JP4826517B2 - サーバ移行システム及び方法 - Google Patents

サーバ移行システム及び方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4826517B2
JP4826517B2 JP2007073147A JP2007073147A JP4826517B2 JP 4826517 B2 JP4826517 B2 JP 4826517B2 JP 2007073147 A JP2007073147 A JP 2007073147A JP 2007073147 A JP2007073147 A JP 2007073147A JP 4826517 B2 JP4826517 B2 JP 4826517B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
call control
server
address
control server
packet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2007073147A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008236374A (ja
Inventor
正造 坂根
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Oki Electric Industry Co Ltd filed Critical Oki Electric Industry Co Ltd
Priority to JP2007073147A priority Critical patent/JP4826517B2/ja
Publication of JP2008236374A publication Critical patent/JP2008236374A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4826517B2 publication Critical patent/JP4826517B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Telephonic Communication Services (AREA)

Description

本発明は、サーバ移行システム及び方法に関し、例えば、VoIP(Voice Over IP)ネットワークにおける音声通信システムの呼制御サーバを一括して移行(巻き取り)させるシステム及び方法に適用し得る。
近年、IP電話技術の発展により、IP電話が急速に普及すると共に、既設の呼制御サーバよりも大容量かつ多機能な呼制御サーバの開発が進んでおり、既設の呼制御サーバから新しい呼制御サーバに移行することが多く行なわれている。
また、呼制御サーバに異常が生じた場合に、呼処理を維持するために、予備の呼制御サーバに呼制御パケットを迂回させ、予備の呼制御サーバに呼制御処理を移行させるシステムが必要である。
ところで、上記のように予備の呼制御サーバへの迂回も含めた呼制御サーバの移行処理においては、音声通信はリアルタイム通信であり、かつ、その利用者数も膨大であることから、信頼あるサービスを提供するために、特に短期間かつ正確に移行処理をすることが必要となる。
すなわち、呼制御サーバ移行処理中においても、既設の呼制御サーバには利用者端末からの呼要求がなされ得るので、この呼制御を阻害することなく、正確な呼制御を確保しながら、迅速に移行処理をすることが必要となる。
従来の呼制御サーバの移行方式は、例えばIPフォワード機能等のようにIPアドレスの変換機能を有するNAT(Network Address Translation)サーバを用いることが一般的であり、その従来の呼制御サーバの移行処理を図2を用いて説明する。
図2では、VoIPネットワーク5上の既設の呼制御サーバ1及びデータ管理サーバ2を、新設の呼制御サーバ6及びデータ管理サーバ7に移行するときの動作を示す。
まず、移行前、新しい呼制御サーバ6にシステムデータを設定すると共に、新しいデータ管理サーバ7に移行する加入者契約データを設定する。
また、NATサーバ8には、既設の呼制御サーバ1のIPアドレスと同じアドレスのIPアドレスを設定し、既設の呼制御サーバ1に入力されたIPパケットを新設の呼制御サーバ6にフォワードするよう設定する。
その後、このNATサーバ8をVoIPネットワーク5上に配備し、既設の呼制御サーバ1をVoIPネットワーク5から撤去する。
次に、DHCPサーバ3がIP電話端末4に配布する呼制御サーバのIPアドレスを、既設の呼制御サーバ1のIPアドレスから新設の呼制御サーバ6のIPアドレスに変更する。
そして、DHCPサーバ3によるリースタイムが経過し、全IP電話端末の呼制御サーバのIPアドレスが、新設の呼制御サーバ6のIPアドレスに変更されたことを確認すると(この確認方法例として、例えばNATサーバ8に呼制御IPパケットが疎通していないことを確認すると)、NATサーバ8をVoIPネットワーク5から撤去する。
なお、本願出願時において、本発明に関連する公知技術が記載された公知の先行技術文献は見当らないが、未公開の特願2005−312021明細書にはこれに関連する技術が開示されている。また、ファイルサーバの移行方法としては例えば特許文献1に記載される技術がある。
特開2005−321913号公報
上述したように、呼制御サーバを移行するためには、信頼のあるサービス(新規サーバが提供する新しいサービスも含む)を早期に提供し、かつ移行処理を短期間で終了させることが要求され、またネットワーク管理者等による保守負担も軽減することが望ましい。そのため、新設の呼制御サーバへの移行(巻き取り)は、短期間に一括して行なうことが必要である。
しかしながら、上述した従来の移行方法は、移行元である既設の呼制御サーバの設置台数分のNATサーバが必要であり、既設の呼制御サーバの台数が増えるにつれて、NATサーバの必要台数が多くなるから、NATサーバの設置コストが増大し、NATサーバの設置や監視のためのネットワーク管理者等の負担が増大する、などの問題がある。
また、上述した従来の移行方法では、移行元である既設の呼制御サーバをNATサーバに置き換える必要があるから、この置き換え時にIP電話サービスが中断してしまう問題があった。
そのため、呼制御サーバが提供するサービスの品質を確保し、移行期間を短期間にしながら、呼制御サーバの移行に係るコスト及びネットワーク管理者等の負担を軽減して、呼制御サーバの移行を実現できるサーバ移行システム及び方法が求められている。
かかる課題を解決するために、第1の本発明のサーバ移行システムは、1又は複数の収容端末を収容する1又は複数の第1呼制御サーバと、各第1呼制御サーバに対して割り当てるアドレス情報を管理するアドレス管理サーバとを備える音声通信システムで、各第1呼制御サーバを第2呼制御サーバに移行するサーバ移行システムにおいて、(1)各第1呼制御サーバが、(1−1)受信した呼制御パケットの送信先アドレスをそれぞれの移行先である第2呼制御サーバのアドレス情報に変換するアドレス変換手段と、(1−2)アドレス変換手段によりアドレス変換された呼制御パケットをそれぞれの移行先である第2呼制御サーバに向けて送出するパケット送出手段とを有し、(2)第2呼制御サーバが、各第1呼制御サーバを介して受信した呼制御パケットに対応する応答パケットを呼制御パケットの送信元である各収容端末に返信して、各収容端末に関する呼制御処理を行なう呼制御手段を有し、(3)アドレス管理サーバが、呼制御サーバとしてのアドレスを、各第1呼制御サーバの移行先である第2呼制御サーバのアドレス情報に変更し、第2呼制御サーバのアドレス情報を呼制御サーバのアドレスとして各収容端末に通知するアドレス通知手段を有することを特徴とする。
第2の本発明のサーバ移行システムは、1又は複数の収容端末を収容する1又は複数の第1呼制御サーバと、各第1呼制御サーバに対して割り当てるアドレス情報を管理するアドレス管理サーバとを備える音声通信システムで、各第1呼制御サーバを第2呼制御サーバに移行するサーバ移行システムにおいて、(1)アドレス管理サーバが、呼制御サーバとしてのアドレスを、各第1呼制御サーバの移行先である第2呼制御サーバのアドレス情報に変更し、第2呼制御サーバのアドレス情報を呼制御サーバのアドレスとして各収容端末に通知するアドレス通知手段を有し、(2)第2呼制御装サーバが、(2−1)受信した呼制御パケットに対する呼制御処理を抑止する呼制御抑止手段と、(2−2)受信した呼制御パケットの送信先アドレスをそれぞれの移行元である第1呼制御サーバのアドレス情報に変換するアドレス変換手段と、(2−3)アドレス変換手段によりアドレス変換された呼制御パケットをそれぞれの移行元である第1呼制御サーバに向けて送出するパケット送出手段とを有し、(3)各第1呼制御サーバが、第2呼制御サーバを介して受信した呼制御パケットに対応する応答パケットを呼制御パケットの送信元である各収容端末に返信して、各収容端末に関する呼制御処理を行なう呼制御手段を有することを特徴とする。
第3の本発明のサーバ移行方法は、1又は複数の収容端末を収容する1又は複数の第1呼制御サーバと、各第1呼制御サーバに対して割り当てるアドレス情報を管理するアドレス管理サーバとを備える音声通信システムで、各第1呼制御サーバを第2呼制御サーバに移行するサーバ移行方法において、各第1呼制御サーバがアドレス変換手段とパケット送出手段とを有し、(1)各第1呼制御サーバのアドレス変換手段が、受信した呼制御パケットの送信先アドレスをそれぞれの移行先である第2呼制御サーバのアドレス情報に変換し、(2)各第1呼制御サーバのパケット送出手段が、アドレス変換手段によりアドレス変換された呼制御パケットをそれぞれの移行先である第2呼制御サーバに向けて送出し、(3)第2呼制御サーバの呼制御手段が、各第1呼制御サーバを介して受信した呼制御パケットに対応する応答パケットを呼制御パケットの送信元である各収容端末に返信して、各収容端末に関する呼制御処理を行ない、(4)アドレス管理サーバが、管理する呼制御サーバとしてのアドレスを各第1呼制御サーバの移行先である第2呼制御サーバのアドレス情報に変更し、第2呼制御サーバのアドレス情報を呼制御サーバのアドレスとして各収容端末に通知することを特徴とする。
第4の本発明のサーバ移行方法は、1又は複数の収容端末を収容する1又は複数の第1呼制御サーバと、各第1呼制御サーバに対して割り当てるアドレス情報を管理するアドレス管理サーバとを備える音声通信システムで、各第1呼制御サーバを第2呼制御サーバに移行するサーバ移行方法において、第2呼制御サーバが、呼制御抑止手段とアドレス変換手段とパケット送出手段とを有し、(1)アドレス管理サーバが、呼制御サーバとしてのアドレスを、各第1呼制御サーバの移行先である第2呼制御サーバのアドレス情報に変更し、第2呼制御サーバのアドレス情報を呼制御サーバのアドレスとして各収容端末に通知し、(2)呼制御抑止手段により呼制御処理が抑止された第2呼制御サーバのアドレス変換手段が、受信した呼制御パケットの送信先アドレスをそれぞれの移行元である第1呼制御サーバのアドレス情報に変換し、(3)第2呼制御サーバのパケット送出手段が、アドレス変換手段によりアドレス変換された呼制御パケットをそれぞれの移行元である第1呼制御サーバに向けて送出し、(4)各第1呼制御サーバの呼制御手段が、第2呼制御サーバを介して受信した呼制御パケットに対応する応答パケットを呼制御パケットの送信元である各収容端末に返信して、各収容端末に関する呼制御処理を行なうことを特徴とする。
本発明によれば、呼制御サーバが提供するサービスの品質を確保し、移行期間を短期間にしながら、呼制御サーバの移行に係るコスト及びネットワーク管理者等の負担を軽減して、呼制御サーバの移行を実現できる。
(A)第1の実施形態
以下では、本発明のサーバ移行システム及び方法の第1の実施形態を図面を参照しながら説明する。
第1の実施形態は、IP電話システムにおける既設の呼制御サーバを新規の呼制御サーバに移行するシステム及び方法に、本発明のサーバ移行システム及び方法を適用した場合を説明する。
(A−1)第1の実施形態の構成
図1は、第1の実施形態のIP電話システムの構成を示す全体構成図である。図1に示すように、第1の実施形態のIP電話システム100は、VoIPネットワーク105に接続可能な、呼制御サーバ101及び102、データ管理サーバ103、DHCPサーバ104、IP電話端末106及び107、を有して構成される。
また、このような構成のIP電話システム100について、保守端末110を用いて、VoIPネットワーク105上に新規の呼制御サーバ108及びデータ管理サーバ109を新設し、呼制御サーバ101及び102とデータ管理サーバ103とを、呼制御サーバ108とデータ管理サーバ109とに移行するものとする。
ここで、VoIPネットワーク105は、音声通信に係る呼制御IPパケットや音声パケット等を伝送する通信網であり、第1の実施形態では通信プロトコルとしてインターネットプロトコル(IP)を採用した公衆通信網を想定する。なお、VoIPネットワーク105は、有線回線、無線回線又はこれら回線を結合したものを適用することができ、また、専用網、公衆網のいずれかを適用することができる。
呼制御サーバ101及び102は、IP電話システム100の既設の呼制御サーバであり、呼制御サーバ101はIP電話端末106を収容し、また呼制御サーバ102はIP電話端末107を収容するものである。また、呼制御サーバ101及び102は、データ管理サーバ103と接続しており、データ管理サーバ103が管理している加入者契約データ等を用いてIP電話端末106及び107からの呼要求に対して所定の呼制御処理を行ない、呼を確立するものである。
また、呼制御サーバ101及び102は、受信したIPパケットのIPアドレスを他のIPアドレスに変換し、変換後のIPアドレスに基づいてルーティングした送信先(インターフェース)に、受信したIPパケットを送信するアドレス変換・送信機能を有するものである。呼制御サーバ101及び102は、新規の呼制御サーバ108を新設後、このアドレス変換・送信機能を用いて、受信した呼制御IPパケット(IPパケット)を新設の呼制御サーバ108に与えるようにする。
ここで、このアドレス変換・送信機能は、1又は複数の特定のインターフェースから受信した受信パケットの送信先アドレスをある特定の送信先アドレスに変換し、その変換した送信先アドレスに基づいて特定のインターフェースから出力する機能であり、例えば呼制御サーバが一般に備えているIPフォワーディング機能を適用することができる。
データ管理サーバ103は、IP電話システム100の加入者契約データ等を管理する既設のデータ管理サーバである。
DHCPサーバ104は、IPアドレス等のネットワーク情報をIP電話端末106及び107に対して動的に通知するものであり、既存するDHCPサーバを適用することができる。
IP電話端末106及び107は、利用者が音声通信を実現する既存のIP電話端末であり、例えば、音声通信処理をソフトウェア処理により実現するソフトフォン機能を有する情報処理端末、VoIPを実現するアダプタを介した電話端末、携帯電話や音声通信機能を有する無線LAN端末等の移動体端末などその他の音声通信端末を適用できる。
呼制御サーバ108は、IP電話システム100に新設する呼制御サーバである。データ管理サーバ109は、IP電話システム100に新設するデータ管理サーバ109である。
保守端末110は、ネットワーク管理者や保守者などの操作により、既設の呼制御サーバ101及び102やデータ管理サーバ103、又は新設の呼制御サーバ108やデータ管理サーバ109に対して所定の設定を指示するものである。
(A−2)第1の実施形態の動作
次に、第1の実施形態のIP電話システム100において、既設の呼制御サーバ101及び102とデータ管理サーバ103を新規の呼制御サーバ108及びデータ管理サーバ109に移行させるサーバ移行処理を、図面を参照しながら説明する。
図3は、サーバ移行を行なう前に、新規の呼制御サーバ108及びデータ管理サーバ109に対して行なう準備処理を説明する説明図である。
図3において、サーバ移行を行なう前に、まず、ネットワーク管理者等は保守端末110を操作して、新設の呼制御サーバ108に対して呼制御抑止設定を行なう(S11)。
ここで、新設の呼制御サーバ108に対しての呼制御抑止設定は、既設の呼制御サーバ101及び102との間で2重の呼制御処理を行なわないようにするためのものであり、その方法は種々の方法を適用することができる。
例えば、呼制御サーバのIPアドレスとして新規の呼制御サーバ108のIPアドレスをDHCPサーバ104に登録せずに、新規の呼制御サーバ108をVoIPネットワーク105に設けるようにする。これにより、IP電話端末106及び107が送信する呼制御IPパケットの送信先アドレスとして新規の呼制御サーバ108のIPアドレスが付加されないから、呼制御IPパケットは新規の呼制御サーバ108には送信されず、新規の呼制御サーバ108の呼制御処理を抑止することができる。
また例えば、新規の呼制御サーバ108に対して受信した呼制御IPパケットに対する応答信号を送信しないように抑止させるように設定してもよい。すなわち、IP電話端末106及び107から要求信号を受信しても、その要求信号に対する応答信号を返信しないようにすることで呼制御処理を行なわないようにしてもよい。
さらに例えば、新規の呼制御サーバ108に対して受信した呼制御IPパケットを破棄するようにし、呼制御処理を抑止するようにしてもよい。すなわち、保守端末110から呼制御抑止制御信号が呼制御サーバ108に与えられると、呼制御サーバ108では、呼制御IPパケットを受信しても、その受信した呼制御IPパケットを破棄するようにする。これにより、新規の呼制御サーバ108による呼制御処理を抑止させることができる。
次に、ネットワーク管理者等は保守端末を操作して、新設するデータ管理サーバ109に対して、IP電話システム100の加入契約者データやシステムデータ等のデータ設定を行なう(S12)。
続いて、図4〜図6は、第1の実施形態のサーバ移行処理を説明する説明図である。
図4において、新規の呼制御サーバ108及びデータ管理サーバ109をネットワーク105に接続し、ネットワーク管理者等が保守端末110を操作して、新設の呼制御サーバ108の呼制御抑止設定を解除する(S13)。
すなわち、新規の呼制御サーバ108に対して呼制御抑止設定を解除し、IP電話端末106及び107から受信した呼制御IPパケットに対する呼制御処理を行なわせるようにする処理であり、その方法は呼制御抑止方法に対応した解除処理を適用することができる。
例えば、新規の呼制御サーバ108が受信した呼制御IPパケットに対して応答信号を返信できるようにしたり、また例えば、新規の呼制御サーバ108が受信した呼制御IPパケットの破棄をやめるようにしたりする方法がある。
続いて、ネットワーク管理者等は保守端末110を操作して、既設の呼制御サーバ101及び102に対して、受信した呼制御IPパケットを新設の呼制御サーバ108に送信するようIPフォワーディング機能の設定を行なう(S14)。なお、IPフォワーディング機能の設定方法は、既存サーバが備えるIPフォワーディング機能の設定方法を適用することができる。
図5において、既存の呼制御サーバ101及び102に対してIPフォワーディング機能が設定された後、既設の呼制御サーバ101又は102に対してIP電話端末6及び7からの呼制御IPパケットが与えられると、呼制御IPパケットは、既設の呼制御サーバ101及び102のIPフォワーディング機能により、新設の呼制御サーバ108に与えられる(S15)。
すなわち、IP電話端末106及び107が送信する呼制御IPパケットの送信先IPアドレスは既設の呼制御サーバ101又は102となっている。そして、IP電話端末106及び107からの呼制御IPパケットが既設の呼制御サーバ101又は102に与えられると、呼制御IPパケットの送信先IPアドレスはIPフォワーディング機能により新規の呼制御サーバ108のIPアドレスに変換され、新規の呼制御サーバ108に向けて送信される。
このとき、既設の呼制御サーバ101又は102からフォワードされたIP電話端末106及び107からの呼制御IPパケットが新規の呼制御サーバ108に与えられると、新設の呼制御サーバ108は受信した呼制御IPパケットに応答する応答パケットをIP電話端末106及び107に直接送信する(S16)。
なお、この段階、すなわち、既設の呼制御サーバ101及び102のIPフォワーディング機能を利用して新設の呼制御サーバ108の呼制御機能を実行させる段階で、新設の呼制御サーバ108の呼制御機能に不具合が発見された場合には、ネットワーク管理者等は保守端末110を操作して、既設の呼制御サーバ101及び102に対してIPフォワーディング機能の設定を解除すると共に、新設の呼制御サーバ108に対して呼制御抑止設定を行ない、元の動作設定の戻すことで簡単に対処することができる。
図5に示すように、既設の呼制御サーバ101及び102のIPフォワーディング機能を利用して呼制御IPパケットを新設の呼制御サーバ108に与えることができ、新設の呼制御サーバ108による正常な呼制御処理を行なうことができれば、次に、図6に示すように、DHCPサーバ104における呼制御サーバのIPアドレスの変更を行なう(S17)。
すなわち、図6において、DHCPサーバ104において管理される呼制御サーバのIPアドレスについて、既設の呼制御サーバ101及び102のIPアドレスから新設の呼制御サーバ108のIPアドレスに変更する。
このように、DHCPサーバ104において呼制御サーバのIPアドレスが変更されると、その後、起動又はリース期間が経過したIP電話端末106及び107からのIPアドレスの要求時に、DHCPサーバ104は、当該IP電話端末106及び107に割り当てたIPアドレスと共に、新設した呼制御サーバ108のIPアドレスを呼制御サーバのIPアドレスとして通知することができる。
そして、IP電話端末106及び107からの呼制御IPパケットが既設の呼制御サーバ101及び102に与えられなくなることを確認すると、データ管理サーバ103と合わせて呼制御サーバ101及び102をVoIPネットワーク105から撤去する(S18)。
このようにして、既設の呼制御サーバ101及び102を、新設の呼制御サーバ108に移行する処理が完了する。
(A−3)第1の実施形態の効果
以上のように、第1の実施形態によれば、移行元となる呼制御サーバがアドレス変換・送信機能(例えば、IPフォワーディング機能)を備えており、このアドレス変換・送信機能を利用して新設の呼制御サーバへの移行処理を行なうことにより、従来のように、NATサーバを設ける必要がなくなるから、NATサーバの設置コストが不要となり、NATサーバへの入れ替え処理が不要となる。その結果、より短期間にコストを抑えて、サービスを中断させることなく、サーバの移行処理を行なえることができる。
また、第1の実施形態によれば、呼制御サーバに異常が生じた場合でも、簡単に移行処理の切り戻しができるから、簡略化した安全・確実なサーバ移行処理を実現できる。
(B)第2の実施形態
次に、本発明のサーバ移行システム及び方法の第2の実施形態を図面を参照して説明する。
第2の実施形態も、IP電話システムにおける既設の呼制御サーバを新規の呼制御サーバに移行するシステム及び方法に、本発明のサーバ移行システム及び方法を適用した場合を説明する。
(B−1)第2の実施形態の構成
第2の実施形態が第1の実施形態と異なる点は、第1の実施形態では複数台の移行元の呼制御サーバを1台の新規の呼制御サーバに移行する場合を説明したが、第2の実施形態では1台の移行元の呼制御サーバを複数台の新規の呼制御サーバに移行する場合を説明する。
図7は、第2の実施形態のIP電話システムの構成を示す全体構成図である。図7に示すように、第2の実施形態のIP電話システム200は、VoIPネットワーク204に接続可能な、呼制御サーバ201、データ管理サーバ202、DHCPサーバ203、IP電話端末205、を有して構成される。
また、このような構成のIP電話システム200について、保守端末210を用いて、VoIPネットワーク205上に新規の呼制御サーバ207及び208と、データ管理サーバ209を新設し、呼制御サーバ201とデータ管理サーバ202とを、呼制御サーバ207及び208とデータ管理サーバ209とに移行するものとする。
呼制御サーバ201は、IP電話システム200における既設の呼制御サーバであり、複数台(図7では2台)のIP電話端末205及び206を収容しているものとする。
呼制御サーバ207及び208は、IP電話システム200に新設する新しい呼制御サーバ207及び208である。また、呼制御サーバ207及び208は、アドレス変換・送信機能(例えば、IPフォワーディング機能)を備えているものとする。
第2の実施形態では、新規の呼制御サーバ207及び208のIPフォワーディング機能を利用して、既設の呼制御サーバ201が収容している複数台のIP電話端末205及び206に関する移行先を呼制御サーバ207及び208に分割して移行させるものとする。
なお、図7に示すIP電話システム200を構成する各構成要素は図1に示す第1の実施形態で説明したIP電話システム100の各構成要素に対応するので、ここでの各構成要素の構成に関する詳細な説明は省略する。
(B−2)第2の実施形態の動作
次に、第2の実施形態のIP電話システム200において、既設の呼制御サーバ201とデータ管理サーバ202を新規の呼制御サーバ207及び208とデータ管理サーバ209に移行させるサーバ移行処理を、図面を参照しながら説明する。
図8は、サーバ移行を行なう前に、新規の呼制御サーバ207及び208とデータ管理サーバ209に対して行なう準備処理を説明する説明図である。
図8において、サーバ移行を行なう前に、まず、ネットワーク管理者等は保守端末210を操作して、新設の呼制御サーバ207及び208に対して呼制御抑止設定を行なう(S21)。
なお、この新規の呼制御サーバ207及び208に対する呼制御抑止設定の方法は、第1の実施形態で説明した呼制御抑止設定方法を適用することができる。
次に、ネットワーク管理者等は保守端末を操作して、新設するデータ管理サーバ209に対して、IP電話システム200の加入契約者データやシステムデータ等のデータ設定を行なう(S22)。
続いて、図9〜図11は、第2の実施形態のサーバ移行処理を説明する説明図である。
図9において、呼制御サーバ207及び208がVoIPネットワーク205に接続されると、ネットワーク管理者等の操作により保守端末210からIPフォワーディング機能を設定する制御信号が呼制御サーバ207及び208に与えられ、呼制御サーバ207及び208においてIPフォワーディング機能が設定される(S23)。
また、DHCPサーバ203において管理される呼制御サーバのIPアドレスを、既設の呼制御サーバ201のIPアドレスから新設の呼制御サーバ207及び208のIPアドレスに変更する(S24)。
DHCPサーバ203において呼制御サーバのIPアドレスが新設の呼制御サーバ207及び208のIPアドレスに変更されると、その後、起動又はリース期間を経過したIP電話端末205及び206から要求を受けて、DHCPサーバ203は、IP電話端末205及び206に対して、新設の呼制御サーバ207及び208のIPアドレスを呼制御サーバのIPアドレスとして通知する。
そうすると、図10に示すように、IP電話端末205及び206は、新設の呼制御サーバ207及び208のIPアドレスを送信先IPアドレスとした呼制御IPパケットを送信する。
IP電話端末205及び206からの呼制御IPパケットが新設の呼制御サーバ207及び208に与えられると、新設の呼制御サーバ207及び208のIPフォワーディング機能により、呼制御IPパケットの送信先IPアドレスは、既設の呼制御サーバ201のIPアドレスに変換され、その変換後のIPアドレスに基づいて既設の呼制御サーバ201にフォワーディングされる(S25)。
新規の呼制御サーバ207及び208からフォワーディングされた呼制御IPパケットが既設の呼制御サーバ201に与えられると、既設の呼制御サーバ201は、受信した呼制御IPパケットに応答する応答パケットをIP電話端末205及び206に直接送信する(S26)。
このとき、新規の呼制御サーバ207及び208では、呼制御抑止機能が設定されているので、受信した呼制御IPパケットに対する応答パケットをIP電話端末205及び206に対して送信せず、受信した全ての呼制御IPパケットを既設の呼制御サーバ201に送信する。
その後、既設の呼制御サーバ201において、IP電話端末205及び206からの呼制御IPパケットの到来がなくなることを確認すると、ネットワーク管理者等は保守端末210を操作して、新設の呼制御サーバ207及び208に対して呼制御抑止設定を解除、及び、新設の呼制御サーバ207及び208におけるIPフォワーディング機能の設定を解除する制御信号を新設の呼制御サーバ207及び208に送信する(S27)。
なお、この段階、すなわち、新設の呼制御サーバ207及び208のIPフォワーディング機能を利用して新設の呼制御サーバ207及び208の呼制御機能を実行させる段階で、新設の呼制御サーバ207及び208の呼制御機能に不具合が発見された場合には、ネットワーク管理者等は保守端末210を操作して、新設の呼制御サーバ207及び208に対してIPフォワーディング機能の設定及び呼制御抑止の設定を行ない、元の動作設定の戻すことで簡単に対処することができる。
そして、IP電話端末205及び206からの呼制御IPパケットが既設の呼制御サーバ201に与えられなくなることを確認すると、データ管理サーバ202と合わせて呼制御サーバ201をVoIPネットワーク205から撤去する(S28)。
このようにして、既設の呼制御サーバ201を、新設の呼制御サーバ207及び208に移行する処理が完了する。
(B−3)第2の実施形態の効果
以上のように、第2の実施形態によれば、新規の呼制御サーバがアドレス変換・送信機能(例えば、IPフォワーディング機能)を備えており、このアドレス変換・送信機能を利用して新設の呼制御サーバへの移行処理を行なうことにより、従来のように、NATサーバを設ける必要がなくなるから、NATサーバの設置コストが不要となり、NATサーバへの入れ替え処理が不要となる。その結果、より短期間にコストを抑えて、サービスを中断させることなく、サーバの移行処理を行なえることができる。
また、第2の実施形態によれば、呼制御サーバに異常が生じた場合でも、簡単に移行処理の切り戻しができるから、簡略化した安全・確実なサーバ移行処理を実現できる。
(C)他の実施形態
(C−1)上述した第1及び第2の実施形態では、既設の呼制御サーバを新設の呼制御サーバに移行させるときの一括巻き取り方式について説明したが、IPフォワード機能を具備した呼制御サーバに故障、輻輳時に、呼制御パケットを予備の呼制御サーバに迂回させ、呼制御処理を予備の呼制御サーバに移行させるシステムにも適用できる。
図12は、この他の実施形態を説明する説明図である。図12に示すように、IP電話端末32を収容する呼制御サーバ31は、呼制御機能311とIPフォワード機能312とを少なくとも有している。また、予め呼制御サーバ31の予備とする呼制御サーバ33をネットワーク上に備えておく。
図12において、呼制御サーバ31の通常時の動作として、呼制御サーバ31のIPフォワード機能312は機能しておらず、収容するIP電話端末32から到来した呼制御IPパケットは、呼制御機能311により所定の呼制御処理が行なわれる(図12(A))。
呼制御サーバ31において、呼制御機能311が故障したり、また複数の呼制御IPパケットとの輻輳等により呼制御機能311が機能しなくなったりすると、IPフォワード機能312の設定がなされる(図12(B))。
すなわち、IPフォワード機能312は、受信した呼制御IPパケットの送信先アドレスを予備の呼制御サーバのIPアドレスに変換し、その変換した送信先アドレスに基づいて受信した呼制御IPパケットを呼制御サーバ33に送出するように設定される。
そうすると、IPフォワード機能312は、受信した呼制御IPパケットが呼制御サーバ31に与えられると、呼制御IPパケットの送信先アドレスが予備の呼制御サーバ33のIPアドレスに変換され、呼制御IPパケットが予備の呼制御サーバ33に送出される(図12(C))。これにより、故障等した呼制御サーバ31に到来した呼制御IPパケットを、予備の呼制御サーバ33に迂回させることができ、呼制御処理を移行させることができる。
(C−2)第1の実施形態では、2台の既設の呼制御サーバを1台の新規呼制御サーバに移行する場合を説明したが、1台の既設の呼制御サーバを1台の新規呼制御サーバに移行したり、3台以上の既設の呼制御サーバを1台の新規呼制御サーバに移行したりする場合にも適用できる。
また、第2の実施形態では、1台の既設の呼制御サーバを2台の新規呼制御サーバに移行する場合を説明したが、1台の既設の呼制御サーバを1台の新規呼制御サーバに移行したり、3台以上の新規呼制御サーバに移行したりする場合にも適用できる。
(C−3)以上で説明した処理はソフトウェアとして実現することができるものである。すなわち、CPUなどのハードウェア資源がソフトウェア処理である処理プログラムを実行することにより各機能が実現される。また、以上で説明した処理はソフトウェアに限定されず、ハードウェアとして実現可能であれば、ハードウェアとして実現するようにしてもよい。
第1の実施形態のIP電話システムの全体構成図である。 従来のIP電話システムにおけるサーバ移行処理を説明する説明図である。 第1の実施形態のIP電話システムにおけるサーバ移行処理を説明する説明図である(その1)。 第1の実施形態のIP電話システムにおけるサーバ移行処理を説明する説明図である(その2)。 第1の実施形態のIP電話システムにおけるサーバ移行処理を説明する説明図である(その3)。 第1の実施形態のIP電話システムにおけるサーバ移行処理を説明する説明図である(その4)。 第2の実施形態のIP電話システムの全体構成図である。 第2の実施形態のIP電話システムにおけるサーバ移行処理を説明する説明図である(その1)。 第2の実施形態のIP電話システムにおけるサーバ移行処理を説明する説明図である(その2)。 第2の実施形態のIP電話システムにおけるサーバ移行処理を説明する説明図である(その3)。 第2の実施形態のIP電話システムにおけるサーバ移行処理を説明する説明図である(その4)。 他の実施形態のIP電話システムの迂回処理を説明する説明図である。
符号の説明
100及び200…IP電話システム、101、102及び201…既設の呼制御サーバ、108、207及び208…新設の呼制御サーバ、103及び202…既設のデータ管理サーバ、109及び209…新設のデータ管理サーバ、106、107、205及び206…IP電話端末、31…呼制御サーバ、311…呼制御機能、312…IPフォワード機能、32…IP電話端末、33…呼制御サーバ(予備)。

Claims (4)

  1. 1又は複数の収容端末を収容する1又は複数の第1呼制御サーバと、上記各第1呼制御サーバに対して割り当てるアドレス情報を管理するアドレス管理サーバとを備える音声通信システムで、上記各第1呼制御サーバを第2呼制御サーバに移行するサーバ移行システムにおいて、
    上記各第1呼制御サーバが、
    受信した呼制御パケットの送信先アドレスをそれぞれの移行先である上記第2呼制御サーバのアドレス情報に変換するアドレス変換手段と、
    上記アドレス変換手段によりアドレス変換された上記呼制御パケットをそれぞれの移行先である上記第2呼制御サーバに向けて送出するパケット送出手段と
    を有し、
    上記第2呼制御サーバが、上記各第1呼制御サーバを介して受信した上記呼制御パケットに対応する応答パケットを上記呼制御パケットの送信元である上記各収容端末に返信して、上記各収容端末に関する呼制御処理を行なう呼制御手段を有し、
    上記アドレス管理サーバが、呼制御サーバとしてのアドレスを、上記各第1呼制御サーバの移行先である上記第2呼制御サーバのアドレス情報に変更し、上記第2呼制御サーバのアドレス情報を呼制御サーバのアドレスとして上記各収容端末に通知するアドレス通知手段を有する
    ことを特徴とするサーバ移行システム。
  2. 1又は複数の収容端末を収容する1又は複数の第1呼制御サーバと、上記各第1呼制御サーバに対して割り当てるアドレス情報を管理するアドレス管理サーバとを備える音声通信システムで、上記各第1呼制御サーバを第2呼制御サーバに移行するサーバ移行システムにおいて、
    上記アドレス管理サーバが、呼制御サーバとしてのアドレスを、上記各第1呼制御サーバの移行先である上記第2呼制御サーバのアドレス情報に変更し、上記第2呼制御サーバのアドレス情報を呼制御サーバのアドレスとして上記各収容端末に通知するアドレス通知手段を有し、
    上記第2呼制御装サーバが、
    受信した呼制御パケットに対する呼制御処理を抑止する呼制御抑止手段と、
    受信した呼制御パケットの送信先アドレスをそれぞれの移行元である上記第1呼制御サーバのアドレス情報に変換するアドレス変換手段と、
    上記アドレス変換手段によりアドレス変換された上記呼制御パケットをそれぞれの移行元である上記第1呼制御サーバに向けて送出するパケット送出手段と
    を有し、
    上記各第1呼制御サーバが、上記第2呼制御サーバを介して受信した上記呼制御パケットに対応する応答パケットを上記呼制御パケットの送信元である上記各収容端末に返信して、上記各収容端末に関する呼制御処理を行なう呼制御手段を有する
    ことを特徴とするサーバ移行システム。
  3. 1又は複数の収容端末を収容する1又は複数の第1呼制御サーバと、上記各第1呼制御サーバに対して割り当てるアドレス情報を管理するアドレス管理サーバとを備える音声通信システムで、上記各第1呼制御サーバを第2呼制御サーバに移行するサーバ移行方法において、
    上記各第1呼制御サーバがアドレス変換手段とパケット送出手段とを有し、
    上記各第1呼制御サーバのアドレス変換手段が、受信した呼制御パケットの送信先アドレスをそれぞれの移行先である上記第2呼制御サーバのアドレス情報に変換し、
    上記各第1呼制御サーバの上記パケット送出手段が、上記アドレス変換手段によりアドレス変換された上記呼制御パケットをそれぞれの移行先である上記第2呼制御サーバに向けて送出し、
    上記第2呼制御サーバの呼制御手段が、上記各第1呼制御サーバを介して受信した上記呼制御パケットに対応する応答パケットを上記呼制御パケットの送信元である上記各収容端末に返信して、上記各収容端末に関する呼制御処理を行ない、
    上記アドレス管理サーバが、管理する呼制御サーバとしてのアドレスを上記各第1呼制御サーバの移行先である上記第2呼制御サーバのアドレス情報に変更し、上記第2呼制御サーバのアドレス情報を呼制御サーバのアドレスとして上記各収容端末に通知する
    ことを特徴とするサーバ移行方法。
  4. 1又は複数の収容端末を収容する1又は複数の第1呼制御サーバと、上記各第1呼制御サーバに対して割り当てるアドレス情報を管理するアドレス管理サーバとを備える音声通信システムで、上記各第1呼制御サーバを第2呼制御サーバに移行するサーバ移行方法において、
    上記第2呼制御サーバが、呼制御抑止手段とアドレス変換手段とパケット送出手段とを有し、
    上記アドレス管理サーバが、呼制御サーバとしてのアドレスを、上記各第1呼制御サーバの移行先である上記第2呼制御サーバのアドレス情報に変更し、上記第2呼制御サーバのアドレス情報を呼制御サーバのアドレスとして上記各収容端末に通知し、
    上記呼制御抑止手段により呼制御処理が抑止された上記第2呼制御サーバのアドレス変換手段が、受信した呼制御パケットの送信先アドレスをそれぞれの移行元である上記第1呼制御サーバのアドレス情報に変換し、
    上記第2呼制御サーバの上記パケット送出手段が、上記アドレス変換手段によりアドレス変換された上記呼制御パケットをそれぞれの移行元である上記第1呼制御サーバに向けて送出し、
    上記各第1呼制御サーバの呼制御手段が、上記第2呼制御サーバを介して受信した上記呼制御パケットに対応する応答パケットを上記呼制御パケットの送信元である上記各収容端末に返信して、上記各収容端末に関する呼制御処理を行なう
    ことを特徴とするサーバ移行方法。
JP2007073147A 2007-03-20 2007-03-20 サーバ移行システム及び方法 Active JP4826517B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007073147A JP4826517B2 (ja) 2007-03-20 2007-03-20 サーバ移行システム及び方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007073147A JP4826517B2 (ja) 2007-03-20 2007-03-20 サーバ移行システム及び方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008236374A JP2008236374A (ja) 2008-10-02
JP4826517B2 true JP4826517B2 (ja) 2011-11-30

Family

ID=39908615

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007073147A Active JP4826517B2 (ja) 2007-03-20 2007-03-20 サーバ移行システム及び方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4826517B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4972133B2 (ja) * 2009-08-25 2012-07-11 日本電信電話株式会社 呼処理装置、呼処理システム、呼処理方法、および呼処理プログラム
JP5631839B2 (ja) * 2011-10-18 2014-11-26 富士通テレコムネットワークス株式会社 データ管理システム、センター装置およびデータ管理方法

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003244191A (ja) * 2002-02-19 2003-08-29 Oki Electric Ind Co Ltd 呼制御サーバによる呼制御方法
JP2005318054A (ja) * 2004-04-27 2005-11-10 Matsushita Electric Ind Co Ltd 交換機およびip電話機の移設方法
JP2005321913A (ja) * 2004-05-07 2005-11-17 Hitachi Ltd ファイル共有装置を有する計算機システム、および、ファイル共有装置の移行方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008236374A (ja) 2008-10-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1805939B1 (en) METHODS AND SYSTEMS FOR DETECTING IP ROUTE FAILURE AND FOR DYNAMICALLY RE-ROUTING VoIP SESSIONS IN RESPONSE TO FAILURE
JP4500836B2 (ja) 冗長化ゲートウェイシステムのためのネットワークスイッチ装置
KR102050910B1 (ko) 연결 실패 시에 홈 네트워크에 대한 재라우팅을 인에이블시키는 방법 및 시스템
US20070115943A1 (en) System and method for establishing emergency communications in a telecommunication network
JP2009089033A (ja) 通信装置、及び通信システムで用いられる端末登録方法
US8908542B2 (en) Voice quality analysis device and method thereof
JP4826517B2 (ja) サーバ移行システム及び方法
US8873374B2 (en) Accelerated recovery during negotiation between a media gateway and a media gateway controller
JP2007274467A (ja) ネットワーク中継装置、ネットワークシステム、データ中継方法及びデータ中継プログラム
JP4503526B2 (ja) 呼制御方法および呼制御システム
JP6052024B2 (ja) 多重化機能を有するip電話端末
JP5889122B2 (ja) 制御ノード及び通信制御方法
JP2017011575A (ja) Pbx連携システム、及び、その通信制御方法
EP2197170B1 (en) VOIP registration backup on VRRP routers
JP5114001B2 (ja) セッション確立方法、セッション中継システム、これに用いる制御装置及びルータ、プログラム
JP5181818B2 (ja) Ip電話通信システム、sbc装置及びそれらに用いる緊急呼優先接続方法並びにそのプログラム
JP4572781B2 (ja) 接続インタフェース制御装置、接続インタフェース制御プログラム、接続インタフェース制御方法及びip交換機
JP5219967B2 (ja) インタネットワーク装置
JP2006014071A (ja) IP電話ネットワークシステム、VoIP交換機およびVoIP電話制御端末、並びに、迂回通話方法
JP6033393B2 (ja) 制御ノード及び通信制御方法
JP4852181B2 (ja) 通信装置、及び通信システムで用いられる端末登録方法
US9549034B2 (en) Information processing system
JP5690295B2 (ja) ゲートウェイシステム
JP2004312380A (ja) 帯域管理システム
JP2012074994A (ja) Ip電話システム及び輻輳対処方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20091214

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110812

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110816

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110829

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140922

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4826517

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150