JP4820555B2 - 溝付き研磨パッド及び方法 - Google Patents

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Description

本発明は一般に研磨の分野に関する。より具体的には、本発明は、溝の中のスラリー混合伴流を減らすための溝パターンを有する研磨パッドに関する。
集積回路及び他の電子素子の製造においては、導体、半導体及び絶縁材料の多数の層を半導体ウェーハの表面に付着させたり同表面からエッチングしたりする。導体、半導体及び絶縁材料の薄い層は、多数の付着技術によって付着させることができる。最新のウェーハ加工で一般的な付着技術としては、スパッタリングとも知られる物理蒸着法(PVD)、化学蒸着法(CVD)、プラズマ化学蒸着法(PECVD)及び電気化学的めっき法がある。一般的なエッチング技術としては、とりわけ、湿式及び乾式の等方性及び異方性エッチングがある。
材料層が逐次に付着され、エッチングされるにつれ、ウェーハの一番上の表面が非平坦になる。後続の半導体加工(たとえば写真平版)はウェーハが平坦面を有することを要するため、ウェーハは平坦化されなければならない。望ましくない表面凹凸及び表面欠陥、たとえば粗面、凝集した材料、結晶格子の損傷、スクラッチ及び汚染された層もしくは材料を除去するためにはプラナリゼーションが有用である。
ケミカルメカニカルプラナリゼーション又はケミカルメカニカルポリッシング(CMP)は、半導体ウェーハのような加工物を平坦化するために使用される一般的な技術である。二軸回転研磨機を使用する従来のCMPでは、ウェーハキャリヤ又は研磨ヘッドがキャリヤアセンブリに取り付けられる。研磨ヘッドがウェーハを保持し、研磨機中で研磨パッドの研磨層と接する状態に配置する。研磨パッドは、平坦化されるウェーハの直径の2倍を超える直径を有する。研磨中、研磨パッド及びウェーハそれぞれがその同軸心を中心に回転し、同時にウェーハが研磨層と係合する。ウェーハの回転軸は、研磨パッドの回転軸に対し、ウェーハの半径よりも大きい距離だけオフセットして、パッドの回転がパッドの研磨層上に環状の「ウェーハトラック」をスイープアウトするようになっている。ウェーハの運動が回転だけである場合、ウェーハトラックの幅はウェーハの直径に等しい。しかし、一部の二軸研磨機では、ウェーハは、その回転軸に対して垂直な面で振動する。この場合、ウェーハトラックの幅は、振動による変位を考慮する量だけウェーハの直径よりも広くなる。キャリヤアセンブリは、ウェーハと研磨パッドとの間に制御可能な圧力を供給する。研磨中、スラリー又は他の研磨媒体が研磨パッド上に流れ、ウェーハと研磨層との隙間に流れ込む。ウェーハ表面は、研磨層及び表面上のスラリーの化学的かつ機械的作用によって研磨され、平坦化される。
研磨パッド設計を最適化しようとして、CMP中の研磨層、研磨スラリー及びウェーハ表面の間の相互作用が研究されている。何年にもわたる研磨パッド開発の大部分は経験的性質のものであった。研磨面又は研磨層の設計の多くは、スラリー利用度及び研磨均一性を高めると主張される種々のパターンの空隙及び溝ネットワークをこれらの層に設けることに集中してきた。何年にもわたり、多くの異なる溝及び空隙のパターン及び構造が具現化されてきた。これらの溝パターンとしては、とりわけ、放射状、同心円状、デカルト格子状及びらせん状がある。さらに、これらの溝構造としては、すべての溝の幅及び深さが均一である構造及び溝の幅又は深さが溝ごとに異なる構造がある。
回転CMPパッドの一部の設計者は、パッドの中心からの一以上の半径方向距離に基づいて互いに変化する二以上の構造を含む溝構造を有するパッドを設計した。これらのパッドは、とりわけ、研磨均一性及びスラリー利用度に関して優れた性能を提供すると主張されている。たとえば、米国特許第6,520,847号で、Osterheldらは、三つの同心環状領域を有し、各領域が他の二つの領域の構造とは異なる溝構造を含むいくつかのパッドを開示している。構造は、異なる実施態様で様々に異なる。構造が異なるやり方としては、溝の数、断面積、間隔及びタイプの違いがある。
これまで、パッド設計者は、研磨層の異なるゾーンで互いに異なる二以上の溝構造を含むCMPパッドを設計してきたが、これらの設計は、溝の中で起こる混合伴流に対する溝構造の影響を直接考慮しているわけではない。図1は、研磨中のある瞬間に、ウェーハ(図示せず)と、円形の溝22を有する従来の回転研磨パッド18との隙間(円形領域14によって表す)の中の古いスラリーに対する新しいスラリーの比のプロット10を示す。本明細書に関して、「新しいスラリー」は、研磨パッド18の回転方向に移動しているスラリーとみなすことができ、「古いスラリー」は、すでに研磨に係わり、ウェーハの回転によって隙間の中に保持されているスラリーとみなすことができる。
プロット10では、研磨パッド18が方向34に回転し、ウェーハが方向38に回転する瞬間、新しいスラリーの領域26は本質的に新しいスラリーしか含有せず、古いスラリーの領域30は本質的に古いスラリーしか含有しない。新しいスラリーと古いスラリーとが互いに混合して新しいスラリーの領域26と古いスラリーの領域30との間に濃度勾配(領域42によって表す)を生じさせる混合領域42が形成されている。計算機流体力学シミュレーションが、ウェーハの回転のおかげで、ウェーハに隣接するスラリーはパッドの回転方向34以外の方向に駆動されることができるが、ウェーハからいくらか離れたスラリーは、研磨パッド18の表面の「凹凸」又は粗さ要素の中に保持され、方向34以外の方向に駆動されることに対してより強く抵抗するということを示す。ウェーハ回転の効果は、円形溝22の、溝がウェーハの回転方向38に対して小さな角度にある場所でもっとも顕著に表れる。理由は、溝の中のスラリーは、凹凸の中に保持されることはなく、ウェーハ回転によって円形溝22の長手に沿って容易に駆動されるからである。ウェーハ回転の効果は、円形溝22の、溝がウェーハの回転方向38に対して横断方向になる場所ではそれほど顕著ではない。理由は、スラリーは、そうでなければスラリーが閉じ込められる溝の幅に沿ってしか駆動されることができないからである。
円形パターン、たとえば上述した溝パターン以外の溝パターンでは、図示する混合伴流46に類似した混合伴流が発生する。図1の円形の溝を有するパッドと同様に、これらの代替溝パターンそれぞれで、混合伴流は、ウェーハの回転方向がパッドの溝又は場合によっては溝の線分ともっとも整合する領域でもっとも顕著である。混合伴流は、多数の理由、たとえば非均一な研磨及び欠陥率の増大のため、研磨にとって害になり得る。その結果、少なくとも部分的に混合伴流の発生及びそのような伴流が研磨に及ぼす影響の考察に基づいて最適化されているCMP研磨パッド設計が要望されている。
本発明の一つの態様で、磁性、光学及び半導体の基板の少なくとも一つを研磨するのに適した研磨パッドであって、(a)研磨パッド上の第一の点の軌道によって画定される第一の境界と、第一の境界から離間した研磨パッド上の第二の点の軌道によって画定される第二の境界とによって画定される研磨領域を有する研磨層、(b)それぞれが少なくとも部分的に、第一の境界に隣接する研磨領域の中に含まれ、第一の境界との交差点で45°〜135°である複数の第一の大きな角度の溝、(c)それぞれが少なくとも部分的に、第二の境界に隣接して研磨領域の中に含まれ、第二の境界との交差点で45°〜135°である複数の第二の大きな角度の溝、ならびに(d)研磨領域の中で、複数の第一の大きな角度の溝と複数の第二の大きな角度の溝との間に含まれ、第一の境界及び第二の境界の軌道に対して−30°〜30°である少なくとも1個の小さな角度の溝を含む研磨パッドを提供する。
本発明のもう一つの態様で、磁性、光学又は半導体の基板を研磨する方法であって、研磨パッド及び研磨媒体で基板を研磨する工程を含み、研磨パッドが、(a)研磨パッド上の第一の点の軌道によって画定される第一の境界と、第一の境界から離間した研磨パッド上の第二の点の軌道によって画定される第二の境界とによって画定される研磨領域を有する研磨層、(b)それぞれが少なくとも部分的に、第一の境界に隣接する研磨領域の中に含まれ、第一の境界との交差点で45°〜135°である複数の第一の大きな角度の溝、(c)それぞれが少なくとも部分的に、第二の境界に隣接する研磨領域の中に含まれ、第二の境界との交差点で45°〜135°である複数の第二の大きな角度の溝、ならびに(d)研磨領域の中で、複数の第一の大きな角度の溝と複数の第二の大きな角度の溝との間に含まれ、第一の境界及び第二の境界の軌道に対して−30°〜30°である少なくとも1個の小さな角度の溝を含むものである方法を提供する。
再び図面を参照すると、図2は一般に、本発明で使用するのに適した二軸ケミカルメカニカルポリッシング(CMP)研磨機100の主な特徴を示す。研磨機100は一般に、スラリー120又は他の研磨媒体の存在で加工物の研磨面116の研磨を実施するために、物品、たとえば半導体ウェーハ112(加工済み又は未加工)をはじめとする半導体基板、ガラス及びフラットパネル表示装置をはじめとする光学基板ならびにニッケルディスクをはじめとする磁気情報を記憶するための基板と係合するための研磨層108を有する研磨パッド104を含む。便宜上、以下、総称性を失うことなく「ウェーハ」及び「スラリー」を使用する。加えて、請求の範囲を含めた本明細書に関して、「研磨媒体」及び「スラリー」は、粒子含有研磨溶液及び粒子非含有研磨溶液、たとえば無砥粒及び反応性液体研磨溶液を含む。
以下で詳細に論じるように、本発明は、研磨中にウェーハ112と研磨パッド104との隙間で発生する混合伴流の形成を抑止する又は混合伴流のサイズを縮小する溝構造(たとえば図3Aの溝構造144を参照)を研磨パッド104に設けることを含む。上記の背景技術部分で論じたように、混合伴流は、新しいスラリーが古いスラリーに取って代わる隙間で発生し、ウェーハ112の回転方向が研磨パッド104の溝又は場合によっては溝の線分ともっとも整合する領域でもっとも顕著である。
研磨機100は、研磨パッド104が取り付けられるプラテン124を含むことができる。プラテン124は、プラテンドライバ(図示せず)によって回転軸128を中心に回転可能である。ウェーハ112は、プラテン124の回転軸128に対して平行であり、それから離間している回転軸136を中心に回転可能であるウェーハキャリヤ132によって支持することができる。ウェーハキャリヤ132は、ウェーハ112が研磨層108に対してごくわずかに非平行な向きをとることを許すジンバル式リンク(図示せず)を採用したものでもよく、その場合、回転軸128、136はごくわずかに斜行していてもよい。ウェーハ112は、研磨層108に面し、研磨中に平坦化される研磨面116を含む。ウェーハキャリヤ132は、ウェーハ112を回転させ、研磨中に研磨面と研磨層との間に所望の圧力が存在するよう下向きの力Fを加えて研磨面116を研磨層108に押し当てるように適合されたキャリヤ支持アセンブリ(図示せず)によって支持することができる。研磨機100はまた、スラリー120を研磨層108に供給するためのスラリー導入口140を含むことができる。
当業者が理解するように、研磨機100は、他の部品(図示せず)、たとえばシステム制御装置、スラリー貯蔵計量供給システム、加熱システム、すすぎシステムならびに研磨加工の種々の局面を制御するための各種制御系、たとえばとりわけ(1)ウェーハ112及び研磨パッド104の一方又は両方の回転速度のための速度制御装置及び選択装置、(2)パッドへのスラリー120の送出しの速度及び場所を変えるための制御装置及び選択装置、(3)ウェーハとパッドとの間に加えられる力Fの大きさを制御するための制御装置及び選択装置、及び(4)パッドの回転軸128に対するウェーハの回転軸136の場所を制御するための制御装置、作動装置及び選択装置を含むことができる。当業者は、これらの部品を構成し、具現化する方法を理解するため、当業者が本発明を理解し、実施するためのそれらの詳細な説明は不要である。
研磨中、研磨パッド104及びウェーハ112がそれぞれの回転軸128、136を中心に回転し、スラリー120がスラリー導入口140から回転する研磨パッドの上に計量供給される。スラリー120は、ウェーハ112及び研磨パッド104の下の隙間を含む研磨層108上を延展する。研磨パッド104及びウェーハ112は通常、0.1rpm〜150rpmの間で選択される速度で回転するが、必ずしもそうである必要はない。力Fは通常、ウェーハ112と研磨パッド104との間に6.9〜103kPa(0.1〜15psi)の所望の圧力をかけるように選択される大きさであるが、必ずしもそうである必要はない。
図3Aは、図2の研磨パッド104に関連して、上述したようにパッドの研磨層108に存在する溝148、152、156の中の混合伴流(図1の符号46)の形成を抑止する又は混合伴流のサイズを縮小する溝パターン144を示す。一般に、本発明の基礎を成す概念は、研磨層108上のすべての場所又はできるだけ多くの場所でウェーハ112の接線速度ベクトルに対して大きな角度にある溝148、152、156を設けることである。ウェーハ112の回転軸136が研磨パッド104の回転軸128と一致するならば、本発明の理想的な溝パターンは、溝がパッドの回転軸から放射状に外に延びるパターンであろう。しかし、二軸研磨機、たとえば図2に示す研磨機100では、研磨パッド104の回転軸128とウェーハ112の回転軸136との間のオフセット160によって状況は複雑になる。
それにもかかわらず、ウェーハ112の回転軸136とパッドの回転軸128とが一致する場合に研磨を実施する場合に可能な理想的な溝パターンを近似する二軸研磨機で使用するための研磨パッド、たとえばパッド104を設計することは可能である。回転軸128、136の間のオフセット160(図1)の結果として、研磨の作用は、研磨パッド104をして、研磨パッド104上の点の軌道によってそれぞれ画定される内側境界168及び外側境界172によって画定される研磨領域164(半導体ウェーハプラナリゼーションに関しては一般に「ウェーハトラック」と呼ばれる)をスイープアウトさせる。回転研磨パッドの場合、内側境界168及び外側境界172は円を表す。一般に、研磨領域164は、研磨層108のうち、研磨中に研磨パッド104がウェーハに対して回転するときウェーハ112の研磨面(図示せず)に対面する部分である。図示する実施態様では、研磨パッド104は、ウェーハ112がパッドに対して一定の位置で回転する図2の研磨機100で使用するために設計されている。その結果、研磨領域164は円環状であり、ウェーハ112の研磨面の直径に等しい、内側境界168と外側境界172との間の幅Wを有する。ウェーハ112が回転するだけでなく研磨層108に対して平行な方向に振動もする実施態様では、研磨領域164は通常、同様に円環状であるが、内側境界168と外側境界172との間の幅Wは、振動範囲を考慮するため、ウェーハ112の研磨面の直径よりも大きくなる。
研磨領域164の内側境界168は、研磨中にスラリー(図示せず)又は他の研磨媒体を研磨パッド104に供給することができる中央領域176を画定する。ウェーハ112が回転するだけでなく研磨層108に対して平行な方向に振動もする実施態様では、振動範囲が研磨パッド104の中心又は中心近くまで及ぶ場合、中央領域176は過度に小さくなることもあり、その場合、スラリー又は他の研磨媒体は、中心から外れた位置でパッドに供給してもよい。研磨領域164の外側境界172は通常、研磨パッド104の外周縁180の半径方向内側に位置するが、あるいはまた、この縁と同じ範囲まで延びてもよい。
ウェーハ112の回転方向184が溝148、152、156又はその線分と整合する発生の回数を減らす又は最小限にするやり方で溝パターン144を設計する際、四つの場所L1、L2、L3、L4、すなわち、研磨パッド104の回転軸128及びウェーハの回転軸136を通過して延びる線188沿いの二つの場所ならびにパッドの回転軸と同心であり、ウェーハの回転軸を通過して延びる円弧190沿いの二つの場所でウェーハの速度を考慮することが有用である。理由は、これらの場所が、研磨パッド104の回転方向192に対するウェーハ112の四つの速度ベクトル極限を表すからである。すなわち、場所L1は、ウェーハ112の速度ベクトルV1が本質的に研磨パッド104の回転方向192と正反対であり、この方向で最大の大きさを有する場所を表し、場所L2は、ウェーハの速度ベクトルV2が本質的にパッドの回転方向と同じ方向であり、この方向で最大の大きさを有する場所を表し、場所L3及びL4は、ウェーハの速度ベクトルV3及びV4がパッドの回転方向に対して大きな角度にあり、その方向で最大の大きさを有する場所を表す。場所L1〜L4でこそ、本発明の基礎を成す原理を適用して、先に論じた理想的な溝パターンを近似することができる。
容易に理解されるように、これら四つの場所L1〜L4におけるウェーハ112の速度ベクトルV1〜V4の考察は一般に、研磨領域164を三つのゾーン、すなわち場所Lに対応するゾーンZ1、場所L3及びL4に対応するゾーンZ2ならびに場所Lに対応するゾーンZ3に分割することにつながる。ウェーハトラックの幅Wは、一般に所望のやり方でゾーンZ1〜Z3の間で割り振ることができる。たとえば、ゾーンZ1及びZ3それぞれには幅Wの4分の1を割り当て、ゾーンZ3には幅Wの半分を割り当てることができる。他の割り振り、とりわけ、たとえばWの3分の1をゾーンZ1、Z2及びZ3それぞれに割り当てることもできる。好ましくは、研磨パッド104は、研磨の少なくとも一部分で同時に半導体ウェーハに隣接する複数の第一の大きな角度の溝ゾーンZ1、複数の第二の大きな角度の溝ゾーンZ3及び少なくとも一つの小さな角度の溝ゾーンZ2で半導体ウェーハを研磨する。
本発明の基礎を成す原理を適用する、すなわち、場所Lの速度ベクトルに基づいてウェーハ112の速度ベクトルに対して大きな角度にある溝148、152、156をゾーンZ1に設けることは、ゾーンZ1では放射状の溝148が望ましいということを示す。理由は、速度ベクトルV1が放射状の溝148に対して本質的に垂直であるからである。溝148は、側境界172を超えて外周縁180の方向又はそれに達するまで延びてもよいことが留意される。理解されるように、放射状の溝148は、研磨領域164の側境界172に対して垂直である。溝148は真に放射状でなくてもよいことが留意される。むしろ、各溝148は、内側境界168と90°以外の角度βを形成してもよい。一般に、角度βは、大きな角度、好ましくは45°〜135°、より好ましくは60°〜120°、もっとも好ましくは75°〜105°の範囲の角度を表す。加えて、各溝148は直線でなくてもよく、とりわけ、カーブ、ジグザグ、波形又は鋸歯形であってもよいことが留意される。一般に、ジグザグ、波形、鋸歯形などの溝の場合、角度βは、局所的ではなく大域的な意味での溝の横断方向中心線、すなわち、反復形状(ジグザグ又は波形)のいくつかの単位を平均化した場合の溝の中央位置から計測される。
溝156に対するゾーンZ3の要件は、ゾーンZ1の場合の要件と本質的に同じであり、主な違いは、場所L2の速度ベクトルV2が場所L1の速度ベクトルV1と反対であることである。したがって、溝156は、ゾーンZ1の溝148のような放射状であって、側境界168に対して90°の角度αを形成してもよい。しかし、溝148と同様に、溝156は真に放射状でなくてもよい。むしろ、各溝152は、側境界168と90°以外の角度αを形成してもよい。一般に、角度βは、大きな角度、好ましくは45°〜135°、より好ましくは60°〜120°、もっとも好ましくは75°〜105°の範囲の角度を表す。加えて、溝148と同様に、各溝156は直線でなくてもよく、とりわけ、カーブ、ジグザグ、波形又は鋸歯形であってもよい。同じく溝148と同様に、ジグザグ、波形、鋸歯形などの溝156の場合、角度βは、反復形状のいくつかの単位を平均化した大域的な意味での溝の横断方向中心を一般に表す線から計測することができる。

ゾーンZ2のウェーハ112の速度ベクトルV3及びV4は、それぞれゾーンZ1及びZ3の速度ベクトルV1及びV2に対して垂直である。ゾーンZ2の溝152を速度ベクトルV3及びV4に対して大きな角度にするため、これらの溝は、研磨領域164の内側境界168及び外側境界172に対して平行又は小さな角度にあることができる。これに関して、各溝152は、内側境界168又は外側境界172と好ましくは−30°〜30°、より好ましくは−15°〜15°の小さな角度γを形成する。溝152が内側境界168及び外側境界172に対して(さらに互いに対して)平行でないならば、これらは、図3Aに示すように、すべて互いから均一に離間していてもよいが、そうある必要はない。望むならば、溝152又はその一部は、図3Bに関連して以下に論じるように、互いに反対方向に交差して菱形の格子(図示せず)又は他のパターンを形成してもよい。
図示するように、溝148、溝152及び溝156の対応するものどうしを互いに接続して、回転軸128に隣接する場所から研磨領域164を通過し、それを超えて延びる連続通路(その一つを図3Aで強調して示し、符号196によって特定する)を形成してもよいが、そうする必要はない。図示するような連続通路196を設けることは、スラリー利用に有利であり、研磨くずの洗い流し及び熱の除去を支援することができる。各溝148は、第一の移行部200で対応する溝152の各々の一つに接続することができ、同様に、各溝152は、第二の移行部204で対応する溝156の各々の一つに接続することができる。第一の移行部200及び第二の移行部204それぞれは、望みどおり特定の設計に合わせるため、緩やかな、たとえば図示する湾曲した移行部であってもよいし、唐突な、たとえば接続される溝148、152の一つが互いに鋭角を形成する移行部であってもよい。
研磨領域164は、三つのゾーンZ1〜Z3に分割されたものとして説明したが、当業者は、望むならば、研磨領域をより多くの数のゾーンに割り振ってもよいということを容易に理解するであろう。しかし、設けられるゾーンの数にかかわらず、各ゾーンに溝、たとえば溝148、152、156を敷設する方法は同じであってもよい。すなわち、各ゾーン中、その中の溝の向きは、対応する場所(場所L1〜L4と同様)での速度ベクトル(V1〜V4と同様)に対して大きな角度にあるように選択することができる。
たとえば、二つのさらなるゾーン(図示せず)を、一つはゾーンZ1とゾーンZ2との間に、もう一つはゾーンZ2とZ3との間に、次のように加えることができる。まず、研磨パッド104の回転軸128とそれぞれ同心である二つのさらなる円弧(それぞれ円弧190と同様)を使用して、四つのさらなる速度ベクトルのための四つのさらなる場所を決定することができる。さらなる円弧の一方は、場所L1とウェーハ112の回転軸136との間の途中で線188と交差するように位置づけることができ、他方は、ウェーハの回転軸と場所L2との間の途中で線188と交差するように位置づけることができる。そして、速度ベクトルのためのさらなる場所を、二つの新たな円弧がウェーハ112の外周縁180と交差する4個の点になるように選択することができる。すると、二つのさらなるゾーンは、ゾーンZ2と円弧190との対応ならびに対応する場所Z3及びZ4と同様に、二つのさらなる円弧に対応する。すると、溝148、152、156に関して先に論じたように、四つのさらなる場所に関してウェーハ112のさらなる速度ベクトルを決定し、新たな溝をさらなる速度ベクトルに対して向けることができる。
図3B及び3Cそれぞれは、本発明の基礎を成す概念をとらえた、一般に図3Aの溝パターン144の変形である溝パターン302、402を有する研磨パッド300、400を示す。図3Bは、それぞれほぼ放射状であり、研磨領域320の対応する内側境界312及び外側境界316に対して大きな角度にあるが、互いに反対方向に湾曲している溝304、308をそれぞれ部分的に含むものとしてゾーンZ1′及びZ3′を示す。当然、溝312、316は、他の形状及び向き、たとえば図3Aに関連して先に論じた形状及び向きを有することもできる。図3Bはまた、1本のらせん溝324を含み、その溝がそのらせん沿いのいかなる点でも内側境界312及び外側境界316に対して小さな角度にある(また、溝304、308に対して大きな角度にある)ものとしてゾーンZ2′を示す。本発明にしたがって、溝パターン302は、速度ベクトルV1′に対して大きな角度にある溝304、速度ベクトルV2′に対して大きな角度にある溝308ならびに速度ベクトルV3′及びV4′に対して大きな角度にある溝324を提供して、研磨中にこれらの溝の中で形成する混合伴流の形成及び程度を抑制するということが容易に見てとれる。幅W′は、ゾーンZ1′〜Z3′に対し、適当な方法で、たとえば、とりわけ、それぞれ4分の1W′/2分の1W′/4分の1W′又は3分の1W′で割り振ることができる。
図3Aに関して上述したように、ゾーンZ2は、互いに交差する溝152又はその一部を含むことができる。これは、図3Bのらせん溝324に関連して容易に想定することができる。たとえば、図示する左回りのらせん溝324に加えて、ゾーンZ2′はまた、左回りのらせん溝と多くの場所で必然的に交差しなければならない同様な右回りのらせん溝(図示せず)を含むことができる。
図3Cは、それぞれほぼ放射状であり、研磨領域420の対応する内側境界412及び外側境界416に対して大きな角度にある溝404、408をそれぞれ部分的に含むものとしてゾーンZ1″及びZ3″を示す。当然、溝404、408は、他の形状及び向き、たとえば図3Aに関連して先に論じた形状及び向きを有することもできる。図3Cはさらに、内側境界412及び外側境界416に対してそれぞれ平行である複数の円形の溝424を含むものとしてゾーンZ2″を示す。図3A及び3Bと同様に、本発明にしたがって、溝パターン402は、速度ベクトルV1″に対して大きな角度にある溝404、速度ベクトルV2″に対して大きな角度にある溝408ならびに速度ベクトルV3″及びV4″に対して大きな角度にある溝412を提供して、研磨中にこれらの溝の中で形成する混合伴流の形成及び程度を抑制するということが容易に見てとれる。幅W″は、ゾーンZ1″〜Z3″に対し、適当な方法で、たとえば、とりわけ、それぞれ4分の1W″/2分の1W″/4分の1W″又は3分の1W″で割り振ることができる。
図4は、連続ベルトタイプ研磨パッド500に関連して本発明を示す。図3A〜3Cに関連して先に論じた回転研磨パッド104、300、400と同様に、図4の研磨パッド500は、ウェーハが研磨中に回転するだけでなく振動するかどうかに依存してウェーハ516の研磨面(図示せず)の直径に等しい又はそれを超える距離W″′だけ互いに離間した第一の境界508及び第二の境界512によって画定される研磨領域504を含む。ベルト及びウェブタイプパッドの場合、内側境界168及び外側境界172は直線を表す。また、回転研磨パッド104、300、400と同様に、研磨領域504は、ウェーハ516の特定の速度ベクトルの一つ、たとえばそれぞれ場所L1″′、L2″′、L3″′及びL4″′に位置する速度ベクトルV1″′、V2″′、V3″′及びV4″′の方向に基づいて選択される向き又は向きと形状とを有する対応する溝520、524、528を含む三つのゾーンZ1″′、Z2″′及びZ3″′に分割することができる。研磨領域504の幅W″′は、ゾーンZ1″′、Z″′及びZ3″に対し、図3Aに関して先に論じた方法で割り振ることができる。
同様にして研磨領域504の形状が図3Aの研磨領域の形状とは異なり(円形ではなく線形)、速度ベクトルV3″′及びV4″′の場所L3″′及びL4″′が図3Aの場所L3及びL4とは異なること以外、溝520、524、528の向きの選択の基礎を成す原理は、図3Aに関して先に論じたものと本質的に同じである。すなわち、ゾーンZ1″′の溝520は速度ベクトルV1″′に対して大きな角度にあり、ゾーンZ2″′の溝524は速度ベクトルV3″′及びV4″′に対して大きな角度にあり、ゾーンZ3″′の溝528は速度ベクトルV2″′に対して大きな角度にあることが望ましい。これらの望みは、回転研磨パッド104、300、400に関して先に論じた同じ方法で、すなわち、溝520を研磨領域504の第一の境界508に対して大きな角度にし、溝524を第一の境界508及び第二の境界512に対して平行又は小さな角度にし、溝528を第二の境界512に対して大きな角度にすることによって満たすことができる。
一般に、これらの目的は、溝520をして第一の境界508と約60°〜120°、より好ましくは約75°〜105°の角度α′を形成させ、溝520をして第一の境界508又は第二の境界512と約−30°〜30°、より好ましくは−15〜15°の角度β′を形成させ、溝528をして第二の境界512と約60°〜120°、より好ましくは約75°〜105°の角度γ′を形成させることによって満たすことができる。溝520、524、528を互いに接続して連続通路を形成することもできるが、そうする必要はないということが留意される。むしろ、溝520、524、528は、たとえば図3Cの溝424のように不連続であってもよい。図3Cの円形の溝424を図4のベルトタイプ研磨パッド500に移すならば、ゾーンZ2″′の溝524は線形になり、第一の境界508及び第二の境界512に対して平行になるであろう。しかし、溝520、524、528が互いに接続されるならば、移行部は、唐突であってもよいし(図示のとおり)、たとえば図3Aの第一の移行部200及び第二の移行部204と同様に、より緩やかであってもよい。
ウェーハと、円形の溝パターンを有する従来技術の研磨パッドとの隙間における混合伴流の形成を示す一部平面図/一部プロットである。 本発明で使用するのに適した二軸研磨機の一部の斜視図である。 本発明の回転研磨パッドの平面図である。 本発明の代替回転研磨パッドの平面図である。 本発明のもう一つの代替回転研磨パッドの平面図である。 本発明のベルトタイプ研磨パッドの部分平面図である。

Claims (6)

  1. 磁性、光学及び半導体の基板の少なくとも一つを研磨するのに適した研磨パッドであって、
    (a)前記研磨パッド上の第一の点の軌道によって画定される第一の境界と、前記第一の境界から離間した前記研磨パッド上の第二の点の軌道によって画定される第二の境界とによって画定される研磨領域と、第二の境界に隣接する第一のゾーンと、第二の境界及び第一の境界の間の第二のゾーンと、第一の境界に隣接する第三のゾーンとを有する研磨層、
    (b)それぞれが少なくとも部分的に、前記第一の境界に隣接する前記研磨領域の中に含まれ、前記第一の境界との交差点で45°〜135°であり、第三のゾーンの中の複数の第一の大きな角度の溝、
    (c)それぞれが少なくとも部分的に、前記第二の境界に隣接する前記研磨領域の中に含まれ、前記第二の境界との交差点で45°〜135°であり、第一のゾーンの中の複数の第二の大きな角度の溝、ならびに
    (d)前記研磨領域の中で、前記複数の第一の大きな角度の溝と前記複数の第二の大きな角度の溝との間に含まれ、前記第一の境界及び前記第二の境界の軌道に対して−30°〜30°であり、第二のゾーンの中の少なくとも1個の小さな角度の溝
    を含む研磨パッド。
  2. 前記研磨パッドが回転研磨パッドであり、前記複数の第一の大きな角度の溝のそれぞれ1個及び前記複数の第二の大きな角度の溝のそれぞれ1個が前記研磨パッドの回転軸に対して実質的に放射状である、請求項1記載の研磨パッド。
  3. 前記少なくとも1個の小さな角度の溝がらせん溝である、請求項1記載の研磨パッド。
  4. 複数の小さな角度の溝をさらに含み、前記複数の小さな角度の溝それぞれ1個が前記複数の第一の大きな角度の溝の対応する1個を前記複数の第二の大きな角度の溝の対応する1個に接続する、請求項1記載の研磨パッド。
  5. 複数の小さな角度の溝をさらに含み、前記複数の小さな角度の溝ぞれぞれ1個が円形である、請求項2記載の研磨パッド。
  6. 前記複数の第一の大きな角度の溝が前記第一の境界との交差点で60°〜120°であり、前記複数の第二の大きな角度の溝が前記第二の境界との交差点で60°〜120°である、請求項1記載の研磨パッド。
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