JP4821150B2 - 画像定着装置 - Google Patents
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Description
前記エンドレスベルトの裏面側に弾性層を設けるとともに、
前記エンドレスベルトを回転体の表面に押圧する複数の加圧部材間に生じる間隙の全領域において、これら複数の加圧部材によってエンドレスベルトを回転体の表面に押圧することにより、前記複数の加圧部材によって押圧されたエンドレスベルトの弾性体層の変形部分の全領域が、当該エンドレスベルトの厚さが無負荷状態のベルトの厚さ以上になるように弾性層を変形させたことを特徴とする画像定着装置である。
図1は、この発明の第1の実施形態に係る画像定着装置を示す横断面構成図である。
本実施例は、図1に示すように、前述の実施の形態に係る画像定着装置を具体化したものである。定着ロール111としては、アルミニウム製芯金112上に厚さ1.5mmのシリコーンゴム113と厚さ30μmのPFA樹脂114を被覆形成した外径65mmのものを用いた。定着ロール111の内部には、ハロゲンランプヒーター115が配置され、図示しない温度センサーによって定着ロール111の表面温度をモニターし、所定の温度に制御した。エンドレスベルト121は、厚さ75μmのポリイミド樹脂層121bの表面にPFA樹脂121aを30μmを形成した内径60mmのベルトと、厚さ30μmのPFA樹脂層121dの表面に厚さ1mmのシリコーンゴム層121cを形成した外形59mmのベルト2本を用意した。外形59mmのベルト表面に薄く二液性熱硬化シリコーンゴムを塗布した後、これに内径60mmのベルトを被覆し、はみ出したシリコーンゴムを除去した後、加熱焼成して一体化したものを用いた。その結果、上記エンドレスベルト121としては、その表面側から、PFA樹脂121aと、ポリイミド樹脂層121bと、シリコーンゴム層121cと、PFA樹脂層121dとが積層されている。
本実施例2は前述の実施の形態1に係る画像定着装置を具体化したものである。
図8は、本発明実施例2の画像定着装置を示す横断面構成図である。本実施例では、エンドレスベルトが未定着画像に接する定着ベルト231とした構成をとっている。定着ベルト221としては、厚さ75μmのポリイミド樹脂層の表面に、厚さ30μmのPFA樹脂層を形成した内径160mmのベルトと、厚さ30μmのPFA樹脂層の表面に厚さ1mmのシリコーンゴム層を形成した外径159mmのベルト2本を用意した。外径159mmのベルト表面に薄く二液性熱硬化シリコーンゴムを塗布した後、これに内径160mmのベルトを被覆し、はみ出したシリコーンゴムを除去した後、加熱焼成して一体化したものを用いた。定着ベルト221は、加熱ロール211に接して定着ニップ部を形成している。加熱ロール211は、アルミニウム製芯金212上に厚さ30μmのPFA樹脂213を被覆形成した外径65mmのものを用いた。加熱ロール211の内部には、ハロゲンランプヒーター214が配置され、図示しない温度センサーにより温度をモニターし、140℃の温度に制御した。定着ベルト221は、内側から3個の張架ロール、すなわちリードロール222、加圧ロール223および張架ロール224と外側のベルト加熱ロール225により、10kgの張力で張架した。それぞれのロールの外径は、20mm、23mm、20mmおよび50mmであり、ベルト内部側のロール3 本はステンレス製の芯金に、外側の加熱ロール225はアルミニウム製の芯金にそれぞれPFA樹脂チューブを被覆したものを用いた。加熱ロール225の内部には、ハロゲンランプヒーター226が配置されている。定着ベルト221は、加圧ロール223と固定摺動部材227によって加熱ロール211に押圧されている。固定摺動部材227には、金属製ホルダー228上に加熱ロール211の形状に沿った曲率を持つシリコーンゴム部材229を配置し、その表面をエンボス加工した図示しないポリイミドシートで被覆したものを用いた。
Claims (7)
- 回転体と、前記回転体に接触し未定着画像または未乾燥画像を担持したシート部材を挟持搬送して加熱定着するニップ部を形成するエンドレスベルトと、前記エンドレスベルトの内側に配置され、前記エンドレスベルトを回転体の表面に押圧する複数の加圧部材と、前記回転体及び前記エンドレスベルトのいずれか一方又は両方を加熱する加熱手段とを備えた画像定着装置において、
前記エンドレスベルトの裏面側に弾性層を設けるとともに、
前記エンドレスベルトを回転体の表面に押圧する複数の加圧部材間に生じる間隙の全領域において、これら複数の加圧部材によってエンドレスベルトを回転体の表面に押圧することにより、前記複数の加圧部材によって押圧されたエンドレスベルトの弾性体層の変形部分の全領域が、当該エンドレスベルトの厚さが無負荷状態のベルトの厚さ以上になるように弾性層を変形させたことを特徴とする画像定着装置。 - 請求項1に記載された画像定着装置において、前記エンドレスベルトの内側に複数配置された加圧部材が、回転体もしくは固定摺動部材あるいはその両方の組み合わせからなることを特徴とする画像定着装置。
- 請求項1又は2に記載された画像定着装置において、前記回転体の内部に加熱源を配設し、当該回転体が未定着画像または未乾燥画像と接触するように構成されていることを特徴とする画像定着装置。
- 請求項1乃至3のいずれかに記載された画像定着装置において、前記エンドレスベルトが、少なくとも一層以上の弾性層を有するベルトからなり、前記エンドレスベルトを構成する一層以上の弾性層の何れかは、エンドレスベルトの全厚さに対する割合が最も大きく設定されているとともに、前記エンドレスベルトの最表層に離型層を設け、前記エンドレスベルトの全厚さに対する厚さの割合が最も大きい弾性層の表面側に、当該弾性層よりも引っ張り強度が大きい補強層を配置したことを特徴とする画像定着装置。
- 請求項4に記載された画像定着装置において、前記離型層がフッ素元素を含む樹脂からなることを特徴とする画像定着装置。
- 請求項4に記載された画像定着装置において、前記補強層がポリイミド樹脂からなることを特徴とする画像定着装置。
- 請求項4に記載された画像定着装置において、前記補強層が金属からなることを特徴とする画像定着装置。
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JP2005083855A JP4821150B2 (ja) | 2005-03-23 | 2005-03-23 | 画像定着装置 |
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