧縮機から吐出された冷媒は、前記多方弁を介して前記室外熱交換器に流入して放熱した後、前記多方弁を介して前記膨張手段に流入して膨張し、膨張した冷媒は、前記多方弁を介して室内熱交換器に流入して吸熱した後、前記多方弁を介して前記圧縮機に還流し、
暖房運転時、前記圧縮機から吐出された冷媒は、前記多方弁を介して前記室内熱交換器に流入して放熱した後、前記多方弁を介して前記膨張手段に流入して膨張し、膨張した冷媒は前記多方弁を介して前記室外熱交換器に流入して吸熱した後、前記多方弁を介して前記圧縮機に還流
前記冷房運転時に、前記膨張手段で膨張不足現象が発生した際には、前記膨張手段により減圧された冷媒を再度減圧する前記絞り機能を有する機能的流路を用い、または、前記膨張機に流入する冷媒量を調整する際には、前記室外熱交換器から流出した冷媒の一部を前記膨張手段を介さず前記室内熱交換器に流入させる前記バイパス機能を有する機能的流路を用いる構成となっている。
本発明によると、圧縮機と室外熱交換器と膨張機と室内熱交換器とかなる冷媒回路に、絞り機能またはバイパス機能を備えた多方弁を接続することにより、冷暖房運転を行う冷媒回路の配管系統及び制御系統を簡素化でき、更に、前記膨張機で膨張不足現象が発生した際は、絞り機能によりこれらに対応し、また、バイパス機能を用いることにより膨張機への冷媒流入量の調整が可能な冷媒回路とすることができるようになっている。
以下、本発明の実施の形態を、添付図面に基づいた実施例として詳細に説明する。
図1は本発明による冷媒回路の説明図であり、図2(A)は同冷媒回路に備えられた多方弁の断面図であり、図2(B)は要部断面図である。図3(A)は冷房運転時の冷媒の流れを示す説明図であり、図3(B)は本発明による多方弁内での冷媒の流れを示す説明図である。また、図4(A)は暖房運転時の冷媒の流れを示す説明図であり、図4(B)は本発明による多方弁内での冷媒の流れを示す説明図である。図5(A)〜図5(B)は本発明による多方弁の絞り運転時の状態を示す説明図である。また、図6(A)及び図6(B)は本発明による多方弁のバイパス運転時の状態を示す説明図である。
本発明による冷媒回路は、図1で示すように、圧縮機1の吐出側を配管1aで、吸入側を配管1bで多方弁5に夫々接続し、室外熱交換器2の一側を配管2aで、他側を配管2bで夫々多方弁5に接続している。また、膨張機3の流出側を配管3aで、流入側を配管3bで夫々多方弁5に接続し、室内熱交換器4の一側を配管4aで、他側を配管4bで夫々多方弁5に接続している。
前記圧縮機1はスクロール圧縮機、あるいはロータリー圧縮機で構成され、前記室外熱交換器2と、前記室内熱交換器4とは、平行して並べられた多数のフィンと、同フィンに直交するように配設された蛇行状のチューブとからなる、所謂クロスフィン型のフィンアンドチューブ熱交換器で構成されており、同冷媒回路には、例えば、自然冷媒として臨界圧以上に圧縮される二酸化炭素冷媒が循環するようになっている。
前記膨張機3は、図示はしていないが、シリンダと、同シリンダ内で公転運動する、動力回収シャフトに連結された偏心ロータとからなり、前記配管3bからシリンダに流入した高圧の二酸化炭素冷媒が膨張して前記偏心ロータを回転駆動させることにより冷媒の膨張エネルギを回収するようになっている。同膨張機3の動力回収シャフトには、発電機3cが接続されており、回収された冷媒エネルギは,回転動力として同発電機3cに供給され発電が行われるようになっている。発電された電力は、何らかの機器の動力として利用され、これにより冷媒の膨張エネルギの回収が行われるようになっている。
前記多方弁5は、図2(A)で示すように、本体部6と駆動部7とからなっている。本体部6は、第一ポート6a、第二ポート6b、第三ポート6c、第四ポート6d、第五ポート6e、第六ポート6f、第七ポート6g及び第八ポート6h迄の八個の流入、流出ポートを備え、円筒状に形成されたケーシング8と、同ケーシング8内に長手方向にスライド自在に配設された弁体9とからなり、同弁体9は、前記駆動部7と駆動軸7aにより連結されている。前記駆動部7には、図示はしていないが、例えばモータとギヤユニットが内蔵されており、前記駆動軸7aを前後進させることにより、これに連結された前記弁体9を任意の位置にスライドさせるようになっている。
また、前記第一ポート6aには前記膨張機3に接続された前記配管3bが、前記第二ポート6bには前記配管3aが夫々接続され、前記第三ポート6cには前記室外熱交換器2に接続された前記配管2bが、前記第四ポート6dには前記配管2aが夫々接続されている。また、前記第五ポート6eには前記室内熱交換器4に接続された前記配管4bが、前記第六ポート6fには前記配管4aが夫々接続され、前記第七ポート6gには前記圧縮機1に接続された配管1bが、前記第八ポート6hには前記配管1aが夫々接続されている。
前記弁体9は円柱状に形成され、第一連通路10、第二連通路11及び第三連通路12からなる複数の連通路を設けている。図2(A)で示すように、前記弁体9が前記駆動部7の反対側に移動した状態では、第一連通路10は、接続部10bの一端が前記第一ポート6aに連通し、接続部10cの一端が前記第三ポート6cに連通しており、これら接続部10bと接続部10cの他端とは直線状通路10aにより接続されている。第二連通路11は、接続部11bの一端が前記第五ポート6eに連通し、接続部11cの一端が前記第七ポート6gに連通しており、これら、接続部11bと接続部11cの他端とは直線状通路11aにより接続されている。また、前記接続部10b、接続部10c、接続部11b及び接続部11cの開口部面積は、前記第一ポート6c〜第八ポート6gの開口部面積より大きくなるよう長孔形状に形成されている。
第三連通路12は、図2(B)のA−A断面図で示すように、前記第一連通路10の直線状通路10aと、前記第二連通路11の直線状通路11aとを回避するように円弧状の通路を形成しており、図2(A)の状態では、一端が前記第二ポート6bに連通し、他端が前記第六ポート6fに連通するようになっている。
次に、冷房運転時の冷媒の流れについて説明する。前記多方弁5の弁体9は図2(A)の状態に設定されるようになっている。前記圧縮機1で臨界圧力以上に圧縮された高温高圧の二酸化炭素冷媒は、図3(A)で示すように、前記配管1aを介して前記多方弁5の第八ポート6hに流入する。同第八ポート6hに流入した冷媒は、図3(B)で示すように、前記ケーシング8内を通り前記第四ポート6dから配管2aに流出していく。配管2aを流れる冷媒は、前記室外熱交換器2に流入し、同室外熱交換器2で放熱し低温高圧の状態となる。
低温高圧となった冷媒は、配管2bを介して図3(B)で示すように、前記多方弁5の第三ポート6cに流入し、前記第一連通路10を通り前記第一ポート6aから前記配管3bに流出する。同配管3bを流れる冷媒は、続いて前記膨張機3に流入し、同膨張機3のシリンダ内で偏心ロータを回転駆動しながら膨張し低温低圧の冷媒となる。低温低圧となった冷媒は前記膨張機3から前記配管3aに流出し、同配管3aを介して前記多方弁5の第二ポート6bに流入する。
前記第二ポート6bに流入した冷媒は、円弧状に形成された前記第三連通路12を通り、前記第六ポート6fから前記配管4aに流出していく。同配管4aを流れる低温低圧の冷媒は前記室内熱交換器4に流入し、同室内熱交換器4で吸熱し高温低圧の冷媒となり前記配管4bに流出する。同配管4bに流出した冷媒は前記第五ポート6eから多方弁5に流入し、前記第二連通路11を通り前記第七ポート6gから前記配管1bに流出し、同配管1bを介して前記圧縮機1に還流するようになっている。
次に、暖房運転時の冷媒の流れについて説明する。暖房運転時、前記弁体9は、図4(B)で示すように、前記駆動部7により同駆動部7側に移動するようになっている。これにより、前記第二ポート6bと前記第四ポート6dとが前記第一連通路10により連通し、前記第六ポート6fと前記第八ポート6hが前記第二連通路11により連通するようになっている。また、前記第三ポート6cと前記第七ポート6gとが前記第三連通路12により連通するようになっている。
前記圧縮機1で臨界圧力以上に圧縮された高温高圧の二酸化炭素冷媒は、図4(A)で示すように、前記配管1aを介して前記多方弁5の第八ポート6hに流入する。同第八ポート6hに流入した冷媒は、図4(B)で示すように、前記第二連通路11を通り前記第六ポート6fから前記配管4aに流出する。同配管4aを流れる冷媒は、前記室内熱交換器4に流入し、同室内熱交換器4で放熱し低温高圧の状態となる。
低温高圧となった冷媒は、配管4bを介して図4(B)で示すように、前記多方弁5の第五ポート6eに流入し、前記ケーシング8内を通過して前記第一ポート6aから前記配管3bに流出する。同配管3bを流れる冷媒は、続いて前記膨張機3に流入し、同膨張機3のシリンダ内で偏心ロータを回転駆動しながら膨張し低温低圧の冷媒となる。低温低圧となった冷媒は前記膨張機3から前記配管3aに流出し、同配管3aを介して前記多方弁5の第二ポート6bに流入する。
前記第二ポート6bに流入した冷媒は、前記第一連通路10を通り、前記第四ポート6dから前記配管2aに流出する。同配管2aを流れる低温低圧の冷媒は前記室外熱交換器2に流入し、同室外熱交換器2で吸熱し高温低圧の冷媒となり前記配管2bに流出する。同配管2bに流出した冷媒は前記第三ポート6cから多方弁5に流入し、前記第三連通路12を通り前記第七ポート6gから前記配管1bに流出し、同配管1bを介して前記圧縮機1に還流するようになっている。
次に、前記多方弁5で絞り運転を行う場合について説明する。前記駆動部7は、図5(A)で示すように、同駆動部7側に前記弁体9を若干移動させるようになっている。これにより前記第二ポート6b及び第六ポート6fと前記第三連通路12とは、図5(B)で示すように流路がズレ、絞り部が形成されるようになっている。この際、前記第一連通路10及び第二連通路11の接続部10b〜接続11cは、上記したように、前記弁体9の軸方向に沿って幅広に形成されていることにより、前記弁体9が若干移動しても、充分な流路を確保することができるようになっている。尚、絞り運転は、前記第二ポート6b及び前記第六ポート6fで行ってもよいし、前記第六ポート6fに対応する前記第三連通路12の流路を幅広に形成することにより前記第二ポート6bのみで行ってもよい。
前記膨張機3から流出した冷媒は前記配管3aから前記多方弁5の第二ポート6aを経て、前記第三連通路12に流入する際、図3(C)で示すように、流路が絞られていることにより断熱膨張を行い、圧力が低下するようになっている。これにより前記膨張機3での膨張不足を補い、成績係数(COP)を低下させないようになっている。
次に、第二実施例について説明する。第二実施例では前記弁体9に、図6(A)の状態から図6(B)の状態に移行時に、前記第三ポート6cと前記第三連通路12に連通する細径のバイパス路13を設けている。前記膨張機3に流入する冷媒流量を調整したい際は、図6(B)で示すように、駆動部7は、同駆動部7の反対側に前記弁体9を若干移動させ、前記バイパス路13の一端を第三ポート6cに開口させるようになっている。これにより、前記第三ポート6cに流入する冷媒の一部は前記バイパス路13を通り前記第三連通路12に流出するようになっている。
冷媒の一部が前記第三連通路12に流出することにより、前記膨張機3に流入する冷媒量を的確に調整するようになっている。
以上、説明したように、前記膨張機3を備えた冷媒回路に、八個のポートを備えた前記多方弁5を接続することにより、配管系統をより簡素化できるようになっている。また、制御系統も前記弁体9を駆動する駆動系統で済み、より簡素化できるようになっている。また、前記膨張機3で膨張不足現象が発生した際あるいは膨張機3に流入する冷媒量を調整したい際は、前記多方弁5の絞り機能あるいはバイパス機能とからなる機能的流路を用いることにより、これらに的確に対応することができるようになっている。
本発明による冷媒回路の説明図である。 (A)は同冷媒回路に設けられた多方弁の断面図である。
(B)はその要部断面図である。
(A)は冷房運転時の冷媒の流れを示す説明図である。
(B)は冷房運転時の多方弁内での冷媒の流れを示す説明図である。
(A)は暖房運転時の冷媒の流れを示す説明図である。
(B)は暖房運転時の多方弁内での冷媒の流れを示す説明図である。
(A)及び(B)は,絞り運転時の状態を示す説明図である。 (A)及び(B)はバイパス運転時の状態を示す説明図である。 (A)は従来の冷媒回路を示す説明図である。
(B)は従来の多方弁の一例を示す断面図である。
符号の説明
1 圧縮機
1a、1b 配管
2 室外熱交換器
2a、2b 配管
3 膨張機
3a、3b 配管
3c 発電機
4 室内熱交換器
4a、4b 配管
5 多方弁
6 本体部
6a 第一ポート
6b 第二ポート
6c 第三ポート
6d 第四ポート
6e 第五ポート
6f 第六ポート
6g 第七ポート
6h 第八ポート
7 駆動部
7a 駆動軸
8 ケーシング
9 弁体
10 第一連通路
10a 直線状通路
10b 接続部
10c 接続部
11 第二連通路
11a 直線状通路
11b 接続部
11c 接続部
12 第三連通路
13 バイパス路

Claims (1)

  1. 圧縮機と、複数のポートを有する多方弁と、室外熱交換器と、流入口と流出口とを備え流れ方向が不可逆な膨張手段と、室内熱交換器とを接続した冷媒回路であって、
    前記多方弁内部に、少なくとも絞り機能またはバイパス機能のいずれか一方の機能を有する機能的流路を設け、
    冷房運転時、前記圧縮機から吐出された冷媒は、前記多方弁を介して前記室外熱交換器に流入して放熱した後、前記多方弁を介して前記膨張手段に流入して膨張し、膨張した冷媒は、前記多方弁を介して室内熱交換器に流入して吸熱した後、前記多方弁を介して前記圧縮機に還流し、
    暖房運転時、前記圧縮機から吐出された冷媒は、前記多方弁を介して前記室内熱交換器に流入して放熱した後、前記多方弁を介して前記膨張手段に流入して膨張し、膨張した冷媒は前記多方弁を介して前記室外熱交換器に流入して吸熱した後、前記多方弁を介して前記圧縮機に還流
    前記冷房運転時に、前記膨張手段で膨張不足現象が発生した際には、前記膨張手段により減圧された冷媒を再度減圧する前記絞り機能を有する機能的流路を用い、または、前記膨張機に流入する冷媒量を調整する際には、前記室外熱交換器から流出した冷媒の一部を前記膨張手段を介さず前記室内熱交換器に流入させる前記バイパス機能を有する機能的流路を用いるようにしてなることを特徴とする冷媒回路。
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