JP2003209077A - Cmp装置及び半導体装置 - Google Patents
Cmp装置及び半導体装置Info
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- Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)
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Abstract
スラリーの回り込みを向上させる。 【解決手段】 回転可能な研磨テーブル2上に設置され
た研磨パッド3の表面に中心から放射状に延びた溝3a
を形成し、研磨テーブル2の中央からスラリー4を供給
することにより、スラリー4は溝3aに溜まり、スラリ
ー4を効率よく供給しながら研磨パッド3に半導体ウエ
ハを接触させることにより、半導体ウエハを研磨し、研
磨レートを向上させる。
Description
の一種であるCMP(chemical mechan
ical polishing:化学的機械研磨)装置
に関するものであり、特にCMP装置に使用される研磨
布において、スラリー回り込みのための溝加工形状を工
夫したものであり、溝加工形状を放射状にしたものであ
る。
あり、図において、11は研磨対象となる半導体ウエハ
がポリッシング面に装着されたポリッシングヘッド(研
磨ヘッド)であり、このポリッシングヘッド11は回転
可能に構成されている。又、12は回転可能な研磨テー
ブル、13は研磨テーブル12の上面に設置された研磨
パッド(研磨布)、14は化学的な研磨剤であるスラリ
ー、15はスラリー供給口である。
面加工形状を示すための平面図であり、図5(a)に示し
たものはperforate−type、図5(b)に示
したものはsquare−type、図5(c)に示した
ものはk−grove−typeといわれるものであっ
て、それぞれスラリー14の回り込みを考慮されて作ら
れており、スラリー滴下位置、並びに回転速度により選
定されるようになっている。
示したperforate−typeを使用したCMP
装置を示す平面図、図7は同じくポリッシングヘッド1
1部を示す拡大断面図であり、図において、16は研磨
対象となる半導体ウエハ、17はポリッシングヘッド1
1におけるガイドリングであり、このガイドリング17
は半導体ウエハ16の飛び出しを防止することも目的と
したものである。perforate−typeの場
合、図6に示すように、研磨パッド13全面にスラリー
溜めのための穴が設けられており、滴下ポイントAに滴
下されたスラリー14は矢印aに示すような流れとな
り、ポリッシングヘッド11の外周をつたって流れるよ
うになる。
上のように構成されているので、中央からスラリーを滴
下する装置では、主に、perforate−type
の研磨パッドが使用されているが、これではポリッシン
グ面へのスラリーの供給が少なくなり、このため、スラ
リーは、ポリッシングヘッドの外周をつたって、研磨テ
ーブル外周へと抜けてしまうという問題点があった。
めになされたものであり、研磨パッドの溝形状を放射状
にすることによって、スラリーの回り込みをperfo
rate−typeより向上させることを目的とするも
のである。
るCMP装置は、上面に研磨パッドが設置される回転可
能な研磨テーブルと、半導体ウエハを取り付け、研磨パ
ッドに半導体ウエハを接触させることにより半導体ウエ
ハを研磨するようにした回転可能なポリッシングヘッド
と、半導体ウエハの研磨剤となるスラリーとからなるも
のであって、研磨パッドに中心から放射状に延びた溝を
形成したものである。
研磨パッドに同心円状の溝を形成したものである。
請求項1又は請求項2記載のCMP装置によって製造さ
れるものである。
ical mechanical polishin
g:化学的機械研磨)は、基板表面の段差を全面平坦化
する技術で、基板表面をプラテンと呼ばれる、回転する
大口径平板上の研磨布に一定圧力で押しつけ、スラリー
と呼ばれるpHを制御したアルミナなどの砥石を含む化
学的な研磨剤で研磨するものである。原理はプレストン
の式で記述できる機械的研磨レートRと化学反応による
エッチングの合成の作用である。機械的研磨レートは、
R=k・p・vで表わされる。
上の圧力、vは回転する基板上の各点の相対速度をそれ
ぞれ表わす。基板全面の各点が一定の相対速度を得るた
めに基板が自転し、プラテン上を同一方向に公転する機
構が採用されている。基板の圧力が大きいほど、又、回
転速度が大きいほど研磨レートが大きくなる。化学的に
は、基板表面層をスラリーの化学反応により変質化し、
砥石を用いて回転除去する。
説明する。図1はこの発明の実施の形態1によるCMP
装置を示す斜視図であり、図において、1は研磨対象と
なる半導体ウエハがポリッシング面に装着されたポリッ
シングヘッド(研磨ヘッド)であり、このポリッシング
ヘッド1は回転可能に構成されている。又、2は回転可
能な研磨テーブル、3は研磨テーブル2の上面に設置さ
れた研磨パッド(研磨布)、4は化学的な研磨剤である
スラリー、5はスラリー供給口である。又、図2は研磨
パッド3を示す平面図であり、3aは中心から放射状に
形成された溝である。尚、図2においては、直線状の溝
3aを設けた場合を示しているが、曲線状の溝であって
もよい。
うな、研磨テーブル2の中央からスラリー4を供給する
ようなCMP装置において、研磨パッドの溝形状として
図2に示すような放射状の溝3aとすることにより、中
央に滴下されたスラリー4は溝3aに溜まり、研磨テー
ブル2の回転によりスラリー4は外周へと伝達され、ス
ラリー4の回り込みを確保でき、ポリッシングヘッド1
の下(ポリッシング面)へ効率よく供給されるものであ
る。以上のように構成することにより、研磨レートを向
上させることができるとともに、生産能力(スループッ
ト)を向上させることができる。
態2によるCMP装置における研磨パッドを示す平面図
である。上記実施の形態1においては、溝を中心から放
射状に直線的に加工した場合について説明したが、直線
的な溝3aのみでは、滴下したスラリー4が外周に流れ
出てしまう部分が多くなる。
ように、ポリッシング面でのスラリー4を停留させるた
め、研磨パッド3において、ポリッシングヘッド1の直
下のポリッシング面に数本の同心円状に加工された溝3
bを設けるものである。このように構成することによ
り、効果的にポリッシング面にスラリー4を滞留させる
ことができ、研磨レートを向上させることができるとと
もに、生産能力(スループット)を向上させることがで
きる。更に、上記実施の形態1,2で示したCMP装置
を使用することにより生産された半導体ウエハは品質及
び性能の優れたものとなる。
よれば、上面に研磨パッドが設置される回転可能な研磨
テーブルと、半導体ウエハを取り付け、研磨パッドに半
導体ウエハを接触させることにより半導体ウエハを研磨
するようにした回転可能なポリッシングヘッドと、半導
体ウエハの研磨剤となるスラリーとからなるものであっ
て、研磨パッドに中心から放射状に延びた溝を形成した
ので、スラリーをポリッシング面に効率よく供給させる
ことができ、研磨レート並びにスループットを向上させ
ることができる。
れば、研磨パッドに同心円状の溝を形成したので、ポリ
ッシング面に効果的にスラリーを滞留させることができ
る。
れば、請求項1又は請求項2記載のCMP装置によって
製造されるので、品質、性能のよい半導体装置が得られ
る。
示す斜視図である。
示す平面図である。
示す平面図である。
(c)である。
ド部を示す拡大断面図である。
パッド、3a,3b溝、4 スラリー。
Claims (3)
- 【請求項1】 上面に研磨パッドが設置される回転可能
な研磨テーブルと、半導体ウエハを取り付け、上記研磨
パッドに上記半導体ウエハを接触させることにより上記
半導体ウエハを研磨するようにした回転可能なポリッシ
ングヘッドと、上記半導体ウエハの研磨剤となるスラリ
ーとからなるCMP装置において、上記研磨パッドに中
心から放射状に延びた溝を形成したことを特徴とするC
MP装置。 - 【請求項2】 研磨パッドに同心円状の溝を形成したこ
とを特徴とする請求項1記載のCMP装置。 - 【請求項3】 請求項1又は請求項2記載のCMP装置
によって製造されることを特徴とする半導体装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002005834A JP2003209077A (ja) | 2002-01-15 | 2002-01-15 | Cmp装置及び半導体装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002005834A JP2003209077A (ja) | 2002-01-15 | 2002-01-15 | Cmp装置及び半導体装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003209077A true JP2003209077A (ja) | 2003-07-25 |
JP2003209077A5 JP2003209077A5 (ja) | 2005-08-04 |
Family
ID=27644764
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
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Country Status (1)
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-
2002
- 2002-01-15 JP JP2002005834A patent/JP2003209077A/ja active Pending
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