JP2007274467A - ネットワーク中継装置、ネットワークシステム、データ中継方法及びデータ中継プログラム - Google Patents

ネットワーク中継装置、ネットワークシステム、データ中継方法及びデータ中継プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】アクセス集約するレイヤ2スイッチにおいて呼の優先度を識別する。
【解決手段】 受信フレームのVLANタグの終端処理を行ってVLANタグ内のCOS値のSpare領域の情報を抽出し、受信フレーム(受信フロー)に新たに付した装置内ヘッダ311を用いてCOS値のSpare領域の情報を後段のフロー検索部32へ転送するレイヤ2終端部31と、装置内ヘッダ311のCOS値のSpare領域の情報に基づいて、音声よりも優先されるべき呼の識別を行い、優先されるべき呼に対して優先的に帯域を確保して呼接続を行うQoS部34とを有し、QoS部34は、フィルタ部33から受け取った受信フローに関し、緊急呼を優先的に処理し、一般呼やデータに対してレートリミットによる帯域制御を行う。
【選択図】図2

Description

本発明は、ネットワークのエッジに位置し、ネットワーク上を伝送されるデータのスイッチングを行うネットワーク中継装置、ネットワークシステム、ネットワーク中継装置のデータ中継方法及びデータ中継プログラムに関する。
従来のネットワークのエッジに位置し、ネットワーク上を伝送されるデータのスイッチングを行うネットワーク中継装置(アクセス集約スイッチ)においては、データに含まれるCOS(Class Of Service)値により緊急呼の識別ができないため、アプリケーションレイヤの処理を行い緊急呼の識別を行うノードまでの間で、緊急呼が一般音声とベストエフォートで扱われてしまう。
緊急呼の優先的な接続や、緊急呼の音声データの優先制御ができないため、仮に一般呼の使用帯域が占有されている場合、緊急呼を識別できるノードに到達する前に、緊急呼が廃棄されてしまうことになる。
特開2004−289449号公報
上述したように、従来のネットワーク中継装置では、VLAN(Virtual
Local Area Network)タグのCOS(Class Of Service)フィールドによる音声識別を行っている。しかるに、IP電話トラフィックを扱うレイヤ2スイッチでは、音声を識別した上で緊急呼を識別する必要があるが、従来のアクセス集約スイッチでは音声信号かどうかの識別しかできない。緊急呼であっても音声信号としてのみ扱われるため、一般の呼で帯域を占有し、緊急呼の接続ができないという問題が生じる。
なお、従来の特開2004−289449号公報(特許文献1)には、パケット内に設定されている多様な情報を用いてより細分化された条件で優先レベルを振り分けると共に、リアルタイム性が要求されるようなパケットであってもサービス品質を遵守したパケット中継を実現するパケット中継装置が開示されている。しかし、この特許文献1に開示されるパケット中継装置では、レイヤレベル3以上におけるパケット中継を制御するものであり、IP電話トラフィックを扱うレイヤレベル2の中継装置が有する上述した問題点を解消するものではない。
(目的)
本発明の目的は、アクセス集約するレイヤ2スイッチにおいてレイヤレベル2で緊急呼を識別する手段を提供することにある。
本発明のネットワーク中継装置は、ネットワークのエッジに位置し、前記ネットワーク上を伝送されるデータのスイッチングを行うネットワーク中継装置において、VLANタグのスペア領域に付加された当該データの優先度を識別する優先度情報に基づいて、受信した前記データの優先度を識別し、識別した優先度に従って前記データを送信する帯域を制御する中継制御手段を備えることを特徴とする。
すなわち、受信したレイヤ2フレームのVLANタグにおけるCOS値に基づいて、装置内で定義するローカルヘッダ(装置内ヘッダ)にCOS値のマッピングを行い、装置内ヘッダに従い、SBC(Session Border Controller)機能部が受信したフレームの優先制御を行う。
具体的なCOS値の定義として、例えば、緊急呼の場合にはCOS値フィールドの予備領域であるSpare領域のフラグを用いて装置内の優先制御処理を行う。
なお、SBC機能部で受信する際には、すでにCOS値フィールドのSpareフラグの定義が用いられているものとする。また、これらの処理を呼毎に行うことを可能とするため、SBC機能部を備える構成とした。
(作用)
受信したデータのうち優先度の高いデータを優先的に送信する。
本発明によれば、VLANタグのスペア領域に付加されたデータの優先度を識別する優先度情報に基づいて、受信したデータの優先度を識別し、識別した優先度に従ってデータを送信する帯域を制御する中継制御手段を備えるので、受信したデータのうち優先度の高いデータを優先的に送信することができる。従って、一般の呼で帯域が占有されることを防止して、緊急呼の接続を優先的に行うことができるため、緊急呼が廃棄される可能性が減少する。
本実施の形態は、ネットワークのエッジに位置しアクセスの集約を行うレイヤ2スイッチにおいて、IP電話トラフィックの音声信号の緊急呼を識別してTOS(Type Of Service)フィールド等へマーキングし、緊急呼の帯域を優先的に確保することによって、最適な宛先へ接続することを可能とするものである。
(第1の実施の形態)
図1〜図7を用いて本発明による第1の実施の形態を詳細に説明する。
(第1の実施の形態の構成)
図1は、本実施の形態によるレイヤ2スイッチの構成を示すブロック図である。
図1を参照すると、本実施の形態によるレイヤ2スイッチ10は、ネットワークのエッジに位置してアクセスの集約を行うものであり、音声セッションを管理しファイアウォール機能を持つSBC(Session Border Controller)機能部30を備え回線50を介してフレームを受信及び送信するライン部20と、ライン部20から受信したフレームをスイッチングしてライン部20に送信するスイッチ部40とを有する。
図2は、本実施の形態によるレイヤ2スイッチのSBC機能部の構成を示すブロック図である。
図2を参照すると、本実施の形態によるSBC機能部30は、レイヤ2終端部31と、フロー検索部32と、セッション登録部33と、QoS(Quality of
Service)部34と、ルーティン部35と、フローテーブル36と、フィルタ情報テーブル37と、フォワーディングテーブル38と、レイヤ2生成部39とを有する。
レイヤ2終端部31は、受信フレームのVLAN(Virtual
Local Area Network)タグの終端処理を行ってVLANタグ内のCOS(Class Of Service)値のSpare領域の情報(優先度情報)を抽出し、受信フローに新たに付した装置内ヘッダ(ローカルヘッダ)311にCOS値のSpare領域の情報をマッピングして後段のフロー検索部32等へ転送する機能を有する。
図3は、本実施の形態によるVLANタグの構成を説明する図である。
図3に示すように、VLANタグのCOS(Class Of
Service)値フィールドで緊急呼を識別できる方法として、スペアの領域として定義されているSpare領域「010」を、例えば、緊急呼の場合にはフラグが立てられるようにすることによって緊急呼の定義とすることで、音声データに対する緊急呼の定義に読み替えることもできる。
本実施の形態において、VLANタグのスペアの領域として定義されているSpare領域「010」は、緊急呼の識別用に使用するという前提条件があり、本実施の形態によるレイヤ2スイッチが回線50を介して緊急呼を受け取る際には既にSpare領域「010」にフラグが立てられていることとなる。
このため、本実施の形態では、VLANタグにより緊急呼を識別できるので、従来技術で示されているよりも下位レベルレイヤであるレイヤ2スイッチでアプリケーションデータの高速処理ができるという効果が得られる。
また、図4に本実施の形態による装置内ヘッダの構成例を示す。
なお、装置内ヘッダ311は、回線50への出力する処理を行うレイヤ2生成部39で削除されてレイヤ2ヘッダに付け替えられるまで、レイヤ2スイッチ10内で転送される。
フロー検索部32は、COS値のSpare領域の情報を含む、インタフェース情報、宛先/送信元IPアドレス、宛先/送信元ポート番号等、受信フローを識別するフロー識別情報に基づいてフローテーブル36を検索し、受信フローについてのユーザの通信セッションを識別する機能を有する。
フローテーブル36では、受信フローを識別するフロー識別情報に基づいて受信フローが管理されており、フロー識別情報がフローテーブル36に存在しない受信フローは、該当する通信セッションが存在せず(該当する通信セッションが管理されておらず)新規呼接続要求であるとフロー検索部32によって判断される。
また、フロー検索部32は、セッション登録部321を有する。
セッション登録部321は、フロー検索部32によるフローテーブル36の検索によって受信フローが新規呼であると判断された場合に、当該受信フローの通信セッションを識別する通信セッション情報をフローテーブル36に登録する。
フィルタ部33は、通信セッションが確立されてから切断までの間、フローテーブル36で保持される通信セッション情報に基づいて、通信セッション毎にフィルタ情報テーブル37を検索して受信フローのフィルタリングを行うファイアウォール機能を有する。
フィルタ情報テーブル37は、受信したパケットを通過させるか廃棄するかをフィルタ部33が判断するためのフィルタポリシを有する。
QoS(Quality of Service)部34は、装置内ヘッダ311マッピングされたCOS値のSpare領域の情報に基づいて、音声よりも優先されるべき呼の識別を行い、優先されるべき呼に対して優先的に帯域を確保して呼接続を行うための機能を有する。
すなわち、QoS部34は、フィルタ部33から受け取った受信フローに関し、緊急呼を優先的に処理し、一般呼やデータに対してレートリミットによる帯域制御を行うことができる。
また、QoS部34は、装置内ヘッダ(ローカルヘッダ)311にマッピングされたCOS値のSpare領域の情報を、後続のスイッチ部40でスイッチングする際に用いられる優先度情報として、フィルタ部33から受け取った受信フローにおけるIPヘッダのTOS(Type
Of Service)フィールドやDiffServ(Differentiated Services)フィールド(Ipv4)又は、Traffic Classフィールド(Ipv6)にマッピングし、後続のルーティング部35に当該受信フローを送る機能を有する。
また、QoS部34は、スイッチ部40から受信したパケットを後続のレイヤ2生成部29に送る機能を有する。
ルーティング部35は、QoS部34から受信したパケットについて、フォワーディングテーブル38を検索し、輻輳を回避できる適切な経路で宛先を解決し、スイッチ部40がスイッチングにより適切な出力側のライン部20にパケットを転送できるように、当該パケットに当該適切な経路を示す情報を付して(IPフォワード処理)、スイッチ部40に送る機能を有する。
レイヤ2生成部39は、QoS部34から受け取ったパケットについて、装置内ヘッダ311を削除すると共に、COS値を元に戻し、レイヤ2フレームを生成して付与し、回線50を介して出力する機能を有する。
ここで、SBC機能部30は、ライン部20が受信するフレームを識別し、SIP(Session Initiate Protocol)メッセージのSIP−URI(Uniform Resource Indicator
)を参照することなく、レイヤレベル2でのヘッダ処理において受信したパケットが緊急呼であるか否かを識別するため、レイヤレベル3の下位レイヤであるレイヤレベル2において、緊急呼の優先制御を行うことができる。
上記構成によって、アクセス集約を行うレイヤ2スイッチ10は、アプリケーションレイヤを参照することなく、セッション単位に緊急度の高い呼を優先的に処理することができる。
ここで、スイッチ部40のハードウェア構成の説明をする。
図5は、本実施の形態によるスイッチ部40のハードウェア構成を示すブロック図である。
図5を参照すると、本発明によるスイッチ部40は、一般的なコンピュータ処理装置と同様のハードウェア構成によって実現することができ、CPU(Central Processing Unit)601、RAM(Random Access Memory)等のメインメモリであり、データの作業領域やデータの一時退避領域に用いられる主記憶部602、ネットワークを介してデータの送受信を行う通信制御部603、液晶ディスプレイやスピーカ等の提示部604、キーボードやマウス等の入力部605、周辺機器と接続してデータの送受信を行うインタフェース部606、ROM(Read Only Memory)、磁気ディスク、半導体メモリ等の不揮発性メモリから構成されるハードディスク装置である補助記憶部607、本情報処理装置の上記各構成要素を相互に接続するシステムバス608等を備えている。
本発明によるスイッチ部40は、その動作を、スイッチ部40内部にそのような機能を実現するプログラムを組み込んだ、LSI(Large Scale Integration)等のハードウェア部品からなる回路部品を実装してハードウェア的に実現することは勿論として、上記した各構成要素の各機能を提供するプログラムを、コンピュータ処理装置上のCPU601で実行することにより、ソフトウェア的に実現することができる。
すなわち、CPU601は、補助記憶部607に格納されているプログラムを、主記憶部602にロードして実行し、スイッチ部40の動作を制御することにより、上述した各機能をソフトウェア的に実現する。
(第1の実施の形態の動作)
次に、図6及び図7を用いて本実施の形態によるレイヤ2スイッチのSBC機能部の動作を説明する。
図6は、本実施の形態によるレイヤ2スイッチのSBC機能部が緊急呼を識別する際の動作を示すフローチャートである。
まず、レイヤ2終端部31は、回線50からフレームを受信すると、当該フレームを受信した物理ポート番号、当該フレームのVLANタグのVLAN−ID(IDentifier)等をチェックし、当該フレームのレイヤ2ヘッダの終端処理を行うと共に、装置内ヘッダ311の各フィールドを定義して、当該フレームのVLANタグから抽出したCOS値をマッピングし、当該COS値のSpare領域の情報を通知するために、装置内ヘッダ311を付したパケットを次段のフロー検索部32に送る(ステップS101)。
次いで、フロー検索部32は、受信フローについて、ユーザの通信セッションが管理されているかどうかチェックする(ステップS102)。
すなわち、フロー検索部32は、ステップS102において、フロー識別情報に基づいてフローテーブル36を検索し、当該通信セッションが管理されていない場合(該当する通信セッションが存在しない場合)は新規呼接続要求であると判断する。
この場合、フィルタ部33は、フィルタ情報テーブル37のフィルタポリシをチェックし、受信したパケットを通過させるか廃棄するかを判断する(ステップS103)。
ステップS103において受信パケットがフィルタポリシに該当しなかった場合、セッション登録部321が当該受信パケットについての通信セッションをフローテーブル36に登録し、フィルタ部33は、受信パケットをQoS部34に送信する(ステップS104)。
ただし、セッション登録部321は、SIPサーバへの呼接続要求(SIP
Request)の応答でSIP Responseが200 OKで返信された場合に通信セッションを登録し、SIP Request 受信時やSIP Response でNGを受信した場合には通信セッションを登録しない。
一方、ステップS102において通信セッションが管理されていた場合は、呼接続済みであるためステップS103〜ステップS104をスキップし、フロー検索部32は、受信パケットをQoS部34に送信する。
次いで、QoS部34は、フロー検索部32又はフィルタ部33からパケットを受信すると、受信したパケットに付されている装置内ヘッダ311を用いて転送されたCOS値のSpare領域の情報に基づいて、受信したパケットの優先度を判定する(ステップS105)。
すなわち、QoS部34は、ステップS105において、COS値のSpare領域の情報を参照してSpareフラグが用いられているか否かをチェックすることによって、受信したパケットが緊急呼であるか否かの識別を行う。
また、QoS部34は、ステップS105において、緊急呼以外の一般呼やベストエフォートデータの種別を識別し、おのおのの種別に応じて装置内ヘッダ311の優先度表示フィールド等へCOS値や優先度を示す情報をマッピングし、また、TOSフィールド等へのマーキングも行う。
ステップS105において緊急呼の場合、QoS部34は、当該受信したパケットに対して他のパケットより優先的に帯域を確保する制御を行う(ステップS106)。
ステップS105において一般呼やベストエフォートのデータ処理の場合、緊急呼に対して非優先となるため、QoS部34は、レートリミットによる帯域制御を行う(ステップS107、ステップS108)。
ステップS105〜ステップS108が完了すると、ルーティング部35は、QoS部34からパケットを受信することによってフォワーディングテーブル38を検索し、スイッチング部40が出力先のライン部20を適切に決定するための上記IPフォワード処理を行い(ステップS110)、スイッチング部40に当該パケットを送信する。
次に、スイッチング部でスイッチングされたパケットをSBC機能部が受信した際の動作を説明する。
図7は、本実施の形態によるレイヤ2スイッチのSBC機能部がスイッチング部でスイッチングされたパケットを受信した際の動作を示すフローチャートである。
まず、SBC機能部30は、スイッチングされたパケットをスイッチング部40から受信すると、QoS部34が、受信したパケットに付されている装置内ヘッダ311を参照し、上記ステップS105と同様に、装置内ヘッダ311内のCOS値のSpare領域の情報に基づいて、受信したパケットの優先度を判定する(ステップS201)。
ステップS201において緊急呼の場合、QoS部34は、当該受信したパケットに対して他のパケットより優先的に帯域を確保する制御を行う(ステップS202)。
ステップS201において一般呼やベストエフォートのデータ処理の場合、緊急呼に対して非優先となるため、QoS部34は、レートリミットによる帯域制御を行う(ステップS203、ステップS204)。
次いで、レイヤ2生成部39は、QoS部34からパケットを受信すると、レイヤ2ヘッダのVLANタグ内のCOS値を、レイヤ2終端部31が当該パケットを回線50から受信した際のCOS値に戻してレイヤ2ヘッダを生成し、生成したレイヤ2ヘッダを当該受信したパケットに付与して回線50へ出力する(ステップS205)。
(第1の実施の形態の効果)
以上説明したように、本実施の形態によれば、以下に記載するような効果を奏する。
第1の効果は、フロー検索部32がフローテーブル36に基づいて受信フローの識別を行うことによって呼接続中のユーザの通信セッションを管理しているので、ユーザの通信単位で優先制御ができることである。
第2の効果は、受信フレームのVLANタグの終端処理を行ってVLANタグ内のCOS値のSpare領域の情報を抽出して優先度を判別し、装置内ヘッダ311を用いて優先度の情報を伝達することによりレイヤレベル2において緊急呼の識別を行い、緊急呼の帯域を優先的に確保して呼接続を行っているので、アクセス集約時にレイヤレベル2において緊急呼の優先制御ができることである。従って、レイヤレベル2において、一般の呼で帯域が占有されることを防止して、緊急呼の接続を優先的に行うことができるため、緊急呼が廃棄される可能性が減少する。
以上好ましい実施の形態をあげて本発明を説明したが、本発明は必ずしも、上記実施の形態に限定されるものでなく、その技術的思想の範囲内において様々に変形して実施することができる。
NGN(Next Generation Network)に向けたサービスを実現するためのIP電話通信にも適用できる。
本発明の第1の実施の形態によるレイヤ2スイッチの構成を示すブロック図である。 第1の実施の形態によるレイヤ2スイッチのSBC機能部の構成を示すブロック図である。 第1の実施の形態によるVLANタグの構成を説明する図である。 第1の実施の形態による装置内ヘッダの構成例を示す図である。 第1の実施の形態によるスイッチ部40のハードウェア構成を示すブロック図である。 第1の実施の形態によるレイヤ2スイッチのSBC機能部が緊急呼を識別する際の動作を示すフローチャートである。 第1の実施の形態によるレイヤ2スイッチのSBC機能部がスイッチング部でスイッチングされたパケットを受信した際の動作を示すフローチャートである。
符号の説明
10:レイヤ2スイッチ部
20:ライン部
30:SBC機能部
31:レイヤ2終端部
311:装置内ヘッダ
32:フロー検索部
321:セッション登録部
33:フィルタ部
34:QoS部
35:ルーティング部
36:フローテーブル
37:フィルタテーブル
38:フォワーディングテーブル
39:レイヤ2生成部
40:スイッチング部
50:回線
601:CPU
602:主記憶部
603:通信制御部
604:提示部
605:入力部
606:インタフェース部
607:補助記憶部
608:システムバス

Claims (21)

  1. ネットワークのエッジに位置し、前記ネットワーク上を伝送されるデータのスイッチングを行うネットワーク中継装置において、
    VLANタグのスペア領域に付加された当該データの優先度を識別する優先度情報に基づいて、受信した前記データの優先度を識別し、識別した優先度に従って前記データを送信する帯域を制御する中継制御手段を備えることを特徴とするネットワーク中継装置。
  2. 前記VLANタグのデータ識別情報によって判別される前記データの種類に応じて前記優先度を付加することを特徴とする請求項1に記載のネットワーク中継装置。
  3. 受信したデータの前記VLANタグの前記データ識別情報及び前記優先度情報を前記データのヘッダにマッピングする手段を備え、
    前記中継制御手段は、前記データのヘッダの前記優先度情報から前記データの優先度を識別することを特徴とする請求項2に記載のネットワーク中継装置。
  4. 前記中継制御手段は、前記データ識別情報によって、前記データが音声または画像データであることを判別し、前記優先度情報に基づいて送信する帯域を制御することを特徴とする請求項2又は請求項3に記載のネットワーク中継装置。
  5. 音声データである前記データについて、前記優先度情報として緊急呼であることを示す情報を付加され、
    前記中継制御手段は、前記緊急呼であることを示す優先度情報を識別することにより、緊急呼用の帯域を優先的に確保することを特徴とする請求項1から請求項4の何れか1項に記載のネットワーク中継装置。
  6. IP電話の音声データを中継するレイヤレベル2の中継装置であるとことを特徴とする請求項1から請求項5の何れか1項に記載のネットワーク中継装置。
  7. ネットワークのエッジに位置し、前記ネットワーク上を伝送されるデータのスイッチングを行うネットワーク中継装置のデータ中継方法であって、
    VLANタグのスペア領域に付加された当該データの優先度を識別する優先度情報に基づいて、受信した前記データの優先度を識別するステップと、
    識別した優先度に従って前記データを送信する帯域を制御する中継ステップとを有することを特徴とするデータ中継方法。
  8. 前記VLANタグのデータ識別情報によって判別される前記データの種類に応じて前記優先度が付加されることを特徴とする請求項7に記載のデータ中継方法。
  9. 受信したデータの前記VLANタグの前記データ識別情報及び前記優先度情報を前記データのヘッダにマッピングするステップを含み、
    前記データのヘッダの前記優先度情報から前記データの優先度を識別することを特徴とする請求項8に記載のデータ中継方法。
  10. 前記データ識別情報によって、前記データが音声または画像データであることを判別し、前記優先度情報に基づいて送信する帯域を制御することを特徴とする請求項8又は請求項9に記載のデータ中継方法。
  11. 音声データである前記データについて、前記優先度情報として緊急呼であることを示す情報が付加され、
    前記緊急呼であることを示す優先度情報を識別することにより、緊急呼用の帯域を優先的に確保することを特徴とする請求項6から請求項9に記載のデータ中継方法。
  12. ネットワークのエッジに位置し、前記ネットワーク上を伝送されるデータのスイッチングを行うネットワーク中継装置を配置したネットワークシステムにおいて、
    前記ネットワーク中継装置が、
    VLANタグのスペア領域に付加された当該データの優先度を識別する優先度情報に基づいて、受信した前記データの優先度を識別し、識別した優先度に従って前記データを送信する帯域を制御することを特徴とするネットワークシステム。
  13. 前記VLANタグのデータ識別情報によって判別される前記データの種類に応じて前記優先度が付加されることを特徴とする請求項12に記載のネットワークシステム。
  14. 前記ネットワーク中継装置が、
    受信したデータの前記VLANタグの前記データ識別情報及び前記優先度情報を前記データのヘッダにマッピングし、
    前記データのヘッダの前記優先度情報から前記データの優先度を識別することを特徴とする請求項13に記載のネットワークシステム。
  15. 前記ネットワーク中継装置が、前記データ識別情報によって、前記データが音声または画像データであることを判別し、前記優先度情報に基づいて送信する帯域を制御することを特徴とする請求項13又は請求項14に記載のネットワークシステム。
  16. 音声データである前記データについて、前記優先度情報として緊急呼であることを示す情報が付加され、
    前記ネットワーク中継装置が、前記緊急呼であることを示す優先度情報を識別することにより、緊急呼用の帯域を優先的に確保することを特徴とする請求項12から請求項15に記載のネットワークシステム。
  17. ネットワークのエッジに位置し、前記ネットワーク上を伝送されるデータのスイッチングを行うネットワーク中継装置を実現するコンピュータ上で実行されるデータ中継プログラムであって、
    前記コンピュータに、
    VLANタグのスペア領域に付加された当該データの優先度を識別する優先度情報に基づいて、受信した前記データの優先度を識別する処理と、
    識別した優先度に従って前記データを送信する帯域を制御する処理を実行させることを特徴とするデータ中継プログラム。
  18. 前記VLANタグのデータ識別情報によって判別される前記データの種類に応じて前記優先度が付加されることを特徴とする請求項17に記載のデータ中継プログラム。
  19. 受信したデータの前記VLANタグの前記データ識別情報及び前記優先度情報を前記データのヘッダにマッピングする処理と、
    前記データのヘッダの前記優先度情報から前記データの優先度を識別する処理を実行することを特徴とする請求項18に記載のデータ中継プログラム。
  20. 前記データ識別情報によって、前記データが音声または画像データであることを判別し、前記優先度情報に基づいて送信する帯域を制御する処理を実行することを特徴とする請求項18又は請求項19に記載のデータ中継プログラム。
  21. 音声データである前記データについて、前記優先度情報として緊急呼であることを示す情報が付加され、
    前記緊急呼であることを示す優先度情報を識別することにより、緊急呼用の帯域を優先的に確保する処理を実行することを特徴とする請求項17から請求項20に記載のデータ中継プログラム。
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