JP4786946B2 - 研磨中に混合伴流を促進するように配置された溝を有する研磨パッド - Google Patents

研磨中に混合伴流を促進するように配置された溝を有する研磨パッド Download PDF

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Description

本発明は一般に、研磨の分野に関する。特に、本発明は、研磨中に混合伴流(mixing wakes)を増強又は促進するように配置された溝を有する研磨パッドに関する。
集積回路及び他の電子素子の製造においては、導体、半導体及び絶縁材料の多数の層を半導体ウェーハの表面に付着させたり、表面からエッチングしたりする。これらの材料の薄い層は、多数の付着技術のいずれかを使用して付着させることができる。最新のウェーハ加工で一般的な付着技術としては、スパッタリングとも知られる物理蒸着法(PVD)、化学蒸着法(CVD)、プラズマ化学蒸着法(PECVD)及び電気化学的めっき法がある。一般的なエッチング技術としては、とりわけ、湿式及び乾式の等方性及び異方性エッチングがある。
材料層が逐次、付着され、エッチングされるにつれ、ウェーハの一番上の表面が非平坦になる。後続の半導体加工(たとえばホトリソグラフィー)はウェーハが平坦面を有することを要するため、ウェーハは平坦化されなければならない。望ましくない表面トポグラフィーならびに表面欠陥、たとえば粗面、凝集した材料、結晶格子の損傷、スクラッチ及び汚染された層もしくは材料を除去するためにはプラナリゼーションが有用である。
ケミカルメカニカルプラナリゼーション又はケミカルメカニカルポリッシング(CMP)は、半導体ウェーハのような加工物を平坦化するために使用される一般的な技術である。二軸回転研磨機を使用する従来のCMPでは、ウェーハキャリヤ又は研磨ヘッドがキャリヤアセンブリに取り付けられる。研磨ヘッドがウェーハを保持し、研磨機内で研磨パッドの研磨層と接する状態にウェーハを配置する。研磨パッドは、平坦化されるウェーハの直径の2倍を超える直径を有する。研磨中、研磨パッド及びウェーハそれぞれがそれぞれの中心を中心に回転し、その間にウェーハが研磨層と係わり合う。ウェーハの回転軸は、研磨パッドの回転軸に対し、ウェーハの半径よりも大きい距離だけオフセットして、パッドの回転がパッドの研磨層上に環状の「ウェーハトラック」をスイープアウトするようになっている。ウェーハの唯一の運動が回転である場合、ウェーハトラックの幅はウェーハの直径に等しい。しかし、一部の二軸研磨機では、ウェーハは、その回転軸に対して垂直な面で振動する。この場合、ウェーハトラックの幅は、振動による変位を勘案した量だけウェーハの直径よりも広くなる。キャリヤアセンブリは、ウェーハと研磨パッドとの間に制御可能な圧力を供給する。研磨中、スラリー又は他の研磨媒体が研磨パッド上に流れ、ウェーハと研磨層との間の隙間に流れ込む。ウェーハ表面は、研磨層及び表面上のスラリーの化学的かつ機械的作用によって研磨され、平坦化される。
研磨パッド設計を最適化するために、CMP中の研磨層、研磨媒体及びウェーハ表面の間の相互作用がますます研究されている。何年にもわたる研磨パッド開発の大部分は、経験的性質のものであった。研磨パッドの研磨面又は研磨層の設計の多くは、スラリー利用度及び研磨均一性を高めると主張される種々のパターンの空隙及び/又は溝ネットワークをこれらの層に設けることに集中してきた。何年にもわたり、多くの異なる溝及び空隙のパターン及び配置形態が具現化されてきた。従来技術の溝パターンとしては、とりわけ、放射状、同心円状、デカルト格子状及びらせん状がある。従来技術の溝配置形態としては、すべての溝の幅及び深さが均一である配置形態、ならびに溝の幅又は深さが溝ごとに異なる配置形態がある。
回転CMPパッドの一部の設計者は、パッドの中心からの一以上の半径方向距離に基づいて互いに変化する二以上の溝配置形態を含む溝配置形態を有するパッドを設計した。これらのパッドは、とりわけ、研磨均一性及びスラリー利用度に関して優れた性能を提供すると主張されている。たとえば、Osterheldらへの米国特許第6,520,847号で、Osterheldらは、三つの同心環状領域を有し、各領域が他二つの領域の配置形態とは異なる溝配置形態を含むいくつかのパッドを開示している。配置形態は、異なる実施態様で様々に異なる。配置形態の異り方としては、溝の数、断面積、間隔及びタイプの違いがある。
これまで、パッド設計者は、研磨層の異なるゾーンで互いに異なる二以上の溝配置形態を含むCMPパッドを設計してきたが、これらの設計は、溝の中で起こる混合伴流に対する溝配置形態の影響を直接考慮しているわけではない。図1は、研磨中のある瞬間に、ウェーハ(図示せず)と、円形の溝22を有する従来の回転研磨パッド18との間の隙間(円形領域14によって表す)の中の古いスラリーに対する新しいスラリーの比のプロット10を示す。本明細書に関して、「新しいスラリー」は、研磨パッド18の回転方向に移動しているスラリーとみなすことができ、「古いスラリー」は、すでに研磨に係わり、ウェーハの回転によって隙間の中に保持されているスラリーとみなすことができる。
プロット10では、研磨パッド18が方向34に回転し、ウェーハが方向38に回転する瞬間、新しいスラリーの領域26は本質的に新しいスラリーしか含有せず、古いスラリーの領域30は本質的に古いスラリーしか含有しない。新しいスラリーと古いスラリーとが互いに混合して新しいスラリーの領域26と古いスラリーの領域30との間に濃度勾配(領域42によって表す)を生じさせる混合領域42が形成されている。計算機流体力学シミュレーションが、ウェーハの回転のため、ウェーハに隣接するスラリーはパッドの回転方向34以外の方向に押しやられることができるが、ウェーハからいくらか離れたスラリーは、研磨パッド18の表面の「凹凸(asperities)」又は粗さ要素の中に保持され、方向34以外の方向に押しやられることに対してより強く抵抗するということを示す。ウェーハ回転の効果は、円形溝22の、溝がウェーハの回転方向38に対して平行又はほぼ平行である場所でもっとも顕著に表れる。理由は、溝の中のスラリーは、凹凸の中に保持されることはなく、ウェーハ回転によって円形溝22の長手に沿って容易に押しやられるからである。ウェーハ回転の効果は、円形溝22の、溝がウェーハの回転方向38に対して横断方向になる場所ではそれほど顕著ではない。理由は、スラリーを、そうでなければスラリーが閉じ込められる溝の幅に沿ってしか押しやられることができないからである。
円形パターン、たとえば上述した溝パターン以外の溝パターンでは、図示する混合伴流46に類似した混合伴流が発生する。図1の円形の溝を有するパッド18と同様に、これらの代替溝パターンそれぞれで、混合伴流は、ウェーハの回転方向がパッドの溝又は場合によっては溝の線分ともっとも整合する領域でもっとも顕著である。混合伴流は多くのCMP用途で望ましくない。理由は、活性化学種の更新及び熱の除去が、各溝に隣接するパッドの溝なし領域よりも伴流領域でより遅くなるからである。しかし、他の用途では、混合伴流は、まさに使用済み薬品から新鮮な薬品まで、また暖かめの反応ゾーンから冷ための反応ゾーンまで、より緩やか移行を提供するため、有益でありうる。混合伴流なしでは、これらの移行は、好ましくないほど鋭くなり、ウェーハ下のポイント間で研磨条件の有意な変動をもたらすおそれがある。したがって、少なくとも部分的に混合伴流の発生と、そのような伴流が研磨に及ぼす影響の考察に基づいて最適化されているCMP研磨パッド設計が要望されている。
本発明の一つの態様で、磁性基材、光学基材及び半導体基材の少なくとも一つを研磨するのに適した研磨パッドであって、(a)研磨パッド上の第一の点の軌道に対応する第一の境界線と、研磨パッド上の第二の点の軌道によって画定される、第一の境界線から離間した第二の境界線と、によって画定される研磨領域を有する研磨層、(b)第一の境界線に近接する研磨領域の中に少なくとも部分的に含まれ、第一の境界線に近接する地点で第一の境界線に対して−40°〜40°の角度を形成する一つ以上の第一の小さな角度の溝、(c)第二の境界線に近接する研磨領域の中に少なくとも部分的に含まれ、第二の境界線に近接する地点で第二の境界線に対して−40°〜40°の角度を形成する一つ以上の第二の小さな角度の溝、及び(d)それぞれが、研磨領域の中に含まれ、一つ以上の第一の小さな角度の溝と一つ以上の第二の小さな角度の溝との間に位置し、第一の境界線及び第二の境界線それぞれに対して45°〜135°の角度を形成する、複数の大きな角度の溝、を含む研磨研磨パッドを提供する。
本発明のもう一つの態様で、研磨媒体及び先に記載した研磨パッドで基材を研磨する工程を含む、磁性基材、光学基材又は半導体基材を研磨する方法を提供する。
再び図面を参照すると、図2は一般に、本発明で使用するのに適した二軸ケミカルメカニカルポリッシング(CMP)研磨機100の主な特徴を示す。研磨機100は一般に、スラリー120又は他の研磨媒体の存在下で加工物の表面116(以下「被研磨面」と呼ぶ)の研磨を実施するために、物品、たとえばとりわけ半導体ウェーハ112(加工済み又は未加工)又は他の加工物、たとえばガラス、フラットパネル表示装置もしくは磁気情報記憶ディスクと係り合うための研磨層108を有する研磨パッド104を含む。便宜上、以下、一般性を失うことなく「ウェーハ」及び「スラリー」を使用する。加えて、請求の範囲を含めた本明細書に関して、「研磨媒体」及び「スラリー」は、粒子含有研磨溶液及び非粒子含有研磨溶液、たとえば無砥粒及び反応性液研磨溶液を含む。
以下で詳細に論じるように、本発明は、研磨中にウェーハ112と研磨パッド104との間の隙間で発生する混合伴流の形成を増強するか、又は混合伴流のサイズを増大する溝配置形態(たとえば図3Aの溝配置形態144を参照)を研磨パッド104に設けることを含む。上記の背景技術部分で論じたように、混合伴流は、新しいスラリーが古いスラリーに取って代わる隙間で発生し、ウェーハ112の回転方向が研磨パッド104の溝又は場合によっては溝の線分ともっとも整合する領域でもっとも顕著である。
研磨機100は、研磨パッド104が取り付けられるプラテン124を含むことができる。プラテン124は、プラテンドライバ(図示せず)によって、回転軸128を中心に回転可能である。ウェーハ112は、プラテン124の回転軸128に対して平行であり、それから離間している回転軸136を中心に回転可能なウェーハキャリヤ132によって支持することができる。ウェーハキャリヤ132は、ウェーハ112が研磨層108に対してごくわずかに非平行な向きをとることを許すジンバル式リンク(図示せず)を採用したものでもよく、その場合、回転軸128、136はごくわずかに斜行していてもよい。ウェーハ112は、研磨層108に面し、研磨中に平坦化される被研磨面116を含む。ウェーハキャリヤ132は、ウェーハ112を回転させ、研磨中に被研磨面と研磨層との間に所望の圧力が存在するよう下向きの力Fを加えて、被研磨面116を研磨層108に押し当てるように適合されたキャリヤ支持アセンブリ(図示せず)によって支持することができる。研磨機100はまた、スラリー120を研磨層108に供給するためのスラリー導入口140を含むことができる。
当業者が理解するように、研磨機100は、他の部品(図示せず)、たとえばシステム制御装置、スラリー貯蔵・分配システム、加熱システム、すすぎシステムならびに研磨加工の種々の局面を制御するための各種制御系、たとえば、とりわけ(1)ウェーハ112及び研磨パッド104の一方又は両方の回転速度のための、速度制御装置及び選択装置、(2)パッドへのスラリー120の分配の速度及び場所を変えるための、制御装置及び選択装置、(3)ウェーハとパッドとの間に加えられる力Fの大きさを制御するための、制御装置及び選択装置、ならびに(4)パッドの回転軸128に対するウェーハの回転軸136の場所を制御するための、制御装置、作動装置及び選択装置を含むことができる。当業者は、これらの部品を構成し、具現化する方法を理解し、したがって、当業者が本発明を理解し、実施するためのそれらの詳細な説明は不要である。
研磨中、研磨パッド104及びウェーハ112がそれぞれの回転軸128、136を中心に回転し、スラリー120がスラリー導入口140から回転する研磨パッドの上に分配される。スラリー120は、研磨層108上に、ウェーハ112及び研磨パッド104の下の隙間を含めて広がる。研磨パッド104及びウェーハ112は通常、0.1rpm〜150rpmの間で選択される速度で回転するが、必ずしもそうである必要はない。力Fは通常、ウェーハ112と研磨パッド104との間に6.9kPa〜103kPa(0.1psi〜15psi)の所望の圧力を引き起こすように選択される大きさであるが、必ずしもそうである必要はない。
図3Aは、図2の研磨パッド104に関連して、上述したようにパッドの研磨層108に存在する溝148、152、156の中の混合伴流(図1の符号46)の形成を増強するか、又は混合伴流のサイズを増大させる溝配置形態144を示す。一般に、本発明の基礎を成す概念は、研磨層108上のすべての場所又はできるだけ多くの場所で、ウェーハ112の接線速度ベクトルに対して平行又はほぼ平行な溝148、152、156を設けることである。ウェーハ112の回転軸136が研磨パッド104の回転軸128と一致するならば、本発明の理想的な溝パターンは、溝がパッドの回転軸と同心であるパターンであろう。しかし、二軸研磨機、たとえば図2に示す研磨機100では、研磨パッド104の回転軸128とウェーハ112の回転軸136との間のオフセット160によって状況は複雑になる。
それにもかかわらず、ウェーハ112の回転軸136とパッドの回転軸128が一致する場合に研磨を実施する際における可能な理想的な溝パターンに近似する、二軸研磨機用の研磨パッド、たとえばパッド104を設計することは可能である。回転軸128、136の間のオフセット160(図1)の結果として、研磨の作用は、研磨パッド104をして、内側境界線168及び外側境界線172によって画定される研磨領域164(半導体ウェーハプラナリゼーションに関しては一般に、「ウェーハトラック」と呼ばれる)をスイープアウトさせる。一般に、研磨領域164は、研磨層108のうち、研磨中に研磨パッド104がウェーハに対して回転するとき、ウェーハ112の被研磨面(図示せず)に対面する部分である。図示する実施態様では、研磨パッド104は、ウェーハ112がパッドに対して一定の位置で回転する、図2の研磨機100で使用するために設計されている。その結果、研磨領域164は円環状であり、ウェーハ112の被研磨面の直径に等しい、内側境界線168と外側境界線172との間の幅Wを有する。ウェーハ112が回転するだけでなく、研磨層108に対して平行な方向に振動もする実施態様では、研磨領域164は通常、同様に円環状であるが、内側境界線168と外側境界線172との間の幅Wは、振動範囲を勘案して、ウェーハ112の被研磨面の直径よりも大きくなる。内側境界線168及び外側境界線172それぞれは、一般に、パッドが回転軸128を中心に回転するとき、研磨パッド104上の対応する点の軌道によって画定されると考えることができる。すなわち、内側境界線168は一般に、研磨パッド104の研磨層108上の、回転軸128に近接する点の円形軌道によって画定されると考えることができ、外側境界線172は一般に、研磨層上の、回転軸128から遠い点の円形軌道によって画定されると考えることができる。
研磨領域164の内側境界線168は、研磨中にスラリー(図示せず)又は他の研磨媒体を研磨パッド104に供給することができる中央領域176を画定する。ウェーハ112が回転するだけでなく、研磨層108に対して平行な方向に振動もする実施態様では、振動範囲が研磨パッド104の中心又はほぼ中心まで及ぶ場合、中央領域176は過度に小さくなることもあり、その場合、スラリー又は他の研磨媒体は、中心から外れた位置でパッドに供給してもよい。研磨領域164の外側境界線172は通常、研磨パッド104の外周縁180の半径方向内側に位置するが、あるいはまた、この縁と同じ範囲まで延びてもよい。
ウェーハ112の回転方向184が溝148、152、156又はその線分と整合する場所の数を最大限にするやり方で、溝パターン144を設計する際、四つの場所L1、L2、L3、L4、すなわち、研磨パッド104の回転軸128及びウェーハの回転軸136を通って延びる線188沿いの二つの場所と、パッドの回転軸と同心であり、ウェーハの回転軸を通って延びる円弧190沿いの二つの場所とでのウェーハの速度を考慮することが有用である。理由は、これらの場所が、研磨パッド104の回転方向192に対するウェーハ112の四つの速度ベクトルの極限を表すからである。すなわち、場所L1は、ウェーハ112の速度ベクトルV1が本質的に研磨パッド104の回転方向192と正反対であり、この方向で最大の大きさを有する場所を表し、場所L2は、ウェーハの速度ベクトルV2が本質的にパッドの回転方向と同じ方向であり、この方向で最大の大きさを有する場所を表し、場所L3及びL4は、ウェーハの速度ベクトルV3及びV4がパッドの回転方向に対して本質的に垂直であり、その方向で最大の大きさを有する場所を表す。場所L1〜L4でこそ、本発明の基礎を成す原理を適用して、先に論じた理想的な溝パターンを近似することができる。
容易に理解されるように、これら四つの場所L1〜L4におけるウェーハ112の速度ベクトルV1〜V4の考察は一般に、研磨領域164を三つのゾーン、すなわち場所L2に対応するゾーンZ1、場所L3及びL4に対応するゾーンZ2ならびに場所L1に対応するゾーンZ3に分割することにつながる。研磨領域164の幅Wは、一般に、所望のやり方でゾーンZ1〜Z3の間で割り振ることができる。たとえば、ゾーンZ1及びZ3それぞれには幅Wの4分の1を割り当て、ゾーンZ2には幅Wの半分を割り当てることができる。他の割り振り、とりわけ、たとえばWの3分の1をゾーンZ1、Z2及びZ3それぞれに割り当てることもできる。
本発明の基礎を成す原理を適用すること、すなわち、場所L2の速度ベクトルに基づいて、速度ベクトルV1〜V4に対して平行又はほぼ平行である溝148、152、156をゾーンZ1に設けることは、ゾーンZ1では溝148が望ましくは円周方向又はほぼ円周方向であるということを示す。理由は、溝が円周方向、すなわち円形の配置形態を有する場合、速度ベクトルV2が溝148に対して平行になるからである。溝148は真に円形でなくてもよいことが理解されよう。むしろ、各溝148は、外側境界線172又はそれと同心の線とで角度βを形成してもよい。一般に、角度βは、好ましくは−40°〜+40°の範囲、より好ましくは−30°〜+30°の範囲、さらに好ましくは−15°〜+15°の範囲である。加えて、各溝148は、ゾーンZ1内で滑らかで連続的なカーブを有する必要はなく、とりわけ、直線、ジグザグ、波形又は鋸歯形であってもよいことが理解されよう。一般に、ジグザグ、波形、鋸歯形などの各溝148の場合、角度βは、その溝の横断方向の重心を一般に表す線から計測することができる。
溝156に対するゾーンZ3の要件は、ゾーンZ1の場合の要件と本質的に同じであり、主な違いは、場所L1の速度ベクトルV1が場所L2の速度ベクトルV2と反対であることである。したがって、溝156は、ゾーンZ1の溝148のような円周方向であって、内側境界線168に対して平行であってもよい。同じく溝148と同様に、溝156は真に円周方向でなくてもよく、内側境界線168又はそれと同心の線とゼロではない角度αを形成してもよい。一般に、角度αは、好ましくは−40°〜+40°の範囲、より好ましくは−30°〜+30°の範囲、さらに好ましくは−15°〜+15°の範囲である。所望により、各溝156は、たとえば、研磨媒体が研磨パッド104の中心の近くで研磨パッド104に供給される場合に研磨媒体の分散を支援するため、研磨領域164から回転軸128と一致する点又はそれに隣接する点まで延びてもよい。加えて、溝148と同様に、各溝156は、滑らかで連続的なカーブを形成する必要はなく、とりわけ、直線、ジグザグ、波形又は鋸歯形であってもよい。同じく溝148と同様に、ジグザグ、波形、鋸歯形などの形状を有する各溝156の場合、角度αは、その溝の横断方向の重心を一般に表す線から計測することができる。
ゾーンZ2のウェーハ112の速度ベクトルV3及びV4は、それぞれゾーンZ3及びZ1の速度ベクトルV1及びV2に対して垂直である。ゾーンZ2の溝152を、速度ベクトルV3及びV4に対して平行又はほぼ平行にするため、これらの溝は、研磨領域164の内側境界線168及び外側境界線172に対して垂直又は実質的に垂直、すなわち、研磨パッド104の回転軸に対して半径方向又はほぼ半径方向であることができる。これに関して、各溝152は、内側境界線168又は外側境界線172と、好ましくは45°〜135°、より好ましくは60°〜120°、さらに好ましくは75°〜105°の角度γを形成する。
図示するように、溝148、溝152及び溝156の対応するもの同士を互いに接続して、回転軸128に近い場所から研磨領域164を通って、それを超えて延びる連続通路(その一つを図3Aで強調して示し、符号196によって特定する)を形成してもよいが、そうする必要はない。図示するような連続通路196を設けることは、スラリーの利用度に有利であり、研磨くずの洗い流し及び熱の除去を支援することができる。各溝148は、第一の移行部200で対応する各溝152に接続することができ、同様に、各溝152は、第二の移行部204で対応する各溝156に接続することができる。第一の移行部200及び第二の移行部204それぞれは、望みどおり特定の設計に合わせるため、緩やかな、たとえば図示するカーブした移行部であってもよいし、唐突な、たとえば接続される溝148、152、156が互いと鋭角を形成する移行部であってもよい。
研磨領域164は、三つのゾーンZ1〜Z3に分割されたものとして記載したが、当業者は、望むならば、研磨領域をより多くのゾーンに割り振ってもよいということを容易に理解するであろう。しかし、設けられるゾーンの数にかかわらず、各ゾーンに溝、たとえば溝148、152、156を敷設する方法は、ゾーンZ1〜Z3に関して上記した方法と本質的に同じであることができる。すなわち、問題の各ゾーン中、その中の溝の向きは、対応する場所(場所L1〜L4と同様)でのウェーハ速度ベクトル(速度ベクトルV1〜V4と同様)に平行又はほぼ平行であるように選択することができる。
たとえば、二つのさらなるゾーン(図示せず)を、一つはゾーンZ1とゾーンZ2との間に、もう一つはゾーンZ2とZ3との間に、次のように加えることができる。まず、研磨パッド104の回転軸128と、それぞれ同心である二つのさらなる円弧(それぞれ円弧190と同様)を使用して、四つのさらなる速度ベクトルに対応する四つのさらなる場所を決定することができる。さらなる円弧の一方は、場所L1とウェーハ112の回転軸136との間の途中で線188と交差するように配置することができ、他方は、ウェーハの回転軸と場所L2との間の途中で線188と交差するように配置することができる。そして、速度ベクトルのためのさらなる場所を、二つの新たな円弧がウェーハ112の外周縁208と交差する4個の点になるように選択することができる。すると、二つのさらなるゾーンは、ゾーンZ2と円弧190との関係ならびに対応する場所Z3及びZ4と同様に、二つのさらなる円弧に対応する。そして、溝148、152、156に関して先に論じたように、四つのさらなる場所に関してウェーハ112のさらなる速度ベクトルを決定し、新たな溝をさらなる速度ベクトルに対して向けることができる。
図3B及び3Cは、それぞれ、本発明の基礎を成す概念をとらえた、図3Aの溝パターン144の一般変形である溝パターン302、402をそれぞれ有する研磨パッド300、400を示す。図3Bは、ほぼらせん状であり、研磨領域320の対応する内側境界線312及び外側境界線316に対して実質的に平行である1本の溝304、308をそれぞれ部分的に含むものとして、それぞれゾーンZ1′及びZ3′を示す。当然、溝304、308は、他の形状及び向き、たとえば図3Aに関連して先に論じた形状及び向きを有することもできる。図3Bはまた、ほぼ半径方向のカーブした複数の溝324を含み、各溝がそれに沿ういかなる点においても、内側境界線312及び外側境界線316に対してほぼ垂直である(また、溝304、308に対してほぼ垂直である)ものとして、ゾーンZ2′を示す。本発明にしたがって、溝パターン302は、速度ベクトルV1′に対して実質的に平行である溝304、速度ベクトルV2′に対して実質的に平行である溝308ならびに速度ベクトルV3′及びV4′に対して実質的に平行である溝324を提供して、研磨中にゾーンZ1′〜Z3′の中で形成する混合伴流の形成及び程度を増強するということが容易に見てとれる。幅W′は、ゾーンZ1′〜Z3′の間で、適切な方法で、たとえば、とりわけ4分の1W′/2分の1W′/4分の1W′又は各3分の1W′で割り振ることができる。
ゾーンZ1′及びゾーンZ3′ぞれぞれの溝304、308の配置形態に依存して、一以上のさらなる溝をこれらのゾーンに加えて、対応する溝304、308と交差させてもよいということが理解されよう。これは、図3Bのらせん溝304、308に関連して容易に想定することができる。たとえば、ゾーンZ1′及びZ3′は、図示する左回りのらせん溝304、308に加えて、左回りのらせん溝と多くの場所で必然的に交差することになる同様な右回りのらせん溝(図示せず)を、それぞれ含むこともできる。
図3Cは、研磨パッド400に対して実質的にらせん形である複数の溝404を含むものとしてゾーンZ1″を示す。溝404のこの配置形態は、図3Aの溝148の場合と同様な方法で、ゾーンZ1″内での混合伴流の成立及び程度を増強する。また、図3Cは、環状であり、研磨パッド400に対して同心である溝408を含むものとして、ゾーンZ3″を示す。らせん構造形態の溝404がゾーンZ1″内で混合伴流が形成する能力を高めるのと同じく、円形配置形態の溝408は、ゾーンZ3″内で混合伴流が形成する能力を高める。当然、溝404、408は、他の形状及び向き、たとえば図3Aに関連して先に論じた形状及び向きを有することもできる。
図3Cはさらに、内側境界412及び外側境界416に対して、それぞれほぼ垂直である複数の半径方向の溝424を含むものとして、ゾーンZ2″を示す。図3A及び3Bと同様に、本発明にしたがって、溝パターン402は、速度ベクトルV1″に対して実質的に平行である溝408、速度ベクトルV2″に対して実質的に平行である溝404ならびに速度ベクトルV3″及びV4″に対して実質的に平行である溝424を提供して、研磨中にこれらの溝の中で形成する混合伴流の形成及び程度を増強するということが容易に見てとれる。幅W″は、ゾーンZ1″〜Z3″の間で、適当な方法で、たとえば、とりわけ4分の1W″/2分の1W″/4分の1W″又は各3分の1W″で割り振ることができる。
図4は、連続ベルトタイプ研磨パッド500に関連して、本発明を示す。図3A〜3Cに関連して先に論じた回転研磨パッド104、300、400と同様に、図4の研磨パッド500は、ウェーハが研磨中に回転することに加えて振動するかどうかに依存して、ウェーハ516の被研磨面(図示せず)の直径に等しいか、又はそれを超える距離W″′だけ互いに離間した、第一の境界線508及び第二の境界線512によって画定される研磨領域504を含む。また、回転研磨パッド104、300、400と同様に、研磨領域504は、ウェーハ516の特定の速度ベクトル、たとえばそれぞれ場所L1″′、L2″′、L3″′及びL4″′に位置する速度ベクトルV1″′、V2″′、V3″′及びV4″′の方向に基づいて選択される向き又は向き及び形状を有する対応する溝520、524、528を含む、三つのゾーンZ1″′、Z2″′及びZ3″′に分割することができる。研磨領域504の幅W″′は、ゾーンZ1″′、Z″′及びZ3″に対し、図3Aに関して先に論じた方法で割り振ることができる。
同様にして、研磨領域504の形状が図3Aの研磨領域164の形状とは異なり(円形ではなく線形)、図4の場所L3″′及びL4″′が図3Aの場所L3及びL4とは異なること以外、溝520、524、528の向きの選択の基礎を成す原理は、図3Aに関して先に論じたものと本質的に同じである。すなわち、ゾーンZ1″′の溝520は、速度ベクトルV1″′に対して平行又はほぼ平行であり、ゾーンZ2″′の溝524は、速度ベクトルV3″′及びV4″′に対して平行又はほぼ平行であり、ゾーンZ3″′の溝528は、速度ベクトルV2″′に対して平行又はほぼ平行であることが望ましい。これらの希望は、回転研磨パッド104、300、400に関して先に論じた同じ方法で、すなわち、溝520を、研磨領域504の第一の境界線508に対して平行又は実質的に平行にし、溝524を、第一の境界線508及び第二の境界線512に対して垂直又は実質的に垂直にし、溝528を、第二の境界線512に対して平行又は実質的に平行にすることによって満たすことができる。
一般に、これらの目的は、溝520をして、第一の境界線508と約−40°〜+40°、より好ましくは−30°〜+30°の範囲、さらに好ましくは−15°〜+15°の範囲の角度α′を形成させ、溝524をして、第一の境界線508又は第二の境界線512と約45°〜135°、より好ましくは60〜120°、さらに好ましくは75°〜105°の角度γ′を形成させ、溝528をして、第二の境界線512と約−40°〜+40°、より好ましくは−30°〜+30°の範囲、さらに好ましくは−15°〜+15°の範囲の角度β′を形成させることによって満たすことができる。溝520、524、528を互いに接続して連続通路を形成することもできるが、そうする必要はないということが理解されよう。むしろ、溝520、524、528は、たとえば図3Cの溝424のように互いに対して不連続であってもよい。図3Cの半径方向の溝424を、図4のベルトタイプ研磨パッド500に変換するならば、ゾーンZ2″′中の溝524は線形になり、第一の境界線508及び第二の境界線512に対して垂直になるであろう。しかし、溝520、524、528が互いに接続されるならば、移行部は、唐突であってもよいし(図示のとおり)、たとえば図3Aの第一の移行部200及び第二の移行部204と同様に、より緩やかであってもよい。
ウェーハと、円形の溝パターンを有する従来技術の研磨パッドとの隙間における混合伴流の形成を示す部分平面図/部分プロットである。 本発明で使用するのに適した二軸研磨機の一部の斜視図である。 本発明の回転研磨パッドの平面図である。 本発明の代替回転研磨パッドの平面図である。 本発明のもう一つの代替回転研磨パッドの平面図である。 本発明のベルトタイプ研磨パッドの部分平面図である。

Claims (4)

  1. 磁性基材、光学基材及び半導体基材の少なくとも一つを研磨するのに適した、回転軸を中心に回転可能な回転研磨パッドであって、
    (a)研磨パッド上の回転軸を中心とする第一の円形に対応する第一の境界線と、研磨パッド上の回転軸を中心とする第二の円形によって画定され、前記第一の境界線から離間した第二の境界線と、第二の境界線に接する第一のゾーンと、第三のゾーン及び第一のゾーンの間の第二のゾーンと、第一の境界線に接する第三のゾーンとによって画定される研磨領域を有する研磨層、
    (b)前記第一の境界線に接する前記研磨領域の中に少なくとも部分的に含まれ、前記第一の境界線に接する地点で前記第一の境界線に対して−40°〜40°の角度を形成する、第三のゾーンの中の複数の第一の小さな角度の溝であって、第三のゾーンの中の溝が複数の第一の小さな角度の溝からなる、複数の第一の小さな角度の溝
    (c)前記第二の境界線に接する前記研磨領域の中に少なくとも部分的に含まれ、前記第二の境界線に接する地点で前記第二の境界線に対して−40°〜40°の角度を形成する、第一のゾーンの中の複数の第二の小さな角度の溝であって、第一のゾーンの溝が複数の第二の小さな角度の溝からなる、複数の第二の小さな角度の溝、及び
    (d)それぞれが、前記研磨領域の中に含まれ、前記複数の第一の小さな角度の溝と前記複数の第二の小さな角度の溝との間に位置し、前記第一の境界線及び前記第二の境界線それぞれに対して60°〜120°の角度を形成する、第二のゾーンの中の複数の大きな角度の溝であって、第二のゾーンの溝が複数の大きな角度の溝からなる、複数の大きな角度の溝
    を含む研磨パッド。
  2. 前記複数の第一の小さな角度の溝それぞれ及び前記複数の第二の小さな角度の溝それぞれが、らせん溝である、請求項記載の研磨パッド。
  3. 前記複数の大きな角度の溝それぞれが、前記回転研磨パッドの前記回転軸に対して半径方向にある、請求項記載の研磨パッド。
  4. 前記複数の大きな角度の溝それぞれ一つが、第一端で前記複数の第一の小さな角度の溝の対応する一つに接続し、第二端で前記複数の第二の小さな角度の溝の対応する一つに接続する、請求項記載の研磨パッド。
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